JPH0726925Y2 - 小型温室装置 - Google Patents
小型温室装置Info
- Publication number
- JPH0726925Y2 JPH0726925Y2 JP1992012460U JP1246092U JPH0726925Y2 JP H0726925 Y2 JPH0726925 Y2 JP H0726925Y2 JP 1992012460 U JP1992012460 U JP 1992012460U JP 1246092 U JP1246092 U JP 1246092U JP H0726925 Y2 JPH0726925 Y2 JP H0726925Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- greenhouse
- air
- opening
- skylight
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/14—Measures for saving energy, e.g. in green houses
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、家庭での植物栽培、特
にカトレアなどの洋らん栽培等に好適な小型温室装置に
関する。
にカトレアなどの洋らん栽培等に好適な小型温室装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用温室の提案としては、実開
平3−12743号公報,特開平1−320941号公
報等がある。 前者のものは、大気と遮断隔離した透明ケ
ースの室内の最下段棚上に温度制御自在なヒーターを配
置した水タンクと上向きの強制対流攪拌用送風気を備
え、側壁上部には室温が所定温度以上に上昇した場合に
作動させる換気ファンが設けられていて、室温が所定以
下に降下した場合には、前記のヒーターで適当温度に水
を熱して放出させた水気を強制対流させ、室内温度を常
時均一に保つとしている。 後者のものは、大気と遮断隔
離した透明部を有する上部には外気導入用の換気口を穿
設している室内に内気の上下循環ループ形成用の上,下
方向送風器を配し、加熱器と冷却器とを両備して所定の
温度への迅速制御維持並びに夏場使用を可能にしたもの
である。照明と加湿器も備えるとしている。
平3−12743号公報,特開平1−320941号公
報等がある。 前者のものは、大気と遮断隔離した透明ケ
ースの室内の最下段棚上に温度制御自在なヒーターを配
置した水タンクと上向きの強制対流攪拌用送風気を備
え、側壁上部には室温が所定温度以上に上昇した場合に
作動させる換気ファンが設けられていて、室温が所定以
下に降下した場合には、前記のヒーターで適当温度に水
を熱して放出させた水気を強制対流させ、室内温度を常
時均一に保つとしている。 後者のものは、大気と遮断隔
離した透明部を有する上部には外気導入用の換気口を穿
設している室内に内気の上下循環ループ形成用の上,下
方向送風器を配し、加熱器と冷却器とを両備して所定の
温度への迅速制御維持並びに夏場使用を可能にしたもの
である。照明と加湿器も備えるとしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】“温室”なる言葉から
理解される如く、この種の装置は当初冬期の厳しい寒さ
から植物を保護しようと作られたものであるが、季節に
応じて入れ替えするのは面倒なことから、一年中収容さ
れるものへと変っている。 植物は光の強い昼間は光合成
を行って炭水化物を合成し、光の弱い夜間は光合成物質
を葉茎などを介して各器管に転流して呼吸作用その他の
生理作用を営む。 この場合、光合成物質の転流および呼
吸作用などは、夜間の温度が高温である程促進されると
されているが、高温になり過ぎると呼吸量が荷重となっ
て、徒に消耗を多くして光合成物の蓄積ができなくな
る。 また、植物からの蒸散作用は日射量が多く温度が高
い程また湿度が低い程促進されて吸水量も多くなり、こ
れに伴い養分の吸収量も多くなって栄養生長が盛んにな
る。 しかし、高温になりすぎると例えば葉に日焼けを起
こしたり、落花や奇形や軟化成長を生ずるおそれがあ
り、また高湿になると徒長等の病害を発生する。 従っ
て、温室では内部温度および湿度の調節を行って、植物
の生育に最も適した環境に制御する必要がある。この最
も適した環境とは、自然界に近い条件のもとで、自生地
に近いところの季節感を失なわずに済むと共に過酷な条
件を緩和するという、自然界の植物にとって酷な点だけ
を救済してやるものである。 かくすることによって、所
謂“温室育ち”ではない丈夫な植物の栽培ができる。し
かるに、従来のものにあっては、少しも植物の保護にな
らない重大なる欠点がみられる。
理解される如く、この種の装置は当初冬期の厳しい寒さ
から植物を保護しようと作られたものであるが、季節に
応じて入れ替えするのは面倒なことから、一年中収容さ
れるものへと変っている。 植物は光の強い昼間は光合成
を行って炭水化物を合成し、光の弱い夜間は光合成物質
を葉茎などを介して各器管に転流して呼吸作用その他の
生理作用を営む。 この場合、光合成物質の転流および呼
吸作用などは、夜間の温度が高温である程促進されると
されているが、高温になり過ぎると呼吸量が荷重となっ
て、徒に消耗を多くして光合成物の蓄積ができなくな
る。 また、植物からの蒸散作用は日射量が多く温度が高
い程また湿度が低い程促進されて吸水量も多くなり、こ
れに伴い養分の吸収量も多くなって栄養生長が盛んにな
る。 しかし、高温になりすぎると例えば葉に日焼けを起
こしたり、落花や奇形や軟化成長を生ずるおそれがあ
り、また高湿になると徒長等の病害を発生する。 従っ
て、温室では内部温度および湿度の調節を行って、植物
の生育に最も適した環境に制御する必要がある。この最
も適した環境とは、自然界に近い条件のもとで、自生地
に近いところの季節感を失なわずに済むと共に過酷な条
件を緩和するという、自然界の植物にとって酷な点だけ
を救済してやるものである。 かくすることによって、所
謂“温室育ち”ではない丈夫な植物の栽培ができる。し
かるに、従来のものにあっては、少しも植物の保護にな
らない重大なる欠点がみられる。
【0004】すなわち、従来の技術における前者のもの
は、加温制御で植物を寒さから保護せんとしているもの
であるが、種々の誤まちをしている。 例えば、このもの
の、暖房方式は温室内底部に設置された水中放熱機と上
向ファンにより上方に放熱する方式が採用されている
が、この方式では温風は直接棚板に当るため棚板上の鉢
を過湿、過熱するため部分的に鉢内温度と湿度が高くな
るため植物の生育を阻害する、 また水中放熱のため温室
内が空気の飽和度以上の過湿状態となるものである。 ま
た、暖房中の温度はファンにより上方に強制送付するた
め、上部の温度と下部の温度差がある。暖房停止中は送
風も停止するため室内の空気が停滞するため植物の徒長
による軟弱発育が起るものである。 叙上の部分的温度と
湿度の異常上昇、過湿状態、上下温度差、空気停滞のい
ずれもほとんど自然界では空気の流動のもと自然に解消
されてあり得ない酷な条件であり、保護の目的から逸脱
している。 また、温室内が高温になった場合センサーに
よる排気ファンが作動し、室内の高温空気を強制排出す
る方式であるが、この方式は外気温が低いときには充分
効果があるが、外気温が高く、日射が強い場において
は、ファンによる強制排気では絶対量が不足し室内は外
気温よりも高くなり植物の生育が悪くなるものである
(閉空間の一点強制排気は作動しない。なぜならば空間
内への補給気が存在せず、排出の効果がないからであ
る。このような場合、他の入口がないことから僅かに排
出された不足分は外気が浸入することになる。)こんな
現象はむろん自然界にはない。結局、猛暑をさらにアッ
プさせているに等しい。 なお室内空気排出用ファンを使
用するためファン用電力の使用が多く資源省力化にも逆
行するものである。 さらに、この温室の構造では前述の
空気排出用ファンの能力からして、あくまでも冬季の低
温時に対応する温室であり、夏季における高温時には室
内は高温になり過ぎ植物の育成用として使用することは
不適当である。上記のような排気ファンを使用するため
冬季の日中室内温度は高まるのみであり、これと夏季の
室内温度との差が少なくなってしまう欠点がある。これ
では年中一定の高温となり、常夏の地方の特別な植物の
栽培の場合には都合良いかもしれないが、一般の植物の
季節感を奪ってしまうこととなる。栽培は不可能であ
る。 また、暖房用発熱体が水温を上げ指定温度にするた
め、室内のオン,オフ時の温度差が多く、植物に自然界
に存在しないような異常な衝撃を加えることとなる。後
者のものは、太陽光さえも人工光に置き換えて、ほぼ完
全に人工制御の環境下に置こうとしているが、強制降下
もある上昇、降下循環対流気には、自然風のように吹き
抜け、入れ替えられるものではなく、動いていても閉空
間内を定方向に巡回しているに過ぎない。 また、温度に
ついても、太陽の出入りで序々に大気中に行き渡る緩や
かなものではなく極めて衝撃的であり、このことは湿度
についても同様で、空気の有する飽和能の範囲内で序々
に変化するものとは異なり、衝撃が強い。 本発明は、叙
上の事情に鑑みなされたものであり、その目的とすると
ころは、大気と遮断隔離した室であっても大気との連通
を維持して自然界に近い条件を確保して自然界の摂理を
取り入れつつ植物に害する過酷な条件のみから保護し
て、生命力ある植物を育生させることのできる小型温室
装置を提供しようとするものである。
は、加温制御で植物を寒さから保護せんとしているもの
であるが、種々の誤まちをしている。 例えば、このもの
の、暖房方式は温室内底部に設置された水中放熱機と上
向ファンにより上方に放熱する方式が採用されている
が、この方式では温風は直接棚板に当るため棚板上の鉢
を過湿、過熱するため部分的に鉢内温度と湿度が高くな
るため植物の生育を阻害する、 また水中放熱のため温室
内が空気の飽和度以上の過湿状態となるものである。 ま
た、暖房中の温度はファンにより上方に強制送付するた
め、上部の温度と下部の温度差がある。暖房停止中は送
風も停止するため室内の空気が停滞するため植物の徒長
による軟弱発育が起るものである。 叙上の部分的温度と
湿度の異常上昇、過湿状態、上下温度差、空気停滞のい
ずれもほとんど自然界では空気の流動のもと自然に解消
されてあり得ない酷な条件であり、保護の目的から逸脱
している。 また、温室内が高温になった場合センサーに
よる排気ファンが作動し、室内の高温空気を強制排出す
る方式であるが、この方式は外気温が低いときには充分
効果があるが、外気温が高く、日射が強い場において
は、ファンによる強制排気では絶対量が不足し室内は外
気温よりも高くなり植物の生育が悪くなるものである
(閉空間の一点強制排気は作動しない。なぜならば空間
内への補給気が存在せず、排出の効果がないからであ
る。このような場合、他の入口がないことから僅かに排
出された不足分は外気が浸入することになる。)こんな
現象はむろん自然界にはない。結局、猛暑をさらにアッ
プさせているに等しい。 なお室内空気排出用ファンを使
用するためファン用電力の使用が多く資源省力化にも逆
行するものである。 さらに、この温室の構造では前述の
空気排出用ファンの能力からして、あくまでも冬季の低
温時に対応する温室であり、夏季における高温時には室
内は高温になり過ぎ植物の育成用として使用することは
不適当である。上記のような排気ファンを使用するため
冬季の日中室内温度は高まるのみであり、これと夏季の
室内温度との差が少なくなってしまう欠点がある。これ
では年中一定の高温となり、常夏の地方の特別な植物の
栽培の場合には都合良いかもしれないが、一般の植物の
季節感を奪ってしまうこととなる。栽培は不可能であ
る。 また、暖房用発熱体が水温を上げ指定温度にするた
め、室内のオン,オフ時の温度差が多く、植物に自然界
に存在しないような異常な衝撃を加えることとなる。後
者のものは、太陽光さえも人工光に置き換えて、ほぼ完
全に人工制御の環境下に置こうとしているが、強制降下
もある上昇、降下循環対流気には、自然風のように吹き
抜け、入れ替えられるものではなく、動いていても閉空
間内を定方向に巡回しているに過ぎない。 また、温度に
ついても、太陽の出入りで序々に大気中に行き渡る緩や
かなものではなく極めて衝撃的であり、このことは湿度
についても同様で、空気の有する飽和能の範囲内で序々
に変化するものとは異なり、衝撃が強い。 本発明は、叙
上の事情に鑑みなされたものであり、その目的とすると
ころは、大気と遮断隔離した室であっても大気との連通
を維持して自然界に近い条件を確保して自然界の摂理を
取り入れつつ植物に害する過酷な条件のみから保護し
て、生命力ある植物を育生させることのできる小型温室
装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の小型温室装置は、天窓および前後左右面の
少なくとも1個所を温室内の温度を感知して開閉させる
開閉機構と、温室の底板上に風洞を水平設し、当該風洞
の基端に空気循環用ファン、内部に熱電球を配してなる
送風,暖房器と、当該送風、暖房器の前方に配置の水皿
と、を有するとしたものである。
に、本考案の小型温室装置は、天窓および前後左右面の
少なくとも1個所を温室内の温度を感知して開閉させる
開閉機構と、温室の底板上に風洞を水平設し、当該風洞
の基端に空気循環用ファン、内部に熱電球を配してなる
送風,暖房器と、当該送風、暖房器の前方に配置の水皿
と、を有するとしたものである。
【0006】
【作用】温室内の温度を感知して開閉される天窓,前後
左右の少なくとも1個所の開閉機構は、遮蔽空間を一時
外界と連通させる間口となる。天窓のみの開放は室内上
部に溜った暖気を外部に放出し、換気をする。この換気
で室内の温度低下と過湿気の放出による室内自然乾燥に
よる植物の徒長防止,発病防止が期し得る。天窓並びに
前後左右の少なくとも1個所の開放は、側方から侵入し
上部に抜ける温室全体をくまなく通る吹き抜け、つまり
自生地に在ると同様の環境を植物に与える。かかる風は
酷暑中にあっても奪熱と過湿除去をもたらし、植物の生
育に好適な自然摂理の一つである。この奪熱が夏期の冷
房、つまり自然界と全く同様となっている。 室内暖房
は、室温感知用の温度センサーの所定の低温検知信号を
受けて棚下に設置の送風,暖房器が作動して働らく。そ
の機構は横向き風の中に熱電球が置かれてなり、この温
風流の前面に水皿が置かれていてその水面上を風が流れ
て水を 蒸発させるので、水分を含んだ温風が室内を巡環
し、室内を過湿でない(温風がもつ飽和能の範囲内で水
を蒸発させるもので、水を強制蒸発させないので、)適
度な湿度雰囲気のもとに暖める。 上記の横向き風は、前
記した前後左右の少なくとも1個所の開放で室内に導入
される吹き抜け風と同様温室内をくまなく通る自然風と
同じ風を遮蔽空間内で発生させるものである。 熱源の熱
電球は熱線表面の熱を熱媒体に与える強烈なものではな
く、ガラス球表面の熱を与えるもので太陽熱と同じよう
に緩やか度合で熱を与えるもので、オン・オフ時の温度
変化衝撃は自然界と同じように緩慢になされる。植物に
とって良好な環境である。空気循環用ファンは天窓等の
開閉機構が閉塞中は熱電球のオン・オフに関係なく作動
するので、既述の自然風と同じ風が常時室内を吹くこと
となり、徒長防止,発熱防止がなし得る。
左右の少なくとも1個所の開閉機構は、遮蔽空間を一時
外界と連通させる間口となる。天窓のみの開放は室内上
部に溜った暖気を外部に放出し、換気をする。この換気
で室内の温度低下と過湿気の放出による室内自然乾燥に
よる植物の徒長防止,発病防止が期し得る。天窓並びに
前後左右の少なくとも1個所の開放は、側方から侵入し
上部に抜ける温室全体をくまなく通る吹き抜け、つまり
自生地に在ると同様の環境を植物に与える。かかる風は
酷暑中にあっても奪熱と過湿除去をもたらし、植物の生
育に好適な自然摂理の一つである。この奪熱が夏期の冷
房、つまり自然界と全く同様となっている。 室内暖房
は、室温感知用の温度センサーの所定の低温検知信号を
受けて棚下に設置の送風,暖房器が作動して働らく。そ
の機構は横向き風の中に熱電球が置かれてなり、この温
風流の前面に水皿が置かれていてその水面上を風が流れ
て水を 蒸発させるので、水分を含んだ温風が室内を巡環
し、室内を過湿でない(温風がもつ飽和能の範囲内で水
を蒸発させるもので、水を強制蒸発させないので、)適
度な湿度雰囲気のもとに暖める。 上記の横向き風は、前
記した前後左右の少なくとも1個所の開放で室内に導入
される吹き抜け風と同様温室内をくまなく通る自然風と
同じ風を遮蔽空間内で発生させるものである。 熱源の熱
電球は熱線表面の熱を熱媒体に与える強烈なものではな
く、ガラス球表面の熱を与えるもので太陽熱と同じよう
に緩やか度合で熱を与えるもので、オン・オフ時の温度
変化衝撃は自然界と同じように緩慢になされる。植物に
とって良好な環境である。空気循環用ファンは天窓等の
開閉機構が閉塞中は熱電球のオン・オフに関係なく作動
するので、既述の自然風と同じ風が常時室内を吹くこと
となり、徒長防止,発熱防止がなし得る。
【0007】
【実施例】実施例について図を参照して説明すると、図
1〜図6において、温室1はアルミサッシ等によりフレ
ーム2を形成し、前後左右の4面および天窓18をガラ
ス張りとして観賞できるようにしてある。フレーム2内
部の空洞部分には、保温効果を高めるために発泡スチロ
ール等の断熱を充填してある。前部ドア3および天窓1
8は、その一端をフレーム2に枢着して開閉可能として
ある。4は前部ドア開閉機構、5は天窓開閉機構であ
り、また30は底板上に設置した暖房器である。
1〜図6において、温室1はアルミサッシ等によりフレ
ーム2を形成し、前後左右の4面および天窓18をガラ
ス張りとして観賞できるようにしてある。フレーム2内
部の空洞部分には、保温効果を高めるために発泡スチロ
ール等の断熱を充填してある。前部ドア3および天窓1
8は、その一端をフレーム2に枢着して開閉可能として
ある。4は前部ドア開閉機構、5は天窓開閉機構であ
り、また30は底板上に設置した暖房器である。
【0008】図3〜6は上記天窓開閉機構5の詳細を示
したもので、その取付基盤体6は上端両側部に横軸7を
突設し、これを温室架枠8に設けたブラケット9に枢着
していて、図4に示す如く吊下姿勢で所定角範囲で揺動
可能である。ガイドバー10は上端側を起立支持板11
に、下端側を取付基盤体6下部に配置の電動機12と減
速機13のフレーム14に夫々固着して縦断態様に架配
される。該起立支持体11にはガイド通孔15が穿孔さ
れていて、これには該カイドバー10に対して持ち出し
片部16を貫通組付けしたナット体17を下端に有し上
端に換気用天窓18に対する枢着具19を備えたパイプ
体20が挿通組付けされている。そして、該パイプ体2
0には該減速機13の駆動軸に結合されたネジ棒21が
該ナット体17に螺合されて内挿される。
したもので、その取付基盤体6は上端両側部に横軸7を
突設し、これを温室架枠8に設けたブラケット9に枢着
していて、図4に示す如く吊下姿勢で所定角範囲で揺動
可能である。ガイドバー10は上端側を起立支持板11
に、下端側を取付基盤体6下部に配置の電動機12と減
速機13のフレーム14に夫々固着して縦断態様に架配
される。該起立支持体11にはガイド通孔15が穿孔さ
れていて、これには該カイドバー10に対して持ち出し
片部16を貫通組付けしたナット体17を下端に有し上
端に換気用天窓18に対する枢着具19を備えたパイプ
体20が挿通組付けされている。そして、該パイプ体2
0には該減速機13の駆動軸に結合されたネジ棒21が
該ナット体17に螺合されて内挿される。
【0009】しかして、電動機12の駆動で回転するネ
ジ棒21の正逆回転でもって、パイプ体20はガイドバ
ー10に沿って上下動、つまり、天窓18の開閉を行な
う。この際、取付基盤体6の揺動とパイプ体20の上端
が枢着具19を介して天窓18に枢止されていることか
ら、円周軌跡を画いて開閉動する天窓18を支持するパ
イプ体20が直線運動しか出来ないものであっても、無
理な応力が吸収されることとなる。
ジ棒21の正逆回転でもって、パイプ体20はガイドバ
ー10に沿って上下動、つまり、天窓18の開閉を行な
う。この際、取付基盤体6の揺動とパイプ体20の上端
が枢着具19を介して天窓18に枢止されていることか
ら、円周軌跡を画いて開閉動する天窓18を支持するパ
イプ体20が直線運動しか出来ないものであっても、無
理な応力が吸収されることとなる。
【0010】天窓18の所定の開位置での停止並びに閉
位置での電動機12の停止は該ナット体17に接触する
ように設置された上限リミットスイッチ22並びに下限
リミットスイッチ23によってなされる。該上限リミッ
トスイッチ22は上下スライド基台24上に組み付ける
ものとして、その作動レベルの変更を可能とすることに
より、季節によって必要となる開度の度合の変更に対応
し得るものとしている。減速機13としては、図3,図
4,図5に示される平ギヤ方式に代えて、図6に示す如
く、ウオームギヤ方式としても良い。この場合には電動
機12が横配置となるので、一層コンパクト化する。
位置での電動機12の停止は該ナット体17に接触する
ように設置された上限リミットスイッチ22並びに下限
リミットスイッチ23によってなされる。該上限リミッ
トスイッチ22は上下スライド基台24上に組み付ける
ものとして、その作動レベルの変更を可能とすることに
より、季節によって必要となる開度の度合の変更に対応
し得るものとしている。減速機13としては、図3,図
4,図5に示される平ギヤ方式に代えて、図6に示す如
く、ウオームギヤ方式としても良い。この場合には電動
機12が横配置となるので、一層コンパクト化する。
【0011】電動機12に駆動を指示する温度センサー
25は取付基盤体6が天窓18の近くにあることを利用
して、これにソケット式のセンサー25,…として設置
させると良い。
25は取付基盤体6が天窓18の近くにあることを利用
して、これにソケット式のセンサー25,…として設置
させると良い。
【0012】前部ドア開閉機構4は、上記天窓開閉機構
5と機構的には同一のものを小型にかつ横型にして、温
室の内側面に取り付けたものである。なお、前部ドア3
は植物の管理のために開放可能にする必要があるので、
次のような手段を講じている。即ち、取付基盤体6を、
開閉機構4全体の重心点よりもやや前方の位置において
温室の内側面に枢着し、これにより開閉機構4の前部で
あるパイプ体20の先端側が常に上方へ傾くようにして
おく。そして、このパイプ体20の先端に略F型の係合
金具26を取り付けておくとともに、前部ドア3にはこ
の係合金具26と係合可能な略L型の受金具27を取り
付けておく(図2参照)。従って、通常は図2のように
係合金具26と受金具27とが係合して開閉機構4と前
部ドア3とは連結されているが、前部ドア3を開放した
い場合には係合金具26を押し下げて受金具27との係
合を解除することにより、前部ドア3を自由に開けるこ
とができる。
5と機構的には同一のものを小型にかつ横型にして、温
室の内側面に取り付けたものである。なお、前部ドア3
は植物の管理のために開放可能にする必要があるので、
次のような手段を講じている。即ち、取付基盤体6を、
開閉機構4全体の重心点よりもやや前方の位置において
温室の内側面に枢着し、これにより開閉機構4の前部で
あるパイプ体20の先端側が常に上方へ傾くようにして
おく。そして、このパイプ体20の先端に略F型の係合
金具26を取り付けておくとともに、前部ドア3にはこ
の係合金具26と係合可能な略L型の受金具27を取り
付けておく(図2参照)。従って、通常は図2のように
係合金具26と受金具27とが係合して開閉機構4と前
部ドア3とは連結されているが、前部ドア3を開放した
い場合には係合金具26を押し下げて受金具27との係
合を解除することにより、前部ドア3を自由に開けるこ
とができる。
【0013】暖房機30は、火災防止のために金属等の
不燃材で形成した横置き風洞31の内部に、熱電球等の
発熱体32を配置し、かつ風洞31の一端側に空気循環
用ファン33を配設したもので、温度センサー(図示省
略)の指示により該発熱体33は作動又は停止するよう
になっている。空気循環用ファン33は、温室遮蔽中作
動するものとなっている。
不燃材で形成した横置き風洞31の内部に、熱電球等の
発熱体32を配置し、かつ風洞31の一端側に空気循環
用ファン33を配設したもので、温度センサー(図示省
略)の指示により該発熱体33は作動又は停止するよう
になっている。空気循環用ファン33は、温室遮蔽中作
動するものとなっている。
【0014】また、風洞31の前方の温室1の底板上に
は水皿34を置いて温室内を加湿並びに奪熱する。なお
暖房器30の上部には、植物の鉢等を置く棚35が設け
てある。
は水皿34を置いて温室内を加湿並びに奪熱する。なお
暖房器30の上部には、植物の鉢等を置く棚35が設け
てある。
【0015】次にこの温室装置の作動を説明する。温室
1の内部温度が設定地以上になると、これを各温度セン
サーが感知し、天窓開閉機構5、前部ドア開閉機構4を
作動させるとともに、暖房器30を停止させる。即ち、
各開閉機構4,5の電動機13の駆動によりネジ棒21
が回転し、これによりパイプ体20が移動して前部ドア
3および天窓18を所定の開度(通常は数cm)だけ開け
る。これにより温室1内は外気と同じ温度、湿度に保た
れる。
1の内部温度が設定地以上になると、これを各温度セン
サーが感知し、天窓開閉機構5、前部ドア開閉機構4を
作動させるとともに、暖房器30を停止させる。即ち、
各開閉機構4,5の電動機13の駆動によりネジ棒21
が回転し、これによりパイプ体20が移動して前部ドア
3および天窓18を所定の開度(通常は数cm)だけ開け
る。これにより温室1内は外気と同じ温度、湿度に保た
れる。
【0016】また、内部温度が設定値以下になると、各
温度センサーの感知により各開閉機構4,5が上記と逆
に作動して、前部ドア3および天窓18を閉じるととも
に、暖房気30を作動させる。即ち、暖房気30では発
熱体32がオンするとともに、ファン33が回転して風
洞31内に送風し、発熱体32による熱を温風として温
室1内に均一に送る。以上の作動をくり返すことによ
り、温室1内の温度を一定に維持するものである。
温度センサーの感知により各開閉機構4,5が上記と逆
に作動して、前部ドア3および天窓18を閉じるととも
に、暖房気30を作動させる。即ち、暖房気30では発
熱体32がオンするとともに、ファン33が回転して風
洞31内に送風し、発熱体32による熱を温風として温
室1内に均一に送る。以上の作動をくり返すことによ
り、温室1内の温度を一定に維持するものである。
【0017】なお、この実施例では前部ドア3を開閉作
動するようにしたが、これに限定されるものではなく、
温室1の左右側面又は後面のいずれかを開閉作動するよ
うに構成してもよい。制御結果を以下説明する。 温室1
内が高温23℃以上になった場合天窓が開放し温室1内
温度を自然放出し、これ以上の温度26℃以上に上昇し
た場合は前部ドア3が天窓開放機構5と同一品の開放機
構により開放し、室内空気を下部より上部に自然還流を
行なう。この方式では空気の温度差による自然上昇によ
る空気の対流を利用したものであり、この対流巡環によ
り温室1内は外気30℃の高温時においても、外気と室
内温度差は1℃低く、外気がある場合風力により数度の
差が出た。この空気の対流により鉢が過湿状態であって
も急速に乾燥するため植物の生育に良い。空気の対流現
象により水皿34内の水の蒸発により室内の温度を下げ
る効果が大きい。外気温が25℃に低下した場合前部ド
ア3が閉止し、外気温度が22℃に低下した時には天窓
18が閉止し温室1内の温度低下を防ぎ暖房オンまでの
時間長く保温する。また天窓18閉止と同時にファン3
3がオンとなり送風を行なう。 この温室1は以上の理由
により排気ファンが不用のためファン用電力が不用とな
り、電気エネルギの省力化が可能となった。 温室1の構
造は冬季における植物保温のため使用する日中において
は温室1内は30℃以上に上昇するものであるが、この
温室1は平均23℃に保持し植物の軟化成長を防止する
ことが出来た。 また夏季の高温時においても外気温と同
等以下であるため植物を常時室内で育 成使用することが
出来るため夏季に植物を外に移動する必要がなく年間を
通じて対応出来る植物育成室として使用が可能である。
特に冬の日中温度と夏季の日中温度差が大きいため洋ら
ん栽培として自生地に近い環境を作れた。
動するようにしたが、これに限定されるものではなく、
温室1の左右側面又は後面のいずれかを開閉作動するよ
うに構成してもよい。制御結果を以下説明する。 温室1
内が高温23℃以上になった場合天窓が開放し温室1内
温度を自然放出し、これ以上の温度26℃以上に上昇し
た場合は前部ドア3が天窓開放機構5と同一品の開放機
構により開放し、室内空気を下部より上部に自然還流を
行なう。この方式では空気の温度差による自然上昇によ
る空気の対流を利用したものであり、この対流巡環によ
り温室1内は外気30℃の高温時においても、外気と室
内温度差は1℃低く、外気がある場合風力により数度の
差が出た。この空気の対流により鉢が過湿状態であって
も急速に乾燥するため植物の生育に良い。空気の対流現
象により水皿34内の水の蒸発により室内の温度を下げ
る効果が大きい。外気温が25℃に低下した場合前部ド
ア3が閉止し、外気温度が22℃に低下した時には天窓
18が閉止し温室1内の温度低下を防ぎ暖房オンまでの
時間長く保温する。また天窓18閉止と同時にファン3
3がオンとなり送風を行なう。 この温室1は以上の理由
により排気ファンが不用のためファン用電力が不用とな
り、電気エネルギの省力化が可能となった。 温室1の構
造は冬季における植物保温のため使用する日中において
は温室1内は30℃以上に上昇するものであるが、この
温室1は平均23℃に保持し植物の軟化成長を防止する
ことが出来た。 また夏季の高温時においても外気温と同
等以下であるため植物を常時室内で育 成使用することが
出来るため夏季に植物を外に移動する必要がなく年間を
通じて対応出来る植物育成室として使用が可能である。
特に冬の日中温度と夏季の日中温度差が大きいため洋ら
ん栽培として自生地に近い環境を作れた。
【0018】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、自動的に
温室内の温度を調節して、植物の栽培に好適な自生地に
おける理想的な環境と同様に維持することができる。
温室内の温度を調節して、植物の栽培に好適な自生地に
おける理想的な環境と同様に維持することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す正面断面図。
【図2】同、側面図。
【図3】本考案における天窓開閉機構の一例を示す斜視
図。
図。
【図4】同、側面断面図。
【図5】同、正面図。
【図6】同、減速機の他の例を示す側面図。
1 温室 3 前部ドア 4 前部ドア開閉機構 5 天窓開閉機構 18 天窓 25 温度センサー 30 暖房器 32 発熱体 33 ファン34 水皿
Claims (1)
- 【請求項1】 天窓および前後左右面の少なくとも1個
所を温室内の温度を感知して開閉させる開閉機構と、温
室の底板上に風洞を水平設し、当該風洞の基端に空気循
環用ファン、内部に熱電球を配してなる送風,暖房器
と、当該送風、暖房器の前方に配置の水皿と、を有する
ことを特徴とする小型温室装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992012460U JPH0726925Y2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 小型温室装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992012460U JPH0726925Y2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 小型温室装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069439U JPH069439U (ja) | 1994-02-08 |
| JPH0726925Y2 true JPH0726925Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=11805967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992012460U Expired - Lifetime JPH0726925Y2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 小型温室装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726925Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8327580B2 (en) | 2007-04-27 | 2012-12-11 | Elm Inc. | Germination/growing apparatus and plant cultivation device |
| JP2016000026A (ja) * | 2013-11-06 | 2016-01-07 | 協和化学工業株式会社 | 保温性と透明性を有する温室および保温カバー |
| JP7157940B2 (ja) * | 2018-10-22 | 2022-10-21 | 株式会社Ihi | 植物の栽培施設の管理制御装置および管理制御方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58203340A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給湯装置 |
| JPH01320941A (ja) * | 1988-06-22 | 1989-12-27 | Seiko Electronic Components Ltd | 小型植物育成器 |
| JPH0223819A (ja) * | 1988-07-11 | 1990-01-26 | Hitachi Ltd | 植物生育装置及びその温度制御方法 |
| JP3012743U (ja) * | 1994-12-20 | 1995-06-27 | 有限会社岡本鉄工 | ゴミ袋用カッター |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP1992012460U patent/JPH0726925Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH069439U (ja) | 1994-02-08 |
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