JPH072673Y2 - フィルダムにおけるアスファルトセンタコアの自走式舗設機 - Google Patents

フィルダムにおけるアスファルトセンタコアの自走式舗設機

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JPH072673Y2
JPH072673Y2 JP1567889U JP1567889U JPH072673Y2 JP H072673 Y2 JPH072673 Y2 JP H072673Y2 JP 1567889 U JP1567889 U JP 1567889U JP 1567889 U JP1567889 U JP 1567889U JP H072673 Y2 JPH072673 Y2 JP H072673Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、土砂,礫,岩石などを積み上げて構築する
フィルダムの施工機械に関するものである。
特に、ダムの中央にアスファルトコアからなる遮水壁を
設けたいわゆるセンタコアタイプのフィルダムにおける
アスファルトセンタコアを構築するための自走式舗設機
の改良に関するものである。
(従来の技術) センタコアタイプのフィルダムは、第9図の横断面図で
示すように、遮水機能をもったアスファルト合材層Aか
らなるコアの両側を、砕石層B,Bをもってサンドイッチ
状に挟み、その両側に土砂や礫その他岩石などを盛土状
に積み上げて構築したものである。
ところで、従来、このアスファルトセンタコアCを構築
する場合は、フィルダムの構築計画線に沿った基盤上
に、第10図で示すようにアスファルト合材層Aと両側の
砕石層B,Bとを一定の幅A′,B′,B′と高さH1をもって
平行に舗設し、それを下から順に階層的にダムの天端高
さ位置まで積み上げて舗設するようにしているのが一般
である。
すなわち、あらかじめアスファルトセンタコアを構築す
べき基盤上に、砕石層B,Bを舗設するゾーンB′,B′
と、アスファルト合材を舗設するゾーンA′とを設定し
ておき、その上にそれぞれ砕石層B,Bとアスファルト合
材層Aとを積み上げ舗設することにより構築している。
しかも、その舗設作業はクローラ式のいわゆる自走式の
舗設機によって行っているのが一般である。ちなみに第
11図および第12図は、従来一般的に使用されているアス
ファルトセンタコアの自走式舗設機である。この図で示
すように従来の自走式舗設機は、クローラ式の走行車両
の前部(図示において左側)に、砕石層B,Bを構築する
ための砕石材料を収容する砕石材料ホッパー1と、この
後部にアスファルト合材層Aの材料であるアスファルト
合材ホッパー2とを搭載し、さらにその下部および後方
に前記ホッパー1および2から路盤上に供給した砕石材
料およびアスファルト合材を敷均す敷均し装置3ろ、最
後にそれらを締固め転圧する転圧装置4を牽引方式に装
備させた構成となっている。
さらにこの点の構成を具体的に説明すると、まず、砕石
材料ホッパー1に収容された砕石材料は、第12図の平面
図で示すホッパー1の底部に設けたバーフィーダ5によ
って路盤上に設定された左右両側の舗設ゾーンB′,B′
に供給されるようになっている。そのためバーフィーダ
5は、前記平面図で示すように舗設機の進行方向に平行
する二連形式のものを装備し、路盤上の左右舗設ゾーン
B′,B′に分配供給できる構成としている。
次に、その路盤上に供給した砕石材料を敷均す敷均し装
置3は、その敷均し厚さを調整可能とするため、前記第
10図および第12図で示すように敷均し装置3における下
端縁3′のレベルを油圧式のサポート6によって上下方
向に調整可能な構成としている。
アスファルト合材を収容するホッパー2は、下部に排出
口2aを備え、この排出口2aより前記敷均し装置3により
敷均された砕石の舗設ゾーンB′,B′の中間、すなわち
第12図で示すアスファルト合材舗設ゾーンA′にアスフ
ァルト合材を落し込むことができるように構成してい
る。
次に前記砕石材料舗設ゾーンB′,B′およびアスファル
ト合材舗設ゾーンA′に供給した砕石材料およびアスフ
ァルト合材を締固めする転圧装置4は、3台の振動式の
転圧機4a,4b,4bを並列に配して三連式に構成し、これを
第12図で示すように車両フレームより後方に張り出した
アーム7にて牽引するように連結している。すなわち、
第12図の平面図で示すように舗設機の進行方向の左右両
側における砕石材料舗設ゾーンB′,B′と中間のアスフ
ァルト合材舗設ゾーンA′を前記三連式の転圧装置4に
おけるそれぞれの転圧機4b,4bおよび4aで同時に転圧す
るようにしている。
次に、この自走式舗設機を用いて具体的に舗設作業を行
う場合の要領を説明する。まず舗設機をダム建設現場に
おけるアスファルトセンタコアCの舗設計画線上に沿っ
て走行できるように配置する。そして第10図ないし第12
図で示す舗設計画線上に沿って舗設機を走行させ、一定
幅の砕石材料舗設ゾーンB′,B′とアスファルト合材舗
設ゾーンA′と、一定の厚さH1の層を積み上げて砕石材
料層B,Bと中間のアスファルト合材層Aの第1層をまず
舗設する。
以下前記要領で舗設機を、すでに舗設の終えた前層の計
画線上を走行させ、階層的に砕石材料層とアスファルト
合材層を、ダムの天端高さ位置まで舗設構築する。
(考案が解決しようとする課題) ところで、以上説明した従来の自走式舗設機による舗設
作業においては、次のような問題点があった。
まず、第1点は、砕石材料をホッパー1からバーフィー
ダ5を介して砕石材料舗設ゾーンB′,B′に供給し、供
給した砕石材料を敷均す敷均し装置3の構造が、プレー
ト状の敷均し板を単に側方に張り出したままの構造とな
っているため、舗設ゾーンB′,B′の外側に位置する部
分に砕石材料が充分に分散されず、舗設幅を均一に規制
することができない欠点があった。そのため敷均装置3
の後方に作業員をつけ、いちいちその舗設作業員によっ
て修正作業を施しているのが実情である。
その結果舗設作業そのものの能率低下の要因となるばか
りか、次層の締固め転圧時舗設ゾーンB′,B′の転圧に
ムラを生じさせる原因となり構築後の遮水壁機能を低下
させる不安があった。
第2点はアスファルト合材を収容するホッパー2を、舗
設機を構成する車両フレームに固定した形で装備してい
るため、そのアスファルト合材ホッパー2の下部排出口
を舗設面(路盤面)に対し、レベル調節することができ
ず、そのためアスファルト合材の舗設厚さを適宜選択調
節することができない欠点があった。
とくにその影響は、アスファルト合材をダムの天端まで
階層的に積み上げ舗設する際、すでに舗設した部分の表
面とアスファルト合材ホッパー2の下部排出口との間に
隙間ができ、この隙間からアスファルト合材以外の異物
が混入し舗設されたアスファルト層の品質を低下させる
要因となっている。
次に、第3点として前記砕石材料およびアスファルト合
材を最終的に締固め転圧する転圧装置4は、第12図で示
した砕石材料舗設ゾーンB′,B′と、その中間のアスフ
ァルト合材層Aからなる舗設ゾーンA′とを三連式の転
圧装置4によって同時的に転圧するように構成し、しか
もこの転圧装置4を車両フレームから後方に向けて張り
出したアーム7に連結し、牽引させるように構成してい
るため、転圧面に対して、その転圧装置4の底部転圧面
が面接触とならず線接触の傾向となり、面圧を均一に負
荷させることが困難で、その結果、均一な、しかも効率
的な転圧効果を期待することができかねるといった欠点
があった。
その他舗設作業終了後、現場からその舗設機を工場等へ
廻送する場合、例えばアスファルト合材ホッパー2に使
い残りのアスファルト合材があると、それが廻送中にホ
ッパー2よりたれ落ち、合材のロスをもたらすとか、跡
片付けに困るといった欠点があった。
この考案は、このような従来の舗設機の欠点を解消し、
より機能性と経済性の高い舗設機を提供することを目的
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成する手段として、本考案は自走式車両の
前部より後部に、砕石材料ホッパーと、この砕石材料ホ
ッパーに接続され、路盤上の左右両側の砕石材料舗設ゾ
ーンに、砕石材料を供給するバーフィーダと、供給した
砕石材料を敷均す敷均し装置と、その後方に、前記左右
両側の砕石材料舗設ゾーンの中間に位置するアスファル
ト合材舗設ゾーンに、アスファルト合材を供給するアス
ファルト合材ホッパーとを順に搭載するとともに、さら
にその後方に、前記砕石材料舗設ゾーンとアスファルト
合材舗設ゾーンとを締固め転圧する三連式の転圧装置を
車両フレームから後方に張り出したアームに連結させて
なるフィルダムにおけるアスファルトセンタコアの自走
式舗設機において、前記バーフィダの出口側と敷均し装
置との間の車両底部に、左右の砕石材料舗設ゾーンとア
スファルト合材舗設ゾーンとを区分する隔壁板を装備
し、かつ前記敷均し装置の両側に、砕石材料舗設ゾーン
の幅員を規制するエンドプレートを取り付けるととも
に、敷均し装置全体を車両に対し上下方向に、高さ位置
を調節できるように搭載し、さらにアスファルト合材ホ
ッパーの下部排出口にはシャッターゲートを取り付け、
かつ下部排出口の両側には仕切板を装備させアスファル
ト合材ホッパー全体を車両に対し上下方向に支え上げる
ことができるように搭載し、さらに三連式の転圧装置を
車両フレームから後方に張り出したアームに、連結高さ
位置を調節自在に連結するとともに、転圧装置における
中央の転圧機と左右両側の転圧機との間に仕切板を装備
し、かつ中央の転圧機の下部には加熱装置を組み込んだ
構成としたことを特徴とするものである。
(作用) この考案によるフィルダムにおけるアスファルトセンタ
コアの自走式舗設機は、以上説明したように構成してい
るため、砕石材料ホッパーおよびアスファルト合材ホッ
パーに、それぞれ材料を積載するとともに、構築すべき
フィルダムにおけるアスファルトセンタコアの計画線上
路盤に沿って、本機を走行させると、アスファルトセン
タコアは、きわめて効率的に、しかも遮水壁として品質
機能の優れたセンタコアを舗設することができる。
すなわち、まず砕石材料ホッパーよりバーフィーダを介
して砕石材料を砕石材料舗設ゾーンに供給しながら走行
する。その際、バーフィーダの出口側と次位の敷均し装
置との間に、砕石材料舗設ゾーンとアスファルト合材舗
設ゾーンとを区分する隔壁板を装備しているため、砕石
材料がアスファルト合材舗設ゾーンに紛れ込むようなこ
とはない。すなわち整然と区分されて供給される。
ついで供給された砕石材料は次位の敷均し装置により均
一に敷均される。敷均し装置の外側には、エンドプレー
トを取り付けているため、舗設ゾーンの全幅員に平均し
て砕石材料を敷均すことができる。しかも敷均し装置全
体は車両フレームに対して上下方向のレベルを調節でき
る構成にして搭載しているため、このレベルを調整する
ことにより舗設厚さは、任意に設定することができる。
次に車両の走行について敷均された砕石材料の中間に、
アスファルト合材が供給される。アスファルト合材を供
給するアスファルト合材ホッパーは、その下部排出口の
両側に仕切板を装備させてあるため、前記左右両側の砕
石材料舗設ゾーンへのアスファルト合材の侵入を排除
し、いわゆる不透水層としてのセンタコアを形成する。
ついで前記砕石材料舗設ゾーンとアスファルト合材舗設
ゾーンに供給されたそれぞれ砕石材料およびアスファル
ト合材は、舗設機の走行にともなって最終的に車両の後
尾に連結した三連式の転圧装置により締固められる。そ
の際、前記三連式の転圧装置は車両の後方に張り出した
アームに高さ位置を調節できる形で連結させているた
め、あらかじめその転圧装置の転圧面が舗設面に対して
効果的な転圧作用を附与することができるよう、すなわ
ち面接触の形で牽引されるように、連結高さ位置を調節
して連結しておくと、それぞれの材料はきわめて効果的
に転圧されることになる。
