JPH0726629Y2 - 金属製ベローズ管 - Google Patents
金属製ベローズ管Info
- Publication number
- JPH0726629Y2 JPH0726629Y2 JP5891589U JP5891589U JPH0726629Y2 JP H0726629 Y2 JPH0726629 Y2 JP H0726629Y2 JP 5891589 U JP5891589 U JP 5891589U JP 5891589 U JP5891589 U JP 5891589U JP H0726629 Y2 JPH0726629 Y2 JP H0726629Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal bellows
- bellows tube
- circumferential direction
- tube
- tubular member
- Prior art date
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一般に自動車の排気管、或いは振動を伴う各
種機械、装置等の配管及びその接続にあって、排気音の
減衰及び振動吸収或いは可撓性の保持等に関連して使用
される金属製ベローズ管の構造の改良に関するものであ
る。
種機械、装置等の配管及びその接続にあって、排気音の
減衰及び振動吸収或いは可撓性の保持等に関連して使用
される金属製ベローズ管の構造の改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、この種のベローズ管としては例えば第8図に示す
ように、径を異にする複数の完全な管体(12,12′,12″
…)を相互に嵌合せしめた重合管(11)により、その長
手方向の周面を波形壁となして構成するか、或いは帯板
剤を幅手方向に多重に巻回してその外側端部を長手方向
に亘って溶着せしめた多重巻き管により前記波形壁を設
けるかして構成するものであった。
ように、径を異にする複数の完全な管体(12,12′,12″
…)を相互に嵌合せしめた重合管(11)により、その長
手方向の周面を波形壁となして構成するか、或いは帯板
剤を幅手方向に多重に巻回してその外側端部を長手方向
に亘って溶着せしめた多重巻き管により前記波形壁を設
けるかして構成するものであった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の技術においては、前者
にあっては相互の管体(12,12′,12″…)に高度な管径
上及び直管上の精度を必要とするため、長尺材の場合等
に互いに嵌合する作業を極めて困難となし、更に構成さ
れた波形壁の膨出した重合周面部附近の内部に加工に伴
う剥離、空間を生ぜしめることとなり、又後者において
も帯板材による多重巻き付け加工と、外側端部での溶着
作業とにより、前者同様にその製作を複雑となし、いず
れも著しい生産性の低減を余儀なくされる問題を有する
ものであった。
にあっては相互の管体(12,12′,12″…)に高度な管径
上及び直管上の精度を必要とするため、長尺材の場合等
に互いに嵌合する作業を極めて困難となし、更に構成さ
れた波形壁の膨出した重合周面部附近の内部に加工に伴
う剥離、空間を生ぜしめることとなり、又後者において
も帯板材による多重巻き付け加工と、外側端部での溶着
作業とにより、前者同様にその製作を複雑となし、いず
れも著しい生産性の低減を余儀なくされる問題を有する
ものであった。
本考案は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされたも
ので、長尺材にあっても多層管の製作を極めて容易とな
して生産性を向上せしめ、同時に互いの弾発状の密嵌に
よって、波形壁の重合周面部附近での剥離、空間の生ず
る憂いをなくし、更に径寸法を異にした別体からなる個
々の管状部材のなす固有振動数の差異によって、排気音
への減衰と、振動吸収とを効果的に発揮することのでき
る金属製ベローズ管を提案することを目的とするもので
ある。
ので、長尺材にあっても多層管の製作を極めて容易とな
して生産性を向上せしめ、同時に互いの弾発状の密嵌に
よって、波形壁の重合周面部附近での剥離、空間の生ず
る憂いをなくし、更に径寸法を異にした別体からなる個
々の管状部材のなす固有振動数の差異によって、排気音
への減衰と、振動吸収とを効果的に発揮することのでき
る金属製ベローズ管を提案することを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、それぞれ径を異に
し、且つ円周方向の両側端部を互いに対向して成形した
複数の管状部材を、前記各端部を円周方向において位相
をずらせて相互に弾発状に密嵌重合せしめた多層管を形
成すると共に、その長手方向に亘る周面に波形壁を設け
て構成した金属製ベローズ管を要旨とし、更に最外周の
管状部材の円周方向の両側端部を互いに重合するか、或
いは折返して構成せしめたものである。
し、且つ円周方向の両側端部を互いに対向して成形した
複数の管状部材を、前記各端部を円周方向において位相
をずらせて相互に弾発状に密嵌重合せしめた多層管を形
成すると共に、その長手方向に亘る周面に波形壁を設け
て構成した金属製ベローズ管を要旨とし、更に最外周の
管状部材の円周方向の両側端部を互いに重合するか、或
いは折返して構成せしめたものである。
(作用) 本考案はこのような構成によるため、前記多層管を波形
壁を設けた構造となすことにより、それぞれの管状部材
での前記自由端部の構造によってその製作時の相互の密
嵌重合を極めて容易に行わしめることができて著しく生
産性を向上する結果となり、同時に波形壁成型時のロー
ル加工或いはバルジ加工等に際しても互いの弾発状の密
嵌重合によって該波形壁の膨出した重合面部附近を密接
することができ、更に各自由端部間の間隙より漏れる騒
音を最小限に止めると共に、別体からなるそれぞれの管
状部材の固有振動数の差異により、前記配管としての接
続使用にあって排気音等への減衰効果を高め、且つ振動
吸収を効果的に発揮することができることとなる。
壁を設けた構造となすことにより、それぞれの管状部材
での前記自由端部の構造によってその製作時の相互の密
嵌重合を極めて容易に行わしめることができて著しく生
産性を向上する結果となり、同時に波形壁成型時のロー
ル加工或いはバルジ加工等に際しても互いの弾発状の密
嵌重合によって該波形壁の膨出した重合面部附近を密接
することができ、更に各自由端部間の間隙より漏れる騒
音を最小限に止めると共に、別体からなるそれぞれの管
状部材の固有振動数の差異により、前記配管としての接
続使用にあって排気音等への減衰効果を高め、且つ振動
吸収を効果的に発揮することができることとなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すれば、第
1図は本考案の金属製ベローズ管の一部の平面図、第2
図は第1図A−A線の拡大断面図、第3図は他の実施例
を示す同上第2図相当図、第4図乃至第7図の最外周の
管状部材の両側端部の構造の各実施例の部分であって、
(1)は多層管であり、予め幅手寸法を異にする金属帯
材或いは板材によって所望するそれぞれ径を異にし、且
つ円周方向の両側端部(3a,3b;3a′,3b′;3a″,3b″;
…)を互いに対向するよう成形した複数の薄肉の管状部
材(2,2′,2″…)により、前記端部を円周方向におい
て位相をずらせて互いに弾発状に密嵌重合して構成する
ものである。尚、第2図の三層管の場合は各管状部材の
端部間の間隙を120°、また第3図の四層管の場合は第
一、二層管及び第三、四層管を互いに180°ずらせると
共に、第二、三層管を90°ずらせて密嵌重合することが
好ましく、このように構成すると各管状部材の端部の間
隙で、残りの管状部材が二層又は三層管となっているた
め前記間隙よりの騒音の漏れを軽減できると共に、後述
する波形壁の形成の際に曲げ剛性のアンバランスを少く
することもできる。そして多層管(1)によりその後の
ロール加工或いはバルジ加工等に伴ってその長手方向に
亘る周面に波形壁(4)を設けてなるものである。
1図は本考案の金属製ベローズ管の一部の平面図、第2
図は第1図A−A線の拡大断面図、第3図は他の実施例
を示す同上第2図相当図、第4図乃至第7図の最外周の
管状部材の両側端部の構造の各実施例の部分であって、
(1)は多層管であり、予め幅手寸法を異にする金属帯
材或いは板材によって所望するそれぞれ径を異にし、且
つ円周方向の両側端部(3a,3b;3a′,3b′;3a″,3b″;
…)を互いに対向するよう成形した複数の薄肉の管状部
材(2,2′,2″…)により、前記端部を円周方向におい
て位相をずらせて互いに弾発状に密嵌重合して構成する
ものである。尚、第2図の三層管の場合は各管状部材の
端部間の間隙を120°、また第3図の四層管の場合は第
一、二層管及び第三、四層管を互いに180°ずらせると
共に、第二、三層管を90°ずらせて密嵌重合することが
好ましく、このように構成すると各管状部材の端部の間
隙で、残りの管状部材が二層又は三層管となっているた
め前記間隙よりの騒音の漏れを軽減できると共に、後述
する波形壁の形成の際に曲げ剛性のアンバランスを少く
することもできる。そして多層管(1)によりその後の
ロール加工或いはバルジ加工等に伴ってその長手方向に
亘る周面に波形壁(4)を設けてなるものである。
この際各管状部材の幅手方向の寸法が異なるため、夫々
の管状部材において固有振動数を異にし排気音等の減衰
吸収を効果的に発揮するが、各管状部材の肉厚を変えた
り、又材質を変えたりするとより大きな効果を期待でき
る。
の管状部材において固有振動数を異にし排気音等の減衰
吸収を効果的に発揮するが、各管状部材の肉厚を変えた
り、又材質を変えたりするとより大きな効果を期待でき
る。
更にロール加工やバルジ加工の際の最外周の管状部材
(2)の円周方向の両側端部の浮上がりを防止するため
に第4図のように一方の端部(3a)を他方の端部(3b)
に重合したり、第5図のように折返した一方の端部(3
a)と他方の端部(3b)を重合したり、第6図のように
両側端部(3a,3b)を折返し該折返し部分同志を噛合せ
たり、更に第7図のように両側端部(3a,3b)を単純に
折返して構成することもできる。但し騒音の漏れ防止の
意味からは第4図乃至第6図のものが両側端部(3a,3
b)が重合しているために好ましい。
(2)の円周方向の両側端部の浮上がりを防止するため
に第4図のように一方の端部(3a)を他方の端部(3b)
に重合したり、第5図のように折返した一方の端部(3
a)と他方の端部(3b)を重合したり、第6図のように
両側端部(3a,3b)を折返し該折返し部分同志を噛合せ
たり、更に第7図のように両側端部(3a,3b)を単純に
折返して構成することもできる。但し騒音の漏れ防止の
意味からは第4図乃至第6図のものが両側端部(3a,3
b)が重合しているために好ましい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案による金属製ベローズ管は、
円周方向の両側端部を互いに対向して成形した複数の径
を異にするそれぞれ別体からなる管状部材(2,2′,2″
…)をもって相互に内側への弾発状に密嵌重合せしめた
多層管(1)に波形壁(4)を設けて構成するため、そ
れぞれの管状部材(2,2′,2″…)のなす自由端の構造
により多層管(1)の製作を極めて容易に行わしめるこ
とができて著しく生産性を向上することができ、同時に
内側への弾発状の密嵌重合によって波形壁(4)の膨出
した重合周面部附近を剥離、空間の生ずることなく密接
することができ、更に各管状部材(2,2′,2″…)の円
周方向の両側端部間の間隙よりの騒音の漏れを最小限に
止めることができると共に、別体の管状部材の固有振動
数の差異によって排気音等への減衰効果を高め、同時に
振動吸収を効果的に発揮することができる等、極めて有
用な金属製ベローズ管である。
円周方向の両側端部を互いに対向して成形した複数の径
を異にするそれぞれ別体からなる管状部材(2,2′,2″
…)をもって相互に内側への弾発状に密嵌重合せしめた
多層管(1)に波形壁(4)を設けて構成するため、そ
れぞれの管状部材(2,2′,2″…)のなす自由端の構造
により多層管(1)の製作を極めて容易に行わしめるこ
とができて著しく生産性を向上することができ、同時に
内側への弾発状の密嵌重合によって波形壁(4)の膨出
した重合周面部附近を剥離、空間の生ずることなく密接
することができ、更に各管状部材(2,2′,2″…)の円
周方向の両側端部間の間隙よりの騒音の漏れを最小限に
止めることができると共に、別体の管状部材の固有振動
数の差異によって排気音等への減衰効果を高め、同時に
振動吸収を効果的に発揮することができる等、極めて有
用な金属製ベローズ管である。
第1図は本考案の一実施例に係る金属製ベローズ管の一
部の平面図、第2図は第1図A−A線の拡大断面図、第
3図は他の実施例を示す同上第2図相当図、第4図乃至
第7図の最外周の管状部材の両側端部の構造の各実施例
の部分拡大図、第8図は従来例の重合管による横断面図
である。 (1)……多層管、(2,2′,2″…)……管状部材、(3
a,3b,3a′,3b′,3a″,3b″)……端部、(4)……波形
壁
部の平面図、第2図は第1図A−A線の拡大断面図、第
3図は他の実施例を示す同上第2図相当図、第4図乃至
第7図の最外周の管状部材の両側端部の構造の各実施例
の部分拡大図、第8図は従来例の重合管による横断面図
である。 (1)……多層管、(2,2′,2″…)……管状部材、(3
a,3b,3a′,3b′,3a″,3b″)……端部、(4)……波形
壁
Claims (2)
- 【請求項1】それぞれ径を異にし、且つ円周方向の両側
端部(3a,3b;3a′,3b′;3a″,3b″;…)を互いに対向
して成形した複数の管状部材(2,2′,2″…)を、前記
各端部を円周方向において位相をずらせて相互に弾発状
に密嵌重合せしめた多層管(1)を形成すると共に、そ
の長手方向に亘る周面に波形壁(4)を設けて構成した
ことを特徴とする金属製ベローズ管。 - 【請求項2】請求項1記載において、最外周の管状部材
の円周方向の両側端部(3a,3b)を互いに重合するか、
或いは折返して構成したことを特徴とする金属製ベロー
ズ管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5891589U JPH0726629Y2 (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 金属製ベローズ管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5891589U JPH0726629Y2 (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 金属製ベローズ管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03197U JPH03197U (ja) | 1991-01-07 |
| JPH0726629Y2 true JPH0726629Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31584954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5891589U Expired - Fee Related JPH0726629Y2 (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 金属製ベローズ管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726629Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-22 JP JP5891589U patent/JPH0726629Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03197U (ja) | 1991-01-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |