JPH0727201Y2 - 駆動輪車軸部構造 - Google Patents
駆動輪車軸部構造Info
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- JPH0727201Y2 JPH0727201Y2 JP13821885U JP13821885U JPH0727201Y2 JP H0727201 Y2 JPH0727201 Y2 JP H0727201Y2 JP 13821885 U JP13821885 U JP 13821885U JP 13821885 U JP13821885 U JP 13821885U JP H0727201 Y2 JPH0727201 Y2 JP H0727201Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- ring
- wheel
- axle hub
- end surface
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/768—Sealings of ball or roller bearings between relatively stationary parts, i.e. static seals
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/38—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
- F16C19/383—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone
- F16C19/385—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone with two rows, i.e. double-row tapered roller bearings
- F16C19/386—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone with two rows, i.e. double-row tapered roller bearings in O-arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/01—Parts of vehicles in general
- F16C2326/02—Wheel hubs or castors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等の車両における駆動輪車軸部構造に
関する。
関する。
(従来の技術) 従来の駆動輪車軸部構造としては、例えば、実開昭59−
165202号公報に記載されているようなものが知られてい
る。
165202号公報に記載されているようなものが知られてい
る。
この従来構造は、車輪への駆動力が伝達されるドライブ
シャフトと、該ドライブシャフトにスプライン嵌合され
るアクスルハブと、該アクスルハブとナックルとの間に
介装されるホイールベアリングと、を備えたものであっ
て、ホイールベアリングに対する水密手段としては、ナ
イン側オイルシールとアウタ側オイルシールとが設けら
れていた。
シャフトと、該ドライブシャフトにスプライン嵌合され
るアクスルハブと、該アクスルハブとナックルとの間に
介装されるホイールベアリングと、を備えたものであっ
て、ホイールベアリングに対する水密手段としては、ナ
イン側オイルシールとアウタ側オイルシールとが設けら
れていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の駆動輪車軸部構造にあ
っては、ナックルとドライブシャフト間からの水侵入及
びナックルとアクスルハブ間からの水侵入に対してはそ
れぞれインナ側オイルシールとアウタ側オイルシールと
で防止できるものの、ドライブシャフトとアクスルハブ
との間のスプライン嵌合部を含む水侵入経路には何ら水
密手段が設けられていないものであったため、浅瀬の横
断時や水溜り箇所の走行時等においては、外部からスプ
ライン嵌合部を経過してホイールベアリング部に水が侵
入してしまい、ホイールベアリングの潤滑性を低下させ
たり、ホイールベアリングを錆付かせたりしてしまうと
いう問題点があった。
っては、ナックルとドライブシャフト間からの水侵入及
びナックルとアクスルハブ間からの水侵入に対してはそ
れぞれインナ側オイルシールとアウタ側オイルシールと
で防止できるものの、ドライブシャフトとアクスルハブ
との間のスプライン嵌合部を含む水侵入経路には何ら水
密手段が設けられていないものであったため、浅瀬の横
断時や水溜り箇所の走行時等においては、外部からスプ
ライン嵌合部を経過してホイールベアリング部に水が侵
入してしまい、ホイールベアリングの潤滑性を低下させ
たり、ホイールベアリングを錆付かせたりしてしまうと
いう問題点があった。
特に、四輪駆動車等のように、走行条件が過酷な車両に
おいては、このような問題点が生じ易いものであった。
おいては、このような問題点が生じ易いものであった。
そこで、水密性を得る手段として、組付ラインにおい
て、スプライン嵌合部にシール材を塗布してドライブシ
ャフトとアクスルハブとを組付ける手段が考えられる
が、適正量をスプライン嵌合部の全体に塗布するには多
大な時間を要するし、シール材の塗布量が多過ぎると外
へ食み出し、また、シール材の塗布量が少な過ぎるとシ
ール性不良となってしまう。
て、スプライン嵌合部にシール材を塗布してドライブシ
ャフトとアクスルハブとを組付ける手段が考えられる
が、適正量をスプライン嵌合部の全体に塗布するには多
大な時間を要するし、シール材の塗布量が多過ぎると外
へ食み出し、また、シール材の塗布量が少な過ぎるとシ
ール性不良となってしまう。
また、水密性を得る手段として、実開昭59−51252号公
報に示されるように、水侵入経路に断面円形のO−リン
グや断面矩形のシール材を適用する案がある。
報に示されるように、水侵入経路に断面円形のO−リン
グや断面矩形のシール材を適用する案がある。
しかし、このようなシール部材は、シール部材自体に位
置決め機能を有さないものである為、ラインでの組み付
け作業において径方向にずれて取り付けられた場合、シ
ール性が安定しなかったり、シール切れを生じてしまう
し、さらに、所望のシール性を確保するべく組み付け時
に位置決めを行なう場合には、手間及び工数の増大を招
く。(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために本考案で
は、車輪への駆動力が伝達されるドライブシャフトと、
該ドライブシャフトにスプライン嵌合されるアクスルハ
ブと、該アクスルハブとナックルとの間に介装されるホ
イールベアリングと、を備えた駆動輪車軸部構造におい
て、前記ドライブシャフトとアクスルハブとホイールベ
アリングとで形成される空間に、ドライブシャフト端面
とアクスルハブ端面との間に挟着される封水頭部と、こ
の封水頭部の内周方向に延在して一体に設けられ、ドラ
イブシャフト周面からドライブシャフト端面に向かって
徐々に外径が拡大している拡径部への差し込み圧接によ
り径方向位置を位置決めする位置決め部とで構成される
O−リングを設けたことを特徴とする。(作用) 従って、本考案の駆動輪車軸部構造では、上述のよう
に、ドライブシャフトとアクスルハブとの間に形成され
る水侵入経路にO−リングを挟着させたことで、組付け
時にO−リングを差し込んで組付けるだけで、O−リン
グによる封水作用で、外部からスプライン嵌合部を介し
てホイールベアリング部へ侵入しようとする水を確実に
遮断することができる。
置決め機能を有さないものである為、ラインでの組み付
け作業において径方向にずれて取り付けられた場合、シ
ール性が安定しなかったり、シール切れを生じてしまう
し、さらに、所望のシール性を確保するべく組み付け時
に位置決めを行なう場合には、手間及び工数の増大を招
く。(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために本考案で
は、車輪への駆動力が伝達されるドライブシャフトと、
該ドライブシャフトにスプライン嵌合されるアクスルハ
ブと、該アクスルハブとナックルとの間に介装されるホ
イールベアリングと、を備えた駆動輪車軸部構造におい
て、前記ドライブシャフトとアクスルハブとホイールベ
アリングとで形成される空間に、ドライブシャフト端面
とアクスルハブ端面との間に挟着される封水頭部と、こ
の封水頭部の内周方向に延在して一体に設けられ、ドラ
イブシャフト周面からドライブシャフト端面に向かって
徐々に外径が拡大している拡径部への差し込み圧接によ
り径方向位置を位置決めする位置決め部とで構成される
O−リングを設けたことを特徴とする。(作用) 従って、本考案の駆動輪車軸部構造では、上述のよう
に、ドライブシャフトとアクスルハブとの間に形成され
る水侵入経路にO−リングを挟着させたことで、組付け
時にO−リングを差し込んで組付けるだけで、O−リン
グによる封水作用で、外部からスプライン嵌合部を介し
てホイールベアリング部へ侵入しようとする水を確実に
遮断することができる。
そして、ドライブシャフト端面とアクスルハブ端面との
間に挟着される封水頭部をO−リングが有することで高
いシール効果が発揮されるし、さらに、O−リングには
ドライブシャフト周面からドライブシャフト端面に向か
って徐々に外径が拡大している拡径部への差し込み圧接
により径方向位置を位置決めする位置決め部を有する
為、そのまま組み付け作業を行なうだけで拡径部に沿っ
て接触しながら位置決め部が移動し、圧接力が高まる適
正な径方向位置にO−リングの位置決めがなされること
になり、手間や工数の増大を招くことなく、安定したシ
ール性が確保される。
間に挟着される封水頭部をO−リングが有することで高
いシール効果が発揮されるし、さらに、O−リングには
ドライブシャフト周面からドライブシャフト端面に向か
って徐々に外径が拡大している拡径部への差し込み圧接
により径方向位置を位置決めする位置決め部を有する
為、そのまま組み付け作業を行なうだけで拡径部に沿っ
て接触しながら位置決め部が移動し、圧接力が高まる適
正な径方向位置にO−リングの位置決めがなされること
になり、手間や工数の増大を招くことなく、安定したシ
ール性が確保される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。尚、この
実施例を述べるにあたって、独立懸架方式で前輪側が駆
動輪である四輪駆動車(または、前輪駆動車)の前輪車
軸部構造を例にとる。
実施例を述べるにあたって、独立懸架方式で前輪側が駆
動輪である四輪駆動車(または、前輪駆動車)の前輪車
軸部構造を例にとる。
まず、第1実施例の構成を説明する。
第1実施例の前輪車軸部構造Aは、第1図に示すよう
に、ドライブシャフト1、アクスルハブ2、ナックル
3、ユニットベアリング(ホイールベアリング)4、イ
ンナ側オイルシール5、アウタ側オイルシール6、O−
リング71(7)を主な構成としているもので、以下各構
成の詳細を述べる。
に、ドライブシャフト1、アクスルハブ2、ナックル
3、ユニットベアリング(ホイールベアリング)4、イ
ンナ側オイルシール5、アウタ側オイルシール6、O−
リング71(7)を主な構成としているもので、以下各構
成の詳細を述べる。
ドライブシャフト1は、エンジン及びトランスアクスル
からの駆動力を前輪に伝達させる自在継手付きの軸で、
終減速機の出力軸にインボードジョイント(図示してい
ない)を介して接続される駆動軸101と、該駆動軸101の
車輪側に設けられる等速ジョイント構造のアウトボード
ジョイント102と、該アウトボードジョイント102の一部
を構成すると共にアクスルハブ2がスプライン嵌合され
るアウトボードジョイントシャフト103と、を備えてい
る。
からの駆動力を前輪に伝達させる自在継手付きの軸で、
終減速機の出力軸にインボードジョイント(図示してい
ない)を介して接続される駆動軸101と、該駆動軸101の
車輪側に設けられる等速ジョイント構造のアウトボード
ジョイント102と、該アウトボードジョイント102の一部
を構成すると共にアクスルハブ2がスプライン嵌合され
るアウトボードジョイントシャフト103と、を備えてい
る。
アクスルハブ2は、前記ドライブシャフト1のアウトボ
ードジョイントシャフト103に対し、スプライン嵌合に
より回転方向固定がなされ(スプライン嵌合部B)、ナ
ット8により軸方向固定がなされる回転部材で、このア
クスルハブ2には、ハブボルト9及びホイールナット10
によりロードホイール11が固定されると共に、ボルト12
によってブレーキディスク13が固定される。
ードジョイントシャフト103に対し、スプライン嵌合に
より回転方向固定がなされ(スプライン嵌合部B)、ナ
ット8により軸方向固定がなされる回転部材で、このア
クスルハブ2には、ハブボルト9及びホイールナット10
によりロードホイール11が固定されると共に、ボルト12
によってブレーキディスク13が固定される。
尚、アクスルハブ2の軸方向固定部材としては、前記ナ
ット8と共に、プレートワッシャ14、アジャスティング
キャップ15及びコッターピン16が用いられている。
ット8と共に、プレートワッシャ14、アジャスティング
キャップ15及びコッターピン16が用いられている。
ナックル3は、サスペンション部材としてのストラット
及びトランスバースリンクが設けられると共に、ステア
リングリンケージが連結される車体側部材で、このナッ
クル3と前記アクスルハブ2との間には、ドライブシャ
フト1及びアクスルハブ2を回転自在に支持するユニッ
トベアリング4が設けられている。
及びトランスバースリンクが設けられると共に、ステア
リングリンケージが連結される車体側部材で、このナッ
クル3と前記アクスルハブ2との間には、ドライブシャ
フト1及びアクスルハブ2を回転自在に支持するユニッ
トベアリング4が設けられている。
ユニットベアリング4は、前記ドライブシャフト1及び
アクスルハブ2を回転自在に支持する軸受部材で、この
ユニットベアリング4には車両の上下及び前後と共に旋
回時等では横方向の荷重が加わるため、背面合せした2
個の軸受を一体にした構造のベアリングが用いられてい
る。
アクスルハブ2を回転自在に支持する軸受部材で、この
ユニットベアリング4には車両の上下及び前後と共に旋
回時等では横方向の荷重が加わるため、背面合せした2
個の軸受を一体にした構造のベアリングが用いられてい
る。
尚、実施例では、それぞれ独立した2個の軸受ではな
く、一体型のユニットベアリング4を用いているため、
スペーサによるプリロード調整の必要がなく、信頼性,
整備性の向上を図っている。
く、一体型のユニットベアリング4を用いているため、
スペーサによるプリロード調整の必要がなく、信頼性,
整備性の向上を図っている。
インナ側オイルシール5は、前記ユニットベアリング4
の内側であって、ナックル3とドライブシャフト1との
間に設けられ、また、アウタ側オイルシール6は、前記
ユニットベアリング4の外側であって、ナックル3とア
クスルハブ2との間に設けられたもので、両オイルシー
ル5,6は、ユニットベアリング4からのグリースの漏れ
や、泥水の侵入を防止している。
の内側であって、ナックル3とドライブシャフト1との
間に設けられ、また、アウタ側オイルシール6は、前記
ユニットベアリング4の外側であって、ナックル3とア
クスルハブ2との間に設けられたもので、両オイルシー
ル5,6は、ユニットベアリング4からのグリースの漏れ
や、泥水の侵入を防止している。
O−リング71は、前記ドライブシャフト1とアクスルハ
ブ2との間に挟着させたもので、第1実施例では、アウ
トボードジョイントシャフト103のアウトボードジョイ
ント部とスプライン軸部との境に形成されたドライブシ
ャフト側端面1aと、アクスルハブ2の車両内側に形成さ
れたアクスルハブ側端面2aとの間に異形断面のO−リン
グ71を挟着させている。
ブ2との間に挟着させたもので、第1実施例では、アウ
トボードジョイントシャフト103のアウトボードジョイ
ント部とスプライン軸部との境に形成されたドライブシ
ャフト側端面1aと、アクスルハブ2の車両内側に形成さ
れたアクスルハブ側端面2aとの間に異形断面のO−リン
グ71を挟着させている。
尚、第1実施例のO−リング71は、第2図に示すよう
に、円形断面の封水頭部71aと、封水頭部71aの内周部に
一体形成された位置決め部71bと、から構成されてい
る。
に、円形断面の封水頭部71aと、封水頭部71aの内周部に
一体形成された位置決め部71bと、から構成されてい
る。
次に、第1実施例の作用を説明する。
(イ)O−リング71の組付時 O−リング71の組付時においては、まずアウトボードジ
ョイントシャフト103にO−リング71を挿着する。この
O−リング71の挿着によって、位置決め部71bがドライ
ブシャフト側端面1aの円弧部1a′(拡径部に相当)に沿
って移動し、圧接力が高まる適正な径方向位置にO−リ
ング71の位置決めがなされる。
ョイントシャフト103にO−リング71を挿着する。この
O−リング71の挿着によって、位置決め部71bがドライ
ブシャフト側端面1aの円弧部1a′(拡径部に相当)に沿
って移動し、圧接力が高まる適正な径方向位置にO−リ
ング71の位置決めがなされる。
次いで、アクスルハブ2をアウトボードジョイントシャ
フト103にスプライン嵌合させ、その後、プレートワッ
シャ14を取り付け、ナット8をネジ込んでゆく。このナ
ット8のネジ込みにより、アクスルハブ側端面2aはO−
リング71の封水頭部71aを押圧により変形させながらド
ライブシャフト側端面1aに近づいてゆく。そして、適正
なネジ込みが終了したら、コッターピン6を差し込んで
ナット8を固定させる。
フト103にスプライン嵌合させ、その後、プレートワッ
シャ14を取り付け、ナット8をネジ込んでゆく。このナ
ット8のネジ込みにより、アクスルハブ側端面2aはO−
リング71の封水頭部71aを押圧により変形させながらド
ライブシャフト側端面1aに近づいてゆく。そして、適正
なネジ込みが終了したら、コッターピン6を差し込んで
ナット8を固定させる。
以上の組付作業で、第3図に示すように、O−リング71
はドライブシャフト側端面1aとアクスルハブ側端面2aと
の間に挟着される。
はドライブシャフト側端面1aとアクスルハブ側端面2aと
の間に挟着される。
(ロ)O−リング71の使用時 例えば、車輪が水中に浸漬されたり、多量の跳ね水をア
クスル部に受けるような走行時においては、外部からの
水がプレートワッシャ14とアクスルハブ2との間や、ナ
ット8による螺合隙間から侵入し、スプライン嵌合部B
を経過して、第3図の矢印Cに示すように、ユニットベ
アリング4に向かって水が侵入しようとする。
クスル部に受けるような走行時においては、外部からの
水がプレートワッシャ14とアクスルハブ2との間や、ナ
ット8による螺合隙間から侵入し、スプライン嵌合部B
を経過して、第3図の矢印Cに示すように、ユニットベ
アリング4に向かって水が侵入しようとする。
この水侵入に対し、侵入経路であるドライブシャフト側
端面1aと、アクスルハブ側端面2aと、ユニットベアリン
グ4のインナレースとで囲まれた空間には、前述のよう
に、O−リング71が挟着されているため、O−リング71
による封水作用で、ユニットベアリング4部へ侵入しよ
うとする水は遮断される。
端面1aと、アクスルハブ側端面2aと、ユニットベアリン
グ4のインナレースとで囲まれた空間には、前述のよう
に、O−リング71が挟着されているため、O−リング71
による封水作用で、ユニットベアリング4部へ侵入しよ
うとする水は遮断される。
以上説明してきたように、第1実施例の前輪車軸部構造
Aにあっては、ドライブシャフト側端面1aとアクスルハ
ブ側端面2aとにO−リング71を挟着させたことで、スプ
ライン嵌合部Bを介して外部からホイールベアリング4
部へ侵入しようとする水を確実に遮断でき、水侵入によ
る弊害(ベアリング潤滑性低下やベアリング錆付き等)
を解消することができ、特に、四輪駆動車等のように走
行条件が過酷な車両に有用である。
Aにあっては、ドライブシャフト側端面1aとアクスルハ
ブ側端面2aとにO−リング71を挟着させたことで、スプ
ライン嵌合部Bを介して外部からホイールベアリング4
部へ侵入しようとする水を確実に遮断でき、水侵入によ
る弊害(ベアリング潤滑性低下やベアリング錆付き等)
を解消することができ、特に、四輪駆動車等のように走
行条件が過酷な車両に有用である。
また、第1実施例では、従来の前輪車軸部構造を全く変
更することなく、O−リング71を設けるだけで、上記水
密性能を得ることができる。
更することなく、O−リング71を設けるだけで、上記水
密性能を得ることができる。
さらに、第1実施例では、O−リング71に位置決め部71
bを形成させていることで、O−リング71の組付け時に
O−リング71が位置ズレをし、例えばドライブシャフト
側端面1aとユニットベアリング4との間に挟着されてし
まい水密性を確保できなくなるような事態の発生を確実
に回避することができる。
bを形成させていることで、O−リング71の組付け時に
O−リング71が位置ズレをし、例えばドライブシャフト
側端面1aとユニットベアリング4との間に挟着されてし
まい水密性を確保できなくなるような事態の発生を確実
に回避することができる。
次に、第2実施例について説明する。
この第2実施例は、O−リング7として、第1実施例と
は異なる断面形状をもつO−リング72を用いた例であ
る。
は異なる断面形状をもつO−リング72を用いた例であ
る。
第2実施例のO−リング72は、第4図に示すように、長
円形断面の封水頭部72aと、封水頭部72aの内周部に一体
形成された位置決め部72bと、から構成された略T字形
断面を有するO−リング72を用いたもので、使用時には
第5図に示すように、その断面形状が変形する。
円形断面の封水頭部72aと、封水頭部72aの内周部に一体
形成された位置決め部72bと、から構成された略T字形
断面を有するO−リング72を用いたもので、使用時には
第5図に示すように、その断面形状が変形する。
尚、他の構成及び作用については、第1実施例と同様で
あるので説明を省略する。
あるので説明を省略する。
次に、第3実施例について説明する。
この第3実施例も、O−リング7として、第1実施例と
は異なる断面形状をもつO−リング73を用いた例であ
る。
は異なる断面形状をもつO−リング73を用いた例であ
る。
第3実施例のO−リング73は、第6図に示すように、断
面形状が逆オニギリ形断面であって、第1及び第2実施
例と同様に、封水頭部73aと位置決め部73bとから構成さ
れ、使用時には第7図に示すように、その断面形状が変
形する。
面形状が逆オニギリ形断面であって、第1及び第2実施
例と同様に、封水頭部73aと位置決め部73bとから構成さ
れ、使用時には第7図に示すように、その断面形状が変
形する。
尚、他の構成及び作用については、第1実施例と同様で
あるので説明を省略する。
あるので説明を省略する。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考
案の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本考案に含まれる。
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考
案の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本考案に含まれる。
実施例では、駆動輪車軸部構造として前輪車軸部構造を
示したが、後輪が駆動輪である車両には、後輪車軸部構
造に本考案構造を適用してもよい。
示したが、後輪が駆動輪である車両には、後輪車軸部構
造に本考案構造を適用してもよい。
また、実施例では、O−リングに環状の位置決め部を一
体形成させた例(第1〜第3実施例)を示したが、この
位置決め部は連続環状ではなく、断続的に設けられたも
のであってもよい。
体形成させた例(第1〜第3実施例)を示したが、この
位置決め部は連続環状ではなく、断続的に設けられたも
のであってもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の駆動輪車軸部構造に
あっては、ドライブシャフトとアクスルハブとの間に形
成される水侵入経路にO−リングを挟着させたため、組
付け時にO−リングを差し込んで組付けるだけで、O−
リングによる封水作用で、外部からスプライン嵌合部を
介してホイールベアリング部へ侵入しようとする水を確
実に遮断することができるという効果が得られる。
あっては、ドライブシャフトとアクスルハブとの間に形
成される水侵入経路にO−リングを挟着させたため、組
付け時にO−リングを差し込んで組付けるだけで、O−
リングによる封水作用で、外部からスプライン嵌合部を
介してホイールベアリング部へ侵入しようとする水を確
実に遮断することができるという効果が得られる。
また、水侵入経路の1つであるドライブシャフトとアク
スルハブとホイールベアリングとで形成される空間をシ
ールする場合、断面円形のO−リングを単に用いると、
適正径方向位置であるドライブシャフト端面とアクスル
ハブ端面との間に位置決めされにくく、径方向にずれて
ドライブシャフト端面とホイールベアリングとの間やド
ライブシャフトとアクスルハブとの軸方向嵌合部間隙に
O−リングの一部が挟まってしまいシール性が安定せ
ず、特にシールが切れるとシール性が失われるが、本発
明では、位置決め部をO−リングに有することでこの問
題なく適正にシール性を確保することができる。
スルハブとホイールベアリングとで形成される空間をシ
ールする場合、断面円形のO−リングを単に用いると、
適正径方向位置であるドライブシャフト端面とアクスル
ハブ端面との間に位置決めされにくく、径方向にずれて
ドライブシャフト端面とホイールベアリングとの間やド
ライブシャフトとアクスルハブとの軸方向嵌合部間隙に
O−リングの一部が挟まってしまいシール性が安定せ
ず、特にシールが切れるとシール性が失われるが、本発
明では、位置決め部をO−リングに有することでこの問
題なく適正にシール性を確保することができる。
第1図は本考案第1実施例の前輪車軸部構造を示す断面
図、第2図は第1実施例構造に用いたO−リングを示す
断面図、第3図は第1実施例構造の要部を示す断面図、
第4図は第2実施例構造に用いたO−リングを示す断面
図、第5図は第2実施例構造の要部を示す断面図、第6
図は第3実施例構造に用いたO−リングを示す断面図、
第7図は第3実施例構造の要部を示す断面図である。 1…ドライブシャフト 2…アクスルハブ 3…ナックル 4…ユニットベアリング(ホイールベアリング) 71,72,73…O−リング
図、第2図は第1実施例構造に用いたO−リングを示す
断面図、第3図は第1実施例構造の要部を示す断面図、
第4図は第2実施例構造に用いたO−リングを示す断面
図、第5図は第2実施例構造の要部を示す断面図、第6
図は第3実施例構造に用いたO−リングを示す断面図、
第7図は第3実施例構造の要部を示す断面図である。 1…ドライブシャフト 2…アクスルハブ 3…ナックル 4…ユニットベアリング(ホイールベアリング) 71,72,73…O−リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 畠中 進 神奈川県川崎市川崎区富士見1−2―2― 104 (56)参考文献 特開 昭48−9403(JP,A) 実開 昭59−51252(JP,U) 特公 昭59−3858(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】車輪への駆動力が伝達されるドライブシャ
フトと、該ドライブシャフトにスプライン嵌合されるア
クスルハブと、該アクスルハブとナックルとの間に介装
されるホイールベアリングと、を備えた駆動輪車軸部構
造において、 前記ドライブシャフトとアクスルハブとホイールベアリ
ングとで形成される空間に、ドライブシャフト端面とア
クスルハブ端面との間に挟着される封水頭部と、この封
水頭部の内周方向に延在して一体に設けられ、ドライブ
シャフト周面からドライブシャフト端面に向かって徐々
に外径が拡大している拡径部への差し込み圧接により径
方向位置を位置決めする位置決め部とで構成されるO−
リングを設けたことを特徴とする駆動輪車軸部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13821885U JPH0727201Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 | 駆動輪車軸部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13821885U JPH0727201Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 | 駆動輪車軸部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6244702U JPS6244702U (ja) | 1987-03-18 |
| JPH0727201Y2 true JPH0727201Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31042996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13821885U Expired - Lifetime JPH0727201Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 | 駆動輪車軸部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727201Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002195280A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-07-10 | Koyo Seiko Co Ltd | 車軸用軸受装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5951252U (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-04 | アイシン精機株式会社 | シ−ル材 |
-
1985
- 1985-09-09 JP JP13821885U patent/JPH0727201Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6244702U (ja) | 1987-03-18 |
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