JPH07271972A - 画像処理方法および装置 - Google Patents
画像処理方法および装置Info
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- JPH07271972A JPH07271972A JP6058622A JP5862294A JPH07271972A JP H07271972 A JPH07271972 A JP H07271972A JP 6058622 A JP6058622 A JP 6058622A JP 5862294 A JP5862294 A JP 5862294A JP H07271972 A JPH07271972 A JP H07271972A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像処理装置において、出力された画像のう
ち少なくとも関心領域を、診断目的に応じて、簡単な操
作で所望の濃度および/または階調で出力する。 【構成】 画像表示手段20に表示された放射線画像の
うち所望の関心領域を設定する関心領域設定手段30
と、関心領域設定手段30により設定された関心領域に
対して所望の濃度および/または階調を設定する濃度・
階調設定手段40と、設定された濃度および/または階
調に基づいて画像処理を施すデータ処理装置60とを設
ける。データ処理装置60は、関心領域が所望の濃度お
よび/または階調で出力されるように画像処理条件を自
動的に変更する。
ち少なくとも関心領域を、診断目的に応じて、簡単な操
作で所望の濃度および/または階調で出力する。 【構成】 画像表示手段20に表示された放射線画像の
うち所望の関心領域を設定する関心領域設定手段30
と、関心領域設定手段30により設定された関心領域に
対して所望の濃度および/または階調を設定する濃度・
階調設定手段40と、設定された濃度および/または階
調に基づいて画像処理を施すデータ処理装置60とを設
ける。データ処理装置60は、関心領域が所望の濃度お
よび/または階調で出力されるように画像処理条件を自
動的に変更する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理方法および装置
に関し、詳細には所定の条件にしたがった処理がなされ
て出力された放射線画像のうち、所望の関心領域につい
ての濃度、階調を補正する方法および装置に関するもの
である。
に関し、詳細には所定の条件にしたがった処理がなされ
て出力された放射線画像のうち、所望の関心領域につい
ての濃度、階調を補正する方法および装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】放射線を照射するとこの放射線エネルギ
の一部が蓄積され、その後可視光やレーザ光等の励起光
を照射すると蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示
す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体等の
被写体の放射線画像情報を一旦シート状の蓄積性蛍光体
に記録し、このシート状の蓄積性蛍光体シートを励起光
で走査して輝尽発光光を生じせしめ、得られた輝尽発光
光を光電的に読み取って画像信号を得る放射線画像読取
システム、放射線画像記録読取システム、およびこの放
射線画像記録読取システムに得られた画像信号に基づき
被写体の放射線画像を写真感光材料等の記録材料やCR
T等の画像表示手段に可視像として出力させる放射線画
像再生システムを備えた放射線画像記録再生システムが
すでによく知られている。
の一部が蓄積され、その後可視光やレーザ光等の励起光
を照射すると蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示
す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体等の
被写体の放射線画像情報を一旦シート状の蓄積性蛍光体
に記録し、このシート状の蓄積性蛍光体シートを励起光
で走査して輝尽発光光を生じせしめ、得られた輝尽発光
光を光電的に読み取って画像信号を得る放射線画像読取
システム、放射線画像記録読取システム、およびこの放
射線画像記録読取システムに得られた画像信号に基づき
被写体の放射線画像を写真感光材料等の記録材料やCR
T等の画像表示手段に可視像として出力させる放射線画
像再生システムを備えた放射線画像記録再生システムが
すでによく知られている。
【0003】またこれら上述の各システムにおいて、画
像を可視像として再生する以前に、その画像の観察読影
に適合した階調処理や周波数処理などの画像処理がなさ
れることも多い。この画像処理については、放射線画像
として撮影される被写体の部位がある程度限られている
ため、その撮影部位ごとに適切な画像処理条件が予め設
定されている。これは画像処理の都度、観察読影者がそ
の処理条件を入力するのは手間が掛かって面倒である、
という要望に応えるものであり、撮影部位を入力し、あ
るいは読み取られた画像情報から得られるヒストグラム
のパターンに基づいて撮影部位を自動的に判定して、そ
の撮影部位に応じた画像処理条件による画像処理が自動
的に行われるようになっている。
像を可視像として再生する以前に、その画像の観察読影
に適合した階調処理や周波数処理などの画像処理がなさ
れることも多い。この画像処理については、放射線画像
として撮影される被写体の部位がある程度限られている
ため、その撮影部位ごとに適切な画像処理条件が予め設
定されている。これは画像処理の都度、観察読影者がそ
の処理条件を入力するのは手間が掛かって面倒である、
という要望に応えるものであり、撮影部位を入力し、あ
るいは読み取られた画像情報から得られるヒストグラム
のパターンに基づいて撮影部位を自動的に判定して、そ
の撮影部位に応じた画像処理条件による画像処理が自動
的に行われるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のように
自動的に行われる画像処理は、一般にその画像を観察読
影するのに適した条件で画像処理がなされるものであ
る。例えば「胸部」の放射線画像は、一般に「肺野」を
観察読影するために撮影されるため、「胸部」の放射線
画像に施される画像処理は、「肺野」を観察読影するの
に最適な濃度、階調で画像処理がなされるような条件が
予め設定されている。したがってこの画像処理の施され
た「胸部」の放射線画像は、「肺野」以外の縦隔などの
「軟部」や胸骨などの「骨部」については必ずしも観察
読影に適した濃度、階調で再生(出力)されないことが
ある。
自動的に行われる画像処理は、一般にその画像を観察読
影するのに適した条件で画像処理がなされるものであ
る。例えば「胸部」の放射線画像は、一般に「肺野」を
観察読影するために撮影されるため、「胸部」の放射線
画像に施される画像処理は、「肺野」を観察読影するの
に最適な濃度、階調で画像処理がなされるような条件が
予め設定されている。したがってこの画像処理の施され
た「胸部」の放射線画像は、「肺野」以外の縦隔などの
「軟部」や胸骨などの「骨部」については必ずしも観察
読影に適した濃度、階調で再生(出力)されないことが
ある。
【0005】しかし例えば肋骨のひびや骨折の状態を観
察するために「胸部」を撮影した場合には、関心領域は
「肺野」ではなく「骨部」であり、所望の画像は、この
「骨部」を観察読影するのに最適な濃度、階調で画像処
理される必要がある。
察するために「胸部」を撮影した場合には、関心領域は
「肺野」ではなく「骨部」であり、所望の画像は、この
「骨部」を観察読影するのに最適な濃度、階調で画像処
理される必要がある。
【0006】このような問題に対して従来は、画像処理
条件に係る数多くの係数を、ユーザが自己の持つ勘に頼
って試行錯誤しながら種々の値に変えて画像処理を繰り
返して、所望の濃度、階調の放射線画像を得ていた。し
かしこのような試行錯誤による画像処理は時間を浪費す
るとともに、適切でない画像処理がなされた画像を繰り
返し観察している間に、ユーザの観察読影力を低下させ
る虞がある。
条件に係る数多くの係数を、ユーザが自己の持つ勘に頼
って試行錯誤しながら種々の値に変えて画像処理を繰り
返して、所望の濃度、階調の放射線画像を得ていた。し
かしこのような試行錯誤による画像処理は時間を浪費す
るとともに、適切でない画像処理がなされた画像を繰り
返し観察している間に、ユーザの観察読影力を低下させ
る虞がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、診断目的に応じて、出力された画像のうち少なく
とも関心領域を、簡単な操作で、所望の濃度および/ま
たは階調で出力することを可能にした画像処理方法およ
び装置を提供することを目的とするものである。
って、診断目的に応じて、出力された画像のうち少なく
とも関心領域を、簡単な操作で、所望の濃度および/ま
たは階調で出力することを可能にした画像処理方法およ
び装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理方法お
よび装置は、所定の条件にしたがって出力された放射線
画像のうち、観察読影しようとする関心領域について
は、観察読影に適した濃度、階調で出力されるように簡
単に上記所定の条件を変更したうえで画像処理すること
を特徴とするものである。
よび装置は、所定の条件にしたがって出力された放射線
画像のうち、観察読影しようとする関心領域について
は、観察読影に適した濃度、階調で出力されるように簡
単に上記所定の条件を変更したうえで画像処理すること
を特徴とするものである。
【0009】すなわち、本発明の第1の画像処理方法
は、予め設定された条件にしたがって所定の濃度および
/または階調で出力された放射線画像に対して画像処理
を施す画像処理方法であって、出力された放射線画像の
うち所望の関心領域を設定し、この関心領域に対して所
望の濃度および/または階調を設定し、設定された濃度
および/または階調に基づいて、関心領域が前記所望の
濃度および/または階調で出力されるように、少なくと
もこの関心領域について画像処理を施し、少なくとも画
像処理の施された前記関心領域を出力することを特徴と
するものである。
は、予め設定された条件にしたがって所定の濃度および
/または階調で出力された放射線画像に対して画像処理
を施す画像処理方法であって、出力された放射線画像の
うち所望の関心領域を設定し、この関心領域に対して所
望の濃度および/または階調を設定し、設定された濃度
および/または階調に基づいて、関心領域が前記所望の
濃度および/または階調で出力されるように、少なくと
もこの関心領域について画像処理を施し、少なくとも画
像処理の施された前記関心領域を出力することを特徴と
するものである。
【0010】ここで所望の関心領域の設定は、具体的に
は、関心領域内の1つの画素を指定することによって、
この指定された画素を基準とする縦横m×n画素で区切
られる範囲内、あるいは指定された画素を基準とする半
径rの円内を関心領域として自動的に設定するようにし
てもよいし、また関心領域を含む複数個の画素を指定す
ることによって、これら複数個の画素で囲まれる範囲内
を関心領域として設定してもよい。さらに連続的に任意
の形および/または大きさの領域を区切る輪郭線を入力
して、その輪郭線で囲まれた範囲内を関心領域として設
定してもよい。
は、関心領域内の1つの画素を指定することによって、
この指定された画素を基準とする縦横m×n画素で区切
られる範囲内、あるいは指定された画素を基準とする半
径rの円内を関心領域として自動的に設定するようにし
てもよいし、また関心領域を含む複数個の画素を指定す
ることによって、これら複数個の画素で囲まれる範囲内
を関心領域として設定してもよい。さらに連続的に任意
の形および/または大きさの領域を区切る輪郭線を入力
して、その輪郭線で囲まれた範囲内を関心領域として設
定してもよい。
【0011】なお、関心領域内の1つの画素を指定する
方法については、関心領域を区切る形状、例えば円,矩
形,三角形,五角形,その他の多角形などを選択自在に
予め準備しておくこともできる。
方法については、関心領域を区切る形状、例えば円,矩
形,三角形,五角形,その他の多角形などを選択自在に
予め準備しておくこともできる。
【0012】本発明の第2の画像処理方法は、上記第1
の画像処理方法により前記関心領域について画像処理を
施した後、前記所定の濃度および/または階調で出力さ
れた放射線画像のうち、関心領域の少なくとも一部の領
域については、前記画像処理による所望の濃度および/
または階調に切り替えて出力し、この所望の濃度および
