JPH07278326A - 液晶オリゴマー重合体組成物フィルムとその製造方法および複合位相差板と液晶表示装置 - Google Patents
液晶オリゴマー重合体組成物フィルムとその製造方法および複合位相差板と液晶表示装置Info
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- JPH07278326A JPH07278326A JP6179941A JP17994194A JPH07278326A JP H07278326 A JPH07278326 A JP H07278326A JP 6179941 A JP6179941 A JP 6179941A JP 17994194 A JP17994194 A JP 17994194A JP H07278326 A JPH07278326 A JP H07278326A
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Abstract
マーフィルムとその製造方法及び高分子フィルムと積層
したり、一軸配向位相差フィルムと組み合わせ、広視野
角の複合位相差板及び液晶表示装置を提供する。 【構成】正の屈折率異方性を有し、ネマチック相または
スメクチック相を示す液晶オリゴマーの重合体と低分子
化合物からなるフィルムで、液晶オリゴマーは下記反復
単位I,IIからなる直鎖または環状の液晶オリゴマーか
ら選ばれ、オリゴマー1分子中のI,IIの数をN,N′
とするとき、それぞれ単独に1〜20の整数で、かつ4
≦N+N′≦21で、IIの末端基が重合しており、低分
子化合物はV,VI,VII及びハードコート剤から選ばれ
た少なくとも1種で、液晶オリゴマー100重量部に対
して0.1〜40重量部であり、光学軸が法線方向とほ
ぼ平向なフィルムとそれを用いた複合位相板と液晶表示
装置。
Description
られる位相差フィルムの部材として有用な配向液晶オリ
ゴマー重合体組成物フィルム、その製造方法、配向液晶
オリゴマー重合体組成物フィルムと親水性基材との積層
体、それと一軸配向位相差フィルムとの複合位相差フィ
ルム、およびそれらを用いた液晶表示装置に関するもの
である。
を備え、一軸配向性を有する高分子フィルムであって、
液晶表示素子の表示品質を向上させるための光学補償板
として一般に用いられている。位相差フィルムを用いた
スーパーツイストネマチック(以下STNということが
ある)型液晶表示素子は、軽い、薄い、安価である等の
長所を持つ反面、視野角特性が悪い、白黒のレベルが劣
っているなどの短所を有していた。これらの短所は位相
差フィルムを2枚積層するなどの方法によりかなり改良
されてきたが、視野角特性についてはいまだ満足できる
レベルに達していなかった。
ルの複屈折性の角度依存性のみならず、位相差フィルム
のレターデーションの角度依存性に大きく相関してお
り、従来の位相差フィルムではレターデーションの角度
変化が小さいほど好ましいことが知られている。このた
めには液晶性材料を垂直配向させ、フィルム面の法線方
向の屈折率の高い位相差フィルムを用いることが提案さ
れている。
2ー105111号公報には、電圧無印加時にホモジニ
アス配向したECB(電圧制御複屈折率)型表示セルの
背景色の角度変化を低減するために、面内の屈折率は等
方的であるが、厚み方向の屈折率が面内の屈折率より大
きいような複屈折性層を用いる方法が開示されている。
そのような屈折率異方性を有する材料として、ホメオト
ロピック(垂直)配向させた補償用液晶セルが例示され
ている。
は、フイルム面の法線方向に光学軸を有するフィルムと
正の複屈折値を有する位相差フィルムとを利用すること
により、レターデーションの角度変化が低減でき、視野
角特性が改良された位相差フィルムが得られることが記
載されている。フィルムの法線方向に光学軸を有するフ
ィルムとして、光重合性の化合物と液晶モノマーを混合
し、電場の中で液晶モノマーの配向を維持しつつ、重合
を進行させ、法線方向の配向を固定する方法が挙げられ
ている。
向の屈折率が面内の屈折率より大きい複屈折層を用い、
該複屈折層が垂直配向した高分子液晶からなるものが開
示されている。高分子液晶を垂直配向させる方法につい
ては、液晶温度に加熱したのち、厚み方向に電場または
磁場を印加する方法、およびシラン化合物のような垂直
配向剤で表面を処理した2枚の基材で挟み込み、液晶温
度で垂直配向させる方法が開示され、高分子の延伸によ
って得られる位相差フィルムと組み合わせることにより
視野角特性に優れた位相差フィルムが得られることが示
されている。一方、水酸基を側鎖に有する高分子である
ポリビニルアルコールは液晶表示装置中の液晶の水平配
向膜として用いられ、透明電極の基板上に塗布され、ラ
ビング処理することにより、液晶分子を水平に配向させ
ることが知られている。
リゴマー重合体組成物と親水性基材とを積層した高分子
積層フィルムの光学軸が法線方向とほぼ平行であるもの
は知られていない。また、高分子液晶/高分子積層フィ
ルムと位相差フィルムとの複合位相差フィルムについ
て、これまでの方法では、フィルムの法線方向に光学軸
を有するフィルムと位相差フィルムと組み合わせた場
合、フィルムの法線方向に光学軸をもたせるために、配
向緩和の大きな液晶モノマーの配向を維持しつつ、光重
合を行ったり、電場、磁場などの外場を必要としたり、
疎水化した2枚の基板に挟み込み、剥離する操作を必要
とした。高分子量の液晶では配向方法が複雑であり、ま
た、低分子液晶では配向の固定が困難であった。このよ
うに、従来の方法では、工業的に有利な製造方法が確立
されていないという問題があった。本発明は、光学軸が
法線方向とほぼ平行である新規な配向液晶オリゴマー重
合体組成物フィルムとそれの工業的に有利な製造方法を
提供し、透明または半透明な高分子フィルムと積層した
り、一軸配向した位相差フィルムと組み合わせたりする
ことにより、広視野角の複合位相差板および液晶表示装
置を提供する。
を解決するために鋭意検討した結果、正の屈折率異方性
を有しネマチック相またはスメクチック相を示す液晶オ
リゴマーに特定の低分子化合物を添加してホメオトロピ
ック配向させた後、重合することにより配向の固定がで
きることを見いだし、親水性の基材の上で基材面の法線
方向とほぼ平行な光学軸を有する配向液晶オリゴマー重
合体組成物フィルムを得ることができ、さらに該配向液
晶オリゴマー重合体組成物フィルムと一軸配向性を有す
る位相差フィルムとを組み合わせることにより、白黒レ
ベルに優れ、良好な視野角特性を有した液晶表示素子が
得られることを見出して本発明を完成するに至った。
る。 〔1〕正の屈折率異方性を有し、ネマチック相またはス
メクチック相を示す液晶オリゴマーの重合体と低分子化
合物からなるフィルムで、該液晶オリゴマーは下記反復
単位(I)および(II)を主たる構成単位とする直鎖
または環状の液晶オリゴマーから選ばれ、該オリゴマー
1分子中の反復単位(I)および(II)の数をそれぞ
れNおよびN’とするとき、NおよびN’はそれぞれ独
立に1〜20の整数であり、かつ4≦N+N’≦21で
あり、反復単位(II)の末端基が重合しており、該低
分子化合物は下記一般式(V)、(VI)、(VII)
およびハードコート剤からなる群から選ばれた少なくと
も1種であり、組成については該液晶オリゴマー100
重量部に対して該低分子化合物の合計が0.1〜40重
量部であり、該フィルムの光学軸がフィルムの法線方向
にほぼ平行であることを特徴とする配向液晶オリゴマー
重合体組成物フィルム。
であり、式(III)において−Si−O−は式(I)
または(II)の主鎖であり、式(IV)において−C
−CH2 −は式(I)または(II)の主鎖であり、C
OO基は側鎖のR1 またはR2 ではない側鎖に位置す
る。式(I)においてAが式(III)のとき、および
式(II)においてAが式(III)のとき、R1 およ
びR2 はそれぞれ独立に水素、炭素数1〜6のアルキル
基またはフェニル基である。式(I)においてAが式
(IV)のとき、および式(II)においてAが式(I
V)のとき、R1 、R2 は独立に水素または炭素数1〜
6のアルキル基である。
独立に0または1であり、Ar1 、Ar2 、Ar3 およ
びAr4 は独立に1,4−フェニレン基、1,4−シク
ロヘキシレン基、ピリジン−2,5−ジイル基、ピリミ
ジン−2、5−ジイル基であり、LとL’は独立に−C
H2 −O−、−O−CH2 −、−COO−、−OCO
−、−CH2 CH2 −、−CH=N−、−N=CH−ま
たは
1であり、Rはハロゲン、シアノ基、炭素数1〜10の
アルキル基または炭素数1〜10のアルコキシ基であ
り、R’は水素または炭素数1から5までのアルキル基
である。〕
1,4−シクロヘキシレン基、ピリジン−2,5−ジイ
ル基、ピリミジン−2、5−ジイル基であり、R4は、
ハロゲン、シアノ基、メタクリロイル基、アクリロイル
基、炭素数1〜20のアルキル基または炭素数1〜20
のアルコキシ基であり、Lは−CH2 −O−、−O−C
H2 −、−COO−、−OCO−、−CH2 −CH
2 −、−CH=N−、−N=CH−、1,4−フェニレ
ン基、または(V)式で示される2価の基であり、pは
0または1であり、R3 は炭素数3〜30のアルキル基
または炭素数3〜30のアルコキシ基である。)
〜20のアルキル基または炭素数1〜20のアルコキシ
基であり、m、nはそれぞれ独立に1または2であ
る。)
1〜30の炭化水素基である。)
および(II)からなる直鎖または環状の液晶オリゴマ
ーと低分子化合物の混合物をフィルムに成膜後、熱処理
を行ない光学軸がフィルム法線方向にほぼ平行とした
後、反復単位(II)の末端基を重合することを特徴と
する〔1〕記載の配向液晶オリゴマー重合体組成物フィ
ルムの製造方法。
マー重合体組成物フィルムと、透明または半透明であり
表面が親水性である基材との積層体。
ルムまたは親水性高分子と透明あるいは半透明の高分子
フィルムとが積層された高分子積層フィルムであること
を特徴とする〔3〕記載の積層体。
し、かつ正の屈折率異方性を有する、熱可塑性高分子か
らなる一軸配向した位相差フィルムであり、配向液晶オ
リゴマー重合体組成物フィルムと該基材との積層体の屈
折率が下記式(1) nx >nz >ny (1) (ここでnx 、ny はそれぞれ積層体の面内の屈折率の
最大値、最小値を表し、nz は積層体の厚み方向の屈折
率を表す。)を満たすことを特徴とする〔3〕記載の積
層体。
正の屈折率異方性を有する、熱可塑性高分子からなる一
軸配向した位相差フィルムと、〔3〕記載の積層体とを
積層してなる複合位相差板であり、該複合位相差板の屈
折率が下記式(1) nx >nz >ny (1) (ここでnx 、ny はそれぞれ積層複合位相差フィルム
の面内の屈折率の最大値、最小値を表し、nz は積層複
合位相差フィルムの厚み方向の屈折率を表す。)を満た
すことを特徴とする複合位相差板。
液晶オリゴマー重合体組成物フィルムまたは〔3〕、
〔4〕もしくは〔5〕記載の積層体または〔6〕記載の
複合位相差板とを、粘着剤または接着剤で貼合したこと
を特徴とする偏光フィルム貼合複合位相差フィルム。 〔8〕電極を有する基板に挟持された、正の誘電率異方
性を有し、電圧無印加時にほぼ水平にかつ螺旋軸を基板
に垂直方向にねじれ配向した液晶層からなる液晶セル
と、その外側に配置される偏光フィルムとの間に、
〔1〕記載の配向液晶オリゴマー重合体組成物フィル
ム、〔3〕から〔5〕までのいずれかに記載の積層体、
〔6〕記載の複合位相差板および〔7〕記載の偏光フィ
ルム貼合複合位相差フィルムから選ばれた少なくとも一
つを用いることを特徴とする液晶表示装置。
のネマチック液晶が電圧無印加時に分子長軸を基板にほ
ぼ水平配向したホモジニアス配向液晶セルと、その外側
に配置された偏光フィルムとの間に、〔1〕記載の配向
液晶オリゴマー重合体組成物フィルムおよび〔3〕から
〔5〕までのいずれかに記載の積層体から選ばれた少な
くとも一つを用いることを特徴とする液晶表示装置。
用いる反復単位(I)および(II)からなる液晶オリ
ゴマーは、液晶状態で正の屈折率異方性を有し、ネマチ
ック相またはスメクチック相をとる側鎖型液晶オリゴマ
ーである。側鎖型液晶オリゴマーの、骨格鎖はポリ−1
−アルキルアクリル酸エステル、ポリシロキサンなどが
例示され、直鎖あるいは環状のものが利用できる。ポリ
−1−アルキルアクリル酸エステルではポリメタクリル
酸エステルまたはポリアクリル酸エステルが好ましく、
より好ましくはポリメタクリル酸エステルである。これ
らの中で、垂直配向を得やすいなどの観点から、ポリシ
ロキサン系の側鎖型液晶オリゴマーが好ましく、環状ポ
リシロキサンの側鎖型液晶オリゴマーがさらに好まし
い。液晶性を与える基(以下、メソゲン基ということが
ある。)は屈曲鎖(以下、スペーサーということがあ
る。)を介して、主鎖と結合したものが一般的に使用で
きる。
ち室温から60℃程度で液晶状態であることが必要であ
る。基材との積層時の乾燥や配向処理のために、液晶相
から等方相への転移温度(以下、液晶相/等方相の転移
温度と記すことがある。)が200℃以下になるよう
に、好ましくは170℃以下となるように、さらに好ま
しくは150℃以下となるようにスペーサーの長さやメ
ソゲン基の種類、重合度を選択することが好ましい。
屈折率の異方性を持たせるために配向させることが必要
であるが、その操作の容易さを決める要因としてその反
復単位の数が重要である。反復単位の数が大きいと粘度
が高く、また液晶転移温度が高いために、配向に高温や
長時間が必要になり、また反復単位の数が小さいと配向
が室温状態で緩和するので好ましくない。反復単位の数
nとn’はそれぞれ独立に1から20までの整数であ
り、nとn’の合計が4から21となるように選ばれ
る。液晶オリゴマーの配向性と重合後の配向の固定の観
点から、nとn’の比は1:5から5:1の範囲であ
り、より好ましくは1:3から3:1である。nとn’
