JPH07271594A - ファジー開発支援装置 - Google Patents

ファジー開発支援装置

Info

Publication number
JPH07271594A
JPH07271594A JP6063390A JP6339094A JPH07271594A JP H07271594 A JPH07271594 A JP H07271594A JP 6063390 A JP6063390 A JP 6063390A JP 6339094 A JP6339094 A JP 6339094A JP H07271594 A JPH07271594 A JP H07271594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inference
fuzzy
membership function
data
input data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6063390A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Nitta
泰彦 新田
Noriyoshi Sakashita
徳美 坂下
Kenichi Shimomura
研一 下邨
Nobufumi Komori
伸史 小守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6063390A priority Critical patent/JPH07271594A/ja
Priority to US08/403,421 priority patent/US5708761A/en
Publication of JPH07271594A publication Critical patent/JPH07271594A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06N—COMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N5/00—Computing arrangements using knowledge-based models
    • G06N5/04—Inference or reasoning models
    • G06N5/048—Fuzzy inferencing
    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06N—COMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N7/00—Computing arrangements based on specific mathematical models
    • G06N7/02—Computing arrangements based on specific mathematical models using fuzzy logic
    • G06N7/026—Development tools for entering the parameters of a fuzzy system
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S706/00—Data processing: artificial intelligence
    • Y10S706/90—Fuzzy logic

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fuzzy Systems (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computational Mathematics (AREA)
  • Algebra (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被制御対象に応じた適切なファジールールや
メンバーシップ関数を効率よく作成できるファジー開発
支援装置を得ることを目的とする。 【構成】 支援装置は、データ入力部、推論実行部及び
結果検証部によって構成される。支援装置の全部に渡っ
て複数の発明が存在する。一例として、データ入力部
は、メンバーシップ関数生成器に接続された表示部と表
示部に表示されてメンバーシップ関数作成に使用される
格子状シートのグリッドピッチを指定するグリッドピッ
チ指定部とを備えている。そして、グリッドピッチ指定
部は、格子状シートのグリッドピッチを変化させる機能
を有する。 【効果】 オペレータは、グリッドピッチ指定部を用い
て、図2(b),(c)に示すように、メンバーシップ
関数の形状に応じて適切なピッチを持つ格子状シートを
発生させて、メンバーシップ関数の入力を効率よく行え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファジー推論プログ
ラムを効率よく開発するためのツールであるファジー開
発支援装置に関するもので、特にファジールールやメン
バーシップ関数の作成、修正機能や検証機能を有するフ
ァジー開発支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファジー推論を用いたファジー制
御が家電機器の制御などに広く適用されている。ファジ
ー推論は、ファジー論理に基づくデータ処理手法であ
る。この手法は制御分野を中心に広く応用されており、
その有効性を示す多くのデータが日経エレクトロニク
ス,1989.10.13号「ファジーが家電に入る」
や日経エレクトロニクス,1987.7.27号「実用
期に入ったファジー論理」などの文献に報告されてい
る。
【0003】ファジー推論の応用においては、ファジー
推論は、図53に示すようなあるブラックボックス20
0と考えることができる。このブラックボックス200
は、複数の入力値x0 ,x1 …から複数の出力値y0 ,
y1 …を決定する。ファジー推論では、入力値x0 ,x
1 …から出力値y0 ,y1 …を導くために、入力値x0
,x1 …と出力値y0 ,y1 …の関係を示す複数のフ
ァジールールが用いられる。ファジールールは、入力の
数がn、出力の数がmの場合、一般的に、次のように記
述される。
【0004】
【数1】
【0005】ここで、x0 〜xn は入力値を示し、y0
〜ym は出力値を示す。A0 〜An,B0 〜Bn ,P0
〜Pm ,Q0 〜Qm はファジー集合である。またルール
の前半すなわち、数2に示す部分は前件部と呼ばれる。
【0006】
【数2】
【0007】また、ルールの後半すなわち、数3に示す
部分は後件部と呼ばれる。
【0008】
【数3】
【0009】ファジー集合は、通常、図54のような関
数で定義される。この関数は、メンバーシップ関数と呼
ばれている。図中、横軸は入力値または出力値である。
縦軸はグレードである。グレードは、ルールに含まれる
x0 =A0 という等式が入力値としてどの程度真である
か、またy0 =P0 などの等式が出力値としてどの程度
真であるかを示す度合いである。グレードは、0〜1の
値をとる。
【0010】ファジー推論の方法は数種類提案されてい
る。ここではmin−max重心法を用いたファジー推
論法について説明する。例として2入力、1出力の場合
を考える。ルールは数4に示す次の2つを考える。
【0011】
【数4】
【0012】このときに実行される、ファジー推論の概
要を図55に示す。図中、6個の関数A0 ,A1 ,B0
,B1 ,P,Qはメンバーシップ関数である。また、
入力値x0 と入力値x1 の入力データとしてx0c、x1c
が入力されたとき、出力yとして推論結果yC が出力さ
れる。
【0013】さらに、図55を用いて推論の手順を説明
する。まず、最初にルール0における等式x0 =A0 の
グレードg00を計算する。これは、関数A0 のx0 =x
0cにおける値を計算することによって得られる。同様に
して、等式x1 =A1 のグレードg01を関数A1 と入力
値x1cから計算する。そして、論理積的な演算としてグ
レードg00とグレードg01のmin演算を行い、そのm
in演算の結果がg0である。このg0 がルール0のル
ールグレードである。ここで、min演算とは、いずれ
かの小さい方を選択する演算である。以上がルール0の
前件部処理である。同じ処理をルール1にも実行し、ル
ール1のルールグレードg1 を得る。
【0014】次に後件部の処理について説明する。ルー
ル0の後件部処理では、まず関数Pからg0 よりも大き
い部分をカットして関数Gを得る。同様にルール1にお
いて関数Qからg1 よりも大きい部分カットして関数H
を得る。関数Gと関数Hを合成するためにmax演算実
行する。ここでmax演算とは、おのおののyの値にお
いて2つの関数の大きい方を選択する演算のことであ
る。この演算結果が関数F(y)である。この関数F
(y)は出力メンバーシップ関数と呼ばれる。この出力
メンバーシップ関数F(y)が、ファジー推論における
推論結果を与える。
【0015】推論の最後の処理では関数F(y)の重心
が計算される。これは推論結果が関数F(y)のままで
は扱いにくいため、関数F(y)を代表する確定値(こ
こでは重心値)を計算しそれを推論結果として扱うよう
にする。この操作はデファジファイと呼ばれている。関
数F(y)の重心値は数5で与えられる。
【0016】
【数5】
【0017】この重心値yc が、ファジー推論を実行し
たときの最終的な推論結果となる。ファジー推論の推論
結果yc は、例えば図56(a),(b)に示す2つの
出力メンバーシップ関数ように、その関数形状が異なっ
ていても同じ値の推論結果が計算される場合がある。従
って、関数F(y)の形状は、推論結果yc から推測す
ることはできない。しかし、実際には関数F(y)の形
状によって推論結果の信頼性は大きく異なっている。
【0018】図56(a),(b)に示す2つの出力メ
ンバーシップ関数において、左の台形を発生したルール
はy1 を出力することを意味しており、右の台形を発生
したルールはy2を出力することを意味している。
【0019】図56(a)に示した出力メンバーシップ
関数ではy1 のルールグレードは大きく、y2 のルール
グレードは小さい。従って、矛盾は存在しないので、y
c の信頼性は高い。
【0020】一方、図56(b)に示した出力メンバー
シップ関数では2つのルールグレードは大きい。これは
2つのルールが互いに矛盾していることを意味するの
で、yc の信頼性は低いことになる。
【0021】このような矛盾を検出するために、重心を
中心とする分散を計算する。分散値Vは数6で与えられ
る。
【0022】
【数6】
【0023】この分散値Vは、図56(a)のような関
数F(y)では小さくなり、図56(b)のような関数
F(y)では大きくなる。従って、分散値Vの大きさに
より推論結果yc の信頼性を検出することができる。
【0024】以上のようなファジー推論の処理を、マイ
コン上でプログラムしてファジー制御は行われている。
このようなプログラムの開発を行うためのファジー開発
支援装置が開発されている。
【0025】このような開発ツールの一例として、富士
通ワンチップ・ファジーコントローラMB941 シリーズ用
の開発支援ツールがある。図57と図58に開発ツール
のハードウエア構成とソフトウエア構成を示す。図57
において、250はパーソナルコンピュータ本体とホス
トエミュレータとファジーサポートソフトウエアとを示
している。そして、260はインサーキットエミュレー
タ及びDUEボード、270はターゲットシステムであ
る。
【0026】図57において、パソコン250ではファ
ジー推論を実行する推論プログラムが作成される。この
推論プログラムはインサーキットエミュレータ(ICE )
260に転送されて実行される。これにより、被制御シ
ステムであるターゲットシステム270ではファジー制
御が行われる。
【0027】図58において、300はファジーサポー
トソフトウエアである。ファジーサポートソフトウエア
300におけるメンバーシップ関数エディタ310とル
ールエディタ320はそれぞれメンバーシップ関数とそ
のメンバーシップ関数を用いたファジールールを作成す
るためのエディタである。知識ファイル330には、メ
ンバーシップ関数エディタ310とルールエディタ32
0で生成されたメンバーシップ関数とファジールールが
格納される。トランスレータ350ではメンバーシップ
関数とファジールールのコード変換が行われ、ICE 上で
実行可能なアセンブラが作成される、シミュレータ36
0では、知識ファイル330に格納された入力データを
用いてファジー推論が実行され、メンバーシップ関数エ
ディタ310とルールエディタ320で作成されたファ
ジールール及びそれに用いるメンバーシップ関数の検証
が行われる。
【0028】このようなファジー開発支援ツールを用い
ると、ファジー推論に必要なファジールール及びメンバ
ーシップ関数についての作成及び修正を容易に行うこと
ができる。そしてさらに、ファジールールのシミュレー
ションなどを行うことによってファジールールの妥当性
も確認することができる。
【0029】さらに、従来のファジー開発支援装置につ
いて図59を参照して説明する。図59は前述のような
ファジー推論用ハードウエアの開発支援装置の構成を概
念的に示すブロック図である。図59において、370
はファジー開発支援装置、1はファジー推論に必要な入
力データ,ファジールール,メンバーシップ関数を生成
するデータ入力部、2はファジー推論を実行して推論結
果を出力するファジー推論実行部、3は被制御システム
へ推論結果の出力や推論結果の信頼性検証を行う結果検
証部である。また、4は、ファジー開発支援装置の外部
にある被制御システムである。この被制御システム4は
ファジー制御の制御対象となる。ファジールールには、
if−then形式のルールを用いることにし、ファジ
ー推論は、min−max重心法を用いて行うことにす
る。
【0030】被制御システム4は、ファジー開発支援装
置370の制御の下で動作している。例えば、各状態毎
に、被制御システム4からデータ入力部1に対して、デ
ータが送られてくる。データ入力部1は、被制御システ
ム4から送られてきたデータを処理できるデータに変換
してファジー推論実行部2に出力する。また、データ入
力部1は、ファジールール及びそれらに対応する前件部
及び後件部のメンバーシップ関数をファジー推論実行部
2に対して出力する。
【0031】ファジー推論実行部2において、入力デー
タ、ファジールール及びメンバーシップ関数を用いてフ
ァジー推論が実行され、推論結果を示す出力データが導
き出される。そして、出力部3は、ファジー推論実行部
2が出力した出力データを被制御システム4へ出力す
る。
【0032】また、図60はデータ入力部1の内部構成
である。入力データ生成器5では被制御システム4から
送られてきたデータをファジー推論実行部2で処理でき
るデータに変換する。ファジールール作成器6とメンバ
ーシップ関数生成器7ではファジールールおよびそれら
に対応するメンバーシップ関数を生成する。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】従来のファジー開発支
援装置では、メンバーシップ関数は、縦軸,横軸とも等
間隔のグリッドを持つ格子状シートの上に、関数の外形
をポインティングで指定する方法により設定される。そ
して、従来のファジー開発支援装置では、グリッドの間
隔は固定されており、格子状シートの横軸とグリッドと
で与えられる入力データや推論結果等の離散値に対応す
るグレードは全て入力しなければならない。そのため装
置が発生するグリッド間隔が細かいと、釣り鐘型などの
複雑な形状が設定できるが、三角形など単純な形状の設
定でも多数のグリッドを考慮して設定する必要があると
いう問題点があった。
【0034】また、従来のファジー開発支援装置では、
関数形状は格子点に関数外形をポインティングして設定
されるので、様々な形状が設定可能であるが、単純な形
状を設定する場合においても全ての点をポインティング
して入力する必要があり効率が良くないという問題点が
あった。
【0035】また、従来のファジー開発支援装置では、
関数形状は格子点に関数外形をポインティングして設定
されるので、様々な形状が設定可能であるが、関数外形
を固定長パラメータで指定するときには、関数をパラメ
ータで表現可能な形状から表現不可能な形状に変形しや
すいという問題点があった。
【0036】また、従来のファジー開発支援装置では、
推論シミュレーションを行う場合入力データ数が多くな
るのが一般的であるが、全てのデータを入力してシミュ
レーションしないとき、どのようなデータを入力データ
として与えてシミュレーションするのが有効か判断でき
ないという問題点があった。
【0037】また、従来のファジー開発支援装置では、
ファジールールとメンバーシップ関数を自動設定する方
法がなく、操作が煩雑になるという問題点があった。
【0038】また、従来のファジー開発支援装置では、
推論結果に対して個々のファジールールがどのような影
響を与えているかを調べる手段がなく、個々のファジー
ルールの修正の際に効果的な判断をするのが難しいとい
う問題点があった。
【0039】また、従来のファジー開発支援装置では、
複数回の推論中にどのルールがよく用いられているかを
調べる方法がなかったので、ファジールールを修正する
ときにどのルールを変更するのが効果的かを判断できな
いという問題点があった。
【0040】また、従来のファジー開発支援装置では、
出力メンバーシップ関数の形状を知るためには前件部及
び後件部のメンバーシップ関数を表示させる必要があっ
た。そのため複数回の推論実行の途中で出力メンバーシ
ップ関数の形状を知ることができないという問題点があ
った。
【0041】また、従来のファジー開発支援装置では、
分散値を用いた推論結果の信頼性検証を行うことができ
ないという問題点があり、推論の検証を行うことが困難
であった。
【0042】また、従来のファジー開発支援装置では、
ルールの記述誤りを検証する方法が無く、記述誤りを生
じた際に誤り箇所の抽出が困難であるという問題点があ
った。
【0043】また、従来のファジー開発支援装置では、
開発支援装置の設計変更時に正しく変更されているかを
検証する方法がないという問題があった。
【0044】また、従来のファジー開発支援装置では、
推論結果が予期しない変化を生じた際に解析をする方法
がないという問題点があった。
【0045】また、従来のファジー開発支援装置では、
開発支援装置自体の動作検証を行う機能がなかった。そ
のため開発支援装置の、ツールの全体動作の信頼性が保
証されないという問題点があった。
【0046】この発明は、上記のような従来のファジー
開発支援装置の問題点を解消するためになされたもの
で、ファジールールやメンバーシップ関数の設定が容易
に行え、シミュレーションや被制御システム制御操作で
のファジー制御動作を容易に把握でき、またファジー開
発支援装置の動作の信頼性の高いファジー開発支援装置
を提供することを目的とする。
【0047】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るファジ
ー開発支援装置は、ファジー推論に用いられる複数の入
力データ及びファジールール並びに該ファジールールで
用いるメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段
と、前記データ入力手段が生成した前記複数の入力デー
タ、前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を
用いてファジー推論を実行する推論実行手段とを備え、
前記データ入力手段は、作成しようとする前記メンバー
シップ関数の変数の離散値に対応する格子点を外部から
与えられたデータに対応して複数発生し、複数の前記格
子点の中の外部から指定された前記格子点を用いて前記
メンバーシップ関数の作成を行なうことを特徴とする。
【0048】第2の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行する推論実行手段とを備え、前記データ入力手
段は、与えられた座標に応じて関数の形状を表示すると
ともに表示された前記関数の形状に対応する座標を出力
することが可能で、前記メンバーシップ関数作成のため
に簡単な関数の形状を示す波形を表示する表示手段を備
え、外部からの指定に従って前記波形を継ぎ合わせると
ともに継ぎ合わせた前記メンバーシップ関数の形状を前
記表示手段に与えるとともに前記座標を用いて前記メン
バーシップ関数を作成することを特徴とする。
【0049】第3の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行する推論実行手段とを備え、前記データ入力手
段は、前記メンバーシップ関数の形状を表示するための
表示手段と、前記メンバーシップ関数の基本となる形状
を前記表示手段に表示させるとともに、前記表示手段が
表示している前記メンバーシップ関数の形状を規定して
いる点が移動可能な座標を所定の規則に従って計算する
計算手段とを備え、前記移動可能な座標を使って前記メ
ンバーシップ関数の形状を変形することを特徴とする。
【0050】第4の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行する推論実行手段とを備え、前記データ入力手
段は、前記入力データを生成する入力データ生成手段
と、前記メンバーシップ関数の傾きが所定の変化をして
いる点の座標を与える前記入力データを検出する検出手
段と、前記入力データ生成手段が生成した入力データの
うち検出された前記入力データに対して所定の範囲内に
ある前記入力データのみを前記ファジー推論を検証する
ための検証用入力データとして抽出して前記推論実行手
段に対して出力する抽出手段とを備えて構成される。
【0051】第5の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行する推論実行手段とを備え、前記データ入力手
段は、乱数を発生させる乱数あるいは疑似乱数発生器
と、前記乱数を用いて前記入力データを所定の個数だけ
抽出して、抽出された該入力データに基づいて前記入力
データを選択的に前記推論実行手段に対して出力する抽
出手段とを備えて構成される。
【0052】第6の発明に係るファジー開発支援装置
は、第4または第5の発明のファジー開発支援装置にお
いて、前記推論実行手段が前記ファジー推論を実行して
出力する推論結果を逐次入力してデータ圧縮を行うデー
タ圧縮手段を備えて構成される。
【0053】第7の発明に係るファジー開発支援装置
は、第6の発明のファジー開発支援装置において、前記
データ圧縮手段が出力したデータと予め求められた期待
値の圧縮データとを比較する比較器を備えて構成され
る。
【0054】第8の発明に係るファジー開発支援装置
は、第4または第5の発明のファジー開発支援装置にお
いて、前記データ入力手段は、前記入力データとグレー
ドとの関係を与える前記メンバーシップ関数を用いて、
前記グレードがゼロでない前記入力データを、前記推論
実行手段に与える前記入力データとして選択する選択手
段を備えて構成される。
【0055】第9の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行する推論実行手段とを備え、前記データ入力手
段は、前記ファジールールの前記入力データの変数と前
記ファジールールの推論結果の変数とを設定する入出力
設定手段と、前記推論実行手段の出力の期待値としての
前記入力データと前記推論結果との関係を与える期待値
波形及び前記期待値波形上の固定点を設定する期待値波
形設定手段と、前記入力データの変数と前記出力データ
の変数とを用いて前記ファジールールの基本形を生成す
る第1のファジールール生成手段と、前記第1のファジ
ールール生成手段が生成する前記基本形及び前記期待値
波形設定手段が設定した前記固定点を使って、前記固定
点の数だけ複数の前記ファジールールを生成する第2の
ファジールール生成手段とを備えて構成される。
【0056】第10の発明に係るファジー開発支援装置
は、第9の発明のファジー開発支援装置において、前記
データ入力手段は、前記メンバーシップ関数の基本形を
生成する第1のメンバーシップ関数生成手段と、前記第
1のメンバーシップ関数生成手段が生成した前記基本形
及び前記期待値波形設定手段が設定した前記固定点を使
って、前記第2のファジールール生成手段が生成した複
数の前記ファジールールで用いられる複数の前記メンバ
ーシップ関数を生成する第2のメンバーシップ関数生成
手段とを備えて構成される。
【0057】第11の発明に係るファジー開発支援装置
は、第10の発明のファジー開発支援装置において、前
記データ入力手段は、前記推論実行手段が出力する前記
推論結果と設定された前記期待値波形で与えられる前記
推論結果とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較
結果に応じて、複数の前記メンバーシップ関数の変形を
行う関数変形手段とを備えて構成される。
【0058】第12の発明に係るファジー開発支援装置
は、第11の発明のファジー開発支援装置において、前
記データ入力手段は、前記期待値波形設定手段が設定し
た前記期待値波形及び前記推論実行手段から出力された
前記推論結果を同じ座標系を用いて合わせて表示する表
示手段を備えて構成される。
【0059】第13の発明に係るファジー開発支援装置
は、第12の発明のファジー開発支援装置において、前
記データ入力手段は、前記期待値波形設定手段が設定し
た前記期待値波形で与えられる前記推論結果と前記推論
実行手段から出力された前記推論結果との差異を評価す
る評価手段を備えて構成される。
【0060】第14の発明に係るファジー開発支援装置
は、第11の発明のファジー開発支援装置において、前
記データ入力手段は、前記ファジールールの検証のため
の検証用入力データを生成する検証用入力データ生成手
段と、前記検証用入力データ生成手段で生成される所定
の範囲の前記検証用入力データを選択的に前記推論実行
手段に与える入力範囲設定手段とを備えて構成される。
【0061】第15の発明に係るファジー開発支援装置
は、第11の発明のファジー開発支援装置において、前
記データ入力手段は、前記期待値波形設定手段が設定し
た前記固定点を変更または追加する期待値波形補正手段
を備えて構成される。
【0062】第16の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行して推論結果を出力する推論実行手段と、前記
推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果を検
証する結果検証手段とを備え、前記データ入力手段は、
複数の前記ファジールールの検証を行なうための検証用
入力データを生成する入力データ生成手段を備え、前記
結果検証手段は、前記検証用入力データを前記推論実行
手段に適用したときの推論実行過程における途中結果と
前記推論結果とを所定の基準に従って分類することで複
数の前記ファジールールを複数のルールセットにグルー
プ分けするファジールール分類手段を備えて構成され
る。
【0063】第17の発明に係るファジー開発支援装置
は、第16の発明のファジー開発支援装置において、前
記ファジールール分類手段は、任意の前記入力データに
ついて前記推論実行手段で実行される推論において、前
記推論実行手段が出力する前記推論結果に寄与する前記
ファジールールを複数の前記ファジールールの中から抽
出するルール抽出手段を含むことを特徴とする。
【0064】第18の発明に係るファジー開発支援装置
は、第17の発明のファジー開発支援装置において、前
記推論実行手段は、min−max重心法によるファジ
ー推論を実行することによって前記推論結果とともに推
論実行中に計算される前記後件部メンバーシップ関数の
グレードを出力する推論実行手段を含み、前記ルール抽
出手段は、前記ファジールールの後件部の前記メンバー
シップ関数が一致する複数の前記ファジールールについ
て、前記グレードが最大の前記ファジールールを抽出す
るルール抽出手段を含むことを特徴とする。
【0065】第19の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行して推論結果を出力する推論実行手段と、前記
推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果を検
証する結果検証手段とを備え、前記データ入力手段が生
成する前記メンバーシップ関数は、前記ファジールール
の前件部に対応した前件部メンバーシップ関数と後件部
に対応した後件部メンバーシップ関数とを含み、前記結
果検証手段は、前記推論結果を得るために前記推論実行
手段が計算した前記後件部メンバーシップ関数のグレー
ドを同一形状の前記後件部メンバーシップ関数毎に記憶
するためのメモリと、推論実行中に計算される前記ファ
ジールールの前記グレードを前記後件部メンバーシップ
関数毎に累算して、累算値を前記メモリに対して出力す
る累算手段とを備えて構成される。
【0066】第20の発明に係るファジー開発支援装置
は、第19の発明のファジー開発支援装置において、前
記結果検証手段は、前記メモリに格納されている前記累
算値と所定の値とを比較する比較器と、前記比較器の出
力する比較結果に基づいて前記ファジールールを抽出す
る抽出手段とを備えて構成される。
【0067】第21の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行して推論結果とともに該ファジー推論に用いた
出力メンバーシップ関数を出力する推論実行手段と、前
記推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果を
検証する結果検証手段とを備え、前記データ入力手段が
生成する前記メンバーシップ関数は、前記ファジールー
ルの前件部に対応した前件部メンバーシップ関数と後件
部に対応した後件部メンバーシップ関数とを含み、前記
結果検証手段は、前記後件部メンバーシップ関数におけ
る変数としての推論結果の範囲を指定する範囲指定手段
と、前記出力メンバーシップ関数のグレードと所定の値
とを前記範囲について比較して比較した結果に応じて警
告を発生する警告発生手段とを備えて構成される。
【0068】第22の発明に係るファジー開発支援装置
は、第21の発明のファジー開発支援装置において、前
記結果検証手段は、前記範囲指定手段は、複数の前記範
囲を記憶する記憶手段を備え、複数の前記範囲にそれぞ
れ対応して、前記グレードと比較するための複数の前記
所定の値を記憶するとともに前記警告手段に該所定の値
を与えるしきい値記憶手段と、前記推論実行手段が前記
ファジー推論の実行に用いた前記入力データに応じて、
前記しきい値記憶手段と前記範囲指定手段の前記記憶手
段とがそれぞれ出力するデータを切り替えるための指示
を、前記しきい値記憶手段及び前記記憶手段に与える制
御手段とを備えて構成される。
【0069】第23の発明に係るファジー開発支援装置
は、第21の発明のファジー開発支援装置において、前
記結果検証手段は、前記範囲指定手段が指定した前記範
囲において、前記警告手段が警告を発したときの前記出
力メンバーシップ関数における変数としての前記推論結
果とそれに対応するグレードとを出力する解析手段と、
前記解析手段が出力した前記推論結果及び前記グレード
を表示する表示手段とを備えて構成される。
【0070】第24の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行して推論結果を出力する推論実行手段と、前記
推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果を検
証する結果検証手段とを備え、前記データ入力手段が生
成する前記メンバーシップ関数は、前記ファジールール
の前件部に対応した前件部メンバーシップ関数と後件部
に対応した後件部メンバーシップ関数とを含み、前記推
論実行手段は、前記後件部メンバーシップ関数における
変数としての推論結果と推論を実行して得た前記変数と
しての推論結果に対応したグレードとの関係を示す出力
メンバーシップ関数から分散値を計算する計算手段を備
え、前記結果検証手段は、前記分散値が所定値を越えた
か否かによって分散エラーを判断する分散エラー検出手
段と、前記分散エラーの原因を解析する手段を備えて構
成される。
【0071】第25の発明に係るファジー開発支援装置
は、第24の発明のファジー開発支援装置において、前
記結果検証手段は、前記分散エラーが検出されたときに
前記出力メンバーシップ関数を表示する表示手段を備え
て構成される。
【0072】第26の発明に係るファジー開発支援装置
は、第24の発明のファジー開発支援装置において、前
記結果検証手段は、前記分散エラーが検出されたときに
前記推論実行手段が出力した前記推論結果と該推論結果
を出力するために用いた前記入力データとを格納するメ
モリを備えて構成される。
【0073】第27の発明に係るファジー開発支援装置
は、第26の発明のファジー開発支援装置において、前
記結果検証手段は、前記分散エラーが検出されたときに
所定の定数を前記推論結果として出力する出力手段を備
えて構成される。
【0074】第28の発明に係るファジー開発支援装置
は、第24の発明のファジー開発支援装置において、前
記結果検証手段は、前記推論実行手段が出力することを
期待する前記出力メンバーシップ関数の推論結果とグレ
ードとの関係を与えるために入力された波形から前記分
散値と比較するための前記所定値を計算する所定値計算
手段を備えて構成される。
【0075】第29の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行して推論結果を出力する推論実行手段と、前記
推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果を検
証する結果検証手段とを備え、前記結果検証手段は、前
記ファジールールの中に記述されている前記入力データ
を示す変数と前記推論結果を示す変数とを抽出する変数
抽出手段と、抽出された前記変数を前記ファジールール
毎に表示する表示手段とを備えて構成される。
【0076】第30の発明に係るファジー開発支援装置
は、第29の発明のファジー開発支援装置において、前
記データ入力手段は、複数のファジールールの検証を行
なうための検証用入力データを生成する入力データ生成
手段を備え、前記結果検証手段は、前記推論実行手段が
出力する後件部メンバーシップ関数のグレードがゼロと
なっているときの前記入力データを格納するデータメモ
リを備え、前記データメモリに格納されている前記入力
データを前記表示手段に表示することを特徴とする。
【0077】第31の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行して推論結果を出力する推論実行手段と、前記
推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果を検
証する結果検証手段とを備え、前記結果検証手段は、前
記推論実行手段が実行した推論に用いられた前記入力デ
ータを所定の規則に従って格納する入力データ用メモリ
を備えて構成される。
【0078】第32の発明に係るファジー開発支援装置
は、第31の発明のファジー開発支援装置において、前
記入力データ用メモリは、LRU方式のメモリを含むこ
とを特徴とする。
【0079】第33の発明に係るファジー開発支援装置
は、第31の発明のファジー開発支援装置において、前
記入力データ用メモリは、FIFO方式のメモリを含む
ことを特徴とする。
【0080】第34の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行して推論結果を出力する推論実行手段と、前記
推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果を検
証する結果検証手段とを備え、前記結果検証手段は、複
数の前記推論結果及び該推論結果を導くための前記入力
データを用いて得た前記推論結果の変化の割合を使って
該推論結果を検証する推論検証手段を備えて構成され
る。
【0081】第35の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行して推論結果を出力する推論実行手段と、前記
推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果を検
証する結果検証手段とを備え、前記結果検証手段は、前
記推論結果の変化の割合及び前記入力データの変化の割
合を用いて該推論結果を検証することを特徴とする。
【0082】第36の発明に係るファジー開発支援装置
は、第34または第35の発明のファジー開発支援装置
において、前記推論検証手段は、前記推論結果の変化の
割合と所定の値との比較によって推論を検証する手段
と、比較結果により前記入力データを格納するメモリを
備えることを特徴とする。
【0083】第37の発明に係るファジー開発支援装置
は、第34または第35の発明のファジー開発支援装置
において、前記推論検証手段は、前記推論結果の変化の
割合がゼロのときに前記入力データを抽出する抽出手段
と、抽出された前記入力データを格納するメモリを備え
て構成される。
【0084】第38の発明に係るファジー開発支援装置
は、ファジー推論に用いられる複数の入力データ及びフ
ァジールール並びに該ファジールールで用いるメンバー
シップ関数を生成するデータ入力手段と、前記データ入
力手段が生成した前記複数の入力データ、前記ファジー
ルール及び前記メンバーシップ関数を用いてファジー推
論を実行して推論結果を出力する推論実行手段と、前記
推論実行手段の実行結果を検証するとともに前記推論実
行手段で得た前記推論結果を出力する結果検証手段とを
備え、前記データ入力手段は、前記推論実行手段が実行
する前記ファジー推論の検証を行うための検証用入力デ
ータと検証用ファジールールを生成する生成手段を備
え、前記結果検証手段は、前記生成手段で生成した前記
検証用入力データに対応して前記推論実行手段が出力す
べき推論結果の期待値を記憶しており、前記検証用ファ
ジールールを前記推論実行部に適用して前記推論実行手
段が出力した前記推論結果と記憶している前記推論結果
の期待とを比較して前記ファジー推論の実行の正しさを
検証する検証手段を備えて構成される。
【0085】
【作用】第1の発明のデータ入力手段は、作成しようと
するメンバーシップ関数の変数の離散値に対応する格子
点を外部から与えられたデータに対応して複数発生す
る。例えば、データ入力手段は、前件部の横軸及び縦軸
の刻みを決定するために入力データの個数やメンバーシ
ップ関数のグレードの刻みなどに関する外部入力データ
に対応して複数の格子点を発生する。そして、データ入
力手段は、複数の格子点の中の外部から指定された格子
点を用いてメンバーシップ関数の作成を行なう。例え
ば、オペレータの指定に従って、データ入力手段は、グ
ラフ用紙のようなグリッドを持つ格子状シートを作成し
て表示する。例えば、オペレータは、入力データの個数
やメンバーシップ関数のグレードの刻みを変えることに
より、格子状グリッドのピッチを可変に設定できる。メ
ンバーシップ関数が単純なときはグリッドのピッチを粗
くするように入力データの個数を減らしたり、メンバー
シップ関数のグレードの刻みを少なくすることにより、
メンバーシップ関数を作成するための作業上のオーバヘ
ッドを軽減することができる。
【0086】第2の発明におけるデータ入力手段は、表
示手段にメンバーシップ関数を生成するための簡単な関
数の形状を示す波形を表示する。例えば、オペレータが
その波形から適当なものを画面上で割り付けることによ
って所望のメンバーシップ関数の形状を指定する。デー
タ入力手段は、割り付けられた簡単な関数の形状を示す
波形を継ぎ合わせて作成したメンバーシップ関数の形状
に座標を与えることによって一つのメンバーシップ関数
を合成する。メンバーシップ関数の入力データとグレー
ド及び推論結果とグレードとの間には一対一の対応があ
るため、あらかじめ用意されている波形によって座標を
与えるという簡単な操作で合成することができる。デー
タ入力手段が生成した複数の入力データ及びファジール
ールとともに生成されたこのメンバーシップ関数を用い
て、推論実行手段は、ファジー推論を実行する。
【0087】第3の発明における計算手段によって、例
えばオペレータは、表示手段に表示されたメンバーシッ
プ関数の基本となる形状を見ながらメンバーシップ関数
の形状を所定の規則に従った形状にのみ変形することが
可能になる。そのため、入力ミスを削減することができ
る。また、例えば、メンバーシップ関数の形状を固定長
パラメータなど表現可能な形状に限定して変形するよう
にでき、装置の構成を簡素化することができる。
【0088】第4の発明における入力データ生成手段
は、入力データを生成する。そして、検出手段が前記メ
ンバーシップ関数の傾きが所定の変化をしている点、例
えば、メンバーシップ関数の形状が三角形や台形のとき
は頂点の座標を与える入力データだけを検出する。そし
て、抽出手段が検出した入力データに対して、所定の範
囲内にある入力データをシミュレーション用の入力デー
タとしてシミュレーションすることによってファジール
ールの検証時間が短縮できる。
【0089】第5の発明における抽出手段は、無作為に
所定の個数の入力データを抽出する。そして、抽出した
データをシミュレーション用の入力データとして用い
る。これにより、全入力データをシミュレーション用デ
ータとして用いなくても検証効率をあげることができる
ので、ファジールールの検証時間を短くすることができ
る。
【0090】第6の発明におけるデータ圧縮手段は、フ
ァジー推論結果のデータを圧縮するため、データ量を削
減でき、データを記憶させる記憶装置等の削減を行うこ
とができる。
【0091】第7の発明における比較器は、圧縮された
データを比較するので、期待値と推論結果の照合が装置
内でできるので、内部の装置確認が簡単になり、期待値
のデータを記憶させる記憶装置等の削減を行うことがで
きる。
【0092】第8の発明における選択手段は、グレード
がゼロでない検証用入力データを選択するため、推論結
果がゼロでない入力データを用いてファジー推論を行う
ことができ、シミュレーション時間の短縮ができる。
【0093】第9の発明における第2のファジールール
生成手段は、第1のファジールール生成手段によって入
力データの変数と出力データの変数とを用いて生成され
たファジールールの基本形及び期待値波形設定手段によ
って設定された固定点を使って、ファジールールを生成
するので、期待値波形を満足し易いファジールールを容
易に発生させることができる。
【0094】第10発明における第2のメンバーシップ
関数生成手段は、第1のメンバーシップ関数生成手段に
よって生成されたメンバーシップ関数の基本形及び期待
値波形設定手段によって設定された固定点を使って、メ
ンバーシップ関数を生成するので、期待値波形を満足し
易いメンバーシップ関数を容易に発生させることができ
る。
【0095】第11の発明におけるメンバーシップ関数
変形手段は、比較手段の比較結果に応じてメンバーシッ
プ関数の変形を行う。そして、その変形されたメンバー
シップ関数を用いて推論実行手段で推論が実行される。
また、その推論結果と期待値とを比較してメンバーシッ
プ関数の変形を行う。それらの手順を繰り返すことによ
って期待値波形設定手段で設定した期待値波形に近い推
論結果を導出するファジー推論を行えるメンバーシップ
関数を得易くなる。
【0096】第12の発明における表示手段は、期待値
波形と実際の推論結果とを同じ座標系を用いて合わせて
表示して、それらの違いを視覚的に外部に伝えることが
できる。例えば、オペレータはその表示を見て一目で違
いを判断することができ、進行しているファジー開発の
状況を容易に把握することができる。
【0097】第13の発明における評価手段によって、
メンバーシップ関数を変形しながら期待値波形に近くな
るようにファジー推論を繰り返す時の各時点での推論結
果の差異を知ることができ、ファジー推論を繰り返すと
ともにメンバーシップ関数を変形することによる期待値
波形への近づき方を知ることができる。
【0098】第14の発明における入力範囲設定手段
は、シミュレーションを行うための検証用入力データの
範囲を所定の範囲に制限できるので、特定の部分に限っ
て期待値に推論結果を近づけることができる。そのた
め、修正することに対して不要な部分のシミュレーショ
ンを排除することができ、シミュレーション時間の短縮
ができる第15の発明における期待値波形設定手段は、
固定点の変更または追加によって、第2のルール生成手
段及び第2のメンバーシップ関数生成手段に新たな前記
ファジールール及び新たな前記メンバーシップ関数を生
成させ、それらを加えて、データ入力部及び推論実行手
段に期待値波形に近づけるためのシミュレーションを行
わせることができる。
【0099】第16の発明におけるファジールール分類
手段は、推論実行手段の推論の途中結果及び推論結果、
例えば推論結果やのその入力データに対する後件部メン
バーシップ関数のグレードなどを用いて、所定の基準に
従って分類することで全ルールをある共通な性質を持っ
たルールセットに分類でき、個々のルールが推論結果を
導くのにどのように寄与しているか調べることができ
る。
【0100】第17の発明におけるルール抽出手段は、
推論実行における推論結果に寄与するファジールールを
抽出するので、抽出されたファジールールを検討するこ
とでファジー開発が容易になる。
【0101】第18の発明におけるルール抽出手段は、
ファジールールの後件部メンバーシップ関数が一致する
複数のファジールールの中で後件部メンバーシップ関数
のグレードが最大のファジールールを抽出する。そし
て、このファジールールは、min−max−重心法に
よるファジー推論を実行することによって導かれた推論
結果に寄与するファジールールである。従って、抽出さ
れたファジールールを検討することによってファジー開
発が容易になる。
【0102】第19の発明における累算手段は、メモリ
に記憶されているグレードを後件部メンバーシップ関数
毎に累算してその累算値をメモリに対して出力する。そ
して、累算値はメモリに記憶されているので、その累算
値を検討することによって、ファジールールが推論結果
を与える寄与度を評価することが可能になる。
【0103】第20の発明における評価手段は、比較結
果に基づいて、例えば所定の値以下のファジールールを
抽出するので、推論実行手段が行う推論によって得られ
る推論結果に寄与していないファジールールなどを容易
に識別することができる。
【0104】第21の発明における警告手段が警告を発
するか否かで、指定された範囲の推論結果が所定の値に
対してどのような関係にあるかを識別することができ
る。
【0105】第22の発明における制御手段によって、
しきい値記憶手段と範囲指定手段の記憶手段とが記憶し
ているデータを切り替えて用いることで出力メンバーシ
ップ関数の推論結果とグレードとの詳しい形状を特定す
ることができる。
【0106】第23の発明における表示手段には、解析
手段で解析された推論結果とそれに対応するグレードが
表示されるので、警報手段が発する警報と合わせて検討
することで出力メンバーシップ関数のグレードの詳しい
形状を特定することができる。
【0107】第24の発明における計算手段によって計
算される分散値を用いて分散エラー検出手段で分散エラ
ーを判定でき、さらに分散エラーの原因の解析手段によ
って分散エラーの原因を知ることができるので、分散エ
ラーが起こらないようなファジールールを作成すること
ができ、信頼性の高いファジー制御を行うことができ
る。
【0108】第25の発明における表示手段は、分散エ
ラーが検出されたときに出力メンバーシップ関数を表示
して、分散エラーが発生した原因を解析し易くする。
【0109】第26の発明におけるメモリは、分散エラ
ーが検出されたときの推論結果と入力データとを格納す
ることで、分散エラーの解析を容易にする。
【0110】第27の発明における出力手段は、分散エ
ラーが検出されたときに所定の定数を推論結果として出
力することによって、分散エラーが発生している出力す
るのが好ましくない推論結果が出力されるのを防止す
る。
【0111】第28の発明における所定値計算手段は、
波形から所定値を計算するので、所定値を波形で入力で
き、所定値の入力が容易になる。
【0112】第29の発明における変数抽出手段で抽出
された入力データの変数と推論結果の変数とをそれらの
対応がわかるように表示手段が表示することによって、
ファジールールの記述の誤りを検出し易くする。
【0113】第30の発明におけるデータメモリには、
推論を実行したとき後件部メンバーシップ関数のグレー
ドとしてゼロを与える入力データが記憶されており、検
証用入力データを用いて全ての範囲をシミュレーション
して、記憶されている推論結果の範囲を調べることによ
って、ファジールールの記述の誤りを検出することが容
易になる。
【0114】第31の発明における入力データ用メモリ
によって、入力データの使用状況を把握を可能にする入
力データの収集ができる。
【0115】第32の発明における入力データ用メモリ
は、LRU方式のメモリであることから、頻繁に使用さ
れる入力データの収集ができる。
【0116】第33の発明における入力データ用メモリ
は、FIFO方式のメモリであることから、最も新しい
ものから順に使用された入力データの収集ができる。
【0117】第34の発明における推論結果検証手段
は、推論結果の変化の割合で推論結果を検証することが
でき、例えば推論結果の値と合わせて検証することでフ
ァジールール等の評価を多面的に行える。
【0118】第35の発明における推論結果検証手段
は、推論結果の変化の割合及び入力データの変化の割合
で推論結果を検証することができ、例えば推論結果の値
と合わせて検証することでファジールール等の評価を多
面的に行える。
【0119】第36の発明における推論結果検証手段
は、推論結果の変化の割合が所定のしきい値と比較する
ことによって、その値が急激に変化している推論結果を
検出することができ、推論結果の検証を容易に行える。
【0120】第37の発明における抽出手段は、推論結
果の変化量がゼロの時の入力データを抽出することによ
って、設計したファジールールによって所定の応答を生
成することができているか否かの判断が容易になる。
【0121】第38の発明における検証手段は、推論実
行手段が正しく動作しているか、例えばファジー開発支
援装置の動作開始時に装置の動作が正しく行われている
か否かを、検証用入力データ及び検証用ファジールール
を用いて得た推論結果と推論結果の期待値とを比較して
検証することができる。
【0122】
【実施例】以下、この発明の第1実施例によるファジー
開発支援装置について説明する。この発明の第1実施例
によるファジー開発支援装置のデータ入力部の構成を図
1に示す。
【0123】この発明の第1実施例によるファジー開発
支援装置は、データ入力部が従来のファジー開発支援装
置と異なる。データ入力部1aは、入力データを生成す
るための入力データ生成器5、ファジールールを作成す
るためのファジールール作成器6、メンバーシップ関数
を作成するためのメンバーシップ関数生成器7a、メン
バーシップ関数生成器7aで生成されたメンバーシップ
関数を表示するための表示部8a及び表示部8aが表示
するメンバーシップ関数の座標のピッチを指定するグリ
ッドピッチ指定部8bから構成されている。
【0124】次に、データ入力部1aの動作について説
明する。まず、入力データ生成器5において、入力デー
タが生成される。
【0125】入力データは、被制御システム4から与え
られるデータより生成されるか、あるいは内部で自動生
成される。
【0126】そして、ファジー開発支援装置において、
入力データが被制御システム4から与えられるデータを
用いて、ファジー制御が実行される。また、ファジー開
発支援装置では、入力データ生成器5で自動生成される
入力データを用いて、ファジールール検証などを目的と
したシミュレーションが実行される。
【0127】また、ファジールール作成器6とメンバー
シップ関数生成器7aにおいて、ファジールールとそれ
に対応するメンバーシップ関数が作成される。ファジー
ルール作成器6が作成する各ルールの前件部と後件部と
に対応するように、メンバーシップ関数生成器7aがメ
ンバーシップ関数をそれぞれ生成する。
【0128】メンバーシップ関数生成器7において、メ
ンバーシップ関数の作成には、図2に示すグラフ用紙の
ような格子状シートが用いられる。図において、格子状
シートの縦軸はグレードを表し、横軸は入力データまた
は推論結果を表す。データ入力部1aには、入力装置
(図示せず)及び表示部8aが接続されており、格子状
シートは、その表示部8aに表示される。
【0129】まず、オペレータは、格子ピッチを決定す
るため、横軸及び縦軸の刻みに関するデータを入力装置
で入力する。例えば、前件部のメンバーシップ関数の横
軸及び縦軸の刻みを決定するためには、入力データの数
及びグレードをどの程度の刻みで分割するかを入力す
る。また、後件部のメンバーシップ関数の横軸及び縦軸
の刻みを決定するためには、推論結果の入力数及びグレ
ードをどの程度の刻みで分割するかを入力する。
【0130】つまり、グリッドピッチ指定部8bでは、
入力されたデータに応じてメンバーシップ関数の横軸及
び縦軸の刻みを決定し、格子状シートの格子のピッチを
自由に設定することができる。通常、作成したい形状が
複雑で設定精度が必要なときは格子ピッチが細かく設定
し、単純で精度よりも簡単にすばやく生成したいときに
は荒く設定する。
【0131】格子ピッチが設定されると、その格子ピッ
チに合わせてデータが入力されるように、表示部8a
は、各入力データに対応する格子シートの横軸に垂直な
縦線を発生する。同様に、表示部8aは、各グレードに
対応する格子シートの縦軸に垂直な横線を発生する。表
示部8aは、発生した格子状シートを図2(a)に示す
ようにその画面に表示する。
【0132】そして、メンバーシップ関数生成器7a
は、表示部8aが発生した格子状シートの格子点に対応
するデータのみを受け付ける。例えば、表示部8aの画
面に表示された格子状シートを見ながらオペレータがマ
ウスを使って格子状シート上に表示されたカーソルを移
動させてメンバーシップ関数の入力を行う場合には、メ
ンバーシップ関数生成器7aは、マウスがクリックされ
た時点のカーソル位置に最も近い格子点の入力データ及
びグレードを入力されたデータと判断する。例えば、格
子点以外の位置でマウスがクリックされても、カーソル
の位置を示す数値を丸めるなどして格子点の位置を示す
値以外のデータが入力されるのを防ぐ。
【0133】メンバーシップ関数は、指定された格子点
をメンバーシップ関数生成器7aが直線で補完して作成
する。
【0134】図2(b)は細かいピッチを用いて釣り鐘
型に近い形状のメンバーシップ関数を作成した例であ
り、図2(c)は荒いピッチを用いて三角形のメンバー
シップ関数を作成した例である。
【0135】図2(b)では縦9分割横12分割の格子
を用いているので指定可能な点は計130個あるが、図
2(c)では縦3分割横4分割の格子を用いているので
計20個しかない。
【0136】このように第1実施例によるファジー開発
支援装置によれば、メンバーシップ関数は格子状シート
を用いて作成され、その格子状シートのピッチはグリッ
ドピッチ指定部8bによって自由に設定可能である。メ
ンバーシップ関数生成器7aが表示する格子のピッチ
は、オペレータがグリッドピッチ指定部8bに与える入
力データ数及びグレードの刻み等の情報によって任意に
設定できる。そのため、メンバーシップ関数として三角
形のような単純な形状を指定するときには、入力データ
の数を減らすとともにグレードの刻みを少なくするなど
して格子ピッチを大きくとることにより、作成時に考慮
するシート上の格子点数を減らすことができる。そのた
め、メンバーシップ関数作成作業の効率化が図れると同
時に格子点の入力ミスも少なくできる。
【0137】なお、第1実施例によるファジー開発支援
装置において、ファジールールにはif−then形式
のルールを用いているとしたが、メンバーシップ関数を
用いるルールであればどのような形式でもよく、上記実
施例と同様の効果を奏する。
【0138】また、ファジー推論には、min−max
重心法を用いた例を説明したが、メンバーシップ関数を
用いる推論法であればどのような推論法でもよく、上記
実施例と同様の効果を奏する。
【0139】次に、この発明の第2実施例によるファジ
ー開発支援装置を図4に示す。第2実施例によるファジ
ー開発支援装置は、従来のファジー開発支援装置とデー
タ入力部が異なる。図4は、第2実施例によるデータ入
力部の構成を示すブロック図である。
【0140】第2実施例のデータ入力部において、メン
バーシップ関数を生成するための入力に関する機能が第
1実施例と異なるだけである。従って、図3に示したフ
ァジー開発支援装置における入力データ生成器5及びフ
ァジールール作成器6については図2に示したファジー
開発支援装置と同じ機能を有する。また、ファジールー
ル作成器6とメンバーシップ関数生成器との関係も同様
である。第1実施例によるデータ入力部と第2実施例に
よるそれとが異なるのは、メンバーシップ関数の頂点を
生成するための頂点座標生成部8aが追加されているこ
とである。第2実施例によるデータ入力部1bには第1
実施例によるデータ入力部1aと同様に入力装置(図示
せず)が接続されている。そして、データ入力部1bは
表示部を備えている。
【0141】次に、この発明の第2実施例によるメンバ
ーシップ関数生成器7aについて説明する。図3はデー
タ入力部1bの構成を示すブロック図である。図におい
て、8aは表示部、8bは表示部に表示する格子状シー
トのグリッドピッチを指定するグリッドピッチ指定部、
8cは表示部に表示するメンバーシップ関数の頂点座標
を生成する頂点座標生成部、8dは頂点座標生成部8c
が生成した頂点を用いてメンバーシップ関数を生成する
メンバーシップ関数生成部である。なお、マウスなどの
入力装置は、頂点座標生成部8cに接続される。メンバ
ーシップ関数生成器7aでは、ファジールールに対応し
てメンバーシップ関数が作成される。
【0142】以上の手順を図4に示したフローチャート
に沿って説明する。メンバーシップ関数生成器7aは、
ステップST1で、オペレータがグリッドピッチ指定部
8bを用いて指定したグリッドピッチによって、格子状
シートと補助シートとを作成して、表示部8aに格子状
シート及び補助シートを表示させる。
【0143】例えば、メンバーシップ関数の形状は、図
5(a)に示すグラフ用紙のような格子状のシートと、
2つの補助シートを用いて作成される。図5(a)にお
いて、9が格子状シートで、10と11が補助シートで
ある。格子状シート9の縦軸はグレードを表し、横軸は
入力データまたは推論結果を表す。補助シート10は右
上がりの直線があらかじめ描かれており、補助シート1
1には右下がりの直線があらかじめ描かれている。
【0144】メンバーシップ関数の形状の作成は、図5
(b)から図5(d)の順に行われる。図5(b)では
補助シート10に描かれた右上がりの直線を格子状シー
ト9にコピーする。コピーは例えばマウスを用いて補助
シート10と格子状シート9を交互にクリックして行う
方法を用いる。補助シート10を格子状シート9にコピ
ーすることによりメンバーシップ関数の左側の斜辺が設
定できる。この時、頂点座標生成部8cは、台形の左側
の斜辺と台形の上底及び下底とで決まる2つの頂点の座
標を生成する。そして、その座標に基づいてメンバーシ
ップ関数の一部分(台形の左斜辺)が格子状シート9に
表示される。
【0145】次に、図5(c)では、図5(b)と同様
の方法を用いて格子状シート9に補助シート11に描か
れた右下がりの直線を格子状シート9にコピーする。こ
の時、頂点座標生成部8cは、台形の右側の斜辺と台形
の上底及び下底とで決まる2つの頂点の座標を生成す
る。台形の上底はグレードが「1」のレベルにあり、台
形の下底はグレードが「0」のレベルにある。そして、
その座標に基づいてメンバーシップ関数の一部分(台形
の右斜辺と上底)がさらに格子状シート9に表示され
る。
【0146】最後に、台形の高さを設定する。格子状シ
ート9上に描かれた右上がりの直線と右下がりの直線の
グレードが所定の1以上の部分をカットすると、台形の
メンバーシップ関数が作成できる。このとき、頂点座標
生成部8cは、台形の上底の両端の2つの頂点の座標を
変更する。
【0147】または、図5(d)に示すように、必要に
応じて台形の頂点を動かしてメンバーシップ関数を変形
し、その後に高さを設定する。このとき、頂点座標生成
部8cは、移動された台形の頂点の座標を変更し、台形
の上底の両端の頂点の座標を変更する。そして、頂点座
標生成部8cは、メンバーシップ関数の各頂点の座標を
表示部8aに出力し、表示部8aにその座標に基づいた
メンバーシップ関数の全体の形状を格子状シート9に表
示される。この装置では、メンバーシップ関数作成時に
おいて格子状シート9の格子ピッチを意識するのはメン
バーシップ関数の変形時だけですむ。
【0148】メンバーシップ関数は、指定された格子点
をメンバーシップ関数生成器7aが直線で補完して作成
する。従って、推論に用いられる全てのメンバーシップ
関数をあらかじめ用意されている部分的な波形を表示す
る補助シートによって座標を与えるという簡単な操作で
合成することができる。
【0149】図6に標準的なメンバーシップ関数の形状
を示す。図6(a)にはS型、図6(b)にはZ型、図
6(c)にはΛ型、図6(d)にはΠ型、図6(e)に
はI型を示す。ここで、メンバーシップ関数の基本的形
状は台形(Π型)であるとしてメンバーシップ関数の作
成を行うものとする。つまり、Λ型(三角形)は台形の
上底の長さが0であるものであり、S関数は台形の右の
斜辺が垂直で入力データの最大値と一致するものであ
り、Z関数は台形の左の斜辺が垂直で入力データの最小
値と一致するものである。そして、補助シートは、台形
の左右の斜辺を与えるものとする。
【0150】以上のように第2実施例によるファジー開
発支援装置によれば、三角形や台形の傾斜部分を補助シ
ートを用いて指定できる。そのため、メンバーシップ関
数の形状作成時に格子状シート9の格子ピッチを意識し
ないですむので、作業上のオーバーヘッドを減らすこと
ができる。
【0151】なお、ファジールールはif−then形
式のルールを用いているとしたが、メンバーシップ関数
を用いるルールであればどのような形式でもかまわな
い。ファジー推論はmin−max重心法で行っている
としているが、メンバーシップ関数を用いる推論法であ
ればどのような推論法でもよい。
【0152】また、補助シートを2つ用いているが、1
つ以上あればいくらであっても良く、直線の傾きが異な
る複数の補助シートを用意するなどしても良く、上記実
施例と同様の効果を奏する。そして、補助シートの中で
は直線の傾きを用いているが、釣り鐘関数のような曲線
や矩形であっても良く、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
【0153】また、補助シートで基本となる図形を指定
する代わりに、あらかじめ基本となる図形を発生させて
おいてその頂点の座標を変更するようにしても良く、上
記実施例と同様の効果を奏する。
【0154】次に、この発明の第3実施例によるファジ
ー開発支援装置について説明する。図7は、この発明の
第3実施例によるファジー開発支援装置のデータ入力部
の構成を示すブロック図である。第3実施例のファジー
開発支援装置におけるデータ入力部1cが従来のデータ
入力部1と異なる。図7に示したデータ入力部1cの入
力データ生成器5及びファジールール作成器6並びにフ
ァジー推論実行部2及び出力部3は従来のファジー開発
支援装置のそれと同一であり、詳しい説明は省略する。
【0155】図7において、7aはメンバーシップ関数
生成器、12aはメンバーシップ関数生成器7aで生成
されたメンバーシップ関数を表示するための表示部、1
2bは表示部12aが表示するメンバーシップ関数の頂
点を示す座標を生成する頂点座標生成部、12cはメン
バーシップ関数の頂点の移動可能な位置を計算する移動
可能座標計算部である。
【0156】メンバーシップ関数生成器7aでは、ファ
ジールールで用いられるメンバーシップ関数が作成され
る。メンバーシップ関数の形状は、例えば図8(a)に
示すグラフ用紙のような格子状のシートを用いて作成さ
れる。
【0157】格子状シートの縦軸はグレードを表し、横
軸は入力データまたは推論結果を表す。縦軸のグレード
はここでは13の点に分割され、横軸は18の点に分割
されている。
【0158】いま、このファジー開発支援装置に用いら
れるメンバーシップ関数は固定長のパラメータで表現可
能な形状に制限されている場合を考える。
【0159】ここでは、固定長パラメータとして図8
(b)のような6ビットの固定長パラメータ13を考え
る。パラメータ13は三角形のメンバーシップ関数を作
成するパラメータであるとする。そして、パラメータ1
3の最上位2ビットとそれに続く2ビットはそれぞれ左
右の斜辺の傾きを指定し、下位2ビットで三角形の中心
位置を指定する。斜辺の傾きは“2ビットの値+1”で
指定され、中心位置は“(2ビットの値+1)*3”で
あるとする。
【0160】例えば、パラメータ13が“10101
1”のときには、左辺の傾きは“2+1=3”,右辺の
傾きは“2+1=3”,中心位置は“(3+1)*3=
12”となるので、メンバーシップ関数は図8(b)の
ような形状になる。
【0161】パラメータ13が、メンバーシップ関数生
成器7aに入力される。メンバーシップ関数生成器7a
では、パラメータ13を解析して、解析結果を頂点座標
生成部12bに出力する。頂点座標生成部12bは、そ
の解析結果に応じて格子状シートの縦軸及び横軸の刻み
とメンバーシップ関数の各頂点の座標を生成して表示部
12aに出力する。
【0162】次に、表示部12aに表示された図8
(b)の関数を変形することを考える。ここでの変形操
作は三角形の頂点を格子状シートの格子点に指定して行
うものとし、点の指定は頂点座標生成部12bに接続さ
れたマウスを用いて三角形の頂点のクリックと移動する
格子点へのクリックにより行うものとする。まず、左辺
の傾斜の変形操作を図8(c)を用いて説明する。左辺
の変形では1度目のクリックとして三角形の左側の頂点
のクリックが行われる。
【0163】このとき、移動可能座標計算部12cで
は、○で示すような変形可能点を計算する。計算は固定
長パラメータの上位2ビットを用いて行われる。そし
て、頂点を移動すべき点にカーソルを移動して2度目の
クリックが行われる。
【0164】もし、クリックが変形可能点上に無い場合
には、頂点座標生成部12bは頂点の移動は行わずに、
もう一度クリックを待つ。もし、クリックが変形可能点
に載ったときには頂点の移動が行われる。例えば2度目
のクリックが変形可能点A1上に行われたときに、左辺
は一点鎖線のように変形される。即ち、頂点座標生成部
12bが、頂点A1の座標を用いてパラメータ13の書
換を行い、”011011”となる。このような変形可
能点の計算は、右辺を変形するときにも行われる。
【0165】また、三角形の平行移動を行う時の様子を
図8(d)に示す。三角形の平行移動を行う時には三角
形の(真ん中の)頂点がクリックされる。頂点A2がク
リックされると、移動可能座標計算部12cが頂点A2
の移動可能点を計算し、頂点座標生成部12bが表示部
12aに移動可能点を表示させる。計算された変形可能
点は、この図8(d)のようになる。変形可能点○の計
算は、右辺の変形ではパラメータ13の真ん中の2ビッ
トが、平行移動では下位2ビットが、それぞれ用いられ
る。
【0166】この方法では、メンバーシップ関数変形後
も固定長パラメータ13で表現可能なメンバーシップ関
数が得られることが保証される。メンバーシップ関数
は、頂点座標生成部12bが出力する固定長パラメータ
13を用いて、メンバーシップ関数生成器7aが作成す
る。
【0167】このように、第3実施例のファジー支援開
発装置によれば、メンバーシップ関数の変形可能点を計
算し、関数の頂点の移動を変形可能点上のみに限定する
ため、変形後のメンバーシップ関数も固定長パラメータ
で表現可能な範囲であることが保証され、設定不可能な
関数変形を行うことによる作業上のオーバーヘッドを減
らすことができる。
【0168】なお、上記実施例では、メンバーシップは
if−then形式のルールを用いているとしたが、メ
ンバーシップ関数を用いるルールであればどのような形
式でもかまわない。ファジー推論はmin−max重心
法で行っているとしているが、メンバーシップ関数を用
いる推論法であればどのような推論法でもよい。
【0169】また、上記実施例では、メンバーシップ関
数として三角形を用いたが他の形状でもよく、上記実施
例と同様の効果を奏する。
【0170】また、上記実施例では変形可能点を表示し
たが、変形可能点を表示しなくてもよい。また頂点の移
動先をマウスによりポインティングしているが、タブキ
ーなどを用いて移動するようにしてもよい。
【0171】次に、この発明の第4実施例によるファジ
ー開発支援装置について説明する。図9はこの発明の第
4実施例によるファジー開発支援措置の構成を示すブロ
ック図である。第4実施例のファジー開発支援装置もデ
ータ入力部に特徴を有する。
【0172】図9において、ファジー推論実行部2及び
出力部3並びにデータ入力部1d内部のファジールール
作成器6及びメンバーシップ関数生成器7については従
来と同じ構成である。図9に示すファジー開発支援装置
が従来と異なるのは、入力データを生成する入力データ
生成器14の構成である。
【0173】図9において、15はシミュレーション用
の入力データを生成するSIM入力生成器、16は外部
入力データ17とシミュレーション用の入力データとの
選択を行うマルチプレクサである。外部入力データ17
は被制御システム4から入力されるデータである。
【0174】次に、図9に示したファジー開発支援装置
の動作を説明する。このファジー開発支援装置では、被
制御システム4のファジー制御とファジールール検証を
目的としたシミュレーションとが実行可能である。被制
御システム4のファジー制御を行う場合、マルチプレク
サ16は外部入力データ17を選択する。
【0175】そして、データ入力部1dの出力を受け
て、ファジー推論実行部2で計算される推論結果は、被
制御システム4に制御信号として出力される。
【0176】次に、ファジールール検証を目的としたシ
ミュレーションが実行される場合の例として、数7及び
図10に示されたファジールール及びメンバーシップ関
数の検証を行う場合を説明する。
【0177】
【数7】
【0178】数7において、x0 ,x1 は入力データ
で、yは出力データである。A0 ,A1 ,B0 ,B1 ,
P0 ,P1 はメンバーシップ関数である。ここでは、図
10に示すように、メンバーシップ関数A0 ,A1 ,B
0 ,B1 の形状は全て三角形であるとする。
【0179】a0 t,a1 t,b0 t,b1 tは各メン
バーシップ関数A0 ,A1 ,B0 ,B1 の頂点の横軸座
標値を表し、a0 f,a1 f,b0 f,b1 f及びa0
b,a1 b,b0 b,b1 bはそれぞれ左側と右側の頂
点の横軸座標を示す。
【0180】シミュレーションが実行されるとき、まず
SIM入力データ生成器15では入力データの値として
三角形のメンバーシップ関数の3つの頂点の周辺の入力
データがシミュレーション用入力データとして計算され
る。
【0181】3つの頂点の周辺の入力データは、“横軸
座標値+/−オフセット”の範囲にある入力データであ
る。例えば、図10において、オフセットが1のときに
生成される入力データx0 は、斜線の領域で示された
(a0f-1,a0f,a0f+1,a0t-1,a0t,a0t+1,a0b-1,a0b,a0b+1,
a1f-1,a1f,a1f+1,a1t-1,a1t,a1t+1,a1b-1,a1b,a1b+1 )
である。また、入力データx1 は、斜線の領域で示され
た(b0f-1,b0f,b0f+1,b0t-1,b0t,b0t+1,b0b-1,b0b,b0b+
1,b1f-1,a1f,b1f+1,b1t-1,b1t,b1t+1,b1b-1,b1b,b1b+1
)となる。
【0182】これらの入力データとファジールールから
ファジー推論実行部2で推論結果が計算されることによ
りシミュレーションが実行される。計算された推論結果
は被制御システム4には出力されずに表示装置(図示せ
ず)などを用いて検証者に知らされる。
【0183】計算された推論結果によって得られる入力
データと推論結果の関係は全体のごく一部分である。し
かし、メンバーシップ関数A0 ,A1 ,B0 ,B1 は三
角形なので、頂点間では単調増加関数または単調減少関
数である。従って推論結果は頂点とその周辺の入力デー
タから計算された推論結果から類推することができるた
め、シミュレーション結果から全体の応答がオペレータ
に把握できる。
【0184】次に、図11にSIM入力データをメンバ
ーシップ関数を用いて作成するSIM入力データ生成器
15aを備えるデータ入力部1eを示す。ここで用いて
いるSIM入力データ生成器15aは、図12に示すよ
うな構成を有する。即ち、頂点座標検出器18は、メン
バーシップ関数を入力し、頂点の座標を検出する。そし
て、検出した頂点の座標をオフセット加算器19に対し
て出力する。オフセット加算器19には、外部からオフ
セットを与える信号が入力されている。オフセット加算
器19は、頂点座標検出器18が検出した頂点の座標に
オフセットを加えてSIM入力データとして出力する。
【0185】図13は、頂点の座標を検出する頂点座標
検出器の構成を示すブロック図である。図13に示すよ
うに、出力バッファ21には、入力データが順次入力さ
れる。そして、メンバーシップ関数が比較器20に入力
されている。比較器20では、出力バッファ21に入力
されている入力データに対応するメンバーシップ関数の
グレードと「0」または「1」との比較が行われ、
「0」または「1」のグレードであった場合にそれを示
す信号が出力バッファ21に与えられる。出力バッファ
21は、比較器20から信号を受けて選択的に入力デー
タを頂点の座標として出力する。
【0186】次に、図14のフローチャートを用いて台
形の頂点座標を生成する手順を説明する。まず、ステッ
プST10で、入力データX0 、比較値K及び比較のス
テップiに初期値を与える。ステップST11で、比較
ステップiの切り替えを行う。即ち、台形には、4つの
頂点があるため4つのステップで頂点座標の検出を行
う。i=1の時には、ステップST12からステップS
T21に進む。そして、ステップST21及びステップ
ST22で、入力データx0 の値を1つづつ増やしなが
らグレードが「0」でない点を検出する。そして、検出
された点を頂点の座標として出力する(ステップST2
3)。そして、その頂点の座標にウエイトオフセットを
与える(ステップST24)。そして、kの値を「0」
から「1」に変更して(ステップST25)、iの値を
切り替えて(ステップST11)さらに処理を続ける。
i=2の時には、ステップST12からステップST1
6に進む。そして、ステップST16及びステップST
17で、入力データx0 の値を1つづつ増やしながらグ
レードが「1」の点を検出する。そして、検出された点
を頂点の座標として出力する(ステップST18)。そ
して、その頂点の座標にウエイトオフセットを与える
(ステップST19)。そして、kの値を「1」から
「0」に変更して(ステップST20)、iの値を切り
替えて(ステップST11)さらに処理を続ける。i=
3及びi=4の時も同様に処理を行う。
【0187】第4実施例によるファジー開発支援装置に
よれば、シミュレーション用の入力データを作成するS
IM入力データ生成器15を設け、SIM入力データ生
成器15では三角形の頂点の周辺の入力データをシミュ
レーション入力データとして生成するようにしたので、
シミュレーションによるファジールールの検証を少ない
入力データで行うことができるので、検証時間を短くす
ることができる。
【0188】また、ルール形状に着目した入力データを
選択するので、少ないデータで検証効率を向上させるこ
とができる。
【0189】なおこの発明では、ファジールールはif
−then形式のルールを用いているとしたが、メンバ
ーシップ関数を用いるルールであればどのような形式で
もかまわない。
【0190】また、ファジー推論はmin−max重心
法で行っているとしているが、メンバーシップ関数を用
いる推論法であればどのような推論法でもよい。
【0191】またメンバーシップ関数が三角形から台形
になっても、扱う頂点3つから4つに増えるだけでこの
発明と同様の扱いが行われる。
【0192】さらに、入力データとして乱数や疑似乱数
を用いてもよい。図15に乱数発生器の構成を示す。図
15において、22はDラッチ、23は排他的論理和回
路である。図15に示した乱数発生器は、4ビットの入
力データを発生する。この乱数発生器を図9に示したS
IM入力データ生成器15として用いることで、シミュ
レーションの時間を短縮することができる。
【0193】またここでは、頂点の周辺の入力データを
扱うことにしたが、図10(b)の矢印Ar1で示した
範囲のようにグレードが0以外の入力データをシミュレ
ーション用入力データとしてもファジールールの検証を
少ない入力データで行うことができる。図16は、適合
度が「0」でない入力データを出力するための検出器の
構成を示す図である。図17はその検出器の動作を示す
フローチャートである。まず、入力データx0 の初期値
が与えられる(ステップST30)。図16に示すよう
に、出力バッファ26には、入力データが順次入力され
る(ステップST31)。そして、その入力データに対
応するグレードが比較器25に入力されている。比較器
25では、出力バッファ26に入力されている入力デー
タに対応するメンバーシップ関数のグレードと「0」と
の比較が行われ(ステップST32)、「0」のグレー
ドであった場合にそれを示す信号が出力バッファ26に
与えられる。出力バッファ26は、比較器25から信号
を受けて選択的に入力データを頂点の座標として出力す
る(ステップST33)。このように、グレードが
「0」の入力データを省くことで重要な部分のシミュレ
ーションを行うことができ、シミュレーション時間の短
縮につながる。
【0194】また、この発明においてシミュレーション
結果をデータ圧縮して出力することも可能であり、それ
によって出力データの量を削減することができる。図1
8は、データ圧縮器を備えるファジー開発支援装置の構
成を示すブロック図である。図において、28は出力部
3aに設けられファジー推論実行部2が出力した推論結
果のデータ圧縮を行うデータ圧縮器、29がデータ圧縮
器28を制御するデータ圧縮制御回路である。通常の外
部入力データを処理するときは、データ圧縮器28が動
作しないようにデータ圧縮制御装置29が働く。データ
圧縮器28の一例を図19に示す。図19に示したデー
タ圧縮器は、4ビットのデータD1〜D4を圧縮する。
図19において、30はDラッチであり、31は排他的
論理和回路である。
【0195】圧縮データを期待値と比較するように構成
してもよくそれによって、期待値データも圧縮すること
ができ、期待値データの量を削減することができる。図
20は、データ圧縮器及び比較器を備えるファジー開発
支援装置の構成を示すブロック図である。図において、
28は出力部3bに設けられファジー推論実行部2が出
力した推論結果のデータ圧縮を行うデータ圧縮器、33
は外部から与えられる期待値データ32を記憶するメモ
リ、34はデータ圧縮器28が出力した圧縮されたデー
タとメモリ33が記憶している期待値データを比較する
比較器である。
【0196】次に、第5実施例によるファジー開発支援
装置について説明する。図21は第5実施例によるファ
ジー開発支援装置のデータ入力部の構成を示すブロック
図である。図21において、40は入力データと推論結
果を指定する入出力設定部、41はメンバーシップ関数
の形状を指定する関数形状設定部、43は指定された入
力データの数と推論結果の数を用いてファジールールを
生成するルール作成器、44は指定されたメンバーシッ
プ関数の形状を作成する関数作成器、45は入力データ
と推論結果の関係の期待値を波形で保持する波形格納
器、46は波形上に設定された固定点を格納する固定点
格納器、47はファジールールのコピーと修正を行うル
ールジェネレータ、48はメンバーシップ関数のコピー
と変形を行う関数ジェネレータ、49はファジールール
によって計算される推論結果が波形格納器46の波形に
近づくようにメンバーシップ関数をモディファイするル
ールモディファイアである。また、入力データ生成器5
は第一の発明で用いられたものと同一のものである。
【0197】また、図22にルールモディファイア49
の内部構成を示す。図中、50と51はファジールール
とメンバーシップ関数を格納するメモリ、52は期待値
波形とシミュレーションで計算された推論結果との差の
絶対値を計算するアブソリュータ、53はしきい値を格
納するしきい値レジスタ、54はアブソリュータ52と
しきい値レジスタ53の出力を比較する2入力の比較
器、55は入力データに位置検出を行う位置検出器、5
6はメンバーシップ関数の変形を行う関数モディファイ
アである。
【0198】次に、動作について説明する。はじめに初
期設定が行われる。ここで行われる設定は、ファジール
ールの入力データと推論結果の設定、メンバーシップ関
数の形状の設定、入力データと推論結果の関係を示す期
待値波形の設定、波形上の固定点の設定の4つである。
【0199】入力データと推論結果は、入出力設定部1
7に設定される。例えば2入力1出力のファジー推論を
行うときには、入力データとして“x0 ”,“x1 ”、
推論結果として“y”、といった設定が行われる。メン
バーシップ関数の形状は関数形状設定部41に設定され
る。ここでは、例えば“三角形”,“台形”等の形状を
示す値が設定される。
【0200】入力データと推論結果の関係を示す期待値
波形は、波形格納器46に設定される。期待値波形の例
を図23(a),(b)に示す。期待値波形は1つの入
力と1つの出力に関して2次元座標上に指定される。そ
のとき他の入力データはある値に固定される。図23
(a),(b)では入力データx0 をα0 とα1 に固定
し、入力データx1 と推論結果yの期待値が波形で指定
されている。
【0201】波形上の固定点は、固定点格納器45に設
定される。この固定点は期待値波形上に指定される。固
定点の数は、自動生成されるファジールールの数と一致
する。例えば、図23(a),(b)のように固定点β
0 ,β1 ,β2及びβ3,β4,β5が指定されたとき
には、固定点格納器45には各固定点の座標にx0 の値
を加えパラメータとして、β0 :(α0 ,k0,y0),β
1 :(α0 ,k1,y1),β2 :(α0 ,k2,y2)、β3
:(α1 ,k3,y0),β4 :(α1 ,k4,y1),β5
:(α1 ,k5,y2)のような設定が行われる。このと
き計6つのファジールールが設定されることになる。
【0202】以上の初期設定が終了すると、図21に示
したハードウエアが動作し、ファジールールの自動生成
が行われる。次に、動作を図24のフローチャートを用
いて説明する。
【0203】ステップST40では、ルール作成器43
において入出力関係を満たすファジールールがルール作
成器43で作成される。入出力設定部40に設定されて
いる入出力関係は、入出力データが“x0 ”,“x1 ”
の2つで、推論結果が“y”である。このときルール作
成器43では、メンバーシップ関数を表すラベルA0,
B0 ,P0 が生成され、その後ファジールールが生成さ
れる。これが数8に示されたファジールールである。
【0204】
【数8】
【0205】これと同時に、関数作成器44においてメ
ンバーシップ関数が生成される(ステップST41)。
ここで生成されるメンバーシップ関数は関数形状設定部
41に指定された形状を満たす必要がある。ここで関数
形状設定部41に“三角形”が指定されているとする
と、生成される関数は図25(a)のようになる。
【0206】次に、複数のファジールールとメンバーシ
ップ関数の生成が行われる。前者はルールジェネレータ
47で行われる。また、後者は関数ジェネレータ48で
行われる。
【0207】ルールジェネレータ47では、固定点格納
器45に格納された固定点の数のファジールールが生成
される(ステップST42)。ファジールールの生成
は、ファジールールのコピーとメンバーシップ関数を表
すA0 ,B0 ,P0 のようなラベルの変更によって行わ
れる。コピーされるファジールールは、ルール作成器の
ファジールール(図15(a))が用いられる。メンバ
ーシップ関数のラベルは、固定点から決められる。ここ
では格納されている固定点は、β0 :(α0 ,k0,y
0),β1 :(α0 ,k1,y1),β2 :(α0 ,k2,y
2),β3 :(α1 ,k3,y0),β4 :(α1 ,k4,y
1),β5 :(α1 ,k5,y2)のである。この中では、
x0 ではα0 ,α1 の2つが、x1 ではK0 〜K5の6
つが、yではy0 〜y2の3つが、それぞれ用いられて
いる。従って生成されるメンバーシップ関数のラベル
は、x0 に関してA0 〜A1 、x1 に関してB0 〜B5
、yに関してP0 〜A2 の合計11種である。これら
のラベルを用いて数9のファジールールが生成される。
【0208】
【数9】
【0209】関数ジェネレータ48では、最終的に生成
されたファジールールに用いられているメンバーシップ
関数が生成される(ステップST43)。図25(b)
から(e)、図26(f) から(J)及び図27(k)
から(l)はメンバーシップ関数として、A0 〜A1 ,
B0 〜B5 ,P0 〜P2 の11種を示している。これら
のメンバーシップ関数は、関数作成器44で作成された
メンバーシップ関数のコピーと、各関数の横軸方向に平
行移動により生成される。平行移動は、三角形の頂点が
固定点の入力データの点と一致するように行われる。例
えば、図25(b)に示す関数A0 の頂点の横軸の座標
は“α0 ”になっており、図25(d)に示す関数B0
の頂点の横軸の座標は“K0 ”になっている。
【0210】ルールモディファイア49は、ファジール
ールによる推論が期待値波形に近づけるようにメンバー
シップ関数を変更する。ここでは、シミュレーションを
用いてメンバーシップ関数A0 〜A1 ,B0 〜B5 ,P
0 〜P5 を変形していく方法により、入力データと推論
結果の応答を期待値波形に近づけている。
【0211】まずはじめに、ルールモディファイア49
は、実際の推論結果と期待値波形のずれの許容量を設定
する(ステップST44)。この許容量は、しきい値と
してしきい値レジスタ53に格納される。このとき同時
にルールジェネレータ47と関数ジェネレータ48で生
成されたファジールールとメンバーシップ関数が、ルー
ルメモリ50と関数メモリ51に格納される。
【0212】次に、シミュレーションが実行され推論実
行が行われる(ステップST45)。推論実行に必要な
ファジールールとメンバーシップ関数は、ルールメモリ
50と関数メモリ51から供給され、入力データは入力
データ生成器5から供給される。このときの入力データ
は位置検出器55にも供給される。この位置検出器55
により変形の対象となるメンバーシップ関数が関数メモ
リ51から関数モディファイア56に転送される。例え
ば入力データとして、x0 =α0 ,x1 =K01(ただし
K0 ≦K01≦K1 )が与えられたときには、推論結果は
図23の期待値を示す曲線上のβ0 とβ1 の間にのるこ
とが期待される。このときにはβ0 とβ1 から生成され
たファジールールrule0とrule1のなかで用い
られているメンバーシップ関数A0 ,B0 ,B1 ,P0
,P1 が変更の対象となる(図25)。
【0213】シミュレーションが終了したら、推論結果
がアブソリュータ52に入力される。アブソリュータ5
2で、シミュレーション結果と期待値波形のずれが計算
される。このずれが許容値以内であるかどうかを比較器
54で検出する。そしてもし許容値以内でなければ関数
モディファイア56でメンバーシップ関数A0 ,B0,
B1 ,P0 ,P1 を変形する。この変形されたメンバー
シップ関数A0 ,B0,B1 ,P0 ,P1 は関数メモリ
51に記憶され、位置検出器55によって書き換えられ
る。このようにしてファジールールの自動生成が行われ
る。
【0214】以上のように第5実施例のファジー開発支
援装置によれば、設定された入出力からファジールール
を生成するルール作成器,ルールジェネレータと、期待
値波形からメンバーシップ関数の生成と修正を行う関数
作成器,関数ジェネレータ,ルールモディファイアとを
設けたことにより、入出力と期待値波形からルールを自
動生成できる。これにより、ルール生成を容易にし、ル
ール生成に費やされる時間を短くすることができる。
【0215】なお、上記実施例では、期待値波形をルー
ルの自動生成のみに用いているが、波形格納器を推論結
果を検証する結果検証部に設けて推論結果の検証に用い
ることも可能である。このときには図28(a)のよう
に、波形格納器に格納された期待値波形(実線)と、推
論実行部で計算された推論結果(点線)を重ねるように
表示すれば、ファジールールのチューニングのための有
力な情報となる。
【0216】図29に、期待値波形と推論結果とを重ね
て表示することができるデータ入力部の構成を示す。図
29において、59は期待値波形を波形の状態で入力す
る期待値波形入力部、60は期待値波形入力部59から
入力された期待値波形を表示する表示部、61は期待値
波形と推論結果との差異の評価を行う評価手段である。
図30は表示部60の画面を示す正面図である。画面の
窓59bに表示された期待値波形59cと推論結果波形
59dとは、互いに少し離れているのが分かる。通常良
く用いられる簡単な形状であれば、期待値波形59dは
並べて表示されている特定の関数形状から選択すること
ができる。ここでは台形59aを選択した状態を示して
いる。
【0217】なお、この発明では、ファジールールはi
f−then形式のルールを用いているが、メンバーシ
ップ関数を用いるルールであればどのような形式でもか
まわない。ファジー推論はmin−max重心法だけで
なくメンバーシップ関数を用いる推論法であればどのよ
うな推論法でもよい。
【0218】また、本実施例では、メンバーシップ関数
を用いる推論法であればどのような推論法でもよい。
【0219】さらに、上記実施例では全ての入力データ
に関してメンバーシップ関数を変形する例を示したが、
図28(b)のように入力データの一部のみを抜き出し
てシミュレーションを実行し、メンバーシップ関数を変
形してもよい。このときには上記実施例に比較し、短い
時間で自動生成が行える。そのための構成を有するデー
タ入力部1gを図31に示す。図31において、62は
入力データ生成器5が出力する入力データの範囲を制限
する入力範囲設定部であり、その他図29と同一符号の
部分は図29に相当する部分である。入力範囲設定部6
2で入力の範囲を制限してシミュレーションを行うこと
によって、限定した範囲でメンバーシップ関数の修正を
施すことが可能になる。
【0220】また、第5実施例では、図24のステップ
ST40からステップST48まで連続的に実行してル
ールの修正を行った。しかし、ルールの数が不足してい
てなかなか期待値に近づかない場合がある。そこで、図
32のフローチャートに示すすように、ステップST4
9及びステップST50を設けて途中で固定点を追加で
きるようにしてもよい。図32のフローチャートに従え
ば、ステップST48で期待値と推論結果との差の大き
い区間のルール内の関数を修正したした後、ステップS
T49でルールを使いするか否かの判断を行う。もし、
ルールの追加をしないのであれば、図24に示した手順
と同様にさらにシミュレーションが行われる。しかし、
もし、ステップST49で、ルールの追加をすると判断
されれば、ステップST50に進み、固定点を追加し
て、改めて固定点の数から数10に示すようなルールを
自動生成させる。
【0221】
【数10】
【0222】この場合には、例えば図33(c)のよう
にβ7 を追加すれば、その後は、上記実施例と同様の手
順で図33(d),(e)のようなファジールールru
le6とメンバーシップ関数B0 ,B3が追加され関数
の変形が行われる。
【0223】また、上記実施例では、x0 を固定してx
1 −yの波形で関数の変形を行うようにしたが、図34
(f)のx0 −x1 の波形のような他の変数の組み合わ
せの期待値波形を用いるようにしてもよい。
【0224】次に、この発明の第6実施例によるファジ
ー開発支援装置について説明する。図35はこの発明の
第6実施例によるファジー開発支援装置の構成の一部を
示すブロック図である。第6実施例によるファジー開発
支援装置は、従来の出力部に推論結果を検証する機能を
付加した結果検証部3aを備えていることに特徴があ
る。図35において、71と72は、推論に用いられる
ファジールールと推論の過程で生成されるルールのグレ
ードを格納するルールメモリとグレードメモリ、73は
推論に必要なファジールールを所定の基準で抽出するル
ール抽出部、74は抽出されたルールを表示する表示
部、70はファジー推論実行部2が推論結果を被制御シ
ステム4に出力する推論結果出力部である。
【0225】次に、この結果検証部3aの動作を説明す
る。ここでは、数11に示す4つのファジールールru
le0〜rule3を用いて推論を実行することにす
る。
【0226】
【数11】
【0227】そして、ファジー推論実行部2で推論を実
行することによって、ルールグレードg0 〜g3が計算
され、出力メンバーシップ関数が図36に示すように計
算される。
【0228】さらに、重心計算により出力結果Gが計算
できる。このとき、ルールメモリ71とグレードメモリ
72では、各エントリに数12に示すようなファジール
ールとルールグレードが格納される。また推論結果G
は、推論結果出力部より被制御システム4に出力され
る。
【0229】
【数12】
【0230】次に、ルール抽出部73の動作を説明す
る。ここでは、グレードメモリ72に格納されたファジ
ールールの後件部記述“y=P0 ”,…とルールグレー
ドg0〜g3 が調べられ、最大のルールグレード値をも
つファジールールが後件部記述毎に抽出されている。数
12に示すルールにおいて、後件部記述“y=P0”に
関してはエントリ0のルールが、“y=P1 ”に関して
はエントリ1のルールが、それぞれ抽出される。後件部
記述“y=P2 ”に関しては、エントリ2とエントリ3
のルールグレードg2とg3の比較が行われる。ここで
はg2の方が大きいのでエントリ2のルールが抽出され
る。従って最終的に抽出されたルールは数13に示すよ
うになる。
【0231】
【数13】
【0232】これらのルールが表示部74で表示され
る。これにより、制御信号である推論結果Gを計算する
ため必要なルールの集まり(ルールセット)と不必要な
ルールセットに分割できる。そのためのルール抽出部7
3の構成の一例を図37に示す。73aは同一の関数に
ついてグレードが最大の必要なルールのみを抽出する必
要ルール抽出部であり、73bは必要ルール抽出部73
aで抽出される以外のルールを抽出する不要ルール抽出
部である。ここで、入力データとルールグレードとは密
接な関係を持っているので、常に不要なルールあるいは
常に必要なルールというのは少なく、従って、ファジー
ルールのグレードに関連して入力データを保持すること
で、さらに詳しい分析が可能である。
【0233】以上のように第6実施例のファジー開発支
援装置によれば、ルール抽出部73において推論結果ご
とに必要最小限のルールが抽出できるので、推論結果と
ルールの関係が明確となる。それにより、個々のルール
がどのような性質を持つかを調べることができるので、
全ルールをある共通な性質を持ったルールに分割するこ
とも可能になる。
【0234】なお、上記実施例では、ファジールールは
if−then形式のルールを用いているが、メンバー
シップ関数を用いるルールであればどのような形式でも
かまわない。ファジー推論はmin−max重心法だけ
でなくメンバーシップ関数を用いる推論法であればどの
ような推論法でもよい。
【0235】また、ルールグレードのみを用いて必要最
小限のルールを調べたが、前件部の入力データのグレー
ド(=入力グレード)も合わせて調べることにより必要
最小限の入力データを調べるようにしてもよい。
【0236】また、表示部にルールだけでなく、ルール
グレードや入力グレード,出力メンバーシップ関数など
も同時に表示してもよい。
【0237】次に、この発明の第7実施例によるファジ
ー開発支援装置について説明する。第7実施例によるフ
ァジー開発支援装置は、従来の出力部に推論結果を検証
する機能を付加した結果検証部3bを備えていることに
特徴がある。図38は結果検証部3bの内部構成を示す
ブロック図である。図38において、75は推論に用い
られるファジールールを格納するルールメモリ、76は
ルールグレードの累算値を格納する累算値メモリ、77
はしきい値を格納するしきい値レジスタ、78は累算値
メモリ76としきい値レジスタ77との出力の比較を行
う比較器、79は比較器78の比較結果を用いて所定の
しきい値より小さな累算値をもつファジールールを抽出
するルール抽出部、80はルール抽出部79が抽出した
ルールを表示する表示部である。70は従来と同様、推
論結果を被制御システム4に出力するための推論結果出
力部である。
【0238】次に、結果検証部3bの動作について説明
する。ここでは、数14に示された4つのファジールー
ルrule0〜rule3を用いて推論を実行すること
にする。図中、g0 (k)〜g3(k)はk回目の推論
実行時に計算されるルールグレードを示す。
【0239】
【数14】
【0240】このときルールメモリ75と累算値メモリ
76に、数15に示すように、各エントリに対応するフ
ァジールールとルールグレードg0 (k)〜g3(k)
の累算値Σg0 (k)〜Σg3(k)が格納される。そ
して、しきい値レジスタには、検証者(ユーザ)によっ
て特定のしきい値が設定される。
【0241】
【数15】
【0242】次に、ルール抽出部79の動作を説明す
る。ここでは、ルールメモリ75と累算値メモリ76の
各エントリに格納されたファジールールrule0〜r
ule3と累算値Σg0 (k)〜Σg3(k)が入力さ
れる。そして、各累算値Σg0(k)〜Σg3(k)と
しきい値との比較が比較器78で行われる。このとき、
累算値Σg0 (k)〜Σg3(k)の方が小さければ対
応するファジールールが表示部80で表示される。例え
ば、累算値Σg0 (k),Σg3(k)がしきい値より
小さければ、数16に示される2つのルールが表示され
る。
【0243】
【数16】
【0244】従ってルール抽出部79を設けることによ
り複数回の推論実行においてルールグレードが小さなル
ールを抽出できる。
【0245】以上のようにこの発明第7実施例によるフ
ァジー開発支援装置によれば、ルール抽出部79で複数
回の推論実行時にルールグレードが小さなルールの抽出
が可能である。これにより相対的にグレードが低いルー
ルを抽出することができる。
【0246】なお、上記実施例では、ファジールールは
if−then形式のルールを用いているが、メンバー
シップ関数を用いるルールであればどのような形式でも
かまわない。ファジー推論はmin−max重心法だけ
でなくメンバーシップ関数を用いる推論法であればどの
ような推論法でもよい。
【0247】また、表示部にルールだけでなく、ルール
グレードや入力グレード,出力メンバーシップ関数など
も同時に表示してもよい。
【0248】次に、この発明の第8実施例によるファジ
ー開発支援装置について説明する。図39は第8実施例
によるファジー開発支援装置の結果検証部3cの内部構
成を示すブロック図である。図39において、81は出
力メンバーシップ関数における変数としての推論結果に
ついて領域を指定する領域指定器、82は出力メンバー
シップ関数のグレードのしきい値を格納するしきい値レ
ジスタ、83はしきい値と出力メンバーシップ関数のグ
レードを比較する比較器、84はワーニング信号を生成
する警報発生器である。第6実施例と同様の70は推論
結果出力部である。
【0249】次に、結果検証部3cの動作について説明
する。ここでは、図40に示された出力メンバーシップ
関数が計算された場合を考える。図中、斜線部が出力の
メンバーシップ関数であり、yは推論結果、f(y)に
おける出力メンバーシップのグレード、Gは重心値であ
る。
【0250】まず、図39において、しきい値f1と領
域Aがしきい値レジスタ82と領域指定器81に指定さ
れる。ここではしきい値f1と領域Aは図40のように
指定されているとする。ここで、y1 ,ymaxは領域
Aの両端を示し、y2はf(y2)=f1を満たす。
【0251】次に、ファジー推論実行部2ではΣf
(y),Σy・f(y)の累算がy=0から順番に実行
される。このとき累算実行中のyとf(y)が結果検証
部3cの領域指定器81と比較器83に出力される。
【0252】領域指定器81ではyと領域Aの比較が行
われ、y≧y1 で検出信号が出力される。また、比較器
42ではyとしきい値f1とf(y)の比較が行われ、
f1≧f(y)で一致信号が出力される。この検出信号
と一致信号が同時に出力されたとき警報発生器84では
ワーニング信号が発生される。この例では、y1 ≦y≦
y2でワーニング信号が発生し、y2≦y≦ymaxで
ワーニング信号が消える。このワーニング信号により出
力メンバーシップ関数の形状が把握できる。
【0253】以上のように第8実施例のファジー開発支
援装置によれば、警報発生器からのワーニング信号によ
り出力メンバーシップ関数の形状が把握できる。従って
出力メンバーシップ関数を表示するような表示装置なし
に出力メンバーシップ関数の形状が把握でき、ファジー
開発支援装置を安価に構成できる。
【0254】なお、上記実施例では、ファジールールは
if−then形式のルールを用いているが、メンバー
シップ関数を用いるルールであればどのような形式でも
かまわない。ファジー推論はmin−max重心法だけ
でなくメンバーシップ関数を用いる推論法であればどの
ような推論法でもよい。
【0255】また、ワーニング信号を関数の形状を把握
するために用いているが、図41に示すように解析部8
5とその解析結果を表示する表示部86とを設けても良
い。この解析部85は、領域指定器81に指定された領
域の範囲A、推論結果y及びグレードf(y)を抽出す
る。そして、解析部85は、表示部86に、領域の範囲
A、推論結果y及びグレードf(y)の数値を表示させ
る。このようにすることで、ワーニング信号が出力され
たときにシステムを止めなくともワーニングの原因を解
析することができる。解析をおこなうための解析機構
は、例えば上記第5乃至第7実施例に用いた構成を並列
に設け、それらの出力も同時に表示しても良い。そのよ
うに実施例を組み合わせることで、より詳しい解析情報
を得ることができる。
【0256】また、図42に示すように領域指定器81
及びしきい値レジスタ82を複数設けて、入力データに
応じて、制御回路87が、領域指定器81及びしきい値
レジスタ82を切り替えるように構成しても良い。この
ように構成することによって、さらに詳しい出力メンバ
ーシップ関数の形状を把握することが可能になる。
【0257】次に、この発明の第9実施例によるファジ
ー開発支援装置について説明する。図43は、この発明
の第9実施例によるファジー開発支援装置の結果検証部
の構成を示すブロック図である。図43において、88
は分散エラーの判断を行うためのしきい値を格納するし
きい値レジスタ、89はしきい値とファジー推論実行部
2で計算されたしきい値との比較を行い推論結果出力部
70に推論停止信号を出力する比較器、90は分散エラ
ーの解析を行うエラー解析部である。
【0258】次に、第9実施例による結果検証部3fの
動作について説明する。はじめに、分散エラーを判断す
るためのしきい値veがしきい値レジスタ88に格納さ
れる。そして、ファジー推論実行部2で推論結果であ
る。重心値Gと、分散値vが計算される。重心値Gは推
論結果として推論結果出力部70から出力される。ま
た、しきい値veと分散値vは比較器89に入力され
る。
【0259】比較器89では、しきい値veと分散値v
の比較が行われる。もし、ve<vならば分散エラーが
検出されたことになるので、比較器89は推論の実行を
中止する推論停止信号を推論結果出力部70に対して出
力する。
【0260】推論停止信号が出力されたとき、分散エラ
ーを解析するためにエラー解析部90が起動される。図
44にエラー解析部90の構成を示す。図44におい
て、領域指定器91、しきい値レジスタ92、比較器9
3、警報発生器94は第8実施例で示したものと同じも
のである。また、95は出力のメンバーシップ関数を表
示するための表示部、96は入力データと重心値を格納
するメモリである。
【0261】エラー解析部90は3つのモードで動作
し、分散エラーを解析する。これらのモードでの動作を
図46の出力メンバーシップ関数を用いて説明する。図
46において、yは推論結果でf(y)はyにおける出
力メンバーシップ関数のグレード、Gは重心値である。
このような出力メンバーシップ関数の形状は、y=Gの
グレードf(G)が小さく、しかもy=Gから離れた出
力データy=y1 ,y=y2のグレードにおけるf(y
1 ),f(y2)がf(G)よりも大きいという特徴が
ある。この出力メンバーシップ関数は、分散エラーが検
出されやすい典型的な形状である。
【0262】エラー解析部90の1つ目の動作モード
は、グレード値f(y)の大きさを調べて解析を行うモ
ードである。ここではまず図46のようにyの最小値を
含む領域Aと、yの最大値を持つ領域Bを指定する。そ
して各領域にしきい値レジスタ92に格納されたしきい
値f1以上のグレードがあることを調べる。これによ
り、エラーの解析が行われる。この動作は、図44の領
域指定器91、しきい値レジスタ92、比較器93及び
警報発生器94のハードウエアを用いて行われる。ハー
ドウエアの動作は第8実施例で示した結果検証部3dと
ほぼ同じであるので説明を省略する。
【0263】2つ目の動作モードでは、出力メンバーシ
ップ関数の表示のみ行われる。このために表示部95が
用いられる。ここではまず推論実行中にファジー推論実
行部2から表示部95に出力メンバーシップを出力して
おく。そして表示部95では推論終了信号が出力された
ときに表示が行われる。
【0264】3つ目の動作モードでは、分散エラーを起
こしたときの入力データと重心値の保持が行われる。こ
のためにメモリ96が用いられる。このメモリ96に
は、推論実行中に入力データと重心値が常に入力され
る。そして推論終了信号が出力されたときに書き込みが
行われる。この入力データと重心値を外部に出力するこ
とによりエラーの解析が行われる。
【0265】以上のように3つのモードを使うことによ
り、分散値を用いた推論結果の信頼性検証と、分散エラ
ーの解析が行われる。
【0266】このように第9の発明によれば、分散エラ
ーの原因を解析するためのエラー解析部を設けたので、
分散エラーの解析が容易におこなえる。
【0267】なお、上記実施例において、ファジールー
ルはif−then形式のルールを用いているが、メン
バーシップ関数を用いてるルールであればどのような形
式でもかまわない。
【0268】また、上記実施例では、分散エラーが発生
したときには推論停止信号により推論実行を停止して出
力結果を被制御システムに与えないようにしたが、推論
実行を停止せずに推論結果出力部のみを停止したり、推
論結果出力部をリセットするようにしてもよい。
【0269】また、図45に示すように、しきい値をし
きい値レジスタ92に入力する手段として、エラー解析
部90aに期待値波形を入力する波形入力手段97及び
波形入力手段97から入力された期待値波形の分散値を
計算する分散計算手段98を設けて入力の負担を軽減し
ても良い。
【0270】次に、この発明の第10実施例によるファ
ジー開発支援装置について説明する。図47はこの発明
の第10実施例によるファジー開発支援装置の結果検証
部の構成を示すブロック図である。第10実施例による
ファジー開発支援装置は、従来の出力部に推論結果を検
証する機能を付加した結果検証部3gを備えていること
に特徴がある。図47において、100は推論を実行し
たときの後件部メンバーシップ関数のグレードがゼロで
あることを検出するゼロ検出回路、101は入力データ
を格納するデータメモリ、102はデータメモリ101
の内容を表示する表示部である。70は第6実施例の結
果検証部3aに用いたと同様の推論結果出力部である。
【0271】次に、結果検証部3gの動作について説明
する。ここでは、例として数17のような1入力1出力
のファジールールを用いて説明する。
【0272】
【数17】
【0273】数17において、xは入力データ、yは推
論結果、rule0〜rule2はファジールール、A
0 ,A1 ,A2 ,P0 ,P1 ,P2 はメンバーシップ関
数、xmin,x’,x’’,xmaxはx軸上の値で
ある。このルールでは、rule1において記述誤りが
あり、x=A1 がx=A0 と記述されているとする。
【0274】推論が実行されると、後件部メンバーシッ
プ関数のグレードf(y)がゼロ検出器100に入力さ
れる。ゼロ検出器100では計算した結果後件部メンバ
ーシップ関数のグレードf(y)がゼロのときゼロ検出
信号をデータメモリ101に出力する。このとき、デー
タメモリ101には推論実行に用いられる入力データが
書き込まれる。メモリに書き込まれた入力データは表示
部102に出力されて表示される。
【0275】数18のファジールールでは、グレードが
ゼロになるのは、 図48に示す3つの領域であるから、
表示部102に表示される入力データは領域A,B,C
のどれかに含まれる。このとき検証者(ユーザ)が領域
Bの入力データが表示されていることを確認すれば、数
18のrule1の誤りを発見できる。
【0276】
【数18】
【0277】以上のように第10実施例によるファジー
開発支援装置によれば、ゼロ検出器100により推論を
実行した結果、後件部メンバーシップ関数のグレードf
(y)がゼロである入力データを検出でき、それを調べ
ることによりルールの記述誤りを見つけることができ
る。
【0278】なお、この発明では、ファジールールはi
f−then形式のルールを用いているが、メンバーシ
ップ関数を用いるルールであればどのような形式でもか
まわない。
【0279】また、メンバーシップ関数として三角形を
用いたが他の形状でもよい。
【0280】また、ゼロ検出器でグレードがゼロになる
入力データを見つけるようにしたが、例えば、グレード
が0.2以下の入力データなどのようにゼロ以外の値に
してもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0281】また、図49に示すように、ファジールー
ルの変数を抽出する変数抽出手段103を有する結果検
証部3hを構成することができる。図48(a)に示す
ように変数を抽出して表示部102に表示させておくこ
とによって、ルールの誤りを見つけ易くなる。
【0282】次に、この発明の第11実施例によるファ
ジー開発支援装置について説明する。図50は結果検証
部3mの内部構成を説明するためのブロック図である。
110は入力データを格納し、格納された入力データを
LRU(Least Resently Used )方式で更新していく不
揮発性のデータメモリである。また、70は第6実施例
の結果検証部3aで用いられた推論結果出力部と同様の
ものである。
【0283】次に、結果検証部3mの動作について説明
する。データメモリ110では、ファジー推論実行部2
でファジー推論が1回実行されるごとに入力データが書
き込まれる。従って、もしk回推論が実行されたら、デ
ータメモリ110にはk個の入力データが書き込まれ保
持される。これらの入力データはLRU方式で更新する
ことにより、重複した入力データが保持されないように
する。
【0284】また、LRU方式のメモリでは、データが
容量を越えて書き込まれたときには余り使用されていな
いデータから書き換えられるため、頻繁に使用されてい
るデータが残るため、メモリの内容を検討することによ
って頻繁に使用される入力データを知ることができる。
このようにしてデータメモリ110には、実際に推論実
行に用いられた入力データを、データメモリ110のエ
ントリ数だけ集めることができる。
【0285】以上のように第11実施例によるファジー
開発支援装置によれば、入力データを格納するデータメ
モリ110を設けたので、データメモリの中に実際の推
論実行に頻繁に用いられた入力データを保持することが
できる。従って、開発支援装置などのバージョンアップ
などに伴う装置の設計変更が行われたときに、データメ
モリ110の入力データを用いて装置の使用状況の検証
を行うことができる。
【0286】なお、この発明では、不揮発性のメモリを
用いたがバッテリーバックアップ付きの揮発性メモリを
用いても良く、上記実施例と同様の効果をそうする。
【0287】また、メモリ内の入力データの更新にはL
RU方式を用いたが、FIFO(First in First out)
方式やLIFO(Last in First out )方式などを用い
ても良い。
【0288】FIFO方式のメモリを用いると、記憶で
きる容量を越えてデータが書き込まれたとき、古いデー
タから順に上書きされるため、ごく最近のデータの使用
状況を把握できる。
【0289】次に、この発明の第12実施例によるファ
ジー開発支援装置について説明する。図51は、この発
明の第12実施例によるファジー開発支援装置の構成を
示すブロック図である。第12実施例によるファジー開
発支援装置は、従来の出力部に推論結果を検証する機能
を付加した結果検証部3nを備えていることに特徴があ
る。図51において、113と114は入力データと推
論結果を格納するレジスタ、115は推論結果レジスタ
114からの出力と推論結果との差の計算するアブソリ
ュータ、116はしきい値を格納するしきい値レジス
タ、117はしきい値とアブソリュータで計算された差
の比較を行う比較器、118と119は入力データと入
力データレジスタ113からの出力を格納するデータメ
モリである。70は第6実施例で用いられた推論結果出
力部と同様の推論結果出力部である。
【0290】次に、結果検証部3nの動作について説明
する。まずはじめに、しきい値レジスタ116にしきい
値が設定される。このしきい値は、計算された推論結果
と、一回前に計算された推論結果の変化量の許容値であ
る。
【0291】次に、ファジー推論実行部2において、推
論が実行され推論結果が計算される。このときの推論結
果は推論結果レジスタ114とアブソリュータ115に
入力され、入力データはメモリ119と入力データレジ
スタ113に入力される。入力データレジスタ113と
推論結果レジスタ114はマスタスレーブ型のレジスタ
であるとすると、マスタ側からスレーブ側へのデータコ
ピーが行われた後に、入力されたデータがマスタ側に書
き込まれる。従って入力データレジスタ113及び推論
結果レジスタ114からの出力データは、一回前に実行
された推論の推論結果及び入力データとなる。
【0292】アブソリュータ115では2つの入力の差
の絶対値が計算される。これはシミュレーション中の推
論であり、入力データの変化量は一定であるため、この
絶対値は推論結果の変化量を表す。
【0293】比較器117では推論結果の変化量としき
い値レジスタ116に格納されたしきい値が比較され
る。そして、推論結果の変化量の方が大きい場合には、
比較器117からイネーブル信号が出力される。
【0294】比較器117からイネーブル信号を受け取
ると、メモリ118と119は書き込み動作を行う。こ
のときメモリ118には現在の推論に用いられた入力デ
ータが格納され、メモリ119には一回前の推論に用い
られた入力データが格納される。
【0295】以上のようにして、推論結果の変化量が大
きい入力データを調べることができ、メモリ118と1
19に格納された入力データを用いることにより状況を
再現できる。
【0296】以上のように第12実施例によるファジー
開発支援装置によれば、推論結果の変化量を監視し、変
化量の大きな入力データをメモリ118と119に格納
するようにしたので、予期していない推論結果の変化が
起きたときにあとで解析することができる。
【0297】なお、上記実施例では、イネーブル信号を
メモリ118と119への書き込み制御信号として用い
ているが、推論の停止信号として用いてもよい。また、
メモリ118と119には入力データを書き込むように
したが、推論結果も一緒に書き込むようにしてもよい。
【0298】最後に、この発明の第13実施例によるフ
ァジー開発支援装置について説明する。図52はこの発
明の第13実施例によるファジー開発支援装置の構成を
示すブロック図である。図52において、120、12
1及び122は検証用のファジールール及び検証用のフ
ァジールールで用いられているメンバーシップ関数並び
に検証用の入力データを記憶している検証用データメモ
リであり、123及び124はそれぞれユーザによって
設定されたファジールールとメンバーシップ関数が格納
されるルールメモリ及び関数メモリ、128はリセット
モード信号によって検証用のルールメモリ120、検証
用関数メモリ121及び検証用データメモリの出力と、
ルールメモリ123、関数メモリ124及び入力データ
生成器5の出力を切り替えるマルチプレクサである。5
は従来と同様の入力データ生成器である。
【0299】また、図において、125は検証用の推論
結果を格納している推論結果メモリ、126は推論結果
の検証を行う比較器、127は比較器126の出力する
不一致信号を受けてシステムのエラーを検出するための
システムエラー検出回路である。70は第六発明でも用
いられた推論結果出力部である。
【0300】次に、ファジー開発システムの動作につい
て説明する。ファジー開発支援装置は、2つの動作モー
ドを持つ。一つはリセットモードで、もう一つは実行モ
ードである。
【0301】リセットモードは、システムリセットが行
われた直後の動作モードである。実行モードは通常のフ
ァジー推論が実行されるモードで、リセットモードが終
了した後の動作モードである。
【0302】まずはじめにシステムリセットが行われる
と、リセットモードとなる。リセットモードのとき、マ
ルチプレクサ128によって、検証用ルールメモリ12
0,検証用関数メモリ121,検証用データメモリ12
2に格納されているデータがデータ入力部1から出力さ
れる。ファジールール,メンバーシップ関数,入力デー
タが出力される。そして推論実行部2でファジー推論が
実行され、推論結果が結果検証部3pに出力される。
【0303】このとき結果検証部3pでは、推論結果メ
モリ125に格納された検証用推論結果が比較器126
に与えられている。比較器126では、推論結果と検証
用推論結果の比較器が行われる。そして、もし2つの推
論結果が一致していなければ、比較器126からシステ
ムエラー検出回路127へ不一致信号が出力される。シ
ステムエラー検出回路127ではリセットモード信号と
不一致信号がどちらも出力されたときにシステムエラー
検出信号が出力される。このシステムエラー検出信号に
より、ファジー開発支援装置の内部には故障が起こって
いると判定され、ファジー開発支援装置の動作は停止さ
れる。またシステムエラー検出信号が出力されなけれ
ば、ファジー開発支援装置の内部には故障はないと判定
され実行モードに移る。
【0304】実行モードのとき、マルチプレクサ128
によってデータ入力部1ではルールメモリ123と関数
メモリ124にファジールール,メンバーシップ関数が
設定される。入力データは入力データ生成器5で設定さ
れる。そして、推論実行部2でファジー推論が実行さ
れ、推論結果が結果検証部3pに出力される。
【0305】結果検証部3では、推論結果が推論結果出
力部70に入力され被制御システム4に制御信号として
出力される。このときリセットモード信号は出力されな
いので、ファジー開発支援装置は停止せず継続的に動作
する。
【0306】以上のようにして、リセットモードでファ
ジー開発支援装置に発生している故障を発見するテスト
を行ってから、実行モードでファジー制御を行うことが
できる。
【0307】このように第13実施例によるファジー開
発支援装置によれば、リセット直後に検証用ルールメモ
リ,関数メモリ,データメモリなどを用いて装置内部に
存在する故障を発見できる。これにより、信号線の溶断
線などの要因で起こった故障も装置使用前にすばやく発
見することができ、装置の信頼性を向上できる。
【0308】なお、検証用の入力データを格納するメモ
リを専用に設けたが、シミュレーション用の入力データ
と共有化するようにして入力データ生成部から与えるよ
うにしてもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0309】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明のファ
ジー開発支援装置によれば、データ入力手段は、作成し
ようとするメンバーシップ関数の変数の離散値に対応す
る格子点を外部から与えられたデータに対応して複数発
生し、複数の格子点の中の外部から指定された格子点を
用いてメンバーシップ関数の作成を行なうので、メンバ
ーシップ関数の入力が簡易化できるという効果がある。
【0310】請求項2記載の発明のファジー開発支援装
置によれば、データ入力手段は、与えられた座標に応じ
て関数の形状を表示するとともに表示された関数の形状
に対応する座標を出力することが可能で、メンバーシッ
プ関数作成のためのに簡単な関数の形状を示す波形を表
示する表示手段を備え、外部からの指定に従って波形を
継ぎ合わせるとともに継ぎ合わせたメンバーシップ関数
の形状を表示手段に与えるとともに座標を用いてメンバ
ーシップ関数を作成するので、メンバーシップ関数の入
力が簡易化できるという効果がある。
【0311】請求項3記載の発明のファジー開発支援装
置によれば、データ入力手段は、メンバーシップ関数の
形状を表示するための表示手段と、メンバーシップ関数
の基本となる形状を表示手段に表示させるとともに、表
示手段が表示しているメンバーシップ関数の形状を規定
している点が移動可能な座標を所定の規則に従って計算
する計算手段とを備え、移動可能な座標を使ってメンバ
ーシップ関数の形状を変形するので、メンバーシップ関
数の入力が簡易化できるという効果がある。
【0312】請求項4記載の発明のファジー開発支援装
置によれば、データ入力手段は、入力データを生成する
入力データ生成手段と、メンバーシップ関数の傾きが所
定の変化をしている点の座標を与える入力データを検出
する検出手段と、入力データ生成手段が生成した入力デ
ータのうち検出された入力データに対して所定の範囲内
にある入力データのみをファジー推論を検証するための
検証用入力データとして抽出して推論実行手段に対して
出力する抽出手段とを備えて構成されているので、ファ
ジー推論の検証を効率的に行えるという効果がある。
【0313】請求項5記載の発明のファジー開発支援装
置によれば、データ入力手段は、乱数を発生させる乱数
あるいは疑似乱数発生器と、乱数を用いて入力データを
所定の個数だけ抽出して、抽出された該入力データに基
づいて入力データを選択的に推論実行手段に対して出力
する抽出手段とを備えて構成されているので、ファジー
推論の検証を効率的に行えるという効果がある。
【0314】請求項6記載の発明のファジー開発支援装
置によれば、推論実行手段がファジー推論を実行して出
力する推論結果を逐次入力してデータ圧縮を行うデータ
圧縮手段を備えて構成されているので、記憶容量を削減
して装置を小型化することができるという効果がある。
【0315】請求項7記載の発明のファジー開発支援装
置によれば、データ圧縮手段が出力したデータと予め求
められた期待値の圧縮データとを比較する比較器を備え
て構成されているので、記憶容量を削減して装置を小型
化できるという効果がある。
【0316】請求項8記載の発明のファジー開発支援装
置によれば、データ入力手段は、入力データとグレード
との関係を与えるメンバーシップ関数を用いて、グレー
ドがゼロでない入力データを、推論実行手段に与える入
力データとして選択する選択手段を備えて構成されいる
ので、検証の効率化が図れるという効果がある。
【0317】請求項9記載の発明のファジー開発支援装
置によれば、データ入力手段は、ファジールールの入力
データの変数とファジールールの推論結果の変数とを設
定する入出力設定手段と、推論実行手段の出力の期待値
としての入力データと推論結果との関係を与える期待値
波形及び期待値波形上の固定点を設定する期待値波形設
定手段と、入力データの変数と出力データの変数とを用
いてファジールールの基本形を生成する第1のファジー
ルール生成手段と、第1のファジールール生成手段が生
成する基本形及び期待値波形設定手段が設定した固定点
を使って、固定点の数だけ複数のファジールールを生成
する第2のファジールール生成手段とを備えて構成され
ているので、ファジールールの設定を一部自動化できる
という効果がある。
【0318】請求項10記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、データ入力手段は、メンバーシップ関数
の基本形を生成する第1のメンバーシップ関数生成手段
と、第1のメンバーシップ関数生成手段が生成した基本
形及び期待値波形設定手段が設定した固定点を使って、
第2のファジールール生成手段が生成した複数のファジ
ールールで用いられる複数のメンバーシップ関数を生成
する第2のメンバーシップ関数生成手段とを備えて構成
されているので、ファジールールの設定を一部自動化で
きるという効果がある。
【0319】請求項11記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、データ入力手段は、推論実行手段が出力
する推論結果と設定された期待値波形で与えられる推論
結果とを比較する比較手段と、比較手段の比較結果に応
じて、複数のメンバーシップ関数の変形を行う関数変形
手段とを備えて構成されているので、被制御対象に適し
たファジールールの作成が簡易化できるという効果があ
る。
【0320】請求項12記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、データ入力手段は、期待値波形設定手段
が設定した期待値波形及び推論実行手段から出力された
推論結果を同じ座標系を用いて合わせて表示する表示手
段を備えて構成されているので、被制御対象に適したフ
ァジールールの作成が容易になるという効果がある。
【0321】請求項13記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、データ入力手段は、期待値波形設定手段
が設定した期待値波形で与えられる推論結果と推論実行
手段から出力された推論結果との差異を評価する評価手
段を備えて構成されているので、被制御対象に適したフ
ァジールールの作成が容易になるという効果がある。
【0322】請求項14記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、データ入力手段は、ファジールールの検
証のための検証用入力データを生成する検証用入力デー
タ生成手段と、検証用入力データ生成手段で生成される
所定の範囲の検証用入力データを選択的に推論実行手段
に与える入力範囲設定手段とを備えて構成されているの
で、被制御対象に適したファジールールの作成を効率化
できるという効果がある。
【0323】請求項15記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、データ入力手段は、期待値波形設定手段
が設定した固定点を変更または追加する期待値波形補正
手段を備えて構成されているので、被制御対象に適した
ファジールールの開発が容易になるという効果がある。
【0324】請求項16記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、データ入力手段は、複数のファジールー
ルの検証を行なうための検証用入力データを生成する入
力データ生成手段を備え、結果検証手段は、検証用入力
データを推論実行手段に適用したときの推論実行過程に
おける途中結果と推論結果とを所定の基準に従って分類
することで複数のファジールールを複数のルールセット
にグループ分けするファジールール分類手段を備えて構
成されているので、被制御対処に適したファジールール
の開発が容易になるという効果がある。
【0325】請求項17記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、ファジールール分類手段は、任意の入力
データについて推論実行手段で実行される推論におい
て、推論実行手段が出力する推論結果に寄与するファジ
ールールを複数のファジールールの中から抽出するルー
ル抽出手段を含むので、被制御対処に適したファジール
ールの開発が容易になるという効果がある。
【0326】請求項18記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、推論実行手段は、min−max重心法
によるファジー推論を実行することによって推論結果と
ともに推論実行中に計算される後件部メンバーシップ関
数のグレードを出力する推論実行手段を含み、ルール抽
出手段は、ファジールールの後件部のメンバーシップ関
数が一致する複数のファジールールについて、グレード
が最大のファジールールを抽出するルール抽出手段を含
むので、被制御対処に適したファジールールの開発が容
易になるという効果がある。
【0327】請求項19記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、データ入力手段が生成するメンバーシッ
プ関数は、ファジールールの前件部に対応した前件部メ
ンバーシップ関数と後件部に対応した後件部メンバーシ
ップ関数とを含み、結果検証手段は、推論結果を得るた
めに推論実行手段が計算した後件部メンバーシップ関数
のグレードを同一形状の後件部メンバーシップ関数毎に
記憶するためのメモリと、推論実行中に計算されるファ
ジールールのグレードを後件部メンバーシップ関数毎に
累算して、累算値をメモリに対して出力する累算手段と
を備えて構成されているので、被制御対処に適したファ
ジールールの開発が容易になるという効果がある。
【0328】請求項20記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、結果検証手段は、メモリに格納されてい
る累算値と所定の値とを比較する比較器と、比較器の出
力する比較結果に基づいてファジールールを抽出する抽
出手段とを備えて構成されているので、被制御対象に適
したファジールールの作成が容易になるという効果があ
る。
【0329】請求項21記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、結果検証手段は、後件部メンバーシップ
関数における変数としての推論結果の範囲を指定する範
囲指定手段と、出力メンバーシップ関数のグレードと所
定の値とを範囲について比較して比較した結果に応じて
警告を発生する警告発生手段とを備えて構成されている
ので、被制御対象に適したファジールールの作成が容易
になるという効果がある。
【0330】請求項22記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、結果検証手段は、範囲指定手段は、複数
の範囲を記憶する記憶手段を備え、複数の範囲にそれぞ
れ対応して、グレードと比較するための複数の所定の値
を記憶するとともに警告手段に該所定の値を与えるしき
い値記憶手段と、推論実行手段がファジー推論の実行に
用いた入力データに応じて、しきい値記憶手段と範囲指
定手段の記憶手段とがそれぞれ出力するデータを切り替
えるための指示を、しきい値記憶手段及び記憶手段に与
える制御手段とを備えて構成されているので、被制御対
象に適したファジールールの作成が容易になるという効
果がある。
【0331】請求項23記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、結果検証手段は、範囲指定手段が指定し
た範囲において、警告手段が警告を発したときの出力メ
ンバーシップ関数における変数としての推論結果とそれ
に対応するグレードとを出力する解析手段と、解析手段
が出力した推論結果及びグレードを表示する表示手段と
を備えて構成されているので、被制御対象に適したファ
ジールールの作成が容易になるという効果がある。
【0332】請求項24記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、推論実行手段は、後件部メンバーシップ
関数における変数としての推論結果と推論を実行して得
た変数としての推論結果に対応したグレードとの関係を
示す出力メンバーシップ関数から分散値を計算する計算
手段を備え、結果検証手段は、分散値が所定値を越えた
か否かによって分散エラーを判断する分散エラー検出手
段と、分析エラーを解析する手段とを備えて構成されて
いるので、ファジー開発支援装置の信頼性を向上するこ
とができるという効果がある。
【0333】請求項25記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、結果検証手段は、分散エラーが検出され
たときに出力メンバーシップ関数を表示する表示手段を
備えて構成されているので、ファジールールの作成が容
易になるという効果がある。
【0334】請求項26記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、結果検証手段は、分散エラーが検出され
たときに推論実行手段が出力した推論結果と該推論結果
を出力するために用いた入力データとを格納するメモリ
を備えて構成されているので、ファジールールの作成が
容易になるという効果がある。
【0335】請求項27記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、結果検証手段は、分散エラーが検出され
たときに所定の定数を推論結果として出力する出力手段
を備えて構成されているので、誤動作を防止して装置の
信頼性を向上できるという効果がある。
【0336】請求項28記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、結果検証手段は、推論実行手段が出力す
ることを期待する出力メンバーシップ関数の推論結果と
グレードとの関係を与えるために入力された波形から分
散値と比較するための所定値を計算する所定値計算手段
を備えて構成されているので、ファジールールの開発が
容易になるという効果がある。
【0337】請求項29記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、結果検証手段は、ファジールールの中に
