JPH072688A - 腸内有毒腐敗産物抑制剤 - Google Patents

腸内有毒腐敗産物抑制剤

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JPH072688A
JPH072688A JP3236775A JP23677591A JPH072688A JP H072688 A JPH072688 A JP H072688A JP 3236775 A JP3236775 A JP 3236775A JP 23677591 A JP23677591 A JP 23677591A JP H072688 A JPH072688 A JP H072688A
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JP
Japan
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tryptophan
intestine
putrescent
product
administration
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Withdrawn
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JP3236775A
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English (en)
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Iwao Koizumi
巌 古泉
Yoshihiko Suzuki
嘉彦 鈴木
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ACT SEVEN KK
RIKOMU KK
Ricom Corp
Original Assignee
ACT SEVEN KK
RIKOMU KK
Ricom Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マッシュルームの抽出物を投与することで、
特に、動物性タンパク質の過剰摂取によって腸内で産生
される有毒腐敗物質を抑制すること。 【構成】 マッシュルームの抽出物は、腸内で発生する
有毒な腐敗産物であるアミン類やメルカプタン類を抑制
する効果がある。このことは、マッシュルームの抽出物
の投与によって、動物性タンパク質に多く含まれている
トリプトファンの代謝物であるトリプタミンやインドー
ルの血清中での数値が低減または消失されることによっ
て示唆される。したがって、マッシュルームの抽出物を
投与することで、近年、動物性タンパク質の過剰摂取に
よって急激に増えてきている胃腸及び肝臓障害を含む成
人病を予防することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野>本発明は腸内有毒腐敗産物の生成
の抑制及び予防を目的とした製剤に関する。
<従来の技術>近年、食生活が洋風化し、大腸ガンの発
生率が増えてきている。それは食事内容の変化で、第一
に動物性タンパク質や高脂肪の摂取量が多くなったこ
と、第二に食物繊維の摂取量が少なくなったこと等が考
えられる。食物を摂取すると消化管内の酵素によって吸
収しやすい栄養素にかえ変えられるが、一方では腸内細
菌による分解でタンパク質が腐敗産物の一種である各種
のアミン類やメルカプタン類に変えられる。アミン類や
メルカプタン類は有毒なものが多く、ある種のアミノ酸
分解物には発ガン性があり、これらは腸内有害菌によっ
て生成されると考えられている。又、生成された腐敗産
物は腸内で栄養素の吸収を阻害し、また腸壁の毛細血管
から吸収されて、生体に様々な悪影響を及ぼす。従来、
腸内腐敗産物を抑制する方法としては、抗生物質投与に
より、腸内で有害物質を生成する大腸菌、ウェルシュ
菌、サルモネラ菌等の悪性腸内細菌を死滅させる方法が
用いられてきた。しかし、抗生物質の多用は、腸内の有
用菌も死滅させたり、耐性菌ができるとか、腸内菌叢の
バランスをくずし、免疫機能の低下をひき起こすことも
多く報告されている。また食物を食物繊維の多い植物性
のものを主体に摂取することによって、腸内の有用菌を
優位にし、有害物質の生成に関与している有害菌を少な
くする方法も有効であるが、食事療法の食生活を継続す
ることは苦しく、味気ないものである。食生活は動物性
と植物性の栄養素をバランス良く摂取することが理想で
あり、食物繊維も摂りすぎると体に必要な鉄、銅、カル
シウムなどの微量金属の吸収を損なうことが報告されて
いる。
<発明が解決しようとした間題点>本発明の目的は、食
生活の洋風化で動物性タンパク質や高脂胞の過剰摂取で
生ずる腸内有毒腐敗産物の発生を、人間が常食としてい
るマッシュルーム子実体から抽出したエキスを経口投与
することによって、抑制又は予防することである。本発
明の他の目的は、食品、飲料、飼料等に添加し、継続し
て摂取することにより、腐敗産物の腸内発生を抑制又は
予防することである。マッシュルームの生理活性効果に
ついては研究も行なわれており、マウス肉種に対する抑
制効果が報告されている。
<問題を解決するための手段>上記目的は、マッシュル
ーム子実体から水溶液によって抽出したエキス(リコム
社製Bio−M)により達成される。本発明に用いるこ
とのできるマッシュルーム子実体は、麦ワラ、鶏糞、綿
実油カス等の混合物を60〜70℃で発酵して得られた
推肥に40〜55℃で高温菌類を増殖させて、有機チッ
素(蛋白質)を増やした25℃のコンポストにマッシュ
ルーム菌を接種し、菌子が成長した後、ピートモス、赤
土、水等で練ったものを覆土して、温度15℃、湿度7
0〜80%の条件下で子実体を形成して得られる均一な
ものである。子実体は傘部、柄部、根部のいずれも使用
可能である。また、成長の時期については、あまり傘が
開かない時期のものが好ましい。鮮度は新しい程よく、
保存する場合は0〜5℃冷蔵または冷凍する必要があ
る。エキスの抽出は、子実体100部にpH4〜6の有
機酸水溶液150部〜500部を加え、冷水から除々に
温度を上げて、一定の温度に達したら、直ちにろ過して
上澄液を得る。有機酸には、リンゴ酸、クエン酸、コハ
ク酸、酢酸等が使用できる。
<作用・効果>本発明品を経口投与することにより、腸
内有害菌によって生成される有毒腐敗産物の発生を抑制
又は予防することができる。このことは、本発明品とト
リプトファンを併用投与することによって、トリプトフ
ァン代謝物、トリプタミンやインドールが血清中で低減
または消失することによって示唆される。トリプトファ
ンは食物性タンパク質よリも動物性タンパク質に比較的
多く含まれている必須アミノ酸で、脱カルボキシル反応
や腸内細菌等によってトリプタミン、インドールを生成
する。これらトリプトファン代謝物、トリプタミンやイ
ンドールは、特異な悪臭のある生体の有害物質として知
られており、食物摂取の内容によっては腸内で大量に生
成され、一部分は吸収されて胃腸をはじめ、肝機能や血
管に対して種々の障害を与えている。本発明品の摂取に
よって、食物を摂取した場合に腸内でつくられる各種ト
リプトファン代謝物を抑制又は予防し、それによって、
近年食生活の変化で急激に増えてきた胃腸及び肝臓障害
を含む成人病を予防することが考えられる。本発明品の
作用機序に関与する特定の化合物は現在のところ同定さ
れていないが、マッシュルームに元来存在しているもの
ではなく、抽出過程において、マッシュルーム菌体の酵
素系が関与し、新たに生成された化合物であると考えら
れる。
<実施例> (1)製造方法(リコム社製Bio−M製造法) 1kgの新鮮マッシュルーム子実体をスライスし、1.
7kgの0.5%リンゴ酸水溶液を加え、時々撹拌しな
がら、除々に温度を上げ、70℃で1〜2時間加温す
る。その後、直ちにフィルターでろ過し、本発明品の抽
出エキス2kgを得た。
(2)投与試験方法 家兎(日本白色在来種)のオス、体重2.0〜2.5k
gを(1)トリプトファン投与群、(2)トリプトファ
ンと本発明品の併用投与群、(3)対照群(トリプトフ
ァン無投与群)に区分し、カテテールを使用してそれぞ
れ経口投与し、トリプトファン及びトリプトファン代謝
産物の血清中の濃度を観察した。トリプトファンの投与
量は、L−トリプトファンを蒸留水で懸濁液とし、体重
1kg当り1gとした。本発明品の投与量は体重1kg
当り5mlとした。採血方法は、本発明品の投与前、投
与後1、3、6、9、12時間経過後に耳静脈より採血
し、直ちに3,000rpm10’で血清分離した。H
PLCの分析条件は以下の様にした。HPLC:VAR
IAN5000カラム:Hitachi Gel#30
56(4mm×150mm)、移動:Trifluov
oacetic acid(TFA)0.1%、Ace
tonitrile 15.0%、D、W84.9%、
流速:1.0ml/min、検出器:UV265nm。
給餌(オリエンタル酵母工業製固形飼料ORC4)、給
水は試験区、対照区とも自由摂取させた。
<試験例> (1)試験例:血清中のトリプトファンの経時変化 表1の(1)と(2)はトリプトファン経口投与後の血
清中の数値を示したものである。投与1時間後、トリプ
トファン単独投与群に比ベトリプトファンと本発明品併
用投与群の血清中の数値が高くなり、小腸におけるトリ
プトファンの消化吸収率に良い影響を与えていることを
示唆している。また6時間後、本発明品併用投与群は、
単独投与群に比べトリプトファンの分解について有意な
差が見られ、表1−(3)対照群に近似した値を示し
た。一般には摂取したタンパク質の大部分は、小腸の消
化酵素によってアミノ酸に分解されてから吸収される。
小腸で吸収されなかったタンパク質は、大腸へ送られ、
腐敗菌によって分解され、発ガン性のある各種有毒物質
を生成すると考えられている。また、吸収されたアミノ
酸は、再び肝臓の働きで再合成されて、タンパク質を形
成する。従って6時間後の併用投与群の数値は、肝臓に
おけるタンパク質の再合成の促進について、本発明品が
良い影響を与えていると考えられる。
(2)試験例:血清中のインドールの経時変化 表2−(1)〜(2)は血清中のインドールの経時変化
を示した。トリプトファン単独投与群は投与後1〜12
時間経過後の血清中に多量のインドールが見られる。こ
れに比べ併用投与群では、経時的に減少傾向が見られ、
12時間後には表2−(3)対照群と同じように血清中
のインドールが見られなかった。
(3)試験例:血清中のトリプタミンの経時変化 表3
−(1)〜(2)は血清中のトリプタミンの経時変化を
示した。トリプトファン単独投与群は1〜6時間経過後
の血清中に多量のトリプタミンの生成が見られる。これ
にくらべ併用投与群では、表3−(3)対照群と同じよ
うに、トリプタミンの生成は見られなかった。
<発明の効果>腸内で産生された有害物質は血管に入
り、血清中に見ることが出来る。本発明品とトリプトフ
ァンを併用投与することにより、通常トリプトファン経
口投与によって、血清中に見られるトリプトファン代謝
物で、腸内の主な腐敗産物、インドール、トリプタミン
が抑制される傾向が示された。この作用機序は明らかで
はないが、本発明品が、腸内菌叢に良い影響を与え、腸
内において、有毒物質の産生を抑制または防止している
ものと考えられる。本発明品とトリプトファンを併用投
与することによって、小腸におけるトリプトファンの吸
収率が上昇すること、更に本発明品を投与することによ
ってアンモニアの発生を抑制し腸内細菌叢の働きを正常
化し、脂肪酸、アミノ酸類における小腸の吸収率が上昇
すること及び他のアミノ酸からのアミンの生成も抑制す
ること等が示唆された。このことは栄養素の腸内の利用
効率が明らかに改善されることを意味し、更に、肝臓の
タンパク質再合成の促進を示唆する結果も明らかにされ
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マッシュルーム(学名:Agaricusbispor
    us)子実体の水溶液による抽出エキスを主成分とする
    腸内有毒腐敗産物(トリプタミン、インドール)の抑制
JP3236775A 1991-06-11 1991-06-11 腸内有毒腐敗産物抑制剤 Withdrawn JPH072688A (ja)

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JP3236775A JPH072688A (ja) 1991-06-11 1991-06-11 腸内有毒腐敗産物抑制剤

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998044937A1 (en) * 1997-04-04 1998-10-15 Ricom Shoji Corp. Preventive or remedy for kidney diseases
US6200569B1 (en) 1997-11-05 2001-03-13 Tang-An Medical Co., Ltd. Composition and method for increasing insulin activity
JP2010143878A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Rikomu:Kk 加齢臭抑制用組成物及び食品
JP2011518864A (ja) * 2008-04-29 2011-06-30 ファーネクスト 血管新生の調節を通したアルツハイマー病および関連障害の処置のための新たな治療アプローチ

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