/または階調に切り替えられる領域を、前記関心領域の
全域に亘って移動可能にしたことを特徴とするものであ
る。
の画像処理方法により前記関心領域について画像処理を
施した後、前記所定の濃度および/または階調で出力さ
れた放射線画像のうち、関心領域の少なくとも一部の領
域については、前記画像処理による所望の濃度および/
または階調に切り替えて出力し、この所望の濃度および
/または階調に切り替えられる領域を、前記関心領域の
全域に亘って移動可能にしたことを特徴とするものであ
る。
【0013】すなわち、所定の濃度および/または階調
で出力された放射線画像のうち、所定の輪郭線(以下、
ROIという)で囲まれた内側については所望の濃度お
よび/または階調に切り換えられて画像が出力され、こ
のROIは少なくとも関心領域内を移動可能にされてい
るため、関心領域とROIとの形および/または大きさ
が近似していない場合に、ROIを関心領域に沿わせて
移動し、関心領域の全域に亘って観察読影することがで
きる。
で出力された放射線画像のうち、所定の輪郭線(以下、
ROIという)で囲まれた内側については所望の濃度お
よび/または階調に切り換えられて画像が出力され、こ
のROIは少なくとも関心領域内を移動可能にされてい
るため、関心領域とROIとの形および/または大きさ
が近似していない場合に、ROIを関心領域に沿わせて
移動し、関心領域の全域に亘って観察読影することがで
きる。
【0014】本発明の第1の画像処理装置は、予め設定
された条件にしたがって所定の濃度および/または階調
で出力された放射線画像に対して画像処理を施す画像処
理装置であって、前記放射線画像を表示する画像表示手
段と、この画像表示手段に表示された放射線画像のうち
所望の関心領域を設定する関心領域設定手段と、関心領
域設定手段により設定された関心領域に対して所望の濃
度および/または階調を設定する濃度・階調設定手段
と、濃度・階調設定手段により設定された濃度および/
または階調に基づいて、関心領域が前記所望の濃度およ
び/または階調で出力されるように、少なくとも関心領
域について画像処理を施すデータ処理装置とを備えてな
ることを特徴とするものである。
された条件にしたがって所定の濃度および/または階調
で出力された放射線画像に対して画像処理を施す画像処
理装置であって、前記放射線画像を表示する画像表示手
段と、この画像表示手段に表示された放射線画像のうち
所望の関心領域を設定する関心領域設定手段と、関心領
域設定手段により設定された関心領域に対して所望の濃
度および/または階調を設定する濃度・階調設定手段
と、濃度・階調設定手段により設定された濃度および/
または階調に基づいて、関心領域が前記所望の濃度およ
び/または階調で出力されるように、少なくとも関心領
域について画像処理を施すデータ処理装置とを備えてな
ることを特徴とするものである。
【0015】ここで上記関心領域設定手段は、関心領域
の中の少なくとも1つの基準の画素を指定する基準点指
定手段と、この基準点指定手段により指定された画素を
基準として所定の形および/または大きさの領域を関心
領域として自動的に設定する関心領域画設手段とから構
成されるものであってもよい。
の中の少なくとも1つの基準の画素を指定する基準点指
定手段と、この基準点指定手段により指定された画素を
基準として所定の形および/または大きさの領域を関心
領域として自動的に設定する関心領域画設手段とから構
成されるものであってもよい。
【0016】また上記関心領域設定手段により設定され
る関心領域の形および/または大きさは任意に変えられ
るようにしてもよい。
る関心領域の形および/または大きさは任意に変えられ
るようにしてもよい。
【0017】さらに上記データ処理装置は、上記予め設
定された条件における階調処理特性を変化させることに
よって、関心領域の濃度および/または階調を所望の濃
度および/または階調に変えることもできる。
定された条件における階調処理特性を変化させることに
よって、関心領域の濃度および/または階調を所望の濃
度および/または階調に変えることもできる。
【0018】
【作用】本発明の第1の画像処理方法は、出力された放
射線画像のうち観察読影しようとする所望の関心領域が
設定され、この関心領域についての所望の濃度および/
または階調が設定され、この設定された濃度および/ま
たは階調に基づいて画像処理がなされて、少なくとも関
心領域が観察読影に適した所望の濃度および/または階
調で出力される。
射線画像のうち観察読影しようとする所望の関心領域が
設定され、この関心領域についての所望の濃度および/
または階調が設定され、この設定された濃度および/ま
たは階調に基づいて画像処理がなされて、少なくとも関
心領域が観察読影に適した所望の濃度および/または階
調で出力される。
【0019】ここで所望の関心領域の設定を、関心領域
内の1つの画素を指定することによって行うものについ
ては、この指定のための入力動作が簡便となり操作性を
向上させることができる。
内の1つの画素を指定することによって行うものについ
ては、この指定のための入力動作が簡便となり操作性を
向上させることができる。
【0020】本発明の第2の画像処理方法は、出力され
た放射線画像のうち観察読影しようとする所望の関心領
域の中に、画像処理を行ううえで基準となる濃度および
/または階調を設定するための基準領域が設定され、こ
の基準領域に対して所望の濃度および/または階調が設
定され、設定された濃度および/または階調に基づいて
少なくとも関心領域は画像処理を施され、ROI内の関
心領域の一部が観察読影に適した所望の濃度および/ま
たは階調で出力される。
た放射線画像のうち観察読影しようとする所望の関心領
域の中に、画像処理を行ううえで基準となる濃度および
/または階調を設定するための基準領域が設定され、こ
の基準領域に対して所望の濃度および/または階調が設
定され、設定された濃度および/または階調に基づいて
少なくとも関心領域は画像処理を施され、ROI内の関
心領域の一部が観察読影に適した所望の濃度および/ま
たは階調で出力される。
【0021】このROIは関心領域の全域に亘って移動
可能であるから、出力されている放射線画像の濃度およ
び階調はそのままに、関心領域が部分的に所望の濃度お
よび/または階調で出力される。したがって例えば関心
領域が「骨部」のように一方向に長く延びたものであ
り、この「骨部」を観察する場合に、ROIを移動しな
がら観察することによって、所望の濃度および/または
階調で出力された部分に観察意識を集中することができ
る。
可能であるから、出力されている放射線画像の濃度およ
び階調はそのままに、関心領域が部分的に所望の濃度お
よび/または階調で出力される。したがって例えば関心
領域が「骨部」のように一方向に長く延びたものであ
り、この「骨部」を観察する場合に、ROIを移動しな
がら観察することによって、所望の濃度および/または
階調で出力された部分に観察意識を集中することができ
る。
【0022】本発明の第1の画像処理装置は、画像表示
手段に出力された放射線画像に対して関心領域設定手段
により所望の関心領域が設定され、濃度・階調設定手段
により関心領域に対する所望の濃度および/または階調
が設定される。このように設定された領域に対して、デ
ータ処理装置が所望の濃度および/または階調で出力さ
れるように画像処理を施す。
手段に出力された放射線画像に対して関心領域設定手段
により所望の関心領域が設定され、濃度・階調設定手段
により関心領域に対する所望の濃度および/または階調
が設定される。このように設定された領域に対して、デ
ータ処理装置が所望の濃度および/または階調で出力さ
れるように画像処理を施す。
【0023】また関心領域設定手段として基準点指定手
段および関心領域画設手段を用いた場合には、基準点指
定手段より関心領域の中の少なくとも1つの基準の画素
が指定され、関心領域画設手段がこの基準点指定手段に
より指定された画素を基準として所定の形および/また
は大きさの領域を関心領域として自動的に設定する。こ
れにより、関心領域を設定する手間を軽減することがで
きる。
段および関心領域画設手段を用いた場合には、基準点指
定手段より関心領域の中の少なくとも1つの基準の画素
が指定され、関心領域画設手段がこの基準点指定手段に
より指定された画素を基準として所定の形および/また
は大きさの領域を関心領域として自動的に設定する。こ
れにより、関心領域を設定する手間を軽減することがで
きる。
【0024】また上記関心領域設定手段により設定され
る関心領域の形および/または大きさを任意に変えるこ
とにより、関心領域の形や大きさに対応した適切な形お
よび/または階調の画像を出力することができる。
る関心領域の形および/または大きさを任意に変えるこ
とにより、関心領域の形や大きさに対応した適切な形お
よび/または階調の画像を出力することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の画像処理方法および装置の実
施例について図面を用いて詳細に説明する。
施例について図面を用いて詳細に説明する。
【0026】図1は本発明の画像処理装置の概略構成を
示すブロック図である。図示の画像処理装置は、放射線
画像を表示するCRTなどの画像表示手段20と、この
画像表示手段20に表示された放射線画像のうち所望の
関心領域を設定する関心領域設定手段30と、関心領域
設定手段30により設定された関心領域に対して所望の
濃度および/または階調を設定する濃度・階調設定手段
40と、放射線画像をX線フイルム10に記録する画像
記録手段50と、濃度・階調設定手段30により設定さ
れた濃度および/または階調に基づいて、関心領域が前
記所望の濃度および/または階調で出力されるように、
少なくとも関心領域について画像処理を施すデータ処理
装置60とを備えてなる構成である。
示すブロック図である。図示の画像処理装置は、放射線
画像を表示するCRTなどの画像表示手段20と、この
画像表示手段20に表示された放射線画像のうち所望の
関心領域を設定する関心領域設定手段30と、関心領域
設定手段30により設定された関心領域に対して所望の
濃度および/または階調を設定する濃度・階調設定手段
40と、放射線画像をX線フイルム10に記録する画像
記録手段50と、濃度・階調設定手段30により設定さ
れた濃度および/または階調に基づいて、関心領域が前
記所望の濃度および/または階調で出力されるように、
少なくとも関心領域について画像処理を施すデータ処理
装置60とを備えてなる構成である。
【0027】ここで関心領域設定手段20の入力部は、
例えばコンピュータの画面上における操作に用いられる
マウスであってもよいし、キーボードであってもよい。
さらに画像表示手段20の画像表示面に設けられるタッ
チパネルと、このタッチパネルとは別体のタッチペンと
からなる構成を採ることもできる。
例えばコンピュータの画面上における操作に用いられる
マウスであってもよいし、キーボードであってもよい。
さらに画像表示手段20の画像表示面に設けられるタッ
チパネルと、このタッチパネルとは別体のタッチペンと
からなる構成を採ることもできる。
【0028】またデータ処理装置60は、図2の第II象
限に示す変換テーブルを図示しないメモリ内に備えてい
る。この変換テーブルは入力されるデジタル画像データ
Qを、その大きさに応じたデジタル画像データQ′に変
換して出力する画像処理(階調処理)の特性を示す変換
テーブルであり、この処理特性は濃度・階調設定手段4
0により設定される濃度および/または階調によって随
時変化されるように、複数のパラメータによって設定さ
れる(詳細については後述する)。
限に示す変換テーブルを図示しないメモリ内に備えてい
る。この変換テーブルは入力されるデジタル画像データ
Qを、その大きさに応じたデジタル画像データQ′に変
換して出力する画像処理(階調処理)の特性を示す変換
テーブルであり、この処理特性は濃度・階調設定手段4
0により設定される濃度および/または階調によって随
時変化されるように、複数のパラメータによって設定さ
れる(詳細については後述する)。
【0029】次に本発明の画像処理装置の作用について
説明する。
説明する。
【0030】図2は、蓄積性蛍光体シートに蓄積記録さ
れた被写体の「胸部」のX線像Sの潜像を読み取ってデ
ジタル画像データQに変換する処理を行う画像読取装置
における画像読取変換テーブル(第 I象限)、画像読取
変換テーブルによって変換されたデジタル画像データQ
を、その大きさに応じたデジタル画像データQ′に変換
して出力する処理を行うデータ処理装置60における画
像処理(階調処理)の特性を示す変換テーブル(第II象
限)、画像処理の変換テーブルにより変換された後のデ
ジタル画像データQ′をその値に応じた濃度Dの放射線
画像に変換する処理を行う画像表示手段20および画像
記録手段50の濃度変換テーブル(第 III象限)を示す
グラフである。
れた被写体の「胸部」のX線像Sの潜像を読み取ってデ
ジタル画像データQに変換する処理を行う画像読取装置
における画像読取変換テーブル(第 I象限)、画像読取
変換テーブルによって変換されたデジタル画像データQ
を、その大きさに応じたデジタル画像データQ′に変換
して出力する処理を行うデータ処理装置60における画
像処理(階調処理)の特性を示す変換テーブル(第II象
限)、画像処理の変換テーブルにより変換された後のデ
ジタル画像データQ′をその値に応じた濃度Dの放射線
画像に変換する処理を行う画像表示手段20および画像
記録手段50の濃度変換テーブル(第 III象限)を示す
グラフである。
【0031】図2の第II象限に示したデータ処理装置6
0の変換テーブルは、「胸部」の放射線画像についての
一例であり、この例では「肺野」が観察読影に最適な濃
度および階調でX線フイルム10に出力されるように、
デジタル画像データQを階調処理してデジタル画像デー
タQ′を出力するように予め設定されている。すなわち
「肺野」に相当する画像データQの領域のコントラスト
を最も高くし、「縦隔」に相当する領域は白く飛ばない
ようにコントラストを抑えている。
0の変換テーブルは、「胸部」の放射線画像についての
一例であり、この例では「肺野」が観察読影に最適な濃
度および階調でX線フイルム10に出力されるように、
デジタル画像データQを階調処理してデジタル画像デー
タQ′を出力するように予め設定されている。すなわち
「肺野」に相当する画像データQの領域のコントラスト
を最も高くし、「縦隔」に相当する領域は白く飛ばない
ようにコントラストを抑えている。
【0032】蓄積性蛍光体シート(図示せず)に蓄積記
録された「胸部」の放射線画像は画像読取装置により読
み取られ、図2の第 I象限に示す画像読取変換テーブル
にしたがって、記録されているX線量Sに応じて0から
1023までの10ビットのデジタル画像データQに変換さ
れる。この変換された後のデジタル画像データQは、デ
ータ処理装置60に入力され、データ処理装置60は図
2の第II象限に示す変換テーブルにしたがってデジタル
画像データQを、「肺野」が観察読影に最適な濃度およ
び階調となるように階調処理してデジタル画像データ
Q′を出力する。出力されたデジタル画像データQ′は
画像表示手段20に入力され、放射線画像を表示する。
録された「胸部」の放射線画像は画像読取装置により読
み取られ、図2の第 I象限に示す画像読取変換テーブル
にしたがって、記録されているX線量Sに応じて0から
1023までの10ビットのデジタル画像データQに変換さ
れる。この変換された後のデジタル画像データQは、デ
ータ処理装置60に入力され、データ処理装置60は図
2の第II象限に示す変換テーブルにしたがってデジタル
画像データQを、「肺野」が観察読影に最適な濃度およ
び階調となるように階調処理してデジタル画像データ
Q′を出力する。出力されたデジタル画像データQ′は
画像表示手段20に入力され、放射線画像を表示する。
【0033】以上の作用により画像表示手段20に、
「肺野」を観察読影に最適な濃度および階調に画像処理
された「胸部」の放射線画像が表示される(図3参
照)。
「肺野」を観察読影に最適な濃度および階調に画像処理
された「胸部」の放射線画像が表示される(図3参
照)。
【0034】ところで肋骨の骨折線を観察することを目
的として「胸部」の撮影を行った場合には、「肋骨(骨
部)」が観察読影に適した濃度および階調で再生される
必要がある。
的として「胸部」の撮影を行った場合には、「肋骨(骨
部)」が観察読影に適した濃度および階調で再生される
必要がある。
【0035】そこで本発明の画像処理装置は、「肺野」
が観察読影に適した濃度および階調で画像表示手段20
に表示されている「胸部」の放射線画像上で、関心領域
である「肋骨」部分を、マウスなどの関心領域設定手段
30により指定して関心領域を設定する。この設定の方
法としては所望の関心領域を含むような矩形のROI
を、その矩形の相対する2つの対角点で指定することに
よって設定してもよいし、所望の関心領域の中の1点
(画素)を指定し、この指定された点を基準として縦横
m×n画素分の領域をROIとして設定する、例えば指
定された点を中心としてその点の周囲11×11画素分
の領域をROIとして設定する方法でもよい。その他、
関心領域の輪郭に沿って連続的に入力することによって
所望の形および/または大きさのROIを設定すること
もできる。
が観察読影に適した濃度および階調で画像表示手段20
に表示されている「胸部」の放射線画像上で、関心領域
である「肋骨」部分を、マウスなどの関心領域設定手段
30により指定して関心領域を設定する。この設定の方
法としては所望の関心領域を含むような矩形のROI
を、その矩形の相対する2つの対角点で指定することに
よって設定してもよいし、所望の関心領域の中の1点
(画素)を指定し、この指定された点を基準として縦横
m×n画素分の領域をROIとして設定する、例えば指
定された点を中心としてその点の周囲11×11画素分
の領域をROIとして設定する方法でもよい。その他、
関心領域の輪郭に沿って連続的に入力することによって
所望の形および/または大きさのROIを設定すること
もできる。
【0036】このように設定された関心領域についてデ
ータ処理装置60は、関心領域内の全画素のデジタル画
像データQ′としての濃度の平均値Qmeanを算出する
(式(1))。
ータ処理装置60は、関心領域内の全画素のデジタル画
像データQ′としての濃度の平均値Qmeanを算出する
(式(1))。
【0037】 Qmean=(ΣQ′i)/(m×n) (1) ただし、Q′i;各画素のデジタル画像データQ′ m×n;関心領域内の画素数(例えば11×11画素) 一方、観察読影者は関心領域について所望の濃度Dcを
濃度・階調設定手段30により設定する。この濃度Dc
の設定方法は具体的には、濃度の異なる多数の濃度見本
と各濃度に対応する濃度数値からなる一覧表を見て、そ
の濃度の中から所望の濃度を選択し、選択された濃度に
対応する濃度数値を入力する方法や、あるいは濃度見本
として予め「骨部」、「軟部」、「空気」の3段階程度
に濃度数値を区分してインデックス画像として画像表示
手段20の表示面の下部に表示し、この3つのうちのい
ずれか1つを選択して入力することによりその濃度見本
に対応する濃度数値(各濃度見本に対応する濃度数値範
囲の中央値など)が自動的に入力されるようにしてもよ
い。
濃度・階調設定手段30により設定する。この濃度Dc
の設定方法は具体的には、濃度の異なる多数の濃度見本
と各濃度に対応する濃度数値からなる一覧表を見て、そ
の濃度の中から所望の濃度を選択し、選択された濃度に
対応する濃度数値を入力する方法や、あるいは濃度見本
として予め「骨部」、「軟部」、「空気」の3段階程度
に濃度数値を区分してインデックス画像として画像表示
手段20の表示面の下部に表示し、この3つのうちのい
ずれか1つを選択して入力することによりその濃度見本
に対応する濃度数値(各濃度見本に対応する濃度数値範
囲の中央値など)が自動的に入力されるようにしてもよ
い。
【0038】ここでデータ処理装置60は以下の計算式
(2)により画像処理の変換テーブルのパラメータGC
およびGSを算出する。
(2)により画像処理の変換テーブルのパラメータGC
およびGSを算出する。
【0039】 GC=Dc GS=Dc−(Qmean×2.88/1023−0.24) (2) ただし、2.88/1023は画像データQ′に対する出力濃度
Dの傾き 0.24はX線フイルムのベース濃度 この算出されたGCおよびGSの値に応じてデータ処理
装置60は画像処理の変換テーブルを、「肋骨」が観察
読影に適した所望の濃度Dcで表示されるように変換す
る。すなわち、関心領域の平均濃度Qmeanが所望の濃度
Dcとなるように変換テーブル(図4に示す実線のグラ
フ)を、式(2)で与えられるGSに相当するΔQだけ
画像データQ方向にシフトした変換テーブル(図4に示
す破線のグラフ)に変更して、関心領域(肋骨)の平均
濃度が所望の濃度Dcに相当する画像データQDcに変換
される。
Dの傾き 0.24はX線フイルムのベース濃度 この算出されたGCおよびGSの値に応じてデータ処理
装置60は画像処理の変換テーブルを、「肋骨」が観察
読影に適した所望の濃度Dcで表示されるように変換す
る。すなわち、関心領域の平均濃度Qmeanが所望の濃度
Dcとなるように変換テーブル(図4に示す実線のグラ
フ)を、式(2)で与えられるGSに相当するΔQだけ
画像データQ方向にシフトした変換テーブル(図4に示
す破線のグラフ)に変更して、関心領域(肋骨)の平均
濃度が所望の濃度Dcに相当する画像データQDcに変換
される。
【0040】このように画像処理の変換テーブルを変換
したのち、データ処理装置60は、設定された関心領域
のみが、あるいはその関心領域を含む放射線画像の全体
がこの変換された後の変換テーブルにしたがって画像処
理され、画像記録手段50によりX線フイルム10に可
視画像として図5に示すように出力される(図5(a)
は関心領域のみを再画像処理した場合に出力される画像
を示す図、図5(b)は関心領域を含む放射線画像の全
体を再画像処理した場合に出力される画像を示す図)。
したのち、データ処理装置60は、設定された関心領域
のみが、あるいはその関心領域を含む放射線画像の全体
がこの変換された後の変換テーブルにしたがって画像処
理され、画像記録手段50によりX線フイルム10に可
視画像として図5に示すように出力される(図5(a)
は関心領域のみを再画像処理した場合に出力される画像
を示す図、図5(b)は関心領域を含む放射線画像の全
体を再画像処理した場合に出力される画像を示す図)。
【0041】なお、図5(a)に示すように関心領域と
して設定したROIの内側だけを再画像処理した放射線
画像を画像表示手段20に表示する場合、ROIを少な
くとも関心領域の全体に亘って移動可能とし、ROIの
移動とともに、前述の再画像処理の条件(パラメータ)
を維持してROI内の領域をリアルタイムに再画像処理
してもよい(図7参照)。この場合、ROIの移動ごと
にROI内の画像処理の条件を変えるものではないた
め、画像処理条件の互いに異なる2つの画像(最初に画
像表示手段20に表示された画像と画像処理条件を変え
られて再画像処理された後に表示された画像)ROIの
移動に応じて部分的に切り換えるだけであるから、デー
タ処理装置60に係る処理の負荷は少なくてよく、画像
表示手段によって、関心領域の全体を部分的に少しずつ
観察する場合に非常に有効である。
して設定したROIの内側だけを再画像処理した放射線
画像を画像表示手段20に表示する場合、ROIを少な
くとも関心領域の全体に亘って移動可能とし、ROIの
移動とともに、前述の再画像処理の条件(パラメータ)
を維持してROI内の領域をリアルタイムに再画像処理
してもよい(図7参照)。この場合、ROIの移動ごと
にROI内の画像処理の条件を変えるものではないた
め、画像処理条件の互いに異なる2つの画像(最初に画
像表示手段20に表示された画像と画像処理条件を変え
られて再画像処理された後に表示された画像)ROIの
移動に応じて部分的に切り換えるだけであるから、デー
タ処理装置60に係る処理の負荷は少なくてよく、画像
表示手段によって、関心領域の全体を部分的に少しずつ
観察する場合に非常に有効である。
【0042】また上述の実施例では、関心領域を所望の
濃度で出力するものについて説明したが、本発明の画像
処理方法により所望の条件で出力するよう変更できるの
は、濃度だけに限るものではなく、関心領域を所望の階
調(コントラスト)で出力させることもできる。
濃度で出力するものについて説明したが、本発明の画像
処理方法により所望の条件で出力するよう変更できるの
は、濃度だけに限るものではなく、関心領域を所望の階
調(コントラスト)で出力させることもできる。
【0043】すなわち、この場合、観察読影者は関心領
域について所望の階調を濃度・階調設定手段30により
設定する。この階調の設定方法は具体的には、濃度・階
調設定手段30より− 9.9〜+ 9.9の数値(ただし0を
除く)を入力する。この数値は、正の方向に大きくなる
にしたがってポジの高コントラストの画像となり、負の
方向に大きくなるにしたがってネガの高コントラストの
画像となるように設定されたものであり、このように濃
度・階調設定手段30に入力された値は、データ処理装
置60により、画像処理の変換テーブルのパラメータG
Aとして設定される。そして画像処理の変換テーブルに
おける前述の所望の濃度Dcに相当する画像データQDc
点を不動点として、縦軸方向(出力画像データQ′)の
値が同一となるように、横軸方向(入力画像データQ)
の値に1/GAを乗じた画像処理の変換テーブル(図6
において破線で示す曲線)を作成する。すなわち図6に
おいて変換テーブルの曲線の傾き(微分値)をGA倍す
る(L1 =L2 /GA)。
域について所望の階調を濃度・階調設定手段30により
設定する。この階調の設定方法は具体的には、濃度・階
調設定手段30より− 9.9〜+ 9.9の数値(ただし0を
除く)を入力する。この数値は、正の方向に大きくなる
にしたがってポジの高コントラストの画像となり、負の
方向に大きくなるにしたがってネガの高コントラストの
画像となるように設定されたものであり、このように濃
度・階調設定手段30に入力された値は、データ処理装
置60により、画像処理の変換テーブルのパラメータG
Aとして設定される。そして画像処理の変換テーブルに
おける前述の所望の濃度Dcに相当する画像データQDc
点を不動点として、縦軸方向(出力画像データQ′)の
値が同一となるように、横軸方向(入力画像データQ)
の値に1/GAを乗じた画像処理の変換テーブル(図6
において破線で示す曲線)を作成する。すなわち図6に
おいて変換テーブルの曲線の傾き(微分値)をGA倍す
る(L1 =L2 /GA)。
【0044】このように画像処理の変換テーブルの傾き
を変えることによって、所望の関心領域(肋骨部)を所
望の階調で出力することができる。
を変えることによって、所望の関心領域(肋骨部)を所
望の階調で出力することができる。
【0045】またこの階調処理は、例えば「高コントラ
スト処理」等の予め濃度・階調設定手段30に設定され
た入力ボタンを押すことによって、予め設定されたデフ
ォルト値(例えば+ 2.0)がパラメータGAとして設定
され、このパラメータGAに基づいて自動的に画像処理
の変換テーブルが変更されて、元の画像のコントラスト
より高階調の画像処理がなされるように構成することも
できる。この場合更に階調の微調整ができるように、マ
ニュアル操作で例えば 0.5刻みの値を入力できるように
構成することもできる。
スト処理」等の予め濃度・階調設定手段30に設定され
た入力ボタンを押すことによって、予め設定されたデフ
ォルト値(例えば+ 2.0)がパラメータGAとして設定
され、このパラメータGAに基づいて自動的に画像処理
の変換テーブルが変更されて、元の画像のコントラスト
より高階調の画像処理がなされるように構成することも
できる。この場合更に階調の微調整ができるように、マ
ニュアル操作で例えば 0.5刻みの値を入力できるように
構成することもできる。
【0046】
【発明の効果】本発明の画像処理方法および装置によれ
ば、出力された放射線画像のうち観察しようとする所望
の関心領域を設定し、この設定された関心領域が診断目
的に応じた濃度および/または階調で出力されるように
濃度および/または階調を設定するだけの簡単な操作
で、画像処理の条件(係数)が自動的に変更されるた
め、所望の関心領域を所望の濃度および/または階調で
出力することができ、試行錯誤的に画像処理を繰り返す
必要がなく、画像処理に係る時間の浪費を防止すること
ができる。
ば、出力された放射線画像のうち観察しようとする所望
の関心領域を設定し、この設定された関心領域が診断目
的に応じた濃度および/または階調で出力されるように
濃度および/または階調を設定するだけの簡単な操作
で、画像処理の条件(係数)が自動的に変更されるた
め、所望の関心領域を所望の濃度および/または階調で
出力することができ、試行錯誤的に画像処理を繰り返す
必要がなく、画像処理に係る時間の浪費を防止すること
ができる。
【0047】また診断目的に適した濃度、階調の画像が
出力されるまでに、試行錯誤によって出力される不適切
な画像処理がなされた画像を繰り返して観る必要がない
ため、ユーザの観察読影力を低下させる虞もない。
出力されるまでに、試行錯誤によって出力される不適切
な画像処理がなされた画像を繰り返して観る必要がない
ため、ユーザの観察読影力を低下させる虞もない。
【図1】本発明の画像処理装置の概略構成を示すブロッ
ク図
ク図
【図2】画像読取り装置、データ処理装置、画像表示手
段,画像記録手段の各処理特性を示す変換テーブルのグ
ラフ
段,画像記録手段の各処理特性を示す変換テーブルのグ
ラフ
【図3】予め設定された処理条件により表示される画像
を示す図
を示す図
【図4】画像処理の変換テーブルの濃度を変化させた変
換テーブルを示すグラフ
換テーブルを示すグラフ
【図5】(a)ROI内の濃度を変更した後の画像を示
す図 (b)出力される画像全体の濃度を変更した後の画像を
示す図
す図 (b)出力される画像全体の濃度を変更した後の画像を
示す図
【図6】画像処理の変換テーブルの階調を変化させた変
換テーブルを示すグラフ
換テーブルを示すグラフ
【図7】ROIを移動する構成により画像表示手段に出
力される画像の変化を示す図
力される画像の変化を示す図
10 X線フイルム 20 画像表示手段 30 関心領域設定手段 40 濃度・階調設定手段 50 画像記録手段 60 データ処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/62 390 A
Claims (6)
- 【請求項1】 予め設定された条件にしたがって所定の
濃度および/または階調で出力された放射線画像に対し
て画像処理を施す画像処理方法であって、 該出力された放射線画像のうち所望の関心領域を指定
し、 該関心領域に対して所望の濃度および/または階調を設
定し、 該設定された濃度および/または階調に基づいて、該関
心領域が前記所望の濃度および/または階調で出力され
るように、少なくとも該関心領域について画像処理を施
し、 少なくとも該画像処理の施された前記関心領域を出力す
ることを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 予め設定された条件にしたがって所定の
濃度および/または階調で出力された放射線画像に対し
て画像処理を施す画像処理方法であって、 該表示された放射線画像のうち所望の関心領域の中に、
基準となる濃度および/または階調を設定するための基
準領域を設定し、 該基準領域に対して所望の濃度および/または階調を設
定し、 該設定された濃度および/または階調に基づいて、前記
関心領域が前記所望の濃度および/または階調で出力さ
れるように、少なくとも該関心領域について画像処理を
施し、 前記所定の濃度および/または階調で出力された放射線
画像のうち、該関心領域の少なくとも一部の領域につい
ては、前記画像処理による所望の濃度および/または階
調に切り替えて出力し、 該所望の濃度および/または階調へ切り替えられる領域
は、前記関心領域の全域に亘って移動可能にされている
ことを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項3】 予め設定された条件にしたがって所定の
濃度および/または階調で出力された放射線画像に対し
て画像処理を施す画像処理装置であって、 前記放射線画像を表示する画像表示手段と、 該画像表示手段に表示された放射線画像のうち所望の関
心領域を設定する関心領域設定手段と、 該関心領域設定手段により設定された前記関心領域に対
して所望の濃度および/または階調を設定する濃度・階
調設定手段と、 該濃度・階調設定手段により設定された濃度および/ま
たは階調に基づいて、前記関心領域が前記所望の濃度お
よび/または階調で出力されるように、少なくとも該関
心領域について画像処理を施すデータ処理装置とを備え
てなることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項4】 前記関心領域設定手段が、前記所望の関
心領域の中の少なくとも1つの基準の画素を指定する基
準点指定手段と、該基準点指定手段により指定された画
素を基準として所定の形および/または大きさの領域を
前記関心領域として自動的に設定する関心領域画設手段
とからなることを特徴とする請求項3記載の画像処理装
置。 - 【請求項5】 前記関心領域設定手段は、前記関心領域
の形および/または大きさを任意に設定しうるものであ
ることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記データ処理装置が、前記予め設定さ
れた条件における階調処理特性を変化させることによっ
て、前記関心領域の濃度および/または階調を前記所望
の濃度および/または階調に変えることを特徴とする請
求項3から5のうちいずれか1項に記載の画像処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6058622A JPH07271972A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 画像処理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6058622A JPH07271972A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 画像処理方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07271972A true JPH07271972A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13089678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6058622A Pending JPH07271972A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 画像処理方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07271972A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11272851A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-10-08 | Canon Inc | 放射線デジタル画像処理システム |
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| CN115187685A (zh) * | 2022-06-24 | 2022-10-14 | 上海联影医疗科技股份有限公司 | 图像显示方法、装置、pet系统和存储介质 |
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| JP2023078970A (ja) * | 2021-11-26 | 2023-06-07 | 株式会社Splink | コンピュータプログラム、情報処理装置及び情報処理方法 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP6058622A patent/JPH07271972A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11272851A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-10-08 | Canon Inc | 放射線デジタル画像処理システム |
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| JP2008092603A (ja) * | 2007-12-12 | 2008-04-17 | Canon Inc | 放射線デジタル画像処理システム |
| CN115702796A (zh) * | 2021-08-13 | 2023-02-17 | 通用电气精准医疗有限责任公司 | 医学图像的局部增强 |
| JP2023078970A (ja) * | 2021-11-26 | 2023-06-07 | 株式会社Splink | コンピュータプログラム、情報処理装置及び情報処理方法 |
| CN115187685A (zh) * | 2022-06-24 | 2022-10-14 | 上海联影医疗科技股份有限公司 | 图像显示方法、装置、pet系统和存储介质 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030902 |