JPH07280511A - 窓ガラスの調整方法 - Google Patents

窓ガラスの調整方法

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JPH07280511A
JPH07280511A JP6963894A JP6963894A JPH07280511A JP H07280511 A JPH07280511 A JP H07280511A JP 6963894 A JP6963894 A JP 6963894A JP 6963894 A JP6963894 A JP 6963894A JP H07280511 A JPH07280511 A JP H07280511A
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window glass
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Tatsuya Wakizaka
達也 脇坂
Kyoichi Hishikawa
恭一 菱河
Hiromichi Sugimoto
弘道 杉本
Koji Watanabe
幸次 渡辺
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Obayashi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外壁もしくはこれに平行な面を基準面として
窓ガラスの面外方向のずれを数値化し、その数値に基づ
き容易に修正できるようにすることである。 【構成】 測定対象となる窓ガラス2の隅部における少
なくとも水平,垂直方向3箇所に反射シート4a,4
b,4cを貼着するとともに、当該窓ガラス2の周囲の
外壁1a面に反射シート5a,5b,5cを貼着し、前
記建物から離れた場所に設置された三次元位置測定装置
3により、前記各反射シート4a…,5a…の位置を測
定し、得られた前記建物壁面側からの位置データを基準
値として窓ガラス2の面の当該位置における位置データ
との差を演算部7aにより演算し、この演算結果を前記
窓ガラス2の隅部における出入り量としてディスプレイ
7cに数値表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基準面となる建物壁
面に対し、一定の姿勢となるように窓ガラスの出入り量
を調整するための調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の商業ビルなどの建築物において
は、省力化の目的で窓ガラスに熱線吸収ガラスを採用す
る例が多い。この場合、窓ガラスにはミラ―効果が生
じ、周囲の景観を反射して映し出す。
【0003】ところが、この種の窓ガラスでは隣接する
窓ガラス同士が同一平面上に揃っていないと、隣り合う
窓ガラス同士で風景の反射角度が異なり、反射影像が歪
んだり、不連続になる。このこと自体は建物そのものの
機能には大きな影響を与えることはないが、周囲景観に
対する調和などの美的観点からは好ましいものではな
い。また場所によっては防眩上の配慮から、該当する建
物からの反射光の配向に規制を受けることもある。
【0004】そこで、建物が仕上がってから窓ガラスの
最終位置調整が行われる。この方法としては、従来は監
督者が外から見える隣接する窓ガラス間の影像のずれ観
察しながら該当する窓の近くに待機する建具工作業員に
トランシーバ等で修正方向を指示し、それに基づき出入
り調整を行うなど、トライ&エラーを繰返しながら最終
位置を微調整していた。
【0005】また観察者に換えてテレビカメラにその影
像を映し、ずれおよびその量を観察する手法も開発され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
いずれの方法にあっても位置調整のための絶対基準がな
いため、試行錯誤的とならざるを得ず、また、現場にお
ける連絡等も不便で伝達時における誤解も生じやすいた
め、その調整には多くの時間と労力を要していた。
【0007】本発明は以上の問題を解決するものであっ
て、その目的は外壁を基準面として窓ガラスの前後のず
れを数値化し、その数値に基づき出入りを容易に修正す
ることができるようにした窓ガラスの調整方法を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、測定対象となる窓ガラスの隅部におけ
る少なくとも水平,垂直方向3箇所に反射シートを貼着
するとともに、当該窓ガラスが建て込まれている建物か
ら定位置離れた場所に設置された三次元位置測定装置に
より、前記各反射シートからの反射による位置を測定
し、前記建物壁面もしくはこれに平行な面を基準値とし
て窓ガラス面の当該位置における位置データとの距離を
演算し、この演算結果を前記窓ガラスの面外方向の出入
り量として数値表示することを特徴とする。
【0009】またこの発明では、前記周囲壁面に反射シ
ートを貼着して建物壁面の三次元位置データを測定し、
この三次元位置データを基準値として壁面の反射シート
の位置を全て含む平面もしくはこれに平行な平面を計算
し、この平面と窓ガラス面の当該位置における三次元位
置データとの距離を演算し、この演算結果を前記窓ガラ
スの面外方向の出入り量として数値表示することができ
る。
【0010】
【作用】以上の構成によれば、現在位置にある窓ガラス
を、表示された出入り量に応じた数値分だけ面外方向に
出入り調整させれば、各ガラス面は完全に同一平面上に
調整される。
【0011】請求項2の構成とした場合には、三次元位
置測定装置を任意の位置に設置して行うことが可能とな
る。
【0012】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面とともに詳細
に説明する。
【0013】図1はこの発明方法の説明図であって、建
物1の外壁1aに配置された多数の窓ガラス2の一枚一
々を測定対象として建物1から離れた位置に三次元測定
装置3を設置している。
【0014】測定対象の窓ガラス2の三つの隅部にはそ
れぞれ水平および垂直方向に反射シート4a,4b,4
cが貼着されているとともに、この窓ガラス2の周囲の
外壁1aの面にも反射シート5a,5b,5cが貼着さ
れ、それぞれの反射シート4a…,5a…の位置を三次
元測定装置3により測定するようになっている。
【0015】三次元測定装置3は、装置本体6と、装置
本体6に接続された三次元位置の演算のためのシステム
を構成するコンピューター7とからなっている。
【0016】装置本体6は、前記定点位置に据え付けら
れた台上を旋回可能に取り付けられた支持アーム8に傾
動可能に支持された光パルス距離計9を備えている。
【0017】光パルス距離計9はその望遠鏡形のケーシ
ング内にパルスレーザ発光部、受光部、CCDカメラな
どを配置したものである。
【0018】光パルス距離計9のレーザ発光部からのパ
ルス光は前記各反射シート4a…,5aにより反射さ
れ、この反射像をレンズを介して前記受光部に受光させ
ることによって輝点となって受光される。すなわち、反
射シート4a…,5a…に対する方位角度、俯仰角およ
び距離を検出する。またCCDカメラは反射シート4と
重畳する風景を撮像する。
【0019】そして、外壁1aに貼られた反射シート5
a,5b,5cは、判定の基準面となるものである。こ
れに対する窓ガラス2の平行度及び鉛直度は必ずしも外
壁1aとは一致するとは限らず、したがって、反射シー
ト4a,4b,4cの位置はその窓ガラス2の傾きによ
って前記基準面に対し一定の距離とはならず、この値を
コンピューター7で処理することにより、出入り量を数
値的に把握するものである。
【0020】コンピューター7は、演算部7a,キイボ
ード7b、及びディスプレイ7c等から構成されるもの
で、ディスプレイ7cは前記CCDカメラで撮像された
風景および前記反射シート4a…,5a…の位置ととも
に、前記演算部7aの演算結果をその画面に重畳して表
示する。
【0021】演算部7aは、前記外壁1a壁面を含む垂
直な平面を基準値として窓ガラス2の反射シートの位置
を比較してその距離を演算し、その結果をディスプレイ
7cに表示させる。
【0022】一例として、水平方向の反射基準値を外壁
1aにおける反射シート5a、5b、5cの三次元位置
をA,B,Cとし、さらに窓ガラス2側の水平方向の反
射光度を反射シート4a、4b、4cの三次元位置をA
´,B´,C′とした場合において、演算部7aはそれ
ぞれの検出された位置情報に基づき平面ABCに対する
A′,B′,C′の距離を演算する。
【0023】この演算結果は前述のようにディスプレイ
7cによって表示されるが、例えば窓ガラスの右側が2
mm引っ込んでいる場合には画面の右上側に−2mmが表示
され、窓ガラスの左上部が1mm引っ込んでいる場合に
は、画面の左上部に−1mm等と表示される。
【0024】なお、ディスプレイ7cの画面を観察した
オペレータが該当する窓ガラス2の近くにいる建具工作
業員とトランシーバで連絡を取り、例えば「右上側2m
m、左上1mm出して下さい」などの修正量を指示し、こ
れに基づき作業員が修正を行ったのを確認後、修正後の
再測定を行えば、修正が正しく行なわれたか否かを確認
できる。
【0025】しかしながら、演算結果による修正作業の
結果が極めて良好と判断されたなら、該当する窓ガラス
2の修正数値をその階数および窓位置情報とともに記憶
させておき、後程その数値に基づき、一括修正作業を行
っても良い。
【0026】さらに、実施例では窓ガラス2の姿勢を外
壁1aに一致すべく修正することが述べられたが、建物
1からの反射光の配向に制限がある場合には、外壁1a
を基準面とするとともに、その外壁1aに対し、窓ガラ
ス2に必要とする水平および鉛直方向の傾きを予め係数
としてプログラムしておき、この結果に基づき修正量を
演算し、表示させるようすれば良い。
【0027】さらに建物の通り芯の逃げ墨等を基準とし
て、または、建物位置に対する所定の位置に三次元位置
測定装置を据え、壁面の反射シートによらず基準平面を
設定し、この基準平面を基準として窓ガラスの反射シー
トの三次元位置を測定しても良い。
【0028】
【発明の効果】以上実施例により説明したように、この
発明による窓ガラスの調整方法にあっては、現在位置に
ある窓ガラスを、表示された出入り量に応じた数値分だ
け面外方向に出入り調整させるだけの作業で、基準に合
わせて平行度の調整を完了するため、従来のようなトラ
イ&エラーを繰返すことなく、一回の作業で迅速かつ精
度良く調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による窓ガラスの調整方法を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 建物 1a 外壁 2 窓ガラス 3 三次元測定装置 4a,4b,4c,5a,5b,5c 反射シート 6 装置本体 7 コンピューター(演算手段) 7a 演算部 7c ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 幸次 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象となる窓ガラスの隅部における
    少なくとも水平,垂直方向3箇所に反射シートを貼着す
    るとともに、当該窓ガラスが建て込まれている建物から
    定位置離れた場所に設置された三次元位置測定装置によ
    り、前記各反射シートからの反射による位置を測定し、
    前記建物壁面もしくはこれに平行な面を基準値として窓
    ガラス面の当該位置における位置データとの距離を演算
    し、この演算結果を前記窓ガラスの面外方向の出入り量
    として数値表示することを特徴とする窓ガラスの調整方
    法。
  2. 【請求項2】 前記周囲壁面に反射シートを貼着して建
    物壁面の三次元位置データを測定し、この三次元位置デ
    ータを基準値として壁面の反射シートの位置を全て含む
    平面もしくはこれに平行な平面を計算し、この平面と窓
    ガラス面の当該位置における三次元位置データとの距離
    を演算し、この演算結果を前記窓ガラスの面外方向の出
    入り量として数値表示することを特徴とする請求項1記
    載の窓ガラスの調整方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003214829A (ja) * 2002-01-21 2003-07-30 Js Corp 外壁検査装置および外壁検査方法並びに外壁検査診断システム
JP2004286752A (ja) * 2003-03-21 2004-10-14 Sk Telecom Kk 無線通信基地局アンテナの資源測定方法及びそのシステム
JP2009109290A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Tokyo Institute Of Technology 視標位置測定装置
JP2023013531A (ja) * 2021-07-16 2023-01-26 三協立山株式会社 窓設置システム
CN117249863A (zh) * 2023-11-15 2023-12-19 山东尚邦建设集团有限公司 一种智能建筑门窗幕墙信息采集系统

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