JPH07266642A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
- Publication number
- JPH07266642A JPH07266642A JP6110894A JP6110894A JPH07266642A JP H07266642 A JPH07266642 A JP H07266642A JP 6110894 A JP6110894 A JP 6110894A JP 6110894 A JP6110894 A JP 6110894A JP H07266642 A JPH07266642 A JP H07266642A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driving force
- drive motor
- platen roller
- cutter
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の駆動モータを設けることなく、必要最
小限の駆動モータによって装置の低価格化、小型軽量化
を図ると共に、駆動モータの駆動制御を簡易化し且つト
ータルの記録時間を短縮すること。 【構成】 記録シートに画像を記録する画像記録装置に
おいて、シートを支持しつつ搬送するプラテンローラ、
シートを排出する排出ローラ、及びシートを切断するカ
ッターを駆動する共通の駆動モータと、前記駆動モータ
の正転時の駆動力を前記プラテンローラ及び排出ローラ
に伝達する正転駆動力伝達手段と、前記駆動モータの逆
転時の駆動力を前記プラテンローラ、排出ローラ、及び
カッターに伝達する逆転駆動力伝達手段と、前記各駆動
力伝達手段に前記駆動モータの駆動力を選択的に伝達す
る駆動力伝達切換手段と、前記駆動モータ及び前記駆動
力伝達切換手段の駆動を制御する制御手段とを有する。
小限の駆動モータによって装置の低価格化、小型軽量化
を図ると共に、駆動モータの駆動制御を簡易化し且つト
ータルの記録時間を短縮すること。 【構成】 記録シートに画像を記録する画像記録装置に
おいて、シートを支持しつつ搬送するプラテンローラ、
シートを排出する排出ローラ、及びシートを切断するカ
ッターを駆動する共通の駆動モータと、前記駆動モータ
の正転時の駆動力を前記プラテンローラ及び排出ローラ
に伝達する正転駆動力伝達手段と、前記駆動モータの逆
転時の駆動力を前記プラテンローラ、排出ローラ、及び
カッターに伝達する逆転駆動力伝達手段と、前記各駆動
力伝達手段に前記駆動モータの駆動力を選択的に伝達す
る駆動力伝達切換手段と、前記駆動モータ及び前記駆動
力伝達切換手段の駆動を制御する制御手段とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール状の記録シート
に画像を記録し、記録後の記録シートを所定の長さに切
断し、切断後の記録シートを装置外へ排出する画像記録
装置に関する。
に画像を記録し、記録後の記録シートを所定の長さに切
断し、切断後の記録シートを装置外へ排出する画像記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、主にファクシミリ装置に用いられ
る画像記録装置では、ロール状に巻き回した記録シート
をプラテンローラで搬送しつつサーマルヘッドで画像を
記録し、記録のなされた記録シートをカッターで所定の
長さに切断し、切断された記録シートを排出ローラで装
置外へ排出するようにしている。そして、前記プラテン
ローラからカッターまでの間の記録シートの無駄をなく
すため、前記切断後に記録シートの先端をカッターから
プラテンローラの位置まで戻し、次の記録に供するよう
にしている。
る画像記録装置では、ロール状に巻き回した記録シート
をプラテンローラで搬送しつつサーマルヘッドで画像を
記録し、記録のなされた記録シートをカッターで所定の
長さに切断し、切断された記録シートを排出ローラで装
置外へ排出するようにしている。そして、前記プラテン
ローラからカッターまでの間の記録シートの無駄をなく
すため、前記切断後に記録シートの先端をカッターから
プラテンローラの位置まで戻し、次の記録に供するよう
にしている。
【0003】そのため、上記画像記録装置では、プラテ
ンローラを駆動するためのプラテンモータと、排出ロー
ラ及びカッターを駆動するための排出/カッターモータ
の2個の駆動モータを設けていた。前記プラテンモータ
は、その正逆回転によって記録シートの搬送及び巻き戻
しを行い、前記排出/カッターモータは、ワンウェイク
ラッチ或いはギアを有する揺動アーム等を用いて排出ロ
ーラとカッターとの駆動伝達を切り換えている。
ンローラを駆動するためのプラテンモータと、排出ロー
ラ及びカッターを駆動するための排出/カッターモータ
の2個の駆動モータを設けていた。前記プラテンモータ
は、その正逆回転によって記録シートの搬送及び巻き戻
しを行い、前記排出/カッターモータは、ワンウェイク
ラッチ或いはギアを有する揺動アーム等を用いて排出ロ
ーラとカッターとの駆動伝達を切り換えている。
【0004】上述の如く構成された画像記録装置の動作
を図16を用いて説明する。サーマルヘッドによる画像記
録中には、前記両モータを正転駆動してプラテンローラ
と排出ローラにより記録シートを搬送し、1ページ分の
記録終了後、その記録シートを切断位置まで搬送し、前
記両モータを一旦停止する。次いで排出/カッターモー
タを逆転駆動してカッターにより記録シートを切断した
後、プラテンモータを所定量逆転駆動してプラテンロー
ラにより未記録の記録シートの先端を記録位置まで巻き
戻す。前記カッターが待機位置まで戻って停止した後、
排出/カッターモータを再び正転駆動して切断された記
録シートを排出ローラにより装置外へ排出する。尚、複
数ページの記録を行う場合には、前ページの排出が終了
した後、次ページの記録を行うのではなく、前ページの
排出の開始と同時に次ページの記録を開始し、ページ間
に多くの時間をとられないようにしている。
を図16を用いて説明する。サーマルヘッドによる画像記
録中には、前記両モータを正転駆動してプラテンローラ
と排出ローラにより記録シートを搬送し、1ページ分の
記録終了後、その記録シートを切断位置まで搬送し、前
記両モータを一旦停止する。次いで排出/カッターモー
タを逆転駆動してカッターにより記録シートを切断した
後、プラテンモータを所定量逆転駆動してプラテンロー
ラにより未記録の記録シートの先端を記録位置まで巻き
戻す。前記カッターが待機位置まで戻って停止した後、
排出/カッターモータを再び正転駆動して切断された記
録シートを排出ローラにより装置外へ排出する。尚、複
数ページの記録を行う場合には、前ページの排出が終了
した後、次ページの記録を行うのではなく、前ページの
排出の開始と同時に次ページの記録を開始し、ページ間
に多くの時間をとられないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、2個の駆動モータを必要とするためコストが
高く、更に装置内部に前記駆動モータのためのより多く
のスペースを確保しなければならないために、装置が大
型化する問題があった。また記録時には、プラテンロー
ラ及び排出ローラを互いに同期させて回転駆動する必要
があるため、各モータの同期合わせやその制御が複雑化
する問題があった。更に最終ページの記録シートを排出
するために、カッターが待機位置に戻った後、もう一度
排出/カッターモータを正転させる必要があるため、そ
れだけ余計に時間がかかるという問題があった。
来例では、2個の駆動モータを必要とするためコストが
高く、更に装置内部に前記駆動モータのためのより多く
のスペースを確保しなければならないために、装置が大
型化する問題があった。また記録時には、プラテンロー
ラ及び排出ローラを互いに同期させて回転駆動する必要
があるため、各モータの同期合わせやその制御が複雑化
する問題があった。更に最終ページの記録シートを排出
するために、カッターが待機位置に戻った後、もう一度
排出/カッターモータを正転させる必要があるため、そ
れだけ余計に時間がかかるという問題があった。
【0006】更に、前記プラテンローラとプラテンモー
タは、ギア或いはタイミングベルトとプーリ等によって
直結されているため、プラテンモータからの駆動力は同
一駆動伝達系でプラテンローラに伝達されることとな
り、プラテンモータの回転に対するプラテンローラの回
転の減速比は、正転と逆転で同一の値にしかできなかっ
た。
タは、ギア或いはタイミングベルトとプーリ等によって
直結されているため、プラテンモータからの駆動力は同
一駆動伝達系でプラテンローラに伝達されることとな
り、プラテンモータの回転に対するプラテンローラの回
転の減速比は、正転と逆転で同一の値にしかできなかっ
た。
【0007】そこで本発明は上記問題を鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところは、複数の駆動モ
ータを設けることなく、必要最小限の駆動モータによっ
て装置の低価格化、小型軽量化を図ると共に、駆動モー
タの駆動制御を簡易化し且つトータルの記録時間を短縮
することにある。
ものであって、その目的とするところは、複数の駆動モ
ータを設けることなく、必要最小限の駆動モータによっ
て装置の低価格化、小型軽量化を図ると共に、駆動モー
タの駆動制御を簡易化し且つトータルの記録時間を短縮
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の代表的な構成は、記録シートを支持しつつ搬送する
プラテンローラと、前記プラテンローラに記録シートを
押圧して画像を記録する記録手段と、記録のなされた記
録シートを所定の長さに切断するカッターと、切断され
た記録シートを装置外へ排出する排出ローラと、を備え
た画像記録装置であって、前記プラテンローラ、排出ロ
ーラ、及びカッターを駆動する共通の駆動モータと、前
記駆動モータの正転時の駆動力を前記プラテンローラ及
び排出ローラに伝達する正転駆動力伝達手段と、前記駆
動モータの逆転時の駆動力を前記プラテンローラ、排出
ローラ、及びカッターに伝達する逆転駆動力伝達手段
と、前記各駆動力伝達手段に前記駆動モータの駆動力を
選択的に伝達する駆動力伝達切換手段と、前記駆動モー
タ及び前記駆動力伝達切換手段の駆動を制御する制御手
段と、を有することを特徴としている。
明の代表的な構成は、記録シートを支持しつつ搬送する
プラテンローラと、前記プラテンローラに記録シートを
押圧して画像を記録する記録手段と、記録のなされた記
録シートを所定の長さに切断するカッターと、切断され
た記録シートを装置外へ排出する排出ローラと、を備え
た画像記録装置であって、前記プラテンローラ、排出ロ
ーラ、及びカッターを駆動する共通の駆動モータと、前
記駆動モータの正転時の駆動力を前記プラテンローラ及
び排出ローラに伝達する正転駆動力伝達手段と、前記駆
動モータの逆転時の駆動力を前記プラテンローラ、排出
ローラ、及びカッターに伝達する逆転駆動力伝達手段
と、前記各駆動力伝達手段に前記駆動モータの駆動力を
選択的に伝達する駆動力伝達切換手段と、前記駆動モー
タ及び前記駆動力伝達切換手段の駆動を制御する制御手
段と、を有することを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、プラテンローラ、排出ロー
ラ、及びカッターを共通の駆動モータで駆動するための
駆動力伝達系を構成しているため、プラテンローラと排
出ローラを別々のモータで駆動した場合に必要であった
二つのローラを互いに同期させて回転させる制御が不要
となる。また、プラテンローラ、排出ローラ、及びカッ
ターを共通の駆動モータで駆動しているため、装置の低
価格化及び小型軽量化を図ることが可能となる。
ラ、及びカッターを共通の駆動モータで駆動するための
駆動力伝達系を構成しているため、プラテンローラと排
出ローラを別々のモータで駆動した場合に必要であった
二つのローラを互いに同期させて回転させる制御が不要
となる。また、プラテンローラ、排出ローラ、及びカッ
ターを共通の駆動モータで駆動しているため、装置の低
価格化及び小型軽量化を図ることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を適用した画像
記録装置の具体的な実施例について説明する。
記録装置の具体的な実施例について説明する。
【0011】〔第1実施例〕この実施例に係る画像記録
装置はファクシミリ装置の記録系として構成されてお
り、一般に感熱記録装置と称されるものである。図7は
そのファクシミリ装置の全体構造説明図、図8は外観斜
視図である。
装置はファクシミリ装置の記録系として構成されてお
り、一般に感熱記録装置と称されるものである。図7は
そのファクシミリ装置の全体構造説明図、図8は外観斜
視図である。
【0012】{ファクシミリ装置の全体構成}先ず、図
7及び図8を用いてファクシミリ装置の全体構成につい
て説明する。このファクシミリ装置は、ロール状の感熱
記録シートSに記録を行う記録装置としての記録系A
と、原稿Gに記載された画像を読み取るための読取系B
と、操作部Cとにより構成されている。
7及び図8を用いてファクシミリ装置の全体構成につい
て説明する。このファクシミリ装置は、ロール状の感熱
記録シートSに記録を行う記録装置としての記録系A
と、原稿Gに記載された画像を読み取るための読取系B
と、操作部Cとにより構成されている。
【0013】(記録系)記録系Aは他機から伝送された
画信号、或いは後述する読取系Bから伝送された画信号
に応じて記録シートSに画像を記録するものである。即
ち、記録シートSをサーマルヘッド1によってプラテン
ローラ2側に押圧し、プラテンローラ2をシート搬送方
向へ駆動回転させることで記録シートSを搬送し、その
搬送と同期してサーマルヘッド1を画信号に応じて発熱
させて記録シートSに画像を形成する。そして所定の画
像を形成した記録シートSを更に搬送し、カッター3に
よって切断した後、排出ローラ4及び排出コロ5によっ
て装置外のシートトレイ6へ排出搬送する。これと同時
にプラテンローラ2をシート搬送方向とは逆方向に駆動
回転させることで未記録の記録シートSの先端を記録位
置まで引き戻し、次の記録に備える。また、記録シート
Sはプラテンローラ2の手前でサーマルヘッド1に当た
らないようにガイドシャフト7によってガイドされてい
る。
画信号、或いは後述する読取系Bから伝送された画信号
に応じて記録シートSに画像を記録するものである。即
ち、記録シートSをサーマルヘッド1によってプラテン
ローラ2側に押圧し、プラテンローラ2をシート搬送方
向へ駆動回転させることで記録シートSを搬送し、その
搬送と同期してサーマルヘッド1を画信号に応じて発熱
させて記録シートSに画像を形成する。そして所定の画
像を形成した記録シートSを更に搬送し、カッター3に
よって切断した後、排出ローラ4及び排出コロ5によっ
て装置外のシートトレイ6へ排出搬送する。これと同時
にプラテンローラ2をシート搬送方向とは逆方向に駆動
回転させることで未記録の記録シートSの先端を記録位
置まで引き戻し、次の記録に備える。また、記録シート
Sはプラテンローラ2の手前でサーマルヘッド1に当た
らないようにガイドシャフト7によってガイドされてい
る。
【0014】(読取系)一方、読取系Bは原稿Gに光を
照射してその反射光を電気信号に変換し、この信号を操
作モードに応じて他機に伝送し、或いは自己の記録系A
に伝送するものである。即ち、原稿載置台11上にセット
した複数枚の原稿Gを予備搬送ローラ12a及び押圧片12
bで予備搬送すると共に、分離ローラ13a及びこれに圧
接する圧接片13bによって一枚ずつ分離給送し、その原
稿Gを搬送ローラ対14a,14b及び排出ローラ対15a,
15bによって搬送して排出トレイ16へ排出する。そして
前記原稿Gが搬送される間にコンタクトセンサ等の光電
変換素子17で画情報を読み取り、その画信号をコピーモ
ードの場合には自己の記録系Aに伝送し、送信モードの
場合は他機の記録系に伝送する。
照射してその反射光を電気信号に変換し、この信号を操
作モードに応じて他機に伝送し、或いは自己の記録系A
に伝送するものである。即ち、原稿載置台11上にセット
した複数枚の原稿Gを予備搬送ローラ12a及び押圧片12
bで予備搬送すると共に、分離ローラ13a及びこれに圧
接する圧接片13bによって一枚ずつ分離給送し、その原
稿Gを搬送ローラ対14a,14b及び排出ローラ対15a,
15bによって搬送して排出トレイ16へ排出する。そして
前記原稿Gが搬送される間にコンタクトセンサ等の光電
変換素子17で画情報を読み取り、その画信号をコピーモ
ードの場合には自己の記録系Aに伝送し、送信モードの
場合は他機の記録系に伝送する。
【0015】(操作部)操作部Cは、前記モード切換操
作、コピー操作、送信操作等の操作を行うためのパネル
であり、各種操作に応じたキーが設けられている。この
操作部Cは、読取系Bの上部に設けられており、装置本
体に対して回動可能に支持されている。尚、操作部Cの
一方端側には送信・受信を行うハンドセット(電話機)
18が装備されている。また図中、19は電装基板、20は電
源部である。
作、コピー操作、送信操作等の操作を行うためのパネル
であり、各種操作に応じたキーが設けられている。この
操作部Cは、読取系Bの上部に設けられており、装置本
体に対して回動可能に支持されている。尚、操作部Cの
一方端側には送信・受信を行うハンドセット(電話機)
18が装備されている。また図中、19は電装基板、20は電
源部である。
【0016】{駆動系の構成}次に上記記録系Aの駆動
系の構成について図1〜図5を用いて詳細に説明する。
図1は記録系Aの主要構成部分(サーマルヘッド1と排
出コロ5を除く)を示す上視平面図、図2は図1に示す
記録系Aの動力伝達機構を矢印X方向から見た側面図、
図3は図1に示す記録系Aの動力伝達機構を矢印Y方向
から見た側面図、図4は図3に示す動力伝達機構の斜視
図、図5はセクターギアの拡大図である。尚、本実施例
において、図中のギアは全てモジュールm=0.5 として
いる。
系の構成について図1〜図5を用いて詳細に説明する。
図1は記録系Aの主要構成部分(サーマルヘッド1と排
出コロ5を除く)を示す上視平面図、図2は図1に示す
記録系Aの動力伝達機構を矢印X方向から見た側面図、
図3は図1に示す記録系Aの動力伝達機構を矢印Y方向
から見た側面図、図4は図3に示す動力伝達機構の斜視
図、図5はセクターギアの拡大図である。尚、本実施例
において、図中のギアは全てモジュールm=0.5 として
いる。
【0017】本発明に係る記録系Aは、図1に示すよう
に、プラテンローラ2、カッター3、及び排出ローラ4
を共通の駆動モータ21ただ一つだけで駆動するように構
成している。前記駆動モータ21は装置本体のフレーム
(不図示)に固定され、その軸にはモータギア21a(歯
数Z=17)が取り付けられている。また、前記プラテン
ローラ2、排出ローラ4はそれぞれプラテンローラ軸2
2、排出ローラ軸23に取り付けられており、これらの軸2
2,23は軸受22a,22b及び軸受23a,23bを介して装
置本体のフレームの一部を構成する前側板24aと、後側
板24bに取り付けられている。
に、プラテンローラ2、カッター3、及び排出ローラ4
を共通の駆動モータ21ただ一つだけで駆動するように構
成している。前記駆動モータ21は装置本体のフレーム
(不図示)に固定され、その軸にはモータギア21a(歯
数Z=17)が取り付けられている。また、前記プラテン
ローラ2、排出ローラ4はそれぞれプラテンローラ軸2
2、排出ローラ軸23に取り付けられており、これらの軸2
2,23は軸受22a,22b及び軸受23a,23bを介して装
置本体のフレームの一部を構成する前側板24aと、後側
板24bに取り付けられている。
【0018】以下、前記駆動モータ21の駆動力を前記プ
ラテンローラ2、カッター3、及び排出ローラ4に伝達
するための各駆動力伝達手段の構成について説明する。
ラテンローラ2、カッター3、及び排出ローラ4に伝達
するための各駆動力伝達手段の構成について説明する。
【0019】(第一駆動力伝達手段及び第二駆動力伝達
手段)図1及び図2(a)に示すように、駆動モータ21
の回転軸には、前述したようにモータギア21a(歯数Z
=17)が固定されており、更に前記モータ21の正逆回転
に応じて駆動力を選択的に伝達するための揺動部材25が
取り付けられている。この揺動部材25の端部に回動自在
に取り付けられた軸25aには、前記モータギア21aと常
に噛み合うように配置された第一揺動ギア25b(歯数Z
=61)と、歯幅が大きい第二揺動ギア25c(歯数Z=2
4)が取り付けられている。前記第二揺動ギア25cは前
記前側板24aに固定された軸26にそれぞれ回動自在に取
り付けられた同じ形状のギア26a,26b(歯数Z=61)
に同時に噛み合うように配置されている。更に前記ギア
26aはプラテンローラ軸22に取り付けられたギア22cと
噛み合い、前記ギア26bは排出ローラ軸23に取り付けら
れたギア23cと噛み合うように配置されている。
手段)図1及び図2(a)に示すように、駆動モータ21
の回転軸には、前述したようにモータギア21a(歯数Z
=17)が固定されており、更に前記モータ21の正逆回転
に応じて駆動力を選択的に伝達するための揺動部材25が
取り付けられている。この揺動部材25の端部に回動自在
に取り付けられた軸25aには、前記モータギア21aと常
に噛み合うように配置された第一揺動ギア25b(歯数Z
=61)と、歯幅が大きい第二揺動ギア25c(歯数Z=2
4)が取り付けられている。前記第二揺動ギア25cは前
記前側板24aに固定された軸26にそれぞれ回動自在に取
り付けられた同じ形状のギア26a,26b(歯数Z=61)
に同時に噛み合うように配置されている。更に前記ギア
26aはプラテンローラ軸22に取り付けられたギア22cと
噛み合い、前記ギア26bは排出ローラ軸23に取り付けら
れたギア23cと噛み合うように配置されている。
【0020】尚、上記構成からなる駆動力伝達手段によ
る駆動モータ21に対するプラテンローラ2の減速比Rp
は、 Rp =(Z25b /Z21a )×(Z26a /Z25c )×(Z
22c /Z26a ) =(61/17)×(61/24)×(61/61) ≒9.120 となる。
る駆動モータ21に対するプラテンローラ2の減速比Rp
は、 Rp =(Z25b /Z21a )×(Z26a /Z25c )×(Z
22c /Z26a ) =(61/17)×(61/24)×(61/61) ≒9.120 となる。
【0021】(第三駆動力伝達手段、第四駆動力伝達手
段及び第五駆動力伝達手段)図1中、27は駆動力伝達軸
であって、軸受27a,27bを介して前側板24aと後側板
24bの間に亘って取り付けられている。駆動力伝達軸27
の前側板24a側にはギア27c(歯数Z=61)が固定され
ており、前記揺動部材25が図2(b)に示す如き位置に
移動したときに第二揺動ギア25cが噛み合うように配置
されている。同様に後側板24b側には図3に示すように
外周の一部に歯が切られたセクターギア27dが固定され
ている。
段及び第五駆動力伝達手段)図1中、27は駆動力伝達軸
であって、軸受27a,27bを介して前側板24aと後側板
24bの間に亘って取り付けられている。駆動力伝達軸27
の前側板24a側にはギア27c(歯数Z=61)が固定され
ており、前記揺動部材25が図2(b)に示す如き位置に
移動したときに第二揺動ギア25cが噛み合うように配置
されている。同様に後側板24b側には図3に示すように
外周の一部に歯が切られたセクターギア27dが固定され
ている。
【0022】前記セクターギア27dは、図5に示すよう
に、モジュールm=0.5 、歯数Z=61のギアから図に示
す20枚の歯を残して形成されたギアである。そして、こ
のセクターギア27dは一回転する間に前記20枚の歯が前
記プラテンローラ軸22の後側板24b側に固定されたギア
22d(歯数Z=61)と噛み合うように配置されている。
に、モジュールm=0.5 、歯数Z=61のギアから図に示
す20枚の歯を残して形成されたギアである。そして、こ
のセクターギア27dは一回転する間に前記20枚の歯が前
記プラテンローラ軸22の後側板24b側に固定されたギア
22d(歯数Z=61)と噛み合うように配置されている。
【0023】前記セクターギア27d上には、回転中心か
ら所定量離れた位置(本実施例では約10mm)にクラン
ク軸28が形成されている。クランク軸28にはクランクア
ーム29が取り付けられており、更にその先端が連結軸30
を介してカッターアーム31に連結されている。このカッ
ターアーム31にはカッター3が連結されている。
ら所定量離れた位置(本実施例では約10mm)にクラン
ク軸28が形成されている。クランク軸28にはクランクア
ーム29が取り付けられており、更にその先端が連結軸30
を介してカッターアーム31に連結されている。このカッ
ターアーム31にはカッター3が連結されている。
【0024】ここで、本実施例におけるカッター3の構
造について説明する。図4に示すように、カッター3は
上刃3aと下刃3bからなる。上刃3aの端部に設けら
れた回転軸3cには捩じりコイルバネ3dがかけられ、
その先端がカッター側板3eに回転自在に支持されてい
る。そして、上刃3aは捩じりコイルバネ3dによって
時計回り方向に回転するように押さえられている。ま
た、上刃3aの端部にはストッパー3fが一体形成され
ており、このストッパー3fが下刃3bに当たって上刃
3aの回転が止められる。また、下刃3bの端部に設け
られた回転軸3gは前記カッター側板3eに回転自在に
支持され、その先端がカッターアーム31に嵌め込まれて
いる。更に、下刃3bの端部には連結軸3hが設けられ
ており、この連結軸3hはカッター側板3eに開けられ
た長穴3iを介して前記カッターアーム31に嵌め込まれ
ている。尚、前記カッターアーム31の下部にはマイクロ
スイッチ等のカッターホームポジション検知センサ(不
図示)が設けられており、前記カッター3が待機位置に
あるか切断位置にあるかを検知する。
造について説明する。図4に示すように、カッター3は
上刃3aと下刃3bからなる。上刃3aの端部に設けら
れた回転軸3cには捩じりコイルバネ3dがかけられ、
その先端がカッター側板3eに回転自在に支持されてい
る。そして、上刃3aは捩じりコイルバネ3dによって
時計回り方向に回転するように押さえられている。ま
た、上刃3aの端部にはストッパー3fが一体形成され
ており、このストッパー3fが下刃3bに当たって上刃
3aの回転が止められる。また、下刃3bの端部に設け
られた回転軸3gは前記カッター側板3eに回転自在に
支持され、その先端がカッターアーム31に嵌め込まれて
いる。更に、下刃3bの端部には連結軸3hが設けられ
ており、この連結軸3hはカッター側板3eに開けられ
た長穴3iを介して前記カッターアーム31に嵌め込まれ
ている。尚、前記カッターアーム31の下部にはマイクロ
スイッチ等のカッターホームポジション検知センサ(不
図示)が設けられており、前記カッター3が待機位置に
あるか切断位置にあるかを検知する。
【0025】また、図3及び図4に示すように、後側板
24b側でプラテンローラ軸22に固定されたギア22dは、
後側板24bに固定された軸32に回転自在に取り付けられ
たギア32a(歯数Z=38)と噛み合っており、更に前記
ギア32aは後側板24bに固定された軸33に回転自在に取
り付けられたギア33a(歯数Z=38)と噛み合ってい
る。そして、前記ギア33aは排出ローラ軸23の後側板24
b側に取り付けられたギア23d(歯数Z=24)と噛み合
っている。このギア23dの中心部には一方向にのみ駆動
力を伝達するワンウェイクラッチ23eが内蔵されてい
る。
24b側でプラテンローラ軸22に固定されたギア22dは、
後側板24bに固定された軸32に回転自在に取り付けられ
たギア32a(歯数Z=38)と噛み合っており、更に前記
ギア32aは後側板24bに固定された軸33に回転自在に取
り付けられたギア33a(歯数Z=38)と噛み合ってい
る。そして、前記ギア33aは排出ローラ軸23の後側板24
b側に取り付けられたギア23d(歯数Z=24)と噛み合
っている。このギア23dの中心部には一方向にのみ駆動
力を伝達するワンウェイクラッチ23eが内蔵されてい
る。
【0026】以上の構成からなる駆動力伝達手段で、ギ
ア33dとセクターギア27dが噛み合うときの駆動モータ
21に対するプラテンローラ2の減速比Rp ′は、 Rp ′=(Z25b /Z21a )×(Z27c /Z25c )×
(Z22d /Z27d ) =(61/17)×(61/24)×(61/61) ≒9.120 となる。
ア33dとセクターギア27dが噛み合うときの駆動モータ
21に対するプラテンローラ2の減速比Rp ′は、 Rp ′=(Z25b /Z21a )×(Z27c /Z25c )×
(Z22d /Z27d ) =(61/17)×(61/24)×(61/61) ≒9.120 となる。
【0027】従って、前述した駆動モータ正転時の駆動
力伝達手段による減速比Rp と、上記駆動モータ逆転時
の駆動力伝達手段による減速比Rp ′は等しい。即ち、
前記減速比が等しくなるように駆動力伝達手段の各ギア
の歯数を設定している。
力伝達手段による減速比Rp と、上記駆動モータ逆転時
の駆動力伝達手段による減速比Rp ′は等しい。即ち、
前記減速比が等しくなるように駆動力伝達手段の各ギア
の歯数を設定している。
【0028】尚、前記セクターギア27dの駆動力伝達軸
27への取り付け方とクランク軸28の位置関係は、カッタ
ー3が待機位置にあるときに、図3(a)に示す如き状
態となるように設置されている。
27への取り付け方とクランク軸28の位置関係は、カッタ
ー3が待機位置にあるときに、図3(a)に示す如き状
態となるように設置されている。
【0029】{駆動系の動作}次に上記記録系Aの駆動
系の動作について図1〜図3を用いて説明する。
系の動作について図1〜図3を用いて説明する。
【0030】(駆動モータ正転時の動作)先ず、駆動モ
ータ21が正転してモータギア21aが矢印a方向に回転し
たときの動作について説明する。図2(a)に示すよう
に、モータギア21aが矢印a方向に回転すると、第一揺
動ギア25bが矢印a方向に回転しつつ揺動し、同時に第
二揺動ギア25cが矢印a方向に回転しつつ揺動してギア
26a,26bと噛み合う。これにより、前記駆動モータ21
から駆動力が伝達され、プラテンローラ軸22に固定され
たギア22cがギア26aを介して矢印c方向に回転し、排
出ローラ軸23に固定されたギア23cがギア26bを介して
矢印d方向に回転する。即ち、駆動モータ21の正転駆動
力によってプラテンローラ2と排出ローラ4がそれぞれ
記録シートを搬送する方向に回転する。
ータ21が正転してモータギア21aが矢印a方向に回転し
たときの動作について説明する。図2(a)に示すよう
に、モータギア21aが矢印a方向に回転すると、第一揺
動ギア25bが矢印a方向に回転しつつ揺動し、同時に第
二揺動ギア25cが矢印a方向に回転しつつ揺動してギア
26a,26bと噛み合う。これにより、前記駆動モータ21
から駆動力が伝達され、プラテンローラ軸22に固定され
たギア22cがギア26aを介して矢印c方向に回転し、排
出ローラ軸23に固定されたギア23cがギア26bを介して
矢印d方向に回転する。即ち、駆動モータ21の正転駆動
力によってプラテンローラ2と排出ローラ4がそれぞれ
記録シートを搬送する方向に回転する。
【0031】また、プラテンローラ2と排出ローラ4が
それぞれ記録シートを搬送する方向に回転することによ
って、プラテンローラ軸22の後側板24b側に固定されて
いるギア22dが矢印c方向に回転し、ギア32a,33aを
介してギア23dが矢印d′方向に回転する。このとき、
排出ローラ軸23は矢印d方向に回転しているが、前記ギ
ア23dとの間には一方向(本実施例では矢印d方向)に
のみ駆動力を伝達するワンウェイクラッチ23が介在して
いるため、前記ギア23dの矢印d′方向の回転が前記排
出ローラ軸23に伝達されることはない。
それぞれ記録シートを搬送する方向に回転することによ
って、プラテンローラ軸22の後側板24b側に固定されて
いるギア22dが矢印c方向に回転し、ギア32a,33aを
介してギア23dが矢印d′方向に回転する。このとき、
排出ローラ軸23は矢印d方向に回転しているが、前記ギ
ア23dとの間には一方向(本実施例では矢印d方向)に
のみ駆動力を伝達するワンウェイクラッチ23が介在して
いるため、前記ギア23dの矢印d′方向の回転が前記排
出ローラ軸23に伝達されることはない。
【0032】以上説明したように、駆動モータ21が矢印
a方向に回転(正転)したときには、プラテンローラ2
と排出ローラ4が記録シートを搬送する方向に回転し
て、シート搬送を行いつつサーマルヘッド1により所定
画像の記録を行う。
a方向に回転(正転)したときには、プラテンローラ2
と排出ローラ4が記録シートを搬送する方向に回転し
て、シート搬送を行いつつサーマルヘッド1により所定
画像の記録を行う。
【0033】ここで、本実施例におけるプラテンローラ
2と排出ローラ4が記録シートを搬送するときの搬送
量、及びそれぞれのローラ径を計算すると、前記プラテ
ンローラ2が正転するときの減速比Rp は、前に計算し
たように、 Rp ≒9.120 である。
2と排出ローラ4が記録シートを搬送するときの搬送
量、及びそれぞれのローラ径を計算すると、前記プラテ
ンローラ2が正転するときの減速比Rp は、前に計算し
たように、 Rp ≒9.120 である。
【0034】同様にして排出ローラ4が正転するときの
減速比Rh は、 Rh =(Z25b /Z21a )×(Z26b /Z25c )×(Z
23c /Z26b ) =(61/17)×(61/24)×(43/61) ≒6.429 となる。
減速比Rh は、 Rh =(Z25b /Z21a )×(Z26b /Z25c )×(Z
23c /Z26b ) =(61/17)×(61/24)×(43/61) ≒6.429 となる。
【0035】本実施例のファクシミリ装置はGIVファク
シミリであり、記録シートの搬送方向(副走査方向)の
記録解像度は400dpi(dots/inch) である。従って、1ド
ットの副走査方向の長さL0 は、 L0 =25.4/400 =0.0635(mm) である。
シミリであり、記録シートの搬送方向(副走査方向)の
記録解像度は400dpi(dots/inch) である。従って、1ド
ットの副走査方向の長さL0 は、 L0 =25.4/400 =0.0635(mm) である。
【0036】また、駆動モータ21はステップ角7.5 °,
2相のPM型ステッピングモータであり、1−2相駆動
で動作させるので、駆動モータ21の回転時の最小ステッ
プ角度θ0 は、 θ0 =7.5 °/2 =3.75° となる。
2相のPM型ステッピングモータであり、1−2相駆動
で動作させるので、駆動モータ21の回転時の最小ステッ
プ角度θ0 は、 θ0 =7.5 °/2 =3.75° となる。
【0037】従って、プラテンローラ2の直径dp は、
プラテンローラ2の最小ステップ角度θp0 (rad)に
よって、次の式より求められる。
プラテンローラ2の最小ステップ角度θp0 (rad)に
よって、次の式より求められる。
【0038】L0 =(dp /2)×θp0
【0039】ここで、 θp0=(θ0 ×π/180 °)Rp ∴dp =2×L0 /θp0 ={2×L0 /(θ0 ×π/180 °)}×Rp ≒17.697(mm) となる。
【0040】しかし、プラテンローラ2の直径dp を実
際にこの寸法で製造して、画像の記録を行うと、プラテ
ンローラ2の表面の変形や、記録シートを搬送するため
の負荷によって記録シートの搬送量が減り、画像の縮み
が生じる。従って、プラテンローラ2の直径dp の設計
値は、計算値より少し大きい値とし、次のように決定す
る。
際にこの寸法で製造して、画像の記録を行うと、プラテ
ンローラ2の表面の変形や、記録シートを搬送するため
の負荷によって記録シートの搬送量が減り、画像の縮み
が生じる。従って、プラテンローラ2の直径dp の設計
値は、計算値より少し大きい値とし、次のように決定す
る。
【0041】dp =17.90 ±0.05(mm)
【0042】また、画像記録時には、駆動モータ21を40
0pps(pulses/sec)で駆動するので、プラテンローラ2に
よって記録シートが1秒間に搬送される長さL1 は、画
像の伸縮がないとすると次のようになる。
0pps(pulses/sec)で駆動するので、プラテンローラ2に
よって記録シートが1秒間に搬送される長さL1 は、画
像の伸縮がないとすると次のようになる。
【0043】L1 =L0 ×400 =25.40 (mm)
【0044】これにより、プラテンローラ2と排出ロー
ラ4の間で記録シートが撓まないようにするために、排
出ローラ4が1秒間に記録シートを搬送する長さを、プ
ラテンローラ2が搬送する長さより僅かに大きくして、
25.42 (mm)と設定すると、排出ローラ4の直径dh
と、排出ローラ角回転速度ωh の関係は次のようにな
る。
ラ4の間で記録シートが撓まないようにするために、排
出ローラ4が1秒間に記録シートを搬送する長さを、プ
ラテンローラ2が搬送する長さより僅かに大きくして、
25.42 (mm)と設定すると、排出ローラ4の直径dh
と、排出ローラ角回転速度ωh の関係は次のようにな
る。
【0045】dh /2×ωh =25.42
【0046】ここで、排出ローラ角回転速度ωh は、 ωh =(3.75°×400 ×π/180 °)/Rh ≒4.0722(rad/s) となる。
【0047】従って、 dh ≒12.4846 (mm)となる。
【0048】この排出ローラ4の直径dh の設計値も前
記プラテンローラ2のときと同様に、計算値よりも僅か
に大きく値とし、 dh =12.70 ±0.05(mm) とする。
記プラテンローラ2のときと同様に、計算値よりも僅か
に大きく値とし、 dh =12.70 ±0.05(mm) とする。
【0049】(駆動モータ逆転時の動作)次に、駆動モ
ータ21が逆転してモータギア21aが矢印a′方向に回転
したときの動作について説明する。図2(b)に示すよ
うに、モータギア21aが矢印a′方向に回転すると、第
一揺動ギア25bと第二揺動ギア25cが矢印a′方向に回
転しつつ揺動し、前記第二揺動ギア25cがギア27cと噛
み合う。これにより、前記駆動モータ21の駆動力が伝達
されて、駆動力伝達軸27に固定された前記ギア27cが矢
印b′方向に回転する。
ータ21が逆転してモータギア21aが矢印a′方向に回転
したときの動作について説明する。図2(b)に示すよ
うに、モータギア21aが矢印a′方向に回転すると、第
一揺動ギア25bと第二揺動ギア25cが矢印a′方向に回
転しつつ揺動し、前記第二揺動ギア25cがギア27cと噛
み合う。これにより、前記駆動モータ21の駆動力が伝達
されて、駆動力伝達軸27に固定された前記ギア27cが矢
印b′方向に回転する。
【0050】そして、前記駆動力伝達軸27の後側板24b
側に固定されているセクターギア27dが矢印b′方向に
回転し、同時に前記セクターギア27d上に設けられたク
ランク軸28が駆動力伝達軸27を中心として矢印b′方向
に回転する。これにより、駆動モータ21の逆転駆動力が
クランクアーム29とカッターアーム31を経由してカッタ
ー4へ伝達される。即ち、前記クランク軸28の矢印b′
方向の回転によって、前記クランクアーム29とカッター
アーム31が図3(a)に示す如き位置から図3(b)に
示す如き位置へと移動してカッター3が待機位置から切
断位置へと移動し、所定記録のなされた記録シートの後
端側を切断する。
側に固定されているセクターギア27dが矢印b′方向に
回転し、同時に前記セクターギア27d上に設けられたク
ランク軸28が駆動力伝達軸27を中心として矢印b′方向
に回転する。これにより、駆動モータ21の逆転駆動力が
クランクアーム29とカッターアーム31を経由してカッタ
ー4へ伝達される。即ち、前記クランク軸28の矢印b′
方向の回転によって、前記クランクアーム29とカッター
アーム31が図3(a)に示す如き位置から図3(b)に
示す如き位置へと移動してカッター3が待機位置から切
断位置へと移動し、所定記録のなされた記録シートの後
端側を切断する。
【0051】尚、前記カッター3が待機位置から切断位
置へと移動する間は、図3(b)に示すように前記セク
ターギア27dのギア部がギア33dと噛み合うことはない
ため、プラテンローラ2に駆動力が伝達されることはな
く、同様に排出ローラ4にも伝達されない。即ち、プラ
テンローラ2と排出ローラ4が停止した状態で、前記記
録シートの切断が行われる。
置へと移動する間は、図3(b)に示すように前記セク
ターギア27dのギア部がギア33dと噛み合うことはない
ため、プラテンローラ2に駆動力が伝達されることはな
く、同様に排出ローラ4にも伝達されない。即ち、プラ
テンローラ2と排出ローラ4が停止した状態で、前記記
録シートの切断が行われる。
【0052】更に図3(b)に示す如き状態から前記セ
クターギア27dが矢印b′方向に回転すると、図3
(c)に示すように前記セクターギア27dのギア部とプ
ラテンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合い、前
記ギア22dが矢印c′方向に回転する。これにより、プ
ラテンローラ2がシート搬送方向とは逆の方向に回転
