JPH07283237A - 電界効果トランジスタ - Google Patents
電界効果トランジスタInfo
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- JPH07283237A JPH07283237A JP6095640A JP9564094A JPH07283237A JP H07283237 A JPH07283237 A JP H07283237A JP 6095640 A JP6095640 A JP 6095640A JP 9564094 A JP9564094 A JP 9564094A JP H07283237 A JPH07283237 A JP H07283237A
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/80—FETs having rectifying junction gate electrodes
- H10D30/87—FETs having Schottky gate electrodes, e.g. metal-semiconductor FETs [MESFET]
- H10D30/871—Vertical FETs having Schottky gate electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D64/00—Electrodes of devices having potential barriers
- H10D64/01—Manufacture or treatment
- H10D64/011—Manufacture or treatment of electrodes ohmically coupled to a semiconductor
- H10D64/0116—Manufacture or treatment of electrodes ohmically coupled to a semiconductor to Group III-V semiconductors
Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オン抵抗の低減とゲート耐圧の向上とを両立
させ、電力損失が少なく、効率のよい電界効果トランジ
スタを提供する。 【構成】 電界効果トランジスタ100は、半絶縁性の
基板10、この基板10上に形成されたGaAs化合物
半導体の積層体からなる半導体層、この半導体層に対し
てショットキー接触されるゲート電極20、前記半導体
層に対してオーミック接触されるソース電極22および
ドレイン電極24を含む。前記半導体層は、バッファ層
12、活性層14およびコンタクト層16を含み、前記
コンタクト層16の不純物濃度は、前記活性層14との
界面においては該活性層14の不純物濃度とほぼ等し
く、かつ該界面から表面に向かって連続的に増大する。
させ、電力損失が少なく、効率のよい電界効果トランジ
スタを提供する。 【構成】 電界効果トランジスタ100は、半絶縁性の
基板10、この基板10上に形成されたGaAs化合物
半導体の積層体からなる半導体層、この半導体層に対し
てショットキー接触されるゲート電極20、前記半導体
層に対してオーミック接触されるソース電極22および
ドレイン電極24を含む。前記半導体層は、バッファ層
12、活性層14およびコンタクト層16を含み、前記
コンタクト層16の不純物濃度は、前記活性層14との
界面においては該活性層14の不純物濃度とほぼ等し
く、かつ該界面から表面に向かって連続的に増大する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電界効果トランジス
タ、例えば、高効率の高周波増幅素子として有用な金属
−半導体接触ゲート型電界効果トランジスタ,pn接合
型電界効果トランジスタなどの電界効果トランジスタに
関する。
タ、例えば、高効率の高周波増幅素子として有用な金属
−半導体接触ゲート型電界効果トランジスタ,pn接合
型電界効果トランジスタなどの電界効果トランジスタに
関する。
【0002】
【技術の背景】高周波用増幅器としては、高周波特性・
効率の面からGaAsを使用した金属−半導体接触ゲー
ト型電界効果トランジスタ(MESFET)が多く使用
されている。
効率の面からGaAsを使用した金属−半導体接触ゲー
ト型電界効果トランジスタ(MESFET)が多く使用
されている。
【0003】例えば、リセスゲート型のGaAsMES
FETの一般的構造を図1に示す。このGaAsMES
FET100は、半絶縁性のGaAs基板10上にバッ
ファ層12,活性層14およびコンタクト層16を例え
ばエピタキシャル成長によって順次積層して構成され
る。バッファ層12は、不純物がドーピングされず、絶
縁層を構成している。前記活性層14は、比較的低濃度
の不純物がドーピングされ、高い抵抗層を構成してい
る。また、前記コンタクト層16は、活性層14に比べ
て高濃度の不純物がドーピングされ、低抵抗層を構成し
ている。そして、活性層14およびコンタクト層16
は、いずれもその不純物濃度が層内で均一に制御されて
いる。前記コンタクト層16の一部はエッチングにより
除去されてリセス部18が形成され、活性層14の一部
が露出した状態になっている。活性層14の露出部分に
は、ゲート電極20が形成され、このゲート電極20と
活性層14とはショットキー接触となっている。ゲート
電極20の両側のコンタクト層16上にはソース電極2
2およびドレイン電極24がそれぞれ形成され、ソース
電極22,ドレイン電極24とコンタクト層16とはオ
ーミック接触となっている。
FETの一般的構造を図1に示す。このGaAsMES
FET100は、半絶縁性のGaAs基板10上にバッ
ファ層12,活性層14およびコンタクト層16を例え
ばエピタキシャル成長によって順次積層して構成され
る。バッファ層12は、不純物がドーピングされず、絶
縁層を構成している。前記活性層14は、比較的低濃度
の不純物がドーピングされ、高い抵抗層を構成してい
る。また、前記コンタクト層16は、活性層14に比べ
て高濃度の不純物がドーピングされ、低抵抗層を構成し
ている。そして、活性層14およびコンタクト層16
は、いずれもその不純物濃度が層内で均一に制御されて
いる。前記コンタクト層16の一部はエッチングにより
除去されてリセス部18が形成され、活性層14の一部
が露出した状態になっている。活性層14の露出部分に
は、ゲート電極20が形成され、このゲート電極20と
活性層14とはショットキー接触となっている。ゲート
電極20の両側のコンタクト層16上にはソース電極2
2およびドレイン電極24がそれぞれ形成され、ソース
電極22,ドレイン電極24とコンタクト層16とはオ
ーミック接触となっている。
【0004】このような構成のGaAsMESFET1
00においては、ドレイン電極24にソース電極22に
対して正の電圧(Vds)を印加すると、活性層14内
において電流がドレイン電極24からソース電極22に
向けて流れる。ゲート電極20は活性層14との間にシ
ョットキー障壁を有するため、図2に示すように、ゲー
ト電圧(Vgs)を制御することにより空乏層の深さが
変わり、その結果チャネルの断面積が変化して、ドレイ
ン・ソース電流(Ids)がコントロールできる。図2
は、ゲート電圧を変えたときの電圧−電流曲線を模式的
に示す。
00においては、ドレイン電極24にソース電極22に
対して正の電圧(Vds)を印加すると、活性層14内
において電流がドレイン電極24からソース電極22に
向けて流れる。ゲート電極20は活性層14との間にシ
ョットキー障壁を有するため、図2に示すように、ゲー
ト電圧(Vgs)を制御することにより空乏層の深さが
変わり、その結果チャネルの断面積が変化して、ドレイ
ン・ソース電流(Ids)がコントロールできる。図2
は、ゲート電圧を変えたときの電圧−電流曲線を模式的
に示す。
【0005】このタイプのMESFETにおいては、オ
ン抵抗の低減とゲート耐圧の向上との両立が困難であっ
た。以下にその要因と改善手段について説明する。
ン抵抗の低減とゲート耐圧の向上との両立が困難であっ
た。以下にその要因と改善手段について説明する。
【0006】(A)オン抵抗 オン抵抗とは、図2に示すドレイン・ソース電圧−ドレ
イン・ソース電流曲線における線形領域でのソース・ド
レイン間の抵抗をいう。このオン抵抗Ronは次式で表
される(図1参照)。
イン・ソース電流曲線における線形領域でのソース・ド
レイン間の抵抗をいう。このオン抵抗Ronは次式で表
される(図1参照)。
【0007】Ron=Rch+2R1 +2R2 +2Rco ここで、Rchはチャネル抵抗,R1 はリセス部分の抵
抗,R2 はコンタクト層16の抵抗,Rcoはオーミック
接触抵抗である。
抗,R2 はコンタクト層16の抵抗,Rcoはオーミック
接触抵抗である。
【0008】このオン抵抗を低減することにより、ME
SFETのオン時の電力損失を低減することができる。
オン抵抗を低減するには、次の2点が有効である。 活性層の不純物濃度の高濃度化および活性層の膜厚の
増加による、チャネル部の抵抗Rchの低減化。 コンタクト層の不純物濃度の高濃度化およびコンタク
ト層の膜厚の増加による、オーミック接触抵抗Rcoとコ
ンタクト層の抵抗R2 の低減化。
SFETのオン時の電力損失を低減することができる。
オン抵抗を低減するには、次の2点が有効である。 活性層の不純物濃度の高濃度化および活性層の膜厚の
増加による、チャネル部の抵抗Rchの低減化。 コンタクト層の不純物濃度の高濃度化およびコンタク
ト層の膜厚の増加による、オーミック接触抵抗Rcoとコ
ンタクト層の抵抗R2 の低減化。
【0009】(B)ゲート耐圧 MESFETのゲート・ドレイン間に負電圧を印加した
とき、ある電圧を境にゲート・ドレイン間に大きな電流
が流れ出す。このときのゲート・ドレイン間の電圧をゲ
ート耐圧という。この現象を図3を用いて以下に説明す
る。
とき、ある電圧を境にゲート・ドレイン間に大きな電流
が流れ出す。このときのゲート・ドレイン間の電圧をゲ
ート耐圧という。この現象を図3を用いて以下に説明す
る。
【0010】ゲート電圧20に印加する負電圧(Vg)
を増加させていくと、空乏層Aがゲート電極20の端部
からドレイン電極24に向かって伸びていく。さらに電
圧が大きくなり空乏層Aの端部がコンタクト層16との
界面まで達すると、空乏層はこれ以上伸びず、ゲート電
極20の下端部に電界が集中し始める。その理由は、電
界は低抵抗なコンタクト層ではなく、高抵抗な活性層1
4に生じやすいからである。この電界集中部Bの電界密
度が活性層の破壊電界密度より大きくなると、ゲート・
ドレイン間に大きな電流が流れ出す。このときのゲート
・ドレイン間電圧がゲート耐圧である。
を増加させていくと、空乏層Aがゲート電極20の端部
からドレイン電極24に向かって伸びていく。さらに電
圧が大きくなり空乏層Aの端部がコンタクト層16との
界面まで達すると、空乏層はこれ以上伸びず、ゲート電
極20の下端部に電界が集中し始める。その理由は、電
界は低抵抗なコンタクト層ではなく、高抵抗な活性層1
4に生じやすいからである。この電界集中部Bの電界密
度が活性層の破壊電界密度より大きくなると、ゲート・
ドレイン間に大きな電流が流れ出す。このときのゲート
・ドレイン間電圧がゲート耐圧である。
【0011】このゲート耐圧を大きくすることにより、
MESFETのオフ時の電力損失を低減することができ
る。このゲート耐圧を大きくするには、次の3点が有効
である。 活性層の不純物濃度の低減化。 コンタクト層の不純物濃度の低減化およびコンタクト
層の膜厚の減少。 リセス部の深さを大きくする。
MESFETのオフ時の電力損失を低減することができ
る。このゲート耐圧を大きくするには、次の3点が有効
である。 活性層の不純物濃度の低減化。 コンタクト層の不純物濃度の低減化およびコンタクト
層の膜厚の減少。 リセス部の深さを大きくする。
【0012】このように、オン抵抗の低減とゲート耐圧
の向上とは互いに相反する条件(,)を必要とし、
両者を両立させることは困難である。
の向上とは互いに相反する条件(,)を必要とし、
両者を両立させることは困難である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した、
相反する条件を必要とするオン抵抗の低減とゲート耐圧
の向上とを両立させ、素子内部での電力損失が少なく、
入力となる直流電力を効率よく出力の高周波電力に交換
できる電界効果トランジスタを提供することにある。
相反する条件を必要とするオン抵抗の低減とゲート耐圧
の向上とを両立させ、素子内部での電力損失が少なく、
入力となる直流電力を効率よく出力の高周波電力に交換
できる電界効果トランジスタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、半絶縁性の基
板、この基板上に形成されたIII-V族化合物半導体から
なり、少なくとも活性層およびコンタクト層を含む半導
体層、前記活性層にショットキー接触されるゲート電
極、前記コンタクト層に対してオーミック接触されるソ
ース電極およびドレイン電極を含み、前記コンタクト層
の不純物濃度は、前記活性層との界面においては該活性
層の不純物濃度とほぼ等しく、かつ該界面から表面に向
かって連続的に増大することを特徴とする。
板、この基板上に形成されたIII-V族化合物半導体から
なり、少なくとも活性層およびコンタクト層を含む半導
体層、前記活性層にショットキー接触されるゲート電
極、前記コンタクト層に対してオーミック接触されるソ
ース電極およびドレイン電極を含み、前記コンタクト層
の不純物濃度は、前記活性層との界面においては該活性
層の不純物濃度とほぼ等しく、かつ該界面から表面に向
かって連続的に増大することを特徴とする。
【0015】前記III-V族化合物半導体としては、Ga
Asが代表的であるが、このほかにも、InP,InA
s,AlAs,InGaAs,AlGaAsなどの化合
物半導体を用いることができる。
Asが代表的であるが、このほかにも、InP,InA
s,AlAs,InGaAs,AlGaAsなどの化合
物半導体を用いることができる。
【0016】前記活性層およびコンタクト層にドーピン
グされる不純物としては、p型ではII族元素(Zn,C
dなど)あるいはIV族元素(Siなど)、n型ではIV族
元素(Siなど)あるいはVI族元素(S,Seなど)が
用いられ、特にn型ではSiが好ましい。
グされる不純物としては、p型ではII族元素(Zn,C
dなど)あるいはIV族元素(Siなど)、n型ではIV族
元素(Siなど)あるいはVI族元素(S,Seなど)が
用いられ、特にn型ではSiが好ましい。
【0017】前記コンタクト層の不純物濃度は、前記活
性層との界面において該活性層の不純物濃度とほぼ等し
いことを要し、具体的には、界面におけるコンタクト層
の不純物濃度が活性層の不純物濃度に対して±30%以
内(活性層の不純物濃度を100としたとき、70〜1
30に相当する濃度)の範囲にあることを要し、さら
に、その濃度差はできるだけ小さいことが望ましい。こ
の濃度差が±30%を越えると、コンタクト層と活性層
の抵抗差はおよそ±30%となる。この抵抗差は、ゲー
ト耐圧を考える際のゲート下端部での電界集中において
許容できるものではないからである。また、前記コンタ
クト層における不純物濃度は、前記活性層との界面から
表面に向かって増大すればよく、その濃度プロファイル
は特に限定されないが、直線的であることが好ましい。
その理由は、オン抵抗の低減とゲート耐圧の向上とを効
果的に達成できるからである。
性層との界面において該活性層の不純物濃度とほぼ等し
いことを要し、具体的には、界面におけるコンタクト層
の不純物濃度が活性層の不純物濃度に対して±30%以
内(活性層の不純物濃度を100としたとき、70〜1
30に相当する濃度)の範囲にあることを要し、さら
に、その濃度差はできるだけ小さいことが望ましい。こ
の濃度差が±30%を越えると、コンタクト層と活性層
の抵抗差はおよそ±30%となる。この抵抗差は、ゲー
ト耐圧を考える際のゲート下端部での電界集中において
許容できるものではないからである。また、前記コンタ
クト層における不純物濃度は、前記活性層との界面から
表面に向かって増大すればよく、その濃度プロファイル
は特に限定されないが、直線的であることが好ましい。
その理由は、オン抵抗の低減とゲート耐圧の向上とを効
果的に達成できるからである。
【0018】前記活性層の不純物濃度は層内でほぼ均一
であり、通常5×1016〜5×1017atms/cm3 であ
ることが好ましい。前記コンタクト層の不純物濃度は、
前記活性層との界面近傍においては、5×1016〜5×
1017atms/cm3 、表面付近では1×1018〜1×1
019atms/cm3 であることが好ましい。
であり、通常5×1016〜5×1017atms/cm3 であ
ることが好ましい。前記コンタクト層の不純物濃度は、
前記活性層との界面近傍においては、5×1016〜5×
1017atms/cm3 、表面付近では1×1018〜1×1
019atms/cm3 であることが好ましい。
【0019】
【作用】本発明の電界効果トランジスタにおいては、前
記活性層と前記コンタクト層との界面における不純物濃
度を連続的にし、コンタクト層/活性層界面での急峻な
不純物濃度の変化をなくすことにより、ゲート・ドレイ
ン間に負電圧を印加したとき、空乏層がコンタクト層の
内部にわたって形成されるようになる。その結果、ゲー
ト電極の下端部に発生する電界の集中を緩和することが
でき、ゲート耐圧の向上を図ることができる。また、本
発明の構成によれば、従来構造に比べ、同一のゲート耐
圧が得られるコンタクト層の厚さを大きくすることがで
きるので、コンタクト層のシート抵抗を小さくでき、し
たがってオン抵抗の低減が可能である。
記活性層と前記コンタクト層との界面における不純物濃
度を連続的にし、コンタクト層/活性層界面での急峻な
不純物濃度の変化をなくすことにより、ゲート・ドレイ
ン間に負電圧を印加したとき、空乏層がコンタクト層の
内部にわたって形成されるようになる。その結果、ゲー
ト電極の下端部に発生する電界の集中を緩和することが
でき、ゲート耐圧の向上を図ることができる。また、本
発明の構成によれば、従来構造に比べ、同一のゲート耐
圧が得られるコンタクト層の厚さを大きくすることがで
きるので、コンタクト層のシート抵抗を小さくでき、し
たがってオン抵抗の低減が可能である。
【0020】したがって、従来タイプの半導体装置にお
いては実現できなかった、オン抵抗の低減とゲート耐圧
の向上とを両立させることができる。
いては実現できなかった、オン抵抗の低減とゲート耐圧
の向上とを両立させることができる。
【0021】本発明の電界効果トランジスタを例えば増
幅器として使用すれば、電力損失が低減でき、放熱器,
蓄電池などを小型・軽量化できるので、増幅器全体とし
て小型・軽量化が可能となる。
幅器として使用すれば、電力損失が低減でき、放熱器,
蓄電池などを小型・軽量化できるので、増幅器全体とし
て小型・軽量化が可能となる。
【0022】
【実施例】次に、本発明を適用したMESFETの好適
な一実施例について説明する。なお、その基本的な機械
的構造は図1に示す半導体装置と同様なため、図1を参
照しながら説明する。
な一実施例について説明する。なお、その基本的な機械
的構造は図1に示す半導体装置と同様なため、図1を参
照しながら説明する。
【0023】GaAsMESFET100は、半絶縁性
のGaAs基板10上にバッファ層12,活性層14お
よびコンタクト層16をエピタキシャル成長によって順
次積層して構成される。バッファ層12は、0.1〜
1.0μmの膜厚を有し、かつ不純物がドーピングされ
ず絶縁層を構成している。前記活性層14は、0.05
〜1.0μmの膜厚を有し、5×1016〜5×1017at
ms/cm3 の濃度で不純物(シリコン,亜鉛など)がド
ーピングされている。前記コンタクト層16は、0.0
1〜1.0μmの膜厚を有し、5×1017〜1×1019
atms/cm3 の濃度の不純物(シリコン,亜鉛など)が
ドーピングされている。
のGaAs基板10上にバッファ層12,活性層14お
よびコンタクト層16をエピタキシャル成長によって順
次積層して構成される。バッファ層12は、0.1〜
1.0μmの膜厚を有し、かつ不純物がドーピングされ
ず絶縁層を構成している。前記活性層14は、0.05
〜1.0μmの膜厚を有し、5×1016〜5×1017at
ms/cm3 の濃度で不純物(シリコン,亜鉛など)がド
ーピングされている。前記コンタクト層16は、0.0
1〜1.0μmの膜厚を有し、5×1017〜1×1019
atms/cm3 の濃度の不純物(シリコン,亜鉛など)が
ドーピングされている。
【0024】前記活性層14は、好ましくは、その不純
物濃度が層内で均一である。前記コンタクト層16は、
前記活性層14との界面においては、その不純物濃度が
前記活性層14の不純物濃度とほぼ同一、好ましくは活
性層14の不純物濃度に対して±30%以内の差、より
好ましくは±3%以内の差である。そして前記コンタク
ト層16の不純物濃度は、界面側から表面側に向かって
連続的に増加し、表面においては5×1018〜1×10
19atms/cm3 に設定されている。このように、本実施
例においては、前述した従来構造の半導体装置に比べ、
コンタクト層の不純物濃度の分布が異なっている。
物濃度が層内で均一である。前記コンタクト層16は、
前記活性層14との界面においては、その不純物濃度が
前記活性層14の不純物濃度とほぼ同一、好ましくは活
性層14の不純物濃度に対して±30%以内の差、より
好ましくは±3%以内の差である。そして前記コンタク
ト層16の不純物濃度は、界面側から表面側に向かって
連続的に増加し、表面においては5×1018〜1×10
19atms/cm3 に設定されている。このように、本実施
例においては、前述した従来構造の半導体装置に比べ、
コンタクト層の不純物濃度の分布が異なっている。
【0025】ゲート電極20,ソース電極22およびド
レイン電極24については、前記構造の半導体装置と同
様であるため、その詳細な説明を省略する。
レイン電極24については、前記構造の半導体装置と同
様であるため、その詳細な説明を省略する。
【0026】(実験例)次に、本実施例の半導体装置の
電気的特性を確認するために、コンタクト層のシート抵
抗とゲート耐圧との関係を求めた。その結果を図5に示
す。図5において、よこ軸はコンタクト層のシート抵抗
の逆数、たて軸はゲート耐圧を示す。 (1)サンプル実施例サンプル(1種) 活性層 不純物濃度(均一):1×1017atms/cm3 膜厚:0.45μm 不純物:シリコン コンタクト層 不純物濃度:1×1017atms/cm3 (界面)〜3×1
018atms/cm3 (表面) 膜厚:0.05μm 不純物:シリコン 図4に、活性層およびコンタクト層の不純物濃度のプロ
ファイルを示す。このサンプルでは活性層における不純
物は一定であり、コンタクト層の不純物濃度は直線的に
変化している。比較用サンプル1(2種) 活性層 実施例サンプルと同じ コンタクト層 不純物濃度:1×1018atms/cm3 膜厚:0.01μm,0.05μm 不純物:シリコン比較用サンプル2(2種) 活性層 実施例サンプルと同じ コンタクト層 不純物濃度:3×1018atms/cm3 膜厚:0.01μm,0.05μm 不純物:シリコン 以上の実施例サンプルならびに比較用サンプル1,2は
いずれも、ゲート長0.5μm,ゲート幅150μm,
ゲート電極下部の活性層の厚さ0.25μmである。ま
た、ゲート電極20は、Ti/Pt/Auの3層構造の
金属膜(膜厚0.05/0.05/0.2μm)からな
る。また、ソース電極22およびドレイン電極24は、
AuGe/Ni/Auの3層構造の金属膜(膜厚0.0
5/0.015/0.2μm)からなる。 (2)測定法 ゲート電極に、ソース電極に対し負となる電圧を印加
し、ゲート・ソース電極間の電流が10μAとなるゲー
ト・ソース電極間の電圧を求め、これをゲート耐圧とす
る。 (3)結果 図5において、aは実施例サンプル、b1,b2は比較
用サンプル1を示し、c1,c2は比較用サンプル2の
結果を表している。なお,b1およびc1はコンタクト
層の膜厚が0.01μm、b2およびc2はコンタクト
層の膜厚が0.05μmのサンプルを示す。
電気的特性を確認するために、コンタクト層のシート抵
抗とゲート耐圧との関係を求めた。その結果を図5に示
す。図5において、よこ軸はコンタクト層のシート抵抗
の逆数、たて軸はゲート耐圧を示す。 (1)サンプル実施例サンプル(1種) 活性層 不純物濃度(均一):1×1017atms/cm3 膜厚:0.45μm 不純物:シリコン コンタクト層 不純物濃度:1×1017atms/cm3 (界面)〜3×1
018atms/cm3 (表面) 膜厚:0.05μm 不純物:シリコン 図4に、活性層およびコンタクト層の不純物濃度のプロ
ファイルを示す。このサンプルでは活性層における不純
物は一定であり、コンタクト層の不純物濃度は直線的に
変化している。比較用サンプル1(2種) 活性層 実施例サンプルと同じ コンタクト層 不純物濃度:1×1018atms/cm3 膜厚:0.01μm,0.05μm 不純物:シリコン比較用サンプル2(2種) 活性層 実施例サンプルと同じ コンタクト層 不純物濃度:3×1018atms/cm3 膜厚:0.01μm,0.05μm 不純物:シリコン 以上の実施例サンプルならびに比較用サンプル1,2は
いずれも、ゲート長0.5μm,ゲート幅150μm,
ゲート電極下部の活性層の厚さ0.25μmである。ま
た、ゲート電極20は、Ti/Pt/Auの3層構造の
金属膜(膜厚0.05/0.05/0.2μm)からな
る。また、ソース電極22およびドレイン電極24は、
AuGe/Ni/Auの3層構造の金属膜(膜厚0.0
5/0.015/0.2μm)からなる。 (2)測定法 ゲート電極に、ソース電極に対し負となる電圧を印加
し、ゲート・ソース電極間の電流が10μAとなるゲー
ト・ソース電極間の電圧を求め、これをゲート耐圧とす
る。 (3)結果 図5において、aは実施例サンプル、b1,b2は比較
用サンプル1を示し、c1,c2は比較用サンプル2の
結果を表している。なお,b1およびc1はコンタクト
層の膜厚が0.01μm、b2およびc2はコンタクト
層の膜厚が0.05μmのサンプルを示す。
【0027】比較用サンプル1(b1,b2)または比
較用サンプル2(c1,c2)の結果から、同一の不純
物濃度の場合に膜厚が増大すると、シート抵抗は低下す
るもののゲート耐圧が小さくなることがわかる。これに
対し、実施例サンプル(a)と比較用サンプル(b2,
c2)とを比べると、実施例サンプルにおいては、シー
ト抵抗は比較用サンプルb2より大きくなるものの比較
用サンプルc2よりは小さくなり、かつゲート耐圧は両
比較用サンプルより大きくなる。したがって、本実施例
の半導体装置では、オン抵抗の低減とゲート耐圧の向上
とを両立できることが確認された。
較用サンプル2(c1,c2)の結果から、同一の不純
物濃度の場合に膜厚が増大すると、シート抵抗は低下す
るもののゲート耐圧が小さくなることがわかる。これに
対し、実施例サンプル(a)と比較用サンプル(b2,
c2)とを比べると、実施例サンプルにおいては、シー
ト抵抗は比較用サンプルb2より大きくなるものの比較
用サンプルc2よりは小さくなり、かつゲート耐圧は両
比較用サンプルより大きくなる。したがって、本実施例
の半導体装置では、オン抵抗の低減とゲート耐圧の向上
とを両立できることが確認された。
【0028】上記実施例サンプルではコンタクト層の不
純物濃度を深さ方向に対し直線的に変化させているが、
これに限定されず、例えば図4の曲線aまたはbで示す
ように、不純物濃度の分布を曲線的に変化させてもよ
い。
純物濃度を深さ方向に対し直線的に変化させているが、
これに限定されず、例えば図4の曲線aまたはbで示す
ように、不純物濃度の分布を曲線的に変化させてもよ
い。
【0029】以上、本発明をリセスゲート型MESFE
Tに適用した場合について説明したが、本発明はこれに
限定されず、リセスゲート型HEMT(高移動度トラン
ジスタ),pn接合型FETなどの半導体装置に適用す
ることができる。
Tに適用した場合について説明したが、本発明はこれに
限定されず、リセスゲート型HEMT(高移動度トラン
ジスタ),pn接合型FETなどの半導体装置に適用す
ることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、コンタクト層の不純物
濃度を活性層との界面においては活性層の不純物濃度と
ほぼ等しく、かつ、界面から表面にむかって連続的に増
大させることにより、オン抵抗の低減とゲート耐圧の向
上とを両立させ、電力損失が少なく、効率のよい電界効
果トランジスタを提供することができる。
濃度を活性層との界面においては活性層の不純物濃度と
ほぼ等しく、かつ、界面から表面にむかって連続的に増
大させることにより、オン抵抗の低減とゲート耐圧の向
上とを両立させ、電力損失が少なく、効率のよい電界効
果トランジスタを提供することができる。
【図1】リセスゲート型MESFETの一般的な構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】図1に示すMESFETに所定のゲート電圧を
印加したときの、ドレイン・ソース電圧とドレイン・ソ
ース電力との関係を示す図である。
印加したときの、ドレイン・ソース電圧とドレイン・ソ
ース電力との関係を示す図である。
【図3】従来タイプのMESFETにおいて電界集中が
発生する状態を模式的に示す断面図である。
発生する状態を模式的に示す断面図である。
【図4】本発明の実施例において、活性層およびコンタ
クト層における不純物濃度の分布を示す図である。
クト層における不純物濃度の分布を示す図である。
【図5】本実施例のサンプルおよび比較用サンプルにつ
いて求めた、コンタクト層のシート抵抗の逆数とゲート
耐圧との関係を示す図である。
いて求めた、コンタクト層のシート抵抗の逆数とゲート
耐圧との関係を示す図である。
10 GaAs基板 12 バッファ層 14 活性層 16 コンタクト層 18 リセス部 20 ゲート電極 22 ソース電極 24 ドレイン電極 100 GaAsMESFET A 空乏層 B 電界集中部
フロントページの続き (72)発明者 加藤 貴敏 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 加納 浩之 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 柴田 正 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 半絶縁性の基板、この基板上に形成され
たIII-V族化合物半導体の積層体からなる半導体層、こ
の半導体層に対してショットキー接触されるゲート電
極、前記半導体層に対してオーミック接触されるソース
電極およびドレイン電極を含み、 前記半導体層は、少なくとも活性層およびコンタクト層
を含み、 前記コンタクト層の不純物濃度は、前記活性層との界面
においては該活性層の不純物濃度とほぼ等しく、かつ該
界面から表面に向かって連続的に増大することを特徴と
する電界効果トランジスタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6095640A JPH07283237A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 電界効果トランジスタ |
| US08/417,894 US5521403A (en) | 1994-04-07 | 1995-04-06 | Field-effect transistor having a graded contact layer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6095640A JPH07283237A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 電界効果トランジスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07283237A true JPH07283237A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=14143111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6095640A Pending JPH07283237A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 電界効果トランジスタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5521403A (ja) |
| JP (1) | JPH07283237A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011029648A (ja) * | 2010-09-07 | 2011-02-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電界効果トランジスタおよびその製造方法 |
| JP2012248752A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Panasonic Corp | スイッチ装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5693964A (en) * | 1995-07-31 | 1997-12-02 | Matsushita Electronics Corporation | Field-effect transistor and fabrication method |
| US5698900A (en) * | 1996-07-22 | 1997-12-16 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Field effect transistor device with single layer integrated metal and retained semiconductor masking |
| CA2456662A1 (en) * | 2001-08-07 | 2003-02-20 | Jan Kuzmik | High electron mobility devices |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6265378A (ja) * | 1985-09-14 | 1987-03-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電界効果トランジスタ及びその製造方法 |
| US5140386A (en) * | 1991-05-09 | 1992-08-18 | Raytheon Company | High electron mobility transistor |
| JP2722885B2 (ja) * | 1991-09-05 | 1998-03-09 | 三菱電機株式会社 | 電界効果トランジスタ |
| JPH05343435A (ja) * | 1992-06-08 | 1993-12-24 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
-
1994
- 1994-04-07 JP JP6095640A patent/JPH07283237A/ja active Pending
-
1995
- 1995-04-06 US US08/417,894 patent/US5521403A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011029648A (ja) * | 2010-09-07 | 2011-02-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電界効果トランジスタおよびその製造方法 |
| JP2012248752A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Panasonic Corp | スイッチ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5521403A (en) | 1996-05-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020730 |