JPH0728032B2 - 電荷結合素子 - Google Patents
電荷結合素子Info
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- JPH0728032B2 JPH0728032B2 JP1124674A JP12467489A JPH0728032B2 JP H0728032 B2 JPH0728032 B2 JP H0728032B2 JP 1124674 A JP1124674 A JP 1124674A JP 12467489 A JP12467489 A JP 12467489A JP H0728032 B2 JPH0728032 B2 JP H0728032B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電荷結合素子に関し、特に信号出力回路部に
おける信号電荷の転送効率を改善したものである。
おける信号電荷の転送効率を改善したものである。
[従来の技術] 電荷転送素子(CTD)として代表的なチャージ・カップ
ルド・ディバイス(CCD)は、周知のようにMOS構造の半
導体基板表面側に形成された空乏化領域(空乏層)に信
号電荷が注入され、半導体基板表面に薄い絶縁膜を介し
て被着形成された電極に印加されるクロックの電圧を順
次周期的に変化させて、この空乏化領域の電位を周期的
に変化させることによって、注入された信号電荷を転送
するように構成されている。
ルド・ディバイス(CCD)は、周知のようにMOS構造の半
導体基板表面側に形成された空乏化領域(空乏層)に信
号電荷が注入され、半導体基板表面に薄い絶縁膜を介し
て被着形成された電極に印加されるクロックの電圧を順
次周期的に変化させて、この空乏化領域の電位を周期的
に変化させることによって、注入された信号電荷を転送
するように構成されている。
そして、CCDに形成される転送チャネルは、一般に信号
電荷と逆符合の不純物が高濃度に注入されたチャネルス
トップ領域(不活性領域)を形成することによって、転
送チャネルの幅を規制している。チャネルストップ領域
は半導体基板と導通状態となるように構成されており、
このチャネルストップ領域は通常、基準電位、通常は接
地電位(GND)となされている。
電荷と逆符合の不純物が高濃度に注入されたチャネルス
トップ領域(不活性領域)を形成することによって、転
送チャネルの幅を規制している。チャネルストップ領域
は半導体基板と導通状態となるように構成されており、
このチャネルストップ領域は通常、基準電位、通常は接
地電位(GND)となされている。
さて、このような構造のCCDにおいて、その信号出力部
近傍の転送チャネルは、第8図Aのように構成されてい
る場合が多い。
近傍の転送チャネルは、第8図Aのように構成されてい
る場合が多い。
同図において、1は転送チャネル(活性領域)で、転送
チャネル1の外側はチャネルストップ領域で(1点鎖線
領域)2となされている。3は下側電極、4は上側電極
である。5はドレイン領域で、信号電荷の検出部として
機能し、信号電荷が電圧に変換されて取り出される。6
はバッファアンプである。
チャネル1の外側はチャネルストップ領域で(1点鎖線
領域)2となされている。3は下側電極、4は上側電極
である。5はドレイン領域で、信号電荷の検出部として
機能し、信号電荷が電圧に変換されて取り出される。6
はバッファアンプである。
転送チャネル1の領域は転送方向に対して狭くなされて
いるが、これは検出部5での容量をできるだけ小さくし
て、電荷・電圧の変換効率を上げるためである。すなわ
ち、検出部5での信号電荷量をΔQ、検出容量をC、出
力される信号電圧をΔVとしたとき、信号電圧ΔVは、 ΔV=ΔQ/C で表わされるから、検出容量Cをできるだけ小さくした
方が、変換効率を高めることができる。そのため、図の
ように検出部5での転送チャネル幅を狭くしている。
いるが、これは検出部5での容量をできるだけ小さくし
て、電荷・電圧の変換効率を上げるためである。すなわ
ち、検出部5での信号電荷量をΔQ、検出容量をC、出
力される信号電圧をΔVとしたとき、信号電圧ΔVは、 ΔV=ΔQ/C で表わされるから、検出容量Cをできるだけ小さくした
方が、変換効率を高めることができる。そのため、図の
ように検出部5での転送チャネル幅を狭くしている。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、チャネルストップ領域2は半導体基板
と導通状態にあり、基準電位に固定されているため、転
送チャネルの幅方向におけるポテンシャル分布は、第8
図Bに示すように、その両端が接地電位に固定された井
戸型となる。
と導通状態にあり、基準電位に固定されているため、転
送チャネルの幅方向におけるポテンシャル分布は、第8
図Bに示すように、その両端が接地電位に固定された井
戸型となる。
このポテンシャルは信号電荷に対するものであり、電子
を信号とする場合には、ポテンシャルの方向は負電圧方
向になる。
を信号とする場合には、ポテンシャルの方向は負電圧方
向になる。
同図Bは、同図AのI-I線上〜III-III線上における断面
のポテンシャル分布状態を示すもので、夫々の電極3,4
に印加される電圧は同一であるものとする。
のポテンシャル分布状態を示すもので、夫々の電極3,4
に印加される電圧は同一であるものとする。
転送チャネル1の幅がW1からW3へと狭くなるにつれて、
チャネル中央付近のポテンシャル井戸は次第にΔφ1、
Δφ2と浅くなる。
チャネル中央付近のポテンシャル井戸は次第にΔφ1、
Δφ2と浅くなる。
このようにポテンシャル井戸が次第に浅くなるのは、転
送チャネル1の幅方向における両端が接地電位に固定さ
れているために、中央付近のポテンシャル井戸が、狭チ
ャネル効果によって幅方向に引っ張られるためで、幅方
向に引っ張られる程度は転送チャネル1のチャネル幅が
狭い程大きくなる。
送チャネル1の幅方向における両端が接地電位に固定さ
れているために、中央付近のポテンシャル井戸が、狭チ
ャネル効果によって幅方向に引っ張られるためで、幅方
向に引っ張られる程度は転送チャネル1のチャネル幅が
狭い程大きくなる。
ポテンシャル井戸の深さが転送チャネル1のチャネル幅
によって変わると、これによって転送方向に対しポテン
シャルの障壁が形成され、信号電荷の転送不良、これに
伴なう出力信号の周波数応答やS/Nの劣化を惹起する。
によって変わると、これによって転送方向に対しポテン
シャルの障壁が形成され、信号電荷の転送不良、これに
伴なう出力信号の周波数応答やS/Nの劣化を惹起する。
そこで、この発明はこのような課題を解決したもので、
ポテンシャル障壁を無くして転送効率を改善した転送チ
ャネル構造を提案するものである。
ポテンシャル障壁を無くして転送効率を改善した転送チ
ャネル構造を提案するものである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この発明においては、信号
出力部付近における転送チャネル幅が、信号電荷の転送
方向に対して次第に幅狭となるようになされた電荷結合
素子において、 転送チャネル幅を規定する電位障壁領域の少なくとも何
れか一方の電位障壁領域の電位が、上記転送方向に対し
て次第に深くなるようになされたことを特徴とするもの
である。
出力部付近における転送チャネル幅が、信号電荷の転送
方向に対して次第に幅狭となるようになされた電荷結合
素子において、 転送チャネル幅を規定する電位障壁領域の少なくとも何
れか一方の電位障壁領域の電位が、上記転送方向に対し
て次第に深くなるようになされたことを特徴とするもの
である。
電位障壁領域の電位を深くする手段としては、電位障壁
領域自体の幅をコントロールする他に、電位障壁領域自
体の幅を狭チャネル効果が現われる程度に狭く形成する
と共に、この電位障壁領域を挟んで転送チャネルの反対
側に擬似転送チャネル領域を設け、この擬似転送チャネ
ル領域自体のチャネル幅を転送方向に向かって次第に拡
張するように構成してもよい。
領域自体の幅をコントロールする他に、電位障壁領域自
体の幅を狭チャネル効果が現われる程度に狭く形成する
と共に、この電位障壁領域を挟んで転送チャネルの反対
側に擬似転送チャネル領域を設け、この擬似転送チャネ
ル領域自体のチャネル幅を転送方向に向かって次第に拡
張するように構成してもよい。
[作用] 電位障壁領域自体の幅を信号電荷の転送方向に向かって
次第に拡げれば、電位障壁領域の電位が転送方向に対し
て次第に深くなる。
次第に拡げれば、電位障壁領域の電位が転送方向に対し
て次第に深くなる。
この電位の深化によって、転送チャネルの狭チャネル効
果が打ち消されるから、転送方向に対するポテンシャル
の障壁が発生しない。
果が打ち消されるから、転送方向に対するポテンシャル
の障壁が発生しない。
[実施例] 以下、この発明に係る電荷結合素子の一例を、第1図以
下を参照して詳細に説明する。
下を参照して詳細に説明する。
この発明は、転送方向に対して転送チャネルのチャネル
幅がそれ以前の転送チャネルのチャネル幅より狭くなる
ような構造のCCDを対象とする。
幅がそれ以前の転送チャネルのチャネル幅より狭くなる
ような構造のCCDを対象とする。
そして、第3図に示すように、転送チャネルのチャネル
幅が狭くなり始めた転送チャネルの両側若しくは片側の
電位障壁領域の電位を、転送チャネル1のチャネル幅が
W1からW3へと狭くなるにつれ、ΔV1、ΔV2と転送方向に
向かって次第に深くしていく。そうすると、転送チャネ
ル1自体に狭チャネル効果が作用しても、この作用を打
ち消すだけの電位が転送チャネルの両側若しくは片側か
ら作用するため、中央付近のポテンシャル井戸の転送方
向における深さは転送チャネル1のチャネル幅の変化に
拘らずほぼ一定となる。
幅が狭くなり始めた転送チャネルの両側若しくは片側の
電位障壁領域の電位を、転送チャネル1のチャネル幅が
W1からW3へと狭くなるにつれ、ΔV1、ΔV2と転送方向に
向かって次第に深くしていく。そうすると、転送チャネ
ル1自体に狭チャネル効果が作用しても、この作用を打
ち消すだけの電位が転送チャネルの両側若しくは片側か
ら作用するため、中央付近のポテンシャル井戸の転送方
向における深さは転送チャネル1のチャネル幅の変化に
拘らずほぼ一定となる。
転送チャネルの片側の電位障壁領域の電位のみを、転送
チャネル1のチャネル幅がW1からW3へと狭くなるにつ
れ、ΔV1、ΔV2と転送方向に向かって次第に深くして
も、その作用はほぼ同様である。
チャネル1のチャネル幅がW1からW3へと狭くなるにつ
れ、ΔV1、ΔV2と転送方向に向かって次第に深くして
も、その作用はほぼ同様である。
第1図はこのようなポテンシャル関係を具現するための
具体例の一つである。
具体例の一つである。
同図において、転送チャネル1は次第に狭められて信号
電荷の検出部(クロスハッチングの領域)5に連結され
ている。3,4は転送電極である。
電荷の検出部(クロスハッチングの領域)5に連結され
ている。3,4は転送電極である。
本例では転送チャネル1本来のチャネル幅Tの両側にチ
ャネルストップ領域(1点鎖線領域)2が形成されると
共に、幅狭に形成された転送チャネル1の両側に、チャ
ネル幅Tと同じになるようにバリア領域(図ではハッチ
ング領域として図示)20が形成される。したがって、バ
リア領域20は転送方向に対して次第に幅広に形成されて
いることになる。
ャネルストップ領域(1点鎖線領域)2が形成されると
共に、幅狭に形成された転送チャネル1の両側に、チャ
ネル幅Tと同じになるようにバリア領域(図ではハッチ
ング領域として図示)20が形成される。したがって、バ
リア領域20は転送方向に対して次第に幅広に形成されて
いることになる。
バリア領域20によって転送チャネル1の実質的なチャネ
ル幅が規制される。バリア領域20は転送チャネル1に対
して一定の電位差が付与されている。電位差は後述する
ように半導体基板内のポテンシャル構造より得ている。
ル幅が規制される。バリア領域20は転送チャネル1に対
して一定の電位差が付与されている。電位差は後述する
ように半導体基板内のポテンシャル構造より得ている。
第2図は第1図AのII-II線上の断面図である。なお、
本図を含め以下の説明では信号電荷が電子の場合及び埋
込みチャネル構造の場合について述べる。
本図を含め以下の説明では信号電荷が電子の場合及び埋
込みチャネル構造の場合について述べる。
その場合には、図のようにP型半導体基板11に対してそ
の表面側に、チャネル幅Tの領域にわたり所定の濃度を
もってドープされたN層12によって転送チャネル1が形
成される。N層12の両側には夫々P+層13が形成され、こ
れがチャネルストップ領域2として機能する。
の表面側に、チャネル幅Tの領域にわたり所定の濃度を
もってドープされたN層12によって転送チャネル1が形
成される。N層12の両側には夫々P+層13が形成され、こ
れがチャネルストップ領域2として機能する。
N層12の表面には所定の領域内にP型不純物16が所定量
ドープされて、これがバリア領域20として使用される。
P型不純物16をドープすることによって、この領域20が
信号電荷に対するバリアとして作用する。
ドープされて、これがバリア領域20として使用される。
P型不純物16をドープすることによって、この領域20が
信号電荷に対するバリアとして作用する。
半導体基板11の表面はSiO2などの絶縁層14を介して転送
電極4が被着形成されている。
電極4が被着形成されている。
さて、このようにバリア領域20を形成した場合、バリア
領域20によって形成される電位障壁部の電位は、検出部
5に向かって次第に深くなる。そして、転送方向に対し
てチャネル幅が狭くなるように形成された転送チャネル
1とは逆に、転送方向に向かってバリア領域20が幅広に
形成されているため、バリア領域20内では狭チャネル効
果が転送チャネル1の領域内とは逆に働く。
領域20によって形成される電位障壁部の電位は、検出部
5に向かって次第に深くなる。そして、転送方向に対し
てチャネル幅が狭くなるように形成された転送チャネル
1とは逆に、転送方向に向かってバリア領域20が幅広に
形成されているため、バリア領域20内では狭チャネル効
果が転送チャネル1の領域内とは逆に働く。
そのため、狭チャネル化された転送チャネル1でのポテ
ンシャルの分布は第1図Bのようになる。同図Bの曲線
Iは同図AのI-I線上断面のポテンシャル分布であり、
曲線IIはII-II線上断面のポテンシャル分布である。
ンシャルの分布は第1図Bのようになる。同図Bの曲線
Iは同図AのI-I線上断面のポテンシャル分布であり、
曲線IIはII-II線上断面のポテンシャル分布である。
同図Bからも明らかなように、中央付近のポテンシャル
分布が一様になって、検出部5に向かって生ずるポテン
シャルの障壁がなくなる。
分布が一様になって、検出部5に向かって生ずるポテン
シャルの障壁がなくなる。
第4図以下はこの発明の他の実施例を示すものである。
第2図はバリア領域も埋込みチャネル型のCCDの場合で
あったが、第4図はバリア領域を表面チャネル型CCDと
した例である。
第2図はバリア領域も埋込みチャネル型のCCDの場合で
あったが、第4図はバリア領域を表面チャネル型CCDと
した例である。
その場合には、第1図II-II線上断面図は第4図のよう
になる。N層17によって転送チャネル1が形成され、こ
のN層17とP+層13との間がバリア領域20となる。N層17
とP+層13との間の半導体基板11の表面側は何もドープさ
れない表面チャネル構造である。
になる。N層17によって転送チャネル1が形成され、こ
のN層17とP+層13との間がバリア領域20となる。N層17
とP+層13との間の半導体基板11の表面側は何もドープさ
れない表面チャネル構造である。
このようなCCDにおいても、N層17の領域を転送方向に
向かって幅狭にすれば、上述したと同様な作用となる。
向かって幅狭にすれば、上述したと同様な作用となる。
第5図に示す実施例は、バリア領域20と擬似転送チャネ
ル21とによって、電位障壁領域における電位をコントロ
ールするようにしたものである。
ル21とによって、電位障壁領域における電位をコントロ
ールするようにしたものである。
同図Aに示すように、転送チャネル1に隣接してこれと
平行に、所定の幅をもってバリア領域20が形成されると
共に、バリア領域20の外側でチャネル幅Tを越えないよ
うに転送チャネル1とは反対側に擬似転送チャネル21の
領域が形成される。
平行に、所定の幅をもってバリア領域20が形成されると
共に、バリア領域20の外側でチャネル幅Tを越えないよ
うに転送チャネル1とは反対側に擬似転送チャネル21の
領域が形成される。
擬似転送チャネル21は転送チャネル1と同一ないしこれ
に近い電位を形成するためで、擬似転送チャネル21の出
力端側には夫々ドレイン領域として形成された排出ドレ
イン22が設けられる。夫々の排出ドレイン22には端子23
より所定の直流電圧VDが印加され、擬似転送チャネル21
内の電荷が排出される。
に近い電位を形成するためで、擬似転送チャネル21の出
力端側には夫々ドレイン領域として形成された排出ドレ
イン22が設けられる。夫々の排出ドレイン22には端子23
より所定の直流電圧VDが印加され、擬似転送チャネル21
内の電荷が排出される。
第6図は第5図AのII-II線上の断面図で、本例ではバ
リア領域も埋込みチャネル型のCCDの場合を示す。バリ
ア領域20にはP型不純物16がドープされている。
リア領域も埋込みチャネル型のCCDの場合を示す。バリ
ア領域20にはP型不純物16がドープされている。
図の例では、擬似転送チャネル21と転送チャネル1とは
同電位となっている。
同電位となっている。
第5図のように本例では、バリア領域20に挟まれた転送
チャネル1のチャネル幅が次第に狭められると共に、バ
リア領域20自身の幅は一定のまま擬似転送チャネル21の
チャネル幅が転送方向に対して次第に拡げられるような
構成となっている。
チャネル1のチャネル幅が次第に狭められると共に、バ
リア領域20自身の幅は一定のまま擬似転送チャネル21の
チャネル幅が転送方向に対して次第に拡げられるような
構成となっている。
このように構成すると、バリア領域20と擬似転送チャネ
ル21との共働で、電位障壁領域の電位がコントロールさ
れる。すなわち、擬似転送チャネル21内では、内部に形
成された転送チャネル1とは狭チャネル効果が逆に作用
して狭いバリア領域の電位を転送方向に対して次第に引
下る。そのため、この引下られた分だけ中央付近のポテ
ンシャル井戸が深められるから、第5図Bに示すように
中央付近での転送方向におけるポテンシャル分布が一様
になる。
ル21との共働で、電位障壁領域の電位がコントロールさ
れる。すなわち、擬似転送チャネル21内では、内部に形
成された転送チャネル1とは狭チャネル効果が逆に作用
して狭いバリア領域の電位を転送方向に対して次第に引
下る。そのため、この引下られた分だけ中央付近のポテ
ンシャル井戸が深められるから、第5図Bに示すように
中央付近での転送方向におけるポテンシャル分布が一様
になる。
第7図Aは、第5図Aの構成に対してバリア領域20の
み、その幅を転送方向に対して狭くなるようにした場合
である。
み、その幅を転送方向に対して狭くなるようにした場合
である。
こうすると、バリア領域20のバリアの高さ自身が転送方
向に対して次第に狭められる。その結果、ポテンシャル
の分布は第7図Bのように、特に転送チャネル1の中央
付近では強力に一様化ないしは転送方向にむしろ深化さ
れるようになる。
向に対して次第に狭められる。その結果、ポテンシャル
の分布は第7図Bのように、特に転送チャネル1の中央
付近では強力に一様化ないしは転送方向にむしろ深化さ
れるようになる。
第7図Bでは検出部5側がむしろ深化した場合を例示し
ている。
ている。
第6図及び第7図においても、バリア領域を表面チャネ
ルとした場合に適用することができる。
ルとした場合に適用することができる。
なお以上の説明では、信号電荷が電子の場合及び埋込み
チャネル構造の場合について述べたが、本発明ではこれ
らに限定されるものではなく、信号電荷が正孔の場合、
あるいは表面チャネル構造の場合でも同様に議論するこ
とが可能である。
チャネル構造の場合について述べたが、本発明ではこれ
らに限定されるものではなく、信号電荷が正孔の場合、
あるいは表面チャネル構造の場合でも同様に議論するこ
とが可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、転送チャネル
幅を規定する電位障壁領域の少なくとも何れか一方の電
位障壁領域の電位が、転送方向に対して次第に深くなる
ようにしたものである。
幅を規定する電位障壁領域の少なくとも何れか一方の電
位障壁領域の電位が、転送方向に対して次第に深くなる
ようにしたものである。
これによれば、転送チャネルの中央付近でのポテンシャ
ル障壁が完全になくなるから、転送された信号電荷の殆
どを信号検出部によって電圧に変換して取り出すことが
できる。したがって、電荷転送が円滑となり、出力信号
の周波数応答やS/Nを従来よりも大幅に改善できる特徴
を有する。
ル障壁が完全になくなるから、転送された信号電荷の殆
どを信号検出部によって電圧に変換して取り出すことが
できる。したがって、電荷転送が円滑となり、出力信号
の周波数応答やS/Nを従来よりも大幅に改善できる特徴
を有する。
第1図Aはこの発明に係る電荷結合素子転送チャネルの
一例を示す構成図、同図Bはそのポテンシャル分布図、
第2図は第1図AのII-II線上断面図、第3図は電位障
壁領域の電位コントロール状態を示す図、第4図は第2
図と同様な断面図、第5図及び第7図は夫々第1図と同
様な断面図とポテンシャル分布図、第6図は第5図Aの
断面図、第8図は従来例を示す第1図と同様な断面図と
ポテンシャル分布図である。 1……転送チャネル 3,4……転送電極 5……信号検出部 11……半導体基板 12,17……N層 13……P+層 16……P型不純物 20……バリア領域 21……擬似転送チャネル 22……排出ドレイン
一例を示す構成図、同図Bはそのポテンシャル分布図、
第2図は第1図AのII-II線上断面図、第3図は電位障
壁領域の電位コントロール状態を示す図、第4図は第2
図と同様な断面図、第5図及び第7図は夫々第1図と同
様な断面図とポテンシャル分布図、第6図は第5図Aの
断面図、第8図は従来例を示す第1図と同様な断面図と
ポテンシャル分布図である。 1……転送チャネル 3,4……転送電極 5……信号検出部 11……半導体基板 12,17……N層 13……P+層 16……P型不純物 20……バリア領域 21……擬似転送チャネル 22……排出ドレイン
Claims (1)
- 【請求項1】信号出力部付近における転送チャネル幅
が、信号電荷の転送方向に対して次第に幅狭となるよう
になされた電荷結合素子において、 転送チャネル幅を規定する電位障壁領域の少なくとも何
れか一方の電位障壁領域の電位が、上記転送方向に対し
て次第に深くなるようになされたことを特徴とする電荷
結合素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1124674A JPH0728032B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 電荷結合素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1124674A JPH0728032B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 電荷結合素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02303135A JPH02303135A (ja) | 1990-12-17 |
| JPH0728032B2 true JPH0728032B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=14891257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1124674A Expired - Fee Related JPH0728032B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 電荷結合素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728032B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2842724B2 (ja) * | 1992-02-06 | 1999-01-06 | シャープ株式会社 | 電荷転送素子 |
| FR2704978B1 (fr) * | 1993-05-07 | 1995-06-09 | Thomson Csf Semiconducteurs | Dispositif à transfert de charges à grille d'étraînement. |
| US5514886A (en) * | 1995-01-18 | 1996-05-07 | Eastman Kodak Company | Image sensor with improved output region for superior charge transfer characteristics |
-
1989
- 1989-05-18 JP JP1124674A patent/JPH0728032B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02303135A (ja) | 1990-12-17 |
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