し、前記ローラ2とサーマルヘッド1に挟持された未記
録の記録シートが巻き戻される。更に前記ギア22dの矢
印c′方向の回転により、ギア32a,33aを介してギア
23dが矢印d方向に回転し、前述したワンウェイクラッ
チ23eの作用により排出ローラ軸23が矢印d方向に回転
する。これにより、排出ローラ4がシート搬送方向に回
転し、所定記録がなされて後端側が切断された記録シー
トが前記排出ローラ4と排出コロ5によって装置外のシ
ートトレイ6上に排出搬送される。即ち、未記録の記録
シートの先端を記録位置へ巻き戻す動作と、所定記録が
なされ後端側が切断された記録シートをシートトレイ6
上へ排出する動作は同時に行われる。
クターギア27dが矢印b′方向に回転すると、図3
(c)に示すように前記セクターギア27dのギア部とプ
ラテンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合い、前
記ギア22dが矢印c′方向に回転する。これにより、プ
ラテンローラ2がシート搬送方向とは逆の方向に回転
し、前記ローラ2とサーマルヘッド1に挟持された未記
録の記録シートが巻き戻される。更に前記ギア22dの矢
印c′方向の回転により、ギア32a,33aを介してギア
23dが矢印d方向に回転し、前述したワンウェイクラッ
チ23eの作用により排出ローラ軸23が矢印d方向に回転
する。これにより、排出ローラ4がシート搬送方向に回
転し、所定記録がなされて後端側が切断された記録シー
トが前記排出ローラ4と排出コロ5によって装置外のシ
ートトレイ6上に排出搬送される。即ち、未記録の記録
シートの先端を記録位置へ巻き戻す動作と、所定記録が
なされ後端側が切断された記録シートをシートトレイ6
上へ排出する動作は同時に行われる。
【0053】一方、セクターギア27dのギア部とプラテ
ンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合っている
間、前記プラテンローラ軸22の前側板24a側に固定され
たギア22cは矢印c′方向に回転し、このギア22cに噛
み合うギア26aが矢印e′方向に回転する。同時に前記
排出ローラ軸23の前側板側24a側に固定されたギア23c
は矢印d方向に回転し、このギア23cに噛み合うギア26
bが矢印e方向に回転する。しかしながら、前記ギア26
a,26bは軸26にそれぞれ独立して回転自在に取り付け
られているので、お互い反対方向に回転しても問題はな
い。
ンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合っている
間、前記プラテンローラ軸22の前側板24a側に固定され
たギア22cは矢印c′方向に回転し、このギア22cに噛
み合うギア26aが矢印e′方向に回転する。同時に前記
排出ローラ軸23の前側板側24a側に固定されたギア23c
は矢印d方向に回転し、このギア23cに噛み合うギア26
bが矢印e方向に回転する。しかしながら、前記ギア26
a,26bは軸26にそれぞれ独立して回転自在に取り付け
られているので、お互い反対方向に回転しても問題はな
い。
【0054】更に図3(c)に示す如き状態から前記セ
クターギア27dが矢印b′方向に回転すると、図3
(a)に示すように、前記セクターギア27dのギア部と
前記ギア22dの噛合状態が解除され、前記ギア22dは回
転を停止する。これにより、プラテンローラ2と排出ロ
ーラ4は回転を停止する。このとき、未記録の記録シー
トの先端は記録位置よりも約2mm程度カッター3より
の位置まで巻き戻され、所定記録がなされ後端側を切断
された記録シートはシートトレイ6上に完全に排出され
ている。前記プラテンローラ2による記録シートの巻き
戻し量は、前記セクターギア27dの歯数と記録位置から
切断位置までの距離関係とにより設定される。本実施例
では、後述の計算で確認されるように前記セクターギア
32dの歯数を20枚とし、記録位置から切断位置までの距
離を20.4mmに設定している。また、前記排出ローラ3
による記録シートの排出搬送量は切断位置から排出位置
までの距離より大きい必要があるので、これを考慮して
ギア32a,33a,23dの歯数を設定し、本実施例では後
述の計算で確認されるように前記距離を24mmに設定し
ている。
クターギア27dが矢印b′方向に回転すると、図3
(a)に示すように、前記セクターギア27dのギア部と
前記ギア22dの噛合状態が解除され、前記ギア22dは回
転を停止する。これにより、プラテンローラ2と排出ロ
ーラ4は回転を停止する。このとき、未記録の記録シー
トの先端は記録位置よりも約2mm程度カッター3より
の位置まで巻き戻され、所定記録がなされ後端側を切断
された記録シートはシートトレイ6上に完全に排出され
ている。前記プラテンローラ2による記録シートの巻き
戻し量は、前記セクターギア27dの歯数と記録位置から
切断位置までの距離関係とにより設定される。本実施例
では、後述の計算で確認されるように前記セクターギア
32dの歯数を20枚とし、記録位置から切断位置までの距
離を20.4mmに設定している。また、前記排出ローラ3
による記録シートの排出搬送量は切断位置から排出位置
までの距離より大きい必要があるので、これを考慮して
ギア32a,33a,23dの歯数を設定し、本実施例では後
述の計算で確認されるように前記距離を24mmに設定し
ている。
【0055】次いで、図3(a)に示すように前記ギア
27d,22dの噛合状態が解除された後、カッターホーム
ポジション検知センサ(不図示)によりカッター3が待
機位置にあると検知されると、駆動モータ21は回転を停
止する。更に記録する必要があるときには、再び前記モ
ータを駆動して前述した動作を繰り返す。
27d,22dの噛合状態が解除された後、カッターホーム
ポジション検知センサ(不図示)によりカッター3が待
機位置にあると検知されると、駆動モータ21は回転を停
止する。更に記録する必要があるときには、再び前記モ
ータを駆動して前述した動作を繰り返す。
【0056】以上説明したように、駆動モータ21が矢印
a′方向に回転(逆転)したときには、カッター4が駆
動して記録シートの切断を行い、前記切断後、プラテン
ローラ2がシート搬送方向とは逆方向に回転して記録シ
ートの巻き戻しを行い、同時に排出ローラ4がシート搬
送方向に回転して記録シートの排出搬送を行う。
a′方向に回転(逆転)したときには、カッター4が駆
動して記録シートの切断を行い、前記切断後、プラテン
ローラ2がシート搬送方向とは逆方向に回転して記録シ
ートの巻き戻しを行い、同時に排出ローラ4がシート搬
送方向に回転して記録シートの排出搬送を行う。
【0057】尚、本実施例では、前述したように、駆動
モータ21に対するプラテンローラ2の減速比は、その正
逆回転にかかわらず等しくなるように各駆動伝達系を設
定したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、プラテンローラ2の逆転時の駆動伝達系を構成す
るギア27cの歯数を61から55に設定変更すると、駆動モ
ータ逆転時のプラテンローラ24の減速比Rp ″は、 Rp ″=(Z25b /Z21a )×(Z27c /Z25c )×
(Z22d /Z27d ) =(61/17)×(55/24)×(61/61) ≒8.223 となる。従って、前記減速比の関係はRp ″<Rp とな
るので、駆動モータ21の回転速度を同一とすると、シー
ト搬送時よりシート巻き戻し時の方がプラテンローラ2
の回転速度が速いことがわかる。即ち、駆動モータ正転
時のプラテンローラ2の減速比よりも駆動モータ逆転時
のプラテンローラ2の減速比を小さくすることによって
シートの巻き戻す時間を短縮することができ、より記録
時間の短い記録駆動系を実現することができる。
モータ21に対するプラテンローラ2の減速比は、その正
逆回転にかかわらず等しくなるように各駆動伝達系を設
定したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、プラテンローラ2の逆転時の駆動伝達系を構成す
るギア27cの歯数を61から55に設定変更すると、駆動モ
ータ逆転時のプラテンローラ24の減速比Rp ″は、 Rp ″=(Z25b /Z21a )×(Z27c /Z25c )×
(Z22d /Z27d ) =(61/17)×(55/24)×(61/61) ≒8.223 となる。従って、前記減速比の関係はRp ″<Rp とな
るので、駆動モータ21の回転速度を同一とすると、シー
ト搬送時よりシート巻き戻し時の方がプラテンローラ2
の回転速度が速いことがわかる。即ち、駆動モータ正転
時のプラテンローラ2の減速比よりも駆動モータ逆転時
のプラテンローラ2の減速比を小さくすることによって
シートの巻き戻す時間を短縮することができ、より記録
時間の短い記録駆動系を実現することができる。
【0058】ここで、本実施例におけるプラテンローラ
2の記録シート巻き戻し量を計算する。セクターギア27
dが一回転したときに、プラテンローラ軸22に固定され
たギア22d(歯数Z=61)に噛み合う歯数は20であるの
で、プラテンローラ2の回転量は20/61回転である。従
って、プラテンローラ2による記録シートの巻き戻し量
δp は、 δp =π・dp ×(22/61) ≒18.438(mm) となる。
2の記録シート巻き戻し量を計算する。セクターギア27
dが一回転したときに、プラテンローラ軸22に固定され
たギア22d(歯数Z=61)に噛み合う歯数は20であるの
で、プラテンローラ2の回転量は20/61回転である。従
って、プラテンローラ2による記録シートの巻き戻し量
δp は、 δp =π・dp ×(22/61) ≒18.438(mm) となる。
【0059】上記数値に記録シートの頭の余白部分のマ
ージン2mmを加えて、プラテンローラ2上の記録位置
からカッター3の切断位置までの距離が20.4mmとなる
ように、プラテンローラ2とカッター3の位置関係を設
定する。
ージン2mmを加えて、プラテンローラ2上の記録位置
からカッター3の切断位置までの距離が20.4mmとなる
ように、プラテンローラ2とカッター3の位置関係を設
定する。
【0060】次に本実施例における排出ローラ4による
記録シートの排出搬送量を計算する。駆動モータ21が逆
転駆動したときのプラテンローラ2に対する排出ローラ
4の回転速度比Rphは、 Rph=(Z32a /Z22d )×(Z33a /Z32a )×(Z
23d /Z33a ) =(38/61)×(38/38)×(24/38) ≒0.3934 となる。
記録シートの排出搬送量を計算する。駆動モータ21が逆
転駆動したときのプラテンローラ2に対する排出ローラ
4の回転速度比Rphは、 Rph=(Z32a /Z22d )×(Z33a /Z32a )×(Z
23d /Z33a ) =(38/61)×(38/38)×(24/38) ≒0.3934 となる。
【0061】従って、セクターギア27dのギア部とギア
22dが噛み合っているときの排出ローラ4の回転量は、 20/61/Rph≒0.8333 となる。
22dが噛み合っているときの排出ローラ4の回転量は、 20/61/Rph≒0.8333 となる。
【0062】従って、このときの排出ローラ2の記録シ
ートの排出搬送量δh は、 δh =0.8333×π・dh ≒33.249(mm) となる。
ートの排出搬送量δh は、 δh =0.8333×π・dh ≒33.249(mm) となる。
【0063】本実施例では、カッター3の記録シート切
断位置から排出ローラ4までの距離を24mmに設定して
いるので、排出ローラ2は記録シートを完全に排出搬送
することができる。
断位置から排出ローラ4までの距離を24mmに設定して
いるので、排出ローラ2は記録シートを完全に排出搬送
することができる。
【0064】以上説明したきた記録系Aの動作を図6の
タイミングチャートに示す。従来例で説明した図16のタ
イミングチャートと比較して明らかなように、記録系を
駆動するための駆動モータが一つであるので、従来例の
ように2つの駆動モータを同期させて動かす必要がな
い。また、1頁分の記録動作が駆動モータを正転させて
逆転させるだけなので、モータの駆動制御が単純であ
る。更に、記録動作にようする時間が短縮される。
タイミングチャートに示す。従来例で説明した図16のタ
イミングチャートと比較して明らかなように、記録系を
駆動するための駆動モータが一つであるので、従来例の
ように2つの駆動モータを同期させて動かす必要がな
い。また、1頁分の記録動作が駆動モータを正転させて
逆転させるだけなので、モータの駆動制御が単純であ
る。更に、記録動作にようする時間が短縮される。
【0065】〔第2実施例〕次に本発明を適用した画像
記録装置の第2実施例について図面を参照して説明す
る。本実施例に係る画像記録装置も前述した実施例と同
様にしてファクシミリ装置の記録系として構成されてお
り、一般に感熱記録装置と称されるものである。尚、前
述した実施例と同等の機能及び構成を有する部材には同
一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
記録装置の第2実施例について図面を参照して説明す
る。本実施例に係る画像記録装置も前述した実施例と同
様にしてファクシミリ装置の記録系として構成されてお
り、一般に感熱記録装置と称されるものである。尚、前
述した実施例と同等の機能及び構成を有する部材には同
一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0066】{駆動系の構成}以下、本実施例の特徴で
ある記録系の駆動系について詳しく説明する。図9は本
実施例に係る画像記録装置の駆動系の上視平面図、図10
は図9に示す駆動系を矢印X方向から見た側面図であ
る。尚、本実施例において、図中のギアは全てモジュー
ルm=0.5 としている。
ある記録系の駆動系について詳しく説明する。図9は本
実施例に係る画像記録装置の駆動系の上視平面図、図10
は図9に示す駆動系を矢印X方向から見た側面図であ
る。尚、本実施例において、図中のギアは全てモジュー
ルm=0.5 としている。
【0067】本発明に係る記録系Aも前述した実施例と
同様に、図9に示すように、プラテンローラ2、カッタ
ー3、及び排出ローラ4を共通の駆動モータ21ただ一つ
だけで駆動するように構成している。前記駆動モータ21
は装置本体のフレーム(不図示)に固定され、その軸に
はモータギア21a(歯数Z=17)が取り付けられてい
る。また、前記プラテンローラ2、排出ローラ4はそれ
ぞれプラテンローラ軸22、排出ローラ軸23に取り付けら
れており、これらの軸22,23は軸受22a,22b及び軸受
23a,23bを介して装置本体のフレームの一部を構成す
る前側板24aと、後側板24bに取り付けられている。
同様に、図9に示すように、プラテンローラ2、カッタ
ー3、及び排出ローラ4を共通の駆動モータ21ただ一つ
だけで駆動するように構成している。前記駆動モータ21
は装置本体のフレーム(不図示)に固定され、その軸に
はモータギア21a(歯数Z=17)が取り付けられてい
る。また、前記プラテンローラ2、排出ローラ4はそれ
ぞれプラテンローラ軸22、排出ローラ軸23に取り付けら
れており、これらの軸22,23は軸受22a,22b及び軸受
23a,23bを介して装置本体のフレームの一部を構成す
る前側板24aと、後側板24bに取り付けられている。
【0068】以下、前記駆動モータ21の駆動力を前記プ
ラテンローラ2、カッター3、及び排出ローラ4に伝達
するための各駆動力伝達手段の構成について説明する。
ラテンローラ2、カッター3、及び排出ローラ4に伝達
するための各駆動力伝達手段の構成について説明する。
【0069】(第一駆動力伝達手段及び第二駆動力伝達
手段)図9及び図10(a)に示すように、駆動モータ21
の回転軸には、前述したようにモータギア21a(歯数Z
=17)が固定されており、更に前記モータ21の正逆回転
に応じて駆動力を選択的に伝達するための揺動部材25が
取り付けられている。この揺動部材25の端部に回動自在
に取り付けられた軸25aには、前記モータギア21aと常
に噛み合うように配置された第一揺動ギア25b(歯数Z
=61)と、前記プラテンローラ軸22に取り付けられたギ
ア22cと後述する他のギアとに選択的に噛み合うことが
できるように配置された第二揺動ギア25c(歯数Z=2
4)が取り付けられている。
手段)図9及び図10(a)に示すように、駆動モータ21
の回転軸には、前述したようにモータギア21a(歯数Z
=17)が固定されており、更に前記モータ21の正逆回転
に応じて駆動力を選択的に伝達するための揺動部材25が
取り付けられている。この揺動部材25の端部に回動自在
に取り付けられた軸25aには、前記モータギア21aと常
に噛み合うように配置された第一揺動ギア25b(歯数Z
=61)と、前記プラテンローラ軸22に取り付けられたギ
ア22cと後述する他のギアとに選択的に噛み合うことが
できるように配置された第二揺動ギア25c(歯数Z=2
4)が取り付けられている。
【0070】尚、上記構成からなる駆動力伝達手段によ
る駆動モータ21に対するプラテンローラ2の減速比Rp
は、 Rp =(Z25b /Z21a )×(Z22c /Z25c ) =(61/17)×(61/24) ≒9.120 となる。
る駆動モータ21に対するプラテンローラ2の減速比Rp
は、 Rp =(Z25b /Z21a )×(Z22c /Z25c ) =(61/17)×(61/24) ≒9.120 となる。
【0071】また前記プラテンローラ軸22に取り付けら
れたギア22cは、前記前側板24aに固定された軸26に回
転自在に取り付けられたギア26c(歯数Z=38)と噛み
合い、更に前記ギア26cは排出ローラ軸23に取り付けら
れたギア23c(歯数Z=43)と噛み合うように配置構成
されている。前記ギア23cの中心部には一方向にのみ駆
動力を伝達するワンウェイクラッチ23fが内蔵されてい
る。
れたギア22cは、前記前側板24aに固定された軸26に回
転自在に取り付けられたギア26c(歯数Z=38)と噛み
合い、更に前記ギア26cは排出ローラ軸23に取り付けら
れたギア23c(歯数Z=43)と噛み合うように配置構成
されている。前記ギア23cの中心部には一方向にのみ駆
動力を伝達するワンウェイクラッチ23fが内蔵されてい
る。
【0072】(第三駆動力伝達手段、第四駆動力伝達手
段及び第五駆動力伝達手段)図9中、27は駆動力伝達軸
であって、軸受27a,27bを介して前側板24aと後側板
24bの間に亘って取り付けられている。駆動力伝達軸27
の前側板24a側にはギア27c(歯数Z=61)が固定され
ており、前記前側板24aに固定された軸34に回転自在に
取り付けられたギア34a(歯数Z=61)と噛み合うよう
に配置されている。また前記ギア34aは前記揺動部材25
が図10(b)に示す如き位置に移動したときに第二揺動
ギア25cと噛み合うことができるように配置されてい
る。また前記駆動力伝達軸27の後側板24b側には外周の
一部に歯が切られたセクターギア27dが固定されてい
る。
段及び第五駆動力伝達手段)図9中、27は駆動力伝達軸
であって、軸受27a,27bを介して前側板24aと後側板
24bの間に亘って取り付けられている。駆動力伝達軸27
の前側板24a側にはギア27c(歯数Z=61)が固定され
ており、前記前側板24aに固定された軸34に回転自在に
取り付けられたギア34a(歯数Z=61)と噛み合うよう
に配置されている。また前記ギア34aは前記揺動部材25
が図10(b)に示す如き位置に移動したときに第二揺動
ギア25cと噛み合うことができるように配置されてい
る。また前記駆動力伝達軸27の後側板24b側には外周の
一部に歯が切られたセクターギア27dが固定されてい
る。
【0073】前記セクターギア27dは、図5に示すよう
に、モジュールm=0.5 、歯数Z=61のギアから図に示
す20枚の歯を残して形成されたギアである。そして、こ
のセクターギア27dは一回転する間に前記20枚の歯が前
記プラテンローラ軸22の後側板24b側に固定されたギア
22d(歯数Z=61)と噛み合うように配置されている。
に、モジュールm=0.5 、歯数Z=61のギアから図に示
す20枚の歯を残して形成されたギアである。そして、こ
のセクターギア27dは一回転する間に前記20枚の歯が前
記プラテンローラ軸22の後側板24b側に固定されたギア
22d(歯数Z=61)と噛み合うように配置されている。
【0074】前記セクターギア27d上には、回転中心か
ら所定量離れた位置(本実施例では約10mm)にクラン
ク軸28が形成されている。クランク軸28にはクランクア
ーム29が取り付けられており、更にその先端が連結軸30
を介してカッターアーム31に連結されている。このカッ
ターアーム31にはカッター3が連結されている。
ら所定量離れた位置(本実施例では約10mm)にクラン
ク軸28が形成されている。クランク軸28にはクランクア
ーム29が取り付けられており、更にその先端が連結軸30
を介してカッターアーム31に連結されている。このカッ
ターアーム31にはカッター3が連結されている。
【0075】ここで、本実施例におけるカッター3の構
造について説明する。図4に示すように、カッター3は
上刃3aと下刃3bからなる。上刃3aの端部に設けら
れた回転軸3cには捩じりコイルバネ3dがかけられ、
その先端がカッター側板3eに回転自在に支持されてい
る。そして、上刃3aは捩じりコイルバネ3dによって
時計回り方向に回転するように押さえられている。ま
た、上刃3aの端部にはストッパー3fが一体形成され
ており、このストッパー3fが下刃3bに当たって上刃
3aの回転が止められる。また、下刃3bの端部に設け
られた回転軸3gは前記カッター側板3eに回転自在に
支持され、その先端がカッターアーム31に嵌め込まれて
いる。更に、下刃3bの端部には連結軸3hが設けられ
ており、この連結軸3hはカッター側板3eに開けられ
た長穴3iを介して前記カッターアーム31に嵌め込まれ
ている。尚、前記カッターアーム31の下部にはマイクロ
スイッチ等のカッターホームポジション検知センサ(不
図示)が設けられており、前記カッター3が待機位置に
あるか切断位置にあるかを検知する。
造について説明する。図4に示すように、カッター3は
上刃3aと下刃3bからなる。上刃3aの端部に設けら
れた回転軸3cには捩じりコイルバネ3dがかけられ、
その先端がカッター側板3eに回転自在に支持されてい
る。そして、上刃3aは捩じりコイルバネ3dによって
時計回り方向に回転するように押さえられている。ま
た、上刃3aの端部にはストッパー3fが一体形成され
ており、このストッパー3fが下刃3bに当たって上刃
3aの回転が止められる。また、下刃3bの端部に設け
られた回転軸3gは前記カッター側板3eに回転自在に
支持され、その先端がカッターアーム31に嵌め込まれて
いる。更に、下刃3bの端部には連結軸3hが設けられ
ており、この連結軸3hはカッター側板3eに開けられ
た長穴3iを介して前記カッターアーム31に嵌め込まれ
ている。尚、前記カッターアーム31の下部にはマイクロ
スイッチ等のカッターホームポジション検知センサ(不
図示)が設けられており、前記カッター3が待機位置に
あるか切断位置にあるかを検知する。
【0076】また、図3及び図4に示すように、後側板
24b側でプラテンローラ軸22に固定されたギア22dは、
後側板24bに固定された軸32に回転自在に取り付けられ
たギア32a(歯数Z=38)と噛み合っており、更に前記
ギア32aは後側板24bに固定された軸33に回転自在に取
り付けられたギア33a(歯数Z=38)と噛み合ってい
る。そして、前記ギア33aは排出ローラ軸23の後側板24
b側に取り付けられたギア23d(歯数Z=24)と噛み合
っている。このギア23dの中心部には一方向にのみ駆動
力を伝達するワンウェイクラッチ23eが内蔵されてい
る。
24b側でプラテンローラ軸22に固定されたギア22dは、
後側板24bに固定された軸32に回転自在に取り付けられ
たギア32a(歯数Z=38)と噛み合っており、更に前記
ギア32aは後側板24bに固定された軸33に回転自在に取
り付けられたギア33a(歯数Z=38)と噛み合ってい
る。そして、前記ギア33aは排出ローラ軸23の後側板24
b側に取り付けられたギア23d(歯数Z=24)と噛み合
っている。このギア23dの中心部には一方向にのみ駆動
力を伝達するワンウェイクラッチ23eが内蔵されてい
る。
【0077】以上の構成からなる駆動力伝達手段で、ギ
ア33dとセクターギア27dが噛み合うときの駆動モータ
21に対するプラテンローラ2の減速比Rp ′は、 Rp ′=(Z25b /Z21a )×(Z34a /Z25c )×
(Z27c /Z34a )×(Z22d /Z27d ) =(61/17)×(61/24)×(61/61)×(61/61) ≒9.120 となる。
ア33dとセクターギア27dが噛み合うときの駆動モータ
21に対するプラテンローラ2の減速比Rp ′は、 Rp ′=(Z25b /Z21a )×(Z34a /Z25c )×
(Z27c /Z34a )×(Z22d /Z27d ) =(61/17)×(61/24)×(61/61)×(61/61) ≒9.120 となる。
【0078】従って、前述した駆動モータ正転時の駆動
力伝達手段による減速比Rp と、上記駆動モータ逆転時
の駆動力伝達手段による減速比Rp ′は等しい。即ち、
前記減速比が等しくなるように駆動力伝達手段の各ギア
の歯数を設定している。
力伝達手段による減速比Rp と、上記駆動モータ逆転時
の駆動力伝達手段による減速比Rp ′は等しい。即ち、
前記減速比が等しくなるように駆動力伝達手段の各ギア
の歯数を設定している。
【0079】尚、前記セクターギア27dの駆動力伝達軸
27への取り付け方とクランク軸28の位置関係は、前述し
た実施例と同様に、カッター3が待機位置にあるとき
に、図3(a)に示す如き状態となるように設置されて
いる。
27への取り付け方とクランク軸28の位置関係は、前述し
た実施例と同様に、カッター3が待機位置にあるとき
に、図3(a)に示す如き状態となるように設置されて
いる。
【0080】{駆動系の動作}次に本実施例に係る記録
系の駆動系の動作について図9、図10、及び図3を用い
て説明する。
系の駆動系の動作について図9、図10、及び図3を用い
て説明する。
【0081】(駆動モータ正転時の動作)先ず、駆動モ
ータ21が正転してモータギア21aが矢印a方向に回転し
たときの動作について説明する。図10(a)に示すよう
に、モータギア21aが矢印a方向に回転すると、第一揺
動ギア25bが矢印a方向に回転しつつ揺動し、同時に第
二揺動ギア25cが矢印a方向に回転しつつ揺動してプラ
テンローラ軸22に固定されたギア22cと噛み合う。これ
により、前記駆動モータ21からの駆動力が伝達され、プ
ラテンローラ軸22に固定されたギア22cが矢印c方向に
回転する。更に前記駆動モータ21の駆動力が前記ギア22
cに噛み合っているギア26cを介して排出ローラ軸23に
固定されたギア23cに伝達され、前記ギア23cが矢印d
方向に回転する。このギア23cは矢印d方向の回転を前
記ローラ軸23に伝達するワンウェイクラッチ23fを内蔵
しているので、前記ローラ軸23はギア23cと共に同方向
に回転する。即ち、駆動モータ21の正転駆動力によって
プラテンローラ2と排出ローラ4がそれぞれ記録シート
を搬送する方向に回転する。
ータ21が正転してモータギア21aが矢印a方向に回転し
たときの動作について説明する。図10(a)に示すよう
に、モータギア21aが矢印a方向に回転すると、第一揺
動ギア25bが矢印a方向に回転しつつ揺動し、同時に第
二揺動ギア25cが矢印a方向に回転しつつ揺動してプラ
テンローラ軸22に固定されたギア22cと噛み合う。これ
により、前記駆動モータ21からの駆動力が伝達され、プ
ラテンローラ軸22に固定されたギア22cが矢印c方向に
回転する。更に前記駆動モータ21の駆動力が前記ギア22
cに噛み合っているギア26cを介して排出ローラ軸23に
固定されたギア23cに伝達され、前記ギア23cが矢印d
方向に回転する。このギア23cは矢印d方向の回転を前
記ローラ軸23に伝達するワンウェイクラッチ23fを内蔵
しているので、前記ローラ軸23はギア23cと共に同方向
に回転する。即ち、駆動モータ21の正転駆動力によって
プラテンローラ2と排出ローラ4がそれぞれ記録シート
を搬送する方向に回転する。
【0082】また、プラテンローラ2と排出ローラ4が
それぞれ記録シートを搬送する方向に回転することによ
って、プラテンローラ軸22の後側板24b側に固定されて
いるギア22dが矢印c方向に回転し、ギア32a,33aを
介してギア23dが矢印d′方向に回転する。このとき、
排出ローラ軸23は矢印d方向に回転しているが、前記ギ
ア23dとの間には一方向(本実施例では矢印d方向)に
のみ駆動力を伝達するワンウェイクラッチ23が介在して
いるため、前記ギア23dの矢印d′方向の回転が前記排
出ローラ軸23に伝達されることはない。
それぞれ記録シートを搬送する方向に回転することによ
って、プラテンローラ軸22の後側板24b側に固定されて
いるギア22dが矢印c方向に回転し、ギア32a,33aを
介してギア23dが矢印d′方向に回転する。このとき、
排出ローラ軸23は矢印d方向に回転しているが、前記ギ
ア23dとの間には一方向(本実施例では矢印d方向)に
のみ駆動力を伝達するワンウェイクラッチ23が介在して
いるため、前記ギア23dの矢印d′方向の回転が前記排
出ローラ軸23に伝達されることはない。
【0083】以上説明したように、駆動モータ21が矢印
a方向に回転(正転)したときには、プラテンローラ2
と排出ローラ4が記録シートを搬送する方向に回転し
て、シート搬送を行いつつサーマルヘッド1により所定
画像の記録を行う。
a方向に回転(正転)したときには、プラテンローラ2
と排出ローラ4が記録シートを搬送する方向に回転し
て、シート搬送を行いつつサーマルヘッド1により所定
画像の記録を行う。
【0084】ここで、本実施例におけるプラテンローラ
2と排出ローラ4が記録シートを搬送するときの搬送
量、及びそれぞれのローラ径を計算すると、前記プラテ
ンローラ2が正転するときの減速比Rp は、前に計算し
たように、 Rp ≒9.120 である。
2と排出ローラ4が記録シートを搬送するときの搬送
量、及びそれぞれのローラ径を計算すると、前記プラテ
ンローラ2が正転するときの減速比Rp は、前に計算し
たように、 Rp ≒9.120 である。
【0085】同様にして排出ローラ4が正転するときの
減速比Rh は、 Rh =(Z25b /Z21a )×(Z22c /Z25c )×(Z
26c /Z22c )×(Z23c /Z26c ) =(61/17)×(61/24)×(38/61)×(43/38) ≒6.429 となる。
減速比Rh は、 Rh =(Z25b /Z21a )×(Z22c /Z25c )×(Z
26c /Z22c )×(Z23c /Z26c ) =(61/17)×(61/24)×(38/61)×(43/38) ≒6.429 となる。
【0086】本実施例のファクシミリ装置はGIVファク
シミリであり、記録シートの搬送方向(副走査方向)の
記録解像度は400dpi(dots/inch) である。従って、1ド
ットの副走査方向の長さL0 は、 L0 =25.4/400 =0.0635(mm) である。
シミリであり、記録シートの搬送方向(副走査方向)の
記録解像度は400dpi(dots/inch) である。従って、1ド
ットの副走査方向の長さL0 は、 L0 =25.4/400 =0.0635(mm) である。
【0087】また、駆動モータ21はステップ角7.5 °,
2相のPM型ステッピングモータであり、1−2相駆動
で動作させるので、駆動モータ21の回転時の最小ステッ
プ角度θ0 は、 θ0 =7.5 °/2 =3.75° となる。
2相のPM型ステッピングモータであり、1−2相駆動
で動作させるので、駆動モータ21の回転時の最小ステッ
プ角度θ0 は、 θ0 =7.5 °/2 =3.75° となる。
【0088】従って、プラテンローラ2の直径dp は、
プラテンローラ2の最小ステップ角度θp0 (rad)に
よって、次の式より求められる。
プラテンローラ2の最小ステップ角度θp0 (rad)に
よって、次の式より求められる。
【0089】L0 =(dp /2)×θp0
【0090】ここで、 θp0=(θ0 ×π/180 °)Rp ∴dp =2×L0 /θp0 ={2×L0 /(θ0 ×π/180 °)}×Rp ≒17.697(mm) となる。
【0091】しかし、プラテンローラ2の直径dp を実
際にこの寸法で製造して、画像の記録を行うと、プラテ
ンローラ2の表面の変形や、記録シートを搬送するため
の負荷によって記録シートの搬送量が減り、画像の縮み
が生じる。従って、プラテンローラ2の直径dp の設計
値は、計算値より少し大きい値とし、次のように決定す
る。
際にこの寸法で製造して、画像の記録を行うと、プラテ
ンローラ2の表面の変形や、記録シートを搬送するため
の負荷によって記録シートの搬送量が減り、画像の縮み
が生じる。従って、プラテンローラ2の直径dp の設計
値は、計算値より少し大きい値とし、次のように決定す
る。
【0092】dp =17.90 ±0.05(mm)
【0093】また、画像記録時には、駆動モータ21を40
0pps(pulses/sec)で駆動するので、プラテンローラ2に
よって記録シートが1秒間に搬送される長さL1 は、画
像の伸縮がないとすると次のようになる。
0pps(pulses/sec)で駆動するので、プラテンローラ2に
よって記録シートが1秒間に搬送される長さL1 は、画
像の伸縮がないとすると次のようになる。
【0094】L1 =L0 ×400 =25.40 (mm)
【0095】これにより、プラテンローラ2と排出ロー
ラ4の間で記録シートが撓まないようにするために、排
出ローラ4が1秒間に記録シートを搬送する長さを、プ
ラテンローラ2が搬送する長さより僅かに大きくして、
25.42 (mm)と設定すると、排出ローラ4の直径dh
と、排出ローラ角回転速度ωh の関係は次のようにな
る。
ラ4の間で記録シートが撓まないようにするために、排
出ローラ4が1秒間に記録シートを搬送する長さを、プ
ラテンローラ2が搬送する長さより僅かに大きくして、
25.42 (mm)と設定すると、排出ローラ4の直径dh
と、排出ローラ角回転速度ωh の関係は次のようにな
る。
【0096】dh /2×ωh =25.42
【0097】ここで、排出ローラ角回転速度ωh は、 ωh =(3.75°×400 ×π/180 °)/Rh ≒4.0722(rad/s) となる。
【0098】従って、 dh ≒12.4846 (mm) となる。
【0099】この排出ローラ4の直径dh の設計値も前
記プラテンローラ2のときと同様に、計算値よりも僅か
に大きく値とし、 dh =12.70 ±0.05(mm) とする。
記プラテンローラ2のときと同様に、計算値よりも僅か
に大きく値とし、 dh =12.70 ±0.05(mm) とする。
【0100】(駆動モータ逆転時の動作)次に、駆動モ
ータ21が逆転してモータギア21aが矢印a′方向に回転
したときの動作について説明する。図10(b)に示すよ
うに、モータギア21aが矢印a′方向に回転すると、第
一揺動ギア25bと第二揺動ギア25cが矢印a′方向に回
転しつつ揺動し、前記第二揺動ギア25cがギア34aと噛
み合う。これにより、前記駆動モータ21の駆動力が伝達
され、前記ギア34aを介して駆動力伝達軸27に固定され
た前記ギア27cが矢印b′方向に回転する。
ータ21が逆転してモータギア21aが矢印a′方向に回転
したときの動作について説明する。図10(b)に示すよ
うに、モータギア21aが矢印a′方向に回転すると、第
一揺動ギア25bと第二揺動ギア25cが矢印a′方向に回
転しつつ揺動し、前記第二揺動ギア25cがギア34aと噛
み合う。これにより、前記駆動モータ21の駆動力が伝達
され、前記ギア34aを介して駆動力伝達軸27に固定され
た前記ギア27cが矢印b′方向に回転する。
【0101】そして、前記駆動力伝達軸27の後側板24b
側に固定されているセクターギア27dが矢印b′方向に
回転し、同時に前記セクターギア27d上に設けられたク
ランク軸28が駆動力伝達軸27を中心として矢印b′方向
に回転する。これにより、駆動モータ21の逆転駆動力が
クランクアーム29とカッターアーム31を経由してカッタ
ー4へ伝達される。即ち、前記クランク軸28の矢印b′
方向の回転によって、前記クランクアーム29とカッター
アーム31が図3(a)に示す如き位置から図3(b)に
示す如き位置へと移動してカッター3が待機位置から切
断位置へと移動し、所定記録のなされた記録シートの後
端側を切断する。
側に固定されているセクターギア27dが矢印b′方向に
回転し、同時に前記セクターギア27d上に設けられたク
ランク軸28が駆動力伝達軸27を中心として矢印b′方向
に回転する。これにより、駆動モータ21の逆転駆動力が
クランクアーム29とカッターアーム31を経由してカッタ
ー4へ伝達される。即ち、前記クランク軸28の矢印b′
方向の回転によって、前記クランクアーム29とカッター
アーム31が図3(a)に示す如き位置から図3(b)に
示す如き位置へと移動してカッター3が待機位置から切
断位置へと移動し、所定記録のなされた記録シートの後
端側を切断する。
【0102】尚、前記カッター3が待機位置から切断位
置へと移動する間は、図3(b)に示すように前記セク
ターギア27dのギア部がギア33dと噛み合うことはない
ため、プラテンローラ2に駆動力が伝達されることはな
く、同様に排出ローラ4にも伝達されない。即ち、プラ
テンローラ2と排出ローラ4が停止した状態で、前記記
録シートの切断が行われる。
置へと移動する間は、図3(b)に示すように前記セク
ターギア27dのギア部がギア33dと噛み合うことはない
ため、プラテンローラ2に駆動力が伝達されることはな
く、同様に排出ローラ4にも伝達されない。即ち、プラ
テンローラ2と排出ローラ4が停止した状態で、前記記
録シートの切断が行われる。
【0103】更に図3(b)に示す如き状態から前記セ
クターギア27dが矢印b′方向に回転すると、図3
(c)に示すように前記セクターギア27dのギア部とプ
ラテンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合い、前
記ギア22dが矢印c′方向に回転する。これにより、プ
ラテンローラ2がシート搬送方向とは逆の方向に回転
し、前記ローラ2とサーマルヘッド1に挟持された未記
録の記録シートが巻き戻される。更に前記ギア22dの矢
印c′方向の回転により、ギア32a,33aを介してギア
23dが矢印d方向に回転し、前述したワンウェイクラッ
チ23eの作用により排出ローラ軸23が矢印d方向に回転
する。これにより、排出ローラ4がシート搬送方向に回
転し、所定記録がなされて後端側が切断された記録シー
トが前記排出ローラ4と排出コロ5によって装置外のシ
ートトレイ6上に排出搬送される。即ち、未記録の記録
シートの先端を記録位置へ巻き戻す動作と、所定記録が
なされ後端側が切断された記録シートをシートトレイ6
上へ排出する動作は同時に行われる。
クターギア27dが矢印b′方向に回転すると、図3
(c)に示すように前記セクターギア27dのギア部とプ
ラテンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合い、前
記ギア22dが矢印c′方向に回転する。これにより、プ
ラテンローラ2がシート搬送方向とは逆の方向に回転
し、前記ローラ2とサーマルヘッド1に挟持された未記
録の記録シートが巻き戻される。更に前記ギア22dの矢
印c′方向の回転により、ギア32a,33aを介してギア
23dが矢印d方向に回転し、前述したワンウェイクラッ
チ23eの作用により排出ローラ軸23が矢印d方向に回転
する。これにより、排出ローラ4がシート搬送方向に回
転し、所定記録がなされて後端側が切断された記録シー
トが前記排出ローラ4と排出コロ5によって装置外のシ
ートトレイ6上に排出搬送される。即ち、未記録の記録
シートの先端を記録位置へ巻き戻す動作と、所定記録が
なされ後端側が切断された記録シートをシートトレイ6
上へ排出する動作は同時に行われる。
【0104】一方、セクターギア27dのギア部とプラテ
ンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合っている
間、前記プラテンローラ軸22の前側板24a側に固定され
たギア22cは矢印c′方向に回転する。これにより、ギ
ア26cを介して排出ローラ軸23の前側板24a側に固定さ
れたギア23cが矢印d′方向に回転する。このとき前記
ローラ軸23は後側板24b側での駆動力伝達により矢印d
方向に回転している。しかしながら、前記ギア23cは前
述したように矢印d方向の回転のみを前記ローラ軸23に
伝達するワンウェイクラッチ23fを内蔵しているので、
お互い反対方向に回転しても問題はない。
ンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合っている
間、前記プラテンローラ軸22の前側板24a側に固定され
たギア22cは矢印c′方向に回転する。これにより、ギ
ア26cを介して排出ローラ軸23の前側板24a側に固定さ
れたギア23cが矢印d′方向に回転する。このとき前記
