JPH0728089Y2 - 折畳カップ - Google Patents
折畳カップInfo
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- JPH0728089Y2 JPH0728089Y2 JP13618789U JP13618789U JPH0728089Y2 JP H0728089 Y2 JPH0728089 Y2 JP H0728089Y2 JP 13618789 U JP13618789 U JP 13618789U JP 13618789 U JP13618789 U JP 13618789U JP H0728089 Y2 JPH0728089 Y2 JP H0728089Y2
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- JP
- Japan
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- folding
- cutting edge
- line
- cutting
- sheet
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、不使用時には扁平に折り畳みうるとともに、
使用時には内容物を注入しないでもそれ自体で完全な自
立性を有する折畳カップに関するものである。
使用時には内容物を注入しないでもそれ自体で完全な自
立性を有する折畳カップに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の折畳カップとして、第4図〜第10図に示
されるようなものが知られている。この折畳カップは、
第4図で離して示すように、複数の切刃付折線a〜fと
一部に打抜孔を設けた比較的厚みを有する紙Pと、比較
的薄く柔軟性を有するシート状物Sとを貼合したシート
部材で形成されている。そして、紙Pには中央の三本の
縦方向の切刃付折線a,b,cにより区画される2つの折曲
底部1,1と、横方向の側辺に沿った二本の切刃付折線d,d
により区画される貼着部2,2が設けられるとともに、切
刃付折線d,dの内側位置でこれに平行な二本の切刃付折
線e,eと前記の切刃付折線a,cで囲まれた部分に略三角形
状の打抜孔3が設けられている。また、縦方向の側辺に
沿った切刃付折線f,fにより区画される貼着部6,6も設け
られている。このような紙Pに前記のようにシート状物
Sが貼合されてシート部材が構成され、次いで、このシ
ート部材を中央の三本の切刃付折線a,b,cにより第5図
のようにW状に折り畳んで扁平な袋状形態とした後、そ
の両側縁の貼着部2を相互に貼着して、第6図に示すよ
うな折畳カップが形成される。そして、この折畳カップ
に飲料等の内容物を入れた後、貼着部6,6を接着して第
7図の形態で販売に供するものである。使用に当たって
は、切刃付折線f,fに沿って貼着部6,6を引き裂き分離し
て頭部を開口した後、貼着部2,2をそれぞれ指でつまみ
左右から中央部に向けて軽く押圧することによって、第
8図のように折り起こされ、第9図のように開いて自立
できる形態となる。
されるようなものが知られている。この折畳カップは、
第4図で離して示すように、複数の切刃付折線a〜fと
一部に打抜孔を設けた比較的厚みを有する紙Pと、比較
的薄く柔軟性を有するシート状物Sとを貼合したシート
部材で形成されている。そして、紙Pには中央の三本の
縦方向の切刃付折線a,b,cにより区画される2つの折曲
底部1,1と、横方向の側辺に沿った二本の切刃付折線d,d
により区画される貼着部2,2が設けられるとともに、切
刃付折線d,dの内側位置でこれに平行な二本の切刃付折
線e,eと前記の切刃付折線a,cで囲まれた部分に略三角形
状の打抜孔3が設けられている。また、縦方向の側辺に
沿った切刃付折線f,fにより区画される貼着部6,6も設け
られている。このような紙Pに前記のようにシート状物
Sが貼合されてシート部材が構成され、次いで、このシ
ート部材を中央の三本の切刃付折線a,b,cにより第5図
のようにW状に折り畳んで扁平な袋状形態とした後、そ
の両側縁の貼着部2を相互に貼着して、第6図に示すよ
うな折畳カップが形成される。そして、この折畳カップ
に飲料等の内容物を入れた後、貼着部6,6を接着して第
7図の形態で販売に供するものである。使用に当たって
は、切刃付折線f,fに沿って貼着部6,6を引き裂き分離し
て頭部を開口した後、貼着部2,2をそれぞれ指でつまみ
左右から中央部に向けて軽く押圧することによって、第
8図のように折り起こされ、第9図のように開いて自立
できる形態となる。
上記従来の折畳カップにおいては、紙Pの折曲底部1,1
に略三角形状の打抜孔3を設けてこの部分を柔軟なシー
ト状物Sのみとすることにより、折り起こし時の操作が
し易いようになされれている。そして、切刃付折線bと
切刃付折線e,eとの交点O(第10図に示す)の近傍は折
り起こし時及び折り畳み時に折り曲げ方向が切り替わる
ため皺が生じやすいことから、この部分は三角形状の大
切欠部にさらに三角形状の小切欠部を背中合わせに設け
た形状で打抜孔3を形成して操作を一層容易となるよう
にしている。
に略三角形状の打抜孔3を設けてこの部分を柔軟なシー
ト状物Sのみとすることにより、折り起こし時の操作が
し易いようになされれている。そして、切刃付折線bと
切刃付折線e,eとの交点O(第10図に示す)の近傍は折
り起こし時及び折り畳み時に折り曲げ方向が切り替わる
ため皺が生じやすいことから、この部分は三角形状の大
切欠部にさらに三角形状の小切欠部を背中合わせに設け
た形状で打抜孔3を形成して操作を一層容易となるよう
にしている。
また、この種の折畳カップは、上記のように内容物とし
て飲料等を充填しこれを販売する用途に限らず、例えば
特開昭60−91262号公報や特開平1−203972号公報に記
載されているような尿検査用のカップとして使用される
ものである。
て飲料等を充填しこれを販売する用途に限らず、例えば
特開昭60−91262号公報や特開平1−203972号公報に記
載されているような尿検査用のカップとして使用される
ものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の折畳カップは、紙Pに印刷を施す工程、
紙Pに各切刃付折線を入れる工程、紙Pに打抜孔3を
形成する工程、紙Pとシート状物Sを貼合する工程、
製袋工程の各工程を順に行なうことによって作成され
ている。そして、紙Pはこれら各工程の間を巻取りの状
態で移動されているが、の工程で打抜孔3を形成して
紙P全体を巻取りとする場合、打抜孔3における大切欠
部と小切欠部との境界で紙Pが出っ張った形状となって
いるため、打抜孔3に一周後の打抜孔3が重なる時に相
互に絡み合うことがしばしば起きていた。そして、次の
の貼合工程で、この巻取りを解こうとすると、絡み合
った部分に力がかかり、第10図に斜線で示す部分が折れ
てしまい、シート状物Sの貼合がうまくいかない場合が
発生するという問題点があった。
紙Pに各切刃付折線を入れる工程、紙Pに打抜孔3を
形成する工程、紙Pとシート状物Sを貼合する工程、
製袋工程の各工程を順に行なうことによって作成され
ている。そして、紙Pはこれら各工程の間を巻取りの状
態で移動されているが、の工程で打抜孔3を形成して
紙P全体を巻取りとする場合、打抜孔3における大切欠
部と小切欠部との境界で紙Pが出っ張った形状となって
いるため、打抜孔3に一周後の打抜孔3が重なる時に相
互に絡み合うことがしばしば起きていた。そして、次の
の貼合工程で、この巻取りを解こうとすると、絡み合
った部分に力がかかり、第10図に斜線で示す部分が折れ
てしまい、シート状物Sの貼合がうまくいかない場合が
発生するという問題点があった。
また、打抜孔3の上記の形状ではこの部分のシート状物
Sがねじれを起こし易いため、このねじれによってピン
ホールを生ずることがあるという問題点があり、さら
に、起函性がいま一つ良くないという問題点もあった。
Sがねじれを起こし易いため、このねじれによってピン
ホールを生ずることがあるという問題点があり、さら
に、起函性がいま一つ良くないという問題点もあった。
本考案は、従来の折畳カップが有するこのような問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、その製造工程における打抜部不良を解消するととも
に、起函性が良く、起函時にフィルムが劣化しない折畳
