JPH07277487A - 方向転換装置 - Google Patents

方向転換装置

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JPH07277487A
JPH07277487A JP9063694A JP9063694A JPH07277487A JP H07277487 A JPH07277487 A JP H07277487A JP 9063694 A JP9063694 A JP 9063694A JP 9063694 A JP9063694 A JP 9063694A JP H07277487 A JPH07277487 A JP H07277487A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易かつ安価な構造で、確実な方向転換を可
能とする。 【構成】 直線移動する基板21を貫通して回転軸24
を立設し、回転軸24に中心を支持せしめて水平姿勢で
回動自在に支持板22を設ける。支持板22上に多数形
成した支持片25上に被搬送物を載せ、基板21の移動
経路に沿って配した当て部材を、回転軸24の下端に設
けた操作板23のガイドローラ26に当接せしめて、基
板21の移動に伴い支持板22を回転軸24回りに所定
角度旋回せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は方向転換装置に関し、特
に方向転換用の駆動モータ等が不要で、構造簡易な方向
転換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】搬送ラインに設ける方向転換装置として
は種々のものが提案されているが、その多くは例えば特
開平5−286563号公報に見られる如く、被搬送物
を載せる支持板の回転軸を、モータで所定角度位置に回
転せしめるものである。しかし、かかる方向転換装置で
は、被搬送物を移動状態で速やかに方向転換することは
困難であり、また、回転駆動モータと動力伝達機構を要
する等、構造が複雑化しコストも高い。
【0003】そこで、実開平5−606号公報には、ロ
ーラコンベアにより搬送される箱体の角隅部にガイド板
の当り部を当接せしめて、箱体の姿勢を転換する装置が
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これによれば、特に回
転駆動モータ等を設けることなく簡単な構造で箱体の方
向を転換することができるが、方向転換の確実性に難が
あるとともに、被搬送物が箱状のものに限られるという
問題がある。
【0005】本発明はかかる課題を解決するもので、被
搬送物の種類を問わず、簡易かつ安価な構造で、確実な
方向転換を可能とした方向転換装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の構成では、直
線移動する基板21上に回転軸24を立設し、該回転軸
24に中心を支持せしめて水平姿勢で回動自在に支持板
22を設けて、該支持板22上に被搬送物Mを載せ、上
記基板21の移動経路に沿って配した当て部材33A,
33Bを上記回転軸24より突出する操作部材23に当
接せしめて、基板21の移動に伴い上記支持板22を回
転軸24回りに所定角度旋回せしめるものである。
【0007】請求項2の構成では、上記支持板22を長
板状となし、上記当て部材33A,33Bは上記操作部
材23を当接せしめて、上記支持板22をその移動方向
ないし移動方向に直交する方向へ旋回せしめるように設
定されている。
【0008】請求項3の構成では、上記当て部材33
A,33Bは基板21の移動経路に沿った両側に進退自
在に一対設けられ、一方の当て部材33Aを上記操作部
材23に進出当接せしめることにより上記支持板22を
時計方向へ旋回せしめ、他方の当て部材33Bを上記操
作部材23に進出当接せしめることにより上記支持板2
2を反時計方向へ旋回せしめる。
【0009】請求項4の構成では、上記基板21は複数
設けられ、前後に間隔をおいて配した各基板21の両端
部を、架台11上に平行に敷設されて移動するチェーン
部材12に結合してある。
【0010】請求項5の構成では、上記回転軸24は基
板21を貫通して下方へ延び、回転軸24の下端に長板
状の上記操作部材23がその中心を固定して設けられ、
操作部材23の両端部に設けた各ガイドローラ26が、
基板21の移動経路を挟んでその両側に対向して配設さ
れた上記当て部材33A,33Bの一方ないし他方に当
接する。
【0011】請求項6の構成では、上記架台11上には
上記当て部材33A,33Bを設けた領域を除いて基板
21の移動方向へ平行にガイド板16,17が設けら
れ、これらガイド板16,17に上記各ガイドローラ2
6が接して方向転換前後の支持板22の旋回が規制され
ている。
【0012】請求項7の構成では、上記支持板22上に
は、板面に間隔をおいて多数の板状支持片25が立設さ
れ、これら支持片25上に上記被搬送物Mが載置され
る。
【0013】
【作用】請求項1または2の構成においては、基板の移
動に伴って、当て部材が操作部材に当接して回転軸を回
転せしめ、支持板が旋回せしめられる。かくして、支持
板の移動を継続した状態で支持板上に載置された被搬送
物の方向が確実かつ速やかに転換せしめられるととも
に、回転軸を回転せしめる駆動モータ等が不要であるか
ら、構成が簡易かつ安価である。また、支持板上へ載置
される被搬送物は箱状のものに限られない。
【0014】請求項3の構成においては、当て部材を一
対設けてこれらを適宜選択的に進出せしめることによ
り、支持板の旋回方向を自在に決定することができる。
【0015】請求項4の構成においては、複数設けられ
た基板上にそれぞれ支持板を支持せしめて、多数の被搬
送物を連続的に方向転換することができる。
【0016】請求項5の構成においては、ガイドローラ
によりスムーズな方向転換が可能となる。
【0017】請求項6の構成においては、方向転換時以
外にはガイドローラとガイド板により、支持板が振れる
ことなく位置決めされる。
【0018】請求項7の構成においては、被搬送物を多
数の支持片上に載置するから、粘着性のある肉片等を付
着を生じることなく好適に搬送できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の方向転換装置を薄肉片のトレ
ー詰合せ装置に適用した場合について説明する。図1、
図2はトレー詰合せ装置のライン前端部を示し、図1は
その側面図、図2はその平面図である。装置前端にはこ
れに接して公知のスライサSが設けられ(図1)、ここ
でブロック状の肉塊が薄肉片にスライスされ、薄肉片は
図略のハンドリング装置によりトレー詰合せ装置の搬送
コンベア1上に載せられる。
【0020】搬送コンベアは一定間隔で設けた縦長の搬
送台2を、平行架台11(図3)に沿って配設したチェ
ーン12により移送(図1の矢印)するもので、通過す
る各搬送台2上に、スライスされた薄肉片Mが載置され
る。なお、左右の各チェーン12は、架台11の前端に
設けた支軸13のスプロケット14(図3)に懸架され
ており、この支軸13は架台11下段に設けたモータ1
5よりベルト懸けで回転駆動されている。
【0021】図4ないし図6に上記搬送台2の詳細構造
を示し、図4は上方より見た平面図、図5は正面図、図
6は下方より見た平面図である。搬送台2は図5に示す
如く、水平姿勢に配された長板状の基板21と、これと
同形でその上方に位置する支持板22と、下方に位置す
る操作板23とより構成されている。そして、基板21
は両端(一端のみ図示)の下面で、チェーンガイド12
1に案内されたチェーン12に連結されて上記架台11
上を移動する。操作板23と支持板22は、移動する上
記基板21に貫通支持せしめられた回転軸24の上下端
に固定されており、操作板23が旋回すると、基板21
上方の支持板22も同様に旋回する。
【0022】上記支持板22上には長手方向へ等間隔で
多数の支持片25が立設してある。これら支持片25は
金属丸棒をT字形に成形したもので、中央の脚部251
で支持板上に固定されるとともに、水平部252は支持
板22の幅方向(図4の上下方向)へこれより大きく延
びている。上記操作板23には両端(一端のみ図示)下
面にガイドローラ26が設けられ、このガイドローラ2
6には内方より上記架台11に設けたガイド板16が当
接して、操作板23の旋回を阻止している。
【0023】すなわち、図2に示すように、詰合せ装置
のライン前端部には、左右(図の上下)一対の上記ガイ
ド板16がチェーン12の内方位置でこれに平行に配設
してあり、これらガイド板16が、上記操作板23のガ
イドローラ26に当接していることにより、搬送台2の
支持板はその長手方向がチェーン12の敷設方向と直交
する方向へ向いて位置決めされ、この状態で移動する。
【0024】移動する搬送台2は薄肉片Mを載せた状態
で、架台11の中央上方に設けた撮像装置31の直下を
通過する。撮像装置31は図略の画像処理装置(例えば
松下電工(株)製商品名カラーセレクタER3VCおよ
び商品名イメージチェッカ30P)に接続されており、
この画像処理装置は、薄肉片Mの白い脂身部が幅方向
(すなわち支持板22の移動方向)のいずれに多くの面
積を占めているか判定し、その判定結果に基づいて以下
に説明する当て板を作動せしめる。なお、撮像装置31
の直下にはリング状の照明具32が設けてある。
【0025】すなわち当て板33A,33Bは、図2に
示す如く、ガイド板16の終端近くの架台11左右位置
に設けられ、通常は図に示すように架台11の両側縁に
沿って位置している。各当て板33A,33Bは先端が
外方へ向けて傾斜し漸次狭幅となった長板体で、基端内
側縁が支軸331に回動自在に結合されている。
【0026】しかして、例えば薄肉片の脂身部が移動方
向の前側に多くの面積を占めている場合には、図略の駆
動機構により当て板33Bが鎖線で示すように内方へ回
動せしめられる。チェーン12に引かれて移動する搬送
台2のガイドローラ26がガイド板16よりはずれて旋
回自在となった後、このガイドローラ26に、内方へ回
動した上記当て板33Bの側縁が当接する。しかして、
当て板33Bが当接した側では、ガイドローラ26の進
行方向への移動が妨げられるため、操作板23(図5参
照)は全体として時計方向へ旋回し、これに伴って薄肉
片Mを載せた支持板22も図示の如く時計方向へ旋回す
る。
【0027】かくして、操作板23およびこれと一体に
旋回する支持板22は、上記当て板33Bによりその長
手方向が進行方向へ向くまで旋回せしめられ、脂身部の
多い側を手前側(図2の下側)に位置せしめて次の折り
工程へ送られる。この際、方向転換を終えた上記操作板
23は、前後に位置することとなったガイドローラ26
が、狭幅とした平行ガイド板17の間に進入して姿勢変
化が規制される。
【0028】なお、上記と反対に、薄肉片Mの脂身部が
移動方向の後側に多くの面積を占めている場合には、上
記当て板33Bに代えて当て板33Aが内方へ回動し
て、支持板22が図の鎖線で示すように反時計方向へ旋
回せしめられ、この場合も脂身部の多い側が手前側とな
って次の第1の折り工程へ送られる。
【0029】第1の折り工程には、図7、図8に示す如
く前後に二台の折り装置4A,4Bが設けられて、長手
方向を進行方向へ向けて順次通過する支持板22上の薄
肉片Mを、前後の折り装置4A,4Bが交互に作動して
一つおきに所定位置で折り重ねる。
【0030】各折り装置4A,4Bはサーボモータ41
により搬送コンベア1の幅方向へ移動せしめられる棒状
台車42を有し、該台車42には下方へ延びる(図8)
内外一対の圧縮空気管43,44が設けてある。すなわ
ち、各圧縮空気管43,44は両端が台車42上に位置
して、ここに図略のフレキシブルな空気供給管より圧縮
空気が供給されている。
【0031】下方へ延びる各圧縮空気管の中間部は、搬
送台2の支持板22より下方へ至って(図8)搬送コン
ベア1に沿って左右方向へ水平にやや広がった後、搬送
コンベア1の幅方向内方へ直角に屈曲し、平面視で略コ
字形(図7)をなして支持板22に向けて突出してい
る。相似形のコ字形をなして突出する内外の圧縮空気管