ローラ軸23は後側板24b側での駆動力伝達により矢印d
方向に回転している。しかしながら、前記ギア23cは前
述したように矢印d方向の回転のみを前記ローラ軸23に
伝達するワンウェイクラッチ23fを内蔵しているので、
お互い反対方向に回転しても問題はない。
【0105】更に図3(c)に示す如き状態から前記セ
クターギア27dが矢印b′方向に回転すると、図3
(a)に示すように、前記セクターギア27dのギア部と
前記ギア22dの噛合状態が解除され、前記ギア22dは回
転を停止する。これにより、プラテンローラ2と排出ロ
ーラ4は回転を停止する。このとき、未記録の記録シー
トの先端は記録位置よりも約2mm程度カッター3より
の位置まで巻き戻され、所定記録がなされ後端側を切断
された記録シートはシートトレイ6上に完全に排出され
ている。前記プラテンローラ2による記録シートの巻き
戻し量は、前記セクターギア27dの歯数と記録位置から
切断位置までの距離関係とにより設定される。本実施例
では、後述の計算で確認されるように前記セクターギア
32dの歯数を20枚とし、記録位置から切断位置までの距
離を20.4mmに設定している。また、前記排出ローラ3
による記録シートの排出搬送量は切断位置から排出位置
までの距離より大きい必要があるので、これを考慮して
ギア32a,33a,23dの歯数を設定し、本実施例では後
述の計算で確認されるように前記距離を24mmに設定し
ている。
クターギア27dが矢印b′方向に回転すると、図3
(a)に示すように、前記セクターギア27dのギア部と
前記ギア22dの噛合状態が解除され、前記ギア22dは回
転を停止する。これにより、プラテンローラ2と排出ロ
ーラ4は回転を停止する。このとき、未記録の記録シー
トの先端は記録位置よりも約2mm程度カッター3より
の位置まで巻き戻され、所定記録がなされ後端側を切断
された記録シートはシートトレイ6上に完全に排出され
ている。前記プラテンローラ2による記録シートの巻き
戻し量は、前記セクターギア27dの歯数と記録位置から
切断位置までの距離関係とにより設定される。本実施例
では、後述の計算で確認されるように前記セクターギア
32dの歯数を20枚とし、記録位置から切断位置までの距
離を20.4mmに設定している。また、前記排出ローラ3
による記録シートの排出搬送量は切断位置から排出位置
までの距離より大きい必要があるので、これを考慮して
ギア32a,33a,23dの歯数を設定し、本実施例では後
述の計算で確認されるように前記距離を24mmに設定し
ている。
【0106】次いで、図3(a)に示すように前記ギア
27d,22dの噛合状態が解除された後、カッターホーム
ポジション検知センサ(不図示)によりカッター3が待
機位置にあると検知されると、駆動モータ21は回転を停
止する。更に記録する必要があるときには、再び前記モ
ータを駆動して前述した動作を繰り返す。
27d,22dの噛合状態が解除された後、カッターホーム
ポジション検知センサ(不図示)によりカッター3が待
機位置にあると検知されると、駆動モータ21は回転を停
止する。更に記録する必要があるときには、再び前記モ
ータを駆動して前述した動作を繰り返す。
【0107】以上説明したように、駆動モータ21が矢印
a′方向に回転(逆転)したときには、カッター4が駆
動して記録シートの切断を行い、前記切断後、プラテン
ローラ2がシート搬送方向とは逆方向に回転して記録シ
ートの巻き戻しを行い、同時に排出ローラ4がシート搬
送方向に回転して記録シートの排出搬送を行う。
a′方向に回転(逆転)したときには、カッター4が駆
動して記録シートの切断を行い、前記切断後、プラテン
ローラ2がシート搬送方向とは逆方向に回転して記録シ
ートの巻き戻しを行い、同時に排出ローラ4がシート搬
送方向に回転して記録シートの排出搬送を行う。
【0108】尚、本実施例では、前述したように、駆動
モータ21に対するプラテンローラ2の減速比は、その正
逆回転にかかわらず等しくなるように各駆動伝達系を設
定したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、プラテンローラ2の逆転時の駆動伝達系を構成す
るギア27cの歯数を61から55に設定変更すると、駆動モ
ータ逆転時のプラテンローラ24の減速比Rp ″は、 Rp ″=(Z25b /Z21a )×(Z34a /Z25c )×
(Z27c /Z34a )×(Z22d /Z27d ) =(61/17)×(61/24)×(55/61)×(61/61) ≒8.223 となる。従って、前記減速比の関係はRp ″<Rp とな
るので、駆動モータ21の回転速度を同一とすると、シー
ト搬送時よりシート巻き戻し時の方がプラテンローラ2
の回転速度が速いことがわかる。即ち、駆動モータ正転
時のプラテンローラ2の減速比よりも駆動モータ逆転時
のプラテンローラ2の減速比を小さくすることによって
シートの巻き戻す時間を短縮することができ、より記録
時間の短い記録駆動系を実現することができる。
モータ21に対するプラテンローラ2の減速比は、その正
逆回転にかかわらず等しくなるように各駆動伝達系を設
定したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、プラテンローラ2の逆転時の駆動伝達系を構成す
るギア27cの歯数を61から55に設定変更すると、駆動モ
ータ逆転時のプラテンローラ24の減速比Rp ″は、 Rp ″=(Z25b /Z21a )×(Z34a /Z25c )×
(Z27c /Z34a )×(Z22d /Z27d ) =(61/17)×(61/24)×(55/61)×(61/61) ≒8.223 となる。従って、前記減速比の関係はRp ″<Rp とな
るので、駆動モータ21の回転速度を同一とすると、シー
ト搬送時よりシート巻き戻し時の方がプラテンローラ2
の回転速度が速いことがわかる。即ち、駆動モータ正転
時のプラテンローラ2の減速比よりも駆動モータ逆転時
のプラテンローラ2の減速比を小さくすることによって
シートの巻き戻す時間を短縮することができ、より記録
時間の短い記録駆動系を実現することができる。
【0109】ここで、本実施例におけるプラテンローラ
2の記録シート巻き戻し量を計算する。セクターギア27
dが一回転したときに、プラテンローラ軸22に固定され
たギア22d(歯数Z=61)に噛み合う歯数は20であるの
で、プラテンローラ2の回転量は20/61回転である。従
って、プラテンローラ2による記録シートの巻き戻し量
δp は、 δp =π・dp ×(22/61) ≒18.438(mm) となる。
2の記録シート巻き戻し量を計算する。セクターギア27
dが一回転したときに、プラテンローラ軸22に固定され
たギア22d(歯数Z=61)に噛み合う歯数は20であるの
で、プラテンローラ2の回転量は20/61回転である。従
って、プラテンローラ2による記録シートの巻き戻し量
δp は、 δp =π・dp ×(22/61) ≒18.438(mm) となる。
【0110】上記数値に記録シートの頭の余白部分のマ
ージン2mmを加えて、プラテンローラ2上の記録位置
からカッター3の切断位置までの距離が20.4mmとなる
ように、プラテンローラ2とカッター3の位置関係を設
定する。
ージン2mmを加えて、プラテンローラ2上の記録位置
からカッター3の切断位置までの距離が20.4mmとなる
ように、プラテンローラ2とカッター3の位置関係を設
定する。
【0111】次に本実施例における排出ローラ4による
記録シートの排出搬送量を計算する。駆動モータ21が逆
転駆動したときのプラテンローラ2に対する排出ローラ
4の回転速度比Rphは、 Rph=(Z32a /Z22d )×(Z33a /Z32a )×(Z
23d /Z33a ) =(38/61)×(38/38)×(24/38) ≒0.3934 となる。
記録シートの排出搬送量を計算する。駆動モータ21が逆
転駆動したときのプラテンローラ2に対する排出ローラ
4の回転速度比Rphは、 Rph=(Z32a /Z22d )×(Z33a /Z32a )×(Z
23d /Z33a ) =(38/61)×(38/38)×(24/38) ≒0.3934 となる。
【0112】従って、セクターギア27dのギア部とギア
22dが噛み合っているときの排出ローラ4の回転量は、 20/61/Rph≒0.8333 となる。
22dが噛み合っているときの排出ローラ4の回転量は、 20/61/Rph≒0.8333 となる。
【0113】従って、このときの排出ローラ2の記録シ
ートの排出搬送量δh は、 δh =0.8333×π・dh ≒33.249(mm) となる。
ートの排出搬送量δh は、 δh =0.8333×π・dh ≒33.249(mm) となる。
【0114】本実施例では、カッター3の記録シート切
断位置から排出ローラ4までの距離を24mmに設定して
いるので、排出ローラ2は記録シートを完全に排出搬送
することができる。
断位置から排出ローラ4までの距離を24mmに設定して
いるので、排出ローラ2は記録シートを完全に排出搬送
することができる。
【0115】以上説明したきた記録系Aの動作は前述し
た実施例と同様に図6に示すタイミングチャートのよう
になる。従って、従来例で説明した図16のタイミングチ
ャートと比較して明らかなように、記録系を駆動するた
めの駆動モータが一つであるので、従来例のように2つ
の駆動モータを同期させて動かす必要がない。また、1
頁分の記録動作が駆動モータを正転させて逆転させるだ
けなので、モータの駆動制御が単純である。更に、記録
動作にようする時間が短縮される。
た実施例と同様に図6に示すタイミングチャートのよう
になる。従って、従来例で説明した図16のタイミングチ
ャートと比較して明らかなように、記録系を駆動するた
めの駆動モータが一つであるので、従来例のように2つ
の駆動モータを同期させて動かす必要がない。また、1
頁分の記録動作が駆動モータを正転させて逆転させるだ
けなので、モータの駆動制御が単純である。更に、記録
動作にようする時間が短縮される。
【0116】〔第3実施例〕次に本発明を適用した画像
記録装置の第3実施例について図面を参照して説明す
る。本実施例に係る画像記録装置も前述した実施例と同
様にしてファクシミリ装置の記録系として構成されてお
り、一般に感熱記録装置と称されるものである。尚、前
述した実施例と同等の機能及び構成を有する部材には同
一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
記録装置の第3実施例について図面を参照して説明す
る。本実施例に係る画像記録装置も前述した実施例と同
様にしてファクシミリ装置の記録系として構成されてお
り、一般に感熱記録装置と称されるものである。尚、前
述した実施例と同等の機能及び構成を有する部材には同
一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0117】{駆動系の構成}以下、本実施例の特徴で
ある記録系の駆動系について詳しく説明する。図11は本
実施例に係る画像記録装置の駆動系の上視平面図、図12
は図11に示す駆動系を矢印X方向から見た側面図であ
る。尚、本実施例において、図中のギアは全てモジュー
ルm=0.5 としている。
ある記録系の駆動系について詳しく説明する。図11は本
実施例に係る画像記録装置の駆動系の上視平面図、図12
は図11に示す駆動系を矢印X方向から見た側面図であ
る。尚、本実施例において、図中のギアは全てモジュー
ルm=0.5 としている。
【0118】本発明に係る記録系Aも前述した実施例と
同様に、図11に示すように、プラテンローラ2、カッタ
ー3、及び排出ローラ4を共通の駆動モータ21ただ一つ
だけで駆動するように構成している。前記駆動モータ21
は装置本体のフレーム(不図示)に固定され、その軸に
はモータギア21a(歯数Z=17)が取り付けられてい
る。また、前記プラテンローラ2、排出ローラ4はそれ
ぞれプラテンローラ軸22、排出ローラ軸23に取り付けら
れており、これらの軸22,23は軸受22a,22b及び軸受
23a,23bを介して装置本体のフレームの一部を構成す
る前側板24aと、後側板24bに取り付けられている。
同様に、図11に示すように、プラテンローラ2、カッタ
ー3、及び排出ローラ4を共通の駆動モータ21ただ一つ
だけで駆動するように構成している。前記駆動モータ21
は装置本体のフレーム(不図示)に固定され、その軸に
はモータギア21a(歯数Z=17)が取り付けられてい
る。また、前記プラテンローラ2、排出ローラ4はそれ
ぞれプラテンローラ軸22、排出ローラ軸23に取り付けら
れており、これらの軸22,23は軸受22a,22b及び軸受
23a,23bを介して装置本体のフレームの一部を構成す
る前側板24aと、後側板24bに取り付けられている。
【0119】以下、前記駆動モータ21の駆動力を前記プ
ラテンローラ2、カッター3、及び排出ローラ4に伝達
するための各駆動力伝達手段の構成について説明する。
ラテンローラ2、カッター3、及び排出ローラ4に伝達
するための各駆動力伝達手段の構成について説明する。
【0120】(第一駆動力伝達手段及び第二駆動力伝達
手段)図11及び図12に示すように、前記モータギア21a
(歯数Z=17)は、前側板24aに固定された軸35に回転
自在に取り付けられたギア35a(歯数Z=61)と噛み合
い、駆動モータ21からの駆動力を伝達する。そして、前
記ギア35aと一体形成された小径のギア35b(歯数Z=
24)は、軸受27a,27bを介して前側板24aと後側板24
bの間に亘って取り付けられた駆動力伝達軸27の前側板
24a側に、ワンウェイクラッチ27eを介して取り付けら
れたギア27c(歯数Z=61)と噛み合っている。前記ワ
ンウェイクラッチ27eは前記ギア27cと一体形成されて
おり、ギア27cが矢印b′方向に回転するときのみ、駆
動力伝達軸27bへ駆動力を伝達する。更に前記ギア27c
は、前記プラテンローラ軸22の前側板24a側にワンウェ
イクラッチ22eを介して取り付けられたギア22cと噛み
合っている。このワンウェイクラッチ22eも同様にギア
22cと一体形成されており、ギア22cが矢印c方向に回
転したときのみ、前記ローラ軸22に駆動力を伝達する。
手段)図11及び図12に示すように、前記モータギア21a
(歯数Z=17)は、前側板24aに固定された軸35に回転
自在に取り付けられたギア35a(歯数Z=61)と噛み合
い、駆動モータ21からの駆動力を伝達する。そして、前
記ギア35aと一体形成された小径のギア35b(歯数Z=
24)は、軸受27a,27bを介して前側板24aと後側板24
bの間に亘って取り付けられた駆動力伝達軸27の前側板
24a側に、ワンウェイクラッチ27eを介して取り付けら
れたギア27c(歯数Z=61)と噛み合っている。前記ワ
ンウェイクラッチ27eは前記ギア27cと一体形成されて
おり、ギア27cが矢印b′方向に回転するときのみ、駆
動力伝達軸27bへ駆動力を伝達する。更に前記ギア27c
は、前記プラテンローラ軸22の前側板24a側にワンウェ
イクラッチ22eを介して取り付けられたギア22cと噛み
合っている。このワンウェイクラッチ22eも同様にギア
22cと一体形成されており、ギア22cが矢印c方向に回
転したときのみ、前記ローラ軸22に駆動力を伝達する。
【0121】尚、上記構成からなる駆動力伝達手段によ
る駆動モータ21に対するプラテンローラ2の減速比Rp
は、 Rp =(Z35a /Z21a )×(Z27c /Z35b )×(Z
22c /Z27c ) =(61/17)×(61/24)×(61/61) ≒9.120 となる。
る駆動モータ21に対するプラテンローラ2の減速比Rp
は、 Rp =(Z35a /Z21a )×(Z27c /Z35b )×(Z
22c /Z27c ) =(61/17)×(61/24)×(61/61) ≒9.120 となる。
【0122】また前記プラテンローラ軸22の前側板24a
側に取り付けられたギア22cは、前記前則板24aに固定
された軸26に回転自在に取り付けられたギア26c(歯数
Z=38)と噛み合い、更に前記ギア26cは排出ローラ軸
23の前側板24a側にワンウェイクラッチ23fを介して取
り付けられたギア23c(歯数Z=43)と噛み合ってい
る。前記ワンウェイクラッチ23fも同様にギア23cと一
体形成されており、ギア23cが矢印d方向に回転したと
きのみ、前記ローラ軸23に駆動力を伝達する。
側に取り付けられたギア22cは、前記前則板24aに固定
された軸26に回転自在に取り付けられたギア26c(歯数
Z=38)と噛み合い、更に前記ギア26cは排出ローラ軸
23の前側板24a側にワンウェイクラッチ23fを介して取
り付けられたギア23c(歯数Z=43)と噛み合ってい
る。前記ワンウェイクラッチ23fも同様にギア23cと一
体形成されており、ギア23cが矢印d方向に回転したと
きのみ、前記ローラ軸23に駆動力を伝達する。
【0123】(第三駆動力伝達手段、第四駆動力伝達手
段及び第五駆動力伝達手段)前記駆動力伝達軸27の後側
板24b側には、図3及び図5に示すように、外周の一部
に歯が切られたセクターギア27dが固定されている。前
記セクターギア27dは、図5に示すように、モジュール
m=0.5 、歯数Z=61のギアから図に示す20枚の歯を残
して形成されたギアである。そして、このセクターギア
27dは一回転する間に前記20枚の歯が前記プラテンロー
ラ軸22の後側板24b側に固定されたギア22d(歯数Z=
61)と噛み合うように配置されている。
段及び第五駆動力伝達手段)前記駆動力伝達軸27の後側
板24b側には、図3及び図5に示すように、外周の一部
に歯が切られたセクターギア27dが固定されている。前
記セクターギア27dは、図5に示すように、モジュール
m=0.5 、歯数Z=61のギアから図に示す20枚の歯を残
して形成されたギアである。そして、このセクターギア
27dは一回転する間に前記20枚の歯が前記プラテンロー
ラ軸22の後側板24b側に固定されたギア22d(歯数Z=
61)と噛み合うように配置されている。
【0124】前記セクターギア27d上には、回転中心か
ら所定量離れた位置(本実施例では約10mm)にクラン
ク軸28が形成されている。クランク軸28にはクランクア
ーム29が取り付けられており、更にその先端が連結軸30
を介してカッターアーム31に連結されている。このカッ
ターアーム31にはカッター3が連結されている。
ら所定量離れた位置(本実施例では約10mm)にクラン
ク軸28が形成されている。クランク軸28にはクランクア
ーム29が取り付けられており、更にその先端が連結軸30
を介してカッターアーム31に連結されている。このカッ
ターアーム31にはカッター3が連結されている。
【0125】ここで、本実施例におけるカッター3の構
造について説明する。図4に示すように、カッター3は
上刃3aと下刃3bからなる。上刃3aの端部に設けら
れた回転軸3cには捩じりコイルバネ3dがかけられ、
その先端がカッター側板3eに回転自在に支持されてい
る。そして、上刃3aは捩じりコイルバネ3dによって
時計回り方向に回転するように押さえられている。ま
た、上刃3aの端部にはストッパー3fが一体形成され
ており、このストッパー3fが下刃3bに当たって上刃
3aの回転が止められる。また、下刃3bの端部に設け
られた回転軸3gは前記カッター側板3eに回転自在に
支持され、その先端がカッターアーム31に嵌め込まれて
いる。更に、下刃3bの端部には連結軸3hが設けられ
ており、この連結軸3hはカッター側板3eに開けられ
た長穴3iを介して前記カッターアーム31に嵌め込まれ
ている。尚、前記カッターアーム31の下部にはマイクロ
スイッチ等のカッターホームポジション検知センサ(不
図示)が設けられており、前記カッター3が待機位置に
あるか切断位置にあるかを検知する。
造について説明する。図4に示すように、カッター3は
上刃3aと下刃3bからなる。上刃3aの端部に設けら
れた回転軸3cには捩じりコイルバネ3dがかけられ、
その先端がカッター側板3eに回転自在に支持されてい
る。そして、上刃3aは捩じりコイルバネ3dによって
時計回り方向に回転するように押さえられている。ま
た、上刃3aの端部にはストッパー3fが一体形成され
ており、このストッパー3fが下刃3bに当たって上刃
3aの回転が止められる。また、下刃3bの端部に設け
られた回転軸3gは前記カッター側板3eに回転自在に
支持され、その先端がカッターアーム31に嵌め込まれて
いる。更に、下刃3bの端部には連結軸3hが設けられ
ており、この連結軸3hはカッター側板3eに開けられ
た長穴3iを介して前記カッターアーム31に嵌め込まれ
ている。尚、前記カッターアーム31の下部にはマイクロ
スイッチ等のカッターホームポジション検知センサ(不
図示)が設けられており、前記カッター3が待機位置に
あるか切断位置にあるかを検知する。
【0126】また、図3及び図4に示すように、後側板
24b側でプラテンローラ軸22に固定されたギア22dは、
後側板24bに固定された軸32に回転自在に取り付けられ
たギア32a(歯数Z=38)と噛み合っており、更に前記
ギア32aは後側板24bに固定された軸33に回転自在に取
り付けられたギア33a(歯数Z=38)と噛み合ってい
る。そして、前記ギア33aは排出ローラ軸23の後側板24
b側に取り付けられたギア23d(歯数Z=24)と噛み合
っている。このギア23dの中心部には一方向にのみ駆動
力を伝達するワンウェイクラッチ23eが内蔵されてい
る。
24b側でプラテンローラ軸22に固定されたギア22dは、
後側板24bに固定された軸32に回転自在に取り付けられ
たギア32a(歯数Z=38)と噛み合っており、更に前記
ギア32aは後側板24bに固定された軸33に回転自在に取
り付けられたギア33a(歯数Z=38)と噛み合ってい
る。そして、前記ギア33aは排出ローラ軸23の後側板24
b側に取り付けられたギア23d(歯数Z=24)と噛み合
っている。このギア23dの中心部には一方向にのみ駆動
力を伝達するワンウェイクラッチ23eが内蔵されてい
る。
【0127】以上の構成からなる駆動力伝達手段で、ギ
ア33dとセクターギア27dが噛み合うときの駆動モータ
21に対するプラテンローラ2の減速比Rp ′は、 Rp ′=(Z35a /Z21a )×(Z27c /Z35b )×
(Z22d /Z27d ) =(61/17)×(61/24)×(61/61) ≒9.120 となる。
ア33dとセクターギア27dが噛み合うときの駆動モータ
21に対するプラテンローラ2の減速比Rp ′は、 Rp ′=(Z35a /Z21a )×(Z27c /Z35b )×
(Z22d /Z27d ) =(61/17)×(61/24)×(61/61) ≒9.120 となる。
【0128】従って、前述した駆動モータ正転時の駆動
力伝達手段による減速比Rp と、上記駆動モータ逆転時
の駆動力伝達手段による減速比Rp ′は等しい。即ち、
前記減速比が等しくなるように駆動力伝達手段の各ギア
の歯数を設定している。
力伝達手段による減速比Rp と、上記駆動モータ逆転時
の駆動力伝達手段による減速比Rp ′は等しい。即ち、
前記減速比が等しくなるように駆動力伝達手段の各ギア
の歯数を設定している。
【0129】尚、前記セクターギア27dの駆動力伝達軸
27への取り付け方とクランク軸28の位置関係は、前述し
た実施例と同様に、カッター3が待機位置にあるとき
に、図3(a)に示す如き状態となるように設置されて
いる。
27への取り付け方とクランク軸28の位置関係は、前述し
た実施例と同様に、カッター3が待機位置にあるとき
に、図3(a)に示す如き状態となるように設置されて
いる。
【0130】{駆動系の動作}次に本実施例に係る記録
系の駆動系の動作について図11、図12、及び図3を用い
て説明する。
系の駆動系の動作について図11、図12、及び図3を用い
て説明する。
【0131】(駆動モータ正転時の動作)先ず、駆動モ
ータ21が正転してモータギア21aが矢印a方向に回転し
たときの動作について説明する。図12に示すように、モ
ータギア21aが矢印a方向に回転すると、ギア35aに駆
動力が伝達され、前記ギア35aと一体形成されたギア35
bから駆動力伝達軸27の前側板24a側に取り付けられた
ギア27cに駆動力が伝達され、前記ギア27cが矢印b方
向に回転する。更に前記ギア27cと噛み合っているギア
22cが矢印c方向に回転し、ワンウェイクラッチ22eを
介してプラテンローラ軸22に駆動力が伝達される。更に
前記駆動モータ21の駆動力が前記ギア22cに噛み合って
いるギア26cを介して排出ローラ軸23に固定されたギア
23cに伝達され、前記ギア23cが矢印d方向に回転し、
ワンウェイクラッチ23fを介して前記排出ローラ軸23に
駆動力を伝達する。即ち、駆動モータ21の正転駆動力に
よってプラテンローラ2と排出ローラ4がそれぞれ記録
シートを搬送する方向に回転する。尚、前記ギア27cに
内蔵されたワンウェイクラッチ27eは矢印b′方向への
回転力のみを伝達するので、駆動モータ21の正転(矢印
a方向)時に前記駆動力伝達軸27に駆動力が伝達される
ことはない。
ータ21が正転してモータギア21aが矢印a方向に回転し
たときの動作について説明する。図12に示すように、モ
ータギア21aが矢印a方向に回転すると、ギア35aに駆
動力が伝達され、前記ギア35aと一体形成されたギア35
bから駆動力伝達軸27の前側板24a側に取り付けられた
ギア27cに駆動力が伝達され、前記ギア27cが矢印b方
向に回転する。更に前記ギア27cと噛み合っているギア
22cが矢印c方向に回転し、ワンウェイクラッチ22eを
介してプラテンローラ軸22に駆動力が伝達される。更に
前記駆動モータ21の駆動力が前記ギア22cに噛み合って
いるギア26cを介して排出ローラ軸23に固定されたギア
23cに伝達され、前記ギア23cが矢印d方向に回転し、
ワンウェイクラッチ23fを介して前記排出ローラ軸23に
駆動力を伝達する。即ち、駆動モータ21の正転駆動力に
よってプラテンローラ2と排出ローラ4がそれぞれ記録
シートを搬送する方向に回転する。尚、前記ギア27cに
内蔵されたワンウェイクラッチ27eは矢印b′方向への
回転力のみを伝達するので、駆動モータ21の正転(矢印
a方向)時に前記駆動力伝達軸27に駆動力が伝達される
ことはない。
【0132】また、プラテンローラ2と排出ローラ4が
それぞれ記録シートを搬送する方向に回転することによ
って、プラテンローラ軸22の後側板24b側に固定されて
いるギア22dが矢印c方向に回転し、ギア32a,33aを
介してギア23dが矢印d′方向に回転する。このとき、
排出ローラ軸23は矢印d方向に回転しているが、前記ギ
ア23dとの間には一方向(本実施例では矢印d方向)に
のみ駆動力を伝達するワンウェイクラッチ23が介在して
いるため、前記ギア23dの矢印d′方向の回転が前記排
出ローラ軸23に伝達されることはない。
それぞれ記録シートを搬送する方向に回転することによ
って、プラテンローラ軸22の後側板24b側に固定されて
いるギア22dが矢印c方向に回転し、ギア32a,33aを
介してギア23dが矢印d′方向に回転する。このとき、
排出ローラ軸23は矢印d方向に回転しているが、前記ギ
ア23dとの間には一方向(本実施例では矢印d方向)に
のみ駆動力を伝達するワンウェイクラッチ23が介在して
いるため、前記ギア23dの矢印d′方向の回転が前記排
出ローラ軸23に伝達されることはない。
【0133】以上説明したように、駆動モータ21が矢印
a方向に回転(正転)したときには、プラテンローラ2
と排出ローラ4が記録シートを搬送する方向に回転し
て、シート搬送を行いつつサーマルヘッド1により所定
画像の記録を行う。
a方向に回転(正転)したときには、プラテンローラ2
と排出ローラ4が記録シートを搬送する方向に回転し
て、シート搬送を行いつつサーマルヘッド1により所定
画像の記録を行う。
【0134】ここで、本実施例におけるプラテンローラ
2と排出ローラ4が記録シートを搬送するときの搬送
量、及びそれぞれのローラ径を計算すると、前記プラテ
ンローラ2が正転するときの減速比Rp は、前に計算し
たように、 Rp ≒9.120 である。
2と排出ローラ4が記録シートを搬送するときの搬送
量、及びそれぞれのローラ径を計算すると、前記プラテ
ンローラ2が正転するときの減速比Rp は、前に計算し
たように、 Rp ≒9.120 である。
【0135】同様にして排出ローラ4が正転するときの
減速比Rh は、 Rh =(Z35a /Z21a )×(Z27c /Z35c )×(Z
22c /Z27c )×(Z26c /Z22c )×(Z23c /Z
26c ) =(61/17)×(61/24)×(61/61)×(38/61)×
(43/38) ≒6.429 となる。
減速比Rh は、 Rh =(Z35a /Z21a )×(Z27c /Z35c )×(Z
22c /Z27c )×(Z26c /Z22c )×(Z23c /Z
26c ) =(61/17)×(61/24)×(61/61)×(38/61)×
(43/38) ≒6.429 となる。
【0136】本実施例のファクシミリ装置はGIVファク
シミリであり、記録シートの搬送方向(副走査方向)の
記録解像度は400dpi(dots/inch) である。従って、1ド
ットの副走査方向の長さL0 は、 L0 =25.4/400 =0.0635(mm) である。
シミリであり、記録シートの搬送方向(副走査方向)の
記録解像度は400dpi(dots/inch) である。従って、1ド
ットの副走査方向の長さL0 は、 L0 =25.4/400 =0.0635(mm) である。
【0137】また、駆動モータ21はステップ角7.5 °,
2相のPM型ステッピングモータであり、1−2相駆動
で動作させるので、駆動モータ21の回転時の最小ステッ
プ角度θ0 は、 θ0 =7.5 °/2 =3.75° となる。
2相のPM型ステッピングモータであり、1−2相駆動
で動作させるので、駆動モータ21の回転時の最小ステッ
プ角度θ0 は、 θ0 =7.5 °/2 =3.75° となる。
【0138】従って、プラテンローラ2の直径dp は、
プラテンローラ2の最小ステップ角度θp0 (rad)に
よって、次の式より求められる。
プラテンローラ2の最小ステップ角度θp0 (rad)に
よって、次の式より求められる。
【0139】L0 =(dp /2)×θp0
【0140】ここで、 θp0=(θ0 ×π/180 °)Rp ∴dp =2×L0 /θp0 ={2×L0 /(θ0 ×π/180 °)}×Rp ≒17.697(mm) となる。
【0141】しかし、プラテンローラ2の直径dp を実
際にこの寸法で製造して、画像の記録を行うと、プラテ
ンローラ2の表面の変形や、記録シートを搬送するため
の負荷によって記録シートの搬送量が減り、画像の縮み
が生じる。従って、プラテンローラ2の直径dp の設計
値は、計算値より少し大きい値とし、次のように決定す
る。
際にこの寸法で製造して、画像の記録を行うと、プラテ
ンローラ2の表面の変形や、記録シートを搬送するため
の負荷によって記録シートの搬送量が減り、画像の縮み
が生じる。従って、プラテンローラ2の直径dp の設計
値は、計算値より少し大きい値とし、次のように決定す
る。
【0142】dp =17.90 ±0.05(mm)
【0143】また、画像記録時には、駆動モータ21を40
0pps(pulses/sec)で駆動するので、プラテンローラ2に
よって記録シートが1秒間に搬送される長さL1 は、画
像の伸縮がないとすると次のようになる。
0pps(pulses/sec)で駆動するので、プラテンローラ2に
よって記録シートが1秒間に搬送される長さL1 は、画
像の伸縮がないとすると次のようになる。
【0144】L1 =L0 ×400 =25.40 (mm)
【0145】これにより、プラテンローラ2と排出ロー
ラ4の間で記録シートが撓まないようにするために、排
出ローラ4が1秒間に記録シートを搬送する長さを、プ
ラテンローラ2が搬送する長さより僅かに大きくして、
25.42 (mm)と設定すると、排出ローラ4の直径dh
と、排出ローラ角回転速度ωh の関係は次のようにな
る。
ラ4の間で記録シートが撓まないようにするために、排
出ローラ4が1秒間に記録シートを搬送する長さを、プ
ラテンローラ2が搬送する長さより僅かに大きくして、
25.42 (mm)と設定すると、排出ローラ4の直径dh
と、排出ローラ角回転速度ωh の関係は次のようにな
る。
【0146】dh /2×ωh =25.42
【0147】ここで、排出ローラ角回転速度ωh は、 ωh =(3.75°×400 ×π/180 °)/Rh ≒4.0722(rad/s) となる。
【0148】従って、 dh ≒12.4846 (mm) となる。
【0149】この排出ローラ4の直径dh の設計値も前
記プラテンローラ2のときと同様に、計算値よりも僅か
に大きく値とし、 dh =12.70 ±0.05(mm) とする。
記プラテンローラ2のときと同様に、計算値よりも僅か
に大きく値とし、 dh =12.70 ±0.05(mm) とする。
【0150】(駆動モータ逆転時の動作)次に、駆動モ
ータ21が逆転してモータギア21aが矢印a′方向に回転
したときの動作について説明する。図12に示すように、
モータギア21aが矢印a′方向に回転すると、ギア35a
に駆動力が伝達され、ギア35aと一体形成されたギア35
bから駆動力伝達軸27の前側板24a側に取り付けられた
ギア27cに駆動力が伝達され、前記ギア27cが矢印b′
方向に回転する。そして、前記ギア27cの矢印c方向へ
の回転は、ワンウェイクラッチ27eを介して前記駆動力
伝達軸27に伝達される。
ータ21が逆転してモータギア21aが矢印a′方向に回転
したときの動作について説明する。図12に示すように、
モータギア21aが矢印a′方向に回転すると、ギア35a
に駆動力が伝達され、ギア35aと一体形成されたギア35
bから駆動力伝達軸27の前側板24a側に取り付けられた
ギア27cに駆動力が伝達され、前記ギア27cが矢印b′
方向に回転する。そして、前記ギア27cの矢印c方向へ
の回転は、ワンウェイクラッチ27eを介して前記駆動力
伝達軸27に伝達される。
【0151】そして、前記駆動力伝達軸27の後側板24b
側に固定されているセクターギア27dが矢印b′方向に
回転し、同時に前記セクターギア27d上に設けられたク
ランク軸28が駆動力伝達軸27を中心として矢印b′方向
に回転する。これにより、駆動モータ21の逆転駆動力が
クランクアーム29とカッターアーム31を経由してカッタ
ー4へ伝達される。即ち、前記クランク軸28の矢印b′
方向の回転によって、前記クランクアーム29とカッター
アーム31が図3(a)に示す如き位置から図3(b)に
示す如き位置へと移動してカッター3が待機位置から切
断位置へと移動し、所定記録のなされた記録シートの後
端側を切断する。
側に固定されているセクターギア27dが矢印b′方向に
回転し、同時に前記セクターギア27d上に設けられたク
ランク軸28が駆動力伝達軸27を中心として矢印b′方向
に回転する。これにより、駆動モータ21の逆転駆動力が
クランクアーム29とカッターアーム31を経由してカッタ
ー4へ伝達される。即ち、前記クランク軸28の矢印b′
方向の回転によって、前記クランクアーム29とカッター
アーム31が図3(a)に示す如き位置から図3(b)に
示す如き位置へと移動してカッター3が待機位置から切
断位置へと移動し、所定記録のなされた記録シートの後
端側を切断する。
【0152】尚、前記カッター3が待機位置から切断位
置へと移動する間は、図3(b)に示すように前記セク
ターギア27dのギア部がギア33dと噛み合うことはない
ため、プラテンローラ2に駆動力が伝達されることはな
く、同様に排出ローラ4にも伝達されない。即ち、プラ
テンローラ2と排出ローラ4が停止した状態で、前記記
録シートの切断が行われる。
置へと移動する間は、図3(b)に示すように前記セク
ターギア27dのギア部がギア33dと噛み合うことはない
ため、プラテンローラ2に駆動力が伝達されることはな
く、同様に排出ローラ4にも伝達されない。即ち、プラ
テンローラ2と排出ローラ4が停止した状態で、前記記
録シートの切断が行われる。
【0153】更に図3(b)に示す如き状態から前記セ
クターギア27dが矢印b′方向に回転すると、図3
(c)に示すように前記セクターギア27dのギア部とプ
ラテンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合い、前
記ギア22dが矢印c′方向に回転する。これにより、プ
ラテンローラ2がシート搬送方向とは逆の方向に回転
し、前記ローラ2とサーマルヘッド1に挟持された未記
録の記録シートが巻き戻される。更に前記ギア22dの矢
印c′方向の回転により、ギア32a,33aを介してギア
23dが矢印d方向に回転し、前述したワンウェイクラッ
チ23eの作用により排出ローラ軸23が矢印d方向に回転
する。これにより、排出ローラ4がシート搬送方向に回
転し、所定記録がなされて後端側が切断された記録シー
トが前記排出ローラ4と排出コロ5によって装置外のシ
ートトレイ6上に排出搬送される。即ち、未記録の記録
シートの先端を記録位置へ巻き戻す動作と、所定記録が
なされ後端側が切断された記録シートをシートトレイ6
上へ排出する動作は同時に行われる。
クターギア27dが矢印b′方向に回転すると、図3
(c)に示すように前記セクターギア27dのギア部とプ
ラテンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合い、前
記ギア22dが矢印c′方向に回転する。これにより、プ
ラテンローラ2がシート搬送方向とは逆の方向に回転
し、前記ローラ2とサーマルヘッド1に挟持された未記
録の記録シートが巻き戻される。更に前記ギア22dの矢
印c′方向の回転により、ギア32a,33aを介してギア
23dが矢印d方向に回転し、前述したワンウェイクラッ
チ23eの作用により排出ローラ軸23が矢印d方向に回転
する。これにより、排出ローラ4がシート搬送方向に回
転し、所定記録がなされて後端側が切断された記録シー
トが前記排出ローラ4と排出コロ5によって装置外のシ
ートトレイ6上に排出搬送される。即ち、未記録の記録
シートの先端を記録位置へ巻き戻す動作と、所定記録が
なされ後端側が切断された記録シートをシートトレイ6
上へ排出する動作は同時に行われる。
【0154】一方、セクターギア27dのギア部とプラテ
ンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合っている
間、前記プラテンローラ軸22の前側板24a側に固定され
たギア22cは矢印c′方向に回転する。このとき前記ロ
ーラ軸22は後側板24b側での駆動力伝達により矢印c′
方向に回転している。ここで前記ギア22cの矢印c′方
向の角回転速度をω1 、プラテンローラ軸22の矢印c′
方向の角回転速度をω2とすると、ワンウェイクラッチ2
2eが正常に動作するためには、ω1 −ω2 ≧0、即ち
ω1 ≧ω2 であれば良い。前述したように、プラテンロ
ーラ2が正転するときの駆動モータ21に対するプラテン
ローラ2の減速比Rp と、プラテンローラ2が逆転する
ときの駆動モータ21に対するプラテンローラ2の減速比
Rp ′が同じになるようにギア列の歯数を決定している
ので、ギア22cとプラテンローラ軸22の回転速度は等し
くなり、ω1 =ω2 となる。従って、ワンウェイクラッ
チ22eはギア22cとプラテンローラ軸22の回転に影響を
及ぼさない。
ンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合っている
間、前記プラテンローラ軸22の前側板24a側に固定され
たギア22cは矢印c′方向に回転する。このとき前記ロ
ーラ軸22は後側板24b側での駆動力伝達により矢印c′
方向に回転している。ここで前記ギア22cの矢印c′方
向の角回転速度をω1 、プラテンローラ軸22の矢印c′
方向の角回転速度をω2とすると、ワンウェイクラッチ2
2eが正常に動作するためには、ω1 −ω2 ≧0、即ち
ω1 ≧ω2 であれば良い。前述したように、プラテンロ
ーラ2が正転するときの駆動モータ21に対するプラテン
ローラ2の減速比Rp と、プラテンローラ2が逆転する
ときの駆動モータ21に対するプラテンローラ2の減速比
Rp ′が同じになるようにギア列の歯数を決定している
ので、ギア22cとプラテンローラ軸22の回転速度は等し
くなり、ω1 =ω2 となる。従って、ワンウェイクラッ
チ22eはギア22cとプラテンローラ軸22の回転に影響を
及ぼさない。
【0155】ここで、前記減速比の関係がRp <Rp ′
となるようにギア22d,27dの歯数を設定すると、駆動
モータ21が逆転するときのプラテンローラ軸22の回転速
度は、ギア22cの回転速度より遅くなる。即ち、ω1 >
ω2 である。このとき、ワンウェイクラッチ22eには問
題は生じない。
となるようにギア22d,27dの歯数を設定すると、駆動
モータ21が逆転するときのプラテンローラ軸22の回転速
度は、ギア22cの回転速度より遅くなる。即ち、ω1 >
ω2 である。このとき、ワンウェイクラッチ22eには問
題は生じない。
【0156】しかし、前記減速比Rp とモータ逆転時の
回転速度を同じとして、前記減速比の関係がRp <
Rp ′となるようにギア22d,27dの歯数を設定した場
合と、前記減速比の関係がRp =Rp ′となるようにギ
ア22d,27dの歯数を設定した場合で、モータ逆転時の
プラテンローラ2の回転速度を比較すると、前者の場合
の回転速度は後者の場合の回転速度よりも遅くなる。即
ち、切断後の記録シートの巻き戻しに、より多くの時間
がかかることとなる。従って、記録時間の短縮を目指し
た本発明には不適当なものである。一方、前記減速比の
関係がRp >Rp ′となるようにギア22d,27dの歯数
を設定すると、モータ逆転時のプラテンローラ軸22の回
転速度は、ギア22cの回転速度より速くなる。即ち、ω
1 <ω2 である。これは駆動伝達系の破壊を招くおそれ
がある。
回転速度を同じとして、前記減速比の関係がRp <
Rp ′となるようにギア22d,27dの歯数を設定した場
合と、前記減速比の関係がRp =Rp ′となるようにギ
ア22d,27dの歯数を設定した場合で、モータ逆転時の
プラテンローラ2の回転速度を比較すると、前者の場合
の回転速度は後者の場合の回転速度よりも遅くなる。即
ち、切断後の記録シートの巻き戻しに、より多くの時間
がかかることとなる。従って、記録時間の短縮を目指し
た本発明には不適当なものである。一方、前記減速比の
関係がRp >Rp ′となるようにギア22d,27dの歯数
を設定すると、モータ逆転時のプラテンローラ軸22の回
転速度は、ギア22cの回転速度より速くなる。即ち、ω
1 <ω2 である。これは駆動伝達系の破壊を招くおそれ
がある。
【0157】従って、記録時間の短縮を目指した本発明
においては、前記減速比の関係を、Rp =Rp ′とする
のが最適であることがわかる。
においては、前記減速比の関係を、Rp =Rp ′とする
のが最適であることがわかる。
【0158】また、セクターギア27dのギア部とプラテ
ンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合っている
間、前記排出ローラ軸23の前側板24a側に固定されたギ
ア23cは前記ギア22c,ギア26cを介して矢印d′方向
に回転する。このとき前記ローラ軸23は後側板24b側で
の駆動力伝達により矢印d方向に回転している。しかし
ながら、前述したように前記ギア23cは矢印d方向への
回転力のみを前記ローラ軸23に伝達するワンウェイクラ
ッチ23fを内蔵しているので、お互い反対方向に回転し
ても問題はない。
ンローラ軸22に固定されたギア22dが噛み合っている
間、前記排出ローラ軸23の前側板24a側に固定されたギ
ア23cは前記ギア22c,ギア26cを介して矢印d′方向
に回転する。このとき前記ローラ軸23は後側板24b側で
の駆動力伝達により矢印d方向に回転している。しかし
ながら、前述したように前記ギア23cは矢印d方向への
回転力のみを前記ローラ軸23に伝達するワンウェイクラ
ッチ23fを内蔵しているので、お互い反対方向に回転し
ても問題はない。
【0159】更に図3(c)に示す如き状態から前記セ
クターギア27dが矢印b′方向に回転すると、図3
(a)に示すように、前記セクターギア27dのギア部と
前記ギア22dの噛合状態が解除され、前記ギア22dは回
転を停止する。これにより、プラテンローラ2と排出ロ
ーラ4は回転を停止する。このとき、未記録の記録シー
トの先端は記録位置よりも約2mm程度カッター3より
の位置まで巻き戻され、所定記録がなされ後端側を切断
された記録シートはシートトレイ6上に完全に排出され
ている。前記プラテンローラ2による記録シートの巻き
戻し量は、前記セクターギア27dの歯数と記録位置から
切断位置までの距離関係とにより設定される。本実施例
では、後述の計算で確認されるように前記セクターギア
32dの歯数を20枚とし、記録位置から切断位置までの距
離を20.4mmに設定している。また、前記排出ローラ3
による記録シートの排出搬送量は切断位置から排出位置
までの距離より大きい必要があるので、これを考慮して
ギア32a,33a,23dの歯数を設定し、本実施例では後
述の計算で確認されるように前記距離を24mmに設定し
ている。
クターギア27dが矢印b′方向に回転すると、図3
(a)に示すように、前記セクターギア27dのギア部と
前記ギア22dの噛合状態が解除され、前記ギア22dは回
転を停止する。これにより、プラテンローラ2と排出ロ
ーラ4は回転を停止する。このとき、未記録の記録シー
トの先端は記録位置よりも約2mm程度カッター3より
の位置まで巻き戻され、所定記録がなされ後端側を切断
された記録シートはシートトレイ6上に完全に排出され
ている。前記プラテンローラ2による記録シートの巻き
戻し量は、前記セクターギア27dの歯数と記録位置から
切断位置までの距離関係とにより設定される。本実施例
では、後述の計算で確認されるように前記セクターギア
32dの歯数を20枚とし、記録位置から切断位置までの距
離を20.4mmに設定している。また、前記排出ローラ3
による記録シートの排出搬送量は切断位置から排出位置
までの距離より大きい必要があるので、これを考慮して
ギア32a,33a,23dの歯数を設定し、本実施例では後
述の計算で確認されるように前記距離を24mmに設定し
ている。
【0160】次いで、図3(a)に示すように前記ギア
27d,22dの噛合状態が解除された後、カッターホーム
ポジション検知センサ(不図示)によりカッター3が待
機位置にあると検知されると、駆動モータ21は回転を停
止する。更に記録する必要があるときには、再び前記モ
ータを駆動して前述した動作を繰り返す。
27d,22dの噛合状態が解除された後、カッターホーム
ポジション検知センサ(不図示)によりカッター3が待
機位置にあると検知されると、駆動モータ21は回転を停
止する。更に記録する必要があるときには、再び前記モ
ータを駆動して前述した動作を繰り返す。
【0161】以上説明したように、駆動モータ21が矢印
a′方向に回転(逆転)したときには、カッター4が駆
動して記録シートの切断を行い、前記切断後、プラテン
ローラ2がシート搬送方向とは逆方向に回転して記録シ
ートの巻き戻しを行い、同時に排出ローラ4がシート搬
送方向に回転して記録シートの排出搬送を行う。
a′方向に回転(逆転)したときには、カッター4が駆
動して記録シートの切断を行い、前記切断後、プラテン
ローラ2がシート搬送方向とは逆方向に回転して記録シ
ートの巻き戻しを行い、同時に排出ローラ4がシート搬
送方向に回転して記録シートの排出搬送を行う。
【0162】ここで、本実施例におけるプラテンローラ
2の記録シート巻き戻し量を計算する。セクターギア27
dが一回転したときに、プラテンローラ軸22に固定され
たギア22d(歯数Z=61)に噛み合う歯数は20であるの
で、プラテンローラ2の回転量は20/61回転である。従
って、プラテンローラ2による記録シートの巻き戻し量
δp は、 δp =π・dp ×(22/61) ≒18.438(mm) となる。
2の記録シート巻き戻し量を計算する。セクターギア27
dが一回転したときに、プラテンローラ軸22に固定され
たギア22d(歯数Z=61)に噛み合う歯数は20であるの
で、プラテンローラ2の回転量は20/61回転である。従
って、プラテンローラ2による記録シートの巻き戻し量
δp は、 δp =π・dp ×(22/61) ≒18.438(mm) となる。
【0163】上記数値に記録シートの頭の余白部分のマ
ージン2mmを加えて、プラテンローラ2上の記録位置
からカッター3の切断位置までの距離が20.4mmとなる
ように、プラテンローラ2とカッター3の位置関係を設
定する。
ージン2mmを加えて、プラテンローラ2上の記録位置
からカッター3の切断位置までの距離が20.4mmとなる
ように、プラテンローラ2とカッター3の位置関係を設
定する。
【0164】次に本実施例における排出ローラ4による
記録シートの排出搬送量を計算する。駆動モータ21が逆
転駆動したときのプラテンローラ2に対する排出ローラ
4の回転速度比Rphは、 Rph=(Z32a /Z22d )×(Z33a /Z32a )×(Z
23d /Z33a ) =(38/61)×(38/38)×(24/38) ≒0.3934 となる。
記録シートの排出搬送量を計算する。駆動モータ21が逆
転駆動したときのプラテンローラ2に対する排出ローラ
4の回転速度比Rphは、 Rph=(Z32a /Z22d )×(Z33a /Z32a )×(Z
23d /Z33a ) =(38/61)×(38/38)×(24/38) ≒0.3934 となる。
【0165】従って、セクターギア27dのギア部とギア
22dが噛み合っているときの排出ローラ4の回転量は、 20/61/Rph≒0.8333 となる。
22dが噛み合っているときの排出ローラ4の回転量は、 20/61/Rph≒0.8333 となる。
【0166】従って、このときの排出ローラ2の記録シ
ートの排出搬送量δh は、 δh =0.8333×π・dh ≒33.249(mm) となる。
ートの排出搬送量δh は、 δh =0.8333×π・dh ≒33.249(mm) となる。
【0167】本実施例では、カッター3の記録シート切
断位置から排出ローラ4までの距離を24mmに設定して
いるので、排出ローラ2は記録シートを完全に排出搬送
することができる。
断位置から排出ローラ4までの距離を24mmに設定して
いるので、排出ローラ2は記録シートを完全に排出搬送
することができる。
【0168】以上説明したきた記録系Aの動作は前述し
た実施例と同様に図6に示すタイミングチャートのよう
になる。従って、従来例で説明した図16のタイミングチ
ャートと比較して明らかなように、記録系を駆動するた
めの駆動モータが一つであるので、従来例のように2つ
の駆動モータを同期させて動かす必要がない。また、1
頁分の記録動作が駆動モータを正転させて逆転させるだ
けなので、モータの駆動制御が単純である。更に、記録
動作に要する時間が短縮される。
た実施例と同様に図6に示すタイミングチャートのよう
になる。従って、従来例で説明した図16のタイミングチ
ャートと比較して明らかなように、記録系を駆動するた
めの駆動モータが一つであるので、従来例のように2つ
の駆動モータを同期させて動かす必要がない。また、1
頁分の記録動作が駆動モータを正転させて逆転させるだ
けなので、モータの駆動制御が単純である。更に、記録
動作に要する時間が短縮される。
【0169】〔その他の実施例〕前述した第3実施例で
は、駆動モータ21から駆動力が伝達されるギア35a,35
bが、駆動力伝達軸27の前側板24a側に設けたギア27c
と噛み合う構成としたが、本発明はこれに限定されるも
のではない。例えば、図13に示すように、モータギア21
aとプラテンローラ軸22の前側板24a側に設けたギア22
cとの間に前記ギア35a,35bを介在させる構成として
も良い。これにより、駆動モータ21からプラテンローラ
2までの間に介在するギアの枚数が前述した第3実施例
に比べて少なくなるため、より正確なシート搬送動作を
行うことができる。
は、駆動モータ21から駆動力が伝達されるギア35a,35
bが、駆動力伝達軸27の前側板24a側に設けたギア27c
と噛み合う構成としたが、本発明はこれに限定されるも
のではない。例えば、図13に示すように、モータギア21
aとプラテンローラ軸22の前側板24a側に設けたギア22
cとの間に前記ギア35a,35bを介在させる構成として
も良い。これにより、駆動モータ21からプラテンローラ
2までの間に介在するギアの枚数が前述した第3実施例
に比べて少なくなるため、より正確なシート搬送動作を
行うことができる。
【0170】また同様にして、図14に示すように、前記
モータギア21aと前側板24に固定された軸26に回転自在
に取り付けられたギア26cとの間に前記ギア35a,35b
を介在させる構成としても良い。
モータギア21aと前側板24に固定された軸26に回転自在
に取り付けられたギア26cとの間に前記ギア35a,35b
を介在させる構成としても良い。
【0171】更に、図15に示すように、前記モータギア
21aとプラテンローラ軸22の前側板24a側に設けたギア
22cとの間に前記ギア35a,35bを介在させ、同様に前
記モータギア21aと排出ローラ軸23の前側板24a側に設
けたギア23cとの間に前記ギア35a,35bと同一構成の
ギア36a,36bを介在させる構成としても良い。
21aとプラテンローラ軸22の前側板24a側に設けたギア
22cとの間に前記ギア35a,35bを介在させ、同様に前
記モータギア21aと排出ローラ軸23の前側板24a側に設
けたギア23cとの間に前記ギア35a,35bと同一構成の
ギア36a,36bを介在させる構成としても良い。
【0172】尚、図13〜図15に示す駆動系の動作は前述
した第3実施例と同様である。
した第3実施例と同様である。
【0173】
【発明の効果】以上説明したように、プラテンローラ、
排出ローラ、及びカッターを共通の駆動モータで駆動す
るための駆動力伝達系を構成することによって、プラテ
ンローラと排出ローラを別々のモータで駆動した場合に
必要であった二つのローラを互いに同期させて回転させ
る制御が不要となり、記録開始から排出完了までのトー
タルの記録時間を短縮することができる。
排出ローラ、及びカッターを共通の駆動モータで駆動す
るための駆動力伝達系を構成することによって、プラテ
ンローラと排出ローラを別々のモータで駆動した場合に
必要であった二つのローラを互いに同期させて回転させ
る制御が不要となり、記録開始から排出完了までのトー
タルの記録時間を短縮することができる。
【0174】更に、前述した第1実施例及び第2実施例
にあっては、駆動モータに対するプラテンローラの減速
比を、モータ正転時と逆転時とでかえることによって、
前記モータの回転速度が同じであっても、記録開始から
次ページの記録開始が可能となるまでの時間を短縮する
ことができ、上記効果に加えて更にトータルの記録時間
を短縮することができる。
にあっては、駆動モータに対するプラテンローラの減速
比を、モータ正転時と逆転時とでかえることによって、
前記モータの回転速度が同じであっても、記録開始から
次ページの記録開始が可能となるまでの時間を短縮する
ことができ、上記効果に加えて更にトータルの記録時間
を短縮することができる。
【0175】また、プラテンローラ、排出ローラ、及び
カッターを共通の駆動モータで駆動しているため、装置
の低価格化及び小型軽量化を図ることができる。
カッターを共通の駆動モータで駆動しているため、装置
の低価格化及び小型軽量化を図ることができる。
【0176】また、プラテンローラによる記録シートの
巻き戻し量をセクターギアの歯数によって設定している
ため、記録シートの頭出しを行い、記録シートの無駄を
省くことができる。更に、モータ逆転時の排出ローラに
よる記録シートの排出量が、カッターの位置から排出ロ
ーラの位置までの距離より長くなるように、逆転駆動力
伝達系を設定しているため、記録及び切断後の記録シー
トを確実に装置外へ排出搬送することができる。
巻き戻し量をセクターギアの歯数によって設定している
ため、記録シートの頭出しを行い、記録シートの無駄を
省くことができる。更に、モータ逆転時の排出ローラに
よる記録シートの排出量が、カッターの位置から排出ロ
ーラの位置までの距離より長くなるように、逆転駆動力
伝達系を設定しているため、記録及び切断後の記録シー
トを確実に装置外へ排出搬送することができる。
【0177】また、本発明の画像記録装置をファクシミ
リ装置の記録系として構成することによって、記録系の
動作と読取系の動作とを完全に独立させることができ、
記録中であっても読取動作が可能なファクシミリ装置を
提供することができる。
リ装置の記録系として構成することによって、記録系の
動作と読取系の動作とを完全に独立させることができ、
記録中であっても読取動作が可能なファクシミリ装置を
提供することができる。
【図1】本発明に係る画像記録装置の主要構成部分を示
す上視平面図である。
す上視平面図である。
【図2】図1に示す画像記録装置の駆動系を矢印X方向
から見た側面図である。
から見た側面図である。
【図3】図1に示す画像記録装置の駆動系を矢印Y方向
から見た側面図である。
から見た側面図である。
【図4】図3に示す駆動系の斜視図である。
【図5】クランク軸が取り付けられたセクターギアの拡
大側面図である。
大側面図である。
【図6】記録系における駆動モータのタイミングチャー
トである。
トである。
【図7】本発明の画像記録装置を備えるファクシミリ装
置の主要断面図である。
置の主要断面図である。
【図8】前記ファクシミリ装置の外観斜視図である。
【図9】第2実施例に係る画像記録装置の主要構成部分
を示す上視平面図である。
を示す上視平面図である。
【図10】図9に示す画像記録装置の駆動系を矢印X方
向から見た側面図である。
向から見た側面図である。
【図11】第3実施例に係る画像記録装置の主要構成部
分を示す上視平面図である。
分を示す上視平面図である。
【図12】図11に示す画像記録装置の駆動系を矢印X方
向から見た側面図である。
向から見た側面図である。
【図13】その他の実施例に係る画像記録装置の主要構
成部分を示す上視平面図及び側面図である。
成部分を示す上視平面図及び側面図である。
【図14】その他の実施例に係る画像記録装置の主要構
成部分を示す上視平面図及び側面図である。
成部分を示す上視平面図及び側面図である。
【図15】その他の実施例に係る画像記録装置の主要構
成部分を示す上視平面図及び側面図である。
成部分を示す上視平面図及び側面図である。
【図16】従来のファクシミリ装置の記録系の動作を示
す図である。
す図である。
A…記録系、B…読取系、C…操作部、G…原稿、S…
記録シート、1…サーマルヘッド、2…プラテンロー
ラ、3…カッター、3a…上刃、3b…下刃、3c…回
転軸、3d…捩じりコイルバネ、3e…カッター側板、
3f…ストッパー、3g…回転軸、3h…連結軸、3i
…長穴、4…排出ローラ、5…排出コロ、6…シートト
レイ、7…ガイドシャフト、11…原稿載置台、12a…予
備搬送ローラ、12b…押圧片、13a…分離ローラ、13b
…圧接片、14a,14b…搬送ローラ対、15a,15b…排
出ローラ対、16…排出トレイ、17…光電変換素子、18…
ハンドセット、19…電装基板、20…電源部、21…駆動モ
ータ、21a…モータギア、22…プラテンローラ軸、22
a,22b…軸受、22c,22d…ギア、22e…ワンウェイ
クラッチ、23…排出ローラ軸、23a,23b…軸受、23
c,23d…ギア、23e,23f…ワンウェイクラッチ、24
a…前側板、24b…後側板、25…揺動部材、25a…軸、
25b…第一揺動ギア、25c…第二揺動ギア、26…軸、26
a,26b,26c…ギア、27…駆動力伝達軸、27a,27b
…軸受、27c…ギア、27d…セクターギア、27e…ワン
ウェイクラッチ、28…クランク軸、29…クランクアー
ム、30…連結軸、31…カッターアーム、32,33…軸、32
a,33a…ギア、34…軸、34a…ギア、35,36…軸、35
a,35b,36a,36b…ギア
記録シート、1…サーマルヘッド、2…プラテンロー
ラ、3…カッター、3a…上刃、3b…下刃、3c…回
転軸、3d…捩じりコイルバネ、3e…カッター側板、
3f…ストッパー、3g…回転軸、3h…連結軸、3i
…長穴、4…排出ローラ、5…排出コロ、6…シートト
レイ、7…ガイドシャフト、11…原稿載置台、12a…予
備搬送ローラ、12b…押圧片、13a…分離ローラ、13b
…圧接片、14a,14b…搬送ローラ対、15a,15b…排
出ローラ対、16…排出トレイ、17…光電変換素子、18…
ハンドセット、19…電装基板、20…電源部、21…駆動モ
ータ、21a…モータギア、22…プラテンローラ軸、22
a,22b…軸受、22c,22d…ギア、22e…ワンウェイ
クラッチ、23…排出ローラ軸、23a,23b…軸受、23
c,23d…ギア、23e,23f…ワンウェイクラッチ、24
a…前側板、24b…後側板、25…揺動部材、25a…軸、
25b…第一揺動ギア、25c…第二揺動ギア、26…軸、26
a,26b,26c…ギア、27…駆動力伝達軸、27a,27b
…軸受、27c…ギア、27d…セクターギア、27e…ワン
ウェイクラッチ、28…クランク軸、29…クランクアー
ム、30…連結軸、31…カッターアーム、32,33…軸、32
a,33a…ギア、34…軸、34a…ギア、35,36…軸、35
a,35b,36a,36b…ギア
Claims (28)
- 【請求項1】 記録シートを支持しつつ搬送するプラテ
ンローラと、前記プラテンローラに記録シートを押圧し
て画像を記録する記録手段と、記録のなされた記録シー
トを所定の長さに切断するカッターと、切断された記録
シートを装置外へ排出する排出ローラと、を備えた画像
記録装置であって、 前記プラテンローラ、排出ローラ、及びカッターを駆動
する共通の駆動モータと、 前記駆動モータの正転時の駆動力を前記プラテンローラ
及び排出ローラに伝達する正転駆動力伝達手段と、 前記駆動モータの逆転時の駆動力を前記プラテンロー
ラ、排出ローラ、及びカッターに伝達する逆転駆動力伝
達手段と、 前記各駆動力伝達手段に前記駆動モータの駆動力を選択
的に伝達する駆動力伝達切換手段と、 前記駆動モータ及び前記駆動力伝達切換手段の駆動を制
御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】 前記正転駆動力伝達手段は駆動モータ正
転時にプラテンローラと排出ローラをシート搬送方向に
回転駆動し、前記逆転駆動力伝達手段は駆動モータ逆転
時にカッターを駆動し、且つ前記カッターによる記録シ
ート切断後、プラテンローラをシート搬送方向とは逆方
向に回転駆動し、同時に排出ローラをシート搬送方向に
回転駆動するように構成したことを特徴とする請求項1
に記載の画像記録装置。 - 【請求項3】 前記逆転駆動力伝達手段は外周の一部だ
けにギア部を有するセクターギアを有し、前記プラテン
ローラによる記録シートの巻き戻し量を前記セクターギ
アの歯数により設定したことを特徴とする請求項2に記
載の画像記録装置。 - 【請求項4】 前記排出ローラによる記録シートの排出
搬送量が、前記カッターによる切断位置から前記排出ロ
ーラによる排出位置までの距離よりも長くなるように前
記逆転駆動力伝達手段を設定したことを特徴とする請求
項2に記載の画像記録装置。 - 【請求項5】 前記正転駆動力伝達手段による駆動モー
タに対するプラテンローラの減速比Rp と、前記逆転駆
動力伝達手段による駆動モータに対するプラテンローラ
の減速比Rp ′,Rp ″との関係が、 Rp =Rp ′,Rp >Rp ″ となるように前記各駆動力伝達手段を設定したことを特
徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像記録装置。 - 【請求項6】 記録シートを支持しつつ搬送するプラテ
ンローラと、前記プラテンローラに記録シートを押圧し
て画像を記録する記録手段と、記録のなされた記録シー
トを所定の長さに切断するカッターと、切断された記録
シートを装置外へ排出する排出ローラと、を備えた画像
記録装置であって、 前記プラテンローラ、排出ローラ、及びカッターを駆動
する共通の駆動モータと、 前記駆動モータの正転時の駆動力を前記プラテンローラ
及び排出ローラに伝達する正転駆動力伝達手段と、 前記駆動モータの逆転時の駆動力を前記プラテンロー
ラ、排出ローラ、及びカッターに伝達する逆転駆動力伝
達手段と、 前記駆動モータの駆動を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項7】 前記正転駆動力伝達手段は駆動モータ正
転時にプラテンローラと排出ローラをシート搬送方向に
回転駆動し、前記逆転駆動力伝達手段は駆動モータ逆転
時にカッターを駆動し、且つ前記カッターによる記録シ
ート切断後、プラテンローラをシート搬送方向とは逆方
向に回転駆動し、同時に排出ローラをシート搬送方向に
回転駆動するように構成したことを特徴とする請求項6
に記載の画像記録装置。 - 【請求項8】 前記逆転駆動力伝達手段は外周の一部だ
けにギア部を有するセクターギアを有し、前記プラテン
ローラによる記録シートの巻き戻し量を前記セクターギ
アの歯数により設定したことを特徴とする請求項7に記
載の画像記録装置。 - 【請求項9】 前記排出ローラによる記録シートの排出
搬送量が、前記カッターによる切断位置から前記排出ロ
ーラによる排出位置までの距離よりも長くなるように前
記逆転駆動力伝達手段を設定したことを特徴とする請求
項7に記載の画像記録装置。 - 【請求項10】 前記正転駆動力伝達手段による駆動モ
ータに対するプラテンローラの減速比Rp と、前記逆転
駆動力伝達手段による駆動モータに対するプラテンロー
ラの減速比Rp ′との関係が、 Rp =Rp ′ となるように前記各駆動力伝達手段を設定したことを特
徴とする請求項6又は請求項7に記載の画像記録装置。 - 【請求項11】 記録シートを支持しつつ搬送するプラ
テンローラと、前記プラテンローラに記録シートを押圧
して画像を記録する記録手段と、記録のなされた記録シ
ートを所定の長さに切断するカッターと、切断された記
録シートを装置外へ排出する排出ローラと、前記カッタ
ーの待機位置を検知する検知手段と、を備えた画像記録
装置であって、 前記プラテンローラ、排出ローラ、及びカッターを駆動
する共通の駆動モータと、 前記駆動モータの駆動を制御する制御手段と、 前記駆動モータの正転駆動時に、前記プラテンローラが
シート搬送方向に回転するように駆動力を伝達する第一
駆動力伝達手段と、 前記駆動モータの正転駆動時に、前記排出ローラがシー
ト搬送方向に回転するように駆動力を伝達する第二駆動
力伝達手段と、 前記駆動モータの逆転駆動時に、前記カッターが動作す
るように駆動力を伝達する第三駆動力伝達手段と、 前記駆動モータの逆転駆動時に、前記プラテンローラが
シート搬送方向とは逆方向に回転するように駆動力を伝
達する第四駆動力伝達手段と、 前記駆動モータの逆転駆動時に、前記排出ローラがシー
ト搬送方向に回転するように駆動力を伝達する第五駆動
力伝達手段と、を有し、 前記第一駆動力伝達手段は、駆動モータの正転駆動時に
プラテンローラがシート搬送方向に回転するように駆動
力を伝達する位置に揺動し、駆動モータの逆転駆動時に
プラテンローラに駆動力を伝達しない位置まで揺動する
第一揺動歯車を有し、 前記第二駆動力伝達手段は、駆動モータの正転駆動時に
排出ローラがシート搬送方向に回転するように駆動力を
伝達する位置に揺動し、駆動モータの逆転駆動時に排出
ローラに駆動力を伝達しない位置まで揺動する第二揺動
歯車を有し、 前記第三駆動力伝達手段は、駆動モータの逆転駆動時に
カッターが動作するように駆動力を伝達する位置に揺動
し、駆動モータの正転駆動時にカッターに駆動力を伝達
しない位置まで揺動する第三揺動歯車を有し、 前記第四駆動力伝達手段は、カッターが一回動作する間
に一回転し、且つカッターが記録シートを切断し終わっ
てから待機位置に戻るまでの一定時間だけ、プラテンロ
ーラがシート搬送方向とは逆方向に回転するように駆動
力を伝達する切欠歯車を有し、 前記第五駆動力伝達手段は、第四駆動力伝達手段により
プラテンローラがシート搬送方向とは逆方向に回転する
ときのみ、排出ローラがシート搬送方向に回転するよう
に駆動力を伝達するワンウェイクラッチを有する、 ことを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項12】 前記第一駆動力伝達手段による駆動モ
ータに対するプラテンローラの減速比Rp と、前記第四
駆動力伝達手段による駆動モータに対するプラテンロー
ラの減速比Rp ′,Rp ″との関係が、 Rp =Rp ′,Rp >Rp ″ となるように前記各駆動力伝達手段を設定したことを特
徴とする請求項11に記載の画像記録装置。 - 【請求項13】 前記第一揺動歯車と前記第二揺動歯車
が同一のものであることを特徴とする請求項11又は請
求項12に記載の画像記録装置。 - 【請求項14】 前記第一揺動歯車と前記第二揺動歯車
と前記第三揺動歯車が同一のものであることを特徴とす
る請求項11又は請求項12に記載の画像記録装置。 - 【請求項15】 前記制御手段は、駆動モータを正転駆
動して一頁分の画像記録を終了し、記録シートの切断位
置をカッターによる切断位置まで搬送した後、前記検知
手段によりカッターが待機位置に戻ったことを検知する
まで駆動モータを逆転駆動し、次頁記録がある場合には
再び駆動モータを正転駆動し、次頁記録がない場合には
駆動モータの駆動を停止するように制御すること特徴と
する請求項11、請求項12、請求項13又は請求項1
4のいずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項16】 前記第四駆動力伝達手段が有する切欠
歯車の歯数は、記録位置から切断位置までの距離に関連
して決定することを特徴とする請求項11、請求項1
2、請求項13、請求項14又は請求項15のいずれか
に記載の画像記録装置。 - 【請求項17】 前記排出ローラによる記録シートの搬
送量が、前記カッターによる切断位置から前記排出ロー
ラによる排出位置までの距離よりも長くなるように前記
排出ローラの位置を決定したことを特徴とする請求項1
1、請求項12、請求項13、請求項14、請求項15
又は請求項16のいずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項18】 記録シートを支持しつつ搬送するプラ
テンローラと、前記プラテンローラに記録シートを押圧
して画像を記録する記録手段と、記録のなされた記録シ
ートを所定の長さに切断するカッターと、切断された記
録シートを装置外へ排出する排出ローラと、前記カッタ
ーの待機位置を検知する検知手段と、を備えた画像記録
装置であって、 前記プラテンローラ、排出ローラ、及びカッターを駆動
する共通の駆動モータと、 前記駆動モータの駆動を制御する制御手段と、 前記駆動モータの正転駆動時に、前記プラテンローラが
シート搬送方向に回転するように駆動力を伝達する第一
駆動力伝達手段と、 前記駆動モータの正転駆動時に、前記排出ローラがシー
ト搬送方向に回転するように駆動力を伝達する第二駆動
力伝達手段と、 前記駆動モータの逆転駆動時に、前記カッターが動作す
るように駆動力を伝達する第三駆動力伝達手段と、 前記駆動モータの逆転駆動時に、前記プラテンローラが
シート搬送方向とは逆方向に回転するように駆動力を伝
達する第四駆動力伝達手段と、 前記駆動モータの逆転駆動時に、前記排出ローラがシー
ト搬送方向に回転するように駆動力を伝達する第五駆動
力伝達手段と、を有し、 前記第一駆動力伝達手段は、駆動モータの正転駆動時に
プラテンローラがシート搬送方向に回転するように駆動
力を伝達する位置に揺動し、駆動モータの逆転駆動時に
プラテンローラに駆動力を伝達しない位置まで揺動する
第一揺動歯車を有し、 前記第二駆動力伝達手段は、駆動モータの正転駆動時に
排出ローラがシート搬送方向に回転するように駆動力を
伝達する位置に揺動し、駆動モータの逆転駆動時に排出
ローラに駆動力を伝達しない位置まで揺動する第二揺動
歯車を有し、 前記第三駆動力伝達手段は、駆動モータとカッターとの
間に介在し、駆動モータの逆転駆動時にのみ、カッター
が動作するように駆動力を伝達する第三ワンウェイクラ
ッチを有し、 前記第四駆動力伝達手段は、カッターが一回動作する間
に一回転し、且つカッターが記録シートを切断し終わっ
てから待機位置に戻るまでの一定時間だけ、プラテンロ
ーラがシート搬送方向とは逆方向に回転するように駆動
力を伝達する切欠歯車を有し、 前記第五駆動力伝達手段は、第四駆動力伝達手段により
プラテンローラがシート搬送方向とは逆方向に回転する
ときのみ、排出ローラがシート搬送方向に回転するよう
に駆動力を伝達する第五ワンウェイクラッチを有する、
ことを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項19】 前記第一駆動力伝達手段による駆動モ
ータに対するプラテンローラの減速比Rp と、前記第四
駆動力伝達手段による駆動モータに対するプラテンロー
ラの減速比Rp ′,Rp ″との関係が、 Rp =Rp ′,Rp >Rp ″ となるように前記各駆動力伝達手段を設定したことを特
徴とする請求項18に記載の画像記録装置。 - 【請求項20】 前記第一揺動歯車と前記第二揺動歯車
が同一のものであることを特徴とする請求項18又は請
求項19に記載の画像記録装置。 - 【請求項21】 前記制御手段は、駆動モータを正転駆
動して一頁分の画像記録を終了し、記録シートの切断位
置をカッターによる切断位置まで搬送した後、前記検知
手段によりカッターが待機位置に戻ったことを検知する
まで駆動モータを逆転駆動し、次頁記録がある場合には
再び駆動モータを正転駆動し、次頁記録がない場合には
駆動モータの駆動を停止するように制御すること特徴と
する請求項18、請求項19又は請求項20のいずれか
に記載の画像記録装置。 - 【請求項22】 前記第四駆動力伝達手段が有する切欠
歯車の歯数は、記録位置から切断位置までの距離に関連
して決定することを特徴とする請求項18、請求項1
9、請求項20又は請求項21のいずれかに記載の画像
記録装置。 - 【請求項23】 前記排出ローラによる記録シートの搬
送量が、前記カッターによる切断位置から前記排出ロー
ラによる排出位置までの距離よりも長くなるように前記
排出ローラの位置を決定したことを特徴とする請求項1
8、請求項19、請求項20、請求項21又は請求項2
2のいずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項24】 記録シートを支持しつつ搬送するプラ
テンローラと、前記プラテンローラに記録シートを押圧
して画像を記録する記録手段と、記録のなされた記録シ
ートを所定の長さに切断するカッターと、切断された記
録シートを装置外へ排出する排出ローラと、前記カッタ
ーの待機位置を検知する検知手段と、を備えた画像記録
装置であって、 前記プラテンローラ、排出ローラ、及びカッターを駆動
する共通の駆動モータと、 前記駆動モータの駆動を制御する制御手段と、 前記駆動モータの正転駆動時に、前記プラテンローラが
シート搬送方向に回転するように駆動力を伝達する第一
駆動力伝達手段と、 前記駆動モータの正転駆動時に、前記排出ローラがシー
ト搬送方向に回転するように駆動力を伝達する第二駆動
力伝達手段と、 前記駆動モータの逆転駆動時に、前記カッターが動作す
るように駆動力を伝達する第三駆動力伝達手段と、 前記駆動モータの逆転駆動時に、前記プラテンローラが
シート搬送方向とは逆方向に回転するように駆動力を伝
達する第四駆動力伝達手段と、 前記駆動モータの逆転駆動時に、前記排出ローラがシー
ト搬送方向に回転するように駆動力を伝達する第五駆動
力伝達手段と、を有し、 前記第一駆動力伝達手段は、駆動モータとプラテンロー
ラとの間に介在し、駆動モータの正転駆動時にのみプラ
テンローラがシート搬送方向に回転するように駆動力を
伝達する第一ワンウェイクラッチを有し、 前記第二駆動力伝達手段は、駆動モータと排出ローラと
の間に介在し、駆動モータの正転駆動時にのみ排出ロー
ラがシート搬送方向に回転するように駆動力を伝達する
第二ワンウェイクラッチを有し、 前記第三駆動力伝達手段は、駆動モータとカッターとの
間に介在し、駆動モータの逆転駆動時にのみカッターが
動作するように駆動力を伝達する第三ワンウェイクラッ
チを有し、 前記第四駆動力伝達手段は、カッターが一回動作する間
に一回転し、且つカッターが記録シートを切断し終わっ
てから待機位置に戻るまでの一定時間だけ、プラテンロ
ーラがシート搬送方向とは逆方向に回転するように駆動
力を伝達する切欠歯車を有し、 前記第五駆動力伝達手段は、第四駆動力伝達手段により
プラテンローラがシート搬送方向とは逆方向に回転する
ときのみ、排出ローラがシート搬送方向に回転するよう
に駆動力を伝達する第五ワンウェイクラッチを有する、 ことを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項25】 前記制御手段は、駆動モータを正転駆
動して一頁分の画像記録を終了し、記録シートの切断位
置をカッターによる切断位置まで搬送した後、前記検知
手段によりカッターが待機位置に戻ったことを検知する
まで駆動モータを逆転駆動し、次頁記録がある場合には
再び駆動モータを正転駆動し、次頁記録がない場合には
駆動モータの駆動を停止するように制御すること特徴と
する請求項24に記載の画像記録装置。 - 【請求項26】 前記第四駆動力伝達手段が有する切欠
歯車の歯数は、記録位置から切断位置までの距離に関連
して決定することを特徴とする請求項24又は請求項2
5に記載の画像記録装置。 - 【請求項27】 前記排出ローラによる記録シートの搬
送量が、前記カッターによる切断位置から前記排出ロー
ラによる排出位置までの距離よりも長くなるように前記
排出ローラの位置を決定したことを特徴とする請求項2
4、請求項25又は請求項26のいずれかに記載の画像
記録装置。 - 【請求項28】 前記第一駆動力伝達手段による駆動モ
ータに対するプラテンローラの減速比Rp と、前記第四
駆動力伝達手段による駆動モータに対するプラテンロー
ラの減速比Rp ′との関係が、 Rp =Rp ′ となるように前記各駆動力伝達手段を設定したことを特
徴とする請求項24、請求項25、請求項26又は請求
項27のいずれかに記載の画像記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6110894A JPH07266642A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6110894A JPH07266642A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 画像記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07266642A true JPH07266642A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13161563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6110894A Pending JPH07266642A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07266642A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6848847B2 (en) | 2001-11-16 | 2005-02-01 | Seiko Epson Corporation | Printer unit and printing apparatus incorporating the same |
| JP2009544496A (ja) * | 2006-07-26 | 2009-12-17 | ダイモ | テーププリンタ及びテープカセット |
| US7748695B2 (en) | 2007-03-01 | 2010-07-06 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus |
| JP2013204649A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Brother Industries Ltd | 搬送装置及び画像記録装置 |
| JP2013203503A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Brother Industries Ltd | 画像記録装置 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6110894A patent/JPH07266642A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6848847B2 (en) | 2001-11-16 | 2005-02-01 | Seiko Epson Corporation | Printer unit and printing apparatus incorporating the same |
| JP2009544496A (ja) * | 2006-07-26 | 2009-12-17 | ダイモ | テーププリンタ及びテープカセット |
| US7748695B2 (en) | 2007-03-01 | 2010-07-06 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus |
| EP1965267A3 (en) * | 2007-03-01 | 2011-01-26 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus with drive transmission means |
| JP2013204649A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Brother Industries Ltd | 搬送装置及び画像記録装置 |
| JP2013203503A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Brother Industries Ltd | 画像記録装置 |
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