JPH07280546A - ロールクラウン測定器 - Google Patents

ロールクラウン測定器

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JPH07280546A
JPH07280546A JP7452294A JP7452294A JPH07280546A JP H07280546 A JPH07280546 A JP H07280546A JP 7452294 A JP7452294 A JP 7452294A JP 7452294 A JP7452294 A JP 7452294A JP H07280546 A JPH07280546 A JP H07280546A
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JP
Japan
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roll
roll body
guide member
crown
rolls
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JP7452294A
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Tsutomu Horie
努 堀江
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置にロールを装着したままでわずかのスペ
ースで全てのロールのクラウン量を測定できる測定器を
提供する。 【構成】 ロール軸と平行に配置されかつロール軸方向
に見てロール胴部02の表面から側方に若干離間する位
置に配置される長尺のガイド部材1と、前記配置状態で
当該ガイド部材1の両端部を前記ロール胴部02の対応
する端部04に着脱可能に固定する一対の取付治具22
と、前記ガイド部材1に沿って前記ロール軸と平行に移
動して前記ロール胴部02の表面の変位量を測定するセ
ンサー7とを具備することを特徴とするロールクラウン
測定器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ゴムやプラスチック又は鉄鋼や非
鉄金属を圧延加工して精度の良い薄いシート状のものを
得るためのカレンダー装置等におけるロール胴部のクラ
ウン量を測定する器具に関する分野。
【0002】
【従来の技術】ゴムやプラスチック又は鉄鋼や非鉄金属
を圧延加工して精度の良い薄いシート状のものを作る場
合は、例えばカレンダー装置のロールとロールの間を通
して作るようにしている。このとき前記ロールには大き
な力がかかるが、ロールは左右の両端部だけで軸受によ
り回転支持されているので、ロールが弓の様に力のかか
る反対方向、つまり加工している前記シートの反対方向
に撓む。この撓みの形状をロールの撓み曲線と称してい
る。この様にロールが撓むため、前記ロール胴部の直径
がロールの長手方向ですべて同じである平行ロールであ
れば、圧延加工されて出来る薄いシートの厚さを幅方向
にみると、ロールが弓の様に撓む影響を受けて、中央部
で一番厚く両端に近ずくに従い薄くなる。
【0003】そこで、ロールが弓の様に撓んでも、圧延
加工される薄いシートの厚さが幅方向で均一になる様
に、予めこのロール胴部の直径に変化を持たせてロール
の長手方向の中央部で直径を一番大きく両端に近ずくに
従い直径を小さくして、前記ロールの撓み曲線に見合っ
た形状にすれば、均一な厚さの薄いシートが得られる様
になる。このように、ロール胴部の中央部が膨らんだロ
ールのことをクラウンロールと称し、このロール胴部の
膨らみの形状をロール胴部のクラウン曲線と称してい
る。そして、ロール胴部の膨らみの量つまりロール胴部
の半径又は直径をロール長手方向にみた変化量を測るも
のをロールクラウン測定器と言う。
【0004】従来は、ロールキャリパーと称するロール
クラウン測定器が一般に広く知られている。このロール
キャリパーはいわゆる鞍座式と言われるもので、次のよ
うにしてロール胴部のクラウン量を測定する。小さな車
輪を4個水平面の四角に平行に設けているロールキャリ
パー本体である鞍座を、クラウン量を測定したい水平に
なっているロール胴部の表面の最上部に前記車輪の軸が
ロール軸と直角方向に置く、すなわち、馬の背に鞍を置
くのに似ている。そこで、この鞍座をロール長さ方向に
押せば、ロールキャリパー本体はロール胴部の表面の最
上部をロール長さ方向に移動する。このロールキャリパ
ー本体には、この本体を基点として2本の棒が、左右の
下方にロール軸と直交する方向にロール胴部を跨いで直
線で広がるようにハの字形に設けられている。この2本
の棒の、クラウン量を測定したいロール胴部の軸心の真
横に相当する位置には、片側の棒にダイアルゲーヂが設
けられ、他側の棒には先端が突起状のネジが設けられて
おり、ダイアルゲージの接触子の先端をロール胴部の表
面に接触させると共に、ネジの先端をロール胴部の表面
に接触させるようにしている。そこで、前記ロールキャ
リパー本体をロール長さ方向に押しながら前記ダイアル
ゲーヂの目盛を読めば、ロール胴部の直径の変化量をロ
ール長さ方向の全長に渡って知ることが出来る様になっ
ている。そして、縦軸にこのロール胴部の直径の変化量
をロール長さ方向の全長に渡って、横軸のロール胴部位
置に対応させてグラフを描けば、直径の絶対量はわから
ないがロール胴部のクラウン曲線となり、ロール胴部表
面の摩耗の状況が一目でわかる。
【0005】しかしながら、このロールキャリパーを使
用してロール胴部のクラウン量を測定するためには、こ
のロールキャリパー本体の高さがロール胴部の表面の最
上部から20cm位あり、又、前述の様に、このロール
キャリパー本体から左右の下方にロール胴部を跨いで広
がるようにハの字形に前記2本の棒が伸びていることか
ら、測定対象のロール胴部の表面の最上部からロール胴
部の軸心の左右の真横外側にかけて直線状に通るための
スペース、更にこの2本の棒のロール胴部の軸心の真横
に相当する位置には、片側には前記ダイアルゲーヂのた
めのスペース、他側には前記ネヂのためのスペースがそ
れぞれ必要となる。つまり、クラウン量を測定したいロ
ール胴部の円形断面でみたとき、円形断面の最上部から
左右の真横にかけてロール胴部の周囲に、かなりのスペ
ースがないとロールキャリパーを設置し使用することが
出来ない。そこで従来技術であるロールキャリパーを使
用してロール胴部のクラウン量を測定するには、次に述
べるような課題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば、カレンダー装
置を使用して、ゴムやプラスチック又は鉄鋼や非鉄金属
を圧延加工して常に精度の良い薄いシート状のものを長
期に渡って得るためには、定期的に例えば、3〜6月に
1回はカレンダーロールのロール胴部の直径の変化量
を、ロール軸方向の全長に渡って測定することにより、
ロール胴部の表面の摩耗状況を把握して、この摩耗量が
管理限界を越えた時には、ロールを取替えるか又はロー
ル胴部の表面を研磨したりして、前記摩耗量が管理限界
に入るように管理しなければならない。
【0007】従来は、このように定期的にカレンダーロ
ールのロール胴部の直径の変化量を測定するのは、カレ
ンダー装置が休転する夜間又は日曜日等に、ロールキャ
リパーを使用して行っていた。そしてこのとき、カレン
ダー装置には2本のカレンダーロールから構成されてい
る2本カレンダー装置,3本のカレンダーロールから構
成されている3本カレンダー装置,4本のカレンダーロ
ールから構成されている4本カレンダー装置等があり、
これらのカレンダーロールは殆どが上下方向に配列され
ている。そして、1台のカレンダー装置を構成する全部
のカレンダーロール本数、すなわち3本カレンダー装置
であれば3本のカレンダーロールのロール胴部の半径又
は直径の変化量をロール長さ方向の全長に渡って測定す
る必要がある。
【0008】しかしながら前述した様に、ロールキャリ
パーを使用してロール胴部のクラウン量を測定するに
は、そのロール胴部の上や横方向の周囲にかなりのスペ
ースを必要とする。ところが、殆どのロールが上下方向
に配列されている前記2〜4本カレンダー装置には、一
番上のトップロールだけにしかロールキャリパーを装着
出来るようなスペースが無く、その他のロールについて
はクラウン量を測定することが出来ず、大きな障害とな
っていた。そこでこの場合は、ロールをカレンダー装置
から取り外してロール胴部のクラウン量を測定する方法
が考えられるが、測定出来ない残りのロールつまり3本
カレンダー装置の場合は、トップロール以外の残りの2
本のロールを取り外し、ロール胴部のクラウン量を測定
した後で、再び2本のロールを元のカレンダー装置に組
み込むすことは、重量物作業であり誰でも出来るもので
はなく、多大な費用と工数を必要とするため実際には不
可能であった。
【0009】そこで本発明の目的は、このように例えば
カレンダー装置を構成しているトップロール以外の残り
のロールのロール胴部のクラウン量を測定出来ないと言
う課題を解決して、例えばカレンダー装置にロールが装
着されたままで、全てのロール胴部の上側の表面上部に
全然スペースが無くても、ロール軸方向に見てロール胴
