JPH0727838A - バッテリーの残存容量計測装置 - Google Patents
バッテリーの残存容量計測装置Info
- Publication number
- JPH0727838A JPH0727838A JP5192708A JP19270893A JPH0727838A JP H0727838 A JPH0727838 A JP H0727838A JP 5192708 A JP5192708 A JP 5192708A JP 19270893 A JP19270893 A JP 19270893A JP H0727838 A JPH0727838 A JP H0727838A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- internal resistance
- current
- measuring
- terminal voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電力損失を極力抑えるとともに、発熱量を抑
えることのできるバッテリーの残存容量計測装置を提供
すること 【構成】 バッテリー10の正負の両端子10a,10
bに内部抵抗計測部11を接続し、その内部抵抗計測部
の出力(内部抵抗)を内部抵抗−容量換算部12に接続
し、そこにおいて換算表等からその時の残存容量を求
め、表示部13に出力する。内部抵抗計測部は、バッテ
リーを大電流で放電させ、その時の端子電圧の低下から
内部抵抗を求めるもので、放電させる時にパルス発生器
15により所定のデューティ比でオン/オフするトラン
ジスタTrを用い、オン時に両端子10a,10bを導
通させて放電させ、その時の端子電圧をエンベロープ検
波器16で測定し、また放電電流を電流計測装置18で
測定し、両測定データに基づいて内部抵抗算出部17で
内部抵抗を求める。
えることのできるバッテリーの残存容量計測装置を提供
すること 【構成】 バッテリー10の正負の両端子10a,10
bに内部抵抗計測部11を接続し、その内部抵抗計測部
の出力(内部抵抗)を内部抵抗−容量換算部12に接続
し、そこにおいて換算表等からその時の残存容量を求
め、表示部13に出力する。内部抵抗計測部は、バッテ
リーを大電流で放電させ、その時の端子電圧の低下から
内部抵抗を求めるもので、放電させる時にパルス発生器
15により所定のデューティ比でオン/オフするトラン
ジスタTrを用い、オン時に両端子10a,10bを導
通させて放電させ、その時の端子電圧をエンベロープ検
波器16で測定し、また放電電流を電流計測装置18で
測定し、両測定データに基づいて内部抵抗算出部17で
内部抵抗を求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリーの残存容量
計測装置に関するものである。
計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】充電が行えるバッテリー(蓄電池)は、
無停電電源システムや、車載並びに太陽光発電システム
等様々な分野に利用されている。そして、そのバッテリ
ーは、容器本体内に電解液を充填するとともにその電解
液内に電極を挿入配置した構成となっている。
無停電電源システムや、車載並びに太陽光発電システム
等様々な分野に利用されている。そして、そのバッテリ
ーは、容器本体内に電解液を充填するとともにその電解
液内に電極を挿入配置した構成となっている。
【0003】ところで、バッテリーの残存容量を知るこ
とは、充電の必要性の有無並びにその充電量(時間)
や、寿命判定などを知る上で重要なことであり、係る残
存容量計測装置として、従来種々のタイプのものが提案
されている。そして、その一例を示すと、例えば特開昭
63−208773号公報に開示されるように、バッテ
リーへの充電電流並びにバッテリーから負荷へ供給され
る時の放電電流を積算し、その電流の積分量から現在の
バッテリーの残存容量を求めるものがある。すなわち、
残存容量は、現在のバッテリー内に貯留されている電荷
の総量に相当し、電流を積算する(充電電流は正,放電
電流は負)ことによりバッテリーへの電荷の供給量と放
出量の総和が求められるからである。
とは、充電の必要性の有無並びにその充電量(時間)
や、寿命判定などを知る上で重要なことであり、係る残
存容量計測装置として、従来種々のタイプのものが提案
されている。そして、その一例を示すと、例えば特開昭
63−208773号公報に開示されるように、バッテ
リーへの充電電流並びにバッテリーから負荷へ供給され
る時の放電電流を積算し、その電流の積分量から現在の
バッテリーの残存容量を求めるものがある。すなわち、
残存容量は、現在のバッテリー内に貯留されている電荷
の総量に相当し、電流を積算する(充電電流は正,放電
電流は負)ことによりバッテリーへの電荷の供給量と放
出量の総和が求められるからである。
【0004】しかし、上記した従来のものでは、満充電
状態からの充放電電流を積算するようにしたため、積算
するもととなる算出値に誤差を生じると、係る誤差が累
積されて正確な計測ができない。また、充電電流のすべ
てのエネルギーが充電(電荷の蓄積)に用いられるので
はなく、充電効率に従って所定量が充電に使用される。
そして、その充電効率は残存容量によっても変動し、さ
らに、温度によっても変化するので正確に把握すること
ができず、累積する誤差の発生の要因となる。
状態からの充放電電流を積算するようにしたため、積算
するもととなる算出値に誤差を生じると、係る誤差が累
積されて正確な計測ができない。また、充電電流のすべ
てのエネルギーが充電(電荷の蓄積)に用いられるので
はなく、充電効率に従って所定量が充電に使用される。
そして、その充電効率は残存容量によっても変動し、さ
らに、温度によっても変化するので正確に把握すること
ができず、累積する誤差の発生の要因となる。
【0005】そこで、従来簡易な計測方法としてバッテ
リーの内部抵抗を計測し、それに基づいて残存容量を計
測するものがあった。すなわち、放電時の充電状態
(%)と電圧の関係は、図8に示すような所定の相関関
係を有する。そこで瞬間的(例えば5秒間)に大電流を
流し、その時の電圧Vを計測するとともに、その相関関
係のグラフを見て充電状態を決定する。
リーの内部抵抗を計測し、それに基づいて残存容量を計
測するものがあった。すなわち、放電時の充電状態
(%)と電圧の関係は、図8に示すような所定の相関関
係を有する。そこで瞬間的(例えば5秒間)に大電流を
流し、その時の電圧Vを計測するとともに、その相関関
係のグラフを見て充電状態を決定する。
【0006】そして、係る計測を行うための装置として
は、ドライフィットチェッカー(株式会社シー・コーレ
ンス 販売)と称されるものが市販されている。これ
は、バッテリーの正負の端子間を小さな抵抗値を有する
抵抗器で接続することにより、大電流(50〜100
A)でバッテリーを放電し、その時の端子電圧を測定す
るようにし、予め用意した上記の図8に示す変換グラフ
を用いて残存容量を知るようにしている。
は、ドライフィットチェッカー(株式会社シー・コーレ
ンス 販売)と称されるものが市販されている。これ
は、バッテリーの正負の端子間を小さな抵抗値を有する
抵抗器で接続することにより、大電流(50〜100
A)でバッテリーを放電し、その時の端子電圧を測定す
るようにし、予め用意した上記の図8に示す変換グラフ
を用いて残存容量を知るようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のバッテリー残存容量計測装置では、測定時に抵
抗器に大電流を流すため、そこにおける電力損失が大き
いばかりか、発熱により非常に高温度となるため、誤っ
て抵抗器に触れると火傷をしてしまうおそれもあるなど
の問題を有する。そして、大電流を流すための抵抗器が
大きく、計測器が大きくなる問題もあった。
た従来のバッテリー残存容量計測装置では、測定時に抵
抗器に大電流を流すため、そこにおける電力損失が大き
いばかりか、発熱により非常に高温度となるため、誤っ
て抵抗器に触れると火傷をしてしまうおそれもあるなど
の問題を有する。そして、大電流を流すための抵抗器が
大きく、計測器が大きくなる問題もあった。
【0008】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、電力損失を極力抑え
るとともに、発熱量を抑えることのできるバッテリーの
残存容量計測装置を提供することにある。
もので、その目的とするところは、電力損失を極力抑え
るとともに、発熱量を抑えることのできるバッテリーの
残存容量計測装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るバッテリーの残存容量計測装置で
は、バッテリーの両端子間を接続可能なトランジスタ等
のスイッチング素子と、前記スイッチング素子を所定の
デューティ比でオン/オフさせる駆動手段と、前記スイ
ッチング素子がオンで前記バッテリーが放電している時
のバッテリーの端子電圧または内部抵抗を求める計測手
段と、前記計測手段により求められた前記端子電圧また
は内部抵抗に基づいて前記バッテリーの残存容量を求め
る換算手段とから構成した。
ために、本発明に係るバッテリーの残存容量計測装置で
は、バッテリーの両端子間を接続可能なトランジスタ等
のスイッチング素子と、前記スイッチング素子を所定の
デューティ比でオン/オフさせる駆動手段と、前記スイ
