JPH07285257A - スタンプ用印版の作製方法 - Google Patents
スタンプ用印版の作製方法Info
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- JPH07285257A JPH07285257A JP7886094A JP7886094A JPH07285257A JP H07285257 A JPH07285257 A JP H07285257A JP 7886094 A JP7886094 A JP 7886094A JP 7886094 A JP7886094 A JP 7886094A JP H07285257 A JPH07285257 A JP H07285257A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 長時間インキを補給することなく、繰り返し
て捺印することができるスタンプ用印版の作製方法を提
供する。 【構成】 連続気泡を有してスタンプインキが含浸可能
な素材からなるスタンプ用印材11に所望の印影原稿を
鏡像となるように直接スタンプインキを塗布してなるス
タンプ用印版10の作製方法。 【効果】 スタンプ用印版が簡単に、かつ、確実に短時
間に作製することができる。また、カラースタンプ、ま
たは、芸術的な印影が一度の捺印で得ることができる。
て捺印することができるスタンプ用印版の作製方法を提
供する。 【構成】 連続気泡を有してスタンプインキが含浸可能
な素材からなるスタンプ用印材11に所望の印影原稿を
鏡像となるように直接スタンプインキを塗布してなるス
タンプ用印版10の作製方法。 【効果】 スタンプ用印版が簡単に、かつ、確実に短時
間に作製することができる。また、カラースタンプ、ま
たは、芸術的な印影が一度の捺印で得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、短時間で簡単に、か
つ、確実に作製することができるスタンプ用印版の作製
方法に関する。
つ、確実に作製することができるスタンプ用印版の作製
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印判やスタンプを捺印する際にス
タンプインキ等をその都度印面に付着する手間を省くた
めに連続気泡を有するスポンジゴムを印材として、これ
にあらかじめスタンプインキを吸蔵させたスタンプが知
られている。このスタンプの作製方法としては、例え
ば、特開昭60−193686号公報には、スポンジの
表面の印影を形成する部分を除いた全面箇所を加熱型押
加工により凹状に陥没させ押し固め、凸部をインキ吸蔵
部として印影形成部とするスタンプの作製方法が開示さ
れており、また、特開昭50−155323号公報にも
同様の加熱版上に多孔質体を圧着する方法が開示されて
いる。しかしながら、これらの作製方法は、加熱版とす
る金型と、この金型に文字、記号、図形などを彫刻、若
しくは蝕刻する手数が必要となる。
タンプインキ等をその都度印面に付着する手間を省くた
めに連続気泡を有するスポンジゴムを印材として、これ
にあらかじめスタンプインキを吸蔵させたスタンプが知
られている。このスタンプの作製方法としては、例え
ば、特開昭60−193686号公報には、スポンジの
表面の印影を形成する部分を除いた全面箇所を加熱型押
加工により凹状に陥没させ押し固め、凸部をインキ吸蔵
部として印影形成部とするスタンプの作製方法が開示さ
れており、また、特開昭50−155323号公報にも
同様の加熱版上に多孔質体を圧着する方法が開示されて
いる。しかしながら、これらの作製方法は、加熱版とす
る金型と、この金型に文字、記号、図形などを彫刻、若
しくは蝕刻する手数が必要となる。
【0003】また、特開昭57−136652号公報、
特開昭49−7003号公報には、スポンジ素材の表面
に光重合性液状樹脂を塗布し、この上面にポジフィルム
を置き上方より紫外線を照射して光重合反応をおこさ
せ、未反応の樹脂を洗浄して除去し、除去した部分より
スポンジ素材を表面に露出させる印版の作製方法が開示
されており、さらに、実開昭52−71710号公報に
は、ネガフィルムを用いて同様の方法による平板印判が
開示されている。しかしながら、これらの作製方法等
は、ネガフィルムまたはポジフィルムの作製、樹脂の塗
布、光重合、水洗などの工程が必要となるので、製造工
程が煩雑となり、所望のスタンプを迅速に提供できるス
タンプ用印版の作製方法が望まれている。
特開昭49−7003号公報には、スポンジ素材の表面
に光重合性液状樹脂を塗布し、この上面にポジフィルム
を置き上方より紫外線を照射して光重合反応をおこさ
せ、未反応の樹脂を洗浄して除去し、除去した部分より
スポンジ素材を表面に露出させる印版の作製方法が開示
されており、さらに、実開昭52−71710号公報に
は、ネガフィルムを用いて同様の方法による平板印判が
開示されている。しかしながら、これらの作製方法等
は、ネガフィルムまたはポジフィルムの作製、樹脂の塗
布、光重合、水洗などの工程が必要となるので、製造工
程が煩雑となり、所望のスタンプを迅速に提供できるス
タンプ用印版の作製方法が望まれている。
【0004】また、多色スタンプについては、ゴム凸印
をペンで塗り分けるとか、多色が配置されたスタンプ台
でインキを補給し捺印するため捺印の度にスタンプイン
キの補給の手間がかかり実用的でなかった。スタンプイ
ンキ補給の必要でない浸透印の場合には、各色のスタン
プを接触しないように配置してあるため、配色に制限が
あった。また、階調を有する図柄などの場合、網点分解
をして原稿を作成する必要があり、手間もかかり、原稿
の作成に技術を必要とし、一般ユーザーが作製すること
は困難であった。
をペンで塗り分けるとか、多色が配置されたスタンプ台
でインキを補給し捺印するため捺印の度にスタンプイン
キの補給の手間がかかり実用的でなかった。スタンプイ
ンキ補給の必要でない浸透印の場合には、各色のスタン
プを接触しないように配置してあるため、配色に制限が
あった。また、階調を有する図柄などの場合、網点分解
をして原稿を作成する必要があり、手間もかかり、原稿
の作成に技術を必要とし、一般ユーザーが作製すること
は困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決することにあり、装置を必要とせず、さら
には、多色や中間階調も可能な連続気泡を有するスタン
プ用印版の簡単で安価な作製方法を提供することを目的
とする。
問題点を解決することにあり、装置を必要とせず、さら
には、多色や中間階調も可能な連続気泡を有するスタン
プ用印版の簡単で安価な作製方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
の問題点を解決し上記目的を達成するために鋭意研究を
重ねた結果、印影原稿を用いることなく、連続気泡を有
する素材の印面となる面に直接スタンプインキで印影の
鏡像を描くことで所望の印影をインキの補給なしに連続
して得られることに成功し、本発明を完成するに至った
のである。すなわち、本発明のスタンプ用印版の作製方
法は、連続気泡を有してスタンプインキが含浸可能な素
材からなるスタンプ用印材に所望の印影原稿を鏡像とな
るように直接スタンプインキを塗布してなることを特徴
とする。前記スタンプ用印材は、立体網目構造の微細連
続気泡を有し、気孔率が40〜70%のポリオレフィン
系フォームで、0.5〜10mm厚のシート体であること
が好ましい。前記スタンプインキは、難揮発性で、か
つ、インキ粘度が100〜1500mPa.sであるこ
とが好ましい。
の問題点を解決し上記目的を達成するために鋭意研究を
重ねた結果、印影原稿を用いることなく、連続気泡を有
する素材の印面となる面に直接スタンプインキで印影の
鏡像を描くことで所望の印影をインキの補給なしに連続
して得られることに成功し、本発明を完成するに至った
のである。すなわち、本発明のスタンプ用印版の作製方
法は、連続気泡を有してスタンプインキが含浸可能な素
材からなるスタンプ用印材に所望の印影原稿を鏡像とな
るように直接スタンプインキを塗布してなることを特徴
とする。前記スタンプ用印材は、立体網目構造の微細連
続気泡を有し、気孔率が40〜70%のポリオレフィン
系フォームで、0.5〜10mm厚のシート体であること
が好ましい。前記スタンプインキは、難揮発性で、か
つ、インキ粘度が100〜1500mPa.sであるこ
とが好ましい。
【0007】
【作用】本発明方法では、スタンプ用印材に直接印影の
鏡像をスタンプインキで書き込むこととなるので、非常
に安価に短時間でスタンプ用印版が作製でき、また、こ
のスタンプ用印版をスタンプ部材に固着することにより
スタンプが非常に安価に短時間で作製でき、しかも、ス
タンプインキが浸透すれば直ぐにスタンプインキを補給
することなく連続して捺印することができることとな
る。
鏡像をスタンプインキで書き込むこととなるので、非常
に安価に短時間でスタンプ用印版が作製でき、また、こ
のスタンプ用印版をスタンプ部材に固着することにより
スタンプが非常に安価に短時間で作製でき、しかも、ス
タンプインキが浸透すれば直ぐにスタンプインキを補給
することなく連続して捺印することができることとな
る。
【0008】以下、本発明方法の内容を詳細に説明す
る。本発明のスタンプ用印版の作製方法は、連続気泡を
有してスタンプインキが含浸可能な素材からなるスタン
プ用印材に所望の印影原稿を鏡像となるように直接スタ
ンプインキを塗布することにより作製するものである。
る。本発明のスタンプ用印版の作製方法は、連続気泡を
有してスタンプインキが含浸可能な素材からなるスタン
プ用印材に所望の印影原稿を鏡像となるように直接スタ
ンプインキを塗布することにより作製するものである。
【0009】本発明方法で用いるスタンプ用印材は、連
続気泡を有してスタンプインキが含浸可能な素材からな
るものであり、インキ自己保持能力の優れた連続気泡構
造のシート体であれば、特に限定されるものではない。
このようなスタンプ用印材としては、例えば、天然ゴ
ム、並びに、スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、
クロロプレンゴム、多硫化ゴム等の合成ゴム系のゴムフ
ォーム、または、ポリスチレンフォーム、塩化ビニルフ
ォーム、EVAフォーム、ABSフォーム、ポリオレフ
ィン系フォーム等のプラスチックフォームからなる0.
5〜10mm厚のシート体が用いられる。これらのスタン
プ用印材は、使用目的、用途等によって適宜寸法に切断
して使用するものである。
続気泡を有してスタンプインキが含浸可能な素材からな
るものであり、インキ自己保持能力の優れた連続気泡構
造のシート体であれば、特に限定されるものではない。
このようなスタンプ用印材としては、例えば、天然ゴ
ム、並びに、スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、
クロロプレンゴム、多硫化ゴム等の合成ゴム系のゴムフ
ォーム、または、ポリスチレンフォーム、塩化ビニルフ
ォーム、EVAフォーム、ABSフォーム、ポリオレフ
ィン系フォーム等のプラスチックフォームからなる0.
5〜10mm厚のシート体が用いられる。これらのスタン
プ用印材は、使用目的、用途等によって適宜寸法に切断
して使用するものである。
【0010】本発明方法で特に好ましいスタンプ用印材
としては、立体網目構造の微細連続気泡を有し、気孔率
が40〜70%のポリエチレンフォーム、ポリプロピレ
ンフォーム等のポリオレフィン系フォームで、0.5〜
10mm厚のシート体である。この特性を有するスタンプ
用印材を用いることにより500〜1000mPa.s
のインキを塗布することで、充填と印材内の拡散のバラ
ンスで良好な結果が得られる。
としては、立体網目構造の微細連続気泡を有し、気孔率
が40〜70%のポリエチレンフォーム、ポリプロピレ
ンフォーム等のポリオレフィン系フォームで、0.5〜
10mm厚のシート体である。この特性を有するスタンプ
用印材を用いることにより500〜1000mPa.s
のインキを塗布することで、充填と印材内の拡散のバラ
ンスで良好な結果が得られる。
【0011】また、本発明方法で用いるスタンプインキ
は、難揮発性、すなわち、常温での揮発性がないもの
で、インキ粘度が100〜1500mPa.sであれ
ば、好ましいインキ浸透性と捺印性能が得られる。特
に、常温での揮発性がない500〜1000mPa.s
の粘度を有するスタンプインキは、印材での保持性能、
インキの非混合性で良好な結果が得られる。インキ粘度
が100mPa.s未満では、インキ充填時間は速い
が、時間の経過と共に、インキが印材中に拡散し印影が
薄くなりやすく好ましくない。また、インキ粘度が15
00mPa.s超過では、インキの充填が困難となり、
紙面に滲みにくいインキとなり、好ましくない。
は、難揮発性、すなわち、常温での揮発性がないもの
で、インキ粘度が100〜1500mPa.sであれ
ば、好ましいインキ浸透性と捺印性能が得られる。特
に、常温での揮発性がない500〜1000mPa.s
の粘度を有するスタンプインキは、印材での保持性能、
インキの非混合性で良好な結果が得られる。インキ粘度
が100mPa.s未満では、インキ充填時間は速い
が、時間の経過と共に、インキが印材中に拡散し印影が
薄くなりやすく好ましくない。また、インキ粘度が15
00mPa.s超過では、インキの充填が困難となり、
紙面に滲みにくいインキとなり、好ましくない。
【0012】本発明方法で用いるスタンプインキとして
は、例えば、常温で揮発性がないトリプロピレングリコ
ールブチルエチレンに色材として一般に用いられている
染料及び/又は顔料を配合し、粘度調整のために種々の
樹脂等を添加することにより種々の色のインキを調製す
ることができる。
は、例えば、常温で揮発性がないトリプロピレングリコ
ールブチルエチレンに色材として一般に用いられている
染料及び/又は顔料を配合し、粘度調整のために種々の
樹脂等を添加することにより種々の色のインキを調製す
ることができる。
【0013】本発明のスタンプ用印版の作製方法は、例
えば、上記スタンプインキを充填したペン体のペン先で
上記特性のスタンプ用印材に所望の印影原稿、例えば、
住所、名前、風景画等の標章を鏡像となるように直接塗
布する(書き込む)ことにより作製される。
えば、上記スタンプインキを充填したペン体のペン先で
上記特性のスタンプ用印材に所望の印影原稿、例えば、
住所、名前、風景画等の標章を鏡像となるように直接塗
布する(書き込む)ことにより作製される。
【0014】上述の方法により作製されたスタンプ用印
版は、例えば、両面粘着テープで台木にセットすること
で容易に、かつ安価にスタンプを作製できる。また、上
述の方法により作製されたスタンプ用印版をローラーに
張り付けて連続捺印できるタイプのスタンプであっても
よい。なお、印面側よりインキが塗布されるため1mm
程度以上の印材の厚みがあればよく、この程度の厚みの
印材であれば、インキを全面で裏面に届くまで充填する
ことはまれである。また、印面は、印影原稿を基に赤外
線とカーボン原稿やサーマルヘッドや加熱凹版で製版さ
れたものと組み合わせであっても一向に差し支えないも
のである。
版は、例えば、両面粘着テープで台木にセットすること
で容易に、かつ安価にスタンプを作製できる。また、上
述の方法により作製されたスタンプ用印版をローラーに
張り付けて連続捺印できるタイプのスタンプであっても
よい。なお、印面側よりインキが塗布されるため1mm
程度以上の印材の厚みがあればよく、この程度の厚みの
印材であれば、インキを全面で裏面に届くまで充填する
ことはまれである。また、印面は、印影原稿を基に赤外
線とカーボン原稿やサーマルヘッドや加熱凹版で製版さ
れたものと組み合わせであっても一向に差し支えないも
のである。
【0015】
【実施例】本発明のスタンプ用印版の作製方法の実施の
一例を図面を参照して更に詳細に説明する。図1の
(a)は、本発明方法で作製されたスタンプ用印版の一
例を示す正面図であり、(b)は、そのスタンプ用印版
を用いて作製したスタンプの一例を示す横断面図であ
り、図2は、図1のスタンプを使用して捺印した一例を
示す平面図である。
一例を図面を参照して更に詳細に説明する。図1の
(a)は、本発明方法で作製されたスタンプ用印版の一
例を示す正面図であり、(b)は、そのスタンプ用印版
を用いて作製したスタンプの一例を示す横断面図であ
り、図2は、図1のスタンプを使用して捺印した一例を
示す平面図である。
【0016】本実施例で用いるスタンプ用印材は、立体
網目構造の微細連続気泡を有し、気孔率が50%のポリ
エチレンフォームで、3mm厚のシート体を印材として使
用した。該スタンプ用印材は全面連続気泡構造を有して
おり、表裏を区別する必要はないものであり、適宜寸法
(長さ50mm×幅40mm)に切断して使用した。スタン
プ用印版の作製は、このスタンプ用印材11の片面に、
下記組成を有するインキ粘度約1000mPa.sのス
タンプインキを収容管に充填したペン体のペン先で所望
の印影の鏡像12を描く(塗布する)ことにより作製し
た(図1の(a)参照)。 (スタンプインキの組成) トリプロピレングリコールブチルエチレン 74.8重量% 色材 20.4重量% 粘度調整剤 5.2重量%
網目構造の微細連続気泡を有し、気孔率が50%のポリ
エチレンフォームで、3mm厚のシート体を印材として使
用した。該スタンプ用印材は全面連続気泡構造を有して
おり、表裏を区別する必要はないものであり、適宜寸法
(長さ50mm×幅40mm)に切断して使用した。スタン
プ用印版の作製は、このスタンプ用印材11の片面に、
下記組成を有するインキ粘度約1000mPa.sのス
タンプインキを収容管に充填したペン体のペン先で所望
の印影の鏡像12を描く(塗布する)ことにより作製し
た(図1の(a)参照)。 (スタンプインキの組成) トリプロピレングリコールブチルエチレン 74.8重量% 色材 20.4重量% 粘度調整剤 5.2重量%
【0017】また、スタンプの作製は、図1の(b)に
示すように、上記方法により作製したスタンプ用印版1
0の裏面とスタンプ部材の一例である台木13を両面粘
着テープでセットすることでスタンプ20を作製した。
図2に示すように、このスタンプ20を紙面30に押圧
すれば、所望の正像印31が捺印されることとなる。本
発明方法により作製されたスタンプ用印版は、上述のよ
うに台木などのスタンプ部材13に簡単な手段でセット
することができ、すぐに連続スタンプ等の印刷が可能と
なるものである。
示すように、上記方法により作製したスタンプ用印版1
0の裏面とスタンプ部材の一例である台木13を両面粘
着テープでセットすることでスタンプ20を作製した。
図2に示すように、このスタンプ20を紙面30に押圧
すれば、所望の正像印31が捺印されることとなる。本
発明方法により作製されたスタンプ用印版は、上述のよ
うに台木などのスタンプ部材13に簡単な手段でセット
することができ、すぐに連続スタンプ等の印刷が可能と
なるものである。
【0018】本発明のスタンプ用印版の作製方法は、上
述のように構成され、使用されるものであるが、上記実
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更し
ない範囲内で種々の態様に設計変更等できるものであ
る。上記実施例等では、スタンプ用印版を、両面粘着テ
ープで台木にセットして、或いは、ローラーに張り付け
た連続捺印できるタイプのスタンプとしたが、スタンプ
部材は、特に限定されるものではなく、手でもってスタ
ンプできるものであれば、スタンプ部材は合成樹脂製、
合成ゴム製、ガラス製、金属製であってもよく、また、
スタンプ用印版のスタンプ部材への固着手段は、両面粘
着テープの他、接着剤、取り付け具等であってもよいも
のである。
述のように構成され、使用されるものであるが、上記実
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更し
ない範囲内で種々の態様に設計変更等できるものであ
る。上記実施例等では、スタンプ用印版を、両面粘着テ
ープで台木にセットして、或いは、ローラーに張り付け
た連続捺印できるタイプのスタンプとしたが、スタンプ
部材は、特に限定されるものではなく、手でもってスタ
ンプできるものであれば、スタンプ部材は合成樹脂製、
合成ゴム製、ガラス製、金属製であってもよく、また、
スタンプ用印版のスタンプ部材への固着手段は、両面粘
着テープの他、接着剤、取り付け具等であってもよいも
のである。
【0019】また、ペン体のペン先を筆状のものとする
ことで、細線から、広い面積まで容易にスタンプインキ
を塗布でき、さらに多数回の連続捺印をする場合には相
当量のスタンプインキを浸透させる必要があるが、ペン
体後部にインキの押し出し機構を備えたペン体であれ
ば、ペン先に充分インキを含ませた状態で塗布すること
で容易に作製できる。この場合、スタンプインキを厚さ
1mm程度塗布するとスタンプインキが印材に浸透するの
に10分程度かかるが100回程度の連続印刷ができ
る。
ことで、細線から、広い面積まで容易にスタンプインキ
を塗布でき、さらに多数回の連続捺印をする場合には相
当量のスタンプインキを浸透させる必要があるが、ペン
体後部にインキの押し出し機構を備えたペン体であれ
ば、ペン先に充分インキを含ませた状態で塗布すること
で容易に作製できる。この場合、スタンプインキを厚さ
1mm程度塗布するとスタンプインキが印材に浸透するの
に10分程度かかるが100回程度の連続印刷ができ
る。
【0020】さらに、スタンプインキがトリプロピレン
グリコールブチルエチレンに色材、及び樹脂等から構成
したが、トリプロピレングリコールブチルエチレンが常
温でほとんど揮発しないため、インキ自体常温で揮発性
がなく、特別な台木などのスタンプ部材を用いることな
く保存することができるものであり、また、その粘度を
1000mPa.s程度とすることで、前記印材との組
み合わせで表層のみのインキでも印材中に時間と共に拡
張してしまうことがなく、保存後でも捺印できるもので
ある。また、スタンプインキ粘度により、インキ塗布の
難易及びその塗布時間、印材中への拡散度合い、また、
紙面等への捺印度合いが異なることとなるので、使用目
的及び用途に沿ってスタンプインキを使い分ける必要が
ある。また、スタンプの押し圧を変化させることで印影
の濃度を変化させることも可能であるが、印面に塗布す
るスタンプインキ量で印影の濃度変化を出すこともでき
る。
グリコールブチルエチレンに色材、及び樹脂等から構成
したが、トリプロピレングリコールブチルエチレンが常
温でほとんど揮発しないため、インキ自体常温で揮発性
がなく、特別な台木などのスタンプ部材を用いることな
く保存することができるものであり、また、その粘度を
1000mPa.s程度とすることで、前記印材との組
み合わせで表層のみのインキでも印材中に時間と共に拡
張してしまうことがなく、保存後でも捺印できるもので
ある。また、スタンプインキ粘度により、インキ塗布の
難易及びその塗布時間、印材中への拡散度合い、また、
紙面等への捺印度合いが異なることとなるので、使用目
的及び用途に沿ってスタンプインキを使い分ける必要が
ある。また、スタンプの押し圧を変化させることで印影
の濃度を変化させることも可能であるが、印面に塗布す
るスタンプインキ量で印影の濃度変化を出すこともでき
る。
【0021】さらにまた、印影にカラーの図柄を所望す
る場合には、特に優れた効果があり、インキ量を濃淡に
より調節したり、異なるスタンプインキを重ねることに
より、種々の配色が得られるものである。また、配色に
満足できない場合には、スタンプインキを塗り重ねるこ
とで修正も可能である。
る場合には、特に優れた効果があり、インキ量を濃淡に
より調節したり、異なるスタンプインキを重ねることに
より、種々の配色が得られるものである。また、配色に
満足できない場合には、スタンプインキを塗り重ねるこ
とで修正も可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、スタンプ用印材に印影
の鏡像を直接スタンプインキで書き込むので、短時間で
スタンプ用印版を簡単に、かつ、確実に作製することが
でき、従来のような原稿、金型、製版器などを必要とし
ないため、スタンプ用印版の作製方法が迅速安価に提供
でき、また、このスタンプ用印版をスタンプ部材にセッ
トするだけで、すぐに連続スタンプ等の印刷が可能とな
る。特に、スタンプインキを多色用いることでカラース
タンプが簡単に実現できる。また、本発明では、複数の
スタンプインキを用いて図柄をスタンプ化するような場
合に非常に便利であり、スタンプインキの量を場所によ
り変化させたり、重ねたりすることで通常のスタンプで
は表現できない芸術的な印影が一度の捺印で得ることが
できる。さらに、スタンプインキの特性を選択すること
でインキを重ね容易に修正することができるため、失敗
がなく経済的である。さらにまた、厚みのあるスタンプ
用印材の場合は、インキが裏面まで浸透していなければ
裏面も別のスタンプとして利用可能となる利点を有す
る。スタンプ用印材を立体網目構造の微細連続気泡を有
し、気孔率が40〜70%のポリオレフィン系フォーム
で、0.5〜10mm厚のシート体とすれば、表裏を区別
する必要はないので使用性に優れ、しかもインキの浸透
性にも優れるという効果が得られる。スタンプインキを
難揮発性で、インキ粘度を100〜1500mPa.s
を用いれば、優れたインキ浸透性と捺印性能が得られ
る。
の鏡像を直接スタンプインキで書き込むので、短時間で
スタンプ用印版を簡単に、かつ、確実に作製することが
でき、従来のような原稿、金型、製版器などを必要とし
ないため、スタンプ用印版の作製方法が迅速安価に提供
でき、また、このスタンプ用印版をスタンプ部材にセッ
トするだけで、すぐに連続スタンプ等の印刷が可能とな
る。特に、スタンプインキを多色用いることでカラース
タンプが簡単に実現できる。また、本発明では、複数の
スタンプインキを用いて図柄をスタンプ化するような場
合に非常に便利であり、スタンプインキの量を場所によ
り変化させたり、重ねたりすることで通常のスタンプで
は表現できない芸術的な印影が一度の捺印で得ることが
できる。さらに、スタンプインキの特性を選択すること
でインキを重ね容易に修正することができるため、失敗
がなく経済的である。さらにまた、厚みのあるスタンプ
用印材の場合は、インキが裏面まで浸透していなければ
裏面も別のスタンプとして利用可能となる利点を有す
る。スタンプ用印材を立体網目構造の微細連続気泡を有
し、気孔率が40〜70%のポリオレフィン系フォーム
で、0.5〜10mm厚のシート体とすれば、表裏を区別
する必要はないので使用性に優れ、しかもインキの浸透
性にも優れるという効果が得られる。スタンプインキを
難揮発性で、インキ粘度を100〜1500mPa.s
を用いれば、優れたインキ浸透性と捺印性能が得られ
る。
【図1】(a)は、本発明方法で作製されたスタンプ用
印版の一例を示す正面図であり、(b)は、そのスタン
プ用印版を使用して作製したスタンプの一例を示す横断
面図である。
印版の一例を示す正面図であり、(b)は、そのスタン
プ用印版を使用して作製したスタンプの一例を示す横断
面図である。
【図2】本発明方法で作製されたスタンプ用印版を使用
して捺印した一例を示す平面図である。
して捺印した一例を示す平面図である。
10 スタンプ用印版 11 スタンプ用印材 20 スタンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉野 寿美 神奈川県横浜市神奈川区入江二丁目5番12 号 三菱鉛筆株式会社研究開発センター内
Claims (3)
- 【請求項1】 連続気泡を有してスタンプインキが含浸
可能な素材からなるスタンプ用印材に所望の印影原稿を
鏡像となるように直接スタンプインキを塗布してなるこ
とを特徴とするスタンプ用印版の作製方法。 - 【請求項2】 前記スタンプ用印材が立体網目構造の微
細連続気泡を有し、気孔率が40〜70%のポリオレフ
ィン系フォームで、0.5〜10mm厚のシート体である
請求項1記載のスタンプ用印版の作製方法。 - 【請求項3】 前記スタンプインキが難揮発性で、か
つ、インキ粘度が100〜1500mPa.sである請
求項1又は2記載のスタンプ用印版の作製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7886094A JPH07285257A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | スタンプ用印版の作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7886094A JPH07285257A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | スタンプ用印版の作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07285257A true JPH07285257A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13673588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7886094A Pending JPH07285257A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | スタンプ用印版の作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07285257A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009220314A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Shachihata Inc | 連続気泡を有する多孔質ゴム印材とその製造方法 |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP7886094A patent/JPH07285257A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009220314A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Shachihata Inc | 連続気泡を有する多孔質ゴム印材とその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040108 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040413 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |