JPH07265774A - 樹脂塗工機の樹脂量プロファイルの制御装置及び塗工方法 - Google Patents
樹脂塗工機の樹脂量プロファイルの制御装置及び塗工方法Info
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- JPH07265774A JPH07265774A JP6392394A JP6392394A JPH07265774A JP H07265774 A JPH07265774 A JP H07265774A JP 6392394 A JP6392394 A JP 6392394A JP 6392394 A JP6392394 A JP 6392394A JP H07265774 A JPH07265774 A JP H07265774A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂塗工機の樹脂量プロファイル制御装置及
び塗工方法に係り、円筒状に巻き取った樹脂被覆紙のヨ
レ、フクレを防止する。 【構成】 ウェブの幅方向に樹脂を供給する樹脂供給装
置28と、リップの開度を調節する開度調節装置10と
を有する樹脂塗工機の樹脂量プロファイル制御装置にお
いて、原紙の幅方向の複数個所坪量を検出する坪量検出
装置24と、樹脂被覆紙の幅方向の複数個所の樹脂量を
検出する樹脂量検出装置16と、原紙坪量と原紙坪量設
定値の差分である差分原紙坪量に樹脂制御定数(−0.
8〜−0.05)を乗じて樹脂量設定値を加えた樹脂量
目標値に、樹脂被覆紙の樹脂量を一致する方向に前記開
度調節装置を制御する制御手段とを備えることを特徴と
する樹脂塗工機の樹脂量プロファイル制御装置及び塗工
方法。
び塗工方法に係り、円筒状に巻き取った樹脂被覆紙のヨ
レ、フクレを防止する。 【構成】 ウェブの幅方向に樹脂を供給する樹脂供給装
置28と、リップの開度を調節する開度調節装置10と
を有する樹脂塗工機の樹脂量プロファイル制御装置にお
いて、原紙の幅方向の複数個所坪量を検出する坪量検出
装置24と、樹脂被覆紙の幅方向の複数個所の樹脂量を
検出する樹脂量検出装置16と、原紙坪量と原紙坪量設
定値の差分である差分原紙坪量に樹脂制御定数(−0.
8〜−0.05)を乗じて樹脂量設定値を加えた樹脂量
目標値に、樹脂被覆紙の樹脂量を一致する方向に前記開
度調節装置を制御する制御手段とを備えることを特徴と
する樹脂塗工機の樹脂量プロファイル制御装置及び塗工
方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂塗工機の樹脂量プ
ロファイル制御装置及び塗工方法に係り、樹脂被覆紙の
幅方向の樹脂量プロファイルを、原紙坪量プロファイル
から演算で求めた樹脂量目標プロファイルに対応させて
ダイのリップの開度を調節して制御する方法に関するも
のである。この制御方法により、樹脂被覆紙の巻取(円
筒状のロール)の形状を均一にすることも可能としてい
る。
ロファイル制御装置及び塗工方法に係り、樹脂被覆紙の
幅方向の樹脂量プロファイルを、原紙坪量プロファイル
から演算で求めた樹脂量目標プロファイルに対応させて
ダイのリップの開度を調節して制御する方法に関するも
のである。この制御方法により、樹脂被覆紙の巻取(円
筒状のロール)の形状を均一にすることも可能としてい
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の樹脂塗工機の構成図であ
る。図6において、送り出し装置2によって送り出され
た原紙18は、最初にコロナ処理装置4でコロナ処理が
行われる。樹脂供給装置28は押し出し機6とダイ8を
有しており、押し出し機6で樹脂は溶融されてダイ8に
供給される。ダイ8は幅方向にリップ26と複数の開度
調節装置10を有している。このダイ8によって押し出
された熱溶融樹脂フィルムは、原紙18と共にクーリン
グロール12とプレスロール14の間を通過し、この間
に圧着・接合・冷却・固化が行われて樹脂被覆紙20と
なる。樹脂被覆紙20は、樹脂量検出装置16によって
幅方向の樹脂量が検出され、最終的に巻き取り装置22
によって円筒状に巻き上げられる。
る。図6において、送り出し装置2によって送り出され
た原紙18は、最初にコロナ処理装置4でコロナ処理が
行われる。樹脂供給装置28は押し出し機6とダイ8を
有しており、押し出し機6で樹脂は溶融されてダイ8に
供給される。ダイ8は幅方向にリップ26と複数の開度
調節装置10を有している。このダイ8によって押し出
された熱溶融樹脂フィルムは、原紙18と共にクーリン
グロール12とプレスロール14の間を通過し、この間
に圧着・接合・冷却・固化が行われて樹脂被覆紙20と
なる。樹脂被覆紙20は、樹脂量検出装置16によって
幅方向の樹脂量が検出され、最終的に巻き取り装置22
によって円筒状に巻き上げられる。
【0003】一般的に行われている樹脂量プロファイル
制御は、樹脂量検出装置16によって検出された幅方向
の樹脂量と樹脂量設定値を比較して各検出位置の偏差を
求める。その偏差を小さくする方向にリップ26を開度
調節装置10によって調節して行われている。
制御は、樹脂量検出装置16によって検出された幅方向
の樹脂量と樹脂量設定値を比較して各検出位置の偏差を
求める。その偏差を小さくする方向にリップ26を開度
調節装置10によって調節して行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した制御により、
一般的には樹脂量プロファイルの偏差が小さくなるよう
に行われている。
一般的には樹脂量プロファイルの偏差が小さくなるよう
に行われている。
【0005】ところが、原紙18は原紙坪量プロファイ
ルに凹凸のバラツキを持っている。したがって原紙18
に上述した制御により樹脂をコーティングして製造した
樹脂被覆紙20を巻き取り装置22により円筒状に仕上
げたときに、それの表面が凸凹になることがある。これ
は、巻取の品質を悪化させるタルミ又はヨレの発生を引
き起こす原因であり、例えば印画紙の場合、乳剤の塗布
量が不均一となることからも、品質管理面から好ましい
ものではなかった。従って、樹脂被覆紙の製造を連続的
に行う際に、樹脂被覆紙の坪量プロファイルを管理する
事は極めて重要な問題である。
ルに凹凸のバラツキを持っている。したがって原紙18
に上述した制御により樹脂をコーティングして製造した
樹脂被覆紙20を巻き取り装置22により円筒状に仕上
げたときに、それの表面が凸凹になることがある。これ
は、巻取の品質を悪化させるタルミ又はヨレの発生を引
き起こす原因であり、例えば印画紙の場合、乳剤の塗布
量が不均一となることからも、品質管理面から好ましい
ものではなかった。従って、樹脂被覆紙の製造を連続的
に行う際に、樹脂被覆紙の坪量プロファイルを管理する
事は極めて重要な問題である。
【0006】本発明の目的は、樹脂被覆紙の巻取形状を
均一にし、製品の品質を下げるヨレ、フクレを防止する
樹脂塗工機の樹脂量プロファイルの制御装置及び塗工方
法を提供することを目的とする。
均一にし、製品の品質を下げるヨレ、フクレを防止する
樹脂塗工機の樹脂量プロファイルの制御装置及び塗工方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記に鑑
み鋭意研究した結果、本発明の樹脂塗工機の樹脂量プロ
ファイル制御装置を発明するに至った。
み鋭意研究した結果、本発明の樹脂塗工機の樹脂量プロ
ファイル制御装置を発明するに至った。
【0008】即ち、本発明の樹脂塗工機の樹脂量プロフ
ァイル制御装置は、ウェブの幅方向に設けられたリップ
の開度に応じた量の樹脂を供給する樹脂供給装置と、リ
ップの開度を複数個所で調節する開度調節装置と、樹脂
被覆紙を巻き取る装置とを有する樹脂塗工機の樹脂量プ
ロファイル制御装置において、下記1)及び2)の各検出装
置と該検出装置による制御手段3)とを具備してなること
を特徴とするものである。 1)原紙の幅方向の複数個所の坪量を検出する坪量検出装
置 2)樹脂被覆紙の幅方向の複数個所の樹脂量を検出する樹
脂量検出装置 3)ウェブの幅方向の各検出位置で検出された原紙坪量と
原紙坪量設定値の差分である差分原紙坪量に樹脂制御定
数(−0.8〜−0.05)を乗じて樹脂量設定値を加
えた樹脂量目標値に対して、ウェブの幅方向の各検出位
置で検出された樹脂被覆紙の樹脂量を一致する方向に該
開度調節装置を制御する制御手段
ァイル制御装置は、ウェブの幅方向に設けられたリップ
の開度に応じた量の樹脂を供給する樹脂供給装置と、リ
ップの開度を複数個所で調節する開度調節装置と、樹脂
被覆紙を巻き取る装置とを有する樹脂塗工機の樹脂量プ
ロファイル制御装置において、下記1)及び2)の各検出装
置と該検出装置による制御手段3)とを具備してなること
を特徴とするものである。 1)原紙の幅方向の複数個所の坪量を検出する坪量検出装
置 2)樹脂被覆紙の幅方向の複数個所の樹脂量を検出する樹
脂量検出装置 3)ウェブの幅方向の各検出位置で検出された原紙坪量と
原紙坪量設定値の差分である差分原紙坪量に樹脂制御定
数(−0.8〜−0.05)を乗じて樹脂量設定値を加
えた樹脂量目標値に対して、ウェブの幅方向の各検出位
置で検出された樹脂被覆紙の樹脂量を一致する方向に該
開度調節装置を制御する制御手段
【0009】本発明の樹脂塗工機の樹脂量プロファイル
制御装置において、制御手段が、下記1)〜3)の各制御手
段からなることを特徴とするものである。 1)坪量検出装置により検出された原紙坪量プロファイル
から原紙坪量設定値を減じて差分原紙坪量プロファイル
とする手段 2)差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定数(−0.8
〜−0.05)を乗じて樹脂量設定値を加えて樹脂量目
標プロファイルとする手段 3)樹脂量検出装置により検出された樹脂被覆紙の樹脂量
プロファイルを樹脂量目標プロファイルに一致する方向
に開度調節装置を制御する開度指令手段 又、樹脂塗工方法において、下記1)〜7)の各工程からな
ることを特徴とするものである。 1)ウェブの幅方向に設けられたリップの開度に応じた量
の樹脂を供給する樹脂供給工程 2)原紙の幅方向の坪量を検出し原紙坪量プロファイルと
する工程 3)検出された原紙坪量プロファイルから原紙坪量設定値
を減じて差分原紙坪量プロファイルとする工程 4)差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定数(−0.8
〜−0.05)を乗じて樹脂量設定値を加えて樹脂量目
標プロファイルとする工程 5)樹脂被覆紙の幅方向の樹脂量を検出し樹脂量プロファ
イルとする工程 6)樹脂量プロファイルを樹脂量目標プロファイルに対応
し一致する方向にリップの開度を調節する工程 7)樹脂被覆紙を円筒状に巻き取る巻き取り工程
制御装置において、制御手段が、下記1)〜3)の各制御手
段からなることを特徴とするものである。 1)坪量検出装置により検出された原紙坪量プロファイル
から原紙坪量設定値を減じて差分原紙坪量プロファイル
とする手段 2)差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定数(−0.8
〜−0.05)を乗じて樹脂量設定値を加えて樹脂量目
標プロファイルとする手段 3)樹脂量検出装置により検出された樹脂被覆紙の樹脂量
プロファイルを樹脂量目標プロファイルに一致する方向
に開度調節装置を制御する開度指令手段 又、樹脂塗工方法において、下記1)〜7)の各工程からな
ることを特徴とするものである。 1)ウェブの幅方向に設けられたリップの開度に応じた量
の樹脂を供給する樹脂供給工程 2)原紙の幅方向の坪量を検出し原紙坪量プロファイルと
する工程 3)検出された原紙坪量プロファイルから原紙坪量設定値
を減じて差分原紙坪量プロファイルとする工程 4)差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定数(−0.8
〜−0.05)を乗じて樹脂量設定値を加えて樹脂量目
標プロファイルとする工程 5)樹脂被覆紙の幅方向の樹脂量を検出し樹脂量プロファ
イルとする工程 6)樹脂量プロファイルを樹脂量目標プロファイルに対応
し一致する方向にリップの開度を調節する工程 7)樹脂被覆紙を円筒状に巻き取る巻き取り工程
【0010】以下、本発明の樹脂塗工機の樹脂量プロフ
ァイルの制御装置及び塗工方法について、詳細に説明す
る。
ァイルの制御装置及び塗工方法について、詳細に説明す
る。
【0011】本発明において、樹脂量プロファイルは、
以下の方法によって計算される。まず、原紙の幅方向の
複数個所の坪量を検出し、原紙坪量プロファイルを求め
る。この原紙坪量プロファイルから樹脂量プロファイル
を制御する為の樹脂量目標プロファイルを計算する。
以下の方法によって計算される。まず、原紙の幅方向の
複数個所の坪量を検出し、原紙坪量プロファイルを求め
る。この原紙坪量プロファイルから樹脂量プロファイル
を制御する為の樹脂量目標プロファイルを計算する。
【0012】計算方法は、原紙坪量プロファイルと原紙
坪量設定値の差分を求める。この差分に樹脂制御定数を
乗じて樹脂量設定値を加えて樹脂量目標プロファイルを
求める。原紙坪量設定値及び樹脂量設定値は、製造時の
管理値または各プロファイルの平均値とする。
坪量設定値の差分を求める。この差分に樹脂制御定数を
乗じて樹脂量設定値を加えて樹脂量目標プロファイルを
求める。原紙坪量設定値及び樹脂量設定値は、製造時の
管理値または各プロファイルの平均値とする。
【0013】樹脂被覆紙の幅方向の樹脂量プロファイル
を樹脂量目標プロファイルに一致する方向にリップの開
度を調節することが好ましい。
を樹脂量目標プロファイルに一致する方向にリップの開
度を調節することが好ましい。
【0014】このような調節により、原紙坪量プロファ
イルの凹凸のバラツキを樹脂量プロファイルで補填する
ため、樹脂被覆紙の坪量プロファイルの凹凸のバラツキ
が減少する。
イルの凹凸のバラツキを樹脂量プロファイルで補填する
ため、樹脂被覆紙の坪量プロファイルの凹凸のバラツキ
が減少する。
【0015】このため、樹脂被覆紙を巻き取り装置によ
り円筒状に巻き取られても、巻取の表面の凹凸は無くな
り平坦となる。
り円筒状に巻き取られても、巻取の表面の凹凸は無くな
り平坦となる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0017】図1は、本発明の樹脂塗工機の制御装置の
構成図である。塗工される原紙18は、坪量検出装置2
4、コロナ処理装置4、樹脂供給装置(押し出し機6、
ダイ8)28、樹脂固着装置(クーリングロール12、
プレスロール14)30及び樹脂量検出装置16からな
る装置を順番に搬送されて加工される。
構成図である。塗工される原紙18は、坪量検出装置2
4、コロナ処理装置4、樹脂供給装置(押し出し機6、
ダイ8)28、樹脂固着装置(クーリングロール12、
プレスロール14)30及び樹脂量検出装置16からな
る装置を順番に搬送されて加工される。
【0018】坪量検出装置24は、原紙18の幅方向に
坪量を検出する。坪量検出装置24で検出された原紙1
8の幅方向の原紙坪量プロファイル信号A1(X)は、
制御手段80へ入力される。但し、原紙18の幅方向の
位置をX、各位置における坪量をA1(X)とする。
坪量を検出する。坪量検出装置24で検出された原紙1
8の幅方向の原紙坪量プロファイル信号A1(X)は、
制御手段80へ入力される。但し、原紙18の幅方向の
位置をX、各位置における坪量をA1(X)とする。
【0019】坪量検出装置24は、例えば、図3に示し
たように原紙18を挟んで対向させたβ線発信器60及
び受信器62からなるB/Mセンサで構成することがで
きる。この場合、原紙18を通過したβ線を受信器62
で受信し、その減衰量により坪量が検出される。
たように原紙18を挟んで対向させたβ線発信器60及
び受信器62からなるB/Mセンサで構成することがで
きる。この場合、原紙18を通過したβ線を受信器62
で受信し、その減衰量により坪量が検出される。
【0020】樹脂供給装置28は、押し出し機6とダイ
8を有しており、内部で樹脂を溶融して熱溶融樹脂フィ
ルムを供給する。熱溶融樹脂フィルムの供給量は、押し
出し機6の押し出し量とダイ8のリップ26の開度によ
って調節される。熱溶融樹脂フィルムは、原紙18と供
にクーリングロール12とプレスロール14の間を通過
し、この間に圧着・接合・冷却・固化が行われ、樹脂被
覆紙20となる。
8を有しており、内部で樹脂を溶融して熱溶融樹脂フィ
ルムを供給する。熱溶融樹脂フィルムの供給量は、押し
出し機6の押し出し量とダイ8のリップ26の開度によ
って調節される。熱溶融樹脂フィルムは、原紙18と供
にクーリングロール12とプレスロール14の間を通過
し、この間に圧着・接合・冷却・固化が行われ、樹脂被
覆紙20となる。
【0021】樹脂供給装置28及び開度調節装置10
は、例えば図2の拡大透視図で示される。
は、例えば図2の拡大透視図で示される。
【0022】ダイ8には原紙の幅方向にリップ26を有
している。押し出される溶融樹脂量は、リップ42a、
42bの開閉によって調節される。このリップ42a、
42bの開度調節は、ダイボルト44によって調節され
る。冷却ゾーン48には、常に冷却用の空気が送り込ま
れてダイボルト44を常に冷却し、逆にヒーター46に
電力が供給されてダイボルト44を加熱する。ダイボル
ト44は、この温度変化によって熱膨張が変化してリッ
プ42aを押し引きし、リップの開度を調節する。即
ち、ヒーター46への電力の供給量を調節することで樹
脂量を制御する。
している。押し出される溶融樹脂量は、リップ42a、
42bの開閉によって調節される。このリップ42a、
42bの開度調節は、ダイボルト44によって調節され
る。冷却ゾーン48には、常に冷却用の空気が送り込ま
れてダイボルト44を常に冷却し、逆にヒーター46に
電力が供給されてダイボルト44を加熱する。ダイボル
ト44は、この温度変化によって熱膨張が変化してリッ
プ42aを押し引きし、リップの開度を調節する。即
ち、ヒーター46への電力の供給量を調節することで樹
脂量を制御する。
【0023】樹脂量検出装置16は、樹脂被覆紙20の
幅方向の樹脂量を検出する。樹脂量検出装置16で検出
された樹脂被覆紙20の幅方向の樹脂量プロファイル信
号B1(X)は、制御手段80へ入力される。ただし、
樹脂被覆紙20の幅方向の位置をX、各位置における樹
脂量をB1(X)とする。
幅方向の樹脂量を検出する。樹脂量検出装置16で検出
された樹脂被覆紙20の幅方向の樹脂量プロファイル信
号B1(X)は、制御手段80へ入力される。ただし、
樹脂被覆紙20の幅方向の位置をX、各位置における樹
脂量をB1(X)とする。
【0024】樹脂量検出装置16は、例えば、図4(図
1の樹脂量検出装置の拡大図)に示したように、樹脂被
覆紙20の樹脂面に赤外線の発信器と受信器を備えた赤
外線膜圧計70で構成することができる。この場合、樹
脂被覆紙20の表面に塗工された樹脂層に赤外線を照射
し、反射した赤外線を受信器で受信し、その減衰量によ
り樹脂量が検出される。
1の樹脂量検出装置の拡大図)に示したように、樹脂被
覆紙20の樹脂面に赤外線の発信器と受信器を備えた赤
外線膜圧計70で構成することができる。この場合、樹
脂被覆紙20の表面に塗工された樹脂層に赤外線を照射
し、反射した赤外線を受信器で受信し、その減衰量によ
り樹脂量が検出される。
【0025】制御手段80には、坪量検出装置24の受
信機62と樹脂量検出装置16の赤外線膜圧計70及び
ダイボルト44を伸縮させるヒーター46が接続されて
いる。この制御手段80は、制御部、演算部及びレジス
タ部を有するCPU、プログラムや各種データを記憶す
るRAM或はROM等のメモリ、入出力インターフェー
ス等により構成されるが、機能的にはスムージング処理
手段82、差分坪量プロファイル信号出力手段84、樹
脂量目標プロファイル信号出力手段86、開度指令手段
88を有する。
信機62と樹脂量検出装置16の赤外線膜圧計70及び
ダイボルト44を伸縮させるヒーター46が接続されて
いる。この制御手段80は、制御部、演算部及びレジス
タ部を有するCPU、プログラムや各種データを記憶す
るRAM或はROM等のメモリ、入出力インターフェー
ス等により構成されるが、機能的にはスムージング処理
手段82、差分坪量プロファイル信号出力手段84、樹
脂量目標プロファイル信号出力手段86、開度指令手段
88を有する。
【0026】図5は、図1に示した制御手段の行う処理
のフローチャートを示す。ステップ1において、坪量検
出装置24により検出された原紙坪量プロファイルA1
(X)と樹脂量検出装置16により検出された樹脂被覆
紙の樹脂量プロファイルB1(X)を取り込む。
のフローチャートを示す。ステップ1において、坪量検
出装置24により検出された原紙坪量プロファイルA1
(X)と樹脂量検出装置16により検出された樹脂被覆
紙の樹脂量プロファイルB1(X)を取り込む。
【0027】次いで、ステップ2において、原紙坪量プ
ロファイル及び樹脂被覆紙の樹脂量プロファイルに対し
て、公知のスムージング処理を施す。このスムージング
処理は、検出値のランダムな変動の影響を少なくするた
めに行うものであり、原紙18及び樹脂被覆紙20の幅
方向の各位値において、例えば、次式の計算を行う。
ロファイル及び樹脂被覆紙の樹脂量プロファイルに対し
て、公知のスムージング処理を施す。このスムージング
処理は、検出値のランダムな変動の影響を少なくするた
めに行うものであり、原紙18及び樹脂被覆紙20の幅
方向の各位値において、例えば、次式の計算を行う。
【0028】
【数1】
【0029】
【数2】
【0030】但し、A2(X)はスムージング処理後の
原紙坪量プロファイル、A2OLDは前回のスムージング
処理後の原紙坪量プロファイル、SFはスムージングフ
ァクタで1以下の値、例えば0.2である。又、B2
(X)はスムージング処理後の樹脂被覆紙の樹脂量プロ
ファイル、B2OLDは前回のスムージング処理後の樹脂
被覆紙の樹脂量プロファイルである。このスムージング
処理は、スムージング処理手段82が行う。
原紙坪量プロファイル、A2OLDは前回のスムージング
処理後の原紙坪量プロファイル、SFはスムージングフ
ァクタで1以下の値、例えば0.2である。又、B2
(X)はスムージング処理後の樹脂被覆紙の樹脂量プロ
ファイル、B2OLDは前回のスムージング処理後の樹脂
被覆紙の樹脂量プロファイルである。このスムージング
処理は、スムージング処理手段82が行う。
【0031】ステップ3で次式の計算を行う。 A3(X)=A2(X)−A0
【0032】即ち、スムージング処理を施した後の原紙
坪量プロファイルA2(X)から、原紙坪量設定値A0
を減算して差分原紙坪量プロファイルA3(X)とす
る。この処理は、差分原紙坪量プロファイル信号出力手
段84が行う。
坪量プロファイルA2(X)から、原紙坪量設定値A0
を減算して差分原紙坪量プロファイルA3(X)とす
る。この処理は、差分原紙坪量プロファイル信号出力手
段84が行う。
【0033】次いで、ステップ4において、次式の計算
を行う。 B3(X)=A3(X)×k+B0
を行う。 B3(X)=A3(X)×k+B0
【0034】即ち、差分原紙坪量プロファイルA3
(X)に樹脂制御定数kを乗じて、樹脂量設定値B0を
加算して樹脂量目標プロファイルB3(X)とする。樹
脂制御定数は、塗工する樹脂の物性及び樹脂量によって
変える値であるが、樹脂被覆紙の場合、−0.8〜−
0.2が好ましい。この処理は、樹脂量目標プロファイ
ル信号出力手段86が行う。
(X)に樹脂制御定数kを乗じて、樹脂量設定値B0を
加算して樹脂量目標プロファイルB3(X)とする。樹
脂制御定数は、塗工する樹脂の物性及び樹脂量によって
変える値であるが、樹脂被覆紙の場合、−0.8〜−
0.2が好ましい。この処理は、樹脂量目標プロファイ
ル信号出力手段86が行う。
【0035】ステップ5では、ヒーターに供給される電
力を制御することにより、樹脂量目標プロファイルB3
(X)と樹脂量プロファイルB2(X)の差分が小さく
なるように制御する。この処理は、開度指令手段88が
行う。
力を制御することにより、樹脂量目標プロファイルB3
(X)と樹脂量プロファイルB2(X)の差分が小さく
なるように制御する。この処理は、開度指令手段88が
行う。
【0036】例えば、B3(X)>B2(X)の場合、
開度指令手段は、ヒーターに供給する電力を小さくし
て、冷却効果を高めてダイボルトを収縮させて、リップ
を開いて樹脂量プロファイルB2(X)を多くする。リ
ップの各ダイボルトに接続されたヒーターに供給する電
力と樹脂量プロファイルとの対応関係は、予め定められ
て制御手段80のRAM又はROM内に記憶されてお
り、開度指令はこの対応関係を参照してヒーターへの供
給する電力を決定する。
開度指令手段は、ヒーターに供給する電力を小さくし
て、冷却効果を高めてダイボルトを収縮させて、リップ
