JPH07278459A - モノアゾレーキ顔料組成物及びグラビアインキ - Google Patents
モノアゾレーキ顔料組成物及びグラビアインキInfo
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- JPH07278459A JPH07278459A JP7079794A JP7079794A JPH07278459A JP H07278459 A JPH07278459 A JP H07278459A JP 7079794 A JP7079794 A JP 7079794A JP 7079794 A JP7079794 A JP 7079794A JP H07278459 A JPH07278459 A JP H07278459A
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- rosin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】グラビアインキに使用すると耐ソワリング性が
良好になる顔料組成物およびそれを用いたグラビアイン
キを提供する。 【構成】可溶性基を有する芳香族アミンをジアゾ化した
ジアゾ成分とカップラー成分であるβ−オキシナフトエ
酸もしくはβ−ナフトールとをカップリングし、カップ
リングと同時に、またはカップリング後にカルシウムレ
ーキ化してなるモノアゾレーキ顔料にロジンアルミニウ
ム塩粉末を添加することを特徴とするモノアゾレーキ顔
料組成物および該顔料組成物をグラビアインキビヒクル
に分散させてなるグラビアインキ。
良好になる顔料組成物およびそれを用いたグラビアイン
キを提供する。 【構成】可溶性基を有する芳香族アミンをジアゾ化した
ジアゾ成分とカップラー成分であるβ−オキシナフトエ
酸もしくはβ−ナフトールとをカップリングし、カップ
リングと同時に、またはカップリング後にカルシウムレ
ーキ化してなるモノアゾレーキ顔料にロジンアルミニウ
ム塩粉末を添加することを特徴とするモノアゾレーキ顔
料組成物および該顔料組成物をグラビアインキビヒクル
に分散させてなるグラビアインキ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモノアゾレーキ顔料組成
物に関し、特にグラビアインキに用いた場合、耐ソワリ
ング性が良好である顔料組成物に関する。
物に関し、特にグラビアインキに用いた場合、耐ソワリ
ング性が良好である顔料組成物に関する。
【0002】
【従来技術】従来、モノアゾカルシウムレーキ顔料であ
るC.I.ピグメントレッド57:1(以下57:1と
いう)、C.I.ピグメントレッド48:2(以下4
8:2という)及びC.I.ピグメントレッド49:2
(以下49:2という)はグラビアインキ用顔料として
広く用いられている。グラビアインキの中で包装用グラ
ビアインキはポリウレタンワニスを用いることがあり、
これらの顔料を使用して製造したウレタンインキは水に
よる印刷トラブルを起こすことは知られている。水によ
る印刷トラブルは一般にはソワリングとよばれている。
ソワリングは印刷時に溶剤の気化による冷却で、空気中
の水分が凝結してインキ中に混入しインキの粘度の上
昇、光沢の減少、色相の変化を起こす現象で、ポリウレ
タンワニスでは顕著に起こる現象である。耐ソワリング
性に優れた溶性アゾ顔料の製造法として、特公平5−7
5030号公報には顔料スラリーに、ポリエステル樹脂
をキシレンに溶解後水を加えてエマルション化したもの
を加えて顔料表面をポリエステル樹脂でコーティングす
る方法が提案されている。しかしながら、この方法では
キシレンによる他の品質の劣化が問題である。また特開
平3−43462号公報には、耐ソワリング改良のため
にアゾレーキ顔料のスラリーに水可溶性のアルミニウム
塩をpH3〜6の範囲で表面処理することが提案されて
いる。しかしながら、この方法によれば、確かに耐ソワ
リング性は改良されるが、このpH範囲内においては取
り出し粘度が異常に高くなり他の品質に悪い影響を与え
ている。特開平3−163169号公報にはモノアゾレ
ーキ顔料とロジン水可溶塩との混合物に、ロジン不溶化
用金属の金属塩を添加し、pHを4.0〜11.5に調
整し、上記ロジンに結合した金属のみを置換することよ
りなるロジン処理を施してなるモノアゾレーキ顔料の製
造法が提案されている。しかしながら、この方法はロジ
ン不溶化用金属の金属塩として用いた水溶性のアルミニ
ウム塩はpH3〜10の範囲では水酸化アルミニウムに
なりロジンとの置換率は低くまたこの水酸化アルミニウ
ムは粘度上昇の要因となってしまい、一方、pH10以
上のアルカリ領域では水酸化アルミニウムは形成されな
いにもかかわらず耐ソワリング性も改良されなかった。
また特開平1−104663号公報にはアルカリ土類金
属レーキ顔料のレーキ化金属をストロンチウムに置換さ
せてポリウレタン系ワニスで分散後の取り出し粘度(流
動性)、貯蔵安定性を改良させる製造法が提示されてい
るが耐ソワリング性は改良されていない。
るC.I.ピグメントレッド57:1(以下57:1と
いう)、C.I.ピグメントレッド48:2(以下4
8:2という)及びC.I.ピグメントレッド49:2
(以下49:2という)はグラビアインキ用顔料として
広く用いられている。グラビアインキの中で包装用グラ
ビアインキはポリウレタンワニスを用いることがあり、
これらの顔料を使用して製造したウレタンインキは水に
よる印刷トラブルを起こすことは知られている。水によ
る印刷トラブルは一般にはソワリングとよばれている。
ソワリングは印刷時に溶剤の気化による冷却で、空気中
の水分が凝結してインキ中に混入しインキの粘度の上
昇、光沢の減少、色相の変化を起こす現象で、ポリウレ
タンワニスでは顕著に起こる現象である。耐ソワリング
性に優れた溶性アゾ顔料の製造法として、特公平5−7
5030号公報には顔料スラリーに、ポリエステル樹脂
をキシレンに溶解後水を加えてエマルション化したもの
を加えて顔料表面をポリエステル樹脂でコーティングす
る方法が提案されている。しかしながら、この方法では
キシレンによる他の品質の劣化が問題である。また特開
平3−43462号公報には、耐ソワリング改良のため
にアゾレーキ顔料のスラリーに水可溶性のアルミニウム
塩をpH3〜6の範囲で表面処理することが提案されて
いる。しかしながら、この方法によれば、確かに耐ソワ
リング性は改良されるが、このpH範囲内においては取
り出し粘度が異常に高くなり他の品質に悪い影響を与え
ている。特開平3−163169号公報にはモノアゾレ
ーキ顔料とロジン水可溶塩との混合物に、ロジン不溶化
用金属の金属塩を添加し、pHを4.0〜11.5に調
整し、上記ロジンに結合した金属のみを置換することよ
りなるロジン処理を施してなるモノアゾレーキ顔料の製
造法が提案されている。しかしながら、この方法はロジ
ン不溶化用金属の金属塩として用いた水溶性のアルミニ
ウム塩はpH3〜10の範囲では水酸化アルミニウムに
なりロジンとの置換率は低くまたこの水酸化アルミニウ
ムは粘度上昇の要因となってしまい、一方、pH10以
上のアルカリ領域では水酸化アルミニウムは形成されな
いにもかかわらず耐ソワリング性も改良されなかった。
また特開平1−104663号公報にはアルカリ土類金
属レーキ顔料のレーキ化金属をストロンチウムに置換さ
せてポリウレタン系ワニスで分散後の取り出し粘度(流
動性)、貯蔵安定性を改良させる製造法が提示されてい
るが耐ソワリング性は改良されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記で列挙
した製造法とは異なり他の品質適性を損なうことなく耐
ソワリング性が良好になる顔料組成物およびそれを用い
たグラビアインキを提供するものである。
した製造法とは異なり他の品質適性を損なうことなく耐
ソワリング性が良好になる顔料組成物およびそれを用い
たグラビアインキを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は可溶
性基を有する芳香族アミンをジアゾ化したジアゾ成分と
カップラー成分であるβ−オキシナフトエ酸もしくはβ
−ナフトールとをカップリングし、カップリングと同時
に、またはカップリング後にカルシウムレーキ化してな
るモノアゾレーキ顔料にロジンアルミニウム塩粉末を添
加することを特徴とするモノアゾレーキ顔料組成物に関
する。
性基を有する芳香族アミンをジアゾ化したジアゾ成分と
カップラー成分であるβ−オキシナフトエ酸もしくはβ
−ナフトールとをカップリングし、カップリングと同時
に、またはカップリング後にカルシウムレーキ化してな
るモノアゾレーキ顔料にロジンアルミニウム塩粉末を添
加することを特徴とするモノアゾレーキ顔料組成物に関
する。
【0005】本発明のモノアゾカルシウムレーキ顔料で
ある57:1はジアゾ成分としてp−トルイジン−m−
スルホン酸、カップラー成分としてβ−オキシナフトエ
酸、レーキ化剤としてカルシウム塩を用い、48:2は
ジアゾ成分として1−アミノ−4−メチル−5−クロロ
ベンゼン−2−スルホン酸、カップラー成分としてβ─
オキシナフトエ酸、レーキ化剤としてカルシウム塩を用
いる。49:2はジアゾ成分としてトビアス酸、カップ
ラー成分としてβ─ナフトール、レーキ化剤としてカル
シウム塩を用いる。本発明のモノアゾカルシウムレーキ
顔料は従来、公知のモノアゾレーキ顔料の製造方法に準
じて行うことができる。すなわち可溶性基を有する芳香
族アミンを常法に従ってジアゾ化し、一方、上述のカッ
プラー成分を常法に従い、カップリング液を調整し、両
者を常法に従ってカップリングし、染料をカルシウム塩
によりレ─キ化するか、あるいはジアゾ成分及びまたは
カップラー成分に予めカルシウム塩を加えておきカップ
リングする。なお、分散剤、結晶成長防止剤として効果
を有するロジンはロジンのナトリウム塩、アンモニウム
塩等の水可溶塩として、予め、カップラー中、または染
料中に添加しておく。このカップリングスラリーを80
℃まで加熱攪拌し、30分放置後に濾過、水洗する。得
られた水を含むウェットケーキを80℃〜100℃、1
5〜20時間かけて乾燥し水分を取り除く。この乾燥顔
料を粉砕機で粉砕してパウダー状にする。
ある57:1はジアゾ成分としてp−トルイジン−m−
スルホン酸、カップラー成分としてβ−オキシナフトエ
酸、レーキ化剤としてカルシウム塩を用い、48:2は
ジアゾ成分として1−アミノ−4−メチル−5−クロロ
ベンゼン−2−スルホン酸、カップラー成分としてβ─
オキシナフトエ酸、レーキ化剤としてカルシウム塩を用
いる。49:2はジアゾ成分としてトビアス酸、カップ
ラー成分としてβ─ナフトール、レーキ化剤としてカル
シウム塩を用いる。本発明のモノアゾカルシウムレーキ
顔料は従来、公知のモノアゾレーキ顔料の製造方法に準
じて行うことができる。すなわち可溶性基を有する芳香
族アミンを常法に従ってジアゾ化し、一方、上述のカッ
プラー成分を常法に従い、カップリング液を調整し、両
者を常法に従ってカップリングし、染料をカルシウム塩
によりレ─キ化するか、あるいはジアゾ成分及びまたは
カップラー成分に予めカルシウム塩を加えておきカップ
リングする。なお、分散剤、結晶成長防止剤として効果
を有するロジンはロジンのナトリウム塩、アンモニウム
塩等の水可溶塩として、予め、カップラー中、または染
料中に添加しておく。このカップリングスラリーを80
℃まで加熱攪拌し、30分放置後に濾過、水洗する。得
られた水を含むウェットケーキを80℃〜100℃、1
5〜20時間かけて乾燥し水分を取り除く。この乾燥顔
料を粉砕機で粉砕してパウダー状にする。
【0006】ロジンアルミニウム塩はロジンのナトリウ
ム塩水溶液に硫酸アルミニウム等のアルミニウム塩を当
量添加して合成する。不溶化を充分に行うためにはこの
溶液を加熱攪拌することが望ましい。水可溶性のアルミ
ニウム塩であれば特にアルミニウム塩の種類は問わな
い。このロジンアルミニウム塩のスラリーを濾過、水洗
する。得られた水をふくむウェットケーキを80℃〜1
00℃15〜20時間かけて乾燥し水分を取り除く。こ
の乾燥物を粉砕機で粉砕してパウダー状にする。粉末の
平均粒径は、0.5〜500μmが好ましい。用いるロ
ジンはガムロジン、重合ロジン、不均化ロジン、水添ロ
ジン、マレイン化ロジン、フマール化ロジン、ウッドロ
ジン、トール油ロジン等である。57:1、48:2及
び49:2に添加するロジンアルミニウム塩は0.1〜
50重量%、好ましくは1〜15重量%であり、より好
ましくは5〜9重量%である。また添加方法も顔料スラ
リー中に添加してもかまわないがハンドリングを考慮に
いれるとドライブレンドのほうが望ましい。この塩の添
加量が多いとインキ化後の取り出し粘度が上昇する。
ム塩水溶液に硫酸アルミニウム等のアルミニウム塩を当
量添加して合成する。不溶化を充分に行うためにはこの
溶液を加熱攪拌することが望ましい。水可溶性のアルミ
ニウム塩であれば特にアルミニウム塩の種類は問わな
い。このロジンアルミニウム塩のスラリーを濾過、水洗
する。得られた水をふくむウェットケーキを80℃〜1
00℃15〜20時間かけて乾燥し水分を取り除く。こ
の乾燥物を粉砕機で粉砕してパウダー状にする。粉末の
平均粒径は、0.5〜500μmが好ましい。用いるロ
ジンはガムロジン、重合ロジン、不均化ロジン、水添ロ
ジン、マレイン化ロジン、フマール化ロジン、ウッドロ
ジン、トール油ロジン等である。57:1、48:2及
び49:2に添加するロジンアルミニウム塩は0.1〜
50重量%、好ましくは1〜15重量%であり、より好
ましくは5〜9重量%である。また添加方法も顔料スラ
リー中に添加してもかまわないがハンドリングを考慮に
いれるとドライブレンドのほうが望ましい。この塩の添
加量が多いとインキ化後の取り出し粘度が上昇する。
【0007】本発明において用いるグラビアインキはウ
レタン樹脂、塩酢ビ─ウレタン樹脂を用いるポリウレタ
ン系グラビアインキであり、有機溶剤としてはトルエ
ン、メチルエチルケトン、イソプロピルアルコール(以
下IPAという)などの一種または二種以上である。5
7:1、48:2及び49:2の顔料はカルシウムでレ
ーキ化されている。一般にこのカルシウム塩は最大で3
つの結晶水を持つことは知られている。水中及び水分の
高い雰囲気では57:1は3つの結晶水を持つα形で存
在し、80℃付近で結晶水を2個放出してβ形に変化す
る。従って乾燥顔料はウェットケーキから水分を除去す
る間にα形からβ形に変化する。このβ形の結晶構造で
この顔料はインキとして用いられている。ところが印刷
時に溶剤の気化による冷却で、空気中の水分が凝結して
インキ中に混入してこのβ形の結晶構造はいとも簡単に
α形に変化してしまい、インキの粘度の上昇、光沢の減
少、色相の変化を起こす、いわゆるソワリング現象が発
生する。本発明で用いたロジンアルミニウム塩はグラビ
アインキ中で分散粒子の表面に強固に吸着し水分の攻撃
を防ぐバリアーとして働き、β形からα形への変化を最
小限度に抑え、耐ソワリング性が改良されたものと思わ
れる。
レタン樹脂、塩酢ビ─ウレタン樹脂を用いるポリウレタ
ン系グラビアインキであり、有機溶剤としてはトルエ
ン、メチルエチルケトン、イソプロピルアルコール(以
下IPAという)などの一種または二種以上である。5
7:1、48:2及び49:2の顔料はカルシウムでレ
ーキ化されている。一般にこのカルシウム塩は最大で3
つの結晶水を持つことは知られている。水中及び水分の
高い雰囲気では57:1は3つの結晶水を持つα形で存
在し、80℃付近で結晶水を2個放出してβ形に変化す
る。従って乾燥顔料はウェットケーキから水分を除去す
る間にα形からβ形に変化する。このβ形の結晶構造で
この顔料はインキとして用いられている。ところが印刷
時に溶剤の気化による冷却で、空気中の水分が凝結して
インキ中に混入してこのβ形の結晶構造はいとも簡単に
α形に変化してしまい、インキの粘度の上昇、光沢の減
少、色相の変化を起こす、いわゆるソワリング現象が発
生する。本発明で用いたロジンアルミニウム塩はグラビ
アインキ中で分散粒子の表面に強固に吸着し水分の攻撃
を防ぐバリアーとして働き、β形からα形への変化を最
小限度に抑え、耐ソワリング性が改良されたものと思わ
れる。
【0008】
【実施例】以下実施例をあげて本発明を具体的に説明す
る。実施例において「部」は全て重量部を示し、「%」
は全て重量%を示す。 実施例1 p−トルイジン−m−スルホン酸18.7部を水300
部および水酸化ナトリウム4部に溶解させる。35%塩
酸25部を加え、酸析後、氷200部を加えて0℃に冷
却する。水25部に溶解した亜硝酸ソーダ7部を加え、
5℃以下で30分攪拌したものをジアゾ成分とする。一
方、β−オキシナフトエ酸18.8部を、水1500
部、水酸化ナトリウム11部に溶解させ、15℃に冷却
したものをカップラー成分とする。カップラー成分にジ
アゾ成分を20分要して滴下してカップリング反応を行
う。30分攪拌後、10%ロジンソープ43部(色素分
に対し10%)を加え、1%水酸化ナトリウム水溶液で
pH11.0に調整する。次に35%塩化カルシウム水
溶液58部を加え、1時間攪拌し、レーキ化反応を完結
させる。80℃に加熱、30分放置する。濾過、水洗し
て未反応の原料及び塩を除去する。乾燥機で80℃、2
0時間乾燥させて水分を除去し乾燥顔料を得た。この乾
燥顔料を粉砕してパウダー状にした。ロジンアルミニウ
ム塩は荒川化学製20Nロジン(固形分20%)30.
2部に硫酸アルミニウム18水和物2.2部添加し、8
0℃まで加熱攪拌した。このスラリーを濾過、水洗し
た。乾燥機で80℃、20時間乾燥させて水分を除去し
た。粉砕してパウダー状にした。このロジンアルミニウ
ム塩を57:1の顔料に7%添加し、混合した。
る。実施例において「部」は全て重量部を示し、「%」
は全て重量%を示す。 実施例1 p−トルイジン−m−スルホン酸18.7部を水300
部および水酸化ナトリウム4部に溶解させる。35%塩
酸25部を加え、酸析後、氷200部を加えて0℃に冷
却する。水25部に溶解した亜硝酸ソーダ7部を加え、
5℃以下で30分攪拌したものをジアゾ成分とする。一
方、β−オキシナフトエ酸18.8部を、水1500
部、水酸化ナトリウム11部に溶解させ、15℃に冷却
したものをカップラー成分とする。カップラー成分にジ
アゾ成分を20分要して滴下してカップリング反応を行
う。30分攪拌後、10%ロジンソープ43部(色素分
に対し10%)を加え、1%水酸化ナトリウム水溶液で
pH11.0に調整する。次に35%塩化カルシウム水
溶液58部を加え、1時間攪拌し、レーキ化反応を完結
させる。80℃に加熱、30分放置する。濾過、水洗し
て未反応の原料及び塩を除去する。乾燥機で80℃、2
0時間乾燥させて水分を除去し乾燥顔料を得た。この乾
燥顔料を粉砕してパウダー状にした。ロジンアルミニウ
ム塩は荒川化学製20Nロジン(固形分20%)30.
2部に硫酸アルミニウム18水和物2.2部添加し、8
0℃まで加熱攪拌した。このスラリーを濾過、水洗し
た。乾燥機で80℃、20時間乾燥させて水分を除去し
た。粉砕してパウダー状にした。このロジンアルミニウ
ム塩を57:1の顔料に7%添加し、混合した。
【0009】比較例1a 上記57:1のレーキ化終了後の顔料スラリーに硫酸ア
ルミニウム18水和物1.1部添加し、スラリーをpH
4に調整した他は57:1と同様にして製造した。この
方法によりアゾレーキ顔料を水中にてpH3〜6の条件
下で水可溶性のアルミニウム塩により表面処理した。 比較例1b 上記57:1のレーキ化終了後の顔料スラリーに塩化ス
トロンチウム6水和物12.5部添加した他は57:1
と同様にして製造した。この方法により顔料のカルシウ
ムレーキの一部をストロンチウムと置換した。次に上記
で得られた4つの顔料57:1、57:1にロジンアル
ミニウム塩を7%添加したもの、比較例1a及び比較例
1bをグラビアテストした。ポリウレタンワニス40
部、メチルエチルケトン20部、トルエン25部、イソ
プロピルアルコール(IPA)5部、顔料10部、アル
ミナビーズ150gを225mlマヨネーズビンに仕込
み、ペイントコンディショナーで1時間振とうし、グラ
ビアインキを4つ作成した。
ルミニウム18水和物1.1部添加し、スラリーをpH
4に調整した他は57:1と同様にして製造した。この
方法によりアゾレーキ顔料を水中にてpH3〜6の条件
下で水可溶性のアルミニウム塩により表面処理した。 比較例1b 上記57:1のレーキ化終了後の顔料スラリーに塩化ス
トロンチウム6水和物12.5部添加した他は57:1
と同様にして製造した。この方法により顔料のカルシウ
ムレーキの一部をストロンチウムと置換した。次に上記
で得られた4つの顔料57:1、57:1にロジンアル
ミニウム塩を7%添加したもの、比較例1a及び比較例
1bをグラビアテストした。ポリウレタンワニス40
部、メチルエチルケトン20部、トルエン25部、イソ
プロピルアルコール(IPA)5部、顔料10部、アル
ミナビーズ150gを225mlマヨネーズビンに仕込
み、ペイントコンディショナーで1時間振とうし、グラ
ビアインキを4つ作成した。
【0010】ソワリングテストは先に作成したグラビア
インキに水3%添加してオーブン中で50℃、3日熱処
理した。ロジンアルミニウム塩を添加した顔料は未添加
の顔料と比較して光沢の減少、粘度の上昇、色相の変化
が小さく、耐ソワリング性は良好であり、他のインキ品
質も著しく低下しなかった。また比較例1aは耐ソワリ
ング性は改良されたが取り出し粘度が著しく高かった。
比較例1bは耐ソワリング性は改良されなかった。以上
の結果を表1にまとめた。
インキに水3%添加してオーブン中で50℃、3日熱処
理した。ロジンアルミニウム塩を添加した顔料は未添加
の顔料と比較して光沢の減少、粘度の上昇、色相の変化
が小さく、耐ソワリング性は良好であり、他のインキ品
質も著しく低下しなかった。また比較例1aは耐ソワリ
ング性は改良されたが取り出し粘度が著しく高かった。
比較例1bは耐ソワリング性は改良されなかった。以上
の結果を表1にまとめた。
【0011】
【表1】
【0012】・取り出し粘度はBM型粘度計で25℃、6rpm
/60rpmの値で単位cps ・着色力は白インキで濃色インキをカット後目視で判定 ・光沢は濃色インキをNo.4バーコーターでトリアセテー
トフィルムに展色したもをデジタル変角光沢計( スガ試
験機社製) を用いて測定した。 ・色相は測色計( 日本電色製) のマンセル値でこの値が
多い程黄味になる。
/60rpmの値で単位cps ・着色力は白インキで濃色インキをカット後目視で判定 ・光沢は濃色インキをNo.4バーコーターでトリアセテー
トフィルムに展色したもをデジタル変角光沢計( スガ試
験機社製) を用いて測定した。 ・色相は測色計( 日本電色製) のマンセル値でこの値が
多い程黄味になる。
【0013】実施例2 48:2はp−トルイジン−m−スルホン酸18.7部
に代えて1−アミノ−−4−メチル−5−クロロベンゼ
ン−2−スルホン酸22.1部にした他は57:1と同
様にして製造した。ロジンアルミニウム塩は荒川化学製
サイズパインE(フマール化ロジンで固形分30%)4
1.8部に塩化アルミニウム6水和物7.2部添加し、
80℃まで加熱攪拌した。このスラリーを濾過、水洗し
た。乾燥機で80℃、20時間乾燥させて水分を除去し
た。粉砕してパウダー状にした。このロジンアルミニウ
ム塩を48:2の顔料に8%添加し、混合した。
に代えて1−アミノ−−4−メチル−5−クロロベンゼ
ン−2−スルホン酸22.1部にした他は57:1と同
様にして製造した。ロジンアルミニウム塩は荒川化学製
サイズパインE(フマール化ロジンで固形分30%)4
1.8部に塩化アルミニウム6水和物7.2部添加し、
80℃まで加熱攪拌した。このスラリーを濾過、水洗し
た。乾燥機で80℃、20時間乾燥させて水分を除去し
た。粉砕してパウダー状にした。このロジンアルミニウ
ム塩を48:2の顔料に8%添加し、混合した。
【0014】比較例2a 上記48:2のレーキ化終了後の顔料スラリーに塩化ア
ルミニウム6水和物2.8部添加し、スラリーをpH3
に調整した他は48:2と同様にして製造した。この方
法によりアゾレーキ顔料を水中にてpH3〜6の条件で
水可溶性のアルミニウム塩により表面処理した。 比較例2b 上記48:2のレーキ化終了後の顔料スラリーに塩化ス
トロンチウム6水和物13.5部添加した他は57:1
と同様にして製造した。この方法により顔料のカルシウ
ムレーキの一部をストロンチウムと置換した。次に上記
で得られた4つの顔料48:2及び48:2にロジンア
ルミニウム塩を8%添加したものをグラビアテストし
た。塩酢ビ−ウレタンワニス40部、メチルエチルケト
ン20部、トルエン25部、IPA5部、顔料10部、
アルミナビーズ150gを225mlマヨネーズビンに仕
込み、ペイントコンディショナーで1時間振とうし、グ
ラビアインキを4つ作成した。ソワリングテストは先に
作成したグラビアインキに水3%添加してオーブン中で
50℃、3日熱処理した。ロジンアルミニウム塩を添加
した顔料は未添加の顔料と比較して光沢の減少、粘度の
上昇、色相の変化が小さく、耐ソワリング性は良好であ
り、他のインキ品質も著しく低下しなかった。また比較
例2aは耐ソワリング性は改良されたが取り出し粘度が
著しく高かった。比較例2bは耐ソワリング性は改良さ
れなかった。以上の結果を表2にまとめた。
ルミニウム6水和物2.8部添加し、スラリーをpH3
に調整した他は48:2と同様にして製造した。この方
法によりアゾレーキ顔料を水中にてpH3〜6の条件で
水可溶性のアルミニウム塩により表面処理した。 比較例2b 上記48:2のレーキ化終了後の顔料スラリーに塩化ス
トロンチウム6水和物13.5部添加した他は57:1
と同様にして製造した。この方法により顔料のカルシウ
ムレーキの一部をストロンチウムと置換した。次に上記
で得られた4つの顔料48:2及び48:2にロジンア
ルミニウム塩を8%添加したものをグラビアテストし
た。塩酢ビ−ウレタンワニス40部、メチルエチルケト
ン20部、トルエン25部、IPA5部、顔料10部、
アルミナビーズ150gを225mlマヨネーズビンに仕
込み、ペイントコンディショナーで1時間振とうし、グ
ラビアインキを4つ作成した。ソワリングテストは先に
作成したグラビアインキに水3%添加してオーブン中で
50℃、3日熱処理した。ロジンアルミニウム塩を添加
した顔料は未添加の顔料と比較して光沢の減少、粘度の
上昇、色相の変化が小さく、耐ソワリング性は良好であ
り、他のインキ品質も著しく低下しなかった。また比較
例2aは耐ソワリング性は改良されたが取り出し粘度が
著しく高かった。比較例2bは耐ソワリング性は改良さ
れなかった。以上の結果を表2にまとめた。
【0015】
【表2】
【0016】実施例3 49:2はp−トルイジン−m−スルホン酸18.7部
に代えてトビアス酸22.3部、β−オキシナフトエ酸
に代えてβ−ナフトール14.4にした他は57:1と
同様にして製造した。ロジンアルミニウム塩はハーキュ
レス社製ダイマレックスレジン60.4部を水300
部、水酸化ナトリウム8部と共に加熱溶解させこれに塩
化アルミニウム6水和物7.2部添加し、80℃まで加
熱攪拌した。このスラリーを濾過、水洗した。乾燥機で
80℃、20時間乾燥させて水分を除去した。粉砕して
パウダー状にした。このロジンアルミニウム塩を49:
2の顔料に9%添加し、混合した。
に代えてトビアス酸22.3部、β−オキシナフトエ酸
に代えてβ−ナフトール14.4にした他は57:1と
同様にして製造した。ロジンアルミニウム塩はハーキュ
レス社製ダイマレックスレジン60.4部を水300
部、水酸化ナトリウム8部と共に加熱溶解させこれに塩
化アルミニウム6水和物7.2部添加し、80℃まで加
熱攪拌した。このスラリーを濾過、水洗した。乾燥機で
80℃、20時間乾燥させて水分を除去した。粉砕して
パウダー状にした。このロジンアルミニウム塩を49:
2の顔料に9%添加し、混合した。
【0017】比較例3a 上記49:2のレーキ化終了後の顔料スラリーに塩化ア
ルミニウム6水和物2.6部添加し、スラリーをpH1
0に調整した他は57:1と同様にして製造した。この
方法によりアゾレーキ顔料を水中にてアルカリの条件下
で水可溶性のアルミニウム塩により表面処理した。 比較例3b 上記49:2のレーキ化終了後の顔料スラリーに塩化ス
トロンチウム6水和物11.7部添加した他は57:1
と同様にして製造した。この方法により顔料のカルシウ
ムレーキの一部をストロンチウムと置換した。次に上記
で得られた4つの顔料49:2及び49:2にロジンア
ルミニウム塩を9%添加したものをグラビアテストし
た。ウレタンワニス40部、メチルエチルケトン20
部、トルエン25部、IPA5部、顔料10部、アルミ
ナビーズ150gを225mlマヨネーズビンに仕込み、
ペイントコンディショナーで1 時間振とうし、グラビア
インキを4つ作成した。ソワリングテストは先に作成し
たグラビアインキに水3%添加してオーブン中で50
℃、3日熱処理した。ロジンアルミニウム塩を添加した
顔料は未添加の顔料と比較して光沢の減少、粘度の上
昇、色相の変化が小さく、耐ソワリング性は良好であ
り、他のインキ品質も著しく低下しなかった。また比較
例3aは取り出し粘度は低かったが耐ソワリン性は改良
されなかった。比較例3bは耐ソワリング性は改良され
なかった。以上の結果を表3にまとめた。
ルミニウム6水和物2.6部添加し、スラリーをpH1
0に調整した他は57:1と同様にして製造した。この
方法によりアゾレーキ顔料を水中にてアルカリの条件下
で水可溶性のアルミニウム塩により表面処理した。 比較例3b 上記49:2のレーキ化終了後の顔料スラリーに塩化ス
トロンチウム6水和物11.7部添加した他は57:1
と同様にして製造した。この方法により顔料のカルシウ
ムレーキの一部をストロンチウムと置換した。次に上記
で得られた4つの顔料49:2及び49:2にロジンア
ルミニウム塩を9%添加したものをグラビアテストし
た。ウレタンワニス40部、メチルエチルケトン20
部、トルエン25部、IPA5部、顔料10部、アルミ
ナビーズ150gを225mlマヨネーズビンに仕込み、
ペイントコンディショナーで1 時間振とうし、グラビア
インキを4つ作成した。ソワリングテストは先に作成し
たグラビアインキに水3%添加してオーブン中で50
℃、3日熱処理した。ロジンアルミニウム塩を添加した
顔料は未添加の顔料と比較して光沢の減少、粘度の上
昇、色相の変化が小さく、耐ソワリング性は良好であ
り、他のインキ品質も著しく低下しなかった。また比較
例3aは取り出し粘度は低かったが耐ソワリン性は改良
されなかった。比較例3bは耐ソワリング性は改良され
なかった。以上の結果を表3にまとめた。
【0018】
【表3】
【0019】
【発明の効果】57:1、48:2及び49:2に代表
されるモノアゾレーキ顔料にロジンアルミニウム塩粉末
を添加した顔料組成物をグラビアインキとすることで印
刷時での耐ソワリング性が良好となった。
されるモノアゾレーキ顔料にロジンアルミニウム塩粉末
を添加した顔料組成物をグラビアインキとすることで印
刷時での耐ソワリング性が良好となった。
Claims (4)
- 【請求項1】 可溶性基を有する芳香族アミンをジアゾ
化したジアゾ成分とカップラー成分であるβ−オキシナ
フトエ酸もしくはβ−ナフトールとをカップリングし、
カップリングと同時に、またはカップリング後にカルシ
ウムレーキ化してなるモノアゾレーキ顔料にロジンアル
ミニウム塩粉末を添加することを特徴とするモノアゾレ
ーキ顔料組成物。 - 【請求項2】 モノアゾレーキ顔料が、C.I.ピグメ
ントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド48:
2及びC.I.ピグメントレッド49:2から選ばれる
少なくとも1種である請求項1記載のモノアゾれーき顔
料組成物。 - 【請求項3】 ロジンアルミニウム塩粉末の添加量がモ
ノアゾレーキ顔料に対し0.1〜50重量%である請求
項1又は2記載のモノアゾレーキ顔料組成物。 - 【請求項4】 請求項1ないし3記載のモノアゾレーキ
顔料組成物をグラビアインキビヒクルに分散させてなる
グラビアインキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7079794A JPH07278459A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | モノアゾレーキ顔料組成物及びグラビアインキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7079794A JPH07278459A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | モノアゾレーキ顔料組成物及びグラビアインキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07278459A true JPH07278459A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13441899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7079794A Pending JPH07278459A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | モノアゾレーキ顔料組成物及びグラビアインキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07278459A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002338841A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Dainippon Ink & Chem Inc | アゾレーキ顔料、アゾレーキ顔料の製造方法及び印刷インキ |
| JP2003089755A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Dainippon Ink & Chem Inc | アゾレーキ顔料の製造方法 |
| JP2005526752A (ja) * | 2002-03-14 | 2005-09-08 | マクテシム・ケミカル・ワークス・リミテツド | 結晶成長抑制剤として乳酸エステルを含む農薬組成物 |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP7079794A patent/JPH07278459A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002338841A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Dainippon Ink & Chem Inc | アゾレーキ顔料、アゾレーキ顔料の製造方法及び印刷インキ |
| JP2003089755A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Dainippon Ink & Chem Inc | アゾレーキ顔料の製造方法 |
| JP2005526752A (ja) * | 2002-03-14 | 2005-09-08 | マクテシム・ケミカル・ワークス・リミテツド | 結晶成長抑制剤として乳酸エステルを含む農薬組成物 |
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