JPH07284253A - モータ回転軸およびその製造方法 - Google Patents
モータ回転軸およびその製造方法Info
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- JPH07284253A JPH07284253A JP6072332A JP7233294A JPH07284253A JP H07284253 A JPH07284253 A JP H07284253A JP 6072332 A JP6072332 A JP 6072332A JP 7233294 A JP7233294 A JP 7233294A JP H07284253 A JPH07284253 A JP H07284253A
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- JP
- Japan
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- rotating shaft
- cylindrical member
- motor rotating
- peripheral surface
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】製造コストを低減することができるとともに、
量産性を高めることができるモータ回転軸およびその製
造方法を提供する。 【構成】モータ回転軸30の本体部分を構成する円筒部
材31の内周面に、周方向に伸びる凹溝36を刻設して
円筒部材31の壁厚を減じた減肉部分37を形成すると
ともに、内周面に略U字形断面の凹溝32bが刻設され
た環状のフランジ部材32を、その凹溝32bが減肉部
分37と半径方向に対向するように軸線方向に位置決め
して円筒部材31の外周面に外嵌させた後、前記円筒部
材31を軸線方向に圧縮して減肉部分37を半径方向外
側に膨出させ、フランジ部材32の凹溝32bに内嵌す
ることによりフランジ部33を形成する
量産性を高めることができるモータ回転軸およびその製
造方法を提供する。 【構成】モータ回転軸30の本体部分を構成する円筒部
材31の内周面に、周方向に伸びる凹溝36を刻設して
円筒部材31の壁厚を減じた減肉部分37を形成すると
ともに、内周面に略U字形断面の凹溝32bが刻設され
た環状のフランジ部材32を、その凹溝32bが減肉部
分37と半径方向に対向するように軸線方向に位置決め
して円筒部材31の外周面に外嵌させた後、前記円筒部
材31を軸線方向に圧縮して減肉部分37を半径方向外
側に膨出させ、フランジ部材32の凹溝32bに内嵌す
ることによりフランジ部33を形成する
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータの回転軸に関し、
より詳しくは、モータの回転軸を他の部材と一体に回転
するようにフランジ結合するために用いるフランジ部の
形成方法の改良に関する。
より詳しくは、モータの回転軸を他の部材と一体に回転
するようにフランジ結合するために用いるフランジ部の
形成方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、実開平4−54459号公報
や実公平5−44576号公報に示されるように、モー
タを用いて運転者のステアリング操作力をパワーアシス
トするようにされたステアリング機構が用いられてい
る。図4はこのようなステアリング機構のモータ10部
分を示すもので、図中符号1はラック&ピニオン形ステ
アリング機構のラック軸で、その両端部にはタイヤを回
転支持するナックルに連結される図示されないタイロッ
ドが接続されるとともに、その外周面の一部にはボール
ネジのネジ溝2が螺設されている。そして、このネジ溝
2に螺合するボールネジナット3の端部に垂設されてい
るフランジ3aと、モータ10の中空円筒状のモータ回
転軸4の端部に垂設されているフランジ4aとは、複数
のボルト5を用いて互いにフランジ結合されている。こ
れにより、モータ10に電力を供給してモータ回転軸4
を回転させることによりボールネジナット3を一体的に
回転させることができ、もってラック軸1を図示左右方
向に往復動させてタイヤの向きを変え、自動車の進行方
向を操舵するようにされている。
や実公平5−44576号公報に示されるように、モー
タを用いて運転者のステアリング操作力をパワーアシス
トするようにされたステアリング機構が用いられてい
る。図4はこのようなステアリング機構のモータ10部
分を示すもので、図中符号1はラック&ピニオン形ステ
アリング機構のラック軸で、その両端部にはタイヤを回
転支持するナックルに連結される図示されないタイロッ
ドが接続されるとともに、その外周面の一部にはボール
ネジのネジ溝2が螺設されている。そして、このネジ溝
2に螺合するボールネジナット3の端部に垂設されてい
るフランジ3aと、モータ10の中空円筒状のモータ回
転軸4の端部に垂設されているフランジ4aとは、複数
のボルト5を用いて互いにフランジ結合されている。こ
れにより、モータ10に電力を供給してモータ回転軸4
を回転させることによりボールネジナット3を一体的に
回転させることができ、もってラック軸1を図示左右方
向に往復動させてタイヤの向きを変え、自動車の進行方
向を操舵するようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、モータ
回転軸4の端部にはフランジ4aが垂設されているが、
従来はこのフランジ4aを形成するために円筒状の金属
素材の一端を鍛造加工等により変形させ、フランジ4a
を機械加工により削り出せるようにしていた。これによ
り、モータ回転軸4を製造するための加工工数を費やす
ばかりでなく、モータ回転軸4の内径寸法等の精度を管
理するための管理工数が増加することとなって、従来の
モータ回転軸はその製造コストが高いばかりでなく量産
性も低いという問題があった。
回転軸4の端部にはフランジ4aが垂設されているが、
従来はこのフランジ4aを形成するために円筒状の金属
素材の一端を鍛造加工等により変形させ、フランジ4a
を機械加工により削り出せるようにしていた。これによ
り、モータ回転軸4を製造するための加工工数を費やす
ばかりでなく、モータ回転軸4の内径寸法等の精度を管
理するための管理工数が増加することとなって、従来の
モータ回転軸はその製造コストが高いばかりでなく量産
性も低いという問題があった。
【0004】そこで本発明は上記の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、製造コストを低減することができる
とともに、量産性を高めることができるモータ回転軸お
よびその製造方法を提供することを目的とする。
れたものであって、製造コストを低減することができる
とともに、量産性を高めることができるモータ回転軸お
よびその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のモータ回転軸は、円周方向に延
びる断面略U字形の凹溝が内周面に刻設された環状のフ
ランジ部材を筒状部材の外周面に外嵌するとともに、前
記筒状部材の壁面を半径方向外側に膨出させて前記凹溝
に内嵌させたことを特徴とする。また、請求項2に記載
のモータ回転軸は、請求項1に記載のモータ回転軸のフ
ランジ部材の前記凹溝に、前記筒状部材と回転方向に係
合する係止部を設けたことを特徴とする。さらに、請求
項3に記載のモータ回転軸の製造方法は、円筒部材の内
周面に周方向に伸びる凹溝を刻設して前記円筒部材の壁
厚を減じた減肉部分を形成するとともに、内周面に凹溝
が刻設された環状のフランジ部材をその凹溝が前記減肉
部分と半径方向に対向するように軸線方向に位置決めし
て前記円筒部材の外周面に外嵌させた後、前記円筒部材
を軸線方向に圧縮して前記減肉部分を半径方向外側に膨
出させ前記フランジ部材の凹溝に内嵌してフランジ部を
形成することを特徴とする。
めに、請求項1に記載のモータ回転軸は、円周方向に延
びる断面略U字形の凹溝が内周面に刻設された環状のフ
ランジ部材を筒状部材の外周面に外嵌するとともに、前
記筒状部材の壁面を半径方向外側に膨出させて前記凹溝
に内嵌させたことを特徴とする。また、請求項2に記載
のモータ回転軸は、請求項1に記載のモータ回転軸のフ
ランジ部材の前記凹溝に、前記筒状部材と回転方向に係
合する係止部を設けたことを特徴とする。さらに、請求
項3に記載のモータ回転軸の製造方法は、円筒部材の内
周面に周方向に伸びる凹溝を刻設して前記円筒部材の壁
厚を減じた減肉部分を形成するとともに、内周面に凹溝
が刻設された環状のフランジ部材をその凹溝が前記減肉
部分と半径方向に対向するように軸線方向に位置決めし
て前記円筒部材の外周面に外嵌させた後、前記円筒部材
を軸線方向に圧縮して前記減肉部分を半径方向外側に膨
出させ前記フランジ部材の凹溝に内嵌してフランジ部を
形成することを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1に記載のモータ回転軸においては、そ
のフランジ部を、モータ回転軸の本体部分を構成する筒
状部材の端部に環状のフランジ部材を外嵌することによ
り形成するので、フランジを削り出せるように筒状部材
の端部を鍛造成形等により変形させる必要がない。請求
項2に記載のモータ回転軸においては、フランジ部材の
凹溝に設けた係止部においてフランジ部材と筒状部材と
が回転方向に係合するので、フランジ部材と筒状部材と
が一体に回転するように確実に係止することができる。
請求項3および請求項4に記載のモータ回転軸の製造方
法においては、筒状部材の壁厚を減じた減肉部分を半径
方向外側に膨出させることにより環状のフランジ部材の
内周面に設けた凹溝に内嵌させるので、筒状部材とフラ
ンジ部材とを容易に接続することができるばかりでな
く、筒状部材の寸法管理工数を低減することができる。
のフランジ部を、モータ回転軸の本体部分を構成する筒
状部材の端部に環状のフランジ部材を外嵌することによ
り形成するので、フランジを削り出せるように筒状部材
の端部を鍛造成形等により変形させる必要がない。請求
項2に記載のモータ回転軸においては、フランジ部材の
凹溝に設けた係止部においてフランジ部材と筒状部材と
が回転方向に係合するので、フランジ部材と筒状部材と
が一体に回転するように確実に係止することができる。
請求項3および請求項4に記載のモータ回転軸の製造方
法においては、筒状部材の壁厚を減じた減肉部分を半径
方向外側に膨出させることにより環状のフランジ部材の
内周面に設けた凹溝に内嵌させるので、筒状部材とフラ
ンジ部材とを容易に接続することができるばかりでな
く、筒状部材の寸法管理工数を低減することができる。
【0007】
【実施例】本発明のモータ回転軸およびその製造方法の
1実施例について、以下に図面に基づいて詳細に説明す
る。ここで、図1は本発明に係るモータ回転軸の1実施
例のフランジ部を示す縦断面図、図2は本発明に係るモ
ータ回転軸の製造方法の1実施例を説明する説明図、図
3は本発明に係るモータ回転軸の他の実施例を示す横断
面図である。
1実施例について、以下に図面に基づいて詳細に説明す
る。ここで、図1は本発明に係るモータ回転軸の1実施
例のフランジ部を示す縦断面図、図2は本発明に係るモ
ータ回転軸の製造方法の1実施例を説明する説明図、図
3は本発明に係るモータ回転軸の他の実施例を示す横断
面図である。
【0008】図1に示すように、本実施例のモータ回転
軸30においては、円筒部材31の端部外周面に円環状
のフランジ部材32を外嵌することによりフランジ部3
3が形成されている。
軸30においては、円筒部材31の端部外周面に円環状
のフランジ部材32を外嵌することによりフランジ部3
3が形成されている。
【0009】前記円筒部材31は一定の肉厚を有するパ
イプで、そのボールネジナット3側の端部には一般部分
より肉厚の薄い減肉部分37が設けられている。前記フ
ランジ部材32は厚肉円環状の部材で、その内周面32
aが前記円筒部材31の外周面に外嵌されるようになっ
ているとともに、内周面32aには断面略U字形の凹溝
32bが円周方向の全周にわたって刻設されている。そ
して円筒部材31の減肉部分37を半径方向に膨出させ
ることによりその外周面を凹溝32bの表面に密着させ
て摩擦係合させ、もってフランジ部材32が円筒部材3
1に対して軸線方向および円周方向に相対変位しないよ
うに係止している。これにより、フランジ部材32のボ
ルト挿通孔32cに挿通された複数のボルト5をボール
ネジナット3のフランジ3aに螺着することにより、こ
のモータ回転軸30とボールネジナット3とが一体に回
転するようにされている。
イプで、そのボールネジナット3側の端部には一般部分
より肉厚の薄い減肉部分37が設けられている。前記フ
ランジ部材32は厚肉円環状の部材で、その内周面32
aが前記円筒部材31の外周面に外嵌されるようになっ
ているとともに、内周面32aには断面略U字形の凹溝
32bが円周方向の全周にわたって刻設されている。そ
して円筒部材31の減肉部分37を半径方向に膨出させ
ることによりその外周面を凹溝32bの表面に密着させ
て摩擦係合させ、もってフランジ部材32が円筒部材3
1に対して軸線方向および円周方向に相対変位しないよ
うに係止している。これにより、フランジ部材32のボ
ルト挿通孔32cに挿通された複数のボルト5をボール
ネジナット3のフランジ3aに螺着することにより、こ
のモータ回転軸30とボールネジナット3とが一体に回
転するようにされている。
【0010】次に、図2を用いて、前記フランジ部33
を形成する方法について説明する。まず、図2(a)に
示すように、円環状のフランジ部材32の内周面32a
に略U字形断面を有する凹溝32bを円周方向の全周に
わたって刻設する。そして、円筒部材31の内周面34
の、端面35から軸線方向に所定距離Lだけ離れた位置
に幅Wを有する凹溝36を刻設することにより、壁厚Y
が一般部分の壁厚Xより減肉された減肉部分37を形成
する。なお、特に本実施例においては、円筒部材の一般
部分の壁厚Xと減肉部分37の壁厚Yとの関係が、Y≦
X−Yとなるように設定している。そして、図2(b)
に示すように、前記減肉部分37とフランジ部材32の
前記凹溝32bとが半径方向に対向するように軸線方向
の位置決めをしながら、フランジ部材32を円筒部材3
1の外周面に外嵌する。その後、図2(c)に示すよう
に、円筒部材31の端面35を軸線方向に押圧すると、
円筒部材の一般部分の壁厚Xと減肉部分37の壁厚Yと
の関係が上述のように設定されているので、円筒部材3
1を軸線方向に押圧する力は減肉部分37を半径方向外
向きに広げるように作用し、前記減肉部分37は座屈し
て半径方向外側に膨出させられ、もってフランジ部材3
2の内周面32aと凹溝32bに沿って内嵌させられ
る。 これにより、フランジ部材32と円筒部材31と
が一体に接続されて、互いに軸線方向に変位しないよう
に係止される。
を形成する方法について説明する。まず、図2(a)に
示すように、円環状のフランジ部材32の内周面32a
に略U字形断面を有する凹溝32bを円周方向の全周に
わたって刻設する。そして、円筒部材31の内周面34
の、端面35から軸線方向に所定距離Lだけ離れた位置
に幅Wを有する凹溝36を刻設することにより、壁厚Y
が一般部分の壁厚Xより減肉された減肉部分37を形成
する。なお、特に本実施例においては、円筒部材の一般
部分の壁厚Xと減肉部分37の壁厚Yとの関係が、Y≦
X−Yとなるように設定している。そして、図2(b)
に示すように、前記減肉部分37とフランジ部材32の
前記凹溝32bとが半径方向に対向するように軸線方向
の位置決めをしながら、フランジ部材32を円筒部材3
1の外周面に外嵌する。その後、図2(c)に示すよう
に、円筒部材31の端面35を軸線方向に押圧すると、
円筒部材の一般部分の壁厚Xと減肉部分37の壁厚Yと
の関係が上述のように設定されているので、円筒部材3
1を軸線方向に押圧する力は減肉部分37を半径方向外
向きに広げるように作用し、前記減肉部分37は座屈し
て半径方向外側に膨出させられ、もってフランジ部材3
2の内周面32aと凹溝32bに沿って内嵌させられ
る。 これにより、フランジ部材32と円筒部材31と
が一体に接続されて、互いに軸線方向に変位しないよう
に係止される。
【0011】なお、図3に示すように、フランジ部材3
2の前記凹溝32bを円周方向の全周にわたって設ける
のではなく、平坦な底面を有する係止部32dを円周方
向に部分的に設けると、半径方向外側に膨出させられた
減肉部分37の壁面が凹溝32bおよび係止部32dの
底面にそれぞれ密着することとなって、円筒部材31と
の結合において、互いの回転方向の結合力をより高める
ことができる。また、円筒部材31の外周面31a、お
よびフランジ部材32の内周面32aにスプラインを刻
設し、両スプラインを互いに係合させることにより、円
筒部材31とフランジ部材32との回転方向に係合力を
増加させることとしても良い。もしくは、円筒部材31
とフランジ部材32とを一体に嵌合した後に、キー溝を
穿設してキーを挿入することにより、円筒部材31とフ
ランジ部材32とを回転方向に係合することとしても良
い。また、本実施例の減肉部分の肉厚の設定は、好まし
い実施例として述べたものであって、この設定値は、用
いる材料や加工方法等により適宜設定すれば良く、要す
るに減肉部分を形成すれば同様の座屈変化をさせること
は可能である。なお、減肉部分37の膨出後において、
端部35の内径は、中空状のモータ回転軸30の内径に
等しいか、もしくはそれより大きく設定されており、ラ
ック軸1の動作に影響を与えることはない。これは、素
材の硬度と前記所定距離LとWの比率および減肉部分の
肉厚X、また加工条件等により設定されるようになって
いる。
2の前記凹溝32bを円周方向の全周にわたって設ける
のではなく、平坦な底面を有する係止部32dを円周方
向に部分的に設けると、半径方向外側に膨出させられた
減肉部分37の壁面が凹溝32bおよび係止部32dの
底面にそれぞれ密着することとなって、円筒部材31と
の結合において、互いの回転方向の結合力をより高める
ことができる。また、円筒部材31の外周面31a、お
よびフランジ部材32の内周面32aにスプラインを刻
設し、両スプラインを互いに係合させることにより、円
筒部材31とフランジ部材32との回転方向に係合力を
増加させることとしても良い。もしくは、円筒部材31
とフランジ部材32とを一体に嵌合した後に、キー溝を
穿設してキーを挿入することにより、円筒部材31とフ
ランジ部材32とを回転方向に係合することとしても良
い。また、本実施例の減肉部分の肉厚の設定は、好まし
い実施例として述べたものであって、この設定値は、用
いる材料や加工方法等により適宜設定すれば良く、要す
るに減肉部分を形成すれば同様の座屈変化をさせること
は可能である。なお、減肉部分37の膨出後において、
端部35の内径は、中空状のモータ回転軸30の内径に
等しいか、もしくはそれより大きく設定されており、ラ
ック軸1の動作に影響を与えることはない。これは、素
材の硬度と前記所定距離LとWの比率および減肉部分の
肉厚X、また加工条件等により設定されるようになって
いる。
【0012】
【発明の効果】本発明のモータ回転軸においては、この
モータ回転軸を他の部材にフランジ結合するフランジ
を、円周方向に延びる断面略U字形の凹溝が内周面に刻
設された環状のフランジ部材を筒状部材の外周面に外嵌
するとともに、前記筒状部材の壁面を半径方向外側に膨
出させて前記凹溝に内嵌させることにより形成するの
で、従来のように筒状部材の端部を鍛造加工して変形さ
せフランジを削り出せるように加工する必要が無い。し
たがって、モータ回転軸製造時の加工工数および寸法管
理工数を低減して製造コストを低下させることができる
ばかりでなく、量産性を高めることができる。また、本
発明のモータ回転軸の製造方法においては、筒状部材の
壁厚を減じた減肉部分を半径方向外側に膨出させて環状
のフランジ部材の内周面に設けた凹溝に内嵌させるの
で、筒状部材とフランジ部材とを容易に一体に接続する
ことができる。したがって、本発明によれば、製造コス
トを低減することができるとともに、量産性を高めるこ
とができるモータ回転軸およびその製造方法を提供する
ことができる。
モータ回転軸を他の部材にフランジ結合するフランジ
を、円周方向に延びる断面略U字形の凹溝が内周面に刻
設された環状のフランジ部材を筒状部材の外周面に外嵌
するとともに、前記筒状部材の壁面を半径方向外側に膨
出させて前記凹溝に内嵌させることにより形成するの
で、従来のように筒状部材の端部を鍛造加工して変形さ
せフランジを削り出せるように加工する必要が無い。し
たがって、モータ回転軸製造時の加工工数および寸法管
理工数を低減して製造コストを低下させることができる
ばかりでなく、量産性を高めることができる。また、本
発明のモータ回転軸の製造方法においては、筒状部材の
壁厚を減じた減肉部分を半径方向外側に膨出させて環状
のフランジ部材の内周面に設けた凹溝に内嵌させるの
で、筒状部材とフランジ部材とを容易に一体に接続する
ことができる。したがって、本発明によれば、製造コス
トを低減することができるとともに、量産性を高めるこ
とができるモータ回転軸およびその製造方法を提供する
ことができる。
【図1】本発明に係るモータ回転軸の1実施例のフラン
ジ部を示す縦断面図である。
ジ部を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係るモータ回転軸の製造方法を説明す
る断面図である。
る断面図である。
【図3】本発明に係るモータ回転軸の好ましい実施例を
示す、図1におけるIII−III線に沿う横断面図である。
示す、図1におけるIII−III線に沿う横断面図である。
【図4】従来のステアリング機構のモータ部分の断面図
である。
である。
1 ラック軸 2 ボールネジのネジ溝 3 ボールネジナット 4 モータ回転軸 5 ボルト 30 本発明に係る1実施例のモータ回転軸 31 円筒部材 32 フランジ部材 33 フランジ部 34 内周面 35 端面 36 凹溝 37 減肉部分
Claims (4)
- 【請求項1】円周方向に延びる断面略U字形の凹溝が内
周面に刻設された環状のフランジ部材を筒状部材の外周
面に外嵌するとともに、前記筒状部材の壁面を半径方向
外側に膨出させて前記凹溝に内嵌させたことを特徴とす
るモータ回転軸。 - 【請求項2】前記フランジ部材の凹溝に、前記筒状部材
と回転方向に係合する係止部を設けたことを特徴とする
請求項1に記載のモータ回転軸。 - 【請求項3】円筒部材の内周面に周方向に伸びる凹溝を
刻設して前記円筒部材の壁厚を減じた減肉部分を形成す
るとともに、内周面に凹溝が刻設された環状のフランジ
部材をその凹溝が前記減肉部分と半径方向に対向するよ
うに軸線方向に位置決めして前記円筒部材の外周面に外
嵌させた後、前記円筒部材を軸線方向に圧縮して前記減
肉部分を半径方向外側に膨出させ、前記フランジ部材の
凹溝に内嵌してフランジ部を形成することを特徴とする
モータ回転軸の製造方法。 - 【請求項4】前記減肉部分の肉厚は、前記円筒部材の壁
厚の1/2以下であることを特徴とする請求項3に記載
のモータ回転軸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6072332A JPH07284253A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | モータ回転軸およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6072332A JPH07284253A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | モータ回転軸およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07284253A true JPH07284253A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13486236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6072332A Withdrawn JPH07284253A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | モータ回転軸およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07284253A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009177877A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Oriental Motor Co Ltd | シリンダ型アクチュエータ |
| JP2011172449A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Minebea Co Ltd | ファンモータおよびファンモータ用シャフト |
-
1994
- 1994-04-11 JP JP6072332A patent/JPH07284253A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009177877A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Oriental Motor Co Ltd | シリンダ型アクチュエータ |
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