JPH07278046A - 置換されたフエニル酢酸誘導体の製造方法及び新規な中間体 - Google Patents
置換されたフエニル酢酸誘導体の製造方法及び新規な中間体Info
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- JPH07278046A JPH07278046A JP7097984A JP9798495A JPH07278046A JP H07278046 A JPH07278046 A JP H07278046A JP 7097984 A JP7097984 A JP 7097984A JP 9798495 A JP9798495 A JP 9798495A JP H07278046 A JPH07278046 A JP H07278046A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はフェニル酢酸誘導体の新規な製造方
法、その製造に対する新規な中間体及びその製造方法を
目的とする。 【構成】 本発明はそのあるものが公知である式(I) 【化1】 式中、R1、R2及びR3は相互に独立して各々水素、ア
ルキルまたはアルコキシを表わす、のフェニル酢酸誘導
体の式(II) 【化2】 式中、R4は水素またはメチルを表わす、の化合物のオ
ゾン分解及びこのものから得られた反応生成物の酸化に
よる新規な製造方法からなる。更に本発明は新規な中間
体及びその製造方法からなる。
法、その製造に対する新規な中間体及びその製造方法を
目的とする。 【構成】 本発明はそのあるものが公知である式(I) 【化1】 式中、R1、R2及びR3は相互に独立して各々水素、ア
ルキルまたはアルコキシを表わす、のフェニル酢酸誘導
体の式(II) 【化2】 式中、R4は水素またはメチルを表わす、の化合物のオ
ゾン分解及びこのものから得られた反応生成物の酸化に
よる新規な製造方法からなる。更に本発明は新規な中間
体及びその製造方法からなる。
Description
【0001】本発明はそのあるものは公知であるフェニ
ル酢酸誘導体の新規な製造方法、その製造に対する新規
な中間体及びその製造方法に関する。
ル酢酸誘導体の新規な製造方法、その製造に対する新規
な中間体及びその製造方法に関する。
【0002】置換されたフェニル酢酸及びその誘導体は
対応する置換された芳香族をクロロメチル化またはブロ
モメチル化によりクロロメチルまたはブロモメチル芳香
族に転化し、次にこれらのものをシアナイドと反応さ
せ、そして次にこれらをケン化して酸を生成させる場合
に得られることが公知である[例えば J. Org. Chem.5
8,Houben-Weyl, Methoden der Organischen Chemie,
(有機化学の方法)Georg Thieme Verlag, Stuttgart,
第5/4巻,484頁,1960,Houben-Weyl, Metho
den der Organischen Chemie,(有機化学の方法)Georg
Thieme Verlag,Stuttgart, 第VIII巻、427
頁,1952参照]。しかしながら、この方法はハロゲ
ノメチル化中に生成される発癌性のビスハロゲノメチル
エーテルの可能性のために、反応を行う場合に安全性へ
の配慮に対する増大された経費を必要とする欠点を有す
る。
対応する置換された芳香族をクロロメチル化またはブロ
モメチル化によりクロロメチルまたはブロモメチル芳香
族に転化し、次にこれらのものをシアナイドと反応さ
せ、そして次にこれらをケン化して酸を生成させる場合
に得られることが公知である[例えば J. Org. Chem.5
8,Houben-Weyl, Methoden der Organischen Chemie,
(有機化学の方法)Georg Thieme Verlag, Stuttgart,
第5/4巻,484頁,1960,Houben-Weyl, Metho
den der Organischen Chemie,(有機化学の方法)Georg
Thieme Verlag,Stuttgart, 第VIII巻、427
頁,1952参照]。しかしながら、この方法はハロゲ
ノメチル化中に生成される発癌性のビスハロゲノメチル
エーテルの可能性のために、反応を行う場合に安全性へ
の配慮に対する増大された経費を必要とする欠点を有す
る。
【0003】更にフェニル酢酸は相移動条件下でのベン
ジルハロゲン化物のカルボキシル化により得られること
が公知である(Tetrahedron Lett, 24(37),40
05−4008;J. Chem. Soc., Chem.Commun.(2
4),1090−1091)。鉄カルボニル及びコバル
トカルボニルの使用とは別に、これらの方法のかなりの
欠点はこれらがある部分圧力下で行い、そして反応混合
物を生じさせなければならないことにある。
ジルハロゲン化物のカルボキシル化により得られること
が公知である(Tetrahedron Lett, 24(37),40
05−4008;J. Chem. Soc., Chem.Commun.(2
4),1090−1091)。鉄カルボニル及びコバル
トカルボニルの使用とは別に、これらの方法のかなりの
欠点はこれらがある部分圧力下で行い、そして反応混合
物を生じさせなければならないことにある。
【0004】本発明は以下に関する: 1) 式(I)
【0005】
【化9】
【0006】式中、R1、R2及びR3は相互に独立して
各々水素、アルキルまたはアルコキシを表わす、のフェ
ニル酢酸誘導体を製造する際に、式(II)
各々水素、アルキルまたはアルコキシを表わす、のフェ
ニル酢酸誘導体を製造する際に、式(II)
【0007】
【化10】
【0008】式中、R1、R2及びR3は上記の意味を有
し、そしてR4は水素またはメチルを表わす、の置換さ
れたフェニルプロペンを a) 不活性溶媒の存在下でオゾン分解し、次に適当な
らばかくて得られる式(III)
し、そしてR4は水素またはメチルを表わす、の置換さ
れたフェニルプロペンを a) 不活性溶媒の存在下でオゾン分解し、次に適当な
らばかくて得られる式(III)
【0009】
【化11】
【0010】式中、R1、R2及びR3は上記の意味を有
する、のアルデヒドを単離し、そして次にこれらのもの
を希釈剤の存在下、酸の存在下及び酸化剤の存在下で反
応させて式(I)の化合物を生成させるか、或いは b) 式(IV) R5−OH (IV) 式中、R5はアルキルを表わす、のアルコールの存在下
でオゾン分解し、適当ならばかくて得られる式(V)
する、のアルデヒドを単離し、そして次にこれらのもの
を希釈剤の存在下、酸の存在下及び酸化剤の存在下で反
応させて式(I)の化合物を生成させるか、或いは b) 式(IV) R5−OH (IV) 式中、R5はアルキルを表わす、のアルコールの存在下
でオゾン分解し、適当ならばかくて得られる式(V)
【0011】
【化12】
【0012】式中、R1、R2、R3及びR5は上記の意味
を有する、のフェニルアセトアルデヒドアセタールを単
離し、そして次にこれらのものを直接にか、または加水
分解して式(III)のアルデヒドを生成させた後に希
釈剤の存在下または不在下、酸の存在下及び酸化剤の存
在下で反応させて式(I)の化合物を生成させるかのい
ずれかからなる、式(I)のフェニル酢酸誘導体の製造
方法。
を有する、のフェニルアセトアルデヒドアセタールを単
離し、そして次にこれらのものを直接にか、または加水
分解して式(III)のアルデヒドを生成させた後に希
釈剤の存在下または不在下、酸の存在下及び酸化剤の存
在下で反応させて式(I)の化合物を生成させるかのい
ずれかからなる、式(I)のフェニル酢酸誘導体の製造
方法。
【0013】2) 式(IIa)
【0014】
【化13】
【0015】式中、R4は水素またはメチルを表わす、
の置換されたフェニルプロペンを製造する際に、式(V
I)
の置換されたフェニルプロペンを製造する際に、式(V
I)
【0016】
【化14】
【0017】のメシチレンを希釈剤の存在下または不在
下及び触媒の存在下または不在下で式(VII)
下及び触媒の存在下または不在下で式(VII)
【0018】
【化15】
【0019】式中、R4は水素またはメチルを表わす、
のジクロロアルケンと反応させることからなる、式(I
Ia)の置換されたフェニルプロペンの製造方法。
のジクロロアルケンと反応させることからなる、式(I
Ia)の置換されたフェニルプロペンの製造方法。
【0020】3) 式(Va)
【0021】
【化16】
【0022】式中、R5は上記の意味を有する、の新規
なメシチル酸アルデヒドアセタール。
なメシチル酸アルデヒドアセタール。
【0023】工程(1a)及び(1b)の両方で中間体
として生じる式(III)のアリールアセトアルデヒド
は極めて不安定な化合物であり、そして容易に自己反応
するため、式(I)のフェニル酢酸誘導体がオゾン分解
及び酸化による本発明による工程(I)により実質的に
定量的に、かつ高純度に得られることは極めて驚くべき
ことと考えられる。加えて、アリール酢酸はCO2が脱
離して容易に分解し得る。最後に、本分野に精通せる者
は更に酸化により置換された安息香酸が生じることは予
期されよう。
として生じる式(III)のアリールアセトアルデヒド
は極めて不安定な化合物であり、そして容易に自己反応
するため、式(I)のフェニル酢酸誘導体がオゾン分解
及び酸化による本発明による工程(I)により実質的に
定量的に、かつ高純度に得られることは極めて驚くべき
ことと考えられる。加えて、アリール酢酸はCO2が脱
離して容易に分解し得る。最後に、本分野に精通せる者
は更に酸化により置換された安息香酸が生じることは予
期されよう。
【0024】更に本発明による方法の利点はフェニル酢
酸誘導体を芳香族のクロロメチル化の中間段階により製
造する場合に生じる高度に発癌性のビスハロゲノメチル
エーテルの生成が避けられることにある。かくて新規な
方法はかなり改善された安全性及び環境的な観点のもと
で行い得る。
酸誘導体を芳香族のクロロメチル化の中間段階により製
造する場合に生じる高度に発癌性のビスハロゲノメチル
エーテルの生成が避けられることにある。かくて新規な
方法はかなり改善された安全性及び環境的な観点のもと
で行い得る。
【0025】R1、R2及びR3が相互に独立して各々水
素、C1〜C4−アルキルまたはC1〜C4−アルコキシを
表わす式(I)の化合物が好ましくは本発明による方法
により製造される。
素、C1〜C4−アルキルまたはC1〜C4−アルコキシを
表わす式(I)の化合物が好ましくは本発明による方法
により製造される。
【0026】R1、R2及びR3が相互に独立して各々水
素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシを表わす
式(I)の化合物が殊に好ましくは本発明による方法に
より製造される。
素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシを表わす
式(I)の化合物が殊に好ましくは本発明による方法に
より製造される。
【0027】上記の好適な範囲で与えられる一般的な基
の定義は式(I)の最終生成物及びその製造にそれぞれ
対応して必要とされる出発物質または中間体の両方に適
用される。
の定義は式(I)の最終生成物及びその製造にそれぞれ
対応して必要とされる出発物質または中間体の両方に適
用される。
【0028】これらの基の定義は相互に並びにまた必要
に応じて特殊な範囲及び好適な範囲内で一緒にし得る。
に応じて特殊な範囲及び好適な範囲内で一緒にし得る。
【0029】例えば、出発物質として1−クロロ−3−
(2,4,6−トリメチルフェニル)−1−プロペン、溶
媒として塩化メチレン及びオゾンを第1段階に用い、そ
して酢酸及び過酸化水素を第2段階に用いる場合、本発
明による工程(1a)は次の式により記載し得る:第1
段階
(2,4,6−トリメチルフェニル)−1−プロペン、溶
媒として塩化メチレン及びオゾンを第1段階に用い、そ
して酢酸及び過酸化水素を第2段階に用いる場合、本発
明による工程(1a)は次の式により記載し得る:第1
段階
【0030】
【化17】
【0031】第2段階
【0032】
【化18】
【0033】例えば、第1段階に対する出発物質として
1−クロロ−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)−
1−プロペン、メタノール及びオゾンを用い、そして第
2段階に酢酸及び過酸化水素を用いる場合、本発明によ
る工程(1b)は次の式により記載し得る: 第1段階
1−クロロ−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)−
1−プロペン、メタノール及びオゾンを用い、そして第
2段階に酢酸及び過酸化水素を用いる場合、本発明によ
る工程(1b)は次の式により記載し得る: 第1段階
【0034】
【化19】
【0035】第2段階
【0036】
【化20】
【0037】式(I)の化合物の製造に対して(1)の
もとで上に特記される本発明による方法において出発物
質として用いられる置換されたフェニルプロペンは一般
に式(II)により定義される。式(II)においてR
1、R2及びR3は好ましくは、または殊にそれぞれR1、
R2及びR3に対して好適か、または殊に好適なものとし
て式(I)の化合物の記載に関連して既に上に与えられ
た意味を表わす。R4は水素またはメチルを表わす。
もとで上に特記される本発明による方法において出発物
質として用いられる置換されたフェニルプロペンは一般
に式(II)により定義される。式(II)においてR
1、R2及びR3は好ましくは、または殊にそれぞれR1、
R2及びR3に対して好適か、または殊に好適なものとし
て式(I)の化合物の記載に関連して既に上に与えられ
た意味を表わす。R4は水素またはメチルを表わす。
【0038】式(II)の化合物は公知であるか、また
は公知の方法により製造し得る[Comptes Rendus 21
3,619〜620(1941)参照]。式(II)の
公知及び未知の化合物は例えば(2)で記載される方法
により得ることができる。
は公知の方法により製造し得る[Comptes Rendus 21
3,619〜620(1941)参照]。式(II)の
公知及び未知の化合物は例えば(2)で記載される方法
により得ることができる。
【0039】また上の(1b)で示される工程で出発物
質として用いられるアルコールは一般に式(IV)によ
り定義される。この式(IV)において、R5は好まし
くは、または殊に好ましくはそれぞれR5に対して好適
か、または殊に好適なものとして式(IV)の化合物の
記載に関連して既に上に与えられた意味を有する。
質として用いられるアルコールは一般に式(IV)によ
り定義される。この式(IV)において、R5は好まし
くは、または殊に好ましくはそれぞれR5に対して好適
か、または殊に好適なものとして式(IV)の化合物の
記載に関連して既に上に与えられた意味を有する。
【0040】式(IV)のアルコールは一般的に公知な
有機化学の化合物である。
有機化学の化合物である。
【0041】上の(1b)で与えられる工程において中
間体として得られるフェニルアセトアルデヒドアセター
ルは一般に式(V)により定義される。この式(V)に
おいて、R1、R2、R3及びR5は好ましくは、または殊
にそれぞれR1、R2、R3及びR5に対して好適か、また
は殊に好適なものとして式(I)及び(IV)の化合物
の記載に関連して既に上に与えられた意味を表わす。
間体として得られるフェニルアセトアルデヒドアセター
ルは一般に式(V)により定義される。この式(V)に
おいて、R1、R2、R3及びR5は好ましくは、または殊
にそれぞれR1、R2、R3及びR5に対して好適か、また
は殊に好適なものとして式(I)及び(IV)の化合物
の記載に関連して既に上に与えられた意味を表わす。
【0042】式(V)のフェニルアセトアルデヒドアセ
タールのあるものは原理的に既に文献に開示されている
(例えばヨーロッパ特許第403,841号、フランス
国特許第2,577,920号参照)。式(V)の公知及
び未知のフェニルアセトアルデヒドアセタールは(1
b)に記載される本発明による方法により得ることがで
きる。
タールのあるものは原理的に既に文献に開示されている
(例えばヨーロッパ特許第403,841号、フランス
国特許第2,577,920号参照)。式(V)の公知及
び未知のフェニルアセトアルデヒドアセタールは(1
b)に記載される本発明による方法により得ることがで
きる。
【0043】更に上の(1)で与えられる工程において
中間体として得られる式(III)のアルデヒドは一般
的に公知の有機化学の化合物である。
中間体として得られる式(III)のアルデヒドは一般
的に公知の有機化学の化合物である。
【0044】(1a)で記載される本発明による方法は
好ましくは希釈剤の存在下で行う。(1a)で記載され
る方法を行う際に使用し得る希釈剤は反応条件下で不活
性である全ての通常の有機溶媒である。これらのものに
は例えば次の殊に不活性な有機溶媒が含まれる:例えば
塩素化された炭化水素例えば塩化メチレン、ケトン例え
ばアセトン、エステル例えば酢酸メチルまたはエチル及
び炭化水素例えばペンタン、ヘキサンまたはシクロヘキ
サン。
好ましくは希釈剤の存在下で行う。(1a)で記載され
る方法を行う際に使用し得る希釈剤は反応条件下で不活
性である全ての通常の有機溶媒である。これらのものに
は例えば次の殊に不活性な有機溶媒が含まれる:例えば
塩素化された炭化水素例えば塩化メチレン、ケトン例え
ばアセトン、エステル例えば酢酸メチルまたはエチル及
び炭化水素例えばペンタン、ヘキサンまたはシクロヘキ
サン。
【0045】(1a)及び(1b)で記載される本発明
による方法を行う場合、反応温度は比較的広い範囲内で
変え得る。一般に、−70乃至+20℃間、好ましくは
−30乃至0℃間の温度を用いる。
による方法を行う場合、反応温度は比較的広い範囲内で
変え得る。一般に、−70乃至+20℃間、好ましくは
−30乃至0℃間の温度を用いる。
【0046】(1b)で記載される本発明による方法は
好ましくはアルコールの存在下で行う。(1b)で記載
される方法を行う際に使用し得るアルコールは第1級ア
ルコール、殊にメタノール、エタノールまたはn−ブタ
ノールである。
好ましくはアルコールの存在下で行う。(1b)で記載
される方法を行う際に使用し得るアルコールは第1級ア
ルコール、殊にメタノール、エタノールまたはn−ブタ
ノールである。
【0047】(1b)で記載される本発明による方法は
式(II)の適当な置換されたフェニルプロペンを上記
の置換の1つの中に導入し、次にオゾンを反応が完了す
るまで所定の温度で通すように行う。過剰のオゾンを不
活性ガス例えば窒素またはアルゴンで吹き出させるか、
または還元剤例えばジメチルスルフィドまたはテトラヒ
ドロチオフェンで分解し、その際にオゾニドは同時に開
裂される。スルフィドの代りにまた、他の還元剤例えば
チオ尿素、亜硫酸水素ナトリウム溶液、酢酸中の亜鉛粉
末も使用し得る。また開裂は一般的に公知の方法により
接触水添法による水素で行われる。加えて、第1級オゾ
ニドを開裂するためにアミン例えばトリエチルアミンの
使用が可能である。
式(II)の適当な置換されたフェニルプロペンを上記
の置換の1つの中に導入し、次にオゾンを反応が完了す
るまで所定の温度で通すように行う。過剰のオゾンを不
活性ガス例えば窒素またはアルゴンで吹き出させるか、
または還元剤例えばジメチルスルフィドまたはテトラヒ
ドロチオフェンで分解し、その際にオゾニドは同時に開
裂される。スルフィドの代りにまた、他の還元剤例えば
チオ尿素、亜硫酸水素ナトリウム溶液、酢酸中の亜鉛粉
末も使用し得る。また開裂は一般的に公知の方法により
接触水添法による水素で行われる。加えて、第1級オゾ
ニドを開裂するためにアミン例えばトリエチルアミンの
使用が可能である。
【0048】(1b)で記載される本発明による方法は
上記の(1a)の方法と同様ではあるが、溶媒としてア
ルコールの存在下で行う。次に式(V)のフェニルアセ
トアルデヒドアセタールが得られ、このものは常法によ
り、例えば酸加水分解により式(III)のアルデヒド
に転化し得る(Linke in Houben-Weyl、第E3巻、アル
デヒド、362〜367頁、1983参照)。
上記の(1a)の方法と同様ではあるが、溶媒としてア
ルコールの存在下で行う。次に式(V)のフェニルアセ
トアルデヒドアセタールが得られ、このものは常法によ
り、例えば酸加水分解により式(III)のアルデヒド
に転化し得る(Linke in Houben-Weyl、第E3巻、アル
デヒド、362〜367頁、1983参照)。
【0049】適当ならばまた、本発明による工程(1
a)及び(1b)により生成される式(III)のアル
デヒド及び式(V)のフェニルアルデヒドアセタールを
単離せずに、溶媒の留去後にこれらのものを好ましくは
酸例えば酢酸またはプロピオン酸を添加して更に過酸化
水素溶液を用いてワン−ポット(one-pot)反応で反応
させて式(I)のフェニル酢酸を直接生成させることが
有利であり得る。
a)及び(1b)により生成される式(III)のアル
デヒド及び式(V)のフェニルアルデヒドアセタールを
単離せずに、溶媒の留去後にこれらのものを好ましくは
酸例えば酢酸またはプロピオン酸を添加して更に過酸化
水素溶液を用いてワン−ポット(one-pot)反応で反応
させて式(I)のフェニル酢酸を直接生成させることが
有利であり得る。
【0050】フェニル酢酸は水相の抽出または濾別によ
り得られる。
り得られる。
【0051】上の(2)で特記される方法において、出
発物質として式(VI)のメシチレンを用いる。
発物質として式(VI)のメシチレンを用いる。
【0052】また上の(2)で特記される方法において
出発物質として用いる式(VII)のジクロロアルケン
は同様に公知の合成化学薬品である。
出発物質として用いる式(VII)のジクロロアルケン
は同様に公知の合成化学薬品である。
【0053】例えば、出発物質としてメシチレン及び
1,3−ジクロロプロペンを用い、そして触媒として塩
化アルミニウムを用いる場合、本発明による工程(2)
は次の式により記載し得る:
1,3−ジクロロプロペンを用い、そして触媒として塩
化アルミニウムを用いる場合、本発明による工程(2)
は次の式により記載し得る:
【0054】
【化21】
【0055】1,3−ジクロロプロペンまたはジクロロ
ブテンを用いるメシチレンのフリーデル−クラフツ(Fr
iedel-Crafts)アルキル化が文献においては10%のみ
の収率が記載されているため、本発明による工程(2)
により理論値の約90%の極めて良好な収率で進行する
ことは極めて驚くべきことと考えられる(Compt. Rendu
s 213,619,1941)。二重結合への付加(Ch
em. Berichte 66,1100)またはルイス酸の影響
下でのメシチレン中のメチル基の再配置がむしろ多大に
予期された。
ブテンを用いるメシチレンのフリーデル−クラフツ(Fr
iedel-Crafts)アルキル化が文献においては10%のみ
の収率が記載されているため、本発明による工程(2)
により理論値の約90%の極めて良好な収率で進行する
ことは極めて驚くべきことと考えられる(Compt. Rendu
s 213,619,1941)。二重結合への付加(Ch
em. Berichte 66,1100)またはルイス酸の影響
下でのメシチレン中のメチル基の再配置がむしろ多大に
予期された。
【0056】かくて本発明による方法は従来の分野の価
値ある繁栄を表わす。
値ある繁栄を表わす。
【0057】本発明により(2)で記載される方法は希
釈剤の存在下で行い得る:(2)で記載される方法を行
うために使用し得る希釈剤には反応条件下で不活性であ
