JPH07271348A - 鍵盤楽器 - Google Patents
鍵盤楽器Info
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- JPH07271348A JPH07271348A JP6079605A JP7960594A JPH07271348A JP H07271348 A JPH07271348 A JP H07271348A JP 6079605 A JP6079605 A JP 6079605A JP 7960594 A JP7960594 A JP 7960594A JP H07271348 A JPH07271348 A JP H07271348A
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- stopper
- key
- hammer
- catcher
- hammer mechanism
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Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 キャッチャーとストッパーとの食付きを未然
に防止することができる鍵盤楽器を提供する。 【構成】 鍵10と、この鍵10の動作を検出する押鍵
検出手段KSEと、鍵10が押されたときに回動して対
応する弦Sを打撃するハンマー機構40と、このハンマ
ー機構40が所定以上回動するのを阻止することによ
り、ハンマー機構40のハンマー44が弦Sを打撃しな
い状態を選択することができる消音手段60とを備え、
ハンマー機構40は、打弦後にハンマー機構40が回動
復帰する際に緩衝部材に当接するキャッチャー部材46
を具備し、消音手段60は、キャッチャー部材46の回
動方向を向く端面と当接するストッパー66と、このス
トッパー66を初期位置とキャッチャー部材46との当
接位置との間で移動させる移動機構70とを備えた鍵盤
楽器において、押鍵操作がなされたときに上記ストッパ
ー66の移動を阻止する拘束手段77を設けた。
に防止することができる鍵盤楽器を提供する。 【構成】 鍵10と、この鍵10の動作を検出する押鍵
検出手段KSEと、鍵10が押されたときに回動して対
応する弦Sを打撃するハンマー機構40と、このハンマ
ー機構40が所定以上回動するのを阻止することによ
り、ハンマー機構40のハンマー44が弦Sを打撃しな
い状態を選択することができる消音手段60とを備え、
ハンマー機構40は、打弦後にハンマー機構40が回動
復帰する際に緩衝部材に当接するキャッチャー部材46
を具備し、消音手段60は、キャッチャー部材46の回
動方向を向く端面と当接するストッパー66と、このス
トッパー66を初期位置とキャッチャー部材46との当
接位置との間で移動させる移動機構70とを備えた鍵盤
楽器において、押鍵操作がなされたときに上記ストッパ
ー66の移動を阻止する拘束手段77を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハンマーアクション
部のキャッチャーをストッパーに当接させてハンマーア
クション部のそれ以上の回動を阻止することにより、押
鍵しても打弦しない消音演奏を行うことができるように
構成したアップライトピアノ等の鍵盤楽器に係わり、特
に、キャッチャーとストッパーとの食付きの発生を未然
に防止する技術に関する。
部のキャッチャーをストッパーに当接させてハンマーア
クション部のそれ以上の回動を阻止することにより、押
鍵しても打弦しない消音演奏を行うことができるように
構成したアップライトピアノ等の鍵盤楽器に係わり、特
に、キャッチャーとストッパーとの食付きの発生を未然
に防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アップライトピアノにおいて
は、ハンマーアクション部は、ハンマーシャンクの先端
部に取り付けられたハンマーと、ハンマーシャンクと略
直交するキャッチャーシャンクの先端部に取り付けられ
たキャッチャーとを有しており、ハンマーが打弦して跳
ね返されたときにキャッチャーがバックチェックと呼ば
れるクッション材に当接することにより、ハンマーアク
ション部が弾力的に受けとめられ、離鍵後のハンマーア
クション部の回動復帰動作が滑らかに行われるようにな
っている。そして、近年、キャッチャーの回動軌跡上に
ストッパーを出没自在に配置することにより、ハンマー
アクション部のそれ以上の回動を阻止し、これにより押
鍵しても打弦が行われない消音演奏状態を造る代わり
に、電子的手段により楽音を発生することができるよう
に構成した消音演奏ピアノが急速に普及しつつある。
は、ハンマーアクション部は、ハンマーシャンクの先端
部に取り付けられたハンマーと、ハンマーシャンクと略
直交するキャッチャーシャンクの先端部に取り付けられ
たキャッチャーとを有しており、ハンマーが打弦して跳
ね返されたときにキャッチャーがバックチェックと呼ば
れるクッション材に当接することにより、ハンマーアク
ション部が弾力的に受けとめられ、離鍵後のハンマーア
クション部の回動復帰動作が滑らかに行われるようにな
っている。そして、近年、キャッチャーの回動軌跡上に
ストッパーを出没自在に配置することにより、ハンマー
アクション部のそれ以上の回動を阻止し、これにより押
鍵しても打弦が行われない消音演奏状態を造る代わり
に、電子的手段により楽音を発生することができるよう
に構成した消音演奏ピアノが急速に普及しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な消音演奏ピアノにおいては、ストッパーのキャッチャ
ーと当接する面にはフェルト等で構成されたクッション
材が固定されている。このため、押鍵をしているときに
ストッパーを移動させてしまうと、クッション材の側面
にキャッチャーの角が食い付いてハンマーアクション部
がそのまま動かなくなってしまう事態も発生しかねな
い。さらに、ストッパーを移動させているときに押鍵し
た場合にも上記と同様の事態が生じる。
な消音演奏ピアノにおいては、ストッパーのキャッチャ
ーと当接する面にはフェルト等で構成されたクッション
材が固定されている。このため、押鍵をしているときに
ストッパーを移動させてしまうと、クッション材の側面
にキャッチャーの角が食い付いてハンマーアクション部
がそのまま動かなくなってしまう事態も発生しかねな
い。さらに、ストッパーを移動させているときに押鍵し
た場合にも上記と同様の事態が生じる。
【0004】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、キャッチャーとストッパーとの食付きを未然に防止
することができる鍵盤楽器を提供することを目的として
いる。
で、キャッチャーとストッパーとの食付きを未然に防止
することができる鍵盤楽器を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の鍵盤楽
器は、鍵と、この鍵が押下されたときに回動して対応す
る弦を打撃するハンマー機構と、このハンマー機構が所
定以上回動するのを阻止することにより、ハンマー機構
のハンマーが上記弦を打撃しない状態を選択することが
できる消音手段とを備え、上記ハンマー機構は、打弦後
にハンマー機構が回動復帰する際に緩衝部材に当接する
キャッチャー部材を具備し、上記消音手段は、上記キャ
ッチャー部材の回動方向を向く端面と当接するストッパ
ーと、このストッパーを初期位置と上記キャッチャー部
材との当接位置との間で移動させる移動機構とを備えた
鍵盤楽器において、押鍵操作がなされたときに上記スト
ッパーの移動を阻止する拘束手段を設けたことを特徴と
している。
器は、鍵と、この鍵が押下されたときに回動して対応す
る弦を打撃するハンマー機構と、このハンマー機構が所
定以上回動するのを阻止することにより、ハンマー機構
のハンマーが上記弦を打撃しない状態を選択することが
できる消音手段とを備え、上記ハンマー機構は、打弦後
にハンマー機構が回動復帰する際に緩衝部材に当接する
キャッチャー部材を具備し、上記消音手段は、上記キャ
ッチャー部材の回動方向を向く端面と当接するストッパ
ーと、このストッパーを初期位置と上記キャッチャー部
材との当接位置との間で移動させる移動機構とを備えた
鍵盤楽器において、押鍵操作がなされたときに上記スト
ッパーの移動を阻止する拘束手段を設けたことを特徴と
している。
【0006】請求項2に記載の鍵盤楽器は、請求項1に
記載の鍵盤楽器において、前記ストッパーの位置を検出
する位置検出手段と、この位置検出手段の検出結果に基
づき上記ストッパーが前記初期位置および前記当接位置
以外の位置に位置しているときに所定の警告を発する警
