JPH07272431A - テープカセットのリールロック機構 - Google Patents

テープカセットのリールロック機構

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JPH07272431A
JPH07272431A JP6081049A JP8104994A JPH07272431A JP H07272431 A JPH07272431 A JP H07272431A JP 6081049 A JP6081049 A JP 6081049A JP 8104994 A JP8104994 A JP 8104994A JP H07272431 A JPH07272431 A JP H07272431A
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locking
reel
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claws
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JP6081049A
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Kenji Hashizume
健二 橋爪
Masatoshi Okamura
昌寿 岡村
Tsuichi Sato
津一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温下でも確実に動作するリールロック機構
を提供すること。 【構成】 一対のテープリールに係合する一対のほぼ末
広がり状に延びるロック爪部10、12を備えロック位
置と前記リールから離間する解除位置との間で滑動する
滑動部8と、前記ロック爪部10、12の間に配置さ
れ、前記ロック部がロック位置に移動する時に前記ロッ
ク爪部の内面に係合してそれらの開拡を行う開拡部30
と、前記ロック部材が前記解除位置に移動した時に前記
ロック爪部の外面に係合してそれらの部材を閉じさせる
一対のロック解除部26、28とよりなるロック機構に
おいて、前記ロック爪部を開拡する開拡部30は前記一
対の解除部の間の中央に配置されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープカセットに関し、
特にリールに対するロック機構を設けたテープカセット
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ等のテープを巻いた一対の回
転リールを収納したテープカセットにおいては、その不
使用時または運搬時にテープの巻き緩みを防止する目的
で、両リールをカセットの不使用時にはロックし、使用
時にはロック解除するロック部材が使用されている。
【0003】典型的なロック部材は、一対のリールに係
合するロック位置とリールから離間する解除位置との間
で滑動する滑動部と、この滑動部から両リールの方に向
けて末広がりに延び先端がリールの周面の鋸歯状部にそ
れぞれ係脱自在となっているロック爪部とよりなる。カ
セットがレコーダに装着される際に、滑動部は自動的に
ロック位置から解除位置に後退する。その際に、ロック
爪部はそれらの両側においてケース本体に設けられた制
限ピンにより開きがせばまり、後退位置ではその状態に
留まる。ロック爪部は通常は弾性率の高い強靭なプラス
チックで製作されてはいるが、この状態で長時間または
高温下に放置すると、ロック爪部が塑性変形を起こして
復元が不可能となり、適正にロックできなくなる。
【0004】この問題を解決する手段が実公昭63−4
9908号公報に記載されている。図1のように、上ハ
ーフ(図示せず)と下ハーフ1とを合体して構成された
カセット本体の内部にテープ3のための一対のリール7
が収容され、各リールの軸は下ハーフ1の一対の透孔
9、11に遊嵌されており、下部からレコーダ側駆動軸
によって駆動されるようになっている。リール5、7の
下フランジ13、15の周面には鋸歯状の凹凸14、1
6が形成されている。下ハーフ1の後壁17の中央部に
は一対の案内部材19、21が設けられ、背部にはカセ
ットの前後方向に延びる案内溝23が形成されている。
この案内溝23の中には、図2に示すような後部をばね
25で前方へ押されたロック部材39が嵌合されてお
り、カセットがレコーダに装着された時に後方へ滑動す
るようになっている。ロック部材39の前部には常時矢
印の方向へ開拡しようとする弾性のあるロック爪部4
1、43が設けてあり、それらの後部はブロック状の滑
動部40が支持しており、その後部49がばね25によ
り前方に押されている。図1、3、4に示すように、案
内溝23の前部には一対の解除ピン33、35が設けら
れ、またそれらの前方中央にテーパ面53、55を有す
る開拡部51を設けてある。ロック爪部41、43はそ
れぞれ解除ピン33、34と開拡部51との間に挿入さ
れている。各ロック爪部の内面には隆起部45、45が
設けられている。この従来例によると、図3、図4に示
されたようにロック爪部41、43は開拡部51のテー
パ面53、55によって隆起部45、45が強制的にガ
イドされるため、図3の解除位置と図4のロック位置の
間で移動し、比較的確実にテープリールの外周に係脱で
きる利点が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例では、ロ
ック解除時にロック部材27が後退する時、ロック爪部
の隆起部45、45が内方に突出して開拡部51に強く
当接すると、ロック爪部41、43を閉じさせる解除ピ
ン33、35の当たりもその分だけ強くなり、ロック部
材39の円滑な動作を阻害し、あるいは強いばね25を
必要とするので、ロック状態までロック部材が前進した
状態ではピン33、35の内面とロック爪部41、43
の間に遊びを設けている。そのため、レコーダ装着状態
で高温下に長時間放置した後ロック部材をロック位置に
移動させると、ロック爪部が解除ピン33、35により
押圧されていて熱変形が生じているためと、上記の遊び
があるために、ロック爪部が適正にリール周面に係止で
きない場合が生じる。本発明はこの問題を解決すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、一対のテ
ープリールに係合する一対のほぼ末広がり状に延びる可
撓性のロック爪部を備えロック位置と前記リールから離
間する解除位置との間で滑動するロック部材と、ロック
爪部の間に配置され、ロック部材がロック位置に移動す
る時にロック爪部の内面に係合してそれらの開拡を行う
開拡部と、ロック部材が解除位置に移動した時にロック
爪部の外面に係合してそれらの部材を閉じさせる一対の
ロック解除部とよりなるリールロック機構において、ロ
ック爪部を開拡する開拡部を一対の解除部の間の中央に
配置したことを特徴とするロック機構により解決され
る。
【0007】より好ましくは、前記ロック部材は滑動部
と該滑動部からリールの方に延びた前記一対のロック爪
部からなり、前記ロック爪部はリール方向に延び次いで
「く」字形の屈折部を経て末広状に延び、前記開拡部と
前記一対の解除部の間の開口にほぼ遊びのない形で挿入
されており、更に前記ロック部材がリールロック位置に
ある時に前記ロック爪部の前記屈折部がこれらの開口に
位置するようにする。
【0008】
【作用】この構成によると、開拡部とその両側の一対の
ロック解除部の間にできる一対の開口にほとんど遊びの
ない状態で各ロック爪部が装着され開口の両縁部を案内
面としてがたつきのない摺動をすることになり、ロック
部材がロック解除位置にある状態で長期間高温下に放置
された場合にははロック爪部には永久変形が生じる可能
性があるが、遊びが少ない上にロック位置では遊びはな
くなるのでロック爪部の先端の位置はほとんど変わら
ず、確実なロックが可能となる。なお、ロック爪部の根
本の部分を薄肉とすれば撓みは主としてこの部分に集ま
り、ロック解除状態での高温度長時間の放置でも他の部
分に永久変形は起きにくく一層好ましい。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳しく説明する。な
お、テープカセットの構造はロック機構の部分を除けば
従来のものと変わらないので、他の部分の説明は省くが
必要に応じて図1の説明を参照されたい。図5〜6は本
発明によるテープカセットの要部を示す。図5において
上半分はロック解除状態の、下半分はロック状態の要部
平面図である。図6は図5のVI-VI 線断面図で、ロック
状態を示す。なお、以下の説明で前方、後方とは図5で
左方向及び右方向をそれぞれ指す。
【0010】ロック部材6はブロック状の滑動部8とそ
の移動軸線に関して対称に設けられた一対のロック爪部
10、12とからなる。滑動部8の後部には止めピン1
8が設けてあり、これに捩じりばね25のコイル部が支
持されている。図6のように滑動部8の下面側には操作
ピン挿入穴20が形成されており、カセットをレコーダ
に装着する際にロック部材が自動的に右に移動する様に
なっている。ロック爪部10、12はそれらの先端がロ
ック位置でリール13(片方は図示せず)鋸歯状周部1
4に係止する長さを有し、また以下に述べる目的で中間
部にく字形の屈折部22を有し、そこから前端に向けて
末広がりに拡張している。ロック爪部10、12はリー
ル13の巻き締め方向(矢印)の回転は許す程度の可撓
性を有する。好ましくはロック爪部の根元近くを薄肉に
して可撓性を増し、他の部分の熱変形を回避する。
【0011】カセットの後部壁17に近接して案内溝2
3が設けられ、その両側にはロック部材6を案内する平
行な案内壁2、4が設けてあり、それらに沿ってロック
部材6はロック解除位置(図5の上半分の状態)とロッ
ク位置(図5の下半分及び図6の状態)の間で滑動でき
る。捩じりばね25の自由端は抑えピン26’、28’
により保持される。また操作ピン挿入穴20に面してカ
セット底壁に開口32が設けてある。案内溝23の前方
には移動軸線に関して対称にカセットから起立するロッ
ク解除部26、28(柱状物でも良い)が設けてあり、
それらのの中央にカセットから起立するロック爪開拡部
30が配置されている。ロック解除部26、28及びロ
ック爪開拡部30の位置はロック部材がロック位置にあ
る時に屈折部22近傍に位置する様に定める。ロック解
除部26、28とロック爪開拡部30の間にできる開口
にはロック爪部10、12が隙間のほとんどない状態で
貫通している。好ましくは、ロック爪開拡部30には末
広がりの案内面が形成される。
【0012】次に動作を説明する。ロック解除部26、
28とロック爪開拡部30の間にできる開口にはロック
爪部10、12が隙間のほとんどない状態で貫通してい
るので、カセットをレコーダに装着するとレコーダ側の
操作ピン(図示せず)はロック部材の挿入穴20に入
り、これをばね25に抗して図5、6で右(後方)に引
く。滑動部8が後退するとロック爪部10、12はロッ
ク解除部26、28により押されるから開きがせばまり
リール周面からはずれ、更に後退すると最後に図5の上
半分の状態になる。逆に、カセットがレコーダから取り
出される際には、ロック部材6は前進する。ロック位置
まで前進する直前にロック爪部10、12の屈折部2
2、24はロック爪開拡部30に接することになり、そ
れによりロック爪部はそのテーパまたは末広がり状の案
内面により強制的に開拡されると共に、ロック爪部は開
口に対して傾斜するのでロック爪部はロック解除部2
6、27の面とも接触する。このため、図2〜4の隆起
部を有するロック爪部とは違い、ロック爪部は2つの位
置間を滑動する際に遊びを生じないで小さい応力下に円
滑に移動できると共に、ロック位置で遊びが無くなり正
確に位置規制される。
【0013】
【発明の効果】ロック部材がロック解除位置にある状態
で長期間高温下に放置された場合にはロック爪部には永
久変形が生じる可能性があるが、遊びが少ない上にロッ
ク位置では遊びはなくなるのでロック爪部の先端の位置
はほとんど変わらず、確実なロックが可能となる。な
お、ロック爪部の根本の部分を薄肉とすれば撓みは主と
してこの部分に集まり、ロック解除状態での高温度長時
間の放置でも他の部分に永久変形は起きにくく一層好ま
しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のリールロック部材を備えたテープカセッ
トを示す斜視図である。
【図2】従来のリールロック部材の斜視図である。
【図3】従来のリールロック部材のロック解除状態を示
す平面図である。
【図4】従来のリールロック部材のロック状態を示す平
面図である。
【図5】本発明のリールロック部材を示す平面図で、上
半分はロック解除状態を、下半分はロック状態を示す。
【図6】図5の線VI-VI に沿う断面図である。
【符号の説明】
1:テープカセット 2、4:案内壁 6:ロック部材 8:滑動部 10、12:ロック爪部 13:リール 14:鋸歯状周部 18:ばね抑えピン 20:操作ピン挿入穴 22、24:屈折部 26、28:ロック解除部 30:ロック爪開拡部 32:開口
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のテープリールに係合する一対のほ
    ぼ末広がり状に延びるロック爪部を備えロック位置と前
    記リールから離間する解除位置との間で滑動するロック
    部材と、前記ロック爪部の間に配置され、前記ロック部
    材がロック位置に移動する時に前記ロック爪部の内面に
    係合してそれらの開拡を行う開拡部と、前記ロック部材
    が前記解除位置に移動した時に前記ロック爪部の外面に
    係合してそれらの爪部を閉じさせる一対のロック解除部
    とよりなる、ロック機構において、前記ロック爪部を開
    拡する開拡部は前記一対の解除部間の中央に配置されて
    いることを特徴とするテープカセットのリールロック機
    構。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材は滑動部と該滑動部から
    リールの方に延びた前記一対のロック爪部からなり、前
    記ロック爪部はリール方向に延び次いでく字形の屈折部
    を経て末広状に広がり、前記開拡部と前記一対の解除部
    の間の開口にほぼ遊びのない形で挿入されており、更に
    前記ロック部材がリールロック位置にある時に前記ロッ
    ク爪部の前記屈折部が開口部に位置するようにしたこと
    を特徴とする請求項1のリールロック機構。
  3. 【請求項3】 前記ロック爪部の付け根の部分を薄肉と
    した請求項1または2のリールロック機構。
  4. 【請求項4】 前記開拡部はリールに向かって末広がり
    のテーパ状案内面を有する請求項1ないし3のいずれか
    のリールロック機構。
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