JPH0727107U - 磁石の保持構造 - Google Patents

磁石の保持構造

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JPH0727107U
JPH0727107U JP5837893U JP5837893U JPH0727107U JP H0727107 U JPH0727107 U JP H0727107U JP 5837893 U JP5837893 U JP 5837893U JP 5837893 U JP5837893 U JP 5837893U JP H0727107 U JPH0727107 U JP H0727107U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被取付部の表面保護を図る磁石を備えた用具
の量産を可能とし得る磁石の保持構造を提供する。 【構成】 磁石4と、この磁石4を保持する磁石保持手
段3と、用具1に形成され前記磁石保持手段3を取り付
ける取付手段2とからなり、前記磁石4および磁石保持
手段3の表面4a,3dに合成樹脂剤の保護層8が形成
されてなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、壁面やスチール製の器具等に磁石の吸着力で固定される籠、フック 等の用具に係り、特に、これらの用具に装着される磁石の保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチック製の籠や用品収納ケース等の容器をスチール製の器具、例えば、 洗濯機や学習机等に取り付ける場合、各種の取付用具が使用されているが、着脱 自在の利便性から磁石が広く用いられている。 一般的に、この磁石は保持部材等に保持したあと、容器の側面等に接着剤また は両面テープにより取り付けられている。そして、保護フィルムにより磁石およ び保持部材の全面が覆われている。従って、磁石保持部材を介して磁石が籠に保 持されていることになる。
【0003】 このような方法で磁石を備えた籠を、図6および図7に示す洗濯機14やスチ ール製の学習机15の側面14a,15a等に当接すると、磁石の磁着力により 籠が落下することなく固定されるので、籠に洗濯物を入れておいたり、文房具等 を収容しておくことができるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の磁石の保持構造は、磁石および磁石保持部材に保護 フィルムを貼り着けることで、これらの表面が保護されるとともに、被取付部の 傷付きが防止される利点を有しているが、保護フィルムの貼り着けは手作業とな るため、作業性が悪く甚だ面倒なものであった。 本考案は、上記課題を解決することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、上記目的を達成するため、磁石と、この磁石を保持する磁 石保持手段と、用具に形成され前記磁石保持手段を取り付ける取付手段とからな り、磁石保持手段の表面に合成樹脂剤の保護層が形成されてなることを特徴とす る。
【0006】
【作用】
この考案は、用具に磁石保持手段を介して磁石が保持されているので、この磁 石側をスチール製の取付対象物に取り付けると、磁着力によって用具が固定され る。 この磁石保持手段の表面は、合成樹脂剤の保護層により覆われているので、取 付対象物への固定状態ではこれらが保護層を介して接するから、用具の着脱時等 に摺動して取付対象物の表面が傷付くのが防止される。 また、保護層が形成された磁石保持手段を一体化した状態で用具の取付手段に 組み付けることができるので、用具の製作が簡単なものとなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図を参照しながら説明する。 図1は本考案に係る磁石の保持構造が適用された籠の斜視図、図2は同籠の断 面図である。
【0008】 この磁石の保持構造は、用具であるプラスチック製籠(以下、籠と略記する) 1に適用され、この籠1に設けた取付手段である取付枠2に磁石保持手段である 磁石保持部材3を介して磁石4を保持し、スチール製の各種器具に籠1を固定す る構成となっている。
【0009】 籠1は上方開口の矩形状箱体で、左右側壁と前面とがメッシュ状になっており 、この開口部1aから文房具や洗濯物その他日用品等を入れることができるよう になっている。 取付枠2は横長の矩形状で、籠1の後面1bにおける上方に2個、下方の中央 に1個の計3個が、籠1の成形加工時に一体形成される。
【0010】 磁石保持部材3は透磁性を有する金属製のヨークであって、図2に示す如く上 下部に側壁3a,3bを有した断面コ字状で、凹状部3cに磁石4を保持して前 記取付枠2内に収納保持される。なお、この磁石保持部材3は、取付枠2の磁石 保持面に裏面側を当接した状態では、取付枠2の側壁2aから上下部の側壁3a ,3bが突出し、被取付部5に取付枠2が直接接触しない構造とされている。
【0011】 磁石4としては、薄形矩形状のフェライトマグネットが用いられ、前記磁石保 持部材3の凹状部3cに接着剤または両面テープによって強固に接着される。こ のように一体化された状態では、磁石保持部材3の側壁3a,3bから磁石4が 突出せず、被取付部5に磁石4の一面が直接接触しないようになっている。 この磁石4と磁石保持部材3とは、組み付けに際して表面加工が施され、図3 に示すように、保護層8が形成される。
【0012】 この保護層8の形成工程について説明すると、まず、磁石保持部材3の生地表 面3dにユニクロメッキ6をかける。つぎに、磁石保持部材3の凹状部3cに磁 石4を接着する。続いて、この両者4,3にプライマー処理を施す。この後、両 者4,3の全表面をウレタン系樹脂塗材7にて塗装する。
【0013】 これにより、磁石4と磁石保持部材3とが一体化された状態で表面処理される ので、磁石4の表面4aおよび磁石保持部材3の生地表面3dが隠れるから、全 体の美観が高められて高級感を醸しだすことができる。また、メッキおよびプラ イマー処理が施されているので、防錆効果を有することは勿論、耐久性も向上す る。
