JPH07271916A - 学習パターン生成装置及びこれを用いた文字認識装置 - Google Patents

学習パターン生成装置及びこれを用いた文字認識装置

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JPH07271916A
JPH07271916A JP6085520A JP8552094A JPH07271916A JP H07271916 A JPH07271916 A JP H07271916A JP 6085520 A JP6085520 A JP 6085520A JP 8552094 A JP8552094 A JP 8552094A JP H07271916 A JPH07271916 A JP H07271916A
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Hisashi Chiba
久 千葉
Hitoshi Kubota
整 久保田
Katsuichi Ono
勝一 小野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練した操作者によらなくても適切な学習パ
ターンを自動的かつ短時間に選択する。 【構成】 学習パターン生成装置10は、全ての認識
対象パターンPr1〜Prnを記憶している認識対象パ
ターン記憶手段12と、全ての認識対象パターンPr1
〜Prnのそれぞれと認識できなかった入力パターンP
ea又は誤って認識した入力パターンPebとの類似度
R1〜Rnを計算する類似度計算手段14と、類似度計
算手段14によって計算された類似度R1〜Rnに基づ
き入力パターンPea,Pebを学習パターンPsにす
るか否かを判断する学習パターン選択手段16とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニューラルネットワー
クを用いて文字等を認識する場合の学習パターン生成装
置及びこれを用いた文字認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ニューラルネットワークを用いて文字等
を認識する場合、予めニューラルネットワークに認識対
象文字を学習させておく。学習とは、例えば認識対象文
字「C」をニューラルネットワークに入力したときに、
ニューラルネットワークから「C」が出力されるよう
に、ニューラルネットワークを構成する各ユニット間の
結合荷重等のパラメータを決定することである。また、
学習に用いられる文字等のパターンを「学習パターン」
といい、この学習パターンの集合を「学習データ」とい
う。学習パターンの例を図8に示す。学習パターンに
は、認識対象文字である学習パターン80、認識対象文
字にノイズが加わった学習パターン81,82,83、
認識対象文字が変形した学習パターン84,85,86
等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次のような問題があった。
【0004】 認識率を高めるために学習パターン8
1,…,86を増やすと、学習が収束しなくなって、最
適なパラメータを決定できなくなる。
【0005】 認識対象文字に特定のノイズが加わっ
た学習パターン87,88を学習すると、学習パターン
87,88に類似した認識対象文字89,90,91と
混同を生じて認識率が低下する。すなわち、認識対象文
字89,90,91の「G」,「O」,「D」を認識対
象文字「C」と誤って認識してしまう可能性が生じる。
【0006】 上記の問題を避けるためには、操
作者が学習すべきパターンを選択する必要がある。すな
わち、学習の収束の妨げとなる不要なパターンを除外す
ると共に、認識率の低下を招くパターンも除外する。こ
れにより、好ましいパターンのみをニューラルネットワ
ークに学習させる。この学習すべきパターンを的確に判
断するには熟練を要すると共に多くの時間及び試行錯誤
が必要であるので、操作がたいへん面倒であった。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明の主な目的は、熟練した
操作者によらなくても適切な学習パターンを自動的かつ
短時間に選択できる学習パターン生成装置及びこれを用
いた文字認識装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る学習パター
ン生成装置及びこれを用いた文字認識装置は、上記目的
を達成するためになされたものであり、次の構成を有す
る。
【0009】本発明に係る学習パターン生成装置は、全
ての認識対象パターンを記憶している認識対象パターン
記憶手段と、前記全ての認識対象パターンのそれぞれと
認識できなかった又は誤って認識した入力パターンとの
類似度を計算する類似度計算手段と、この類似度計算手
段によって計算された前記類似度に基づき前記入力パタ
ーンを学習パターンにするか否かを判断する学習パター
ン選択手段とを備えたものである。
【0010】本発明に係る文字認識装置は、入力文字を
含む画像データを入力する画像入力部と、この画像入力
部で入力された画像データを記憶する画像記憶部と、こ
の画像記憶部に記憶されている画像データから前記入力
文字に関する入力データを作成する入力データ作成部
と、この入力データ作成部で作成された入力データに対
してニューラルネットワーク処理を行うニューラルネッ
トワーク処理部と、このニューラルネットワーク処理部
の処理結果に基づいて前記入力文字に対応する認識対象
文字を出力する文字出力部とを備えたものを改良したも
のである。
【0011】すなわち、前記ニューラルネットワーク処
理部が、本発明に係る学習パターン生成装置によって得
られた学習パターンによって学習したニューラルネット
ワークを有することを特徴とするものである。
【0012】ここでいう「画素」とは、最小分解能とし
ての画素から、これらの画素を複数個集めて一単位とし
たものまでを含む。
【0013】
【作用】本発明に係る学習パターン生成装置の作用は、
次のとおりである。認識対象パターン記憶手段には、全
ての認識対象パターンが記憶されている。類似度計算手
段は、全ての認識対象パターンのそれぞれと認識できな
かった入力パターンとの類似度、又は全ての認識対象パ
ターンのそれぞれと誤って認識した入力パターンとの類
似度を計算する。学習パターン選択手段は、類似度計算
手段によって計算された類似度に基づき、入力パターン
を学習パターンにするか否かを判断する。例えば、類似
度が大きい場合には入力パターンを学習パターンにし、
類似度が小さい場合には入力パターンを学習パターンに
しない。
【0014】本発明に係る文字認識装置の作用は、次の
とおりである。入力文字を含む画像データは、画像入力
部から入力され、画像記憶部で記憶される。入力データ
作成部では、画像記憶部に記憶されている画像データか
ら入力文字に関する入力データが作成される。入力デー
タはニューラルネットワーク処理部で処理され、この処
理結果に基づいて文字出力部から入力文字に対応する認
識対象文字が出力される。ニューラルネットワーク処理
部のニューラルネットワークは、請求項1記載の学習パ
ターン生成装置によって得られた学習パターンを学習し
たものである。この学習パターンは、適切なものである
と共に自動的かつ短時間に選択されたものである。
【0015】
【発明の実施例】図1は、本発明に係る学習パターン生
成装置の一実施例を示すブロック図である。以下、この
図に基づき説明する。
【0016】学習パターン生成装置10は、全ての認識
対象パターンPr1〜Prnを記憶している認識対象パ
ターン記憶手段12と、全ての認識対象パターンPr1
〜Prnのそれぞれと認識できなかった入力パターンP
ea又は誤って認識した入力パターンPebとの類似度
R1〜Rnを計算する類似度計算手段14と、類似度計
算手段14によって計算された類似度R1〜Rnに基づ
き入力パターンPea,Pebを学習パターンPsにす
るか否かを判断する学習パターン選択手段16とを備え
ている。類似度計算手段12及び学習パターン選択手段
16は、例えばコンピュータ及びこれを動作させるプロ
グラムによって実現できる。認識対象パターン記憶手段
14は、ROM,RAM又は磁気記録装置等によって実
現できる。認識対象パターンPr1〜Prnとしては、
文字パターン,音声パターン,血液の凝集パターン等、
どのようなものでもよい。
【0017】類似度計算手段12には、認識できなかっ
た入力パターンPea及び誤って認識した入力パターン
Pebを記憶している外部記憶装置18が接続されてい
る。学習パターン選択手段16には、学習パターンPs
によって学習するニューラルネットワーク処理装置20
が接続されている。また、入力パターンPea,Peb
には、出力すべき認識対象パターンPoを示す情報が付
加されている。
【0018】図2は、学習パターン生成装置10の動作
を示すフローチャートであり、認識できなかった入力パ
ターンPeaについて学習パターンPsを生成する場合
を示している。以下、図1及び図2に基づき説明する。
【0019】予め、認識できなかった入力パターンPe
aと、入力パターンPeaに付加されている出力すべき
認識対象パターンPoの情報とを、外部記憶装置18等
から入力しておく。また、認識対象パターンPr1〜P
rnには、出力すべき認識対象パターンPoが当然のこ
とながら含まれている。
【0020】まず、初期値m=1を設定して(ステップ
101)、入力パターンPeaと認識対象パターンPr
1とを重ね合わせる(ステップ102)。例えば、入力
パターンPeaを「E+ノイズ」とし、認識対象パター
ンPr1を「E」とすると、図3に示すようになる。図
3中央の「重ね合わせ後」において、一致部分面積(画
素数)R1aを網掛けで示し、不一致部分面積(画素
数)R1bを斜線で示す。すなわち、入力パターンPe
aと認識対象パターンPr1との同じ座標の画素におい
て、どららも「1」であればその画素は一致しているも
のとし、どちらか一方のみが「1」であればその画素は
一致していないものとする。このとき、類似度R1は、
認識対象パターンPr1の全面積(画素数)をR1cと
すれば、R1=R1a/R1cで与えられる(ステップ
103)。したがって、類似度R1は、「0.0 」から
「1.0 」までの間に分布し、一致部分面積R1aが小さ
いほど(類似していないほど)「0.0 」に近づく。ただ
し、R1b/R1cがある定められたしきい値よりも大
きくなる場合は、R1=0.0 として、学習パターン選択
の対象から外す。R1b/R1cが大きいほど、入力パ
ターンPeaと認識対象パターンPr1とは類似しない
からである。続いて、類似度R1としきい値Trとの大
小比較を行い、その結果を記憶しておく(ステップ10
4)。しきい値Trは、実験的に求められたものであ
る。次に、m=m+1とし(ステップ105)、m>n
になるまでステップ102〜105を繰り返す(ステッ
プ106)。
【0021】類似度R1〜Rnの計算が終了すると、ス
テップ104で得られた,類似度Rmとしきい値Trと
の大小比較の結果から、Rm>Trとなるものがただ一
つあるか否かを判断する(ステップ107)。Rm>T
rとなるものがただ一つあれば、そのRmに対応する認
識対象パターンPrmが出力すべき認識対象パターンP
oに一致するか否かを判断する(ステップ108)。認
識対象パターンPrmが認識対象パターンPoに一致す
れば、入力パターンPeaを学習パターンPsとする
(ステップ109)。Rm>Trとなるものがただ一つ
ではない場合は、入力パターンPeaを学習パターンP
sとしない。このような入力パターンPeaは、他の認
識対象パターンにも類似するからである。すなわち、こ
のような入力パターンPeaを学習パターンPsとすれ
ば、出力すべき認識対象パターンPoと他の認識対象パ
ターンとの間で混同を生じるからである。また、認識対
象パターンPrmが出力すべき認識対象パターンPoに
一致しない場合も、入力パターンPeaを学習パターン
Psとしない。このような入力パターンPeaは、出力
すべき認識対象パターンPoに最も類似するものではな
いからである。
【0022】図4は、学習パターン生成装置10の動作
を示すフローチャートであり、誤って認識した入力パタ
ーンPebについて学習パターンPsを生成する場合を
示している。以下、図1及び図4に基づき説明する。
【0023】予め、誤って認識した入力パターンPeb
と、入力パターンPebに付加されている出力すべき認
識対象パターンPoの情報とを、外部記憶装置18等か
ら入力しておく。また、認識対象パターンPr1〜Pr
nには、出力すべき認識対象パターンPoと誤って認識
した認識対象パターンPeとが当然のことながら含まれ
ている。
【0024】まず、初期値m=1を設定して(ステップ
201)、入力パターンPebと認識対象パターンPr
1とを重ね合わせる(ステップ202)。以下、ステッ
プ203からステップ206までは、入力パターンがP
eb,しきい値がTeである点を除き、図2のステップ
103からステップ106と同様であるので、説明を省
略する。
【0025】類似度R1〜Rnの計算が終了すると、認
識対象パターンPoにおける類似度Roが認識対象パタ
ーンPeにおける類似度Reよりも大きいか否かを判断
する(ステップ207)。Ro>Reであれば、ステッ
プ204で得られた類似度Rmとしきい値Teとの大小
比較の結果から、Ro>TeかつRe<Teであるか否
かを判断する(ステップ208)。Ro>TeかつRe
<Teであれば入力パターンPebを学習パターンPs
とする(ステップ209)。一方、Ro≦Reである場
合は、入力パターンPebを学習パターンPsとしな
い。このような入力パターンPebは、出力すべき認識
対象パターンPoに最も類似するものではないからであ
る。また、Ro>ReであってもRo≦Teである場合
は、入力パターンPebを学習パターンPsとしない。
このような入力パターンPebは、出力すべき認識対象
パターンPoと類似する度合いが小さいからである。さ
らに、Ro>ReであってもRe≧Teである場合も、
入力パターンPebを学習パターンPsとしない。この
ような入力パターンPebは、誤って出力した認識対象
パターンPeにも類似するからである。すなわち、この
ような入力パターンPebを学習パターンPsとすれ
ば、出力すべき認識対象パターンPoと誤って出力した
認識対象パターンPeとの間で混同を生じるからであ
る。
【0026】なお、本実施例における類似度R1〜Rn
の計算方法は、言うまでもなく一例に過ぎない。例え
ば、類似度R1=(R1a−R1b)/R1cとして求
めてもよい。
【0027】図5は、本発明に係る文字認識装置の一実
施例を示すブロック図である。以下、この図に基づき説
明する。
【0028】文字認識装置30は、入力文字aを含む画
像データbを入力する画像入力部32と、画像入力部3
2で入力された画像データbを記憶する画像記憶部34
と、画像記憶部34に記憶されている画像データbから
入力文字aに関する入力データcを作成する入力データ
作成部36と、入力データ作成部36で作成された入力
データcに対してニューラルネットワーク処理を行うニ
ューラルネットワーク処理部38と、ニューラルネット
ワーク処理部38の処理結果に基づいて入力文字aに対
応する認識対象文字dを出力する文字出力部40とを備
えたものである。
【0029】ニューラルネットワーク処理部38は、図
1の学習パターン生成装置10によって得られた学習パ
ターンPsによって学習したニューラルネットワーク4
6(図6)を有している。
【0030】画像入力部32は、例えばイメージスキャ
ナ,CCDカメラ等から構成され、デジタル画像を得る
ものである。画像記憶部34は、フロッピィーディス
ク,ハードディスク等の外部記憶装置又はRAM等から
構成されている。
【0031】文字出力部40は、ニューラルネットワー
ク処理部38から出力された認識対象文字dを表示する
CRT又はプリンタ等から構成されている。
【0032】入力データ作成部36及びニューラルネッ
トワーク処理部38は、例えばコンピュータ及びこれを
動作させるプログラムによって実現できる。この場合、
このコンピュータで、画像入力部32,文字出力部40
等を制御するように構成してもよい。また、ニューラル
ネットワーク処理部38は、ニューロチップによっても
実現できる。
【0033】ニューラルネットワーク処理部38は、図
6に示されるようなニューラルネットワーク46を有し
ている。ニューラルネットワーク46は、入力データ作
成部36で作成された入力データcが入力される入力層
46aと、中間層46bと、出力層46cとから構成さ
れている。各層はユニット(図6において「○」で示
す。)と呼ばれる構成要素から成り立っており、各ユニ
ットが結合することによりニューラルネットワーク46
が構成されている。
【0034】入力層46aの各ユニットは、中間層46
bのそれぞれのユニットとすべて結合している。そし
て、入力層46aのユニット数は、入力データcの画素
数に対応した個数であり、任意に設定可能である。ま
た、中間層46bの各ユニットは、出力層46cのそれ
ぞれのユニットとすべて結合している。中間層46bの
層数及びユニット数は、任意に設定可能である。出力層
46cは、少なくとも認識対象文字の数だけ用意されて
いる。本実施例では図6に示されるようにn個のユニッ
トを具備している。例えば、アルファベットを認識対象
文字とする場合は、n=26個となる。
【0035】このような構成において、入力層46aに
入力される入力データcと出力層46cからの出力すな
わち認識対象文字dとの関係を得るために、各ユニット
間の結合強度等を予め学習によって決定しておく。すな
わち、ある入力データcを入力層46aに入力したと
き、その入力データcがアルファベットの「A」であれ
ば、出力層46cのユニット46c1から「1」を出力さ
せ、アルファベットの「B」であれば、出力層46cの
ユニット46c2から「1」を出力させるように学習させ
る。以下、同様に「C」から「Z」まで学習させる。学
習データには、アルファベットの「A」から「Z」まで
のパターンの他に、学習パターン生成装置10によって
得られた学習パターンPsも含まれている。
【0036】このような学習済みのニューラルネットワ
ーク46を使用すれば、ある未知の入力データcが与え
られたとき、ユニット46c1,46c2,…,46cnから
の出力値O1 〜On により認識対象文字dが得られる。
ニューラルネットワーク46は、学習パターンPsも学
習しているため、入力パターン(本実施例における「入
力文字」)にノイズが混入している場合でも、正しいパ
ターン認識が可能である。
【0037】文字出力部40では、ニューラルネットワ
ーク処理部38の処理結果に基づいて認識対象文字を出
力する。ユニット46c1の出力値をO1 ,ユニット46
c2の出力値をO2 ,…,ユニット46c26 の出力値をO
26とする。あるユニット46Cmの出力値が最大Om.MAX
である場合、Om.MAX がしきい値Tよりも大きければ、
文字出力部40はOm に対応する認識対象文字を出力す
る。すべての出力値O1 〜O26がしきい値Tよりも小さ
ければ、文字出力部40は「認識できない」と出力す
る。
【0038】図7は、文字認識装置30の動作を示すフ
ローチャートである。以下、図5,図6及び図7に基づ
き説明する。
【0039】まず、入力文字aを含む画像データbを画
像入力部32から入力する(ステップ301)。続い
て、画像データbを画像記憶部34に記憶する(ステッ
プ302)。入力データ作成部36は、画像記憶部34
に記憶されている画像データbに二値化,切り出し等の
前処理を施して、入力文字aに関する入力データcを作
成する(ステップ303)。入力データcは、画素ごと
の濃度値「0」又は「1」の集合である。ニューラルネ
ットワーク処理部38は、入力データcを処理して出力
値O1 〜On を得る(ステップ304)。文字出力部4
0は、出力値O1〜On に基づいて、入力文字aに対応
する認識対象文字dを出力する(ステップ305)。
【0040】ところで、文字認識装置30は、必ずしも
入力文字aに正確に対応する認識対象文字dを出力でき
るわけではない。すなわち、認識できなかった入力パタ
ーンPea又は誤って認識した入力パターンPebが存
在する。この場合、操作者は、入力パターンPea,P
ebに、出力すべき認識対象パターンPoを示す情報を
付加するだけでよい。すなわち、この情報が付加された
入力パターンPea,Pebは、ニューラルネットワー
ク処理部38から画像記憶部34に記憶される。そし
て、多数の入力パターンPea,Pebの中から、学習
パターン生成装置10によって学習パターンPsが前述
したように選択される。続いて、学習パターンPsは、
ニューラルネットワーク処理部38のニューラルネット
ワーク46で学習される。このように、文字認識装置3
0は、熟練した操作者によらなくても適切な学習パター
ンPsを自動的かつ短時間に選択できるので、認識率が
高くかつ操作性がよい。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る学習パターン生成装置によ
れば、全ての認識対象パターンのそれぞれと認識できな
かった又は誤って認識した入力パターンとの類似度に基
づき、その入力パターンを学習パターンとするか否かを
判断することにより、従来操作者が経験的に選択してい
た適切な学習パターンを、自動的かつ短時間に選択でき
る。
【0042】本発明に係る文字認識装置によれば、本発
明に係る学習パターン生成装置を用いることにより、適
切な学習パターンを自動的かつ短時間で選択することが
できるので、認識率及び操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る学習パターン生成装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る学習パターン生成装置の一実施例
の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1の実施例における類似度計算手段の動作を
示す概念図である。
【図4】本発明に係る学習パターン生成装置の一実施例
の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る文字認識装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図6】図5の実施例におけるニューラルネットワーク
処理部のニューラルネットワークを示す概念図である。
【図7】本発明に係る文字認識装置の一実施例の動作を
示すフローチャートである。
【図8】従来の学習パターンの例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 学習パターン生成装置 12 認識対象パターン記憶手段 14 類似度計算手段 16 学習パターン選択手段 Pr1〜Prn 認識対象パターン Pea 認識できなかった入力パターン Peb 誤って認識した入力パターン R1〜Rn 類似度 Ps 学習パターン 30 文字認識装置 32 画像入力部 34 画像記憶部 36 入力データ作成部 38 ニューラルネットワーク処理部 40 文字出力部 a 入力文字 b 画像データ c 入力データ d 認識対象文字

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全ての認識対象パターンを記憶している
    認識対象パターン記憶手段と、前記全ての認識対象パタ
    ーンのそれぞれと認識できなかった又は誤って認識した
    入力パターンとの類似度を計算する類似度計算手段と、
    この類似度計算手段によって計算された前記類似度に基
    づき前記入力パターンを学習パターンにするか否かを判
    断する学習パターン選択手段とを備えたことを特徴とす
    る学習パターン生成装置。
  2. 【請求項2】 入力文字を含む画像データを入力する画
    像入力部と、この画像入力部で入力された画像データを
    記憶する画像記憶部と、この画像記憶部に記憶されてい
    る画像データから前記入力文字に関する入力データを作
    成する入力データ作成部と、この入力データ作成部で作
    成された入力データに対してニューラルネットワーク処
    理を行うニューラルネットワーク処理部と、このニュー
    ラルネットワーク処理部の処理結果に基づいて前記入力
    文字に対応する認識対象文字を出力する文字出力部とを
    備えた文字認識装置において、 前記ニューラルネットワーク処理部は、請求項1記載の
    学習パターン生成装置によって得られた学習パターンに
    よって学習したニューラルネットワークを有することを
    特徴とする文字認識装置。
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