JPH07268709A - 布グリッパー - Google Patents
布グリッパーInfo
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- JPH07268709A JPH07268709A JP7803994A JP7803994A JPH07268709A JP H07268709 A JPH07268709 A JP H07268709A JP 7803994 A JP7803994 A JP 7803994A JP 7803994 A JP7803994 A JP 7803994A JP H07268709 A JPH07268709 A JP H07268709A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 布シートを確実に抓み取って保持することが
でき、かつ、抓まみ取った布シートを容易に離脱させる
ことができ、しかも、布シートを傷付けない布グリッパ
ーを提供する。 【構成】 布グリッパー10は、基座11と、基座11
の布シートA側の端に固設される固定爪13と、固定爪
13に対して変位運動可能に対向して設けられる可動爪
14と、基座11と連結され、可動爪14を固定爪13
に対して変位運動させるために形成される駆動手段12
と、固定爪13の布シートA側の端縁と可動爪14の布
シートA側の端縁とに、それぞれ互いに対向して傾斜す
るよう形成される尖り歯131,141とを含む。
でき、かつ、抓まみ取った布シートを容易に離脱させる
ことができ、しかも、布シートを傷付けない布グリッパ
ーを提供する。 【構成】 布グリッパー10は、基座11と、基座11
の布シートA側の端に固設される固定爪13と、固定爪
13に対して変位運動可能に対向して設けられる可動爪
14と、基座11と連結され、可動爪14を固定爪13
に対して変位運動させるために形成される駆動手段12
と、固定爪13の布シートA側の端縁と可動爪14の布
シートA側の端縁とに、それぞれ互いに対向して傾斜す
るよう形成される尖り歯131,141とを含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は布グリッパーに関し、
特にたとえば、既製服製造業界の自動ミシン工程におい
て、布シートの移送時に、平坦状に積み重ねた布シート
を抓まみ取るための布グリッパーに関する。
特にたとえば、既製服製造業界の自動ミシン工程におい
て、布シートの移送時に、平坦状に積み重ねた布シート
を抓まみ取るための布グリッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の布グリッパーとしては、たとえ
ば、真空吸盤方式、静電付着方式、粘着方式、および突
刺方式などの布グリッパーがある。
ば、真空吸盤方式、静電付着方式、粘着方式、および突
刺方式などの布グリッパーがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式の布グリッパーでは、次に列挙するような欠点があ
った。 1.積み重ねられた複数の布シートを一度に抓まみ取っ
てしまう。また、空を抓んでしまい、布シートの保持が
できない。さらに、布シートの保持が不完全になり、一
旦抓んだ布シートが移送の途中で離脱してしまう。 2.抓み取った布シートを所定の箇所に移送して離脱す
る際、布シートをスムースに離すことができない。これ
は、特に突刺方式の布グリッパーの場合によく起こる。 3.抓み取った布シートに抓み跡が残り、布シートが傷
付けられて製品の品質が低下する。
方式の布グリッパーでは、次に列挙するような欠点があ
った。 1.積み重ねられた複数の布シートを一度に抓まみ取っ
てしまう。また、空を抓んでしまい、布シートの保持が
できない。さらに、布シートの保持が不完全になり、一
旦抓んだ布シートが移送の途中で離脱してしまう。 2.抓み取った布シートを所定の箇所に移送して離脱す
る際、布シートをスムースに離すことができない。これ
は、特に突刺方式の布グリッパーの場合によく起こる。 3.抓み取った布シートに抓み跡が残り、布シートが傷
付けられて製品の品質が低下する。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、布
シートを確実に抓み取って保持することができ、かつ、
抓まみ取った布シートを容易に離脱させることができ、
しかも、布シートを傷付けない布グリッパーを提供する
ことである。
シートを確実に抓み取って保持することができ、かつ、
抓まみ取った布シートを容易に離脱させることができ、
しかも、布シートを傷付けない布グリッパーを提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の布グリッパー
は、基座と、基座の布シート側の端に固設される固定爪
と、固定爪に対して変位運動可能に対向して設けられる
可動爪と、基座と連結され、可動爪を固定爪に対して変
位運動させるために形成される駆動手段と、固定爪の布
シート側の端縁と可動爪の布シート側の端縁とに、それ
ぞれ互いに対向して傾斜するよう形成される尖り歯とを
含む、布グリッパーである。
は、基座と、基座の布シート側の端に固設される固定爪
と、固定爪に対して変位運動可能に対向して設けられる
可動爪と、基座と連結され、可動爪を固定爪に対して変
位運動させるために形成される駆動手段と、固定爪の布
シート側の端縁と可動爪の布シート側の端縁とに、それ
ぞれ互いに対向して傾斜するよう形成される尖り歯とを
含む、布グリッパーである。
【0006】請求項2の布グリッパーは、基座と、基座
の布シート側の端に固設される固定爪と、固定爪に対し
て変位運動可能に対向して設けられる可動爪と、基座と
連結され、可動爪を固定爪に対して変位運動させるため
に形成される駆動手段と、固定爪の布シート側の端縁と
可動爪の布シート側の端縁とに、それぞれ互いに対向し
て傾斜するよう形成される尖り歯とを含む布グリッパー
であって、基座を自在に移動させるための動力装置と、
基座の布シート側とは反対側の端において、動力装置と
連結するボルトと、動力装置が連結された端とは反対側
の前記ボルト端と前記基座との間に設けられるクッショ
ン装置とを含み、クッション装置は、ボルトの端に設け
られる保持座と、基座の布シート側とは反対側の端側に
形成され、保持座を収納するための容置空間と、容置空
間のボルトとは反対側より装入され、保持座に当接され
て、保持座を支承するばね手段とを含む、布グリッパー
である。
の布シート側の端に固設される固定爪と、固定爪に対し
て変位運動可能に対向して設けられる可動爪と、基座と
連結され、可動爪を固定爪に対して変位運動させるため
に形成される駆動手段と、固定爪の布シート側の端縁と
可動爪の布シート側の端縁とに、それぞれ互いに対向し
て傾斜するよう形成される尖り歯とを含む布グリッパー
であって、基座を自在に移動させるための動力装置と、
基座の布シート側とは反対側の端において、動力装置と
連結するボルトと、動力装置が連結された端とは反対側
の前記ボルト端と前記基座との間に設けられるクッショ
ン装置とを含み、クッション装置は、ボルトの端に設け
られる保持座と、基座の布シート側とは反対側の端側に
形成され、保持座を収納するための容置空間と、容置空
間のボルトとは反対側より装入され、保持座に当接され
て、保持座を支承するばね手段とを含む、布グリッパー
である。
【0007】請求項3の布グリッパーは、基座と、基座
の布シート側の端に固設される固定爪と、固定爪に対し
て変位運動可能に対向して設けられる可動爪と、基座と
連結され、可動爪を固定爪に対して変位運動させるため
に形成される駆動手段と、固定爪の布シート側の端縁と
可動爪の布シート側の端縁とに、それぞれ互いに対向し
て傾斜するよう形成される尖り歯とを含む布グリッパー
であって、固定爪と可動爪とが、それぞれリング状に形
成される、布グリッパーである。
の布シート側の端に固設される固定爪と、固定爪に対し
て変位運動可能に対向して設けられる可動爪と、基座と
連結され、可動爪を固定爪に対して変位運動させるため
に形成される駆動手段と、固定爪の布シート側の端縁と
可動爪の布シート側の端縁とに、それぞれ互いに対向し
て傾斜するよう形成される尖り歯とを含む布グリッパー
であって、固定爪と可動爪とが、それぞれリング状に形
成される、布グリッパーである。
【0008】請求項4の布グリッパーは、基座と、基座
の布シート側の端に固設される固定爪と、固定爪に対し
て変位運動可能に対向して設けられる可動爪と、基座と
連結され、可動爪を固定爪に対して変位運動させるため
に形成される駆動手段と、固定爪の布シート側の端縁と
可動爪の布シート側の端縁とに、それぞれ互いに対向し
て傾斜するよう形成される尖り歯とを含む布グリッパー
であって、固定爪と可動爪とが、それぞれ横長板状に形
成される、布グリッパーである。
の布シート側の端に固設される固定爪と、固定爪に対し
て変位運動可能に対向して設けられる可動爪と、基座と
連結され、可動爪を固定爪に対して変位運動させるため
に形成される駆動手段と、固定爪の布シート側の端縁と
可動爪の布シート側の端縁とに、それぞれ互いに対向し
て傾斜するよう形成される尖り歯とを含む布グリッパー
であって、固定爪と可動爪とが、それぞれ横長板状に形
成される、布グリッパーである。
【0009】請求項5の布グリッパーは、基座と、基座
の布シート側の端に固設される固定爪と、固定爪に対し
て変位運動可能に対向して設けられる可動爪と、基座と
連結され、可動爪を固定爪に対して変位運動させるため
に形成される駆動手段と、固定爪の布シート側の端縁と
可動爪の布シート側の端縁とに、それぞれ互いに対向し
て傾斜するよう形成される尖り歯とを含む布グリッパー
であって、駆動手段に連設される伸縮運動可能な出力軸
と、出力軸の一端部に連動するように取り付けられ、か
つ固定爪が設けられた面とは反対側の可動爪の面に近接
される連動ブロックとを含み、出力軸に連動する連動ブ
ロックが、可動爪を固定爪が設けられた方向へと押圧
し、可動爪の固定爪側の面を固定爪の可動爪側の面に近
接させる、布グリッパーである。
の布シート側の端に固設される固定爪と、固定爪に対し
て変位運動可能に対向して設けられる可動爪と、基座と
連結され、可動爪を固定爪に対して変位運動させるため
に形成される駆動手段と、固定爪の布シート側の端縁と
可動爪の布シート側の端縁とに、それぞれ互いに対向し
て傾斜するよう形成される尖り歯とを含む布グリッパー
であって、駆動手段に連設される伸縮運動可能な出力軸
と、出力軸の一端部に連動するように取り付けられ、か
つ固定爪が設けられた面とは反対側の可動爪の面に近接
される連動ブロックとを含み、出力軸に連動する連動ブ
ロックが、可動爪を固定爪が設けられた方向へと押圧
し、可動爪の固定爪側の面を固定爪の可動爪側の面に近
接させる、布グリッパーである。
【0010】請求項6の布グリッパーは、基座と、基座
の布シート側の端に固設される固定爪と、固定爪に対し
て変位運動可能に対向して設けられる可動爪と、基座と
連結され、可動爪を固定爪に対して変位運動させるため
に形成される駆動手段と、固定爪の布シート側の端縁と
可動爪の布シート側の端縁とに、それぞれ互いに対向し
て傾斜するよう形成される尖り歯とを含む布グリッパー
であって、駆動手段に軸回動可能に連設される第1の出
力軸と、その一端部が第1の出力軸と同軸回動可能に駆
動手段に連設され、他端部が可動爪と連結される第2の
出力軸と、第1の出力軸に形成される揺動アームと、基
座内に形成され、第1の出力軸と揺動アームとを収納す
るための容置空間と、容置空間の揺動アームの近傍に設
けられ、揺動アームの揺動を所定角度内に規制するため
の振止部と、可動爪と固定爪との間に設けられ、固定爪
の尖り歯と可動爪の尖り歯とが同一平面上で平行に回動
するように可動爪を支持するための軸受けとを含む、布
グリッパーである。
の布シート側の端に固設される固定爪と、固定爪に対し
て変位運動可能に対向して設けられる可動爪と、基座と
連結され、可動爪を固定爪に対して変位運動させるため
に形成される駆動手段と、固定爪の布シート側の端縁と
可動爪の布シート側の端縁とに、それぞれ互いに対向し
て傾斜するよう形成される尖り歯とを含む布グリッパー
であって、駆動手段に軸回動可能に連設される第1の出
力軸と、その一端部が第1の出力軸と同軸回動可能に駆
動手段に連設され、他端部が可動爪と連結される第2の
出力軸と、第1の出力軸に形成される揺動アームと、基
座内に形成され、第1の出力軸と揺動アームとを収納す
るための容置空間と、容置空間の揺動アームの近傍に設
けられ、揺動アームの揺動を所定角度内に規制するため
の振止部と、可動爪と固定爪との間に設けられ、固定爪
の尖り歯と可動爪の尖り歯とが同一平面上で平行に回動
するように可動爪を支持するための軸受けとを含む、布
グリッパーである。
【0011】請求項7の布グリッパーは、基座と、基座
の布シート側の端に固設される固定爪と、固定爪に対し
て変位運動可能に対向して設けられる可動爪と、基座と
連結され、可動爪を固定爪に対して変位運動させるため
に形成される駆動手段と、固定爪の布シート側の端縁と
可動爪の布シート側の端縁とに、それぞれ互いに対向し
て傾斜するよう形成される尖り歯とを含む布グリッパー
であって、固定爪と可動爪とが、それぞれ横長板状に形
成され、固定爪は、可動爪を布シートに対して平行移動
可能に両側から挟持するよう1対設けられ、さらに、可
動爪の一端近傍に穿設され、可動爪の移動方向に長い長
孔状に形成される第1の移動孔と、第1の移動孔に対応
して、一対の固定爪の一端近傍にそれぞれ穿設される第
1の固定孔と、第1の移動孔に挿通され、両端部が第1
の固定孔に固着される第1の固定手段と、一対の固定爪
の他端近傍にそれぞれ穿設され、可動爪の移動方向に長
い長孔状に形成される第2の移動孔と、第2の移動孔に
対応して、可動爪に穿設される第2の固定孔と、その一
端部が布シートに対して平行移動可能に駆動手段に連設
され、他端部が第2の移動孔に挿通されて、その略中央
部で第2の固定孔に固着される第2の固定手段とを含
む、布グリッパーである。
の布シート側の端に固設される固定爪と、固定爪に対し
て変位運動可能に対向して設けられる可動爪と、基座と
連結され、可動爪を固定爪に対して変位運動させるため
に形成される駆動手段と、固定爪の布シート側の端縁と
可動爪の布シート側の端縁とに、それぞれ互いに対向し
て傾斜するよう形成される尖り歯とを含む布グリッパー
であって、固定爪と可動爪とが、それぞれ横長板状に形
成され、固定爪は、可動爪を布シートに対して平行移動
可能に両側から挟持するよう1対設けられ、さらに、可
動爪の一端近傍に穿設され、可動爪の移動方向に長い長
孔状に形成される第1の移動孔と、第1の移動孔に対応
して、一対の固定爪の一端近傍にそれぞれ穿設される第
1の固定孔と、第1の移動孔に挿通され、両端部が第1
の固定孔に固着される第1の固定手段と、一対の固定爪
の他端近傍にそれぞれ穿設され、可動爪の移動方向に長
い長孔状に形成される第2の移動孔と、第2の移動孔に
対応して、可動爪に穿設される第2の固定孔と、その一
端部が布シートに対して平行移動可能に駆動手段に連設
され、他端部が第2の移動孔に挿通されて、その略中央
部で第2の固定孔に固着される第2の固定手段とを含
む、布グリッパーである。
【0012】
【作用】この発明にかかる布グリッパーでは、平坦状に
積み重ねた布シート表面に基座が配置される。すると、
基座の布シート側に固設された固定爪および可動爪が、
布シート表面に接触し、固定爪および可動爪の布シート
側の端縁の尖り歯が、それぞれ布シート表面の繊維中に
進入する。すると、固定爪の尖り歯と、可動爪の尖り歯
とが、それらの間の布シート表面をやや寄せ合うように
して隆起させる。そして、駆動手段により、可動爪を、
固定爪に対して変位運動することにより、可動爪の尖り
歯と、固定爪の尖り歯とによる挟持作用が生じて、布シ
ートの縦糸(あるいは横糸)の部分線段が抓み取られ
る。一方、抓み取った布シートを離脱させる際には、駆
動手段により可動爪が変位され、原位置に復帰される。
すると、可動爪と固定爪とが隔離され、それぞれの尖り
歯が挟持作用を開放するので、布シートを容易に離脱さ
せることができる。
積み重ねた布シート表面に基座が配置される。すると、
基座の布シート側に固設された固定爪および可動爪が、
布シート表面に接触し、固定爪および可動爪の布シート
側の端縁の尖り歯が、それぞれ布シート表面の繊維中に
進入する。すると、固定爪の尖り歯と、可動爪の尖り歯
とが、それらの間の布シート表面をやや寄せ合うように
して隆起させる。そして、駆動手段により、可動爪を、
固定爪に対して変位運動することにより、可動爪の尖り
歯と、固定爪の尖り歯とによる挟持作用が生じて、布シ
ートの縦糸(あるいは横糸)の部分線段が抓み取られ
る。一方、抓み取った布シートを離脱させる際には、駆
動手段により可動爪が変位され、原位置に復帰される。
すると、可動爪と固定爪とが隔離され、それぞれの尖り
歯が挟持作用を開放するので、布シートを容易に離脱さ
せることができる。
【0013】また、請求項2の布グリッパーでは、動力
装置によって、基座が自在に移動される。また、クッシ
ョン装置によって、基座のバランスが取られ、基座と布
シートとを、平行に接触させることができる。
装置によって、基座が自在に移動される。また、クッシ
ョン装置によって、基座のバランスが取られ、基座と布
シートとを、平行に接触させることができる。
【0014】さらに、請求項3の布グリッパーでは、固
定爪と可動爪とが、それぞれリング状に形成されるの
で、面積の小さい、単純な形状の布シートを抓まみ取る
のに適する。
定爪と可動爪とが、それぞれリング状に形成されるの
で、面積の小さい、単純な形状の布シートを抓まみ取る
のに適する。
【0015】また、請求項4の布グリッパーでは、固定
爪と可動爪とが、それぞれ横長板状に形成されるので、
帯状、または形状変化の多様な布シート、あるいは布シ
ートの端縁を挟持するのに適する。
爪と可動爪とが、それぞれ横長板状に形成されるので、
帯状、または形状変化の多様な布シート、あるいは布シ
ートの端縁を挟持するのに適する。
【0016】さらに、請求項5の布グリッパーでは、連
動ブロックは、出力軸に連動し、可動爪を固定爪が設け
られた方向へと押圧して、可動爪の固定爪側の面を固定
爪の可動爪側の面に当接させる。すると、可動爪の尖り
歯と固定爪の尖り歯とが近接して、布シートの繊維を挟
持する作用が生じる。また、布シートを離脱させる際に
は、連動ブロックが、出力軸に連動して、可動爪と固定
爪との近接を解除する。すると、可動爪が原位置に復帰
し、尖り歯による挟持作用が解除されて、布シートを容
易に離脱させることができる。
動ブロックは、出力軸に連動し、可動爪を固定爪が設け
られた方向へと押圧して、可動爪の固定爪側の面を固定
爪の可動爪側の面に当接させる。すると、可動爪の尖り
歯と固定爪の尖り歯とが近接して、布シートの繊維を挟
持する作用が生じる。また、布シートを離脱させる際に
は、連動ブロックが、出力軸に連動して、可動爪と固定
爪との近接を解除する。すると、可動爪が原位置に復帰
し、尖り歯による挟持作用が解除されて、布シートを容
易に離脱させることができる。
【0017】また、請求項6の布グリッパーでは、駆動
手段によって、第1の出力軸と第2の出力軸とが同軸回
動されると、揺動アームが、第1の出力軸と一体に揺動
する。この揺動アームの揺動が、振止部により所定の角
度内に規制されるので、第1の出力軸と第2の出力軸と
の回転も、所定の回転角度に規制される。第2の出力軸
の他端部には、可動爪が固着されるので、可動爪は、第
2の出力軸と一体に、所定の角度回動することとなる。
すると、可動爪の尖り歯と固定爪の尖り歯とが、シート
材に平行な同一平面上で平行に回転し、その回転方向に
近接して布シートの繊維を挟持する作用が生じる。ま
た、布シートを離脱させる際には、第1の出力軸および
第2の出力軸を上述と逆方向へ回転させ、可動爪の尖り
歯と固定爪の尖り歯とを隔離させる。すると、可動爪が
原位置に復帰し、尖り歯による挟持作用が解除されて、
布シートを容易に離脱させることができる。
手段によって、第1の出力軸と第2の出力軸とが同軸回
動されると、揺動アームが、第1の出力軸と一体に揺動
する。この揺動アームの揺動が、振止部により所定の角
度内に規制されるので、第1の出力軸と第2の出力軸と
の回転も、所定の回転角度に規制される。第2の出力軸
の他端部には、可動爪が固着されるので、可動爪は、第
2の出力軸と一体に、所定の角度回動することとなる。
すると、可動爪の尖り歯と固定爪の尖り歯とが、シート
材に平行な同一平面上で平行に回転し、その回転方向に
近接して布シートの繊維を挟持する作用が生じる。ま
た、布シートを離脱させる際には、第1の出力軸および
第2の出力軸を上述と逆方向へ回転させ、可動爪の尖り
歯と固定爪の尖り歯とを隔離させる。すると、可動爪が
原位置に復帰し、尖り歯による挟持作用が解除されて、
布シートを容易に離脱させることができる。
【0018】さらに、請求項7の布グリッパーでは、駆
動手段によって、第2の固定手段を介して、可動爪が布
シートに対して平行移動される。このとき、第2の固定
手段が、第2の移動孔の長手方向一端から他端に当接す
るまで、可動爪は移動する。同時に、第1の固定手段
が、長孔状に形成された第1の移動孔の長手方向の一端
から他端に当接するよう移動する。すると、可動爪の尖
り歯と固定爪の尖り歯とが、相対移動する方向に近接し
て布シートの繊維を挟持する作用が生じる。また、布シ
ートを離脱させる際には、可動爪を上述と逆方向へ移動
させ、可動爪の尖り歯と固定爪の尖り歯とを隔離させ
る。このとき、第2の固定手段は、第2の移動孔の長手
方向他端から一端に当接するまで、可動爪は移動する。
同時に、第1の固定手段が、第1の移動孔の長手方向の
他端から移動し、第1の移動孔の一端に当接する。する
と、可動爪が原位置に復帰し、尖り歯による挟持作用が
解除されて、布シートを容易に離脱させることができ
る。
動手段によって、第2の固定手段を介して、可動爪が布
シートに対して平行移動される。このとき、第2の固定
手段が、第2の移動孔の長手方向一端から他端に当接す
るまで、可動爪は移動する。同時に、第1の固定手段
が、長孔状に形成された第1の移動孔の長手方向の一端
から他端に当接するよう移動する。すると、可動爪の尖
り歯と固定爪の尖り歯とが、相対移動する方向に近接し
て布シートの繊維を挟持する作用が生じる。また、布シ
ートを離脱させる際には、可動爪を上述と逆方向へ移動
させ、可動爪の尖り歯と固定爪の尖り歯とを隔離させ
る。このとき、第2の固定手段は、第2の移動孔の長手
方向他端から一端に当接するまで、可動爪は移動する。
同時に、第1の固定手段が、第1の移動孔の長手方向の
他端から移動し、第1の移動孔の一端に当接する。する
と、可動爪が原位置に復帰し、尖り歯による挟持作用が
解除されて、布シートを容易に離脱させることができ
る。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、下記に列挙するよう
な特徴効果がある。 1.この発明にかかる布グリッパーは、確実に1枚の布
シートだけを抓み取ることができ、また、容易に離脱さ
せることができる。固定爪および可動爪のそれぞれの下
端に形成された互いに対向する尖り歯は、布シート表面
と接触し、布シートの繊維間に進入する。すると、固定
爪の下端縁の尖り歯と、可動爪の下端縁の尖り歯とが、
それらの間の布シート表面をやや寄せ合うようにして自
然に隆起させる。そして、固定爪と可動爪との両尖り歯
を適時に相対移動させることにより、布シートを1枚だ
け確実に抓み取ることができる。一方、布シートを抓ま
み取った可動爪を原位置へ相対移動させると、両尖り歯
が布シートを挟持した状態から開放され、布シートを容
易に離脱させることができる。 2.この発明にかかる布グリッパーは、比較的簡単な構
造である。この発明にかかる布グリッパーは、主とし
て、基座、駆動手段、固定爪、および可動爪などによっ
て構成されているので、製作組立が容易迅速で、かつ従
来技術より設備コストが低く、同時に維持、および保守
が簡単である。 3.この発明にかかる布グリッパーは、布シートを傷付
けない。この発明にかかる布グリッパーは、固定爪と可
動爪のそれぞれ下端の尖り歯により布シートの繊維を挟
持して抓み取りの目的を達成させている。さらに、尖り
歯の形状や大きさを、適用される布シートの材質などに
応じて形成することにより、布シート繊維に突っ込む深
さが規制され、布シートが傷付かない。すなわち、この
発明にかかる布グリッパーは、尖り歯の布シート繊維を
挟持する機能を利用して布シートを抓み取るようにして
いるので、布シートの外観を損なうことがない。
な特徴効果がある。 1.この発明にかかる布グリッパーは、確実に1枚の布
シートだけを抓み取ることができ、また、容易に離脱さ
せることができる。固定爪および可動爪のそれぞれの下
端に形成された互いに対向する尖り歯は、布シート表面
と接触し、布シートの繊維間に進入する。すると、固定
爪の下端縁の尖り歯と、可動爪の下端縁の尖り歯とが、
それらの間の布シート表面をやや寄せ合うようにして自
然に隆起させる。そして、固定爪と可動爪との両尖り歯
を適時に相対移動させることにより、布シートを1枚だ
け確実に抓み取ることができる。一方、布シートを抓ま
み取った可動爪を原位置へ相対移動させると、両尖り歯
が布シートを挟持した状態から開放され、布シートを容
易に離脱させることができる。 2.この発明にかかる布グリッパーは、比較的簡単な構
造である。この発明にかかる布グリッパーは、主とし
て、基座、駆動手段、固定爪、および可動爪などによっ
て構成されているので、製作組立が容易迅速で、かつ従
来技術より設備コストが低く、同時に維持、および保守
が簡単である。 3.この発明にかかる布グリッパーは、布シートを傷付
けない。この発明にかかる布グリッパーは、固定爪と可
動爪のそれぞれ下端の尖り歯により布シートの繊維を挟
持して抓み取りの目的を達成させている。さらに、尖り
歯の形状や大きさを、適用される布シートの材質などに
応じて形成することにより、布シート繊維に突っ込む深
さが規制され、布シートが傷付かない。すなわち、この
発明にかかる布グリッパーは、尖り歯の布シート繊維を
挟持する機能を利用して布シートを抓み取るようにして
いるので、布シートの外観を損なうことがない。
【0020】この発明にかかる上述の目的,その他の目
的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施
例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施
例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0021】
【実施例】図1に示すのは、この発明における比較的好
ましい実施例の断面図である。この実施例においては、
布シートAの上に布グリッパー10が垂直に載置され使
用されるので、布グリッパー10の下側は布シート側で
あり、以下この上下関係により位置の説明をする。この
発明にかかる第1の実施例の布グリッパー10は、図1
に示すように、主として、基座11と、基座11と連結
する駆動手段12と、基座11下端に設けられる固定爪
13と、駆動手段12に駆動されて固定爪13に対して
変位運動をする可動爪14とからなる。このうち、基座
11は、その上端にボルト15を介して、布グリッパー
10全体を移動できるようにするための動力装置(図示
せず)と連結される。また、ボルト15下端と基座11
との間には、基座11底面と布シートAとが平行に接触
するように水平接触角度を調整するためのクッション装
置16が設けられる。
ましい実施例の断面図である。この実施例においては、
布シートAの上に布グリッパー10が垂直に載置され使
用されるので、布グリッパー10の下側は布シート側で
あり、以下この上下関係により位置の説明をする。この
発明にかかる第1の実施例の布グリッパー10は、図1
に示すように、主として、基座11と、基座11と連結
する駆動手段12と、基座11下端に設けられる固定爪
13と、駆動手段12に駆動されて固定爪13に対して
変位運動をする可動爪14とからなる。このうち、基座
11は、その上端にボルト15を介して、布グリッパー
10全体を移動できるようにするための動力装置(図示
せず)と連結される。また、ボルト15下端と基座11
との間には、基座11底面と布シートAとが平行に接触
するように水平接触角度を調整するためのクッション装
置16が設けられる。
【0022】クッション装置16は、ボルト15下端に
設けられる略凸字状の保持座161と、基座11上端側
に形成されて保持座161を格納する容置空間162
と、容置空間162底面より装入して保持座161を当
接支承するばね手段163とを備える。容置空間16
は、基座11の上端部近傍の内部に形成される。保持座
161は、容置空間16内部に配置される。保持座16
1の上端部は、ボルト15の下端に固着され、保持座1
61の下端部は、ばね手段163の上端部に固着され
る。ばね手段163の下端部は、容置空間16の底面に
固着される。クッション装置16は、ばね手段163の
弾性作用により基座11とボルト15との間に適当なバ
ランスを保たせる。また、クッション装置16は、ボル
ト15により基座11が平板台上面の布シートA表面に
移動された際に、固定爪13及び可動爪14が確実に布
シートA表面に接触できるようにする。
設けられる略凸字状の保持座161と、基座11上端側
に形成されて保持座161を格納する容置空間162
と、容置空間162底面より装入して保持座161を当
接支承するばね手段163とを備える。容置空間16
は、基座11の上端部近傍の内部に形成される。保持座
161は、容置空間16内部に配置される。保持座16
1の上端部は、ボルト15の下端に固着され、保持座1
61の下端部は、ばね手段163の上端部に固着され
る。ばね手段163の下端部は、容置空間16の底面に
固着される。クッション装置16は、ばね手段163の
弾性作用により基座11とボルト15との間に適当なバ
ランスを保たせる。また、クッション装置16は、ボル
ト15により基座11が平板台上面の布シートA表面に
移動された際に、固定爪13及び可動爪14が確実に布
シートA表面に接触できるようにする。
【0023】また、固定爪13と可動爪14とは、断面
が略コの字形状であり、図16(A)または図16
(B)に例示するように、ともに平面リング状を呈す
る。固定爪13と可動爪14とは、図4に示すように、
両者の間に適当な間隙Dを有しながら、可動爪14が固
定爪13に入れ子式に内装される。可動爪14は、その
上端近傍の固定爪13と反対側面には、図3(B)に示
すように、半円形状に切り欠き142が形成される。切
り欠き142は、可動爪14を固定爪13方向へ曲げや
すくするためのものである。
が略コの字形状であり、図16(A)または図16
(B)に例示するように、ともに平面リング状を呈す
る。固定爪13と可動爪14とは、図4に示すように、
両者の間に適当な間隙Dを有しながら、可動爪14が固
定爪13に入れ子式に内装される。可動爪14は、その
上端近傍の固定爪13と反対側面には、図3(B)に示
すように、半円形状に切り欠き142が形成される。切
り欠き142は、可動爪14を固定爪13方向へ曲げや
すくするためのものである。
【0024】固定爪13と可動爪14との対向するそれ
ぞれに下端縁には、図3に示すように、適当な傾斜をし
て互いに対向する所定数の尖り歯131,141が形成
される。また、図2に示すように、可動爪14周面に
は、可動爪14周面が適度に拡張できるようにするた
め、周面下端縁に及ぶ複数のスプリット142が開設さ
れる。スプリット142は、溝状の切り欠きであり、図
3(A)に示すように、可動爪14の高さ方向の上端近
傍から、下端縁に及ぶように形成される。固定爪13と
可動爪14とは、図1に示すように、基座11下端部近
傍に固着される。また、固定爪13と可動爪14とを包
囲し、被覆するための保護スリーブ111が、基座11
の周面より下向きに延伸するように形成される。保護ス
リーブ111は、その下端周縁が固定爪13及び可動爪
14の下端縁より低くならないように設けられる。
ぞれに下端縁には、図3に示すように、適当な傾斜をし
て互いに対向する所定数の尖り歯131,141が形成
される。また、図2に示すように、可動爪14周面に
は、可動爪14周面が適度に拡張できるようにするた
め、周面下端縁に及ぶ複数のスプリット142が開設さ
れる。スプリット142は、溝状の切り欠きであり、図
3(A)に示すように、可動爪14の高さ方向の上端近
傍から、下端縁に及ぶように形成される。固定爪13と
可動爪14とは、図1に示すように、基座11下端部近
傍に固着される。また、固定爪13と可動爪14とを包
囲し、被覆するための保護スリーブ111が、基座11
の周面より下向きに延伸するように形成される。保護ス
リーブ111は、その下端周縁が固定爪13及び可動爪
14の下端縁より低くならないように設けられる。
【0025】また、布グリッパー10は、可動爪14を
固定爪13に対して変位運動させるための駆動手段12
を含む。駆動手段12は、基座11の略中央部に設けら
れる。この駆動手段12は、たとえば、空気シリンダあ
るいは電磁バルブなどで形成される。駆動手段12は、
下方向に延びるようにして、伸縮運動可能な出力軸12
1を備える。出力軸121の下端部には、可動爪14内
周壁に当接する略凸字状の連動ブロック122が、固着
される。この実施例では、連動ブロック122と可動爪
14との当接面は、互いに接触する傾斜面に形成され
る。
固定爪13に対して変位運動させるための駆動手段12
を含む。駆動手段12は、基座11の略中央部に設けら
れる。この駆動手段12は、たとえば、空気シリンダあ
るいは電磁バルブなどで形成される。駆動手段12は、
下方向に延びるようにして、伸縮運動可能な出力軸12
1を備える。出力軸121の下端部には、可動爪14内
周壁に当接する略凸字状の連動ブロック122が、固着
される。この実施例では、連動ブロック122と可動爪
14との当接面は、互いに接触する傾斜面に形成され
る。
【0026】次に、第1の実施例の布グリッパー10の
作動状況を説明する。図1に示すように、基座11は、
動力装置(図示せず)によりボルト15を介して連動さ
れ、布シートA表面に載置される。布グリッパー10
は、クッション装置16のばね手段163の弾性作用に
より基座11の水平角度が調整され、布シートAに対し
て平行にされながら、固定爪13および可動爪14の下
端縁が、布シートA表面に接触する。すると、固定爪1
3および可動爪14の下端縁に互いに対向する適当な傾
斜度の形成された尖り歯131,141が、図4に示す
ように、布シートA繊維に適当な深さ進入する。この
時、尖り歯131,141は、保護スリーブ111下端
周縁の規制を受けて、布シートA繊維に伸入する深さが
規制されるので、布シートAを刺し貫くことがない。し
たがって、この布グリッパー10では、一度に複数枚の
布シートを抓まみ取るという不具合が生じない。
作動状況を説明する。図1に示すように、基座11は、
動力装置(図示せず)によりボルト15を介して連動さ
れ、布シートA表面に載置される。布グリッパー10
は、クッション装置16のばね手段163の弾性作用に
より基座11の水平角度が調整され、布シートAに対し
て平行にされながら、固定爪13および可動爪14の下
端縁が、布シートA表面に接触する。すると、固定爪1
3および可動爪14の下端縁に互いに対向する適当な傾
斜度の形成された尖り歯131,141が、図4に示す
ように、布シートA繊維に適当な深さ進入する。この
時、尖り歯131,141は、保護スリーブ111下端
周縁の規制を受けて、布シートA繊維に伸入する深さが
規制されるので、布シートAを刺し貫くことがない。し
たがって、この布グリッパー10では、一度に複数枚の
布シートを抓まみ取るという不具合が生じない。
【0027】次に、尖り歯131,141が、布シート
A繊維に進入することにより、両尖り歯131,141
間の布シートA表面が、寄り合されて少し隆起される
(図示せず)。そして、図1に示すように、駆動手段1
2を作動させて、出力軸121により連動ブロック12
2を図中の一点鎖線が示すように適度に上向き移動させ
る。すると、図3(D)に矢印で示す方向に力がかか
り、可動爪14が適度に水平外向きに拡張して、固定爪
13に当接することになる。こうして、固定爪13と可
動爪14との相対移動から、図4に示すように、それぞ
れの尖り歯131,141が水平向き、すなわち布シー
トAの表面に平行な向きに挟持作用を生じて、布シート
Aの縦糸A1(あるいは横糸)の部分線段を抓み上げ、
布シートAの抓み取り操作が完了する。
A繊維に進入することにより、両尖り歯131,141
間の布シートA表面が、寄り合されて少し隆起される
(図示せず)。そして、図1に示すように、駆動手段1
2を作動させて、出力軸121により連動ブロック12
2を図中の一点鎖線が示すように適度に上向き移動させ
る。すると、図3(D)に矢印で示す方向に力がかか
り、可動爪14が適度に水平外向きに拡張して、固定爪
13に当接することになる。こうして、固定爪13と可
動爪14との相対移動から、図4に示すように、それぞ
れの尖り歯131,141が水平向き、すなわち布シー
トAの表面に平行な向きに挟持作用を生じて、布シート
Aの縦糸A1(あるいは横糸)の部分線段を抓み上げ、
布シートAの抓み取り操作が完了する。
【0028】一方、布シートAを離脱させる際には、抓
み取った布シートAを所定地点に運んだ後、駆動手段1
2の出力軸121により連動ブロック122を下向きに
移動させる。すると、連動ブロック122外周壁の傾斜
面が、可動爪14内周壁の傾斜面との当接から離れ、可
動爪14が原位置に復帰して固定爪13と接触しなくな
る。そして、可動爪14および固定爪13の下端の尖り
歯141,131が、挟持作用を開放して、布シートA
が固定爪13と可動爪14との間から容易に離脱する。
み取った布シートAを所定地点に運んだ後、駆動手段1
2の出力軸121により連動ブロック122を下向きに
移動させる。すると、連動ブロック122外周壁の傾斜
面が、可動爪14内周壁の傾斜面との当接から離れ、可
動爪14が原位置に復帰して固定爪13と接触しなくな
る。そして、可動爪14および固定爪13の下端の尖り
歯141,131が、挟持作用を開放して、布シートA
が固定爪13と可動爪14との間から容易に離脱する。
【0029】図5は、この発明にかかる第2の実施例を
示す正視図であり、図7は、その線VII−VIIにお
ける断面図解図である。この実施例の布グリッパー10
は、第1の実施例とほぼ同じ部材によって構成される。
すなわち、図5に示す第2の実施例の布グリッパー10
は、主として、基座21と、基座21と連結する駆動手
段22と、基座21下端に設けられる固定爪23と、駆
動手段22に駆動されて固定爪23に対して変位運動を
する可動爪24とからなる。このうち、基座21は、そ
の上端にボルト15を介して、布グリッパー10全体を
移動できるようにするための動力装置(図示せず)と連
結される。また、ボルト15下端と基座21との間に
は、基座21底面と布シートAとの水平接触角度を調整
するためのクッション装置16が、図1に示す実施例と
同様に設けられる。クッション装置16は、ボルト15
により基座21が平板台上面の布シートA表面に移動さ
れた際に、固定爪23および可動爪24の下端の尖り歯
が確実に布シートA表面に接触できるようにするための
ものである。
示す正視図であり、図7は、その線VII−VIIにお
ける断面図解図である。この実施例の布グリッパー10
は、第1の実施例とほぼ同じ部材によって構成される。
すなわち、図5に示す第2の実施例の布グリッパー10
は、主として、基座21と、基座21と連結する駆動手
段22と、基座21下端に設けられる固定爪23と、駆
動手段22に駆動されて固定爪23に対して変位運動を
する可動爪24とからなる。このうち、基座21は、そ
の上端にボルト15を介して、布グリッパー10全体を
移動できるようにするための動力装置(図示せず)と連
結される。また、ボルト15下端と基座21との間に
は、基座21底面と布シートAとの水平接触角度を調整
するためのクッション装置16が、図1に示す実施例と
同様に設けられる。クッション装置16は、ボルト15
により基座21が平板台上面の布シートA表面に移動さ
れた際に、固定爪23および可動爪24の下端の尖り歯
が確実に布シートA表面に接触できるようにするための
ものである。
【0030】また、第2の実施例の布グリッパー10
は、可動爪14を固定爪13に対して変位運動させるた
めの駆動手段22を含む。駆動手段22は、基座21の
略中央部に設けられる。この駆動手段22は、たとえ
ば、空気シリンダあるいは電磁バルブなどで形成され
る。駆動手段22は、布シートと平行に延びるようにし
て、伸縮運動可能な出力軸221を備える。図7に示す
出力軸221の右端部は、可連動ブロック222の一端
近傍に当接される。連動ブロック222は、その中央部
より他端部よりの部分で枢支軸223により基座21に
対して回動可能に軸支される。そして、連動ブロック2
22の他端部は、可動爪24の外側面に当接される。
は、可動爪14を固定爪13に対して変位運動させるた
めの駆動手段22を含む。駆動手段22は、基座21の
略中央部に設けられる。この駆動手段22は、たとえ
ば、空気シリンダあるいは電磁バルブなどで形成され
る。駆動手段22は、布シートと平行に延びるようにし
て、伸縮運動可能な出力軸221を備える。図7に示す
出力軸221の右端部は、可連動ブロック222の一端
近傍に当接される。連動ブロック222は、その中央部
より他端部よりの部分で枢支軸223により基座21に
対して回動可能に軸支される。そして、連動ブロック2
22の他端部は、可動爪24の外側面に当接される。
【0031】さらに、図5に示す第2の実施例の布グリ
ッパー10では、固定爪23と可動爪24とが、横長板
状に設けられる。そして、図6および図17に示すよう
に、固定爪23と可動爪24との間に適当な間隙Dが形
成され、固定爪23および可動爪14のそれぞれ下端縁
に、互いに対向して傾斜する所定数の尖り歯231,2
41が設けられる。したがって、この第2の実施例の布
グリッパー10では、比較的長い挟着区域を備える。
ッパー10では、固定爪23と可動爪24とが、横長板
状に設けられる。そして、図6および図17に示すよう
に、固定爪23と可動爪24との間に適当な間隙Dが形
成され、固定爪23および可動爪14のそれぞれ下端縁
に、互いに対向して傾斜する所定数の尖り歯231,2
41が設けられる。したがって、この第2の実施例の布
グリッパー10では、比較的長い挟着区域を備える。
【0032】次に、図5に示す第2の実施例の布グリッ
パー10の作動状況を説明する。まず、図7の一点鎖線
が示すように、駆動手段22により、出力軸221を介
して連動ブロック222の一端近傍を突き出すようにし
て移動させる。すると、連動ブロック222が枢支軸2
23を中心として回動し、連動ブロック222の他端部
が、可動爪24を、図6(C)の矢印で示すように、そ
の外側から内側方向へと押圧し、可動爪24を適度に固
定爪23に近接させる。こうして、固定爪23に対する
可動爪24の相対移動により、両尖り歯231,241
に布シートA繊維の挟持作用が生じる。こうして、第2
の実施例の布グリッパー10でも、確実に布シートAを
抓み取ることができる。また、可動爪24を逆方向に変
位させることにより、布シートAを容易に離脱させるこ
とができる。
パー10の作動状況を説明する。まず、図7の一点鎖線
が示すように、駆動手段22により、出力軸221を介
して連動ブロック222の一端近傍を突き出すようにし
て移動させる。すると、連動ブロック222が枢支軸2
23を中心として回動し、連動ブロック222の他端部
が、可動爪24を、図6(C)の矢印で示すように、そ
の外側から内側方向へと押圧し、可動爪24を適度に固
定爪23に近接させる。こうして、固定爪23に対する
可動爪24の相対移動により、両尖り歯231,241
に布シートA繊維の挟持作用が生じる。こうして、第2
の実施例の布グリッパー10でも、確実に布シートAを
抓み取ることができる。また、可動爪24を逆方向に変
位させることにより、布シートAを容易に離脱させるこ
とができる。
【0033】さらに、図8は、この発明にかかる第3の
実施例の断面図解図を示し、図10は、その線X−Xに
おける断面図解図である。図8に示すように、第3の実
施例の布グリッパー10は、基座31と、基座31と連
結した駆動手段32と、基座31下端に設けられる固定
爪33と、駆動手段32に駆動されて固定爪33に対し
て相対移動をする可動爪34とからなる。固定爪33お
よび可動爪34は、たとえば図18に示すように、とも
にリング状を呈する。固定爪13と可動爪14とは、図
4に示すように、両者の間に適当な間隙Dを有しなが
ら、可動爪14が固定爪13に入れ子式に内装される。
固定爪33および可動爪34の下端には、それぞれ、図
9(A)に示すように、尖り歯331,341が互いに
対向して傾斜するように設けられ、図9(B)に示すよ
うに、正面から見た時に、尖り歯331,341が互い
違いに噛み合うように形成される。また、この第3の実
施例の布グリッパー10は、固定爪33の尖り歯331
と可動爪34の尖り歯341とが同一平面上で平行に回
動するように可動爪34を支持するための軸受け35を
含む。軸受け35は、可動爪34と固定爪33との間に
設けられる。軸受35は、回動を円滑にし、可動爪34
と固定爪33との連結関係をより安定かつ牢固にするた
めのものである。また、この第3の実施例の布グリッパ
ー10も、図1に示す布グリッパー10と同様に、クッ
ション装置16およびボルト15を介して、動力装置
(図示せず)に連結され、自在に移動される。
実施例の断面図解図を示し、図10は、その線X−Xに
おける断面図解図である。図8に示すように、第3の実
施例の布グリッパー10は、基座31と、基座31と連
結した駆動手段32と、基座31下端に設けられる固定
爪33と、駆動手段32に駆動されて固定爪33に対し
て相対移動をする可動爪34とからなる。固定爪33お
よび可動爪34は、たとえば図18に示すように、とも
にリング状を呈する。固定爪13と可動爪14とは、図
4に示すように、両者の間に適当な間隙Dを有しなが
ら、可動爪14が固定爪13に入れ子式に内装される。
固定爪33および可動爪34の下端には、それぞれ、図
9(A)に示すように、尖り歯331,341が互いに
対向して傾斜するように設けられ、図9(B)に示すよ
うに、正面から見た時に、尖り歯331,341が互い
違いに噛み合うように形成される。また、この第3の実
施例の布グリッパー10は、固定爪33の尖り歯331
と可動爪34の尖り歯341とが同一平面上で平行に回
動するように可動爪34を支持するための軸受け35を
含む。軸受け35は、可動爪34と固定爪33との間に
設けられる。軸受35は、回動を円滑にし、可動爪34
と固定爪33との連結関係をより安定かつ牢固にするた
めのものである。また、この第3の実施例の布グリッパ
ー10も、図1に示す布グリッパー10と同様に、クッ
ション装置16およびボルト15を介して、動力装置
(図示せず)に連結され、自在に移動される。
【0034】また、駆動手段32は、同一軸に第1の出
力軸321および第2の出力軸322を備える。この駆
動手段32は、空気シリンダで形成してもよい。駆動手
段32の第1の出力軸321には、揺動アーム323が
連結される。また、基座31内には、第1の出力軸32
1および揺動アーム323を収納するための容置空間1
10が形成される。容置空間110の揺動アーム323
の両側には、揺動アーム323の回動を所定角度内に規
制する振止部111が対向して設けられる。一方、図8
に示すように、駆動手段32の第2の出力軸322は、
可動爪34を連動して回動させることができるように、
可動爪34と連結される。なお、駆動手段32が、自動
的に所定角度の範囲内でその回動運動を規制できるも
の、すなわち、自動的に所定角度の範囲内で往復回動運
動できるものとすれば、振止部111を省くことができ
る。
力軸321および第2の出力軸322を備える。この駆
動手段32は、空気シリンダで形成してもよい。駆動手
段32の第1の出力軸321には、揺動アーム323が
連結される。また、基座31内には、第1の出力軸32
1および揺動アーム323を収納するための容置空間1
10が形成される。容置空間110の揺動アーム323
の両側には、揺動アーム323の回動を所定角度内に規
制する振止部111が対向して設けられる。一方、図8
に示すように、駆動手段32の第2の出力軸322は、
可動爪34を連動して回動させることができるように、
可動爪34と連結される。なお、駆動手段32が、自動
的に所定角度の範囲内でその回動運動を規制できるも
の、すなわち、自動的に所定角度の範囲内で往復回動運
動できるものとすれば、振止部111を省くことができ
る。
【0035】次に、図8から図11を参照しながら、第
3の実施例の作動状況について説明する。図8および図
10に示すように、駆動手段32が作動すると第1の出
力軸321,および第2の出力軸322が軸回りに回動
する。この時、第1の出力軸321および第2の出力軸
322の往復回動角度は、揺動アーム323が振止部1
11の規制を受けているので小さい角度範囲のみにとど
まる。第2の主力軸322は、図9(C)に示すよう
に、可動爪34を連動して回動する。こうして、固定爪
33の尖り歯331と可動爪34の尖り歯341とが、
布シートAに平行な同一平面上で、平行に回動する。そ
して、可動爪34と固定爪33間の相対運動(図11図
中の矢印方向)に伴い、所定の間隙Dを狭める方向に固
定爪33下端の尖り歯331と可動爪34下端の尖り歯
341とが回転方向に相対的に変位する。そして、図1
1に示すように、布シートAの繊維を挟持する動作をな
して、布シートAが抓み取られる。また、逆方向に可動
爪34を回動変位させることにより、布シートAを容易
に離脱させることができる。
3の実施例の作動状況について説明する。図8および図
10に示すように、駆動手段32が作動すると第1の出
力軸321,および第2の出力軸322が軸回りに回動
する。この時、第1の出力軸321および第2の出力軸
322の往復回動角度は、揺動アーム323が振止部1
11の規制を受けているので小さい角度範囲のみにとど
まる。第2の主力軸322は、図9(C)に示すよう
に、可動爪34を連動して回動する。こうして、固定爪
33の尖り歯331と可動爪34の尖り歯341とが、
布シートAに平行な同一平面上で、平行に回動する。そ
して、可動爪34と固定爪33間の相対運動(図11図
中の矢印方向)に伴い、所定の間隙Dを狭める方向に固
定爪33下端の尖り歯331と可動爪34下端の尖り歯
341とが回転方向に相対的に変位する。そして、図1
1に示すように、布シートAの繊維を挟持する動作をな
して、布シートAが抓み取られる。また、逆方向に可動
爪34を回動変位させることにより、布シートAを容易
に離脱させることができる。
【0036】図12,図13,および図14は、それぞ
れこの発明における第4の実施例の正断面図、上断面図
および側断面図である。図示のように、第4の実施例
は、基座41と、駆動手段42と、基座41に設けられ
る固定爪43と、駆動手段42によって固定爪43と相
対運動をなす可動爪44とからなる。固定爪43と可動
爪44とは、たとえば図12および図19に示すよう
に、横長板状を呈する。第4の実施例では、固定爪43
が、一対設けられる。一対の固定爪43の中間に、長手
方向に水平移動自在、すなわち布シートAの表面に対し
て平行移動自在に可動爪44が挟持される。また、この
第4の実施例の布グリッパー10も、図1に示す布グリ
ッパー10と同様に、クッション装置16およびボルト
15を介して、動力装置(図示せず)に連結され、自在
に移動される。
れこの発明における第4の実施例の正断面図、上断面図
および側断面図である。図示のように、第4の実施例
は、基座41と、駆動手段42と、基座41に設けられ
る固定爪43と、駆動手段42によって固定爪43と相
対運動をなす可動爪44とからなる。固定爪43と可動
爪44とは、たとえば図12および図19に示すよう
に、横長板状を呈する。第4の実施例では、固定爪43
が、一対設けられる。一対の固定爪43の中間に、長手
方向に水平移動自在、すなわち布シートAの表面に対し
て平行移動自在に可動爪44が挟持される。また、この
第4の実施例の布グリッパー10も、図1に示す布グリ
ッパー10と同様に、クッション装置16およびボルト
15を介して、動力装置(図示せず)に連結され、自在
に移動される。
【0037】図13に示すように、可動爪44の一端近
傍には、第1の移動孔442が穿設される。第1の移動
孔442は、可動爪44の移動方向に長い長孔状に形成
される。また、第1の移動孔442に対応して、第1の
固定孔432が、一対の固定爪43の一端近傍にそれぞ
れ穿設される。第1の固定手段421は、第1の移動孔
442に挿通され、その両端部が第1の固定孔432に
固着される。また、第2の移動孔443は、一対の固定
爪43の他端近傍にそれぞれ穿設される。第2の移動孔
443は、可動爪44の移動方向に長い長孔状に形成さ
れる。第2の移動孔443に対応して、第2の固定孔4
43は、可動爪44に穿設される。第2の固定手段42
2は、その一端部が駆動手段42に連設され移動孔の長
手方向へ水平移動可能に設けられ、他端部が第2の移動
孔443に挿通される。そして、第2の固定手段422
は、その略中央部で第2の固定孔443に固着される。
傍には、第1の移動孔442が穿設される。第1の移動
孔442は、可動爪44の移動方向に長い長孔状に形成
される。また、第1の移動孔442に対応して、第1の
固定孔432が、一対の固定爪43の一端近傍にそれぞ
れ穿設される。第1の固定手段421は、第1の移動孔
442に挿通され、その両端部が第1の固定孔432に
固着される。また、第2の移動孔443は、一対の固定
爪43の他端近傍にそれぞれ穿設される。第2の移動孔
443は、可動爪44の移動方向に長い長孔状に形成さ
れる。第2の移動孔443に対応して、第2の固定孔4
43は、可動爪44に穿設される。第2の固定手段42
2は、その一端部が駆動手段42に連設され移動孔の長
手方向へ水平移動可能に設けられ、他端部が第2の移動
孔443に挿通される。そして、第2の固定手段422
は、その略中央部で第2の固定孔443に固着される。
【0038】第4の実施例の布グリッパー10では、固
定爪43に連設された駆動手段42を作動させると、そ
の出力軸420が可動爪44を連動し、一対の固定爪4
3間で可動爪44を、図15(C)に示すように布シー
トに対して平行に移動させる。すると、固定爪43と可
動爪44との相対運動により、それぞれの下端の尖り歯
431,441が、図11に示すと同様に、挟持作用を
なして布シートAを抓み上げることとなる。
定爪43に連設された駆動手段42を作動させると、そ
の出力軸420が可動爪44を連動し、一対の固定爪4
3間で可動爪44を、図15(C)に示すように布シー
トに対して平行に移動させる。すると、固定爪43と可
動爪44との相対運動により、それぞれの下端の尖り歯
431,441が、図11に示すと同様に、挟持作用を
なして布シートAを抓み上げることとなる。
【0039】上述した何れの実施例も、布シートAの繊
維組織に対応して、固定爪、および可動爪のそれぞれ下
端の尖り爪の大きさ、および形状を変換できるように設
計される。そして、尖り歯が、布シートに突っ込まれて
進入する深さを規制することにより、尖り歯が布シート
を傷付けないようにすることができ、かつ確実に布シー
トを抓み取り上げる目的を達成することができる。ま
た、この発明における第1の実施例および第3の実施例
のリング状の固定爪および可動爪は、面積が小さく、か
つ単純な形状の布シート、および無方向性、無長条凸縁
の布シートに適用される。また、第2の実施例および第
4の実施例の横長板状の固定爪および可動爪は、比較的
長めの挟着区域を備えているので、帯状および長条形状
または形状変化の多様な布シート、あるいは布シートの
端縁を挟持する必要がある場合などに適用されるもので
ある。
維組織に対応して、固定爪、および可動爪のそれぞれ下
端の尖り爪の大きさ、および形状を変換できるように設
計される。そして、尖り歯が、布シートに突っ込まれて
進入する深さを規制することにより、尖り歯が布シート
を傷付けないようにすることができ、かつ確実に布シー
トを抓み取り上げる目的を達成することができる。ま
た、この発明における第1の実施例および第3の実施例
のリング状の固定爪および可動爪は、面積が小さく、か
つ単純な形状の布シート、および無方向性、無長条凸縁
の布シートに適用される。また、第2の実施例および第
4の実施例の横長板状の固定爪および可動爪は、比較的
長めの挟着区域を備えているので、帯状および長条形状
または形状変化の多様な布シート、あるいは布シートの
端縁を挟持する必要がある場合などに適用されるもので
ある。
【0040】なお、上述の各実施例における各部材は、
たとえばSK鋼、SKD鋼などの工具鋼により形成され
る。また、特に、第1の実施例と第2の実施例の場合に
は、可動爪に幾分かの弾力を持たさなければならないの
で、可動爪をばね鋼により形成することが好ましい。
たとえばSK鋼、SKD鋼などの工具鋼により形成され
る。また、特に、第1の実施例と第2の実施例の場合に
は、可動爪に幾分かの弾力を持たさなければならないの
で、可動爪をばね鋼により形成することが好ましい。
【図1】この発明にかかる第1の実施例を示す断面図解
図である。
図である。
【図2】図1に示す第1の実施例の部分断面図である。
【図3】(A)は、可動爪の尖り歯の拡大図解図であ
る。(B)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯との関
係を示す断面図解図である。(C)は、固定爪の尖り歯
と可動爪の尖り歯との関係を示す正面図解図である。
(D)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯との関係を
示す底面図解図である。
る。(B)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯との関
係を示す断面図解図である。(C)は、固定爪の尖り歯
と可動爪の尖り歯との関係を示す正面図解図である。
(D)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯との関係を
示す底面図解図である。
【図4】図1に示す第1の実施例の固定爪および可動爪
の作動状況を示す図である。
の作動状況を示す図である。
【図5】この発明にかかる第2の実施例を示す正視図で
ある。
ある。
【図6】(A)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯と
の関係を示す断面図解図である。(B)は、固定爪の尖
り歯と可動爪の尖り歯との関係を示す正面図解図であ
る。(C)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯との関
係を示す底面図解図である。
の関係を示す断面図解図である。(B)は、固定爪の尖
り歯と可動爪の尖り歯との関係を示す正面図解図であ
る。(C)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯との関
係を示す底面図解図である。
【図7】図5の線VII−VIIにおける断面図解図で
ある。
ある。
【図8】この発明にかかる第3の実施例を示す断面図解
図である。
図である。
【図9】(A)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯と
の関係を示す断面図解図である。(B)は、固定爪の尖
り歯と可動爪の尖り歯との関係を示す正面図解図であ
る。(C)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯との関
係を示す底面図解図である。
の関係を示す断面図解図である。(B)は、固定爪の尖
り歯と可動爪の尖り歯との関係を示す正面図解図であ
る。(C)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯との関
係を示す底面図解図である。
【図10】図8の線X−Xにおける断面図解図である。
【図11】図8に示す第3の実施例の固定爪及び可動爪
の作動状況を示す図である。
の作動状況を示す図である。
【図12】この発明にかかる第4の実施例を示す正断面
図である。
図である。
【図13】図12に示す第4の実施例の上断面図であ
る。
る。
【図14】図12に示す第4の実施例の側面図である。
【図15】(A)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯
との関係を示す断面図解図である。(B)は、固定爪の
尖り歯と可動爪の尖り歯との関係を示す正面図解図であ
る。(C)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯との関
係を示す底面図解図である。
との関係を示す断面図解図である。(B)は、固定爪の
尖り歯と可動爪の尖り歯との関係を示す正面図解図であ
る。(C)は、固定爪の尖り歯と可動爪の尖り歯との関
係を示す底面図解図である。
【図16】(A)は、図1の線XVI−XVIにおける
断面図解図である。(B)は、その変形例を示す断面図
解図である。
断面図解図である。(B)は、その変形例を示す断面図
解図である。
【図17】図5の線XVII−XVIIにおける断面図
解図である。
解図である。
【図18】図6の線XVIII−XVIIIにおける断
面図解図である。
面図解図である。
【図19】図9の線XIX−XIXにおける断面図解図
である。
である。
10 布グリッパー 11,21,31,41 基座 12,22,32,42 駆動手段 13,23,33,43 固定爪 14,24,34,44 可動爪 131,141,231,241,331,341,4
31,441 尖り歯142 スプリット 15 ボルト 16 クッション装置 161 保持座 110,162 容置空間 163 ばね手段 121,221,420 出力軸 122 連動ブロック 321 第1の出力軸 322 第2の出力軸 323 揺動アーム 111 振止部 35 軸受 432 第1の固定孔 433 第2の移動孔 442 第1の移動孔 443 第2の固定孔 421 第1の固定手段 422 第2の固定手段 A 布シート D 間隙
31,441 尖り歯142 スプリット 15 ボルト 16 クッション装置 161 保持座 110,162 容置空間 163 ばね手段 121,221,420 出力軸 122 連動ブロック 321 第1の出力軸 322 第2の出力軸 323 揺動アーム 111 振止部 35 軸受 432 第1の固定孔 433 第2の移動孔 442 第1の移動孔 443 第2の固定孔 421 第1の固定手段 422 第2の固定手段 A 布シート D 間隙
Claims (7)
- 【請求項1】 基座、 前記基座の布シート側の端に固設される固定爪、 前記固定爪に対して変位運動可能に対向して設けられる
可動爪、 前記基座と連結され、前記可動爪を前記固定爪に対して
変位運動させるために形成される駆動手段、および前記
固定爪の布シート側の端縁と前記可動爪の布シート側の
端縁とに、それぞれ互いに対向して傾斜するよう形成さ
れる尖り歯を含む、布グリッパー。 - 【請求項2】 前記基座を自在に移動させるための動力
装置、前記基座の布シート側とは反対側の端において、
前記動力装置と連結するボルト、および前記ボルトの前
記動力装置が連結された端とは反対側の端と前記基座と
の間に設けられるクッション装置を含み、 前記クッション装置は、前記ボルトの端に設けられる保
持座、 前記基座の布シート側とは反対側の端側に形成され、前
記保持座を収納するための容置空間、および前記容置空
間のボルトとは反対側より装入され、前記保持座に当接
されて、前記保持座を支承するばね手段を含む、請求項
1の布グリッパー。 - 【請求項3】 前記固定爪と前記可動爪とが、それぞれ
リング状に形成される、請求項1の布グリッパー。 - 【請求項4】 前記固定爪と前記可動爪とが、それぞれ
横長板状に形成される、請求項1の布グリッパー。 - 【請求項5】 前記駆動手段に連設される伸縮運動可能
な出力軸、および前記出力軸の一端部に連動するように
取り付けられ、かつ前記固定爪が設けられた面とは反対
側の前記可動爪の面に当接される連動ブロックを含み、 前記出力軸に連動する前記連動ブロックが、前記可動爪
を前記固定爪が設けられた方向へと押圧し、前記可動爪
の前記固定爪側を前記固定爪の前記可動爪側に近接させ
る、請求項1の布グリッパー。 - 【請求項6】 前記駆動手段に軸回動可能に連設される
第1の出力軸、 その一端部が前記第1の出力軸と同軸回動可能に前記駆
動手段に連設され、他端部が前記可動爪と連結される第
2の出力軸、 前記第1の出力軸に形成される揺動アーム、 前記基座内に形成され、前記第1の出力軸と前記揺動ア
ームとを収納するための容置空間、 前記容置空間の前記揺動アームの近傍に設けられ、前記
揺動アームの揺動を所定角度内に規制するための振止
部、および前記可動爪と前記固定爪との間に設けられ、
前記固定爪の前記尖り歯と前記可動爪の前記尖り歯とが
同一平面上で平行に回動するように前記可動爪を支持す
るための軸受けを含む、請求項1の布グリッパー。 - 【請求項7】 前記固定爪は、前記可動爪を布シートに
対して平行移動可能に両側から挟持するよう1対設けら
れる請求項4の布グリッパーであって、 前記可動爪の一端近傍に穿設され、前記可動爪の移動方
向に長い長孔状に形成される第1の移動孔、 前記第1の移動孔に対応して、前記一対の固定爪の一端
近傍にそれぞれ穿設される第1の固定孔、 前記第1の移動孔に挿通され、両端部が前記第1の固定
孔に固着される第1の固定手段、 前記一対の固定爪の他端近傍にそれぞれ穿設され、前記
可動爪の移動方向に長い長孔状に形成される第2の移動
孔、 前記第2の移動孔に対応して、前記可動爪に穿設される
第2の固定孔、およびその一端部が前記布シートに対し
て平行移動可能に前記駆動手段に連設され、他端部が前
記第2の移動孔に挿通されて、その略中央部で前記第2
の固定孔に固着される第2の固定手段を含む、布グリッ
パー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7803994A JPH07268709A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 布グリッパー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7803994A JPH07268709A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 布グリッパー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07268709A true JPH07268709A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13650693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7803994A Pending JPH07268709A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 布グリッパー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07268709A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50145691A (ja) * | 1973-01-16 | 1975-11-22 | ||
| JPS5751239A (en) * | 1980-07-19 | 1982-03-26 | Kernforschungsz Karlsruhe | Hard alloy and method |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP7803994A patent/JPH07268709A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50145691A (ja) * | 1973-01-16 | 1975-11-22 | ||
| JPS5751239A (en) * | 1980-07-19 | 1982-03-26 | Kernforschungsz Karlsruhe | Hard alloy and method |
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