JPH07268563A - 高Crフェライト系耐熱鋼用溶接材料 - Google Patents
高Crフェライト系耐熱鋼用溶接材料Info
- Publication number
- JPH07268563A JPH07268563A JP8272194A JP8272194A JPH07268563A JP H07268563 A JPH07268563 A JP H07268563A JP 8272194 A JP8272194 A JP 8272194A JP 8272194 A JP8272194 A JP 8272194A JP H07268563 A JPH07268563 A JP H07268563A
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- JP
- Japan
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- toughness
- strength
- welding material
- ferrite
- welding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高温におけるクリープ破断強度、靱性、耐割
れ性に優れた溶接金属を与える高Crフェライト系耐熱
鋼用溶接材料を提供する。 【構成】 Ni:0.05%未満で、かつ、C:0.0
3〜0.12%、Si:0.01〜0.3%、Mn:
0.3〜1.5%、V:0.03〜0.40%、Nb:
0.01〜0.15%、N:0.01〜0.08%、C
r:8〜13%、Mo:0.3〜1.6%、W:0.5
〜3.5%を必須成分として含有し、かつ、Co:1.
0〜5.0%、Cu:0.5〜4.0%の少なくとも一
方を含有し、さらにMo、W、Co、Cu含有量の間に
(Mo+W)/(Co+Cu)≦1.5なる関係を成立
させる。
れ性に優れた溶接金属を与える高Crフェライト系耐熱
鋼用溶接材料を提供する。 【構成】 Ni:0.05%未満で、かつ、C:0.0
3〜0.12%、Si:0.01〜0.3%、Mn:
0.3〜1.5%、V:0.03〜0.40%、Nb:
0.01〜0.15%、N:0.01〜0.08%、C
r:8〜13%、Mo:0.3〜1.6%、W:0.5
〜3.5%を必須成分として含有し、かつ、Co:1.
0〜5.0%、Cu:0.5〜4.0%の少なくとも一
方を含有し、さらにMo、W、Co、Cu含有量の間に
(Mo+W)/(Co+Cu)≦1.5なる関係を成立
させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高い靭性を有する高強度
耐熱鋼の溶接材料に関するものであり、さらに詳しくは
高温におけるクリープ特性、靭性、耐割れ性に優れた溶
接金属を与える溶接用材料に係わるものである。
耐熱鋼の溶接材料に関するものであり、さらに詳しくは
高温におけるクリープ特性、靭性、耐割れ性に優れた溶
接金属を与える溶接用材料に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】高温高能率型のエネルギープラント用鋼
材として、クリープ強度が極めて優れかつオーステナイ
ト系ステンレス鋼に見られるような応力腐食割れの心配
がないフェライト系耐熱鋼が強く要望され始めている。
この種の用途を目的として、例えば特開昭60−257
991号公報に開示されている9Cr−Mo系鋼用溶接
ワイヤのように、溶接ワイヤ中のC、Si、Mn、C
r、Mo、Ni添加量を限定して(Nb+V)で0.3
%以下とする溶接ワイヤが提案されている。また、特開
平2−280993号公報では8〜12Cr系溶接材料
のようにC、Si、Mn、Cr、Ni、Mo、W、V、
Nb、Al、N添加量を限定し、Creq:13%以下と
する溶接材料が提案されている。
材として、クリープ強度が極めて優れかつオーステナイ
ト系ステンレス鋼に見られるような応力腐食割れの心配
がないフェライト系耐熱鋼が強く要望され始めている。
この種の用途を目的として、例えば特開昭60−257
991号公報に開示されている9Cr−Mo系鋼用溶接
ワイヤのように、溶接ワイヤ中のC、Si、Mn、C
r、Mo、Ni添加量を限定して(Nb+V)で0.3
%以下とする溶接ワイヤが提案されている。また、特開
平2−280993号公報では8〜12Cr系溶接材料
のようにC、Si、Mn、Cr、Ni、Mo、W、V、
Nb、Al、N添加量を限定し、Creq:13%以下と
する溶接材料が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
はクリープ強度を大幅に向上させようとするものではな
く、マルテンサイト相中にδフェライトが晶出して靭性
を著しく低下させるという欠点を有する。δフェライト
は基地中マルテンサイトより著しく柔らかい相であり、
この様な柔らかい第二相が硬い基地中に分散すると全体
の衝撃特性は著しく低下する。本発明は、高温における
クリープ破断強度、靭性、耐割れ性に優れた溶接金属を
与える溶接材料を提供することを目的とする。
はクリープ強度を大幅に向上させようとするものではな
く、マルテンサイト相中にδフェライトが晶出して靭性
を著しく低下させるという欠点を有する。δフェライト
は基地中マルテンサイトより著しく柔らかい相であり、
この様な柔らかい第二相が硬い基地中に分散すると全体
の衝撃特性は著しく低下する。本発明は、高温における
クリープ破断強度、靭性、耐割れ性に優れた溶接金属を
与える溶接材料を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するものであって、重量比で、Ni:0.05%未満
で、かつ、C:0.03〜0.12%、Si:0.01
〜0.3%、Mn:0.3〜1.5%、V:0.03〜
0.40%、Nb:0.01〜0.15%、N:0.0
1〜0.08%、Cr:8〜13%、Mo:0.3〜
1.6%、W:0.5〜3.5%を必須成分として含有
し、かつ、Co:1.0〜5.0%、Cu:0.5〜
4.0%の少なくとも一方を含有し、さらにMo、W、
Co、Cu含有量の間に(Mo+W)/(Co+Cu)
≦1.5なる関係が成立し、残部がFeおよび不可避的
不純物からなることを特徴とする高Crフェライト系耐
熱鋼用溶接材料である。
するものであって、重量比で、Ni:0.05%未満
で、かつ、C:0.03〜0.12%、Si:0.01
〜0.3%、Mn:0.3〜1.5%、V:0.03〜
0.40%、Nb:0.01〜0.15%、N:0.0
1〜0.08%、Cr:8〜13%、Mo:0.3〜
1.6%、W:0.5〜3.5%を必須成分として含有
し、かつ、Co:1.0〜5.0%、Cu:0.5〜
4.0%の少なくとも一方を含有し、さらにMo、W、
Co、Cu含有量の間に(Mo+W)/(Co+Cu)
≦1.5なる関係が成立し、残部がFeおよび不可避的
不純物からなることを特徴とする高Crフェライト系耐
熱鋼用溶接材料である。
【0005】
【作用】本発明は溶接ワイヤ中のNi量の上限を限定
し、かつワイヤ中に適正量のC、Si、Mn、V、N
b、N、Cr、MoおよびWを添加することにより、高
温クリープ強度、靭性および耐割れ性を確保すると共
に、さらにCo、Cuの少なくとも一方を添加し、Mo
およびWとの適正な含有量の関係を保つことにより溶接
金属におけるδフェライトの生成を抑制し、さらにクリ
ープ強度と靭性を格段に高めることを特徴とする。以下
に成分の限定理由を示す。
し、かつワイヤ中に適正量のC、Si、Mn、V、N
b、N、Cr、MoおよびWを添加することにより、高
温クリープ強度、靭性および耐割れ性を確保すると共
に、さらにCo、Cuの少なくとも一方を添加し、Mo
およびWとの適正な含有量の関係を保つことにより溶接
金属におけるδフェライトの生成を抑制し、さらにクリ
ープ強度と靭性を格段に高めることを特徴とする。以下
に成分の限定理由を示す。
【0006】Ni:0.05%未満 Niは靭性を向上させる元素であるが、一方では高温ク
リープ強度を低下させる元素でもある。本発明では、高
温クリープ強度を向上させることを主目的とし、さらに
Si、Mn、Nb、N、Cr、Mo、W、CoおよびC
uの添加量を適正な量に保つことにより靭性低下を防ぐ
ことができるために、Ni含有量を0.05%未満とし
た。
リープ強度を低下させる元素でもある。本発明では、高
温クリープ強度を向上させることを主目的とし、さらに
Si、Mn、Nb、N、Cr、Mo、W、CoおよびC
uの添加量を適正な量に保つことにより靭性低下を防ぐ
ことができるために、Ni含有量を0.05%未満とし
た。
【0007】C:0.03〜0.12%、Cは焼入れ性
と強度確保のため0.03%以上必要であるが、耐割れ
性の観点から上限を0.12%とした。
と強度確保のため0.03%以上必要であるが、耐割れ
性の観点から上限を0.12%とした。
【0008】Si:0.01〜0.3% Siは脱酸剤として0.01%以上添加するものである
が、また耐酸化性を向上させる元素でもある。しかし
0.3%を超えると靭性の低下を招くので、上限を0.
3%と定めた。
が、また耐酸化性を向上させる元素でもある。しかし
0.3%を超えると靭性の低下を招くので、上限を0.
3%と定めた。
【0009】Mn:0.3〜1.5% Mnは脱酸のためのみでなく強度保持上も必要な成分で
ある。上限を1.5%としたのはこれを超すと靭性を低
下させるからであり、下限は脱酸に必要な量として0.
3%と定めた。
ある。上限を1.5%としたのはこれを超すと靭性を低
下させるからであり、下限は脱酸に必要な量として0.
3%と定めた。
【0010】V:0.03〜0.40% Vは炭窒化物として析出させて強度を確保するため最低
0.03%が必要であるが、他方0.40%を超えると
かえって強度低下を生じるので上限を0.40%とし
た。
0.03%が必要であるが、他方0.40%を超えると
かえって強度低下を生じるので上限を0.40%とし
た。
【0011】Nb:0.01〜0.15% NbはVと同様炭窒化物として析出して強度を確保する
ほか、結晶粒を微細化して靭性を与える元素としても重
要であるため最低0.01%が必要であるが、0.15
%を超えるとその効果は飽和してしまうだけでなく溶接
性の低下も招く。したがって上限を0.15%とした。
ほか、結晶粒を微細化して靭性を与える元素としても重
要であるため最低0.01%が必要であるが、0.15
%を超えるとその効果は飽和してしまうだけでなく溶接
性の低下も招く。したがって上限を0.15%とした。
【0012】N:0.01〜0.08% Nは基地中に固溶しても、また窒化物として析出しても
著しいクリープ抵抗として寄与するため最低0.01%
を必要とする。0.08%を超えると窒化物が多量に析
出して、逆に靭性が低下するなどの問題が生じるので上
限を0.08%と定めた。
著しいクリープ抵抗として寄与するため最低0.01%
を必要とする。0.08%を超えると窒化物が多量に析
出して、逆に靭性が低下するなどの問題が生じるので上
限を0.08%と定めた。
【0013】Cr:8〜13% Crは耐酸化性と焼入れ性を確保する上で非常に重要な
元素であるため最低8%必要であるが、13%を超すと
耐割れ性を損なうと同時にδフェライトを晶出させ靭性
の劣化が著しくなるので上限は13%とした。
元素であるため最低8%必要であるが、13%を超すと
耐割れ性を損なうと同時にδフェライトを晶出させ靭性
の劣化が著しくなるので上限は13%とした。
【0014】Mo:0.3〜1.6% Moは固溶体強化により高温強度を顕著に高める元素で
あるので使用温度、圧力を上昇させる目的で添加する
が、多量に添加された場合溶接性を損ない、かつδフェ
ライトを晶出させるため靭性の低下を招く。したがって
上限を1.6%とした。一方、Wとの共存において高温
強度の向上に効果のあるのは0.3%以上であるので下
限を0.3%とした。
あるので使用温度、圧力を上昇させる目的で添加する
が、多量に添加された場合溶接性を損ない、かつδフェ
ライトを晶出させるため靭性の低下を招く。したがって
上限を1.6%とした。一方、Wとの共存において高温
強度の向上に効果のあるのは0.3%以上であるので下
限を0.3%とした。
【0015】W:0.5〜3.5% Wはフェライト系溶接金属のクリープ強度に寄与する固
溶体強化元素として最も優れた元素である。特に高温長
時間側でのクリープ破断強度向上の効果は極めて大き
い。しかしながら0.5%未満ではMoとの共存におい
て効果が発揮できないので下限を0.5%と定めた。ま
た、過剰の添加によりδフェライトを晶出させ溶接金属
の靭性が低下し、溶接作業性も劣化するので上限を3.
5%とした。
溶体強化元素として最も優れた元素である。特に高温長
時間側でのクリープ破断強度向上の効果は極めて大き
い。しかしながら0.5%未満ではMoとの共存におい
て効果が発揮できないので下限を0.5%と定めた。ま
た、過剰の添加によりδフェライトを晶出させ溶接金属
の靭性が低下し、溶接作業性も劣化するので上限を3.
5%とした。
【0016】Co:1.0〜5.0%、Cu:0.5〜
4.0%の少なくとも一方 Co、CuはMo、W添加によるδフェライトの晶出と
いう問題点を相殺する重要な元素であり、Coは1.0
%以上、Cuは0.5%以上を必要とする。しかし過剰
添加するとAC1点を下げるため高温焼戻しが不可能とな
り、組織の安定化処理ができなくなるという欠点を有す
るため、Coは上限を5.0%とし、Cuは上限を4.
0%とした。このようにCo、CuはMo、Wとは相反
する効果を与える元素であり、本合金系での適切な添加
範囲は(Mo+W)/(Co+Cu)≦1.5である。
1.5を超えるとCoおよびCuによるδフェライトの
抑制効果が得られずクリープ強度および靭性低下を招
く。
4.0%の少なくとも一方 Co、CuはMo、W添加によるδフェライトの晶出と
いう問題点を相殺する重要な元素であり、Coは1.0
%以上、Cuは0.5%以上を必要とする。しかし過剰
添加するとAC1点を下げるため高温焼戻しが不可能とな
り、組織の安定化処理ができなくなるという欠点を有す
るため、Coは上限を5.0%とし、Cuは上限を4.
0%とした。このようにCo、CuはMo、Wとは相反
する効果を与える元素であり、本合金系での適切な添加
範囲は(Mo+W)/(Co+Cu)≦1.5である。
1.5を超えるとCoおよびCuによるδフェライトの
抑制効果が得られずクリープ強度および靭性低下を招
く。
【0017】
【実施例】厚さ20mmのASTM規格A387 Gr
22、9Cr−1Mo鋼、9Cr−1Mo−Nb−V−
W鋼、9Cr−0.5Mo−Nb−V−W鋼、12Cr
−0.5Mo−Nb−V−W鋼で図1に示すような開先
(被溶接材1の厚さT=20mm、開先角度θ=20
°、裏当材2使用でルートギャップL=12mm)を形
成し、表1に示す成分組成のワイヤ径1.6mmの溶接
ワイヤを用い、表2に示す母材との組み合わせと、表3
に示す溶接条件でTIG溶接した。
22、9Cr−1Mo鋼、9Cr−1Mo−Nb−V−
W鋼、9Cr−0.5Mo−Nb−V−W鋼、12Cr
−0.5Mo−Nb−V−W鋼で図1に示すような開先
(被溶接材1の厚さT=20mm、開先角度θ=20
°、裏当材2使用でルートギャップL=12mm)を形
成し、表1に示す成分組成のワイヤ径1.6mmの溶接
ワイヤを用い、表2に示す母材との組み合わせと、表3
に示す溶接条件でTIG溶接した。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】得られた溶接金属に740℃−4時間の後
熱処理をした後、600℃、20kgf/mm2 の応力
でのクリープ破断試験および試験温度0℃での2mmV
ノッチ衝撃試験を行った。表2に上記試験結果を示す。
ワイヤTGCC−1〜9はいずれも本発明の要件を満た
しており、溶接金属組織はδフェライトの晶出がないマ
ルテンサイト単相組織であり、後熱処理後の靭性および
クリープ破断特性が良好で、かつ優れた溶接金属を得る
ことができた。
熱処理をした後、600℃、20kgf/mm2 の応力
でのクリープ破断試験および試験温度0℃での2mmV
ノッチ衝撃試験を行った。表2に上記試験結果を示す。
ワイヤTGCC−1〜9はいずれも本発明の要件を満た
しており、溶接金属組織はδフェライトの晶出がないマ
ルテンサイト単相組織であり、後熱処理後の靭性および
クリープ破断特性が良好で、かつ優れた溶接金属を得る
ことができた。
【0022】ワイヤTGCC−10〜19は比較例を示
す。ワイヤTGCC−10は通常の耐熱鋼用として使用
されている2 1/4%Cr−1%Mo系ワイヤの例であ
り、ワイヤTGCC−11はさらに耐高温腐食性を向上
させた熱交換器用ワイヤであるが、Nが低くかつWも含
有しないためいずれも本発明ワイヤに比べて著しくクリ
ープ破断強度が低い。TGCC−12は9Cr−1Mo
−Nb−V−W系のワイヤの例であるが、C量が本発明
ワイヤに比べて著しく高いので、溶接時に割れが発生
し、耐割れ性および衝撃値が低下している。
す。ワイヤTGCC−10は通常の耐熱鋼用として使用
されている2 1/4%Cr−1%Mo系ワイヤの例であ
り、ワイヤTGCC−11はさらに耐高温腐食性を向上
させた熱交換器用ワイヤであるが、Nが低くかつWも含
有しないためいずれも本発明ワイヤに比べて著しくクリ
ープ破断強度が低い。TGCC−12は9Cr−1Mo
−Nb−V−W系のワイヤの例であるが、C量が本発明
ワイヤに比べて著しく高いので、溶接時に割れが発生
し、耐割れ性および衝撃値が低下している。
【0023】TGCC−13はN量が上限を超えるもの
であって、溶接金属にブローホールが発生するとともに
靭性が乏しかった。TGCC−14はC、Nが低くC
o、Cuもないためδフェライトが生じ靭性が低下して
いる。
であって、溶接金属にブローホールが発生するとともに
靭性が乏しかった。TGCC−14はC、Nが低くC
o、Cuもないためδフェライトが生じ靭性が低下して
いる。
【0024】TGCC−15は9Cr−0.5Mo−N
b−V−W系でMo、W、Ni、Coを含有するが、
(Mo+W)/(Cu+Co)が本発明の条件を外れて
おりクリープ破断強度が低く、δフェライトが生じてお
り靭性が低い。TGCC−16は12Cr−0.5Mo
−Nb−V−W系でTGCC−15と同様にMo、W、
Coを含有するが、(Mo+W)/(Cu+Co)が本
発明の条件を外れておりクリープ破断強度が低く、δフ
ェライトが生じ靭性が低下している。
b−V−W系でMo、W、Ni、Coを含有するが、
(Mo+W)/(Cu+Co)が本発明の条件を外れて
おりクリープ破断強度が低く、δフェライトが生じてお
り靭性が低い。TGCC−16は12Cr−0.5Mo
−Nb−V−W系でTGCC−15と同様にMo、W、
Coを含有するが、(Mo+W)/(Cu+Co)が本
発明の条件を外れておりクリープ破断強度が低く、δフ
ェライトが生じ靭性が低下している。
【0025】TGCC−17は9Cr−0.5Mo−N
b−V−W系でMo、W、Ni、Cuを含有するが、
(Mo+W)/(Cu+Co)が本発明の条件を外れて
おりクリープ破断強度が低く、δフェライトが生じてお
り靭性が低い。TGCC−18は12Cr−0.5Mo
−Nb−V−W系でTGCC−17と同様にMo、W、
Cuを含有するが、(Mo+W)/(Cu+Co)が本
発明の条件を外れておりクリープ破断強度が低く、δフ
ェライトが生じ靭性が低下している。
b−V−W系でMo、W、Ni、Cuを含有するが、
(Mo+W)/(Cu+Co)が本発明の条件を外れて
おりクリープ破断強度が低く、δフェライトが生じてお
り靭性が低い。TGCC−18は12Cr−0.5Mo
−Nb−V−W系でTGCC−17と同様にMo、W、
Cuを含有するが、(Mo+W)/(Cu+Co)が本
発明の条件を外れておりクリープ破断強度が低く、δフ
ェライトが生じ靭性が低下している。
【0026】TGCC−19は9Cr−1Mo−Nb−
V−W系で同様にMo、W、Co、Cuを含有するが、
(Mo+W)/(Cu+Co)が本発明の条件を外れて
いる。そのため、クリープ破断強度が低くδフェライト
が生じ靭性が低下している。
V−W系で同様にMo、W、Co、Cuを含有するが、
(Mo+W)/(Cu+Co)が本発明の条件を外れて
いる。そのため、クリープ破断強度が低くδフェライト
が生じ靭性が低下している。
【0027】
【発明の効果】本発明溶接材料は従来の9%〜12%C
r鋼用溶接ワイヤと比較して、高温でのクリープ強度を
著しく高めたものであり、靭性および溶接性などの特性
にも優れている。各種発電ボイラ、化学圧力容器などに
使用される9〜12%Cr系鋼を溶接する場合に本発明
の溶接材料を使用することにより、溶接継手の信頼性を
大幅に向上することができる。
r鋼用溶接ワイヤと比較して、高温でのクリープ強度を
著しく高めたものであり、靭性および溶接性などの特性
にも優れている。各種発電ボイラ、化学圧力容器などに
使用される9〜12%Cr系鋼を溶接する場合に本発明
の溶接材料を使用することにより、溶接継手の信頼性を
大幅に向上することができる。
【図1】実施例に用いた溶接部の開先形状を示す断面図
【符号の説明】 1 被溶接材 2 裏当材
Claims (1)
- 【請求項1】 重量比で、 Ni:0.05%未満で、かつ、 C :0.03〜0.12% Si:0.01〜0.3% Mn:0.3〜1.5% V :0.03〜0.40% Nb:0.01〜0.15% N :0.01〜0.08% Cr:8〜13% Mo:0.3〜1.6% W :0.5〜3.5% を必須成分として含有し、かつ、 Co:1.0〜5.0%、Cu:0.5〜4.0%の少
なくとも一方を含有し、さらにMo、W、Co、Cu含
有量の間に (Mo+W)/(Co+Cu)≦1.5 なる関係が成立し、残部がFeおよび不可避的不純物か
らなることを特徴とする高Crフェライト系耐熱鋼用溶
接材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8272194A JPH07268563A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 高Crフェライト系耐熱鋼用溶接材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8272194A JPH07268563A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 高Crフェライト系耐熱鋼用溶接材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07268563A true JPH07268563A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13782279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8272194A Pending JPH07268563A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 高Crフェライト系耐熱鋼用溶接材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07268563A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6303904B1 (en) | 2000-02-07 | 2001-10-16 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Weld material, gas metal arc welding method, and welded structure |
| EP3928917A4 (en) * | 2019-02-21 | 2022-04-06 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | WELDING MATERIAL FOR HEAT RESISTANT FERRITIC STEELS WITH HIGH CR CONTENT |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP8272194A patent/JPH07268563A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6303904B1 (en) | 2000-02-07 | 2001-10-16 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Weld material, gas metal arc welding method, and welded structure |
| EP1123773A3 (en) * | 2000-02-07 | 2003-11-26 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Weld material, gas metal arc welding method, and welded structure |
| EP3928917A4 (en) * | 2019-02-21 | 2022-04-06 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | WELDING MATERIAL FOR HEAT RESISTANT FERRITIC STEELS WITH HIGH CR CONTENT |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020716 |