を開いて樹脂量プロファイルB2(X)を多くする。リ
ップの各ダイボルトに接続されたヒーターに供給する電
力と樹脂量プロファイルとの対応関係は、予め定められ
て制御手段80のRAM又はROM内に記憶されてお
り、開度指令はこの対応関係を参照してヒーターへの供
給する電力を決定する。
【0037】ステップ5の処理が終了した後、ステップ
1へ戻る。
1へ戻る。
【0038】又、図には示していないが、制御手段80
では、幅方向の各リップと検出された樹脂量プロファイ
ルの位置対応処理(マッピング処理)、PI制御処理、
分配制御処理等の公知の処理を行うことが好ましい。
では、幅方向の各リップと検出された樹脂量プロファイ
ルの位置対応処理(マッピング処理)、PI制御処理、
分配制御処理等の公知の処理を行うことが好ましい。
【0039】以上の処理を行うことにより、原紙坪量プ
ロファイルのバラツキによって作られる樹脂被覆紙の坪
量プロファイルのバラツキが無くなる。
ロファイルのバラツキによって作られる樹脂被覆紙の坪
量プロファイルのバラツキが無くなる。
【0040】このため、樹脂被覆紙を巻き取り装置によ
り円筒状に巻き取られると、巻取表面に見られる凹凸は
無くなり、又、製品品質を下げるヨレ・フクレも無くな
る。
り円筒状に巻き取られると、巻取表面に見られる凹凸は
無くなり、又、製品品質を下げるヨレ・フクレも無くな
る。
【0041】次に、本発明による樹脂塗工方法の一実施
例を説明する。
例を説明する。
【0042】まず、送り出された原紙は、幅方向に設置
されたコロナ処理装置によってコロナ処理が行われる。
次いで、樹脂供給装置によって供給された溶融樹脂フィ
ルムを原紙と共に、クーリングロールとプレスロールの
間を通し、この間に圧着・接合・冷却・固化が行われ
る。
されたコロナ処理装置によってコロナ処理が行われる。
次いで、樹脂供給装置によって供給された溶融樹脂フィ
ルムを原紙と共に、クーリングロールとプレスロールの
間を通し、この間に圧着・接合・冷却・固化が行われ
る。
【0043】この樹脂塗工方法が行われる前後に、坪量
検出装置は原紙坪量を検出し、樹脂量検出装置は樹脂量
を検出する。これらの検出信号は制御手段80に入力さ
れる。制御手段80は以下の工程を行う。
検出装置は原紙坪量を検出し、樹脂量検出装置は樹脂量
を検出する。これらの検出信号は制御手段80に入力さ
れる。制御手段80は以下の工程を行う。
【0044】まず、検出された原紙坪量プロファイルか
ら原紙坪量設定値を減じて差分原紙坪量プロファイルと
する。次いで、差分原紙坪量プロファイルに樹脂量制御
定数を乗じて樹脂量設定値を加えて樹脂量目標プロファ
イルとする。更に、検出された樹脂量プロファイルが樹
脂量目標プロファイルに一致する方向にダイのリップの
開度を調整する。
ら原紙坪量設定値を減じて差分原紙坪量プロファイルと
する。次いで、差分原紙坪量プロファイルに樹脂量制御
定数を乗じて樹脂量設定値を加えて樹脂量目標プロファ
イルとする。更に、検出された樹脂量プロファイルが樹
脂量目標プロファイルに一致する方向にダイのリップの
開度を調整する。
【0045】このような手段によって製造された樹脂被
覆紙を巻き取り装置により円筒状に巻き上げる。
覆紙を巻き取り装置により円筒状に巻き上げる。
【0046】又、本発明の塗工方法は、通常塗工樹脂量
が5〜80g/m2に用いられる。
が5〜80g/m2に用いられる。
【0047】本発明の樹脂被覆紙は、カラー写真印画紙
用、白黒写真印画紙用、写植印画紙用、電算写植印画紙
用、レーザー光画像印画紙用、複写印画紙用、反転写真
材料用、銀塩拡散転写法ネガ用及びポジ用、印刷材料
用、熱転写記録受像材料用及びインクジェット記録材料
用等の画像材料用支持体として用いることが可能であ
り、支持体表面に画像情報を記録する媒体のことであ
る。
用、白黒写真印画紙用、写植印画紙用、電算写植印画紙
用、レーザー光画像印画紙用、複写印画紙用、反転写真
材料用、銀塩拡散転写法ネガ用及びポジ用、印刷材料
用、熱転写記録受像材料用及びインクジェット記録材料
用等の画像材料用支持体として用いることが可能であ
り、支持体表面に画像情報を記録する媒体のことであ
る。
【0048】以上、本発明を実施例に基いて説明した
が、本発明はこの実施例に限定されず、種々変形可能で
ある。
が、本発明はこの実施例に限定されず、種々変形可能で
ある。
【0049】例えば、原紙の片面だけでなく両面に樹脂
を塗工した樹脂被覆紙の製造に適用することも可能であ
る。この場合、次の3種類の制御装置に含まれる制御手
段と塗工方法が可能である。ここで、画像を形成する側
を表面とし、逆側を裏面とする。
を塗工した樹脂被覆紙の製造に適用することも可能であ
る。この場合、次の3種類の制御装置に含まれる制御手
段と塗工方法が可能である。ここで、画像を形成する側
を表面とし、逆側を裏面とする。
【0050】1)坪量検出装置により検出された原紙坪
量プロファイルから原紙坪量設定値を減じて差分原紙坪
量プロファイルとする手段と、差分原紙坪量プロファイ
ルに樹脂制御定数(−0.8〜−0.05)を乗じて表
面樹脂量設定値を加えて表面樹脂量目標プロファイルと
する手段と、樹脂量検出装置により検出された樹脂被覆
紙の表面樹脂量プロファイルを表面樹脂量目標プロファ
イルに一致する方向に表面用開度調節装置を制御する開
度指令手段とを備えた樹脂塗工機の樹脂量プロファイル
制御手段。
量プロファイルから原紙坪量設定値を減じて差分原紙坪
量プロファイルとする手段と、差分原紙坪量プロファイ
ルに樹脂制御定数(−0.8〜−0.05)を乗じて表
面樹脂量設定値を加えて表面樹脂量目標プロファイルと
する手段と、樹脂量検出装置により検出された樹脂被覆
紙の表面樹脂量プロファイルを表面樹脂量目標プロファ
イルに一致する方向に表面用開度調節装置を制御する開
度指令手段とを備えた樹脂塗工機の樹脂量プロファイル
制御手段。
【0051】更に、ウェブの幅方向に設けられたリップ
の開度に応じた量の樹脂を供給する樹脂供給工程と、原
紙の幅方向の坪量を検出し原紙坪量プロファイルとする
工程と、検出された原紙坪量プロファイルから原紙坪量
設定値を減じて差分原紙坪量プロファイルとする工程
と、差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定数(−0.
8〜−0.05)を乗じて表面樹脂量設定値を加えて表
面樹脂量目標プロファイルとする工程と、樹脂被覆紙の
幅方向の樹脂量を検出し表面樹脂量プロファイルとする
工程と、表面樹脂量プロファイルを表面樹脂量目標プロ
ファイルに対応し一致する方向に表面用のリップの開度
を調節する工程と、樹脂被覆紙を円筒状に巻き取る巻き
取り工程とを有することを特徴とする塗工方法。
の開度に応じた量の樹脂を供給する樹脂供給工程と、原
紙の幅方向の坪量を検出し原紙坪量プロファイルとする
工程と、検出された原紙坪量プロファイルから原紙坪量
設定値を減じて差分原紙坪量プロファイルとする工程
と、差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定数(−0.
8〜−0.05)を乗じて表面樹脂量設定値を加えて表
面樹脂量目標プロファイルとする工程と、樹脂被覆紙の
幅方向の樹脂量を検出し表面樹脂量プロファイルとする
工程と、表面樹脂量プロファイルを表面樹脂量目標プロ
ファイルに対応し一致する方向に表面用のリップの開度
を調節する工程と、樹脂被覆紙を円筒状に巻き取る巻き
取り工程とを有することを特徴とする塗工方法。
【0052】2)坪量検出装置により検出された原紙坪
量プロファイルから原紙坪量設定値を減じて差分原紙坪
量プロファイルとする手段と、差分原紙坪量プロファイ
ルに樹脂制御定数(−0.8〜−0.05)を乗じて裏
面樹脂量設定値を加えて裏面樹脂量目標プロファイルと
する手段と、樹脂量検出装置により検出された樹脂被覆
紙の裏面樹脂量プロファイルを裏面樹脂量目標プロファ
イルに一致する方向に裏面用開度調節装置を制御する開
度指令手段とを備えた樹脂塗工機の樹脂量プロファイル
制御手段。
量プロファイルから原紙坪量設定値を減じて差分原紙坪
量プロファイルとする手段と、差分原紙坪量プロファイ
ルに樹脂制御定数(−0.8〜−0.05)を乗じて裏
面樹脂量設定値を加えて裏面樹脂量目標プロファイルと
する手段と、樹脂量検出装置により検出された樹脂被覆
紙の裏面樹脂量プロファイルを裏面樹脂量目標プロファ
イルに一致する方向に裏面用開度調節装置を制御する開
度指令手段とを備えた樹脂塗工機の樹脂量プロファイル
制御手段。
【0053】更に、ウェブの幅方向に設けられたリップ
の開度に応じた量の樹脂を供給する樹脂供給工程と、原
紙の幅方向の坪量を検出し原紙坪量プロファイルとする
工程と、検出された原紙坪量プロファイルから原紙坪量
設定値を減じて差分原紙坪量プロファイルとする工程
と、差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定数(−0.
8〜−0.05)を乗じて裏面樹脂量設定値を加えて裏
面樹脂量目標プロファイルとする工程と、樹脂被覆紙の
幅方向の樹脂量を検出し裏面樹脂量プロファイルとする
工程と、裏面樹脂量プロファイルを裏面樹脂量目標プロ
ファイルに対応し一致する方向に裏面用のリップの開度
を調節する工程と、樹脂被覆紙を円筒状に巻き取る巻き
取り工程とを有することを特徴とする塗工方法。
の開度に応じた量の樹脂を供給する樹脂供給工程と、原
紙の幅方向の坪量を検出し原紙坪量プロファイルとする
工程と、検出された原紙坪量プロファイルから原紙坪量
設定値を減じて差分原紙坪量プロファイルとする工程
と、差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定数(−0.
8〜−0.05)を乗じて裏面樹脂量設定値を加えて裏
面樹脂量目標プロファイルとする工程と、樹脂被覆紙の
幅方向の樹脂量を検出し裏面樹脂量プロファイルとする
工程と、裏面樹脂量プロファイルを裏面樹脂量目標プロ
ファイルに対応し一致する方向に裏面用のリップの開度
を調節する工程と、樹脂被覆紙を円筒状に巻き取る巻き
取り工程とを有することを特徴とする塗工方法。
【0054】3)坪量検出装置により検出された原紙坪
量プロファイルから原紙坪量設定値を減じて差分原紙坪
量プロファイルとする手段と、差分原紙坪量プロファイ
ルに樹脂制御定数(−0.8〜−0.05)を乗じて表
面樹脂量設定値を加えて分配係数a(0<a<1.0、
a+b=1.0)を乗じて表面樹脂量目標プロファイル
とする手段と、差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定
数(−0.8〜−0.05)を乗じて裏面樹脂量設定値
を加えて分配係数b(0<b<1.0、a+b=1.
0)を乗じて裏面樹脂量目標プロファイルとする手段
と、樹脂量検出装置により検出された樹脂被覆紙の表面
樹脂量プロファイルを表面樹脂量目標プロファイルに一
致する方向に表面用開度調節装置を制御する開度指令手
段と、検出された樹脂被覆紙の裏面樹脂量プロファイル
を裏面樹脂量目標プロファイルに一致する方向に裏面用
開度調節装置を制御する開度指令手段とを備えた樹脂塗
工機の樹脂量プロファイル制御手段。
量プロファイルから原紙坪量設定値を減じて差分原紙坪
量プロファイルとする手段と、差分原紙坪量プロファイ
ルに樹脂制御定数(−0.8〜−0.05)を乗じて表
面樹脂量設定値を加えて分配係数a(0<a<1.0、
a+b=1.0)を乗じて表面樹脂量目標プロファイル
とする手段と、差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定
数(−0.8〜−0.05)を乗じて裏面樹脂量設定値
を加えて分配係数b(0<b<1.0、a+b=1.
0)を乗じて裏面樹脂量目標プロファイルとする手段
と、樹脂量検出装置により検出された樹脂被覆紙の表面
樹脂量プロファイルを表面樹脂量目標プロファイルに一
致する方向に表面用開度調節装置を制御する開度指令手
段と、検出された樹脂被覆紙の裏面樹脂量プロファイル
を裏面樹脂量目標プロファイルに一致する方向に裏面用
開度調節装置を制御する開度指令手段とを備えた樹脂塗
工機の樹脂量プロファイル制御手段。
【0055】更に、ウェブの幅方向に設けられたリップ
の開度に応じた量の樹脂を供給する樹脂供給工程と、原
紙の幅方向の坪量を検出し原紙坪量プロファイルとする
工程と、検出された原紙坪量プロファイルから原紙坪量
設定値を減じて差分原紙坪量プロファイルとする工程
と、差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定数(−0.
8〜−0.05)を乗じて表面樹脂量設定値を加えて分
配係数a(0<a<1.0、a+b=1.0)を乗じて
表面樹脂量目標プロファイルとする工程と、差分原紙坪
量プロファイルに樹脂制御定数(−0.8〜−0.0
5)を乗じて裏面樹脂量設定値を加えて分配係数b(0
<b<1.0、a+b=1.0)を乗じて裏面樹脂量目
標プロファイルとする工程と、樹脂被覆紙の幅方向の樹
脂量を検出し表面樹脂量プロファイルとする工程と、樹
脂被覆紙の幅方向の樹脂量を検出し裏面樹脂量プロファ
イルとする工程と、表面樹脂量プロファイルを表面樹脂
量目標プロファイルに対応し一致する方向に表面用のリ
ップの開度を調節する工程と、裏面樹脂量プロファイル
を裏面樹脂量目標プロファイルに対応し一致する方向に
裏面用のリップの開度を調節する工程と、樹脂被覆紙を
円筒状に巻き取る巻き取り工程とを有することを特徴と
する塗工方法。
の開度に応じた量の樹脂を供給する樹脂供給工程と、原
紙の幅方向の坪量を検出し原紙坪量プロファイルとする
工程と、検出された原紙坪量プロファイルから原紙坪量
設定値を減じて差分原紙坪量プロファイルとする工程
と、差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定数(−0.
8〜−0.05)を乗じて表面樹脂量設定値を加えて分
配係数a(0<a<1.0、a+b=1.0)を乗じて
表面樹脂量目標プロファイルとする工程と、差分原紙坪
量プロファイルに樹脂制御定数(−0.8〜−0.0
5)を乗じて裏面樹脂量設定値を加えて分配係数b(0
<b<1.0、a+b=1.0)を乗じて裏面樹脂量目
標プロファイルとする工程と、樹脂被覆紙の幅方向の樹
脂量を検出し表面樹脂量プロファイルとする工程と、樹
脂被覆紙の幅方向の樹脂量を検出し裏面樹脂量プロファ
イルとする工程と、表面樹脂量プロファイルを表面樹脂
量目標プロファイルに対応し一致する方向に表面用のリ
ップの開度を調節する工程と、裏面樹脂量プロファイル
を裏面樹脂量目標プロファイルに対応し一致する方向に
裏面用のリップの開度を調節する工程と、樹脂被覆紙を
円筒状に巻き取る巻き取り工程とを有することを特徴と
する塗工方法。
【0056】又、原紙坪量プロファイルを溶融樹脂フィ
ルムの塗工前に検出する例を示したが、原紙を抄紙機で
製造している時に、原紙坪量プロファイル信号をCPU
及びRAMを有したデータバッファーに蓄積し、このデ
ータバッファーから原紙坪量プロファイル信号を読み出
して樹脂量プロファイルを制御してもよい。
ルムの塗工前に検出する例を示したが、原紙を抄紙機で
製造している時に、原紙坪量プロファイル信号をCPU
及びRAMを有したデータバッファーに蓄積し、このデ
ータバッファーから原紙坪量プロファイル信号を読み出
して樹脂量プロファイルを制御してもよい。
【0057】これまでの実施例は、坪量検出装置により
検出されたすべての原紙坪量プロファイル信号を使用し
て樹脂量プロファイルを制御したが、数本の巻取分の原
紙坪量プロファイルを平均して、平均原紙坪量プロファ
イル信号を使用して樹脂量プロファイルを制御すること
も可能である。
検出されたすべての原紙坪量プロファイル信号を使用し
て樹脂量プロファイルを制御したが、数本の巻取分の原
紙坪量プロファイルを平均して、平均原紙坪量プロファ
イル信号を使用して樹脂量プロファイルを制御すること
も可能である。
【0058】又、樹脂被覆紙の樹脂量を、赤外線膜厚計
を用いた樹脂量検出装置で検出する以外に、放射線(β
線またはγ線)を用いた坪量検出装置を用いて樹脂被覆
紙の坪量を検出し、原紙坪量との差分から求めることも
可能である。但し、両面に樹脂を塗工する場合には、片
面を塗工する毎に樹脂被覆紙の坪量を検出する必要が有
る。
を用いた樹脂量検出装置で検出する以外に、放射線(β
線またはγ線)を用いた坪量検出装置を用いて樹脂被覆
紙の坪量を検出し、原紙坪量との差分から求めることも
可能である。但し、両面に樹脂を塗工する場合には、片
面を塗工する毎に樹脂被覆紙の坪量を検出する必要が有
る。
【0059】
【発明の効果】上述したとおり、本発明によれば、樹脂
の塗工工程で巻き取られた樹脂被覆紙のヨレ・フクレ等
の欠陥を防止できる樹脂塗工機の樹脂量制御装置及び塗
工方法が提供される。
の塗工工程で巻き取られた樹脂被覆紙のヨレ・フクレ等
の欠陥を防止できる樹脂塗工機の樹脂量制御装置及び塗
工方法が提供される。
【図1】本発明の樹脂塗工機の制御装置の構成図。
【図2】図1の樹脂供給装置及び開度調節装置の拡大透
視図。
視図。
【図3】図1の坪量検出装置の拡大図。
【図4】図1の樹脂量検出装置の拡大図。
【図5】図1に示した制御手段の行う処理のフローチャ
ート。
ート。
【図6】従来の樹脂塗工機の構成図。
2 送り出し装置 4 コロナ処理装置 6 押し出し機 8 ダイ 10 開度調節装置 12 クーリングロール 14 プレスロール 16 樹脂量検出装置 18 原紙 20 樹脂被覆紙 22 巻き取り装置 24 坪量検出装置 26 リップ 28 樹脂供給装置 30 樹脂固着装置 40 スリット 42a リップ固定部 42b リップ可動部 44 ダイボルト 46 ヒーター 48 冷却ゾーン 60 β線発信器 62 受信器 64、64 コラム 66 上ビーム 68 下ビーム 70 赤外線膜圧計 80 制御手段 82 スムージング処理手段 84 差分原紙坪量プロファイル信号出力手段 86 樹脂量目標プロファイル信号出力手段 88 開度指令手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】ダイ8には原紙の幅方向にリップ26を有
している。押し出される溶融樹脂量は、リップ42a、
42bの開閉によって調節される。このリップ42a、
42bの開度調節は、ダイボルト44によって調節され
る。冷却ゾーン48には、常に冷却用の空気が送り込ま
れてダイボルト44を常に冷却し、逆にヒーター46に
電力が供給されてダイボルト44を加熱する。ダイボル
ト44は、この温度変化によって熱膨張が変化してリッ
プ42bを押し引きし、リップの開度を調節する。即
ち、ヒーター46への電力の供給量を調節することで樹
脂量を制御する。 ─────────────────────────────────────────────────────
している。押し出される溶融樹脂量は、リップ42a、
42bの開閉によって調節される。このリップ42a、
42bの開度調節は、ダイボルト44によって調節され
る。冷却ゾーン48には、常に冷却用の空気が送り込ま
れてダイボルト44を常に冷却し、逆にヒーター46に
電力が供給されてダイボルト44を加熱する。ダイボル
ト44は、この温度変化によって熱膨張が変化してリッ
プ42bを押し引きし、リップの開度を調節する。即
ち、ヒーター46への電力の供給量を調節することで樹
脂量を制御する。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】制御手段80には、坪量検出装置24の受
信器62と樹脂量検出装置16の赤外線膜圧計70及び
ダイボルト44を伸縮させるヒーター46が接続されて
いる。この制御手段80は、制御部、演算部及びレジス
タ部を有するCPU、プログラムや各種データを記憶す
るRAM或はROM等のメモリ、入出力インターフェー
ス等により構成されるが、機能的にはスムージング処理
手段82、差分坪量プロファイル信号出力手段84、樹
脂量目標プロファイル信号出力手段86、開度指令手段
88を有する。
信器62と樹脂量検出装置16の赤外線膜圧計70及び
ダイボルト44を伸縮させるヒーター46が接続されて
いる。この制御手段80は、制御部、演算部及びレジス
タ部を有するCPU、プログラムや各種データを記憶す
るRAM或はROM等のメモリ、入出力インターフェー
ス等により構成されるが、機能的にはスムージング処理
手段82、差分坪量プロファイル信号出力手段84、樹
脂量目標プロファイル信号出力手段86、開度指令手段
88を有する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (3)
- 【請求項1】 ウェブの幅方向に設けられたリップの開
度に応じた量の樹脂を供給する樹脂供給装置と、リップ
の開度を複数個所で調節する開度調節装置と、樹脂被覆
紙を巻き取る装置とを有する樹脂塗工機の樹脂量プロフ
ァイル制御装置において、下記1)及び2)の各検出装置と
該検出装置による制御手段3)とを具備してなることを特
徴とする樹脂塗工機の樹脂量プロファイル制御装置。 1)原紙の幅方向の複数個所の坪量を検出する坪量検出装
置 2)樹脂被覆紙の幅方向の複数個所の樹脂量を検出する樹
脂量検出装置 3)ウェブの幅方向の各検出位置で検出された原紙坪量と
原紙坪量設定値の差分である差分原紙坪量に樹脂制御定
数(−0.8〜−0.05)を乗じて樹脂量設定値を加
えた樹脂量目標値に対して、ウェブの幅方向の各検出位
置で検出された樹脂被覆紙の樹脂量を一致する方向に該
開度調節装置を制御する制御手段 - 【請求項2】 制御手段が、下記1)〜3)の各制御手段か
らなることを特徴とする請求項1記載の樹脂塗工機の樹
脂量プロファイル制御装置。 1)坪量検出装置により検出された原紙坪量プロファイル
から原紙坪量設定値を減じて差分原紙坪量プロファイル
とする手段 2)差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定数(−0.8
〜−0.05)を乗じて樹脂量設定値を加えて樹脂量目
標プロファイルとする手段 3)樹脂量検出装置により検出された樹脂被覆紙の樹脂量
プロファイルを樹脂量目標プロファイルに一致する方向
に開度調節装置を制御する開度指令手段 - 【請求項3】 樹脂塗工方法において、下記1)〜7)の各
工程からなることを特徴とする樹脂塗工方法。 1)ウェブの幅方向に設けられたリップの開度に応じた量
の樹脂を供給する樹脂供給工程 2)原紙の幅方向の坪量を検出し原紙坪量プロファイルと
する工程 3)検出された原紙坪量プロファイルから原紙坪量設定値
を減じて差分原紙坪量プロファイルとする工程 4)差分原紙坪量プロファイルに樹脂制御定数(−0.8
〜−0.05)を乗じて樹脂量設定値を加えて樹脂量目
標プロファイルとする工程 5)樹脂被覆紙の幅方向の樹脂量を検出し樹脂量プロファ
イルとする工程 6)樹脂量プロファイルを樹脂量目標プロファイルに対応
し一致する方向にリップの開度を調節する工程 7)樹脂被覆紙を円筒状に巻き取る巻き取り工程
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06392394A JP3463819B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 樹脂塗工機の樹脂量プロファイルの制御装置及び塗工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06392394A JP3463819B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 樹脂塗工機の樹脂量プロファイルの制御装置及び塗工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07265774A true JPH07265774A (ja) | 1995-10-17 |
| JP3463819B2 JP3463819B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=13243356
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06392394A Expired - Fee Related JP3463819B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 樹脂塗工機の樹脂量プロファイルの制御装置及び塗工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3463819B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08243472A (ja) * | 1995-03-14 | 1996-09-24 | Inoue Kinzoku Kogyo Kk | 塗工装置 |
| EP0838551A1 (en) * | 1996-10-28 | 1998-04-29 | Valmet Corporation | Method and assembly for coating a moving web of paper or paperboard |
| JP2003024857A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ノズル、塗布方法、及びスリット長調節方法 |
| CN1309484C (zh) * | 1997-07-11 | 2007-04-11 | 菲利普莫里斯生产公司 | 制造带有添加材料的敷贴图案的织物的方法和设备 |
| JP2007522931A (ja) * | 2004-02-25 | 2007-08-16 | メッツォ ペーパー インコーポレイテッド | カーテン塗工機で紙/板紙を塗工するための方法 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP06392394A patent/JP3463819B2/ja not_active Expired - Fee Related
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