JPH0727145A - クラッチディスク - Google Patents

クラッチディスク

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JPH0727145A
JPH0727145A JP6130880A JP13088094A JPH0727145A JP H0727145 A JPH0727145 A JP H0727145A JP 6130880 A JP6130880 A JP 6130880A JP 13088094 A JP13088094 A JP 13088094A JP H0727145 A JPH0727145 A JP H0727145A
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JP
Japan
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ring
damping
plate
respect
angle
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Pending
Application number
JP6130880A
Other languages
English (en)
Inventor
Theodor Gassmann
テオドール・ガーセマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline International GmbH
Original Assignee
GKN Automotive GmbH
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0727145A publication Critical patent/JPH0727145A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/16Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material
    • F16F15/161Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material characterised by the fluid damping devices, e.g. passages, orifices

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 特に自動車駆動系内のクラッチディスクとし
て、振動を減衰してトルクを伝達するための装置を提供
する。 【構成】 トルクを導入するための手段(摩擦フェーシ
ング)を外周面に有する第1リング10と、トルクを減ら
すためのハブを有する第2リングとを備えており、第1
リングが二重壁であり、且つ、第2リング11に対してハ
ブ22の範囲で密封された室を形成しており、両リング
が、限定された回転角度だけ相互に捩れ可能であり、且
つ、ばね手段である圧縮ばね32,33,34を介して、周面を
向いて互いに支えられており、前記室に緩衝液が充填さ
れており、両リングが相対的に捩れると、前記間隙内で
緩衝液中に粘性減衰が起きるものにおいて、周面間隙
が、準静的捩れ角度に依存して、及び、第2リングに対
する第1リングの周期的揺動角度に依存して、可変粘性
減衰を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項の前提部分に記
載した、特に自動車駆動系内のクラッチディスクとし
て、振動を減衰してトルクを伝達するための装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車駆動系内のクラッチディスクは、
原動機と変速機との間のインタフェースシステムとし
て、自動車駆動系の振動挙動に対して、それとともに音
響挙動に対して、決定的影響力を有する。
【0003】内燃機関の有効回転数帯内に駆動系の多数
の固有振動形状があり、これらが、走行時内燃機関の回
転均一性によって励起されることがあり、共振を生じ、
それとともに騒音を生じる。
【0004】高い出力密度、従って大きな回転均一性を
有して原動機が益々軽量となる傾向、及び、より高い感
度を有して駆動系がより軽量、低損失、それとともに低
減衰となる傾向が、振動問題及び音響問題を益々前面に
押しやり、自動車駆動系内のインタフェースシステム・
クラッチディスクに対する要求条件を厳しいものとす
る。
【0005】クラッチディスクダンパの最も重要な役目
は: 1.固有振動数を利用回転数帯の外側にずらすこと、 2.駆動系を内燃機関による励起から隔離すること、 3.共振振動数を減衰すること である。クラッチディスクダンパは、基本的に、低域フ
ィルタとして働く。
【0006】かかるシステムは、減衰が共振(W≦√2
・W0)時に無限、防振範囲(W>√2・W0)のときゼロ
に等しいとき、理想的伝達挙動を示す。
【0007】摩擦ディスクダンパの最適化は、内燃機関
のさまざまな負荷状態及び運転状態(全負荷加速;アイ
ドリング;負荷変化)用にまったく異なる剛性特性及び
減衰特性が必要であることによって、困難となる。
【0008】多段摩擦ダンパと、共振点のための遊びを
伴った付加的摩擦段階とによって、減衰挙動を最適化す
ることが試みられるが、しかしこれは、システムを複雑
なものとし、内部的振動/騒音問題(さまざまな段の突
接)を生じることがあり、常に、多かれ少なかれ不完全
な妥協である。厳しくなる要求条件を従来の摩擦減衰式
多段クラッチディスクで満たすことは、益々困難とな
る。
【0009】ドイツ公告特許公報第 28 48 748号により
公知の弾性クラッチでは、第1リングと第2リングとの
間に、一方のリングで内向き及び他方のリングで外向き
の相補的面によって、室と、これらの室を結ぶ絞り通路
とが形成され、一方のリングが他方のリングに対して相
対的に捩れると、隣接した室の大きさが逆方向に変化
し、緩衝液が圧縮されて通路による絞り効果を発生す
る。室は、平らな半径方向壁によって横が限定されてい
る。
【0010】ドイツ公開特許公報第 35 28 175号により
2部分からなるフライホイールに粘性減衰を設けること
が公知であり、この減衰は、一定の空行程後にはじめ
て、例えばフライホイールの両部分が未減衰のまま相対
的に+/−10°捩れた後にはじめて、有効となる。これ
は、互いに弾性連結された2つのフライホイール部分の
周方向で均一に分布した減衰面によって確保され、この
減衰面は、未捩れ位置のとき互いに重なり合うことがな
く、互いに捩れた後に減衰間隙を形成し、この間隙内で
液の剪断が起きる。
【0011】ドイツ公開特許公報第 36 21 997号により
公知の前記種類の2部分からなるフライホイールでは、
付加的になお、周面にわたってさまざまに形成された摩
擦フェーシングが設けられており、該フェーシングは互
いに接触しており、且つ、それぞれフライホイールの一
方の部分及び他方の部分と結合されており、最初は、摩
擦フェーシングの範囲でも減衰間隙の範囲でも減衰が大
きく、フライホイール両部分相互の例えば+/−10°の
相対的捩れ角度後、減衰は著しく低減している。
【0012】本発明の前提部分に記載したクラッチディ
スクは、米国特許第 4,674,991号により公知である。そ
こでは、第1リングと第2リングとの間の周面間隙は、
横断面で互いに噛み合う環状突起によって形成されてい
る。周面間隙を形成する表面はこの場合第1リングと第
2リングとに直接形成されており、粘性液体の剪断は捩
れ角度にわたって一定である。この場合、減衰特性を調
節する可能性はきわめて限定されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そのことを前提に、本
発明の課題は、改良された減衰特性を有するクラッチデ
ィスクを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのための解決策は、周
面間隙の減衰上有効な横断面が、第2リングに対する第
1リングの捩れ角度にわたって可変であり、周面間隙内
で、緩衝液中の剪断に基づいて、トルクの結果としての
準静的捩れ角度に依存して、及び、第1リングと第2リ
ングとの間の捩り振動に基づく周期的揺動角度に依存し
て、可変減衰が起きることにある。
【0015】特に、周面間隙の減衰上有効な周長は、第
2リングに対する第1リングの捩れ角度にわたって可変
であり、更に、周面間隙を形成する表面相互の減衰上有
効な相対運動は、第2リングに対する第1リングの揺動
角度変化に対して非比例的に変化するようになってい
る。導入されるトルクに依存したクラッチディスクの基
本状態を準静的捩れ角度と呼び、内燃機関の回転均一性
によってオーバライドされた振動状態を周期的揺動角度
と呼ぶ。
【0016】第1の点によれば、減衰上有効な周面間隙
の変更は、捩れ角度の増すのに伴って間隙を狭くし又は
広くすることによって、及び/又はその減衰上有効な表
面を捩れ角度にわたって増加し又は減少することによっ
て、行うことができる。この場合、例えば、カバーを形
成する第1リングで輪郭の変更を行うことができ、その
際、ハブと結合されたプレートに対する適宜な相手面は
所定の回転角度後にはじめて、該プレートとで狭い周面
間隙を形成し、及び/又は有効な周面間隙間にあるプレ
ートの面が回転角度に伴って変化する。
【0017】具体的1構成によれば、ハブは少なくとも
1つの半径方向プレートと捩り剛性に結合しておくこと
ができ、該プレートは第1リングとで少なくとも2つの
半径方向周面間隙を形成し、その際、少なくとも1つの
プレートが開口部を有し、中立位置のとき該開口部が第
1リングの引込み部に付属しており、第1リングが第2
リングに対して捩れると、プレート部分が引込み部間で
周面間隙の狭い範囲に進入する。
【0018】別の設計構成では、ハブが少なくとも1つ
の半径方向プレートと捩り剛性に結合されており、又、
第1リングが少なくとも1つの半径方向プレートと回転
の点で噛み合っており、両プレートが互いに少なくとも
1つの周面間隙を形成しており、プレートが、相互にず
れた開口部を有し、第1リングが第2リングに対して捩
れると、前記開口部の重なり度が変化する。第2の点に
よれば、空行程又は周方向遊びを設け、特定の角度変位
後にはじめて当該プレートが回転突接によって第1リン
グに捩り剛性に連結されることによって、第1リングと
結合されたプレートを振動振幅の開始時に第1リングと
第2リングとの間で第1リングに対して自由に回転させ
ることが可能となる。これにより、空行程によって設定
された揺動角度を超えると粘性減衰が増加することにな
る。
【0019】1設計構成によれば、揺動角度に依存した
この段階付けられた減衰特性を実現するために、第1リ
ングと回転の点で結合された少なくとも1つのプレート
は限定された回転角度だけ第1リングに対して捩れ可能
とすることができる。揺動角度に依存して幾つか段階付
けられた減衰特性を実現するために、第1リングと回転
の点で結合された複数のプレートが、さまざまな大きさ
の角度変位だけ、第1リングに対して捩れ可能であると
き、一層細かな段階付けを達成することができる。
【0020】構造上の実施は、プレートが、半径方向外
側にある歯付突起でもって第1リングの歯付凹部内に噛
み合い、その際、作用噛合いに至るまで所定の周方向遊
びS2が設けられているように、行うことができる。一般
に行われるように、又、前記中立位置を実現するのに必
要であるように、ばね手段は圧縮ばねとして構成されて
いる。このばねは、第1リングのカバーの、回転軸線に
対して接線方向に延びた円筒をそれぞれ含む膨らみ部
内、及び、プレートの付属の凹部内、に挿入されてお
り、この場合圧縮ばねは、中立位置のとき第1リングで
支えられ、第1リングが第2リングに対して捩れると後
者の一端に付勢される。好ましくはばね手段が圧縮ばね
として構成されており、これは、カバーの膨らみ部内、
及び、半径方向ディスク体又はプレートの付属の凹部内
に挿入されている。好ましくは、更に、さまざまな軸線
方向長さを有する圧縮ばねが設けられており、該ばね
は、第2リングに対する第1リングの段階的捩れ角度後
に有効となる。
【0021】好ましい実施態様では、螺旋形圧縮ばねの
長手軸線に垂直に挿入されるディスクを介して、リング
に対する圧縮ばねの支えが行われている。ディスクは、
第1リングのカバーの膨らみ部内に実質的に密封して挿
入されており、且つ、第1リングが第2リングに対して
捩れると、付加的減衰効果を達成するために静液圧押し
のけを生成する。全長にわたって変更可能な、特に段階
付けられた直径を有する膨らみ部が形成されていると、
捩れ角度に依存した減衰特性はこの付加的減衰手段に関
しても実現することができる。
【0022】本発明によるクラッチディスクに充填する
ための好ましい緩衝液としてシリコーン油が設けられて
おり、この油は、温度挙動及び剪断挙動の点で、及びそ
の粘弾性挙動によって、即ち振動数が高くなると減衰作
用が低減することによって、油脂に比べて優れているこ
とが判明した。クラッチディスクは、この場合、完全
に、又は温度に依存した容積変化を補償するために、部
分的にのみ充填することができる。
【0023】更に別の1構成では、第2リングと結合さ
れた少なくとも1つのプレートも、プレートを取り囲む
第1リングのカバーも、軸線方向で互いに逆方向に交互
して半径方向に延びた成形部を備えている。更に、カバ
ーの成形部が、その軸線方向において、ディスクの等角
成形部と協動して捩れ角度制限部として有効となるよう
に成形されている。以下、図面に基づいて好ましい実施
例を説明する。
【0024】
【実施例】図1〜図3を以下一緒に説明する。対応する
細部には同じ符号が付けてある。クラッチは、限定され
た回転角度だけ相互に捩れ可能な外側リング10及び内側
リング11からなる。外側リング10が二重壁カバー12を有
し、その外縁に環状ディスク13がリベット14によってし
っかり固定されている。図1には当該取付穴15のみ示し
てある。環状ディスク13がクラッチフェーシング16を担
持しており、これがやはりリベット18によって固定され
ている。回転の点で第1リング10のカバー12と協動する
のが中央のプレート19であり、該プレートは外周面に歯
付突起20を有し、該突起は周方向遊びS2を有してカバー
12の歯付凹部21内に噛み合う。第2リング11はハブ22か
らなり、半径方向プレート23が捩り剛性に該ハブに固定
されている。このためにハブ22は、プレート23の内歯25
と捩り剛性に協動する外歯24を有する。カバー12はハブ
22に対してシール26によって密封されている。プレート
23が外側歯付突起27を有し、該突起はカバー12の歯付凹
部28内に噛み合い、その際、周方向遊びS1' +S1''が設
けられている。それとともに、第2リングに対する第1
リングの捩れ角度を制限するために止めが設けられてい
る。”駆動方向”、”連行方向”との概念で示唆された
ように、又寸法矢印から認めることができるように、こ
の周方向遊びは駆動方向に依存して異なっている。カバ
ー12内に、限定された軸線方向長さを有して接線方向に
延びた直線的膨らみ部29が設けられており、この膨らみ
部は近似的に円筒を包摂する。これらの凹部に合わせて
プレート19、23は開口部30、31を有する。膨らみ部29及
び開口部30、31内に圧縮ばね32、33、34が挿入されてお
り、該ばねはそれぞれ末端がディスク35、36、37で支え
られている。リング相互の捩れ運動を可能とするため
に、凹部31は、圧縮ばねが挿入される凹部30よりも僅か
に大きい。プレート19とプレート23との間に第1周面間
隙38が形成されており、プレート23とカバー12との間に
第2周面間隙39が形成されている。外側リング10が内側
リング11に対して捩れると、プレート23とカバー12との
間で周面間隙39内で粘性減衰が生じる。角度変位の大き
さに依存してプレート19はまず、プレート23との粘性摩
擦を介して、歯付突起20が周方向遊びS2' 又はS2''を克
服して外側リング10のカバー12の歯付凹部21に当接する
まで、実質的に遅れることなく一緒に回転することがで
きる。そこから、プレート19はカバー10にしっかり連結
され、振動に依存して、周面間隙38内でも粘性減衰が発
生する。
【0025】リング10、11が相対的に捩れると、同時
に、まず圧縮ばね33が圧縮され、接線方向行程S3の通過
後に圧縮ばね32も圧縮される。その際、プレート23の部
分がディスク35、36の各一方に作用し、他方のディスク
はカバー12内で膨らみ部29の末端で支えられる。プレー
ト23と協動するディスクは、この場合、円筒形膨らみ部
29内でそれぞれ軸線方向に摺動し、これによって膨らみ
部の内部で静液圧押しのけが起きて減衰を強める。
【0026】図4及び図5において、図1及び図2に対
応する細部には、それぞれ100 加算した符号が付けてあ
る。一致が見られる限りで、そこでの説明内容を完全に
引き合いに出す。それと相違する点として、カバー112
に付属したプレート119 が間隙S2の克服後に該カバーと
当接し、該プレートに第1開口部140 が設けられてお
り、プレート123 には第2開口部141 が設けられている
のを認めることができる。更に、カバー112 が引込み部
142 を有する。中立位置のときこれらの開口部と引込み
部は相互にずれている。それぞれ、開口部の少なくとも
1つがプレートの面に設けられている箇所では、有効な
周面間隙が生じない。第1リング110 が第2リング111
に対して相対的に捩れるときこれらの開口部140, 141が
徐々に重なり合う限り、又は引込み部に対して重なりか
ら外れる限り、プレートの無効な面部分が減少し、全体
として周面間隙の面が増加し、こうして粘性減衰が高ま
る。しかし、捩れ角度の増加と減衰の増加との間の関係
から、開口部141, 140の形状は自由に構成することがで
きる。
【0027】図5に認めることができるように、膨らみ
部129 は、円筒形でなく、二重円錐状にそれぞれ中心に
向かって自由横断面が減少している。従って、ディスク
135,136間の環状間隙143 は第1リングが第2リングに
対して相対的に捩れると益々狭くなり、こうして静液圧
減衰が益々強まる。捩れ角度にわたる減衰の変化は、こ
の場合にも、膨らみ部129 の好適な造形を介して自由に
造形することができる。
【0028】図6において該当する細部には図3に比べ
てそれぞれ200 加算した符号が付けてある。一致が見ら
れる限り、そこでの説明内容を引き合いに出す。相違点
はハブ222 及びカバー212 の構成範囲にあり、これはそ
れぞれ片側がポット状に閉じており、単一の環状シール
226 が必要であるにすぎない。
【0029】図7〜図10では、簡素化のために、図1〜
図3で使用した符号が細部に付けてあり、但しここでは
さまざまな変形態様において符号に指数が加えてある。
図7には、第1リング107 のカバー127 と、第2リング
11と捩り剛性に結合された個々のプレート237 が示して
ある。カバーはそれぞれ周方向に分布した未変形底範囲
457 及び引込み部447 を有し、プレート237 は周方向に
分布した底範囲427 を交互に有し、又、カバー127 の底
範囲457 に付属して開口部417 を有する。プレート23と
カバー127 の壁との間に間隙397 が形成されている。円
板状部品相互の図示位置は、無トルク状態で圧縮ばねが
未負荷のときに生じる配置である。認められるように、
相互に捩れるとき、ここから、間隙397 内での緩衝液の
剪断の結果、まず強い減衰が起き、これが連続的に低減
する。というのも、プレート237 の底範囲427 がカバー
127 の拡張した底範囲457 内に進入し、これによって有
効剪断が解消され、同時に、プレート237 の開口部417
がカバー127 の引込み部447 の範囲に進入し、その結果
有効間隙397 が短くなるからである。
【0030】図8では第1リング108 の2殻カバー128
が示してあり、これは基本的に図7のものと同じ形状で
あり、未変形底範囲458 と側部引込み部448 とを有す
る。それぞれカバー殻と同じ形状が2つの互いに対称な
プレート238 を有しており、該プレートは捩り剛性に第
2カバー部分と結合されている。両プレート238 間にあ
るプレート198 は捩り剛性にカバー128 自体と結合され
ている。最後に指摘したプレート198 は周方向に分布し
た底範囲498 と開口部488 とを有しているが、しかしこ
れらはプレート238 の引込み部448 に付属して設けられ
ている。この位置は、無トルク状態で圧縮ばねが未負荷
のときの部品の配置を示す。それ故、互いに固定された
プレート198 及びカバー部分128 に対するプレート238
の相対運動として観察することのできる相対捩れが始ま
ると、カバー内に含まれた緩衝液を剪断するための有効
間隙が形成されていない。この間隙は、符号398 とした
範囲においてはじめて、プレート23の未変形底範囲468
がカバー128 の引込み部428の範囲に進入することによ
って、又、符号388 とした間隙内ではプレート238 の引
込み範囲478 が中央プレート19の底範囲498 に進入する
ことによって、形成される。つまり、減衰挙動は、図7
に示した実施例とは逆である。
【0031】図9には、第1リング109 のカバー12
9 と、図示省略した第2環状体と結合されたプレート23
9 が示してある。カバー129 の殻はこの場合中心平面を
中心に対称に変形しているのでなく、むしろ引込み部44
9(1)は他方のカバー殻の底範囲459(2)に対向し、引込み
部449(2)は最後に指摘したカバー殻の底範囲459(1)に対
向している。同様に、プレート239 が交互に成形されて
おり、この配置は類似した板の積重ね体と見做すことが
できる。クラッチディスクが無トルクで圧縮ばねが未負
荷のときに生じる図示出発位置のとき、図8の実施態様
の場合と同様に、狭い有効剪断間隙を認めることができ
ない。剪断間隙は、部品相互の相対捩れが符号399 とし
た範囲内となってはじめて形成され、減衰が増加する。
【0032】図10に示した配置は図9と殆ど一致してお
り、そこでの説明をそっくり引き合いに出す。それと相
違する点として、一方のカバー殻の引込み部442(10)
なお別の深いくぼみ5010を有しており、該くぼみは回転
止めの点でプレート2310の段差部5110と協動する。
【0033】以下、本発明の好適な実施態様を例示す
る。 1. 特に自動車駆動系内のクラッチディスクとして、
振動を減衰してトルクを伝達するための装置であって、
トルクを導入するための手段、特に、原動機フライホイ
ールと結合された摩擦クラッチの摩擦フェーシング(16,
216)、を外周面に有する第1リング(10,110,210)と、ト
ルクを減らすための、特に変速機入力軸と捩り剛性に結
合するためのハブ(22,122,222)を有する第2リング(11,
111,211)とを備えており、第1リング(10,110,210)が二
重壁カバー(12)を有し、且つ、第2リング(11,111,211)
に対してハブ(22,222)の範囲で密封された室を形成して
おり、第2リング(11,111,211)が少なくとも1つの半径
方向ディスク体を含んでおり、両リングが、限定された
回転角度だけ相互に捩れ可能であり、且つ、ばね手段で
ある圧縮ばね(32,33,132,133,232,233) を介して、周面
を向いて互いに支えられており、前記室に緩衝液が充填
されており、第1リング(10,110,210)の表面と第2リン
グ(11,111,211)の表面が、室内で周方向に延びた周面間
隙(38,39,138,139,238,239) を形成しており、両リング
が相対的に捩れると前記間隙内で緩衝液中に粘性減衰が
起きるものにおいて、周面間隙(38,39,138,139,238,23
9) の減衰上有効な横断面が、第2リング(11,111,211)
に対する第1リング(10,110,210)の捩れ角度にわたって
可変であり、周面間隙(38,39,138,139,238,239) 内で、
緩衝液中の剪断に基づいて、トルクの結果としての準静
的捩れ角度に依存して、及び、第1リング(10,110,210)
と第2リング(11,111,211)との間の捩り振動に基づく周
期的揺動角度に依存して、可変減衰が起きることを特徴
とする装置。
【0034】2. 周面間隙(38,39,138,139,238,239)
の減衰上有効な周長が、第2リング(11,111,211)に対す
る第1リング(10,110,210)の捩れ角度にわたって可変で
あることを特徴とする前記1に記載の装置。
【0035】3. 周面間隙(38,39,138,139,238,239)
を形成する表面相互の減衰上有効な相対運動が、第2リ
ング(11,111,211)に対する第1リング(10,110,210)の揺
動角度変化に対して非比例的に挙動することを特徴とす
る前記1に記載の装置。
【0036】4. ハブ(122) が少なくとも1つの半径
方向プレート(123) と捩り剛性に結合されており、該プ
レートが第1リング(110) とで少なくとも2つの半径方
向周面間隙(139) を形成しており、少なくとも1つのプ
レート(123) が開口部(141)を有し、中立位置のとき該
開口部が第1リング(110) の引込み部(142) に付属して
おり、第1リング(110) が第2リング(111) に対して捩
れるとプレート部分が引込み部(142) 間で周面間隙(13
9) の狭い範囲に進入することを特徴とする前記1又は
2に記載の装置。
【0037】5. ハブ(122) が少なくとも1つの半径
方向プレート(123) と捩り剛性に結合されており、又、
第1リング(110) が少なくとも1つの半径方向プレート
(119) と回転の点で噛み合っており、両プレートが互い
に少なくとも1つの周面間隙(138) を形成しており、プ
レート(123, 119)が、相互に周方向でずらされた開口部
(141, 140)を有し、第1リング(110) が第2リング(11
1) に対して捩れると、前記開口部の重なり度が変化す
ることを特徴とする前記1又は2に記載の装置。
【0038】6. 揺動角度に依存した減衰特性を実現
するために、第1リング(10,110)に付属した少なくとも
1つのプレート(19,119)が、限定された回転角度だけ、
第1リング(10,110)に対して捩れ可能であることを特徴
とする前記1〜5のいずれか1に記載のディスク。
【0039】7. 揺動角度に依存して幾つかに段階付
けられた減衰特性を実現するために、第1リング(10,11
0)に付属した複数のプレート(19,119)が、さまざまな大
きさの回転角度だけ、第1リング(10,110)に対して捩れ
可能であることを特徴とする前記1〜6のいずれか1に
記載のディスク。
【0040】8. プレート(19,119)が、半径方向外側
にある歯付突起(20,120)でもって、第1リング(10,110)
の歯付凹部(21,121)内に噛み合い、その際、作用噛合い
に至るまで所定の周方向遊びS2が設けられていることを
特徴とする前記6又は7に記載のディスク。
【0041】9. ばね手段が圧縮ばね(32,33,34,132,
133,134,232,233)として構成されており、該ばねが、そ
れぞれ、カバー(12,112)の膨らみ部(29,129,229)内、及
び、半径方向ディスク体又はプレートの付属の凹部内、
に挿入されていることを特徴とする前記1〜8のいずれ
か1に記載の装置。
【0042】10. 螺旋形圧縮ばねの長手軸線に対し
て垂直に挿入されたディスク(35,36,135,136) を介し
て、第1リングに対する圧縮ばね(32,33,34,132,133,13
4)の支えが行われることを特徴とする前記9に記載のデ
ィスク。
【0043】11. さまざまな軸線方向長さを有する
圧縮ばね(32,33,132,133) が設けられており、該ばね
が、第2リング(11,111)に対する第1リング(10,110)の
段階的捩れ角度後に有効となることを特徴とする前記9
又は10に記載の装置。
【0044】12. ディスク(35,36,135,136) が、カ
バー(12,112)の膨らみ部(29,129)内に実質的に密封して
挿入されており、且つ、第1リング(10,110)が第2リン
グ(11,111)に対して捩れると、静液圧押しのけを介して
付加的減衰作用を発生することを特徴とする前記1〜1
1のいずれか1に記載のディスク。
【0045】13. 捩れ角度に依存した減衰特性を達
成するために、全長にわたって変化した特に段階付けら
れた直径を有する膨らみ部(29,129)が形成されているこ
とを特徴とする前記1〜12のいずれか1に記載のディ
スク。
【0046】14. 捩れ角度に依存した減衰特性を達
成するために、周面間隙(39,139)を形成するカバー(12,
112)の横断面輪郭が周方向で可変であることを特徴とす
る前記1〜13のいずれか1に記載のディスク。
【0047】15. 第2リング(11)と結合された少な
くとも1つのプレート(23)も、プレートを取り囲む第1
リング(10)のカバー(12)も、軸線方向で互いに逆方向に
交互して半径方向に延びた成形部を備えていることを特
徴とする前記1に記載の装置。
【0048】16. カバー(12)の成形部が、その軸線
方向において、ディスク(23)の等角成形部と協動して捩
れ角度制限部として有効となるように成形されているこ
とを特徴とする前記15に記載の装置。
【0049】
【発明の効果】以上のごとく、本発明により、周面間隙
の減衰上有効な横断面が、第2リングに対する第1リン
グの捩れ角度にわたって可変であり、周面間隙内で、緩
衝液中の剪断に基づいて、トルクの結果としての準静的
捩れ角度に依存して、及び、第1リングと第2リングと
の間の捩り振動に基づく周期的揺動角度に依存して、可
変減衰が起きることにより改良された減衰特性を有する
クラッチディスクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクラッチディスクの第1実施態様
の半径方向断面図である。
【図2】図1のB−B線に沿った接線方向断面図であ
る。
【図3】図1及び図2のクラッチディスクの軸線方向半
断面図である。
【図4】本発明によるクラッチディスクの第2実施態様
の半径方向断面図である。
【図5】図4のB−B線に沿った接線方向断面図であ
る。
【図6】本発明によるクラッチディスクの第3実施態様
の軸線方向断面図である。
【図7】本発明によるクラッチリングの別の実施態様の
円筒断面図である。
【図8】本発明によるクラッチリングの更に別の実施態
様の円筒断面図である。
【図9】本発明によるクラッチリングの更に別の実施態
様の円筒断面図である。
【図10】本発明によるクラッチリングの更に別の実施
態様の円筒断面図である。
【符号の説明】
10、110、210 第1リング 11、111、211 第2リング 12、112 二重壁カバー 16、216 摩擦フェーシング 22、122、222 ハブ 23 ディスク 29、129、229 膨らみ部 32、33、34、132、133、232、233
圧縮ばね 35、36、135、136 凹部ディスク 38、39、139、238、239 周面間隙 119、123 半径方向プレート 141、140 開口部 142 引込み部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に自動車駆動系内のクラッチディスク
    として、振動を減衰してトルクを伝達するための装置で
    あって、トルクを導入するための手段、特に、原動機フ
    ライホイールと結合された摩擦クラッチの摩擦フェーシ
    ング(16,216)、を外周面に有する第1リング(10,110,21
    0)と、トルクを減らすための、特に変速機入力軸と捩り
    剛性に結合するためのハブ(22,122,222)を有する第2リ
    ング(11,111,211)とを備えており、第1リング(10,110,
    210)が二重壁カバー(12)を有し、且つ、第2リング(11,
    111,211)に対してハブ(22,222)の範囲で密封された室を
    形成しており、第2リング(11,111,211)が少なくとも1
    つの半径方向ディスク体を含んでおり、両リングが、限
    定された回転角度だけ相互に捩れ可能であり、且つ、ば
    ね手段である圧縮ばね(32,33,132,133,232,233) を介し
    て、周面を向いて互いに支えられており、前記室に緩衝
    液が充填されており、第1リング(10,110,210)の表面と
    第2リング(11,111,211)の表面が、室内で周方向に延び
    た周面間隙(38,39,138,139,238,239) を形成しており、
    両リングが相対的に捩れると前記間隙内で緩衝液中に粘
    性減衰が起きるものにおいて、周面間隙(38,39,138,13
    9,238,239) の減衰上有効な横断面が、第2リング(11,1
    11,211)に対する第1リング(10,110,210)の捩れ角度に
    わたって可変であり、周面間隙(38,39,138,139,238,23
    9) 内で、緩衝液中の剪断に基づいて、トルクの結果と
    しての準静的捩れ角度に依存して、及び、第1リング(1
    0,110,210)と第2リング(11,111,211)との間の捩り振動
    に基づく周期的揺動角度に依存して、可変減衰が起きる
    ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 揺動角度に依存した減衰特性を実現する
    ために、第1リング(10,110)に付属した少なくとも1つ
    のプレート(19,119)が、限定された回転角度だけ、第1
    リング(10,110)に対して捩れ可能であることを特徴とす
    る請求項1に記載のディスク。
JP6130880A 1993-05-21 1994-05-23 クラッチディスク Pending JPH0727145A (ja)

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