告手段とを設けたことを特徴としている。
記載の鍵盤楽器において、前記ストッパーの位置を検出
する位置検出手段と、この位置検出手段の検出結果に基
づき上記ストッパーが前記初期位置および前記当接位置
以外の位置に位置しているときに所定の警告を発する警
告手段とを設けたことを特徴としている。
【0007】請求項3に記載の鍵盤楽器は、鍵と、上記
鍵が押されたときに回動して対応する弦を打撃するハン
マー機構と、このハンマー機構が所定以上回動するのを
阻止することにより、ハンマー機構のハンマーが上記弦
を打撃しない状態を選択することができる消音手段とを
備え、上記ハンマー機構は、打弦後にハンマー機構が回
動復帰する際に緩衝部材に当接するキャッチャー部材を
具備し、上記消音手段は、上記キャッチャー部材の回動
方向を向く端面と当接するストッパーと、このストッパ
ーを上記キャッチャー部材との当接位置へ移動させる移
動機構と、この移動機構に上記キャッチャー部材を移動
させるための駆動信号を供給する制御手段とを備えた鍵
盤楽器において、上記制御手段は、押鍵操作が行われた
ときに上記駆動信号の供給を停止することを特徴として
いる。
鍵が押されたときに回動して対応する弦を打撃するハン
マー機構と、このハンマー機構が所定以上回動するのを
阻止することにより、ハンマー機構のハンマーが上記弦
を打撃しない状態を選択することができる消音手段とを
備え、上記ハンマー機構は、打弦後にハンマー機構が回
動復帰する際に緩衝部材に当接するキャッチャー部材を
具備し、上記消音手段は、上記キャッチャー部材の回動
方向を向く端面と当接するストッパーと、このストッパ
ーを上記キャッチャー部材との当接位置へ移動させる移
動機構と、この移動機構に上記キャッチャー部材を移動
させるための駆動信号を供給する制御手段とを備えた鍵
盤楽器において、上記制御手段は、押鍵操作が行われた
ときに上記駆動信号の供給を停止することを特徴として
いる。
【0008】請求項4に記載の鍵盤楽器は、請求項3に
記載の鍵盤楽器において、前記制御手段は、前記ストッ
パーの移動途中に押鍵操作がなされたときに、上記スト
ッパーの位置が所定位置に達していれば上記速度よりも
高速で上記ストッパーを移動させ、上記ストッパーが所
定位置に達していない場合に高速で移動開始位置へ移動
させることを特徴としている。
記載の鍵盤楽器において、前記制御手段は、前記ストッ
パーの移動途中に押鍵操作がなされたときに、上記スト
ッパーの位置が所定位置に達していれば上記速度よりも
高速で上記ストッパーを移動させ、上記ストッパーが所
定位置に達していない場合に高速で移動開始位置へ移動
させることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1に記載の鍵盤楽器にあっては、押鍵操
作がなされると拘束手段がストッパーの移動を阻止す
る。また、請求項3に記載の鍵盤楽器にあっては、押鍵
操作がなされると移動機構への駆動信号の供給が停止さ
れる。よって、ストッパーのキャッチャーへの食付きを
未然に防止することができる。
作がなされると拘束手段がストッパーの移動を阻止す
る。また、請求項3に記載の鍵盤楽器にあっては、押鍵
操作がなされると移動機構への駆動信号の供給が停止さ
れる。よって、ストッパーのキャッチャーへの食付きを
未然に防止することができる。
【0010】
【実施例】A.第1実施例 (1)実施例の構成 以下、この発明の第1実施例を図1ないし図6を参照し
ながら説明する。図1は、アップライトピアノの1つの
鍵の動作をハンマーに伝達して弦を打撃するハンマーア
クション部の構成を示す側断面図である。図に示すハン
マーアクション部は、鍵10と、この鍵10の動作によ
り駆動される打弦機構20と、この打弦機構20の動作
により駆動されて弦Sを打撃するハンマーアッセンブリ
(ハンマー機構)40と、弦Sを押すダンパー機構50
とから概略構成されている。鍵10は、棚板11の上面
に配置されて鍵盤の全長にわたって延在する支持部材
(図示せず)に回動自在に支持されている。そして、押
鍵することにより鍵10の後端部(図1において右端
部)が上昇し、そこに取り付けたキャプスタン12が以
下に述べる打弦機構20を押し上げるようになってる。
ながら説明する。図1は、アップライトピアノの1つの
鍵の動作をハンマーに伝達して弦を打撃するハンマーア
クション部の構成を示す側断面図である。図に示すハン
マーアクション部は、鍵10と、この鍵10の動作によ
り駆動される打弦機構20と、この打弦機構20の動作
により駆動されて弦Sを打撃するハンマーアッセンブリ
(ハンマー機構)40と、弦Sを押すダンパー機構50
とから概略構成されている。鍵10は、棚板11の上面
に配置されて鍵盤の全長にわたって延在する支持部材
(図示せず)に回動自在に支持されている。そして、押
鍵することにより鍵10の後端部(図1において右端
部)が上昇し、そこに取り付けたキャプスタン12が以
下に述べる打弦機構20を押し上げるようになってる。
【0011】図において符号16はハンマーアクション
部の骨組みとなるセンターレールである。センターレー
ル16の下端部には、各鍵10について1個づつウイペ
ンフレンジ22が取り付けられている。ウイペンフレン
ジ22の下端部には、長手方向をアップライトピアノの
前後方向へ向けたウイペン23の一端部がピン22aに
よって回動自在に支持されている。ウイペン23は板状
をなし、その他端部の下面にはウイペンヒール24が取
り付けられている。ウイペンヒール24は、その下面が
キャプスタン12に支持されることにより、ウイペン2
3を略水平な初期位置に保っている。
部の骨組みとなるセンターレールである。センターレー
ル16の下端部には、各鍵10について1個づつウイペ
ンフレンジ22が取り付けられている。ウイペンフレン
ジ22の下端部には、長手方向をアップライトピアノの
前後方向へ向けたウイペン23の一端部がピン22aに
よって回動自在に支持されている。ウイペン23は板状
をなし、その他端部の下面にはウイペンヒール24が取
り付けられている。ウイペンヒール24は、その下面が
キャプスタン12に支持されることにより、ウイペン2
3を略水平な初期位置に保っている。
【0012】また、ウイペン23には、上方へ向けて突
出するジャックフレンジ25が取り付けられ、ジャック
フレンジ25の上端部には、略L字状をなすジャック2
6がその屈曲部近傍において回動自在に支持されてい
る。ジャック26は、斜め上方に向けて延在するジャッ
ク大26aと、このジャック大26aに対してほぼ直交
するジャック小26aとから構成されている。ジャック
26は、ウイペン23に取り付けたジャックスプリング
27によりジャック小26bが押し上げられることによ
り、図中時計回りの回転方向に付勢されている。
出するジャックフレンジ25が取り付けられ、ジャック
フレンジ25の上端部には、略L字状をなすジャック2
6がその屈曲部近傍において回動自在に支持されてい
る。ジャック26は、斜め上方に向けて延在するジャッ
ク大26aと、このジャック大26aに対してほぼ直交
するジャック小26aとから構成されている。ジャック
26は、ウイペン23に取り付けたジャックスプリング
27によりジャック小26bが押し上げられることによ
り、図中時計回りの回転方向に付勢されている。
【0013】一方、センターレール16には、ブラケッ
ト31を介して鍵盤10の全長にわたって延在するレギ
ュレーティングレール32が取り付けられている。レギ
ュレーティングレール32には、スクリュウ33により
上下方向の位置が調整可能とされたレギュレーティング
ボタン34が取り付けられている。
ト31を介して鍵盤10の全長にわたって延在するレギ
ュレーティングレール32が取り付けられている。レギ
ュレーティングレール32には、スクリュウ33により
上下方向の位置が調整可能とされたレギュレーティング
ボタン34が取り付けられている。
【0014】次に、図中符号41はハンマーアッセンブ
リ40の基部を構成するバットである。バット41は、
センターレール16に取り付けたバットフレンジ42に
センターピン42aを介して回転自在に取り付けられて
いる。バット41には、斜め上方へ向けて延在するハン
マーシャンク43が取り付けられ、ハンマーシャンク4
3の上端部にはハンマー44が取り付けられている。ま
た、バット41には、ハンマーシャンク43と略直交す
るキャッチャシャンク45が取り付けられ、キャッチャ
シャンク45の先端部にはキャッチャ46が取り付けら
れている。また、バット41の右上端部には、これを反
時計回りの回転方向へ付勢するバットスプリング47が
取り付けられている。さらに、バット41の下面には、
バットアンダーフェルト41aとこれを覆うバットアン
ダークロス41bとが取り付けられ、バットアンダーク
ロス41bにはジャック大26aの上端面が当接してい
る。
リ40の基部を構成するバットである。バット41は、
センターレール16に取り付けたバットフレンジ42に
センターピン42aを介して回転自在に取り付けられて
いる。バット41には、斜め上方へ向けて延在するハン
マーシャンク43が取り付けられ、ハンマーシャンク4
3の上端部にはハンマー44が取り付けられている。ま
た、バット41には、ハンマーシャンク43と略直交す
るキャッチャシャンク45が取り付けられ、キャッチャ
シャンク45の先端部にはキャッチャ46が取り付けら
れている。また、バット41の右上端部には、これを反
時計回りの回転方向へ付勢するバットスプリング47が
取り付けられている。さらに、バット41の下面には、
バットアンダーフェルト41aとこれを覆うバットアン
ダークロス41bとが取り付けられ、バットアンダーク
ロス41bにはジャック大26aの上端面が当接してい
る。
【0015】次に、図中符号36はハンマーレールであ
る。ハンマーレール36は、鍵盤の全長にわたって延在
し、その側面には、ハンマーパッド37が取り付けられ
ている。そして、ハンマーアッセンブリ40は、バット
スプリング47の付勢力により、そのハンマーシャンク
43をハンマーパッド37に当接させた初期位置に保持
されている。また、ウイペン23の自由端には、初期位
置へ回動復帰するハンマーアッセンブリ40のキャッチ
ャ46を弾性的に受けとめるバックチェック38が取り
付けられている。さらに、バックチェック38の隣に
は、ブライドルワイヤ39aが取り付けられ、ブライド
ルワイヤ39aの上端部とキャッチャ46とはブライド
ルテープ39bで連結されている。ブライドルテープ3
9bは、ハンマーアッセンブリ40の回動復帰をウイペ
ン23の回動復帰に追従させることにより、ハンマーア
ッセンブリ40の跳ね返りに起因する弦Sの二度打ちを
防止するためのものである。
る。ハンマーレール36は、鍵盤の全長にわたって延在
し、その側面には、ハンマーパッド37が取り付けられ
ている。そして、ハンマーアッセンブリ40は、バット
スプリング47の付勢力により、そのハンマーシャンク
43をハンマーパッド37に当接させた初期位置に保持
されている。また、ウイペン23の自由端には、初期位
置へ回動復帰するハンマーアッセンブリ40のキャッチ
ャ46を弾性的に受けとめるバックチェック38が取り
付けられている。さらに、バックチェック38の隣に
は、ブライドルワイヤ39aが取り付けられ、ブライド
ルワイヤ39aの上端部とキャッチャ46とはブライド
ルテープ39bで連結されている。ブライドルテープ3
9bは、ハンマーアッセンブリ40の回動復帰をウイペ
ン23の回動復帰に追従させることにより、ハンマーア
ッセンブリ40の跳ね返りに起因する弦Sの二度打ちを
防止するためのものである。
【0016】次に、センターフレーム16には、ダンパ
ーフレンジ51が取り付けられ、ダンパーフレンジ51
には長手方向を上下方向へ向けたダンパーレバー52が
回動自在に支持され、ダンパーレバー51の上端部に
は、ダンパーワイヤ53を介してダンパー54が取り付
けられている。ダンパーレバー51は、ダンパーフレン
ジ51に取り付けたダンパーレバースプリング55によ
って時計回りの回動方向へ付勢され、これにより、通常
はダンパー53が弦Sを押さえて他の弦Sが打弦された
ときの共振を防止している。一方、押鍵によりウイペン
23が時計方向へ回動すると、ウイペンに取り付けたダ
ンパースプーン56がダンパーレバー51をダンパーレ
バースプリング54の付勢力に抗して反時計回りの方向
へ回転させ、ダンパー54を弦Sから離間させる。その
後、ハンマー44が弦Sを打撃して打弦音が発生する。
ーフレンジ51が取り付けられ、ダンパーフレンジ51
には長手方向を上下方向へ向けたダンパーレバー52が
回動自在に支持され、ダンパーレバー51の上端部に
は、ダンパーワイヤ53を介してダンパー54が取り付
けられている。ダンパーレバー51は、ダンパーフレン
ジ51に取り付けたダンパーレバースプリング55によ
って時計回りの回動方向へ付勢され、これにより、通常
はダンパー53が弦Sを押さえて他の弦Sが打弦された
ときの共振を防止している。一方、押鍵によりウイペン
23が時計方向へ回動すると、ウイペンに取り付けたダ
ンパースプーン56がダンパーレバー51をダンパーレ
バースプリング54の付勢力に抗して反時計回りの方向
へ回転させ、ダンパー54を弦Sから離間させる。その
後、ハンマー44が弦Sを打撃して打弦音が発生する。
【0017】次に、この実施例のアップライトピアノ
は、以下の構成からなる消音機構(消音手段)60を有
している。すなわち、図2において符号15は、アップ
ライトピアノの両側に配置されたアクションブラケット
である。各アクションブラケット15の側面には取付金
具61が取り付けられ、取付金具61には軸受62が取
り付けられている。なお、図中符号62aは軸受62の
内張りであり、この内張り62aは例えばフェルトで構
成されている。軸受62には、軸63が回転自在に支持
されている。軸63の端部には、後述する駆動機構(移
動機構)70により回動させられるレバー64が取り付
けられている。また、軸63の外周面には、スペーサ6
5を介してストッパ66が固定されている。ストッパ6
6は、例えばフェルトなどで構成されたクッション材6
6aと合成皮革などで構成されたパット66bとからな
っている。
は、以下の構成からなる消音機構(消音手段)60を有
している。すなわち、図2において符号15は、アップ
ライトピアノの両側に配置されたアクションブラケット
である。各アクションブラケット15の側面には取付金
具61が取り付けられ、取付金具61には軸受62が取
り付けられている。なお、図中符号62aは軸受62の
内張りであり、この内張り62aは例えばフェルトで構
成されている。軸受62には、軸63が回転自在に支持
されている。軸63の端部には、後述する駆動機構(移
動機構)70により回動させられるレバー64が取り付
けられている。また、軸63の外周面には、スペーサ6
5を介してストッパ66が固定されている。ストッパ6
6は、例えばフェルトなどで構成されたクッション材6
6aと合成皮革などで構成されたパット66bとからな
っている。
【0018】次に、図4(A)は、ストッパー機構60
を駆動する駆動機構70の概略を示す側面図である。図
に示すように、アクションブラケット15には板71が
レバー64の下側に位置するように取り付けられてい
る。板71には引張バネ72の下端部が取り付けられ、
引張バネ72の上端部はレバー64の一端部に取り付け
られている。レバー64の他端部にはワイヤ73の上端
部が回転自在に取り付けられている。なお、図示しない
が、レバー64の他端部には孔が形成され、この孔にワ
イヤ73の直角に屈曲させられた端部が挿入されること
により、ワイヤ73はレバー64に回転自在に係止され
ている。なお、図中符号Eは軸63の回転角度を検出す
るロータリーエンコーダ等の回転検出器である。
を駆動する駆動機構70の概略を示す側面図である。図
に示すように、アクションブラケット15には板71が
レバー64の下側に位置するように取り付けられてい
る。板71には引張バネ72の下端部が取り付けられ、
引張バネ72の上端部はレバー64の一端部に取り付け
られている。レバー64の他端部にはワイヤ73の上端
部が回転自在に取り付けられている。なお、図示しない
が、レバー64の他端部には孔が形成され、この孔にワ
イヤ73の直角に屈曲させられた端部が挿入されること
により、ワイヤ73はレバー64に回転自在に係止され
ている。なお、図中符号Eは軸63の回転角度を検出す
るロータリーエンコーダ等の回転検出器である。
【0019】アップライトピアノの本体には、かぎ状に
屈曲した一対のリンクプレート74,74が横方向に互
いに離間してピン74a,74aにより回転自在に支持
されている。そして、図中左側のリンクプレート74の
左端部にはワイヤ73の下端部が上端部と同じ構成によ
り回転自在に取り付けられている。また、リンクプレー
ト74,74の下端部には、ワイヤ75の両端部が回転
自在に取り付けられている。このワイヤ75の長手方向
中間部には板状のスライダ76が形成され、スライダ7
6には、横方向に互いに離間した一対の長孔76a,7
6aが形成されている。長孔76a,76aには、アッ
プライトピアノの本体に取り付けられたアクチュエータ
(拘束手段)77の駆動ピン77aが挿入されることに
より、ワイヤ75の動作を緊急停止させるようになって
いる。
屈曲した一対のリンクプレート74,74が横方向に互
いに離間してピン74a,74aにより回転自在に支持
されている。そして、図中左側のリンクプレート74の
左端部にはワイヤ73の下端部が上端部と同じ構成によ
り回転自在に取り付けられている。また、リンクプレー
ト74,74の下端部には、ワイヤ75の両端部が回転
自在に取り付けられている。このワイヤ75の長手方向
中間部には板状のスライダ76が形成され、スライダ7
6には、横方向に互いに離間した一対の長孔76a,7
6aが形成されている。長孔76a,76aには、アッ
プライトピアノの本体に取り付けられたアクチュエータ
(拘束手段)77の駆動ピン77aが挿入されることに
より、ワイヤ75の動作を緊急停止させるようになって
いる。
【0020】右側のリンクプレート74の左端部には、
途中にカップリング78を介装させたワイヤ79の上端
部が回転自在に接続され、ワイヤ79の下端部はアップ
ライトピアノの前板17から突出したペダル80に回転
自在に接続されている。そして、この構成のもとに、ペ
ダル80を踏み込むことによりその動作がワイヤ79,
75,73およびリンクプレート74,74を介してレ
バー64に伝達され、ストッパー機構60の軸63が回
転してストッパー66が略垂直な消音演奏状態の位置に
回動するようになっている。なお、図示はしないがペダ
ル80にはラチェット機構が設けられ、一度踏み込むと
ラチェット機構の働きによりペダル80が戻らないよう
に固定されるようになっている。また、ペダルを再度踏
み込むとラチェット機構が解除され、引張バネ71の弾
性力によりレバー64が回動し、ストッパー66が略水
平な初期位置に戻るようになっている。
途中にカップリング78を介装させたワイヤ79の上端
部が回転自在に接続され、ワイヤ79の下端部はアップ
ライトピアノの前板17から突出したペダル80に回転
自在に接続されている。そして、この構成のもとに、ペ
ダル80を踏み込むことによりその動作がワイヤ79,
75,73およびリンクプレート74,74を介してレ
バー64に伝達され、ストッパー機構60の軸63が回
転してストッパー66が略垂直な消音演奏状態の位置に
回動するようになっている。なお、図示はしないがペダ
ル80にはラチェット機構が設けられ、一度踏み込むと
ラチェット機構の働きによりペダル80が戻らないよう
に固定されるようになっている。また、ペダルを再度踏
み込むとラチェット機構が解除され、引張バネ71の弾
性力によりレバー64が回動し、ストッパー66が略水
平な初期位置に戻るようになっている。
【0021】さらに、この実施例のアップライトピアノ
には、図3に示すように、鍵10の動作を検出する検出
機構が設けられている。図3(A)に示すように、鍵1
0の下部には、板状のシャッタKSが設けられており、
このシャッタKSに対向する棚板11の上面には、キー
センサKSEが設けられている。シャッタKSは、図3
(B)に示すように、左角部が矩形状に切り欠かかれる
とともに、右側に矩形状の孔を有している。また、キー
センサKSEには左右方向に所定距離隔ててフォトイン
タラプタP1,P2が設けられており、鍵10が押下さ
れると、はじめにシャッタの縁部KS1によりフォトイ
ンタラプタP1が遮光され、次いで、縁部KS2により
フォトインタラプタP2が遮光される。さらに、縁部K
S3によりフォトインタラプタP1が受光状態となり、
縁部KS4により再び遮光される。
には、図3に示すように、鍵10の動作を検出する検出
機構が設けられている。図3(A)に示すように、鍵1
0の下部には、板状のシャッタKSが設けられており、
このシャッタKSに対向する棚板11の上面には、キー
センサKSEが設けられている。シャッタKSは、図3
(B)に示すように、左角部が矩形状に切り欠かかれる
とともに、右側に矩形状の孔を有している。また、キー
センサKSEには左右方向に所定距離隔ててフォトイン
タラプタP1,P2が設けられており、鍵10が押下さ
れると、はじめにシャッタの縁部KS1によりフォトイ
ンタラプタP1が遮光され、次いで、縁部KS2により
フォトインタラプタP2が遮光される。さらに、縁部K
S3によりフォトインタラプタP1が受光状態となり、
縁部KS4により再び遮光される。
【0022】次に、図6は、この実施例におけるコント
ローラの構成を示すブロック図であり、図示のコントロ
ーラ200は、フォトインタラプタP1,P2の遮光、
受光状態から打弦タイミングHtおよび打弦速度Hvを
検出し、これに基づいて電子的に楽音信号を発生する。
また、この実施例におけるコントローラ200は、後述
するように自動演奏等の種々の処理を行うように構成さ
れている。以下、コントローラ200について詳細に説
明する。
ローラの構成を示すブロック図であり、図示のコントロ
ーラ200は、フォトインタラプタP1,P2の遮光、
受光状態から打弦タイミングHtおよび打弦速度Hvを
検出し、これに基づいて電子的に楽音信号を発生する。
また、この実施例におけるコントローラ200は、後述
するように自動演奏等の種々の処理を行うように構成さ
れている。以下、コントローラ200について詳細に説
明する。
【0023】図6において、201は装置各部を制御す
るCPUである。202はCPU201において用いら
れるプログラムが記憶されているROMであり、203
は各種データが一時記憶されるRAMである。コントロ
ーラ200には、 楽音信号の特性等を制御するための
各種操作子から構成されるパネルスイッチ部204が配
置されている。
るCPUである。202はCPU201において用いら
れるプログラムが記憶されているROMであり、203
は各種データが一時記憶されるRAMである。コントロ
ーラ200には、 楽音信号の特性等を制御するための
各種操作子から構成されるパネルスイッチ部204が配
置されている。
【0024】205は、センサインターフェイスであ
り、各鍵10に対応して設けられているフォトインタラ
プタP1,P2の受光状態に応じた信号をCPU201
に出力する。この場合、CPU201は、センサインタ
ーフェイス205から供給される信号に基づいて、いず
れの鍵10が操作されたかを認識し、これに対応したキ
ーコードKCを出力するとともにキーオン信号KONを
出力し、キーベロシティKVを出力する。また、CPU
201は、キーセンサKSEの信号をセンサインターフ
ェイス205から受けると、これに基づいてキーオフタ
イミングを示すキーオフ信号KOFを出力する。すなわ
ち、キーセンサKSE内のフォトインタラプタP1およ
びP1がともに受光状態になったタイミングでキーオフ
信号KOFを出力する。
り、各鍵10に対応して設けられているフォトインタラ
プタP1,P2の受光状態に応じた信号をCPU201
に出力する。この場合、CPU201は、センサインタ
ーフェイス205から供給される信号に基づいて、いず
れの鍵10が操作されたかを認識し、これに対応したキ
ーコードKCを出力するとともにキーオン信号KONを
出力し、キーベロシティKVを出力する。また、CPU
201は、キーセンサKSEの信号をセンサインターフ
ェイス205から受けると、これに基づいてキーオフタ
イミングを示すキーオフ信号KOFを出力する。すなわ
ち、キーセンサKSE内のフォトインタラプタP1およ
びP1がともに受光状態になったタイミングでキーオフ
信号KOFを出力する。
【0025】アクチェータインターフェイス207は、
CPU201の制御のもとに、図3(A)に示すよう
に、ソレノイドSOLに励磁電流を供給する。この場合
の励磁電流は、キーオン信号KONが出力されるタイミ
ングにおいて、キーベロシティKVに対応した電流値と
なるように制御される。また、キーオフ信号KOFが出
力されると、励磁電流は停止され、ソレノイドSOLが
非励磁状態になる。この構成のもとに自動演奏が可能と
なる。また、アクチュエータ駆動回路208は、CPU
201の制御のもとに、アクチュエータ77を駆動して
駆動ピン77aを出没させる。これにより、消音機構6
0を駆動するスライダ76の長孔76aに駆動ピン77
aが挿入され、または、長孔76aから引き出されるよ
うになっている。
CPU201の制御のもとに、図3(A)に示すよう
に、ソレノイドSOLに励磁電流を供給する。この場合
の励磁電流は、キーオン信号KONが出力されるタイミ
ングにおいて、キーベロシティKVに対応した電流値と
なるように制御される。また、キーオフ信号KOFが出
力されると、励磁電流は停止され、ソレノイドSOLが
非励磁状態になる。この構成のもとに自動演奏が可能と
なる。また、アクチュエータ駆動回路208は、CPU
201の制御のもとに、アクチュエータ77を駆動して
駆動ピン77aを出没させる。これにより、消音機構6
0を駆動するスライダ76の長孔76aに駆動ピン77
aが挿入され、または、長孔76aから引き出されるよ
うになっている。
【0026】210は、音源回路であり、CPU201