カップを提供しようとするものである。
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、その製造工程における打抜部不良を解消するととも
に、起函性が良く、起函時にフィルムが劣化しない折畳
カップを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の折畳カップは、形
状が矩形であって、中央に同幅の2つの折曲底部を区画
する三本の縦方向の切刃付折線a,b,cと、横方向の各側
辺に沿って貼着部を区画するそれぞれ一本の切刃付折線
d,dと、該それぞれの切刃付折線d,dから前記折曲底部の
左右幅と略等しい距離だけ離れた内側位置にそれぞれ一
本の切刃付折線e,eとが設けられるとともに、該切刃付
折線eと前記切刃付折線a,cとの交点A,Cと前記切刃付折
線dと前記切刃付折線bとの交点Dとを結ぶ三角形状部
分と略等しい大切欠部が2ヶ所に穿設され、且つ、前記
交点A,Cを結ぶ線よりやや離れた前記切刃付折線b上の
点Hと前記交点A,Cの3点を円弧状に結んで形成される
截円形状の小切欠部が前記大切欠部とそれぞれ背中合わ
せに穿設されてなる打抜孔を有する比較的厚い紙の片面
に、柔軟な素材からなるシート状物を貼合することによ
って形成されてなるシート部材を、前記シート状物を内
側にしてW折り重合し、前記貼着部の重合面を相互に貼
合して形成されたことを特徴とするものである。
状が矩形であって、中央に同幅の2つの折曲底部を区画
する三本の縦方向の切刃付折線a,b,cと、横方向の各側
辺に沿って貼着部を区画するそれぞれ一本の切刃付折線
d,dと、該それぞれの切刃付折線d,dから前記折曲底部の
左右幅と略等しい距離だけ離れた内側位置にそれぞれ一
本の切刃付折線e,eとが設けられるとともに、該切刃付
折線eと前記切刃付折線a,cとの交点A,Cと前記切刃付折
線dと前記切刃付折線bとの交点Dとを結ぶ三角形状部
分と略等しい大切欠部が2ヶ所に穿設され、且つ、前記
交点A,Cを結ぶ線よりやや離れた前記切刃付折線b上の
点Hと前記交点A,Cの3点を円弧状に結んで形成される
截円形状の小切欠部が前記大切欠部とそれぞれ背中合わ
せに穿設されてなる打抜孔を有する比較的厚い紙の片面
に、柔軟な素材からなるシート状物を貼合することによ
って形成されてなるシート部材を、前記シート状物を内
側にしてW折り重合し、前記貼着部の重合面を相互に貼
合して形成されたことを特徴とするものである。
[作用] 上記のような折畳カップを構成する紙の打抜工程で打ち
抜きが終って巻き取る段階では、打抜孔に出っ張りがな
いため、打抜孔同士が互いに絡まないで巻き取られる。
また、紙とシート状物との貼合工程でこの巻取りを解く
段階では、巻取りの中で打抜孔同士が絡み合っていない
ので、スムースに解かれる。
抜きが終って巻き取る段階では、打抜孔に出っ張りがな
いため、打抜孔同士が互いに絡まないで巻き取られる。
また、紙とシート状物との貼合工程でこの巻取りを解く
段階では、巻取りの中で打抜孔同士が絡み合っていない
ので、スムースに解かれる。
また、打抜孔は折り起こし時及び折り畳み時におけるそ
の部分のシート状物のねじれをなくすように機能する。
の部分のシート状物のねじれをなくすように機能する。
[実施例] 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。なお、説明に当り、前記従来の折畳カップと同様な
構成部分については、先に用いた符号と同じものを使用
している。
る。なお、説明に当り、前記従来の折畳カップと同様な
構成部分については、先に用いた符号と同じものを使用
している。
第1図は本考案に係る折畳カップの構成部材である紙P
及びシート状物Sを離して示す斜視図である。
及びシート状物Sを離して示す斜視図である。
紙Pは比較的厚みを有し且つ腰のある矩形の紙に複数の
切刃付折線a〜fを設け、且つ、打抜孔3を設けたもの
である。切刃付折線a,b,cは、紙Pの中央に縦方向に等
間隔に設けてあり、紙Pの中央に同幅の折曲底部1,1を
区画している。また、切刃付折線d,dは紙Pの横方向の
各側辺に沿ってその内側に設けてあり、紙Pの横方向の
側辺部に貼着部2,2を区画している。また、切刃付折線
e,eは切刃付折線d,dからそれぞれ折曲底部1の左右幅と
略等しい距離だけ離れた内側位置に切刃付折線dと平行
に設けてある。また、打抜孔3は、第2図にその部分を
拡大して示すように、切刃付折線eと切刃付折線a,cと
の交点A,Cと切刃付折線dと切刃付折線bとの交点Dと
を結ぶ三角形状部分に略等しい形状の大切欠部4と、交
点A,Cを結ぶ線よりやや離れた切刃付折線b上の点Hと
交点A,Cの3点を円弧状に結んで形成される截円形状の
小切欠部5とが背中合わせに穿設してあることが必要で
ある。なお、f,fは切刃付切取線で左右の側辺部に貼着
部6,6を区画するものであるが、切刃の入れ方は切刃付
折線a〜eと同じである。また、7,7は切刃付折線a,cの
間で側辺に設けられた切欠部である。
切刃付折線a〜fを設け、且つ、打抜孔3を設けたもの
である。切刃付折線a,b,cは、紙Pの中央に縦方向に等
間隔に設けてあり、紙Pの中央に同幅の折曲底部1,1を
区画している。また、切刃付折線d,dは紙Pの横方向の
各側辺に沿ってその内側に設けてあり、紙Pの横方向の
側辺部に貼着部2,2を区画している。また、切刃付折線
e,eは切刃付折線d,dからそれぞれ折曲底部1の左右幅と
略等しい距離だけ離れた内側位置に切刃付折線dと平行
に設けてある。また、打抜孔3は、第2図にその部分を
拡大して示すように、切刃付折線eと切刃付折線a,cと
の交点A,Cと切刃付折線dと切刃付折線bとの交点Dと
を結ぶ三角形状部分に略等しい形状の大切欠部4と、交
点A,Cを結ぶ線よりやや離れた切刃付折線b上の点Hと
交点A,Cの3点を円弧状に結んで形成される截円形状の
小切欠部5とが背中合わせに穿設してあることが必要で
ある。なお、f,fは切刃付切取線で左右の側辺部に貼着
部6,6を区画するものであるが、切刃の入れ方は切刃付
折線a〜eと同じである。また、7,7は切刃付折線a,cの
間で側辺に設けられた切欠部である。
このような紙Pは、前述のように、紙Pに印刷を施す
工程、紙Pに各切刃付折線を入れる工程、紙Pに打
抜孔3を形成する工程を経て製造され、巻取りの形態で
次の紙Pとシート状物Sを貼合する工程に移される
が、の工程で最終的に巻取りとする時点において、打
抜孔3が三角形状の大切欠部と截円形状の小切欠部とが
背中合わせに組み合わさった形状となっており、内方に
向けて出っ張った部分を有していないので、打抜孔3同
士が重なった場合に互いに絡み合うことがない。
工程、紙Pに各切刃付折線を入れる工程、紙Pに打
抜孔3を形成する工程を経て製造され、巻取りの形態で
次の紙Pとシート状物Sを貼合する工程に移される
が、の工程で最終的に巻取りとする時点において、打
抜孔3が三角形状の大切欠部と截円形状の小切欠部とが
背中合わせに組み合わさった形状となっており、内方に
向けて出っ張った部分を有していないので、打抜孔3同
士が重なった場合に互いに絡み合うことがない。
シート状物Sは比較的薄くて柔軟性を有する紙8の片面
にポリエチレン9をコーティングしたものであり、本考
案に係る折畳カップは、第3図に示すように、シート状
物Sの紙8の面を紙Pに貼合してなるシート状部材を使
用して作成する。この場合、紙Pとシート状物Sとの貼
合は、紙Pに第1図に示すように切刃付折線a〜f、打
抜孔3等の加工を施した後にシート状物Sを貼合するか
ら、本折畳カップ組立完了後の使用時等において切刃付
折線a等の切刃を入れた部分から液漏れを生ずるような
ことはない。また、紙Pとシート状物Sとの間には、カ
ップ開封時に引き裂き性を持たせるため一軸延伸ポリエ
チレン10を挟み込んでいる。
にポリエチレン9をコーティングしたものであり、本考
案に係る折畳カップは、第3図に示すように、シート状
物Sの紙8の面を紙Pに貼合してなるシート状部材を使
用して作成する。この場合、紙Pとシート状物Sとの貼
合は、紙Pに第1図に示すように切刃付折線a〜f、打
抜孔3等の加工を施した後にシート状物Sを貼合するか
ら、本折畳カップ組立完了後の使用時等において切刃付
折線a等の切刃を入れた部分から液漏れを生ずるような
ことはない。また、紙Pとシート状物Sとの間には、カ
ップ開封時に引き裂き性を持たせるため一軸延伸ポリエ
チレン10を挟み込んでいる。
組立に当たっては、従来の折畳カップと同様、第5図に