【0014】 しかして、上記磁石保持部材3および磁石4を籠1に取り付ける場合は、この 籠1の取付枠2における取付面に接着剤または両面テープを用いて強固に接着す る。すると、後面1b側に3個の磁石4が配され、磁着力を有する籠1が形成さ れる。(図8参照) そして、この籠1を図6に示すような洗濯機14に装着する場合は、磁石4側 を洗濯機14の側面14aに当接すると、磁着力により籠1を半固定状態に保持 することができる。
【0015】 また、図7に示すスチール製の学習机15の側面15aに籠1を保持するとい ったこともでき、この場合も籠1を安定に保つことが可能である。 一方、前記籠1を強く引っ張ると、これを磁石4とともに洗濯機14や学習机 15から外すことができる。
【0016】 ところで、このような籠1の脱着時や重い物を入れた際には、籠1が摺動する 場合があるが、磁石4および磁石保持部材3の表面4a,3dには、合成樹脂剤 の保護層8が設けられているので、これらが側面14a,15aに対し直接的に 摺接しないから、磁石4、磁石保持部材3および洗濯機14や学習机15の表面 が傷付くのが防止される。 よって、この籠1の保持構造部分および洗濯機14と学習机15とが腐食から 保護され、美観が保たれるとともに、長寿命が図られる。
【0017】 図4は他の実施例に係る磁石の保持構造を示す斜視図である。 この磁石の保持構造は、形状が異なる点を除いて図1に示す前記実施例と基本 的構成が略同一であり、籠1に適用される場合の詳細な説明は省略する。
【0018】 本例の磁石10は、中央に穴10aを設けた薄形のリング状で、フェライトマ グネットが用いられる。また、磁石保持部材9は有底の環状で、凹状部に前記磁 石10が接着保持される一方、図示省略しているが籠1の後面1bに形成される 環状の取付枠に固着される。 この磁石保持部材9は、磁石10を保持した状態で前記実施例と同様の表面加 工が施された後、籠1の取付枠に固着される。これにより、前記実施例と同様の 効果を奏する。
【0019】 図5はさらに他の実施例に係る磁石の保持構造を示す斜視図である。 この磁石の保持構造も、前記各実施例と基本的構成が略同一であり、磁石13 を直方体に形成して、磁石保持部材11,12は板状のものを一対用いている。 この磁石保持部材11,12は凸状で、磁石13の高さよりも若干幅広くされ、 中央の突状部11a,12aを被取付部5に対する接触部分としている。
【0020】 この磁石保持部材11,12は、2枚の間に磁石13を挟んだ状態で接着保持 した後、矩形状に形成された取付枠内に固着される。なお、この磁石保持部材1 1,12も磁石13を接着した状態で前記実施例と同様の表面加工が施されるが 、本例では、磁石保持部材11,12がプライマー処理された後、突状部11a ,12aをウレタン系樹脂により塗装して他の部分は省略し、塗装工程等の簡略 化を図っている。
【0021】 なお、上記各実施例において表面処理に用いたウレタン系樹脂塗材7をプラス チック製籠1と同色にすると、磁石および磁石保持部材の違和感がなくなり籠1 全体に高級感を与えることができる。 また、上記磁石の保持構造は、籠1に適用する例について説明したが、各種容 器やフック等を磁着させる場合にも広く採用できることは勿論である。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、磁石保持手段の表面に合成樹脂剤の保護層を形 成しているので、取付対象物への固定状態では保護層を介して接するから、取付 対象物の表面が傷付くことなく、これらの腐食が防止されて長寿命に保たれる。 また、磁石保持手段が合成樹脂剤の保護層で覆われてその生地が露出しないた め、これらの美観が向上するうえ、用具が合成樹脂剤にて形成される場合は、同 質性により用具全体に高級感を与えることができる。
【0023】 さらに、磁石と磁石保持手段とを一体化した状態で保護層を形成した後、用具 の取付手段に組み付けることができ、磁石の保持構造部分の表面処理を伴う用具 の製作が簡単となるから、全自動化による大量生産が可能になるといった効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す磁石の保持構造が適用
された籠の斜視図である。
【図2】同籠の断面図である。
【図3】磁石および磁石保持手段の表面処理を説明する
部分断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す磁石の保持構造の斜
視図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例を示す磁石の保持構
造の斜視図である。
【図6】洗濯機に籠を装着した状態を示す斜視図であ
る。
【図7】学習机に籠を装着した状態を示す斜視図であ
る。
【図8】磁石保持部材の取り付けを説明する籠の斜視図
である。
【符号の説明】
1 プラスチック製籠 2 取付枠 3 磁石保持部材 3d 表面 4 磁石 4a 表面 8 保護層

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石と、この磁石を保持する磁石保持手
    段と、用具に形成され前記磁石保持手段を取り付ける取
    付手段とからなり、磁石保持手段の表面に合成樹脂剤の
    保護層が形成されてなる磁石の保持構造。
  2. 【請求項2】 磁石保持手段が有底の環状に形成され、
    この磁石保持手段の凹所に磁石を保持してなる請求項1
    項記載の磁石の保持構造。
  3. 【請求項3】 磁石保持手段が板状に形成され、一対の
    磁石保持手段の間に磁石を挟持状態で保持してなる請求
    項1項記載の磁石の保持構造。
  4. 【請求項4】 保護層は、磁石および磁石保持手段の生
    地表面にユニクロメッキをかけ、プライマー処理を施し
    た後、ウレタン系樹脂塗料を塗布して形成されたもので
    ある請求項1項、2項または3項記載の磁石の保持構
    造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS559537U (ja) * 1978-07-04 1980-01-22
JPH01318207A (ja) * 1988-06-20 1989-12-22 Tdk Corp 保護被覆を有する稀土類合金磁石
JPH0436934U (ja) * 1990-07-26 1992-03-27

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