JPH0727020B2 - レ−ダ−装置 - Google Patents
レ−ダ−装置Info
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- JPH0727020B2 JPH0727020B2 JP31510986A JP31510986A JPH0727020B2 JP H0727020 B2 JPH0727020 B2 JP H0727020B2 JP 31510986 A JP31510986 A JP 31510986A JP 31510986 A JP31510986 A JP 31510986A JP H0727020 B2 JPH0727020 B2 JP H0727020B2
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- radar device
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、船舶或いは航空機の乗員が携帯する海中転
落通報装置から発せられる海中転落事故の情報をレーダ
ーで受信・処理して船舶内に事故発生を伝えるための機
能を有するレーダー装置に関するものである。
落通報装置から発せられる海中転落事故の情報をレーダ
ーで受信・処理して船舶内に事故発生を伝えるための機
能を有するレーダー装置に関するものである。
近年、船舶、航空機に搭載された9GHz帯レーダーを対象
として、船舶及び船舶に搭載されている救命艇、救命筏
等に装備する捜索・救助用レーダー・トランスポンダ
(以下、トランスポンダと略す。)が実用化される運び
となり、既に我が国では世界に先駆けて実用化試験局と
しての浮遊式トランスポンダが認許されて一部の漁船に
は装備されている。この有用性はIMO(International M
aritime Organization……国際海事機関)でも認めら
れ、既にIMO COM31/WP.1,Annex5により生存艇用レーダ
ー・トランスポンダの性能要件が決議されている。
として、船舶及び船舶に搭載されている救命艇、救命筏
等に装備する捜索・救助用レーダー・トランスポンダ
(以下、トランスポンダと略す。)が実用化される運び
となり、既に我が国では世界に先駆けて実用化試験局と
しての浮遊式トランスポンダが認許されて一部の漁船に
は装備されている。この有用性はIMO(International M
aritime Organization……国際海事機関)でも認めら
れ、既にIMO COM31/WP.1,Annex5により生存艇用レーダ
ー・トランスポンダの性能要件が決議されている。
これは、CCIRの勧告〔AE/8〕による〔TECNICAL CHARACT
ERISTICS FOR SEACH AND RESCUE RADAR TRANSPONDERS〕
の主要項目に、運用上具備すべき要件が付加されたもの
である。
ERISTICS FOR SEACH AND RESCUE RADAR TRANSPONDERS〕
の主要項目に、運用上具備すべき要件が付加されたもの
である。
ここで本発明の理解を助けるために、上記実用化試験局
のトランスポンダについてその内容が記載された一文献
を紹介すると共に、このトランスポンダ・システムの一
実施例について説明する。
のトランスポンダについてその内容が記載された一文献
を紹介すると共に、このトランスポンダ・システムの一
実施例について説明する。
最近のものでは月刊雑誌「造船技術」の、′85/11、vo
l.18no.11P44〜P51にその記載がある。
l.18no.11P44〜P51にその記載がある。
現在、実用化試験局として認許されているのはP48〜P51
のものであるが、前者のものも機能的には全く同等につ
き、やがて若干の改定の後、認許されるであろう。
のものであるが、前者のものも機能的には全く同等につ
き、やがて若干の改定の後、認許されるであろう。
ここで、既に実用化されている本トランスポンダの一実
施例について第6図の系統図、第7図の主要各部の波形
図、並びに第8図、第9図に対象レーダー装置のPPI上
に表示される表示の模様を図示して説明する。
施例について第6図の系統図、第7図の主要各部の波形
図、並びに第8図、第9図に対象レーダー装置のPPI上
に表示される表示の模様を図示して説明する。
なお、以下第1図から第9図までの各図に示された符号
は、同一符号は同一又は相当部分を示している。
は、同一符号は同一又は相当部分を示している。
第6図において、(1)は水平偏波の受信用アンテナで
水平面内無指向の特性を有し、(12)の送信用アンテナ
も略同等のものである。(2)は広帯域特性を有するマ
イクロ波の検波器、(3)はビデオ増幅器で、ここに到
達したレーダー電波(a)は検波・増幅されてシステム
トリガーパルス(b)を得る。(4)はNANDゲート、
(5)は単安定マルチバイブレータで、回り込み抑止ゲ
ート(d)と送信用ゲート(c)を同時に発生させる。
水平面内無指向の特性を有し、(12)の送信用アンテナ
も略同等のものである。(2)は広帯域特性を有するマ
イクロ波の検波器、(3)はビデオ増幅器で、ここに到
達したレーダー電波(a)は検波・増幅されてシステム
トリガーパルス(b)を得る。(4)はNANDゲート、
(5)は単安定マルチバイブレータで、回り込み抑止ゲ
ート(d)と送信用ゲート(c)を同時に発生させる。
この送信用ゲート(c)のゲート幅(G)はほぼ100μ
sで、回り込み抑止ゲート(d)は第7図の波形(d)
中の(L)をしきい値として(dT)だけ長いものを得る
ようにしている。
sで、回り込み抑止ゲート(d)は第7図の波形(d)
中の(L)をしきい値として(dT)だけ長いものを得る
ようにしている。
この動作に関する説明は、実公昭55−37905号公報に記
載されているものとほぼ類似しているので詳述を省略す
る。
載されているものとほぼ類似しているので詳述を省略す
る。
(6)は自走式タイマーとランプ駆動器との組み合わせ
によるもの、(7)は標識灯を兼ねるランプ、(8)は
トランジスタ等による電子スイッチ、(9)は電池と電
圧安定化回路並びに水銀スイッチを組み合わせた電源
部、(10)はGaAs-FETと可変容量ダイオードの組み合わ
せによる電子同調マイクロ波FM発振器、(11)は鋸歯状
波状の波形(f)によって送信用ゲート(c)に同期し
た高速周波数掃引電波(g)を得るための鋸歯状波電圧
発生器である。
によるもの、(7)は標識灯を兼ねるランプ、(8)は
トランジスタ等による電子スイッチ、(9)は電池と電
圧安定化回路並びに水銀スイッチを組み合わせた電源
部、(10)はGaAs-FETと可変容量ダイオードの組み合わ
せによる電子同調マイクロ波FM発振器、(11)は鋸歯状
波状の波形(f)によって送信用ゲート(c)に同期し
た高速周波数掃引電波(g)を得るための鋸歯状波電圧
発生器である。
なお、第7図の(V)は電圧、(T)は時間、(F)は
周波数を表し、このトランスポンダでは(t)が略5μ
s、(F。)が9410MHz、(dF)は略180MHzである。
周波数を表し、このトランスポンダでは(t)が略5μ
s、(F。)が9410MHz、(dF)は略180MHzである。
従ってこのトランスポンダでは、送/受信周波数が9320
〜9500MHzの間に存在する全てのレーダーに応答波を返
すことができる。
〜9500MHzの間に存在する全てのレーダーに応答波を返
すことができる。
第8図には一般のエコーとこのトランスポンダから返さ
れた応答波のPPI表示状況の一例を示した。
れた応答波のPPI表示状況の一例を示した。
レーダーアンテナの位置は画面の中心で、(X)点は本
トランスポンダが存在する相対距離である。その距離の
後方に直線状ブリップ列が表示されているのがこのトラ
ンスポンダからの応答波である。応答波の方位幅はレー
ダーアンテナのビーム幅(θ)、即ち方位分解能に支配
され、ブリップの間隔(t)は前記の略5μs(レーダ
ーの電波の速度に換算した150m/μsにより、略750
m)、各ブリップの幅(τe)は、概ね次式のように示
され、この値は第7図の波形(a)のレーダー電波のパ
ルス幅(τ)に近似しているか、それよりも大きい方が
好結果をもたらすはずである。
トランスポンダが存在する相対距離である。その距離の
後方に直線状ブリップ列が表示されているのがこのトラ
ンスポンダからの応答波である。応答波の方位幅はレー
ダーアンテナのビーム幅(θ)、即ち方位分解能に支配
され、ブリップの間隔(t)は前記の略5μs(レーダ
ーの電波の速度に換算した150m/μsにより、略750
m)、各ブリップの幅(τe)は、概ね次式のように示
され、この値は第7図の波形(a)のレーダー電波のパ
ルス幅(τ)に近似しているか、それよりも大きい方が
好結果をもたらすはずである。
(τe)=(t)・B/(dF) ………(1)式 ∴Bは対象レーダーの受信通過帯域幅で、(dF)と共に
単位はHz、(τe)、(t)の単位は共に秒である。
単位はHz、(τe)、(t)の単位は共に秒である。
ここで上記(X)点は、レーダーがいずれの周波数で送
/受信するかにより最大略5μsの距離誤差(最大略75
0m相当)を生じることになるが、上記ブリップ列の方向
には確実にトランスポンダが存在することを表している
ので、救助する側はそのブリップ列の方向に進めばよい
ことになる。
/受信するかにより最大略5μsの距離誤差(最大略75
0m相当)を生じることになるが、上記ブリップ列の方向
には確実にトランスポンダが存在することを表している
ので、救助する側はそのブリップ列の方向に進めばよい
ことになる。
更に接近すると、レーダーアンテナの主ビーム以外にサ
イドローブ、バックローブ等のマイナーローブでも応答
するようになって第9図に示すような円弧状に近い映像
が描かれるようになってくる。
イドローブ、バックローブ等のマイナーローブでも応答
するようになって第9図に示すような円弧状に近い映像
が描かれるようになってくる。
なお、第9図は第8図よりも観測半径を小さくして観測
している状況を示しているので(τe)や(t)が大き
くなっている。
している状況を示しているので(τe)や(t)が大き
くなっている。
以上のトランスポンダは常時、電源部(9)の水銀スイ
ッチによって電源が遮断されて非動作の状態にあるが、
非常時には海中に投下されて浮遊し、上記水銀スイッチ
で自動的に電源が投入される。
ッチによって電源が遮断されて非動作の状態にあるが、
非常時には海中に投下されて浮遊し、上記水銀スイッチ
で自動的に電源が投入される。
ここでレーダー電波(a)の照射がない場合は、(6)
の自走式タイマーとランプ駆動器の組み合わせ部分が直
ちに動作を開始し、約0.5秒点灯、約4.5秒休止の時間比
の繰り返しで(7)の標識灯用ランプを点滅させてい
る。
の自走式タイマーとランプ駆動器の組み合わせ部分が直
ちに動作を開始し、約0.5秒点灯、約4.5秒休止の時間比
の繰り返しで(7)の標識灯用ランプを点滅させてい
る。
レーダー電波(a)が照射された場合は、その照射され
たレーダー電波(a)の数に応じて発生する第7図の波
形(c)の時間(G)に相当する論理“1"の波形が、上
記(6)の自走式タイマーとランプ駆動器の組み合わせ
部分に不規則的に割り込む、上記規則的な標識灯用ラン
プの点滅を変化させることにより、レーダー電波の存
在、即ち救助船等の接近を遭難者に知らせることができ
る。
たレーダー電波(a)の数に応じて発生する第7図の波
形(c)の時間(G)に相当する論理“1"の波形が、上
記(6)の自走式タイマーとランプ駆動器の組み合わせ
部分に不規則的に割り込む、上記規則的な標識灯用ラン
プの点滅を変化させることにより、レーダー電波の存
在、即ち救助船等の接近を遭難者に知らせることができ
る。
この模様は、第9図の円弧状のレーダーPPI映像と同様
に相互間の距離が小さくなる程点灯時間が長くなって殆
ど連続点灯に近い状態にまで自動的に変化して行くので
遭難者を心理的にも助けることができる。
に相互間の距離が小さくなる程点灯時間が長くなって殆
ど連続点灯に近い状態にまで自動的に変化して行くので
遭難者を心理的にも助けることができる。
以上のように従来のトランスポンダシステムは、既存の
レーダー装置に何ら改造を加えることなく、又既存の電
波標識装置のシンボルとも混同しないシンボルによって
遭難の事実を通報できると共に、正確な場所に接近でき
るので極めて有用なものであるが、実際の海上における
各種の操業場面ではその前後関係に矛盾する事実がある
だろうと考えられる。例えば、 (1)レーダー・アンテナを回転させていても送信パル
スが発射されているだろうか? 即ち、送信信号源のマグネトロンは高価でその寿命も比
較的短いため、レーダー映像を必要しない時は送信パル
スの発射を停止しているかも知れない。
レーダー装置に何ら改造を加えることなく、又既存の電
波標識装置のシンボルとも混同しないシンボルによって
遭難の事実を通報できると共に、正確な場所に接近でき
るので極めて有用なものであるが、実際の海上における
各種の操業場面ではその前後関係に矛盾する事実がある
だろうと考えられる。例えば、 (1)レーダー・アンテナを回転させていても送信パル
スが発射されているだろうか? 即ち、送信信号源のマグネトロンは高価でその寿命も比
較的短いため、レーダー映像を必要しない時は送信パル
スの発射を停止しているかも知れない。
(2)送信パルスが発射されているとしても、絶えずレ
ーダー映像を観測しているだろうか?むしろ操船、見張
りが主で、レーダー映像の観測は必要に応じて時々行う
のが普通の状況ではないか。
ーダー映像を観測しているだろうか?むしろ操船、見張
りが主で、レーダー映像の観測は必要に応じて時々行う
のが普通の状況ではないか。
と考えられる。
トランスポンダが起動待機或いは応答電波を発射してい
たとしても、レーダー側で観測していなければ救助され
ることにはなり得ない。
たとしても、レーダー側で観測していなければ救助され
ることにはなり得ない。
又現在、IMOにおいては、海上における人命の安全を増
進させるため、近年の衛生通信技術を活用したFGMDSS
(Future Global Maritime Distress and Safety Syste
m;将来の全世界的規模の海難救助安全システム)を1990
年から導入すべく作業が進められている。
進させるため、近年の衛生通信技術を活用したFGMDSS
(Future Global Maritime Distress and Safety Syste
m;将来の全世界的規模の海難救助安全システム)を1990
年から導入すべく作業が進められている。
この制度は、手動操作の無線電信による現行の通信シス
テムに比べて、通信の自動化、全世界化、EPIRB(非常
用位置指示無線標識)の導入による海難時の捜索、救助
の効率化等、船舶の航行安全化にとって画期的な制度で
ある。
テムに比べて、通信の自動化、全世界化、EPIRB(非常
用位置指示無線標識)の導入による海難時の捜索、救助
の効率化等、船舶の航行安全化にとって画期的な制度で
ある。
実はこのEPIRBには、VHF或いはUHF帯の遭難通報手段に
加え、ピンポイント救出を目的とした前記トランスポン
ダの採用が検討されている。
加え、ピンポイント救出を目的とした前記トランスポン
ダの採用が検討されている。
しかし、現状で考えられるEPIRBの装置では、個人が船
舶で操業中に誤って海中に転落し、行方不明になってし
まうような事故には適用が困難である。
舶で操業中に誤って海中に転落し、行方不明になってし
まうような事故には適用が困難である。
その理由は、個人が携帯して通常の作業に支障を来たさ
ないようなサイズに構成することが物理的に不可能に近
いからにある。
ないようなサイズに構成することが物理的に不可能に近
いからにある。
残念ながら、海中転落事故は特に漁業、海運業界で少な
からず発生しているにも拘わらず、従来から的確な通報
手段や証拠を得られないまま尊い人命が失われている。
からず発生しているにも拘わらず、従来から的確な通報
手段や証拠を得られないまま尊い人命が失われている。
船舶は、航行中に停船命令を与えても通常船体長の10倍
は移動するとされ、迂回して転落予想海面に回航される
までにはかなりの時間を要する。ましてや転落の発見が
少しでも遅れ、更に捜索に時間がかかるとなれば救助さ
れる確率は極めて低くなってしまう。
は移動するとされ、迂回して転落予想海面に回航される
までにはかなりの時間を要する。ましてや転落の発見が
少しでも遅れ、更に捜索に時間がかかるとなれば救助さ
れる確率は極めて低くなってしまう。
この発明は上記のような欠点を解消するためになされた
もので、前記トランスポンダシステムの基本的な部分を
利用すると共に、海中転落時の自動通報を該トランスポ
ンダと同一の周波数帯で行う手段を備えた腕時計形或い
はこれに近い形状の海中転落通報装置を該乗員が装備す
ることを条件に、対象となる自船のレーダー装置に海中
転落情報を受信して船内に事故発生を告げるための機能
を有するレーダー装置を得ることを目的とする。
もので、前記トランスポンダシステムの基本的な部分を
利用すると共に、海中転落時の自動通報を該トランスポ
ンダと同一の周波数帯で行う手段を備えた腕時計形或い
はこれに近い形状の海中転落通報装置を該乗員が装備す
ることを条件に、対象となる自船のレーダー装置に海中
転落情報を受信して船内に事故発生を告げるための機能
を有するレーダー装置を得ることを目的とする。
この発明に係るレーダー装置は、海中転落時からある一
定の短時間だけ海中転落通報装置により強制的に送信さ
れる送信パルス列を受信する自船レーダー装置の受信部
と指示部の間、即ち受信ビデオ出力を分岐して上記送信
パルス列信号が抽出できる手段と、定められた時間内に
このパルス列を計数させる機能及び所定の計数値が得ら
れたときに、船内に高声で通報できる拡声装置を付加す
るようにしたものである。
定の短時間だけ海中転落通報装置により強制的に送信さ
れる送信パルス列を受信する自船レーダー装置の受信部
と指示部の間、即ち受信ビデオ出力を分岐して上記送信
パルス列信号が抽出できる手段と、定められた時間内に
このパルス列を計数させる機能及び所定の計数値が得ら
れたときに、船内に高声で通報できる拡声装置を付加す
るようにしたものである。
海中転落通報装置は、従来のトランスポンダシステムに
具備されていなかった送信パルス列信号を最初に送出す
るので、これを受信識別する機能回路をレーダー装置に
設けたことにより容易に海中転落通報が伝送/受信で
き、これによって、海中転落者の救助作業が容易とな
る。
具備されていなかった送信パルス列信号を最初に送出す
るので、これを受信識別する機能回路をレーダー装置に
設けたことにより容易に海中転落通報が伝送/受信で
き、これによって、海中転落者の救助作業が容易とな
る。
以下、まずこの発明に係るレーダー装置の一実施例の系
統図を第1図に、該主要各部波形図を第2図に、この発
明に関連する海中転落通報装置の一実施例の系統図を第
3図に、該付加回路の増設によって派生する従属部分の
動作を説明するための波形図を第4図に示して相互の動
作を説明し、第5図には特にアンテナ系の小型化を中心
に海中転落通報装置の腕時計形化の一実施例を示す斜視
図により、その実現性を説明する。
統図を第1図に、該主要各部波形図を第2図に、この発
明に関連する海中転落通報装置の一実施例の系統図を第
3図に、該付加回路の増設によって派生する従属部分の
動作を説明するための波形図を第4図に示して相互の動
作を説明し、第5図には特にアンテナ系の小型化を中心
に海中転落通報装置の腕時計形化の一実施例を示す斜視
図により、その実現性を説明する。
まず、第1図は、(社)電子通信学会刊 レーダ技術
〔その1〕(昭和43年4月20日初版発行)の5頁に記載
の「図1.2代表的なパルスレーダの系統図」を引用し、
この図中に追記したY点から、レーダービデオ信号を分
岐し、更にZ点からシステムトリガー信号を分岐して得
るような手段を内蔵したレーダー装置を説明する。
〔その1〕(昭和43年4月20日初版発行)の5頁に記載
の「図1.2代表的なパルスレーダの系統図」を引用し、
この図中に追記したY点から、レーダービデオ信号を分
岐し、更にZ点からシステムトリガー信号を分岐して得
るような手段を内蔵したレーダー装置を説明する。
なおこの図には、レーダー装置の操作面は省略されてい
るが、実際のレーダー装置では主として指示器のパネル
面に、主電源スイッチ、送信スイッチ、アンテナ回転ス
イッチ、観測距離切替スイッチ等のほか、各種調整つま
みが装備されている。
るが、実際のレーダー装置では主として指示器のパネル
面に、主電源スイッチ、送信スイッチ、アンテナ回転ス
イッチ、観測距離切替スイッチ等のほか、各種調整つま
みが装備されている。
又、船舶用レーダーではAスコープは殆ど使用されてい
ない。
ない。
第1図において、(31),(32)はそれぞれの入力バッ
ファ回路で、レーダー装置のビデオ信号並びにシステム
トリガー信号に歪が生じないよう入力インピーダンスの
高い回路に変換しようとする。特に、(31)の入力バッ
ファ回路はビデオ信号中に含まれるノイズを除去した
上、波形整形が可能なビデオ周波数帯域の電圧コンパレ
ータ或いはシュミット機能のゲート用IC等でよい結果が
得られるはずである。
ファ回路で、レーダー装置のビデオ信号並びにシステム
トリガー信号に歪が生じないよう入力インピーダンスの
高い回路に変換しようとする。特に、(31)の入力バッ
ファ回路はビデオ信号中に含まれるノイズを除去した
上、波形整形が可能なビデオ周波数帯域の電圧コンパレ
ータ或いはシュミット機能のゲート用IC等でよい結果が
得られるはずである。
(33)は遅延トリガーを導出するための単安定マチルバ
イブレータで第2図の波形(h)を得る。この時間
(D)は、レーダー指示器の最大探知距離に相当する時
間近傍に選べばレーダーの送信中でも反射ビデオ信号と
混同することなく、後述第3図の高速周波数掃引電波
(g′)のパルス計数が容易となる。
イブレータで第2図の波形(h)を得る。この時間
(D)は、レーダー指示器の最大探知距離に相当する時
間近傍に選べばレーダーの送信中でも反射ビデオ信号と
混同することなく、後述第3図の高速周波数掃引電波
(g′)のパルス計数が容易となる。
(34)も同じく単安定マルチバイブレータで、第2図の
波形(h)の立ち上がり時間から起動し、パルス計数の
ためのゲート(j)を作成する。この時間(K)は、次
のシステムトリガーが立ち上がる手前で停止させるよう
に時定数を設定するか、このシステムトリガー或いはプ
リトリガー(図示していないが)でリセットするように
すればよい。
波形(h)の立ち上がり時間から起動し、パルス計数の
ためのゲート(j)を作成する。この時間(K)は、次
のシステムトリガーが立ち上がる手前で停止させるよう
に時定数を設定するか、このシステムトリガー或いはプ
リトリガー(図示していないが)でリセットするように
すればよい。
(35)は、2入力のANDゲートで第2図の波形(m)を
導出する。即ち、後述の高速周波数掃引電波(g′)が
レーダーの受信部を経てビデオ信号(Y)として入力さ
れたものを時間(K)の区間内に取り出す。
導出する。即ち、後述の高速周波数掃引電波(g′)が
レーダーの受信部を経てビデオ信号(Y)として入力さ
れたものを時間(K)の区間内に取り出す。
(36)は第1のパルス計数器で、時間(K)中のパルス
数を計数して、第2図の波形(n)を導出する。この場
合の分周比は、第2図の波形(Y)のパルス間隔(t)
が略5μsとなっているため上記時間(K)との兼ね合
いで設定すればよい。
数を計数して、第2図の波形(n)を導出する。この場
合の分周比は、第2図の波形(Y)のパルス間隔(t)
が略5μsとなっているため上記時間(K)との兼ね合
いで設定すればよい。
第2図の波形(n)は第1図の、第2のANDゲート(3
7)に導入され、単安定マルチバイブレータ(38)の出
力波形(q)によって規制され、後述のパルスヒット数
に相当或いはこれより若干少ないヒット数により確認す
る手段、即ち第2のパルス計数器(39)により分周パル
スの波形(u)を抽出する。
7)に導入され、単安定マルチバイブレータ(38)の出
力波形(q)によって規制され、後述のパルスヒット数
に相当或いはこれより若干少ないヒット数により確認す
る手段、即ち第2のパルス計数器(39)により分周パル
スの波形(u)を抽出する。
この手段は僅か一連のパルス列信号/波形(m)又は波
形(n)の有無だけで、後記の高速周波数掃引電波
(g′)が発射された事実を判定するのではなく後述の
パルスヒット数に近い計数値を得てこれを認めようとす
る。
形(n)の有無だけで、後記の高速周波数掃引電波
(g′)が発射された事実を判定するのではなく後述の
パルスヒット数に近い計数値を得てこれを認めようとす
る。
この理由は、自船舶に搭載された各種通信計測機器等か
らの干渉を避けるため、或いは他船舶からのレーダー波
受信による誤動作を防止しようとするにある。
らの干渉を避けるため、或いは他船舶からのレーダー波
受信による誤動作を防止しようとするにある。
(40)は第2図の波形(u)が導出されて後、リレー等
の接点信号を得るためのドライバー、(41)はリレー、
(42)は警報音発生器、(43)は船舶内へ警報音を通達
させる拡声装置で、既に船内に同種のものが備えられて
あれば警報音発生器(42)から接続すればよい。
の接点信号を得るためのドライバー、(41)はリレー、
(42)は警報音発生器、(43)は船舶内へ警報音を通達
させる拡声装置で、既に船内に同種のものが備えられて
あれば警報音発生器(42)から接続すればよい。
又、リレー(41)のもう一つの接点信号(w)をレーダ
ーの送信スイッチと並列接続しておけば自動送信が可能
となる。
ーの送信スイッチと並列接続しておけば自動送信が可能
となる。
以上のように、従来のレーダー装置へ比較的簡単な規模
の上記回路を分岐接続することにより、海中転落情報を
得ることができる。
の上記回路を分岐接続することにより、海中転落情報を
得ることができる。
なお、上記第1図、第2図には計数処理に当然必要なリ
セットパルスやラッチパルスの図示、並びに各回路への
電源接続の図示等は本説明の骨子として強いて必要とし
ないので記載を省略した。
セットパルスやラッチパルスの図示、並びに各回路への
電源接続の図示等は本説明の骨子として強いて必要とし
ないので記載を省略した。
では次に、海中転落通報装置の一実施例について説明す
る。
る。
第3図において、(1)は受信用アンテナであることに
は変わりはないが、前述の水平面内無指向性云々にはこ
だわらず、第5図に示すように導体面に設けたスロット
と対面の反射板を利用した単一指向性のものを用いる。
(12)の送信用アンテナも全く同じである。(9)は電
池と電圧安定化回路を組み合わせた電源部であるが、前
述の水銀スイッチは磁気反応動作のリードスイッチ(近
接スイッチ)に変更するのが小型化のために得策であ
る。又、電池は保存性よりリチウム電池か海水電池が適
当である。
は変わりはないが、前述の水平面内無指向性云々にはこ
だわらず、第5図に示すように導体面に設けたスロット
と対面の反射板を利用した単一指向性のものを用いる。
(12)の送信用アンテナも全く同じである。(9)は電
池と電圧安定化回路を組み合わせた電源部であるが、前
述の水銀スイッチは磁気反応動作のリードスイッチ(近
接スイッチ)に変更するのが小型化のために得策であ
る。又、電池は保存性よりリチウム電池か海水電池が適
当である。
海水電池は既に各種のものが市場であり、特に膨張式救
命筏の標識灯用電源には殆どこれが採用されている。海
水電池は一次電池で、使用時に海中に投入し、海水を電
解液とするため常時の保存性に優れ、軽量化も容易で、
この場合スイッチは不要となる。
命筏の標識灯用電源には殆どこれが採用されている。海
水電池は一次電池で、使用時に海中に投入し、海水を電
解液とするため常時の保存性に優れ、軽量化も容易で、
この場合スイッチは不要となる。
(21)は、電源が印加されたときから約数十秒程ゲート
を開く単安定マルチバイブレータによるタイマーで、第
4図の波形(H)のように電源が印加されたONの時間か
ら起動し、時間(S)の間、論理“1"を維持する。
を開く単安定マルチバイブレータによるタイマーで、第
4図の波形(H)のように電源が印加されたONの時間か
ら起動し、時間(S)の間、論理“1"を維持する。
(22)は2個のダイオードを組み合わせたアイソレータ
で、第7図の波形(c)又は第2図の波形(H)を通過
させる。
で、第7図の波形(c)又は第2図の波形(H)を通過
させる。
従って、電源が印加されたとき(海水電池を海中に投入
したとき)から約数十秒程は、電子スイッチ(8)へタ
イマー(21)から論理“1"のゲート信号が導入され、前
述のトランスポンダと同様な動作原理により、電子同調
マイクロ波FM発振器(10)及び鋸歯状波電圧発生器(1
1)が同時に励起されて第4図の波形(f′),
(g′)が導出される。
したとき)から約数十秒程は、電子スイッチ(8)へタ
イマー(21)から論理“1"のゲート信号が導入され、前
述のトランスポンダと同様な動作原理により、電子同調
マイクロ波FM発振器(10)及び鋸歯状波電圧発生器(1
1)が同時に励起されて第4図の波形(f′),
(g′)が導出される。
この高速周波数掃引電波(g′)はレーダーのパルスに
同期していないが、周波数掃引範囲は前述のトランスポ
ンダの場合と同様である。
同期していないが、周波数掃引範囲は前述のトランスポ
ンダの場合と同様である。
又、後述のようなパルスヒット数による“レーダーパル
スの積分”は得られず、レーダー指示器上に明確なシン
ボルとして表示されにくいが、レーダーの受信部には前
述のトランスポンダの場合と同じように受信されるはず
である。
スの積分”は得られず、レーダー指示器上に明確なシン
ボルとして表示されにくいが、レーダーの受信部には前
述のトランスポンダの場合と同じように受信されるはず
である。
ここで上記タイマーの時間設定について補足説明を加え
る。
る。
第4図の波形(a)は、第7図の波形(a)より時間軸
を長くして、レーダー電波が該アンテナの水平面内ビー
ム幅(θ)中から放射されて到達するパルス列電波を表
現したもので、通常は該アンテナが水平面内を360度連
続回転走査することにより数秒毎に受信される。一方、
レーダーシステムのパルス繰返周波数はその最大探知距
離を勘案して設定され、レーダーで目標を発見しようと
する場合、普通は沢山のパルスが該アンテナの走査毎に
目標から反射してきて、探知能力が改善されている。レ
ーダーアンテナが走査するとき、そのビーム内で一つの
点目標から反射されるパルスの数(通常、パルスヒット
数という。)をnとすれば で与えられ、これらのレーダー反射パルスの全てを、探
知能力を改善するために加えていく過程を“レーダーパ
ルスの積分”といい、通常はレーダー指示器と観測者の
目及び頭脳に依存している。ここで、 θ=半電力点でのアンテナビーム幅(度) fr=パルス繰返周波数(Hz) ω=アンテナ回転数(rpm) である。
を長くして、レーダー電波が該アンテナの水平面内ビー
ム幅(θ)中から放射されて到達するパルス列電波を表
現したもので、通常は該アンテナが水平面内を360度連
続回転走査することにより数秒毎に受信される。一方、
レーダーシステムのパルス繰返周波数はその最大探知距
離を勘案して設定され、レーダーで目標を発見しようと
する場合、普通は沢山のパルスが該アンテナの走査毎に
目標から反射してきて、探知能力が改善されている。レ
ーダーアンテナが走査するとき、そのビーム内で一つの
点目標から反射されるパルスの数(通常、パルスヒット
数という。)をnとすれば で与えられ、これらのレーダー反射パルスの全てを、探
知能力を改善するために加えていく過程を“レーダーパ
ルスの積分”といい、通常はレーダー指示器と観測者の
目及び頭脳に依存している。ここで、 θ=半電力点でのアンテナビーム幅(度) fr=パルス繰返周波数(Hz) ω=アンテナ回転数(rpm) である。
船舶用レーダーの殆どは、水平面θ=1〜2度、fr=50
0〜3000Hz、ω=10〜30rpmの中にあり、レーダーアンテ
ナ回転数の最低値を10rpmに仮定するならば上記“約数
十秒程”の値は6秒+レーダーアンテナの垂直面内指向
性の覆域に達するまでの船速を勘案した時間に選ぶ。即
ち、いかなる事態からタイマー(21)が起動しても、高
速周波数掃引電波(g′)が該レーダーに受信されるよ
うに選べばよい。
0〜3000Hz、ω=10〜30rpmの中にあり、レーダーアンテ
ナ回転数の最低値を10rpmに仮定するならば上記“約数
十秒程”の値は6秒+レーダーアンテナの垂直面内指向
性の覆域に達するまでの船速を勘案した時間に選ぶ。即
ち、いかなる事態からタイマー(21)が起動しても、高
速周波数掃引電波(g′)が該レーダーに受信されるよ
うに選べばよい。
例えば、船速10kt、船長50m、レーダーアンテナ高20m、
該アンテナの垂直面内指向性20度と仮定すれば約160m離
れた距離で該覆域に入るので、約40秒程度が必要とな
る。レーダー側で、この電波が受信されれば前述のよう
に、これを検出して警報音を発して海中転落の事実を船
舶内に通報すると共に、レーダー送信が停止中なら同時
にこれを自動送信させるようにすればよい。直ちにレー
ダー観測に入れば、このとき既に海中転落通報装置は従
来のトランスポンダ機能へ自動的に切替っているので、
転落者にいち早く接近することができる。
該アンテナの垂直面内指向性20度と仮定すれば約160m離
れた距離で該覆域に入るので、約40秒程度が必要とな
る。レーダー側で、この電波が受信されれば前述のよう
に、これを検出して警報音を発して海中転落の事実を船
舶内に通報すると共に、レーダー送信が停止中なら同時
にこれを自動送信させるようにすればよい。直ちにレー
ダー観測に入れば、このとき既に海中転落通報装置は従
来のトランスポンダ機能へ自動的に切替っているので、
転落者にいち早く接近することができる。
次に、前記海中転落通報装置の腕時計形化の実現性につ
いて第5図に示した一実施例の斜視図を説明する。
いて第5図に示した一実施例の斜視図を説明する。
普通の人は左腕に時計をはめるので、第5図の実施例で
は本装置類を全て右腕側に装着するものとして図示して
いる。
は本装置類を全て右腕側に装着するものとして図示して
いる。
第5図において、(1),(12)はBat wing形の導体面
に約半波長の細いスロットを設けたアンテナで、この周
波数帯でのスロット長は約16mm程度である。
に約半波長の細いスロットを設けたアンテナで、この周
波数帯でのスロット長は約16mm程度である。
この中央に給電するとして、該給電点インピーダンスは
自由空間内で、虚数部を含めて約400Ω前後を呈すが、
下記のように反射板を設け、スロット長を僅かに加減す
れば50Ω系マイクロ波IC回路(MIC)に直結することが
できる。
自由空間内で、虚数部を含めて約400Ω前後を呈すが、
下記のように反射板を設け、スロット長を僅かに加減す
れば50Ω系マイクロ波IC回路(MIC)に直結することが
できる。
又、その指向性はもとの8字形から単一指向性に変形で
き、腕の影響から回避が可能となる。(2),(3),
(10)は冒頭の第6図で述べたと同種の回路で、厚み約
0.5mm程のアルミナ基材に設けたストリップライン上に
装着されている。
き、腕の影響から回避が可能となる。(2),(3),
(10)は冒頭の第6図で述べたと同種の回路で、厚み約
0.5mm程のアルミナ基材に設けたストリップライン上に
装着されている。
このアルミナ基材の裏面は薄い導体膜となっているの
で、上記(1),(12)のスロットアンテナとの間隔を
0.15〜0.25波長程度離せば反射板として利用できる。
で、上記(1),(12)のスロットアンテナとの間隔を
0.15〜0.25波長程度離せば反射板として利用できる。
(51)は薄い硬質樹脂によるレドーム、(52)は同じく
硬質樹脂の裏面に導電膜をメッキしたケース、(53)は
スロットアンテナ(1),(12)間の干渉を減少させる
遮蔽板、(54)は第3図のNANDゲート(4)、単安定マ
ルチバイブレータ(5)、電子スイッチ(8)、鋸歯状
波電圧発生器(11)、タイマー(21)、アイソレータ
(22)及び電源電圧安定化回路等を集積化して取り付け
たポリイミド系樹脂によるフィルム基板で、多少湾曲さ
せて取り付けることができる。
硬質樹脂の裏面に導電膜をメッキしたケース、(53)は
スロットアンテナ(1),(12)間の干渉を減少させる
遮蔽板、(54)は第3図のNANDゲート(4)、単安定マ
ルチバイブレータ(5)、電子スイッチ(8)、鋸歯状
波電圧発生器(11)、タイマー(21)、アイソレータ
(22)及び電源電圧安定化回路等を集積化して取り付け
たポリイミド系樹脂によるフィルム基板で、多少湾曲さ
せて取り付けることができる。
(55)は硬質樹脂の基台で、腕取り付け用ベルト(58)
が付属する。(56)は前述の近接スイッチで、電池電源
の接/断用である。(56)は磁石ユニットで、この図の
構造では前後にスライドさせて電池電源の接/断を行お
うとする。
が付属する。(56)は前述の近接スイッチで、電池電源
の接/断用である。(56)は磁石ユニットで、この図の
構造では前後にスライドさせて電池電源の接/断を行お
うとする。
(59)は防水形電池ユニット(60)用のベルトで、この
電池ユニットと一体化して取り付けてある。又、電池ユ
ニット(60)のケースは、身体の腕脇下に合わせて多少
湾曲させてある。
電池ユニットと一体化して取り付けてある。又、電池ユ
ニット(60)のケースは、身体の腕脇下に合わせて多少
湾曲させてある。
このベルト(59)を、左肩(首の左下)から右腕脇下に
かけて装着すると、電池ユニット(60)は右腕脇下に収
まり、作業性が最も損なわれない形がとれる。(62)は
電池電源の2芯ケーブルで電池側の先端には防水ゴム栓
付き2極コネクタ(61)が付属する。
かけて装着すると、電池ユニット(60)は右腕脇下に収
まり、作業性が最も損なわれない形がとれる。(62)は
電池電源の2芯ケーブルで電池側の先端には防水ゴム栓
付き2極コネクタ(61)が付属する。
ごく普通の男性用腕時計の寸法は、時計本体が直径約36
mm、ベルト取り付け部の長さが約40mm、厚み10mm前後で
あるが、本装置の“腕時計”相当部分の設計寸法はこれ
よりやや大きく、その概略寸法は35mm×45mm、厚み14mm
程度の見込みである。
mm、ベルト取り付け部の長さが約40mm、厚み10mm前後で
あるが、本装置の“腕時計”相当部分の設計寸法はこれ
よりやや大きく、その概略寸法は35mm×45mm、厚み14mm
程度の見込みである。
また、最も寸法と重量が懸念される電池ユニット(60)
は、素電圧3Vの単三号型の二酸化マンガン・リチウム電
池を3本使用するとして、48mm×60mm、厚み20mm、ベル
ト(59)を除いた重量は約70g程度で、水温0℃の海中
に転落したとしても、約3時間程度該通報を伝送するこ
とができ、実用性は十分あると見込まれる。
は、素電圧3Vの単三号型の二酸化マンガン・リチウム電
池を3本使用するとして、48mm×60mm、厚み20mm、ベル
ト(59)を除いた重量は約70g程度で、水温0℃の海中
に転落したとしても、約3時間程度該通報を伝送するこ
とができ、実用性は十分あると見込まれる。
ここで前記スロットアンテナ(1)及び(12)の指向性
と、対象となるレーダーアンテナの偏波面との対応につ
いて補足説明を加える。
と、対象となるレーダーアンテナの偏波面との対応につ
いて補足説明を加える。
上述したようにスロットアンテナ(1),(12)は単一
指向性としているが、海中転落者が必死で泳ぎを始めた
とき、両腕が海面上に出たり入ったりしてどうしてもそ
の指向性は定まらない。しかし、腕の動きの途中でその
主指向性がレーダーアンテナに向かうときが必ずあり、
その速度は該情報の伝送時間に比べてかなり遅いので指
向性や偏波面云々にこだわる必要はないということにな
る。
指向性としているが、海中転落者が必死で泳ぎを始めた
とき、両腕が海面上に出たり入ったりしてどうしてもそ
の指向性は定まらない。しかし、腕の動きの途中でその
主指向性がレーダーアンテナに向かうときが必ずあり、
その速度は該情報の伝送時間に比べてかなり遅いので指
向性や偏波面云々にこだわる必要はないということにな
る。
但し、レーダーアンテナとの交会率が低下するのは止む
を得ないが、至近距離では偏波の傾きや指向性からのず
れに起因する到達距離の低下まで論じる必要があるとは
考えられない。
を得ないが、至近距離では偏波の傾きや指向性からのず
れに起因する到達距離の低下まで論じる必要があるとは
考えられない。
むしろ捜索中に一度でも海中転落者の方位と距離が発見
できたならば、前記トランスポンダの場合と同様に一早
く正確に接近することが可能となる。
できたならば、前記トランスポンダの場合と同様に一早
く正確に接近することが可能となる。
なお、第5図の実施例では各素子間の固定用具は省略し
ているが、必要に応じて設けることはいうまでもない。
又、これも図示していないが、夜間や濃霧中の捜索側最
終確認用として(海中転落者の確認用としても)電源投
入と同時に発光する黄色或いはオレンジ色の標識灯を備
えることが望ましい。
ているが、必要に応じて設けることはいうまでもない。
又、これも図示していないが、夜間や濃霧中の捜索側最
終確認用として(海中転落者の確認用としても)電源投
入と同時に発光する黄色或いはオレンジ色の標識灯を備
えることが望ましい。
上記実施例では一貫して海中転落事故に対応する手段に
ついて述べてきたが、従来のトランスポンダにもこれと
同様な手段を採用しておけばより効果的なものに発展で
きることはいうまでもない。
ついて述べてきたが、従来のトランスポンダにもこれと
同様な手段を採用しておけばより効果的なものに発展で
きることはいうまでもない。
以上のように、従来から永年の懸案とされてきた海中転
落事故の対策として、比較的小型・小規模な海中転落通
報装置で迅速に該通報の伝送が行えるので、本発明に係
るレーダー装置を該船舶のレーダーに備えるならば海中
転落者の救助率が飛躍的に向上することは確実である。
落事故の対策として、比較的小型・小規模な海中転落通
報装置で迅速に該通報の伝送が行えるので、本発明に係
るレーダー装置を該船舶のレーダーに備えるならば海中
転落者の救助率が飛躍的に向上することは確実である。
なお、この発明の回路群は送受信機或いは指示器のいず
れにも内蔵できるし、付加ユニットとして併設すること
もできるので、この機能の導入は容易である。
れにも内蔵できるし、付加ユニットとして併設すること
もできるので、この機能の導入は容易である。
又、航空機の同類事故の対策としても、機体から脱出し
た乗員が近くの船舶へ通報して上記の手段で救助が可能
であるなど、本発明の意義は大きい。
た乗員が近くの船舶へ通報して上記の手段で救助が可能
であるなど、本発明の意義は大きい。
第1図は、本発明に係るレーダー装置の一実施例を示す
系統図で、第3図の海中転落通報装置から発せられる海
中転落通報を受信処理して警報を促すものである。 第2図は、第1図の各部の動作状況を示す波形図、第3
図は、この発明に関連する上記、海中転落通報装置の一
実施例の系統図、第4図は第3図の主要抽出部の動作を
説明するための波形図で、第6図に示された従来の捜索
・救助用レーダー・トランスポンダの一実施例の系統図
の動作を説明するための第7図の各部波形図から、同等
部分を削除して記載したものである。 第5図は第3図に示した海中転落通報装置の一実施例の
系統図から、実際に腕時計化が実現できることを説明す
るための一実施例を示した斜視図、第6図は、従来から
実用に供せられている捜索・救助用レーダー・トランス
ポンダを示す系統図、第7図は第6図の各部の動作状況
を示す波形図、そして第8図、第9図はレーダーの、PP
I上に表された上記捜索・救助用レーダー・トランスポ
ンダの映像例を示す図で、特に第9図は上記レーダーと
捜索・救助用レーダー・トランスポンダ間の相対距離が
至近距離になったときに生じやすい映像例を示したもの
である。 第1図において、(31),(32)は入力バッファ回路、
(33)は遅延トリガー導出用単安定マルチバイブレー
タ、(34),(38)も単安定マルチバイブレータ、(3
5),(37)は2入力のANDゲート、(36),(39)はパ
ルス計数器、(40)はリレー・ドライバー、(41)はリ
レー、(42)は警報音声発生器そして(43)は拡声装置
である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
系統図で、第3図の海中転落通報装置から発せられる海
中転落通報を受信処理して警報を促すものである。 第2図は、第1図の各部の動作状況を示す波形図、第3
図は、この発明に関連する上記、海中転落通報装置の一
実施例の系統図、第4図は第3図の主要抽出部の動作を
説明するための波形図で、第6図に示された従来の捜索
・救助用レーダー・トランスポンダの一実施例の系統図
の動作を説明するための第7図の各部波形図から、同等
部分を削除して記載したものである。 第5図は第3図に示した海中転落通報装置の一実施例の
系統図から、実際に腕時計化が実現できることを説明す
るための一実施例を示した斜視図、第6図は、従来から
実用に供せられている捜索・救助用レーダー・トランス
ポンダを示す系統図、第7図は第6図の各部の動作状況
を示す波形図、そして第8図、第9図はレーダーの、PP
I上に表された上記捜索・救助用レーダー・トランスポ
ンダの映像例を示す図で、特に第9図は上記レーダーと
捜索・救助用レーダー・トランスポンダ間の相対距離が
至近距離になったときに生じやすい映像例を示したもの
である。 第1図において、(31),(32)は入力バッファ回路、
(33)は遅延トリガー導出用単安定マルチバイブレー
タ、(34),(38)も単安定マルチバイブレータ、(3
5),(37)は2入力のANDゲート、(36),(39)はパ
ルス計数器、(40)はリレー・ドライバー、(41)はリ
レー、(42)は警報音声発生器そして(43)は拡声装置
である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】船舶或いは航空機の乗員が携帯する海中転
落通報装置から発せられる通報電波を受信、処理するレ
ーダー装置において、そのレーダー装置のビデオ信号出
力と、システムトリガー出力とを各々抽出する手段と、
上記システムトリガーの抽出タイミングから、当該レー
ダーシステムの最大探知距離に相当する時間まで遅延さ
せた遅延トリガーを導出する手段と、この遅延トリガー
を用いて次のシステムトリガーの抽出タイミング或いは
これより手前の時間まで論理を保持する第1のゲート信
号により上記ビデオ信号出力をゲート出力する第1のゲ
ート手段と、このゲート出力されたビデオ信号中に含ま
れるパルスの数を計数する第1の計数手段と、上記第1
のゲート信号の期間より更に長い時間まで論理を維持す
る第2のゲート信号により、上記第1の計数手段の出力
値をゲート出力する第2のゲート手段と、このゲート出
力パルスを計数する第2の計数手段と、この第2の計数
手段より出力される計数値およびそのパルス連続性を判
定して接点信号を抽出する判定手段と、この接点信号に
より、音響信号源を駆動して拡声伝達する拡声報知手段
とからなる上記通報電波の識別報知機能を有することを
特徴とするレーダー装置。 - 【請求項2】接点信号によりレーダー装置を送信駆動す
るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のレーダー装置。 - 【請求項3】識別報知機能はレーダー装置に内蔵したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
のレーダー装置。 - 【請求項4】識別報知機能は既存のレーダー装置に付加
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
項記載のレーダー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31510986A JPH0727020B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | レ−ダ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31510986A JPH0727020B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | レ−ダ−装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63163185A JPS63163185A (ja) | 1988-07-06 |
| JPH0727020B2 true JPH0727020B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=18061528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31510986A Expired - Fee Related JPH0727020B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | レ−ダ−装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727020B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013015903A1 (de) | 2012-09-26 | 2014-03-27 | Furuno Electric Company, Limited | Radarempfangsvorrichtung und Radarvorrichtung |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5465098A (en) * | 1991-11-05 | 1995-11-07 | Seiko Epson Corporation | Antenna apparatus for transceiver |
| US5589840A (en) * | 1991-11-05 | 1996-12-31 | Seiko Epson Corporation | Wrist-type wireless instrument and antenna apparatus |
| KR100298001B1 (ko) * | 1993-03-17 | 2001-10-24 | 구사마 사부로 | 팔찌형안테나장치및그장치를구비한무선기 |
| US5757326A (en) * | 1993-03-29 | 1998-05-26 | Seiko Epson Corporation | Slot antenna device and wireless apparatus employing the antenna device |
| JP3417083B2 (ja) * | 1994-10-04 | 2003-06-16 | セイコーエプソン株式会社 | 携帯用無線機 |
| EP2178158B1 (en) * | 2008-10-17 | 2012-02-01 | ETA SA Manufacture Horlogère Suisse | Wrist-wearable device comprising an antenna |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP31510986A patent/JPH0727020B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013015903A1 (de) | 2012-09-26 | 2014-03-27 | Furuno Electric Company, Limited | Radarempfangsvorrichtung und Radarvorrichtung |
| DE102013015903B4 (de) * | 2012-09-26 | 2026-04-23 | Furuno Electric Company, Limited | Radarempfangsvorrichtung und Radarvorrichtung |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63163185A (ja) | 1988-07-06 |
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