43,44の中間部には、上側周面に多数の空気吹出孔
(図略)が設けられて、これら空気吹出孔より上方へ向
けて圧縮空気が吹き出している。
【0032】上記各台車42には前端(図7の左端)の
突出部421に基端を支持せしめて折り棒45が設けて
ある。この折り棒45は外側空気配管44の中間部に沿
ってこれよりも支持板22に近い位置を、薄肉片Mのや
や上方で(図8)搬送コンベア1の長手方向後方へ延び
ている。上記折り棒45の位置は、脂身部の分布を検出
した上記画像処理装置からの出力信号に応じて台車42
が移動せしめられることにより、脂身部と赤身部の境界
付近に位置せしめられる。
【0033】しかして、所定位置に位置決めされた折り
棒45に対して、支持板22に載置された薄肉片Mが至
ると、上記折り棒45より手前側(図7の下側)にある
脂身部に下方より圧縮空気が吹きつけられることによ
り、脂身部は折り棒45に巻きつくように吹き上げられ
て赤身部上に折り重ねられる。上記折り棒45は支持板
22の移動に伴って薄肉片Mより相対的に抜き出され
る。かくして、長手方向へ延びる脂身部が赤身部上へ折
り重ねられた薄肉片Mは次の第2の折り工程へ進む。
【0034】第2の折り工程は、図9に示すように、前
段の旋回位置決め装置と、後段の折り装置5よりなる。
旋回位置決め装置は、広幅となった平行ガイド板18を
有し、該平行ガイド板18の一方には前方(図の左方)
の斜め内方へ延びる延出部181が形成されて、上記第
1の折り工程の狭幅の平行ガイド板17の終端と間隔を
おいて位置している。
【0035】しかして、長手方向を移動方向へ向けて第
1の折り工程を通過した搬送台2は、その操作板22の
ガイドローラ26が平行ガイド板17より外れた後、前
側のガイドローラ26が、上記平行ガイド板18の延出
部181に当接する。これにより、前側ガイドローラ2
6は上記延出部181に沿って外方へ移動し、これに伴
って操作板23(すなわち支持板22)は図の鎖線で示
すように反時計方向へ旋回せしめられて、その長手方向
が移動方向と直交するように向きを変える。この状態で
操作板22の両ガイドローラ26が平行ガイド板18の
各外側面に当接し、支持板22の姿勢が固定されて次の
折り装置5へ進む。
【0036】折り装置5には、搬送コンベア1の上方を
横切って設けた架台51上に、コンベア幅方向へサーボ
駆動により移動可能とした一対の支持台52A,52B
が設けられ、各支持台52A,52Bより搬送コンベア
1に沿う後方(図の右方)へ、逆L字状に屈曲した支持
腕53が延びている。内方へ屈曲した各支持腕53の先
端はガイド片54に結合され、これらガイド片54は、
上記支持台52A,52Bに平行に架設された棒状ガイ
ド体55に沿って移動自在である。上記各支持台52
A,52Bにはまた、支持腕53の設置位置と反対側よ
り搬送コンベア1に沿う後方へ折り棒56が延び、これ
ら折り棒56は、支持板22に載置された薄肉片Mに近
接してその直上に位置している。
【0037】かかる各支持腕53に内端を回動自在に結
合して回動腕57が設けられ、これら回動腕57には搬
送コンベア1に沿う前方へ向けて複数の圧縮空気管58
が突設してある。これら圧縮空気管58は上記支持腕5
3と折り棒56の間の空間に延びて、薄肉片M直下の各
支持片25(図4,図5参照)の間に位置し、その上側
周面には多数の空気吹出孔(図略)が設けられて、これ
ら空気吹出孔より上方へ向けて圧縮空気が吹き出してい
る。なお、上記各回動腕57はガイド片54に一体に設
けた駆動シリンダ59により回動操作される。
【0038】しかして、上記両支持台52A,52B
は、これらより延びる折り棒56が、薄肉片Mが詰め合
わされるトレーの幅に等しい間隔を保ち、かつ画像処理
装置により判定される薄肉片Mの長手方向の脂身分布よ
り、折り棒56間の脂身面積が最も小さくなるように、
その位置が制御される。
【0039】このように位置決めされた折り棒56と圧
縮空気管58に対して、搬送台2の支持板22に載置さ
れた薄肉片Mが前方より至ると、各折り棒56より外方