る全ての通常の有機溶媒が含まれる。これらのものには
例えば殊に不活性溶媒例えばペンタン、ヘキサン、シク
ロペンタン、シクロヘキサン、ニトロアルカン、二硫化
炭素、塩素化された炭化水素例えば塩化メチレン、ジク
ロロエタンまたはテトラクロロエタン、ニトリル例えば
アセトニトリル、エーテル例えばジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、メチルt−ブチルエーテル、T
AMEまたはジメトキシエタン或いはアミド例えばジメ
チルホルムアミドが含まれる。
釈剤の存在下で行い得る:(2)で記載される方法を行
うために使用し得る希釈剤には反応条件下で不活性であ
る全ての通常の有機溶媒が含まれる。これらのものには
例えば殊に不活性溶媒例えばペンタン、ヘキサン、シク
ロペンタン、シクロヘキサン、ニトロアルカン、二硫化
炭素、塩素化された炭化水素例えば塩化メチレン、ジク
ロロエタンまたはテトラクロロエタン、ニトリル例えば
アセトニトリル、エーテル例えばジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、メチルt−ブチルエーテル、T
AMEまたはジメトキシエタン或いはアミド例えばジメ
チルホルムアミドが含まれる。
【0058】本発明による(2)で記載される方法を行
う場合、反応温度は比較的広い範囲内で変え得る。一般
に、−30乃至+50℃間の温度、好ましくは−10乃
至+30℃間の温度を用いる。
う場合、反応温度は比較的広い範囲内で変え得る。一般
に、−30乃至+50℃間の温度、好ましくは−10乃
至+30℃間の温度を用いる。
【0059】本発明による(2)で記載される方法は一
般に大気圧で行う。しかしながらまた、昇圧または減圧
を用いることもできる。
般に大気圧で行う。しかしながらまた、昇圧または減圧
を用いることもできる。
【0060】本発明による(2)で記載される工程段階
は強酸の存在下で行う。挙げ得るかかる酸の例には次の
ものがある:ルイス酸例えば塩化アルミニウム、臭化ア
ルミニウム、塩化鉄(III)、四塩化スズ、塩化亜
鉛、四塩化チタンまたは三フツ化ホウ素;鉱酸例えば硫
酸または適当ならばガス状でも使用し得る塩酸及びスル
ホン酸例えばp−トルエンスルホン酸またはトリフルオ
ロメタンスルホン酸。塩化アルミニウム及び塩化鉄(I
II)が好ましい。
は強酸の存在下で行う。挙げ得るかかる酸の例には次の
ものがある:ルイス酸例えば塩化アルミニウム、臭化ア
ルミニウム、塩化鉄(III)、四塩化スズ、塩化亜
鉛、四塩化チタンまたは三フツ化ホウ素;鉱酸例えば硫
酸または適当ならばガス状でも使用し得る塩酸及びスル
ホン酸例えばp−トルエンスルホン酸またはトリフルオ
ロメタンスルホン酸。塩化アルミニウム及び塩化鉄(I
II)が好ましい。
【0061】例えば、式(VII)の化合物1モル当り
0.01〜30.0モル%、好ましくは0.05〜10.0
モル%のルイス酸、鉱酸またはスルホン酸及び上記希釈
剤の1つ50〜500ml中のメシチレン1〜20モル
を用いる。
0.01〜30.0モル%、好ましくは0.05〜10.0
モル%のルイス酸、鉱酸またはスルホン酸及び上記希釈
剤の1つ50〜500ml中のメシチレン1〜20モル
を用いる。
【0062】好適な具体例において、本発明による
(2)で記載される方法はそれ自体溶媒として、または
上記溶媒の1つ中の式(VI)のメシチレンをルイス酸
例えば塩化アルミニウムと共に導入し、次に式(VI
I)のジクロロアルケンを加え、そして次に混合物を反
応が完了するまで所定の温度で撹拌するように行う。
(2)で記載される方法はそれ自体溶媒として、または
上記溶媒の1つ中の式(VI)のメシチレンをルイス酸
例えば塩化アルミニウムと共に導入し、次に式(VI
I)のジクロロアルケンを加え、そして次に混合物を反
応が完了するまで所定の温度で撹拌するように行う。
【0063】更に具体例において、本発明による(2)
で記載される方法は式(VII)のジクロロアルケン及
び式(VI)のメシチレンを適当ならば溶媒中で導入
し、次にルイス酸、鉱酸またはスルホン酸を加え、そし
て混合物を反応の終了まで所定の温度で撹拌することに
より行う。
で記載される方法は式(VII)のジクロロアルケン及
び式(VI)のメシチレンを適当ならば溶媒中で導入
し、次にルイス酸、鉱酸またはスルホン酸を加え、そし
て混合物を反応の終了まで所定の温度で撹拌することに
より行う。
【0064】混合物を常法により、例えば水を用いる反
応バッチの希釈、有機性の、実質的に水と混和しない溶
媒を用いる抽出、有機相の乾燥及び減圧下での溶媒の除
去により処理し得る。かくて得られる粗製生成物を蒸留
により精製し得る。
応バッチの希釈、有機性の、実質的に水と混和しない溶
媒を用いる抽出、有機相の乾燥及び減圧下での溶媒の除
去により処理し得る。かくて得られる粗製生成物を蒸留
により精製し得る。
【0065】(3)で特記されるメシチルアセトアルデ
ヒドは一般に式(Va)により定義される。R5は好ま
しくはC1〜C4−アルキル、殊に好ましくはメチル、エ
チル及びn−ブチルを表わす。
ヒドは一般に式(Va)により定義される。R5は好ま
しくはC1〜C4−アルキル、殊に好ましくはメチル、エ
チル及びn−ブチルを表わす。
【0066】式(Va)のメシチルアセトアルデヒドア
セタールは新規であり、そして本発明の目的物質であ
る。これらのものは本発明による工程(1b)により得
られる。
セタールは新規であり、そして本発明の目的物質であ
る。これらのものは本発明による工程(1b)により得
られる。
【0067】本発明による工程(1)により製造される
式(I)のフェニル酢酸誘導体及び本発明による工程
(2)により製造される式(IIa)の置換されたフェ
ニルプロペンは殺虫剤の製造に対する出発物質として使
用し得る(例えばヨーロッパ特許出願公開第528,1
56号参照)。
式(I)のフェニル酢酸誘導体及び本発明による工程
(2)により製造される式(IIa)の置換されたフェ
ニルプロペンは殺虫剤の製造に対する出発物質として使
用し得る(例えばヨーロッパ特許出願公開第528,1
56号参照)。
【0068】本発明を次の実施例により説明する:
【0069】
【実施例】実施例1
【0070】
【化22】
【0071】1−クロロ−3−(2,4,6−トリメチル
フェニル)−プロプ−1−エン メシチレン30g(0.25モル)及び塩化アルミニウ
ム0.7gを導入した。次に1,3−ジクロロプロペン
(シス/トランス)5.55g(0.05モル)を冷却し
ながら20〜25℃で滴下して加えた。
フェニル)−プロプ−1−エン メシチレン30g(0.25モル)及び塩化アルミニウ
ム0.7gを導入した。次に1,3−ジクロロプロペン
(シス/トランス)5.55g(0.05モル)を冷却し
ながら20〜25℃で滴下して加えた。
【0072】添加が完了した場合、混合物を25℃で更
に1時間撹拌し、次に氷水100ml上に注ぎ、そして
有機相を分別した。水相を更にトルエンで2回抽出し
た。一緒にした有機相を乾燥し、そしてトルエン及び過
剰のメシチレンを減圧下で留去した。
に1時間撹拌し、次に氷水100ml上に注ぎ、そして
有機相を分別した。水相を更にトルエンで2回抽出し
た。一緒にした有機相を乾燥し、そしてトルエン及び過
剰のメシチレンを減圧下で留去した。
【0073】1−クロロ−3−(2,4,6−トリメチル
フェニル)−プロプ−1−エン12.2g(含有量:7
8%、GC)が得られた。
フェニル)−プロプ−1−エン12.2g(含有量:7
8%、GC)が得られた。
【0074】Kugelrohr(バルブ・チューブ)中での蒸
留後、沸点bp=95〜97℃/1ミリバールを有する
理論値の87%に対応する8.7gのものが得られた
(含有量:GC:96.9%)。
留後、沸点bp=95〜97℃/1ミリバールを有する
理論値の87%に対応する8.7gのものが得られた
(含有量:GC:96.9%)。
【0075】実施例2
【0076】
【化23】
【0077】メシチレン60g(0.5モル)及び塩化
鉄(III)0.4g(0.0025モル)を導入し、そ
して約15分間撹拌した。次に1,3−ジクロロプロペ
ン11.1g(0.1モル)を20〜25℃で滴下しなが
ら加えた。完全に添加した後、ガスの発生が完了するま
で混合物を更に30分間続けて撹拌した。次に混合物を
30℃で更に15分間続けて撹拌した。反応溶液を氷水
250ml中に撹拌導入し、有機相を分別し、そして中
性になるまで水で洗浄した。蒸留後(約2ミリバール
で)、1−クロロ−3−(2,4,6−トリメチルフェニ
ル)−プロプ−1−エン15.9gが得られ、このもの
は理論値の81.7%の収率に対応した。
鉄(III)0.4g(0.0025モル)を導入し、そ
して約15分間撹拌した。次に1,3−ジクロロプロペ
ン11.1g(0.1モル)を20〜25℃で滴下しなが
ら加えた。完全に添加した後、ガスの発生が完了するま
で混合物を更に30分間続けて撹拌した。次に混合物を
30℃で更に15分間続けて撹拌した。反応溶液を氷水
250ml中に撹拌導入し、有機相を分別し、そして中
性になるまで水で洗浄した。蒸留後(約2ミリバール
で)、1−クロロ−3−(2,4,6−トリメチルフェニ
ル)−プロプ−1−エン15.9gが得られ、このもの
は理論値の81.7%の収率に対応した。
【0078】実施例3
【0079】
【化24】
【0080】1−クロロ−3−(2,4,6−トリメチル
フェニル)−プロプ−1−エン1.95gをメタノール
60mlに溶解し、そして−30℃に冷却した。次にオ
ゾン発生器により発生されたオゾンを40分間にわたっ
て反応混合物に通し、その際に透明な無色の溶液が明る
い灰色に変わった。酸化の進行を薄層またはガスクロマ
トグラフィーにより追跡した。完全転化後、生じたオゾ
ニドをジメチルスルフィドで開裂し、そしてメタノール
を真空中で留去した。2,4,6−トリメチルフェニルア
セトアルデヒドのジメチルアセタールが粗製生成物とし
て実質的に定量的に得られ、このものは Kugelrohr(2
ミリバール、ジャケット温度80〜100℃)中で蒸留
し、ジメチルスルフィドから生じたジメチルスルホキシ
ドを分別することにより更に精製することができた。
フェニル)−プロプ−1−エン1.95gをメタノール
60mlに溶解し、そして−30℃に冷却した。次にオ
ゾン発生器により発生されたオゾンを40分間にわたっ
て反応混合物に通し、その際に透明な無色の溶液が明る
い灰色に変わった。酸化の進行を薄層またはガスクロマ
トグラフィーにより追跡した。完全転化後、生じたオゾ
ニドをジメチルスルフィドで開裂し、そしてメタノール
を真空中で留去した。2,4,6−トリメチルフェニルア
セトアルデヒドのジメチルアセタールが粗製生成物とし
て実質的に定量的に得られ、このものは Kugelrohr(2
ミリバール、ジャケット温度80〜100℃)中で蒸留
し、ジメチルスルフィドから生じたジメチルスルホキシ
ドを分別することにより更に精製することができた。
【0081】生成物は質量スペクトルにより特性化し
た:m/e=208(分子ピーク)、177、147、
133、75(ベースピーク)、47。
た:m/e=208(分子ピーク)、177、147、
133、75(ベースピーク)、47。
【0082】実施例4
【0083】
【化25】
【0084】水3.5ml、酢酸4ml及び30%過酸
化水素2mlを実施例3のとおりに得られた粗製生成物
である2,4,6−トリメチルフェニルアセトアルデヒド
のジメチルアセタールに加え、そして混合物を25〜3
5℃で12時間撹拌した。乾固するまで蒸発させた後、
残渣を水/エタノール中に取り入れた。次に生成物を濾
別し、そして乾燥した。
化水素2mlを実施例3のとおりに得られた粗製生成物
である2,4,6−トリメチルフェニルアセトアルデヒド
のジメチルアセタールに加え、そして混合物を25〜3
5℃で12時間撹拌した。乾固するまで蒸発させた後、
残渣を水/エタノール中に取り入れた。次に生成物を濾
別し、そして乾燥した。
【0085】融点165℃を有する2,4,6−トリメチ
ルフェニル酢酸1.45g(理論値の81%)が得られ
た。
ルフェニル酢酸1.45g(理論値の81%)が得られ
た。
【0086】実施例5
【0087】
【化26】
【0088】2−クロロ−3−(2′−メトキシ−フェ
ニル)−2−ブテン[C.A.73(13),66,1
92cにより開示]2g(0.01モル)を塩化メチレ
ン60mlに溶解し、そして−50℃に冷却した。次に
オゾン発生器により発生されたオゾンを45分間にわた
って反応混合物に通した。反応が完了した後、過剰のオ
ゾンを窒素で除去し、そしてトリエチルアミン2g
(0.02モル)を生じたオゾニドに加えた。混合物を
室温にもどし、有機相を水で洗浄し、そして蒸発させ
た。氷酢酸5ml及び60℃の30%過酸化水素溶液3
mlを残渣に加え、そして混合物を2時間撹拌した。冷
却後、混合物を水で希釈し、そして塩化メチレンで3回
抽出した。
ニル)−2−ブテン[C.A.73(13),66,1
92cにより開示]2g(0.01モル)を塩化メチレ
ン60mlに溶解し、そして−50℃に冷却した。次に
オゾン発生器により発生されたオゾンを45分間にわた
って反応混合物に通した。反応が完了した後、過剰のオ
ゾンを窒素で除去し、そしてトリエチルアミン2g
(0.02モル)を生じたオゾニドに加えた。混合物を
室温にもどし、有機相を水で洗浄し、そして蒸発させ
た。氷酢酸5ml及び60℃の30%過酸化水素溶液3
mlを残渣に加え、そして混合物を2時間撹拌した。冷
却後、混合物を水で希釈し、そして塩化メチレンで3回
抽出した。
【0089】乾燥及び蒸留後、融点123℃を有する2
−メトキシフェニル酢酸1.5g(理論値の90%)が
得られた。
−メトキシフェニル酢酸1.5g(理論値の90%)が
得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 47/277 51/255 9450−4H 59/68 9450−4H
Claims (3)
- 【請求項1】 式(I) 【化1】 式中、R1、R2及びR3は相互に独立して各々水素、ア
ルキルまたはアルコキシを表わす、のフェニル酢酸誘導
体を製造する際に、式(II) 【化2】 式中、R1、R2及びR3は上記の意味を有し、そしてR4
は水素またはメチルを表わす、の置換されたフェニルプ
ロペンを a) 不活性溶媒の存在下でオゾン分解し、次に適当な
らばかくて得られる式(III) 【化3】 式中、R1、R2及びR3は上記の意味を有する、のアル
デヒドを単離し、そして次にこれらのものを希釈剤の存
在下、酸の存在下及び酸化剤の存在下で反応させて式
(I)の化合物を生成させるか、或いは b) 式(IV) R5−OH (IV) 式中、R5はアルキルを表わす、のアルコールの存在下
でオゾン分解し、適当ならばかくて得られる式(V) 【化4】 式中、R1、R2、R3及びR5は上記の意味を有する、の
フェニルアセトアルデヒドアセタールを単離し、そして
次にこれらのものを直接にか、または加水分解して式
(III)のアルデヒドを生成させた後に希釈剤の存在
下または不在下、酸の存在下及び酸化剤の存在下で反応
させて式(I)の化合物を生成させるかのいずれかから
なる、式(I)のフェニル酢酸誘導体の製造方法。 - 【請求項2】 式(IIa) 【化5】 式中、R4は水素またはメチルを表わす、の置換された
フェニルプロペンを製造する際に、式(VI) 【化6】 のメシチレンを希釈剤の存在下または不在下及び触媒の
存在下または不在下で式(VII) 【化7】 式中、R4は水素またはメチルを表わす、のジクロロア
ルケンと反応させることからなる、式(IIa)の置換
されたフェニルプロペンの製造方法。 - 【請求項3】 式(Va) 【化8】 式中、R5はアルキルを表わす、の化合物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4411667A DE4411667A1 (de) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | Verfahren zur Herstellung von substituierten Phenylessigsäurederivaten und neue Zwischenprodukte |
| DE4411667.5 | 1994-04-05 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07278046A true JPH07278046A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=6514641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7097984A Pending JPH07278046A (ja) | 1994-04-05 | 1995-03-30 | 置換されたフエニル酢酸誘導体の製造方法及び新規な中間体 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5756858A (ja) |
| EP (2) | EP0903332A1 (ja) |
| JP (1) | JPH07278046A (ja) |
| AT (1) | ATE182134T1 (ja) |
| DE (2) | DE4411667A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1215390A (zh) * | 1996-04-02 | 1999-04-28 | 拜尔公司 | 取代的苯基酮烯醇杀虫剂及除草剂 |
| ES2275796T3 (es) | 1996-08-05 | 2007-06-16 | Bayer Cropscience Ag | Fenilcetoenoles 2- y 2,5-substituidos. |
| US7161026B1 (en) | 2005-07-08 | 2007-01-09 | Property Development Corporation International, Ltd, Inc. | Method of preparation of methyl-benzyl-ketone |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE172365C (ja) * | ||||
| DE173019C (ja) * | ||||
| DE350069C (de) * | 1919-10-15 | 1922-03-13 | Jean Paul Marie Malleville | Rohrverbindung, insbesondere fuer Rohrleitungen an Explosionsmotoren, bestehend aus einer Muffe aus mindestens an den Enden elastischem Material |
| JPS5217440A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-09 | Ihara Chem Ind Co Ltd | Process for preparation of phenylacetate |
| DE3430662A1 (de) * | 1984-08-21 | 1986-03-06 | Hüls AG, 4370 Marl | Verfahren zur herstellung von phenylessigsaeure und deren derivaten durch katalytische umlagerung von benzylformiat und dessen derivaten |
| DE3430663A1 (de) * | 1984-08-21 | 1986-03-06 | Hüls AG, 4370 Marl | Katalysatorsystem und verfahren zur herstellung von carbonsaeuren durch umsetzung von carbonsaeureestern mit ameisensaeure |
| DE3535128A1 (de) * | 1985-10-02 | 1987-04-02 | Degussa | Katalytische dealkoxylierung von geminalen di-alkoxyverbindungen, geeignete katalysatoren und deren herstellung |
| JP2741069B2 (ja) * | 1988-07-08 | 1998-04-15 | 日本石油化学株式会社 | 芳香族不飽和化合物の新規な酸化法による芳香族化合物の製法 |
| US5202500A (en) * | 1989-06-19 | 1993-04-13 | Huels Aktiengesellschaft | Process for the preparation of arylacetaldehyde-dialkylacetals |
| DE4216814A1 (de) * | 1991-07-16 | 1993-01-21 | Bayer Ag | 3-aryl-4-hydroxy-(delta)(pfeil hoch)3(pfeil hoch)-dihydrofuranon- und 3-aryl-4-hydroxy-(delta)(pfeil hoch)3(pfeil hoch)-dihydrothiophenon-derivate |
-
1994
- 1994-04-05 DE DE4411667A patent/DE4411667A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-03-23 EP EP98115966A patent/EP0903332A1/de not_active Withdrawn
- 1995-03-23 AT AT95104285T patent/ATE182134T1/de not_active IP Right Cessation
- 1995-03-23 EP EP95104285A patent/EP0676388B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-23 DE DE59506376T patent/DE59506376D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-30 JP JP7097984A patent/JPH07278046A/ja active Pending
- 1995-03-30 US US08/413,282 patent/US5756858A/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-12-22 US US08/995,601 patent/US5977419A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| DE4411667A1 (de) | 1995-10-12 |
| EP0676388A2 (de) | 1995-10-11 |
| DE59506376D1 (de) | 1999-08-19 |
| ATE182134T1 (de) | 1999-07-15 |
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| US5977419A (en) | 1999-11-02 |
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