示すように、切刃付折線a,b,cに沿ってポリエチレン9
をコーティングした面を内側にして全体をW折りし、ヒ
ートシールバーで貼着部2,2をヒートシールする(第6
図)。この際、折曲底部1の貼着部2と側部11の貼着部
2とは内面同士が向かい合っているからポリエチレン9
によりヒートシールされるが、折曲底部1の貼着部2同
士は外面の紙面同士の向かい合いとなっているからヒー
トシールされない。しかし、切欠部7において左右の側
部11,11の貼着部2,2が内面同士の向かい合わせとなるの
で、ポリエチレン9によりヒートシールされ、折曲底部
1の貼着部2同士がヒートシールされた場合と略同じ状
態となる。即ち、切欠部7は、本実施例が容器体外面と
なるべき紙Pの表面にヒートシール性を有するプラスチ
ック層を設けなかったために必要とされるものであり、
ヒートシール性を有するプラスチック層を紙Pの表面に
設けた場合には折曲底部1の貼着部2同士が外面のプラ
スチック層によりヒートシールされるから切欠部7は不
用である。
示すように、切刃付折線a,b,cに沿ってポリエチレン9
をコーティングした面を内側にして全体をW折りし、ヒ
ートシールバーで貼着部2,2をヒートシールする(第6
図)。この際、折曲底部1の貼着部2と側部11の貼着部
2とは内面同士が向かい合っているからポリエチレン9
によりヒートシールされるが、折曲底部1の貼着部2同
士は外面の紙面同士の向かい合いとなっているからヒー
トシールされない。しかし、切欠部7において左右の側
部11,11の貼着部2,2が内面同士の向かい合わせとなるの
で、ポリエチレン9によりヒートシールされ、折曲底部
1の貼着部2同士がヒートシールされた場合と略同じ状
態となる。即ち、切欠部7は、本実施例が容器体外面と
なるべき紙Pの表面にヒートシール性を有するプラスチ
ック層を設けなかったために必要とされるものであり、
ヒートシール性を有するプラスチック層を紙Pの表面に
設けた場合には折曲底部1の貼着部2同士が外面のプラ
スチック層によりヒートシールされるから切欠部7は不
用である。
本実施例においては、第6図のように組み立てた後、従
来の技術で説明した折畳カップと同様に、頭部の開口部
より粉末ジュース、インスタントコーヒー等を収納し、
ヒートシールバーで貼着部6,6をヒートシールして販売
に供する(第7図)。
来の技術で説明した折畳カップと同様に、頭部の開口部
より粉末ジュース、インスタントコーヒー等を収納し、
ヒートシールバーで貼着部6,6をヒートシールして販売
に供する(第7図)。
使用に当たっては、切刃付折線f,fに沿って貼着部6,6を
引き裂き分離して容器体頭部を開口した後、貼着部2,2
を持って左右から中央部に向けて軽く押圧すれば、第8
図に示すのと同様に側部11,11が切刃付折線d及びeに
沿って折れ曲がり、水平断面が略矩形の筒状となるとと
ともに、切刃付折線a,b,cに沿って折曲底部1,1のうち交
点A,Cを結ぶ二本の線より内側の部分(以下中央底部12
という)が水平となり、第9図に示すように全体は底面
略矩形状のカップ状となる。本考案のものは、折線に当
たるべきところを全て切刃付の折線として強く折れ曲が
るようにしているため、カップ状に折り起こした本折畳
カップが扁平状態に折り戻ってしまうことがない。特
に、折曲底部1のうち打抜孔3の外側部分(以下内接部
13という)は、切刃付折線a及びcに設けた切刃のため
扁平に折り畳んだとき切刃付折線a及びcに沿って強く
折り曲げられて側部11の内面に密着せしめられている
が、この内接部13の側部11への折曲密着は極めて強力で
あるため第9図のようにカップ状に折り起こした際にも
内接部13は起立した側部11の内面に密着した状態を保持
し続ける。また、打抜孔3の部分が薄いシート状物Sの
みからなるため該部分が折り曲げ時に嵩張ることがなく
内接部13に密着して起立し、内接部13の下端縁部分が中
央底部12の側端縁に当接して底面は略矩形状に保持され
る。すなわち、もし打抜孔3がない場合には交点A,C,D
を結ぶ三角形状の部分は折り起こし時に紙Pが4重とな
って嵩張り手指等で押圧したぐらいだけではカップ状に
折り起こすことは不可能である。特に、打抜孔3がない
場合には左右からの押圧力によって切刃付折線b方向へ
の折れ曲げから切刃付折線e方向への折れ曲げに強引に
切り換えようとすることにより切刃付折線bとeとの交
点を中心としてその近傍に紙の皺等が生じカップ状に折
り起こすことが不可能になる。しかるに本考案によれ
ば、大切欠部4と小切欠部5からなる打抜孔3が設けら
れていることから、交点A,C,Dを結ぶ三角形状の部分は
折り起こし時でも柔軟なシート状物Sのほかは紙Pが二
重となるだけであり、しかも皺等の生じやすい切刃付折
線bとeとの交点の近傍部は小切欠部5により柔軟なシ
ート状物Sのみとなっているから容易にカップ状に折り
起こしうる。さらに、小切欠部5が円弧状に設けてある
ので、打抜孔3におけるシート状物Sの面積が広くなっ
て自由度が増すとともに、内方に向けての出っ張りがな
いことから、折り起こし時におけるシート状物Sのねじ
れが極めて少なく操作が極めて容易に行なえる。
引き裂き分離して容器体頭部を開口した後、貼着部2,2
を持って左右から中央部に向けて軽く押圧すれば、第8
図に示すのと同様に側部11,11が切刃付折線d及びeに
沿って折れ曲がり、水平断面が略矩形の筒状となるとと
ともに、切刃付折線a,b,cに沿って折曲底部1,1のうち交
点A,Cを結ぶ二本の線より内側の部分(以下中央底部12
という)が水平となり、第9図に示すように全体は底面
略矩形状のカップ状となる。本考案のものは、折線に当
たるべきところを全て切刃付の折線として強く折れ曲が
るようにしているため、カップ状に折り起こした本折畳
カップが扁平状態に折り戻ってしまうことがない。特
に、折曲底部1のうち打抜孔3の外側部分(以下内接部
13という)は、切刃付折線a及びcに設けた切刃のため
扁平に折り畳んだとき切刃付折線a及びcに沿って強く
折り曲げられて側部11の内面に密着せしめられている
が、この内接部13の側部11への折曲密着は極めて強力で
あるため第9図のようにカップ状に折り起こした際にも
内接部13は起立した側部11の内面に密着した状態を保持
し続ける。また、打抜孔3の部分が薄いシート状物Sの
みからなるため該部分が折り曲げ時に嵩張ることがなく
内接部13に密着して起立し、内接部13の下端縁部分が中
央底部12の側端縁に当接して底面は略矩形状に保持され
る。すなわち、もし打抜孔3がない場合には交点A,C,D
を結ぶ三角形状の部分は折り起こし時に紙Pが4重とな
って嵩張り手指等で押圧したぐらいだけではカップ状に
折り起こすことは不可能である。特に、打抜孔3がない
場合には左右からの押圧力によって切刃付折線b方向へ
の折れ曲げから切刃付折線e方向への折れ曲げに強引に
切り換えようとすることにより切刃付折線bとeとの交
点を中心としてその近傍に紙の皺等が生じカップ状に折
り起こすことが不可能になる。しかるに本考案によれ
ば、大切欠部4と小切欠部5からなる打抜孔3が設けら
れていることから、交点A,C,Dを結ぶ三角形状の部分は
折り起こし時でも柔軟なシート状物Sのほかは紙Pが二
重となるだけであり、しかも皺等の生じやすい切刃付折
線bとeとの交点の近傍部は小切欠部5により柔軟なシ
ート状物Sのみとなっているから容易にカップ状に折り
起こしうる。さらに、小切欠部5が円弧状に設けてある
ので、打抜孔3におけるシート状物Sの面積が広くなっ
て自由度が増すとともに、内方に向けての出っ張りがな
いことから、折り起こし時におけるシート状物Sのねじ
れが極めて少なく操作が極めて容易に行なえる。
カップとして使用後は、貼着部2,2を持って両方に牽引
すれば、中央底部12,12が自動的に側部11,11内に入り込
んで重ね合わさり、扁平状に折り畳まれる。この際も、
打抜孔3の面積が大きく出っ張りがないことから、切刃
付折線eによる折り曲げから切刃付折線bによる折り曲
げへの切り換えがシート状物Sにねじれを生ずることに
より困難となるようなことはない。また、大切欠部4と
小切欠部5との部分で紙Pが切除されているため嵩張ら
ず極めて円滑に扁平に折り畳みうる。
すれば、中央底部12,12が自動的に側部11,11内に入り込
んで重ね合わさり、扁平状に折り畳まれる。この際も、
打抜孔3の面積が大きく出っ張りがないことから、切刃
付折線eによる折り曲げから切刃付折線bによる折り曲
げへの切り換えがシート状物Sにねじれを生ずることに
より困難となるようなことはない。また、大切欠部4と
小切欠部5との部分で紙Pが切除されているため嵩張ら
ず極めて円滑に扁平に折り畳みうる。
上記の実施例においては、シート状物Sとして紙Pとポ
リエチレン9との積層物を用いたが、シート状物Sとし
ては、プラスチックフィルムの単体又はポリエステル、
ポリプロピレン、ポリアミド等のプラスチックフィルム
にアルミ箔を蒸着したもの等を用いてもよく、更には、
本折畳カップ内に収納する物品が防湿性等を必要としな
いものである場合等には薄い紙のみであってもよい。特
に、前記アルミ箔を蒸着したものは扁平に折り戻り難く
自立性に富み好適である。また、切刃付折線f,f及び貼
着部6,6を省略して鈍然たる折畳カップとすることも勿
論可能である。
リエチレン9との積層物を用いたが、シート状物Sとし
ては、プラスチックフィルムの単体又はポリエステル、
ポリプロピレン、ポリアミド等のプラスチックフィルム
にアルミ箔を蒸着したもの等を用いてもよく、更には、
本折畳カップ内に収納する物品が防湿性等を必要としな
いものである場合等には薄い紙のみであってもよい。特
に、前記アルミ箔を蒸着したものは扁平に折り戻り難く
自立性に富み好適である。また、切刃付折線f,f及び貼
着部6,6を省略して鈍然たる折畳カップとすることも勿
論可能である。
また、以上の説明では、内容物として飲料等を充填しこ
れを販売する用途について説明したが、本考案の折畳カ
ップは種々の用途に適用可能なものである。例えば、従
来の技術で述べたような尿検査用のカップとしても使用
でき、この場合はシート状物Sとしてバリヤー性のある
ものを用いることは言うまでもない。
れを販売する用途について説明したが、本考案の折畳カ
ップは種々の用途に適用可能なものである。例えば、従
来の技術で述べたような尿検査用のカップとしても使用
でき、この場合はシート状物Sとしてバリヤー性のある
ものを用いることは言うまでもない。
[考案の効果] 本考案の折畳カップは、以上のように構成されているの
で、以下に記載のような効果を奏する。
で、以下に記載のような効果を奏する。
折曲底部の両側に設けられる打抜孔の形状を、三角形状
の大切欠部とこの大切欠部と背中合わせに設けた截円形
状の小切欠部とからなる形状としたので、シート部材を
構成する紙の打抜工程において最終的に巻取りとし次の
シート状物との貼合工程においてこの巻取りを解く場合
に、打抜孔同士が絡み合って折曲底部に折れが生ずるこ
とがないため、製造工程における打抜孔不良を一掃する
ことできる。
の大切欠部とこの大切欠部と背中合わせに設けた截円形
状の小切欠部とからなる形状としたので、シート部材を
構成する紙の打抜工程において最終的に巻取りとし次の
シート状物との貼合工程においてこの巻取りを解く場合
に、打抜孔同士が絡み合って折曲底部に折れが生ずるこ
とがないため、製造工程における打抜孔不良を一掃する
ことできる。
また、このような形状の打抜孔を設けた折畳カップで
は、打抜孔の面積が広く且つ出っ張りがないので、折り
起こし時及び折り畳み時にこの部分の柔軟なシート状物
はねじれを生ずることがなく、極めてスムースに操作が
でき、また、ねじれがないため折り起こし及び折り畳み
を行なってもシート状物にピンホールが発生することが
ない。
は、打抜孔の面積が広く且つ出っ張りがないので、折り
起こし時及び折り畳み時にこの部分の柔軟なシート状物
はねじれを生ずることがなく、極めてスムースに操作が
でき、また、ねじれがないため折り起こし及び折り畳み
を行なってもシート状物にピンホールが発生することが
ない。
第1図は本考案に係る折畳カップの構成部材である紙と
シート状物を離して示す斜視図、第2図は打抜孔の拡大
図、第3図はシート状部材の断面図、第4図は従来の折
畳カップの構成部材である紙とシート状物を離して示す
斜視図、第5図及び第6図は従来の折畳カップの組立途
中の状態を示す斜視図、第7図は同じく組立完了後の斜
視図、第8図は同じく折り起こし途中の状態を示す斜視
図、第9図は同じく使用状態を示す斜視図、第10図は従
来の折畳カップの打抜孔の拡大図である。 P…紙、S…シート状物、1…折曲底部、2…貼着部、
3…打抜孔、4…大切欠部、5…小切欠部、6…貼着
部、7…切欠部、a,b,c,d,e,f…切刃付折線
シート状物を離して示す斜視図、第2図は打抜孔の拡大
図、第3図はシート状部材の断面図、第4図は従来の折
畳カップの構成部材である紙とシート状物を離して示す
斜視図、第5図及び第6図は従来の折畳カップの組立途
中の状態を示す斜視図、第7図は同じく組立完了後の斜
視図、第8図は同じく折り起こし途中の状態を示す斜視
図、第9図は同じく使用状態を示す斜視図、第10図は従
来の折畳カップの打抜孔の拡大図である。 P…紙、S…シート状物、1…折曲底部、2…貼着部、
3…打抜孔、4…大切欠部、5…小切欠部、6…貼着
部、7…切欠部、a,b,c,d,e,f…切刃付折線
Claims (1)
- 【請求項1】形状が矩形であって、中央に同幅の2つの
折曲底部を区画する三本の縦方向の切刃付折線a,b,c
と、横方向の各側辺に沿って貼着部を区画するそれぞれ
一本の切刃付折線d,dと、該それぞれの切刃付折線d,dか
ら前記折曲底部の左右幅と略等しい距離だけ離れた内側
位置にそれぞれ一本の切刃付折線e,eとが設けられると
ともに、該切刃付折線eと前記切刃付折線a,cとの交点
A,Cと前記切刃付折線dと前記切刃付折線bとの交点D
とを結ぶ三角形状部分と略等しい大切欠部が2ヶ所に穿
設され、且つ、前記交点A,Cを結ぶ線よりやや離れた前
記切刃付折線b上の点Hと前記交点A,Cの3点を円弧状
に結んで形成される截円形状の小切欠部が前記大切欠部
とそれぞれ背中合わせに穿設されてなる打抜孔を有する
比較的厚い紙の片面に、柔軟な素材からなるシート状物
を貼合することによって形成されてなるシート部材を、
前記シート状物を内側にしてW折り重合し、前記貼着部
の重合面を相互に貼合して形成されたことを特徴とする
折畳カップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13618789U JPH0728089Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 折畳カップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13618789U JPH0728089Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 折畳カップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0375118U JPH0375118U (ja) | 1991-07-29 |
| JPH0728089Y2 true JPH0728089Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31683409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13618789U Expired - Lifetime JPH0728089Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 折畳カップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728089Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4571085B2 (ja) * | 2006-03-20 | 2010-10-27 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 携帯用折り畳み容器 |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP13618789U patent/JPH0728089Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0375118U (ja) | 1991-07-29 |
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Legal Events
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