JPH0726826Y2 - 共振回路用漏洩変圧器 - Google Patents

共振回路用漏洩変圧器

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JPH0726826Y2
JPH0726826Y2 JP1986020702U JP2070286U JPH0726826Y2 JP H0726826 Y2 JPH0726826 Y2 JP H0726826Y2 JP 1986020702 U JP1986020702 U JP 1986020702U JP 2070286 U JP2070286 U JP 2070286U JP H0726826 Y2 JPH0726826 Y2 JP H0726826Y2
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magnetic
magnetic core
main
shunt
gap
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JP1986020702U
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享 井上
一司 岩岡
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四変テック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として冷陰極放電管の点灯用に使用される1
石式インバータ等における共振回路用漏洩変圧器に関す
るものである。
1石式インバータは第1図に示すように、本考案の対象
とする漏洩変圧器TとトランジスタQを主成分として具
備する。変圧器Tは間隙を有する鉄心Fに巻装された一
次,二次,三次各巻線W1,W2,W3を具備し、一次巻線W1
と並列に共振用コンデンサCが接続される。この共振回
路と直列にトランジスタQが接続され、この直列回路に
電源電圧Eが印加される。三次巻線W3は帰還回路に用い
られ、抵抗R2を直列に経てトランジスタQのベースとエ
ミツタ間に接続される。トランジスタQに起動用抵抗R1
が接続され、またダンパーダイオードDが並列接続され
る。二次巻線W2は例えば冷陰極放電管へ接続される。な
お三次巻線W3は実際には一次巻線W1に近接して設置され
る。
この1石式インバータは部品点数が少なく、また共振回
路C−W1による共振型駆動となつているためトランジス
タQのスイツチング損失及びスイツチングによる妨害雑
音成分が少ないことを特長としているので、小容量イン
バータにはしばしば用いられている。処でトランジスタ
QをコンデンサCと巻線W1との正常な共振状態で動作さ
せるためにはトランジスタQのオン期間中巻線W1に蓄え
られたエネルギーでトランジスタQのオフ期間中に巻線
W1とコンデンサCの共振による巻線W1の電圧波高値を電
源電圧以上にする必要がある。ここで上記巻線W1に蓄え
られるエネルギーが不足すると上記巻線W1の電圧波高値
は電源電圧以下となり、正常な作動が阻害され、従つて
トランジスタQオン時のスイツチング損失は増加し、イ
ンバータの効率を悪化させる。それ故、正常な共振状態
を確保するため必要なエネルギーは変圧器Tの一次側イ
ンダクタンスを適切な値に限定することにより得られ
る。
先ず第5図に示す従来の共振回路用漏洩変圧器について
説明するに、11と12は互に向き合つた2個のE字形鉄心
であり、その間の間隙4には電気絶縁物が挿置される
か、又は空隙のまま残される。鉄心11,12の各中央脚に
夫々一次巻線6及び二次巻線7が巻装される。鉄心11と
12は主磁路用磁心を構成し、その両中央脚は主脚であ
り、その両端間を上下において連結する部分は帰路脚で
ある。一次巻線6と間隙4との間において主脚と帰路脚
との間に磁気分路を形成するための磁気分路用磁心3が
主脚から突設され、その先端に磁気分路用間隙5が形成
される。間隙5にも電気絶縁物が置かれ、又は空隙のま
までもよい。
この変圧器において出力電流を調整するためには間隙5
の長さを変化させるのであるが、一次巻線6の巻装され
た鉄心11が磁気分路用鉄心3を有しており、これを二次
巻線7の巻装された鉄心12に間隙4を介して臨ませてあ
るため、主磁路の間隙4が磁気分路用磁心3を境にして
二次巻線7の側にある。それ故に、間隙5の長さが変化
すると、一次側インダクタンス即ち一次側から見た無負
荷時のインダクタンスが大幅に変化する結果を生ずるの
で、第1図において共振回路W1−Cの正常な共振状態を
保つことが困難になる。
第6図に示す従来の共振回路用漏洩変圧器において、13
は横に長い棒状磁心であり、その上下両側にコ字形磁心
14,15が上下左右の間隙4′を隔てて当接される。磁心1
3に一次及び二次各巻線6,7が巻装され、その間に磁気分
路用磁心3が磁心13から上下の磁心14,15へ向けて突設
され、その各先端と磁心14,15との間に間隙5が形成さ
れる。磁心13は主磁路用磁心の主脚であり、磁心14,15
は帰路脚である。間隙4′,5は電気絶縁物として示され
るが、単なる空隙であつてもよい。この変圧器において
も主磁路用間隙4′が磁気分路用磁心3を境にして一次
巻線側と二次巻線側の両方にあることの故に、上記第5
図の場合と略同じような欠点がある。
本考案は上記の欠点を改善し、共振回路用漏洩変圧器の
一次側インダクタンスの変動をなくし、共振回路での正
常な共振状態を確保することを目的とするものである。
そのため、本考案は、一次巻線と二次巻線とを軸方向に
並べて巻装した主磁路用磁心と、前記両巻線の間で磁気
分路を形成する磁気分路用磁心とを備え、前記一次巻線
を用いて共振回路を構成する共振回路用漏洩変圧器にお
いて、前記主磁路用磁心を別体に形成された2つの磁心
を互いに間隙を介して臨ませて構成するとともに、これ
らの磁心のうちの少なくとも一方には主脚と帰路脚とを
一体に形成し、さらに当該磁心の主脚には、少なくとも
二次巻線と前記帰路脚に向かって磁気分路を形成する前
記磁気分路用磁心とを設けて、前記間隙を前記磁気分路
用磁心より前記一次巻線側に位置させ、当該一次巻線と
並列に共振用コンデンサを接続することを特徴とする。
先ず本考案の1実施例を示す第2図において、E字形磁
心11,12(本考案の主磁路用磁心に該当する)、磁気分
路用磁心3及び一次,二次各巻線6,7の構成は上記の第
5図示と略同じであるが、重要な相違は第2図において
主磁路用間隙4の位置が磁気分路用磁心3を境にして一
次巻線6の側にある点である。すなわち、この実施例
は、二次巻線7を巻装した磁心12に磁気分路用磁心3が
設けられ、これを一次巻線6の巻装された磁心11に間隙
4を介して臨ませたものである。この構成によつて一次
側インダクタンスの値は出力電流を調整するため磁気分
路の間隙5の長さを変化させてもそれにより殆んど変化
せず、従つて第1図において正常な共振状態を逸するこ
とがない。
本考案の他の実施例を示す第3図において、横に長いE
字形磁心16の開放端面に主磁路用間隙4を隔てて棒状磁
心17が付着され、これらの磁心16,17により主磁路が構
成される。磁心16の中央脚(本考案の主脚に該当する)
に一次巻線6と二次巻線7が巻装され、これら両巻線の
間に磁気分路用磁心3が上記中央脚から突設される。磁
心3の先端とE字形磁心16の上下帰路脚との間に間隙が
空隙5′の形で形成されるが、この空隙は電気絶縁物等
であつてもよい。この実施例でも主磁路用間隙4の位置
が磁気分路用磁心3を境にして一次巻線6の側にあるこ
とによつて第2図示の場合と同様な作用効果がある。次
に第4図に示す更に他の実施例は第3図と比較して、コ
字形磁心18がE字形磁心16の下側帰路脚を取去り、それ
に応じて棒状磁心19を磁心17より短くし、磁気分路用磁
心3も下側の分をなくしただけのものであり、これらの
コ字形磁心18と棒状磁心19により主磁路が構成されるか
ら、その作用効果は第3図のものと殆んど同じである。
上記各変圧器の一次側インダクタンスを知るために、先
ずこれらすべての変圧器に共通な一般的構成について一
次巻線6の電圧V1と電流I1及び二次巻線7の電圧V2と電
流I2の相互間の関係を調べて見る。ここで簡単のため一
応一次巻線6の巻数及び二次巻線7の巻数は何れも1と
して計算するが、その計算結果に対して実際に前者巻数
がN1、後者巻数がN2であるとすれば、実際についてはV1
をN1倍、I1を1/N1倍、V2をN2倍、I2を1/N2倍、また一次
側インピーダンスをN1 2倍、二次側インピーダンスをN2 2
倍すればよい。
先ず一次電流I1と二次電流I2が同時に流れた場合の磁束
分布を調べると、主磁路磁心の磁気分路より一次巻線側
の磁気抵抗をR1、磁気分路より二次巻線側の磁気抵抗を
R2、磁気分路の磁気抵抗をR3とすれば、一次巻線の中心
磁路を通る磁束Ф及び二次巻線の中心磁路を通る磁束
Фは次のようになる。
ここでS=R1R2+R2R3+R3R1 (3) 電圧V1,V2は夫々磁束Ф,Фに比例するので、この
比例常数を省略すれば、上記のФ,Фは夫々V1,V2
に置換えてよい。
他方変圧器の等価回路を考えてその一次漏洩インピーダ
ンスをZ1、二次漏洩インピーダンスをZ2、励磁インピー
ダンスをZ0とすれば、次の関係が成立する。
V1=I1Z1+I0Z0 (4) V2=I0Z0−I2Z2 (5) I1=I0+I2 (6) 上記の式(1)に式(6)を代入してI2を消去し、式
(2)に式(6)を代入してI1を消去し、式(1),
(2)でФ,Фを夫々V1,V2に変えて後式(1)を
式(4)と、式(2)を式(5)と夫々比較すれば、次
の結果が得られる。
なおこれらのインピーダンスZ1,Z0,Z2中の各抵抗分は
極めて小さいから、これらのインピーダンスはリアクタ
ンスと見なしてよく、またこれらのリアクタンスに周波
数はすべて共通であるから、これらをインダクタンスと
見なしてもよく、従つてインピーダンスZ1,Z0,Z2は各
々インダクタンスと読み替えてもよい。そこで前記の一
次側インダクタンスは(Z1+Z0)となる。
上記の結果を先ず従来の第5図示変圧器に適用するに、
同図においてR1はR2,R3に比べて極めて小さいのでこれ
を仮に0とすれば となる。そこで出力電流を調整するために間隙5の長
さ、従つてR3を変えると、Z1が変化するので、一次側イ
ンダクタンスも一緒に変化することになり、従つて上記
の欠点を生ずる。
次に第6図示の変圧器については、R1とR2は略等しく、
また出力電流調整のためR3を変えるとすれば(R3/R1
=xを変えることになるので、 となり、一次側インダクタンス(Z1+Z0)はR3の変化と
共に変化し、従つてこの場合も上記の欠点を生ずる。な
お一次入力電圧に対する励磁電圧の比を表わすZ0/(Z1
+Z0)が可成り大きく変化することも重要な欠点であ
る。
然るに本考案を実施する第2図示変圧器においては、R2
はR1,R3に比べて極めて小さいのでこれを仮に0とすれ
ば、 となる。そこで出力電流調整のためR3を変化させても、
二次漏洩インダクタンスZ2が変化するだけで、一次側イ
ンダクタンス(Z1+Z0)は不変であり、従つて上記した
従来の変圧器の欠点はなくなる。また第3図及び第4図
に示す各変圧器においてもR2のR1,R3に対する関係は第
2図におけると同じであるから、同様の作用効果が得ら
れる。
第7図は間隙5の長さGと一次側インダクタンスLとの
関係を示す曲線図であり、曲線Aは第5図又は第6図に
示す従来の変圧器の特性を表わし、直線Bは第2図乃至
第4図に示す本考案による変圧器の特性を表わす。これ
によれば本考案の効果は明かである。
第1図に示すインバータの作動周波数は例えば5〜100K
Hzである。また本考案による変圧器の主磁路及び磁気分
路を構成する磁心はけい素鋼板、フエライト、アモルフ
アス合金の何れかであることが望ましい。更に第1図示
インバータの出力により点灯せしめられる冷陰極放電管
は例えばネオン又はアルゴンガスを主成分して含有する
ものである。
以上のように、本考案は、一次巻線を用いて共振回路を
構成する共振回路用漏洩変圧器において、別体に形成さ
れた2つの磁心を互いに間隙を介して臨ませて主磁路用
磁心を構成するとともに、その間隙を磁気分路用磁心よ
り一次巻線側に位置させ、当該一次巻線と並列に共振用
コンデンサを接続するものである。
したがって、本考案によれば、出力電流を調整するため
磁気分路の間隙を変化させても一次側インダクタンスが
ほとんど変化しない。
そのため、この共振回路用変圧器を用いた共振回路が共
振状態から逸脱することがなく、安定的に正常な共振状
態を確保することができる。特にこの変圧器をインバー
タに使用するとき正常な共振状態を確保し、またそれに
より駆動部のスイツチング損失が少ない高性能のインバ
ータが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の適用対象の1例としてのインバータの
結線図、第2図乃至第4図は本考案による3種の変圧器
の構成図、第5図及び第6図は従来の同種変圧器の2例
を示す構成図、第7図はこの種変圧器の特性を示す曲線
図である。 T:共振回路用漏洩変圧器 11〜19:主磁路用磁心 3:磁気分路用磁心、4:主磁路の間隙 5:磁気分路の間隙、6:一次巻線 7:二次巻線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次巻線と二次巻線とを軸方向に並べて巻
    装した主磁路用磁心と、前記両巻線の間で磁気分路を形
    成する磁気分路用磁心とを備え、前記一次巻線を用いて
    共振回路を構成する共振回路用漏洩変圧器において、 前記主磁路用磁心を別体に形成された2つの磁心を互い
    に間隙を介して臨ませて構成するとともに、これらの磁
    心のうちの少なくとも一方には主脚と帰路脚とを一体に
    形成し、さらに当該磁心の主脚には、少なくとも二次巻
    線と前記帰路脚に向かって磁気分路を形成する前記磁気
    分路用磁心とを設けて、前記間隙を前記磁気分路用磁心
    より前記一次巻線側に位置させ、当該一次巻線と並列に
    共振用コンデンサを接続することを特徴とする共振回路
    用漏洩変圧器。
JP1986020702U 1986-02-14 1986-02-14 共振回路用漏洩変圧器 Expired - Lifetime JPH0726826Y2 (ja)

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JPS62134223U JPS62134223U (ja) 1987-08-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60160525U (ja) * 1984-03-31 1985-10-25 東芝ライテック株式会社 磁気漏れ変圧器

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