JPH07279972A - 電食防止転がり軸受 - Google Patents
電食防止転がり軸受Info
- Publication number
- JPH07279972A JPH07279972A JP7590694A JP7590694A JPH07279972A JP H07279972 A JPH07279972 A JP H07279972A JP 7590694 A JP7590694 A JP 7590694A JP 7590694 A JP7590694 A JP 7590694A JP H07279972 A JPH07279972 A JP H07279972A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling bearing
- outer ring
- insulating coating
- end surfaces
- insulating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000005260 corrosion Methods 0.000 title description 5
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 title description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 21
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- 238000005536 corrosion prevention Methods 0.000 claims 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 abstract description 7
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000004734 Polyphenylene sulfide Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229920000069 polyphenylene sulfide Polymers 0.000 description 4
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Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外輪に被覆される絶縁被膜を出来るだけ薄く
して断熱作用を低減させる一方、上記絶縁被膜の端部に
おける沿面距離を十分に確保し、絶縁性能を低下させな
いようにすることである。 【構成】 外輪1の両端面に全周にわたる段部7を形成
し、絶縁被膜2の端面に設けた屈曲部2aを上記段部7
に沿わせ、その屈曲部2aの軸方向の幅で沿面距離を確
保するようにした。
して断熱作用を低減させる一方、上記絶縁被膜の端部に
おける沿面距離を十分に確保し、絶縁性能を低下させな
いようにすることである。 【構成】 外輪1の両端面に全周にわたる段部7を形成
し、絶縁被膜2の端面に設けた屈曲部2aを上記段部7
に沿わせ、その屈曲部2aの軸方向の幅で沿面距離を確
保するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電食の発生し易い箇
所、例えば車両用主電動機に用いられる電食防止転がり
軸受に関するものである。
所、例えば車両用主電動機に用いられる電食防止転がり
軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電食防止転がり軸受として、図2に示す
ように、外輪1の外径面及び両端面にPPS(ポリフェ
ニレンサルファイド樹脂)よりなる絶縁被膜2を射出成
形により形成したものが知られている。外輪1の外径面
及び両側面には、全周にわたり浅い溝3、3’が形成さ
れ、これにより前記絶縁被膜2の一体化を強固なものと
している。
ように、外輪1の外径面及び両端面にPPS(ポリフェ
ニレンサルファイド樹脂)よりなる絶縁被膜2を射出成
形により形成したものが知られている。外輪1の外径面
及び両側面には、全周にわたり浅い溝3、3’が形成さ
れ、これにより前記絶縁被膜2の一体化を強固なものと
している。
【0003】上記絶縁被膜2の外輪1の外径面の部分の
厚さW1 は0.8mm、両端面の部分の厚さW2 は1.5
mmに形成される。この厚さW2 は絶縁被膜2の端面に沿
った沿面距離を確保し、所要の絶縁性能を発揮させる必
要から1.5mmに設定されている。なお、図中4は内
輪、5は玉、6は保持器である。
厚さW1 は0.8mm、両端面の部分の厚さW2 は1.5
mmに形成される。この厚さW2 は絶縁被膜2の端面に沿
った沿面距離を確保し、所要の絶縁性能を発揮させる必
要から1.5mmに設定されている。なお、図中4は内
輪、5は玉、6は保持器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように外輪1の
外径面及び両端面にPPS樹脂による絶縁被膜2を形成
した転がり軸受は、絶縁被膜2の断熱作用により、外輪
1と内輪4との間の温度差が大きくなりやすく、その結
果運転時において内部すき間が減少し、軸受寿命に影響
を与えることが懸念される。
外径面及び両端面にPPS樹脂による絶縁被膜2を形成
した転がり軸受は、絶縁被膜2の断熱作用により、外輪
1と内輪4との間の温度差が大きくなりやすく、その結
果運転時において内部すき間が減少し、軸受寿命に影響
を与えることが懸念される。
【0005】絶縁被膜2の断熱作用を低減させるために
は、これを薄くすればよいが、単に薄くするだけであれ
ば、その絶縁被覆2の端面に沿った前述の沿面距離が小
さくなり、絶縁性能が低下する問題がある。
は、これを薄くすればよいが、単に薄くするだけであれ
ば、その絶縁被覆2の端面に沿った前述の沿面距離が小
さくなり、絶縁性能が低下する問題がある。
【0006】そこで、この発明は絶縁被膜を薄くして断
熱作用を低減させても絶縁性能の低下を来たさない電食
防止転がり軸受を提供することを課題とする。
熱作用を低減させても絶縁性能の低下を来たさない電食
防止転がり軸受を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、外輪の外径面及び両端面に絶縁被膜
を形成してなる電食防止転がり軸受において、上記外輪
の両端面に全周にわたる段部を形成し、上記絶縁被膜の
端部に内側に屈曲した屈曲部を設け、該屈曲部を上記段
部に沿わせた構成としたものである。
めに、この発明は、外輪の外径面及び両端面に絶縁被膜
を形成してなる電食防止転がり軸受において、上記外輪
の両端面に全周にわたる段部を形成し、上記絶縁被膜の
端部に内側に屈曲した屈曲部を設け、該屈曲部を上記段
部に沿わせた構成としたものである。
【0008】
【作用】上記構成の転がり軸受は、段部に沿って屈曲し
た屈曲部分の軸方向の幅が沿面距離となるので、従来に
較べ絶縁被膜を薄くし断熱作用を低減させても、必要な
沿面距離を確保することができる。
た屈曲部分の軸方向の幅が沿面距離となるので、従来に
較べ絶縁被膜を薄くし断熱作用を低減させても、必要な
沿面距離を確保することができる。
【0009】
【実施例】図1に示した実施例の電食防止転がり軸受
は、従来の場合と同様に外輪1、内輪4及びこれらの間
に介在した玉5及び保持器6とからなり、外輪1の外径
面及び両端面に浅い溝3、3’を形成すると共に、これ
らの溝3、3’を含む外径面及び両端面にPPS樹脂で
なる絶縁被膜2を形成している。
は、従来の場合と同様に外輪1、内輪4及びこれらの間
に介在した玉5及び保持器6とからなり、外輪1の外径
面及び両端面に浅い溝3、3’を形成すると共に、これ
らの溝3、3’を含む外径面及び両端面にPPS樹脂で
なる絶縁被膜2を形成している。
【0010】上記外輪1の各端面において、内径面に近
い部分に全周にわたる段部7が形成される。この段部7
は、外輪1の各端面を外側端面8aと内側端面8bに区
分するものであり、該段部7は外側端面8aから内向き
に軸と平行に形成される。
い部分に全周にわたる段部7が形成される。この段部7
は、外輪1の各端面を外側端面8aと内側端面8bに区
分するものであり、該段部7は外側端面8aから内向き
に軸と平行に形成される。
【0011】前記の絶縁被膜2は、外輪1の外径面に沿
った部分の厚さW1 が0.5mm、外側端面8aに沿った
部分の厚さW2 が1.0mmに形成される。また、該絶縁
被膜2の内周部分に段部7に沿った内向きの屈曲部2a
が形成され、該屈曲部2aの端面は内側端面8bに達し
ている。屈曲部2aの軸方向の幅、即ち沿面距離W
3は、図2に示した従来の場合と同様に、1.5mmにな
るよう段部7の深さが設定されている。
った部分の厚さW1 が0.5mm、外側端面8aに沿った
部分の厚さW2 が1.0mmに形成される。また、該絶縁
被膜2の内周部分に段部7に沿った内向きの屈曲部2a
が形成され、該屈曲部2aの端面は内側端面8bに達し
ている。屈曲部2aの軸方向の幅、即ち沿面距離W
3は、図2に示した従来の場合と同様に、1.5mmにな
るよう段部7の深さが設定されている。
【0012】なお、以上は玉軸受について述べたが、円
筒ころ軸受についても同様である。
筒ころ軸受についても同様である。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、外輪
内径側に設けた段部に絶縁被膜の屈曲部を沿わせたこと
により、その屈曲部の軸方向の幅が沿面距離となるの
で、段部の深さを適当に設定することにより、絶縁被膜
の厚さにかかわらず、必要な沿面距離を確保することが
できる。従って、絶縁被膜の厚さを従来より薄くして断
熱作用を低減させても、絶縁性能を低下させることがな
い。その結果、この発明に係る軸受は運転時の内外輪の
温度差が小さく、内部すき間の減少量が小さく抑えられ
るので、高速回転が可能となる。
内径側に設けた段部に絶縁被膜の屈曲部を沿わせたこと
により、その屈曲部の軸方向の幅が沿面距離となるの
で、段部の深さを適当に設定することにより、絶縁被膜
の厚さにかかわらず、必要な沿面距離を確保することが
できる。従って、絶縁被膜の厚さを従来より薄くして断
熱作用を低減させても、絶縁性能を低下させることがな
い。その結果、この発明に係る軸受は運転時の内外輪の
温度差が小さく、内部すき間の減少量が小さく抑えられ
るので、高速回転が可能となる。
【図1】実施例の一部を示す断面図
【図2】従来例の一部を示す断面図
1 外輪 2 絶縁被膜 2a 屈曲部 3、3’ 溝 4 内輪 5 玉 6 保持器 7 段部 8a 外側端面 8b 内側端面
Claims (1)
- 【請求項1】 外輪の外径面及び両端面に絶縁被膜を形
成してなる電食防止転がり軸受において、上記外輪の両
端面に全周にわたる段部を形成し、上記絶縁被膜の端部
に内側に屈曲した屈曲部を設け、該屈曲部を上記段部に
沿わせたことを特徴とする電食防止転がり軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7590694A JPH07279972A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 電食防止転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7590694A JPH07279972A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 電食防止転がり軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07279972A true JPH07279972A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13589853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7590694A Pending JPH07279972A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 電食防止転がり軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07279972A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0800011A3 (en) * | 1996-03-26 | 1998-07-08 | SKF INDUSTRIE S.p.A. | Protective element against electrolytic corrosion, particularly for the strut of a vehicle and its bearing |
| JP2009052747A (ja) * | 2008-10-31 | 2009-03-12 | Ntn Corp | 電食防止転がり軸受 |
| US8425120B2 (en) | 2005-10-27 | 2013-04-23 | Nsk Ltd. | Electrolytic erosion preventing insulated rolling bearing, manufacturing method thereof, and bearing device |
| US10823229B2 (en) | 2017-03-24 | 2020-11-03 | Aktiebolaget Skf | Rolling-element bearing including an electrically insulating layer |
-
1994
- 1994-04-14 JP JP7590694A patent/JPH07279972A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0800011A3 (en) * | 1996-03-26 | 1998-07-08 | SKF INDUSTRIE S.p.A. | Protective element against electrolytic corrosion, particularly for the strut of a vehicle and its bearing |
| US8425120B2 (en) | 2005-10-27 | 2013-04-23 | Nsk Ltd. | Electrolytic erosion preventing insulated rolling bearing, manufacturing method thereof, and bearing device |
| JP2009052747A (ja) * | 2008-10-31 | 2009-03-12 | Ntn Corp | 電食防止転がり軸受 |
| US10823229B2 (en) | 2017-03-24 | 2020-11-03 | Aktiebolaget Skf | Rolling-element bearing including an electrically insulating layer |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040217 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |