JPH0726705B2 - 下水道管の管たれ防止装置及び下水道管の管たれ防止方法 - Google Patents

下水道管の管たれ防止装置及び下水道管の管たれ防止方法

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JPH0726705B2
JPH0726705B2 JP2305580A JP30558090A JPH0726705B2 JP H0726705 B2 JPH0726705 B2 JP H0726705B2 JP 2305580 A JP2305580 A JP 2305580A JP 30558090 A JP30558090 A JP 30558090A JP H0726705 B2 JPH0726705 B2 JP H0726705B2
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【発明の詳細な説明】 I.発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、土中に埋設される下水道管の管たれ防止装
置、並びに管たれ防止方法に関するものである。
(2)従来の技術 従来、下水道管の埋設工事においては、約30m位の間隔
をおいて設置されたマンホールの相互の区間に所要深さ
の溝を掘削し、この掘削溝内に約4m位の長さの下水道管
を継手しながら配管させ、配管した下水道管の位置決め
をするために約1.5m位の間隔をおいて下水道管の両側位
置に杭を打込み、この杭の位置で下水道管に生し針金を
巻着して杭に係止しながら下水道管の位置決めと管たれ
防止とをなし、その後で掘削溝内に掘削した土を埋め戻
しているものである。これによって、各マンホール間と
の接続位置で強固に支持された下水道管を中間位置で支
持しながら管たれ現象を防止するものである。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、各マンホール管の中間位置を支持する際
には、予め下水道管の高さ及び幅方向の位置決めを行な
った後に生し針金と杭とで係止するが、現実には針金を
管に密着させて巻着する必要があるので針金を強く引張
しつつ管への装着を行なうこととなり、このため、折角
行なった管の設定位置がずれることとなり、設定位置に
精度良く埋設支持することが困難であった。
また、生し針金は地圧等により経時的に伸び安くこのた
め、下方へ湾曲する所謂管たれ現象を生じさせていた。
特に、管路に勾配がなく水平に配管した場合は管たれ現
象が発生し易く、この管たれが発生した部分に夾雑物が
滞留して水の流れが悪くなるため、この管たれ部分を再
掘削して手直し工事をせねばならず、多くの手間を要す
る。
更に、針金が良く締まった部分においては管に亀裂が生
じやすく、この亀裂部分から漏水を生起する等の問題点
があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は下水道管の配管のために掘削した溝内に
長手方向に所定間隔をおいて丁張り板を所定の高さに配
置し、この丁張り板の上面に下水道管を溝幅方向へ位置
決めをしながら配管させ、更に、この配管した下水道管
の両側に各一対の杭よりなる複数対の固定用杭を打込
み、この各固定用杭に、下水道管の下面を支持させたU
型状の受アームの両端フックを高さ調整自在に係止させ
ると共に下水道管の上面に押えアームを圧接させて前記
杭に固定させることにより、掘削土を埋め戻した後で下
水道管を所定の位置に精度良く維持できて管たれを発生
することなく、施工後における管体の破断、漏水等もな
く、手直し作業の必要もなく下水道管の敷設作業を能率
的に施工できる下水道管の管たれ防止装置及び下水道管
の管たれ防止方法を提供することにある。
II.発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は掘削溝12内の長手
方向に所定間隔を置いて配設された丁張り板16と、この
丁張り板16上に前記掘削溝12幅方向の位置決めを行ない
つつ載置された下水道管18と、該下水道管18の幅方向両
側であって、この下水道管18を挟装するように前記掘削
溝12の溝底部14に一部を打込みされた一対の固定用杭2
2、22と、この下水道管18を下方から支持し、両端部に
フック部26、26を備えた略U字状の受アーム24と、該下
水道管18を上方から押えて固定するための逆U字状の押
えアーム36とを有し、 前記受アーム24のフック部26は前記一対の固定用杭22の
上端部に当接係止され、かつ、同フック部26と固定用杭
22の上端部との間隙幅を調整することによってこの受ア
ーム24に支持された下水道管18の高さ位置調整を行なう
ための調整ボルト28が同フック部26に螺合されて成る下
水道管の管たれ防止装置10から構成される。
つぎに、掘削溝12内の長手方向に所定間隔を置いて複数
の丁張り板16を配設し、この丁張り板16上に前記掘削溝
幅方向の位置決めを行ないつつ下水道管18を載置し、該
下水道管18の幅方向両側であって、この下水道管18を挟
装するように前記掘削溝12の溝底部14に各一対の固定用
杭22、22を複数対打込み、両端部にフック部26を備え、
かつ、このフック部26に調整ボルト28が取付けられた略
U字状の受アーム24を、前記下水道管18の下方から周回
させ、同フック部26を前記固定用杭22、22の上端部に当
接係止させて下水道管18を下方から支持し、逆U字状の
押えアーム36を該下水道管18の上方から装着固定し、前
記フック部26と固定用杭22、22の上端部との間隙幅を調
整ボルト28によって調整することによってこの受アーム
24に支持された下水道管18の高さ位置調整を行なうこと
を特徴とする下水道管の管たれ防止方法から構成され
る。
(2)作用 本発明に係る管たれ防止装置は、掘削溝内の長手方向に
所定間隔を置いて配設された丁張り板と、この丁張り板
上に位置決めされて載置された下水道管の両側位置に適
当間隔に打込みされた一対の固定用杭と、この下水道管
を下方から支持し、前記各一対の固定用杭の上端部に係
止できるフック部を両端部に備えた略U字状の受アーム
と、該下水道管を上方から押えて固定するための逆U字
状の押えアームとから成るものであり、掘削溝内に配設
した丁張り板に下水道管を載着して溝幅方向の位置決
め、並びに溝底部に対する上下高さを調整し、更に下水
道管の下面を支持した受アームの両端のフック部を固定
用杭の上端に係止させると共にフック部に螺合された調
整ボルトでフック部と固定用杭上端との間隙を調整しな
がら下水道管の高さ位置を微調整し、その後で押えアー
ムを下水道管の上面に当接させて前記受アームと押えア
ームとを共に固定用支柱に釘止め固定することにより、
下水道管を精度良く維持して管たれを防止し、下水道管
の掘削溝の幅方向への位置決めや上下高さ位置決め調整
も高精度で、能率的に施工出来るものである。
また、管たれ防止方法においては、掘削溝内の長手方向
に所定間隔を置いて複数の丁張り板を配設し、この丁張
り板上に前記掘削溝幅方向の位置決めを行ないつつ下水
道管を載置し、該下水道管の幅方向両側であって、この
下水道管を挟装するように前記溝底部に各一対の固定用
杭を複数対打込み、両端部にフック部を備え、かつ、こ
のフック部に調整ボルトが取り付けられた略U字状の受
アームを前記下水道管の下方から周回させ、同フック部
を前記固定用杭の上端部に当接係止させて下水道管を下
方から支持しつつ前記フック部と固定用杭の上端部との
間隙幅を調整ボルトによって調整することによってこの
受アームに支持された下水道管の高さ位置の微調整を行
い、その後で逆U字状の押えアームを該下水道管の上方
から装着して固定用杭に受アームと押えアームとを共に
固定し、前記受アームと押えアームとで下水道管を挟着
した状態で精度よく支持して管たれが発生することな
く、また管体の上下高さ、溝幅方向の位置決め調整も精
度良く、能率的な施工ができるものである。
(3)実施例 以下、添付図面により、本発明の好適な実施例について
説明する。
第1図乃至第3図には本発明の第1実施例に係る下水道
管の管たれ防止装置10が示されている。
図において、下水道管の管たれ防止装置10は、掘削溝12
の溝底部14の長手方向に所定間隔で配設された丁張り板
16と、この丁張り板16の上面に掘削溝12の幅方向に位置
決めされて載着された任意径の下水道管18とを有してい
る。
前記丁張り板16は、背板の様な端材で形成され、前記溝
底部14に打込みされた一対の杭20、20に固定され、前記
下水道管18はこの丁張り板16に載着されて順次継手され
ながら埋め込み高さ位置が設定されるものである。