に位置する薄肉片Mの両端部に圧縮空気があたる。この
状態で各回動腕57を、その内端を中心に上方へ回動せ
しめると、薄肉片Mの端部が折り棒56に巻きつくよう
に吹き上げられて薄肉片Mの中間部上に折り重ねられ
る。両端部が折り重ねられた薄肉片Mは、搬送コンベア
1によりガイド体55の下方を通って後方へ移動せしめ
られ、次の移送工程へ送られる。
【0040】移送工程は図9に示す如く、搬送コンベア
1後端部の前後位置でこれに直交して設けた移送クレー
ン6A,6Bより構成され、各移送クレーン6A,6B
の両端には詳細を後述する反転装置7A,7B,7C,
7Dが設けられている。移送クレーン6A,6Bには以
下に構造を説明する吊り装置が一対設けられて、それぞ
れ移送クレーン6A,6Bの長手方向でクレーン半部を
移動する。しかして、前後の移送クレーン6A,6Bの
左右の吊り装置が交互に作動して、搬送コンベア1上の
薄肉片を各反転装置7A〜7Dへ移送する。これによ
り、搬送コンベア1の送り速度を十分速くすることがで
きるとともに、スライス開始直後の相対的に小さい薄肉
片を各反転装置7A〜7Dの下方に準備されたトレーに
平均的に分散供給することができる。
【0041】図11、図12にはそれぞれ移送クレーン
6Aの部分拡大正面図と側面図を示す。クレーンの横架
フレーム61には長手方向へガイドレール62が設けら
れて、これに吊り装置63の基板631が摺動自在に結
合されている。ガイドレール62の上方にはこれに平行
にベルト64が配設され、該ベルト64は横架フレーム
61の一端と中央(図略)に設けたプーリ65に懸架さ
れている。上記基板631の上端はベルト64に固定さ
れ、一端のプーリ65が横架フレーム61上のサーボモ
ータ66で回転せしめられることにより左右に移動す
る。なお、吊り装置63の移動端は、基板631の検出
突起632(図12)に対向して設けた近接スイッチ6
33により知られる。
【0042】上記基板631の下端には側面視でL字形
に成形された中間板634が連結され、中間板634の
中央には駆動シリンダ635が設けられてそのロッド6
37が下方へ延びている。中間板634には駆動シリン
ダ635を挟んで両側にガイド部636が設けられ、こ
れらガイド部636に上下に摺動自在に、下方の掬い具
67から延びるガイドシャフト671が挿通してある。
なお、掬い具67の上辺に上記ロッド637の下端が固
定されている。
【0043】掬い具67は側面視でL字形をなすととも
に、正面視では鋤状に多数の丸棒掬い片672が間隔を
おいて多数設けてある。これら掬い片672の間隔は搬
送台2の支持片25(図4参照)の間隔とほぼ等しく、
搬送コンベア1に近い上方に位置して、図12に示す如
く薄肉片Mを載せた搬送台2が至ると各掬い片672が
支持片25の間に相対的に挿入される。この状態で、駆
動シリンダ635により掬い具672を鎖線の如く上昇
せしめると、支持片25上の薄肉片Mが掬い片672に
より掬いとられる。掬いとる際に、掬い片672は先端
が上方へ傾斜しているから、薄肉片Mの移動方向(図中
矢印)に対してその後端部から掬い片672が接し、薄
肉片Mに皺等が生じることが防止される。
【0044】反転装置7Bの平面図を図13に、その側
面図を図14に示す。反転装置7Bには中心に水平に延
びる所定長のロッドレスシリンダ71が設けられ、該シ
リンダ71は基端がフランジ板721を介して回転軸7
2(図14)に固定されている。回転軸72は架台73
に設けた軸受け731に回転自在に支持され、その外周
にはピニオンギヤ722が設けられて、該ギヤ722が
回転軸72に直交するように配設されたラック75に噛
合している。ラック75はその一端が上方に配設した駆
動シリンダ76(図13)のロッド761に結合されて
直線動せしめられ、ラック75の正逆移動に応じてピニ
オンギヤ722および回転軸72が正逆回転せしめられ
る。
【0045】上記ロッドレスシリンダ71の外周に装着
されてその長手方向へ移動する可動片74には、添え板
77の基部771が固定されている。この基部771は
側面視で上下に延びる平行な側板を有し、これら側板を
中央で連結板により連結して上記可動片74にボルト固
定してある。
【0046】両側板の上下端には水平に延びる支持フレ
ーム772が架設され、これら支持フレーム772には
長手方向へ等間隔で、前方(各図の左方)へ突出する多
数の棒状添え片773が設けてある。しかして、これら
添え片773により、間隔をおいた上下位置に矩形の一
定面積をカバーする簀の子状の添え板77が構成され
る。
【0047】ロッドレスシリンダ71の先端にはフラン
ジ板711を介して仕切板78が設けられ、また、上記
フランジ板711より前方へ突出せしめた3本の支持ロ
ッド712の先端に載せ板79が固定してある。載せ板
79は側面視で略コ字形をなして、上下の側板とこれら
を連結する底板とより構成され、底板の板面を三箇所で
上記支持ロッド712にネジ固定してある(図15)。
載せ板79の上下の側板には底板へ至る多数の平行な切
欠きが設けられて、これら切欠きにより仕切板方向へ延
びる多数の載せ片791が形成され、これら載せ片79
1により、上記添え板77よりも小面積の簀の子状の載
せ板79が構成される。
【0048】上記仕切板78には、図15に示す如く、
上下縁の長手方向へ等間隔で多数の平行な切欠き781
が形成してあり、これら各切欠き781の空間に、上記
添え板77を構成する各添え片773が位置している。
【0049】さて、薄肉片Mを掬い具67に載せて反転
装置に至った吊り装置63(図12参照)は、載せ板7
9の直上で下降する。この時、掬い具67の各掬い片6
72が、載せ板79の載せ片791の間を通過して下降
し、載せ片791を通過する際に薄肉片Mが載せ片79
1上に置かれる。掬い片672が下降した状態で吊り装
置は紙面垂直方向へ抜け出る。
【0050】次に添え板77の基部771をロッドレス
シリンダ71によりこれに沿って前進せしめると、上下
に位置する各添え片773が仕切板78の上下縁の各切
欠き781内を通過して、載せ板79の上下の載せ片7
91に近接した外方位置へ進出する。この状態で、回転
軸72を急速に半回転せしめると、遠心力が作用した薄
肉片Mは形状を崩すことなく載せ板79より外方の添え
板77へ移り、下方位置へ旋回して停止した添え板77
上に、図14の鎖線で示す如く反転状態で載置される。
【0051】下側の添え板77にはこれに近接した下方
に、図略の搬送装置に支持されてトレーTが位置してい
る(図の鎖線)。しかして、上記添え板77の基部77
1をロッドレスシリンダ71により後退せしめ、各添え
片773を仕切板78の背後に引き込むと、薄肉片Mは
一端が仕切板78に当接した時点で移動を停止し、以後
は添え片773のみが相対移動して薄肉片Mの下面より
漸次外れる。薄肉片Mは添え片773が外れた部分から
トレーT上へ垂れ、添え片773が全て仕切板78の背
後へ引き込まれると薄肉片M全体がトレーT上に載る。
【0052】トレーTは搬送装置により図の右方へイン
チング送りされており、反転装置7Bへ送られてきた薄
肉片Mは、脂身部が赤身部の下方に折り込まれた反転状
態で、トレーT上に順次位置をずらして重ねて詰められ
る。
【0053】
【発明の効果】以上の如く、本発明の方向転換装置によ
れば、簡易かつ安価な構造により速やかで確実な被搬送
物の方向転換が可能であり、薄肉片等を載置して方向転
換せしめる等の用途に好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送コンベア前端部の側面図である。
【図2】搬送コンベア前端部の平面図である。
【図3】搬送コンベア前端部の正面図である。
【図4】搬送台を上方より見た平面図である。
【図5】搬送台の正面図である。
【図6】搬送台を下方より見た平面図である。
【図7】折り装置の平面図である。
【図8】折り装置の側面図である。
【図9】旋回位置決め装置と折り装置の平面図である。
【図10】搬送コンベアの後端部、移送クレーンおよび
反転装置の平面図である。
【図11】移送クレーンの部分正面図である。
【図12】移送クレーンの側面図である。
【図13】反転装置の平面図である。
【図14】反転装置の一部破断側面図である。
【図15】反転装置の正面図で、図13のA矢視図であ
る。
【符号の説明】
1 搬送コンベア 11 架台 12 チェーン(チェーン部材) 16 平行ガイド板 17 平行ガイド板 18 平行ガイド板 181 延出部(当て部材) 2 搬送台(搬送手段) 21 基板 22 支持板 23 操作板(操作部材) 24 回転軸 25 支持片 26 ガイドローラ 31 撮像装置 33A,33B 当て板(当て部材) 4A,4B 折り装置 45 折り棒 5 折り装置 56 折り棒 58 圧縮空気管 67 掬い具 672 掬い片 7A,7B,7C,7D 反転装置 77 添え板 773 添え片 78 仕切板 79 載せ板 791 載せ片 M 薄肉片(被搬送物)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線移動する基板上に回転軸を立設し、
    該回転軸に中心を支持せしめて水平姿勢で回動自在に支
    持板を設けて、該支持板上に被搬送物を載せ、上記基板
    の移動経路に沿って配した当て部材を上記回転軸より突
    出する操作部材に当接せしめて、基板の移動に伴い上記
    支持板を回転軸回りに所定角度旋回せしめることを特徴
    とする方向転換装置。
  2. 【請求項2】 上記支持板を長板状となし、上記当て部
    材は上記操作部材を当接せしめて、上記支持板をその移
    動方向ないし移動方向に直交する方向へ旋回せしめるよ
    うに設定されている請求項1記載の方向転換装置。
  3. 【請求項3】 上記当て部材は基板の移動経路に沿った
    両側に進退自在に一対設けられ、一方の当て部材を上記
    操作部材に進出当接せしめることにより上記支持板を時
    計方向へ旋回せしめ、他方の当て部材を上記操作部材に
    進出当接せしめることにより上記支持板を反時計方向へ
    旋回せしめるようになした請求項1または2記載の方向
    転換装置。
  4. 【請求項4】 上記基板は複数設けられ、前後に間隔を
    おいて配した各基板の両端部を、架台上に平行に敷設さ
    れて移動するチェーン部材に結合した請求項1ないし3
    のいずれかに記載の方向転換装置。
  5. 【請求項5】 上記回転軸は基板を貫通して下方へ延
    び、回転軸の下端に長板状の上記操作部材がその中心を
    固定して設けられ、操作部材の両端部に設けた各ガイド
    ローラが、基板の移動経路を挟んでその両側に対向して
    配設された上記当て部材の一方ないし他方に当接する請
    求項3または4記載の方向転換装置。
  6. 【請求項6】 上記架台上には上記当て部材を設けた領
    域を除いて基板の移動方向へ平行にガイド板が設けら
    れ、これらガイド板に上記各ガイドローラが接して方向
    転換前後の支持板の旋回が規制されている請求項5記載
    の方向転換装置。
  7. 【請求項7】 上記支持板上には、板面に間隔をおいて
    多数の板状支持片が立設され、これら支持片上に上記被
    搬送物が載置される請求項1ないし6のいずれかに記載
    の方向転換装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55132237A (en) * 1979-04-02 1980-10-14 Yoshio Asanuma Frp laminated molding structure which shield and control radiation
JPS5833310A (ja) * 1981-08-21 1983-02-26 Hitachi Ltd 表面弾性波装置
JPH05193728A (ja) * 1992-01-22 1993-08-03 Sooee Mach:Kk 油揚げ材料の反転搬送装置

Patent Citations (3)

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