JPH0726601A - 吐水装置及びその製造方法 - Google Patents
吐水装置及びその製造方法Info
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- JPH0726601A JPH0726601A JP17284893A JP17284893A JPH0726601A JP H0726601 A JPH0726601 A JP H0726601A JP 17284893 A JP17284893 A JP 17284893A JP 17284893 A JP17284893 A JP 17284893A JP H0726601 A JPH0726601 A JP H0726601A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1704—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 全体を合成樹脂により一体成形でき、かつ、
スライド型を不要として、コスト低減、生産効率向上及
び外観品質向上を図ることができるようにする。 【構成】 ガスインジェクション成形を利用して、ガス
吹込口22からキャビティ21の溶融合成樹脂R内にガ
スGを注入してガス吹出部23へ流入させ、接続部1
1、案内部12及び給水部13からなり、内部に給水通
路15を有する屈曲筒状の吐水装置10を一体成形す
る。
スライド型を不要として、コスト低減、生産効率向上及
び外観品質向上を図ることができるようにする。 【構成】 ガスインジェクション成形を利用して、ガス
吹込口22からキャビティ21の溶融合成樹脂R内にガ
スGを注入してガス吹出部23へ流入させ、接続部1
1、案内部12及び給水部13からなり、内部に給水通
路15を有する屈曲筒状の吐水装置10を一体成形す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吐水装置及びその製造
方法に関するものであり、特に、合成樹脂にて全体を一
体形成され、水洗トイレのロータンク用吐水口またはシ
ャワーヘッド等に適用される吐水装置及びその製造方法
に関するものである。
方法に関するものであり、特に、合成樹脂にて全体を一
体形成され、水洗トイレのロータンク用吐水口またはシ
ャワーヘッド等に適用される吐水装置及びその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の吐水装置として、図8及
び図9に示す技術を挙げることができる。
び図9に示す技術を挙げることができる。
【0003】図7は水洗トイレのロータンクに吐水装置
を取付けた状態を示す斜視図である。また、図8は従来
の吐水装置を示す断面図、図9は従来の吐水装置を示す
背面図である。
を取付けた状態を示す斜視図である。また、図8は従来
の吐水装置を示す断面図、図9は従来の吐水装置を示す
背面図である。
【0004】図7において、水洗トイレのロータンク1
に取付けられる給水用の吐水装置50は、一般に、ステ
ンレス等の耐食性を有する金属により形成されるが、最
近は、コスト低減等の要請から、合成樹脂により形成す
ることが提案されている。かかる合成樹脂製の吐水装置
50は、従来は、射出成形により所望形状に形成されて
いる。
に取付けられる給水用の吐水装置50は、一般に、ステ
ンレス等の耐食性を有する金属により形成されるが、最
近は、コスト低減等の要請から、合成樹脂により形成す
ることが提案されている。かかる合成樹脂製の吐水装置
50は、従来は、射出成形により所望形状に形成されて
いる。
【0005】例えば、図8及び図9において、吐水装置
50は、吐水部51と、接続部52とキャップ53とを
具備している。吐水部51は、ロータンク1に垂立配置
される垂立部51aと、垂立部51aの上端から側方に
傾斜して延びる傾斜部51bより屈曲筒状に形成され、
傾斜部51bの先端部下面に吐水孔51cを設けてい
る。また、吐水部51は、垂立部51aの上端部の前記
傾斜部51bと反対側側面にキャップ53を装着する装
着孔51dを設けるとともに、垂立部51aの下端部に
拡径部51eを形成している。そして、前記キャップ5
3は吐水部51の装着孔51dに接着固定されている。
一方、前記接続部52は円筒状をなし、その上端部を前
記吐水部51の下端拡径部51eの内周面に密嵌接着さ
れる密嵌部52aとするとともに、下端部外周にロータ
ンク1内に配設される配水管2先端の雌ねじに螺合する
雄螺子52bを螺刻している。そして、接続部52は、
密嵌部52aを吐水部51の拡径部51eに密嵌して接
着固定されるとともに、ロータンク1に雄螺子52bを
介して螺合固定されて配水管2に接続され、配水管2と
連通するようになっている。これにより、吐水装置50
をロータンク1に取付けるよう構成されている。なお、
吐水装置50の吐水部51の吐水孔51cには、吐水の
整流を行なう整流板54が挿着されている。
50は、吐水部51と、接続部52とキャップ53とを
具備している。吐水部51は、ロータンク1に垂立配置
される垂立部51aと、垂立部51aの上端から側方に
傾斜して延びる傾斜部51bより屈曲筒状に形成され、
傾斜部51bの先端部下面に吐水孔51cを設けてい
る。また、吐水部51は、垂立部51aの上端部の前記
傾斜部51bと反対側側面にキャップ53を装着する装
着孔51dを設けるとともに、垂立部51aの下端部に
拡径部51eを形成している。そして、前記キャップ5
3は吐水部51の装着孔51dに接着固定されている。
一方、前記接続部52は円筒状をなし、その上端部を前
記吐水部51の下端拡径部51eの内周面に密嵌接着さ
れる密嵌部52aとするとともに、下端部外周にロータ
ンク1内に配設される配水管2先端の雌ねじに螺合する
雄螺子52bを螺刻している。そして、接続部52は、
密嵌部52aを吐水部51の拡径部51eに密嵌して接
着固定されるとともに、ロータンク1に雄螺子52bを
介して螺合固定されて配水管2に接続され、配水管2と
連通するようになっている。これにより、吐水装置50
をロータンク1に取付けるよう構成されている。なお、
吐水装置50の吐水部51の吐水孔51cには、吐水の
整流を行なう整流板54が挿着されている。
【0006】次に、上記のように構成された従来の吐水
装置50の製造方法を説明する。
装置50の製造方法を説明する。
【0007】図8及び図9に示す形状の吐水装置50を
製造するには、まず、吐水部51の垂立部51aの内面
形状に対応する形状の第1のスライド型と、傾斜部51
bの内面形状に対応する形状の第2のスライド型とを使
用して、吐水部51の射出成形を行なう。即ち、吐水部
51成形用の金型内に第1のスライド型及び第2のスラ
イド型をインサートして所定の合成樹脂を射出し、型開
きした後、第1のスライド型を吐水部51の垂立部51
aの下端開口から抜き取るとともに、第2のスライド型
を垂立部51a上端部の装着孔51dから抜き取る。一
方、接続部52及びキャップ53を所定の合成樹脂によ
りそれぞれ別個に射出成形し、吐水部51の完成後に、
それぞれ装着孔51d及び拡径部51e内周面に接着固
定する。これにより、図8及び図9に示す吐水装置50
が完成する。
製造するには、まず、吐水部51の垂立部51aの内面
形状に対応する形状の第1のスライド型と、傾斜部51
bの内面形状に対応する形状の第2のスライド型とを使
用して、吐水部51の射出成形を行なう。即ち、吐水部
51成形用の金型内に第1のスライド型及び第2のスラ
イド型をインサートして所定の合成樹脂を射出し、型開
きした後、第1のスライド型を吐水部51の垂立部51
aの下端開口から抜き取るとともに、第2のスライド型
を垂立部51a上端部の装着孔51dから抜き取る。一
方、接続部52及びキャップ53を所定の合成樹脂によ
りそれぞれ別個に射出成形し、吐水部51の完成後に、
それぞれ装着孔51d及び拡径部51e内周面に接着固
定する。これにより、図8及び図9に示す吐水装置50
が完成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の吐水装置50
は、上記のように構成されているから、部品点数が、吐
水部51、接続部52及びキャップ53の3点と多く、
それぞれの部品の成形のための金型を必要とする。ま
た、吐水部51への接続部52の密嵌及び接着並びにキ
ャップ53の嵌合及び接着作業が必要となるとともに、
吐水部51の拡径部51eと接続部52の密嵌部52a
との間及び吐水部51の装着孔51dとキャップ53と
の間での寸法精度の確保及び接着強度の確保が必要とな
り、それらの作業が煩雑となって生産効率を低下する可
能性がある。更に、キャップ53が外部から視認される
ため、吐水装置50全体の外観品質を低下する可能性も
ある。
は、上記のように構成されているから、部品点数が、吐
水部51、接続部52及びキャップ53の3点と多く、
それぞれの部品の成形のための金型を必要とする。ま
た、吐水部51への接続部52の密嵌及び接着並びにキ
ャップ53の嵌合及び接着作業が必要となるとともに、
吐水部51の拡径部51eと接続部52の密嵌部52a
との間及び吐水部51の装着孔51dとキャップ53と
の間での寸法精度の確保及び接着強度の確保が必要とな
り、それらの作業が煩雑となって生産効率を低下する可
能性がある。更に、キャップ53が外部から視認される
ため、吐水装置50全体の外観品質を低下する可能性も
ある。
【0009】また、従来の吐水装置50を製造するに
は、吐水部51、接続部52及びキャップ53をそれぞ
れ別個に射出成形することとなり、製造工程が増加して
生産効率の低下、ひいてはコストの上昇を招くおそれが
ある。更に、吐水部51が屈曲形状をなすため、吐水部
51の射出成形に第1のスライド型及び第2のスライド
型という2つのスライド型を使用する必要があるが、ス
ライド型の使用は相当のコスト上昇を招くことから、コ
スト低減の点で改善すべき余地がある。加えて、吐水部
51の傾斜部51bから第2のスライド型を抜き取るた
めの孔である装着孔51dを吐水部51に設ける必要が
あるため、その装着孔51dをキャップ53で遮蔽する
作業が必要となり、上記のように、生産効率の低下、コ
スト上昇或いは外観品質の低下を招く可能性がある。一
方、吐水部51の形状を複雑化するには、それに対応し
てスライド型の種類及び数を増加する必要があり、か
つ、コスト等の点からスライド型の増加には制限がある
ことから、吐水装置50の主形状である吐水部51の形
状の自由度も低い。特に、吐水部51を複数方向に湾曲
した形状とする場合、その成形は困難である。
は、吐水部51、接続部52及びキャップ53をそれぞ
れ別個に射出成形することとなり、製造工程が増加して
生産効率の低下、ひいてはコストの上昇を招くおそれが
ある。更に、吐水部51が屈曲形状をなすため、吐水部
51の射出成形に第1のスライド型及び第2のスライド
型という2つのスライド型を使用する必要があるが、ス
ライド型の使用は相当のコスト上昇を招くことから、コ
スト低減の点で改善すべき余地がある。加えて、吐水部
51の傾斜部51bから第2のスライド型を抜き取るた
めの孔である装着孔51dを吐水部51に設ける必要が
あるため、その装着孔51dをキャップ53で遮蔽する
作業が必要となり、上記のように、生産効率の低下、コ
スト上昇或いは外観品質の低下を招く可能性がある。一
方、吐水部51の形状を複雑化するには、それに対応し
てスライド型の種類及び数を増加する必要があり、か
つ、コスト等の点からスライド型の増加には制限がある
ことから、吐水装置50の主形状である吐水部51の形
状の自由度も低い。特に、吐水部51を複数方向に湾曲
した形状とする場合、その成形は困難である。
【0010】そこで、本発明は、全体を合成樹脂により
一体成形でき、かつ、スライド型を不要として、コスト
低減、生産効率向上及び外観品質向上を図ることができ
る吐水装置及びその製造方法の提供を課題とするもので
ある。
一体成形でき、かつ、スライド型を不要として、コスト
低減、生産効率向上及び外観品質向上を図ることができ
る吐水装置及びその製造方法の提供を課題とするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
吐水装置は、配水管に接続自在とされ、配水管と連通す
る筒状をなす接続部と、前記接続部に延設され、前記接
続部と連通する筒状をなす案内部と、前記案内部に所定
の曲げ角度で延設され、前記案内部と連通するととも
に、先端に吐水孔を有する筒状をなす給水部とを、所定
の合成樹脂により一体形成したものである。
吐水装置は、配水管に接続自在とされ、配水管と連通す
る筒状をなす接続部と、前記接続部に延設され、前記接
続部と連通する筒状をなす案内部と、前記案内部に所定
の曲げ角度で延設され、前記案内部と連通するととも
に、先端に吐水孔を有する筒状をなす給水部とを、所定
の合成樹脂により一体形成したものである。
【0012】請求項2の発明にかかる吐水装置の製造方
法は、所定方向に延設した空間状のキャビティと、前記
キャビティの延設方向一端に連通するガス吹込口と、前
記キャビティの延設方向他端に連通する所定空間状のガ
ス吹出部とを有する金型を使用して、樹脂注入工程にお
いて、前記キャビティ内に溶融合成樹脂を注入し、ガス
注入工程において、前記金型のガス吹込口から前記キャ
ビティ内の溶融合成樹脂内部にガスを注入し、ガス圧に
より前記溶融合成樹脂をキャビティ表面に内部から付勢
圧接してキャビティ形状に対応する形状に保持するとと
もに、前記ガス吹込口から前記ガス吹出部内に流入させ
て、前記溶融合成樹脂内に前記ガス吹込口から前記ガス
吹出部へと延びる給水通路を形成し、切断工程におい
て、冷却固化した合成樹脂の前記ガス吹込口側及び前記
ガス吹出部側を切断して前記給水通路の延設方向両端を
開放するものである。
法は、所定方向に延設した空間状のキャビティと、前記
キャビティの延設方向一端に連通するガス吹込口と、前
記キャビティの延設方向他端に連通する所定空間状のガ
ス吹出部とを有する金型を使用して、樹脂注入工程にお
いて、前記キャビティ内に溶融合成樹脂を注入し、ガス
注入工程において、前記金型のガス吹込口から前記キャ
ビティ内の溶融合成樹脂内部にガスを注入し、ガス圧に
より前記溶融合成樹脂をキャビティ表面に内部から付勢
圧接してキャビティ形状に対応する形状に保持するとと
もに、前記ガス吹込口から前記ガス吹出部内に流入させ
て、前記溶融合成樹脂内に前記ガス吹込口から前記ガス
吹出部へと延びる給水通路を形成し、切断工程におい
て、冷却固化した合成樹脂の前記ガス吹込口側及び前記
ガス吹出部側を切断して前記給水通路の延設方向両端を
開放するものである。
【0013】なお、樹脂注入工程において、キャビティ
内に溶融合成樹脂をフルショットで注入した後、ガス圧
にて溶融合成樹脂をガス吹出部内に注入することもでき
る。
内に溶融合成樹脂をフルショットで注入した後、ガス圧
にて溶融合成樹脂をガス吹出部内に注入することもでき
る。
【0014】
【作用】請求項1の発明においては、吐水装置を配水管
に接続部を介して接続し、給水を行なうと、給水は接続
部及び案内部を経て給水部の吐水孔から外部に吐出され
る。このとき、接続部、案内部及び給水部は全体を同一
の合成樹脂により一体成形されているため、吐水装置に
おける給水の通過経路全体が単一、かつ、均質の成形品
となる。
に接続部を介して接続し、給水を行なうと、給水は接続
部及び案内部を経て給水部の吐水孔から外部に吐出され
る。このとき、接続部、案内部及び給水部は全体を同一
の合成樹脂により一体成形されているため、吐水装置に
おける給水の通過経路全体が単一、かつ、均質の成形品
となる。
【0015】請求項2の発明においては、樹脂注入工程
においてキャビティ内に注入された溶融合成樹脂は、ガ
ス注入工程において内部に注入されるガス圧により、内
部に空間を形成して外方に膨張し、キャビティ表面に圧
接されてキャビティ形状と同一外形に付形される。ま
た、溶融合成樹脂内は、ガス圧によりガス吹込口からガ
ス吹出部へと流入し、ガス吹込口からガス吹出部へと連
通する給水通路を形成する。そして、切断工程で冷却固
化した合成樹脂のガス吹込口側及びガス吹出部側を切断
して、給水通路の延設方向両端を開放することにより、
所定方向に延びるとともに、延設方向両端に開口を有す
る筒状の吐水装置が、所定の合成樹脂より一体成形され
る。よって、吐水装置の一端の開口を配水管に接続する
ことにより、他端開口からの吐水が自在となる。一方、
吐水装置が多段湾曲形状等の複雑な形状をなす場合で
も、ガス吹込口からのガスが、キャビティの延設方向に
沿って溶融合成樹脂内をガス吹出部へと流れ、溶融合成
樹脂内に延設方向に沿って延びる内部空間としての給水
通路を形成する。
においてキャビティ内に注入された溶融合成樹脂は、ガ
ス注入工程において内部に注入されるガス圧により、内
部に空間を形成して外方に膨張し、キャビティ表面に圧
接されてキャビティ形状と同一外形に付形される。ま
た、溶融合成樹脂内は、ガス圧によりガス吹込口からガ
ス吹出部へと流入し、ガス吹込口からガス吹出部へと連
通する給水通路を形成する。そして、切断工程で冷却固
化した合成樹脂のガス吹込口側及びガス吹出部側を切断
して、給水通路の延設方向両端を開放することにより、
所定方向に延びるとともに、延設方向両端に開口を有す
る筒状の吐水装置が、所定の合成樹脂より一体成形され
る。よって、吐水装置の一端の開口を配水管に接続する
ことにより、他端開口からの吐水が自在となる。一方、
吐水装置が多段湾曲形状等の複雑な形状をなす場合で
も、ガス吹込口からのガスが、キャビティの延設方向に
沿って溶融合成樹脂内をガス吹出部へと流れ、溶融合成
樹脂内に延設方向に沿って延びる内部空間としての給水
通路を形成する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0017】図1は本発明の第一実施例の吐水装置を示
す断面図、図2は本発明の第一実施例の吐水装置を示す
背面図である。図3は本発明の第一実施例の吐水装置の
製造方法を示す概略工程図であり、(a)は樹脂注入工
程を、(b)はガス注入工程の途中を、(c)はガス注
入工程の終了時を示す。図4は本発明の第一実施例の吐
水装置のガス吹込口及びガス吹出部を切断した状態を示
す断面図である。
す断面図、図2は本発明の第一実施例の吐水装置を示す
背面図である。図3は本発明の第一実施例の吐水装置の
製造方法を示す概略工程図であり、(a)は樹脂注入工
程を、(b)はガス注入工程の途中を、(c)はガス注
入工程の終了時を示す。図4は本発明の第一実施例の吐
水装置のガス吹込口及びガス吹出部を切断した状態を示
す断面図である。
【0018】なお、図中、従来例と同一符号及び同一記
号は、従来例の構成部分と同一または相当部分を示すも
のであるから、ここでは、重複する説明を省略する。
号は、従来例の構成部分と同一または相当部分を示すも
のであるから、ここでは、重複する説明を省略する。
【0019】図において、本実施例の吐水装置10は、
水洗トイレのロータンク1の吐水口に具体化され、ガス
中空成形としてのガスインジェクション成形を利用し
て、接続部11、案内部としての垂立部12及び給水部
としての傾斜部13を、所定の合成樹脂により屈曲筒状
に一体成形したものである。前記接続部11は、円筒状
をなすとともに、ロータンク1内の配水管2先端の雌ね
じに螺合する雄螺子を外周に螺刻し、配水管2に接続自
在とされて、配水管2と連通するようになっている。前
記垂立部12は、接続部11と同軸方向に延設して一体
形成されて接続部11と連通する筒状をなし、接続部1
1をロータンク1内の配水管2に接続固定することによ
り、ロータンク1に垂立配置されるようになっている。
また、前記傾斜部13は、垂立部12の上端から側方に
所定の曲げ角度で傾斜して延びるよう垂立部12に一体
形成され、かつ、垂立部12と連通する筒状をなしてい
る。傾斜部13の先端部下面には吐水孔13aが設けら
れている。前記接続部11、垂立部12及び傾斜部13
の各内周面並びに傾斜部13の吐水孔13aにより、配
水管2からの給水をロータンク1の吐水受部1aに供給
する給水通路15が形成されている。なお、図示はしな
いが、吐水装置10の給水部13の吐水孔13aには、
従来例と同様、吐水の整流を行なう整流板54が挿着さ
れる。
水洗トイレのロータンク1の吐水口に具体化され、ガス
中空成形としてのガスインジェクション成形を利用し
て、接続部11、案内部としての垂立部12及び給水部
としての傾斜部13を、所定の合成樹脂により屈曲筒状
に一体成形したものである。前記接続部11は、円筒状
をなすとともに、ロータンク1内の配水管2先端の雌ね
じに螺合する雄螺子を外周に螺刻し、配水管2に接続自
在とされて、配水管2と連通するようになっている。前
記垂立部12は、接続部11と同軸方向に延設して一体
形成されて接続部11と連通する筒状をなし、接続部1
1をロータンク1内の配水管2に接続固定することによ
り、ロータンク1に垂立配置されるようになっている。
また、前記傾斜部13は、垂立部12の上端から側方に
所定の曲げ角度で傾斜して延びるよう垂立部12に一体
形成され、かつ、垂立部12と連通する筒状をなしてい
る。傾斜部13の先端部下面には吐水孔13aが設けら
れている。前記接続部11、垂立部12及び傾斜部13
の各内周面並びに傾斜部13の吐水孔13aにより、配
水管2からの給水をロータンク1の吐水受部1aに供給
する給水通路15が形成されている。なお、図示はしな
いが、吐水装置10の給水部13の吐水孔13aには、
従来例と同様、吐水の整流を行なう整流板54が挿着さ
れる。
【0020】上記のように構成された吐水装置10は、
ロータンク1内の配水管2の雌ねじに接続部11の雄螺
子を螺入することにより、接続部11を介してロータン
ク1の上面の吐水受部1aの後方所定位置に固定され
る。そして、配水管2を介して吐水装置10に給水を行
なうと、給水は接続部11及び垂立部12を経て傾斜部
13の吐水口13aからロータンク1の吐水受部1aに
吐出され、ロータンク1内に給水を行なうことができ
る。このとき、接続部11、垂立部12及び傾斜部13
は全体を同一の合成樹脂により一体成形されているた
め、吐水装置10における給水の通過経路全体が単一、
かつ、均質の成形品となる。
ロータンク1内の配水管2の雌ねじに接続部11の雄螺
子を螺入することにより、接続部11を介してロータン
ク1の上面の吐水受部1aの後方所定位置に固定され
る。そして、配水管2を介して吐水装置10に給水を行
なうと、給水は接続部11及び垂立部12を経て傾斜部
13の吐水口13aからロータンク1の吐水受部1aに
吐出され、ロータンク1内に給水を行なうことができ
る。このとき、接続部11、垂立部12及び傾斜部13
は全体を同一の合成樹脂により一体成形されているた
め、吐水装置10における給水の通過経路全体が単一、
かつ、均質の成形品となる。
【0021】次に、上記のように構成された本実施例の
吐水装置10の製造方法を図3及び図4を参照して説明
する。
吐水装置10の製造方法を図3及び図4を参照して説明
する。
【0022】本実施例の吐水装置10は、図3に示すよ
うに、キャビティ21と、ガス吹込口22と、ガス吹出
部23とを有する金型を使用して、所定の合成樹脂を公
知のガスインジェクション成形法により一体成形して得
られる。前記金型のキャビティ21は、吐水装置10の
外形と同一の、所定方向に延設した屈曲空間状をなし、
その表面により接続部11、垂立部12及び傾斜部13
の付形を行なう。また、ガス吹込口22は、キャビティ
21の延設方向一端(傾斜部13側)の下面の吐水孔1
3aに対応する位置に連通して吐水孔13aの軸心方向
に延びるよう配置され、ガス注入ノズル(図示略)から
のガスGを、ガス吹込口22を介してキャビティ21内
の溶融合成樹脂Rに注入自在となっている。更に、ガス
吹出部23は、キャビティ21の延設方向他端(接続部
11側)に連通して垂立部12及び接続部11の軸心方
向に延びるよう配置され、かつ、接続部11より大径の
所定空間とされている。なお、前記合成樹脂Rは、耐熱
性を有するものを使用し、かつ、ガスGの圧力によりキ
ャビティ21内を円滑に流動可能なよう、粘性に一定の
制限がある。かかる合成樹脂Rとしては、例えば、AB
S樹脂またはポリプロピレン(PP)樹脂等を使用でき
る。
うに、キャビティ21と、ガス吹込口22と、ガス吹出
部23とを有する金型を使用して、所定の合成樹脂を公
知のガスインジェクション成形法により一体成形して得
られる。前記金型のキャビティ21は、吐水装置10の
外形と同一の、所定方向に延設した屈曲空間状をなし、
その表面により接続部11、垂立部12及び傾斜部13
の付形を行なう。また、ガス吹込口22は、キャビティ
21の延設方向一端(傾斜部13側)の下面の吐水孔1
3aに対応する位置に連通して吐水孔13aの軸心方向
に延びるよう配置され、ガス注入ノズル(図示略)から
のガスGを、ガス吹込口22を介してキャビティ21内
の溶融合成樹脂Rに注入自在となっている。更に、ガス
吹出部23は、キャビティ21の延設方向他端(接続部
11側)に連通して垂立部12及び接続部11の軸心方
向に延びるよう配置され、かつ、接続部11より大径の
所定空間とされている。なお、前記合成樹脂Rは、耐熱
性を有するものを使用し、かつ、ガスGの圧力によりキ
ャビティ21内を円滑に流動可能なよう、粘性に一定の
制限がある。かかる合成樹脂Rとしては、例えば、AB
S樹脂またはポリプロピレン(PP)樹脂等を使用でき
る。
【0023】かかる金型を使用してガスインジェクショ
ン成形を行なうには、まず、図3(a)示すように、樹
脂注入工程において、前記キャビティ21内に溶融合成
樹脂Rをショートショットで注入する。次に、図3
(b)に示すように、ガス注入工程において、前記金型
のガス吹込口22から前記キャビティ21の溶融合成樹
脂R内部にガス(不活性ガスとしての窒素ガス)Gを注
入する。すると、ガスGが、溶融合成樹脂Rに進入して
溶融合成樹脂R内部に空間を形成し、溶融合成樹脂Rを
キャビティ21表面に向かって内部から付勢して膨張さ
せ、キャビティ21表面に圧接させる。また、溶融合成
樹脂R内に注入されるガスGの量が増加すると、図3
(b)に示すように、溶融合成樹脂Rがキャビティ21
からガス吹出部23へと流動及び流入する。そして、図
3(c)に示すように、溶融合成樹脂Rが、ガス吹出部
23全体に流入すると、溶融合成樹脂Rのそれ以上の流
動は停止され、ガスGは溶融合成樹脂Rをキャビティ2
1の表面に圧接状態で保圧し、溶融合成樹脂Rをキャビ
ティ21形状に対応する形状、即ち、第一実施例の吐水
装置10の形状に保持する。一方、ガス吹込口22から
溶融合成樹脂R内に注入したガスG圧により、溶融合成
樹脂Rをガス吹込口22からガス吹出部23内に流入さ
せるときに、ガス吹込口22からガス吹出口23へと連
通して延びる給水通路15が形成される。その後、溶融
合成樹脂Rの冷却固化を行なうことにより、吐水装置1
0が、その両端にガス吹込口22に対応する筒状の合成
樹脂及びガス吹出部23に対応する形状の合成樹脂を一
体形成した状態に成形される。次いで、金型を型開きし
て、図4に示すように、切断工程において、合成樹脂の
ガス吹込口部分25を切断して吐水孔13aを形成する
とともに、合成樹脂のガス吹出部部分26を切断して、
給水通路15のガス吹出部23側である接続部11下端
を開放する。これにより、図1及び図4に示すように、
所定方向に延びるとともに、延設方向両端に開口を有す
る筒状の吐水装置10を、同一合成樹脂により一体成形
することができる。
ン成形を行なうには、まず、図3(a)示すように、樹
脂注入工程において、前記キャビティ21内に溶融合成
樹脂Rをショートショットで注入する。次に、図3
(b)に示すように、ガス注入工程において、前記金型
のガス吹込口22から前記キャビティ21の溶融合成樹
脂R内部にガス(不活性ガスとしての窒素ガス)Gを注
入する。すると、ガスGが、溶融合成樹脂Rに進入して
溶融合成樹脂R内部に空間を形成し、溶融合成樹脂Rを
キャビティ21表面に向かって内部から付勢して膨張さ
せ、キャビティ21表面に圧接させる。また、溶融合成
樹脂R内に注入されるガスGの量が増加すると、図3
(b)に示すように、溶融合成樹脂Rがキャビティ21
からガス吹出部23へと流動及び流入する。そして、図
3(c)に示すように、溶融合成樹脂Rが、ガス吹出部
23全体に流入すると、溶融合成樹脂Rのそれ以上の流
動は停止され、ガスGは溶融合成樹脂Rをキャビティ2
1の表面に圧接状態で保圧し、溶融合成樹脂Rをキャビ
ティ21形状に対応する形状、即ち、第一実施例の吐水
装置10の形状に保持する。一方、ガス吹込口22から
溶融合成樹脂R内に注入したガスG圧により、溶融合成
樹脂Rをガス吹込口22からガス吹出部23内に流入さ
せるときに、ガス吹込口22からガス吹出口23へと連
通して延びる給水通路15が形成される。その後、溶融
合成樹脂Rの冷却固化を行なうことにより、吐水装置1
0が、その両端にガス吹込口22に対応する筒状の合成
樹脂及びガス吹出部23に対応する形状の合成樹脂を一
体形成した状態に成形される。次いで、金型を型開きし
て、図4に示すように、切断工程において、合成樹脂の
ガス吹込口部分25を切断して吐水孔13aを形成する
とともに、合成樹脂のガス吹出部部分26を切断して、
給水通路15のガス吹出部23側である接続部11下端
を開放する。これにより、図1及び図4に示すように、
所定方向に延びるとともに、延設方向両端に開口を有す
る筒状の吐水装置10を、同一合成樹脂により一体成形
することができる。
【0024】なお、上記においては、材料の歩留を向上
するため、ガス吹出部23内に流入する合成樹脂が可能
な限り薄肉で、かつ、少量となるよう、注入する溶融合
成樹脂R量及びガス吹出部23の寸法及び体積等を調整
する。
するため、ガス吹出部23内に流入する合成樹脂が可能
な限り薄肉で、かつ、少量となるよう、注入する溶融合
成樹脂R量及びガス吹出部23の寸法及び体積等を調整
する。
【0025】次に、本発明による別の実施例を以下に説
明する。なお、各実施例においては上記第一実施例との
相違点のみを説明し、上記第一実施例と同一の構成につ
いては図面に同一符号を付してその説明を省略する。
明する。なお、各実施例においては上記第一実施例との
相違点のみを説明し、上記第一実施例と同一の構成につ
いては図面に同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】図5は本発明の第二実施例の吐水装置を示
す断面図である。
す断面図である。
【0027】図5において、本実施例の吐水装置30
は、第一実施例と同様、水洗トイレのロータンク1の吐
水口に具体化され、ガスインジェクション成形を利用し
て、接続部31、案内部としての垂立部32及び給水部
としての傾斜部33を、所定の合成樹脂により屈曲筒状
に一体成形したものであるが、垂立部32をロータンク
1後方に若干傾斜する湾曲筒状とし、全体に丸みを持た
せた点において主に第一実施例の吐水装置10と異な
る。なお、接続部31及び傾斜部33の構成は、第一実
施例の吐水装置10とほぼ同様であり、接続部31をロ
ータンク1内の配水管2に接続固定することにより、ロ
ータンク1に吐水装置30を配置するようになってい
る。また、前記傾斜部33の先端部下面には、第一実施
例と同様、吐水孔33aが設けられている。
は、第一実施例と同様、水洗トイレのロータンク1の吐
水口に具体化され、ガスインジェクション成形を利用し
て、接続部31、案内部としての垂立部32及び給水部
としての傾斜部33を、所定の合成樹脂により屈曲筒状
に一体成形したものであるが、垂立部32をロータンク
1後方に若干傾斜する湾曲筒状とし、全体に丸みを持た
せた点において主に第一実施例の吐水装置10と異な
る。なお、接続部31及び傾斜部33の構成は、第一実
施例の吐水装置10とほぼ同様であり、接続部31をロ
ータンク1内の配水管2に接続固定することにより、ロ
ータンク1に吐水装置30を配置するようになってい
る。また、前記傾斜部33の先端部下面には、第一実施
例と同様、吐水孔33aが設けられている。
【0028】上記のように構成された吐水装置30は、
第一実施例の吐水装置10と同様に作用し、同様の効果
を奏する。また、その製造方法も第一実施例と同様であ
り、金型のキャビティ形状等が、吐水装置30の形状に
対応して異なるのみである。
第一実施例の吐水装置10と同様に作用し、同様の効果
を奏する。また、その製造方法も第一実施例と同様であ
り、金型のキャビティ形状等が、吐水装置30の形状に
対応して異なるのみである。
【0029】図6は本発明の第三実施例の吐水装置を示
す断面図である。
す断面図である。
【0030】図6において、本実施例の吐水装置40
は、シャワーヘッドに具体化される点において上記第一
及び第二実施例と異なる。吐水装置40は、ガスインジ
ェクション成形を利用して、配水管としてのシャワーホ
ース(図示略)先端に螺合して接続される接続部41、
案内部42及び給水部43を、所定の合成樹脂により屈
曲筒状に一体成形したものである。また、給水部43の
先端面には吐水孔43aが設けられている。
は、シャワーヘッドに具体化される点において上記第一
及び第二実施例と異なる。吐水装置40は、ガスインジ
ェクション成形を利用して、配水管としてのシャワーホ
ース(図示略)先端に螺合して接続される接続部41、
案内部42及び給水部43を、所定の合成樹脂により屈
曲筒状に一体成形したものである。また、給水部43の
先端面には吐水孔43aが設けられている。
【0031】上記のように構成された吐水装置40は、
第一及び第二実施例の吐水装置10,30と同様に作用
し、同様の効果を奏する。また、その製造方法も第一及
び第二実施例と同様であり、金型のキャビティ形状等
が、吐水装置40の形状に対応して異なるのみである。
第一及び第二実施例の吐水装置10,30と同様に作用
し、同様の効果を奏する。また、その製造方法も第一及
び第二実施例と同様であり、金型のキャビティ形状等
が、吐水装置40の形状に対応して異なるのみである。
【0032】このように、上記実施例の吐水装置10,
30,40は、配水管2に螺合して接続自在とされ、配
水管2と連通する円筒状をなす合成樹脂製の接続部1
1,31,41と、前記合成樹脂により接続部11,3
1,41の上端に同軸上に延設して一体形成され、接続
部11,31,41と連通する筒状をなす案内部12,
32,42と、前記合成樹脂により案内部12,32,
42上端に所定の曲げ角度で延設して一体形成され、案
内部12,32,42と連通するとともに、先端に吐水
孔13a,33a,43aを開口形成した筒状をなす給
水部13,33,43とを具備する。
30,40は、配水管2に螺合して接続自在とされ、配
水管2と連通する円筒状をなす合成樹脂製の接続部1
1,31,41と、前記合成樹脂により接続部11,3
1,41の上端に同軸上に延設して一体形成され、接続
部11,31,41と連通する筒状をなす案内部12,
32,42と、前記合成樹脂により案内部12,32,
42上端に所定の曲げ角度で延設して一体形成され、案
内部12,32,42と連通するとともに、先端に吐水
孔13a,33a,43aを開口形成した筒状をなす給
水部13,33,43とを具備する。
【0033】したがって、上記実施例は、吐水装置1
0,30,40を配水管2に接続部11,31,41を
介して接続し、給水を行なうと、給水は接続部11,3
1,41及び案内部12,32,42を経て給水部1
3,33,43の吐水孔13a,33a,43aから外
部に吐出される。このとき、接続部11,31,41、
案内部12,32,42及び給水部13,33,43は
全体を同一の合成樹脂により一体成形されているため、
吐水装置10,30,40における給水の通過経路全体
が単一、かつ、均質の成形品となる。その結果、各部品
相互間の組付境界部からの水洩れを生じることもなく、
製品品質を向上することができるとともに、吐水装置全
体の外観が単一で均質なものとなるため、外観品質を良
好なものとすることができる。一方、吐水装置10,3
0,40の成形のための金型も1つですみ、かつ、従来
例のように構成部品が複数となる場合のような各部品
(接続部52及びキャップ53)の組付作業は必要な
く、各部品相互の組付部位間での寸法精度の確保等が不
要となるため、生産効率を向上して製品コストを低減す
ることができる。
0,30,40を配水管2に接続部11,31,41を
介して接続し、給水を行なうと、給水は接続部11,3
1,41及び案内部12,32,42を経て給水部1
3,33,43の吐水孔13a,33a,43aから外
部に吐出される。このとき、接続部11,31,41、
案内部12,32,42及び給水部13,33,43は
全体を同一の合成樹脂により一体成形されているため、
吐水装置10,30,40における給水の通過経路全体
が単一、かつ、均質の成形品となる。その結果、各部品
相互間の組付境界部からの水洩れを生じることもなく、
製品品質を向上することができるとともに、吐水装置全
体の外観が単一で均質なものとなるため、外観品質を良
好なものとすることができる。一方、吐水装置10,3
0,40の成形のための金型も1つですみ、かつ、従来
例のように構成部品が複数となる場合のような各部品
(接続部52及びキャップ53)の組付作業は必要な
く、各部品相互の組付部位間での寸法精度の確保等が不
要となるため、生産効率を向上して製品コストを低減す
ることができる。
【0034】また、上記実施例の吐水装置10,30,
40の製造方法は、吐水装置10,30,40の外形と
同一の所定方向に延びる屈曲空間状をなすキャビティ2
1と、キャビティ21の延設方向の一端(吐水孔13
a,33a,43a側)に連通するガス吹込口22と、
キャビティ21の延設方向他端(接続部11,31,4
1の開口側)に連通する所定空間のガス吹出部23とを
有する金型を使用し、金型のキャビティ21内に溶融合
成樹脂Rをショートショットで注入する樹脂注入工程
と、金型のガス吹込口22からキャビティ21内の溶融
合成樹脂R内部にガスGを注入し、ガスG圧により溶融
合成樹脂Rをキャビティ21表面に内部から付勢圧接し
てキャビティ21形状に対応する形状に保持するととも
に、ガス吹込口22からガス吹出部23内に流入させ、
ガス吹込口22からガス吹出口23へと連通する給水通
路15を形成するガス注入工程と、冷却固化した合成樹
脂のガス吹込口部分25及びガス吹出部部分26を型開
き後に切断して、給水通路15の両端を開放する切断工
程とを具備する。
40の製造方法は、吐水装置10,30,40の外形と
同一の所定方向に延びる屈曲空間状をなすキャビティ2
1と、キャビティ21の延設方向の一端(吐水孔13
a,33a,43a側)に連通するガス吹込口22と、
キャビティ21の延設方向他端(接続部11,31,4
1の開口側)に連通する所定空間のガス吹出部23とを
有する金型を使用し、金型のキャビティ21内に溶融合
成樹脂Rをショートショットで注入する樹脂注入工程
と、金型のガス吹込口22からキャビティ21内の溶融
合成樹脂R内部にガスGを注入し、ガスG圧により溶融
合成樹脂Rをキャビティ21表面に内部から付勢圧接し
てキャビティ21形状に対応する形状に保持するととも
に、ガス吹込口22からガス吹出部23内に流入させ、
ガス吹込口22からガス吹出口23へと連通する給水通
路15を形成するガス注入工程と、冷却固化した合成樹
脂のガス吹込口部分25及びガス吹出部部分26を型開
き後に切断して、給水通路15の両端を開放する切断工
程とを具備する。
【0035】したがって、上記実施例は、樹脂注入工程
においてキャビティ21内に注入された溶融合成樹脂R
は、ガス注入工程において内部に注入されるガスG圧に
より、内部に空間を形成して外方に膨張し、キャビティ
21表面に圧接されてキャビティ21形状と同一外形に
付形される。また、溶融合成樹脂Rは、ガスG圧により
ガス吹込口22からガス吹出部23へと流入し、内部に
ガス吹込口22からガス吹出部23へと連通して延びる
空間状の給水通路15を形成する。そして、切断工程
で、冷却固化した合成樹脂のガス吹込口部分25及びガ
ス吹出部部分26を切断して給水通路15の両端を開放
することにより、所定方向に延びる屈曲筒状の吐水装置
10,30,40が、所定の合成樹脂より一体成形され
る。よって、吐水装置10,30,40の一端の接続部
11,31,41を配水管2に接続することにより、他
端開口である吐水口13a,33a,43aからの吐水
が自在となる。その結果、複数の部品を別個に射出成形
する場合と比べ、一つの金型でその成形を行なうことが
でき、製造工程を減少して生産効率を向上できる。ま
た、構成部品が複数となる場合のような各部品間の組付
作業は必要なく、各部品相互の組付部位間での寸法精度
の確保等が不要となるため、生産効率を向上して製品コ
ストを低減することができる。
においてキャビティ21内に注入された溶融合成樹脂R
は、ガス注入工程において内部に注入されるガスG圧に
より、内部に空間を形成して外方に膨張し、キャビティ
21表面に圧接されてキャビティ21形状と同一外形に
付形される。また、溶融合成樹脂Rは、ガスG圧により
ガス吹込口22からガス吹出部23へと流入し、内部に
ガス吹込口22からガス吹出部23へと連通して延びる
空間状の給水通路15を形成する。そして、切断工程
で、冷却固化した合成樹脂のガス吹込口部分25及びガ
ス吹出部部分26を切断して給水通路15の両端を開放
することにより、所定方向に延びる屈曲筒状の吐水装置
10,30,40が、所定の合成樹脂より一体成形され
る。よって、吐水装置10,30,40の一端の接続部
11,31,41を配水管2に接続することにより、他
端開口である吐水口13a,33a,43aからの吐水
が自在となる。その結果、複数の部品を別個に射出成形
する場合と比べ、一つの金型でその成形を行なうことが
でき、製造工程を減少して生産効率を向上できる。ま
た、構成部品が複数となる場合のような各部品間の組付
作業は必要なく、各部品相互の組付部位間での寸法精度
の確保等が不要となるため、生産効率を向上して製品コ
ストを低減することができる。
【0036】一方、吐水装置10,30,40が、上記
のように屈曲筒状をなす場合、特に、多段湾曲形状等の
複雑な形状をなす場合でも、ガス吹込口22からのガス
Gが、キャビティ21の延設方向に沿って溶融合成樹脂
R内をガス吹出部23へと流れ、溶融合成樹脂R内に延
設方向に沿って延びる内部空間としての給水通路15を
形成する。その結果、吐水装置10,30,40が複雑
形状をなす場合でも、所望形状の筒状の吐水装置10,
30,40の成形が可能であり、吐水装置10,30,
40の形状を複雑化することができ、形状の自由度も高
い。そして、ガスG圧により吐水装置10,30,40
内部に給水通路15を形成するため、製造費上昇を招く
スライド型を使用する必要はなく、コスト低減を図るこ
とができる。加えて、スライド型を使用しないことか
ら、従来例のように、スライド型を抜き取るための孔で
ある装着孔51dを設ける必要はなく、また、その装着
孔51dを別部材のキャップ53で遮蔽するといった作
業も不要となり、コスト上昇、作業性の低下或いは外観
品質の低下を招くおそれもない。更に、ブロー成形品に
比べて、外観意匠を重視する製品に十分適用することが
できる。
のように屈曲筒状をなす場合、特に、多段湾曲形状等の
複雑な形状をなす場合でも、ガス吹込口22からのガス
Gが、キャビティ21の延設方向に沿って溶融合成樹脂
R内をガス吹出部23へと流れ、溶融合成樹脂R内に延
設方向に沿って延びる内部空間としての給水通路15を
形成する。その結果、吐水装置10,30,40が複雑
形状をなす場合でも、所望形状の筒状の吐水装置10,
30,40の成形が可能であり、吐水装置10,30,
40の形状を複雑化することができ、形状の自由度も高
い。そして、ガスG圧により吐水装置10,30,40
内部に給水通路15を形成するため、製造費上昇を招く
スライド型を使用する必要はなく、コスト低減を図るこ
とができる。加えて、スライド型を使用しないことか
ら、従来例のように、スライド型を抜き取るための孔で
ある装着孔51dを設ける必要はなく、また、その装着
孔51dを別部材のキャップ53で遮蔽するといった作
業も不要となり、コスト上昇、作業性の低下或いは外観
品質の低下を招くおそれもない。更に、ブロー成形品に
比べて、外観意匠を重視する製品に十分適用することが
できる。
【0037】ところで、上記実施例の吐水装置10,3
0,40は、水洗トイレのロータンク1の吐水口または
シャワーヘッドに具体化されたが、本発明を実施する場
合には、これに限定されるものではなく、水栓用品等の
一体成形品、特に、従来のスライド型による成形を必要
とするような形状の製品に具体化可能である。
0,40は、水洗トイレのロータンク1の吐水口または
シャワーヘッドに具体化されたが、本発明を実施する場
合には、これに限定されるものではなく、水栓用品等の
一体成形品、特に、従来のスライド型による成形を必要
とするような形状の製品に具体化可能である。
【0038】また、上記実施例の吐水装置10,30,
40は屈曲筒状に形成されているが、本発明を実施する
場合には、これに限定されるものではなく、ガスインジ
ェクション成形による成形が可能な限りにおいて、例え
ば、S字状等の多段湾曲筒状、または、螺旋筒状等、必
要に応じて他の形状としてもよい。
40は屈曲筒状に形成されているが、本発明を実施する
場合には、これに限定されるものではなく、ガスインジ
ェクション成形による成形が可能な限りにおいて、例え
ば、S字状等の多段湾曲筒状、または、螺旋筒状等、必
要に応じて他の形状としてもよい。
【0039】そして、上記実施例の吐水装置10,3
0,40の製造方法では、キャビティ21の一端にガス
吹込口22を、他端にガス吹出部23を設けるととも
に、ガス吹込口22を吐水孔13a,33a,43a側
とし、ガス吹出部23を接続部11,31,41側とし
たが、これを、ガス吹出部23を吐水孔13a,33
a,43a側とし、ガス吹込口22を接続部11,3
1,41側としてもよい。更に、吐水装置を複数の吐水
孔を有する形状に成形し、ガス吹込口22を前記複数の
吐水孔に接続してガスGを注入する構成としてもよい。
また、ガス吹込口22の形状またはガス吹出部23の形
状も適宜変更することができる。更に、樹脂注入工程に
おいて、キャビティ21内に溶融合成樹脂Rをフルショ
ットで注入した後、ガス圧にて溶融合成樹脂Rをガス吹
出部23内に注入することもできる。
0,40の製造方法では、キャビティ21の一端にガス
吹込口22を、他端にガス吹出部23を設けるととも
に、ガス吹込口22を吐水孔13a,33a,43a側
とし、ガス吹出部23を接続部11,31,41側とし
たが、これを、ガス吹出部23を吐水孔13a,33
a,43a側とし、ガス吹込口22を接続部11,3
1,41側としてもよい。更に、吐水装置を複数の吐水
孔を有する形状に成形し、ガス吹込口22を前記複数の
吐水孔に接続してガスGを注入する構成としてもよい。
また、ガス吹込口22の形状またはガス吹出部23の形
状も適宜変更することができる。更に、樹脂注入工程に
おいて、キャビティ21内に溶融合成樹脂Rをフルショ
ットで注入した後、ガス圧にて溶融合成樹脂Rをガス吹
出部23内に注入することもできる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明にかかる
吐水装置は、配水管に接続自在とされ、配水管と連通す
る筒状をなす接続部と、前記接続部に延設され、前記接
続部と連通する筒状をなす案内部と、前記案内部に所定
の曲げ角度で延設され、前記案内部と連通するととも
に、先端に吐水孔を有する筒状をなす給水部とを、所定
の合成樹脂により一体形成したものである。
吐水装置は、配水管に接続自在とされ、配水管と連通す
る筒状をなす接続部と、前記接続部に延設され、前記接
続部と連通する筒状をなす案内部と、前記案内部に所定
の曲げ角度で延設され、前記案内部と連通するととも
に、先端に吐水孔を有する筒状をなす給水部とを、所定
の合成樹脂により一体形成したものである。
【0041】したがって、吐水装置を配水管に接続部を
介して接続し、給水を行なうと、給水は接続部及び案内
部を経て給水部の吐水孔から外部に吐出される。このと
き、接続部、案内部及び給水部は全体を同一の合成樹脂
により一体成形されているため、吐水装置における給水
の通過経路全体が単一、かつ、均質の成形品となる。そ
の結果、各部品相互間の組付境界部からの水洩れを生じ
ることもなく、製品品質を向上することができるととも
に、吐水装置全体の外観が単一で均質なものとなるた
め、外観品質を良好なものとすることができる。一方、
吐水装置の成形のための金型も1つですみ、かつ、構成
部品が複数となる場合のような各部品間の組付作業は必
要なく、各部品相互の組付部位間での寸法精度の確保等
が不要となるため、生産効率を向上して製品コストを低
減することができる。
介して接続し、給水を行なうと、給水は接続部及び案内
部を経て給水部の吐水孔から外部に吐出される。このと
き、接続部、案内部及び給水部は全体を同一の合成樹脂
により一体成形されているため、吐水装置における給水
の通過経路全体が単一、かつ、均質の成形品となる。そ
の結果、各部品相互間の組付境界部からの水洩れを生じ
ることもなく、製品品質を向上することができるととも
に、吐水装置全体の外観が単一で均質なものとなるた
め、外観品質を良好なものとすることができる。一方、
吐水装置の成形のための金型も1つですみ、かつ、構成
部品が複数となる場合のような各部品間の組付作業は必
要なく、各部品相互の組付部位間での寸法精度の確保等
が不要となるため、生産効率を向上して製品コストを低
減することができる。
【0042】請求項2の発明にかかる吐水装置の製造方
法は、所定方向に延設した空間状のキャビティと、前記
キャビティの延設方向一端に連通するガス吹込口と、前
記キャビティの延設方向他端に連通する所定空間状のガ
ス吹出部とを有する金型を使用して、樹脂注入工程にお
いて、前記キャビティ内に溶融合成樹脂を注入し、ガス
注入工程において、前記金型のガス吹込口から前記キャ
ビティ内の溶融合成樹脂内部にガスを注入し、ガス圧に
より前記溶融合成樹脂をキャビティ表面に内部から付勢
圧接してキャビティ形状に対応する形状に保持するとと
もに、前記ガス吹込口から前記ガス吹出部内に流入させ
て、前記溶融合成樹脂内に前記ガス吹込口から前記ガス
吹出口へと延びる給水通路を形成し、切断工程におい
て、冷却固化した合成樹脂の前記ガス吹込口側及び前記
ガス吹出部側を切断して前記給水通路の延設方向両端を
開放するものである。
法は、所定方向に延設した空間状のキャビティと、前記
キャビティの延設方向一端に連通するガス吹込口と、前
記キャビティの延設方向他端に連通する所定空間状のガ
ス吹出部とを有する金型を使用して、樹脂注入工程にお
いて、前記キャビティ内に溶融合成樹脂を注入し、ガス
注入工程において、前記金型のガス吹込口から前記キャ
ビティ内の溶融合成樹脂内部にガスを注入し、ガス圧に
より前記溶融合成樹脂をキャビティ表面に内部から付勢
圧接してキャビティ形状に対応する形状に保持するとと
もに、前記ガス吹込口から前記ガス吹出部内に流入させ
て、前記溶融合成樹脂内に前記ガス吹込口から前記ガス
吹出口へと延びる給水通路を形成し、切断工程におい
て、冷却固化した合成樹脂の前記ガス吹込口側及び前記
ガス吹出部側を切断して前記給水通路の延設方向両端を
開放するものである。
【0043】なお、樹脂注入工程において、キャビティ
内に溶融合成樹脂をフルショットで注入した後、ガス圧
にて溶融合成樹脂をガス吹出部内に注入することもでき
る。したがって、樹脂注入工程においてキャビティ内に
注入された溶融合成樹脂は、ガス注入工程において内部
に注入されるガス圧により、内部に空間を形成して外方
に膨張し、キャビティ表面に圧接されてキャビティ形状
と同一外形に付形される。また、溶融合成樹脂内は、ガ
ス圧によりガス吹込口からガス吹出部へと流入し、ガス
吹込口からガス吹出部へと連通する給水通路を形成す
る。そして、切断工程で冷却固化した合成樹脂のガス吹
込口側及びガス吹出部側を切断して、給水通路の延設方
向両端を開放することにより、所定方向に延びるととも
に、延設方向両端に開口を有する筒状の吐水装置が、所
定の合成樹脂より一体成形される。よって、吐水装置の
一端の開口を配水管に接続することにより、他端開口か
らの吐水が自在となる。その結果、複数の部品を別個に
射出成形する場合と比べ、一つの金型でその成形を行な
うことができ、製造工程を減少して生産効率を向上でき
る。また、構成部品が複数となる場合のような各部品間
の組付作業は必要なく、各部品相互の組付部位間での寸
法精度の確保等が不要となるため、生産効率を向上して
製品コストを低減することができる。
内に溶融合成樹脂をフルショットで注入した後、ガス圧
にて溶融合成樹脂をガス吹出部内に注入することもでき
る。したがって、樹脂注入工程においてキャビティ内に
注入された溶融合成樹脂は、ガス注入工程において内部
に注入されるガス圧により、内部に空間を形成して外方
に膨張し、キャビティ表面に圧接されてキャビティ形状
と同一外形に付形される。また、溶融合成樹脂内は、ガ
ス圧によりガス吹込口からガス吹出部へと流入し、ガス
吹込口からガス吹出部へと連通する給水通路を形成す
る。そして、切断工程で冷却固化した合成樹脂のガス吹
込口側及びガス吹出部側を切断して、給水通路の延設方
向両端を開放することにより、所定方向に延びるととも
に、延設方向両端に開口を有する筒状の吐水装置が、所
定の合成樹脂より一体成形される。よって、吐水装置の
一端の開口を配水管に接続することにより、他端開口か
らの吐水が自在となる。その結果、複数の部品を別個に
射出成形する場合と比べ、一つの金型でその成形を行な
うことができ、製造工程を減少して生産効率を向上でき
る。また、構成部品が複数となる場合のような各部品間
の組付作業は必要なく、各部品相互の組付部位間での寸
法精度の確保等が不要となるため、生産効率を向上して
製品コストを低減することができる。
【0044】一方、吐水装置が多段湾曲形状等の複雑な
形状をなす場合でも、ガス吹込口からのガスが、キャビ
ティの延設方向に沿って溶融合成樹脂内をガス吹出部へ
と流れ、溶融合成樹脂内に延設方向に沿って延びる内部
空間としての給水通路を形成する。その結果、吐水装置
が複雑形状をなす場合でも、所望形状の筒状の吐水装置
の成形が可能であり、吐水装置の形状を複雑化すること
ができ、形状の自由度も高い。そして、ガス圧により吐
水装置内部に給水通路を形成するため、製造費上昇を招
くスライド型を使用する必要はなく、コスト低減を図る
ことができる。加えて、スライド型を使用しないことか
ら、スライド型を抜き取るための孔を設ける必要はな
く、また、その孔を別部材で遮蔽する作業も不要とな
り、コスト上昇、作業性の低下或いは外観品質の低下を
招くおそれもない。
形状をなす場合でも、ガス吹込口からのガスが、キャビ
ティの延設方向に沿って溶融合成樹脂内をガス吹出部へ
と流れ、溶融合成樹脂内に延設方向に沿って延びる内部
空間としての給水通路を形成する。その結果、吐水装置
が複雑形状をなす場合でも、所望形状の筒状の吐水装置
の成形が可能であり、吐水装置の形状を複雑化すること
ができ、形状の自由度も高い。そして、ガス圧により吐
水装置内部に給水通路を形成するため、製造費上昇を招
くスライド型を使用する必要はなく、コスト低減を図る
ことができる。加えて、スライド型を使用しないことか
ら、スライド型を抜き取るための孔を設ける必要はな
く、また、その孔を別部材で遮蔽する作業も不要とな
り、コスト上昇、作業性の低下或いは外観品質の低下を
招くおそれもない。
【図1】図1は本発明の第一実施例の吐水装置を示す断
面図である。
面図である。
【図2】図2は本発明の第一実施例の吐水装置を示す背
面図である。
面図である。
【図3】図3は本発明の第一実施例の吐水装置の製造方
法を示す概略工程図であり、(a)は樹脂注入工程を、
(b)はガス注入工程の途中を、(c)はガス注入工程
の終了時を示す。
法を示す概略工程図であり、(a)は樹脂注入工程を、
(b)はガス注入工程の途中を、(c)はガス注入工程
の終了時を示す。
【図4】図4は本発明の第一実施例の吐水装置のガス吹
込口及びガス吹出部を切断した状態を示す断面図であ
る。
込口及びガス吹出部を切断した状態を示す断面図であ
る。
【図5】図5は本発明の第二実施例の吐水装置を示す断
面図である。
面図である。
【図6】図6は本発明の第三実施例の吐水装置を示す断
面図である。
面図である。
【図7】図7は水洗トイレのロータンクに吐水装置を取
付けた状態を示す斜視図である。
付けた状態を示す斜視図である。
【図8】図8は従来の吐水装置を示す断面図である。
【図9】図9は従来の吐水装置を示す背面図である。
2 配水管 11 接続部 12 垂立部(案内部) 13 傾斜部(給水部) 15 給水通路 21 キャビティ 22 ガス吹込口 23 ガス吹出部 31 接続部 32 垂立部(案内部) 33 傾斜部(給水部) 41 接続部 42 案内部 43 給水部 G ガス R 溶融合成樹脂
Claims (2)
- 【請求項1】 配水管に接続自在とされ、配水管と連通
する筒状をなす合成樹脂製の接続部と、 前記合成樹脂により前記接続部に延設して一体成形さ
れ、前記接続部と連通する筒状をなす案内部と、 前記合成樹脂により前記案内部に所定の曲げ角度で延設
して一体成形され、前記案内部と連通するとともに、先
端に吐水孔を有する筒状をなす給水部とを具備すること
を特徴とする吐水装置。 - 【請求項2】 所定方向に延設した空間状のキャビティ
と、前記キャビティの延設方向の一端に連通するガス吹
込口と、前記キャビティの延設方向の他端に連通する所
定空間状のガス吹出部とを有する金型の前記キャビティ
内に溶融合成樹脂を注入する樹脂注入工程と、 前記金型のガス吹込口から前記キャビティ内の溶融合成
樹脂内部にガスを注入し、ガス圧により前記溶融合成樹
脂をキャビティ表面に内部から付勢圧接してキャビティ
形状に対応する形状に保持するとともに、前記ガス吹込
口から前記ガス吹出部内に流入させて、前記溶融合成樹
脂内に前記ガス吹込口から前記ガス吹出部へと延びる給
水通路を形成するガス注入工程と、 冷却固化した合成樹脂の前記ガス吹込口側及び前記ガス
吹出部側を切断して前記給水通路の延設方向両端を開放
する切断工程とを具備することを特徴とする吐水装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17284893A JPH0726601A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 吐水装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17284893A JPH0726601A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 吐水装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0726601A true JPH0726601A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15949439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17284893A Pending JPH0726601A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 吐水装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726601A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08226150A (ja) * | 1995-02-23 | 1996-09-03 | Onda Jiyuken Kogyo:Kk | 蛇口及びその製造方法 |
| JPH08226149A (ja) * | 1995-02-23 | 1996-09-03 | Onda Jiyuken Kogyo:Kk | 蛇 口 |
| DE102022103247A1 (de) | 2022-02-11 | 2023-08-17 | Grohe Ag | Armaturengehäuse für eine Sanitärarmatur und Verfahren zur Herstellung eines solchen Armaturengehäuses |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP17284893A patent/JPH0726601A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08226150A (ja) * | 1995-02-23 | 1996-09-03 | Onda Jiyuken Kogyo:Kk | 蛇口及びその製造方法 |
| JPH08226149A (ja) * | 1995-02-23 | 1996-09-03 | Onda Jiyuken Kogyo:Kk | 蛇 口 |
| DE102022103247A1 (de) | 2022-02-11 | 2023-08-17 | Grohe Ag | Armaturengehäuse für eine Sanitärarmatur und Verfahren zur Herstellung eines solchen Armaturengehäuses |
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