記述されている入力データを示す変数と推論結果を示す
変数とを抽出する変数抽出手段と、抽出された変数をフ
ァジールール毎に表示する表示手段とを備えて構成され
ているので、ファジールールの誤りを検出でき、ファジ
ールールの作成を容易にすることができるという効果が
ある。
【0338】請求項30記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、データ入力手段は、複数のファジールー
ルの検証を行なうための検証用入力データを生成する入
力データ生成手段を備え、結果検証手段は、推論実行手
段が出力する後件部メンバーシップ関数のグレードがゼ
ロとなっているときの入力データを格納するデータメモ
リを備え、データメモリに格納されている入力データを
表示手段に表示するので、ファジールールの作成を容易
にすることができるという効果がある。
【0339】請求項31記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、結果検証手段は、推論実行手段が実行し
た推論に用いられた入力データを所定の規則に従って格
納する入力データ用メモリを備えて構成されているの
で、被制御対象に適したファジールールの開発が容易に
なるという効果がある。
【0340】請求項32記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、入力データ用メモリは、LRU方式のメ
モリを含むので、被制御対象に適したファジールール開
発が容易になるという効果がある。
【0341】請求項33記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、入力データ用メモリは、FIFO方式の
メモリを含むので、被制御対象に適したファジールール
開発が容易になるという効果がある。
【0342】請求項34記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、結果検証手段は、複数の推論結果及び該
推論結果を導くための入力データを用いて得た推論結果
の変化の割合を使って該推論結果を検証する推論検証手
段を備えて構成されているので、信頼性の高いファジー
ルールの開発が容易になるという効果がある。
【0343】請求項35記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、結果検証手段は、推論結果の変化の割合
及び入力データの変化の割合を用いて該推論結果を検証
するので、信頼性の高いファジールールの開発が容易に
なるという効果がある。
【0344】請求項36記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、推論検証手段は、推論結果の変化の割合
と所定の値との比較によって推論を検証するので、信頼
性の高いファジールールの開発が容易になるという効果
がある。
【0345】請求項37記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、推論検証手段は、推論結果の変化の割合
がゼロのときに入力データを抽出する抽出手段を備えて
構成されているので、ファジールールの作成を容易化で
きるという効果がある。
【0346】請求項38記載の発明のファジー開発支援
装置によれば、データ入力手段は、推論実行手段が実行
するファジー推論の検証を行うための検証用入力データ
と検証用ファジールールを生成する生成手段を備え、結
果検証手段は、生成手段で生成した検証用入力データに
対応して推論実行手段が出力すべき推論結果の期待値を
記憶しており、検証用ファジールールを推論実行部に適
用して推論実行手段が出力した推論結果と記憶している
推論結果の期待とを比較してファジー推論の実行の正し
さを検証する検証手段を備えて構成されているので、フ
ァジー開発支援装置の信頼性を向上することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例によるファジー開発支援
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1実施例で用いられる格子状シー
トの一例を示す平面図である。
【図3】この発明の第2実施例によるファジー開発支援
装置の構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の第2実施例によるファジー開発支援
装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】この発明の第2実施例で用いられる格子状シー
ト及び補助シートの一例を示す平面図である。
【図6】メンバーシップ関数の形状を示す概念図であ
る。
【図7】この発明の第3実施例によるファジー開発支援
装置の構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の第3実施例で用いられる格子状シー
トの一例を示す平面図である。
【図9】この発明の第4実施例によるファジー開発支援
装置の構成を示すブロック図である。
【図10】この発明の第4実施例によるメンバーシップ
関数の形状を示すグラフである。
【図11】この発明の第4実施例の第2の態様によるフ
ァジー開発支援装置の構成を示すブロック図である。
【図12】図11に示したSIM入力データ生成器の構
成を示すブロック図である。
【図13】図12に示した頂点座標検出器の構成を示す
ブロック図である。
【図14】図11に示したSIM入力データ生成器の動
作を示すフローチャートである。
【図15】図9に示すSIM入力データ生成器の一例を
示す回路図である。
【図16】検出器の構成を示すブロック図である。
【図17】図16に示した検出器の動作を示すフローチ
ャートである。
【図18】この発明の第4実施例の第3の態様によるフ
ァジー開発支援装置の構成を示すブロック図である。
【図19】データ圧縮器の構成を示す回路図である。
【図20】この発明の第4実施例の第4の態様によるフ
ァジー開発支援装置の構成を示すブロック図である。
【図21】この発明の第5実施例によるファジー開発支
援装置の構成を示すブロック図である。
【図22】図21に示したルールモディファイアの構成
を示すブロック図である。
【図23】第5実施例で用いられる期待値波形を示すグ
ラフである。
【図24】図21に示したファジー開発支援装置の動作
を示すフローチャートである。
【図25】図21に示したファジー開発支援装置の動作
を示すグラフである。
【図26】図21に示したファジー開発支援装置の動作
を示すグラフである。
【図27】図21に示したファジー開発支援装置の動作
を示すグラフである。
【図28】第5実施例で用いられる期待値波形及び推論
結果波形を示すグラフである。
【図29】この発明の第5実施例の第2の態様によるフ
ァジー開発支援装置の構成を示すブロック図である。
【図30】図29に示した表示部の表示画面を示す正面
図である。
【図31】この発明の第5実施例の第3の態様によるフ
ァジー開発支援装置の構成を示すブロック図である。
【図32】図31に示したファジー開発支援装置の動作
を示すフローチャートである。
【図33】この発明の第5実施例によるファジー開発支
援装置で生成されたメンバーシップ関数上の固定点の追
加操作を説明するためのグラフである。
【図34】この発明の第5実施例で用いることが可能な
期待値波形を示すグラフである。
【図35】この発明の第6実施例によるファジー開発支
援装置の構成を示すブロック図である。
【図36】図35に示したファジー開発支援装置で生成
された出力メンバーシップ関数を示すグラフである。
【図37】図35に示したルール抽出部の構成の一例を
示すブロック図である。
【図38】この発明の第7実施例によるファジー開発支
援装置の構成を示すブロック図である。
【図39】この発明の第8実施例によるファジー開発支
援装置の構成を示すブロック図である。
【図40】図39に示したファジー開発支援装置で生成
された出力メンバーシップ関数を示すグラフである。
【図41】この発明の第8実施例の第2の態様によるフ
ァジー開発支援装置の構成を示すブロック図である。
【図42】この発明の第8実施例の第3の態様によるフ
ァジー開発支援装置の構成を示すブロック図である。
【図43】この発明の第9実施例によるファジー開発支
援装置の構成を示すブロック図である。
【図44】図43に示したエラー解析部の構成の一例を
示すブロック図である。
【図45】図43に示したエラー解析部の構成の他の例
を示すブロック図である。
【図46】図43に示したファジー開発支援装置の動作
を説明するための出力メンバーシップ関数を示すグラフ
である。
【図47】この発明の第10実施例によるファジー開発
支援装置の構成を示すブロック図である。
【図48】図47に示したファジー開発支援装置の動作
を説明するための出力メンバーシップ関数を示すグラフ
である。
【図49】この発明の第10実施例の他の態様によるフ
ァジー開発支援装置の構成を示すブロック図である。
【図50】この発明の第11実施例によるファジー開発
支援装置の構成を示すブロック図である。
【図51】この発明の第12実施例によるファジー開発
支援装置の構成を示すブロック図である。
【図52】この発明の第13実施例によるファジー開発
支援装置の構成を示すブロック図である。
【図53】ファジー推論の概念を示す図である。
【図54】メンバーシップ関数の概念図である。
【図55】min-max 重心法によるファジー推論法の手順
を説明するための図である。
【図56】min-max 重心法によるファジー推論法につて
説明するための図である。
【図57】従来のファジー開発支援装置の構成を説明す
るための図である。
【図58】従来のファジー開発支援装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図59】従来のファジー開発支援装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図60】図59に示したファジー開発支援装置のデー
タ入力部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1a〜1m データ入力部 2 ファジー推論実行部 3 出力部 3a〜3p 結果検証部 4 被制御システム 5,14 入力データ生成器 6 ファジールール作成器 7,7a メンバーシップ関数生成器 9 格子状シート 10,11 補助シート 13 関数パラメータ 15 SIM入力データ生成器 16,128 マルチプレクサ 17 入出力設定部 18 頂点座標検出器 25 データ比較器 28 データ圧縮器 41 関数形状設定部 43 ルール作成器 44 関数作成器 45 固定点格納器 46 波形格納器 47 ルールジェネレータ 48 関数ジェネレータ 49 ルールモディファイア 50,75 ルールメモリ 51 関数メモリ 52,115 アブソリュータ 53,77,82,92 しきい値レジスタ 54,78,83,89,93 比較器 55 位置検出器 56 関数モディファイア 72 グレードメモリ 73,79 ルール抽出部 60,74,80,95,102 表示部 70 推論結果出力部 81 領域指定器 94 警告発生器 90,90a エラー解析部 100 ゼロ検出器 101,110 データメモリ 113 入力データレジスタ 114 推論結果レジスタ 120 検証用ルールメモリ 121 検証用関数メモリ 122 検証用データメモリ 127 システムエラー検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小守 伸史 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社半導体基礎研究所内

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファジー推論に用いられる複数の入力デ
    ータ及びファジールール並びに該ファジールールで用い
    るメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行する推論実行手段とを備え、 前記データ入力手段は、 作成しようとする前記メンバーシップ関数の変数の離散
    値に対応する格子点を外部から与えられたデータに対応
    して複数発生し、複数の前記格子点の中の外部から指定
    された前記格子点を用いて前記メンバーシップ関数の作
    成を行なうことを特徴とする、ファジー開発支援装置。
  2. 【請求項2】 ファジー推論に用いられる複数の入力デ
    ータ及びファジールール並びに該ファジールールで用い
    るメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行する推論実行手段とを備え、 前記データ入力手段は、 与えられた座標に応じて関数の形状を表示するとともに
    表示された前記関数の形状に対応する座標を出力するこ
    とが可能で、前記メンバーシップ関数作成のためのに簡
    単な関数の形状を示す波形を表示する表示手段を備え、 外部からの指定に従って前記波形を継ぎ合わせるととも
    に継ぎ合わせた前記メンバーシップ関数の形状を前記表
    示手段に与えるとともに前記座標を用いて前記メンバー
    シップ関数を作成することを特徴とする、ファジー開発
    支援装置。
  3. 【請求項3】 ファジー推論に用いられる複数の入力デ
    ータ及びファジールール並びに該ファジールールで用い
    るメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行する推論実行手段とを備え、 前記データ入力手段は、 前記メンバーシップ関数の形状を表示するための表示手
    段と、 前記メンバーシップ関数の基本となる形状を前記表示手
    段に表示させるとともに、前記表示手段が表示している
    前記メンバーシップ関数の形状を規定している点がい移
    動可能な座標を所定の規則に従って計算する計算手段と
    を備え、 前記移動可能な座標を使って前記メンバーシップ関数の
    形状を変形することを特徴とする、ファジー開発支援装
    置。
  4. 【請求項4】 ファジー推論に用いられる複数の入力デ
    ータ及びファジールール並びに該ファジールールで用い
    るメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行する推論実行手段とを備え、 前記データ入力手段は、 前記入力データを生成する入力データ生成手段と、 前記メンバーシップ関数の傾きが所定の変化をしている
    点の座標を与える前記入力データを検出する検出手段
    と、 前記入力データ生成手段が生成した前記入力データのう
    ち検出された前記入力データに対して所定の範囲内にあ
    る前記入力データのみを前記ファジー推論を検証するた
    めの検証用入力データとして抽出して前記推論実行手段
    に対して出力する抽出手段とを備える、ファジー開発支
    援装置。
  5. 【請求項5】 ファジー推論に用いられる複数の入力デ
    ータ及びファジールール並びに該ファジールールで用い
    るメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行する推論実行手段とを備え、 前記データ入力手段は、 乱数を発生させる乱数あるいは疑似乱数発生器と、 前記乱数を用いて前記入力データを所定の個数だけ抽出
    して、抽出された該入力データに基づいて前記入力デー
    タを選択的に前記推論実行手段に対して出力する抽出手
    段とを備える、ファジー開発支援装置。
  6. 【請求項6】 前記推論実行手段が前記ファジー推論を
    実行して出力する推論結果を逐次入力してデータ圧縮を
    行うデータ圧縮手段をさらに備える、請求項4または請
    求項5記載のファジー開発支援装置。
  7. 【請求項7】 前記データ圧縮手段が出力したデータと
    予め求められた期待値の圧縮データとを比較する比較器
    をさらに備える、請求項6記載のファジー開発支援装
    置。
  8. 【請求項8】 前記データ入力手段は、 前記入力データとグレードとの関係を与える前記メンバ
    ーシップ関数を用いて、前記グレードがゼロでない前記
    入力データを、前記推論実行手段に与える前記入力デー
    タとして選択する選択手段をさらに備える、請求項4ま
    たは請求項5記載のファジー開発支援装置。
  9. 【請求項9】 ファジー推論に用いられる複数の入力デ
    ータ及びファジールール並びに該ファジールールで用い
    るメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行する推論実行手段とを備え、 前記データ入力手段は、 前記ファジールールの前記入力データの変数と前記ファ
    ジールールの推論結果の変数とを設定する入出力設定手
    段と、 前記推論実行手段の出力の期待値としての前記入力デー
    タと前記推論結果との関係を与える期待値波形及び前記
    期待値波形上の固定点を設定する期待値波形設定手段
    と、 前記入力データの変数と前記出力データの変数とを用い
    て前記ファジールールの基本形を生成する第1のファジ
    ールール生成手段と、 前記第1のファジールール生成手段が生成する前記基本
    形及び前記期待値波形設定手段が設定した前記固定点を
    使って、前記固定点の数だけ複数の前記ファジールール
    を生成する第2のファジールール生成手段とを備える、
    ファジー開発支援装置。
  10. 【請求項10】 前記データ入力手段は、 前記メンバーシップ関数の基本形を生成する第1のメン
    バーシップ関数生成手段と、 前記第1のメンバーシップ関数生成手段が生成した前記
    基本形及び前記期待値波形設定手段が設定した前記固定
    点を使って、前記第2のファジールール生成手段が生成
    した複数の前記ファジールールで用いられる複数の前記
    メンバーシップ関数を生成する第2のメンバーシップ関
    数生成手段とをさらに備える、請求項9記載のファジー
    開発支援装置。
  11. 【請求項11】 前記データ入力手段は、 前記推論実行手段が出力する前記推論結果と設定された
    前記期待値波形で与えられる前記推論結果とを比較する
    比較手段と、 前記比較手段の比較結果に応じて、複数の前記メンバー
    シップ関数の変形を行う関数変形手段とをさらに備え
    る、請求項10記載のファジー開発支援装置。
  12. 【請求項12】 前記データ入力手段は、 前記期待値波形設定手段が設定した前記期待値波形及び
    前記推論実行手段から出力された前記推論結果を同じ座
    標系を用いて合わせて表示する表示手段をさらに備え
    る、請求項11記載のファジー開発支援装置。
  13. 【請求項13】 前記データ入力手段は、 前記期待値波形設定手段が設定した前記期待値波形で与
    えられる前記推論結果と前記推論実行手段から出力され
    た前記推論結果との差異を評価する評価手段をさらに備
    える、請求項12記載のファジー開発支援装置。
  14. 【請求項14】 前記データ入力手段は、 前記ファジールールの検証のための検証用入力データを
    生成する検証用入力データ生成手段と、 前記検証用入力データ生成手段で生成される所定の範囲
    の前記検証用入力データを選択的に前記推論実行手段に
    与える入力範囲設定手段とをさらに備える、請求項11
    記載のファジー開発支援装置。
  15. 【請求項15】 前記データ入力手段は、 前記期待値波形設定手段が設定した前記固定点を変更ま
    たは追加する期待値波形補正手段をさらに備える、請求
    項11記載のファジー開発支援装置。
  16. 【請求項16】 ファジー推論に用いられる複数の入力
    データ及びファジールール並びに該ファジールールで用
    いるメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行して推論結果を出力する推論実行
    手段と、 前記推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果
    を検証する結果検証手段とを備え、 前記データ入力手段は、 複数の前記ファジールールの検証を行なうための検証用
    入力データを生成する入力データ生成手段を備え、 前記結果検証手段は、 前記検証用入力データを前記推論実行手段に適用したと
    きの推論実行過程における途中結果と前記推論結果とを
    所定の基準に従って分類することで複数の前記ファジー
    ルールを複数のルールセットにグループ分けするファジ
    ールール分類手段を備える、ファジー開発支援装置。
  17. 【請求項17】 前記ファジールール分類手段は、 任意の前記入力データについて前記推論実行手段で実行
    される推論において、前記推論実行手段が出力する前記
    推論結果に寄与する前記ファジールールを複数の前記フ
    ァジールールの中から抽出するルール抽出手段を含む、
    請求項16記載のファジー開発支援装置。
  18. 【請求項18】 前記推論実行手段は、min−max
    重心法によるファジー推論を実行することによって前記
    推論結果とともに推論実行中に計算される前記後件部メ
    ンバーシップ関数のグレードを出力する推論実行手段を
    含み、 前記ルール抽出手段は、前記ファジールールの後件部の
    前記メンバーシップ関数が一致する複数の前記ファジー
    ルールについて、前記グレードが最大の前記ファジール
    ールを抽出するルール抽出手段を含む、請求項17記載
    のファジー開発支援装置。
  19. 【請求項19】 ファジー推論に用いられる複数の入力
    データ及びファジールール並びに該ファジールールで用
    いるメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行して推論結果を出力する推論実行
    手段と、 前記推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果
    を検証する結果検証手段とを備え、 前記データ入力手段が生成する前記メンバーシップ関数
    は、前記ファジールールの前件部に対応した前件部メン
    バーシップ関数と後件部に対応した後件部メンバーシッ
    プ関数とを含み、 前記結果検証手段は、 前記推論結果を得るために前記推論実行手段が計算した
    前記後件部メンバーシップ関数のグレードを同一形状の
    前記後件部メンバーシップ関数毎に記憶するためのメモ
    リと、 推論実行中に計算される前記ファジールールの前記グレ
    ードを前記後件部メンバーシップ関数毎に累算して、累
    算値を前記メモリに対して出力する累算手段とを備え
    る、ファジー開発支援装置。
  20. 【請求項20】 前記結果検証手段は、 前記メモリに格納されている前記累算値と所定の値とを
    比較する比較器と、 前記比較器の出力する比較結果に基づいて前記ファジー
    ルールを抽出する抽出手段とをさらに備える、請求項1
    9記載のファジー開発支援装置。
  21. 【請求項21】 ファジー推論に用いられる複数の入力
    データ及びファジールール並びに該ファジールールで用
    いるメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行して推論結果とともに該ファジー
    推論に用いた出力メンバーシップ関数を出力する推論実
    行手段と、 前記推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果
    を検証する結果検証手段とを備え、 前記データ入力手段が生成する前記メンバーシップ関数
    は、前記ファジールールの前件部に対応した前件部メン
    バーシップ関数と後件部に対応した後件部メンバーシッ
    プ関数とを含み、 前記結果検証手段は、 前記後件部メンバーシップ関数における変数としての推
    論結果の範囲を指定する範囲指定手段と、 前記出力メンバーシップ関数のグレードと所定の値とを
    前記範囲について比較して比較した結果に応じて警告を
    発生する警告発生手段とを備える、ファジー開発支援装
    置。
  22. 【請求項22】 前記結果検証手段は、 前記範囲指定手段は、複数の前記範囲を記憶する記憶手
    段を備え、 複数の前記範囲にそれぞれ対応して、前記グレードと比
    較するための複数の前記所定の値を記憶するとともに前
    記警告手段に該所定の値を与えるしきい値記憶手段と、 前記推論実行手段が前記ファジー推論の実行に用いた前
    記入力データに応じて、前記しきい値記憶手段と前記範
    囲指定手段の前記記憶手段とがそれぞれ出力するデータ
    を切り替えるための指示を、前記しきい値記憶手段及び
    前記記憶手段に与える制御手段とをさらに備える、請求
    項21記載のファジー開発支援装置。
  23. 【請求項23】 前記結果検証手段は、 前記範囲指定手段が指定した前記範囲において、前記警
    告手段が警告を発したときの前記出力メンバーシップ関
    数における変数としての前記推論結果とそれに対応する
    グレードとを出力する解析手段と、 前記解析手段が出力した前記推論結果及び前記グレード
    を表示する表示手段とをさらに備える、請求項21記載
    のファジー開発支援装置。
  24. 【請求項24】 ファジー推論に用いられる複数の入力
    データ及びファジールール並びに該ファジールールで用
    いるメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行して推論結果を出力する推論実行
    手段と、 前記推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果
    を検証する結果検証手段とを備え、 前記データ入力手段が生成する前記メンバーシップ関数
    は、前記ファジールールの前件部に対応した前件部メン
    バーシップ関数と後件部に対応した後件部メンバーシッ
    プ関数とを含み、 前記推論実行手段は、 前記後件部メンバーシップ関数における変数としての推
    論結果と推論を実行して得た前記変数としての推論結果
    に対応したグレードとの関係を示す出力メンバーシップ
    関数から分散値を計算する計算手段を備え、 前記結果検証手段は、 前記分散値が所定値を越えたか否かによって分散エラー
    を判断する分散エラー検出手段と、前記分散エラーの原
    因を解析する手段を備える、ファジー開発支援装置。
  25. 【請求項25】 前記結果検証手段は、前記分散エラー
    が検出されたときに前記出力メンバーシップ関数を表示
    する表示手段をさらに備える、請求項24記載のファジ
    ー開発支援装置。
  26. 【請求項26】 前記結果検証手段は、前記分散エラー
    が検出されたときに前記推論実行手段が出力した前記推
    論結果と該推論結果を出力するために用いた前記入力デ
    ータとを格納するメモリをさらに備える、請求項24記
    載のファジー開発支援装置。
  27. 【請求項27】 前記結果検証手段は、前記分散エラー
    が検出されたときに所定の定数を前記推論結果として出
    力する出力手段をさらに備える、請求項26記載のファ
    ジー開発支援装置。
  28. 【請求項28】 前記結果検証手段は、前記推論実行手
    段が出力することを期待する前記出力メンバーシップ関
    数の推論結果とグレードとの関係を与えるために入力さ
    れた波形から前記分散値と比較するための前記所定値を
    計算する所定値計算手段をさらに備える、請求項24記
    載のファジー開発支援装置。
  29. 【請求項29】 ファジー推論に用いられる複数の入力
    データ及びファジールール並びに該ファジールールで用
    いるメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行して推論結果を出力する推論実行
    手段と、 前記推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果
    を検証する結果検証手段とを備え、 前記結果検証手段は、 前記ファジールールの中に記述されている前記入力デー
    タを示す変数と前記推論結果を示す変数とを抽出する変
    数抽出手段と、 抽出された前記変数を前記ファジールール毎に表示する
    表示手段とを備える、ファジー開発支援装置。
  30. 【請求項30】 前記データ入力手段は、 複数のファジールールの検証を行なうための検証用入力
    データを生成する入力データ生成手段を備え、 前記結果検証手段は、 前記推論実行手段が出力する後件部メンバーシップ関数
    のグレードがゼロとなっているときの前記入力データを
    格納するデータメモリを備え、 前記データメモリに格納されている前記入力データを前
    記表示手段に表示することを特徴とする、請求項29記
    載のファジー開発支援装置。
  31. 【請求項31】 ファジー推論に用いられる複数の入力
    データ及びファジールール並びに該ファジールールで用
    いるメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行して推論結果を出力する推論実行
    手段と、 前記推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果
    を検証する結果検証手段とを備え、 前記結果検証手段は、 前記推論実行手段が実行した推論に用いられた前記入力
    データを所定の規則に従って格納する入力データ用メモ
    リを備える、ファジー開発支援装置。
  32. 【請求項32】 前記入力データ用メモリは、LRU方
    式のメモリを含む、請求項31記載のファジー開発支援
    装置。
  33. 【請求項33】 前記入力データ用メモリは、FIFO
    方式のメモリを含む、請求項31記載のファジー開発支
    援装置。
  34. 【請求項34】 ファジー推論に用いられる複数の入力
    データ及びファジールール並びに該ファジールールで用
    いるメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行して推論結果を出力する推論実行
    手段と、 前記推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果
    を検証する結果検証手段とを備え、 前記結果検証手段は、 複数の前記推論結果及び該推論結果を導くための前記入
    力データを用いて得た前記推論結果の変化の割合を使っ
    て該推論結果を検証する推論検証手段を備える、ファジ
    ー開発支援装置。
  35. 【請求項35】 ファジー推論に用いられる複数の入力
    データ及びファジールール並びに該ファジールールで用
    いるメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行して推論結果を出力する推論実行
    手段と、 前記推論実行手段の推論実行過程を含めて前記推論結果
    を検証する結果検証手段とを備え、 前記結果検証手段は、前記推論結果の変化の割合及び前
    記入力データの変化の割合を用いて該推論結果を検証す
    ることを特徴とする、ファジー開発支援装置。
  36. 【請求項36】 前記推論検証手段は、 前記推論結果の変化の割合と所定の値との比較によって
    推論を検証する手段と、比較結果により前記入力データ
    を格納するメモリを備えることを特徴とする、請求項3
    4または請求項35記載のファジー開発支援装置。
  37. 【請求項37】 前記推論検証手段は、 前記推論結果の変化の割合がゼロのときに前記入力デー
    タを抽出する抽出手段と、抽出された前記入力データを
    格納するメモリを備える、請求項34または請求項35
    記載のファジー開発支援装置。
  38. 【請求項38】 ファジー推論に用いられる複数の入力
    データ及びファジールール並びに該ファジールールで用
    いるメンバーシップ関数を生成するデータ入力手段と、 前記データ入力手段が生成した前記複数の入力データ、
    前記ファジールール及び前記メンバーシップ関数を用い
    てファジー推論を実行して推論結果を出力する推論実行
    手段と、 前記推論実行手段の実行結果を検証するとともに前記推
    論実行手段で得た前記推論結果を出力する結果検証手段
    とを備え、 前記データ入力手段は、 前記推論実行手段が実行する前記ファジー推論の検証を
    行うための検証用入力データと検証用ファジールールを
    生成する生成手段を備え、 前記結果検証手段は、 前記生成手段で生成した前記検証用入力データに対応し
    て前記推論実行手段が出力すべき推論結果の期待値を記
    憶しており、前記検証用ファジールールを前記推論実行
    部に適用して前記推論実行手段が出力した前記推論結果
    と記憶している前記推論結果の期待値とを比較して前記
    ファジー推論の実行の正しさを検証する検証手段を備え
    る、ファジー開発支援装置。
JP6063390A 1994-03-31 1994-03-31 ファジー開発支援装置 Pending JPH07271594A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6063390A JPH07271594A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 ファジー開発支援装置
US08/403,421 US5708761A (en) 1994-03-31 1995-03-14 Fuzzy development-support device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6063390A JPH07271594A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 ファジー開発支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07271594A true JPH07271594A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13227936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6063390A Pending JPH07271594A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 ファジー開発支援装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5708761A (ja)
JP (1) JPH07271594A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020075396A1 (ja) * 2018-10-10 2021-12-09 株式会社アクセル 推論装置、推論方法及び推論プログラム
CN119090446A (zh) * 2024-09-03 2024-12-06 珠海亿胜生物制药有限公司 一种药企文档的管理方法、装置、系统及存储介质
WO2025069198A1 (ja) * 2023-09-26 2025-04-03 日本電信電話株式会社 設定補助装置、設定補助方法、および設定補助プログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI725423B (zh) * 2019-05-07 2021-04-21 仁寶電腦工業股份有限公司 隱藏式開關的校正控制方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4503537A (en) * 1982-11-08 1985-03-05 International Business Machines Corporation Parallel path self-testing system
US4534043A (en) * 1983-06-27 1985-08-06 Racal Data Communications, Inc. Test tone detector apparatus and method modem using same
US4631598A (en) * 1984-10-15 1986-12-23 Burkhardt Norman S High speed, high resolution image processing system
EP0186874B1 (en) * 1984-12-26 1994-06-08 Hitachi, Ltd. Method of and apparatus for checking geometry of multi-layer patterns for IC structures
FR2613509B1 (fr) * 1987-04-03 1989-06-09 Thomson Cgr Procede de calcul et de representation d'images de vues d'un objet
US5189728A (en) * 1988-08-18 1993-02-23 Omron Tateisi Electronics Co. Rule generating and verifying apparatus for fuzzy control
US5167005A (en) * 1988-08-19 1992-11-24 Research Development Corporation Of Japan Fuzzy computer
US5179671A (en) * 1989-03-31 1993-01-12 Bull Hn Information Systems Inc. Apparatus for generating first and second selection signals for aligning words of an operand and bytes within these words respectively
US5179634A (en) * 1989-04-14 1993-01-12 Omron Corporation System for synthesizing new fuzzy rule sets from existing fuzzy rule sets
US5125085A (en) * 1989-09-01 1992-06-23 Bull Hn Information Systems Inc. Least recently used replacement level generating apparatus and method
US5276767A (en) * 1989-12-01 1994-01-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Fuzzy computer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020075396A1 (ja) * 2018-10-10 2021-12-09 株式会社アクセル 推論装置、推論方法及び推論プログラム
WO2025069198A1 (ja) * 2023-09-26 2025-04-03 日本電信電話株式会社 設定補助装置、設定補助方法、および設定補助プログラム
CN119090446A (zh) * 2024-09-03 2024-12-06 珠海亿胜生物制药有限公司 一种药企文档的管理方法、装置、系统及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
US5708761A (en) 1998-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Musa The measurement and management of software reliability
US5729746A (en) Computerized interactive tool for developing a software product that provides convergent metrics for estimating the final size of the product throughout the development process using the life-cycle model
EP0553571B1 (en) Method for generating and executing complex operating procedures
EP0413485B1 (en) Performance improvement tool for rule based expert systems
US7739550B2 (en) Test case selection apparatus and method, and recording medium
Call et al. A comparison of approaches and implementations for automating decision analysis
US20110288846A1 (en) Technique and tool for efficient testing of controllers in development (h-act project)
KR0138694B1 (ko) 퍼지 검색 장치 및 그 방법
CN113168589A (zh) 数据生成装置、预测器学习装置、数据生成方法和学习方法
US20040015791A1 (en) Random code generation using genetic algorithms
US10884715B2 (en) Method for generating source code
JP3177327B2 (ja) 計量経済モデルシミュレーションシステム
US5708761A (en) Fuzzy development-support device
KR20220151255A (ko) 사용자 작업을 기반으로 한 다차원 xai 기법의 통합 평가 방법 및 시스템
Tausworthe A general software reliability process simulation technique
JP2657189B2 (ja) 制御シーケンスソフトウェアの自動生成方法とその装置
Cheng et al. Performance evaluation of 3DCAD systems based on unified automatic test, cloud model and variable weight AHP
JP3305049B2 (ja) ソフトウェア品質管理システム
Seaman On teleprocessing system design, Part VI: The role of digital simulation
Alharby et al. Fitting and regression for distributions of ethereum smart contracts
Thorpe Stability tests on a tender price prediction model
RU2754239C1 (ru) Способ структурно-параметрического синтеза средств поддержки принятия решений при управлении развитием сложной организационно-технической системы и устройство для его реализации
Degoulet et al. An approach for the evaluation of software engineering environments in medicine
Nakamori et al. Decision support system for environmental planning
Julius et al. Integrating human reliability analysis approaches in the EPRI HRA Calculator,®