前記下水道管18は、径が150、200、250mm、長さ400cm位
の塩ビ管、或はヒューム管より成り、前記丁張り板16に
載着された下水道管18の両側位置を挟装する様に溝底部
14に一対の固定用杭22、22が掘削溝12の長手方向に約20
0cm位の間隔をおいて順次打込みされている。
前記各一対の固定用杭22、22の位置において、前記下水
道管18を下方から支持するために、第4図に示す様な、
金属またはプラスチックを素材として細長板を略U型状
に曲成した受アーム24が装着されている。
この受アーム24は、その両端部に前記固定用杭22、22の
上端に係着するコ型状のフック部26、26を備え、このフ
ック部26、26には前記固定用杭22の上端との間隙を調整
するための調整ボルト28、28が螺合され、この調整ボル
ト28、28の下端は固定用杭22、22の上端の受座30、30に
支持されている。この調整ボルト28,28の正転、または
逆転によってフック部26、26は固定用杭22、22の上端部
に係着した状態で僅かに上下動して受アーム24に支持し
た下水道管18の高さを1乃至2cm位微調整でき、調整終
了後にフック部26、26の外側の釘孔より釘32を打込みし
てフック部26、26を固定用杭22、22に係止すものであ
る。
なお、前記フック部26、26は、現場の状態によっては直
に固定用杭22、22の上端に係止出来ぬ場合もあり、その
時には第5図に示す様に、受アーム24の両端部を90度転
回34、34させた後で端部にフック部26、26を曲成して調
整ボルト28、28を螺合させることにより、固定用杭22、
22への装着が容易となる。
第6図には、前記受アーム24に支持させた下水道管18を
上方より押えて固定するための押えアーム36が示されて
いる。この押えアーム36は、前記受アーム24と同じく金
属またはプラスチックを素材とした細長板で逆U型状に
曲成され、その両下端部は90度転回34、34されて係止用
の釘孔が開孔されている。そして、第1図、第2図に示
す様に、前記受アーム24に支持された下水道管18の上面
に押えアーム36を圧接させて両下端部を固定用杭22、22
に釘32で係止するものである。
上記した様に、下水道管の管たれ防止装置10は、溝底部
14に配置した丁張り板16に下水道管18を載着して順次継
手しながら、この下水道管18の両側に約200cm位の間隔
をおいて固定用杭22、22を打込み、下水道管18の下面に
周回支持させた受アーム24の両端のフック部26、26を固
定用杭22、22の上端に係止して調整ボルト28、28で高さ
を微調整して釘32で固定し、次に押えアーム36で下水道
管18の上面を押圧して同じく固定用杭22、22に釘32で固
定してゆき、その後で溝底部14に下水道管18の上方20cm
位まで砂を敷き込み、掘削していた土を掘削溝122内に
埋め戻しするものであり、下水道管18を固定用杭22に釘
止めした受アーム24と押えアーム36で適当間隔をおいて
挟着することにより、地下埋設した下水道管18は精度良
く維持されて管たれを発生することなく、また、位置決
め調整も精度良く、能率的な施工ができるものである。
次に、下水道管の管たれ防止方法においては、掘削溝12
の溝底部14に所定間隔をおいて丁張り板16を配設し、そ
の上面に下水道管18を溝幅方向に位置決めして載着しな
がら順次継手して行き、その下水道管18の両側位置に適
当間隔をおいて固定用支柱22、22を打込み、下水道管18
の下面を略U型の受アーム24で支持させて両端部のフッ
ク部26、26を前記固定用杭22、22の上端に係着してフッ
ク部26、26に螺合させた調整ボルト28、28で受アーム24
の高さを調整して下水道管18を微調整して釘止めし、次
に逆U型の押えアーム36を下水道管18の上面に当接させ
て両端を固定用杭22、22に釘止めし、その後で溝底部14
に砂を敷き込みして掘削土を埋め戻しするものであり、
地中に埋設された下水道管18を受アーム24と押えアーム
36とで精度良く維持するため管たれが発生することな
く、下水道管の位置決め、高さの調整も正確に出来、能
率的な施工ができることとなる。
III.発明の効果 以上説明したように、請求項1に係る本発明の下水道管
の管たれ防止装置は、掘削溝の溝底部に下水道管を配設
するための丁張り板と、この丁張り板の上面で溝幅方向
への位置決めを調整しながら載着継手される下水道管の
両側位置に打込みする複数組みの固定用杭と、下水道管
の下面を支持させて固定用杭の上端部に係着する調整ボ
ルト付のフック部を有した受アームと、下水道管の上面
を押圧固定する押えアームとを備えたことにより、下水
道管を単に生まし針金で巻着して杭に係止した場合に比
べ、下水道管を受アームと押えアームとで所定の幅及び
高さ位置に精度良く維持出来、下水道管に管たれが発生
することがない。
また、下水道管に夾雑物の滞留による水流の悪化、破断
漏水等もなく、下水道管の地下における位置決め、上下
高さの調整も精度良く施工でき、作業の手直しもなく能
率的な施工ができる。
次に、請求項2によれば、本発明の下水道管の管たれ防
止方法は、掘削溝の溝底部に丁張り板を所定間隔をおい
て配設し、この丁張り板の上面で溝幅方向への位置決め
と上下高さとを調整しながら下水道管を載着継手させ、
その後で、下水道管の両側位置に打込みした複数組みの
固定用杭に下水道管の下面を支持させた受アームを高さ
調整自在に係止すると共に上面に当接させた押えアーム
を同じく係止させることにより、下水道管の上下高さ、
溝幅方向等への位置決め調整を高能率、かつ、高精度に
行なうことが可能である。
したがって、一度埋め戻した後に掘り直して行なう手直
し作業もほとんどなく、下水道管の敷設作業を能率的、
しかも安全に施工できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る下水道管の管たれ防止
装置を示した一部拡大斜視図 第2図は、管たれ防止装置の正面図、 第3図は、その側面図、 第4図は、固定用杭に受アームを係止させた正面図、 第5図は、同じく固定用杭に他の実施例の受アームを係
止させた正面図、 第6図は、押えアームの正面図、 第7図は、管たれ防止装置により支持された下水道管の
平面図である。 10……下水道管の管たれ防止装置、12……掘削溝、14…
…溝底部、16……丁張り板、18……下水道管、22……固
定用杭、24……受アーム、26……フック部、28……調整
ボルト、36……押えアーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掘削溝内の長手方向に所定間隔を置いて配
    設された丁張り板と、 この丁張り板上に前記掘削溝幅方向の位置決めを行ない
    つつ載置された下水道管と、 該下水道管の幅方向両側であって、この下水道管を挟装
    するように前記掘削溝の溝底部に一部を打込みされた一
    対の固定用杭と、 この下水道管を下方から支持し、両端部にフック部を備
    えた略U字状の受アームと、 該下水道管を上方から押えて固定するための逆U字状の
    押えアームとを有し、 前記受アームのフック部は前記一対の固定用杭の上端部
    に当接係止され、かつ、同フック部と固定用杭の上端部
    との間隙幅を調整することによってこの受アームに支持
    された下水道管の高さ位置調整を行なうための調整ボル
    トが同フック部に螺合されて成る下水道管の管たれ防止
    装置。
  2. 【請求項2】掘削溝内の長手方向に所定間隔を置いて複
    数の丁張り板を配設し、 この丁張り板上に前記掘削溝幅方向の位置決めを行ない
    つつ下水道管を載置し、 該下水道管の幅方向両側であって、この下水道管を挟装
    するように前記掘削溝の溝底部に各一対の固定用杭を複
    数対打込み、 両端部にフック部を備え、かつ、このフック部に調整ボ
    ルトが取り付けられた略U字状の受アームを、前記下水
    道管の下方から周回させ、同フック部を前記固定用杭の
    上端部に当接係止させて下水道管を下方から支持し、 逆U字状の押えアームを該下水道管の上方から装着固定
    し、 前記フック部と固定用杭の上端部との間隙幅を調整ボル
    トによって調整することによってこの受アームに支持さ
    れた下水道管の高さ位置調整を行なうことを特徴とする
    下水道管の管たれ防止方法。
JP2305580A 1990-11-09 1990-11-09 下水道管の管たれ防止装置及び下水道管の管たれ防止方法 Expired - Lifetime JPH0726705B2 (ja)

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