JPH0728258Y2 - 間仕切壁の構造 - Google Patents
間仕切壁の構造Info
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- JPH0728258Y2 JPH0728258Y2 JP1986169269U JP16926986U JPH0728258Y2 JP H0728258 Y2 JPH0728258 Y2 JP H0728258Y2 JP 1986169269 U JP1986169269 U JP 1986169269U JP 16926986 U JP16926986 U JP 16926986U JP H0728258 Y2 JPH0728258 Y2 JP H0728258Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、建物(例えば集合住宅)内の空間を仕切る間
仕切壁の構造に係わり、特に、複数の間仕切用パネルか
らなる間仕切壁の構造に関するものである。
仕切壁の構造に係わり、特に、複数の間仕切用パネルか
らなる間仕切壁の構造に関するものである。
「従来の技術およびその問題点」 間仕切壁は、例えば集合住宅などの住戸間を仕切るもの
などであるから、遮音性および耐火性等に対する配慮を
要求されるが、その一方で間仕切壁をユニット化し、そ
の軽量化および据え付け施工性等に対する改善が図られ
ている。
などであるから、遮音性および耐火性等に対する配慮を
要求されるが、その一方で間仕切壁をユニット化し、そ
の軽量化および据え付け施工性等に対する改善が図られ
ている。
従来、このような間仕切壁としては、例えば次のような
2つの構造が一般的である。
2つの構造が一般的である。
天井部および床部にそれぞれ支持金具(ランナー)
を設置し、この支持金具間に間仕切用パネルを取り付け
る構造。
を設置し、この支持金具間に間仕切用パネルを取り付け
る構造。
天井部および床部間に一定のピッチで間柱(スタッ
ド)を立て、この間柱に間仕切用パネルを取り付ける構
造。
ド)を立て、この間柱に間仕切用パネルを取り付ける構
造。
なお、前記の構造にはパネルを単板で用いるものと、
平板状のパネルをランナーの両側から設置し複層構造と
するものとがあり、単板で用いるパネルとしてはALCや
セメント系の中空押出材などが適用され、また複層構造
のものとしてはコストの点等からプラスターボード等が
適用されている。
平板状のパネルをランナーの両側から設置し複層構造と
するものとがあり、単板で用いるパネルとしてはALCや
セメント系の中空押出材などが適用され、また複層構造
のものとしてはコストの点等からプラスターボード等が
適用されている。
ところが、前記の構造にあってパネルを単板で用いる
ものでは、パネルだけで住戸間が仕切られるため、耐火
性および遮音性の点で複層構造のものに劣り、また、プ
ラスターボードの場合には、強度や遮音の性能が不十分
であるところから、複数枚のボードを積層する必要があ
って、施工に多くの手数を要するといった問題点があ
る。
ものでは、パネルだけで住戸間が仕切られるため、耐火
性および遮音性の点で複層構造のものに劣り、また、プ
ラスターボードの場合には、強度や遮音の性能が不十分
であるところから、複数枚のボードを積層する必要があ
って、施工に多くの手数を要するといった問題点があ
る。
一方、前記の構造では、間柱を一定間隔で設置する必
要があるので、コスト的に割り高となり、また間柱を介
して両表面材が連なっているため、耐火、遮音の点が不
利になるといった問題が生じる。
要があるので、コスト的に割り高となり、また間柱を介
して両表面材が連なっているため、耐火、遮音の点が不
利になるといった問題が生じる。
「問題点を解決するための手段」 そこで本考案では、間仕切壁を構築すべき部分の天井部
および床部にそれぞれ設けられた支持金具と、この支持
金具の両側にその長手方向に沿って平行に配設され間仕
切壁の主体を構成する一対の壁体と、これら壁体間に形
成された空気層とからなる間仕切壁の構造において、前
記壁体を壁体の幅方向に複数分割してなる間仕切用パネ
ルより構成し、かつ、これら間仕切用パネルをモルタル
中に起泡剤と耐アルカリガラス繊維とを混入してなる構
成とし、しかも前記間仕切用パネルの幅方向両側にパネ
ルの接合面を形成しかつパネル裏面よりも突出する補強
リブを設け、さらに、前記支持金具の両側で互いに対向
する間仕切用パネルをパネルどうしの接合部の位置をパ
ネルの幅方向にずらした状態で配設し、前記支持金具の
うちの天井部の支持金具を、前記壁体の幅方向に延びる
フランジ部を有するものとし、前記補強リブの上端に、
間仕切用パネルの幅方向に延びる嵌合溝を形成するとと
もに、この嵌合溝に、前記フランジ部が嵌合された状態
で、前記壁体の幅方向への移動を許容するとともに、厚
さ方向への移動を弾性的に許容する押え金具を設けたこ
とを特徴とする。
および床部にそれぞれ設けられた支持金具と、この支持
金具の両側にその長手方向に沿って平行に配設され間仕
切壁の主体を構成する一対の壁体と、これら壁体間に形
成された空気層とからなる間仕切壁の構造において、前
記壁体を壁体の幅方向に複数分割してなる間仕切用パネ
ルより構成し、かつ、これら間仕切用パネルをモルタル
中に起泡剤と耐アルカリガラス繊維とを混入してなる構
成とし、しかも前記間仕切用パネルの幅方向両側にパネ
ルの接合面を形成しかつパネル裏面よりも突出する補強
リブを設け、さらに、前記支持金具の両側で互いに対向
する間仕切用パネルをパネルどうしの接合部の位置をパ
ネルの幅方向にずらした状態で配設し、前記支持金具の
うちの天井部の支持金具を、前記壁体の幅方向に延びる
フランジ部を有するものとし、前記補強リブの上端に、
間仕切用パネルの幅方向に延びる嵌合溝を形成するとと
もに、この嵌合溝に、前記フランジ部が嵌合された状態
で、前記壁体の幅方向への移動を許容するとともに、厚
さ方向への移動を弾性的に許容する押え金具を設けたこ
とを特徴とする。
「作用」 前記構成によれば、補強リブを備えかつモルタル中に起
泡剤と耐アルカリガラス繊維とを混入してなる間仕切用
パネルからなる一対の壁体と、これら壁体間に形成され
た空気層とによって間仕切壁が構成されるので、壁体の
強度が高く、また遮音性および耐火性に優れた構造とな
る。特に遮音性については、隣接する2つの間仕切用パ
ネルの間に形成される目地をずらした状態とするので、
壁体を複数に分割した構造とすることによっても、目地
からの音の漏れを効果的に防止することができる。一
方、強度、遮音性に優れた軽量のパネル(比重1.0〜1.
5)を組み立てるので、施工が簡単である。また、地震
が起こった場合などによって天井部と床部が水平に変位
する際、その変位が壁体の幅方向であると、天井部の支
持金具のフランジ部と間仕切用パネルの押え金具がその
方向に相対的に移動する。またその変位が壁体の厚さ方
向であると、フランジ部が押え金具を弾性的に押圧して
その方向に相対的に移動する。つまり、天井部と壁体
は、壁体の幅方向および厚さ方向に相対的に移動し、こ
れによって壁体の変形が防がれる。
泡剤と耐アルカリガラス繊維とを混入してなる間仕切用
パネルからなる一対の壁体と、これら壁体間に形成され
た空気層とによって間仕切壁が構成されるので、壁体の
強度が高く、また遮音性および耐火性に優れた構造とな
る。特に遮音性については、隣接する2つの間仕切用パ
ネルの間に形成される目地をずらした状態とするので、
壁体を複数に分割した構造とすることによっても、目地
からの音の漏れを効果的に防止することができる。一
方、強度、遮音性に優れた軽量のパネル(比重1.0〜1.
5)を組み立てるので、施工が簡単である。また、地震
が起こった場合などによって天井部と床部が水平に変位
する際、その変位が壁体の幅方向であると、天井部の支
持金具のフランジ部と間仕切用パネルの押え金具がその
方向に相対的に移動する。またその変位が壁体の厚さ方
向であると、フランジ部が押え金具を弾性的に押圧して
その方向に相対的に移動する。つまり、天井部と壁体
は、壁体の幅方向および厚さ方向に相対的に移動し、こ
れによって壁体の変形が防がれる。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図を参照し
て説明すると、間仕切壁を構築すべき部分の天井部1と
床部2とには、その一端から他端まで延びる断面コ字状
をなす支持金具3,4がそのフランジ部3a,4aを互いに向け
合うようにしてねじ5により固定されている。そして、
これら支持金具3,4の両側に間仕切壁の主体を構成する
一対の壁体6,6が支持金具3,4の長手方向(第1図左右方
向)に沿って平行に配設され、かつ、これら壁体6,6間
に空気層7が形成されている。
て説明すると、間仕切壁を構築すべき部分の天井部1と
床部2とには、その一端から他端まで延びる断面コ字状
をなす支持金具3,4がそのフランジ部3a,4aを互いに向け
合うようにしてねじ5により固定されている。そして、
これら支持金具3,4の両側に間仕切壁の主体を構成する
一対の壁体6,6が支持金具3,4の長手方向(第1図左右方
向)に沿って平行に配設され、かつ、これら壁体6,6間
に空気層7が形成されている。
前記壁体6,6は互いに同一構成であって、その構成は、
壁体6の幅方向に複数分割してなる間仕切用パネル8,9,
10によりなっている。これらパネル8,9,10は、それぞれ
セメント、水、混和剤を混錬してモルタルとし、これに
一定長さに切断した耐アルカリ性ガラス繊維と起泡剤を
加えてさらに混練した素材(以下この素材を軽量GRCと
いう)を、プリミックス法によって長方形状に成型して
なるもので、その物性は例えば次表のようにものであ
る。
壁体6の幅方向に複数分割してなる間仕切用パネル8,9,
10によりなっている。これらパネル8,9,10は、それぞれ
セメント、水、混和剤を混錬してモルタルとし、これに
一定長さに切断した耐アルカリ性ガラス繊維と起泡剤を
加えてさらに混練した素材(以下この素材を軽量GRCと
いう)を、プリミックス法によって長方形状に成型して
なるもので、その物性は例えば次表のようにものであ
る。
なお、前記間仕切用パネル8,9,10の素材として用いるセ
メントは、例えばJIS R 5210にある普通ポルトランドセ
メント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトラン
ドセメントによるものの他に、珪酸カルシウム−アーウ
ィン−スラグ系低アルカリセメントが有用である。
メントは、例えばJIS R 5210にある普通ポルトランドセ
メント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトラン
ドセメントによるものの他に、珪酸カルシウム−アーウ
ィン−スラグ系低アルカリセメントが有用である。
次いで、これら各間仕切用パネル8,9,10について説明を
補足しておくと、まず中央部に位置する間仕切用パネル
8は、第4図に示すように、上下方向に長い長方形をな
す板部8aと、この板部8aの両側部内面にそれぞれ板部8a
よりも突出した状態に設けられかつパネルの接合面8を
形成する補強リブ8b,8cとから構成されている。これら
補強リブ8b,8cの内一方の接合面には、上下方向に延び
る凸条8dが突設され、他方にはこの凸条8dに係合する係
合溝ゆeが形成されている。また、前記補強リブ8b,8c
の上端には、パネル8の幅方向に延び支持金具3のフラ
ンジ部3aを嵌合する嵌合溝8fが形成されるとともに補強
リブ8b,8cの下部内面には支持金具4に嵌合する切欠部8
gが設けられている。
補足しておくと、まず中央部に位置する間仕切用パネル
8は、第4図に示すように、上下方向に長い長方形をな
す板部8aと、この板部8aの両側部内面にそれぞれ板部8a
よりも突出した状態に設けられかつパネルの接合面8を
形成する補強リブ8b,8cとから構成されている。これら
補強リブ8b,8cの内一方の接合面には、上下方向に延び
る凸条8dが突設され、他方にはこの凸条8dに係合する係
合溝ゆeが形成されている。また、前記補強リブ8b,8c
の上端には、パネル8の幅方向に延び支持金具3のフラ
ンジ部3aを嵌合する嵌合溝8fが形成されるとともに補強
リブ8b,8cの下部内面には支持金具4に嵌合する切欠部8
gが設けられている。
一方、前記間仕切用パネル9は、間仕切用パネル8と同
幅に形成されており、板部9aおよび2つの補強リブ9b,9
cから構成されている。また、各補強リブ9b,9cの上端部
には支持金具3のフランジ部3aに嵌合する嵌合溝(図示
せず)が形成されるとともに、下端部に切欠部が設けら
れている点において前記間仕切用パネル8と同様である
が、一側部に形成された補強リブ9bにのみ間仕切用パネ
ル8の凸条8cに係合する係合溝9dが形成されている。
幅に形成されており、板部9aおよび2つの補強リブ9b,9
cから構成されている。また、各補強リブ9b,9cの上端部
には支持金具3のフランジ部3aに嵌合する嵌合溝(図示
せず)が形成されるとともに、下端部に切欠部が設けら
れている点において前記間仕切用パネル8と同様である
が、一側部に形成された補強リブ9bにのみ間仕切用パネ
ル8の凸条8cに係合する係合溝9dが形成されている。
さらに、前記間仕切用パネル10は、他の間仕切用パネル
8,9のほぼ半分の幅に形成されており、板部10aと両側部
の補強リブ10b,10cとから構成されている。一方の補強
リブ10bの側面には係合溝8eに嵌合する凸条10dが突設さ
れているが、他方の補強リブ10cの外面が平面条に形成
されている。なお、各補強リブ10b,10cの上端には支持
金具3のフランジ部3aに嵌合する嵌合溝が、下端には切
欠部が形成されている点については、他の間仕切用パネ
ル8,9と同様である。
8,9のほぼ半分の幅に形成されており、板部10aと両側部
の補強リブ10b,10cとから構成されている。一方の補強
リブ10bの側面には係合溝8eに嵌合する凸条10dが突設さ
れているが、他方の補強リブ10cの外面が平面条に形成
されている。なお、各補強リブ10b,10cの上端には支持
金具3のフランジ部3aに嵌合する嵌合溝が、下端には切
欠部が形成されている点については、他の間仕切用パネ
ル8,9と同様である。
そして、これら各間仕切用パネル8,9,10は、それぞれの
下端が床部2の支持金具4に対して固定され床部2の動
きに追従するようになっているが、天井部1の支持金具
3に対しては可動的に支持されている。
下端が床部2の支持金具4に対して固定され床部2の動
きに追従するようになっているが、天井部1の支持金具
3に対しては可動的に支持されている。
まず、各間仕切用パネル8,9,10の天井部1に対する支持
構造について説明する。なお、以下の説明において各間
仕切用パネル8,9,10はそれぞれ同一の支持構造であるた
め、間仕切用パネル8について説明し、他のパネルにつ
いては説明を省略する。間仕切用パネル8は、第2図に
示すように、支持金具3のフランジ部3aに間仕切用パネ
ル8の嵌合溝8fが嵌め合わされて倒れ防止がなされると
ともに、天井部1と間仕切用パネル8との嵌合溝8fの長
手方向(壁体6となる間仕切用パネル8の幅方向)の相
対移動が許容できるようになっている。また、前記嵌合
溝8f内には、第3図に示すように、支持金具3のフラン
ジ部3aに嵌合するとともに嵌合溝8fの内面に弾性接触し
た状態で間仕切用パネル8の厚さ方向(第3図左右方
向)の移動を規制する押え金具15が設けられている。こ
の押え金具15は、嵌合溝8fの一方の内面に面接触する支
持板16と、嵌合溝8fの他方の内面に弾性接触する弾性板
17とから構成されており、この弾性板17の自由端17aは
途中で屈曲して溝形鋼10のフランジ部10aの嵌め合わせ
を容易にしている。なお、この押え金具15の構造は、図
示例のものに限定されるものではなく、例えば支持板16
の自由端16aを外方に湾曲させる構造としても良く、こ
のような構造とすれば、溝形鋼10との嵌め合わせがさら
に容易になる利点がある。
構造について説明する。なお、以下の説明において各間
仕切用パネル8,9,10はそれぞれ同一の支持構造であるた
め、間仕切用パネル8について説明し、他のパネルにつ
いては説明を省略する。間仕切用パネル8は、第2図に
示すように、支持金具3のフランジ部3aに間仕切用パネ
ル8の嵌合溝8fが嵌め合わされて倒れ防止がなされると
ともに、天井部1と間仕切用パネル8との嵌合溝8fの長
手方向(壁体6となる間仕切用パネル8の幅方向)の相
対移動が許容できるようになっている。また、前記嵌合
溝8f内には、第3図に示すように、支持金具3のフラン
ジ部3aに嵌合するとともに嵌合溝8fの内面に弾性接触し
た状態で間仕切用パネル8の厚さ方向(第3図左右方
向)の移動を規制する押え金具15が設けられている。こ
の押え金具15は、嵌合溝8fの一方の内面に面接触する支
持板16と、嵌合溝8fの他方の内面に弾性接触する弾性板
17とから構成されており、この弾性板17の自由端17aは
途中で屈曲して溝形鋼10のフランジ部10aの嵌め合わせ
を容易にしている。なお、この押え金具15の構造は、図
示例のものに限定されるものではなく、例えば支持板16
の自由端16aを外方に湾曲させる構造としても良く、こ
のような構造とすれば、溝形鋼10との嵌め合わせがさら
に容易になる利点がある。
また、この押え金具15の取り付けは、間仕切用パネル8
の嵌合溝8fに先に嵌め込んでおき、間仕切用パネル8の
組付時に支持金具3に嵌合するようにすれば良いが、逆
に押え金具15を先に支持金具3のフランジ部3aに嵌合す
るようにしても良い。
の嵌合溝8fに先に嵌め込んでおき、間仕切用パネル8の
組付時に支持金具3に嵌合するようにすれば良いが、逆
に押え金具15を先に支持金具3のフランジ部3aに嵌合す
るようにしても良い。
前記間仕切用パネル8の床部2に対する支持構造につい
て説明すると、第2図に示すように、支持金具4の両フ
ランジ4aに間仕切用パネル8の切欠部8gが当接した状態
で間仕切用パネル8の下端がねじ20により一体にフラン
ジ部4aに取り付けられている。
て説明すると、第2図に示すように、支持金具4の両フ
ランジ4aに間仕切用パネル8の切欠部8gが当接した状態
で間仕切用パネル8の下端がねじ20により一体にフラン
ジ部4aに取り付けられている。
なお、前記間仕切用パネル8,9,10の外面には石膏ボード
等からなる化粧板25が貼着されるとともに、相対向する
間仕切用パネル3の間には必要に応じてグラスウールな
どが挿入されて遮音性を向上させることが望ましい。ま
た、隣接する2つの間仕切用パネル間の目地には、アス
ベスト発泡体等が、各間仕切用パネルと床および天井部
との間にはパーライトモルタルまたはロックウール等が
それぞれ充填されて耐火性および遮音性等に対する配慮
がなされている。
等からなる化粧板25が貼着されるとともに、相対向する
間仕切用パネル3の間には必要に応じてグラスウールな
どが挿入されて遮音性を向上させることが望ましい。ま
た、隣接する2つの間仕切用パネル間の目地には、アス
ベスト発泡体等が、各間仕切用パネルと床および天井部
との間にはパーライトモルタルまたはロックウール等が
それぞれ充填されて耐火性および遮音性等に対する配慮
がなされている。
次に、各間仕切用パネル8,9,10の配置状態について説明
すると、この実施例の間仕切壁はそれと直交する2つの
壁30,31の間に形成されているのであるが、一方(第1
図下方)の壁体6は一方の壁30に隣接して間仕切用パネ
ル9が配置され、この間仕切用パネル9に隣接して複数
の間仕切用パネル8が配置され、さらに間仕切用パネル
8と他方の壁31との間に間仕切用パネル10が配置されて
いる。また、上方の壁体6については、前記とは逆に、
一方の壁30から他方の壁31にかけて、間仕切用パネル1
0、間仕切用パネル8……、間仕切用パネル9の順に配
置されている。
すると、この実施例の間仕切壁はそれと直交する2つの
壁30,31の間に形成されているのであるが、一方(第1
図下方)の壁体6は一方の壁30に隣接して間仕切用パネ
ル9が配置され、この間仕切用パネル9に隣接して複数
の間仕切用パネル8が配置され、さらに間仕切用パネル
8と他方の壁31との間に間仕切用パネル10が配置されて
いる。また、上方の壁体6については、前記とは逆に、
一方の壁30から他方の壁31にかけて、間仕切用パネル1
0、間仕切用パネル8……、間仕切用パネル9の順に配
置されている。
そして、前記のように配置すると、互いに対向する壁体
6,6の各間仕切用パネル8,9,10の接合部(目地部)の位
置が、壁体の幅方向に沿って、互い違いにずれた状態で
配設されることになる。
6,6の各間仕切用パネル8,9,10の接合部(目地部)の位
置が、壁体の幅方向に沿って、互い違いにずれた状態で
配設されることになる。
次いで、以上のように構成された本実施例の作用を説明
する。
する。
第1図に示すように、間仕切壁を組み立てた状態とする
には、天井部1および床部2のそれぞれに支持金具3,4
を固定し、各間仕切用パネル8,9,10の嵌合溝に押え金具
15を嵌め込んだ状態でこれを支持金具3のフランジ部3a
に嵌め入れ、下端を支持金具4のフランジ4aにねじ止め
する。そして、これらパネル8,9,10を、支持金具3,4に
沿って接合し、各パネル8,9,10の外面に化粧板25を貼着
すると、第1図に示したような組み立てられた状態とな
る。
には、天井部1および床部2のそれぞれに支持金具3,4
を固定し、各間仕切用パネル8,9,10の嵌合溝に押え金具
15を嵌め込んだ状態でこれを支持金具3のフランジ部3a
に嵌め入れ、下端を支持金具4のフランジ4aにねじ止め
する。そして、これらパネル8,9,10を、支持金具3,4に
沿って接合し、各パネル8,9,10の外面に化粧板25を貼着
すると、第1図に示したような組み立てられた状態とな
る。
この組み立ては、軽量GRC製(比重1.0〜1.5)である間
仕切用パネル8,9,10を支持金具3,4に嵌め合わせねじ止
めする単純作業であり、間仕切用パネル8,9,10の組み付
けに際し、揚重機等の特別な手段を要しないので、施工
コストの低減を図ることができ、また、建物全体の軽量
化を図ることができる。
仕切用パネル8,9,10を支持金具3,4に嵌め合わせねじ止
めする単純作業であり、間仕切用パネル8,9,10の組み付
けに際し、揚重機等の特別な手段を要しないので、施工
コストの低減を図ることができ、また、建物全体の軽量
化を図ることができる。
また、第1図に示すように組み立てられた状態にあって
は、補強リブを備えた軽量GRC製間仕切用パネル8,9,10
からなる一対の壁体6,6と、これら壁体6,6間に形成され
た空気層7とによって間仕切壁が構成されるので、壁体
の強度が高く、また遮音性および耐火性に優れた構造と
なる。特に遮音性については、隣接する2つの間仕切用
パネル8,9,10の間に形成される目地部をずらした状態と
するので、壁体6,6を複数に分割した間仕切用パネルか
ら構成することによっても、目地部からの音の漏れを効
果的に防止することができる。
は、補強リブを備えた軽量GRC製間仕切用パネル8,9,10
からなる一対の壁体6,6と、これら壁体6,6間に形成され
た空気層7とによって間仕切壁が構成されるので、壁体
の強度が高く、また遮音性および耐火性に優れた構造と
なる。特に遮音性については、隣接する2つの間仕切用
パネル8,9,10の間に形成される目地部をずらした状態と
するので、壁体6,6を複数に分割した間仕切用パネルか
ら構成することによっても、目地部からの音の漏れを効
果的に防止することができる。
実際に地震が起こった場合、天井部1および床部2は水
平に変位するが、これらの揺れによる変形は、天井部1
と間仕切用パネル8とが相対的に移動して許容され、間
仕切用パネル8自体に直接及ばないので、経年的に見て
もひび割れ等の問題が起こることはない。具体的には、
地震による変位が壁体6の幅方向であると、支持金具3
のフランジ部3aと間仕切用パネル8、9、10の押え金具
15が摺動してその方向に相対的に移動する。またその変
位が壁体6の厚さ方向であると、フランジ部3aが押え金
具15の弾性板17を弾性的に押圧してその方向に相対的に
移動する。また、天井部1に対する設置は、押え金具15
に対して支持金具3のフランジ部3aを嵌め込むだけでよ
いのでその設置を容易に行える。そして、その押え金具
15が設けられる嵌合溝8f…は、間仕切用パネル8、9、
10の上端面全長にわたってではなく補強リブ8b、8c…の
上端に形成されており、したがってこの嵌合溝8f…を形
成するにあたってその長さが短くて済むから手間がかか
らない。
平に変位するが、これらの揺れによる変形は、天井部1
と間仕切用パネル8とが相対的に移動して許容され、間
仕切用パネル8自体に直接及ばないので、経年的に見て
もひび割れ等の問題が起こることはない。具体的には、
地震による変位が壁体6の幅方向であると、支持金具3
のフランジ部3aと間仕切用パネル8、9、10の押え金具
15が摺動してその方向に相対的に移動する。またその変
位が壁体6の厚さ方向であると、フランジ部3aが押え金
具15の弾性板17を弾性的に押圧してその方向に相対的に
移動する。また、天井部1に対する設置は、押え金具15
に対して支持金具3のフランジ部3aを嵌め込むだけでよ
いのでその設置を容易に行える。そして、その押え金具
15が設けられる嵌合溝8f…は、間仕切用パネル8、9、
10の上端面全長にわたってではなく補強リブ8b、8c…の
上端に形成されており、したがってこの嵌合溝8f…を形
成するにあたってその長さが短くて済むから手間がかか
らない。
また、壁体6,6はそれぞれ床部2に対して固定される構
造であるから、壁体6を吊持する構造に比べて取付部分
の構造を単純化することが、さらに壁体6,6に厚さ方向
への作用が使用しても、壁体6,6を構成する各間仕切用
パネル8,9,10が押え金具15により移動が規制されている
ので、壁体6,6ががたつくおそれがない。
造であるから、壁体6を吊持する構造に比べて取付部分
の構造を単純化することが、さらに壁体6,6に厚さ方向
への作用が使用しても、壁体6,6を構成する各間仕切用
パネル8,9,10が押え金具15により移動が規制されている
ので、壁体6,6ががたつくおそれがない。
なお、前記壁体6,6を構成する間仕切用パネル8,9,10の
天井部1への取り付けは、可動構造のような実施例に限
定されるものではなく、固定構造であっても良い。ま
た、化粧板25は貼らなくても良いし、プラスターボード
以外の素材からなるものを取り付けるようにしても良
い。
天井部1への取り付けは、可動構造のような実施例に限
定されるものではなく、固定構造であっても良い。ま
た、化粧板25は貼らなくても良いし、プラスターボード
以外の素材からなるものを取り付けるようにしても良
い。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、次のような優れた
効果を奏する。
効果を奏する。
(a)補強リブを備えた軽量GRC製間仕切用パネルから
なる一対の壁体と、これら壁体間に形成された空気層と
によって間仕切壁が構成されるので、壁体の剛性、強度
が高く、また遮音性および耐火性に優れた構造となる。
特に遮音性については、隣接する2つの間仕切用パネル
の間に形成される目地をずらした状態とするので、壁体
を複数に分割した構造とすることによっても、目地から
の音の漏れを効果的に防止することができる。
なる一対の壁体と、これら壁体間に形成された空気層と
によって間仕切壁が構成されるので、壁体の剛性、強度
が高く、また遮音性および耐火性に優れた構造となる。
特に遮音性については、隣接する2つの間仕切用パネル
の間に形成される目地をずらした状態とするので、壁体
を複数に分割した構造とすることによっても、目地から
の音の漏れを効果的に防止することができる。
(b)強度、遮音性に優れた軽量GRC製パネル(比重1.0
〜1.5)を組み立ててなる構造であるので、パネルの取
り扱いが容易で、施工が簡単である。
〜1.5)を組み立ててなる構造であるので、パネルの取
り扱いが容易で、施工が簡単である。
(c)地震が起こった場合などによって、天井部と床部
が水平に変位すると、壁体は床部とともに変位するもの
の、その上端が壁体の幅方向あるいは厚さ方向に移動可
能であるから、天井部と壁体は、壁体の幅方向に相対的
に移動して壁体の変形が防がれ、壁体を構成する間仕切
用パネルにひび割れ等の損傷が生じない。
が水平に変位すると、壁体は床部とともに変位するもの
の、その上端が壁体の幅方向あるいは厚さ方向に移動可
能であるから、天井部と壁体は、壁体の幅方向に相対的
に移動して壁体の変形が防がれ、壁体を構成する間仕切
用パネルにひび割れ等の損傷が生じない。
(d)天井部に対する間仕切用パネルの設置は、押え金
具に対して支持金具のフランジ部を嵌め込むだけでよい
のでその設置を容易に行える。
具に対して支持金具のフランジ部を嵌め込むだけでよい
のでその設置を容易に行える。
(e)押え金具が設けられる嵌合溝は、間仕切用パネル
の上端面全長にわたってではなく補強リブの上端に形成
されており、したがってこの嵌合溝を形成するにあたっ
てその長さが短くて済むから手間がかからない。
の上端面全長にわたってではなく補強リブの上端に形成
されており、したがってこの嵌合溝を形成するにあたっ
てその長さが短くて済むから手間がかからない。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は間仕切壁の構造を示す一部を省略した断面図、
第2図はその縦断面図、第3図は第2図鎖線III円部を
拡大した断面図、第4図は間仕切用パネルの斜視図であ
る。 1……天井部、2……床部、3,4……支持金具、6……
壁体、7……空気層、8,9,10……間仕切用パネル、8a,9
a,10a……板部、8c,8c,9b,9c,10b,10c……補強リブ、8f
……嵌合溝、15……押え金具、16……支持板、17……弾
性板、25……化粧板。
第1図は間仕切壁の構造を示す一部を省略した断面図、
第2図はその縦断面図、第3図は第2図鎖線III円部を
拡大した断面図、第4図は間仕切用パネルの斜視図であ
る。 1……天井部、2……床部、3,4……支持金具、6……
壁体、7……空気層、8,9,10……間仕切用パネル、8a,9
a,10a……板部、8c,8c,9b,9c,10b,10c……補強リブ、8f
……嵌合溝、15……押え金具、16……支持板、17……弾
性板、25……化粧板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小沢 和之 東京都中央区八重洲2丁目6番21号 ロー ズベイ八重洲ビル 石川島建材工業株式会 社内 (72)考案者 平尾 進三 大阪府大阪市東区道修町4丁目8番地 日 本板硝子株式会社内 (72)考案者 桜田 孝幸 大阪府大阪市東区道修町4丁目8番地 日 本板硝子株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−46743(JP,A) 実開 昭58−114319(JP,U) 実開 昭49−134019(JP,U) 特公 昭53−32608(JP,B2) 実公 昭52−42577(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】間仕切壁を構築すべき部分の天井部および
床部にそれぞれ設けられた支持金具と、この支持金具の
両側にその長手方向に沿って平行に配設され間仕切壁の
主体を構成する一対の壁体と、これら壁体間に形成され
た空気層とからなり、かつ、前記壁体は壁体の幅方向に
複数分割してなる間仕切用パネルより構成され、これら
間仕切用パネルはモルタル中に起泡剤と耐アルカリガラ
ス繊維とを混入してなる構成であり、しかも前記間仕切
用パネルの幅方向両側にはパネルの接合面を形成しかつ
パネル裏面よりも突出する補強リブが設けられており、
さらに、前記支持金具の両側で互いに対向する間仕切用
パネルはパネルどうしの接合部の位置をパネルの幅方向
にずらした状態で配設され、前記支持金具のうちの天井
部の支持金具は、前記壁体の幅方向に延びるフランジ部
を有し、前記補強リブの上端には、間仕切用パネルの幅
方向に延びる嵌合溝が形成されるとともに、この嵌合溝
には、前記フランジ部が嵌合された状態で、前記壁体の
幅方向への移動を許容するとともに、厚さ方向への移動
を弾性的に許容する押え金具が設けられていることを特
徴とする間仕切壁の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986169269U JPH0728258Y2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | 間仕切壁の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986169269U JPH0728258Y2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | 間仕切壁の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6376115U JPS6376115U (ja) | 1988-05-20 |
| JPH0728258Y2 true JPH0728258Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31102918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986169269U Expired - Lifetime JPH0728258Y2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | 間仕切壁の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728258Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0644966Y2 (ja) * | 1988-05-23 | 1994-11-16 | 浅野スレート株式会社 | 間仕切壁用パネル |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339052Y2 (ja) * | 1973-03-09 | 1978-09-21 | ||
| JPS5222813U (ja) * | 1975-08-05 | 1977-02-17 | ||
| JPS5242577U (ja) * | 1975-09-20 | 1977-03-26 | ||
| JPS5332608A (en) * | 1976-09-07 | 1978-03-28 | Nec Corp | Compensation system for angular frequency variation |
| JPS53107114A (en) * | 1977-03-01 | 1978-09-18 | Onoda Cement Co Ltd | Fire proofing partition wall |
| JPS5646743A (en) * | 1979-09-21 | 1981-04-28 | Nat Jutaku Kenzai | Manufacture of board for construction |
| JPS58114319U (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-04 | 三菱セメント建材株式会社 | 間仕切り壁固定具 |
-
1986
- 1986-11-04 JP JP1986169269U patent/JPH0728258Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6376115U (ja) | 1988-05-20 |
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