部のどちらかの片側に前記ガイド部材及びそれを固定す
るための前記取付治具を取付けるための少しのスペース
があれば、全てのロールのロール胴部表面の変位量つま
りクラウン量を測定出来る優れた発明であるロールクラ
ウン測定器を提供する事にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決し
て目的を達成するためには、ロール軸と平行に配置され
かつロール軸方向に見てロール胴部の表面から側方に若
干離間する位置に配置される長尺のガイド部材と、前記
配置状態で当該ガイド部材の両端部を前記ロール胴部の
対応する端部に着脱可能に固定する一対の取付治具と、
前記ガイド部材に沿って前記ロール軸と平行に移動して
前記ロール胴部表面の変位量を測定するセンサーとを具
備することを特徴とするロールクラウン測定器であれば
良い。又、請求項2に記載の様にすれば一層有効とな
る。
【0011】
【作用】ロール軸と平行でロール胴部の表面から少し離
れた側面方向に位置する直線状のガイド部材は、その一
端部をロール胴部の一端部の側面に、他端部をロール胴
部の他端部の側面に、それぞれ前記部材がロール軸と平
行になる様に取付治具を介して着脱自在に固定出来る様
になっている。したがって、ガイド部材は、取付治具を
介してカレンダー装置等の作業が終了し休転している時
に取付けるようにし、カレンダー装置等の作業で運転中
は取外しするようにしている。また、本発明のロールク
ラウン測定器は、主要構成部分である長尺のガイド部材
を、ロール胴部の軸方向に見てどちらかの片側の側方に
取付けるだけで両側の相対する側方への取付けを必要と
しない。また、ロール胴部の上部にもなんらスペースを
必要としない。そこで、本発明のロールクラウン測定器
によれば、カレンダー装置等の作業の運転には支障がな
く、全てのロールをカレンダー装置等に装着したまま
で、ロール胴部のクラウン量を測定出来る。
【0012】そして、前記ガイド部材に、このガイド部
材と長手方向に平行に直線状に動く、公知のLMガイド
の様な精度の良いリニアーベアリングを介してロールク
ラウン測定用のセンサーを取付けている。そしてこのセ
ンサーが接触式の場合には、センサーの接触子の先端は
常にロールの軸心に向いており、ロール胴部の表面に接
触させながらロール長さ方向にセンサーを移動させる。
そうすれば、接触子の出入りによりロール胴部表面の半
径の変位量をロール胴部全長に渡って測定出来る。この
接触式のセンサーは測定目盛盤を直読式の安価なダイア
ルゲーヂまたは電気的に見易いデジタル遠隔表示とする
ことも出来る。このセンサーはロール軸と平行に移動す
る様になっているので、前記ロール胴部表面の変位量は
ロール胴部の半径の変位量を示しており、変位量の数値
を2倍すればロール胴部の直径の変位量を知ることが出
来る。そして、縦軸にこのロール胴部の直径の変位量を
ロール長さ方向の全長に渡って、横軸のロール胴部位置
に対応させてグラフを描けば、直径の絶対量はわからな
いがロール胴部のクラウン曲線を得ることが出来る様に
なる。そしてこのセンサーが非接触式の場合には、セン
サーからロール胴部表面までの距離を測定する様なセン
サーであれば何でも使用出来る。例えば、光の反射型や
超音波型でも良い。
【0013】次に請求項2に記載の作用について述べ
る。取付治具のV字ブロックは、一面にV字溝を有しか
つその背面側は平滑面になっている。そしてこの一対の
V字ブロックをV字溝の溝方向をロール軸と平行にして
V字溝をロール胴部の両端部の側方の表面に押当ててロ
ール円周方向のそれぞれ二接線で安定するように、締結
具により固定し、各V字ブロックの前記V字溝の背面側
である平滑面には、前記ガイド部材の両端部をボルト等
で固定する。そして、この平滑面はロールの半径方向に
対して直角な面となっている。また、ロール胴部両端部
の前記取付治具を取付ける部分は、被加工物が普段は触
れてない部分なので、新品ロール時と同じでこの部分の
胴部直径は左右で同じであり、更に、左右に1個づつあ
る2個の取付治具は同じ厚さで出来ている。従って、こ
の様に請求項2に記載の様にすることにより、ロール軸
から前記ガイド部材までの距離は、長手方向でおのずか
らすべて同じとなるように容易に安定的に前記ガイド部
材を固定することが出来る。
【0014】又、ロール軸と前記ガイド部材が水平方向
でも平行になるようにするためには、ロール胴部の長さ
方向で中心の真上に周知の水準器を置いてロールの水平
度を測定し、次に、前記ガイド部材の上に水準器を置い
てガイド部材の水平度を測定する。そして前記ガイド部
材の両端を固定している前記取付治具には、前記ガイド
部材の水平度を微調整出来る押ボルト等を設け、これを
使用してガイド部材の水平度をロールの水平度に合わせ
ることにより、ロール軸と前記ガイド部材を水平方向で
平行にすることが出来る。このようにして、ロール軸と
前記ガイド部材が平行になり、ロールクラウン測定用の
センサーがロール軸と平行に移動出来る様になってい
る。
【0015】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は実施例の全体を示す正面図で、図2はそ
の平面図である。図1に於て、符号01は二点鎖線で示
すカレンダー装置等のロールで、主としてロール胴部0
2とジャーナル部03から構成されている。通常、カレ
ンダー装置等のロール胴部02の内部には、図示してい
ないが、ロールを加温するために温水を通す小径の丸い
多数の孔が、ロール胴部02の表面近くの円周方向の全
周に渡ってロール軸線と同心状に窄孔されている。そこ
でカレンダー装置等のロール胴部02の端面05には、
これら多数の孔の入口と出口である両端に、これら孔相
互間の通路用の溝を円周方向に形成した後の溝の蓋とし
てリング06が固着されている。
【0016】符号1は鉄又はアルミ製の角型パイプから
なる長尺で直線状のガイド部材で、この両側の端面には
L形部材2が固着されガイド部材1の両端部を形成して
いる。そしてこのガイド部材1は、ロール胴部02の表
面から若干離れた側方にロール軸と平行になるように、
V字ブロック11を介して、ロール胴部02の両端部0
4,04の表面に着脱可能に固定されている。このガイ
ド部材1の上部表面には、全長に渡ってロールクラウン
測定用のセンサー7をガイドするための公知のLMガイ
ド等からなるガイドレール4を前記ガイド部材1と平行
に設けてあり、このガイドレール4の上をリニアーベア
リングを内蔵したガイドブロック5が精度良く移動出来
るようになっている。部分拡大図である図4に示すごと
く、このガイドブロック5の上面には板6をボルト等で
固定し、この板6の上に前記センサー7の接触子8の軸
心が前記ロール胴部02のロール軸と直交するようにし
て、なおかつ接触子8の先端がロール軸に向くと同時に
ロール胴部02の全長の表面に接触するように前記セン
サー7を取付けている。従って、センサー7はガイド部
材1の上部表面でこれと平行に精度の良い直線運動をし
ながらロール胴部02の全長の表面の半径方向の変位量
を測定することが出来る様になっている。
【0017】また、前記ガイド部材1の前面には全長に
例えば50mm単位で目盛3を表示して、センサー7の
測定値とロール胴部02の長さ方向位置の関連がわかる
様にしている。このセンサー7は軽量で小型な接触式
で、測定数値を見易いデジタル遠隔表示型を採用して、
図2に示すようにフレキシブルな電線9で前記センサー
7と表示器10を結び、表示器10に測定した数値がデ
ジタルで表示され、測定値は1000分の1mm単位で
精度良く測定出来る様になっている。なお、この実施例
ではセンサー7を接触式としているが、作用の説明のと
ころで述べた様に、非接触式とすることも出来る。
【0018】本実施例は、センサー部であるガイドブロ
ック5,板6,センサー7,接触子8,電線9,表示器
10等のセンサー関連以外は、中心線Yで左右対称に構
成されているので、以下の説明は重複を避けるために片
側だけの説明をする。符号11はV字ブロックで、図5
に示すように一面にV字溝12を有し、このV字溝12
の溝方向をロール軸と平行にしてV字溝12をロール胴
部02の両端部04の側方の表面に押当ててロール円周
方向のそれぞれ二接線で安定するように締結具21で固
定されている。そして、V字ブロック1と締結具21と
で、ガイド部材1を固定するための取付治具22を構成
している。また、V字溝12をロール胴部02の両端部
04の側方の表面に押当ててロール円周方向のそれぞれ
二接線で安定するように固定されている時のV字溝12
の背面側である平滑面13は、溝の中心とロール軸とを
結んだ半径線に対して直角になっている。そしてこの平
滑面13側には、L形板14が固着され、平滑面13と
L形板14とで凹型の溝であるU字溝18を形成してい
る。このU字溝18の底板15と前記平滑面13は直角
に交わっており、ガイド部材1の端部であるL形部材2
をU字溝18に挿入すると、図3に示すようにL形部材
2の下面2aとU字溝18の底板15の上面とが接する
ようになり、これによりL形部材2の上下方向の位置は
安定するようになっている。
【0019】更に、U字溝18の底板15には上下方向
にボルト20を設けており、このボルト20を回動する
ことにより、ガイド部材1の水平方向の傾きを微調節出
来るようになっている。そしてL形板14の側板17に
設けている2本のボルト19の先端で、L形部材2の側
面2bをV字ブロック11の平滑面13側に押当てる
と、L形部材2をガイド部材1の長手方向に見た断面
は、ガイド部材1とお互いの面が平行な平行四辺形とな
っており、平滑面13とL形部材2の側面は平行になる
ようになっている。
【0020】前記V字ブロック11は自身を電磁石、ま
たは自身に電磁石を埋め込むことにより、自分自身でロ
ール胴部02の表面に吸着することにより固定すること
も出来るが、本実施例では別方式として図3乃至図5に
示し、後述するようにコの字形をした締結具21の介在
によりロール胴部02の端部04に固定されるようにな
っている。前記コの字形をした締結具21の前記リング
06への固定は、図4に示す様に、一方は締結具21の
引掛面24を前記リング06の内径側の面に引掛けて、
他方は締結具21に設けている2本のボルト25の先端
でリング06の外径側の面を押すことにより、リング0
6を両側から挟みつけるようにして行っている。そし
て、V字ブロック11は締結具21に設けているTボル
ト26の先端で平滑面13をロール胴部02の表面方向
に押し付けられ、更にV字ブロック11と一体に形成さ
れているL形板14の下面16が、締結具21と一体に
形成されている受板27の上面に支えられてロール胴部
02の端部04に固定されるようになっている。
【0021】次に、実施例の作用及びロール胴部のクラ
ウン量の測定の仕方を説明する。まず最初に、カレンダ
ー装置等のロール作業が終了後ロールの温度が熱い場合
には、ロールの温度が低下してから、全てのロールがカ
レンダー装置等に装着されたままで、測定対象のロール
胴部02の両端面05に固着しているリング06に、締
結具21をロール胴部02の側方になる様に取り付け
る。なお、前記側方はロール胴部02の軸方向に見てど
ちら側でも良く、側方にロールクラウン測定器を取り付
けるだけのスペースがあれば良い。次に、ロール胴部0
2の両端部04の側方にV字ブロック11を、前記締結
具21のTボルト26の先端でロール胴部02の表面に
押当てて固定する。そして、ガイド部材1を、その両端
部であるL形部材2の下面2aがU字溝18の底面15
と接しかつ側面2cが平滑面13に接するように、ボル
ト19の先端で押し当ててV字ブロック11に取り付け
る。
【0022】次に、ロール胴部02の長さ方向で中心の
真上に周知の水準器を置いてロール01の水平度を測定
する。続いて、前記ガイド部材1の上に水準器を置いて
これの水平度を測定する。そして両者の水平度が異なっ
ている場合には、ガイド部材1の水平度を微調整するた
めの押ボルト20により、ガイド部材1の水平度をロー
ル01の水平度に合わせる。以上でロール胴部02のク
ラウン量を測定するための準備は完了したが、まず最初
に、センサー7をロール胴部02の全長に渡って手で移
動させながら表示器10に表示された数値をみて、セン
サー7の接触子8の先端がロール胴部02の表面に全長
に渡って接触しているかどうかを確認する。もし、少し
でも接触していない箇所がある場合は、センサー7を固
定しているボルトを緩めて、センサー7をロール胴部0
2の表面側に近付けてロール胴部02の表面に全長に渡
って接触する様に調節する。
【0023】これから後の方法は、周知の従来の技術と
同じなので、簡潔に説明する。センサー7をロール胴部
02の軸線方向に移動させながら、前記目盛3の単位ご
とに、表示器10に表示されたロール胴部02の表面の
変位量を記録し、横軸にロール胴部02の軸線方向の位
置を示す目盛、縦軸にセンサー7で測定したロール胴部
02の表面の変位量を1000分の1mm単位でとるこ
とにより、精度の良い曲線を描くことが出来る。この曲
線はロール胴部02の表面の半径の変位量を示したもの
でロール胴部02の精度の良いクラウン曲線となってい
る。そこで、得られたこのクラウン曲線をみれば、クラ
ウン量が適切になっているかどうか、更に、ロール胴部
02の表面のどこがどの程度摩耗しているかがわかる。
なお、本発明の測定器によれば、ロールのクラウンを測
定するだけでなく、ロールのフラットな表面、いわゆる
フラットロールの表面のどこがどの程度摩耗しているか
をも、当然として測定することが出来る。従って、本発
明の測定器はカレンダー装置に装着されているロールだ
けでなく、あらゆる装置に装着されているロールに対し
ても適用出来る。
【0024】次に、実施例の効果について述べる。以上
述べてきたことから自明の様に、本発明に係る実施例に
よれば、装置にロールが装着されたままで、ロール胴部
のロール軸方向に見てどちらかの側方に本測定器を取付
けるための若干のスペースがあれば、全てのロールのロ
ール胴部表面の変位量つまりロール胴部表面のクラウン
量を測定出来る。更に、ロール胴部表面の摩耗量をロー
ル胴部長さ方向の位置との関連で測定出来る様になる。
この結果、ロールを装置から取り外すことなく容易にロ
ール胴部表面の摩耗量を知ることが出来て、質の高いロ
ールの維持管理を定期的に行える様になる。そして、品
質の悪い薄いシート状の被加工物が出来るのを、早期に
止めることが出来るようになり、品質の低下を防止出来
る様になる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、装置にロールが装着さ
れたままで、全てのロール胴部の上側の表面上部に全然
スペースが無くても、ロール胴部のロール軸方向に見て
どちらかの側方に本発明の測定器を取付けるための若干
のスペースがあれば、全てのロールのロール胴部表面の
変位量つまりクラウン量を測定出来る。このため、定期
的にロール胴部のクラウン量を把握出来る様になり、質
の高いロールの維持管理が出来る様になって、被加工物
の品質管理が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】測定器の全体を示す正面図である。
【図2】測定器の全体を示す平面図である。
【図3】図1の端部を拡大した拡大正面図である。
【図4】図2の端部を拡大した拡大平面図である。
【図5】図3のA−A断面矢視図である。
【符号の説明】
01:ロール 02:ロール胴
部 03:ジャーナル部 04:(ロール
胴部の)端部 05:(ロール胴部の)端面 06:リング 1:ガイド部材 2:L形部材 2a:(L形部材の)下面 2b:(L形部
材の)側面 2c:(L形部材の)側面 3:目盛 4:ガイドレー
ル 5:ガイドブロック 6:板 7:センサー 8:(センサー
の)接触子 9:電線 10:表示器 11:V字ブロック 12:V字面 13:平滑面 14:L形板 15:(U字溝の)底板 16:(L形板
の)下面 17:(L形板の)側板 18:U字溝 19:ボルト 20:押ボルト 21:締結具 22:取付治具 24:引掛面 25:ボルト 26:Tボルト 27:受板 Y:中心線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール軸と平行に配置されかつロール軸
    方向に見てロール胴部の表面から側方に若干離間する位
    置に配置される長尺のガイド部材と、前記配置状態で当
    該ガイド部材の両端部を前記ロール胴部の対応する端部
    に着脱可能に固定する一対の取付治具と、前記ガイド部
    材に沿って前記ロール軸と平行に移動して前記ロール胴
    部表面の変位量を測定するセンサーとを具備することを
    特徴とするロールクラウン測定器。
  2. 【請求項2】 前記取付治具は、一面にV字溝を有する
    V字ブロックを、前記V字溝を前記ロール胴部の表面に
    押し当てて安定するようにして、前記ロール胴部の端部
    に締結具で固定し、このV字ブロックの前記一面の背面
    側の平滑面に前記ガイド部材の端部を固定することを特
    徴とする請求項1に記載のロールクラウン測定器。
JP7452294A 1994-04-13 1994-04-13 ロールクラウン測定器 Pending JPH07280546A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7452294A JPH07280546A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 ロールクラウン測定器

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200454916Y1 (ko) * 2008-12-15 2011-08-04 현대로템 주식회사 롤갭 측정용 얼라인먼트 스탠드
CN102506804A (zh) * 2011-11-25 2012-06-20 中国石油天然气集团公司 试验管中部2d长度横截面的转角测量装置及其测量方法
CN110017759A (zh) * 2019-05-13 2019-07-16 姚焕根 辊筒辊面用测量器
CN110319804A (zh) * 2019-05-20 2019-10-11 北京海普瑞森超精密技术有限公司 版辊粗检装置

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