JPH07285312A - 空調装置及び車両用空調装置 - Google Patents
空調装置及び車両用空調装置Info
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- JPH07285312A JPH07285312A JP8012794A JP8012794A JPH07285312A JP H07285312 A JPH07285312 A JP H07285312A JP 8012794 A JP8012794 A JP 8012794A JP 8012794 A JP8012794 A JP 8012794A JP H07285312 A JPH07285312 A JP H07285312A
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 湿度センサによる検出湿度に基づいて室内を
空調制御する構成において、湿度センサの経年変化にか
かわらず確実に空調制御する。 【構成】 制御装置22は、環境条件に応じてコンプレ
ッサ8を駆動することによりエバポレータ6を所定温度
に冷却すると共にエアミックスダンパ12の開度を調整
することにより空調風を生成する。また、制御装置22
は、外気温センサ27による検出温度が設定温度以上で
且つエバポレータ6を例えば3℃に冷却したときに車室
内の湿度を所定の演算式により推定する。つまり、高温
の空気を冷却するということは空気が飽和したというこ
とであるので、そのことに基づいて絶対湿度を求めるこ
とができる。従って、エバポレータ6を通過して車室内
に送風される空気に含まれる水蒸気量と室外に排気され
る水蒸気量との均衡状態に基づいて室内の湿度を精度よ
く求めることができる。
空調制御する構成において、湿度センサの経年変化にか
かわらず確実に空調制御する。 【構成】 制御装置22は、環境条件に応じてコンプレ
ッサ8を駆動することによりエバポレータ6を所定温度
に冷却すると共にエアミックスダンパ12の開度を調整
することにより空調風を生成する。また、制御装置22
は、外気温センサ27による検出温度が設定温度以上で
且つエバポレータ6を例えば3℃に冷却したときに車室
内の湿度を所定の演算式により推定する。つまり、高温
の空気を冷却するということは空気が飽和したというこ
とであるので、そのことに基づいて絶対湿度を求めるこ
とができる。従って、エバポレータ6を通過して車室内
に送風される空気に含まれる水蒸気量と室外に排気され
る水蒸気量との均衡状態に基づいて室内の湿度を精度よ
く求めることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿度検出手段による検
出湿度に応じて室内を空調制御する空調装置及び車両用
空調装置に関する。
出湿度に応じて室内を空調制御する空調装置及び車両用
空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両用空調装置におい
ては、車室内の湿度を検出する湿度検出手段としての湿
度センサによる検出湿度に基づいて空調制御を実行する
ものが供されている。このような湿度センサを用いた空
調装置では、車室外の環境或いは乗員数にかかわらず車
室内を快適な空調環境に維持することができると共に、
省動力を図りながら窓ガラスの曇りを除去(防曇)する
ことができる。
ては、車室内の湿度を検出する湿度検出手段としての湿
度センサによる検出湿度に基づいて空調制御を実行する
ものが供されている。このような湿度センサを用いた空
調装置では、車室外の環境或いは乗員数にかかわらず車
室内を快適な空調環境に維持することができると共に、
省動力を図りながら窓ガラスの曇りを除去(防曇)する
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、湿度センサ
の検出精度を低下させる大きな要因としては2つある。
1つは製品毎のばらつきであり、1つは経時変化であ
る。この場合、製品毎のばらつきについては、品質向上
或いは製品の完成時の特性調整により対応することがで
きる。これに対して、経時変化については湿度センサが
使用される環境条件(センサ汚れ)及び時間経過(高
温,高湿のサイクル等)によって変化の特性が異なるの
で、変化を予測或いは見込んで湿度センサによる検出湿
度に補正を加えることは困難である。このため、上記従
来例のものでは、湿度センサの経時変化による検出特性
の変動により、車室内を快適空調環境に維持することが
できなくなる虞がある。このように湿度センサによる検
出湿度が真の値からずれてしまうということは、それだ
け湿度センサによる検出湿度に基づく空調制御を適切に
実行できなくなり、省動力を図ることができないと共に
窓ガラスの曇りを確実に除去できないことを意味してい
る。
の検出精度を低下させる大きな要因としては2つある。
1つは製品毎のばらつきであり、1つは経時変化であ
る。この場合、製品毎のばらつきについては、品質向上
或いは製品の完成時の特性調整により対応することがで
きる。これに対して、経時変化については湿度センサが
使用される環境条件(センサ汚れ)及び時間経過(高
温,高湿のサイクル等)によって変化の特性が異なるの
で、変化を予測或いは見込んで湿度センサによる検出湿
度に補正を加えることは困難である。このため、上記従
来例のものでは、湿度センサの経時変化による検出特性
の変動により、車室内を快適空調環境に維持することが
できなくなる虞がある。このように湿度センサによる検
出湿度が真の値からずれてしまうということは、それだ
け湿度センサによる検出湿度に基づく空調制御を適切に
実行できなくなり、省動力を図ることができないと共に
窓ガラスの曇りを確実に除去できないことを意味してい
る。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、室内の湿度を検出する湿度検出手段に
よる検出湿度に基づいて室内を空調制御する構成におい
て、湿度検出手段の経年変化にかかわらず確実に空調制
御することができる空調装置、並びに省動力を図りなが
ら窓ガラスが曇ってしまうことを確実に防止することが
できる車両用空調装置を提供することにある。
で、その目的は、室内の湿度を検出する湿度検出手段に
よる検出湿度に基づいて室内を空調制御する構成におい
て、湿度検出手段の経年変化にかかわらず確実に空調制
御することができる空調装置、並びに省動力を図りなが
ら窓ガラスが曇ってしまうことを確実に防止することが
できる車両用空調装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の空調装置は、室
内に送風する空気を冷却により除湿する除湿手段を設
け、前記室内の湿度を検出する湿度検出手段を設け、こ
の湿度検出手段による検出湿度に基づいて前記除湿手段
の冷却温度を制御する除湿制御手段を設け、所定条件が
成立したときに前記室内の湿度を所定の演算式により推
定する湿度推定手段を設け、前記湿度検出手段による検
出湿度と前記湿度推定手段による推定湿度との差に基づ
いて前記除湿制御手段が使用する前記湿度検出手段によ
る検出湿度を補正する補正手段を設けたものである。
内に送風する空気を冷却により除湿する除湿手段を設
け、前記室内の湿度を検出する湿度検出手段を設け、こ
の湿度検出手段による検出湿度に基づいて前記除湿手段
の冷却温度を制御する除湿制御手段を設け、所定条件が
成立したときに前記室内の湿度を所定の演算式により推
定する湿度推定手段を設け、前記湿度検出手段による検
出湿度と前記湿度推定手段による推定湿度との差に基づ
いて前記除湿制御手段が使用する前記湿度検出手段によ
る検出湿度を補正する補正手段を設けたものである。
【0006】この場合、前記湿度推定手段を、前記除湿
手段により冷却された空気が飽和状態となったときに室
内の湿度を推定するようにしてもよい。
手段により冷却された空気が飽和状態となったときに室
内の湿度を推定するようにしてもよい。
【0007】また、室外の温度を検出する外気温検出手
段を設けると共に、前記湿度推定手段を、前記外気温検
出手段による検出温度が所定値以上で且つ前記除湿手段
を所定温度に冷却したときに当該除湿手段により冷却さ
れた空気が飽和したと判断するようにしてもよい。
段を設けると共に、前記湿度推定手段を、前記外気温検
出手段による検出温度が所定値以上で且つ前記除湿手段
を所定温度に冷却したときに当該除湿手段により冷却さ
れた空気が飽和したと判断するようにしてもよい。
【0008】また、前記補正手段を、前記湿度検出手段
による検出湿度と前記湿度推定手段による推定湿度との
差が所定値以上となったときに当該湿度検出手段による
検出湿度を補正するようにしてもよい。
による検出湿度と前記湿度推定手段による推定湿度との
差が所定値以上となったときに当該湿度検出手段による
検出湿度を補正するようにしてもよい。
【0009】また、前記除湿制御手段を、室外の空気を
前記除湿手段により除湿して室内に送風する外気モード
若しくは室内の空気を前記除湿手段により除湿して室内
に送風する内気モードに切換可能に構成し、前記湿度推
定手段を、外気モード若しくは内気モードに応じて湿度
を推定する演算式を選択するようにしてもよい。
前記除湿手段により除湿して室内に送風する外気モード
若しくは室内の空気を前記除湿手段により除湿して室内
に送風する内気モードに切換可能に構成し、前記湿度推
定手段を、外気モード若しくは内気モードに応じて湿度
を推定する演算式を選択するようにしてもよい。
【0010】本発明の車両用空調装置は、上記の何れか
の空調装置を車両に搭載すると共に、前記除湿制御手段
を、車室内の湿度を車両の窓ガラスが曇らない湿度とな
るように前記除湿手段を所定温度に冷却するようにした
ものである。
の空調装置を車両に搭載すると共に、前記除湿制御手段
を、車室内の湿度を車両の窓ガラスが曇らない湿度とな
るように前記除湿手段を所定温度に冷却するようにした
ものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の空調装置の場合、除湿制御手段
は、湿度検出手段による検出湿度に基づいて除湿手段の
冷却温度を制御する。これにより、室内に送風する空気
は除湿手段により冷却されて除湿されるので、室内は除
湿される。さて、除湿推定手段は、所定条件が成立する
と、所定の演算式により室内の湿度を推定する。そし
て、補正手段は、湿度検出手段による検出湿度と湿度推
定手段による推定湿度との差に基づいて以後において除
湿制御手段が使用する湿度検出手段による検出湿度を補
正する。従って、除湿検出手段の検出湿度が経年変化に
より変動した場合であっても、その変動による検出湿度
を補正することができるので、湿度制御手段は、湿度検
出手段による検出湿度に基づいて確実に除湿手段を所定
温度に冷却することができる。
は、湿度検出手段による検出湿度に基づいて除湿手段の
冷却温度を制御する。これにより、室内に送風する空気
は除湿手段により冷却されて除湿されるので、室内は除
湿される。さて、除湿推定手段は、所定条件が成立する
と、所定の演算式により室内の湿度を推定する。そし
て、補正手段は、湿度検出手段による検出湿度と湿度推
定手段による推定湿度との差に基づいて以後において除
湿制御手段が使用する湿度検出手段による検出湿度を補
正する。従って、除湿検出手段の検出湿度が経年変化に
より変動した場合であっても、その変動による検出湿度
を補正することができるので、湿度制御手段は、湿度検
出手段による検出湿度に基づいて確実に除湿手段を所定
温度に冷却することができる。
【0012】請求項2記載の空調装置の場合、除湿手段
による冷却により室内への送風空気が飽和状態となった
ときは、そのときの絶対湿度を求めることができるの
で、室内への送風空気に含まれる水蒸気量を正確に求め
ることができる。従って、湿度推定手段は、室内に供給
される水蒸気量と室外に排気される水蒸気量との均衡状
態に基づいて室内の湿度を精度よく推定することができ
る。
による冷却により室内への送風空気が飽和状態となった
ときは、そのときの絶対湿度を求めることができるの
で、室内への送風空気に含まれる水蒸気量を正確に求め
ることができる。従って、湿度推定手段は、室内に供給
される水蒸気量と室外に排気される水蒸気量との均衡状
態に基づいて室内の湿度を精度よく推定することができ
る。
【0013】請求項3記載の空調装置の場合、外気温度
が高いときは、車室内への送風空気の相対湿度は大きい
ので、斯様な環境条件で送風空気が除湿手段により冷却
されたときは飽和状態となる。従って、湿度推定手段
は、外気温度が高いという環境条件においては除湿手段
により除湿された送風空気は飽和したと見なすことがで
きる。
が高いときは、車室内への送風空気の相対湿度は大きい
ので、斯様な環境条件で送風空気が除湿手段により冷却
されたときは飽和状態となる。従って、湿度推定手段
は、外気温度が高いという環境条件においては除湿手段
により除湿された送風空気は飽和したと見なすことがで
きる。
【0014】請求項4記載の空調装置の場合、補正手段
は、湿度検出手段による検出湿度と湿度推定手段による
推定湿度との差が所定値以上となったときに湿度検出手
段による検出湿度を補正するので、湿度検出手段の検出
精度が大きく低下したときのみ湿度検出手段を効果的に
補正することができる。
は、湿度検出手段による検出湿度と湿度推定手段による
推定湿度との差が所定値以上となったときに湿度検出手
段による検出湿度を補正するので、湿度検出手段の検出
精度が大きく低下したときのみ湿度検出手段を効果的に
補正することができる。
【0015】請求項5記載の空調装置の場合、湿度推定
手段は、室外の空気を前記除湿手段により除湿して室内
に送風する外気モード若しくは室内の空気を前記除湿手
段により除湿して送風する内気モードに応じて室内の湿
度を推定する演算式を選択するので、異なる環境条件で
ある外気モード若しくは内気モードに応じて確実に湿度
を推定することができる。
手段は、室外の空気を前記除湿手段により除湿して室内
に送風する外気モード若しくは室内の空気を前記除湿手
段により除湿して送風する内気モードに応じて室内の湿
度を推定する演算式を選択するので、異なる環境条件で
ある外気モード若しくは内気モードに応じて確実に湿度
を推定することができる。
【0016】請求項6記載の車両用空調装置の場合、上
記各空調装置を車両に搭載するようにしたので、湿度検
出手段の経年変化にかかわらず除湿制御手段による除湿
手段に対する制御により車室内を確実に空調することが
できる。このとき、除湿制御手段は、車室内の湿度を車
両の窓ガラスが曇らない湿度となるように除湿手段を所
定温度に冷却するので、湿度検出手段による検出湿度に
基づいて車両の窓ガラスが曇ってしまうことを確実に防
止することができる。
記各空調装置を車両に搭載するようにしたので、湿度検
出手段の経年変化にかかわらず除湿制御手段による除湿
手段に対する制御により車室内を確実に空調することが
できる。このとき、除湿制御手段は、車室内の湿度を車
両の窓ガラスが曇らない湿度となるように除湿手段を所
定温度に冷却するので、湿度検出手段による検出湿度に
基づいて車両の窓ガラスが曇ってしまうことを確実に防
止することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を自動車の空調装置に適用した
場合の第1実施例について図1乃至図11を参照しなが
ら説明する。図1は全体の機能ブロック構成を示すもの
で、図示しない車室の前部に配置されたエアダクト1に
おいて、その上流側入口には内外気切換ダンパ2が回動
可能に設けられ、その下流側にブロワ3が設けられてい
る。内外気切換ダンパ2は、サーボモータ2aにより駆
動されるもので、空気の吸入口を内気導入口4a或は外
気導入口4bのいずれかに切換える。ブロワ3はブロワ
モータ5により回転駆動され、内気導入口4a或は外気
導入口4bのいずれか設定された側から空気を吸引して
下流側に送風する。
場合の第1実施例について図1乃至図11を参照しなが
ら説明する。図1は全体の機能ブロック構成を示すもの
で、図示しない車室の前部に配置されたエアダクト1に
おいて、その上流側入口には内外気切換ダンパ2が回動
可能に設けられ、その下流側にブロワ3が設けられてい
る。内外気切換ダンパ2は、サーボモータ2aにより駆
動されるもので、空気の吸入口を内気導入口4a或は外
気導入口4bのいずれかに切換える。ブロワ3はブロワ
モータ5により回転駆動され、内気導入口4a或は外気
導入口4bのいずれか設定された側から空気を吸引して
下流側に送風する。
【0018】除湿手段としてのエバポレータ6は、ブロ
ワ3の下流側に配設され、ブロワ3により送られてくる
空気を冷却して下流側に送るもので、冷凍サイクル7を
構成する要素のひとつである。冷凍サイクル7は、エバ
ポレータ6からコンプレッサ8,凝縮器9,レシーバ1
0及びエキスパンションバルブ11を介してエバポレー
タ6に冷媒が循環するように形成されたもので、コンプ
レッサ8の運転によりエバポレータ6による上記冷却機
能を得ることができる。
ワ3の下流側に配設され、ブロワ3により送られてくる
空気を冷却して下流側に送るもので、冷凍サイクル7を
構成する要素のひとつである。冷凍サイクル7は、エバ
ポレータ6からコンプレッサ8,凝縮器9,レシーバ1
0及びエキスパンションバルブ11を介してエバポレー
タ6に冷媒が循環するように形成されたもので、コンプ
レッサ8の運転によりエバポレータ6による上記冷却機
能を得ることができる。
【0019】エアミックスダンパ12は、エバポレータ
6の下流側に回動可能に設けられ、サーボモータ12a
により駆動される。エアミックスダンパ12の下流側に
は、エアダクト1の一部を占めるように加熱手段として
のヒータコア13が配設される。ヒータコア13は、図
示しないエンジンの冷却水を熱源として空気を加熱する
もので、エバポレータ6から送られてくる冷風を加熱す
る。エアミックスダンパ12は、サーボモータ12aに
より設定される開度に応じて、エバポレータ6から送ら
れてくる冷風をヒータコア13及びバイパス通路14に
分配する。
6の下流側に回動可能に設けられ、サーボモータ12a
により駆動される。エアミックスダンパ12の下流側に
は、エアダクト1の一部を占めるように加熱手段として
のヒータコア13が配設される。ヒータコア13は、図
示しないエンジンの冷却水を熱源として空気を加熱する
もので、エバポレータ6から送られてくる冷風を加熱す
る。エアミックスダンパ12は、サーボモータ12aに
より設定される開度に応じて、エバポレータ6から送ら
れてくる冷風をヒータコア13及びバイパス通路14に
分配する。
【0020】エアダクト1の出口側には、デフロスト吹
出口15,フェイス吹出口16及びフット吹出口17の
3つの吹出口が配設されており、それぞれに対応してデ
フロスト吹出口ダンパ18,フェイス吹出口ダンパ19
及びフット吹出口ダンパ20が配設されている。各吹出
口ダンパ18乃至20はサーボモータ18a乃至20a
により駆動される。
出口15,フェイス吹出口16及びフット吹出口17の
3つの吹出口が配設されており、それぞれに対応してデ
フロスト吹出口ダンパ18,フェイス吹出口ダンパ19
及びフット吹出口ダンパ20が配設されている。各吹出
口ダンパ18乃至20はサーボモータ18a乃至20a
により駆動される。
【0021】デフロスト吹出口15は、窓ガラス21の
車室内側の面に向けて配置されており、サーボモータ1
8aによりデフロスト吹出口ダンパ18が開放されるこ
とにより窓ガラス21に送風可能な状態となる。
車室内側の面に向けて配置されており、サーボモータ1
8aによりデフロスト吹出口ダンパ18が開放されるこ
とにより窓ガラス21に送風可能な状態となる。
【0022】除湿制御手段、湿度推定手段及び補正手段
としての機能を有する制御装置22は、CPU22a,
ROM22b及びRAM22c,22d等を含んで構成
されている。ここで、ROM22bは、予め空調制御の
ための自動空調制御プログラム並びに後述する外気温度
及び外気湿度に応じてコンプレッサ8を停止可能な目標
吹出温度が記憶されている。この場合、RAM22dは
後述する補正値を記憶するもので、図示しない電池によ
り記憶した補正値をバックアップするようになってい
る。
としての機能を有する制御装置22は、CPU22a,
ROM22b及びRAM22c,22d等を含んで構成
されている。ここで、ROM22bは、予め空調制御の
ための自動空調制御プログラム並びに後述する外気温度
及び外気湿度に応じてコンプレッサ8を停止可能な目標
吹出温度が記憶されている。この場合、RAM22dは
後述する補正値を記憶するもので、図示しない電池によ
り記憶した補正値をバックアップするようになってい
る。
【0023】制御装置22の出力端子A乃至Eは、それ
ぞれ前記各サーボモータ2a,12a,18a,19
a,20aに接続され、出力端子Fは駆動回路5aを介
してブロワモータ5に接続されている。サーボモータ1
2aにはエアミックスダンパ12の開度θを検出するエ
アミックスダンパ開度センサ12bが設けられ、制御装
置22の入力端子Gに接続されている。
ぞれ前記各サーボモータ2a,12a,18a,19
a,20aに接続され、出力端子Fは駆動回路5aを介
してブロワモータ5に接続されている。サーボモータ1
2aにはエアミックスダンパ12の開度θを検出するエ
アミックスダンパ開度センサ12bが設けられ、制御装
置22の入力端子Gに接続されている。
【0024】また、制御装置22の出力端子Hは、駆動
回路8aを介してコンプレッサ8の電磁クラッチ(図示
せず)に接続されており、その電磁クラッチのコイルに
通電することによりエンジンの回転力を伝達してコンプ
レッサ8を駆動する。尚、駆動回路8aは、電磁クラッ
チのコイルの通電電流を検出する機能を有し、その出力
端子は制御装置22の入力端子Iに接続されている。
回路8aを介してコンプレッサ8の電磁クラッチ(図示
せず)に接続されており、その電磁クラッチのコイルに
通電することによりエンジンの回転力を伝達してコンプ
レッサ8を駆動する。尚、駆動回路8aは、電磁クラッ
チのコイルの通電電流を検出する機能を有し、その出力
端子は制御装置22の入力端子Iに接続されている。
【0025】制御装置22の入力端子J乃至Lは、それ
ぞれ図示しない操作パネルに配置された内外気切換スイ
ッチ23,温度設定スイッチ24及びデフロストモード
設定スイッチ25に接続され、入力端子M乃至Rは、そ
れぞれ内気温センサ26,外気温検出手段としての外気
温センサ27,水温センサ28,日射センサ29,エバ
ポレータセンサ30及び内気湿度検出手段としての内気
湿度センサ31に接続されている。
ぞれ図示しない操作パネルに配置された内外気切換スイ
ッチ23,温度設定スイッチ24及びデフロストモード
設定スイッチ25に接続され、入力端子M乃至Rは、そ
れぞれ内気温センサ26,外気温検出手段としての外気
温センサ27,水温センサ28,日射センサ29,エバ
ポレータセンサ30及び内気湿度検出手段としての内気
湿度センサ31に接続されている。
【0026】尚、内気温センサ26及び外気温センサ2
7は、それぞれ車室内及び車外の温度Tr 及びTamを検
出し、水温センサ28はエンジンの冷却水温度Tw を検
出し、日射センサ29は車室内に入射する日射量Ts を
検出し、内気湿度センサ31は車室内の相対湿度RHr
を検出する。
7は、それぞれ車室内及び車外の温度Tr 及びTamを検
出し、水温センサ28はエンジンの冷却水温度Tw を検
出し、日射センサ29は車室内に入射する日射量Ts を
検出し、内気湿度センサ31は車室内の相対湿度RHr
を検出する。
【0027】次に、本実施例の作用について図2乃至図
11を参照して説明する。制御装置22は、電源が投入
されて空調制御プログラムをスタートすると、図2のフ
ローチャートに従って制御を実施する。即ち、制御装置
22は、まず、ステップS1において初期化処理を行な
って、各種カウンタやフラグ等を初期化してステップS
2に移行する。
11を参照して説明する。制御装置22は、電源が投入
されて空調制御プログラムをスタートすると、図2のフ
ローチャートに従って制御を実施する。即ち、制御装置
22は、まず、ステップS1において初期化処理を行な
って、各種カウンタやフラグ等を初期化してステップS
2に移行する。
【0028】制御装置22は、ステップS2において、
温度設定スイッチ24から設定温度Tset を読込み、R
AM22cに記憶する。続いて、制御装置22は、ステ
ップS3において、車両環境状態を検知するために各種
センサから検出信号を読込む。即ち、制御装置22は、
内気温センサ26から内気温度(室温)Tr ,外気温セ
ンサ27から外気温度Tam,水温センサ28からエンジ
ンの冷却水温度Tw ,日射センサ29から日射量Ts ,
エバポレータセンサ30からエバポレータ6の出口温度
Te ,内気湿度センサ31から車室内の相対湿度RHr
を読込んでRAM22cに記憶する。
温度設定スイッチ24から設定温度Tset を読込み、R
AM22cに記憶する。続いて、制御装置22は、ステ
ップS3において、車両環境状態を検知するために各種
センサから検出信号を読込む。即ち、制御装置22は、
内気温センサ26から内気温度(室温)Tr ,外気温セ
ンサ27から外気温度Tam,水温センサ28からエンジ
ンの冷却水温度Tw ,日射センサ29から日射量Ts ,
エバポレータセンサ30からエバポレータ6の出口温度
Te ,内気湿度センサ31から車室内の相対湿度RHr
を読込んでRAM22cに記憶する。
【0029】次に、制御装置22は、ステップS4にお
いて、上記読出した各種データに基づいてROM22b
内に予め記憶されている演算式により目標吹出温度TAO
を算出する。この場合、データとしては設定温度Tset
,内気温度Tr ,外気温度Tam及び日射量Ts を用
い、次式(1)で示す演算式に代入することにより上述
の目標吹出温度TAOを求める。 TAO=A×Tset +B×Tr +C×Tam+D×Ts +E …(1) 但し、A乃至Eは利得を設定する任意の定数である。
いて、上記読出した各種データに基づいてROM22b
内に予め記憶されている演算式により目標吹出温度TAO
を算出する。この場合、データとしては設定温度Tset
,内気温度Tr ,外気温度Tam及び日射量Ts を用
い、次式(1)で示す演算式に代入することにより上述
の目標吹出温度TAOを求める。 TAO=A×Tset +B×Tr +C×Tam+D×Ts +E …(1) 但し、A乃至Eは利得を設定する任意の定数である。
【0030】
【0031】続いて、制御装置22は、ステップS5に
おいて、ステップS2,S3において読出し記憶した設
定温度Tset 及び環境状態を検知する各種センサからの
検出信号に基づいて、ブロワ電圧Ve を図5に示す制御
特性に従って設定する。このブロワ電圧Ve は、ブロワ
3による送風量を設定するために、駆動回路5aを介し
てブロワモータ5に与える電圧である。
おいて、ステップS2,S3において読出し記憶した設
定温度Tset 及び環境状態を検知する各種センサからの
検出信号に基づいて、ブロワ電圧Ve を図5に示す制御
特性に従って設定する。このブロワ電圧Ve は、ブロワ
3による送風量を設定するために、駆動回路5aを介し
てブロワモータ5に与える電圧である。
【0032】次に、制御装置22は、吸込口モード及び
吹出口モードを夫々図6及び図7に示す制御特性に従っ
て決定する(ステップS6,S7)。そして、制御装置
22は、補正値演算処理を実行する(ステップS8)。
この補正値演算処理は湿度センサ31の経年変化を補正
するためのものである。この場合、湿度センサ31の使
用当初においては、湿度センサ31の検出精度は良好で
あるので、制御装置22は、ステップS8の補正値演算
処理により湿度センサ31の検出値を補正することはな
い。従って、制御装置22は、以後の制御において湿度
センサ31による検出値をそのまま空調制御に使用す
る。
吹出口モードを夫々図6及び図7に示す制御特性に従っ
て決定する(ステップS6,S7)。そして、制御装置
22は、補正値演算処理を実行する(ステップS8)。
この補正値演算処理は湿度センサ31の経年変化を補正
するためのものである。この場合、湿度センサ31の使
用当初においては、湿度センサ31の検出精度は良好で
あるので、制御装置22は、ステップS8の補正値演算
処理により湿度センサ31の検出値を補正することはな
い。従って、制御装置22は、以後の制御において湿度
センサ31による検出値をそのまま空調制御に使用す
る。
【0033】制御装置22は、ステップS9になると、
RAM22cに記憶した各種データに基づいてROM2
2b内に予め記憶されている演算式によりエアミックス
ダンパ12の目標開度θo を算出する。この場合、デー
タとしては、目標吹出温度TAO,冷却水温度Tw 及びエ
バポレータ6の出口温度Te を用い、次式(2)で示す
演算式に代入することにより上述のエアミックスダンパ
12の目標開度θo を求める。 θo =[(TAO−Te )/(Tw −Te )]×100(%) …(2)
RAM22cに記憶した各種データに基づいてROM2
2b内に予め記憶されている演算式によりエアミックス
ダンパ12の目標開度θo を算出する。この場合、デー
タとしては、目標吹出温度TAO,冷却水温度Tw 及びエ
バポレータ6の出口温度Te を用い、次式(2)で示す
演算式に代入することにより上述のエアミックスダンパ
12の目標開度θo を求める。 θo =[(TAO−Te )/(Tw −Te )]×100(%) …(2)
【0034】次に、ステップS10では、コンプレッサ
8の駆動・停止処理を行う。そして、上述の各ステップ
で求めた結果に基づいて、ステップS11で制御信号を
出力し、車室内の空調制御を行う。この場合、制御装置
22は、ブロワ駆動信号を駆動回路5aに与えてブロワ
モータ5をブロワ電圧Ve にて駆動させ、これによりブ
ロワ3を所定の送風量で運転する。また、制御装置22
は、エアミックスダンパ開度制御信号をサーボモータ1
2aに与え、エアミックスダンパ12の開度θをステッ
プS6で算出した目標開度θo となるように制御する。
さらに、制御装置22は、内外気導入モード制御信号を
サーボモータ2aに出力して内外気切換ダンパ2を所定
位置に駆動する。
8の駆動・停止処理を行う。そして、上述の各ステップ
で求めた結果に基づいて、ステップS11で制御信号を
出力し、車室内の空調制御を行う。この場合、制御装置
22は、ブロワ駆動信号を駆動回路5aに与えてブロワ
モータ5をブロワ電圧Ve にて駆動させ、これによりブ
ロワ3を所定の送風量で運転する。また、制御装置22
は、エアミックスダンパ開度制御信号をサーボモータ1
2aに与え、エアミックスダンパ12の開度θをステッ
プS6で算出した目標開度θo となるように制御する。
さらに、制御装置22は、内外気導入モード制御信号を
サーボモータ2aに出力して内外気切換ダンパ2を所定
位置に駆動する。
【0035】続いて、制御装置22は、次にステップS
12に移行して所定の制御周期τが経過するまで待機
し、この後、再び上述のステップを繰り返すようにな
る。従って、制御装置22は、一定周期毎に上述のプロ
グラムを繰り返し実行し、これにより、設定温度Tset
及び車両環境状態に応じた空調制御を行なって車室内を
快適な状態に保持するようになる。
12に移行して所定の制御周期τが経過するまで待機
し、この後、再び上述のステップを繰り返すようにな
る。従って、制御装置22は、一定周期毎に上述のプロ
グラムを繰り返し実行し、これにより、設定温度Tset
及び車両環境状態に応じた空調制御を行なって車室内を
快適な状態に保持するようになる。
【0036】さて、このように空調制御が行なわれてい
る状態で、ステップS10で行われているコンプレッサ
8の駆動・停止処理について説明する。図3はコンプレ
ッサ8の駆動・停止処理を表している。この図3におい
て、制御装置22は、ステップT1において、温度調節
制御、快適湿度制御、防曇制御という各制御を実行する
際に必要となるエバポレータ6の出口設定温度(以下、
エバ後設定温度と称する)を算出する。
る状態で、ステップS10で行われているコンプレッサ
8の駆動・停止処理について説明する。図3はコンプレ
ッサ8の駆動・停止処理を表している。この図3におい
て、制御装置22は、ステップT1において、温度調節
制御、快適湿度制御、防曇制御という各制御を実行する
際に必要となるエバポレータ6の出口設定温度(以下、
エバ後設定温度と称する)を算出する。
【0037】ここで、温度制御とは、図8に示すように
目標吹出温度TAOに応じてエバ後設定温度TE1 となる
ようにコンプレッサ8を駆動する制御である。また、快
適湿度制御とは、図9に示すように車室内湿度に応じて
エバ後設定温度TE2 となるようにコンプレッサ8を駆
動,停止するもので、車室内湿度が上限設定値を上回っ
たときは、コンプレッサ8を駆動して除湿運転を行い、
車室内湿度が下限設定値以下のときは、コンプレッサ8
を停止する制御である。そして、防曇制御とは、車室内
湿度が外気温に対する曇り限界室内湿度となったときは
エバ後設定温度TE3 となるようにコンプレッサ8を駆
動する制御のことである。図10に外気温に対する曇り
限界室内湿度特性(室温25℃)を示す。
目標吹出温度TAOに応じてエバ後設定温度TE1 となる
ようにコンプレッサ8を駆動する制御である。また、快
適湿度制御とは、図9に示すように車室内湿度に応じて
エバ後設定温度TE2 となるようにコンプレッサ8を駆
動,停止するもので、車室内湿度が上限設定値を上回っ
たときは、コンプレッサ8を駆動して除湿運転を行い、
車室内湿度が下限設定値以下のときは、コンプレッサ8
を停止する制御である。そして、防曇制御とは、車室内
湿度が外気温に対する曇り限界室内湿度となったときは
エバ後設定温度TE3 となるようにコンプレッサ8を駆
動する制御のことである。図10に外気温に対する曇り
限界室内湿度特性(室温25℃)を示す。
【0038】さて、制御装置22は、上述のようにして
求めたエバ後設定温度、即ち温度調節のためのTE1 、
快適湿度維持のためのTE2 、防曇のためのTE3 のう
ちの最も小さい値に応じて以後のコンプレッサ8に対す
る制御内容を決定する。つまり、温度調節、快適湿度維
持及び防曇の全ての制御を適切に実行するには、エバ後
設定温度がステップT1で求めたTE1 乃至TE3 のう
ちの最小値となるようにコンプレッサ8を駆動する必要
があるからである。
求めたエバ後設定温度、即ち温度調節のためのTE1 、
快適湿度維持のためのTE2 、防曇のためのTE3 のう
ちの最も小さい値に応じて以後のコンプレッサ8に対す
る制御内容を決定する。つまり、温度調節、快適湿度維
持及び防曇の全ての制御を適切に実行するには、エバ後
設定温度がステップT1で求めたTE1 乃至TE3 のう
ちの最小値となるようにコンプレッサ8を駆動する必要
があるからである。
【0039】そこで、制御装置22は、まず、ステップ
T2においてTE1 ,TE2 ,TE3 のうちの最小値と
現在のエバ後設定温度TEとを比較する。このとき、現
在のエバ後設定温度TEの方が最小値よりも大きいとき
は、エバ後設定温度TEを設定変更する必要があるの
で、ステップT3においてt=0に設定してから、ステ
ップT4乃至T6においてTE1 ,TE2 ,TE3 のう
ちから最小値を選択する。このとき、温度調節のための
TE1 が最小値であったときは、ステップT7において
目標吹出温度TAOがエアダクト1の吸込温度である外気
温度TAMよりも所定温度αを上回っているか否かを判定
し、TAO>TAM+αのときはステップT8においてコン
プレッサ8の停止処理を実行する。
T2においてTE1 ,TE2 ,TE3 のうちの最小値と
現在のエバ後設定温度TEとを比較する。このとき、現
在のエバ後設定温度TEの方が最小値よりも大きいとき
は、エバ後設定温度TEを設定変更する必要があるの
で、ステップT3においてt=0に設定してから、ステ
ップT4乃至T6においてTE1 ,TE2 ,TE3 のう
ちから最小値を選択する。このとき、温度調節のための
TE1 が最小値であったときは、ステップT7において
目標吹出温度TAOがエアダクト1の吸込温度である外気
温度TAMよりも所定温度αを上回っているか否かを判定
し、TAO>TAM+αのときはステップT8においてコン
プレッサ8の停止処理を実行する。
【0040】つまり、外気がエアダクト1を通過する際
には周囲の熱により所定温度α(例えば5℃)だけ上昇
するので、目標吹出温度TAOの方が外気温度よりも所定
温度高いという条件であるTAO>TAM+αのときはコン
プレッサ8を停止することができるのである。また、ス
テップT7においてTAO>TAM+αが成立しなかったと
きは、ステップT9においてTEにTE1 を設定する。
には周囲の熱により所定温度α(例えば5℃)だけ上昇
するので、目標吹出温度TAOの方が外気温度よりも所定
温度高いという条件であるTAO>TAM+αのときはコン
プレッサ8を停止することができるのである。また、ス
テップT7においてTAO>TAM+αが成立しなかったと
きは、ステップT9においてTEにTE1 を設定する。
【0041】一方、快適湿度維持のためのTE2 が最小
のときは、ステップT10においてTEにTE2 を設定
し、防曇のためのTE3 が最小のときは、ステップT1
1においてTEにTEmin (例えば3℃)を設定する。
そして、制御装置22は、エバ後設定温度TEを設定し
た後は、ステップT12においてコンプレッサ8の駆動
処理を実行する。
のときは、ステップT10においてTEにTE2 を設定
し、防曇のためのTE3 が最小のときは、ステップT1
1においてTEにTEmin (例えば3℃)を設定する。
そして、制御装置22は、エバ後設定温度TEを設定し
た後は、ステップT12においてコンプレッサ8の駆動
処理を実行する。
【0042】さて、制御装置22は、上述のようにして
エバ後設定温度TEを設定した後は、メインルーチンに
リターンして設定されたエバ後設定温度TEとなるよう
にコンプレッサ8を制御し、制御周期τが経過すると、
再びコンプレッサ8の駆動・停止処理を実行する。この
とき、前回のコンプレッサ8の駆動・停止処理におい
て、エバ後設定温度TEにTEmin が設定されたとき
は、制御装置22は、ステップT2において「YES」
と判定して防曇待機運転を実行する。
エバ後設定温度TEを設定した後は、メインルーチンに
リターンして設定されたエバ後設定温度TEとなるよう
にコンプレッサ8を制御し、制御周期τが経過すると、
再びコンプレッサ8の駆動・停止処理を実行する。この
とき、前回のコンプレッサ8の駆動・停止処理におい
て、エバ後設定温度TEにTEmin が設定されたとき
は、制御装置22は、ステップT2において「YES」
と判定して防曇待機運転を実行する。
【0043】この防曇待機運転では、まず、ステップT
13においてt>tmax (例えば300sec )となった
か否かを判定する。このとき、t=0であるから、ステ
ップT14においてt=t+τと設定することによりメ
インルーチンにおける制御周期τをカウントアップして
からステップT15においてコンプレッサ8の駆動・停
止処理を実行する。そして、コンプレッサ8の駆動・停
止処理の繰返しの実行によりt>tmax となったとき
は、ステップT16においてt=0と設定すると共にス
テップT17においてTEにTE1 ,TE2 ,TE3 の
うちの最小値を設定してからコンプレッサ8の駆動・停
止処理を実行する。
13においてt>tmax (例えば300sec )となった
か否かを判定する。このとき、t=0であるから、ステ
ップT14においてt=t+τと設定することによりメ
インルーチンにおける制御周期τをカウントアップして
からステップT15においてコンプレッサ8の駆動・停
止処理を実行する。そして、コンプレッサ8の駆動・停
止処理の繰返しの実行によりt>tmax となったとき
は、ステップT16においてt=0と設定すると共にス
テップT17においてTEにTE1 ,TE2 ,TE3 の
うちの最小値を設定してからコンプレッサ8の駆動・停
止処理を実行する。
【0044】さて、上述したように内気湿度センサ31
による検出値を用いて車室内の湿度を制御する理由は、
1つは車室内の空調環境を快適に維持するためであり、
もう1つは車室内の安全性を確保するためである。つま
り、一般に人間の快適湿度範囲は相対湿度で20〜60
%程度であるので、相対湿度が60%以下となるように
除湿する必要がある。また、車両の窓ガラス21の曇り
は、車室内の暖かい空気が低温の窓硝子21の内面に触
れて飽和状態となることにより発生するので、車室内の
絶対湿度を窓ガラス21の内面温度に対応して飽和状態
となる絶対湿度以下となるように車室内の湿度を維持す
る必要がある。
による検出値を用いて車室内の湿度を制御する理由は、
1つは車室内の空調環境を快適に維持するためであり、
もう1つは車室内の安全性を確保するためである。つま
り、一般に人間の快適湿度範囲は相対湿度で20〜60
%程度であるので、相対湿度が60%以下となるように
除湿する必要がある。また、車両の窓ガラス21の曇り
は、車室内の暖かい空気が低温の窓硝子21の内面に触
れて飽和状態となることにより発生するので、車室内の
絶対湿度を窓ガラス21の内面温度に対応して飽和状態
となる絶対湿度以下となるように車室内の湿度を維持す
る必要がある。
【0045】ところで、空調装置が長期間にわたって使
用されると、湿度センサ31は、汚れ或いは高温,高湿
の環境のサイクル等によりその検出値が真値(車室内の
相対湿度)から変動するようになる。具体的には、湿度
センサ31は約5年で検出値が10%変動することが知
られている。このように湿度センサ31の検出精度が悪
化すると、制御装置22による車室内に対する空調制御
が不適正となる。このとき、湿度センサ31による検出
値が真値よりも高湿度側に変動したときは、制御装置2
2は、冷房の必要がないにもかかわらず冷房の必要があ
ると判断してコンプレッサ8の駆動率を高める。このた
め、コンプレッサ8の駆動率が高くなって省動力効果が
低下し、最悪の場合には常にコンプレッサ8が駆動され
る事態となって省動力効果が著しく低下する。また、湿
度センサ21による検出値が真値よりも低いときは、制
御装置22は、冷房の必要があるにもかかわらず冷房の
必要がないとしてコンプレッサ8の駆動率を低下する。
このため、車室内の湿度が上昇して乗員に不快感を与え
るばかりでなく、窓ガラス21が曇ってしまい安全性が
低下する。
用されると、湿度センサ31は、汚れ或いは高温,高湿
の環境のサイクル等によりその検出値が真値(車室内の
相対湿度)から変動するようになる。具体的には、湿度
センサ31は約5年で検出値が10%変動することが知
られている。このように湿度センサ31の検出精度が悪
化すると、制御装置22による車室内に対する空調制御
が不適正となる。このとき、湿度センサ31による検出
値が真値よりも高湿度側に変動したときは、制御装置2
2は、冷房の必要がないにもかかわらず冷房の必要があ
ると判断してコンプレッサ8の駆動率を高める。このた
め、コンプレッサ8の駆動率が高くなって省動力効果が
低下し、最悪の場合には常にコンプレッサ8が駆動され
る事態となって省動力効果が著しく低下する。また、湿
度センサ21による検出値が真値よりも低いときは、制
御装置22は、冷房の必要があるにもかかわらず冷房の
必要がないとしてコンプレッサ8の駆動率を低下する。
このため、車室内の湿度が上昇して乗員に不快感を与え
るばかりでなく、窓ガラス21が曇ってしまい安全性が
低下する。
【0046】そこで、本実施例では、以下のようにして
湿度センサ31の経年変化による検出精度の低下による
影響を防止して確実に空調制御を行うようにしている。
即ち、制御装置22は、図4に示す補正値演算処理を実
行するときは、外気温度が設定温度以上で且つコンプレ
ッサ8をオンしている条件で(ステップU1,U2)、
さらにエバポレータ6の出口設定温度を3℃となるよう
に制御したときは(ステップU3)、内気温センサ26
により車室内温度TR を検出し、今回検出した車室内温
度TR n と前回検出した車室内温度TR n-1 との差を求
め、その温度差が所定値以内か否かを判定する(ステッ
プU4)。このとき、制御装置22は、車室内温度TR
の変化量が小さかったときは、車室内の空調環境はバラ
ンスしていると見なす。
湿度センサ31の経年変化による検出精度の低下による
影響を防止して確実に空調制御を行うようにしている。
即ち、制御装置22は、図4に示す補正値演算処理を実
行するときは、外気温度が設定温度以上で且つコンプレ
ッサ8をオンしている条件で(ステップU1,U2)、
さらにエバポレータ6の出口設定温度を3℃となるよう
に制御したときは(ステップU3)、内気温センサ26
により車室内温度TR を検出し、今回検出した車室内温
度TR n と前回検出した車室内温度TR n-1 との差を求
め、その温度差が所定値以内か否かを判定する(ステッ
プU4)。このとき、制御装置22は、車室内温度TR
の変化量が小さかったときは、車室内の空調環境はバラ
ンスしていると見なす。
【0047】そして、制御装置22は、外気モードが設
定されているときは(ステップU5)、車室内湿度を精
度良く推定する環境条件が成立したと判断して、車室内
の絶対湿度RHC を後述する所定の演算式により推定す
ると共に、その絶対湿度を相対湿度RHC ´に変換する
(ステップU6)。この場合、絶対湿度を相対湿度に変
換するには、周知の湿り空気線図をテーブルとしてRO
M22bに記憶しておき、そのテーブルに基づいて絶対
湿度に対応した相対湿度を求める。
定されているときは(ステップU5)、車室内湿度を精
度良く推定する環境条件が成立したと判断して、車室内
の絶対湿度RHC を後述する所定の演算式により推定す
ると共に、その絶対湿度を相対湿度RHC ´に変換する
(ステップU6)。この場合、絶対湿度を相対湿度に変
換するには、周知の湿り空気線図をテーブルとしてRO
M22bに記憶しておき、そのテーブルに基づいて絶対
湿度に対応した相対湿度を求める。
【0048】続いて、制御装置22は、演算により求め
た相対湿度RHC ´と湿度センサ31により検出した相
対湿度RHR との湿度差が所定値α以上であるか否かを
判定する(ステップU7)。このとき、両者の湿度差が
所定値α以上であったときは、制御装置22は、湿度セ
ンサ31の検出精度が悪化していると判断し、β=(R
HC −RHR )・γにより補正値βを演算してRAM2
2dに記憶する(ステップU8)。この場合、γは補正
係数であり、この補正係数γを1に設定した場合には、
RHC−RHRを補正値として設定することを意味する。従
って、補正係数γとしては、1以下、好ましくは0.5
前後に設定してRHC −RHR が補正値βに大きく影響
しないのが望ましい。これは、所定の環境条件で演算し
た車室内湿度の信頼性は高いものの、真の湿度からの誤
差は避けられないことから、この誤差による影響を防止
するためである。この場合、所定の環境条件で演算によ
り求めた車室内湿度の信頼性が極めて高い場合には、補
正係数γとしては1を設定してもよいことは勿論であ
る。
た相対湿度RHC ´と湿度センサ31により検出した相
対湿度RHR との湿度差が所定値α以上であるか否かを
判定する(ステップU7)。このとき、両者の湿度差が
所定値α以上であったときは、制御装置22は、湿度セ
ンサ31の検出精度が悪化していると判断し、β=(R
HC −RHR )・γにより補正値βを演算してRAM2
2dに記憶する(ステップU8)。この場合、γは補正
係数であり、この補正係数γを1に設定した場合には、
RHC−RHRを補正値として設定することを意味する。従
って、補正係数γとしては、1以下、好ましくは0.5
前後に設定してRHC −RHR が補正値βに大きく影響
しないのが望ましい。これは、所定の環境条件で演算し
た車室内湿度の信頼性は高いものの、真の湿度からの誤
差は避けられないことから、この誤差による影響を防止
するためである。この場合、所定の環境条件で演算によ
り求めた車室内湿度の信頼性が極めて高い場合には、補
正係数γとしては1を設定してもよいことは勿論であ
る。
【0049】そして、以上のようにして湿度センサ31
の検出値に対する補正値を求めた制御装置22は、以後
の制御において、RHr =RHR +βという演算式によ
り湿度センサ31による検出値RHR を補正した値RH
r を真の湿度として空調制御に使用する。
の検出値に対する補正値を求めた制御装置22は、以後
の制御において、RHr =RHR +βという演算式によ
り湿度センサ31による検出値RHR を補正した値RH
r を真の湿度として空調制御に使用する。
【0050】ここで、上記ステップU6において車室内
湿度を演算により求めることができる理由について説明
する。つまり、外気導入状態では、図11に示すように
導入された外気の全てはエバポレータ6を通過してから
車室内に送風される。このとき、エバポレータ6の温度
が3℃に設定されているときは、エバポレータ6を通過
する高温の外気は冷却されて必ず飽和状態となる。そし
て、斯様にして飽和状態となった空気がヒータコア13
により加熱されると共にバイパス通路14を通過した冷
気と混合して車室内に送風される。このとき、エバポレ
ータ6により冷却されて飽和した空気がヒータコア13
により加熱されて体積が増加するにしても、その増加割
合は小さいので、車室内に送風される空気の絶対湿度は
エバポレータ6により冷却された空気の絶対湿度と見な
すことができる。従って、エバポレータ6により冷却さ
れた飽和状態の空気の絶対湿度(乾燥空気1Kg当りの
水蒸気量)をXe、車室内への単位時間当りの送風量
(エアコン風量)をGo とすると、外気導入による車室
内への単位時間当りの水蒸気量をGo ・Xeにより求め
ることができる。この場合、エバポレータ6を通過する
空気は3℃に冷却されて飽和しているので、そのときの
送風空気の絶対湿度Xeは0.0048Kgとなる。
湿度を演算により求めることができる理由について説明
する。つまり、外気導入状態では、図11に示すように
導入された外気の全てはエバポレータ6を通過してから
車室内に送風される。このとき、エバポレータ6の温度
が3℃に設定されているときは、エバポレータ6を通過
する高温の外気は冷却されて必ず飽和状態となる。そし
て、斯様にして飽和状態となった空気がヒータコア13
により加熱されると共にバイパス通路14を通過した冷
気と混合して車室内に送風される。このとき、エバポレ
ータ6により冷却されて飽和した空気がヒータコア13
により加熱されて体積が増加するにしても、その増加割
合は小さいので、車室内に送風される空気の絶対湿度は
エバポレータ6により冷却された空気の絶対湿度と見な
すことができる。従って、エバポレータ6により冷却さ
れた飽和状態の空気の絶対湿度(乾燥空気1Kg当りの
水蒸気量)をXe、車室内への単位時間当りの送風量
(エアコン風量)をGo とすると、外気導入による車室
内への単位時間当りの水蒸気量をGo ・Xeにより求め
ることができる。この場合、エバポレータ6を通過する
空気は3℃に冷却されて飽和しているので、そのときの
送風空気の絶対湿度Xeは0.0048Kgとなる。
【0051】また、車室内の湿度は乗員の発汗によって
も加湿されており、乗員数をM、一人当りの発汗による
加湿量をWとすると、乗員の発汗による車室内への単位
時間当りの加湿量をW・Mにより求めることができる。
従って、車室内に対する単位時間当りの加湿量はGo ・
Xe+W・Mにより求めることができる。
も加湿されており、乗員数をM、一人当りの発汗による
加湿量をWとすると、乗員の発汗による車室内への単位
時間当りの加湿量をW・Mにより求めることができる。
従って、車室内に対する単位時間当りの加湿量はGo ・
Xe+W・Mにより求めることができる。
【0052】一方、車室内の空気は車室内への送風量G
o と同一量だけ車室外に排気されているので、車室内が
バランスされた状態での車室内の絶対湿度をRHC とす
ると、車室外に放出される単位時間当りの水蒸気量をG
o ・RHC により求めることができる。
o と同一量だけ車室外に排気されているので、車室内が
バランスされた状態での車室内の絶対湿度をRHC とす
ると、車室外に放出される単位時間当りの水蒸気量をG
o ・RHC により求めることができる。
【0053】ここで、車室内がバランスされた状態で
は、単位時間において車室内への水蒸気の供給量と車室
外への水蒸気の放出量は等しいと見なすことができるの
で、このことを式で表すと、Go ・Xe+W・M=Go
・RHC となる。従って、車室内がバランスされた状態
での車室内の絶対湿度RHC は、 RHC =(Go ・Xe+W・M)/Go Go :エアコン風量 Xe:エバポレータ通過空気の絶対湿度 W:乗員加湿量 M:乗員数(2名と仮定する) で表わすことができる。この場合、車室内がバランスさ
れた状態では、エアコン風量は最小風量に設定されるの
が一般的であるので、エアコン風量が大きくて車室内の
換気量が大きい場合に比べて、車室内の空気の乱れが少
なくなり、演算による誤差を防止することができる。ま
た、乗員が1〜5名に変化すると、乗員による加湿量が
約7%変化するものの、現在の車両の利用人数は約1.
7人であることから、乗員を2名と仮定した場合には、
演算誤差は−2%〜5%程度に止めることができる。
は、単位時間において車室内への水蒸気の供給量と車室
外への水蒸気の放出量は等しいと見なすことができるの
で、このことを式で表すと、Go ・Xe+W・M=Go
・RHC となる。従って、車室内がバランスされた状態
での車室内の絶対湿度RHC は、 RHC =(Go ・Xe+W・M)/Go Go :エアコン風量 Xe:エバポレータ通過空気の絶対湿度 W:乗員加湿量 M:乗員数(2名と仮定する) で表わすことができる。この場合、車室内がバランスさ
れた状態では、エアコン風量は最小風量に設定されるの
が一般的であるので、エアコン風量が大きくて車室内の
換気量が大きい場合に比べて、車室内の空気の乱れが少
なくなり、演算による誤差を防止することができる。ま
た、乗員が1〜5名に変化すると、乗員による加湿量が
約7%変化するものの、現在の車両の利用人数は約1.
7人であることから、乗員を2名と仮定した場合には、
演算誤差は−2%〜5%程度に止めることができる。
【0054】上記構成のものによれば、所定の環境条件
となったときに演算により求めた車室内湿度に基づいて
湿度センサ31の検出精度の低下を判断すると共に、検
出精度が低下していると判断したときは湿度センサ31
の検出値を補正するための補正値を求め、以後の制御に
おいては湿度センサ31の検出値をその補正値に基づい
て補正するようにしたので、湿度センサによる検出値に
基づいて単に空調制御を実行する従来例のものと違っ
て、湿度センサ31の経年変化にかかわらず確実に空調
制御を実行することができる。
となったときに演算により求めた車室内湿度に基づいて
湿度センサ31の検出精度の低下を判断すると共に、検
出精度が低下していると判断したときは湿度センサ31
の検出値を補正するための補正値を求め、以後の制御に
おいては湿度センサ31の検出値をその補正値に基づい
て補正するようにしたので、湿度センサによる検出値に
基づいて単に空調制御を実行する従来例のものと違っ
て、湿度センサ31の経年変化にかかわらず確実に空調
制御を実行することができる。
【0055】また、上述のように湿度センサ31の経年
変化にかからず車室内の湿度を正確に求めということ
は、防曇が必要となる適切なタイミングでコンプレッサ
8を駆動することができることを意味している。従っ
て、省エネ運転を実行しながら、窓ガラス21の曇りを
確実に防止することができる。
変化にかからず車室内の湿度を正確に求めということ
は、防曇が必要となる適切なタイミングでコンプレッサ
8を駆動することができることを意味している。従っ
て、省エネ運転を実行しながら、窓ガラス21の曇りを
確実に防止することができる。
【0056】図12は本発明の第2実施例における補正
値演算処理を示しており、第1実施例と同一ステップに
は同一ステップを付して説明を省略する。即ち、制御装
置22は、ステップU5において内気モードであったと
きは、下記に示した内気モード用の演算式により車室内
の湿度を推定する。これは、内気モードでは、強制的に
外気が導入されず、自然換気のみで車室内の空気が換気
されているので、外気モードで用いた演算式を使用でき
ないからである。
値演算処理を示しており、第1実施例と同一ステップに
は同一ステップを付して説明を省略する。即ち、制御装
置22は、ステップU5において内気モードであったと
きは、下記に示した内気モード用の演算式により車室内
の湿度を推定する。これは、内気モードでは、強制的に
外気が導入されず、自然換気のみで車室内の空気が換気
されているので、外気モードで用いた演算式を使用でき
ないからである。
【0057】ここで、内気モード用の演算式は、 RHC=(Go'・Xo +Gi ・Xe +W・M)/(Gi +
Go') Go':内気モード時の車室内の自然換気量 Xo :外気の絶対湿度 Gi :内気モード時のエアコン風量 として表すことができる。つまり、内気モード時におい
ては、ダクト1を通じて車室内に外気が導入されないも
のの、ドアのパッキン等を通じて車室内に送風されると
同時に排気されているので、車室内の空気は自然換気さ
れている。この自然換気量としては車速(Km/h)を
1/2にした値(立方m/h)となることが経験的に見
出だされている。また、内気モード時においては、車室
内の空気がエバポレータ6を通過して車室内に送風され
るので、車室内に供給されるは水蒸気量は、乗員からの
加湿量も合せてGo'・Xo +Gi ・Xe +W・Mにより
求めることができる。一方、車室外に排出される水蒸気
量は、自然換気と内気モードによる強制排気(室内循
環)とであるので、(Gi +Go')RHCにより求めるこ
とができる。
Go') Go':内気モード時の車室内の自然換気量 Xo :外気の絶対湿度 Gi :内気モード時のエアコン風量 として表すことができる。つまり、内気モード時におい
ては、ダクト1を通じて車室内に外気が導入されないも
のの、ドアのパッキン等を通じて車室内に送風されると
同時に排気されているので、車室内の空気は自然換気さ
れている。この自然換気量としては車速(Km/h)を
1/2にした値(立方m/h)となることが経験的に見
出だされている。また、内気モード時においては、車室
内の空気がエバポレータ6を通過して車室内に送風され
るので、車室内に供給されるは水蒸気量は、乗員からの
加湿量も合せてGo'・Xo +Gi ・Xe +W・Mにより
求めることができる。一方、車室外に排出される水蒸気
量は、自然換気と内気モードによる強制排気(室内循
環)とであるので、(Gi +Go')RHCにより求めるこ
とができる。
【0058】本発明は、上記各実施例に限定されるもの
ではなく、次のように変形または拡張できる。車室内湿
度を推定するタイミングとしては、カレンダに基づいて
夏季であると判断したことを要件としてもよい。車室内
温度が設定温度に近似した状態が継続したことを車室内
がバランスしていると判断する要件としてもよい。乗員
数を検出する乗員数検出手段を設け、その乗員数検出手
段で求めた乗員数を湿度推定に使用するようにしてもよ
い。
ではなく、次のように変形または拡張できる。車室内湿
度を推定するタイミングとしては、カレンダに基づいて
夏季であると判断したことを要件としてもよい。車室内
温度が設定温度に近似した状態が継続したことを車室内
がバランスしていると判断する要件としてもよい。乗員
数を検出する乗員数検出手段を設け、その乗員数検出手
段で求めた乗員数を湿度推定に使用するようにしてもよ
い。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の空調装置及び車両用空調装置によれば、以下の効果を
奏する。請求項1記載のものによれば、所定条件が成立
したときに所定の演算式により室内の湿度を推定すると
共に、その推定湿度と湿度検出手段による検出湿度との
差に基づいて以後において使用する湿度制御手段の検出
湿度を補正するようにしたので、室内の湿度を検出する
湿度検出手段による検出湿度に基づいて空調制御する構
成において、湿度検出手段の経年変化にかかわらず確実
に空調制御することができる。
の空調装置及び車両用空調装置によれば、以下の効果を
奏する。請求項1記載のものによれば、所定条件が成立
したときに所定の演算式により室内の湿度を推定すると
共に、その推定湿度と湿度検出手段による検出湿度との
差に基づいて以後において使用する湿度制御手段の検出
湿度を補正するようにしたので、室内の湿度を検出する
湿度検出手段による検出湿度に基づいて空調制御する構
成において、湿度検出手段の経年変化にかかわらず確実
に空調制御することができる。
【0060】請求項2記載のものによれば、除湿手段に
より室内への送風空気が冷却される飽和状態となったと
きに室内の湿度を推定することにより、室内に送風され
る空気に含まれる水蒸気量を正確に求めるようにしたの
で、室内の湿度を精度よく推定することができる。
より室内への送風空気が冷却される飽和状態となったと
きに室内の湿度を推定することにより、室内に送風され
る空気に含まれる水蒸気量を正確に求めるようにしたの
で、室内の湿度を精度よく推定することができる。
【0061】請求項3記載のものによれば、外気温度が
高いときに室内への送風空気が除湿手段により冷却され
たときは、送風空気は飽和状態となるので、除湿手段に
より除湿された送風空気は飽和したと見なすことができ
る。
高いときに室内への送風空気が除湿手段により冷却され
たときは、送風空気は飽和状態となるので、除湿手段に
より除湿された送風空気は飽和したと見なすことができ
る。
【0062】請求項4記載のものによれば、湿度検出手
段による検出湿度と湿度推定手段による推定湿度との差
が所定値以上となったときに湿度検出手段による検出値
を補正するようにしたので、湿度検出手段の検出精度が
大きく低下したときのみ湿度検出手段を効果的に補正す
ることができる。
段による検出湿度と湿度推定手段による推定湿度との差
が所定値以上となったときに湿度検出手段による検出値
を補正するようにしたので、湿度検出手段の検出精度が
大きく低下したときのみ湿度検出手段を効果的に補正す
ることができる。
【0063】請求項5記載のものによれば、外気モード
若しくは内気モードに応じて湿度を推定する演算式を選
択するようにしたので、異なる環境条件である外気モー
ド若しくは内気モードに応じて確実に湿度を推定するこ
とができる。
若しくは内気モードに応じて湿度を推定する演算式を選
択するようにしたので、異なる環境条件である外気モー
ド若しくは内気モードに応じて確実に湿度を推定するこ
とができる。
【0064】請求項6記載のものによれば、上記各空調
装置を車両に搭載すると共に、除湿制御手段を、車室内
の湿度を車両の窓ガラスが曇らない湿度となるように除
湿手段を制御するようにしたので、湿度検出手段による
検出湿度に基づいて省動力を図りながら車両の窓ガラス
が曇ってしまうことを確実に防止することができる。
装置を車両に搭載すると共に、除湿制御手段を、車室内
の湿度を車両の窓ガラスが曇らない湿度となるように除
湿手段を制御するようにしたので、湿度検出手段による
検出湿度に基づいて省動力を図りながら車両の窓ガラス
が曇ってしまうことを確実に防止することができる。
【図1】本発明の第1実施例における全体構成を示す概
略図
略図
【図2】制御装置のメイン動作を示すフローチャート
【図3】制御装置のコンプレッサの駆動停止処理動作を
示すフローチャート
示すフローチャート
【図4】制御装置の補正値演算処理動作を示すフローチ
ャート
ャート
【図5】目標吹出温度に対するブロワ電圧の関係を示す
特性図
特性図
【図6】目標吹出温度に対する吸入口モードの関係を示
す特性図
す特性図
【図7】目標吹出温度に対する吹出口モードの関係を示
す特性図
す特性図
【図8】目標吹出温度に対するエバ後設定温度の関係を
示す特性図
示す特性図
【図9】車室内湿度に対するエバ後設定温度の関係を示
す特性図
す特性図
【図10】外気温に対する曇り限界室内温度を示す特性
図
図
【図11】車室内がバランスした状態における車室内の
換気を示す図
換気を示す図
【図12】本発明の第2実施例を示す図4相当図
1はダクト、6はエバポレータ(除湿手段)、21は窓
ガラス、22は制御装置(除湿制御手段、湿度推定手
段、補正手段)、27は外気温センサ(外気温検出手
段)、31は湿度センサ(湿度検出手段)である。
ガラス、22は制御装置(除湿制御手段、湿度推定手
段、補正手段)、27は外気温センサ(外気温検出手
段)、31は湿度センサ(湿度検出手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 裕司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 本田 祐次 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 寒川 克彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 篠田 芳夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 室内に送風する空気を冷却により除湿す
る除湿手段と、 前記室内の湿度を検出する湿度検出手段と、 この湿度検出手段による検出湿度に基づいて前記除湿手
段の冷却温度を制御する除湿制御手段と、 所定条件が成立したときに、前記室内の湿度を所定の演
算式により推定する湿度推定手段と、 前記湿度検出手段による検出湿度と前記湿度推定手段に
よる推定湿度との差に基づいて前記除湿制御手段が使用
する前記湿度検出手段による検出湿度を補正する補正手
段とを備えことを特徴とする空調装置。 - 【請求項2】 前記湿度推定手段は、前記除湿手段によ
り冷却された空気が飽和状態となったときに室内の湿度
を推定することを特徴とする請求項1記載の空調装置。 - 【請求項3】 室外の温度を検出する外気温検出手段を
設け、 前記湿度推定手段は、前記外気温検出手段による検出温
度が所定値以上で且つ前記除湿手段を所定温度に冷却し
たときに当該除湿手段により冷却された空気が飽和した
と判断することを特徴とする請求項2記載の空調装置。 - 【請求項4】 前記補正手段は、前記湿度検出手段によ
る検出湿度と前記湿度推定手段による推定湿度との差が
所定値以上となったときに当該湿度検出手段による検出
湿度を補正することを特徴とすることを特徴とする請求
項1乃至3の何れかに記載の空調装置。 - 【請求項5】 前記除湿制御手段は、室外の空気を前記
除湿手段により除湿して室内に送風する外気モード若し
くは室内の空気を前記除湿手段により除湿して室内に送
風する内気モードに切換可能に構成され、 前記湿度推定手段は、外気モード若しくは内気モードに
応じて湿度を推定する演算式を選択することを特徴とす
る請求項1乃至4に何れかに記載の空調装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の空調装
置を車両に搭載すると共に、 前記除湿制御手段は、車室内の湿度を車両の窓ガラスが
曇らない湿度となるように前記除湿手段を所定温度に冷
却することを特徴とする車両用空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08012794A JP3496269B2 (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08012794A JP3496269B2 (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 空調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07285312A true JPH07285312A (ja) | 1995-10-31 |
| JP3496269B2 JP3496269B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=13709559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08012794A Expired - Fee Related JP3496269B2 (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3496269B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005067523A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
| JP2009040403A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Honda Motor Co Ltd | 低湿度検出システム及び方法 |
| US12160934B2 (en) | 2020-08-07 | 2024-12-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Heater control device |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101181226B1 (ko) | 2004-12-15 | 2012-09-10 | 한라공조주식회사 | 차량의 차내 습도를 검출하는 방법 |
-
1994
- 1994-04-19 JP JP08012794A patent/JP3496269B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005067523A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
| JP2009040403A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Honda Motor Co Ltd | 低湿度検出システム及び方法 |
| US8297526B2 (en) | 2007-08-10 | 2012-10-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Low humidity detection system and method thereof |
| US8312918B2 (en) | 2007-08-10 | 2012-11-20 | Honda Motor Co., Ltd. | Low humidity detection system and method thereof |
| US12160934B2 (en) | 2020-08-07 | 2024-12-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Heater control device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3496269B2 (ja) | 2004-02-09 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |