JPH07270534A - 海底地層探査方法 - Google Patents
海底地層探査方法Info
- Publication number
- JPH07270534A JPH07270534A JP6081027A JP8102794A JPH07270534A JP H07270534 A JPH07270534 A JP H07270534A JP 6081027 A JP6081027 A JP 6081027A JP 8102794 A JP8102794 A JP 8102794A JP H07270534 A JPH07270534 A JP H07270534A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound source
- seabed
- channel receiver
- stratum
- reflected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は海底の地層状態を精度よく観
測できる方法を得るにある。 【構成】 同一音源から発射された超音波をマルチチャ
ンネル受信器によって受信するマルチチャンネル反射法
による海底地層探査方法において、上記音源とマルチチ
ャンネル受信器の位置を人工衛星からのGPS位置信号
を受信することによって演算する海底地層探査方法。上
記音源と上記マルチチャンネル受信器は移動自在であ
り、同一点から反射する経路の異なる反射波を取り出し
互いに重合することによって雑音を除去せしめると共
に、地層を判別する。
測できる方法を得るにある。 【構成】 同一音源から発射された超音波をマルチチャ
ンネル受信器によって受信するマルチチャンネル反射法
による海底地層探査方法において、上記音源とマルチチ
ャンネル受信器の位置を人工衛星からのGPS位置信号
を受信することによって演算する海底地層探査方法。上
記音源と上記マルチチャンネル受信器は移動自在であ
り、同一点から反射する経路の異なる反射波を取り出し
互いに重合することによって雑音を除去せしめると共
に、地層を判別する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海底地層探査方法、とく
にマルチチャンネル反射法による海底地層探査方法に関
するものである。
にマルチチャンネル反射法による海底地層探査方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のマルチチャンネル反射法に
よる海底地層探査における問題点である多重反射の説明
図であって、1は観測船、2は海面、3は上記観測船1
によって曳航される超音波発信器等の音源、4,5は夫
々海底の地層、6は音源3からの超音波、7は反射波、
8は同じく上記観測船1によって曳航され、上記反射波
7を受信する多数の受信素子が一定の間隔で配列されて
成るマルチチャンネル受信器を示す。
よる海底地層探査における問題点である多重反射の説明
図であって、1は観測船、2は海面、3は上記観測船1
によって曳航される超音波発信器等の音源、4,5は夫
々海底の地層、6は音源3からの超音波、7は反射波、
8は同じく上記観測船1によって曳航され、上記反射波
7を受信する多数の受信素子が一定の間隔で配列されて
成るマルチチャンネル受信器を示す。
【0003】このような海底地層探査方法においては、
音源3とマルチチャンネル受信器8の時々刻々の正確な
位置情報が必要であり、従来は、電波測距儀等を使用し
観測船1の位置を測定していた。
音源3とマルチチャンネル受信器8の時々刻々の正確な
位置情報が必要であり、従来は、電波測距儀等を使用し
観測船1の位置を測定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の海
底地層探査方法においては観測船1のだいたいの位置を
出すのにとどまっており、音源3とマルチチャンネル受
信器8の時々刻々の位置の正確な情報(X,Y,Z)を
求めることは極めて困難で正確な地層状態の把握ができ
なかった。
底地層探査方法においては観測船1のだいたいの位置を
出すのにとどまっており、音源3とマルチチャンネル受
信器8の時々刻々の位置の正確な情報(X,Y,Z)を
求めることは極めて困難で正確な地層状態の把握ができ
なかった。
【0005】また、従来の方法では音源3から発射され
る超音波6は図5に示すようにある指向角を持ってい
る。超音波の周波数を高くすれば上記指向角がシャープ
となり分解能が向上し好ましいが、探査できる海底は浅
いものに限られ、また、周波数を低くすれば探査できる
海底を深くすることができる反面、指向角が広くなり、
分解能が粗くなるという欠点がある。
る超音波6は図5に示すようにある指向角を持ってい
る。超音波の周波数を高くすれば上記指向角がシャープ
となり分解能が向上し好ましいが、探査できる海底は浅
いものに限られ、また、周波数を低くすれば探査できる
海底を深くすることができる反面、指向角が広くなり、
分解能が粗くなるという欠点がある。
【0006】更に、上記従来の方法では、図4に示すよ
うに反射波7の多重反射等による雑音が含まれているた
めその除去が必要となるが、この除去は極めて困難であ
った。
うに反射波7の多重反射等による雑音が含まれているた
めその除去が必要となるが、この除去は極めて困難であ
った。
【0007】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の海底地層探査方
法は、曳航される音源及びマルチチャンネル受信器の座
標位置を人工衛星からのGPS位置信号によって演算す
る工程と、上記音源から海底に向かって超音波を発信
し、上記マルチチャンネル受信器によって受信する工程
とより成ることを特徴とする。
法は、曳航される音源及びマルチチャンネル受信器の座
標位置を人工衛星からのGPS位置信号によって演算す
る工程と、上記音源から海底に向かって超音波を発信
し、上記マルチチャンネル受信器によって受信する工程
とより成ることを特徴とする。
【0009】本発明の海底地層探査方法では、上記マル
チチャンネル受信器が受信したデータ及びそのときの上
記音源とマルチチャンネル受信器との座標位置を記憶す
る工程と、上記音源と上記マルチチャンネル受信器を移
動したとき同一点から反射される異なる経路の上記デー
タを重合せしめる工程とを更に有せしめることができ
る。
チチャンネル受信器が受信したデータ及びそのときの上
記音源とマルチチャンネル受信器との座標位置を記憶す
る工程と、上記音源と上記マルチチャンネル受信器を移
動したとき同一点から反射される異なる経路の上記デー
タを重合せしめる工程とを更に有せしめることができ
る。
【0010】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0011】本発明の第1の実施例においては図1に示
すように、4個の人工衛星(GPS)9a〜9dからの
GPS位置信号と、このGPS位置信号を補正するGP
S補正信号を発信するため陸上に設けた固定局10及び
音源3とマルチチャンネル受信器8の上部に共通に設け
たGPS移動局11とを用い、上記GPS移動局11に
よって上記4個の人工衛星9a〜9dからのGPS位置
信号及び固定局10からのGPS補正信号を受信せし
め、音源3とマルチチャンネル受信器8の座標位置を夫
々演算せしめる。
すように、4個の人工衛星(GPS)9a〜9dからの
GPS位置信号と、このGPS位置信号を補正するGP
S補正信号を発信するため陸上に設けた固定局10及び
音源3とマルチチャンネル受信器8の上部に共通に設け
たGPS移動局11とを用い、上記GPS移動局11に
よって上記4個の人工衛星9a〜9dからのGPS位置
信号及び固定局10からのGPS補正信号を受信せし
め、音源3とマルチチャンネル受信器8の座標位置を夫
々演算せしめる。
【0012】なお、マルチチャンネル受信器8のGPS
移動局11より遠い部分の位置は、観測船1が基本的に
真っ直ぐ進むため航跡や方位、各センサーの位置により
演算できるが、もっと精度を向上させる場合には方位計
や傾斜計を用いる。
移動局11より遠い部分の位置は、観測船1が基本的に
真っ直ぐ進むため航跡や方位、各センサーの位置により
演算できるが、もっと精度を向上させる場合には方位計
や傾斜計を用いる。
【0013】本発明の上記第1の実施例によれば、人工
衛星からのGPS位置信号と固定局からのGPS補正信
号を用いて音源3及びマルチチャンネル受信器8の座標
位置を知るようにしたので、従来方法に比べその位置精
度を大幅に改善することが可能となる。
衛星からのGPS位置信号と固定局からのGPS補正信
号を用いて音源3及びマルチチャンネル受信器8の座標
位置を知るようにしたので、従来方法に比べその位置精
度を大幅に改善することが可能となる。
【0014】なお、固定局10からのGPS補正信号
は、人工衛星の軌道誤差や電離層による誤差等を補正す
るために必要なものである。
は、人工衛星の軌道誤差や電離層による誤差等を補正す
るために必要なものである。
【0015】本発明の第2の実施例においては上記マル
チチャンネル受信器8を構成する各受信器が受信した反
射波を記憶し、共通反射点からの反射波を重合できるよ
うにする。
チチャンネル受信器8を構成する各受信器が受信した反
射波を記憶し、共通反射点からの反射波を重合できるよ
うにする。
【0016】図2はこの重合結果を示し、第1の経路で
反射した反射波7をトレース1,第2の経路のそれをト
レース2とする。各トレース1,2に含まれる雑音はそ
の周波数と振幅が常に変動していることから図2のa,
bに示されるようになり、一方地層4の共通反射点から
の反射はA,Bと略同一周波数及び振幅となる。従っ
て、その重合結果は図2のトレース重合で示すようにな
り、雑音が除去または低減され、代わりに求めたい反射
波A,Bが重合され強調された形となる。
反射した反射波7をトレース1,第2の経路のそれをト
レース2とする。各トレース1,2に含まれる雑音はそ
の周波数と振幅が常に変動していることから図2のa,
bに示されるようになり、一方地層4の共通反射点から
の反射はA,Bと略同一周波数及び振幅となる。従っ
て、その重合結果は図2のトレース重合で示すようにな
り、雑音が除去または低減され、代わりに求めたい反射
波A,Bが重合され強調された形となる。
【0017】従来は、各超音波の発射位置を正確に測定
できなかったが、GPSを利用することにより正確に音
源3及びマルチチャンネル受信器8の位置(X,Y,
Z)が測定できるため上記のような重合処理が可能とな
る。
できなかったが、GPSを利用することにより正確に音
源3及びマルチチャンネル受信器8の位置(X,Y,
Z)が測定できるため上記のような重合処理が可能とな
る。
【0018】本発明の第3の実施例においては以下のよ
うにして反射波7から地層を正確に求める。
うにして反射波7から地層を正確に求める。
【0019】図3は、観測船1が移動して音源3がA点
からB点に移動する間に共通反射点Pから反射される反
射波の説明図であって、図3から明らかなように音源3
から発信され、マルチチャンネル受信器8で受信される
迄の距離の1/2の部分に共通反射点Pが存在し、この
関係は観測船1が移動してもその指向角の範囲内では変
らない。即ち、音源3が第1の位置では共通反射点Pか
らの反射波を第1の受信素子が受信し、次いで音源3を
受信素子相互間の距離に相当するだけ移動せしめた場合
には、マルチチャンネル受信器8も同じく移動されるた
め入射角に等しい反射角で反射された反射波は受信素子
の第3の受信素子で受信されるようになる。
からB点に移動する間に共通反射点Pから反射される反
射波の説明図であって、図3から明らかなように音源3
から発信され、マルチチャンネル受信器8で受信される
迄の距離の1/2の部分に共通反射点Pが存在し、この
関係は観測船1が移動してもその指向角の範囲内では変
らない。即ち、音源3が第1の位置では共通反射点Pか
らの反射波を第1の受信素子が受信し、次いで音源3を
受信素子相互間の距離に相当するだけ移動せしめた場合
には、マルチチャンネル受信器8も同じく移動されるた
め入射角に等しい反射角で反射された反射波は受信素子
の第3の受信素子で受信されるようになる。
【0020】従って、第1、第3、第5・・・の受信素
子によって受信した反射波は何れも共通反射点Pの情報
を示すことになり、これらを重合することによって上記
共通反射点の地層を正確に求めることができる。
子によって受信した反射波は何れも共通反射点Pの情報
を示すことになり、これらを重合することによって上記
共通反射点の地層を正確に求めることができる。
【0021】従って本発明の第3の実施例においては、
音源3とマルチチャンネル受信器8の座標位置を上述し
たように上記GPS位置信号により管理しながら、各発
信及び受信データを記憶し、上記P点位置に関連する各
データを重合せしめる。
音源3とマルチチャンネル受信器8の座標位置を上述し
たように上記GPS位置信号により管理しながら、各発
信及び受信データを記憶し、上記P点位置に関連する各
データを重合せしめる。
【0022】なお、原理を簡単にするため海底面での反
射のみで説明しているが、実際には地中の測定も行なう
ことができる。
射のみで説明しているが、実際には地中の測定も行なう
ことができる。
【0023】上記のように本発明のこの第3の実施例に
よれば、海底地層の全方向のデータを取得することがで
き鮮明に地層が判別できることになる。
よれば、海底地層の全方向のデータを取得することがで
き鮮明に地層が判別できることになる。
【0024】なお、上記重合は本発明の第1の実施例に
よる方法によって音源3及びマルチチャンネル受信器8
の座標位置を極めて精度良く管理できるようになったた
め実現できたものである。
よる方法によって音源3及びマルチチャンネル受信器8
の座標位置を極めて精度良く管理できるようになったた
め実現できたものである。
【0025】
【発明の効果】上記のように本発明の海底地層探査方法
によれば、深度の大小にかかわらず海底の地層状態を極
めて精度良く観測できるようになる大きな利益がある。
によれば、深度の大小にかかわらず海底の地層状態を極
めて精度良く観測できるようになる大きな利益がある。
【図1】本発明の海底地層探査方法の第1の実施例説明
図である。
図である。
【図2】本発明の海底地層探査方法の第2の実施例の反
射波の説明図である。
射波の説明図である。
【図3】本発明の海底地層探査方法の第3の実施例説明
図である。
図である。
【図4】従来の海底地層探査方法の問題点である多重反