以上説明したことから理解されるように、本考案による
自走式舗設機は、アスファルトセンタコアの舗設計画線
上を往復走行させることにより、自動的にそのアスファ
ルトセンタコアを積み上げ舗設することができ、特にフ
ィルダムの不透水壁として品質の高いアスファルトセン
タコアを経済的、かつ効率的に構築することが可能であ
る。さらに実施例に基づいて、本考案の自走式舗設機の
構成を具体的に説明する。
(実施例) 第1図は自走式舗設機の概略機構を示す側面図であり、
第2図はその平面図である。
まず砕石材料を収容する砕石材料ホッパー11は、クロー
ラ式走行車両の前部(図において左側)に搭載され、バ
ーフィーダ12は、この砕石材料ホッパー11の底部から車
両の後方に向けて車両の中央部附近まで延設されてい
る。第2図の平面図で示す13は、バーフィーダ12の後端
部で、この後端部13の直前に、砕石材料の下部排出口14
が設けてある。なお、バーフィーダ12は、車両の進行方
向に平行して左右2連12,12をもって構成し、前記下部
排出口14を介して路盤上の左右砕石材料舗設ゾーンB′
およびB′にそれぞれ砕石材料を分配して供給できるよ
うに構成している。
さらに前記砕石材料の排出口14の下部両側には、第2図
および第3図で示すように、砕石材料舗設ゾーンB′お
よびB′と、その中間のアスファルト合材舗設ゾーン
A′とを区分するための隔壁板15および15が進行方向に
平行するように取り付けている。
これはバーフィーダ12,12より路盤上に砕石材料を供給
した場合、その供給した砕石材料がアスファルト合材舗
設ゾーンA′内に入り込むのを排除するためのものであ
る。なお、前記砕石材料の排出口14の両側に設けた隔壁
板15および15は、第3図の正面図で示すように舗設作業
を行わないときは、仮想線で示すように左右に観音開き
状態にできるように構成し、舗設作業現場から引き揚げ
る際、舗設機自体の走行に支障を起さないよう配慮した
構成としている。図中16は、前記左右の隔壁板15および
15を開閉操作するための操作シリンダである。
次に前記2連のバーフィーダ12および12によって路盤上
に供給した砕石材料を砕石材料舗設ゾーンB′および
B′に均一に敷均するための敷均し装置31は、第2図で
示すように前記排出口14の後方に搭載している。
第4図は、この敷均し装置31の進行方向(矢印示)左側
半分を示す平面図で、車両の中心から左右外側方向に向
けてハ字形を呈するようにアーム31aおよび31aを設け、
その左右アーム31a,31aに敷均し板32を垂下して取り付
け、いわゆるブレード型のスプレッダである。
しかもその左右敷均し板32および32は、前記アーム31a
および31aの内側の支点31bおよび31bを軸としてハ字形
の広き具合を調節できる機構に構成している。すなわち
第2図および第4図で示すように左右の敷均し板32およ
び32を、後述するアスファルト合材ホッパー21の側壁
に、ターンバックル形式の伸縮調節自在なアーム33およ
び33で連結し、このアーム33,33を伸縮することによ
り、敷均し板32,32のハ字形の広き具合を調節できる構
成としている。さらに、この左右の敷均し板32,32の外
側端部には、車両の走行方向と平行をなすエンドプレー
ト34および34を垂直方向に取り付け、砕石材料舗設ゾー
ンB′およびB′の幅員をこれで規制できる構成として
いる。
すなわち、前記敷均し板32および32のハ字形の広き具合
を大きくとると砕石材料舗設ゾーンB′およびB′の幅
員が大きくなり、逆に狭めると小さくなるようになって
いる。なお、第2図および第4図で示す35および35は、
前記エンドプレート34および34と敷均し板32および32と
の間を連結する伸縮自在の連結バーで、36は、前記敷均
し板32および32に、それぞれ振動を与えるバイブレータ
で、敷均し装置31をバイブレータ形式の敷均し装置31と
して機能させるためのものである。
なお第5図は敷均し装置31の側面図で、この図で示すよ
うに敷均し装置31を構成する敷均し板32には、その下縁
32aを上下方向に調節できるよう調節ハンドル37および3
7を装備している。すなわち敷均し面のレベルを調整す
ることができる構造としている。
なお第5図において、敷均し装置31における後端部より
アスファルト合材ホッパー21の側壁との間に連結(第1
図参照)した回転ハンドル38を有する伸縮調節自在な連
結アーム39は、敷均し装置31における左右外側に設けた
エンドプレート34の下縁部34aを路盤面に平行に接触さ
せておくためのものである。すなわち、前記回転ハンド
ル38を操作することにより、第5図におけるエンドプレ
ート34の後部(図示において右側)を上下調節し、エン
ドプレート34の下縁部34aを路盤面に平行に接触保持さ
せておくためのものである。
次にアスファルト合材ホッパー21は、第1図および第2
図で示すように、前記砕石材料の敷均し装置31の上方に
配置し、敷均し装置31により路盤上のB′およびB′ゾ
ーンに敷均された砕石材料の中間にアスファルト合材を
供給するよう構成している。すなわち第2図で示すアス
ファルト合材舗設ゾーンA′の領域に供給するように構
成している。なお第2図における22は、前記アスファル
ト合材ホッパー21の下部排出口で、23はホッパー21から
のアスファルト合材の供給を容易にするためのバイブレ
ータである。
また、このアスファルト合材ホッパー21自体は、第6図
に示すように車両に対し、上下方向に支持高さを調節す
ることができるようにして搭載している、その理由は、
アスファルト合材ホッパー21自体の支持高さ位置を調整
することにより下部排出口22のレベルを調節し、アスフ
ァルト合材の舗設厚さを調整可能とするためのものであ
る。また舗設作業を行わない場合は、そのアスファルト
合材ホッパー21を車両からリフトアップさせた状態で保
持することにより舗設機自体の走行性を確保するためで
ある。
第6図において示す24は、アスファルト合材ホッパー21
を上下方向に作動させる操作シリンダで、アスファルト
合材ホッパー21の前面(第6図で左側)を、2本のブラ
ケット25および25で支え、(第2図参照)このブラケッ
ト25および25を前記操作シリンダ24のロッドヘッド24a
に支持させ、この操作シリンダ24,24を上下方向に作動
させることによりアスファルト合材ホッパー21が上下方
向にリフトアップされるように構成している。
さらに実施例では、第6図で示すように前記操作シリン
ダ24のヘッド部分に、車両フレームに基端部を連結26b
した操作シリンダ26のロッドヘッド26aを連結し、この
操作シリンダ26を作動することにより、アスファルト合
材ホッパー21を支軸27を支点として前後方向に傾動さ
せ、合材ホッパー21の下部排出口22のレベルを水平状態
に調節可能に構成している。すなわちアスファルト合材
の舗設面が水平に確保できるように配慮している。
さらに前記下部排出口22の両側には第2図、第6図で示
すように仕切板28,28を装備し、左右の砕石材料舗設ゾ
ーンB′,B′とアスファルト合材舗設ゾーンA′との間
を間仕切る構成としている。これは砕石材料とアスファ
ルト合材からなるコア部分を区分し、すなわち砕石材料
とアスファルト合材との混入を排除し、遮水壁としての
機構品質を保持するためである。
第7図は、アスファルト合材ホッパー21の下部排出口22
の両側に装備させた前記仕切板28および28の取り付け状
態を示す正面図である。さらにこの考案では、前記第6
図で示すように、下部排出口22に、操作シリンダ29によ
って開閉操作することのできるシャッターゲート30を装
備している。
このシャッターゲート30は、装設作業が終了した際、閉
じることによってアスファルト合材がホッパー21内に残
っていても、それが機外に排出されるのを防止するとと
もに、作業終了後における車両走行の安全を保持するた
めである。
次に前記路盤上に供給された砕石材料とアスファルト合
材をそれぞれ舗設ゾーンA′およびB′,B′に締固め転
圧するいわゆる三連式の転圧装置41は、第1図および第
2図に示すように中央にアスファルト合材舗設ゾーン
A′を転圧する振動式転圧機41aと、その両側に砕石材
料舗設ゾーンB′およびB′を転圧する転圧機41bおよ
び41bをもって構成している。そして車両から後方に張
り出したアーム42,42の後端部に掛け渡した吊りビーム4
3にチエン44をもって吊下している。
さらにこの点の構成を第8図に基づいて具体的に説明す
ると、前記各転圧機41aおよび41b,41bの前端部を合材ホ
ッパー21の後壁に設けた連結金具45に連結ロッド46を用
いて連結している。そして連結金具45には上下方向に5
段階にわたる連結孔45a…を穿設し、この連結孔45aに対
する前記連結ロッド46の連結高さ位置を選択することに
より、各転圧機41aおよび41b,41bの底面と舗設面すなわ
ち転圧面に対する接触角を調節可能としている。それに
よって常に転圧機が面接触の形で保持牽引され、転圧面
に対し均一な面圧を負荷し、効率的な転圧作業が確保さ
れる構成としている。
また中央の転圧機41aと左右両側の転圧機41b,41bとの間
には、第2図ないし第8図で示すように仕切板47および
47を装備し、転圧作業時にアスファルト合材舗設ゾーン
A′に砕石材料その他の異物が混入転圧されることがな
いよう配慮した構成としている。さらに中央の転圧機41
aには、その下部に舗設面を温める加熱ヒータ48を組み
込んでいる。第8図における右端に組み込んでいるの
が、その加熱ヒータ48で、転圧機41aの底面を加熱して
おくことにより、既に舗設の終了した舗設面を温め、新
規に舗設するアスファルト合材との接合を確保するため
のものである。
本考案によるフィルダムにおけるアスファルトセンタコ
アの自走式舗設機は、以上実施例に基づいて説明したよ
うに構成しているため、従来の舗設機に比較して、次の
ような効果を発揮することができ、フィルダム建設工事
に大きく貢献することができる。
(考案の効果) (1) 遮水壁の芯となるアスファルト合材舗設ゾーン
と、その左右両側の砕石材料舗設ゾーンとの間に、隔壁
板や仕切板を設けているため、舗設作業時に、それらの
材料が混入した形で舗設されることがない。すなわち遮
水壁としてきわめて品質機能の優れたアスファルトセン
タコアを舗設することができる。
(2) 砕石材料を敷均す敷均し装置の左右外側に、エ
ンドプレートを装備しているので、砕石材料舗設ゾーン
の幅員を適宜規制して舗設することが可能である。その
結果、構築すべきフィルダムの規模に応じて効率的なア
スファルトセンタコアの舗設ができる。
(3) アスファルト合材および砕石材料それぞれの舗
設面を締固め転圧する転圧装置の底面、すなわち転圧面
を舗設面に対し適正な接触角度で転圧作業ができるよう
に、すなわち均一な面圧が負荷されるよう車両に対する
牽引連結高さ位置を調節できる構成としているため、転
圧作業が効率的に、しかも均一に転圧施工される効果が
ある。
(4) 砕石材料の敷均し装置およびアスファルト合材
ホッパーを車両に対し、それぞれ上下方向に調節可能に
して搭載しているため、舗設作業時における舗設面に適
正な圧力をもって接触させて舗設作業ができる。すなわ
ち品質の高いアスファルトセンタコアを構築することが
できる。
(5) 舗設作業終了後、舗設機自体を廻送する場合、
前記敷均し装置、アスファルト合材ホッパーを、リフト
アップした状態にすれば、舗設機自体の廻送運転が安心
して行える。
なお砕石材料のバーフィーダよりの排出口の両側に設け
た隔壁板も舗設作業終了後は、左右に開いた状態に保持
することができるので、前記同様廻送に支障を生じるこ
とがない。
(6) アスファルト合材ホッパーの下部排出口に、シ
ャッターゲートを装備しているため、舗設作業終了後ア
スファルト合材がホッパー内に残留していても、このシ
ャッターゲートを利用することにより、材料のロスを抑
止し、かつ廻送時に落ちこぼれて作業現場を汚すような
心配もない。
以上のように、この考案により改良されたアスファルト
センタコア自走式舗設機は、従来の舗設機に比較し、機
能性,作業性において格段に秀れ、フィルダム建設工事
に大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案によるアスファルトセンタコア自走式舗設
機の実施例を示すもので、第1図は自走式舗設機の側面
図、第2図はその平面図、第3図は第2図のX−X線横
断正面図、第4図は砕石材料の敷均し装置の片側のみを
示す平面図、第5図は第4図の側面図、第6図はアスフ
ァルト合材ホッパーの上下作動機構と下部排出口におけ
るシャッターゲート取り付け部の側面図、第7図はアス
ファルト合材ホッパーにおける下部排出口の正面図、第
8図は三連式の転圧装置と車両フレームとの連結部を示
す側面図である。なお第9図はフィルダムにおけるセン
タコアの構造概略を示す縦断面図、第10図はセンタコア
の舗設要領を示す正面図、第11図は従来の自走式舗設機
の機構概略を示す側面図、第12図は同じく平面図であ
る。 A′……アスファルト合材舗設ゾーン B′……砕石材料舗設ゾーン 11……砕石材料ホッパー 12……バーフィーダ 13……バーフィーダ後端部 14……砕石材料の下部排出口 15……隔壁板 16……操作シリンダ 21……アスファルト合材ホッパー 22……下部排出口、23……バイブレータ 24……操作シリンダ、25……ブラケット 26……操作シリンダ、27……下部支軸 28……仕切板、29……操作シリンダ 30……シャッターゲート 31……敷均し装置、31a……アーム 32……敷均し板 33……伸縮自在なアーム 34……エンドプレート、35……連結バー 36……バイブレータ、37……調節ハンドル 38……回転ハンドル、39……連結アーム 41……転圧装置、42……アーム 43……吊りビーム、44……チエン 45……連結金具、46……連結ロッド 47……仕切板、48……加熱ヒータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自走式車両の前部より後部に、砕石材料ホ
    ッパーと、この砕石材料ホッパーより、路盤上の左右両
    側に設定された砕石材料舗設ゾーンに砕石材料を供給す
    るバーフィーダと、砕石材料の敷均し装置と、前記両側
    の砕石材料舗設ゾーンの中間に位置するアスファルト合
    材舗設ゾーンにアスファルト合材を供給するアスファル
    ト合材ホッパーとを順に搭載し、さらにその後方に前記
    砕石材料舗設ゾーンとアスファルト合材舗設ゾーンとを
    締固め転圧する三連式の転圧装置とを連結してなるフィ
    ルダムにおけるアスファルトセンタコアの自走式舗設機
    において、前記バーフィーダの出口側と敷均し装置との
    間の車両底部に、左右の砕石材料舗設ゾーンと中間のア
    スファルト合材舗設ゾーンとを区分する隔壁板を装備
    し、かつ前記敷均し装置の両側に、砕石材料舗設ゾーン
    の幅員を規制するエンドプレートを取り付け、敷均し装
    置全体は車両に対し、上下方向に高さ位置を調節できる
    ように搭載し、さらにアスファルト合材ホッパーの下部
    排出口にはシャッターゲートを設け、かつ下部排出口の
    両側には仕切板を装備させるとともに、アスファルト合
    材ホッパー全体は車両に対し上下方向に支え上げること
    ができるように搭載し、三連式の転圧装置は車両フレー
    ムから後方に張り出したアームに、連結高さ位置を調節
    自在に連結し、転圧装置における中央の転圧機と左右両
    側の転圧機との間には仕切板を装備し、かつ中央の転圧
    機の下部には加熱装置を組み込んだことを特徴とするフ
    ィルダムにおけるアスファルトセンタコアの自走式舗設
    機。
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