ッチング素子がオンで前記バッテリーが放電している時
のバッテリーの端子電圧または内部抵抗を求める計測手
段と、前記計測手段により求められた前記端子電圧また
は内部抵抗に基づいて前記バッテリーの残存容量を求め
る換算手段とから構成した。
【0010】そして、好ましくは、前記内部抵抗を求め
る計測手段が、端子電圧計測手段と、前記バッテリの放
電電流の平均値を計測する電流計測手段と、前記端子電
圧計測手段により検出された開放電圧と短絡電圧の差
と、前記電流計測手段より検出された電流値とに基づい
て内部抵抗を算出する算出手段とから構成されることで
ある。
る計測手段が、端子電圧計測手段と、前記バッテリの放
電電流の平均値を計測する電流計測手段と、前記端子電
圧計測手段により検出された開放電圧と短絡電圧の差
と、前記電流計測手段より検出された電流値とに基づい
て内部抵抗を算出する算出手段とから構成されることで
ある。
【0011】また、前記端子電圧を求める計測手段、ま
たは前記端子電圧計測手段が、エンベロープ検波器から
構成するとさらに良く、また、前記駆動手段が、前記放
電電流の平均値を計測する電流計測手段と、前記電流計
測手段で検出された放電電流と目的とする電流とを比較
し、前記放電電流が目的電流になるようにデューティ比
を制御する手段とから構成するとなお良い。
たは前記端子電圧計測手段が、エンベロープ検波器から
構成するとさらに良く、また、前記駆動手段が、前記放
電電流の平均値を計測する電流計測手段と、前記電流計
測手段で検出された放電電流と目的とする電流とを比較
し、前記放電電流が目的電流になるようにデューティ比
を制御する手段とから構成するとなお良い。
【0012】
【作用】駆動手段を動作させてスイッチング素子を所定
のデューティ比でオン/オフ駆動させる。すると、オン
時にはバッテリーが短絡して放電電流が流れ、オフ時に
は開放状態となる。デューティ比を小さくすると、瞬間
的に流れる電流が大きくても、単位時間あたりの放電電
流(平均値)は同じにすることができる(実質的な抵抗
値を従来のものと同じにすることができる)。そして、
スイッチング素子では、大きな電力損失も発生せず、そ
のため発熱によって高温となることもない。
のデューティ比でオン/オフ駆動させる。すると、オン
時にはバッテリーが短絡して放電電流が流れ、オフ時に
は開放状態となる。デューティ比を小さくすると、瞬間
的に流れる電流が大きくても、単位時間あたりの放電電
流(平均値)は同じにすることができる(実質的な抵抗
値を従来のものと同じにすることができる)。そして、
スイッチング素子では、大きな電力損失も発生せず、そ
のため発熱によって高温となることもない。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るバッテリーの残存容量計
測装置の好適な実施例を添付図面を参照にして詳述す
る。図1は、本発明の第1実施例を示している。同図に
示すように、バッテリー10の正負の両端子10a,1
0bに内部抵抗計測部11を接続し、その内部抵抗計測
部11の出力を内部抵抗−容量換算部12を接続し、さ
らに内部抵抗−容量換算部12の出力を表示部13に接
続している。
測装置の好適な実施例を添付図面を参照にして詳述す
る。図1は、本発明の第1実施例を示している。同図に
示すように、バッテリー10の正負の両端子10a,1
0bに内部抵抗計測部11を接続し、その内部抵抗計測
部11の出力を内部抵抗−容量換算部12を接続し、さ
らに内部抵抗−容量換算部12の出力を表示部13に接
続している。
【0014】このように、本例で内部抵抗を用いるよう
にしたのは、仮に充電状態が同一であっても電流が変動
すると電圧も変動してしまうので、電圧を基準に計測す
ることにより生じる係る誤差を無くし、電流の変動に依
存しないより正確な測定を行なうためである。
にしたのは、仮に充電状態が同一であっても電流が変動
すると電圧も変動してしまうので、電圧を基準に計測す
ることにより生じる係る誤差を無くし、電流の変動に依
存しないより正確な測定を行なうためである。
【0015】次に各部について詳述する。内部抵抗計測
部11は、基本的には従来の抵抗器によるものと同様に
バッテリー10の両端子10a,10bを短絡(低抵抗
で接続)させて大電流を流し、その時の所望の特徴量デ
ータを検出するもので、本発明では、従来の抵抗器に変
えてスイッチング素子であるトランジスタTrを用い、
そのコレクタとエミッタを両端子10a,10bに接続
している。そしてこのトランジスタTrのベースに駆動
手段たるパルス発生器15の出力を接続し、ベースに所
定の電圧を印加している時(パルスオン時)だけトラン
ジスタTrを導通してバッテリー10の端子間10a,
10bに放電電流が流れるようにしている。このパルス
発生器15は、開始スイッチSWを閉じることにより、
所定のデューティ比(本例では10%とした)からなる
矩形パルスが出力されるようになっている。そして、パ
ルス発生器15から出力されるパルスのデューティ比を
適宜変えることにより、単位時間あたりに流れる総電流
量(平均電流値)を所望の値に設定できるようになり、
実質的な抵抗値を調整できるが、実際の計測装置に実装
する場合には、デューティ比は所定の値で固定しても良
い。
部11は、基本的には従来の抵抗器によるものと同様に
バッテリー10の両端子10a,10bを短絡(低抵抗
で接続)させて大電流を流し、その時の所望の特徴量デ
ータを検出するもので、本発明では、従来の抵抗器に変
えてスイッチング素子であるトランジスタTrを用い、
そのコレクタとエミッタを両端子10a,10bに接続
している。そしてこのトランジスタTrのベースに駆動
手段たるパルス発生器15の出力を接続し、ベースに所
定の電圧を印加している時(パルスオン時)だけトラン
ジスタTrを導通してバッテリー10の端子間10a,
10bに放電電流が流れるようにしている。このパルス
発生器15は、開始スイッチSWを閉じることにより、
所定のデューティ比(本例では10%とした)からなる
矩形パルスが出力されるようになっている。そして、パ
ルス発生器15から出力されるパルスのデューティ比を
適宜変えることにより、単位時間あたりに流れる総電流
量(平均電流値)を所望の値に設定できるようになり、
実質的な抵抗値を調整できるが、実際の計測装置に実装
する場合には、デューティ比は所定の値で固定しても良
い。
【0016】さらに、バッテリー10の両端子間10
a,10bには、エンベロープ検波器16が接続され
て、上記トランジスタTrを介してバッテリー10が短
絡されている時の端子電圧を測定するようになってい
る。ここでエンベロープ検波器16を用いたのは、図2
に示すように、トランジスタTrをオン/オフする(同
図(A))ことにより、バッテリー10は短絡状態と開
放状態が交互に現われる。よって、単に電圧計を接続し
ただけでは、短絡電圧と開放電圧を交互に検出すること
になり安定しないので(同図(B)中実線で示す)、本
例では同図中一点鎖線で示すようにそのエンベロープを
検出することにより、係る現象を解消するためである。
a,10bには、エンベロープ検波器16が接続され
て、上記トランジスタTrを介してバッテリー10が短
絡されている時の端子電圧を測定するようになってい
る。ここでエンベロープ検波器16を用いたのは、図2
に示すように、トランジスタTrをオン/オフする(同
図(A))ことにより、バッテリー10は短絡状態と開
放状態が交互に現われる。よって、単に電圧計を接続し
ただけでは、短絡電圧と開放電圧を交互に検出すること
になり安定しないので(同図(B)中実線で示す)、本
例では同図中一点鎖線で示すようにそのエンベロープを
検出することにより、係る現象を解消するためである。
【0017】そして、このエンベロープ検波器16の出
力(電圧V)を内部抵抗算出部17に接続する。さら
に、バッテリー10からの放電電流(平均値)Iを検知
するための電流計測装置18をバッテリー10の正極端
子10aからのリード線に沿うように配置し、この電流
計測装置18の出力(放電電流I)も上記内部抵抗算出
部17に接続している。なお、この電流計測装置18
も、図示するように、通常の検流計18aに抵抗,コン
デンサを接続することにより、放電電流の平均値を求
め、それを内部抵抗算出部17に入力するようにしてい
る。
力(電圧V)を内部抵抗算出部17に接続する。さら
に、バッテリー10からの放電電流(平均値)Iを検知
するための電流計測装置18をバッテリー10の正極端
子10aからのリード線に沿うように配置し、この電流
計測装置18の出力(放電電流I)も上記内部抵抗算出
部17に接続している。なお、この電流計測装置18
も、図示するように、通常の検流計18aに抵抗,コン
デンサを接続することにより、放電電流の平均値を求
め、それを内部抵抗算出部17に入力するようにしてい
る。
【0018】内部抵抗算出部17は、与えられた放電電
流(平均値)Iと、計測開始当初の開放電圧Vo (トラ
ンジスタTrをオフ状態にしたままの状態におけるエン
ベロープ検波器16の出力)と一定時間放電電流を流し
た時のバッテリー10の端子電圧(短絡)Vs の差ΔV
(=Vo −Vs )を下記式に代入し、演算することによ
りバッテリー10の内部抵抗rを求めるようになってい
る。
流(平均値)Iと、計測開始当初の開放電圧Vo (トラ
ンジスタTrをオフ状態にしたままの状態におけるエン
ベロープ検波器16の出力)と一定時間放電電流を流し
た時のバッテリー10の端子電圧(短絡)Vs の差ΔV
(=Vo −Vs )を下記式に代入し、演算することによ
りバッテリー10の内部抵抗rを求めるようになってい
る。
【0019】r=ΔV/I すなわち、トランジスタTrのオン時における等価回路
は、図3に示すように表すことができる。ここで負荷R
は、トランジスタTrである。そして、この内部抵抗r
での電圧降下をΔVとすると、上記式により内部抵抗r
を簡単に求めることができる。そして、内部抵抗rに電
流の流れない開放状態における開放電圧Vo よりも、短
絡電圧Vs は上記ΔVだけ低い値となる。そこで、上記
のようにして内部抵抗rを求めるようにした。
は、図3に示すように表すことができる。ここで負荷R
は、トランジスタTrである。そして、この内部抵抗r
での電圧降下をΔVとすると、上記式により内部抵抗r
を簡単に求めることができる。そして、内部抵抗rに電
流の流れない開放状態における開放電圧Vo よりも、短
絡電圧Vs は上記ΔVだけ低い値となる。そこで、上記
のようにして内部抵抗rを求めるようにした。
【0020】ところで、バッテリー10を短絡した場合
には、直ぐに所定量(上記ΔVに相当する量)だけ電圧
降下をするのではなく、所定のカーブで電圧が低下し、
短絡状態を継続するとΔVだけ電圧降下した後、安定す
る(図4参照)。なお実際には、放電により電荷が放出
されるため、その後も低下する。
には、直ぐに所定量(上記ΔVに相当する量)だけ電圧
降下をするのではなく、所定のカーブで電圧が低下し、
短絡状態を継続するとΔVだけ電圧降下した後、安定す
る(図4参照)。なお実際には、放電により電荷が放出
されるため、その後も低下する。
【0021】そして、かかる電圧降下ΔVは、一定時間
平均電流Iを流し続けた時に低下するバッテリー10の
端子電圧の漸近値までの降下量(これがΔVとなる)で
あるため、係る漸近値になるまでの時間経過をまって端
子電圧Vs を求めてもよく、また、端子電圧Vs の降下
の状態(履歴)を検出し、漸近値を求めるようにしても
よい。そして、この内部抵抗算出部17で上記した所定
の演算処理を与えられたI,Vo ,Vs に基づいて行
い、算出した内部抵抗rを出力する。
平均電流Iを流し続けた時に低下するバッテリー10の
端子電圧の漸近値までの降下量(これがΔVとなる)で
あるため、係る漸近値になるまでの時間経過をまって端
子電圧Vs を求めてもよく、また、端子電圧Vs の降下
の状態(履歴)を検出し、漸近値を求めるようにしても
よい。そして、この内部抵抗算出部17で上記した所定
の演算処理を与えられたI,Vo ,Vs に基づいて行
い、算出した内部抵抗rを出力する。
【0022】内部抵抗−容量換算部12は、与えられた
内部抵抗rに基づいてそのときのバッテリーの残存容量
を求めるものである。具体的には、放電時の充電状態
(%)と内部抵抗の関係は、図5に示すような所定の相
関関係を有する。そこで与えられた内部抵抗rから上記
相関関係のグラフに基づいて充電状態を決定する。すな
わち、係る相関関係を格納したデータベースを設け、内
部抵抗rが与えられたなら係るデータベースを参照して
決定し、求めた残存容量を表示部13に出力するように
なっている。そして表示部13では、与えられた残存容
量を人間が理解できる形態で表示するようにしている。
内部抵抗rに基づいてそのときのバッテリーの残存容量
を求めるものである。具体的には、放電時の充電状態
(%)と内部抵抗の関係は、図5に示すような所定の相
関関係を有する。そこで与えられた内部抵抗rから上記
相関関係のグラフに基づいて充電状態を決定する。すな
わち、係る相関関係を格納したデータベースを設け、内
部抵抗rが与えられたなら係るデータベースを参照して
決定し、求めた残存容量を表示部13に出力するように
なっている。そして表示部13では、与えられた残存容
量を人間が理解できる形態で表示するようにしている。
【0023】ここでトランジスタにおける消費電力(発
熱)を考える。まず、従来の放電に用いる放電用抵抗器
の抵抗値を0.2Ω、バッテリーの端子間電圧を10V
とすると、消費電力は500Wとなり、また、放電電流
は50Aとなる。一方、同一の放電電流(平均値)をト
ランジスタTrで流すためには、放電電流が流れている
間は図6(A)に示すように断続するパルス波となって
おり、この電流が流れている間だけトランジスタTrに
電流が流れて発熱するので、実際に流れている時の電流
を500Aとすると、デューティ比を10%にすること
により回路中に流れる平均電流を50Aにすることがで
きる。これにより、単位時間あたりの放電容量は同じと
なる。
熱)を考える。まず、従来の放電に用いる放電用抵抗器
の抵抗値を0.2Ω、バッテリーの端子間電圧を10V
とすると、消費電力は500Wとなり、また、放電電流
は50Aとなる。一方、同一の放電電流(平均値)をト
ランジスタTrで流すためには、放電電流が流れている
間は図6(A)に示すように断続するパルス波となって
おり、この電流が流れている間だけトランジスタTrに
電流が流れて発熱するので、実際に流れている時の電流
を500Aとすると、デューティ比を10%にすること
により回路中に流れる平均電流を50Aにすることがで
きる。これにより、単位時間あたりの放電容量は同じと
なる。
【0024】一方、トランジスタTrのエミッタ−コレ
クタ間電圧Vce(=2V)は、同図(B)のようになる
ため、トランジスタでの消費電力は、同図(C)に示す
ように電流が流れている時は1000Wとなり、平均す
ると100Wとなる。よって、同一の放電容量を得るた
めに必要な消費電力は、トランジスタを用いた方が1/
5になり、発熱量も少なくなることがわかる。また、ト
ランジスタTr等は、従来の抵抗器に比し小さいため、
装置全体の小型化も図れる。
クタ間電圧Vce(=2V)は、同図(B)のようになる
ため、トランジスタでの消費電力は、同図(C)に示す
ように電流が流れている時は1000Wとなり、平均す
ると100Wとなる。よって、同一の放電容量を得るた
めに必要な消費電力は、トランジスタを用いた方が1/
5になり、発熱量も少なくなることがわかる。また、ト
ランジスタTr等は、従来の抵抗器に比し小さいため、
装置全体の小型化も図れる。
【0025】図7は、本発明の第2実施例を示してい
る。すなわち、本例ではパルス発生器15′から出力さ
れるパルス信号のデューティ比を可変に、放電状態に応
じて制御できるようにしている。すなわち、パルス発生
器15′に電流制御回路20を接続し、その電流制御回
路20から出力される制御信号(デューティ比を決定す
る)に基づいてパルス発生器15′から出力されるパル
スのデューティ比が調整されるようになっている。さら
にこの電流制御回路20には目的とする放電電流Io
(本例では50A)がセットされており、しかも、上記
電流計測装置18′を介して検出した放電電流(平均
値)Iが与えられるようになっている。そして、実際に
流れている放電電流Iと目的となる電流Ioとを比較
し、両者が異なる場合には、目的の電流Io になるよう
に電流制御回路20の出力を変えてパルス発生器15′
のデューティ比をフィードバック制御するようにしてい
る。
る。すなわち、本例ではパルス発生器15′から出力さ
れるパルス信号のデューティ比を可変に、放電状態に応
じて制御できるようにしている。すなわち、パルス発生
器15′に電流制御回路20を接続し、その電流制御回
路20から出力される制御信号(デューティ比を決定す
る)に基づいてパルス発生器15′から出力されるパル
スのデューティ比が調整されるようになっている。さら
にこの電流制御回路20には目的とする放電電流Io
(本例では50A)がセットされており、しかも、上記
電流計測装置18′を介して検出した放電電流(平均
値)Iが与えられるようになっている。そして、実際に
流れている放電電流Iと目的となる電流Ioとを比較
し、両者が異なる場合には、目的の電流Io になるよう
に電流制御回路20の出力を変えてパルス発生器15′
のデューティ比をフィードバック制御するようにしてい
る。
【0026】係る構成により、バッテリー10の放電電
流Iは、常に所定の電流値(一定)に保つことになるた
め、エンベロープ検波器16で検出したバッテリー10
の端子電圧を電圧−残存容量換算部21に与え、そこに
おいて図8に示す換算データ等に基づいてバッテリー1
0の残存容量を正確に計測することができる。なお、そ
の他の構成並びに作用効果は上記した第1実施例のもの
と同様であるため、その説明を省略する。
流Iは、常に所定の電流値(一定)に保つことになるた
め、エンベロープ検波器16で検出したバッテリー10
の端子電圧を電圧−残存容量換算部21に与え、そこに
おいて図8に示す換算データ等に基づいてバッテリー1
0の残存容量を正確に計測することができる。なお、そ
の他の構成並びに作用効果は上記した第1実施例のもの
と同様であるため、その説明を省略する。
【0027】なお、この第2実施例のように放電電流を
一定にするようにフィードバック制御すること無く、端
子電圧に基づいて残存容量を求めるようにしてももちろ
んよい。また、スイッチング素子としては、上記したト
ランジスタに限ること無く、パワーMOSFET等種々
のものを用いることができる。
一定にするようにフィードバック制御すること無く、端
子電圧に基づいて残存容量を求めるようにしてももちろ
んよい。また、スイッチング素子としては、上記したト
ランジスタに限ること無く、パワーMOSFET等種々
のものを用いることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るバッテリー
の残存容量計測装置では、所定のデューティ比でオン/
オフするトランジスタ等のスイッチング素子を介してバ
ッテリーを短絡して放電電流を流すようにしたため、同
じ放電電流を流したとしても、電力損失を少くすること
ができ、充電した電荷を無駄に消費することが抑制でき
る。その結果、発熱量を抑えることができ、火傷などを
生じるおそれもなく、また、それにともない冷却装置・
機構も不要となる。
の残存容量計測装置では、所定のデューティ比でオン/
オフするトランジスタ等のスイッチング素子を介してバ
ッテリーを短絡して放電電流を流すようにしたため、同
じ放電電流を流したとしても、電力損失を少くすること
ができ、充電した電荷を無駄に消費することが抑制でき
る。その結果、発熱量を抑えることができ、火傷などを
生じるおそれもなく、また、それにともない冷却装置・
機構も不要となる。
【図1】本発明に係るバッテリーの残存容量計測装置の
第1実施例を示すブロック図である。
第1実施例を示すブロック図である。
【図2】作用を説明するためのグラフである。
【図3】短絡状態における等価回路図である。
【図4】作用を説明するためのグラフである。
【図5】内部抵抗−残存容量換算部の機能を説明するグ
ラフである。
ラフである。
【図6】本実施例の効果を説明するためのグラフであ
る。
る。
【図7】本発明に係るバッテリーの残存容量計測装置の
第1実施例を示すブロック図である。
第1実施例を示すブロック図である。
【図8】端子電圧に対する残像容量の特性を示すグラフ
である。
である。
10 バッテリー 10a,10b 端子 11 内部抵抗計測部 12 内部抵抗−容量換算部 13 表示部 15,15′ パルス発生器 16 エンベロープ検波器 17 内部抵抗算出部 18,18′ 電流計測装置 20 電流制御回路 21 電圧−残像容量換算部 Tr トランジスタ(スイッチング素子)
Claims (4)
- 【請求項1】 バッテリーの両端子間を接続可能なトラ
ンジスタ等のスイッチング素子と、 前記スイッチング素子を所定のデューティ比でオン/オ
フさせる駆動手段と、 前記スイッチング素子がオンで前記バッテリーが放電し
ている時のバッテリーの端子電圧または内部抵抗を求め
る計測手段と、 前記計測手段により求められた前記端子電圧または内部
抵抗に基づいて前記バッテリーの残存容量を求める換算
手段とを備えたバッテリーの残存容量計測装置。 - 【請求項2】 前記内部抵抗を求める計測手段が、 端子電圧計測手段と、 前記バッテリの放電電流の平均値を計測する電流計測手
段と、 前記端子電圧計測手段により検出された開放電圧と短絡
電圧の差と、前記電流計測手段より検出された電流値と
に基づいて内部抵抗を算出する算出手段とを備えた請求
項1に記載のバッテリーの残存容量計測装置。 - 【請求項3】 前記端子電圧を求める計測手段、または
前記端子電圧計測手段が、エンベロープ検波器からなる
請求項1または2に記載のバッテリーの残存容量計測装
置。 - 【請求項4】 前記駆動手段が、 前記放電電流の平均値を計測する電流計測手段と、 前記電流計測手段で検出された放電電流と目的とする電
流とを比較し、前記放電電流が目的電流になるようにデ
ューティ比を制御する手段とを備えた請求項1〜3のい
ずれか1項に記載のバッテリーの残存容量計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5192708A JPH0727838A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | バッテリーの残存容量計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5192708A JPH0727838A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | バッテリーの残存容量計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0727838A true JPH0727838A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16295739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5192708A Withdrawn JPH0727838A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | バッテリーの残存容量計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727838A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013524751A (ja) * | 2010-03-30 | 2013-06-17 | コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 車両用の搭載電源網及び搭載電源網用の制御装置 |
| JP2017062131A (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | Ntn株式会社 | バッテリーチェッカー |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP5192708A patent/JPH0727838A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013524751A (ja) * | 2010-03-30 | 2013-06-17 | コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 車両用の搭載電源網及び搭載電源網用の制御装置 |
| JP2017062131A (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | Ntn株式会社 | バッテリーチェッカー |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4215171B2 (ja) | 電池容量検出方法 | |
| EP1619512B1 (en) | Device and method for the determination of the internal resistance of a batterie | |
| JP3210390B2 (ja) | バッテリの充電装置および充電方法 | |
| JPH09233725A (ja) | 急速充電回路 | |
| JP3192794B2 (ja) | 鉛蓄電池の劣化判定方法及び劣化判定器 | |
| JPWO1998056059A1 (ja) | 電池の容量検出方法、電池パック及び電子機器システム | |
| JP2000121710A (ja) | バックアップ電源用電池管理装置およびそれに用いる二次電池の劣化診断方法 | |
| JPH0338689B2 (ja) | ||
| JP7042413B2 (ja) | 内部抵抗検出装置及び電源装置 | |
| EP1835297A1 (en) | A method and device for determining characteristics of an unknown battery | |
| JPH0817477A (ja) | 二次電池の容量推定方法、劣化診断方法、及び充電装置 | |
| EP1037065A1 (en) | Battery charge monitor for a electronic appliance | |
| JP2005517962A (ja) | 電池駆動装置の平均電流消費量の測定方法および回路装置 | |
| JP5554310B2 (ja) | 内部抵抗測定装置および内部抵抗測定方法 | |
| JP3543579B2 (ja) | 二次電池の充放電電流検出方法及び装置 | |
| JP3204091B2 (ja) | 充放電電流測定装置 | |
| JP3583540B2 (ja) | 容量性素子の等価直列抵抗測定方法および等価直列抵抗測定装置 | |
| JPH06342045A (ja) | バッテリーの寿命計測装置 | |
| JP2003017139A (ja) | 電池の残量計測装置 | |
| US5530361A (en) | Method and apparatus for measuring the state of charge of an electrochemical cell pulse producing a high discharge current | |
| JP2001242204A (ja) | コンデンサの直流抵抗測定方法及びその装置 | |
| JPH0779535A (ja) | 電池残存容量検知方式 | |
| JP3842877B2 (ja) | 抵抗測定装置 | |
| JP3049920B2 (ja) | 電池残量表示装置 | |
| KR0151494B1 (ko) | 충전 가능한 배터리의 충전 모드 변환 회로 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |