JPH07285115A - 泥漿鋳込み成形装置 - Google Patents

泥漿鋳込み成形装置

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JPH07285115A
JPH07285115A JP8034294A JP8034294A JPH07285115A JP H07285115 A JPH07285115 A JP H07285115A JP 8034294 A JP8034294 A JP 8034294A JP 8034294 A JP8034294 A JP 8034294A JP H07285115 A JPH07285115 A JP H07285115A
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JP
Japan
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station
mold
molding
casting
sludge
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JP8034294A
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English (en)
Inventor
Taiichi Aso
泰一 麻生
Masanobu Kueda
正信 久枝
Shinichi Hirashiro
伸一 平城
Satoru Kawano
悟 川野
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、衛生陶器を製造するのに好適な泥
漿鋳込み装置であって、特に鋳込み型の交換を効率よく
行える泥漿鋳込み装置に関する。 【構成】 型替ステーションを別個に設け、成形ステー
ションで型組された鋳込み型全体を鋳込み型搬送手段に
より型替ステーションに搬送し、そこで不良型と良好型
とを交換するので、人手による作業負荷が軽減される。
また、型交換が短時間で行え、成形作業の中断を最小限
にすることができ、成形効率がよい。 また、鋳込み型
搬送手段として移動台車を使用することにより新たな鋳
込み型搬送手段が不要となり、泥漿鋳込み成形装置の構
造が簡略化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛生陶器を製造するの
に好適な泥漿鋳込み装置であって、特に鋳込み型の交換
が効率よく行える泥漿鋳込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】洋風便器等の衛生陶器を加圧鋳込み成形
する装置として特開平3-69304号公報に記載されている
泥漿鋳込み成形装置がある。
【0003】この泥漿鋳込み成形装置は、図9〜図11に
示すように、泥漿を、上型146,左右型147a,147b,下型14
8 からなる鋳込み型140 に流し込んで成形体W1を成形す
る成形ステーション110 と、成形後の成形体W1を鋳込み
型140 から離型する脱型ステーション120 とを隣接して
配設し、かつ、同脱型ステーション120 で鋳込み型140
から成形体W1を脱型するため、成形ステーション110 で
成形体W1と上型146,下型148 とを離脱させた後、成形体
W1を保持した左右型147a,147b を成形ステーション110
から脱型ステーション120 に搬送する移動台車130 を有
している。
【0004】上記構成を有する泥漿鋳込み成形装置にお
いて、鋳込み型140 が破損したり、鋳込み型140 の内部
に目詰まり等による着肉不良等が発生し、その結果、不
良型を良好型と交換する必要が生じた場合は、成形ステ
ーション110 の脱型ステーション120 と反対をなす側か
ら、フォークリフト等の昇降装置を用いて不良型を搬出
し、その後、良好型を搬入している。
【0005】即ち、図9において、成形ステーション11
0 の成形ステーション用枠体112 内で、上型146,左右型
147a,147b,下型148 からなる鋳込み型140 を型組みした
状態で、シリンダユニット149 のピストンロッド端に連
結された吊り下げプレート145 と上型146 を固定するボ
ルト (図示しない) を外し、また、吊り下げプレート14
5 にボルト (図示しない) で固定されているフック143
を離脱する。
【0006】また、成形ステーション用枠体112 下部の
底板141 と下型148 を固定するボルト (図示しない) を
外す。
【0007】その後、シリンダユニット149 のピストン
ロッドを後退させて、吊り下げプレート145 を上昇させ
る。
【0008】そして、底板141 に設けたフォーク挿入溝
142 にフォークリフトのフォークを挿入して、不良型を
持ち上げ・搬送し、一方、良好型を、フォークリフトに
よって成形ステーション110 に移送し、底板141 の上に
良好型を載置し、ジャッキ等を用いて、人手作業によ
り、所定の位置に位置決めした後、ボルトで取り付けて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加圧鋳込み成
形に使用する鋳込み型140 は、大型で重量が重く、フォ
ークリフトで成形ステーション用枠体112 に鋳込み型14
0 を載置する際、鋳込み型140 を載せたフォークリフト
のフォークがフォーク挿入溝142 に嵌合するように、フ
ォークリフト及びフォークの位置決めに時間がかかる。
【0010】また、鋳込み型140 を底板142 上に載置し
た後、所定の位置への位置決めを人手によってジャッキ
等を用いて行うため、時間を要し、作業負荷が大きい作
業となる。
【0011】また、その間、成形作業が中断することに
なり、成形作業能率が悪くなる。
【0012】本発明の目的は、型破損・着肉不良等が発
生して鋳込み型を交換することが必要な場合に、短時間
で型交換が行え、作業者の作業負荷を軽減し、成形効率
も向上することができる泥漿鋳込み成形装置を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、泥漿を鋳込み
型に流し込み、成形体を成形する成形ステーションと、
この成形体を鋳込み型から離型する脱型ステーション
と、鋳込み型を成形ステーションと脱型ステーションと
の間を往復移動可能とした泥漿鋳込み成形装置におい
て、脱型ステーションの成形ステーションと対向する側
と反対側に型替ステーションを設け、鋳込み型を、鋳込
み型搬送手段を介して、成形ステーションと型替ステー
ションとの間で往復移動可能としたことを特徴とする泥
漿鋳込み成形装置に係るものである。
【0014】本発明は、また、泥漿を鋳込み型に流し込
み、成形体を成形する成形ステーションと、この成形体
を鋳込み型から離型する脱型ステーションと、鋳込み型
を成形ステーションと脱型ステーションとの間を往復移
動可能とした泥漿鋳込み成形装置において、成形ステー
ションと脱型ステーションとの間に型替ステーションを
設け、鋳込み型を、鋳込み型搬送手段を介して、前記成
形ステーションと型替ステーションとの間で往復移動可
能としたことを特徴とする泥漿鋳込み成形装置に係るも
のである。
【0015】本発明は、また、泥漿を鋳込み型に流し込
み、成形体を成形する成形ステーションと、この成形体
を鋳込み型から離型する脱型ステーションと、鋳込み型
を成形ステーションと脱型ステーションとの間を往復移
動可能とした泥漿鋳込み成形装置において、成形ステー
ションの脱型ステーションと対向する側と反対側に型替
ステーションを設け、鋳込み型を、鋳込み型搬送手段を
介して、前記成形ステーションと型替ステーションとの
間で往復移動可能としたことを特徴とする泥漿鋳込み成
形装置に係るものである。
【0016】本発明は、さらに、上記した泥漿鋳込み成
形装置において、成形ステーションと、脱型ステーショ
ンと、型替ステーションとを、共通架台に長手方向に間
隔を開けて設け、かつ、鋳込み型搬送手段を、共通架台
の上面を走行可能な移動台車によって構成したことにも
構成上の特徴を有する。
【0017】
【実施例】以下、添付図に示す実施例を参照して、本発
明に係る泥漿鋳込み成形装置Aを具体的に説明する。
【0018】なお、以下の実施例は、図1〜図6に示す
ように、上型43、左右の側型42、42、下型41の4つの部
分型によって構成される鋳込み型40を用いて、腰掛け便
器を成形するのに用いられる泥漿鋳込み成形装置Aに関
する。
【0019】(実施例1)本実施例に係る泥漿鋳込み成形
装置Aを、図1〜図4を参照して説明する。
【0020】なお、図1〜図4は、いずれも、本実施例
に係る泥漿鋳込み成形装置Aの正面図である。
【0021】図示するように、泥漿鋳込み成形装置A
は、その基本構成として、基礎2上に固定ボルト等によ
って強固に設置された長尺の枠組構造体からなる共通架
台3と、同共通架台3に、長手方向に間隔を開けて配設
された、成形ステーション10と、脱型ステーション20
と、型替ステーション70と、これらステーション10,20,
70間を往復移動する移動台車30とからなる。尚、図面は
内部の構成を示す都合上、一部の部材を省略している。
【0022】次に、上記した基本構成における、各構成
部分について詳細に説明する。
【0023】成形ステーション10 図1〜図4に示すように、成形ステーション10は、共通
架台3の一側 (図中の右側) に位置しており、同成形ス
テーション10において、左右端を開口した縦長の矩形枠
構造を具備する成形ステーション用枠体12が、共通架台
3に、長手方向に揺動自在に取付けられている。
【0024】即ち、共通架台3の上部に、一対の軸受ブ
ロック11、11 (手前の軸受ブロックは省略している) が
載置されており、この軸受ブロック11,11 に、成形ステ
ーション用枠体12の中央部両側に突設した枢軸12d,12d
が回動自在に枢支されることになる。
【0025】成形ステーション用枠体12は、本実施例で
は、図1に示すように、2面の縦パネル12a,12a と、こ
れらを上端及び下端で連結する水平パネル12b,12c とか
らなる。そして、縦パネル12a,12a は図面表裏方向に離
間しており、かつ、その中央部に、上記したように、軸
受ブロック11、11によって枢支される枢軸12d,12d が突
設されている。
【0026】水平パネル12c には、鋳込み型40の下型41
を載置・位置決めするための手段として、突起部48,48
が設けられ、一方、下型41には前記突起部48,48 に嵌合
する凹部49,49 が設けられている。
【0027】また、成形ステーション用枠体12は、共通
架台3の上面に沿って伸延するレール13,13 を取付けて
おり、同レール13,13 は、後述する脱型ステーション20
に設けたレール22,22 の延長線上に位置するとともに、
後述する傾動シリンダ14の作動によって、成形ステーシ
ョン用枠体12と一体的に傾斜することになる。
【0028】脱型ステーション20 図1〜図4に示すように、共通架台3の中央部上部に
は、脱型ステーション用枠体21が立設されている。この
脱型ステーション用枠体21は、縦ビーム21a,21aと、水
平ビーム21b と、この水平ビーム21b と隣の図示せぬ水
平ビームとを連結する横ビーム21c,21c とからなる。こ
の横ビーム21c,21c の作用で、脱型ステーション用枠体
21は、図面表裏方向に大きな剛性を有する。
【0029】また、脱型ステーション用枠体21には、共
通架台3の上面に沿って、レール22,22 が固設されてお
り、同レール22,22 の左端は、後述する型替ステーショ
ン70まで伸延しており、右端は、成形ステーション用枠
体12に設けたレール13,13 と連絡されることになる。
【0030】さらに、水平ビーム21b の左側伸延部21b-
1 には、傾動シリンダ14の基端が枢支連結されており、
同傾動シリンダ14の伸縮ロッド14a の先端は、成形ステ
ーション用枠体12の中央部にブラケットを介して枢支連
結されている。
【0031】かかる構成によって、傾動シリンダ14の作
動によって、成形ステーション用枠体12を傾倒すること
ができる。
【0032】また、脱型ステーション用枠体21の直下を
なす、共通架台3の中央下部には、鋳込み型40から脱型
された成形体Wを受ける脱型コンベア50が配設され、脱
型コンベア50は、好ましくは、パンクダラフ式昇降機構
(図示せず) を備え、図面表裏方向に走行することがで
きる。
【0033】型替ステーション70 図1〜図4に示すように、共通架台3の左端部には、型
替ステーション70が位置している。
【0034】同型替ステーション70の上部をなす共通架
台3上には、脱型ステーション用枠体21に配設したレー
ル22、22が延設され、延設レール22a,22a を形成してい
る。
【0035】そして、同延設レール22a,22a の直下方を
なす基礎2上には、レール61、61が敷設されており、同
レール61,61 上に、型替台車60が、図面表裏方向に走行
可能に載置されている。
【0036】型替台車60は、その上面に型載置部62を具
備しており、同型載置部62の上面には、位置決め用突起
63,63,63,63 が取付けられている。
【0037】また、図7に示すように、型載置部62は、
不良型と良好型とを同時に載置可能とするため、2個の
鋳込み型40を、長手方向に並列状態に載置可能な長矩形
形状の載置面を有する。
【0038】移動台車30 図1〜図4に示すように、移動台車30は、レール13,22,
22a 上を転動可能な4個の車輪31を具備するとともに、
その一側車軸32を正逆回転させるための減速機付モータ
33を、台車本体上に載置している。
【0039】かかる構成によって、移動台車30は、共通
架台3上を全長にわたって移動できる、即ち、移動台車
30は、成形ステーション10と、脱型ステーション20と、
型替ステーション70との間を自在に移動することができ
ることになる。
【0040】また、移動台車30は、シリンダユニット34
を縦向きに取付けており、同シリンダユニット34のピス
トンロッド34a は、垂直下方に進退自在に伸延してお
り、その伸延端に、鋳込み型40を着脱自在に連結するこ
とができる。
【0041】即ち、本実施例において、鋳込み型40の下
型41は、成形ステーション用枠体12の水平パネル12
c にボルト46,46 で固定されており、上型43は前記ピ
ストンロッド34a の先端に係合された吊り下げプレート
45にボルト (図示せず) で取り付けられている。
【0042】また、図1〜図4において、35、35は、鋳
込み型40の上型43を、水平に保ったまま昇降移動させる
ためのガイドである。
【0043】なお、鋳込み型40は、その側型42、42の側
面に突起部42a 、42a を備え、前記プレート45から垂下
したフック部材43a,43a で吊り上げるように構成してい
る。
【0044】工程説明 次に、上記構成を有する泥漿鋳込み成形装置Aによる、
泥漿鋳込み成形の工程について、図1, 図3及び図4を
参照して説明する。
【0045】まず、傾動シリンダ14を作動させて、成形
ステーション用枠体12を所定角度、例えば、50°以下)
傾斜させ、次に排泥バルブV2を閉じ、泥漿供給バルブ
V1を開けて、下型41の最下部に接続する泥漿給排ホー
スT1を介して図示せぬ泥漿供給源から鋳込み型40へ泥
漿を供給する。
【0046】鋳込み型40は、外層をコンクリート、内層
を連続気孔を有する多孔質層とした2層構造であって、
内外層の境界に多数の導水通路を設けた構成である。
【0047】よって、泥漿を鋳込み型40内のキャビティ
に充填した後に、図示せぬポンプあるいは増圧器を用い
てキャビティ内の泥漿を5〜20気圧程度加圧する。前記
内層は、水分のみを通過せしめるので、内層表面に粘土
分のみが着肉成長し、徐々に成形体を形成する。一方、
通過水分は、前記導水通路を介して、ホースT2・・・
及び脱型用3方バルブV4・・・の排水口を通って外部
に排出される。なお、前記バルブV4・・・は、複数の
ホースT2・・・のそれぞれに介設されている。
【0048】所定期間経過後に、傾動シリンダ14を再度
作動して、成形ステーション用枠体12の傾斜角を所定確
度 (例えば、50°以下) とし、泥漿供給バルブV1を閉
じ、排泥バルブV2を開け、加圧空気バルブV3を開放
してキャビティ内に圧縮空気を供給して、未着泥漿を型
外に排出除去する。このことで、鋳込み型40には、含水
粘土質の成形体Wのみが残存する。
【0049】未着泥漿の排出完了後、排泥バルブV2を
閉じ、更に所定時間キャビティ内に圧縮空気を供給して
成形体Wの水分を減少させる。
【0050】次に、傾動シリンダ14を逆に作動させて、
図1に示す姿に成形ステーション用枠体12を戻し、続い
て下型41及び上型43の各専用の脱型用3方バルブV4・
・・を切り替えて、適当な空気圧をホースT2を介し
て、下型41及び上型43内の導水通路にかけると、この空
気が鋳型内の残留水を成形体Wと鋳込み型40との間の境
界部に移動させ、境界面に水膜を作り下型41及び上型43
と成形体Wを分離する。
【0051】同時に、ピストンロッド34a を後退させ、
成形体Wから分離した上型43が上昇し、上昇の途中から
フック部材43a,43a が突起部42a,42a に当接して左右の
側型42,42 を吊り上げる。これら側型42,42 は成形体W
を把持したままで上昇する。
【0052】従って、側型42,42 は成形体Wを搬送する
鋳型の作用をなす。
【0053】また、前記型ばらしの際に型合わせ面等か
ら落下する水や泥漿は、成形ステーション10の下部に設
けた水受け15によって受けられる。
【0054】移動台車30は、上型43と、側型42,42 と成
形体Wを吊下しつつ、レール13,22上を脱型ステーショ
ン20中心まで走行する (図4参照) 。
【0055】次に、シリンダユニット34のピストンロッ
ド34a を前進させて、上型43, 側型42,42 並びに成形体
Wを下降せしめ、続いてコンベア50に載置されている受
け盤状受け栃51を成形体Wに当接するまで上昇させる。
【0056】受け栃51で成形体Wを支持しつつ、側型4
2,42 内の導水通路に圧縮空気を吹き込み、成形体Wを
成形体搬送鋳型としての側型42,42 から脱型した後、図
示せぬ側型開閉手段によって側型42,42 を図表裏方向に
開く。
【0057】成形体Wは、受け栃51に支承されつつコン
ベア50の作用で下降し、かつ、図面奥方向へ水平搬送さ
れ、次工程に臨む。
【0058】一方、空になった側型42,42 は、図示せぬ
側型開閉手段によって閉じ、型組みした後、上型43と共
にピストンロッド34a によって、図1の状態まで引き上
げられる。移動台車30はレール22,13 上を成形ステーシ
ョン10の中心まで走行し、続いて上型43及び側型42,42
を下降せしめる。
【0059】成形ステーション10には、下型41が待機し
ているので、この底型41に先ず側型42,42 が載り、次に
これら側型42,42 に上型43が載る (図1参照) 。
【0060】これら鋳込み型40は、ピストンロッド34a
と成形ステーション用枠体12の水平パネル12c で挟持さ
れ、型締めされる。なお、側型42,42 は、図示せぬ水平
シリンダで型締めされている。
【0061】これで、初めの状態に戻ったので、成形ス
テーション用枠体12を傾動させ、泥漿の流し込みを実施
すればよい。
【0062】次に、上記した鋳込み型40が不良型となっ
た場合に必要となる型交換の動作について説明する。
【0063】まず、成形ステーション10において、成形
ステーション用枠体12を水平状態にして鋳込み型40を型
組みする。
【0064】水平パネル12c に固定している下型41の固
定ボルト46,46 を取り外し、一方、同下型41を左右の側
型42,42 にボルト47,47 等で固定する。
【0065】上型43を吊り下げプレート45から外すとと
もに、シリンダユニット34のピストンロッド34a を後退
させて、フック43a,43a によって左右型42、42を吊り上
げ、型組された鋳込み型40の全体を持ち上げる。
【0066】その状態を保持しながら、減速器付モータ
33を駆動して、移動台車30を型替ステーション70側に移
動させる (図2参照) 。
【0067】交換用の鋳込み型40 (新たに搬入する良好
型) を搭載した型替台車30を型替ステーション70の所定
の位置にセットした後、シリンダユニット34のピストン
ロッド34a を前進 (下降) させて、鋳込み型40を空の型
載置部62上に載せる (図7の右図参照) 。
【0068】前記所定の位置とは、移動台車30が成形ス
テーション10から鋳込み型40 (不良型) を持ち上げた状
態で、型替ステーション70に移動し、待機している型替
台車60の空の型載置部62上に、鋳込み型40 (不良型) を
下降したときに、下型41を設けた凹部49,49 と、空の型
載置部62に設けた突起部63,63 とが嵌合する位置であ
る。
【0069】その後、型替台車60を移動し、交換用の鋳
込み型40 (新たに搬入する良好型)の突起部42a,42a が
フック部材43a,43a に係合する位置にセットする。
【0070】そして、シリンダユニット34のピストンロ
ッド34a を後退させて、フック部材43a,43a によって鋳
込み型40 (新たに搬入する良好型) の左右の側型42,42
を吊り上げ、型組された鋳込み型40 (新たに搬入する良
好型) 全体を持ち上げる (図8参照) 。
【0071】その後、移動台車30を成形ステーション10
側に移動させる。
【0072】シリンダユニット34のピストンロッド34a
を前進 (下降) させて、鋳込み型40を水平パネル12c に
載せ、下型41の凹部49,49 と突起部48,48 が嵌合して位
置決めされる。その後、左右型42,42 と下型41を固定し
ているボルト47,47 を外し、下型41を左右型42,42 から
離脱させる。
【0073】次に、下型41を固定ボルト46、46で水平パ
ネル12c に固定し、上型43を吊り下げプレート45に固定
する。
【0074】一方、搬出した鋳込み型40 (不良型) は、
型替台車60を図面表裏方向の所定の位置に移動し、型替
台車60から下ろした後、新しい鋳込み型40( 良好型) を
型替台車60に搭載して、次の型交換に備える。
【0075】(実施例2)図5に示すように、本実施例
は、型替ステーション70を、成形ステーション10と脱型
ステーション20との間に設けた例である。
【0076】成形、脱型の動作は実施例1と同様である
が、成形時に成形ステーション用枠体12が傾斜するの
で、型替台車60は干渉しない位置に退避させている。
【0077】型交換の動作についても実施例1と同様で
ある。
【0078】(実施例3)図6に示すように、本実施例
は、型替ステーション70を、成形ステーション10の右側
に配設した場合である。
【0079】この場合も、実施例1と同様にして、成
形、脱型の動作を行なうが、成形時に成形ステーション
用枠体12が傾斜するので、型替台車60は干渉しない位置
に退避させている。
【0080】型交換の動作についても実施例1と同様で
ある。
【0081】以上説明してきたように、実施例1, 2,
3においては、型交換時、鋳型の型替ステーション70へ
の鋳込み型搬送手段として移動台車30を使用しているの
で、装置の構成が簡単になる。
【0082】また、成形ステーション10の水平パネル12
c に設けた突起部48,48 と下型41の下面に設けた凹部4
9,49 との位置関係と、型替台車60の型載置部62に設け
た突起部63,63 と前記下型41の下面に設けた凹部49,49
との位置関係とを一致させているので、移動台車30に搭
載したシリンダユニット34で持ち上げた鋳込み型40を成
形ステーション10及び型替ステーション70において、そ
れぞれ、水平パネル12c,型載置部62に載せるだけで位置
決めされるので、型交換を簡単に行うことができる。
【0083】また、鋳込み型搬送手段として、移動台車
30のレールを延長し、鋳込み型を吊り下げて搬送する鋳
込み型搬送台車を別途設けても良い。
【0084】
【発明の効果】本発明では、型替ステーションを別個に
設け、成形ステーションで型組された鋳込み型全体を鋳
込み型搬送手段により型替ステーションに搬送し、そこ
で不良型と良好型とを交換するので、人手による作業負
荷が軽減される。また、型交換が短時間で行え、成形作
業の中断を最小限にすることができ、成形効率がよい。
【0085】また、成形ステーションと脱型ステーショ
ンと型替ステーションとを共通架台に長手方向に間隔を
開けて設け、鋳込み型搬送手段を共通架台の上面を走行
可能な移動台車によって構成したことにより新たな鋳込
み型搬送手段が不要となり、泥漿鋳込み成形装置の構造
が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る泥漿鋳込み成形装置の
全体正面図である。
【図2】本発明の実施例1に係る泥漿鋳込み成形装置の
全体正面図である。
【図3】本発明の実施例1に係る泥漿鋳込み成形装置の
全体正面図である。
【図4】本発明の実施例1に係る泥漿鋳込み成形装置の
全体正面図である。
【図5】本発明の実施例2に係る泥漿鋳込み成形装置の
全体正面図である。
【図6】本発明の実施例3に係る泥漿鋳込み成形装置の
全体正面図である。
【図7】本発明の実施例に係る型替台車上に不良型を載
置する工程を説明する説明図である。
【図8】本発明の実施例に係る型替台車から良好型を吊
り上げた状態を示す説明図である。
【図9】従来の泥漿鋳込み成形装置の全体正面図であ
る。
【図10】従来の泥漿鋳込み成形装置の全体正面図であ
る。
【図11】従来の泥漿鋳込み成形装置の全体側面図であ
る。
【符号の説明】
A 泥漿鋳込み成形装置 W 成形体 2 基礎 3 共通架台 10 成形ステーション 12 成形ステーション用枠体 20 脱型ステーション 30 移動台車 40 鋳込み型 70 型替ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平城 伸一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 川野 悟 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】泥漿を鋳込み型(40)に流し込み、成形体
    (W) を成形する成形ステーション(10)と、この成形体
    (W) を鋳込み型(40)から離型する脱型ステーション(20)
    と、鋳込み型(40)を成形ステーション(10)と脱型ステー
    ション(20)との間を往復移動可能とした泥漿鋳込み成形
    装置において、 脱型ステーション(20)の成形ステーション(10)と対向す
    る側と反対側に型替ステーション(70)を設け、鋳込み型
    (40)を、鋳込み型搬送手段を介して、成形ステーション
    (10)と型替ステーション(70)との間で往復移動可能とし
    たことを特徴とする泥漿鋳込み成形装置。
  2. 【請求項2】泥漿を鋳込み型(40)に流し込み、成形体
    (W) を成形する成形ステーション(10)と、この成形体
    (W) を鋳込み型(40)から離型する脱型ステーション(20)
    と、鋳込み型(40)を成形ステーション(10)と脱型ステー
    ション(20)との間を往復移動可能とした泥漿鋳込み成形
    装置において、 成形ステーション(10)と脱型ステーション(20)との間に
    型替ステーション(70)を設け、鋳込み型(40)を、鋳込み
    型搬送手段を介して、前記成形ステーション(10)と型替
    ステーション(70)との間で往復移動可能としたことを特
    徴とする泥漿鋳込み成形装置。
  3. 【請求項3】泥漿を鋳込み型(40)に流し込み、成形体
    (W) を成形する成形ステーション(10)と、この成形体
    (W) を鋳込み型(40)から離型する脱型ステーション(20)
    と、鋳込み型(40)を成形ステーション(10)と脱型ステー
    ション(20)との間を往復移動可能とした泥漿鋳込み成形
    装置において、 成形ステーション(10)の脱型ステーション(20)と対向す
    る側と反対側に型替ステーション(70)を設け、鋳込み型
    (40)を、鋳込み型搬送手段を介して、前記成形ステーシ
    ョン(10)と型替ステーション(70)との間で往復移動可能
    としたことを特徴とする泥漿鋳込み成形装置。
  4. 【請求項4】上記した成形ステーション(10)と、脱型ス
    テーション(20)と、型替ステーション(70)とを、共通架
    台(3) に長手方向に間隔を開けて設け、かつ、鋳込み型
    搬送手段を、共通架台(3) の上面を走行可能な移動台車
    によって構成したことを特徴とする請求項1又は2又は
    3記載の泥漿鋳込み成形装置。
JP8034294A 1994-04-19 1994-04-19 泥漿鋳込み成形装置 Pending JPH07285115A (ja)

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