JPH0727529A - 両眼視方式 - Google Patents

両眼視方式

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JPH0727529A
JPH0727529A JP5172801A JP17280193A JPH0727529A JP H0727529 A JPH0727529 A JP H0727529A JP 5172801 A JP5172801 A JP 5172801A JP 17280193 A JP17280193 A JP 17280193A JP H0727529 A JPH0727529 A JP H0727529A
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JP5172801A
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Masahide Nomura
正英 野村
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空間のある一点を注視させた二つの撮像カメ
ラから得られた像を用いて、その注視点と同じ奥行きを
持つ画像を切り出す。 【構成】 左右の画像から演算器および局所平滑器によ
り、両眼視差が小さい領域と大きい領域に分離して取り
出す。それらの結果を用いることにより、演算器により
両眼視差の小さい領域での画像を効率よく切り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両眼視方式に関し、特
に認識させたい三次元的な物体に光軸を指向させた左右
2つの撮像カメラで得た左右2つの画像を利用し、その
中の三次元的な奥行き、すなわち空間距離が、2つのカ
メラの注視している点の距離に近い奥行きにある三次元
物体の像を切り出す為の両眼視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】撮像カメラで捕捉した三次元的な物体の
認識のためには、まず、目的とする物体の像をその他の
背景から切り出す必要がある。多くの場合、背景は三次
元物体とは異なる存在距離すなわち奥行きを持つ。従っ
て、特定の奥行きに存在する像を切り出すことにより、
後の物体認識のための処理を単純化することができる。
この目的に対し、撮像カメラ2つを用いて得られる左右
2つの静的な像から両眼視差を求め、この両眼視差に基
づいて所望の奥行きにある物体の像のみを切り出すこと
が試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の試みにおいて、
自然画像等のノイズの多い画像から両眼視差を計測する
場合、ノイズに起因する誤差を減少させるためにGab
or関数をフイルターに用いる方式が提案されている。
しかし、入力画像の中で明暗が大きく変化する部分で
は、結果に含まれる誤差が大きくなると言う欠点があっ
た。
【0004】本発明の目的は、このような欠点を除去し
た両眼視方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の両眼視方式は、
三次元的物体に光軸を指向せしめた左右2つの撮像カメ
ラで捕捉した左右2つの画像に対して、三角関数部分の
位相が45度異なる4つのGabor関数を畳み込んで
得られた左右計8つの画像を加算または減算した結果に
対して、更に局所的な平滑化を施すことにより、両眼視
差が小さい領域を抽出することを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0007】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
の構成図である。図1に示す実施例は、それぞれ光軸
を、切り出し対象の三次元的物体に指向させた撮像カメ
ラで捕捉した左画像および右画像と、それらの左右の画
像に対して適当なGabor関数を畳み込み積分する演
算器3と演算器4、およびそれらの計算結果を保持する
フレームメモリ9とフレームメモリ10、それらの演算
結果を用いて三次元的な物体の切り出しに必要な計算を
行う演算器5、局所平滑器8、演算器6、および、それ
ら演算の中間結果を保持するためのフレームメモリ1
1、フレームメモリ12、フレームメモリ13、そし
て、画像を抽出する為の演算器7と、その抽出された画
像を保持するためのフレームメモリ14を備えている。
【0008】次に、本実施例の動作について説明する。
【0009】まず、左の二次元画像aL (x,y)か
ら、演算器3によって、次式で与えられるように、
【0010】
【外1】
【0011】個のGabor関数G(x,y,ki ,θ
j ,φ);i=1〜nk
【0012】
【外2】
【0013】φ=−π/4,0,π/4,π/2の畳み
込み積分が計算され、その計算結果g(x,y,ki
θj );i=1〜nk
【0014】
【外3】
【0015】がフレームメモリ9に蓄えられる。
【0016】
【数1】
【0017】
【数2】
【0018】但し、nk =1とする。
【0019】同様に、右の二次元画像aR (x,y)に
対しても、演算器4により次式で与えられるようにGa
bor関数の畳み込み積分が計算され、その計算結果g
R (x,y,ki ,θj )がフレームメモリ10に蓄え
られる。
【0020】
【数3】
【0021】フレームメモリ9およびフレームメモリ1
0に蓄えられたgL (x,y,ki ,θj ,φ)、gR
(x,y,ki ,θj ,φ)を用いて、演算器5でTI
(x,y,ki ,φ);φ=0、π/2が次式で示すよ
うに計算され、その結果がフレームメモリ14に蓄えら
れる。
【0022】
【数4】
【0023】但し、Φ=π/2の場合、g(x,y,k
i ,3π/4)は−g(x,y,ki,−π/4)で与
える。
【0024】フレームメモリ11に蓄えられたTI
(x,y,ki ,Φ)を用いて局所平滑器8によって、
TI0(x,y,ki ,Φ)が次のように計算され、フ
レームメモリ12に蓄えられる。
【0025】
【数5】
【0026】ここで、局所平滑化の際の重みW(x,
y)は、例えば以下のように与える。
【0027】
【数6】
【0028】但し、先の場合を含め、二次元の畳み込み
積分(**)は使用する演算器に最も適したあるアリズ
ムにより実行するものとする。
【0029】フレームメモリ12に蓄えられたTI0
(x,y,ki ,Φ)を用いて、演算器6でQt (x,
y,ki ,Φ)が次式に示すように計算され、その結果
がフレームメモリ13に転送される。
【0030】
【数7】
【0031】式(8)の定数Tは0.01〜0.1程度
の適当な値に設定する。この様にして計算されたQは、
両眼視差が1/4ki より大きいときには1に近く、1
/kiより小さいときには0に近い値をとる。
【0032】フレームメモリ13に蓄えられたQ
t (x,y,ki ,Φ)を用いて、左右の入力画像
L ,aR から以下のようにして両眼視差の大きな領域
を取り除いた画像R(x,y,ki )を得る。
【0033】
【数8】
【0034】以上のようにして、左右2つの撮像カメラ
で捕捉した左右2つの画像に対して、それぞれGabo
r関数を畳み込み積分し、その結果得られた左右2つの
画像を加算および減算した後に局所的な平滑化を施すこ
とにより、両眼視差がゼロ近傍の領域のみを効果的に切
り出すことができる。
【0035】(実施例2)図2は、本発明の第2の実施
例の構成図である。図1の第1の実施例に対応する構成
要素には同一の参照番号を付して示してある。
【0036】この実施例では、第1の実施例でのTI0
(x,y,ki ,Φ)を求めた後、以下の処理を行う。
【0037】まず、フレームメモリ12に蓄えられたT
I0(x,y,ki ,Φ)から、フレームメモリ13に
蓄えられているPt-1 (x,y,ki ,Φ)とフレーム
メモ14に蓄えられているQt-1 (x,y,ki ,Φ)
を用いて、演算器16でPt(x,y,ki ,Φ)が次
式で示すように計算され、その結果がフレームメモリ1
8に蓄えられる。
【0038】
【数9】
【0039】ただし、メモリ20から読み出される式
(5)の定数a1 ,a2 は、適当に選ばれる。
【0040】次に、フレームメモリ18に蓄えられたP
t (x,y,ki ,Φ)を用いて、演算器17でQ
t (x,y,ki ,Φ)が次式で示すように計算され、
その結果がフレームメモリ14に転送される。
【0041】
【数10】
【0042】また、フレームメモリ13には演算器17
での一画面分の計算が一通り終わった後にフレームメモ
リ18の内容が転送される。
【0043】以上において、Pt-1 (x,y,ki
Φ)は、フレームメモリ18に蓄えられるPt (x,
y,ki ,Φ)の1フレーム前の演算結果である。
【0044】以上の処理を適当な回数反復することによ
り収束したQt (x,y,ki ,Φ)を用いて演算器1
5により両眼視差の過大な領域を抑制した画像R(x,
y,ki )を計算し、その結果をフレームメモリ19に
出力する。
【0045】
【数11】
【0046】以上のようにして、計算時間に余裕がある
場合には、第1の実施例に反復演算を取り入れることに
より計算誤差をより少なくすることができる。
【0047】(実施例3)図3は、本発明の第3の実施
例の構成図である。この実施例では、第2の実施例での
k を2以上に設定し、式(10)を以下で置き換え
る。このことにより、複数の空間周波数チャンネルにお
ける結果を統合し、両眼視差がゼロ近傍の領域を切り出
すことができる。
【0048】
【数12】
【0049】ここで、ki+1 =2ki とする。
【0050】図2の回路は、nk =2の場合を示し、1
00および200は、図2において点線で囲んだ回路を
示している。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、左右2つ
の撮像カメラから入力した2つの画像に対して、それぞ
れに三角関数部分の位相が90度異なる2つの型のGa
bor関数を畳み込んで得られる4つの画像を加減算し
たものを局所的な平滑化を施すことにより、三次元的な
物体像から左右2つのカメラの注視した点の奥行きと同
程度の奥行きにある領域を、簡単な構成の装置を用いて
効率よく切り出し取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】第2の実施例の構成図である。
【図3】第3の実施例の構成図である。
【符号の説明】 3〜7 演算器 8 局所平滑器 9〜14 フレームメモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】三次元的物体に光軸を指向せしめた左右2
    つの撮像カメラで捕捉した左右2つの画像に対して、三
    角関数部分の位相が45度異なる4つのGabor関数
    を畳み込んで得られた左右計8つの画像を加算または減
    算した結果に対して、更に局所的な平滑化を施すことに
    より、両眼視差が小さい領域を抽出することを特徴とす
    る両眼視方式。
  2. 【請求項2】請求項1の処理の際に、反復演算を施すこ
    とを特徴とする請求項1記載の両眼視方式。
  3. 【請求項3】請求項1または2の処理の際に、関数の空
    間的広がりの大きさが等比関係にある二つ以上のGab
    or関数を用い、その各々の系において、より大きなG
    abor関数の系からの抑制を取り入れることにより、
    両眼視差が小さい領域を抽出することを特徴とする請求
    項1または2記載の両眼視方式。
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