JPH0726711Y2 - シャント抵抗 - Google Patents
シャント抵抗Info
- Publication number
- JPH0726711Y2 JPH0726711Y2 JP13873389U JP13873389U JPH0726711Y2 JP H0726711 Y2 JPH0726711 Y2 JP H0726711Y2 JP 13873389 U JP13873389 U JP 13873389U JP 13873389 U JP13873389 U JP 13873389U JP H0726711 Y2 JPH0726711 Y2 JP H0726711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- conductive pipe
- magnetic field
- shunt resistor
- shunt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Details Of Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、交流電流を交流電圧信号へ変換するためのシ
ャント抵抗に関するものである。
ャント抵抗に関するものである。
〈従来の技術〉 高周波の交流電流を測定する時、シャント抵抗を用いて
電流−電圧変換することがよく行われる。即ち、抵抗値
RAが既知なシャント抵抗に高周波電流を流し、シャント
抵抗に生ずる電圧VAを測定することで、被測定電流Ix
(=VA/RA)を算出している。
電流−電圧変換することがよく行われる。即ち、抵抗値
RAが既知なシャント抵抗に高周波電流を流し、シャント
抵抗に生ずる電圧VAを測定することで、被測定電流Ix
(=VA/RA)を算出している。
その際、第6図のようなシャント抵抗で測定を行うと、
正しい電流値を測定することができない。その理由は次
の通りである。被測定電流が高周波電流の場合、この被
測定電流自身により発生する高周波磁界が第6図の斜線
部を通過し、それにより誘起される電圧VMが測定値VAに
含まれるからである。即ち、VA=1x・RA+VMとなるから
である。
正しい電流値を測定することができない。その理由は次
の通りである。被測定電流が高周波電流の場合、この被
測定電流自身により発生する高周波磁界が第6図の斜線
部を通過し、それにより誘起される電圧VMが測定値VAに
含まれるからである。即ち、VA=1x・RA+VMとなるから
である。
これを防ぐためには、第6図の斜線部の面積を0にしな
ければならない。
ければならない。
そのため、従来の手段では第7図のようにシャント抵抗
をパイプ状にして、一方の測定用リード線L1をパイプ内
に通すことで被測定電流Ixにより発生する磁界の影響を
無くすようにしていた。
をパイプ状にして、一方の測定用リード線L1をパイプ内
に通すことで被測定電流Ixにより発生する磁界の影響を
無くすようにしていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、第7図のような従来のシャント抵抗は、シャン
ト抵抗の外部に磁界が発生しているため、他の電子回路
に誘導電圧を発生させる恐れがあること、パイプ状の抵
抗体の抵抗値RAを高精度で製作することが困難なこと、
及びパイプ状の抵抗は、自己インダクタンスが大きく、
このようなシャント抵抗を高周波回路に挿入するのは、
測定条件を変化させて好ましくないこと等の課題があ
る。
ト抵抗の外部に磁界が発生しているため、他の電子回路
に誘導電圧を発生させる恐れがあること、パイプ状の抵
抗体の抵抗値RAを高精度で製作することが困難なこと、
及びパイプ状の抵抗は、自己インダクタンスが大きく、
このようなシャント抵抗を高周波回路に挿入するのは、
測定条件を変化させて好ましくないこと等の課題があ
る。
本考案の目的は、外部に磁界を発生せず、高周波電流を
正しく電流−電圧変換し、かつインダクタンスの小さい
シャント抵抗を提供することである。
正しく電流−電圧変換し、かつインダクタンスの小さい
シャント抵抗を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記課題を解決するために 棒状の1本又は複数本の抵抗体(1)と、 一端でこの抵抗体と電気的に接続され、かつ抵抗体を覆
う導電パイプ(2)と、 抵抗体と導電パイプの他端にそれぞれ接続され、被測定
電流を流す入出力用リード線(3)と、 同じく抵抗体と導電パイプの他端にそれぞれ接続され、
抵抗体における電圧を取出す測定用リード線(4)と、 を設けるようにしたものである。
う導電パイプ(2)と、 抵抗体と導電パイプの他端にそれぞれ接続され、被測定
電流を流す入出力用リード線(3)と、 同じく抵抗体と導電パイプの他端にそれぞれ接続され、
抵抗体における電圧を取出す測定用リード線(4)と、 を設けるようにしたものである。
〈作用〉 抵抗体1は、棒状であるため、その抵抗値は、抵抗体の
材質、太さ、長さで決定でき、正確に定めることができ
る。また、抵抗体1から生ずる磁界は、導電パイプ2の
作用により打ち消されるので、シャント抵抗の外部に磁
界は発生しない。
材質、太さ、長さで決定でき、正確に定めることができ
る。また、抵抗体1から生ずる磁界は、導電パイプ2の
作用により打ち消されるので、シャント抵抗の外部に磁
界は発生しない。
〈実施例〉 以下、図面を用いて本考案を詳しく説明する。
第1図は本考案に係るシャント抵抗の構成例を示す図、
第2図は抵抗体1から発生する磁界の分布を示す図、第
3図は導電パイプから発生する磁界の分布を示す図、第
4図と第5図は本考案の変形例を示す図である。
第2図は抵抗体1から発生する磁界の分布を示す図、第
3図は導電パイプから発生する磁界の分布を示す図、第
4図と第5図は本考案の変形例を示す図である。
第1図において、1は表面(側面)が絶縁処理された棒
状の抵抗体である。この抵抗体1の抵抗値は、抵抗体1
の材質、太さ、長さにより決定でき、正確に定めること
ができる。
状の抵抗体である。この抵抗体1の抵抗値は、抵抗体1
の材質、太さ、長さにより決定でき、正確に定めること
ができる。
2は導電パイプであり、導電生の材質(例えば、銅)で
構成される。この導電パイプ2は、第1図の如く抵抗体
1を覆うように形成された筒状のものであり、その一端
面Aは、導電材料(例えば、銅)で構成された円盤9に
よって、抵抗体1の端部と電気的に接続されている。補
足説明すると、導電パイプの一端面Aは、抵抗体1の端
面と円盤9により全面的に電気接続されている。
構成される。この導電パイプ2は、第1図の如く抵抗体
1を覆うように形成された筒状のものであり、その一端
面Aは、導電材料(例えば、銅)で構成された円盤9に
よって、抵抗体1の端部と電気的に接続されている。補
足説明すると、導電パイプの一端面Aは、抵抗体1の端
面と円盤9により全面的に電気接続されている。
また、抵抗体1の他端Cと、導電パイプ2の他端Bに
は、被測定電流Ixを流す入出力用リード線3が接続され
る。更に、抵抗体1の他端Cと、導電パイプ2の他端D
には、測定用リード線4が接続される。
は、被測定電流Ixを流す入出力用リード線3が接続され
る。更に、抵抗体1の他端Cと、導電パイプ2の他端D
には、測定用リード線4が接続される。
第2図と第3図を参照しながら第1図に示すシャント抵
抗の動作を説明する。第1図の端子5,6に交流電流源を
接続すると、被測定電流Ixは、ある周期において、端子
5→C→A→B→端子6と流れる。そして、抵抗体1を
C→Aへ流れる電流Ixは、抵抗体1の外部に第2図のよ
うな大きさで分布する磁界を発生させる。この磁界は、
Cから見て時計まわりの向きである。なお、第2図にお
いて、rは距離を示し、Hは磁界の強さを示し、r1は棒
状抵抗体1の半径を示している。
抗の動作を説明する。第1図の端子5,6に交流電流源を
接続すると、被測定電流Ixは、ある周期において、端子
5→C→A→B→端子6と流れる。そして、抵抗体1を
C→Aへ流れる電流Ixは、抵抗体1の外部に第2図のよ
うな大きさで分布する磁界を発生させる。この磁界は、
Cから見て時計まわりの向きである。なお、第2図にお
いて、rは距離を示し、Hは磁界の強さを示し、r1は棒
状抵抗体1の半径を示している。
また、第1図のAまで流れた電流Ixは、導電パイプ2を
A→B(D)の向きに流れ、この際に、第3図のような
大きさで分布する磁界を発生させる。この磁界の向き
は、B,Dから見て反時計まわりである。なお、導電パイ
プ2の内壁面の直径は2r1であり、外壁面の直径は2r2
である。
A→B(D)の向きに流れ、この際に、第3図のような
大きさで分布する磁界を発生させる。この磁界の向き
は、B,Dから見て反時計まわりである。なお、導電パイ
プ2の内壁面の直径は2r1であり、外壁面の直径は2r2
である。
第2図と第3図に示す磁界分布のグラフから分かるよう
に、抵抗体1と導電パイプ2でそれぞれ発生する誘導磁
界は、シャント抵抗の外部において、打ち消し合うよう
にすることができる。説明を加える。導電パイプ2の厚
みを薄くすると、r1r2となる。従って、シャント抵抗
の中心Oから距離r2以上離れた部分において(シャント
抵抗の外の部分において)、抵抗体1による磁界と、導
電パイプ2による磁界とは、大きさがほぼ同じで、その
向きが逆であるため、互いに打ち消される。その結果、
抵抗体1と導電パイプ2で構成されるシャント抵抗の外
部に磁界は出現しない。
に、抵抗体1と導電パイプ2でそれぞれ発生する誘導磁
界は、シャント抵抗の外部において、打ち消し合うよう
にすることができる。説明を加える。導電パイプ2の厚
みを薄くすると、r1r2となる。従って、シャント抵抗
の中心Oから距離r2以上離れた部分において(シャント
抵抗の外の部分において)、抵抗体1による磁界と、導
電パイプ2による磁界とは、大きさがほぼ同じで、その
向きが逆であるため、互いに打ち消される。その結果、
抵抗体1と導電パイプ2で構成されるシャント抵抗の外
部に磁界は出現しない。
また、端子7,8間の電圧を測定する際には、第6図の斜
線部に相当する部分(磁界が横切るような部分)は、存
在しない、即ち、2本の測定用リード線4がなす面は、
磁界の向きと平行なので、このリード線4と交差する磁
束はない。また、導電パイプ2は、例えば、電気抵抗の
極めて小さい銅で構成されるため、端子7,8からは低抗
体1による電圧降下のみ測定できる。
線部に相当する部分(磁界が横切るような部分)は、存
在しない、即ち、2本の測定用リード線4がなす面は、
磁界の向きと平行なので、このリード線4と交差する磁
束はない。また、導電パイプ2は、例えば、電気抵抗の
極めて小さい銅で構成されるため、端子7,8からは低抗
体1による電圧降下のみ測定できる。
第4図(a)〜(c)は、本考案の変形例を示すもので
シャント抵抗部の断面図である。同図において、斜線を
施した部分は、第1図の抵抗体1に相当する部分を示
し、そうでない部分は、導電パイプに相当する部分であ
る。即ち、(a)図は、棒状の抵抗体が複数本ある場合
を示し、(b)図は、導電パイプを多数の棒状の部材に
置き換えた場合を示し、(c)図は、(a)図と(b)
図を合わせたものである。
シャント抵抗部の断面図である。同図において、斜線を
施した部分は、第1図の抵抗体1に相当する部分を示
し、そうでない部分は、導電パイプに相当する部分であ
る。即ち、(a)図は、棒状の抵抗体が複数本ある場合
を示し、(b)図は、導電パイプを多数の棒状の部材に
置き換えた場合を示し、(c)図は、(a)図と(b)
図を合わせたものである。
第5図も本考案の変形例を示すものでシャント抵抗の外
観図である。(a)図は、導電パイプに通風穴を設け、
(b)図は、導電パイプに放熱板を設けた例である。第
5図の例では、どちらもシャント抵抗の放熱を助ける手
段を示したものである。
観図である。(a)図は、導電パイプに通風穴を設け、
(b)図は、導電パイプに放熱板を設けた例である。第
5図の例では、どちらもシャント抵抗の放熱を助ける手
段を示したものである。
〈本考案の効果〉 以上述べたように本考案によれば、次の効果が得られ
る。
る。
抵抗体が棒状であるため、その抵抗値は、材質、太
さ、長さで決定できる。従って正確な抵抗値を簡単な加
工で実現できる。
さ、長さで決定できる。従って正確な抵抗値を簡単な加
工で実現できる。
シャント抵抗の外部に磁界を発生させないので、他の
回路に誘導性ノイズを生じさせる恐れがない。
回路に誘導性ノイズを生じさせる恐れがない。
実測によれば、本考案のシャント抵抗のインダクタン
スは、第7図のシャント抵抗の半分以下である。
スは、第7図のシャント抵抗の半分以下である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係るシャント抵抗の構成例を示す図、
第2図は抵抗体1から発生する磁界の分布を示す図、第
3図は導電パイプから発生する磁界の分布を示す図、第
4図と第5図は本考案の変形例を示す図、第6図と第7
図は従来例を示す図である。 1…抵抗体、2…導電パイプ、3…入出力用リード線、
4…測定用リード線、5〜8…端子。
第2図は抵抗体1から発生する磁界の分布を示す図、第
3図は導電パイプから発生する磁界の分布を示す図、第
4図と第5図は本考案の変形例を示す図、第6図と第7
図は従来例を示す図である。 1…抵抗体、2…導電パイプ、3…入出力用リード線、
4…測定用リード線、5〜8…端子。
Claims (1)
- 【請求項1】棒状の1本又は複数本の抵抗体(1)と、 一端でこの抵抗体と電気的に接続され、かつ抵抗体を覆
う導電パイプ(2)と、 抵抗体と導電パイプの他端にそれぞれ接続され、被測定
電流を流す入出力用リード線(3)と、 同じく抵抗体と導電パイプの他端にそれぞれ接続され、
抵抗体における電圧を取出す測定用リード線(4)と、 を設けるようにしたシャント抵抗。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13873389U JPH0726711Y2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | シャント抵抗 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13873389U JPH0726711Y2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | シャント抵抗 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0378272U JPH0378272U (ja) | 1991-08-07 |
| JPH0726711Y2 true JPH0726711Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31685814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13873389U Expired - Fee Related JPH0726711Y2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | シャント抵抗 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726711Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112012002861T5 (de) * | 2011-07-07 | 2014-04-03 | Koa Corporation | Shunt-Widerstand und Verfahren zur Herstellung desselben |
| JP6030293B2 (ja) * | 2011-09-14 | 2016-11-24 | 正明 貫洞 | 電流電圧変換器 |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP13873389U patent/JPH0726711Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0378272U (ja) | 1991-08-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1161619C (zh) | 电流检测器 | |
| US6624624B1 (en) | Electrical current sensor | |
| KR960011531B1 (ko) | 동축 전류 감지기 | |
| US5642041A (en) | Alternating current sensor employing parallel plates and having high dynamic range and accuracy | |
| US5825175A (en) | Magnetic sensors | |
| JP5234459B2 (ja) | 電流センサ | |
| JPH07146315A (ja) | 交流電流センサ | |
| JPS58501692A (ja) | 電流測定用変成器 | |
| CN101379405A (zh) | 电流传感器 | |
| CN113917215A (zh) | 一种电流传感器 | |
| JP2003149002A (ja) | トランスデューサ用スケール・ループ | |
| JP2010085228A (ja) | 電流センサ | |
| JP2019152558A (ja) | 電流センサ及び電力量計 | |
| JPH10232259A (ja) | 漏電センサー | |
| JP4810021B2 (ja) | 位置検出装置 | |
| JP4248324B2 (ja) | アクチュエータ | |
| CN109946499B (zh) | 基于pcb的电流检测装置 | |
| JP2570865Y2 (ja) | 電流検出用抵抗器 | |
| JP2965557B1 (ja) | 変位量検出器及び変位量計測装置 | |
| JPS58137Y2 (ja) | 電力量計 | |
| JP2005221342A (ja) | コイル式電流センサ | |
| JP2004257964A (ja) | 直流電流センサ | |
| JPH054037U (ja) | 電流検知センサ | |
| JPH0355905Y2 (ja) | ||
| JPS5820892Y2 (ja) | 静電容量式レベル計 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |