JPH07285377A - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
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- JPH07285377A JPH07285377A JP8158694A JP8158694A JPH07285377A JP H07285377 A JPH07285377 A JP H07285377A JP 8158694 A JP8158694 A JP 8158694A JP 8158694 A JP8158694 A JP 8158694A JP H07285377 A JPH07285377 A JP H07285377A
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- vehicle
- guide plate
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 設置上の制約を容易に回避し得ると共に報知
性能に優れた車両用灯具の提供。 【構成】 二つの光源3,4と、導光板10、右側ホロ
グラム及び左側ホログラムからなるホログラム11、低
屈折率層12、乱反射層13を積層構造にした薄形発光
部5とを組合せて構築したことを特徴とする。
性能に優れた車両用灯具の提供。 【構成】 二つの光源3,4と、導光板10、右側ホロ
グラム及び左側ホログラムからなるホログラム11、低
屈折率層12、乱反射層13を積層構造にした薄形発光
部5とを組合せて構築したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用灯具に関し、更
に詳しくはハイマウントストップランプに関する。
に詳しくはハイマウントストップランプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の室内置き形センターハイマウント
ストップランプ(以下CHMSL)を図8,図9,図1
0を用いて説明する。
ストップランプ(以下CHMSL)を図8,図9,図1
0を用いて説明する。
【0003】ここで、 1:白熱バルブ 2:反射鏡 3:レンズ板 10:ケース …である。
【0004】白熱バルブはブレーキ動作と連動して白色
光束を出射する。
光束を出射する。
【0005】白色光束は1部は直接、1部は反射鏡に反
射した後にレンズ板に入射する。
射した後にレンズ板に入射する。
【0006】レンズ板は赤色に着色された透明樹脂板か
ら成り、片側の表面に小さなレンズ群が成形されてい
る。
ら成り、片側の表面に小さなレンズ群が成形されてい
る。
【0007】レンズ板により所定の色度、所定の配色特
性になった光束は車両後方に出射される。
性になった光束は車両後方に出射される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の車両用灯具の場合においては、リアウインドワ
イパーと両立することが、以下の理由で出来なかった。
この種の車両用灯具の場合においては、リアウインドワ
イパーと両立することが、以下の理由で出来なかった。
【0009】これは、この種の車両用灯具とリアウイン
ドワイパーとを両立させるためには、(イ)図11のよ
うにこの種の車両用灯具100における発光部101
と、リアウインドワイパー200の支点部201とが相
互に干渉しないように発光部101の配設する位置を高
くする。(ロ)もしくは、図12のようにリアウインド
ワイパー200を車両中央からオフセット設置し、この
種の車両用灯具100との干渉を無くす。
ドワイパーとを両立させるためには、(イ)図11のよ
うにこの種の車両用灯具100における発光部101
と、リアウインドワイパー200の支点部201とが相
互に干渉しないように発光部101の配設する位置を高
くする。(ロ)もしくは、図12のようにリアウインド
ワイパー200を車両中央からオフセット設置し、この
種の車両用灯具100との干渉を無くす。
【0010】ところが、この二つの方法には各々以下の
ような問題点があった。
ような問題点があった。
【0011】上記(イ)の方法によると、この種の車両
用灯具100の全高が高くなるため、車室内へのこの種
の車両用灯具100の突出高さが大きくなるので、室内
側の見栄えが悪くなる上、ドライバの後方視界を損ね
る。
用灯具100の全高が高くなるため、車室内へのこの種
の車両用灯具100の突出高さが大きくなるので、室内
側の見栄えが悪くなる上、ドライバの後方視界を損ね
る。
【0012】上記(ロ)の方法によると、リアウインド
ワイパー200の払拭面積が小さくなり、降雨・降雪時
のドライバの後方視界を損ねる。
ワイパー200の払拭面積が小さくなり、降雨・降雪時
のドライバの後方視界を損ねる。
【0013】本発明は、上記事情に着目してなされたも
のであり、その目的とするところは、設置上の制約を容
易に回避し得ると共に報知性能に優れた車両用灯具を提
供することにある。
のであり、その目的とするところは、設置上の制約を容
易に回避し得ると共に報知性能に優れた車両用灯具を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の車両用灯具は、車両中央を境界として各々
設けられ、かつ車両の制動時に点灯されるバルブでの点
灯時の発光光と、該バルブでの点灯時の発光光を反射さ
せる反射鏡からの反射光からの反射光とを共に車両後方
へ出射する第1及び第2の光源と、該第1及び第2の光
源における第1の光源から出射された光を第2の光源側
まで導光し、また第2の光源から出射された光を第1の
光源側まで導光する導光板と、車両中央を境界として前
記導光板の表面上に配置されると共に、該第1の光源か
ら出射され前記導光板を介して入射された光のうち、所
定の波長、所定の入射角度の条件で入射される光を前記
導光板内に全反射角で回折させて前記第2の光源側へ進
行させる一方、回折効率により案分された非回折光及び
前記条件を満たしていない光を車両後方へ出射させる第
1のホログラムと、車両中央を境界として前記導光板の
表面上に前記第1のホログラムと対称に配置されると共
に、該第2の光源から出射された前記導光板を介して入
射された光のうち、所定の波長、所定の入射角度の条件
で入射される光を前記導光板内に全反射角で回折させて
前記第1の光源側へ進行させる一方、回折効率により案
分された非回折光及び前記条件を満たしていない光を車
両後方へ出射させる第2のホログラムと、前記第1及び
第2のホログラムに対峙して前記導光板の車両前方表面
に配置されると共に、前記第1及び第2のホログラムに
より回折されていない光に対する全反射角を越える入射
角の光を透過する低屈折率層と、該低屈折率層の車両前
方表面に配置されると共に、当該低屈折率層を透過して
入射した光を乱反射させて前記導光板内の方向へ出射す
る乱反射層と、を備えることを特徴とする。
め、本発明の車両用灯具は、車両中央を境界として各々
設けられ、かつ車両の制動時に点灯されるバルブでの点
灯時の発光光と、該バルブでの点灯時の発光光を反射さ
せる反射鏡からの反射光からの反射光とを共に車両後方
へ出射する第1及び第2の光源と、該第1及び第2の光
源における第1の光源から出射された光を第2の光源側
まで導光し、また第2の光源から出射された光を第1の
光源側まで導光する導光板と、車両中央を境界として前
記導光板の表面上に配置されると共に、該第1の光源か
ら出射され前記導光板を介して入射された光のうち、所
定の波長、所定の入射角度の条件で入射される光を前記
導光板内に全反射角で回折させて前記第2の光源側へ進
行させる一方、回折効率により案分された非回折光及び
前記条件を満たしていない光を車両後方へ出射させる第
1のホログラムと、車両中央を境界として前記導光板の
表面上に前記第1のホログラムと対称に配置されると共
に、該第2の光源から出射された前記導光板を介して入
射された光のうち、所定の波長、所定の入射角度の条件
で入射される光を前記導光板内に全反射角で回折させて
前記第1の光源側へ進行させる一方、回折効率により案
分された非回折光及び前記条件を満たしていない光を車
両後方へ出射させる第2のホログラムと、前記第1及び
第2のホログラムに対峙して前記導光板の車両前方表面
に配置されると共に、前記第1及び第2のホログラムに
より回折されていない光に対する全反射角を越える入射
角の光を透過する低屈折率層と、該低屈折率層の車両前
方表面に配置されると共に、当該低屈折率層を透過して
入射した光を乱反射させて前記導光板内の方向へ出射す
る乱反射層と、を備えることを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明による車両用灯具においては、車両中央
を境界として第1及び第2の光源が各々設けられてい
る。この第1及び第2の光源の各々は、車両の制動時に
点灯されるバルブと反射鏡から成り、バルブ点灯時の発
光光を車両後方に出射する。
を境界として第1及び第2の光源が各々設けられてい
る。この第1及び第2の光源の各々は、車両の制動時に
点灯されるバルブと反射鏡から成り、バルブ点灯時の発
光光を車両後方に出射する。
【0016】各々の光源から出射された光はホログラム
及び導光板に入射する。以下第1の光源を出射した光に
ついて説明する。
及び導光板に入射する。以下第1の光源を出射した光に
ついて説明する。
【0017】車両中央を境界として導光板の表面上に配
置された第1のホログラムは、所定の波長、入射角度で
規定される回折条件を満たした光を、導光板内を全反射
で進行するように所定の回折効率にて回折させる機能を
有している。
置された第1のホログラムは、所定の波長、入射角度で
規定される回折条件を満たした光を、導光板内を全反射
で進行するように所定の回折効率にて回折させる機能を
有している。
【0018】従って第1の光源から出射した光が第1の
ホログラムに入射すると、ホログラム第2の光源側へ進
行させる一方、回折効率により案分された光及び前記回
折条件を満たしていない光を車両後方へ出射させる。
ホログラムに入射すると、ホログラム第2の光源側へ進
行させる一方、回折効率により案分された光及び前記回
折条件を満たしていない光を車両後方へ出射させる。
【0019】第1のホログラムにより回折された光は導
光板内を全反射した後に第1のホログラムに再入射す
る。この導光板からホログラムへの再入射の際には回折
条件が成立しないため回折されずにホログラムを透過す
る。
光板内を全反射した後に第1のホログラムに再入射す
る。この導光板からホログラムへの再入射の際には回折
条件が成立しないため回折されずにホログラムを透過す
る。
【0020】次に光はホログラム表面で全反射をおこし
て、ホログラムに再々入射するが、このときにはホログ
ラムへの逆方向からの入射となり回折条件が成立する。
て、ホログラムに再々入射するが、このときにはホログ
ラムへの逆方向からの入射となり回折条件が成立する。
【0021】このため光は導光板外に出射するように所
定の回折効率にて回折される。
定の回折効率にて回折される。
【0022】第1のホログラムへの再々入射にて回折さ
れなかった光は、導光板内を全反射した後に車両中央を
越え第2のホログラムに入射する。
れなかった光は、導光板内を全反射した後に車両中央を
越え第2のホログラムに入射する。
【0023】この導光板から第2のホログラムへの入射
の際には回折条件が成立するため、光は車両前方方向に
回折される。
の際には回折条件が成立するため、光は車両前方方向に
回折される。
【0024】第2のホログラムにより回折された光は、
導光板外に出射し、乱反射板により車両後方に出射され
る。
導光板外に出射し、乱反射板により車両後方に出射され
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例の車両用灯具
をワイパーユニットの設置位置に設けた構成を示す側面
図、図2は図1の構成の上面図、図3は図1の構成を車
両に搭載した全体形状を示す図、図4は本発明の第1の
実施例の車両用灯具の要部をなす薄形発光部の構成説明
図である。
をワイパーユニットの設置位置に設けた構成を示す側面
図、図2は図1の構成の上面図、図3は図1の構成を車
両に搭載した全体形状を示す図、図4は本発明の第1の
実施例の車両用灯具の要部をなす薄形発光部の構成説明
図である。
【0027】この一実施例の車両用灯具1は、ワイパー
ユニット2とともに車両の車室内後部における車両中央
部分に設けている。
ユニット2とともに車両の車室内後部における車両中央
部分に設けている。
【0028】そして、本実施例の車両用灯具1は、車両
中央を境界として二つの光源3,4を各々設け、この二
つの光源3,4から出射された光を車両中央寄りの所定
範囲で入射することができるように薄形発光部5を設置
している。
中央を境界として二つの光源3,4を各々設け、この二
つの光源3,4から出射された光を車両中央寄りの所定
範囲で入射することができるように薄形発光部5を設置
している。
【0029】二つの光源3,4は、車両の制動時に点灯
される白熱バルブ6,7での点灯時の発光光及びこの各
バルブでの点灯時の発光光を反射させる反射鏡8,9か
らの反射光とを共に車両の後方へ出射する。
される白熱バルブ6,7での点灯時の発光光及びこの各
バルブでの点灯時の発光光を反射させる反射鏡8,9か
らの反射光とを共に車両の後方へ出射する。
【0030】薄形発光部5は、図4に示すように導光板
10、ホログラム11、低屈折率層12、乱反射層13
を備えてなる。
10、ホログラム11、低屈折率層12、乱反射層13
を備えてなる。
【0031】導光板10は、光源3から出射された光を
光源4側まで導光し、又光源4から出射された光を光源
3側まで導光する。
光源4側まで導光し、又光源4から出射された光を光源
3側まで導光する。
【0032】ホログラム11は、第1のホログラムであ
る右側ホログラム11aと第2のホログラムである左側
ホログラム11bとからなる。そして、右側ホログラム
11aは、車両中央を境界として導光板10の車両後方
側面の右側に積層配置されると共に、光源3から出射さ
れ導光板10を介して入射された光のうち、所定の波長
(本実施例では620nm近傍)、所定の入射角度(本
実施例では0度)の条件で入射される光を導光板内を全
反射で進行するように反射的に回折させて光源4側へ進
行させる一方、回折効率により案分された非回折光及び
上記の条件を満たしていない光を車両後方へ出射させ
る。また、左側ホログラム11bは、車両中央を境界と
して導光板10の車両後方側面の左側に右側ホログラム
11aと対称に積層配置されると共に、上記の条件で入
射される光を導光板10内に全反射角で回折させて光源
3側へ進行させる一方、回折効率により案分された非回
折光及び上記の条件を満たしていない光を車両後方へ出
射させる。
る右側ホログラム11aと第2のホログラムである左側
ホログラム11bとからなる。そして、右側ホログラム
11aは、車両中央を境界として導光板10の車両後方
側面の右側に積層配置されると共に、光源3から出射さ
れ導光板10を介して入射された光のうち、所定の波長
(本実施例では620nm近傍)、所定の入射角度(本
実施例では0度)の条件で入射される光を導光板内を全
反射で進行するように反射的に回折させて光源4側へ進
行させる一方、回折効率により案分された非回折光及び
上記の条件を満たしていない光を車両後方へ出射させ
る。また、左側ホログラム11bは、車両中央を境界と
して導光板10の車両後方側面の左側に右側ホログラム
11aと対称に積層配置されると共に、上記の条件で入
射される光を導光板10内に全反射角で回折させて光源
3側へ進行させる一方、回折効率により案分された非回
折光及び上記の条件を満たしていない光を車両後方へ出
射させる。
【0033】低屈折率層12は、ホログラム11に対峙
して二つの光源3,4の車両中央側端間で、導光板10
に積層配置される。
して二つの光源3,4の車両中央側端間で、導光板10
に積層配置される。
【0034】乱反射層13は、低屈折率層12の車両前
方側面に積層配置されると共に、この低屈折率層12を
透過して入射した光を乱反射させて車両後方へ出射す
る。
方側面に積層配置されると共に、この低屈折率層12を
透過して入射した光を乱反射させて車両後方へ出射す
る。
【0035】上記構成から明らかなように薄形発光部5
は厚さが非常に薄いものとなるため、車両用灯具1の全
体が薄形の長方体構造となる。これにより、図1,図3
の如くワイパーユニット2の設置位置に車両用灯具1を
設けても、車両用灯具1の非装着時と同様にワイパーユ
ニット2のリアウインドワイパー13の位置までワイパ
ーユニットのワイパーモータ軸14を非干渉で配設する
ことができる。しかも、本実施例では、車両用灯具1は
リアウインドワイパー13の下側にもぐり込むように設
置されるためスペース効率が良くなり、当然の結果とし
て車室内への突出高さは小さく、室内側見栄えは良好で
あり、又ドライバの後方視界を損ねることもない。
は厚さが非常に薄いものとなるため、車両用灯具1の全
体が薄形の長方体構造となる。これにより、図1,図3
の如くワイパーユニット2の設置位置に車両用灯具1を
設けても、車両用灯具1の非装着時と同様にワイパーユ
ニット2のリアウインドワイパー13の位置までワイパ
ーユニットのワイパーモータ軸14を非干渉で配設する
ことができる。しかも、本実施例では、車両用灯具1は
リアウインドワイパー13の下側にもぐり込むように設
置されるためスペース効率が良くなり、当然の結果とし
て車室内への突出高さは小さく、室内側見栄えは良好で
あり、又ドライバの後方視界を損ねることもない。
【0036】なお、図1,図2中、16はケース、17
はリアウインドウ、18は黒プリント、19はリアパー
セルである。
はリアウインドウ、18は黒プリント、19はリアパー
セルである。
【0037】次に、本実施例の車両用灯具1の作用につ
いて図5を参照しつつ説明する。
いて図5を参照しつつ説明する。
【0038】まず、車両中央を境界として右側に位置さ
れた光源3における白熱バルブ6が出射する光束につい
て説明する。
れた光源3における白熱バルブ6が出射する光束につい
て説明する。
【0039】白熱バルブ6は、ブレーキ動作と連動した
白色光束を出射する。すると、白色光束は一部は発散光
として、他の一部は反射鏡8に反射し平行光として、車
両後方に出射される。こうして出射される光束のうち、
導光板10に入射しない分(図2中の光束α)は、レン
ズ板15を通過して車両後方へそのまま出射される。ま
た、導光板10に入射する平行光分(図2中の光束β)
は、導光板10に入射する光を100%とし、ホログラ
ム11(11a)の回折効率を1/2(50%)と仮定
したとき、図5の領域では50%が外部へ入射され、
残りの50%が導光板10内を全反射角で光源4側へ進
行される。次いで低屈折率層12との界面で反射されて
図5の領域でホログラム11(11a)に入射された
とき、この領域では25%が外部へ出射され、残りの
25%が導光板10内を全反射角で進行される。次いで
低屈折率層12との界面で反射されて車両中央を越えた
図5の領域でホログラム11(11b)に入射された
とき、この領域では12.5%が車両前方へ回折され
導光板を出射し乱反射板により車両後方に出射される。
白色光束を出射する。すると、白色光束は一部は発散光
として、他の一部は反射鏡8に反射し平行光として、車
両後方に出射される。こうして出射される光束のうち、
導光板10に入射しない分(図2中の光束α)は、レン
ズ板15を通過して車両後方へそのまま出射される。ま
た、導光板10に入射する平行光分(図2中の光束β)
は、導光板10に入射する光を100%とし、ホログラ
ム11(11a)の回折効率を1/2(50%)と仮定
したとき、図5の領域では50%が外部へ入射され、
残りの50%が導光板10内を全反射角で光源4側へ進
行される。次いで低屈折率層12との界面で反射されて
図5の領域でホログラム11(11a)に入射された
とき、この領域では25%が外部へ出射され、残りの
25%が導光板10内を全反射角で進行される。次いで
低屈折率層12との界面で反射されて車両中央を越えた
図5の領域でホログラム11(11b)に入射された
とき、この領域では12.5%が車両前方へ回折され
導光板を出射し乱反射板により車両後方に出射される。
【0040】また、導光板10に入射した光束の発散成
分(図2中の光束γ)に、ホログラム11(11a)に
垂直に入射しないため回折条件を満たさず、ホログラム
11(11a)により回折されずに導光板10を透過
し、更にレンズ板15を透過して車両の後方に出射され
る。
分(図2中の光束γ)に、ホログラム11(11a)に
垂直に入射しないため回折条件を満たさず、ホログラム
11(11a)により回折されずに導光板10を透過
し、更にレンズ板15を透過して車両の後方に出射され
る。
【0041】以上の作用説明は車両中央を境界として右
側に設置された光源3における白熱バルブ6が出射する
光束についてであるが、その左側に設置された光源4に
おける白熱バルブ7が出射する光束でも対峙の関係で同
様に車両の後方に出射される。
側に設置された光源3における白熱バルブ6が出射する
光束についてであるが、その左側に設置された光源4に
おける白熱バルブ7が出射する光束でも対峙の関係で同
様に車両の後方に出射される。
【0042】このようなことから、本実施例の車両用灯
具1は、薄形の長方体構造の薄形発光部5を用いている
ので設置上の制約が少なく、また薄形発光部5は発光む
らが少ないので点灯報知を表示部20で良好に行える。
具1は、薄形の長方体構造の薄形発光部5を用いている
ので設置上の制約が少なく、また薄形発光部5は発光む
らが少ないので点灯報知を表示部20で良好に行える。
【0043】[その他の実施例]第2の実施例を図6を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0044】第2の実施例では、薄形発光部を構成する
導光板、ホログラム、低屈折率層、乱反射板の積層構成
が第1の実施例と異なる。このため薄形発光部の作用に
ついて説明する。
導光板、ホログラム、低屈折率層、乱反射板の積層構成
が第1の実施例と異なる。このため薄形発光部の作用に
ついて説明する。
【0045】ホログラム111は第1のホログラムであ
る右側ホログラム111a、と第2のホログラムである
左側ホログラム111bとからなる。
る右側ホログラム111a、と第2のホログラムである
左側ホログラム111bとからなる。
【0046】右側ホログラム111aは、車両中央を境
界として導光板110の車両前方の表面の右側に積層配
置されると共に、光源103から出射され導光板110
を介して入射された光のうち、所定の波長、入射角度
(本実施例では620nm、0度)の条件で入射される
光を、導光板110内を全反射で進行するように透過的
に回折させて光源側へ進行させる一方、回折効率により
案分された非回折光及び上記の条件を満たしていない光
を車両後方へ出射させる。
界として導光板110の車両前方の表面の右側に積層配
置されると共に、光源103から出射され導光板110
を介して入射された光のうち、所定の波長、入射角度
(本実施例では620nm、0度)の条件で入射される
光を、導光板110内を全反射で進行するように透過的
に回折させて光源側へ進行させる一方、回折効率により
案分された非回折光及び上記の条件を満たしていない光
を車両後方へ出射させる。
【0047】また、左側ホログラム111bは、車両中
央を境界として導光板110の車両前方の表面の左側に
積層配置されると共に、光源から出射され導光板を介し
て入射された光のうち、所定の波長、入射角度(本実施
例では620nm、0度)の条件で入射される光を、導
光板内110を全反射で進行するように透過的に回折さ
せて光源104側へ進行させる一方、回折効率により案
分された非回折光及び上記の条件を満たしていない光を
車両後方へ出射させる。
央を境界として導光板110の車両前方の表面の左側に
積層配置されると共に、光源から出射され導光板を介し
て入射された光のうち、所定の波長、入射角度(本実施
例では620nm、0度)の条件で入射される光を、導
光板内110を全反射で進行するように透過的に回折さ
せて光源104側へ進行させる一方、回折効率により案
分された非回折光及び上記の条件を満たしていない光を
車両後方へ出射させる。
【0048】低屈折率層112は二つの光源の車両中央
側端間で、ホログラム上に積層される。低屈折率層11
2には導光板の屈折率より屈折率が低い材料を用いる
が、空気層を低屈折率層として用いても良い。すなわち
ホログラムと乱反射層を離して配置するだけでも良い。
側端間で、ホログラム上に積層される。低屈折率層11
2には導光板の屈折率より屈折率が低い材料を用いる
が、空気層を低屈折率層として用いても良い。すなわち
ホログラムと乱反射層を離して配置するだけでも良い。
【0049】乱反射層113は低屈折率層112の車両
前方表面に積層配置されると共に、低屈折率層を透過し
て入射した光を乱反射させて車両後方へ出射する。
前方表面に積層配置されると共に、低屈折率層を透過し
て入射した光を乱反射させて車両後方へ出射する。
【0050】次に作用を説明する。
【0051】光源103から出射され、導光板110内
に入射する平行光分は、導光板110に入射する光を1
00%とし、ホログラムの回折効率を50%に設定した
ときに、図6の領域では50%が車両後方に出射さ
れ、残り50%が導光板内を全反射角で光源104側に
進行する。
に入射する平行光分は、導光板110に入射する光を1
00%とし、ホログラムの回折効率を50%に設定した
ときに、図6の領域では50%が車両後方に出射さ
れ、残り50%が導光板内を全反射角で光源104側に
進行する。
【0052】次いで導光板110の車両後方の表面側で
全反射され、図6の領域でホログラムに入射する。こ
こで25%が車両後方に出射され、残りの25%が導光
板内を全反射角で進行する。
全反射され、図6の領域でホログラムに入射する。こ
こで25%が車両後方に出射され、残りの25%が導光
板内を全反射角で進行する。
【0053】次いで車両の中央を越えた図6の領域で
ホログラム111bに入射する。ここでは12.5%が
車両前方へ回折され、導光板を出射し乱反射板113に
より車両後方に出射される。
ホログラム111bに入射する。ここでは12.5%が
車両前方へ回折され、導光板を出射し乱反射板113に
より車両後方に出射される。
【0054】第3の実施例を、図7を用いて説明する。
【0055】第3の実施例は、第2の実施例における導
光板にリアウインドウガラスを用いている。
光板にリアウインドウガラスを用いている。
【0056】ホログラム111は第1のホログラムであ
る右側ホログラム111a、と第2のホログラムである
左側ホログラム111bとからなる。
る右側ホログラム111a、と第2のホログラムである
左側ホログラム111bとからなる。
【0057】右側ホログラム111aは、車両中央を境
界としてリアウインドウガラス110の車室内側表面の
右側に積層配置されると共に、光源103から出射され
導光板110を介して入射された光のうち、所定の波
長、入射角度(本実施例では620nm、0度)の条件
で入射される光を、リアウインドウガラス110内を全
反射で進行するように透過的に回折させて光源側へ進行
させる一方、回折効率により案分された非回折光及び上
記の条件を満たしていない光を車両後方へ出射させる。
界としてリアウインドウガラス110の車室内側表面の
右側に積層配置されると共に、光源103から出射され
導光板110を介して入射された光のうち、所定の波
長、入射角度(本実施例では620nm、0度)の条件
で入射される光を、リアウインドウガラス110内を全
反射で進行するように透過的に回折させて光源側へ進行
させる一方、回折効率により案分された非回折光及び上
記の条件を満たしていない光を車両後方へ出射させる。
【0058】また、左側ホログラム111bは、車両中
央を境界としてリアウインドウガラス110の車両前方
の表面の左側に積層配置されると共に、光源から出射さ
れリアウインドウガラスを介して入射された光のうち、
所定の波長、入射角度(本実施例では620nm、0
度)の条件で入射される光を、導光板内110を全反射
で進行するように透過的に回折させて光源104側へ進
行させる一方、回折効率により案分された非回折光及び
上記の条件を満たしていない光を車両後方へ出射させ
る。
央を境界としてリアウインドウガラス110の車両前方
の表面の左側に積層配置されると共に、光源から出射さ
れリアウインドウガラスを介して入射された光のうち、
所定の波長、入射角度(本実施例では620nm、0
度)の条件で入射される光を、導光板内110を全反射
で進行するように透過的に回折させて光源104側へ進
行させる一方、回折効率により案分された非回折光及び
上記の条件を満たしていない光を車両後方へ出射させ
る。
【0059】低屈折率層112は二つの光源の車両中央
側端間で、ホログラム上に積層される。
側端間で、ホログラム上に積層される。
【0060】乱反射層113は低屈折率層112の車両
前方表面に積層配置されると共に、低屈折率層を透過し
て入射した光を乱反射させて車両後方へ出射する。
前方表面に積層配置されると共に、低屈折率層を透過し
て入射した光を乱反射させて車両後方へ出射する。
【0061】作用については、第2の実施例と同様であ
るため省略する。
るため省略する。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
導光板、ホログラム、低屈折率層及び乱反射層を積層構
造にして薄形の長方体構造とした発光部と2つの光源を
組み合わせた車両用灯具を構築し得るので、設置上の制
約を容易に回避し得ると共に、表示部分の明るさのむら
がほとんどない報知性能に優れたものとなる。
導光板、ホログラム、低屈折率層及び乱反射層を積層構
造にして薄形の長方体構造とした発光部と2つの光源を
組み合わせた車両用灯具を構築し得るので、設置上の制
約を容易に回避し得ると共に、表示部分の明るさのむら
がほとんどない報知性能に優れたものとなる。
【図1】本発明の第1の実施例の車両用灯具をワイパー
ユニットの設置位置に設けた構成を示す側面図である。
ユニットの設置位置に設けた構成を示す側面図である。
【図2】図1の構成の上面図である。
【図3】図1の構成を車両に搭載した全体形状を示す図
である。
である。
【図4】本発明の第1の実施例の車両用灯具の要部をな
す薄形発光部の構成説明図である。
す薄形発光部の構成説明図である。
【図5】本発明の第1の実施例の作用を説明するために
用いた図である。
用いた図である。
【図6】本発明の第2の実施例の作用を説明するために
用いた図である。
用いた図である。
【図7】本発明の第3の実施例を説明するために用いた
図である。
図である。
【図8】従来の車両用灯具の説明図である。
【図9】従来の車両用灯具の説明図である。
【図10】従来の車両用灯具の説明図である。
【図11】従来の車両用灯具の設置状態の一例を示す図
である。
である。
【図12】従来の車両用灯具の設置状態の他の一例を示
す図である。
す図である。
1 車両用灯具 2 ワイパーユニット 3,4 光源 5 薄形発光部 6,7 白熱バルブ 8,9 反射鏡 10 導光板 11 ホログラム 11a 右側ホログラム 11b 左側ホログラム 12 低屈折率層 13 乱反射層
Claims (1)
- 【請求項1】 車両中央を境界として各々設けられ、か
つ車両の制御時に点灯されるバルブでの点灯時の発光光
と、該バルブでの点灯時の発光光を反射させる反射鏡か
らの反射光からの反射光とを共に車両後方へ出射する第
1及び第2の光源と、 該第1及び第2の光源における第1の光源から出射され
た光を第2の光源側まで導光し、また第2の光源から出
射された光を第1の光源側まで導光する導光板と、 車両中央を境界として前記導光板の表面上に配置される
と共に、該第1の光源から出射され前記導光板を介して
入射された光のうち、所定の波長、所定の入射角度の条
件で入射される光を前記導光板内に全反射角で回折させ
て前記第2の光源側へ進行させる一方、回折効率により
案分された非回折光及び前記条件を満たしていない光を
車両後方へ出射させる第1のホログラムと、 車両中央を境界として前記導光板の表面上に前記第1の
ホログラムと対称に配置されると共に、該第2の光源か
ら出射され前記導光板を介して入射された光のうち、所
定の波長、所定の入射角度の条件で入射される光を前記
導光板内に全反射角で回折させて前記第1の光源側へ進
行させる一方、回折効率により案分された非回折光及び
前記条件を満たしていない光を車両後方へ出射させる第
2のホログラムと、 前記第1及び第2のホログラムに対峙して前記導光板の
車両前方表面に配置されると共に、前記第1及び第2の
ホログラムにより回折されていない光に対する全反射角
を越える入力角の光を透過する低屈折率層と、 該低屈折率層の車両前方表面に配置されると共に、当該
低屈折率層を透過して入射した光を乱反射させて前記導
光板内の方向へ出射する乱反射層と、を備えることを特
徴とする車両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8158694A JPH07285377A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8158694A JPH07285377A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 車両用灯具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07285377A true JPH07285377A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13750432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8158694A Pending JPH07285377A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07285377A (ja) |
-
1994
- 1994-04-20 JP JP8158694A patent/JPH07285377A/ja active Pending
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