JPH072772Y2 - 側溝の蓋掛け装置 - Google Patents

側溝の蓋掛け装置

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JPH072772Y2
JPH072772Y2 JP1915191U JP1915191U JPH072772Y2 JP H072772 Y2 JPH072772 Y2 JP H072772Y2 JP 1915191 U JP1915191 U JP 1915191U JP 1915191 U JP1915191 U JP 1915191U JP H072772 Y2 JPH072772 Y2 JP H072772Y2
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holder
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JP1915191U
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JPH04108669U (ja
Inventor
岡村由竹
Original Assignee
岡村 由竹
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、側溝に蓋体を敷設する
いわゆる蓋掛け作業に使用する側溝の蓋掛け装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】側溝の蓋掛け作業は、従来、一般に吊下
げ用のワイヤを側溝の蓋体に胴巻き状に直接巻き掛けた
後、該ワイヤをトラックに装備の簡易クレーン(ユニッ
ククレーン)やバックホー等の吊上げ機により吊上げて
行なっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、側溝の蓋体
は、一般に厚手のコンクリートでできており、蓋体自体
の重量が重く(80Kg〜600Kgのものが多いが、
大型のもので重量1tonの蓋体もある。)、蓋体吊上
げ、吊下ろし時のバランスがとりにくいため安定性が悪
いうえ、胴巻き状に巻き掛けたしたワイヤから蓋体が不
意に抜け落ちたりする恐れがあるため蓋掛け作業は大変
な労力と注意力を要し、また危険を伴なう面倒なもので
あった。しかも、蓋体を側溝の左右肩部に設けた段差状
の受座上に載せて蓋体からワイヤを外した後は、隣接す
る蓋体との間には少なくとも胴巻きしたワイヤの外径分
だけの隙間が生じるため、バール等の工具を用いて所定
位置まで蓋体をずらして蓋体同士を隙間なく嵌込む必要
があり、人手を多く要し作業効率が悪く、また、蓋体を
ずらす際、受座上に敷いたクッションゴムが引きずられ
てしわになったり、蓋体や側溝をバール等で傷付けたり
することが多々ある等多くの問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記のような
問題点を解消すべく創案されたものであって、側面視に
おいて上辺側が長く下辺側が短いコ字状の引掛金具を設
け、該引掛金具のコ字状折曲部の内側には引掛金具に直
交した状態で側溝の蓋体に対し縦幅H方向から着脱自在
に係合するコ字状のホルダを引掛金具を中心にして左右
対称状に一体的に固着すると共に、クレーン、バックホ
ー等の吊上げ機で吊上られるワイヤの下部側を三方に分
岐させ、該三方に分岐させたワイヤのうち一本を前記引
掛金具の上辺先端寄り側に、他の2本をホルダの左右両
側にそれぞれ止着したことを要旨とするものである。
【0005】
【作用】側溝の埋設現場において蓋体を敷設するには、
コ字状のホルダの開口部を蓋体に対し、該蓋体の縦幅方
向一側から挿入してワイヤを引上げれば、蓋体は縦幅方
向一側の上面と下面がホルダに係合してガタつくことな
く安定状態で吊上げられる。そして側溝の所定位置で蓋
体の縦幅方向他側を前位の蓋体側に向けた状態でワイヤ
を下ろし蓋体を側溝の受座上の嵌込んだ後、引掛金具の
先端を足で踏込むことにより、ホルダと蓋体はフリー状
態となるので装置を蓋体から簡単に引抜くことができ
る。
【0006】
【実施例】本考案の構成を図面に示された一実施例によ
り説明する。1は比較的厚手の鉄板等からなる引掛金具
で、該引掛金具1は側面視において上辺1a側が長く下
辺1b側が短いコ字状を呈しており、上辺1aの先端部
は前面縁から下面縁にかけて面取りされ、該部にそり状
部2が形成されている。3は引掛金具1に対し溶接等に
より一体的に固着されたコ字状のホルダで、該ホルダ3
は引掛金具1のコ字状折曲部1cの内側に引掛金具1に
対し直交した状態で、しかも、引掛金具1を中心にして
左右対称状に固着されている。ところで、ホルダ3の内
法寸法wは側溝Pの蓋体Qの厚さuよりも若干大に設定
されており、ホルダ3は側溝Pの蓋体Qに対し縦幅H方
向から着脱自在に係合し得るようになっている。4はホ
ルダ3の左右両側と引掛金具1の上辺1aの前部側面と
を連結する連結棒である。ホルダ3は図面では2枚のア
ングル板5,5aを上下に一体的に接合したものが例示
されているが、一枚状の金属板をコ字状に折曲加工した
ものでもよい。また、ホルダ3及び引掛金具1は熱処理
加工が施されており、剛性を一層高めている。6は図示
外のクレーンやバックホー等の吊上げ機で吊上げられる
ワイヤで、該ワイヤ6の下部側は三方に分岐されてお
り、該三方に分岐されたワイヤのうち一本は前記引掛金
具1の上辺先端寄り側にシャコ(U型状連結金具)7を
介して止着され、また、他の2本はホルダ3の左右両側
上面に取付けた吊環8、9にシャコ10、11を介して
止着されている。なお、上記吊環8、9はホルダ3に対
し回動自在に枢着してもよい。また、吊上げ用のワイヤ
6の下端部を引掛金具1の先端寄り側に止着し、ホルダ
3の両側にはそれぞれ別々のワイヤ(一本のワイヤの端
部側でもよい)を止着し、各ワイヤを止金Kで止めるこ
とにより三方分岐状に構成することもできる。12は側
溝Pの蓋受座13上に添設したクッションゴムである。
なお、ホルダ3の長さ、側面形状及び開口部3aの上下
内法寸法w、引掛金具1の上辺1a、下辺1bそれぞれ
の長さ等は、実施に際し蓋体Qの寸法等に対応して適宜
変更し得る。
【0007】上記の構成において、側溝Pの埋設現場に
おいて蓋体Qを敷設するには、蓋置場の蓋体Qを引掛金
具1にセットし易いように例えば1枚ずつ左右2本の角
材上に水平状に載置した後、該蓋体Qに対しコ字状のホ
ルダ3の開口部3aを蓋体Qの縦幅H方向一側aから最
奥部まで挿入し、図示外の吊上げ機を作動させてワイヤ
6を上げれば、引掛金具1が引上げられると共に、蓋体
Qは縦幅H方向一側aの上面側がホルダ3の上部ストッ
パ部3bに、また下面側がホルダ3の下部ストッパ部3
cに上下からてこ作用で挟着支持された状態で確実に係
合してガタつくことなく安定した略水平姿勢を保持しな
がら吊上げられる。そして図示外のブームを側溝P側に
回動させると共に、図6に示すように側溝Pの所定位置
で蓋体Qの縦幅H方向他側bを前位の蓋体側に向けた状
態でワイヤ6及び引掛金具1を下ろし蓋体Qの長手方向
両側を側溝Pの蓋受座13上に嵌込んだ後、引掛金具1
の上辺1a側先端を足で踏込むことにより、ホルダ3と
蓋体Qはフリー状態となるので引掛金具1を蓋体Qから
簡単に引抜くことができる。ところで、引掛金具1の上
辺1aの先端部にそり状部2を設けてあるので、上記踏
込み時に蓋体Qの上面に傷を付けるようなことはない。
前記の操作を側溝Pの一端から他端側に向け繰返し行な
い側溝Pの全長にわたって蓋体Qを敷設するものであ
る。なお、図示しなかったが蓋体Qの長手方向一側に仕
切壁を一体に設けた蓋体の場合は、ホルダ3の差込位置
を仕切壁方向に適宜ずらして、すなわち蓋体Qの重心位
置に合せて引掛金具1をセットすればよい。本装置を使
用することにより、作業者は、クレーンやバックホー等
の引上げ機のオペレータと、吊上げ前に蓋体Qを引掛金
具1に差込む人、及び側溝P側で蓋体Qを位置決めしな
がらセットする人の3人で間に合い、従来のように5〜
6人必要であった作業者数を大幅に削減することができ
る。また、蓋体Qにその都度ワイヤ6を巻付たり取外し
たりする面倒な作業が不要となるうえ、蓋体Qを図6に
示すように側溝Pに嵌込む直前に吊下げ状態の蓋体Qを
側溝P側で待機の作業者が手で微調整しながら蓋体Qを
隣接する前位の蓋体に接合させた状態で的確かつ容易に
セットできるので、作業能率が大幅に高まるばかりでな
く、側溝Pに蓋体Qを嵌込んだ後、従来のようにバール
等の工具を使用して一々蓋体Qを押出したりして隣接す
る蓋体に突合せる必要がないので、労力が極端に軽減さ
れると共に、バール等で蓋体Qや側溝Pに不用意に傷を
付けたり、クッションゴム12を徒にずり動かしたりし
或は外したりする不都合は解消される。また、長さ1
m、縦幅50cmの大きさの蓋体の場合前記従来の敷設
方法では、作業者5人で一日につき50枚程度が精一杯
であったが、本装置を使用することにより、作業者3人
で一日につき250枚〜300枚敷設することが可能と
なった。
【0008】
【考案の効果】上記したように本考案は、側面視におい
て上辺側が長く下辺側が短いコ字状の引掛金具を設け、
該引掛金具のコ字状折曲部の内側には引掛金具に直交し
た状態で側溝の蓋体に対し縦幅H方向から着脱自在に係
合するコ字状のホルダを引掛金具を中心にして左右対称
状に一体的に固着すると共に、クレーン、バックホー等
の吊上げ機で吊上られるワイヤの下部側を三方に分岐さ
せ、該三方に分岐させたワイヤのうち一本を前記引掛金
具の上辺先端寄り側に、他の2本をホルダの左右両側に
それぞれ止着したものであるから、蓋体にその都度ワイ
ヤを巻付たり取外したりする面倒な作業が不要で、ワン
タッチで蓋体に確実に係合及び係合解除することができ
るうえ、蓋体をバランスよく安定した姿勢で吊上げるこ
とができ、また、吊上げ途中で蓋体がバランスを崩して
落下したりする危険がなく、安全かつ容易に作業を遂行
でき、しかも、蓋体を側溝に嵌込む直前に吊下げ状態の
蓋体を側溝側で待機の作業者が手で微調整しながら蓋体
を隣接する前位の蓋体に接合させた状態で的確にセット
できるので、作業能率が大幅に高まり作業者の人員削減
を図ることができるものでありながら時間当りの蓋体敷
設枚数を従来に比較し極端に増大(5〜6倍)させるこ
とが可能となるばかりでなく、側溝に蓋体を嵌込んだ
後、従来のようにバール等の工具を使用して一々蓋体を
押出したりして隣接する蓋体に突合せる必要がないの
で、作業者の労力が極端に軽減されると共に、バール等
で蓋体や側溝に不用意に傷を付けたりするのを確実に防
止することができる等構造簡単で安価に製造できるもの
でありながら極めて有用な実用的効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を使用して蓋体を吊上げた状態の斜視図
である。
【図2】本考案の側面図である。
【図3】本考案の背面図である。
【図4】ワイヤを取外した状態の本考案の平面図であ
る。
【図5】ホルダに対する蓋体の係合状態を示す側面図で
ある。
【図6】側溝に蓋体をセットする状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 引掛金具 1a 上辺 1b 下辺 3 ホルダ 6 ワイヤ P 側溝 Q 蓋体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面視において上辺側が長く下辺側が短
    いコ字状の引掛金具を設け、該引掛金具のコ字状折曲部
    の内側には引掛金具に直交した状態で側溝の蓋体に対し
    縦幅H方向から着脱自在に係合するコ字状のホルダを引
    掛金具を中心にして左右対称状に一体的に固着すると共
    に、クレーン、バックホー等の吊上げ機で吊上られるワ
    イヤの下部側を三方に分岐させ、該三方に分岐させたワ
    イヤのうち一本を前記引掛金具の上辺先端寄り側に、他
    の2本をホルダの左右両側にそれぞれ止着したことを特
    徴とする側溝の蓋掛け装置。
JP1915191U 1991-03-05 1991-03-05 側溝の蓋掛け装置 Expired - Lifetime JPH072772Y2 (ja)

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JP1915191U JPH072772Y2 (ja) 1991-03-05 1991-03-05 側溝の蓋掛け装置

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JP1915191U JPH072772Y2 (ja) 1991-03-05 1991-03-05 側溝の蓋掛け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04108669U JPH04108669U (ja) 1992-09-21
JPH072772Y2 true JPH072772Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=31905489

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