JPH0728048A - 液晶表示素子の製造方法及び製造装置 - Google Patents
液晶表示素子の製造方法及び製造装置Info
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- JPH0728048A JPH0728048A JP5169037A JP16903793A JPH0728048A JP H0728048 A JPH0728048 A JP H0728048A JP 5169037 A JP5169037 A JP 5169037A JP 16903793 A JP16903793 A JP 16903793A JP H0728048 A JPH0728048 A JP H0728048A
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- liquid crystal
- microlens array
- adhesive
- crystal panel
- crystal display
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/133526—Lenses, e.g. microlenses or Fresnel lenses
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 液晶パネルに、マイクロレンズアレイを接着
剤を介して貼着させる際、上記マイクロレンズアレイを
レンズ保持手段にて吸着保持した状態で、液晶パネルの
上方から振動させながら、接着剤の層の厚みが所定の厚
みになるまで、即ち、下降距離が所定距離に達したこと
が確認されるまで段階的に下降させる(S1・2・3・
4)。所定距離に達した後は、レンズ振動移動手段を停
止させると共に、レンズ保持手段の吸着を解除して、マ
イクロレンズアレイの自重により下降させ(S5・
6)、これにて接着剤の厚みを調整する。 【効果】 液晶パネルにおけるセルギャップの不均一化
や、これに伴う画像品位の低下、及び接着剤に混入する
気泡による画像品位の低下等を抑制して信頼性の向上を
図り、かつ、貼着の所要時間を短縮して生産性の向上を
も図ることができる。
剤を介して貼着させる際、上記マイクロレンズアレイを
レンズ保持手段にて吸着保持した状態で、液晶パネルの
上方から振動させながら、接着剤の層の厚みが所定の厚
みになるまで、即ち、下降距離が所定距離に達したこと
が確認されるまで段階的に下降させる(S1・2・3・
4)。所定距離に達した後は、レンズ振動移動手段を停
止させると共に、レンズ保持手段の吸着を解除して、マ
イクロレンズアレイの自重により下降させ(S5・
6)、これにて接着剤の厚みを調整する。 【効果】 液晶パネルにおけるセルギャップの不均一化
や、これに伴う画像品位の低下、及び接着剤に混入する
気泡による画像品位の低下等を抑制して信頼性の向上を
図り、かつ、貼着の所要時間を短縮して生産性の向上を
も図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネル表面に実効
開口率を向上させるためのマイクロレンズアレイが貼着
された液晶表示素子の製造方法及びその製造装置に関す
るものである。
開口率を向上させるためのマイクロレンズアレイが貼着
された液晶表示素子の製造方法及びその製造装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、液晶表示素子は直視型だけで
なく、OHP(Overhead Projector)やプロジェクション
テレビ等に用いられる投影型表示素子としても需要が高
まってきている。液晶表示素子を投影型として使用する
場合、従来の画素数で拡大率を高めると、画面の粗さが
目立ってくる。そのため、高い開口率で精細な画像を得
るには、画素数を増やすことが必要となる。
なく、OHP(Overhead Projector)やプロジェクション
テレビ等に用いられる投影型表示素子としても需要が高
まってきている。液晶表示素子を投影型として使用する
場合、従来の画素数で拡大率を高めると、画面の粗さが
目立ってくる。そのため、高い開口率で精細な画像を得
るには、画素数を増やすことが必要となる。
【0003】ところが、液晶表示素子の画素数を増やし
た場合、特にアクティブマトリクス型の液晶表示装置で
は、画素以外の部分が占める面積が相対的に大きくな
り、これに伴って、これらの部分を覆うブラックマトリ
クスの面積が増大する。このブラックマトリクスの面積
が増大すると、表示に寄与する画素の面積が減少し、表
示素子の開口率が低下することとなる。つまり、単に画
素数を増加したのでは、結果的に開口率の低下を招いて
画面が暗くなり、画像品位を低下させることとなる。
た場合、特にアクティブマトリクス型の液晶表示装置で
は、画素以外の部分が占める面積が相対的に大きくな
り、これに伴って、これらの部分を覆うブラックマトリ
クスの面積が増大する。このブラックマトリクスの面積
が増大すると、表示に寄与する画素の面積が減少し、表
示素子の開口率が低下することとなる。つまり、単に画
素数を増加したのでは、結果的に開口率の低下を招いて
画面が暗くなり、画像品位を低下させることとなる。
【0004】そこで、このような画素数の増大に伴う表
示素子の開口率低下を防止するために、液晶表示素子の
一方の面にマイクロレンズを形成することが提案されて
いる(特開昭60−165621〜165624号公
報)。これによれば、各画素に対応する複数のマイクロ
レンズを形成することにより、従来ではブラックマトリ
クスによって遮光されていた光を、液晶表示素子の画素
内に集光させることができ、効果的な光の利用が可能と
なる。
示素子の開口率低下を防止するために、液晶表示素子の
一方の面にマイクロレンズを形成することが提案されて
いる(特開昭60−165621〜165624号公
報)。これによれば、各画素に対応する複数のマイクロ
レンズを形成することにより、従来ではブラックマトリ
クスによって遮光されていた光を、液晶表示素子の画素
内に集光させることができ、効果的な光の利用が可能と
なる。
【0005】また、マイクロレンズが形成された基板状
のマイクロレンズアレイを、接着材にて液晶パネル(以
下、マイクロレンズアレイを貼着する前の液晶表示素子
を液晶パネルと称して区別する)に貼着させても同様の
効果が得られる。具体的には、例えば紫外線硬化型接着
剤(以下、単に接着剤と略記する)を液晶パネルの一方
の基板の全面に塗布し、接着剤が塗布された面にマイク
ロレンズアレイを載せ、適当な圧力を加えて接着剤の厚
みを調整した後、接着剤に紫外線を照射して硬化させ
る。
のマイクロレンズアレイを、接着材にて液晶パネル(以
下、マイクロレンズアレイを貼着する前の液晶表示素子
を液晶パネルと称して区別する)に貼着させても同様の
効果が得られる。具体的には、例えば紫外線硬化型接着
剤(以下、単に接着剤と略記する)を液晶パネルの一方
の基板の全面に塗布し、接着剤が塗布された面にマイク
ロレンズアレイを載せ、適当な圧力を加えて接着剤の厚
みを調整した後、接着剤に紫外線を照射して硬化させ
る。
【0006】上記マイクロレンズアレイの製造方法とし
ては、イオン交換法(Appl.Optics,21
(6),p1052(1982))、膨潤法(プラステ
ィックマイクロレンズの新しい作成法,第24回微小光
学研究会)、熱だれ法(Appl.Optics,2
7,p1281(1988))、蒸着法(特開昭55−
135808号公報)、熱転写法(特開昭61−641
58号公報)、機械加工法等が挙げられる。
ては、イオン交換法(Appl.Optics,21
(6),p1052(1982))、膨潤法(プラステ
ィックマイクロレンズの新しい作成法,第24回微小光
学研究会)、熱だれ法(Appl.Optics,2
7,p1281(1988))、蒸着法(特開昭55−
135808号公報)、熱転写法(特開昭61−641
58号公報)、機械加工法等が挙げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法で液晶パネルにマイクロレンズアレイを貼着さ
せると、液晶パネルの基板が薄く剛性に欠けるため、貼
着時の加圧にて、液晶パネルのセルギャップが局所的に
不均一となり易く、これによって、液晶表示素子として
完成された際に、光ぬけ、点灯むらなどで画像品位が低
下するという問題を生じる。
うな方法で液晶パネルにマイクロレンズアレイを貼着さ
せると、液晶パネルの基板が薄く剛性に欠けるため、貼
着時の加圧にて、液晶パネルのセルギャップが局所的に
不均一となり易く、これによって、液晶表示素子として
完成された際に、光ぬけ、点灯むらなどで画像品位が低
下するという問題を生じる。
【0008】また、セルギャップが局所的に不均一にな
ると、接着剤と液晶パネルの基板とに大きな応力が生
じ、剥離などが発生し易くなり、生産性及び信頼性を損
なうことにもなる。この原因としては、マイクロレンズ
アレイ自体に僅かな反りがあるためだけでなく、ある一
定時間だけ加えられる貼着の際の加圧力が液晶表示素子
内に残留し、この不均一な加圧力が残留した状態で接着
剤が硬化するためであると考えられる。
ると、接着剤と液晶パネルの基板とに大きな応力が生
じ、剥離などが発生し易くなり、生産性及び信頼性を損
なうことにもなる。この原因としては、マイクロレンズ
アレイ自体に僅かな反りがあるためだけでなく、ある一
定時間だけ加えられる貼着の際の加圧力が液晶表示素子
内に残留し、この不均一な加圧力が残留した状態で接着
剤が硬化するためであると考えられる。
【0009】尚、このような不具合を防止すべく、貼着
時の液晶パネル内に加圧力が残留しないように、マイク
ロレンズアレイを無負荷の状態、即ち、加圧せずにマイ
クロレンズアレイの自重によって貼着させることも提案
されるが、所要時間が長くなり、生産性が著しく低下す
るという問題が生じることとなる。
時の液晶パネル内に加圧力が残留しないように、マイク
ロレンズアレイを無負荷の状態、即ち、加圧せずにマイ
クロレンズアレイの自重によって貼着させることも提案
されるが、所要時間が長くなり、生産性が著しく低下す
るという問題が生じることとなる。
【0010】さらに、上記従来の貼着方法では、接着剤
中に気泡が混入され易く、そのため、混入された気泡に
よって光の屈折率が局所的に変化し、これによっても、
画像品位が低下するという事態が招来される。
中に気泡が混入され易く、そのため、混入された気泡に
よって光の屈折率が局所的に変化し、これによっても、
画像品位が低下するという事態が招来される。
【0011】そこで、本発明は、上記課題に鑑み成され
たもので、画像品位の低下を抑制して信頼性を向上させ
ると共に、かつ、生産性の向上も可能な液晶表示素子の
製造方法及び製造装置を提供することを目的としてい
る。
たもので、画像品位の低下を抑制して信頼性を向上させ
ると共に、かつ、生産性の向上も可能な液晶表示素子の
製造方法及び製造装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
液晶表示素子の製造方法は、上記課題を解決するため
に、一対の透明基板を有し、基板間に液晶物質が充填さ
れ、多数の画素が形成される液晶パネルに、上記画素の
それぞれに光を集光させるマイクロレンズアレイを上方
から下降させ、接着剤を介して貼着させる液晶表示素子
の製造方法において、貼着時、上記液晶パネルとマイク
ロレンズアレイとの間に介在する接着剤の層の厚みが所
定の厚みになるまでは、上記マイクロレンズアレイを加
圧して下降させ、上記接着剤の層の厚みが所定の厚みに
達した後は、マイクロレンズアレイの自重により下降さ
せることを特徴としている。
液晶表示素子の製造方法は、上記課題を解決するため
に、一対の透明基板を有し、基板間に液晶物質が充填さ
れ、多数の画素が形成される液晶パネルに、上記画素の
それぞれに光を集光させるマイクロレンズアレイを上方
から下降させ、接着剤を介して貼着させる液晶表示素子
の製造方法において、貼着時、上記液晶パネルとマイク
ロレンズアレイとの間に介在する接着剤の層の厚みが所
定の厚みになるまでは、上記マイクロレンズアレイを加
圧して下降させ、上記接着剤の層の厚みが所定の厚みに
達した後は、マイクロレンズアレイの自重により下降さ
せることを特徴としている。
【0013】また、請求項2記載の液晶表示素子の製造
方法は、上記課題を解決するために、請求項1記載の液
晶表示素子の製造方法において、上記マイクロレンズア
レイを加圧して下降させる際、マイクロレンズアレイを
振動させることを特徴としている。
方法は、上記課題を解決するために、請求項1記載の液
晶表示素子の製造方法において、上記マイクロレンズア
レイを加圧して下降させる際、マイクロレンズアレイを
振動させることを特徴としている。
【0014】また、請求項3記載の液晶表示素子の製造
装置は、上記課題を解決するために、液晶パネルを支持
するパネル支持手段と、上記液晶パネルに接着剤を介し
て貼着されるマイクロレンズアレイを保持するレンズ保
持手段と、上記レンズ保持手段に保持されたマイクロレ
ンズアレイを、上記パネル支持手段に支持された液晶パ
ネル上に振動させながら下降させるレンズ振動移動手段
と、上記レンズ振動移動手段を、マイクロレンズアレイ
が下降開始点から所定距離だけ下降されるように制御す
ると共に、上記レンズ保持手段を、マイクロレンズアレ
イの下降距離が所定距離に達したならば、マイクロレン
ズアレイの保持状態が解除されるように制御する制御手
段とが備えられていることを特徴としている。
装置は、上記課題を解決するために、液晶パネルを支持
するパネル支持手段と、上記液晶パネルに接着剤を介し
て貼着されるマイクロレンズアレイを保持するレンズ保
持手段と、上記レンズ保持手段に保持されたマイクロレ
ンズアレイを、上記パネル支持手段に支持された液晶パ
ネル上に振動させながら下降させるレンズ振動移動手段
と、上記レンズ振動移動手段を、マイクロレンズアレイ
が下降開始点から所定距離だけ下降されるように制御す
ると共に、上記レンズ保持手段を、マイクロレンズアレ
イの下降距離が所定距離に達したならば、マイクロレン
ズアレイの保持状態が解除されるように制御する制御手
段とが備えられていることを特徴としている。
【0015】
【作用】上記請求項1の方法によれば、接着剤の層の厚
みが所定の厚み、例えば、マイクロレンズアレイに接す
る液晶パネルの一方表面の面積の1/3程度に接着剤が
拡がった厚みになるまでは、マイクロレンズアレイを加
圧して下降させ、それ以降は、マイクロレンズアレイの
自重により下降させるという加圧下降と自重下降とを組
み合わせた方法となっている。したがって、加圧下降に
よる貼着の所要時間の短縮が図れるという利点と、自重
下降による液晶表示素子内に加圧力が残留されないとい
う利点とを併せ持つことが可能となり、この結果、液晶
パネルにおけるセルギャップの不均一化や、これに伴う
画像品位の低下等を抑制して信頼性の向上を図り、か
つ、貼着の所要時間を短縮して生産性の向上をも図るこ
とができる。
みが所定の厚み、例えば、マイクロレンズアレイに接す
る液晶パネルの一方表面の面積の1/3程度に接着剤が
拡がった厚みになるまでは、マイクロレンズアレイを加
圧して下降させ、それ以降は、マイクロレンズアレイの
自重により下降させるという加圧下降と自重下降とを組
み合わせた方法となっている。したがって、加圧下降に
よる貼着の所要時間の短縮が図れるという利点と、自重
下降による液晶表示素子内に加圧力が残留されないとい
う利点とを併せ持つことが可能となり、この結果、液晶
パネルにおけるセルギャップの不均一化や、これに伴う
画像品位の低下等を抑制して信頼性の向上を図り、か
つ、貼着の所要時間を短縮して生産性の向上をも図るこ
とができる。
【0016】また、請求項2の方法によれば、加圧下降
時に、マイクロレンズアレイを振動させるので、振動の
作用にて接着剤中に気泡が取り込まれ難くなり、接着剤
中に混入する気泡による画像品位の低下を抑制して、さ
らなる信頼性の向上が図れる。そして、請求項3の装置
を使用することで、上記した液晶表示素子の製造方法を
より効果的に実現できることとなる。
時に、マイクロレンズアレイを振動させるので、振動の
作用にて接着剤中に気泡が取り込まれ難くなり、接着剤
中に混入する気泡による画像品位の低下を抑制して、さ
らなる信頼性の向上が図れる。そして、請求項3の装置
を使用することで、上記した液晶表示素子の製造方法を
より効果的に実現できることとなる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例について、図1ないし図7
を用いて説明すれば、以下の通りである。
を用いて説明すれば、以下の通りである。
【0018】本実施例に用いられるマイクロレンズアレ
イ1は、例えばイオン交換法により作製されたもので、
Naイオンを多く含むソーダガラス等から形成されてお
り、図2(a)に示すように、図において下側の面に、
後述する液晶パネル2の各画素に対応する複数のマイク
ロレンズが、上記Naイオンの濃度分布によって生じる
屈折率分布により作られている。
イ1は、例えばイオン交換法により作製されたもので、
Naイオンを多く含むソーダガラス等から形成されてお
り、図2(a)に示すように、図において下側の面に、
後述する液晶パネル2の各画素に対応する複数のマイク
ロレンズが、上記Naイオンの濃度分布によって生じる
屈折率分布により作られている。
【0019】上記マイクロレンズアレイ1は、後述する
ように、液晶パネル2に紫外線硬化型接着剤3(以下、
単に接着剤と略記する)を介して貼着される。上記液晶
パネル2は、ほうけい酸ガラスからなる基板2a・2b
を有し、両基板2a・2bはその端面側で環状のシール
材6により貼着され、その間に液晶が充填され、液晶層
5が形成されている。一方、基板2bの液晶層5と接す
る表面には、図示しない画素電極、スイッチング素子、
バス配線等が形成されている。
ように、液晶パネル2に紫外線硬化型接着剤3(以下、
単に接着剤と略記する)を介して貼着される。上記液晶
パネル2は、ほうけい酸ガラスからなる基板2a・2b
を有し、両基板2a・2bはその端面側で環状のシール
材6により貼着され、その間に液晶が充填され、液晶層
5が形成されている。一方、基板2bの液晶層5と接す
る表面には、図示しない画素電極、スイッチング素子、
バス配線等が形成されている。
【0020】上記接着剤3には、接着剤の層の厚みを均
一化するためのスペーサ4、例えば本実施例においては
球形の20μmφのプラスチックスペーサが予め混入さ
れている。そして、接着剤3としては、例えば日本ロッ
クタイト社製の速硬化型LX1347、NORLAND
社製のNOA−61、THREE BOND社製のAV
R−100等を挙げることができる。
一化するためのスペーサ4、例えば本実施例においては
球形の20μmφのプラスチックスペーサが予め混入さ
れている。そして、接着剤3としては、例えば日本ロッ
クタイト社製の速硬化型LX1347、NORLAND
社製のNOA−61、THREE BOND社製のAV
R−100等を挙げることができる。
【0021】次に、マイクロレンズアレイ1を液晶パネ
ル2に貼着する工程に使用される製造装置50を、図3
を参照して説明する。
ル2に貼着する工程に使用される製造装置50を、図3
を参照して説明する。
【0022】製造装置50は、基台59上のほぼ中央
に、鉛直な回転軸線51回りを90°毎に間欠的に矢印
F方向に回転駆動する円形のインデックステーブル21
を備えている。このインデックステーブル21は、その
周端部側にて、図示しないトレイに載置された状態の液
晶パネル2をトレイごと吸着保持できるようになってお
り、また、90°毎に間欠的に矢印F方向に回転駆動さ
れることで、振り分けられた4つの停止位置P1,P2,P
3,P4 を有している。
に、鉛直な回転軸線51回りを90°毎に間欠的に矢印
F方向に回転駆動する円形のインデックステーブル21
を備えている。このインデックステーブル21は、その
周端部側にて、図示しないトレイに載置された状態の液
晶パネル2をトレイごと吸着保持できるようになってお
り、また、90°毎に間欠的に矢印F方向に回転駆動さ
れることで、振り分けられた4つの停止位置P1,P2,P
3,P4 を有している。
【0023】上記停止位置の第1ポイントP1 には、矢
印E1 −E2 方向に走行駆動する走行体53を有した供
給手段52が設けられている。供給手段52は、上記走
行体53にて、トレイ上に載置され、表面に所定量の接
着剤3が塗布されている液晶パネル2(マイクロレンズ
アレイは貼着されていない)を、例えば4個の図示しな
い吸着パッドによって真空吸着して、インデックステー
ブル21へとインデックステーブル21の間欠的な回転
動作に同期して供給するようになっている。
印E1 −E2 方向に走行駆動する走行体53を有した供
給手段52が設けられている。供給手段52は、上記走
行体53にて、トレイ上に載置され、表面に所定量の接
着剤3が塗布されている液晶パネル2(マイクロレンズ
アレイは貼着されていない)を、例えば4個の図示しな
い吸着パッドによって真空吸着して、インデックステー
ブル21へとインデックステーブル21の間欠的な回転
動作に同期して供給するようになっている。
【0024】第2ポイントP2 には、矢印G1 −G2 方
向に走行駆動する走行体55を有した供給手段54と、
アーム40を備えた貼着装置20とが設けられている。
上記供給手段54は、走行体55にて、表面に所定量の
接着剤3が塗布されているマイクロレンズアレイ1を保
持して、貼着装置20へと供給するようになっている。
上記貼着装置20は、アーム40の先端部に設けられて
いる図示しない後述のレンズ保持手段にて、上記供給手
段54から供給されたマイクロレンズアレイ1を真空吸
着し、液晶パネル2の上にマイクロレンズアレイ1を貼
着するようになっている。尚、貼着装置20の構造、動
作等の詳細については後述する。
向に走行駆動する走行体55を有した供給手段54と、
アーム40を備えた貼着装置20とが設けられている。
上記供給手段54は、走行体55にて、表面に所定量の
接着剤3が塗布されているマイクロレンズアレイ1を保
持して、貼着装置20へと供給するようになっている。
上記貼着装置20は、アーム40の先端部に設けられて
いる図示しない後述のレンズ保持手段にて、上記供給手
段54から供給されたマイクロレンズアレイ1を真空吸
着し、液晶パネル2の上にマイクロレンズアレイ1を貼
着するようになっている。尚、貼着装置20の構造、動
作等の詳細については後述する。
【0025】第3ポイントP3 には、液晶パネル2の上
に貼着されたマイクロレンズアレイ1の位置合わせを行
う図示しない位置合わせ装置と、図中、仮想線にて示す
接着剤3を硬化させるための紫外線を照射する紫外線照
射装置56とが設けられている。
に貼着されたマイクロレンズアレイ1の位置合わせを行
う図示しない位置合わせ装置と、図中、仮想線にて示す
接着剤3を硬化させるための紫外線を照射する紫外線照
射装置56とが設けられている。
【0026】第4ポイントP4 には、矢印G1 −G2 方
向に走行駆動する走行体58を有した搬出手段57が設
けられている。搬出手段57は、上記走行体58にて、
表面にマイクロレンズアレイ1が貼着された液晶パネル
2、即ち液晶表示素子7をインデックステーブル21か
ら搬出するようになっている。尚、搬出手段57には、
良品と不良品とを検知する図示しない検知手段が設けら
れており、この検知手段の判断に基づいて、良品と不良
品とに仕分けされるようになっている。
向に走行駆動する走行体58を有した搬出手段57が設
けられている。搬出手段57は、上記走行体58にて、
表面にマイクロレンズアレイ1が貼着された液晶パネル
2、即ち液晶表示素子7をインデックステーブル21か
ら搬出するようになっている。尚、搬出手段57には、
良品と不良品とを検知する図示しない検知手段が設けら
れており、この検知手段の判断に基づいて、良品と不良
品とに仕分けされるようになっている。
【0027】次に、上記製造装置50にて液晶表示素子
7を製造する工程を図4の工程図を参照して説明する。
7を製造する工程を図4の工程図を参照して説明する。
【0028】図示しないトレイ上に載置された状態で液
晶パネル2は、走行体53にセットされ、吸着保持され
て矢印E1 方向に搬送され(プロセス1、以下、プロセ
スをPと略記する)、インデックステーブル21上に供
給される前に、その上面のほぼ中央部に所定量の接着剤
3が塗布される(P2)。このようにP1〜P2を経て
インデックステーブル21の第1ポイントP1 に供給さ
れた液晶パネル2は、インデックステーブル21の矢印
F方向への回転によって第2ポイントP2 に配置され
る。
晶パネル2は、走行体53にセットされ、吸着保持され
て矢印E1 方向に搬送され(プロセス1、以下、プロセ
スをPと略記する)、インデックステーブル21上に供
給される前に、その上面のほぼ中央部に所定量の接着剤
3が塗布される(P2)。このようにP1〜P2を経て
インデックステーブル21の第1ポイントP1 に供給さ
れた液晶パネル2は、インデックステーブル21の矢印
F方向への回転によって第2ポイントP2 に配置され
る。
【0029】一方、マイクロレンズアレイ1は、走行体
55にセットされ(P3)、その上面のほぼ中央部に所
定量の接着剤3が塗布され(P4)、供給手段54にて
上記貼着装置20のレンズ保持手段がマイクロレンズア
レイ1を保持できる位置まで搬送される。そして、貼着
装置20のレンズ保持手段に保持されたマイクロレンズ
アレイ1は、インデックステーブル21の第2ポイント
P2 に配置されている液晶パネル2の上に、接着剤3の
塗布面同士が相対向するように重ね合わされて貼着され
る(P5)。 上記P5を経て、マイクロレンズアレイ
1が貼着された液晶パネル2は、インデックステーブル
21の矢印F方向への回転によって第3ポイントP3 に
配置される。
55にセットされ(P3)、その上面のほぼ中央部に所
定量の接着剤3が塗布され(P4)、供給手段54にて
上記貼着装置20のレンズ保持手段がマイクロレンズア
レイ1を保持できる位置まで搬送される。そして、貼着
装置20のレンズ保持手段に保持されたマイクロレンズ
アレイ1は、インデックステーブル21の第2ポイント
P2 に配置されている液晶パネル2の上に、接着剤3の
塗布面同士が相対向するように重ね合わされて貼着され
る(P5)。 上記P5を経て、マイクロレンズアレイ
1が貼着された液晶パネル2は、インデックステーブル
21の矢印F方向への回転によって第3ポイントP3 に
配置される。
【0030】そして、位置合わせ装置にて位置合わせさ
れた後(P6)、紫外線照射装置56にて紫外線が約1
0秒照射される(P7)。これにより、液晶パネル2と
マイクロレンズアレイ1との間に介在する接着剤3が硬
化され、液晶パネル2とマイクロレンズアレイ1とは接
合され、液晶表示素子7として形成される。
れた後(P6)、紫外線照射装置56にて紫外線が約1
0秒照射される(P7)。これにより、液晶パネル2と
マイクロレンズアレイ1との間に介在する接着剤3が硬
化され、液晶パネル2とマイクロレンズアレイ1とは接
合され、液晶表示素子7として形成される。
【0031】その後、液晶表示素子7は、インデックス
テーブル21の矢印F方向への回転によって第4ポイン
トP4 に配置され、走行体58上に載置され、搬出手段
57にて装置外へ搬出される。これにて、液晶パネル2
にマイクロレンズアレイ1を貼着する工程が終了する。
テーブル21の矢印F方向への回転によって第4ポイン
トP4 に配置され、走行体58上に載置され、搬出手段
57にて装置外へ搬出される。これにて、液晶パネル2
にマイクロレンズアレイ1を貼着する工程が終了する。
【0032】次に、上記第2ポイントP2 に設けられ、
プロセス5を実施する貼着装置20を、図5、図6を参
照して説明する。
プロセス5を実施する貼着装置20を、図5、図6を参
照して説明する。
【0033】図5に示すように、貼着装置20は、前述
の製造装置50に備えられたインデックステーブル21
の上に載置された液晶パネル2を支持するパネル支持手
段22と、上記液晶パネル2に接着剤を介して貼着され
るマイクロレンズアレイ1を吸着保持するレンズ保持手
段23と、レンズ保持手段23に保持されているマイク
ロレンズアレイ1を上記パネル支持手段22に支持され
た液晶パネル2上に振動させながら下降させて重ね合わ
せるレンズ振動移動手段24とから構成されている。
尚、インデックステーブル21は支持手段22に含まれ
るものとする。
の製造装置50に備えられたインデックステーブル21
の上に載置された液晶パネル2を支持するパネル支持手
段22と、上記液晶パネル2に接着剤を介して貼着され
るマイクロレンズアレイ1を吸着保持するレンズ保持手
段23と、レンズ保持手段23に保持されているマイク
ロレンズアレイ1を上記パネル支持手段22に支持され
た液晶パネル2上に振動させながら下降させて重ね合わ
せるレンズ振動移動手段24とから構成されている。
尚、インデックステーブル21は支持手段22に含まれ
るものとする。
【0034】上記レンズ振動移動手段24は、基台25
に取り付けられたサーボモータ26を有しており、この
サーボモータ26の動力が、プーリ27、タイミングベ
ルト28及びプーリ29を介して鉛直方向に配されたね
じ棒30に伝達されるようになっている。このねじ棒3
0には、昇降体31が螺合されており、ねじ棒30の回
転方向に応じて昇降されるようになっている。この昇降
体31には、プラケット32によって逆L字状の支持部
材33が固定されており、この支持部材33は、複数の
ローラ等によって構成される鉛直案内手段34によっ
て、上記基台25の一側部から垂直に立ち上がる側壁3
5に連結されると共に、上述のアーム40に連結されて
いる。このような構成により、サーボモータ26の駆動
にて、アーム40が昇降するようになっている。
に取り付けられたサーボモータ26を有しており、この
サーボモータ26の動力が、プーリ27、タイミングベ
ルト28及びプーリ29を介して鉛直方向に配されたね
じ棒30に伝達されるようになっている。このねじ棒3
0には、昇降体31が螺合されており、ねじ棒30の回
転方向に応じて昇降されるようになっている。この昇降
体31には、プラケット32によって逆L字状の支持部
材33が固定されており、この支持部材33は、複数の
ローラ等によって構成される鉛直案内手段34によっ
て、上記基台25の一側部から垂直に立ち上がる側壁3
5に連結されると共に、上述のアーム40に連結されて
いる。このような構成により、サーボモータ26の駆動
にて、アーム40が昇降するようになっている。
【0035】また、上記支持部材33のリブ36には、
サーボモータ37によって駆動されるプーリ38が軸支
されており、このプーリ38に巻き取られるベルト39
を介して、前記支持部材33に取り付けられたアーム4
0の基単部に連結されたもう一方のプーリ41に動力が
伝達されるようになっている。これにより、上記アーム
40は、図中、実線にて示されるように、インデックス
テーブル21側にほぼ水平に延びた状態と、仮想線40
aにて示されるように矢印B2 方向に角変位駆動された
状態とにわたって矢印B1 −B2 方向に反転駆動される
ようになっている。
サーボモータ37によって駆動されるプーリ38が軸支
されており、このプーリ38に巻き取られるベルト39
を介して、前記支持部材33に取り付けられたアーム4
0の基単部に連結されたもう一方のプーリ41に動力が
伝達されるようになっている。これにより、上記アーム
40は、図中、実線にて示されるように、インデックス
テーブル21側にほぼ水平に延びた状態と、仮想線40
aにて示されるように矢印B2 方向に角変位駆動された
状態とにわたって矢印B1 −B2 方向に反転駆動される
ようになっている。
【0036】そして、上記アーム40の遊端部には、上
述のレンズ保持手段23が設けられている。このレンズ
保持手段23は、吸引源43から吸引力が導かれた吸着
パッド42を備えており、これにて、レンズ保持手段2
3は前述したようにマイクロレンズアレイ1を真空吸着
して保持できるようになっている。一方、本貼着装置2
0は、図6に示すように、例えばマイクロプロセッサ等
で実現されるCPU(Central Processing Unit) 11を
備えており、上記CPU11には、貼着装置20の各種
動作を制御するプログラムが記憶されたROM(Read On
ly Memory)12と、上記サーボモータ26・37等の回
転駆動を制御するデータを入力するための入力手段13
と、この入力手段13から入力されたデータを一時的に
記憶するためのRAM(Random Access Memory)14と、
このRAM14に記憶されたデータ等を表示するための
例えば液晶ディスプレイ等からなる表示手段15と、前
記サーボモータ26・37、及び吸引源43とが接続さ
れている。上記CPU11とROM12とRAM14と
から制御手段である制御装置10が構成されており、サ
ーボモータ26・37、及び吸引源43を後述のように
制御するようになっている。上記制御装置10にて制御
される貼着装置20におけるマイクロレンズアレイ1の
下降距離は、例えば1.5μm〜2000μmの範囲内
であり、このときの一定速度で下降する振動数は2HZ
〜30KHZ、振幅は10μm〜50μmの範囲内であ
る。
述のレンズ保持手段23が設けられている。このレンズ
保持手段23は、吸引源43から吸引力が導かれた吸着
パッド42を備えており、これにて、レンズ保持手段2
3は前述したようにマイクロレンズアレイ1を真空吸着
して保持できるようになっている。一方、本貼着装置2
0は、図6に示すように、例えばマイクロプロセッサ等
で実現されるCPU(Central Processing Unit) 11を
備えており、上記CPU11には、貼着装置20の各種
動作を制御するプログラムが記憶されたROM(Read On
ly Memory)12と、上記サーボモータ26・37等の回
転駆動を制御するデータを入力するための入力手段13
と、この入力手段13から入力されたデータを一時的に
記憶するためのRAM(Random Access Memory)14と、
このRAM14に記憶されたデータ等を表示するための
例えば液晶ディスプレイ等からなる表示手段15と、前
記サーボモータ26・37、及び吸引源43とが接続さ
れている。上記CPU11とROM12とRAM14と
から制御手段である制御装置10が構成されており、サ
ーボモータ26・37、及び吸引源43を後述のように
制御するようになっている。上記制御装置10にて制御
される貼着装置20におけるマイクロレンズアレイ1の
下降距離は、例えば1.5μm〜2000μmの範囲内
であり、このときの一定速度で下降する振動数は2HZ
〜30KHZ、振幅は10μm〜50μmの範囲内であ
る。
【0037】上記制御装置10の制御に基づく貼着装置
20による貼着時の動作を、図1のフローチャートに基
づき、かつ、図2を参照して、その際の液晶パネル2と
マイクロレンズアレイ1との状態を示しながら説明す
る。
20による貼着時の動作を、図1のフローチャートに基
づき、かつ、図2を参照して、その際の液晶パネル2と
マイクロレンズアレイ1との状態を示しながら説明す
る。
【0038】貼着装置20の作動開始に際し、予め、入
力手段13から、上記サーボモータ26・37等の回転
駆動を制御するためのデータが入力される。データとし
ては、機械的な加圧下降から自重による下降に切り換え
る際の基準となる接着剤3の所望の膜厚Dがあり、これ
は、接着剤3の種類によっても異なるが、例えばマイク
ロレンズアレイ1に接する液晶パネル2の接着剤塗布面
の1/3程度に接着剤3が拡がったときの接着剤3の厚
みとしてもよく、具体的には20μm〜1000μmの
範囲内である。本実施例においては、接着剤3の所定の
膜厚Dは500μm、マイクロレンズアレイ1の下降時
の振動数、及び振幅は、それぞれ150HZ、30μm
とし、下降開始位置から100μmごと段階的に下降さ
れるものとする。
力手段13から、上記サーボモータ26・37等の回転
駆動を制御するためのデータが入力される。データとし
ては、機械的な加圧下降から自重による下降に切り換え
る際の基準となる接着剤3の所望の膜厚Dがあり、これ
は、接着剤3の種類によっても異なるが、例えばマイク
ロレンズアレイ1に接する液晶パネル2の接着剤塗布面
の1/3程度に接着剤3が拡がったときの接着剤3の厚
みとしてもよく、具体的には20μm〜1000μmの
範囲内である。本実施例においては、接着剤3の所定の
膜厚Dは500μm、マイクロレンズアレイ1の下降時
の振動数、及び振幅は、それぞれ150HZ、30μm
とし、下降開始位置から100μmごと段階的に下降さ
れるものとする。
【0039】製造装置50が作動し、貼着装置20が作
動を開始すると、まず、制御装置10は、アーム40が
仮想線40aで示される状態で(図5参照)吸引源43
をONし、レンズ保持手段23にて、マイクロレンズア
レイ1を接着剤3が塗布された表面を上にして吸着保持
させる(S1)。次いで、この状態でサーボモータ37
をONして、アーム40を矢印B1 方向に角変位移動さ
せ、インデックステーブル21側にほぼ水平に延びた状
態にする(S2)。これにより、保持されたマイクロレ
ンズアレイ1が下降開始位置に位置し、既に、インデッ
クステーブル21の上に載置されている液晶パネル2
と、接着剤3の塗布面同志を対向させた状態となる(図
2(a)参照)。
動を開始すると、まず、制御装置10は、アーム40が
仮想線40aで示される状態で(図5参照)吸引源43
をONし、レンズ保持手段23にて、マイクロレンズア
レイ1を接着剤3が塗布された表面を上にして吸着保持
させる(S1)。次いで、この状態でサーボモータ37
をONして、アーム40を矢印B1 方向に角変位移動さ
せ、インデックステーブル21側にほぼ水平に延びた状
態にする(S2)。これにより、保持されたマイクロレ
ンズアレイ1が下降開始位置に位置し、既に、インデッ
クステーブル21の上に載置されている液晶パネル2
と、接着剤3の塗布面同志を対向させた状態となる(図
2(a)参照)。
【0040】次に、予めRAM14に記憶されている下
降距離に関するデータに基づいて、サーボモータ26を
ONしてレンズ振動移動手段24を駆動させ、マイクロ
レンズアレイ1を振動させながら100μm下降させる
(S3)。そして、予めRAM14に記憶されている接
着剤3の所望の膜厚D(500μm)から逆算されるマ
イクロレンズアレイ1が下降すべき距離に下降距離が達
したか否かを判断する(S4)。
降距離に関するデータに基づいて、サーボモータ26を
ONしてレンズ振動移動手段24を駆動させ、マイクロ
レンズアレイ1を振動させながら100μm下降させる
(S3)。そして、予めRAM14に記憶されている接
着剤3の所望の膜厚D(500μm)から逆算されるマ
イクロレンズアレイ1が下降すべき距離に下降距離が達
したか否かを判断する(S4)。
【0041】S4にて、マイクロレンズアレイ1の下降
距離が所定距離を下降しておらず、NOと判断された場
合は、S3に戻り、所定距離に達するまでS3〜S4を
繰り返し、100μmずつ降下させる。これにより、マ
イクロレンズアレイ1側の接着剤3と液晶パネル2側の
接着剤3との表面同志が互いに接し、基板2aの表面に
接する接着剤3の面積が次第に拡大していく(図2
(b)参照)。また、このとき、マイクロレンズアレイ
1の下降により接着剤3中に空気が取り込まれようとす
るが、マイクロレンズアレイ1が振動しているため、空
気は接着剤3中に取り込まれることなく解放され、接着
剤3中に気泡は発生しない。
距離が所定距離を下降しておらず、NOと判断された場
合は、S3に戻り、所定距離に達するまでS3〜S4を
繰り返し、100μmずつ降下させる。これにより、マ
イクロレンズアレイ1側の接着剤3と液晶パネル2側の
接着剤3との表面同志が互いに接し、基板2aの表面に
接する接着剤3の面積が次第に拡大していく(図2
(b)参照)。また、このとき、マイクロレンズアレイ
1の下降により接着剤3中に空気が取り込まれようとす
るが、マイクロレンズアレイ1が振動しているため、空
気は接着剤3中に取り込まれることなく解放され、接着
剤3中に気泡は発生しない。
【0042】そして、マイクロレンズアレイ1の下降距
離が所定距離に達し、YESと判断された場合は、RO
M12に記憶されているプログラムにしたがってサーボ
モータ26をOFFしてマイクロレンズアレイ1の下降
を停止させ(S5)、同じくROM12に記憶されてい
るプログラムにしたがって吸引源43をOFFして、吸
引パッド43に真空吸着されたマイクロレンズアレイ1
の保持状態を解除する(S6)。S6にて、レンズ保持
手段23による吸着が解除されると、マイクロレンズア
レイ1はその自重により、接着剤3の層の厚みが接着剤
層3中に混入されたスペーサの厚み(約20μm)程度
になるまで下降する(図2(c)参照)。その後、上述
したように、第3ポイントP3 へと搬送され、処理され
る。
離が所定距離に達し、YESと判断された場合は、RO
M12に記憶されているプログラムにしたがってサーボ
モータ26をOFFしてマイクロレンズアレイ1の下降
を停止させ(S5)、同じくROM12に記憶されてい
るプログラムにしたがって吸引源43をOFFして、吸
引パッド43に真空吸着されたマイクロレンズアレイ1
の保持状態を解除する(S6)。S6にて、レンズ保持
手段23による吸着が解除されると、マイクロレンズア
レイ1はその自重により、接着剤3の層の厚みが接着剤
層3中に混入されたスペーサの厚み(約20μm)程度
になるまで下降する(図2(c)参照)。その後、上述
したように、第3ポイントP3 へと搬送され、処理され
る。
【0043】以上のように、本実施例の貼着装置20に
おいては、液晶パネル2とマイクロレンズアレイ1との
間に介在する接着剤3の層の厚みが所定の厚みDになる
までは、上記マイクロレンズアレイ1を加圧して下降さ
せ、所定の厚みに達した後は、マイクロレンズアレイ1
の自重により下降させることで、接着剤3の厚みを調整
して貼着するようになっており、加圧下降と自重下降と
を組み合わせた貼着となっている。したがって、加圧下
降による貼着の所要時間の短縮が図れるという利点と、
自重下降による液晶表示素子7内に加圧力が残留されな
いという利点とを併せ持つことが可能となり、この結
果、液晶表示素子7として完成された際のセルギャップ
の不均一化や、これに伴う画像品位の低下を抑制して信
頼性の向上を図り、かつ、貼着の所要時間を短縮して生
産性の向上を図ることができる。
おいては、液晶パネル2とマイクロレンズアレイ1との
間に介在する接着剤3の層の厚みが所定の厚みDになる
までは、上記マイクロレンズアレイ1を加圧して下降さ
せ、所定の厚みに達した後は、マイクロレンズアレイ1
の自重により下降させることで、接着剤3の厚みを調整
して貼着するようになっており、加圧下降と自重下降と
を組み合わせた貼着となっている。したがって、加圧下
降による貼着の所要時間の短縮が図れるという利点と、
自重下降による液晶表示素子7内に加圧力が残留されな
いという利点とを併せ持つことが可能となり、この結
果、液晶表示素子7として完成された際のセルギャップ
の不均一化や、これに伴う画像品位の低下を抑制して信
頼性の向上を図り、かつ、貼着の所要時間を短縮して生
産性の向上を図ることができる。
【0044】さらに、本実施例の貼着装置20において
は、上記マイクロレンズアレイ1を加圧して下降させる
際、レンズ振動移動手段24にてマイクロレンズアレイ
1を振動させながら下降させるようになっているので、
振動の作用にて接着剤3中に気泡が取り込まれ難くな
り、接着剤中に混入する気泡による画像品位の低下を抑
制して、さらなる信頼性の向上が図れるという利点も備
えている。
は、上記マイクロレンズアレイ1を加圧して下降させる
際、レンズ振動移動手段24にてマイクロレンズアレイ
1を振動させながら下降させるようになっているので、
振動の作用にて接着剤3中に気泡が取り込まれ難くな
り、接着剤中に混入する気泡による画像品位の低下を抑
制して、さらなる信頼性の向上が図れるという利点も備
えている。
【0045】尚、本実施例の製造装置50においては、
マイクロレンズアレイ1に限らず、図7に示すように、
液晶表示素子7の各画素に対応した赤、緑、青の三原色
からなる矩形状のカラーフィルタ8a,8b,8cが、
表面に個別に形成されたマイクロレンズアレイ1’を貼
着することも可能であり、その場合は、上記製造装置5
0における紫外線照射時間を10秒から15秒に変更す
ればよい。
マイクロレンズアレイ1に限らず、図7に示すように、
液晶表示素子7の各画素に対応した赤、緑、青の三原色
からなる矩形状のカラーフィルタ8a,8b,8cが、
表面に個別に形成されたマイクロレンズアレイ1’を貼
着することも可能であり、その場合は、上記製造装置5
0における紫外線照射時間を10秒から15秒に変更す
ればよい。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の液晶表示素子の
製造方法は、以上のように、貼着時、上記液晶パネルと
マイクロレンズアレイとの間に介在する接着剤の層の厚
みが所定の厚みになるまでは、上記マイクロレンズアレ
イを加圧して下降させ、上記接着剤の層の厚みが所定の
厚みに達した後は、マイクロレンズアレイの自重により
下降させるものであり、請求項2記載の液晶表示素子の
製造装置は、さらに、マイクロレンズアレイを加圧して
下降させる際に、マイクロレンズアレイを振動させるも
のである。そして、請求項3記載の液晶表示素子の製造
装置は、上記した液晶表示素子の製造方法を、効果的に
実現できる装置である。
製造方法は、以上のように、貼着時、上記液晶パネルと
マイクロレンズアレイとの間に介在する接着剤の層の厚
みが所定の厚みになるまでは、上記マイクロレンズアレ
イを加圧して下降させ、上記接着剤の層の厚みが所定の
厚みに達した後は、マイクロレンズアレイの自重により
下降させるものであり、請求項2記載の液晶表示素子の
製造装置は、さらに、マイクロレンズアレイを加圧して
下降させる際に、マイクロレンズアレイを振動させるも
のである。そして、請求項3記載の液晶表示素子の製造
装置は、上記した液晶表示素子の製造方法を、効果的に
実現できる装置である。
【0047】これにより、加圧下降による貼着の所要時
間の短縮が図れるという利点と、自重下降による液晶表
示素子内に加圧力が残留されないという利点とを併せ持
つことが可能となり、液晶パネルにおけるセルギャップ
の不均一化や、これに伴う画像品位の低下を抑制して信
頼性の向上を図り、かつ、貼着の所要時間を短縮して生
産性の向上をも図ることができるという効果を奏する。
間の短縮が図れるという利点と、自重下降による液晶表
示素子内に加圧力が残留されないという利点とを併せ持
つことが可能となり、液晶パネルにおけるセルギャップ
の不均一化や、これに伴う画像品位の低下を抑制して信
頼性の向上を図り、かつ、貼着の所要時間を短縮して生
産性の向上をも図ることができるという効果を奏する。
【0048】さらに、加圧下降時にマイクロレンズアレ
イを振動させることで、振動の作用にて接着剤中に気泡
が取り込まれ難くなり、接着剤中に混入する気泡による
画像品位の低下を抑制して、さらなる信頼性の向上が図
れるという効果を奏する。
イを振動させることで、振動の作用にて接着剤中に気泡
が取り込まれ難くなり、接着剤中に混入する気泡による
画像品位の低下を抑制して、さらなる信頼性の向上が図
れるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、貼着装置
の動作を示すフローチャートである。
の動作を示すフローチャートである。
【図2】上記貼着装置を使用して液晶パネルにマイクロ
レンズアレイが貼着される際の状態を説明する説明図で
あり、(a)はマイクロレンズアレイが加圧下降されて
いる状態、(b)は接着剤の層が所定の厚みとなり、加
圧下降が停止された状態、(c)はマイクロレンズアレ
イが自重下降し、接着剤の厚みが調整された状態。
レンズアレイが貼着される際の状態を説明する説明図で
あり、(a)はマイクロレンズアレイが加圧下降されて
いる状態、(b)は接着剤の層が所定の厚みとなり、加
圧下降が停止された状態、(c)はマイクロレンズアレ
イが自重下降し、接着剤の厚みが調整された状態。
【図3】液晶表示素子の製造に使用される製造装置の平
面図である。
面図である。
【図4】上記製造装置を使用して液晶表示素子を製造す
る際の工程図である。
る際の工程図である。
【図5】上記製造装置に備えられた貼着装置の構成図で
ある。
ある。
【図6】上記貼着装置に備えられた制御系のブロック図
である。
である。
【図7】上記製造装置にて作製された他の液晶表示素子
の断面図である。
の断面図である。
1 マイクロレンズアレイ 2 液晶パネル 3 接着剤 4 スペーサ 10 制御装置 20 貼着装置 22 パネル支持手段 23 レンズ保持手段 24 レンズ振動移動手段 50 製造装置
Claims (3)
- 【請求項1】一対の透明基板を有し、基板間に液晶物質
が充填され、多数の画素が形成される液晶パネルに、上
記画素のそれぞれに光を集光させるマイクロレンズアレ
イを上方から下降させ、接着剤を介して貼着させる液晶
表示素子の製造方法において、 貼着時、上記液晶パネルとマイクロレンズアレイとの間
に介在する接着剤の層の厚みが所定の厚みになるまで
は、上記マイクロレンズアレイを加圧して下降させ、上
記接着剤の層の厚みが所定の厚みに達した後は、マイク
ロレンズアレイの自重により下降させることを特徴とす
る液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項2】上記マイクロレンズアレイを加圧して下降
させる際、マイクロレンズアレイを振動させることを特
徴とする請求項1記載の液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項3】液晶パネルを支持するパネル支持手段と、 上記液晶パネルに接着剤を介して貼着されるマイクロレ
ンズアレイを保持するレンズ保持手段と、 上記レンズ保持手段に保持されたマイクロレンズアレイ
を、上記パネル支持手段に支持された液晶パネル上に振
動させながら下降させるレンズ振動移動手段と、 上記レンズ振動移動手段を、マイクロレンズアレイが下
降開始点から所定距離だけ下降されるように制御すると
共に、上記レンズ保持手段を、マイクロレンズアレイの
下降距離が所定距離に達したならば、マイクロレンズア
レイの保持状態が解除されるように制御する制御手段と
が備えられていることを特徴とする液晶表示素子の製造
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05169037A JP3073628B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 液晶表示素子の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05169037A JP3073628B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 液晶表示素子の製造方法及び製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728048A true JPH0728048A (ja) | 1995-01-31 |
| JP3073628B2 JP3073628B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=15879149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05169037A Expired - Fee Related JP3073628B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 液晶表示素子の製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3073628B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0867745A3 (en) * | 1997-03-26 | 1999-08-18 | Matsushita Electronics Corporation | Liquid crystal panel and method for manufacturing the same |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP05169037A patent/JP3073628B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0867745A3 (en) * | 1997-03-26 | 1999-08-18 | Matsushita Electronics Corporation | Liquid crystal panel and method for manufacturing the same |
| US6137555A (en) * | 1997-03-26 | 2000-10-24 | Matsushita Electronics Corporation | Liquid crystal panel with uniform adhesive layer and method of manufacturing |
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| JP3073628B2 (ja) | 2000-08-07 |
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