JPH07279151A - 土木シート - Google Patents
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- JPH07279151A JPH07279151A JP9798294A JP9798294A JPH07279151A JP H07279151 A JPH07279151 A JP H07279151A JP 9798294 A JP9798294 A JP 9798294A JP 9798294 A JP9798294 A JP 9798294A JP H07279151 A JPH07279151 A JP H07279151A
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 土中に埋めて敷設されて使用されるに適し,
強力,排水効果,衝撃吸収性に優れた土木シートを提供
する。 【構成】 表裏の地組織が渡り糸により一体的に繋合さ
れ,少なくとも表裏の一方の地組織の地糸に300d以
上の合成繊維嵩高糸を用いると共に,経糸および/また
は緯糸を編み込んだ,引張切断強力が2000Kg/m以
上,切断伸度が50%以下,切断伸度の80%伸張時の
中間引張強力が引張切断強力の65%以上で厚みが0.5
〜20mmの土木シート。
強力,排水効果,衝撃吸収性に優れた土木シートを提供
する。 【構成】 表裏の地組織が渡り糸により一体的に繋合さ
れ,少なくとも表裏の一方の地組織の地糸に300d以
上の合成繊維嵩高糸を用いると共に,経糸および/また
は緯糸を編み込んだ,引張切断強力が2000Kg/m以
上,切断伸度が50%以下,切断伸度の80%伸張時の
中間引張強力が引張切断強力の65%以上で厚みが0.5
〜20mmの土木シート。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,地盤改良や地盤強化等
の土木工事に際し,土中に埋めて敷設されて使用される
土木用シートに関するものである。
の土木工事に際し,土中に埋めて敷設されて使用される
土木用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から,地盤改良や地盤強化等の土木
工事の際に土中に埋めて敷設される土木用シートとし
て,合成繊維を製編織してなる布帛や,この布帛を塩化
ビニール樹脂等で被覆したものが使用されている。特に
盛土工事等では,シートの強力の他に排水作用や衝撃吸
収性等のあるものが求められている。土中の水分を吸収
して外部に排出させる,いわゆる排水効果を有するシー
トとしては,一般にスパンボンド不織布が知られている
が,スポンボンド不織布は強力が低いため,盛土工事等
で強力が要求されるときは,他のネット状のシートが併
用されているのが現状である。また,塩化ビニール樹脂
等からなる成形品等も最近使用されているが,コストが
高く,また,スパンボンド不織布と同様に強力が低く,
現状では,強力,排水効果,衝撃吸収性の全ての性能を
満足するものはない。
工事の際に土中に埋めて敷設される土木用シートとし
て,合成繊維を製編織してなる布帛や,この布帛を塩化
ビニール樹脂等で被覆したものが使用されている。特に
盛土工事等では,シートの強力の他に排水作用や衝撃吸
収性等のあるものが求められている。土中の水分を吸収
して外部に排出させる,いわゆる排水効果を有するシー
トとしては,一般にスパンボンド不織布が知られている
が,スポンボンド不織布は強力が低いため,盛土工事等
で強力が要求されるときは,他のネット状のシートが併
用されているのが現状である。また,塩化ビニール樹脂
等からなる成形品等も最近使用されているが,コストが
高く,また,スパンボンド不織布と同様に強力が低く,
現状では,強力,排水効果,衝撃吸収性の全ての性能を
満足するものはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,このような
現状を鑑みてなされたもので,土中に埋めて敷設されて
使用されるに適し,強力が高く,排水性と衝撃吸収性の
優れた土木用シートを提供することを目的とするもので
ある。
現状を鑑みてなされたもので,土中に埋めて敷設されて
使用されるに適し,強力が高く,排水性と衝撃吸収性の
優れた土木用シートを提供することを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は,この目的を達
成するものであり, 表裏の地組織が渡り糸で一体的に繋
合され,少なくとも表裏の地組織のいずれかに300デ
ニール以上の合成繊維フィラメント糸が編目を形成しな
い経糸として編み込まれ,かつ経糸が編み込まれた地組
織には300デニール以上の合成繊維フィラメント糸が
編目を形成しない緯糸として編み込まれていて,少なく
とも表裏の地組織のいずれかの地組織を主として形成す
る地糸が300デニール以上の合成繊維嵩高糸である3
層構造編地であり,経方向及び緯方向の引張切断強力が
共に2000kg/m以上,切断伸度が共に50%以下
で,かつ切断伸度の80%伸張時の中間引張応力が引張
切断強力の65%以上であることを特徴とする土木シー
トを要旨とするものである。また,表裏の地組織が渡り
糸で一体的に繋合され,少なくとも表裏の地組織のいず
れかに300デニール以上の合成繊維フィラメント糸が
編目を形成しない経糸として編み込まれていて,少なく
とも表裏の地組織のいずれかの地組織を主として形成す
る地糸が300デニール以上の合成繊維嵩高糸である3
層構造編地であり,経方向の引張切断強力が2000kg
/m以上,切断伸度が50%以下で,かつ切断伸度の8
0%伸張時の中間引張応力が引張切断強力の65%以上
で,緯方向の引張強力が300kg/m以上であることを
特徴とする土木シートを要旨とし,また,表裏の地組織
が渡り糸で一体的に繋合され,少なくとも表裏の地組織
のいずれかに300デニール以上の合成繊維フィラメン
ト糸が編目を形成しない緯糸として編み込まれていて,
少なくとも表裏の地組織のいずれかの地組織を主として
形成する地糸が300デニール以上の合成繊維嵩高糸で
ある3層構造編地であり,緯方向の引張切断強力が20
00kg/m以上,切断伸度Bが50%以下で,かつ切断
伸度の80%伸張時の中間引張応力が引張切断強力の6
5%以上で,経方向の引張強力が300kg/m以上であ
ることを特徴とする土木シートを要旨とするものであ
る。
成するものであり, 表裏の地組織が渡り糸で一体的に繋
合され,少なくとも表裏の地組織のいずれかに300デ
ニール以上の合成繊維フィラメント糸が編目を形成しな
い経糸として編み込まれ,かつ経糸が編み込まれた地組
織には300デニール以上の合成繊維フィラメント糸が
編目を形成しない緯糸として編み込まれていて,少なく
とも表裏の地組織のいずれかの地組織を主として形成す
る地糸が300デニール以上の合成繊維嵩高糸である3
層構造編地であり,経方向及び緯方向の引張切断強力が
共に2000kg/m以上,切断伸度が共に50%以下
で,かつ切断伸度の80%伸張時の中間引張応力が引張
切断強力の65%以上であることを特徴とする土木シー
トを要旨とするものである。また,表裏の地組織が渡り
糸で一体的に繋合され,少なくとも表裏の地組織のいず
れかに300デニール以上の合成繊維フィラメント糸が
編目を形成しない経糸として編み込まれていて,少なく
とも表裏の地組織のいずれかの地組織を主として形成す
る地糸が300デニール以上の合成繊維嵩高糸である3
層構造編地であり,経方向の引張切断強力が2000kg
/m以上,切断伸度が50%以下で,かつ切断伸度の8
0%伸張時の中間引張応力が引張切断強力の65%以上
で,緯方向の引張強力が300kg/m以上であることを
特徴とする土木シートを要旨とし,また,表裏の地組織
が渡り糸で一体的に繋合され,少なくとも表裏の地組織
のいずれかに300デニール以上の合成繊維フィラメン
ト糸が編目を形成しない緯糸として編み込まれていて,
少なくとも表裏の地組織のいずれかの地組織を主として
形成する地糸が300デニール以上の合成繊維嵩高糸で
ある3層構造編地であり,緯方向の引張切断強力が20
00kg/m以上,切断伸度Bが50%以下で,かつ切断
伸度の80%伸張時の中間引張応力が引張切断強力の6
5%以上で,経方向の引張強力が300kg/m以上であ
ることを特徴とする土木シートを要旨とするものであ
る。
【0005】以下,本発明を詳細に述べる。図1は,本
発明の土木シートの基本形の一例を示す一部切欠斜視模
式図であり,表の地組織1は編目を形成している地糸7
と,各ウェールにほぼ直線状に編み込まれて編目を形成
しない経糸3と,各コースにほぼ直線状に編み込まれて
編目を形成しない緯糸5で形成され,裏の地組織2も同
様に編目を形成している地糸8と,各ウェールにほぼ直
線状に編み込まれて編目を形成しない経糸4と,各コー
スにほぼ直線状に編み込まれて編目を形成しない緯糸6
で形成されていて,この表裏の地組織1,2が渡り糸9
で一体的に繋合されて3層構造編地が形成されている。
発明の土木シートの基本形の一例を示す一部切欠斜視模
式図であり,表の地組織1は編目を形成している地糸7
と,各ウェールにほぼ直線状に編み込まれて編目を形成
しない経糸3と,各コースにほぼ直線状に編み込まれて
編目を形成しない緯糸5で形成され,裏の地組織2も同
様に編目を形成している地糸8と,各ウェールにほぼ直
線状に編み込まれて編目を形成しない経糸4と,各コー
スにほぼ直線状に編み込まれて編目を形成しない緯糸6
で形成されていて,この表裏の地組織1,2が渡り糸9
で一体的に繋合されて3層構造編地が形成されている。
【0006】図2は,本発明の土木シートの一例を示す
一部切欠斜視模式図であり,表の地組織1と裏の地組織
2の各ウェールに編目を形成しない経糸3,4がほぼ直
線状に編み込まれて,表裏の地組織1,2が渡り糸9で
一体的に繋合されて3層構造編地が形成されている。
一部切欠斜視模式図であり,表の地組織1と裏の地組織
2の各ウェールに編目を形成しない経糸3,4がほぼ直
線状に編み込まれて,表裏の地組織1,2が渡り糸9で
一体的に繋合されて3層構造編地が形成されている。
【0007】図1の土木シートは,2列針床と緯糸挿入
装置を有する経編機に,表裏の地組織を主として形成す
る地糸と渡り糸と経糸をビームより供給して,例えば図
3の組織により筬L2,L3 に表地組織を主として形成す
る地糸として300デニール以上の合成繊維嵩高糸を,
筬L5 に裏地組織を主として形成する地糸として合成繊
維フィラメント糸を, 筬L4 に渡り糸として合成繊維フ
ィラメント糸を, 筬L1,L6 に経糸として300デニー
ル以上の合成繊維フィラメント糸を供給して,筬L2,L
3 の地糸と筬L4 の渡り糸により表側の地組織を形成す
ると共に, 筬L5 の地糸と筬L4 の渡り糸により裏側の
地組織を形成し, 筬L4 の渡り糸により表裏の地組織を
一体的に繋合されさせて3層構造編地とし,筬L1 によ
り表側の地組織に,筬L6 により裏側の地組織に編目を
形成させずに経糸を編み込ませ,さらに各コース毎に緯
糸挿入装置により緯糸を経糸と直角に交差するように挿
入することによって得ることができる。
装置を有する経編機に,表裏の地組織を主として形成す
る地糸と渡り糸と経糸をビームより供給して,例えば図
3の組織により筬L2,L3 に表地組織を主として形成す
る地糸として300デニール以上の合成繊維嵩高糸を,
筬L5 に裏地組織を主として形成する地糸として合成繊
維フィラメント糸を, 筬L4 に渡り糸として合成繊維フ
ィラメント糸を, 筬L1,L6 に経糸として300デニー
ル以上の合成繊維フィラメント糸を供給して,筬L2,L
3 の地糸と筬L4 の渡り糸により表側の地組織を形成す
ると共に, 筬L5 の地糸と筬L4 の渡り糸により裏側の
地組織を形成し, 筬L4 の渡り糸により表裏の地組織を
一体的に繋合されさせて3層構造編地とし,筬L1 によ
り表側の地組織に,筬L6 により裏側の地組織に編目を
形成させずに経糸を編み込ませ,さらに各コース毎に緯
糸挿入装置により緯糸を経糸と直角に交差するように挿
入することによって得ることができる。
【0008】用途により必要な強力が表裏地組織のいず
れかに経糸及び緯糸を編み込むことによって得られる場
合には,図3の組織において筬L1,L6 の経糸のうちい
ずれかの供給を止めてもよい。また,全てのウェールに
経糸を配置しなくても所望の強力が得られる場合には,
筬L1,L6 にフルセットで通糸せずに編成することもで
きる。また,用途により経糸方向の強力の高いことが必
須でない場合には,上記の図1の土木シートを得る方法
において,筬L1,L6 による経糸の供給を止めてもよ
い。さらに,用途により緯糸方向の強力の高いことが必
須でない場合には,図3の組織により緯糸挿入装置によ
る緯糸の挿入を止め,図2のごとく編目を形成しない経
糸のみ挿入したものにするとよい。この場合には緯糸挿
入装置のない2列針床経編機で得ることができる。
れかに経糸及び緯糸を編み込むことによって得られる場
合には,図3の組織において筬L1,L6 の経糸のうちい
ずれかの供給を止めてもよい。また,全てのウェールに
経糸を配置しなくても所望の強力が得られる場合には,
筬L1,L6 にフルセットで通糸せずに編成することもで
きる。また,用途により経糸方向の強力の高いことが必
須でない場合には,上記の図1の土木シートを得る方法
において,筬L1,L6 による経糸の供給を止めてもよ
い。さらに,用途により緯糸方向の強力の高いことが必
須でない場合には,図3の組織により緯糸挿入装置によ
る緯糸の挿入を止め,図2のごとく編目を形成しない経
糸のみ挿入したものにするとよい。この場合には緯糸挿
入装置のない2列針床経編機で得ることができる。
【0009】本発明において,経糸及び緯糸としては,
300デニール以上の合成繊維フィラメント糸を用い,
好ましくは500デニール以上の合成繊維フィラメント
糸を用いる。300デニール未満の経糸では,引張切断
強力面で性能確保が難しくなる。また,地糸としては,
本発明の目的である排水性と衝撃吸収性をより優れたも
のとするために,表裏の地組織の少なくともいずれかの
地組織には300デニール以上の合成繊維嵩高糸を用い
る。地糸として合成繊維嵩高糸を用いない側の地組織用
の地糸及び渡り糸としては,30デニール以上の合成繊
維フィラメント糸を用いるのが好ましい。地糸が30デ
ニール未満であると,地組織自身の強度が低くなり編地
の破断の恐れがある。渡り糸は,シートの厚み保持,形
態保持,土圧抵抗,排水能力維持等の点を重視すべき用
途の場合には適度の剛性を有するフィラメント糸が好ま
しく,排水性を重視する用途用の場合には地糸に用いる
のと同様の合成繊維嵩高糸を用いるのが好ましい。
300デニール以上の合成繊維フィラメント糸を用い,
好ましくは500デニール以上の合成繊維フィラメント
糸を用いる。300デニール未満の経糸では,引張切断
強力面で性能確保が難しくなる。また,地糸としては,
本発明の目的である排水性と衝撃吸収性をより優れたも
のとするために,表裏の地組織の少なくともいずれかの
地組織には300デニール以上の合成繊維嵩高糸を用い
る。地糸として合成繊維嵩高糸を用いない側の地組織用
の地糸及び渡り糸としては,30デニール以上の合成繊
維フィラメント糸を用いるのが好ましい。地糸が30デ
ニール未満であると,地組織自身の強度が低くなり編地
の破断の恐れがある。渡り糸は,シートの厚み保持,形
態保持,土圧抵抗,排水能力維持等の点を重視すべき用
途の場合には適度の剛性を有するフィラメント糸が好ま
しく,排水性を重視する用途用の場合には地糸に用いる
のと同様の合成繊維嵩高糸を用いるのが好ましい。
【0010】本発明において用いる合成繊維としては,
ポリアミド,アラミド,ポリエステル,アクリル,ポリ
エチレン,ポリプロピレン,ビニロン等が挙げられる。
また,合成繊維は原液着色されていたり,難燃性能を有
するものであったり,断面が中空等異形断面のものであ
ってもよい。また,本発明で用いる合成繊維嵩高糸は,
上記の合成繊維を押込法,擦過法,仮撚法,成型法,空
気噴射法等による嵩高加工したものや特性の異なるポリ
マーを複合紡糸して得られる捲縮糸等である。
ポリアミド,アラミド,ポリエステル,アクリル,ポリ
エチレン,ポリプロピレン,ビニロン等が挙げられる。
また,合成繊維は原液着色されていたり,難燃性能を有
するものであったり,断面が中空等異形断面のものであ
ってもよい。また,本発明で用いる合成繊維嵩高糸は,
上記の合成繊維を押込法,擦過法,仮撚法,成型法,空
気噴射法等による嵩高加工したものや特性の異なるポリ
マーを複合紡糸して得られる捲縮糸等である。
【0011】本発明の土木シートは,経糸と緯糸を編み
込んだ方向の引張切断強力は2000Kg/m以上とし,
その切断伸度は50%以下とする。これは高強力により
地盤強化等土木シートの本来の目的を充分に果たすため
であり,引張切断強力が2000Kg/m未満であった
り,切断伸度が50%を越えるものであると,土木シー
トの本来の目的を果たすことができなくなる。
込んだ方向の引張切断強力は2000Kg/m以上とし,
その切断伸度は50%以下とする。これは高強力により
地盤強化等土木シートの本来の目的を充分に果たすため
であり,引張切断強力が2000Kg/m未満であった
り,切断伸度が50%を越えるものであると,土木シー
トの本来の目的を果たすことができなくなる。
【0012】また,本発明の土木シートは,経糸と緯糸
を編み込んだ方向の切断伸度の80%伸長時の中間引張
応力が引張切断強力の65%以上である。これは,小さ
な応力で施工した土木シートが伸長することによる事故
を防止するために不可欠な要素であり,切断伸度の80
%伸長時の中間引張応力が引張切断強力の65%未満の
土木シートでは,土圧によりシートが容易に伸長し,土
層が土木シートと共に移動して土層がずれたり,盛土が
崩れたりするようになる。
を編み込んだ方向の切断伸度の80%伸長時の中間引張
応力が引張切断強力の65%以上である。これは,小さ
な応力で施工した土木シートが伸長することによる事故
を防止するために不可欠な要素であり,切断伸度の80
%伸長時の中間引張応力が引張切断強力の65%未満の
土木シートでは,土圧によりシートが容易に伸長し,土
層が土木シートと共に移動して土層がずれたり,盛土が
崩れたりするようになる。
【0013】本発明の土木シートにおいて,経糸あるい
は緯糸を編み込まない場合の経糸あるいは緯糸の編み込
まれない方向の引張切断強力を300Kg/m以上とす
る。この方向の引張切断強力が300Kg/m未満である
と,工事現場での施行時に切断や破壊等のおそれがあ
り,施工しても容易に本発明の土木シートが破断してし
まい,折角経糸あるいは緯糸で高強力性能を出そうとし
てもシート自体がばらばらになってしまって本来の目的
を達成できなくなる。
は緯糸を編み込まない場合の経糸あるいは緯糸の編み込
まれない方向の引張切断強力を300Kg/m以上とす
る。この方向の引張切断強力が300Kg/m未満である
と,工事現場での施行時に切断や破壊等のおそれがあ
り,施工しても容易に本発明の土木シートが破断してし
まい,折角経糸あるいは緯糸で高強力性能を出そうとし
てもシート自体がばらばらになってしまって本来の目的
を達成できなくなる。
【0014】本発明土木シートの表裏の地組織は,地糸
および渡り糸から構成されるが,表裏の地組織とも地糸
と渡り糸により構成する必要はなく,要求されるシート
の性能,価格,施行性等の条件を満たせば,どちらか一
方は渡り糸のみにより地組織を構成させることができ
る。この場合,今一方の地組織の地糸には合成繊維嵩高
糸を用いる。
および渡り糸から構成されるが,表裏の地組織とも地糸
と渡り糸により構成する必要はなく,要求されるシート
の性能,価格,施行性等の条件を満たせば,どちらか一
方は渡り糸のみにより地組織を構成させることができ
る。この場合,今一方の地組織の地糸には合成繊維嵩高
糸を用いる。
【0015】また,本発明の土木シートは,土中に埋没
させたときのシートを境とした土層のずれ防止,土圧分
散,排水性確保等のため,シート面に凹凸形状を構成す
ることが極めて有効である場合があることに着目し,図
4,図5に示すごとく,部分的に地組織を欠落させてシ
ートを形成させてもよい。図4のごとくシートの片面の
地組織が部分的に欠落している場合は,欠落していない
側の地組織には編目を形成しない経糸あるいは緯糸の一
方または両方を編み込む。地組織が部分的に欠落してい
る側の地組織に,編目を形成しない経糸を編み込むか否
かはその用途により決めればよい。図5のごとく表裏共
に地組織の部分的に欠落している部分がある場合には,
地組織には編目を形成しない経糸を編み込むのが好まし
い。地組織欠落部の割合は,工法,施行性,要求性能に
合わせて適宜選択するればよいが,シート全幅の70%
以下とするのが好ましい。地組織欠落部の割合が70%
越えると,土圧分散,排水性等の性能が満足できなくな
る場合がある。
させたときのシートを境とした土層のずれ防止,土圧分
散,排水性確保等のため,シート面に凹凸形状を構成す
ることが極めて有効である場合があることに着目し,図
4,図5に示すごとく,部分的に地組織を欠落させてシ
ートを形成させてもよい。図4のごとくシートの片面の
地組織が部分的に欠落している場合は,欠落していない
側の地組織には編目を形成しない経糸あるいは緯糸の一
方または両方を編み込む。地組織が部分的に欠落してい
る側の地組織に,編目を形成しない経糸を編み込むか否
かはその用途により決めればよい。図5のごとく表裏共
に地組織の部分的に欠落している部分がある場合には,
地組織には編目を形成しない経糸を編み込むのが好まし
い。地組織欠落部の割合は,工法,施行性,要求性能に
合わせて適宜選択するればよいが,シート全幅の70%
以下とするのが好ましい。地組織欠落部の割合が70%
越えると,土圧分散,排水性等の性能が満足できなくな
る場合がある。
【0016】さらに,本発明の土木シートは,盛土工事
等でシートの強力の他に排水作用や衝撃吸収性等を満足
させることから,その厚さは0.5〜20mmであるのが
好ましく,2〜15mmであるのがより好ましい。厚さが
0.5mm未満では,衝撃吸収性が劣ったり,繊維層が不
足し排水性が得にくくなる。厚さが20mmを超えると,
地組織間のずれが生じ,土層をずらせることになりやす
く,好ましくない場合がある。
等でシートの強力の他に排水作用や衝撃吸収性等を満足
させることから,その厚さは0.5〜20mmであるのが
好ましく,2〜15mmであるのがより好ましい。厚さが
0.5mm未満では,衝撃吸収性が劣ったり,繊維層が不
足し排水性が得にくくなる。厚さが20mmを超えると,
地組織間のずれが生じ,土層をずらせることになりやす
く,好ましくない場合がある。
【0017】
【作 用】本発明の土木シートは,表裏の地組織が渡り
糸で一体的に繋合された3層構造編地からなり,少なく
とも表裏の地組織のいずれかの地組織を主として形成す
る地糸が300デニール以上の合成繊維嵩高糸であるの
で,組織構造間の空隙及び繊維間の空隙により,より優
れた排水性と衝撃吸収性を得ることができ,経方向と緯
方向の両方あるいは片方に編目を形成しない300デニ
ール以上の合成繊維フィラメント糸を経糸あるいは緯糸
として編み込み,経糸あるいは緯糸として編み込んだ方
向の引張切断強力を共に2000kg/m以上,切断伸度
を共に50%以下とし,かつ切断伸度の80%伸張時の
中間引張応力を引張切断強力の65%以上とすることに
より,施工場所や施工方法によって要求される性能を有
する高強力土木シートとするとともに,低応力でシート
が伸長して土層がずれたり,盛土が崩れたりすることを
防止することができる。さらに,部分的に地組織を欠落
させた土木シートとすると,シートと土層の噛み合わせ
がよくなり,シートを境とした土層のずれを防止,土圧
の分散を均一化,排水性の確保を効果的に得ることがで
きるようになる。本発明の土木シートは,その厚さを
0.5〜20mmとして繊維構造間の空隙を保持すること
により,より排水性と衝撃吸収性を向上させることがで
きる。
糸で一体的に繋合された3層構造編地からなり,少なく
とも表裏の地組織のいずれかの地組織を主として形成す
る地糸が300デニール以上の合成繊維嵩高糸であるの
で,組織構造間の空隙及び繊維間の空隙により,より優
れた排水性と衝撃吸収性を得ることができ,経方向と緯
方向の両方あるいは片方に編目を形成しない300デニ
ール以上の合成繊維フィラメント糸を経糸あるいは緯糸
として編み込み,経糸あるいは緯糸として編み込んだ方
向の引張切断強力を共に2000kg/m以上,切断伸度
を共に50%以下とし,かつ切断伸度の80%伸張時の
中間引張応力を引張切断強力の65%以上とすることに
より,施工場所や施工方法によって要求される性能を有
する高強力土木シートとするとともに,低応力でシート
が伸長して土層がずれたり,盛土が崩れたりすることを
防止することができる。さらに,部分的に地組織を欠落
させた土木シートとすると,シートと土層の噛み合わせ
がよくなり,シートを境とした土層のずれを防止,土圧
の分散を均一化,排水性の確保を効果的に得ることがで
きるようになる。本発明の土木シートは,その厚さを
0.5〜20mmとして繊維構造間の空隙を保持すること
により,より排水性と衝撃吸収性を向上させることがで
きる。
【0018】
【実施例】次に,本発明を実施例により説明する。実施
例における土木シートの性能評価は,次の方法によって
行った。 (1)引張切断強力 JIS L−1096に準じて測定し,1m幅に換算し
た。 (2)切断伸度 JIS L−1096に準じて測定した。
例における土木シートの性能評価は,次の方法によって
行った。 (1)引張切断強力 JIS L−1096に準じて測定し,1m幅に換算し
た。 (2)切断伸度 JIS L−1096に準じて測定した。
【0019】(3)透水性 垂直方向(厚さ方向)の透水性をLIS A1281に
準じて測定し、水平方向(面内方向)の透水性も同様の
考え方による図8に概要を示した装置により測定した。
主要測定条件及び透水係数K(cm/sec)の計算式は次の
とおりである。
準じて測定し、水平方向(面内方向)の透水性も同様の
考え方による図8に概要を示した装置により測定した。
主要測定条件及び透水係数K(cm/sec)の計算式は次の
とおりである。
【0020】K=(Q×L)÷(A×H×t) Q:水流出量(cm3) L:垂直方向の場合 試料の厚さ(cm) 水平方向の場合 試料の長さ 10cm A:透水の断面積 垂直方向の場合 19.63cm2 水平方向の場合 幅5cm×載圧下での厚さ(cm) H:水頭 垂直方向の場合 10cm 水平方向の場合 5cm t:透水時間 60sec 測定水温: 15℃ 水平方向の場合の試料への上載圧X:0.5Kgf/cm2
【0021】実施例1 図3に示す組織により,カールマイヤー製緯糸挿入装置
付き14ゲージダブルラッセル編機を用い,各筬に下記
の合成繊維フィラメントをフルセットで通糸して,主と
して筬L2,L3 の地糸により形成する表の地組織,筬L
5 の地糸と筬L4の渡り糸とによる裏の地組織共に筬L
1,L6 による経糸を挿入すると共に,ポリエステル12
00d/140fの3本合撚糸を表裏の地組織の各コー
スに緯糸として挿入して編成し,密度が16コース/
吋,14.5ウェール/吋で厚みが10mmの本発明の土
木用シートを得た。 筬L2,L3(地糸):ナイロン6押込法捲縮加工糸10
00d/48f 筬L5 (地糸):ポリエステル250d/48f 筬L1,L6(経糸):ポリエステル1200d/140
fの3本合撚糸 筬L4(渡り糸) :ポリエステル300d/1f
付き14ゲージダブルラッセル編機を用い,各筬に下記
の合成繊維フィラメントをフルセットで通糸して,主と
して筬L2,L3 の地糸により形成する表の地組織,筬L
5 の地糸と筬L4の渡り糸とによる裏の地組織共に筬L
1,L6 による経糸を挿入すると共に,ポリエステル12
00d/140fの3本合撚糸を表裏の地組織の各コー
スに緯糸として挿入して編成し,密度が16コース/
吋,14.5ウェール/吋で厚みが10mmの本発明の土
木用シートを得た。 筬L2,L3(地糸):ナイロン6押込法捲縮加工糸10
00d/48f 筬L5 (地糸):ポリエステル250d/48f 筬L1,L6(経糸):ポリエステル1200d/140
fの3本合撚糸 筬L4(渡り糸) :ポリエステル300d/1f
【0022】実施例2 図6に示す組織により,カールマイヤー製緯糸挿入装置
付き14ゲージダブルラッセル編機を用い,各筬に下記
の合成繊維フィラメントをフルセットで通糸して,主と
して筬L1,L3 の地糸により形成する裏側の地組織に筬
L2 による経糸を挿入すると共に,ポリエステル120
0d/140fの3本合撚糸を裏側の地組織の各コース
に緯糸として挿入して編成し,密度が16コース/吋,
14.5ウェール/吋で厚みが10mmの本発明の土木用
シートを得た。 筬L1,L3(地糸):ポリエステル250d/48f 筬L2 (経糸):ポリエステル1200d/140
fの3本合撚糸 筬L4(渡り糸) :ナイロン6 220d/1f 筬L5,L6(地糸):ナイロン6押込法捲縮加工糸10
00d/48f
付き14ゲージダブルラッセル編機を用い,各筬に下記
の合成繊維フィラメントをフルセットで通糸して,主と
して筬L1,L3 の地糸により形成する裏側の地組織に筬
L2 による経糸を挿入すると共に,ポリエステル120
0d/140fの3本合撚糸を裏側の地組織の各コース
に緯糸として挿入して編成し,密度が16コース/吋,
14.5ウェール/吋で厚みが10mmの本発明の土木用
シートを得た。 筬L1,L3(地糸):ポリエステル250d/48f 筬L2 (経糸):ポリエステル1200d/140
fの3本合撚糸 筬L4(渡り糸) :ナイロン6 220d/1f 筬L5,L6(地糸):ナイロン6押込法捲縮加工糸10
00d/48f
【0023】実施例3 実施例2において,ポリエステル1200d/140f
の3本合撚糸を表の地組織の各コースに緯糸として挿入
することを止めること以外は, 実施例2と同様にして密
度が16コース/吋,14.5ウェール/吋で厚みが1
0mmの本発明の土木用シートを得た。
の3本合撚糸を表の地組織の各コースに緯糸として挿入
することを止めること以外は, 実施例2と同様にして密
度が16コース/吋,14.5ウェール/吋で厚みが1
0mmの本発明の土木用シートを得た。
【0024】実施例4 実施例2において,筬L2 へのポリエステル1200d
/140fの3本合撚糸の通糸を止めること以外は, 実
施例2と同様にして密度が16コース/吋,14.5ウ
ェール/吋で厚みが10mmの本発明の土木用シートを得
た。
/140fの3本合撚糸の通糸を止めること以外は, 実
施例2と同様にして密度が16コース/吋,14.5ウ
ェール/吋で厚みが10mmの本発明の土木用シートを得
た。
【0025】実施例5 図6に示す組織により,カールマイヤー製緯糸挿入装置
付き14ゲージダブルラッセル編機を用い,各筬に下記
の合成繊維フィラメントをそれぞれの通糸法にて,筬L
1,L3 の地糸により形成する裏側の地組織に筬L2 によ
る経糸を挿入すると共に, ポリエステル1200d/1
40fの3本合撚糸を裏側の地組織の各コースに緯糸と
して挿入して編成し,密度が16コース/吋,14.5
ウェール/吋で厚みが10mmで50mm毎に地組織の欠落
した部分のある図4の形状の本発明の土木用シートを得
た。 筬L1(地糸):ポリエステル250d/48f,フルセッ
ト通糸 筬L2(経糸):ポリエステル1200d/140fの3本
合撚糸,フルセット通糸 筬L3(地糸):ポリエステル250d/48f,フルセッ
ト通糸 筬L4(渡糸):ポリエステル440d/1f,28本イン
28本アウトの繰返し通糸 筬L5(地糸):ナイロン6押込法捲縮加工糸1000d/
48f,28本イン28本アウトの繰返し通糸 筬L6(地糸):ナイロン6押込法捲縮加工糸1000d/
48f,27本イン29本アウトの繰返し通糸 得られた土木シートは,地組織の欠落した部分で土層を
把持し,土層のずれの発生を防止することが期待できる
ものであった。
付き14ゲージダブルラッセル編機を用い,各筬に下記
の合成繊維フィラメントをそれぞれの通糸法にて,筬L
1,L3 の地糸により形成する裏側の地組織に筬L2 によ
る経糸を挿入すると共に, ポリエステル1200d/1
40fの3本合撚糸を裏側の地組織の各コースに緯糸と
して挿入して編成し,密度が16コース/吋,14.5
ウェール/吋で厚みが10mmで50mm毎に地組織の欠落
した部分のある図4の形状の本発明の土木用シートを得
た。 筬L1(地糸):ポリエステル250d/48f,フルセッ
ト通糸 筬L2(経糸):ポリエステル1200d/140fの3本
合撚糸,フルセット通糸 筬L3(地糸):ポリエステル250d/48f,フルセッ
ト通糸 筬L4(渡糸):ポリエステル440d/1f,28本イン
28本アウトの繰返し通糸 筬L5(地糸):ナイロン6押込法捲縮加工糸1000d/
48f,28本イン28本アウトの繰返し通糸 筬L6(地糸):ナイロン6押込法捲縮加工糸1000d/
48f,27本イン29本アウトの繰返し通糸 得られた土木シートは,地組織の欠落した部分で土層を
把持し,土層のずれの発生を防止することが期待できる
ものであった。
【0026】比較例1 実施例2において,経糸及び緯糸をポリエステル250
d/48fに変更すること以外は,実施例1と同様にし
て,密度が16コース/吋,14.5ウェール/吋で厚
みが10mmの比較例の土木用シートを得た。
d/48fに変更すること以外は,実施例1と同様にし
て,密度が16コース/吋,14.5ウェール/吋で厚
みが10mmの比較例の土木用シートを得た。
【0027】比較例2 実施例2において,筬L5,L6 の地糸にナイロン6押込
法捲縮加工糸1000d/48fを供給するのに替えて
ポリエステル250d/48fを供給すること以外は,
実施例2と同様にして,密度が16コース/吋,14.
5ウェール/吋で厚みが10mmの比較例の土木用シート
を得た。
法捲縮加工糸1000d/48fを供給するのに替えて
ポリエステル250d/48fを供給すること以外は,
実施例2と同様にして,密度が16コース/吋,14.
5ウェール/吋で厚みが10mmの比較例の土木用シート
を得た。
【0028】比較例3 ポリエステル1000d/192fの4本をS70T/
mの撚数で合撚し,正則斜子織(2本マット)で経緯と
もに密度23本/吋で製織し,比較例1の土木シートを
得た。得られた実施例1〜4及び比較例1〜3の土木シ
ートの評価結果を表1に示す。
mの撚数で合撚し,正則斜子織(2本マット)で経緯と
もに密度23本/吋で製織し,比較例1の土木シートを
得た。得られた実施例1〜4及び比較例1〜3の土木シ
ートの評価結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1より明らかなごとく,表裏の地組織に
経糸と緯糸を挿入した実施例1,片側の地組織に経糸と
緯糸を挿入した実施例2,片側の地組織に経糸を挿入し
た実施例3,片側の地組織に緯糸を挿入した実施例3は
共に経糸あるいは緯糸を挿入した方向の引張切断強力が
大きく,透水性も良好で排水効果の期待できるものであ
った。比較例1は透水性も良好で排水効果の期待できる
ものであるが強力面に問題があり,比較例2は強力的に
は問題ないが透水性が実施例より劣り排水性の面で懸念
があり,比較例3も強力的には問題ないが透水性に問題
のあるものであった。
経糸と緯糸を挿入した実施例1,片側の地組織に経糸と
緯糸を挿入した実施例2,片側の地組織に経糸を挿入し
た実施例3,片側の地組織に緯糸を挿入した実施例3は
共に経糸あるいは緯糸を挿入した方向の引張切断強力が
大きく,透水性も良好で排水効果の期待できるものであ
った。比較例1は透水性も良好で排水効果の期待できる
ものであるが強力面に問題があり,比較例2は強力的に
は問題ないが透水性が実施例より劣り排水性の面で懸念
があり,比較例3も強力的には問題ないが透水性に問題
のあるものであった。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば,表裏の地組織が渡り糸
で一体的に繋合された3層構造編地で,地組織に合成繊
維嵩高糸を用い,経方向と緯方向の両方あるいは片方に
編目を形成しない300デニール以上の合成繊維フィラ
メント糸を経糸あるいは緯糸として編み込み,経糸ある
いは緯糸を編み込んだ方向の引張切断強力が共に200
0kg/m以上,切断伸度が共に50%以下で,かつ切断
伸度の80%伸張時の中間引張応力が引張切断強力の6
5%以上であるので,高強力で排水性と衝撃吸収性が良
好で,低応力でシートが伸長して土層がずれたり,盛土
が崩れたりすることのない土木シートを提供できる。ま
た,シートの面を凹凸状の形態に極めて容易に作成可能
であり,土層のずり抵抗,土圧分散,土の種類,環境,
工法に応じた土木シートを供給することも可能となる。
で一体的に繋合された3層構造編地で,地組織に合成繊
維嵩高糸を用い,経方向と緯方向の両方あるいは片方に
編目を形成しない300デニール以上の合成繊維フィラ
メント糸を経糸あるいは緯糸として編み込み,経糸ある
いは緯糸を編み込んだ方向の引張切断強力が共に200
0kg/m以上,切断伸度が共に50%以下で,かつ切断
伸度の80%伸張時の中間引張応力が引張切断強力の6
5%以上であるので,高強力で排水性と衝撃吸収性が良
好で,低応力でシートが伸長して土層がずれたり,盛土
が崩れたりすることのない土木シートを提供できる。ま
た,シートの面を凹凸状の形態に極めて容易に作成可能
であり,土層のずり抵抗,土圧分散,土の種類,環境,
工法に応じた土木シートを供給することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の土木シートの一例を示す一部切れ欠け
斜視模式図である。
斜視模式図である。
【図2】本発明の土木シートの一例を示す一部切れ欠け
斜視模式図である。
斜視模式図である。
【図3】本発明の土木シートの一例を編成する組織図で
ある。
ある。
【図4】本発明の土木シートの地組織の欠落した形状の
例を示す斜視模式図である。
例を示す斜視模式図である。
【図5】本発明の土木シートの地組織の欠落した形状の
例を示す斜視模式図である。
例を示す斜視模式図である。
【図6】本発明の土木シートの一例を編成する組織図で
ある。
ある。
【図7】水平方向の透水係数測定装置の概略図である。
1 表側地組織 2 裏側地組織 3,4 経糸 5,6 緯糸 7,8 地糸 9 渡り糸 L1〜L6 筬 20 試料 21 水 22 給水槽 23 排水槽 24 メスシリンダー
Claims (5)
- 【請求項1】 表裏の地組織が渡り糸で一体的に繋合さ
れ,少なくとも表裏の地組織のいずれかに300デニー
ル以上の合成繊維フィラメントが編目を形成しない経糸
として編み込まれ,かつ経糸が編み込まれた地組織には
300デニール以上の合成繊維フィラメント糸が編目を
形成しない緯糸として編み込まれていて,少なくとも表
裏の地組織のいずれかの地組織を主として形成する地糸
が300デニール以上の合成繊維嵩高糸である3層構造
編地であり,経方向及び緯方向の引張切断強力が共に2
000kg/m以上,切断伸度が共に50%以下で,かつ
切断伸度の80%伸張時の中間引張応力が引張切断強力
の65%以上であることを特徴とする土木シート。 - 【請求項2】 表裏の地組織が渡り糸で一体的に繋合さ
れ,少なくとも表裏の地組織のいずれかに300デニー
ル以上の合成繊維フィラメント糸が編目を形成しない経
糸として編み込まれていて少なくとも表裏の地組織のい
ずれかの地組織を主として形成する地糸が300デニー
ル以上の合成繊維嵩高糸である3層構造編地であり,経
方向の引張切断強力が2000kg/m以上,切断伸度が
50%以下で,かつ切断伸度の80%伸張時の中間引張
応力が引張切断強力の65%以上で,緯方向の引張強力
が300kg/m以上であることを特徴とする土木シー
ト。 - 【請求項3】 表裏の地組織が渡り糸で一体的に繋合さ
れ,少なくとも表裏の地組織のいずれかに300デニー
ル以上の合成繊維フィラメント糸が編目を形成しない緯
糸として編み込まれていて少なくとも表裏の地組織のい
ずれかの地組織を主として形成する地糸が300デニー
ル以上の合成繊維嵩高糸である3層構造編地であり,緯
方向の引張切断強力が2000kg/m以上,切断伸度が
50%以下で,かつ切断伸度の80%伸張時の中間引張
応力が引張切断強力の65%以上で,経方向の引張強力
が300kg/m以上であることを特徴とする土木シー
ト。 - 【請求項4】 地組織の一部が欠落していることを特徴
とする請求項1,請求項2または請求項3記載の土木シ
ート。 - 【請求項5】 厚さが0.5〜20mmであることを特徴
とする請求項1,請求項2,請求項3または請求項4記
載の土木シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9798294A JPH07279151A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 土木シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9798294A JPH07279151A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 土木シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07279151A true JPH07279151A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=14206880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9798294A Pending JPH07279151A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 土木シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07279151A (ja) |
-
1994
- 1994-04-11 JP JP9798294A patent/JPH07279151A/ja active Pending
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