JPH07266091A - 粉体プレス - Google Patents
粉体プレスInfo
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- JPH07266091A JPH07266091A JP15408693A JP15408693A JPH07266091A JP H07266091 A JPH07266091 A JP H07266091A JP 15408693 A JP15408693 A JP 15408693A JP 15408693 A JP15408693 A JP 15408693A JP H07266091 A JPH07266091 A JP H07266091A
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 縦横比の大きい粉末成型物であって、各部に
おいて密度が均等であるものを量産する手段を提供す
る。 【構成】 予定成型物の頂面に対応するパンチ面を有す
る上キネと、ウス穴と放射状の横溝をもつウスと、ウス
穴に進入の際予定成型物の底面に対応するパンチ面を有
する下キネと、ウスの各横溝に嵌設した横キネとを有
し、横キネのパンチ面は予定成型物の主外側面の形状に
対応する形状を有し、予定成型物の長手主面に対応する
ウス穴の側壁面を横キネのパンチ面の連続面で形成した
粉体プレス。
おいて密度が均等であるものを量産する手段を提供す
る。 【構成】 予定成型物の頂面に対応するパンチ面を有す
る上キネと、ウス穴と放射状の横溝をもつウスと、ウス
穴に進入の際予定成型物の底面に対応するパンチ面を有
する下キネと、ウスの各横溝に嵌設した横キネとを有
し、横キネのパンチ面は予定成型物の主外側面の形状に
対応する形状を有し、予定成型物の長手主面に対応する
ウス穴の側壁面を横キネのパンチ面の連続面で形成した
粉体プレス。
Description
【発明の目的】この発明は縦横比の大きい、棒状、パイ
プ状、つば付きのパイプ状、コップ状等の成型物であっ
て、均質なものを粉体の圧縮成型により生産する手段を
提供するのがその目的である。前記したような形状の成
型物を粉体の圧縮成型により生産することはそれらが短
小であれば従来から行われて来た。しかしながら、従来
の圧縮成型技術により生産されるのは縦横比が2:1程
度までであって、これを越えるものを工業的に生産する
には水その他の溶液や何等かの媒質を併用する湿式押出
法、スリップキャスティング法、射出成型法などによる
より外はなく、高圧粉体プレスの使用による大量生産は
不可能であった。すなわち、従来の粉体プレスは一定断
面積のウス穴に装入した粉体を上下から加圧して成型す
るものであり、パイプのような中空体を成型する場合は
コアロッドをウス穴に挿入して使用し、予定成型物の管
壁に対応するウス穴の部分に粉体を装入するのである
が、いずれにせよウス穴の縦横比が大きいと得られる成
型物の均質性が急激に低下して、それに起因して局部的
に脆弱な成型物しか得られないからである。特に、焼結
品を目的とする場合は焼結の際の高熱により不規則的に
変形するので、目的とする形状、寸度のものを量産する
ことができない。従来の粉体プレスにより成型した成型
物、特に縦横比の大きい成型物が均質性に欠けるのは粉
体が大きいカサ比重をもち、かつ流動摩擦抵抗が大きい
ためである。たとえば直径5mm長さ100mmの棒状
品を生産しようとする場合、カサ比重が4であればウス
穴への充填深さが400mmであることを要するが、直
径5mmのウス穴に粉体を400mmも均等な密度で装
入することは至難である。このためウス穴への装入完了
時において粉体の層の密度が長手にそう各部において不
均等であり、このような装入時の密度不均等性に起因
し、成型物もまた均質性に欠けることになるのである。
この発明は、上述のような粉体装入の際の密度不均等性
を事実上解消する手段を見出し、かくして縦横比の大き
い成型物を量産する手段を提供したものである。
プ状、つば付きのパイプ状、コップ状等の成型物であっ
て、均質なものを粉体の圧縮成型により生産する手段を
提供するのがその目的である。前記したような形状の成
型物を粉体の圧縮成型により生産することはそれらが短
小であれば従来から行われて来た。しかしながら、従来
の圧縮成型技術により生産されるのは縦横比が2:1程
度までであって、これを越えるものを工業的に生産する
には水その他の溶液や何等かの媒質を併用する湿式押出
法、スリップキャスティング法、射出成型法などによる
より外はなく、高圧粉体プレスの使用による大量生産は
不可能であった。すなわち、従来の粉体プレスは一定断
面積のウス穴に装入した粉体を上下から加圧して成型す
るものであり、パイプのような中空体を成型する場合は
コアロッドをウス穴に挿入して使用し、予定成型物の管
壁に対応するウス穴の部分に粉体を装入するのである
が、いずれにせよウス穴の縦横比が大きいと得られる成
型物の均質性が急激に低下して、それに起因して局部的
に脆弱な成型物しか得られないからである。特に、焼結
品を目的とする場合は焼結の際の高熱により不規則的に
変形するので、目的とする形状、寸度のものを量産する
ことができない。従来の粉体プレスにより成型した成型
物、特に縦横比の大きい成型物が均質性に欠けるのは粉
体が大きいカサ比重をもち、かつ流動摩擦抵抗が大きい
ためである。たとえば直径5mm長さ100mmの棒状
品を生産しようとする場合、カサ比重が4であればウス
穴への充填深さが400mmであることを要するが、直
径5mmのウス穴に粉体を400mmも均等な密度で装
入することは至難である。このためウス穴への装入完了
時において粉体の層の密度が長手にそう各部において不
均等であり、このような装入時の密度不均等性に起因
し、成型物もまた均質性に欠けることになるのである。
この発明は、上述のような粉体装入の際の密度不均等性
を事実上解消する手段を見出し、かくして縦横比の大き
い成型物を量産する手段を提供したものである。
【発明の構成】以下、図示の実施例につきこの発明を説
明する。まず図1および図2を参照すれば、1は上下可
動な上キネで、予定成型物の頂面に対応する形状のパン
チ面11をもっている。2はウスで、予定成型物の長手
主面の長さに対応する深さのウス穴21とウス穴21か
ら放射状に伸びる複数の横溝22を有している。前記し
た予定成型物には図3〜図10に例示したように種々の
ものがある。また、ここで長手主面というのは図3、図
4、図6〜図8においては長手の外側面全体を指してお
り、図5、図10のようにつば部が張り出している場合
は張出し部を除いた長手外側面を指している。ただし、
図9のような半割りパイプの場合は図面上不可視である
大きい凸筒面全体を指し、可視の小径である凹筒面や半
割りによる細い縁面は長手であっても主面ではない。図
10のようなつば付き半割りパイプの場合、つば部を除
いた不可視の凸筒面が長手主面である。なお、図1およ
び図2に示す実施例は図3に示すような丸棒成型用の粉
体プレスであることが理解されよう。さて、この発明に
おいて、3は下キネで、上キネ1の軸線Xにそい上下可
動である。下キネ3のパンチ面31は予定成型物の底面
に対応する形状をそなえ、図1のように下キネ3がウス
2に進入した際、図示のようにパンチ面31がウス穴2
1の底面を形成する。4は横キネで、それぞれ対応する
横溝22に摺動自在に嵌設されている。この発明によれ
ば、ウス穴21の深さ、横溝22の深さ、および横キネ
4の高さはいずれも予定成型物の前記した長手主面の長
さに対応している。また、この発明によれば、横キネ4
のパンチ面41はそのパンチ面41に対応する予定成型
物の長手主面の部分の形状に対応している。さらにこの
発明によれば、図2に示すように、すべての横キネ4の
前進ストロークの終点において、予定成型物の長手主面
に対応するウス穴21の側壁面はそれらのパンチ面41
の連続面により形成される。以下、この発明の若干の実
施例につき説明する。すなわち、図1および図2の例に
おいては、予定成型物は前記したように丸棒であり、4
個の横キネのそれぞれのパンチ面41はそれぞれ丸棒の
長手主面である円筒面を縦に4等分した部分筒面の形状
を呈している。なお、図中の1点鎖線aは横キネ4の後
退ストローク終点におけるパンチ面41の位置、bは同
じく尾端の位置を示している。図1および図2に示す例
では予定成型物の長手主面を4分割した部分筒面を4個
の横キネがそれぞれ担当しているが、径が比較的大きい
成型物を対象とする場合は長手主面をたとえば6等分に
分割し、それらの部分筒面を6個の横キネにより担当す
るような変型は容易である。また、短いパイプの成型に
おいて中空部を形成するためウス穴にコアロッドを挿入
することはよく知られているので、図1および図2に示
す例において図11に示すコアロッド12を用いること
により、図4に示すような長いパイプを成型できること
が容易に了解されよう。図7に示す平角棒又は図8に示
す三角棒生産用の実施例は図示されていないが、平角棒
を対象とする場合、図1および図2における横キネのパ
ンチ面41を平角柱の長手主面のそれぞれの寸度に対応
する平面とし、かつそれぞれ相対する2組の横キネの前
進ストロークおよび後退ストロークの各終点の位置を違
えることにより、平角棒が生産できる。図8の三角棒を
成型するには、3個の横キネを使用し、たがいに隣り合
う2個づつの横キネ相互間の角度をそれぞれ三角棒の頂
角に対応させればよい。図11に示すのは図5に示すよ
うなつば付きパイプ生産用の実施例で、上キネ1および
下キネ2のパンチ面はそれぞれ環状で、下キネ2にはコ
アロッド32が挿通されている。また、成型物5のつば
部51を成型するため、ウス2にはつば部51と同径の
中心孔をもつ上蓋23が固定されている。なお、図は充
填された粉体の成型が終了した状態で描かれている。図
12に示すのは図6に断面を示したコップ状物生産用の
実施例で、下キネ2のパンチ面が環状であること、コア
ロッド32が下キネ2に挿通されていること、ウス2は
上蓋23をそなえることは図11の例と同様である。た
だし、この例の上蓋23の中心孔の径は成型物5の直径
に等しく設定されている。またコップ底52の部分を成
型するため、上昇静止の際のコアロッド32の頂面の位
置は横キネ4の頂面の下方に設定されている。図13に
示したのは図9に示すような半割パイプ生産用の実施例
で、ウス2は予定成型物の凹筒面53および半割りの長
手縁面54に対応する面が軸線Xにそって設けられてい
る。横キネ4は2個で、それぞれ対応する横溝22に嵌
挿されており、パンチ面41は予定成型物である半割パ
イプの長手主面を縦に2等分した分割筒面に対応してい
る。なお、図は横キネ4の後退ストロークの終点におい
てウス穴に粉体が挿入された状態として描かれており、
予定成型物の長手主面の位置を示す1点鎖線の位置に横
キネのパンチ面41が前進したとき、半割パイプの長手
主面に対応するウス穴の側面が形成されるようになって
いる。以下、主として図1および図2を参照し、この発
明の使用法および作用につき説明する。この発明は前述
のようにしてなるので、下キネ3をウス2に進入させ、
そのパンチ面31を予定成型物の底面に対応する位置に
パンチ面31を保持する。横溝22の深さは予定成型物
の長手主面の長さに対応しているので、前記パンチ面3
1と横溝22の底のレベルは一致している。つぎに各横
キネ4を後退させる。横キネ4の後退ストロークは予定
成型物の前記した長手主面に対応する部分の容積と、装
入すべき粉体のカサ比重とから容易に計算できる。な
お、このような横キネ4の後退はあらかじめ行っておい
ても差し支えない。つぎに、上キネ1を上昇させた状態
で、前記のようにして求めた計算量の粉体をウス穴21
に装入し、続いて上キネ1の下降ストロークと横キネ4
の前進ストロークを同時に開始する。上キネのパンチ面
11の下降ストロークの終点は予定成型物の長さに対応
して決定され、横キネのパンチ面41の前進の終点は予
定成型物の長手主面の径に対応して決定される。上キネ
のパンチ面11および横キネのパンチ面41はそれぞれ
同時に終点に到達するように動作を制御すべきである。
このようにしてウス穴21に装入された計算量の粉体は
予定成型物の形状に圧縮成型されるので、ついで上キネ
1を上昇させかつ横キネ4を後退させた後下キネ3を図
示の位置から上昇させれば成型物がウス2の上方に排出
される。なお、成型物の排出は下キネ3を図示の位置に
固定したままウス2を下降させることによっても行うこ
とができる。すなわち、この発明によれば、各横キネ4
のパンチ面41は、そのパンチ面に対応する予定成型物
の長手主面の部分の形状に対応し、かつ予定成型物の長
手主面に対応するウス穴の側壁面は、すべての横キネ4
の前進ストロークの終点において、それらの横キネのパ
ンチ面41の連続面として形成される。それゆえ、粉体
を圧縮する横キネ4のストロークは予定成型物の長手主
面の全長と較べて非常に短小である。従って圧縮の際に
発生する粉体粒子の移動距離が小さく、かつ粉体は長手
主面の全長にわたって均等な圧力で圧縮されるので、成
型後における成型物の密度はその全長にわたって実質的
に均等になる。なお、図11および図12に示す実施例
につき注釈すれば、図示のような中空品の成型において
は周知のようにウス2内にコアロッド32を挿入する必
要があるが、コアロッド32の挿入はウス穴への粉体の
装入前に行う必要がある。また、図11のように予定成
型物がつば51つきのもの、あるいは図12のようにコ
ップ底52をそなえる場合、これらのつば51やコップ
底52の成型には上キネ1の移動による縦方向の圧力が
必要なので、そのためのウス穴の延長部を構成するウス
蓋23をウス2に冠装固定する。これらのつば51やコ
ップ底52を成型するための上キネ1のストローク距離
が横キネ4のストローク距離と大差がなければ、それら
の部分の成型物の密度は長手主面に対応する部分の密度
と実質的にかわらない。図13に示すのは図9に示す半
割パイプ又は図10に示すつば付き半割パイプ生産用の
実施例である。この実施例ではウス2の非可動な側壁面
の形状が特殊であるほか、その作用効果は既に説明した
幾つかの場合と実質的にかわらない。
明する。まず図1および図2を参照すれば、1は上下可
動な上キネで、予定成型物の頂面に対応する形状のパン
チ面11をもっている。2はウスで、予定成型物の長手
主面の長さに対応する深さのウス穴21とウス穴21か
ら放射状に伸びる複数の横溝22を有している。前記し
た予定成型物には図3〜図10に例示したように種々の
ものがある。また、ここで長手主面というのは図3、図
4、図6〜図8においては長手の外側面全体を指してお
り、図5、図10のようにつば部が張り出している場合
は張出し部を除いた長手外側面を指している。ただし、
図9のような半割りパイプの場合は図面上不可視である
大きい凸筒面全体を指し、可視の小径である凹筒面や半
割りによる細い縁面は長手であっても主面ではない。図
10のようなつば付き半割りパイプの場合、つば部を除
いた不可視の凸筒面が長手主面である。なお、図1およ
び図2に示す実施例は図3に示すような丸棒成型用の粉
体プレスであることが理解されよう。さて、この発明に
おいて、3は下キネで、上キネ1の軸線Xにそい上下可
動である。下キネ3のパンチ面31は予定成型物の底面
に対応する形状をそなえ、図1のように下キネ3がウス
2に進入した際、図示のようにパンチ面31がウス穴2
1の底面を形成する。4は横キネで、それぞれ対応する
横溝22に摺動自在に嵌設されている。この発明によれ
ば、ウス穴21の深さ、横溝22の深さ、および横キネ
4の高さはいずれも予定成型物の前記した長手主面の長
さに対応している。また、この発明によれば、横キネ4
のパンチ面41はそのパンチ面41に対応する予定成型
物の長手主面の部分の形状に対応している。さらにこの
発明によれば、図2に示すように、すべての横キネ4の
前進ストロークの終点において、予定成型物の長手主面
に対応するウス穴21の側壁面はそれらのパンチ面41
の連続面により形成される。以下、この発明の若干の実
施例につき説明する。すなわち、図1および図2の例に
おいては、予定成型物は前記したように丸棒であり、4
個の横キネのそれぞれのパンチ面41はそれぞれ丸棒の
長手主面である円筒面を縦に4等分した部分筒面の形状
を呈している。なお、図中の1点鎖線aは横キネ4の後
退ストローク終点におけるパンチ面41の位置、bは同
じく尾端の位置を示している。図1および図2に示す例
では予定成型物の長手主面を4分割した部分筒面を4個
の横キネがそれぞれ担当しているが、径が比較的大きい
成型物を対象とする場合は長手主面をたとえば6等分に
分割し、それらの部分筒面を6個の横キネにより担当す
るような変型は容易である。また、短いパイプの成型に
おいて中空部を形成するためウス穴にコアロッドを挿入
することはよく知られているので、図1および図2に示
す例において図11に示すコアロッド12を用いること
により、図4に示すような長いパイプを成型できること
が容易に了解されよう。図7に示す平角棒又は図8に示
す三角棒生産用の実施例は図示されていないが、平角棒
を対象とする場合、図1および図2における横キネのパ
ンチ面41を平角柱の長手主面のそれぞれの寸度に対応
する平面とし、かつそれぞれ相対する2組の横キネの前
進ストロークおよび後退ストロークの各終点の位置を違
えることにより、平角棒が生産できる。図8の三角棒を
成型するには、3個の横キネを使用し、たがいに隣り合
う2個づつの横キネ相互間の角度をそれぞれ三角棒の頂
角に対応させればよい。図11に示すのは図5に示すよ
うなつば付きパイプ生産用の実施例で、上キネ1および
下キネ2のパンチ面はそれぞれ環状で、下キネ2にはコ
アロッド32が挿通されている。また、成型物5のつば
部51を成型するため、ウス2にはつば部51と同径の
中心孔をもつ上蓋23が固定されている。なお、図は充
填された粉体の成型が終了した状態で描かれている。図
12に示すのは図6に断面を示したコップ状物生産用の
実施例で、下キネ2のパンチ面が環状であること、コア
ロッド32が下キネ2に挿通されていること、ウス2は
上蓋23をそなえることは図11の例と同様である。た
だし、この例の上蓋23の中心孔の径は成型物5の直径
に等しく設定されている。またコップ底52の部分を成
型するため、上昇静止の際のコアロッド32の頂面の位
置は横キネ4の頂面の下方に設定されている。図13に
示したのは図9に示すような半割パイプ生産用の実施例
で、ウス2は予定成型物の凹筒面53および半割りの長
手縁面54に対応する面が軸線Xにそって設けられてい
る。横キネ4は2個で、それぞれ対応する横溝22に嵌
挿されており、パンチ面41は予定成型物である半割パ
イプの長手主面を縦に2等分した分割筒面に対応してい
る。なお、図は横キネ4の後退ストロークの終点におい
てウス穴に粉体が挿入された状態として描かれており、
予定成型物の長手主面の位置を示す1点鎖線の位置に横
キネのパンチ面41が前進したとき、半割パイプの長手
主面に対応するウス穴の側面が形成されるようになって
いる。以下、主として図1および図2を参照し、この発
明の使用法および作用につき説明する。この発明は前述
のようにしてなるので、下キネ3をウス2に進入させ、
そのパンチ面31を予定成型物の底面に対応する位置に
パンチ面31を保持する。横溝22の深さは予定成型物
の長手主面の長さに対応しているので、前記パンチ面3
1と横溝22の底のレベルは一致している。つぎに各横
キネ4を後退させる。横キネ4の後退ストロークは予定
成型物の前記した長手主面に対応する部分の容積と、装
入すべき粉体のカサ比重とから容易に計算できる。な
お、このような横キネ4の後退はあらかじめ行っておい
ても差し支えない。つぎに、上キネ1を上昇させた状態
で、前記のようにして求めた計算量の粉体をウス穴21
に装入し、続いて上キネ1の下降ストロークと横キネ4
の前進ストロークを同時に開始する。上キネのパンチ面
11の下降ストロークの終点は予定成型物の長さに対応
して決定され、横キネのパンチ面41の前進の終点は予
定成型物の長手主面の径に対応して決定される。上キネ
のパンチ面11および横キネのパンチ面41はそれぞれ
同時に終点に到達するように動作を制御すべきである。
このようにしてウス穴21に装入された計算量の粉体は
予定成型物の形状に圧縮成型されるので、ついで上キネ
1を上昇させかつ横キネ4を後退させた後下キネ3を図
示の位置から上昇させれば成型物がウス2の上方に排出
される。なお、成型物の排出は下キネ3を図示の位置に
固定したままウス2を下降させることによっても行うこ
とができる。すなわち、この発明によれば、各横キネ4
のパンチ面41は、そのパンチ面に対応する予定成型物
の長手主面の部分の形状に対応し、かつ予定成型物の長
手主面に対応するウス穴の側壁面は、すべての横キネ4
の前進ストロークの終点において、それらの横キネのパ
ンチ面41の連続面として形成される。それゆえ、粉体
を圧縮する横キネ4のストロークは予定成型物の長手主
面の全長と較べて非常に短小である。従って圧縮の際に
発生する粉体粒子の移動距離が小さく、かつ粉体は長手
主面の全長にわたって均等な圧力で圧縮されるので、成
型後における成型物の密度はその全長にわたって実質的
に均等になる。なお、図11および図12に示す実施例
につき注釈すれば、図示のような中空品の成型において
は周知のようにウス2内にコアロッド32を挿入する必
要があるが、コアロッド32の挿入はウス穴への粉体の
装入前に行う必要がある。また、図11のように予定成
型物がつば51つきのもの、あるいは図12のようにコ
ップ底52をそなえる場合、これらのつば51やコップ
底52の成型には上キネ1の移動による縦方向の圧力が
必要なので、そのためのウス穴の延長部を構成するウス
蓋23をウス2に冠装固定する。これらのつば51やコ
ップ底52を成型するための上キネ1のストローク距離
が横キネ4のストローク距離と大差がなければ、それら
の部分の成型物の密度は長手主面に対応する部分の密度
と実質的にかわらない。図13に示すのは図9に示す半
割パイプ又は図10に示すつば付き半割パイプ生産用の
実施例である。この実施例ではウス2の非可動な側壁面
の形状が特殊であるほか、その作用効果は既に説明した
幾つかの場合と実質的にかわらない。
【発明の効果】かくしてこの発明によれば、図3〜図1
0に例示したような各種形状の縦横比の大きい粉体成型
物であって、その各部が均質なものが容易に量産され、
従ってこれらの成型物は高温下でも変形が避けられるの
で、成型物の焼結による多様な粉末冶金製品の量産化に
寄与するところが多大である。
0に例示したような各種形状の縦横比の大きい粉体成型
物であって、その各部が均質なものが容易に量産され、
従ってこれらの成型物は高温下でも変形が避けられるの
で、成型物の焼結による多様な粉末冶金製品の量産化に
寄与するところが多大である。
【図1】 この発明の一実施例の縦断面図で、図2のB
−B断面に対応する。
−B断面に対応する。
【図2】 同実施例の横断面図で、図1のA−A断面に
対応する。
対応する。
【図3】 この発明にかかる粉体プレスによる成型物の
一例で丸棒の斜視図。
一例で丸棒の斜視図。
【図4】 同じく他の一例でパイプの斜視図。
【図5】 同じくつば付きパイプの斜視図。
【図6】 同じくコップ状物の縦断面図。
【図7】 同じく平角棒の斜視図。
【図8】 同じく三角棒の斜視図。
【図9】 半割パイプの斜視図。
【図10】 つば付き半割パイプの斜視図。
【図11】 この発明の他の実施例の縦断面図。
【図12】 同じく他の実施例の縦断面図。
【図13】 同じく他の実施例の縦断面図。
Xは軸線、1は上キネ、11はパンチ面、2はウス、2
1はウス穴、22は横溝、3は下キネ、31はパンチ
面、4は横キネ、41はパンチ面である。
1はウス穴、22は横溝、3は下キネ、31はパンチ
面、4は横キネ、41はパンチ面である。
Claims (1)
- 【請求項1】上下可動で予定成型物の頂面に対応する形
状のパンチ面を有する上キネと、 予定成型物の長手主面の長さに対応する深さのウス穴お
よびウス穴から放射状に伸びる複数の横溝を有するウス
と、 上キネの軸線にそい上下可動で予定成型物の底面に対応
する形状のパンチ面を有し、ウスに進入してそのパンチ
面がウス穴の底面を形成する下キネと、 対応する前記横溝にそれぞれ摺動自在に嵌設した横キネ
とを有し、 前記ウス穴の深さ、横溝の深さ、および横キネの高さは
それぞれ予定成型物の長手主面の長さに対応し、 各横キネのパンチ面はそのパンチ面に対応する予定成型
物の長手主面の部分の形状に対応し、 すべての横キネの前進ストロークの終点において、予定
成型物の長手主面に対応するウス穴の側壁面をそれらの
横キネのパンチ面の連続面により形成してなる粉体プレ
ス。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP5154086A JP2739412B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 縦横比の大きい物体の粉体成型方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5154086A JP2739412B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 縦横比の大きい物体の粉体成型方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07266091A true JPH07266091A (ja) | 1995-10-17 |
| JP2739412B2 JP2739412B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=15576594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5154086A Expired - Lifetime JP2739412B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 縦横比の大きい物体の粉体成型方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2739412B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1993-05-21 JP JP5154086A patent/JP2739412B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2739412B2 (ja) | 1998-04-15 |
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