射の説明図である。
射の説明図である。
【図5】従来の海底地層探査方法の説明図である。
1 観測船 2 海面 3 音源 4 地層 5 地層 6 超音波 7 反射波 8 マルチチャンネル受信器 9a 人工衛星 9b 人工衛星 9c 人工衛星 9d 人工衛星 10 固定局 11 GPS移動局
Claims (2)
- 【請求項1】 曳航される音源及びマルチチャンネル受
信器の座標位置を人工衛星からのGPS位置信号によっ
て演算する工程と、 上記音源から海底に向かって超音波を発信し、上記マル
チチャンネル受信器によって受信する工程とより成るこ
とを特徴とする海底地層探査方法。 - 【請求項2】 上記マルチチャンネル受信器が受信した
データ及びそのときの上記音源とマルチチャンネル受信
器との座標位置を記憶する工程と、 上記音源と上記マルチチャンネル受信器を移動したとき
同一点から反射される異なる経路の上記データを重合せ
しめる工程とを更に有する請求項1記載の海底地層探査
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6081027A JPH07270534A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 海底地層探査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6081027A JPH07270534A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 海底地層探査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07270534A true JPH07270534A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13734998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6081027A Pending JPH07270534A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 海底地層探査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07270534A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007070988A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Tomac:Kk | ポンプ浚渫方法 |
| JP2010539357A (ja) * | 2007-09-13 | 2010-12-16 | ドレッジング・インターナショナル・ナムローゼ・フエンノートシャップ | 浚渫を最適化するシステム及び方法 |
| JP2018189372A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 総合地質調査株式会社 | 高分解能三次元音波探査装置 |
| KR102565188B1 (ko) * | 2023-02-08 | 2023-08-09 | 한국지질자원연구원 | 해양 탄성파 탐사에서의 수신기 실시간 위치좌표 취득방법 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP6081027A patent/JPH07270534A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007070988A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Tomac:Kk | ポンプ浚渫方法 |
| JP2010539357A (ja) * | 2007-09-13 | 2010-12-16 | ドレッジング・インターナショナル・ナムローゼ・フエンノートシャップ | 浚渫を最適化するシステム及び方法 |
| KR101538981B1 (ko) * | 2007-09-13 | 2015-07-23 | 드레징 인터내셔널 엔. 브이. | 준설을 최적화하기 위한 시스템 및 방법 |
| JP2018189372A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 総合地質調査株式会社 | 高分解能三次元音波探査装置 |
| KR102565188B1 (ko) * | 2023-02-08 | 2023-08-09 | 한국지질자원연구원 | 해양 탄성파 탐사에서의 수신기 실시간 위치좌표 취득방법 |
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