JPH0728236U - 電磁スプリングクラッチ - Google Patents
電磁スプリングクラッチInfo
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- JPH0728236U JPH0728236U JP3868793U JP3868793U JPH0728236U JP H0728236 U JPH0728236 U JP H0728236U JP 3868793 U JP3868793 U JP 3868793U JP 3868793 U JP3868793 U JP 3868793U JP H0728236 U JPH0728236 U JP H0728236U
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 3
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アーマチュアの形状を簡素化して製造上の部
品単価を低廉化するとともに、良好な作動特性に改善さ
れた電磁スプリングクラッチを提供する。 【構成】 入力ハブ3の円筒部3aと出力ハブ4の円筒
部4aにはコイルスプリング7が嵌合されている。コイ
ルスプリング7の外側には、電磁コイル11が内設され
たフィールドコア8が嵌合されている。フィールドコア
8は、出力ハブ4の円筒部4bと入力ハブ3の円筒部3
cに嵌合されたカバー9により、入力ハブ3に支持され
ている。円板状のアーマチュア6は、フィールドコア8
とカバー9により形成された空間内に構成され、コイル
スプリング7の一方のフックが掛止されている。
品単価を低廉化するとともに、良好な作動特性に改善さ
れた電磁スプリングクラッチを提供する。 【構成】 入力ハブ3の円筒部3aと出力ハブ4の円筒
部4aにはコイルスプリング7が嵌合されている。コイ
ルスプリング7の外側には、電磁コイル11が内設され
たフィールドコア8が嵌合されている。フィールドコア
8は、出力ハブ4の円筒部4bと入力ハブ3の円筒部3
cに嵌合されたカバー9により、入力ハブ3に支持され
ている。円板状のアーマチュア6は、フィールドコア8
とカバー9により形成された空間内に構成され、コイル
スプリング7の一方のフックが掛止されている。
Description
【0001】
この考案は、同一軸線上に配置された第1のハブと第2のハブにコイルスプリ ングを巻き締めることにより動力を伝達する電磁スプリングクラッチに関するも のである。
【0002】
従来の電磁スプリングクラッチは、回転軸上に装着される中空軸状の第1のハ ブを有し、この第1のハブは、外周面が段付き状に形成されている。
【0003】 すなわち、特開昭57−65426号公報第1図に例示されている電磁スプリ ングクラッチのように、第1のハブは、第2のハブが回転自在に嵌合された半径 方向の寸法が最も小さい小径円筒部と、断面L字状を呈する環状な部材としたア ーマチュアが側面に磁気吸着される半径方向の寸法が最も大きい円板部と、小径 円筒部の半径方向の寸法よりは大きいが円板部の半径方向の寸法よりは小さい寸 法からなる大径円筒部を有する形状である。
【0004】 そしてこのような第1のハブを有する電磁スプリングクラッチは、コイルスプ リングの一方のフックを第2のハブに掛止し他方のフックをアーマチュアに掛止 した後、コイルスプリングの内周面を第1のハブの大径円筒部外周面に、また第 2のハブの内周面を第1のハブの小径円筒部外周面に嵌合することにより組立て る。
【0005】 また次に、断面L字状を呈する環状部材からなり電磁コイルが内設されたフィ ールドコアの中心孔内に、第1のハブの大径円筒部に対して小径円筒部とは反対 側の円筒部を挿入することにより組立てる。
【0006】 このような構造からなる従来の電磁スプリングクラッチは、電磁コイルに通電 するとその磁束は、フィールドコアの円筒部からアーマチュアの円板部に流れ、 同アーマチュアの円筒部から第1のハブの円板部を介してフィールドコアの円板 部に流れる磁気回路を構成する。
【0007】 したがって、電磁コイルへ通電しているときは、アーマチュアの円筒部端面が 第1のハブの円板部側面に磁気吸着され、コイルスプリングのアーマチュア側の フックが第1のハブに連結された状態となるので、例えば第2のハブから第1の ハブへ動力が伝達される。
【0008】 一方、アーマチュアを回転部材または被回転部材となる第1のハブの円板部に 磁気吸着することにより、コイルスプリングを第1のハブと第2のハブに巻き締 める電磁スプリングクラッチに対して、同公報第2図に例示された電磁スプリン グクラッチのように、アーマチュアを固定部材側に磁気吸引することにより動力 を伝達するものもある。
【0009】 すなわち、フィールドコアの中心孔内に圧入固着されるメタル軸受の内周面を 、第1のハブの小径円筒部とは軸線方向反対側の円筒部の外周面に回転自在に嵌 合し、第1のハブの円板部を省略した構造の電磁スプリングクラッチも公知であ る。
【0010】 このような構造の電磁スプリングクラッチは、電磁コイルに通電するとアーマ チュアがフィールドコア側に磁気吸引され、同公報第2図においては、アーマチ ュアの円板部の側面が電磁コイルが巻回されたコイルボビンの側面と摩擦摺接さ れ、その摩擦摺接による制動力によりコイルスプリングのアーマチュア側のフッ クが制動されることにより、例えば第2のハブから第1のハブへ動力が伝達され る。
【0011】
従来の電磁スプリングクラッチは、コイルスプリングのフックが掛止されたア ーマチュアが回転部材や被回転部材に連結されるとか固定部材に摩擦摺接される などにかかわらず、アーマチュアを断面L字状を呈する環状部材とするとともに フィールドコアを同様に断面L字状を呈する環状部材からなる継鉄部分を有する 構造が主流であった。
【0012】 しかしながら、アーマチュアに一般のソレノイド形電磁石のような円筒状の可 動鉄心部を形成すると、そのアーマチュアの製造上の部品単価が高価になってし まうばかりか重量も増すために、コイルスプリングを第1・第2のハブに巻き締 める時間がかかり、作動特性の改善が望まれた。
【0013】 この考案では、アーマチュアの形状を簡素化して製造上の部品単価を低廉化す るとともに、良好な作動特性に改善された電磁スプリングクラッチを提供するこ とを目的とする。
【0014】
このような目的を達成するためにこの考案では、軸線方向略中央に形成された 大径な第1円筒部とこの第1円筒部の片側に形成された小径な第2円筒部、また はこの第1円筒部の両側に形成された小径な第2・第3円筒部とを有する中空軸 状の第1のハブと、この第1のハブの第2円筒部に回転自在に嵌合されるととも に前記第1円筒部と半径方向の寸法が略同一な円筒部を有する第2のハブと、前 記第1のハブの第1円筒部または第3円筒部に回転自在に嵌合された円板状のア ーマチュアと、前記第1のハブの第1円筒部と前記第2のハブの円筒部の外周面 に亘って嵌合されるとともに一方のフックを前記第2のハブに掛止し他方のフッ クを前記アーマチュアに掛止したコイルスプリングと、断面略コ字形を呈する環 状な部材からなりこのコイルスプリングの外側に嵌装され前記第2のハブの大径 な円筒部に底部が嵌合されるとともに、前記アーマチュアの側面と軸線方向空隙 をおいて対向する内磁極面と前記アーマチュアの外周面と半径方向空隙をおいて 対向する外磁極面を有する電磁コイルが内設されたフィールドコアと、このフィ ールドコアの外磁極面側の端部と前記第1のハブの第1円筒部または第3円筒部 との間に嵌合された円板状のカバーと、前記電磁コイルの磁気吸引力により前記 フィールドコアに吸引される前記アーマチュアの移動量を制限する手段を備えた ことを特徴とする。
【0015】
電磁スプリングクラッチは、電磁コイルに通電すると磁束が、フィールドコア の外磁極面から半径方向の空隙を介してアーマチュアに流れ、このアーマチュア から軸線方向の空隙を介してフィールドコアの内磁極面に流れる磁気回路を形成 するので、アーマチュアは、回転部材または被回転部材となる第1のハブの第1 円筒部側面で移動を制限された状態でフィールドコアに磁気吸引される。
【0016】 したがって、コイルスプリングは第1のハブと第2のハブの円筒部に巻き締め られ、例えば第1のハブから第2のハブに動力が伝達される。また電磁コイルへ の通電を断てば、アーマチュアのフィールドコアに対する拘束が解除されるので 、第1のハブから第2のハブへの動力の伝達は遮断される。
【0017】
図1と図2はこの考案に係る電磁スプリングクラッチの一実施例を示したもの であり、図1は上半分を断面とした側面図、図2は図1の要部を拡大した断面図 である。以下、これら図面に基づき実施例の詳細な説明をする。
【0018】 電磁スプリングクラッチ1は、複写機やプリンターの紙送り機構の回転軸2に 装着されており、中空軸状の第1のハブ3(以下、入力ハブとする。)から歯車 からなる第2のハブ4(以下、出力ハブとする。)に動力が伝達される継手とし て構成されている。
【0019】 入力ハブ3は、後述するコイルスプリング7が巻き締められる大径な第1円筒 部3aが軸線方向の略中央部分に形成されており、その第1円筒部3aの両側に 小径な第2円筒部3bと第3円筒部3cが形成されている。そして第2円筒部3 bには、第1円筒部3aの半径方向と略同一な寸法(実施例においてはわずかに 大きな寸法)の円筒部4aが形成された出力ハブ4が回転自在に嵌合され、スナ ップリング5で抜け止めされている。
【0020】 一方入力ハブ3の第3円筒部3cには、第1円筒部3aの側面3dに内径側の 側面が当接するように、円板状のアーマチュア6が回転自在に嵌合されている。 また、入力ハブ3の第1円筒部3aの外周面と出力ハブ4の円筒部4aの外周 面とに亘ってコイルスプリング7が嵌合されており、このコイルスプリング7の 半径方向内側に延設された一方のフック7aは出力ハブ4に掛止され、軸線方向 に延設された他方のフック7bはアーマチュア6に掛止されている。
【0021】 コイルスプリング7の半径方向外側には、断面略U字状に絞り加工された環状 部材からなるフィールドコア8が嵌装されており、底部内周面を出力ハブ4の大 径な円筒部4bに嵌合している。また、外磁極面8a側の端部と入力ハブ3の第 3円筒部3cとの間にはカバー9が嵌合されており、フィールドコア8は入力ハ ブ3に支持され、スナップリング10で抜け止めされている。
【0022】 なおカバー9には、(図示せぬ)回り止め板となるフランジが半径方向外側に 延設されており、このフランジを固定枠に植設された(図示せぬ)ピンに掛止す ることにより、フィールドコア8は回り止めされている。
【0023】 このように構成されたフィールドコア8の環状溝内には、電磁コイル11が巻 回されたコイルボビン12が挿入固着されている。そして電磁コイル11に通電 すると磁束は、フィールドコア8の外磁極面8aから空隙S1を介してアーマチ ュア6に流れ、アーマチュア6から空隙S2を介してフィールドコア8の内磁極 面8bに流れる磁気回路を形成する。
【0024】 以上のような構成からなる電磁スプリングクラッチ1は、電磁コイル11の磁 気吸引力によりフィールドコア8の内磁極面8b側に吸引されるアーマチュア6 の内周面側の側面が、入力ハブ3の第1円筒部3aの側面3dに押圧されるので 、これらアーマチュア6の側面と入力ハブ3の側面3dとは摩擦摺接する。
【0025】 したがって、アーマチュア6は入力ハブ3とともに回転しコイルスプリング7 を縮径するので、コイルスプリング7は入力ハブ3の第1円筒部3aと出力ハブ 4の円筒部4aに巻き締められ、入力ハブ3から出力ハブ4に動力が伝達される 。
【0026】 また電磁コイル11への通電を断てば、アーマチュア6のフィールドコア8に 対する拘束は解除されるので、コイルスプリング7は弾性復帰する。そして、入 力ハブ3から出力ハブ4への動力の伝達が遮断される。
【0027】 なお、以上のような構成・作用からなる電磁スプリングクラッチ1においては 、入力ハブ3を、コイルスプリング7が巻き締められる第1円筒部外周面を除く 部分を樹脂材製とし、また出力ハブ4やカバー9の全体を樹脂材製とすることに より、電磁コイル11の漏洩磁気回路が形成されるのを防止できるとともに、軽 量で静粛な電磁スプリングクラッチとすることができる。
【0028】 また実施例の電磁スプリングクラッチ1においては、アーマチュア6を回転部 材または被回転部材となる入力ハブ3の側面3dに押圧することにより、その側 面3dをアーマチュア6の移動量を制限する手段としたが、従来の電磁スプリン グクラッチと同様に、コイルボビン12の端面をフィールドコア8の内磁極面8 bより突設した構造とし、そのコイルボビン12の端面をアーマチュア6の移動 量を制限する手段としてもよい。
【0029】 またこのような手段を採る場合には、アーマチュア6を入力ハブ3の第1円筒 部3a側に嵌装して、半径方向外側に延設されたコイルスプリング7のフック( 7b)を掛止するなどの設計変更が可能である。
【0030】
以上のようにこの考案の電磁スプリングクラッチは、アーマチュアを円板状を 呈する形状とし、かつフィールドコアを断面略U字状を呈する環状な部材とした ので、アーマチュアの軽量化が図れるとともに電磁コイルの磁気回路が簡素化さ れた。
【0031】 したがって、コイルスプリングの巻き締め開始から巻き締め終了までの連結時 間が短かくなり、電磁スプリングクラッチの作動特性が改善された。
【0032】 またフィールドコアを、第2のハブとカバーにより第1のハブに支持すること により、これら部材で形成される空間にアーマチュアやコイルスプリングの巻き 締め面となる第1・第2のハブの円筒部を構成することができ、この種の継手と しては静粛な電磁スプリングクラッチを提供することができた。
【図1】この考案の一実施例である電磁スプリングクラ
ッチの上半分を断面とした側面図である。
ッチの上半分を断面とした側面図である。
【図2】図1の要部を拡大した断面図である。
3 第1のハブ 4 第2のハブ 6 アーマチュア 7 コイルスプリング 8 フィールドコア 9 カバー 11 電磁コイル
Claims (1)
- 【請求項1】 軸線方向略中央に形成された大径な第1
円筒部とこの第1円筒部の片側に形成された小径な第2
円筒部、またはこの第1円筒部の両側に形成された小径
な第2・第3円筒部とを有する中空軸状の第1のハブ
と、この第1のハブの第2円筒部に回転自在に嵌合され
るとともに前記第1円筒部と半径方向の寸法が略同一な
円筒部を有する第2のハブと、前記第1のハブの第1円
筒部または第3円筒部に回転自在に嵌合された円板状の
アーマチュアと、前記第1のハブの第1円筒部と前記第
2のハブの円筒部の外周面に亘って嵌合されるとともに
一方のフックを前記第2のハブに掛止し他方のフックを
前記アーマチュアに掛止したコイルスプリングと、断面
略コ字形を呈する環状な部材からなりこのコイルスプリ
ングの外側に嵌装され前記第2のハブの大径な円筒部に
底部が嵌合されるとともに、前記アーマチュアの側面と
軸線方向空隙をおいて対向する内磁極面と前記アーマチ
ュアの外周面と半径方向空隙をおいて対向する外磁極面
を有する電磁コイルが内設されたフィールドコアと、こ
のフィールドコアの外磁極面側の端部と前記第1のハブ
の第1円筒部または第3円筒部との間に嵌合された円板
状のカバーと、前記電磁コイルの磁気吸引力により前記
フィールドコアに吸引される前記アーマチュアの移動量
を制限する手段とを備えたことを特徴とする電磁スプリ
ングクラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3868793U JP2565134Y2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 電磁スプリングクラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3868793U JP2565134Y2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 電磁スプリングクラッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728236U true JPH0728236U (ja) | 1995-05-23 |
| JP2565134Y2 JP2565134Y2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=12532213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3868793U Expired - Lifetime JP2565134Y2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 電磁スプリングクラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565134Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007118134A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Hitachi Koki Co Ltd | 打込機 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP3868793U patent/JP2565134Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007118134A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Hitachi Koki Co Ltd | 打込機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2565134Y2 (ja) | 1998-03-11 |
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