JPH0728055U - バックレスキャップ - Google Patents
バックレスキャップInfo
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- JPH0728055U JPH0728055U JP5857293U JP5857293U JPH0728055U JP H0728055 U JPH0728055 U JP H0728055U JP 5857293 U JP5857293 U JP 5857293U JP 5857293 U JP5857293 U JP 5857293U JP H0728055 U JPH0728055 U JP H0728055U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 逆止弁構造を有する合成樹脂製チューブ容器
を簡単に得ることを技術的課題とし、もって逆止弁構造
を有するチューブ容器を安価にかつ高い生産性で得るこ
とにある。 【構成】 チューブ容器20の口筒21に密に組付く本
体2と、本体2の注出筒10を開閉するヒンジ結合され
た蓋体15とから構成し、注出筒10内に一体設された
弁片11を弁座片7が形成する開口部8と同じ形状、大
きさとし、かつ弁片11の厚みを、この弁片11が開口
部8に傾動嵌入した際に、周端面12が開口部8の開口
縁8aに密接する値に設定して、弁片11の一体設を容
易にした。
を簡単に得ることを技術的課題とし、もって逆止弁構造
を有するチューブ容器を安価にかつ高い生産性で得るこ
とにある。 【構成】 チューブ容器20の口筒21に密に組付く本
体2と、本体2の注出筒10を開閉するヒンジ結合され
た蓋体15とから構成し、注出筒10内に一体設された
弁片11を弁座片7が形成する開口部8と同じ形状、大
きさとし、かつ弁片11の厚みを、この弁片11が開口
部8に傾動嵌入した際に、周端面12が開口部8の開口
縁8aに密接する値に設定して、弁片11の一体設を容
易にした。
Description
【0001】
本考案は、比較的粘度の高い内容物、特に嫌気性を有する内容物を収納する合 成樹脂製のチューブ容器の開閉を達成すると共に、外気のチューブ容器内への侵 入を阻止するバックレスキャップに関するものである。
【0002】
比較的粘度の高い内容物の収納容器としては、胴部の押圧操作により、所望量 の内容物を押し出すことのできるチューブ容器が適しており、特に嫌気性を有す る内容物の収納には、胴部の可撓性に富んだチューブ容器が有効である。
【0003】 このように、チューブ容器は、嫌気性を有する比較的粘度の高い内容液の収納 容器として優れた特性を発揮するのであるが、成形が容易で安価であり、耐内容 物性に優れている合成樹脂製のチューブ容器の場合には、胴部のスクイズ性を消 滅させることができず、このため内容物注出後に胴部内に発生する負圧により外 気を吸入すると云う不都合があった。
【0004】 この不都合を解消する従来技術として、チューブ容器の口筒内、またはチュー ブ容器の口筒に組付けられる開閉キャップの注出口部分に、この注出口部分との 間で逆止弁構造を構成する弁体を挿入組付けし、チューブ容器内に発生した負圧 により逆止弁構造を閉状態となるようにし、もってチューブ容器内への外気の侵 入を防止するものがある。
【0005】
しかしながら、上記した従来技術は、チューブ容器本体および開閉キャップと は別個に弁体を成形する必要があると共に、この弁体をチューブ容器側に組付け なければならないので、取扱う部品点数が多くなると共に、専用の組付け作業を 必要とし、このため製造設備および製造工数共にコスト高となり、製造原価が割 高となると云う問題があった。
【0006】 また、弁体が挿入組付けされるのは、チューブ容器の口筒内、または開閉キャ ップの注出口内と云う、きわめて狭い箇所であるので、その挿入組付け作業が比 較的難しいものとなり、これにより作業効率を高めることができないので、生産 性が低いと云う問題があった。
【0007】 そこで本考案は、上記した従来技術における問題点を解消すべく考案されたも ので、逆止弁構造を有するチューブ容器を簡単を得ることを技術的課題とし、も って逆止弁構造を有するチューブ容器を安価にかつ高い生産性で得ることを目的 とする。
【0008】
上記技術的課題を解決する本考案の手段は、 比較的粘度の高い内容物を収納するチューブ容器の口筒に密に組付く組付き筒の 上端に頂板を連設し、この頂板にチューブ容器口筒に連通する注出筒を立設し、 この注出筒内に、内鍔状に周設されるて開口部を形成する弁座片を設け、この弁 座片に、開口部を上方から開閉する弁片をヒンジ片を介して一体設した本体を有 すること、 この本体の後縁にヒンジを介して一体設され、頂壁下面に、本体の注出筒に密嵌 する栓筒を垂下設した蓋体を有すること、 本体の弁片の平面形状および大きさを、開口部の開口形状および大きさと略等し くすると共に、この弁片の厚みを、弁片がヒンジ片を軸に傾動して開口部に嵌入 した際に、周端面を開口部の開口縁に密接させる値に設定すること、 にある。
【0009】
本考案によるキャップは、チューブ容器とは別体物であるので、チューブ容器 の成形手段、特にチューブ容器の口筒を有する頭部の成形手段である圧縮成形手 段で成形する必要はなく、成形性の良い射出成形手段で成形することができ、こ れにより本体と蓋体とのヒンジを介しての一体成形が容易に達成される。
【0010】 弁片は、その平面形状および大きさを、弁座片が形成する開口部の開口形状お よび大きさと略等しくしているので、ヒンジ片を介して本体と一体設した際にお ける、射出成形金型装置からの離型が確実で容易なものとなり、これにより弁片 の一体成形が無理なく好適に達成される。
【0011】 チューブ容器の胴部を押圧すると、この押圧力により収納内容物が、口筒と開 口部を通って、弁片を押し上げながら注出筒から注出されるが、この内容物の注 出後、チューブ容器の胴部への押圧力を解除すると、胴部のスクイズ性によりチ ューブ容器内に負圧が発生し、この負圧により注出筒内に残留した内容物に引き 込み力が作用する。
【0012】 この引き込み力による注出筒内の内容物の戻り動作、および弁片を本体に一体 設しているヒンジ片の弾力により、押し上げられた弁片、すなわち開放状態とな った弁片は、閉鎖方向に傾動し、ついにはヒンジ片の弾力に逆らってチューブ容 器から作用する引き込み力により開口部内に密嵌入し、チューブ容器を閉鎖状態 とする。
【0013】 この弁片によるチューブ容器の閉鎖状態は、チューブ容器内が負圧となってい る限り維持されるが、弁片の閉鎖動作は、チューブ容器内への内容物の引き込み 動作と一体的に達成されるので、この弁片の閉鎖動作時に外気がチューブ容器内 に侵入することはない。
【0014】 弁片の閉鎖状態で、注出筒内には、チューブ容器内に戻り切れなかった内容物 が残留することになるが、注出筒は蓋体の栓筒の密嵌により密閉されるので、こ の注出筒内の残留内容物が外気に触れるのは極短時間となり、このため外気によ る品質劣化の程度は殆ど無視することのできる程度となる。
【0015】
以下、本考案の一実施例を、図面を参照しながら説明する。 チューブ容器20は合成樹脂製で、その頭部の口筒21の外周面上端部には、 本考案によるキャップ1を強固に組付け固定するための係止条が突周設されてお り、この口筒21は、内容物の注出口を直接形成する必要がないので、その成形 が容易であるように、比較的大きな口径で成形されている。
【0016】 キャップ1は、チューブ容器20への組付き部分を形成すると共に、逆止弁構 造を有する本体2と、この本体2の後縁にヒンジ14を介して一体設された蓋体 15とから構成された、比較的軟質な合成樹脂製の射出成形品である。
【0017】 本体2のチューブ容器20への組付き部分を構成する組付き筒3は、口筒21 の外径と略等しい内径の円筒形状をしていて、その内周面に、口筒21に設けた 係止条に下方から係止する係止条を周設して、口筒21に外嵌して強固にアンダ ーカット結合するものとなっている。
【0018】 この組付き筒3の口筒21に対する組付きにより、組付き筒3の上端に連設さ れた頂板4の下面に突周設されたシール条9が口筒21上端面に密接し、同じく 頂板4の下面に垂下設された短円筒状の嵌入筒6が、口筒21内に密嵌入するこ とにより、本体2の口筒21に対する組付きを密なものとしている。
【0019】 弁座片7は、頂板4のやや前側部分に立設された円筒状の注出筒10の内周面 下端部に突周設されており、この弁座片7の突出幅、すなわち開口部8の大きさ は、開放状態の弁片11(図2参照)が注出筒10内から上方に突出しない値に 設定されている。
【0020】 すなわち、開放状態の弁片11が注出筒10内から上方に突出すると、注出さ た内容物の拭き取りに弁片11が邪魔となると共に、注出筒10内の残留内容物 の引き込みと一体となった弁片11の閉鎖動作時に、弁片11が閉鎖状態となる 前に、外気がチューブ容器20内に侵入する恐れがあるからである。
【0021】 円形に成形された開口部8に対して、弁片11は、その平面形状が、僅かに横 幅の大きい楕円形状の肉厚平板状となっていて、開口部8内に嵌入して、その周 端面12を開口部8の開口縁8aに密接(図2参照)させた状態で、この開口縁 8aに密接する周端面12部分が開口部8と同じ円形を描くようにし、もって弁 片11による開口部8の閉鎖を確実で安定したものとなるようにしている。
【0022】 蓋体15は、平円板状をした頂壁16の周端縁から、本体2の注出筒10と略 等しい高さの円筒状の周壁17を垂下設した有頂円筒形状をしていて、頂壁16 の下面には、注出筒10に密に外嵌して軽くアンダーカット結合する栓筒18が 垂下設されていると共に、この栓筒18の内側に、注出筒10の開口部に密に嵌 入して、蓋体15による注出筒10の密閉をより確実なものとする、短円筒状の シール筒片19を設けて構成されている。
【0023】 なお、本体2と蓋体15とを一体にヒンジ結合するヒンジ14は、図示実施例 においては、単純なヒンジ構造となっているが、これはミラーヒンジ構造として も良いことは言うまでもなく、また本体2の組付き筒3の外側に比較的大きな高 さで設けた外筒5は、キャップ1を組付けたチューブ容器20の外観体裁を好ま しいものとするためのもので、チューブ容器20の胴部形状が楕円筒形状等の非 円形である場合には、この外筒5をチューブ容器20の胴部の形状に合わせた形 状とする。
【0024】
本考案は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。 キャップの本体に、逆止弁構造を構成する弁片を一体設したので、逆止弁構造 を組立て構成する必要がなく、これにより逆止弁構造を有するチューブ容器の製 造設備および製造工数のコストを低めることができ、もって製造原価の大幅な低 減を達成することができる。
【0025】 逆止弁構造を構成する弁片をキャップの本体に一体設したので、逆止弁構造の 組立て作業を要することがなく、もって製作工程の大幅な短縮が達成されると共 に、面倒な組立て作業を要しないので、作業効率を高めることができる。
【0026】 逆止弁構造を構成する弁片を、チューブ容器の圧縮成形される口筒ではなく、 射出成形されるキャップに一体成形するので、この弁片の一体成形が簡単に良好 にそして安定して達成でき、もって安定して確実な逆止動作を発揮する逆止弁構 造を有するチューブ容器を無理なく安定して製造することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す、全体縦断側面図。
【図2】図1の実施例における要部の動作状態を示す説
明図。
明図。
【符号の説明】 1 ; キャップ 2 ; 本体 3 ; 組付き筒 4 ; 頂板 5 ; 外筒 6 ; 嵌入筒 7 ; 弁座片 8 ; 開口部 8a; 開口縁 9 ; シール条 10; 注出筒 11; 弁片 12; 周端面 13; ヒンジ片 14; ヒンジ 15; 蓋体 16; 頂壁 17; 周壁 18; 栓筒 19; シール筒片 20; チューブ容器 21; 口筒
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
Claims (1)
- 【請求項1】 比較的粘度の高い内容物を収納するチュ
ーブ容器(20)の口筒(21)に密に組付く組付き筒(3) の上
端に頂板(4) を連設し、該頂板(4) に前記口筒(21)に連
通する注出筒(10)を立設し、該注出筒(10)内に、内鍔状
に周設されることにより開口部(8) を形成する弁座片
(7) を設け、該弁座片(7) に、前記開口部(8) を上方か
ら開閉する弁片(11)をヒンジ片(13)を介して一体設した
本体(2)と、該本体(2) の後縁にヒンジ(14)を介して一
体設され、頂壁(16)下面に、前記注出筒(10)に密嵌する
栓筒(18)を垂下設した蓋体(15)と、から構成され、前記
弁片(11)の平面形状および大きさを、前記開口部(8) の
開口形状および大きさと略等しくすると共に、該弁片(1
1)の厚みを、該弁片(11)が前記ヒンジ片(13)を軸に傾動
して前記開口部(8) に嵌入した際に、周端面(12)を前記
開口部(8) の開口縁(8a)に密接させる値に設定して成る
バックレスキャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993058572U JP2607323Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | バックレスキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993058572U JP2607323Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | バックレスキャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728055U true JPH0728055U (ja) | 1995-05-23 |
| JP2607323Y2 JP2607323Y2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=13088160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993058572U Expired - Fee Related JP2607323Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | バックレスキャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2607323Y2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006206161A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | スクイズ容器用注出キャップ |
| JP2012192975A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-10-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出容器 |
| WO2012169489A1 (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-13 | キッコーマン株式会社 | 吐出容器 |
| JP2013095487A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | Oshio Sangyo Kk | 注出口具 |
| JP2017074997A (ja) * | 2016-12-26 | 2017-04-20 | 押尾産業株式会社 | キャップ |
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| JP2021024582A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | 株式会社吉野工業所 | 注出キャップ |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP1993058572U patent/JP2607323Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9238527B2 (en) | 2011-06-09 | 2016-01-19 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Dispensing container |
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| JP2021024582A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | 株式会社吉野工業所 | 注出キャップ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2607323Y2 (ja) | 2001-07-09 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |