JPH07278172A - 3−o−アルキル−1,2−o−イソプロピリデングルコフラノース、その製造方法及びそれを含有する化粧料 - Google Patents
3−o−アルキル−1,2−o−イソプロピリデングルコフラノース、その製造方法及びそれを含有する化粧料Info
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- JPH07278172A JPH07278172A JP6066244A JP6624494A JPH07278172A JP H07278172 A JPH07278172 A JP H07278172A JP 6066244 A JP6066244 A JP 6066244A JP 6624494 A JP6624494 A JP 6624494A JP H07278172 A JPH07278172 A JP H07278172A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Saccharide Compounds (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 次の一般式(1);
【化1】
(式中、RはC1〜24の飽和又は不飽和の直鎖又は分
岐鎖の炭化水素基を示す)で表される3−O−アルキル
−1,2−O−イソプロピリデングルコフラノース。ま
た、前記3−O−アルキル−1,2−O−イソプロピリ
デングルコフラノースの製造方法及びそれを含有する化
粧料。 【効果】 3−O−アルキル−1,2−O−イソプロピ
リデングルコフラノースは優れた界面活性作用を有して
おり、特に化粧料基剤等として有用である。
岐鎖の炭化水素基を示す)で表される3−O−アルキル
−1,2−O−イソプロピリデングルコフラノース。ま
た、前記3−O−アルキル−1,2−O−イソプロピリ
デングルコフラノースの製造方法及びそれを含有する化
粧料。 【効果】 3−O−アルキル−1,2−O−イソプロピ
リデングルコフラノースは優れた界面活性作用を有して
おり、特に化粧料基剤等として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、界面活性剤、医薬原
料、化粧品原料等として重要な糖エーテル化合物である
3−O−アルキル−1,2−O−イソプロピリデングル
コフラノース、その製造方法及びそれを含有する化粧料
に関する。
料、化粧品原料等として重要な糖エーテル化合物である
3−O−アルキル−1,2−O−イソプロピリデングル
コフラノース、その製造方法及びそれを含有する化粧料
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多価アルコール類及びそれらのエ
ステル類やエーテル類は、洗剤、食品、工業薬品、医薬
品等の製造原料又は製品として汎用されている。これら
の多価アルコールの中でも、特に糖アルコールのひとつ
であるソルビトールから誘導されるソルビタン脂肪酸エ
ステル及びそのエチレンオキシド付加物や二糖類の一つ
であるショ糖から誘導されるショ糖脂肪酸エステルは、
医薬品、化粧品、食品等の巾広い分野においてとりわけ
有用性の高いものである〔例えば、油化学、第16巻、
第395〜401頁(1967)等〕。また、直鎖型単糖類
と単環式単糖類がエーテル結合した二糖類である糖類ア
ルコールは、保湿調整剤として、化粧品基剤への応用が
なされている。[例えば、フレグランスジャーナル,N
o.14 ,86-93 頁,(1975) 等]。更に、代表的な単糖
類の一つであるD−グルコースから誘導されるオクチル
−β−D−グルコシドは、蛋白質膜への可溶化剤として
有効であることから、医薬品基剤等への応用が報告され
ている[例えば、Biochemistry, 第20巻, 第6776頁(19
81)]。同様に、D−グルコースを原料としてD−グル
コース骨格の3位をアルキル化することにより得られる
一連の誘導体が、抗腫瘍剤として有効であることが開示
されている(例えば、特開昭56−103196号公報
等)。
ステル類やエーテル類は、洗剤、食品、工業薬品、医薬
品等の製造原料又は製品として汎用されている。これら
の多価アルコールの中でも、特に糖アルコールのひとつ
であるソルビトールから誘導されるソルビタン脂肪酸エ
ステル及びそのエチレンオキシド付加物や二糖類の一つ
であるショ糖から誘導されるショ糖脂肪酸エステルは、
医薬品、化粧品、食品等の巾広い分野においてとりわけ
有用性の高いものである〔例えば、油化学、第16巻、
第395〜401頁(1967)等〕。また、直鎖型単糖類
と単環式単糖類がエーテル結合した二糖類である糖類ア
ルコールは、保湿調整剤として、化粧品基剤への応用が
なされている。[例えば、フレグランスジャーナル,N
o.14 ,86-93 頁,(1975) 等]。更に、代表的な単糖
類の一つであるD−グルコースから誘導されるオクチル
−β−D−グルコシドは、蛋白質膜への可溶化剤として
有効であることから、医薬品基剤等への応用が報告され
ている[例えば、Biochemistry, 第20巻, 第6776頁(19
81)]。同様に、D−グルコースを原料としてD−グル
コース骨格の3位をアルキル化することにより得られる
一連の誘導体が、抗腫瘍剤として有効であることが開示
されている(例えば、特開昭56−103196号公報
等)。
【0003】本発明者らは、このような多価アルコー
ル、なかでも糖類が示す前記のごとき有用性に着目し、
天然界に潤沢に存在する糖類、特に単糖類の利用につい
て研究を進めてきた。その成果の一部として、例えば化
粧品基剤として有用な鎖状単糖類の一つであるマンニト
ールについて、モノ−及びジアルキルマンニトール(特
公昭64−7061号公報)を提案している。
ル、なかでも糖類が示す前記のごとき有用性に着目し、
天然界に潤沢に存在する糖類、特に単糖類の利用につい
て研究を進めてきた。その成果の一部として、例えば化
粧品基剤として有用な鎖状単糖類の一つであるマンニト
ールについて、モノ−及びジアルキルマンニトール(特
公昭64−7061号公報)を提案している。
【0004】このような単環式糖エーテル化合物として
公知のグルコースモノアルキルエーテル、特に3−O−
アルキルグルコース製造用の中間体としての3−O−ア
ルキル−1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−
D−グルコフラノースは工業的に重要な糖エーテルであ
る。かかる化合物は、酸水溶液中で加水分解することに
より、対応する3−O−アルキルグルコースを得ること
ができ、更に糖骨格を有する非イオン性界面活性剤とし
て利用できることが報告されている[例えば、Tenside
Detergents, 第15巻,72-74 (1978) 等]。
公知のグルコースモノアルキルエーテル、特に3−O−
アルキルグルコース製造用の中間体としての3−O−ア
ルキル−1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−
D−グルコフラノースは工業的に重要な糖エーテルであ
る。かかる化合物は、酸水溶液中で加水分解することに
より、対応する3−O−アルキルグルコースを得ること
ができ、更に糖骨格を有する非イオン性界面活性剤とし
て利用できることが報告されている[例えば、Tenside
Detergents, 第15巻,72-74 (1978) 等]。
【0005】しかしながら、従来、3−O−アルキル−
1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−グル
コフラノースの完全加水分解による3−O−アルキルグ
ルコースへの誘導が公知であるのみであり、その部分加
水分解物についての検討及び報告はまったくなされてい
なかった。
1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−グル
コフラノースの完全加水分解による3−O−アルキルグ
ルコースへの誘導が公知であるのみであり、その部分加
水分解物についての検討及び報告はまったくなされてい
なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、3−O−アルキル−1,2;5,6−ジ−O−イソ
プロピリデン−D−グルコフラノースの部分加水分解物
である、工業上重要な糖エーテル化合物としての3−O
−アルキル−1,2−O−イソプロピリデン−D−グル
コフラノース、その製造方法及びそれを含有する化粧料
を提供することにある。
は、3−O−アルキル−1,2;5,6−ジ−O−イソ
プロピリデン−D−グルコフラノースの部分加水分解物
である、工業上重要な糖エーテル化合物としての3−O
−アルキル−1,2−O−イソプロピリデン−D−グル
コフラノース、その製造方法及びそれを含有する化粧料
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するために鋭意研究の結果、3−O−アルキル−
1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−グル
コフラノースを50℃以下で加水分解することにより、
部分加水分解物が選択的に得られることを見出し、更に
そのものが界面活性作用を有しており、化粧料基剤等と
して有用であることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
達成するために鋭意研究の結果、3−O−アルキル−
1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−グル
コフラノースを50℃以下で加水分解することにより、
部分加水分解物が選択的に得られることを見出し、更に
そのものが界面活性作用を有しており、化粧料基剤等と
して有用であることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】すなわち、本発明は、次の一般式(1);
【0009】
【化3】
【0010】(式中、Rは炭素数1〜24の飽和又は不
飽和の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基を示す)で表される
3−O−アルキル−1,2−O−イソプロピリデングル
コフラノースを提供するものである。
飽和の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基を示す)で表される
3−O−アルキル−1,2−O−イソプロピリデングル
コフラノースを提供するものである。
【0011】また、本発明は、1,2;5,6−ジ−O
−イソプロピリデン−D−グルコフラノースとエーテル
化剤とを、アルカリ性物質の存在下、第4級オニウム塩
を触媒として反応させ、次の一般式(2);
−イソプロピリデン−D−グルコフラノースとエーテル
化剤とを、アルカリ性物質の存在下、第4級オニウム塩
を触媒として反応させ、次の一般式(2);
【0012】
【化4】
【0013】(式中、Rは上記と同じ意味を示す)で表
される3−O−アルキル−1,2;5,6−ジ−O−イ
ソプロピリデン−D−グルコフラノースを得、次いでこ
れを50℃以下で加水分解することを特徴とする前記一
般式(1)で表される3−O−アルキル−1,2−O−
イソプロピリデン−D−グルコフラノースの製造方法を
提供するものである。
される3−O−アルキル−1,2;5,6−ジ−O−イ
ソプロピリデン−D−グルコフラノースを得、次いでこ
れを50℃以下で加水分解することを特徴とする前記一
般式(1)で表される3−O−アルキル−1,2−O−
イソプロピリデン−D−グルコフラノースの製造方法を
提供するものである。
【0014】更に、本発明は、一般式(1)で表される
3−O−アルキル−1,2−O−イソプロピリデン−D
−グルコフラノースを含有する化粧料を提供するもので
ある。
3−O−アルキル−1,2−O−イソプロピリデン−D
−グルコフラノースを含有する化粧料を提供するもので
ある。
【0015】一般式(1)で表される3−O−アルキル
−1,2−O−イソプロピリデン−D−グルコフラノー
ス(以下、「3−O−アルキルグルコフラノースモノア
セトニド(1)」と略記することがある)において、式
中のRは炭素数1〜24の飽和又は不飽和の直鎖又は分
岐鎖の炭化水素基を示すが、特に炭素数8〜20のもの
が好ましい。
−1,2−O−イソプロピリデン−D−グルコフラノー
ス(以下、「3−O−アルキルグルコフラノースモノア
セトニド(1)」と略記することがある)において、式
中のRは炭素数1〜24の飽和又は不飽和の直鎖又は分
岐鎖の炭化水素基を示すが、特に炭素数8〜20のもの
が好ましい。
【0016】このような3−O−アルキルグルコフラノ
ースモノアセトニド(1)は、例えば、次に示す反応式
に従って製造することができる。
ースモノアセトニド(1)は、例えば、次に示す反応式
に従って製造することができる。
【0017】
【化5】
【0018】(式中、Rは炭素数1〜24の直鎖又は分
岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、Xはハロゲ
ン原子、スルホン酸基又は硫酸基を示す)
岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、Xはハロゲ
ン原子、スルホン酸基又は硫酸基を示す)
【0019】すなわち、式(3)で表わされる1,2;
5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−グルコフラノ
ース(以下、「グルコフラノースジアセトニド(3)」
ということがある)と、RXで表わされるエーテル化剤
を、アルカリ性物質及び第4級オニウム塩の存在下で反
応させることにより、式(2)で表わされる3−O−ア
ルキル−1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−
D−グルコフラノース(以下、「3−O−アルキルグル
コフラノースジアセトニド(2)」ということがある)
を得、次いで、これを50℃以下で加水分解することに
より、本発明の3−O−アルキル−1,2−O−イソプ
ロピリデングルコフラノース(1)(以下、「3−O−
アルキルグルコフラノースモノアセトニド(1)」とい
うことがある)を得ることができる。まず、グルコフラ
ノースジアセトニド(3)と、エーテル化剤の反応にお
いて、用いられるグルコフラノースジアセトニド(3)
は、例えばグルコースを原料とし、これに過剰量のアセ
トン及び硫酸等の脱水剤の存在下で反応させることによ
り得ることができる。
5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−グルコフラノ
ース(以下、「グルコフラノースジアセトニド(3)」
ということがある)と、RXで表わされるエーテル化剤
を、アルカリ性物質及び第4級オニウム塩の存在下で反
応させることにより、式(2)で表わされる3−O−ア
ルキル−1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−
D−グルコフラノース(以下、「3−O−アルキルグル
コフラノースジアセトニド(2)」ということがある)
を得、次いで、これを50℃以下で加水分解することに
より、本発明の3−O−アルキル−1,2−O−イソプ
ロピリデングルコフラノース(1)(以下、「3−O−
アルキルグルコフラノースモノアセトニド(1)」とい
うことがある)を得ることができる。まず、グルコフラ
ノースジアセトニド(3)と、エーテル化剤の反応にお
いて、用いられるグルコフラノースジアセトニド(3)
は、例えばグルコースを原料とし、これに過剰量のアセ
トン及び硫酸等の脱水剤の存在下で反応させることによ
り得ることができる。
【0020】また、エーテル化剤としては、例えばアル
キルハライド、アルキルスルホン酸エステル、アルキル
硫酸エステル等を挙げることができる。これらのなかで
もアルキルハライドが好ましく、アルキルクロリド、ア
ルキルブロミド、アルキルヨーダイドが特に好ましい。
キルハライド、アルキルスルホン酸エステル、アルキル
硫酸エステル等を挙げることができる。これらのなかで
もアルキルハライドが好ましく、アルキルクロリド、ア
ルキルブロミド、アルキルヨーダイドが特に好ましい。
【0021】これらのエーテル化剤(RX)が有する炭
化水素基Rとしては、炭素数1〜24、好ましくは炭素
数8〜20の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖の炭化水
素基を挙げることができる。かかる炭化水素基の具体例
としては、オクチル、ドデシル、デシル、セチル、ステ
アリル、オレイル等の直鎖アルキル基又はアルケニル
基、2−エチルへキシル、2−ヘプチルウンデシル、
5,7,7−トリメチル−2−(1,3,3−トリメチ
ルブチル)オクチル、次式;
化水素基Rとしては、炭素数1〜24、好ましくは炭素
数8〜20の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖の炭化水
素基を挙げることができる。かかる炭化水素基の具体例
としては、オクチル、ドデシル、デシル、セチル、ステ
アリル、オレイル等の直鎖アルキル基又はアルケニル
基、2−エチルへキシル、2−ヘプチルウンデシル、
5,7,7−トリメチル−2−(1,3,3−トリメチ
ルブチル)オクチル、次式;
【0022】
【化6】
【0023】(式中、mは4〜10の整数を示し、nは
5〜11の整数を示し、m+nは11〜17を示し、か
つm=7、n=8を頂点とする分布を有する)で表され
るメチル分岐イソステアリル等の分岐鎖アルキル基を挙
げることができる。
5〜11の整数を示し、m+nは11〜17を示し、か
つm=7、n=8を頂点とする分布を有する)で表され
るメチル分岐イソステアリル等の分岐鎖アルキル基を挙
げることができる。
【0024】これらのエーテル化剤は、グルコフラノー
スジアセトニド(3)1モル当たり1〜10モル用いる
のが好ましく、特に1.5〜3モルが好ましい。
スジアセトニド(3)1モル当たり1〜10モル用いる
のが好ましく、特に1.5〜3モルが好ましい。
【0025】本発明で用いるアルカリ性物質としては、
例えばアルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、ア
ルカリ金属リン酸塩、アルカリ土類金属水酸化物、アル
カリ土類金属炭酸塩、アルカリ土類金属リン酸塩等を挙
げることができる。これらのなかでも、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化
カルシウム等のアルカリ土類金属水酸化物が好ましい。
これらのアルカリ性物質は10〜80%、特に40〜6
0%の水溶液として用いるのが好ましいが、固体のまま
用いても差し支えない。
例えばアルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、ア
ルカリ金属リン酸塩、アルカリ土類金属水酸化物、アル
カリ土類金属炭酸塩、アルカリ土類金属リン酸塩等を挙
げることができる。これらのなかでも、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化
カルシウム等のアルカリ土類金属水酸化物が好ましい。
これらのアルカリ性物質は10〜80%、特に40〜6
0%の水溶液として用いるのが好ましいが、固体のまま
用いても差し支えない。
【0026】これらのアルカリ性物質は、グルコフラノ
ースジアセトニド(3)1モル当たり1〜10モル用い
るのが好ましく、特に2〜5モル、更に1.5〜3モル
が好ましい。
ースジアセトニド(3)1モル当たり1〜10モル用い
るのが好ましく、特に2〜5モル、更に1.5〜3モル
が好ましい。
【0027】本発明で用いる第4級オニウム塩として
は、第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩等が
挙げられ、これらのうち、工業的に入手が容易であるた
め第4級アンモニウム塩が好ましい。第4級アンモニウ
ム塩としては、例えばテトラブチルアンモニウムブロミ
ド、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩、トリオクチ
ルメチルアンモニウムクロリド、ラウリルトリメチルア
ンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウ
ムクロリド等のテトラアルキルアンモニウム塩;テトラ
オキシエチレンステアリルジメチルアンモニウムクロリ
ド、ビステトラオキシエチレンステアリルメチルアンモ
ニウムクロリド等のポリオキシアルキレン基を有するア
ルキルアンモニウム塩;ベタイン化合物、クラウンエー
テル、アミンオキシド化合物、イオン交換樹脂等を挙げ
ることができる。
は、第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩等が
挙げられ、これらのうち、工業的に入手が容易であるた
め第4級アンモニウム塩が好ましい。第4級アンモニウ
ム塩としては、例えばテトラブチルアンモニウムブロミ
ド、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩、トリオクチ
ルメチルアンモニウムクロリド、ラウリルトリメチルア
ンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウ
ムクロリド等のテトラアルキルアンモニウム塩;テトラ
オキシエチレンステアリルジメチルアンモニウムクロリ
ド、ビステトラオキシエチレンステアリルメチルアンモ
ニウムクロリド等のポリオキシアルキレン基を有するア
ルキルアンモニウム塩;ベタイン化合物、クラウンエー
テル、アミンオキシド化合物、イオン交換樹脂等を挙げ
ることができる。
【0028】また、第4級ホスホニウム塩としては、
式;[R11R12R13R14]+ X- で表されるものを挙げ
ることができる。この第4級ホスホニウム塩の具体例と
しては下記の(a)〜(c)群のものを挙げることがで
きる。 (a)式中、R11が炭素数7〜10のアラルキル基又は
炭素数8〜20の高級アルキル基を示し、R12、R13及
びR14が炭素数1〜6の低級アルキル基を示すもの。例
えば、ベンジルトリブチルホスホニウム塩、ステアリル
トリブチルホスホニウム塩、ヘキサデシルトリブチルホ
スホニウム塩、ラウリルトリブチルホスホニウム塩等を
挙げることができる。
式;[R11R12R13R14]+ X- で表されるものを挙げ
ることができる。この第4級ホスホニウム塩の具体例と
しては下記の(a)〜(c)群のものを挙げることがで
きる。 (a)式中、R11が炭素数7〜10のアラルキル基又は
炭素数8〜20の高級アルキル基を示し、R12、R13及
びR14が炭素数1〜6の低級アルキル基を示すもの。例
えば、ベンジルトリブチルホスホニウム塩、ステアリル
トリブチルホスホニウム塩、ヘキサデシルトリブチルホ
スホニウム塩、ラウリルトリブチルホスホニウム塩等を
挙げることができる。
【0029】(b)式中、R11、R12、R13及びR14の
うち、2〜4個が炭素数5〜8のシクロアルキル基を示
し、残部が炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数7〜
10のアラルキル基を示すもの。例えば、ジシクロヘキ
シルジメチルホスホニウム塩、トリシクロヘキシルメチ
ルホスホニウム塩、トリシクロヘキシルエチルホスホニ
ウム塩、トリシクロヘキシルn−ブチルホスホニウム
塩、トリシクロヘキシルイソブチルホスホニウム塩、ト
リシクロヘキシルn−プロピルホスホニウム塩、トリシ
クロヘキシルイソプロピルホスホニウム塩、トリシクロ
ヘキシルアミルホスホニウム塩、トリシクロヘキシルヘ
キシルホスホニウム塩、トリシクロヘキシルヘプチルホ
スホニウム塩、トリシクロヘキシルデシルホスホニウム
塩、トリシクロヘキシルラウリルホスホニウム塩、トリ
シクロヘキシルテトラデシルホスホニウム塩、トリシク
ロヘキシルヘキサデシルホスホニウム塩、トリシクロヘ
キシルステアリルホスホニウム塩、トリシクロヘキシル
ベンジルホスホニウム塩、テトラシクロヘキシルホスホ
ニウム塩等を挙げることができる。
うち、2〜4個が炭素数5〜8のシクロアルキル基を示
し、残部が炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数7〜
10のアラルキル基を示すもの。例えば、ジシクロヘキ
シルジメチルホスホニウム塩、トリシクロヘキシルメチ
ルホスホニウム塩、トリシクロヘキシルエチルホスホニ
ウム塩、トリシクロヘキシルn−ブチルホスホニウム
塩、トリシクロヘキシルイソブチルホスホニウム塩、ト
リシクロヘキシルn−プロピルホスホニウム塩、トリシ
クロヘキシルイソプロピルホスホニウム塩、トリシクロ
ヘキシルアミルホスホニウム塩、トリシクロヘキシルヘ
キシルホスホニウム塩、トリシクロヘキシルヘプチルホ
スホニウム塩、トリシクロヘキシルデシルホスホニウム
塩、トリシクロヘキシルラウリルホスホニウム塩、トリ
シクロヘキシルテトラデシルホスホニウム塩、トリシク
ロヘキシルヘキサデシルホスホニウム塩、トリシクロヘ
キシルステアリルホスホニウム塩、トリシクロヘキシル
ベンジルホスホニウム塩、テトラシクロヘキシルホスホ
ニウム塩等を挙げることができる。
【0030】(c)例えば、テトラメチルホスホニウム
塩、テトラエチルホスホニウム塩、メチルトリプロピル
ホスホニウム塩、ジエチルジブチルホスホニウム塩、ジ
ベンジルブチルメチルホスホニウム塩、ジベンジルジメ
チルホスホニウム塩、テトラブチルホスホニウム塩、ジ
ベンジルエチルメチルホスホニウム塩、ジベンジルジエ
チルホスホニウム塩、トリベンジルメチルホスホニウム
塩、トリベンジルエチルホスホニウム塩、トリn−ブチ
ルエチルホスホニウム塩等を挙げることができる。
塩、テトラエチルホスホニウム塩、メチルトリプロピル
ホスホニウム塩、ジエチルジブチルホスホニウム塩、ジ
ベンジルブチルメチルホスホニウム塩、ジベンジルジメ
チルホスホニウム塩、テトラブチルホスホニウム塩、ジ
ベンジルエチルメチルホスホニウム塩、ジベンジルジエ
チルホスホニウム塩、トリベンジルメチルホスホニウム
塩、トリベンジルエチルホスホニウム塩、トリn−ブチ
ルエチルホスホニウム塩等を挙げることができる。
【0031】なお、上記(a)〜(c)において、ホス
ホニウム塩(〔R11 R12 R13 PR14 〕+X-)中のX
-は、有機又は無機イオンを示し、例えばハロゲンイオ
ン(Cl-、Br-、I-)、水酸イオン(OH-)、硝酸
イオン(NO3 -)、硫酸水素イオン(HSO4 -)等が挙
げられる。
ホニウム塩(〔R11 R12 R13 PR14 〕+X-)中のX
-は、有機又は無機イオンを示し、例えばハロゲンイオ
ン(Cl-、Br-、I-)、水酸イオン(OH-)、硝酸
イオン(NO3 -)、硫酸水素イオン(HSO4 -)等が挙
げられる。
【0032】これらの第4級オニウム塩は、グルコフラ
ノースジアセトニド(3)1モル当たり0.01〜0.
20モル用いるのが好ましく、特に0.05〜0.10
モルが好ましい。
ノースジアセトニド(3)1モル当たり0.01〜0.
20モル用いるのが好ましく、特に0.05〜0.10
モルが好ましい。
【0033】グルコフラノースジアセトニド(3)とエ
ーテル化剤との反応は、溶媒中、加熱下で、好ましくは
攪拌しながら行う。ここで使用する溶媒としては、反応
に関与しないものであれば特に制限されるものではな
く、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族
炭化水素類、シクロペンタン、シクロへキサン等の脂環
式炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジグリム、ジオキサン等のエーテル類などを挙げる
ことができる。反応温度は25〜80℃が好ましく、4
0〜60℃が更に好ましく、激しく攪拌することによ
り、数時間〜十数時間でエーテル化が完結する。反応終
了後、生成物は必要に応じて蒸留法等の通常の方法に従
って、分離精製することができ、次工程に使用すること
ができる。
ーテル化剤との反応は、溶媒中、加熱下で、好ましくは
攪拌しながら行う。ここで使用する溶媒としては、反応
に関与しないものであれば特に制限されるものではな
く、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族
炭化水素類、シクロペンタン、シクロへキサン等の脂環
式炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジグリム、ジオキサン等のエーテル類などを挙げる
ことができる。反応温度は25〜80℃が好ましく、4
0〜60℃が更に好ましく、激しく攪拌することによ
り、数時間〜十数時間でエーテル化が完結する。反応終
了後、生成物は必要に応じて蒸留法等の通常の方法に従
って、分離精製することができ、次工程に使用すること
ができる。
【0034】次に、このようにして得た3−O−アルキ
ルグルコフラノースジアセトニド(2)を、溶媒中、酸
の存在下で加水分解する。ここで用いる溶媒としては反
応に関与しないものであれば特に制限されるものではな
く、メタノール、エタノール、イソプロパノール、tert
−ブタノール等の炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖アルコ
ール等を、好ましいものとして挙げることができる。ま
た、酸としては、塩酸、硫酸、リン酸、硝酸等の無機プ
ロトン酸;酢酸、p−トルエンスルホン酸等の有機プロ
トン酸を挙げることができる。これらの酸は0.1〜5
N、特に0.5〜3N、更に1〜2.5Nの水溶液とし
て用いるのが好ましい。加水分解反応は、50℃以下で
行うことが必要である。50℃を超える温度では目的と
する部分加水分解物は得られず、完全加水分解物になっ
てしまう。また、目的の部分加水分解物を効率良く得る
ためには、特に30〜50℃、更に30〜45℃の温度
に保持するのが好ましい。
ルグルコフラノースジアセトニド(2)を、溶媒中、酸
の存在下で加水分解する。ここで用いる溶媒としては反
応に関与しないものであれば特に制限されるものではな
く、メタノール、エタノール、イソプロパノール、tert
−ブタノール等の炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖アルコ
ール等を、好ましいものとして挙げることができる。ま
た、酸としては、塩酸、硫酸、リン酸、硝酸等の無機プ
ロトン酸;酢酸、p−トルエンスルホン酸等の有機プロ
トン酸を挙げることができる。これらの酸は0.1〜5
N、特に0.5〜3N、更に1〜2.5Nの水溶液とし
て用いるのが好ましい。加水分解反応は、50℃以下で
行うことが必要である。50℃を超える温度では目的と
する部分加水分解物は得られず、完全加水分解物になっ
てしまう。また、目的の部分加水分解物を効率良く得る
ためには、特に30〜50℃、更に30〜45℃の温度
に保持するのが好ましい。
【0035】その後、必要に応じて更に精製処理をする
ことにより、3−O−アルキルグルコフラノースモノア
セトニド(1)を得ることができる。このようにして得
られた3−O−アルキルグルコフラノースモノアセトニ
ド(1)は、界面活性作用を有しており、化粧料基材、
特に皮膚化粧料基材として有用である。
ことにより、3−O−アルキルグルコフラノースモノア
セトニド(1)を得ることができる。このようにして得
られた3−O−アルキルグルコフラノースモノアセトニ
ド(1)は、界面活性作用を有しており、化粧料基材、
特に皮膚化粧料基材として有用である。
【0036】本発明の化粧料は、3−O−アルキルグル
コフラノースモノアセトニド(1)を、通常、化粧料配
合成分として用いられている公知成分と混合することに
より、ゲル状、クリーム状、固体状、液体状、粉末状、
エアゾール状等の所望の剤型にすることができる。この
ような公知成分としては、各種界面活性剤、油剤、薬
剤、紫外線吸収剤、防腐剤、酸化防止剤、色素、香料、
溶剤、pH調整剤、保湿剤、増粘剤等を挙げることがで
きる。
コフラノースモノアセトニド(1)を、通常、化粧料配
合成分として用いられている公知成分と混合することに
より、ゲル状、クリーム状、固体状、液体状、粉末状、
エアゾール状等の所望の剤型にすることができる。この
ような公知成分としては、各種界面活性剤、油剤、薬
剤、紫外線吸収剤、防腐剤、酸化防止剤、色素、香料、
溶剤、pH調整剤、保湿剤、増粘剤等を挙げることがで
きる。
【0037】本発明の化粧料における3−O−アルキル
グルコフラノースモノアセトニド(1)の含有量は剤型
等により異なるが、これを保湿剤として用いる場合に
は、全組成中に3〜50重量%配合するのが好ましく、
乳化剤として用いる場合には、全組成中に0.1〜20
重量%配合するのが好ましい。
グルコフラノースモノアセトニド(1)の含有量は剤型
等により異なるが、これを保湿剤として用いる場合に
は、全組成中に3〜50重量%配合するのが好ましく、
乳化剤として用いる場合には、全組成中に0.1〜20
重量%配合するのが好ましい。
【0038】本発明の化粧料は、リップクリーム、アイ
シャドウ、口紅、ファンデーション、ハンドクリーム、
化粧用クリーム、乳化型(O/W、W/O)クリーム、
化粧水等として好適である。
シャドウ、口紅、ファンデーション、ハンドクリーム、
化粧用クリーム、乳化型(O/W、W/O)クリーム、
化粧水等として好適である。
【0039】
【発明の効果】本発明の3−O−アルキルグルコフラノ
ースモノアセトニドは、界面活性作用を有する工業上有
用な糖エーテル化合物である。また、本発明の製造方法
によれば、高純度の3−O−アルキルグルコフラノース
モノアセトニドを高収率で得ることができる。更に、本
発明の化粧料は、肌への伸びやなじみが優れており、使
用感のよいものである。
ースモノアセトニドは、界面活性作用を有する工業上有
用な糖エーテル化合物である。また、本発明の製造方法
によれば、高純度の3−O−アルキルグルコフラノース
モノアセトニドを高収率で得ることができる。更に、本
発明の化粧料は、肌への伸びやなじみが優れており、使
用感のよいものである。
【0040】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
【0041】製造例1 1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−グル
コフラノースの製造:還流冷却器、温度計、滴下ロート
及び攪拌装置を備えた5リットルの反応容器に、D−グ
ルコース200g、アセトン4リットルを仕込み、氷冷
下で激しく攪拌した。続いて、滴下ロートから97%濃
硫酸160mlを約1.5時間かけて滴下した。硫酸の
滴下中、反応混合物の温度は5〜10℃に保持した。滴
下終了後、更に室温で約5時間攪拌を続けた。反応混合
物の温度は20〜25℃に上昇し、溶液の色は黄色乃至
淡橙色に変化した。続いて、50%水酸化ナトリウム水
溶液(NaOH245g/水245ml)を用い、反応
混合物の温度が急に上がらないように注意しながらゆっ
くりと中和した。中和終了後、一夜静置し、塩類及び未
反応のD−グルコースを沈殿させた。沈殿した白色固体
を濾別し、減圧して濾液中のアセトンを留去した。得ら
れた淡黄色のシロップ状物質をクロロホルム300ml
に溶かし、水150mlで2度洗浄した後、再び減圧濃
縮によりクロロホルムを留去して、淡黄色の固体を得
た。この固体をシクロヘキサンから再結晶し、白色結晶
として標記化合物120gを得た(収率42%)。この
化合物の融点は111−112℃[文献値(Method in
Carbohydrate Chem.Vol.II,320-322,1963 ):110
℃]であった。
コフラノースの製造:還流冷却器、温度計、滴下ロート
及び攪拌装置を備えた5リットルの反応容器に、D−グ
ルコース200g、アセトン4リットルを仕込み、氷冷
下で激しく攪拌した。続いて、滴下ロートから97%濃
硫酸160mlを約1.5時間かけて滴下した。硫酸の
滴下中、反応混合物の温度は5〜10℃に保持した。滴
下終了後、更に室温で約5時間攪拌を続けた。反応混合
物の温度は20〜25℃に上昇し、溶液の色は黄色乃至
淡橙色に変化した。続いて、50%水酸化ナトリウム水
溶液(NaOH245g/水245ml)を用い、反応
混合物の温度が急に上がらないように注意しながらゆっ
くりと中和した。中和終了後、一夜静置し、塩類及び未
反応のD−グルコースを沈殿させた。沈殿した白色固体
を濾別し、減圧して濾液中のアセトンを留去した。得ら
れた淡黄色のシロップ状物質をクロロホルム300ml
に溶かし、水150mlで2度洗浄した後、再び減圧濃
縮によりクロロホルムを留去して、淡黄色の固体を得
た。この固体をシクロヘキサンから再結晶し、白色結晶
として標記化合物120gを得た(収率42%)。この
化合物の融点は111−112℃[文献値(Method in
Carbohydrate Chem.Vol.II,320-322,1963 ):110
℃]であった。
【0042】実施例1 (1)3−O−オクチル−1,2;5,6−ジ−O−イ
ソプロピリデン−D−グルコフラノースの製造:還流冷
却器、温度計、滴下ロート及び攪拌装置を備えた1リッ
トルの反応容器に、50%水酸化ナトリウム水溶液48
g(NaOH24g(0.6モル)/水24g)、製造
例1で得た1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン
−D−グルコフラノース52.1g(0.2モル)、n
−ヘキサン180ml、50%硫酸水素テトラブチルア
ンモニウム水溶液13.6g(0.02モル)をこの順
序で仕込み、水浴中、20〜25℃で攪拌した。続い
て、滴下ロートからn−オクチルブロミド57.9g
(0.30モル)を約1.5時間かけて滴下した。滴下
終了後、反応混合物の温度を50℃まで昇温し、この温
度で攪拌速度約400r.p.m.にて約5時間攪拌した。ガ
スクロマトグラフィーにより、反応混合物から原料の
1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−グル
コフラノースが消失したことを確認したのち、室温まで
冷却し、水400mlを加えて静置し、反応混合物を2
層に分離させた。有機層を取り出し、水100mlで水
洗したのち、減圧下、n−ヘキサンを留去し、引き続い
て減圧蒸留することにより、無色透明な油状物として、
標記化合物70.9gを得た(収率95%)。
ソプロピリデン−D−グルコフラノースの製造:還流冷
却器、温度計、滴下ロート及び攪拌装置を備えた1リッ
トルの反応容器に、50%水酸化ナトリウム水溶液48
g(NaOH24g(0.6モル)/水24g)、製造
例1で得た1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン
−D−グルコフラノース52.1g(0.2モル)、n
−ヘキサン180ml、50%硫酸水素テトラブチルア
ンモニウム水溶液13.6g(0.02モル)をこの順
序で仕込み、水浴中、20〜25℃で攪拌した。続い
て、滴下ロートからn−オクチルブロミド57.9g
(0.30モル)を約1.5時間かけて滴下した。滴下
終了後、反応混合物の温度を50℃まで昇温し、この温
度で攪拌速度約400r.p.m.にて約5時間攪拌した。ガ
スクロマトグラフィーにより、反応混合物から原料の
1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−グル
コフラノースが消失したことを確認したのち、室温まで
冷却し、水400mlを加えて静置し、反応混合物を2
層に分離させた。有機層を取り出し、水100mlで水
洗したのち、減圧下、n−ヘキサンを留去し、引き続い
て減圧蒸留することにより、無色透明な油状物として、
標記化合物70.9gを得た(収率95%)。
【0043】b.p.:154℃/0.3mmHg 元素分析:C 67.4%,H 10.6% (計算値:C 67.3%,H 10.6%)1 H−NMR(δppm ):C1−H 5.77(d) C3−OCH2 3.48(t) IR:3000,2940,2860,1380,13
70,1215,1165,1075,1020,85
0
70,1215,1165,1075,1020,85
0
【0044】(2)3−O−オクチル−1,2−O−イ
ソプロピリデン−D−グルコフラノースの製造:次に、
還流冷却器、温度計、滴下ロート及び攪拌装置を備えた
1リットルの反応容器に、(1)で得られた3−O−オ
クチル−1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−
D−グルコフラノース38.0g(0.102モル)、
メタノール200ml、1N硫酸水溶液200mlを加
え、反応温度40〜50℃で約1時間反応させた。ガス
クロマトグラフィーにより反応混合物から原料が完全に
消失したことを確認したのち、反応を停止させ、室温ま
で冷却した。反応混合物を炭酸水素ナトリウムで中和
後、エーテルで繰り返し抽出した。得られた有機層から
エーテルを減圧留去して、無色透明で油状物として、標
記化合物31.8gを得た(収率94%)。
ソプロピリデン−D−グルコフラノースの製造:次に、
還流冷却器、温度計、滴下ロート及び攪拌装置を備えた
1リットルの反応容器に、(1)で得られた3−O−オ
クチル−1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−
D−グルコフラノース38.0g(0.102モル)、
メタノール200ml、1N硫酸水溶液200mlを加
え、反応温度40〜50℃で約1時間反応させた。ガス
クロマトグラフィーにより反応混合物から原料が完全に
消失したことを確認したのち、反応を停止させ、室温ま
で冷却した。反応混合物を炭酸水素ナトリウムで中和
後、エーテルで繰り返し抽出した。得られた有機層から
エーテルを減圧留去して、無色透明で油状物として、標
記化合物31.8gを得た(収率94%)。
【0045】OHV(計算値):341(338) 元素分析(計算値):C 61.2%(61.4%) H 10.0%(9.7%)1 −NMR(δ:ppm) C1 −H 5.83(d) C2 −H 4.50 C3 〜C6 −H,C3 −OCH2 3.3−4.3
(m) =C(CH3 )2 1.47(s) IR(cm-1):3430(OH,broad )、1080
(C−O−C,strong)
(m) =C(CH3 )2 1.47(s) IR(cm-1):3430(OH,broad )、1080
(C−O−C,strong)
【0046】実施例2〜7 (1)3−O−アルキルグルコフラノースジアセトニド
の製造:製造例1で得た1,2;5,6−ジ−O−イソ
プロピリデン−D−グルコフラノースを用い、アルキル
部分(式中のR)が異なる各3−O−アルキル−1,
2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−グルコフ
ラノースを実施例1の(1)と同様にして製造した。こ
れらの各化合物の収率、元素分析値等を合わせて表1に
示す。なお、実施例6の化合物(Rとしてメチル分岐C
18H37を有するもの)は、特公昭64−7061号公報
第6頁第11欄、参考例2に記載の製造方法にしたがっ
て製造した。
の製造:製造例1で得た1,2;5,6−ジ−O−イソ
プロピリデン−D−グルコフラノースを用い、アルキル
部分(式中のR)が異なる各3−O−アルキル−1,
2;5,6−ジ−O−イソプロピリデン−D−グルコフ
ラノースを実施例1の(1)と同様にして製造した。こ
れらの各化合物の収率、元素分析値等を合わせて表1に
示す。なお、実施例6の化合物(Rとしてメチル分岐C
18H37を有するもの)は、特公昭64−7061号公報
第6頁第11欄、参考例2に記載の製造方法にしたがっ
て製造した。
【0047】
【表1】
【0048】(2)3−O−アルキルグルコフラノース
モノアセトニドの製造:次に、上記(1)で得られた各
3−O−アルキル−1,2;5,6−ジ−O−イソプロ
ピリデン−D−グルコフラノースを用い、実施例1の
(2)と同様にして3−O−アルキル−1,2−O−イ
ソプロピリデン−D−グルコフラノースを得た。これら
の化合物の収率、元素分析値等を表2に示す。なお、実
施例2〜7で得られた化合物の性状については、実施例
2はペースト状、実施例3〜5はワックス状、実施例6
及び7は油状であった。
モノアセトニドの製造:次に、上記(1)で得られた各
3−O−アルキル−1,2;5,6−ジ−O−イソプロ
ピリデン−D−グルコフラノースを用い、実施例1の
(2)と同様にして3−O−アルキル−1,2−O−イ
ソプロピリデン−D−グルコフラノースを得た。これら
の化合物の収率、元素分析値等を表2に示す。なお、実
施例2〜7で得られた化合物の性状については、実施例
2はペースト状、実施例3〜5はワックス状、実施例6
及び7は油状であった。
【0049】
【表2】
【0050】実施例8 (リップクリーム)下記組成のリップクリームを製造し
た。
た。
【0051】
【表3】 (成分) (重量%) カルナウバワックス 3 セレシンワックス 6 キャンデリラワックス 5 ミツロウ 6 ヒマシ油 40 オレイルオレエート 26 ワセリン 10 実施例3の化合物 4
【0052】 (製法)まず、すべての成分を85℃で加熱溶融し、よ
く混合した。次に、それを成型器に流し込んで冷却し、
リップクリームを得た。得られたリップクリームは、半
透明の柔らかい固形状であった。唇に塗布すると、べと
つかずによく伸び、なじみもよかった。
く混合した。次に、それを成型器に流し込んで冷却し、
リップクリームを得た。得られたリップクリームは、半
透明の柔らかい固形状であった。唇に塗布すると、べと
つかずによく伸び、なじみもよかった。
【0053】実施例9 (アイシャドウ)下記組成のアイシャドウを常法により
製造した。
製造した。
【0054】
【表4】 (成分) (重量%) カルナウバワックス 3 セレシンワックス 10 ミクロクリスタリンワックス 5 ヒマシ油 36 スクワラン 30 実施例6の化合物 3 酸化チタン 8 雲母チタン 2 群青 3
【0055】このアイシャドウは青白色の柔らかい固形
状で、皮膚によくなじみ、色落ちもしにくかった。
状で、皮膚によくなじみ、色落ちもしにくかった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300
Claims (5)
- 【請求項1】 次の一般式(1); 【化1】 (式中、Rは炭素数1〜24の飽和又は不飽和の直鎖又
は分岐鎖の炭化水素基を示す)で表される3−O−アル
キル−1,2−O−イソプロピリデングルコフラノー
ス。 - 【請求項2】 一般式(1)中、Rが炭素数8〜20の
飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基である請
求項1記載の3−O−アルキル−1,2−O−イソプロ
ピリデングルコフラノース。 - 【請求項3】 1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリ
デン−D−グルコフラノースとエーテル化剤とを、アル
カリ性物質の存在下、第4級オニウム塩を触媒として反
応させ、次の一般式(2); 【化2】 (式中、Rは上記と同じ意味を示す)で表される3−O
−アルキル−1,2;5,6−ジ−O−イソプロピリデ
ン−D−グルコフラノースを得、次いでこれを50℃以
下で加水分解することを特徴とする請求項1又は2記載
の3−O−アルキル−1,2−O−イソプロピリデング
ルコフラノースの製造方法。 - 【請求項4】 3−O−アルキル−1,2;5,6−ジ
−O−イソプロピリデン−D−グルコフラノースを30
〜50℃で加水分解する請求項3記載の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載の3−O−アルキル
−1,2−O−イソプロピリデングルコフラノースを含
有することを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6066244A JPH07278172A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 3−o−アルキル−1,2−o−イソプロピリデングルコフラノース、その製造方法及びそれを含有する化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6066244A JPH07278172A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 3−o−アルキル−1,2−o−イソプロピリデングルコフラノース、その製造方法及びそれを含有する化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07278172A true JPH07278172A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13310269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6066244A Pending JPH07278172A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 3−o−アルキル−1,2−o−イソプロピリデングルコフラノース、その製造方法及びそれを含有する化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07278172A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002235096A (ja) * | 2000-11-25 | 2002-08-23 | Clariant Gmbh | 過酸素化合物用触媒としての環状糖ケトンの使用方法 |
| WO2013123896A1 (zh) * | 2012-02-23 | 2013-08-29 | 浙江海正药业股份有限公司 | 一种制备3-O-苄基-1,2-O-异亚丙基-α-L-呋喃艾杜糖的方法 |
-
1994
- 1994-04-04 JP JP6066244A patent/JPH07278172A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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