から供給されるキーコードKC、キーオン信号KON、
キーオフ信号KOFおよびキーベロシティKVに応じた
楽音信号を作成する回路である。この音源回路210で
作成された楽音信号は、スピーカSPまたはヘッドホン
HHに供給されて楽音として発せられる。
から供給されるキーコードKC、キーオン信号KON、
キーオフ信号KOFおよびキーベロシティKVに応じた
楽音信号を作成する回路である。この音源回路210で
作成された楽音信号は、スピーカSPまたはヘッドホン
HHに供給されて楽音として発せられる。
【0027】(2)実施例の動作 a.通常演奏時の動作 次に、上述した構成によるこの実施例の動作について説
明する。押鍵が行われるとウイペン23はキャプスタン
12によって突き上げられ、ピン22aを中心として時
計回りに回動する。これにより、ジャック大26aがバ
ット41を突き上げてハンマーアッセンブリ40を時計
回りの方向へ回転させ、ハンマー44が押鍵された鍵1
0に対応する弦Sを打撃する。この打弦操作時におい
て、ジャック26は、その回動途中にジャック小26b
がレギュレーティングボタン34に当接することにより
それ以上の時計方向への回動が阻まれる。一方、ウイペ
ン23は回動を継続しているため、ジャック26は、レ
ギュレーティングボタン34を支点としてウイペン23
に対して反時計方向へ相対的に回動し、これにより、ジ
ャック大26bの上端面がバット41の下面から図中左
方向へ逃げ、バット41との非当接位置に移動する。そ
して、ハンマー44による打弦後のハンマーアッセンブ
リ40の回動復帰の動作は、キャッチャー46がバック
チェック38に当接することにより一時的に停止され、
その間にジャック26は、鍵10の復帰動作に伴うウイ
ペン23の回動復帰に連動し、ジャック大26bの上端
部は再びバット41の下部に入り込み、次の打弦動作を
可能にする。
明する。押鍵が行われるとウイペン23はキャプスタン
12によって突き上げられ、ピン22aを中心として時
計回りに回動する。これにより、ジャック大26aがバ
ット41を突き上げてハンマーアッセンブリ40を時計
回りの方向へ回転させ、ハンマー44が押鍵された鍵1
0に対応する弦Sを打撃する。この打弦操作時におい
て、ジャック26は、その回動途中にジャック小26b
がレギュレーティングボタン34に当接することにより
それ以上の時計方向への回動が阻まれる。一方、ウイペ
ン23は回動を継続しているため、ジャック26は、レ
ギュレーティングボタン34を支点としてウイペン23
に対して反時計方向へ相対的に回動し、これにより、ジ
ャック大26bの上端面がバット41の下面から図中左
方向へ逃げ、バット41との非当接位置に移動する。そ
して、ハンマー44による打弦後のハンマーアッセンブ
リ40の回動復帰の動作は、キャッチャー46がバック
チェック38に当接することにより一時的に停止され、
その間にジャック26は、鍵10の復帰動作に伴うウイ
ペン23の回動復帰に連動し、ジャック大26bの上端
部は再びバット41の下部に入り込み、次の打弦動作を
可能にする。
【0028】b.消音演奏時の動作 次に、消音演奏状態にするには、ペダル80を踏み込む
ことによりストッパー66を図1の水平状態から回転さ
せて下方へ向ける。この状態で押鍵が行われると、ウイ
ペン23はキャプスタン12によって突き上げられ、ピ
ン22aを中心として時計回りに回動する。これによ
り、ジャック大26aがバット41を突き上げてハンマ
ーアッセンブリ40を時計回りの方向へ回転させる。次
に、ジャック小26bがレギュレーティングボタン34
に当接することにより、ジャック大26bの上端面がバ
ット41の下面から図中左方向へ逃げる。その間、ハン
マーアッセンブリ40は慣性力で回動を続けるが、弦S
に当たる手前でキャッチャー46がストッパー66に当
接し、反時計回りの方向へ跳ね返される。その後のハン
マーアッセンブリ40等の復帰動作は通常演奏の場合と
同じである。
ことによりストッパー66を図1の水平状態から回転さ
せて下方へ向ける。この状態で押鍵が行われると、ウイ
ペン23はキャプスタン12によって突き上げられ、ピ
ン22aを中心として時計回りに回動する。これによ
り、ジャック大26aがバット41を突き上げてハンマ
ーアッセンブリ40を時計回りの方向へ回転させる。次
に、ジャック小26bがレギュレーティングボタン34
に当接することにより、ジャック大26bの上端面がバ
ット41の下面から図中左方向へ逃げる。その間、ハン
マーアッセンブリ40は慣性力で回動を続けるが、弦S
に当たる手前でキャッチャー46がストッパー66に当
接し、反時計回りの方向へ跳ね返される。その後のハン
マーアッセンブリ40等の復帰動作は通常演奏の場合と
同じである。
【0029】消音演奏の場合には、ハンマー44は弦S
に当たる手前で跳ね返されるが、シャッターの縁部KS
1,…がフォトインタラプタP1,P2を遮光および受
光し、この結果、コントローラ200は、キーオンとキ
ーベロシティを検出する。したがって、演奏者は、ヘッ
ドホン等により自己の演奏を聞くことができる。
に当たる手前で跳ね返されるが、シャッターの縁部KS
1,…がフォトインタラプタP1,P2を遮光および受
光し、この結果、コントローラ200は、キーオンとキ
ーベロシティを検出する。したがって、演奏者は、ヘッ
ドホン等により自己の演奏を聞くことができる。
【0030】c.キャッチャー46のストッパー66へ
の食付き防止動作 この実施例では、押鍵操作がなされたときに、アクチュ
エータ77でストッパー66を停止させる。図5は、ス
トッパー66の停止処理を行うフローチャートである。
通常演奏状態において押鍵操作が行われるとシャッタK
Sの先端縁部KS1がフォトインタラプタP1を遮光
し、センサインターフェイス205から信号K1が供給
される。信号K1はいずれかの鍵が押下されている間出
力され、押下された全ての鍵が離されて押下された全て
の鍵に対してキーオフ信号KOFが発生すると、信号K
1がクリアされて出力されなくなる。まず、ステップS
Pa1においては、この信号K1が供給されたか否かが
判定される。信号K1が供給されていれば、ステップS
Pa1での判定は「YES」となり、ステップSPa2
へ進んでアクチュエータ77のピン77aがスライダ7
6の右側の長孔76aに挿入され、ストッパ66が回動
できない状態となる。そして、いずれかの鍵が押下され
て信号K1が出力されている限り、処理はステップSP
a1,SPa2を循環してストッパ66の回動を阻止し
た状態が維持される。
の食付き防止動作 この実施例では、押鍵操作がなされたときに、アクチュ
エータ77でストッパー66を停止させる。図5は、ス
トッパー66の停止処理を行うフローチャートである。
通常演奏状態において押鍵操作が行われるとシャッタK
Sの先端縁部KS1がフォトインタラプタP1を遮光
し、センサインターフェイス205から信号K1が供給
される。信号K1はいずれかの鍵が押下されている間出
力され、押下された全ての鍵が離されて押下された全て
の鍵に対してキーオフ信号KOFが発生すると、信号K
1がクリアされて出力されなくなる。まず、ステップS
Pa1においては、この信号K1が供給されたか否かが
判定される。信号K1が供給されていれば、ステップS
Pa1での判定は「YES」となり、ステップSPa2
へ進んでアクチュエータ77のピン77aがスライダ7
6の右側の長孔76aに挿入され、ストッパ66が回動
できない状態となる。そして、いずれかの鍵が押下され
て信号K1が出力されている限り、処理はステップSP
a1,SPa2を循環してストッパ66の回動を阻止し
た状態が維持される。
【0031】次に、いずれの鍵も押下されていない状態
になるとステップSPa1での判定が「NO」となり、
ステップSPa3へ進み、アクチュエータ77を駆動し
てそのピン77aを縮小状態にする。これにより、スト
ッパ66は回動可能な状態となる。次に、ステップSP
a4へ進み、回転検出器Eからの信号が供給されたか否
か、つまり、ストッパー66がその略水平な初期位置
(以下、始端と称する)から回動したか否かを判定す
る。この判定結果が「NO」である場合には、ステップ
SPa1に戻り、これまでの動作を繰り返す。判定結果
が「YES」の場合には、ステップSPa5へ進み、例
えばランプ(警告手段)211を点滅させたりブザー
(警告手段)212から音声を発して警告する。次に、
ステップSPa6へ進み、ストッパー66の位置が始端
か回動端(終端)かの判定を行う。この判定結果が「Y
ES」の場合にはステップSPb1へ戻り、判定結果が
「NO」の場合にはステップSPa5,SPa6を循環
して警告を維持する。
になるとステップSPa1での判定が「NO」となり、
ステップSPa3へ進み、アクチュエータ77を駆動し
てそのピン77aを縮小状態にする。これにより、スト
ッパ66は回動可能な状態となる。次に、ステップSP
a4へ進み、回転検出器Eからの信号が供給されたか否
か、つまり、ストッパー66がその略水平な初期位置
(以下、始端と称する)から回動したか否かを判定す
る。この判定結果が「NO」である場合には、ステップ
SPa1に戻り、これまでの動作を繰り返す。判定結果
が「YES」の場合には、ステップSPa5へ進み、例
えばランプ(警告手段)211を点滅させたりブザー
(警告手段)212から音声を発して警告する。次に、
ステップSPa6へ進み、ストッパー66の位置が始端
か回動端(終端)かの判定を行う。この判定結果が「Y
ES」の場合にはステップSPb1へ戻り、判定結果が
「NO」の場合にはステップSPa5,SPa6を循環
して警告を維持する。
【0032】上記のように、通常演奏の場合には、スラ
イダ76の右側の長孔76aにアクチュエータ77のピ
ン77aが挿入される。一方、消音演奏の場合には、ス
ライダ76の左側の長孔76aにピン77aが挿入され
る。
イダ76の右側の長孔76aにアクチュエータ77のピ
ン77aが挿入される。一方、消音演奏の場合には、ス
ライダ76の左側の長孔76aにピン77aが挿入され
る。
【0033】上記構成のアップライトピアノにおいて
は、押鍵操作がなされているときにはアクチュエーター
77によりスライダー76の移動が阻止されるから、そ
の間に使用者がペダル80を操作してもストッパー66
は回動しない。よって、キャッチャー46のストッパー
66への食付きは生じない。特に、上記実施例では、ス
トッパー66を回動させている間に警告が発せられるの
で、演奏者の注意を喚起することができ、キャッチャー
46の食付きをより確実に防止することができる。
は、押鍵操作がなされているときにはアクチュエーター
77によりスライダー76の移動が阻止されるから、そ
の間に使用者がペダル80を操作してもストッパー66
は回動しない。よって、キャッチャー46のストッパー
66への食付きは生じない。特に、上記実施例では、ス
トッパー66を回動させている間に警告が発せられるの
で、演奏者の注意を喚起することができ、キャッチャー
46の食付きをより確実に防止することができる。
【0034】(3)変更例 なお、上記実施例ではストッパー66を回動させている
ときに警告を発するように構成しているが、これに加え
て、ストッパ66の回動中に押鍵が行われた場合におい
てもアクチュエータ77を駆動してストッパー66を停
止させるようにコントローラ200の制御を変更しても
よい。この場合において、上記実施例ではスライダー7
6に長孔76aが形成されているため、スライダー76
がある程度移動した後であっても駆動ピン77aを挿入
して停止させることが可能である。このように構成する
ことにより、より確実にストッパー66の回動を停止し
てキャッチャー46の食付きを防止することができる。
また、図4(B)に示すように、アップライトピアノの
底板18にアクチュエータ81を配置し、このアクチュ
エータ81のピン81aに、押鍵操作がなされたときに
ペダル80と底板18との間に挿入されるスペーサ81
を取り付け、ペダル80を踏み込めないようにしてもよ
い。さらに、図4(C)に示すように、スライダ76を
ブレーキ83で挟んで固定するように構成することによ
り、ストッパー66の回動途中のいずれの位置で押鍵さ
れてもストッパー66を停止させることができる。
ときに警告を発するように構成しているが、これに加え
て、ストッパ66の回動中に押鍵が行われた場合におい
てもアクチュエータ77を駆動してストッパー66を停
止させるようにコントローラ200の制御を変更しても
よい。この場合において、上記実施例ではスライダー7
6に長孔76aが形成されているため、スライダー76
がある程度移動した後であっても駆動ピン77aを挿入
して停止させることが可能である。このように構成する
ことにより、より確実にストッパー66の回動を停止し
てキャッチャー46の食付きを防止することができる。
また、図4(B)に示すように、アップライトピアノの
底板18にアクチュエータ81を配置し、このアクチュ
エータ81のピン81aに、押鍵操作がなされたときに
ペダル80と底板18との間に挿入されるスペーサ81
を取り付け、ペダル80を踏み込めないようにしてもよ
い。さらに、図4(C)に示すように、スライダ76を
ブレーキ83で挟んで固定するように構成することによ
り、ストッパー66の回動途中のいずれの位置で押鍵さ
れてもストッパー66を停止させることができる。
【0035】B.第2実施例 (1)第2実施例の構成 次に、図7ないし図9を参照して本発明の第2実施例に
ついて説明する。この実施例のアップライトピアノは、
消音機構60の軸63をモータ(移動機構)Mにより回
転させるように構成した点、およびパネルスイッチ部2
04に通常演奏状態と消音演奏状態とを選択する通常/
消音切替スイッチSWを設け、この通常/消音切替スイ
ッチSWの操作に応じてモータMを駆動するようにした
点が前記第1実施例と異なっており、図7に示すよう
に、モータMにはロータリーエンコーダ等の回転検出器
Eが取り付けられている。図8(A)はこの実施例にお
けるコントローラ300の一部を示すブロック図であ
る。なお、図8(A)には図示されていないが、この実
施例においても図6に示す構成要素と同等の構成要素を
具備している。よって、以下の説明においては、同等の
構成要素につき同符号を使用する。図において符号30
1は装置各部を制御するCPUである。CPU301は
モータ駆動回路302に信号を供給し、モータ駆動回路
302はモータMに駆動信号を供給する。また、モータ
Mの出力軸の回転量はロータリーエンコーダEによって
検出され、回転量に応じた信号をCPU301に出力す
る。
ついて説明する。この実施例のアップライトピアノは、
消音機構60の軸63をモータ(移動機構)Mにより回
転させるように構成した点、およびパネルスイッチ部2
04に通常演奏状態と消音演奏状態とを選択する通常/
消音切替スイッチSWを設け、この通常/消音切替スイ
ッチSWの操作に応じてモータMを駆動するようにした
点が前記第1実施例と異なっており、図7に示すよう
に、モータMにはロータリーエンコーダ等の回転検出器
Eが取り付けられている。図8(A)はこの実施例にお
けるコントローラ300の一部を示すブロック図であ
る。なお、図8(A)には図示されていないが、この実
施例においても図6に示す構成要素と同等の構成要素を
具備している。よって、以下の説明においては、同等の
構成要素につき同符号を使用する。図において符号30
1は装置各部を制御するCPUである。CPU301は
モータ駆動回路302に信号を供給し、モータ駆動回路
302はモータMに駆動信号を供給する。また、モータ
Mの出力軸の回転量はロータリーエンコーダEによって
検出され、回転量に応じた信号をCPU301に出力す
る。
【0036】(2)第2実施例の動作 次に、図9を参照しながら第2実施例の動作について説
明する。まず、ステップSPb1においては、押鍵操作
の信号K1が供給されたか否かが判定される。信号K1
が供給されていれば、ステップSPb1での判定は「Y
ES」となり、ステップSPb2へ進む。ステップPS
b2では、通常/消音切替スイッチSWが操作されても
その操作信号は無視されるように制御され、ステップS
Pb1へ戻る。よって、この場合には、通常/消音切替
スイッチSWが操作されてもモータMは駆動されず、ス
トッパー66は回動しない。こうして、信号K1が供給
されている場合にはSPb1→SPb2→SPb1のル
ープを繰り返す。
明する。まず、ステップSPb1においては、押鍵操作
の信号K1が供給されたか否かが判定される。信号K1
が供給されていれば、ステップSPb1での判定は「Y
ES」となり、ステップSPb2へ進む。ステップPS
b2では、通常/消音切替スイッチSWが操作されても
その操作信号は無視されるように制御され、ステップS
Pb1へ戻る。よって、この場合には、通常/消音切替
スイッチSWが操作されてもモータMは駆動されず、ス
トッパー66は回動しない。こうして、信号K1が供給
されている場合にはSPb1→SPb2→SPb1のル
ープを繰り返す。
【0037】次に、ステップSPb1において「NO」
と判定された場合には、ステップSPb3へ進み、通常
/消音切替スイッチSWからの信号が出力された場合に
その操作信号に従うように制御される。次に、ステップ
SPb4へ進み、ここで通常/消音切替スイッチSWが
操作されたか否かを判定する。この場合、通常演奏の状
態で通常/消音切替スイッチが押されると消音演奏状態
が指示され、また、再び通常/消音切替スイッチが押さ
れると消音演奏状態が解除されるようになっている。す
なわち、通常/消音切替スイッチSWが押される毎に、
通常演奏と消音演奏が交互に指示されるようになってい
る。
と判定された場合には、ステップSPb3へ進み、通常
/消音切替スイッチSWからの信号が出力された場合に
その操作信号に従うように制御される。次に、ステップ
SPb4へ進み、ここで通常/消音切替スイッチSWが
操作されたか否かを判定する。この場合、通常演奏の状
態で通常/消音切替スイッチが押されると消音演奏状態
が指示され、また、再び通常/消音切替スイッチが押さ
れると消音演奏状態が解除されるようになっている。す
なわち、通常/消音切替スイッチSWが押される毎に、
通常演奏と消音演奏が交互に指示されるようになってい
る。
【0038】ステップSPb4において「NO」と判定
された場合にはステップSPb1に戻りこれまでと同じ
動作を行う。ステップSPb4において「YES」と判
定された場合にはモータMを駆動する(ステップSPb
5)。ここで、それまで通常演奏状態であった場合には
モータMは、それまでの回転方向と同じ方向(順方向)
へ回転し、ストッパー66は略水平方向を向く始端位置
からほぼ下方を向く終端位置へ向けて回動する。逆に、
消音演奏状態にあれば、ストッパー66は、終端位置か
ら始端位置へ向けて回動する。
された場合にはステップSPb1に戻りこれまでと同じ
動作を行う。ステップSPb4において「YES」と判
定された場合にはモータMを駆動する(ステップSPb
5)。ここで、それまで通常演奏状態であった場合には
モータMは、それまでの回転方向と同じ方向(順方向)
へ回転し、ストッパー66は略水平方向を向く始端位置
からほぼ下方を向く終端位置へ向けて回動する。逆に、
消音演奏状態にあれば、ストッパー66は、終端位置か
ら始端位置へ向けて回動する。
【0039】次に、ステップSPb6では、回転検出器
Eからの検出信号によりストッパー66の位置が終端に
達したか否かを判定する。ここで、ストッパー66が移
動途中にあれば、この判定は「NO」となり、ステップ
SPb7へ進んで、信号K1の有無が判定される。すな
わち、ストッパー66の移動途中において、押鍵がなさ
れたか否かが判定される。この判定が「NO」の場合に
は、ステップSPb5に戻り、以後はステップSPb5
〜SPb7を循環する。そして、この循環処理の間にス
トッパー66の移動が進んで、始端から終端へ、あるい
は終端から始端へ達した場合には、ステップSPb6の
判定が「YES」となり、ステップSPb1の処理へ戻
る。
Eからの検出信号によりストッパー66の位置が終端に
達したか否かを判定する。ここで、ストッパー66が移
動途中にあれば、この判定は「NO」となり、ステップ
SPb7へ進んで、信号K1の有無が判定される。すな
わち、ストッパー66の移動途中において、押鍵がなさ
れたか否かが判定される。この判定が「NO」の場合に
は、ステップSPb5に戻り、以後はステップSPb5
〜SPb7を循環する。そして、この循環処理の間にス
トッパー66の移動が進んで、始端から終端へ、あるい
は終端から始端へ達した場合には、ステップSPb6の
判定が「YES」となり、ステップSPb1の処理へ戻
る。
【0040】一方、ステップSPb5〜SPb7の循環
中、すなわち、ストッパー66の移動途中において鍵が
押下されると、ステップSPb7の判定が「YES」と
なり、ステップSPb8の判定が行われる。ステップS
Pb8では、モータMの回転量が予め定められた値に達
したか否かを判定する。ステップSPb8での判定が
「NO」の場合にはモータMを高速で逆回転させ(ステ
ップSPb9)、ストッパー66を移動開始位置に戻
す。例えば、ストッパー66が始端から終端へ向けて移
動していた場合には、ストッパー66を水平状態の初期
位置へ戻す。これによりキャッチャー46は、ストッパ
ー66に当接することなく回動する。また、ステップS
Pb8での判定が「YES」の場合にはモータMをそれ
までの回転方向と同じ方向(順方向)へ高速で回転させ
る(ステップSPb10)。例えば、ストッパー66が
始端から終端へ向けて移動している場合には、ストッパ
ー66を終端位置まで回動させる。これにより、キャッ
チャー46は、消音演奏状態と同様にストッパー66の
下面に当接する。なお、ステップSPb9またはステッ
プSPb10の後はステップSPb1へ戻り、これまで
と同じ動作を行う。
中、すなわち、ストッパー66の移動途中において鍵が
押下されると、ステップSPb7の判定が「YES」と
なり、ステップSPb8の判定が行われる。ステップS
Pb8では、モータMの回転量が予め定められた値に達
したか否かを判定する。ステップSPb8での判定が
「NO」の場合にはモータMを高速で逆回転させ(ステ
ップSPb9)、ストッパー66を移動開始位置に戻
す。例えば、ストッパー66が始端から終端へ向けて移
動していた場合には、ストッパー66を水平状態の初期
位置へ戻す。これによりキャッチャー46は、ストッパ
ー66に当接することなく回動する。また、ステップS
Pb8での判定が「YES」の場合にはモータMをそれ
までの回転方向と同じ方向(順方向)へ高速で回転させ
る(ステップSPb10)。例えば、ストッパー66が
始端から終端へ向けて移動している場合には、ストッパ
ー66を終端位置まで回動させる。これにより、キャッ
チャー46は、消音演奏状態と同様にストッパー66の
下面に当接する。なお、ステップSPb9またはステッ
プSPb10の後はステップSPb1へ戻り、これまで
と同じ動作を行う。
【0041】上記構成のアップライトピアノにおいて
は、押鍵操作がなされているときには、通常/消音切替
スイッチが操作されてもその操作信号が無視されるよう
に制御されるから、モータMは駆動されずストッパー6
6は回動しない。よって、押鍵操作後に通常/消音切替
スイッチを操作してもキャッチャー46のストッパー6
6への食付きは生じない。特に、上記実施例では、スト
ッパー66が回動しているときに押鍵操作がなされた場
合であっても、ストッパー66を高速で回動させて退避
させるから、キャッチャー46の食付きをより確実に防
止することができる。
は、押鍵操作がなされているときには、通常/消音切替
スイッチが操作されてもその操作信号が無視されるよう
に制御されるから、モータMは駆動されずストッパー6
6は回動しない。よって、押鍵操作後に通常/消音切替
スイッチを操作してもキャッチャー46のストッパー6
6への食付きは生じない。特に、上記実施例では、スト
ッパー66が回動しているときに押鍵操作がなされた場
合であっても、ストッパー66を高速で回動させて退避
させるから、キャッチャー46の食付きをより確実に防
止することができる。
【0042】(3)変更例 上記第2実施例ではモータMの回転量の検出をロータリ
ーエンコーダEで行うように構成しているが、図8
(B)に示すように、モータ駆動回路401からモータ
Mへ供給する駆動信号の供給時間によって回転量を検出
するように構成してもよい。また、図8(C)に示すよ
うに、電動機としてパルスモータMaを使用し、パルス
モータ駆動回路501からパルスモータMaへ供給する
パルスの数を信号としてCPU502へ供給するように
構成してもよい。
ーエンコーダEで行うように構成しているが、図8
(B)に示すように、モータ駆動回路401からモータ
Mへ供給する駆動信号の供給時間によって回転量を検出
するように構成してもよい。また、図8(C)に示すよ
うに、電動機としてパルスモータMaを使用し、パルス
モータ駆動回路501からパルスモータMaへ供給する
パルスの数を信号としてCPU502へ供給するように
構成してもよい。
【0043】また、上記各実施例では、キーセンサによ
り押鍵の検出を行っているが、各ハンマーアッセンブリ
40の所定の部材にシャッタを取り付け、このシャッタ
でフォトインタラプタを遮光および受光することにより
押鍵の検出を行うように構成してもよい。この場合の押
鍵信号K1としては、シャッタがフォトインタラプタを
最初に遮光する際の信号が用いられる。また、図1に示
すように、ハンマーアッセンブリ40のいずれかの部
材、例えばハンマーシャンク43の前方に、鍵盤の全長
にわたって延在する光スイッチの光軸Pを配置すること
により押鍵を検出するように構成してもよい。また、図
3(A)に示すように、光スイッチの光軸Pを鍵10の
下方に配置して押鍵を検出するように構成してもよい。
さらに、上記実施例では、ストッパー66を回動させて
キャッチャー46との当接位置へ移動させるように構成
しているが、ストッパー66をアップライトピアノの前
後方向へスライドさせる構成であってもよい。加えて、
本発明はアップライトピアノに限定されるものではな
く、その他、キャッチャーを有するあらゆる鍵盤楽器に
適用することができる。
り押鍵の検出を行っているが、各ハンマーアッセンブリ
40の所定の部材にシャッタを取り付け、このシャッタ
でフォトインタラプタを遮光および受光することにより
押鍵の検出を行うように構成してもよい。この場合の押
鍵信号K1としては、シャッタがフォトインタラプタを
最初に遮光する際の信号が用いられる。また、図1に示
すように、ハンマーアッセンブリ40のいずれかの部
材、例えばハンマーシャンク43の前方に、鍵盤の全長
にわたって延在する光スイッチの光軸Pを配置すること
により押鍵を検出するように構成してもよい。また、図
3(A)に示すように、光スイッチの光軸Pを鍵10の
下方に配置して押鍵を検出するように構成してもよい。
さらに、上記実施例では、ストッパー66を回動させて
キャッチャー46との当接位置へ移動させるように構成
しているが、ストッパー66をアップライトピアノの前
後方向へスライドさせる構成であってもよい。加えて、
本発明はアップライトピアノに限定されるものではな
く、その他、キャッチャーを有するあらゆる鍵盤楽器に
適用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の鍵
盤楽器においては、消音手段に、押鍵操作がなされたと
きにストッパーの移動を阻止する拘束手段を設け、ま
た、請求項3に記載の鍵盤楽器においては、制御手段
に、押鍵操作が行われたときに駆動信号の供給を停止す
る制御部を設けているから、キャッチャーとストッパー
との食付きを未然に防止することができるという効果が
得られる。
盤楽器においては、消音手段に、押鍵操作がなされたと
きにストッパーの移動を阻止する拘束手段を設け、ま
た、請求項3に記載の鍵盤楽器においては、制御手段
に、押鍵操作が行われたときに駆動信号の供給を停止す
る制御部を設けているから、キャッチャーとストッパー
との食付きを未然に防止することができるという効果が
得られる。
【図1】 本発明の第1実施例の鍵盤楽器のハンマーア
クション部を示す側断面図である。
クション部を示す側断面図である。
【図2】 消音機構の詳細を示す正面図である。
【図3】 (A)はキーセンサ部を示す側面図、(B)
はシャッターの詳細を示す正面図である。
はシャッターの詳細を示す正面図である。
【図4】 (A)は消音機構の全体を示す側面図、
(B)は(A)の変更例であるペダル部分の正断面図、
(C)は他の変更例であるスライド部分の横断面図であ
る。
(B)は(A)の変更例であるペダル部分の正断面図、
(C)は他の変更例であるスライド部分の横断面図であ
る。
【図5】 第1実施例の動作を示すフロチャートであ
る。
る。
【図6】 第7実施例の電気的構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図7】 本発明の第2実施例における消音機構を示す
正面図である。
正面図である。
【図8】 (A)は本発明の第2実施例の電気的構成を
示すブロック図、(B)は(A)の変更例を示すブロッ
ク図、(C)は他の変更例を示すブロック図である。
示すブロック図、(B)は(A)の変更例を示すブロッ
ク図、(C)は他の変更例を示すブロック図である。
【図9】 第2実施例の動作を示すフロチャートであ
る。
る。
10…鍵、20…打弦機構、、40…ハンマーアッセン
ブリ(ハンマー機構)、43…ハンマーシャンク、44
…ハンマー、46…キャッチャー(キャッチャー部
材)、60…消音機構(消音手段)、66…ストッパ
ー、77…アクチュエータ(拘束手段)、200…コン
トローラ(制御手段)、201…CPU(制御部)、2
11…ランプ(警告手段)、212…ブザー(警告手
段)、M…モータ(移動機構)、KSE…キーセンサ
(押鍵検出手段)、S…弦。
ブリ(ハンマー機構)、43…ハンマーシャンク、44
…ハンマー、46…キャッチャー(キャッチャー部
材)、60…消音機構(消音手段)、66…ストッパ
ー、77…アクチュエータ(拘束手段)、200…コン
トローラ(制御手段)、201…CPU(制御部)、2
11…ランプ(警告手段)、212…ブザー(警告手
段)、M…モータ(移動機構)、KSE…キーセンサ
(押鍵検出手段)、S…弦。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (4)
- 【請求項1】 鍵と、この鍵が押下されたときに回動し
て対応する弦を打撃するハンマー機構と、このハンマー
機構が所定以上回動するのを阻止することにより、ハン
マー機構のハンマーが上記弦を打撃しない状態を選択す
ることができる消音手段とを備え、上記ハンマー機構
は、打弦後にハンマー機構が回動復帰する際に緩衝部材
に当接するキャッチャー部材を具備し、上記消音手段
は、上記キャッチャー部材の回動方向を向く端面と当接
するストッパーと、このストッパーを初期位置と上記キ
ャッチャー部材との当接位置との間で移動させる移動機
構とを備えた鍵盤楽器において、押鍵操作がなされたと
きに上記ストッパーの移動を阻止する拘束手段を設けた
ことを特徴とする鍵盤楽器。 - 【請求項2】 前記ストッパーの位置を検出する位置検
出手段と、この位置検出手段の検出結果に基づき上記ス
トッパーが前記初期位置および前記当接位置以外の位置
に位置しているときに所定の警告を発する警告手段とを
設けたことを特徴とする請求項1に記載の鍵盤楽器。 - 【請求項3】 鍵と、上記鍵が押されたときに回動して
対応する弦を打撃するハンマー機構と、このハンマー機
構が所定以上回動するのを阻止することにより、ハンマ
ー機構のハンマーが上記弦を打撃しない状態を選択する
ことができる消音手段とを備え、上記ハンマー機構は、
打弦後にハンマー機構が回動復帰する際に緩衝部材に当
接するキャッチャー部材を具備し、上記消音手段は、上
記キャッチャー部材の回動方向を向く端面と当接するス
トッパーと、このストッパーを上記キャッチャー部材と
の当接位置へ移動させる移動機構と、この移動機構に上
記キャッチャー部材を移動させるための駆動信号を供給
する制御手段とを備えた鍵盤楽器において、上記制御手
段は、押鍵操作が行われたときに上記駆動信号の供給を
停止することを特徴とする鍵盤楽器。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記ストッパーの移動
途中に押鍵操作がなされたときに、上記ストッパーの位
置が所定位置に達していれば上記速度よりも高速で上記
ストッパーを移動させ、上記ストッパーが所定位置に達
していない場合に高速で移動開始位置へ移動させること
を特徴とする請求項3に記載の鍵盤楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07960594A JP3451711B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 鍵盤楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07960594A JP3451711B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 鍵盤楽器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07271348A true JPH07271348A (ja) | 1995-10-20 |
| JP3451711B2 JP3451711B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=13694654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07960594A Expired - Lifetime JP3451711B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 鍵盤楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3451711B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP07960594A patent/JP3451711B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3451711B2 (ja) | 2003-09-29 |
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Legal Events
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