の比の制御は後述のようにこれら液晶オリゴマーを合成
するときに行なうことができる。
を結ぶスペーサーによっても、液晶転移温度、配向性が
影響される。短いスペーサーではメソゲン基の配向性が
良好でなく、また長いスペーサーではメソゲン基の配向
後の緩和が起こりやすいことから、スペーサーとして、
炭素数2から10までのアルキレン基またはアルキレン
オキシ基が好ましい。特に高配向性の観点から炭素数2
から6までのアルキレン基またはアルキレンオキシ基が
好ましい。また、合成の容易さから、アルキレンオキシ
基がより好ましい。具体的には好ましい基として−(C
H2 )2 −、−(CH2 )3 −、−(CH2 )4 −、−
(CH2 )5 −、−(CH2 )6 −、−(CH2 )3 −
O−、−(CH2 )4 −O−、−(CH2 )5 −O−、
−(CH 2 )6 −O−が例示される。
ィルムでは、屈折率の異方性が大きいことが工業上有利
である。このためには、メソゲン基は屈折率異方性の大
きな基が好ましい。このようなメソゲン基を与える構造
としては、反復単位(I)または(II)式中のA
r1 、Ar2 、Ar3 、Ar4 が、それぞれ独立に1,
4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基、ピリ
ジン−2,5−ジイル基またはピリミジン−2,5−ジ
イル基のものが挙げられる。また、Ar1 とAr2を、
またはAr3 とAr4 を結合する2価の基Lが−CH2
−O−、−O−CH 2 −、−COO−、−OCO−、−
CH2 −CH2 −、−CH=N−、−N=CH−もしく
は
くはAr3 とAr4 が直接結合した基が挙げられる。よ
り好ましくは、Ar1 、Ar2 、Ar3 およびAr4 が
それぞれ独立に1,4−フェニレン基、ピリジン−2,
5−ジイル基、ピリミジン−2,5−ジイル基であり、
さらに好ましくは1,4−フェニレン基である。また結
合基L、L' はそれぞれ独立に−CH2 −CH2 −、−
COO−、−OCO−基が好ましく、さらに好ましくは
−COO−基である。
基の誘電率異方性や配向性に影響するので、屈折率異方
性の高い液晶オリゴマーフィルムを得る観点から、ハロ
ゲン、シアノ基、炭素数1〜10のアルキル基、または
炭素数1〜10のアルコキシ基が選ばれる。好ましく
は、シアノ基、炭素数1〜10のアルキル基または炭素
数1〜10のアルコキシ基であり、より好ましくはシア
ノ基である。
オリゴマーの配向を重合により固定する基である。重合
基としては−OCO−C(R’)=CH2 (R’は水素
あるいは炭素数1〜5のアルキル基を表す)であり、ア
クリレート基、メタアクリレート基が例示される。これ
らの基の重合方法には特に制限はないが、ラジカル開始
剤による光重合や熱重合が例示され、操作の簡便さや配
向の固定の効率の観点から、光重合が好ましい。光重合
の開始剤としては公知のものが利用できる。
持つ直鎖状もしくは環状の液晶オリゴマーに用いられる
非重合性のメソゲン基を以下に例示する。
有する番号1〜6、31〜36、61〜66、181〜
186、211〜216の基が好ましく、より好ましく
は番号31〜36である。これらのメソゲン基はポリシ
ロキサン系主鎖に結合したものが高い配向性を示すこと
から好ましく、より好ましくは環状シロキサンに結合し
たものが好ましい。
くは環状の液晶オリゴマーに用いられる重合性のメソゲ
ン基を以下に例示する。
クリレート基を有する番号247〜252、259〜2
64、271〜276、319〜324、331〜33
6の基が好ましく、より好ましくは番号259〜264
の基である。これらのメソゲン基は、直鎖または環状ポ
リシロキサン系主鎖に結合したものが、良好な特性を示
すことから好ましく、より好ましくは環状ポリシロキサ
ンに結合したものが好ましい。
は、特公昭63−41400号、特公昭63−4775
9号公報や特開平2−149544号公報に記載の方法
が採用できる。例えばポリシロキサン鎖に該側鎖のメソ
ゲン基を付加させる方法やメソゲン基を屈曲性のスペー
サー基を介して有するアクリル酸エステルやメタクリル
酸エステルを重合する方法が例示される。ポリシロキサ
ン鎖にメソゲン基を付加する場合には、反復単位(I)
または(II)の側鎖のメソゲン基と同じ構造を有し、
スペーサーであるアルキレンオキシ基を生成する末端に
不飽和2重結合を有するω- アルケニルオキシ基を有す
る反応原料をポリシロキサンと白金触媒下に反応させる
ことで得られる。この反応時に、非重合性のメソゲン基
と重合性のメソゲン基に対応する反応原料仕込み比率で
2種類のメソゲン基の結合比率を制御することができ
る。同様に、主鎖がアクリル酸エステル系またはα−ア
ルキルーアクリル酸エステル系では相当するメソゲン基
を有する2種類のモノマーを共重合する際にモノマーの
仕込み比率を制御することで重合性メソゲン基と非重合
性のメソゲン基の比率を制御できる。このようにして得
られた液晶オリゴマーは、ネマチック相またはスメクチ
ック相を示すものが好ましく用いられる。さらに、スメ
クチック相を示すものが、優れた光学異方性を示すので
より好ましい。
マーのスペーサーの長さやメソゲン基の種類、重合度な
どを選択することにより、好ましい垂直配向特性を持つ
液晶オリゴマーを得ることができる。さらに液晶オリゴ
マーに、液晶オリゴマーの液晶相から等方相への転移温
度(以下転移温度と呼ぶことがある)を低下させる低分
子化合物を混合することにより、配向、粘度、液晶転移
温度などの特性をより好ましい範囲に変えることが可能
である。
る低分子化合物としては、前記の一般式(V)、(V
I)、(VII)およびハードコート剤からなる群から
選ばれた少なくとも一つの化合物である。
いて、R3 は炭素数3〜30のアルキル基または炭素数
3〜30のアルコキシ基を表し、具体的には、プロピ
ル、ブチル、ヘキシル、オクチル、ドデシル、オクタデ
シル、ドコシル、エイコシル、プロポキシ、ブトキシ、
ヘキシルオキシ、オクチルオキシ、ドデシルオキシ、オ
クタデシルオキシ、ドコサノキシ、エイコシルオキシな
どの基が挙げられる。また、R4 は、ハロゲン、シアノ
基、メタクロイル基、アクリロイル基、炭素数1〜20
のアルキル基または炭素数1〜20のアルコキシ基を表
す。該アルキル基と該アルコキシ基としては、具体的に
は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、オ
クチル、ドデシル、オクタデシル、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、ブトキシ、ヘキシルオキシ、オクチル
オキシ、ドデシルオキシ、オクタデシルオキシなどの基
が挙げられる。
て、下記一般式(VIII)で表される化合物が好まし
い。
ノビフェニル系が好ましい。具体的には、4−シアノ−
4’−ヘキシルビフェニル、4−シアノ−4’−オクチ
ルビフェニル、4−シアノ−4’−オクチルオキシビフ
ェニルなどが例示される。
(以下、ベンゾフェノン誘導体ということがある。)に
おいて、R5 、R6 は、それぞれ独立に水素または炭素
数1〜20のアルキル基または炭素数1〜20のアルコ
キシ基を表す。該アルキル基と該アルコキシ基として
は、具体的には、メチル、エチル、プロピル、ブチル、
ヘキシル、オクチル、ドデシル、オクタデシル、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ヘキシルオキ
シ、オクチルオキシ、ドデシルオキシ、オクタデシルオ
キシなどの基が挙げられる。一般式(VI)で表される
低分子化合物として、具体的には、4−メチルベンゾフ
ェノン、4−エチルベンゾフェノン、4−ブチルベンゾ
フェノン、4−オクチルベンゾフェノン、4−メトキシ
ベンゾフェノン、4−エトキシベンゾフェノン、4−ブ
トキシベンゾフェノン、4−オクチルオキシベンゾフェ
ノン 、4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、4,
4’−ジエトキシベンゾフェノン、4,4’−ジブトキ
シベンゾフェノン、4,4’−ジオクチルオキシベンゾ
フェノンなどが例示されるが、4−メトキシベンゾフェ
ノンが好ましい。一般式(VII)で表される低分子化
合物(以下、アクリル酸エステル誘導体ということがあ
る。)において、R7 は水素またはメチル基であり、R
8 は炭素数1〜30の炭化水素基である。R8 で表され
る炭化水素基として、具体的にはメチル、エチル、プロ
ピル、ブチル、ヘキシル、オクチル、ドデシル、オクタ
デシル、ドコシル、エイコシルなどが挙げられる。一般
式(VII)で表される低分子化合物として、具体的に
はアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブ
チル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ドデシル、アク
リル酸オクタデシル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸オクチル、
メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸オクタデシルなど
が挙げられる。これらの中でメタクリル酸オクタデシル
が好ましい。
樹脂系のアクリルオリゴマー系、ウレタンアクリレート
系、エポキシアクリレート系、ポリエステルアクリレー
ト系、熱硬化型樹脂系のアクリル−シリコン系などが例
示される。具体的には、プラスチックのコーティング技
術総覧〔(株)産業技術サービスセンター発行、183
〜191頁〕に記載されているものが例示される。これ
らの中で液晶オリゴマー重合体との親和性および成膜性
の観点から、光硬化型樹脂系のアクリルオリゴマー系が
好ましい。
の混合量は、液晶オリゴマー100重量部に対して0.
1〜40重量部の範囲である。該混合量は好ましくは
0.5〜25重量部、さらに好ましくは1〜15重量部
である。0.1重量部より小さいと添加効果が現れず、
また40重量部を超えると配向液晶オリゴマー重合体組
成物フィルムの物性に悪影響を及ぼすので好ましくな
い。混合方法は特に限定されない。溶液状態、等方相状
態などでの混合方法が挙げられるが、フィルム化が容易
であるので溶液状態での混合方法が好ましい。これら液
晶オリゴマー組成物の結晶相またはガラス相と液晶相と
の転移温度については特に制限がなく、室温以下の転移
温度でも使用できる。
ィルムの作成方法について説明する。本発明のフィルム
法線方向にほぼ平行な光学軸を有する配向液晶オリゴマ
ー重合体組成物フィルムの作成方法としては、親水性の
基材上に液晶オリゴマー組成物フィルムを成膜し、配向
処理を行なう。初めに、液晶オリゴマー組成物フィルム
の成膜方法としては制限はないが、液晶オリゴマー組成
物を溶液状態で塗布する方法、等方相状態で塗布する方
法が例示され、好ましくは溶液状態から塗布する方法が
挙げられる。塗布方法としては通常のロールコート法、
グラビアコート法、バーコート法、スピンコート法、ス
プレーコート法、プリント法、デッピング法が例示され
る。
を熱処理することにより行なわれ、結晶相またはガラス
相から液晶相への転移温度(以下、Tgと記すことがあ
る。)以上で液晶相から等方相への転移温度(以下、T
iと記すことがある。)以下の温度が採用される。ま
た、熱処理温度(以下、Ttと記すことがある。)につ
いては、好ましくは(Tg+30℃)≦Tt<Tiであ
り、(Tg+40℃)≦Tt<Tiの範囲で熱処理する
ことがより好ましい。熱処理時間は特に制限はないが、
あまり短いと垂直配向性が十分でなく、あまり長いと工
業的に好ましくないので、0.05分以上20時間以下
が好ましく、0.1分以上1時間以下がさらに好まし
い。以上の熱処理により、液晶オリゴマーのメソゲン基
はフィルム面にほぼ垂直方向に配向し、該フィルムはフ
ィルム面の法線方向に光学軸を持つようになる。
ム面の法線にほぼ平行な光学軸を持つように配向処理し
たのち、液晶オリゴマーを重合する。重合方法としては
制限はないが、配向を保持したままで重合することが必
要であるから、光重合、γ線などの放射線重合、熱重合
が例示される。光重合や熱重合では公知の重合開始剤を
用いることができる。これらの重合方法の中で工程の簡
単さから、光重合と熱重合が好ましく、さらに、配向の
保持の良好さから光重合がより好ましい。
の厚みとしては、0. 1〜20μmが好ましく、より好
ましくは0. 5〜10μmであり、さらに好ましくは1
〜7μmである。0. 1μmより薄いと光学的な特性の
発現が小さくなり、20μmを超えると配向しにくいの
で好ましくない。得られた配向液晶オリゴマー重合体組
成物フィルムはそのままでも用いられるが、基材に積層
して用いる方が好ましい。
単独、または液晶セルに使用されるガラス板表面を用い
ることができ、また水酸基、カルボン酸イオン基または
スルホン酸イオン基を含有する親水性高分子も利用でき
る。また、親水性高分子層を表面に有する高分子基材も
使用できる。親水性高分子の内で水酸基を有する高分子
としては、ポリビニルアルコール、ポリエチレンビニル
アルコール共重合体や、水飴から微生物発酵により得ら
れるプルラン、デキストリンなどの天然多糖類から選ば
れる高分子が例示される。溶解性や、垂直配向の与え易
さの観点から、ポリビニルアルコールが好ましい。ま
た、カルボン酸イオンを有する高分子としてはポリアク
リル酸、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタクリル酸、ポ
リアルギン酸ソーダ、ポリカルボキシメチルセルロース
ソーダ塩等が例示され、ポリアルギン酸ソーダ、ポリカ
ルボキシメチルセルロースソーダ塩、ポリアクリル酸が
好ましい。また、スルホン酸イオンを含有する高分子と
してはポリスチレンスルホン酸が例示される。これら親
水性高分子の中で、ポリビニルアルコール、ポリアルギ
ン酸ソーダ、ポリカルボキシメチルセルロースソーダ
塩、ポリアクリル酸、プルラン、ポリスチレンスルホン
酸が好ましく、さらに好ましくはポリビニルアルコー
ル、ポリアルギン酸ソーダである。
ゴマー重合体組成物フィルムと親水性基材との積層体に
用いる親水性基材としては、前述のガラス板、または水
酸基、カルボン酸イオン基やスルホン酸イオンを有する
高分子が同様に使用でき、さらにこれら親水性高分子を
表面に有する透明または半透明な高分子フィルムも使用
できる。用いる親水性基材の形状は液晶表示装置に用い
る場合には薄板状、またはフィルム状であり、高分子材
料ではフィルムが好ましい。本発明の配向液晶オリゴマ
ー重合体組成物フィルムと親水性基材との積層体におい
て、親水性の基材は液晶オリゴマー重合体組成物フィル
ムの光学軸を法線方向にほぼ平行に配向させるために有
効なものである。しかし、上記のように、ラビング処理
したポリビニルアルコールは水平配向膜として作用する
ので、親水性高分子層においてはラビング処理は光学軸
の配向に悪影響を与えるので好ましくない。
する透明または半透明な高分子フィルムとして、ポリカ
ーボネート、ポリスルホン、ポリアリレート、ポリエー
テルスルホン、2酢酸セルロース、3酢酸セルロース、
ポリスチレン、エチレンビニルアルコール共重合体、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート
などが例示され、好ましくはポリカーボーネート、ポリ
スルホン、3酢酸セルロース、ポリエチレンテフタレー
ト、ポリスチレンである。
フィルムと親水性基材との積層体において、その光学軸
をフィルムの法線方向とほぼ平行にするには液晶オリゴ
マー組成物フィルムの場合と同様な熱処理条件で液晶オ
リゴマー組成物フィルムと親水性基材との積層体の熱処
理を行なう。その際に、温度領域で光学的性質や形状の
変化が起こらない高分子が好ましく、ガラス転移温度が
高い熱可塑性エンジニアリング高分子、または可塑材が
添加されている高分子では流動温度が高い高分子が挙げ
られる。高分子のガラス転移温度は特に制限はないが、
好ましくは100℃以上、より好ましくは110℃以上
である。この条件を満たす高分子として3酢酸セルロー
ス、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリエーテルス
ルホン、ポリエチレンテレフタレートが好ましく、より
好ましくは3酢酸セルロース、ポリカーボネート、ポリ
スルホン、ポリエーテルスルホンである。次いで、液晶
オリゴマー組成物フィルムと同様に重合し、配向を固定
する。
組成物フィルムと親水性高分子との積層体の作成方法に
ついて、高分子フィルム表面に親水性高分子を塗布した
基材の例を挙げて説明する。まず、透明または半透明な
高分子フィルムであるポリカーボネート、ポリスルホ
ン、ポリアリレート、ポリエーテルスルホン、2酢酸セ
ルロース、3酢酸セルロース、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレートなどの高分子フィルム
を基材として用いて、親水性高分子を表面に成膜する。
限はないが、例えば親水性高分子が溶解可能で、かつ基
材の溶解もしくは膨潤が少ない溶媒に該高分子を溶解し
た後、ロールコート法、グラビアコート法、バーコート
法、スピンコート法、スプレーコート法、プリント法、
デッピング法などの公知の方法で塗布する方法や、高分
子を溶融させた後、ロールコート法、グラビアコート
法、バーコート法、スプレーコート法、デッピング法な
ど公知の方法で塗布する方法が例示される。これらの塗
布法の中でも製造が容易である観点から、高分子溶液か
らロールコート法、グラビアコート法、バーコート法、
スピンコート法、スプレーコート法、デッピング法など
により成膜することが好ましい。ここでポリカーボネー
ト、ポリスルホン、ポリアリレート、ポリエーテルスル
ホンなどの高分子フィルムは、表面張力が小さく親水性
高分子溶液がはじかれることもあるので、プラズマ処
理、コロナ処理、紫外線照射など公知の表面改質技術に
よりこれら高分子フィルムの表面張力を大きくしてか
ら、親水性高分子を成膜してもよい。
の厚みは特に制限はないが、1μm以上500μm 以下
が好ましく、より好ましくは10μm 以上300μm 以
下、さらに好ましくは40μm 以上200μm 以下であ
る。
制限はないが、0. lμm 以上500μm 以下であり、
好ましくは0. 5μm 以上100μm 以下、さらに好ま
しくは1μm 以上50μm 以下である。用いる溶剤とし
ては親水性高分子を溶解させるものであれば特に制限は
ないが、水を用いるのが好ましい。
ィルム上に液晶オリゴマー組成物を成膜する。成膜方法
としては特に限定はないが、例えば液晶オリゴマー組成
物フィルムと同様に成膜でき、基材や親水性高分子の溶
解もしくは膨潤が少ない溶媒に液晶オリゴマー組成物を
溶解した後、ロールコート法、グラビアコート法、バー
コート法、スピンコート法、スプレーコート法、プリン
ト法、デッピング法などの塗布する方法や、液晶オリゴ
マー組成物を固体相/液晶相の転移温度以上に加熱し液
晶オリゴマーの粘度を低減した後、ロールコート法、グ
ラビアコート法、バーコート法、スプレーコート法、デ
ッピング法など公知の方法で塗布する方法が例示され
る。これらの塗布法の中でも製造が容易である観点か
ら、液晶オリゴマー組成物溶液からロールコート法、グ
ラビアコート法、バーコート法、スピンコート法、スプ
レーコート法、デッピング法などにより成膜することが
好ましい。
層の厚みとしては、0. lμm 以上20μm 以下が好ま
しく、より好ましくは0. 5μm 以上10μm 以下、さ
らに好ましくは1μm 以上7μm 以下である。0. lμ
m より薄いと光学的な特性の発現が小さくなり、また2
0μm より厚いと配向しにくいので好ましくない。
配向度を得るためには、液晶オリゴマー組成物/高分子
積層フィルムを前述の液晶オリゴマー組成物フィルムの
場合と温度、処理時間とも同様に熱処理する。しかし、
特に用いる基材のガラス転移温度または添加材が添加さ
れている基材では基材の流動温度以上では基材や親水性
高分子の変形が生じるなど製法上問題となるので、上限
温度は基材のガラス転移温度または流動温度以下が好ま
しい。この処理により、高分子基材上の液晶オリゴマー
はほぼ垂直配向する。また、熱処理における昇温速度、
冷却速度については特に制限はない。
ムの製造方法としては、溶剤キャスト法、押出成形法、
プレス成形法などの成形方法を用いればよい。
ムを用いた場合でも同様に液晶オリゴマー重合体組成物
と基材との積層体が得られる。
フィルムまたは配向液晶オリゴマー重合体組成物フィル
ムと親水性基材との積層体は、光学軸がフィルム法線方
向とほぼ平行なので、フィルム面内に光学軸を有し、か
つ正の屈折率異方性を有する、熱可塑性高分子からなる
一軸配向した位相差フィルムを同時に使うことにより、
複合位相差板または複合位相差フィルムとすることがで
きる。以下、複合位相差板または複合位相差フィルムを
複合位相差板と総称する。
異方性を有する熱可塑性高分子としては、ポリカーボネ
ート、ポリスルホン、ポリアリレート、ポリエーテルス
ルホン、2酢酸セルロース、3酢酸セルロース、ポリビ
ニルアルコール、ポリエチレンビニルアルコール共重合
体、ポリエチレンテレフタレートなどが挙げられる。該
熱可塑性高分子を一軸配向して位相差フィルムとして用
いる。配向液晶オリゴマー重合体組成物/親水性基材の
積層体と一軸配向した位相差フィルムとは粘着剤または
接着剤等で張り合わせることにより積層してもよいし、
それぞれ分離して用いてもよい。
ィルムの原料として用いるフィルム(以下、原反フィル
ムということがある。)の製造方法としては、溶剤キャ
スト法、押出成形法、プレス成形法などの成形方法を用
いればよい。該原反フィルムを、フィルム面内に光学軸
を持つ一軸配向した位相差フィルムとする延伸方法とし
ては、テンター延伸法、ロール間延伸法、ロール間圧縮
延伸法などが例示される。均質な位相差フィルムを得る
には、溶剤キャスト法により成膜したフィルムをテンタ
ー延伸法により延伸することが好ましい。
オリゴマー重合体組成物フィルム、液晶オリゴマー重合
体組成物フィルムと親水性基板との積層体、配向液晶オ
リゴマー重合体組成物フィルムを含む積層複合位相差板
を置く位置について特に限定はなく、液晶ディスプレー
の2枚の偏光板間であればどこでもよい。例えば偏光板
と表示用液晶セルの間、偏光板と偏光板の保護フィルム
の間、位相差フィルムと偏光板の間、位相差フィルムと
表示用液晶セルの間、位相差フィルムと位相差フィルム
の保護膜の間などが例示される。
ィルム、液晶オリゴマー重合体組成物フィルムと親水性
基板との積層体、配向液晶オリゴマー重合体組成物フィ
ルムを含む積層複合位相差板は、偏光板と粘着剤または
接着剤で貼り合わせて使用してもよい。
が、本発明はこれに限定されるものではない。得られた
液晶オリゴマーのガラス転移点や液晶相と等方相との転
移温度は偏光顕微鏡観察と示差走査熱量計(DSC)に
よって評価した。液晶オリゴマーを走査速度10℃/分
で走査し2回目以降のデータから転移温度を評価した。
Tgについては昇温時の吸熱カーブの一次微分のピーク
をTgと見なし、Tiについては液晶相/等方相転移に
よると思われる吸熱ピークをTiと見なした。
フィルム/基板積層体において、ほぼフィルム法線方向
の光学軸を有することを確認するためには、基板に複屈
折がない場合クロスニコル下で該積層フィルムを水平に
置いたときほぼ完全に消光することより確認し、次いで
任意の軸を中心に傾斜し傾斜角が大きくなるに従いレタ
ーデーションが大きくなることにより確認した。
を評価するには、まず面内の複屈折を評価する。傾斜ス
テージを装備した偏光顕微鏡において、該積層フィルム
を水平に配置し、セナルモンコンペンセーターを用いセ
ナルモンの複屈折測定法によりレターデーション(以下
R(0)と略記する)を求める。次に厚み方向の複屈折
の評価は、水平面内での光学軸方向を傾斜軸としてθ°
傾斜させた状態で測定したレターデーション(以下R
(θ)と略記する)を用い評価した。
は上記のR(θ)がR(θ)=1.10×R(0)にな
ったときのθをもって視野角と定義する。
ニルアルコール(クラレ(株)製ポバール117)の7
%水溶液を塗布し、100℃の熱風中で乾燥した。得ら
れたポリビニルアルコールの厚みは2μmであった。4
−(アリル−オキシ)−安息香酸−4’−シアノフェニ
ルエステルと4−(アリルオキシ)−安息香酸−(4’
−メタクロイルオキシ−フェニル)エステルを1:1の
混合比でペンタメチルシクロペンタシロキサンと、特公
昭63-41400号公報記載の方法と同様に反応させ、非重合
性メソゲン基と重合性メソゲン基を約1:1で側鎖に有
する環状ペンタシロキサン液晶オリゴマーを得た。この
液晶オリゴマーの元素分析値は、C=61.7重量%、
H=5.3重量%、N=2.0重量%であり、ゲルパー
ミエーションクロマトグラム面積百分率より求めた環状
ペンタシロキサン液晶オリゴマーの含有量は69%であ
った。また、 1H−NMRスペクトルのピークを積分す
ることにより求めた側鎖メソゲンの付加率は約80%で
あった。また、得られた液晶オリゴマーのTgは18.
7℃であり、Tiは117.5℃であった。
マーを塩化メチレンに10wt%になるよう溶解、これ
に、4−シアノ−4’−ヘキシルビフェニルを液晶オリ
ゴマー100重量部に対して3重量部、さらに光重合開
始材として商品名イルガキュアー907(チバガイギー
社製)を液晶オリゴマー100重量部に対して2重量部
になるよう混合した。ポリビニルアルコールを塗布した
3酢酸セルロースフィルム上にバーコートを用いて液晶
オリゴマー組成物溶液を塗布した。塗布後、室温で乾燥
させた。得られた液晶オリゴマー組成物薄膜は白濁して
いた。
ルアルコール/3酢酸セルロース積層フィルムを70℃
に加熱した恒温槽で5分間加熱した後、高圧水銀燈を照
射面上で500mW/cm2 の光強度で、得られた液晶
オリゴマー組成物積層フィルムに照射した。
/高分子積層フィルムはクロスニコル下で消光し、レタ
ーデーションは3酢酸セルロースに起因すると思われる
5.3nmを示したが、積層フィルムを水平面から傾斜さ
せるとレターデーションが大きくなった。60度傾けた
時のレターデーションは77nmであった。なお、この
ときフィルムのヘーズをヘーズメーター(スガ試験機社
製直読ヘーズコンピュターHGM−2DP)で測定した
ところ3.2%であった。また、フィルム接針式の膜厚
計(テンコール社製アルファーステップASー200)
で配向液晶オリゴマー重合体組成物層の厚みを測定した
ところ3μmであった。
正の屈折率異方性を有する、ポリカーボネートからなる
一軸配向した位相差フィルム〔商品名スミカライトSE
F−400426、R(0)=380nm、視野角39
°〕と配向液晶オリゴマー重合体組成物/高分子積層フ
ィルムとを積層したところ、視野角は60゜以上とな
り、ポリカーボネート位相差フィルム単独の場合に比
べ、より広い視野角の複合位相差フィルムが得られた。
さらに、この複合位相差フィルムをSTN型液晶表示装
置の上偏光板と液晶セルとの間に配置すると、白黒表示
となり、良好な視野角特性を示す。また、該複合位相差
フィルムとSTN型液晶表示装置の上偏光板とブチルア
クリレート系粘着剤を用いて貼合したものも同様に使用
でき、良好な視野特性を示す。
−シアノ−4’−オクチルオキシビフェニル8重量部と
した以外は実施例1と同様に配向液晶オリゴマー重合体
組成物フィルムと高分子との積層フィルムを得た。得ら
れた配向液晶オリゴマー重合体組成物/高分子積層フィ
ルムはクロスニコル下で消光し、レターデーションは3
酢酸セルロースに起因すると思われる5. 3nmを示し
たが、積層フィルムを水平面から傾斜させるとレターデ
ーションが大きくなった。60度傾けた時のレターデー
ションは50nmであった。なお、このときフィルムの
ヘーズをヘーズメーター(スガ試験機社製直読ヘーズコ
ンピュターHGM−2DP)で測定したところ1.4%
であった。また、フィルム接針式の膜厚計(テンコール
社製アルファーステップASー200)で配向液晶オリ
ゴマー重合体組成物層の厚みを測定したところ3μmで
あった。
フィルムと配向液晶オリゴマー重合体組成物/高分子積
層フィルムとを積層したところ、視野角は60゜以上と
なり、ポリカーボネート位相差フィルム単独の場合に比
べ、より広い視野角の複合位相差フィルムが得られた。
さらに、この複合位相差フィルムをSTN型液晶表示装
置の上偏光板と液晶セルとの間に配置すると、白黒表示
となり、良好な視野角特性を示す。
ニルアルコール(クラレ(株)製ポバール117)の7
%水溶液を塗布し、100℃の熱風中で乾燥した。得ら
れたポリビニルアルコールの厚みは2μmであった。実
施例1で得た環状ペンタシロキサン液晶オリゴマーを塩
化メチレンに10wt%になるよう溶解、これに、4−
メトキシベンゾフェノンを液晶オリゴマー100重量部
に対して10重量部になるよう混合した。ポリビニルア
ルコールを塗布した3酢酸セルロースフィルム上にバー
コートを用いて該液晶オリゴマー組成物溶液を塗布し
た。得られた配向液晶オリゴマー組成物薄膜は白濁して
いた。得られた液晶オリゴマー組成物/ポリビニルアル
コール/3酢酸セルロース積層フィルムを55℃に加熱
した恒温槽で5分間加熱した後、高圧水銀燈を照射面上
で500mW/cm2 の光強度で得られた配向液晶オリ
ゴマー組成物積層フィルムに照射した。
/高分子積層フィルムはクロスニコル下で消光し、レタ
ーデーションは3酢酸セルロースに起因すると思われる
5.3nmを示したが、積層フィルムを水平面から傾斜さ
せるとレターデーションが大きくなった。60度傾けた
時のレターデーションは55nmであった。なお、この
ときフィルムのヘーズをヘーズメーター(スガ試験機社
製直読ヘーズコンピュターHGM−2DP)で測定した
ところ2.2%であった。また、フィルム接針式の膜厚
計(テンコール社製アルファーステップASー200)
で配向液晶オリゴマー重合体組成物層の厚みを測定した
ところ3μm であった。
フィルムと配向液晶オリゴマー重合体組成物/高分子積
層フィルムとを積層したところ、視野角は60゜以上と
なり、ポリカーボネート位相差フィルム単独の場合に比
べ、より広い視野角の複合位相差フィルムが得られた。
型液晶表示装置の上偏光板と液晶セルとの間に配置する
と、白黒表示となり、良好な視野角特性を示す。 実施例4 実施例1の4−シアノ−4’−ヘキシルビフェニルをメ
タクリル酸オクタデシル3wt%とした以外は実施例1
と同様に配向液晶オリゴマー重合体組成物フィルムと高
分子との積層フィルムを得た。得られた配向液晶オリゴ
マー重合体組成物/高分子積層フィルムはクロスニコル
下で消光し、レターデーションは3酢酸セルロースに起
因すると思われる5.3nmを示したが、積層フィルム
を水平面から傾斜させるとレターデーションが大きくな
った。60度傾けた時のレターデーションは70.0で
あった。なお、このときフィルムのヘーズをヘーズメー
ター(スガ試験機社製直読ヘーズコンピューターHGM
−2DP)で測定したところ1.8であった。また、フ
ィルム接針式の膜厚計(デンコール社製アルファーステ
ップAS−200)で配向液晶オリゴマー重合体組成物
層の厚みを測定したところ3μmであった。
フィルムと配向液晶オリゴマー重合体組成物/高分子積
層フィルムとを積層したところ、視野角は60°以上と
なり、ポリカーボネート位相差フィルム単独の場合に比
べ、より広い視野角の複合位相差フィルムが得られた。
さらに、この複合位相差フィルムをSTN型液晶表示装
置の上偏光板と液晶セルとの間に配置すると、白黒表示
となり、良好な視野角特性を示す。
ードコート剤商品名リポキシSP−1509〔昭和高分
子(株)製〕10wt%とした以外は実施例1と同様
に、配向液晶オリゴマー重合体組成物フィルムと高分子
との積層フィルムを得た。得られた配向液晶オリゴマー
重合体組成物/高分子積層フィルムは、クロスニコル下
で消光し、レターデーションは3酢酸セルロースに起因
すると思われる5.3nmを示したが、積層フィルムを
水平面から傾斜させるとレターデーションが大きくなっ
た。50°傾けたときのレターデーションは82.5で
あった。なお、このときフィルムのヘーズをヘーズメー
ター(スガ試験機社製直読ヘーズコンピューターHGM
−2DP)で測定したところ6.5であった。また、フ
ィルム探針式の膜厚計(デンコール社製アルファーステ
ップAS−200)で配向液晶オリゴマー重合体組成物
層の厚みを測定したところ3μmであった。実施例1で
用いたポリカーボネート位相差フィルムと配向液晶オリ
ゴマー重合体組成物/高分子積層フィルムとを積層した
ところ、視野角は60°以上となり、ポリカーボネート
位相差フィルム単独の場合に比べ、より広い視野角の複
合位相差フィルムが得られた。さらに、この複合位相差
フィルムをSTN型液晶表示装置の上偏光板と液晶セル
との間に配置すると、白黒表示となり、良好な視野角特
性を示す。
施例1と同様にして、配向液晶オリゴマー重合物フィル
ムと親水性基材との積層体を得た。この積層体をホモジ
ニアス配向ECB型液晶表示装置の偏光板と液晶セルと
の間に配置すると良好な視野角特性を示す。
以外は実施例1と同様にして、液晶オリゴマー重合体組
成物と高分子との積層フィルムを得た。得られた積層フ
ィルムは白濁していた。クロスニコル下で得られた積層
フィルムを観察したところ白濁しており液晶オリゴマー
重合体組成物は垂直配向していないことがわかった。
液晶オリゴマー重合体組成物フィルムを用いることによ
り、また該配向液晶オリゴマー重合体組成物フィルムを
透明または半透明な高分子フィルムと積層したり、一軸
配向した位相差フィルムと組み合わせたりすることによ
り、広視野角の複合位相差板が得られる。また、これら
をSTN型液晶表示装置またはホモジニアス配向ECB
型液晶表示装置に適用することにより、液晶表示装置の
表示特性、特に視野角特性を著しく向上させることがで
きる。
Claims (9)
- 【請求項1】正の屈折率異方性を有し、ネマチック相ま
たはスメクチック相を示す液晶オリゴマーの重合体と低
分子化合物からなるフィルムで、該液晶オリゴマーは下
記反復単位(I)および(II)を主たる構成単位とす
る直鎖または環状の液晶オリゴマーから選ばれ、該オリ
ゴマー1分子中の反復単位(I)および(II)の数を
それぞれNおよびN’とするとき、NおよびN’はそれ
ぞれ独立に1〜20の整数であり、かつ4≦N+N’≦
21であり、反復単位(II)の末端基が重合してお
り、該低分子化合物は下記一般式(V)、(VI)、
(VII)およびハードコート剤からなる群から選ばれ
た少なくとも1種であり、組成については該液晶オリゴ
マー100重量部に対して該低分子化合物の合計が0.
1〜40重量部であり、該フィルムの光学軸がフィルム
の法線方向にほぼ平行であることを特徴とする配向液晶
オリゴマー重合体組成物フィルム。 【化1】 【化2】 〔式中Aは下式(III)または(IV)で表される基
であり、式(III)において−Si−O−は式(I)
または(II)の主鎖であり、式(IV)において−C
−CH2 −は式(I)または(II)の主鎖であり、C
OO基は側鎖のR1 またはR2 ではない側鎖に位置す
る。式(I)においてAが式(III)のとき、および
式(II)においてAが式(III)のとき、R1 およ
びR2 はそれぞれ独立に水素、炭素数1〜6のアルキル
基またはフェニル基である。式(I)においてAが式
(IV)のとき、および式(II)においてAが式(I
V)のとき、R1 、R2 は独立に水素または炭素数1〜
6のアルキル基である。 【化3】 【化4】 kとk’は独立に2〜10の整数を表し、mとm’とは
独立に0または1であり、Ar1 、Ar2 、Ar3 およ
びAr4 は独立に1,4−フェニレン基、1,4−シク
ロヘキシレン基、ピリジン−2,5−ジイル基、ピリミ
ジン−2、5−ジイル基であり、LとL’は独立に−C
H2 −O−、−O−CH2 −、−COO−、−OCO
−、−CH2 −CH2 −、−CH=N−、−N=CH−
または 【化5】 で示される2価の基であり、pとp’は独立に0または
1であり、Rはハロゲン、シアノ基、炭素数1〜10の
アルキル基または炭素数1〜10のアルコキシ基であ
り、R’は水素または炭素数1から5までのアルキル基
である。〕 【化6】 (式中、Ar1 、Ar2 は独立に1,4−フェニレン
基、1,4−シクロヘキシレン基、ピリジン−2,5−
ジイル基、ピリミジン−2、5−ジイル基であり、R4
は、ハロゲン、シアノ基、メタクリロイル基、アクリロ
イル基、炭素数1〜20のアルキル基または炭素数1〜
20のアルコキシ基であり、Lは−CH2 −O−、−O
−CH2 −、−COO−、−OCO−、−CH2 −CH
2 −、−CH=N−、−N=CH−、1,4−フェニレ
ン基、または(V)式で示される2価の基であり、pは
0または1であり、R3 は炭素数3〜30のアルキル基
または炭素数3〜30のアルコキシ基である。) 【化7】 (式中、R5 、R6 は、それぞれ独立に水素、炭素数1
〜20のアルキル基または炭素数1〜20のアルコキシ
基であり、m、nはそれぞれ独立に1または2であ
る。) 【化8】 (式中、R7 は、水素またはメチル基、R8 は、炭素数
1〜30の炭化水素基である。) - 【請求項2】請求項1記載の反復単位(I)および(I
I)からなる直鎖または環状の液晶オリゴマーと低分子
化合物の混合物をフィルムに成膜後、熱処理を行ない光
学軸がフィルム法線方向にほぼ平行とした後、反復単位
(II)の末端基を重合することを特徴とする請求項1
記載の配向液晶オリゴマー重合体組成物フィルムの製造
方法。 - 【請求項3】請求項1記載の配向液晶オリゴマー重合体
組成物フィルムと、透明または半透明であり表面が親水
性である基材との積層体。 - 【請求項4】基材がガラス板、親水性高分子フィルムま
たは親水性高分子と透明あるいは半透明の高分子フィル
ムとが積層された高分子積層フィルムであることを特徴
とする請求項3記載の積層体。 - 【請求項5】基材が、フィルム面内に光学軸を有し、か
つ正の屈折率異方性を有する、熱可塑性高分子からなる
一軸配向した位相差フィルムであり、配向液晶オリゴマ
ー重合体組成物フィルムと該基材との積層体の屈折率が
下記式(1) nx >nz >ny (1) (ここでnx 、ny はそれぞれ積層体の面内の屈折率の
最大値、最小値を表し、nz は積層体の厚み方向の屈折
率を表す。)を満たすことを特徴とする請求項3記載の
積層体。 - 【請求項6】フィルム面内に光学軸を有し、かつ正の屈
折率異方性を有する、熱可塑性高分子からなる一軸配向
した位相差フィルムと、請求項3記載の積層体とを積層
してなる複合位相差板であり、該複合位相差板の屈折率
が下記式(1) nx >nz >ny (1) (ここでnx 、ny はそれぞれ積層複合位相差フィルム
の面内の屈折率の最大値、最小値を表し、nz は積層複
合位相差フィルムの厚み方向の屈折率を表す。)を満た
すことを特徴とする複合位相差板。 - 【請求項7】偏光フィルムと、請求項1記載の配向液晶
オリゴマー重合体組成物フィルムまたは請求項3、4も
しくは5記載の積層体または請求項6記載の複合位相差
板とを、粘着剤または接着剤で貼合したことを特徴とす
る偏光フィルム貼合複合位相差フィルム。 - 【請求項8】電極を有する基板に挟持された、正の誘電
率異方性を有し、電圧無印加時にほぼ水平にかつ螺旋軸
を基板に垂直方向にねじれ配向した液晶層からなる液晶
セルと、その外側に配置される偏光フィルムとの間に、
請求項1記載の配向液晶オリゴマー重合体組成物フィル
ム、請求項3から5までのいずれかに記載の積層体、請
求項6記載の複合位相差板および請求項7記載の偏光フ
ィルム貼合複合位相差フィルムから選ばれた少なくとも
一つを用いることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項9】電極を有する基板に挟持され、誘電率異方
性が正のネマチック液晶が電圧無印加時に分子長軸を基
板にほぼ水平配向したホモジニアス配向液晶セルと、そ
の外側に配置された偏光フィルムとの間に、請求項1記
載の配向液晶オリゴマー重合体組成物フィルムおよび請
求項3から5までのいずれかに記載の積層体から選ばれ
た少なくとも一つを用いることを特徴とする液晶表示装
置。
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|---|---|---|---|
| JP5-199378 | 1993-08-11 | ||
| JP19937893 | 1993-08-11 | ||
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| JPH07278326A true JPH07278326A (ja) | 1995-10-24 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006208603A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Nitto Denko Corp | 積層位相差板、光学フィルム及び画像表示装置 |
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| JP2023029482A (ja) * | 2011-07-07 | 2023-03-03 | 住友化学株式会社 | 偏光素子、円偏光板及びそれらの製造方法 |
| CN118909312A (zh) * | 2024-07-26 | 2024-11-08 | 集美(东莞)新材料有限公司 | 一种强度高的醋酸纤维素材料及其制备方法和应用 |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP17994194A patent/JP3404433B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPWO2020121410A1 (ja) * | 2018-12-11 | 2021-10-28 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | エポキシ樹脂bステージフィルム、エポキシ樹脂硬化フィルム、及びエポキシ樹脂硬化フィルムの製造方法 |
| US20220025107A1 (en) * | 2018-12-11 | 2022-01-27 | Showa Denko Materials Co., Ltd. | Epoxy resin b-stage film, epoxy resin cured film and method of producing epoxy resin cured film |
| CN118909312A (zh) * | 2024-07-26 | 2024-11-08 | 集美(东莞)新材料有限公司 | 一种强度高的醋酸纤维素材料及其制备方法和应用 |
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