JPH07285527A - 耐熱及び耐圧性自立容器 - Google Patents

耐熱及び耐圧性自立容器

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JPH07285527A
JPH07285527A JP22497194A JP22497194A JPH07285527A JP H07285527 A JPH07285527 A JP H07285527A JP 22497194 A JP22497194 A JP 22497194A JP 22497194 A JP22497194 A JP 22497194A JP H07285527 A JPH07285527 A JP H07285527A
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mouth
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Norihiro Shimizu
紀弘 清水
Tomohiro Urano
智宏 浦野
Akira Nitta
彰 新田
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Denki Kagaku Kogyo KK
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    • B65D1/00Rigid or semi-rigid containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material or by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐熱及び耐圧性自立容器を得る。 【構成】 口頸部、肩部、胴部及び底部からなる二軸延
伸ブロー成形された飽和ポリエステル樹脂製中空容器に
おいて、前記底部の特定部分が結晶化されており、か
つ、前記口頸部の内周径が外周径に対して60%〜90
%であり、前記口頸部はネジ部を有し、少なくともこの
ネジ部が熱処理により残留内部応力・歪を緩和されてお
り、前記口頸部と前記肩部とをつなぐ首部の未延伸部分
が結晶化されていることを特徴とする耐熱及び耐圧性自
立容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば炭酸飲料や清涼
飲料水などを充填するのに好適な二軸延伸ブロ−成形さ
れた飽和ポリエステル製の自立容器に関し、さらに詳細
には、内容物の加熱殺菌時の耐熱及び耐圧性に優れた自
立容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、耐熱、耐圧性容器としては、容器
本体の耐内圧性を高めるため底部を半球殻状に膨出成形
し、これに有底筒状に成形されたベ−スカップを装着し
て、容器に自立機能を付与したものが主流であった。し
かしながら、ベ−スカップの使用は、別途ベ−スカップ
を成形し装着固定を行わなければならないこと、容器の
重量が大きくなり、形状も大型化すること、加熱殺菌工
程で温水が容器底部に十分に達しないため内容物の加熱
殺菌をスム−ズに行うことができないこと、また、この
とき、ベ−スカップ内に水が溜まり、速やかに排水され
にくいこと、など様々な問題があった。
【0003】さらに、省資源や環境問題の観点から使用
済みの空容器を有効再利用することが望まれているが、
ベ−スカップを装着した容器では通常、容器本体とベ−
スカップや接着剤の材料が異なるため、再利用する場合
にはこれらを分離しなければならず、プロセス的にコス
ト高となるという問題も抱えている。
【0004】このような問題から、ベ−スカップを必要
としない耐熱、耐圧性容器が望まれていた。ベ−スカッ
プを必要としない耐圧性容器としては、いくつかの提案
がなされており、一般的には底部中心部の周りに複数の
脚部を放射状に膨出し、これらの脚部の間に谷線部を形
成した構造か、あるいはシャンペンタイプの構造かのい
ずれかであり、例えば、特公昭48−5708号公報、
特公昭59−40693号公報、特公昭61−9170
号公報、特開昭63−202424号公報、及び特開平
3−43342号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
各公報に記載された容器は、耐圧性容器としては満足す
る性能を得ることができるものの、加熱殺菌工程を行う
耐熱、耐圧性容器として使用した場合には十分な性能を
得ることができない。すなわち、前記各公報に記載され
た容器は、底部中心部および該中心部周辺に未延伸領域
あるいは低延伸領域が存在しているため、加熱殺菌時に
内容物の温度が50℃〜70℃程度に上昇すると、内圧
が増大すること、また容器材料自体もクリ−プ変形を起
こしやすくなることにより、底部中心部および該中心部
周辺の低延伸領域がクリ−プ変形を起こして突出し、容
器は自立安定性を失うことになる。
【0006】この問題を解決する方法として、例えば、
特開平5−85535号公報に記載された容器を使用す
ることが考えられる。この容器は、底部中心部を結晶化
し、中心部周辺を十分に延伸した容器であるため、加熱
殺菌時に内圧が増大した場合の底部−プ変形をある程度
抑制することができる。しかしながら、この容器の場合
においても、脚部と脚部との間に形成された谷線部を十
分に延伸することは困難で該部分に低延伸領域が残るた
め、加熱殺菌時に該部分がクリ−プ変形を起こし底部が
突出して自立安定性を失うか、または、自立安定性は保
持されても、入り味線が大幅に降下し、実用性を失うと
いう問題が生じる。
【0007】本発明の研究者等は鋭意研究の結果、底部
中心部の周りに複数の脚部を放射状に膨出し、これらの
脚部と脚部との間に谷線部を形成した底部構造の場合、
内圧による応力が特に底部中心部の周辺部と谷線部に集
中することを見い出し、さらに実際の加熱殺菌時の底部
突出においては、谷線部のうち中心部に近い部分のクリ
−プ変形が特に大きいことを発見した。
【0008】本発明はこのような問題点を解決したもの
であり、加熱殺菌時に内圧の増大によりクリ−プ変形を
起こしやすい、主に底部中心部の周辺部及び谷線部の中
心部に近い部分を結晶化することにより、加熱殺菌時に
底部が突出して自立安定性を失うことがなく、さらには
耐薬品性にも優れた、耐熱、耐圧性自立容器を提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の発明は、口頸部、肩部、胴部及び底部からなる二軸延
伸ブロー成形された飽和ポリエステル樹脂製中空容器に
おいて、前記底部は、底部中心部の周りに複数の脚部を
放射状に膨出し、これらの脚部と脚部との間に谷線部を
形成した自立可能な構造を有し、下記の(A)〜(E)
から選ばれた少なくとも一つの部分が結晶化されてお
り、かつ、前記口頸部の内周径が外周径に対して60%
〜90%であり、前記口頸部はネジ部を有し、少なくと
もこのネジ部が熱処理により残留内部応力・歪を緩和さ
れており、前記口頸部と前記肩部とをつなぐ首部の未延
伸部分が結晶化されていることを特徴とする耐熱及び耐
圧性自立容器である。 (A)底部中心部 (B)底部中心部の周辺部 (C)谷線部の底部中心部に近い部分 (D)脚部の底部中心部の周辺部の縁より接地部にいた
る部分 (E)前記(C)と前記(D)の間の部分 第2の発明は、前記胴部が、二軸延伸ブロ−成形時に5
0℃〜140℃に加熱された金型内に保持されることに
より、熱固定を施されている第1の発明の耐熱及び耐圧
性自立容器である。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
中空容器に用いられる飽和ポリエステル樹脂は、主たる
繰り返し単位がエチレンテレフタレートである熱可塑性
ポリエステル樹脂が好ましく、該熱可塑性ポリエステル
樹脂とは、ポリエチレンテレフタレートのホモポリマー
を主たる成分とするものである。
【0011】この熱可塑性ポリエステル樹脂としては、
テレフタル酸成分の一部を例えば、イソフタル酸、ナフ
タリンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェ
ノキシエタンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカル
ボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸等の芳香族ジ
カルボン酸;ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロ
イソフタル酸等の脂環族ジカルボン酸;アジピン酸、セ
バチン酸、アゼライン酸等の脂肪族ジカルボン酸;P−
β−ヒドロキシエトキシ安息香酸、ε−オキシカプロン
酸等のオキシ酸等の他の二官能性カルボン酸の1種以上
を置換して共重合したものが使用できる。
【0012】また、熱可塑性ポリエステル樹脂は、エチ
レングリコール成分の一部を例えば、トリメチレングリ
コール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレング
リコール、デカメチレングリコール、ネオペンチレング
リコール、ジエチレングリコール、1,1−シクロヘキ
サンジメチロール、1,4−シクロヘキサンジメチロー
ル、2,2(4’−β−ヒドロキシエトキシフェニル)
スルホン酸等の他のグリコール及びこれらの機能的誘導
体の多官能化合物の1種以上で置換して共重合した共重
合体でもよい。
【0013】また、本発明の容器に使用する熱可塑性ポ
リエステル樹脂は、固有粘度が0.7〜0.9が好まし
く、特に好ましくは0.75〜0.85である。
【0014】更に、本発明に使用する熱可塑性ポリエス
テル樹脂には、着色剤、熱劣化防止剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、帯電防止剤、抗菌剤、滑剤等の添加剤を適
宜用いることができる。
【0015】本発明において、容器底部を部分的に結晶
化させる方法としては、赤外線ヒ−タ−、熱風、赤外線
ランプ、石英管ヒーター、高周波加熱装置などの熱源を
用い、この熱源と容器底部との間にスリットを有する遮
蔽板を設置して、この遮蔽板に設けられたスリットを通
して容器底部の所望の部分を加熱することによって熱結
晶化する方法がある。この遮蔽板の片面の表面形状は容
器底部とほぼ同様な凹部形状を有し、容器底部と遮蔽板
が嵌合するものが好ましい。熱源の熱は、遮蔽板のスリ
ットを通って容器底部に達し、熱により底部の所望の部
分が結晶化される。又、遮蔽板は、冷却水又は温水を通
すことにより、表面温度を容器材料のTg以下の温度に
一定に保ち、容器底部と接触する部分がTgを越えて高
温に加熱されることを防ぐことが好ましい。
【0016】本発明において、容器底部の(A)〜
(E)の部分は、容器底部の低延伸部分である。(A)
底部中心部とは、例えば、図24の3で示される部分で
あり、(B)底部中心部の周辺部は図24の4で示され
る部分であり、(C)谷線部の底部中心部に近い部分と
は、谷線部の内中心部に近い部分で、谷線部全体の5%
〜85%、特に好ましくは10%〜50%を言い、例え
ば、図24の6Aで示される部分である。(D)脚部の
底部中心部の周辺部の縁より接地部にいたる部分とは、
脚部の内、脚部の底部中心部の周辺部の縁より接地部に
いたる部分をいい、例えば、図24の7で示される部分
である。(E)前記(C)と前記(D)の間の部分と
は、例えば、図24の20で示される部分である。
【0017】本発明においては、(A)〜(E)の中か
ら選ばれた少なくとも1つの部分が結晶化されており、
好ましい構成は、(B)及び(C)を含む組み合わせで
あり、特に好ましい構成は、下記の(イ)〜(ホ)の組
み合わせである。容器底部の結晶化により、加熱殺菌時
の容器底部のクリープ変形を抑制することができる。 (イ)(A)、(B)及び(C)の組み合わせ (ロ)(A)、(B)、(C)及び(D)の組み合わせ (ハ)(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)の組
み合わせ (ニ)(B)、(C)及び(D)の組み合わせ (ホ)(B)、(C)、(D)及び(E)の組み合わせ
【0018】本発明の容器底部の結晶化された部分は、
ポリエチレンテレフタレ−トの密度が、1.350g/cm3〜1.
390g/cm3の範囲で不透明な状態であり、特に好ましい密
度は、1.355g/cm3〜1.385g/cm3である。結晶化された部
分の密度が1.350g/cm3未満であると、容器の加熱殺菌時
に、内圧により底部がクリ−プ変形して突出し易くな
り、自立安定性を失い商品価値を失うことがある。ま
た、1.390g/cm3を越えると結晶化部分の衝撃強度が低下
し、容器に落下衝撃を与えたときに底部が破壊すること
がある。
【0019】また、本発明において結晶化される容器底
部は、クレ−ズの発生し易い部分の一つである。クレ−
ズは充填工場のコンベア−ラインにおける潤滑剤などに
よってさらに促進され、ストレスクラックを引き起こす
が、該部分を結晶化することにより材料の耐薬品性も向
上させることができるため、ストレスクラックの発生を
抑制することができる。
【0020】本発明の容器の口頸部は、70℃〜130
℃に加熱して材料の残留内部応力・歪を緩和した後、歪
が再発生しないように徐冷する。これにより加熱殺菌時
に起こる口頸部の熱収縮が少なく、十分な耐熱性を有す
る自立容器が得られる。また、ネジ部は白化結晶化され
ないため、材料の残留内部応力・歪の緩和時に急激な収
縮が起こらず寸法精度にも優れている。
【0021】本発明における容器口頸部は、内周径が外
周径に対して60%〜90%であり、特に好ましくは、
74%〜77%である。これにより、加熱殺菌時にキャ
ップの締め付け力による変形を防止し、良好な性能が得
られる。60%未満では口部の肉厚が厚過ぎて外観上好
ましくない上、内容物充填時にノズルが円滑に挿入され
ないという問題が生ずる。また、90%を越えると口部
の肉厚が薄すぎて強度が低下し、キャップの締め付け力
等により変形を招く恐れがある。
【0022】本発明において、容器口頸部と肩部とをつ
なぐ首部の未延伸部分は、結晶化されており、前記部分
は、例えば、図1のネックサポートリング下部14で示
される斜線の部分を言う。ネックサポートリング下部を
結晶化することにより、加熱殺菌時の該部分のクリ−プ
変形を抑制することができる。該部分を結晶化しない場
合、加熱殺菌時に該部分がクリ−プ変形を起こし、容器
の全高、容量が著しく増大し、容器は実用性を失う。
【0023】本発明における飽和ポリエステル樹脂製容
器の胴部は、二軸延伸ブロ−成形時に50℃〜140℃
に加熱された金型内に保持され、熱固定を施されてい
る。熱固定を施すことにより材料の結晶化度を高めるこ
とができ、容器の加熱殺菌時に内容物の温度が50℃〜
70℃に上昇した時に、容器の熱変形及びクリ−プ変形
を抑制することができる。熱固定温度が高いほど容器の
耐熱、耐圧性は良好となるが、それに連れて容器を金型
より取り出す際の冷却工程に要する時間が長くなり、全
体としての成形サイクルが長くなるため、両者のバラン
スから金型の温度は60℃〜95℃がより好ましい。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。
【0025】実施例1 ポリエチレンテレフタレート(IV=0.85)を射出
成形して得たプリフォーム11(図19に示す)のネッ
クサポ−トリング13の下約6mmのネックサポ−トリン
グ下部14を、赤外線ヒ−タ−により局部的に加熱して
結晶化させ、さらに、口頸部のネジ部12を100℃で
20分加熱した後、徐冷して残留内部応力・歪を緩和し
た。このプリフォ−ムの口頸部の内周径15は、外周径
16に対して76%となるようにした(図20に示
す)。このプリフォ−ムの口頸部及びネックサポ−トリ
ング下部を除く部分を再加熱した後、ブロー金型内に配
置して、ストレッチロッドにより軸方向に延伸しながら
エアーブローにより周方向に延伸して、二軸延伸ブロー
成形を行った。 この時、金型の胴部を90℃に加熱し
た状態で、5秒間熱固定を行い、続いてブロ−金型内に
常温のエア−を循環させて成形体を冷却した後に取り出
して、容器を得た。この容器は、図2及び図3に示すよ
うに、5個の脚部5が底部中心部3の周りに放射状に等
間隔に膨出すると共に、該脚部5の間に谷線部6を形成
した自立型の底部構造を有している。
【0026】次に、この容器を図4及び図5に示すよう
な遮蔽板8aの上に設置し、遮蔽板8aの下方から赤外
線ヒ−タ−により容器の底部を加熱したところ、底部中
心部3、底部中心部の周辺部4及び谷線部の底部中心部
に近い部分6Aが結晶化された容器底部2a(図6に示
す)を有する自立容器を得た。自立容器の底部の結晶化
された部分を切り取って、密度勾配管法により密度を測
定したところ、1.365g/cm3であった。この容器の全高は
305mm、入り味線容量は1.5リットルであり、容
器口頸部の内周径は外周径に対して76%であった。図
1に自立容器の正面図を示す。
【0027】上記において、遮蔽板8aの表面形状は容
器の底面とほぼ同様な表面形状を有し、図4、5に示す
ようなスリット9aを有する。赤外線ヒ−タ−の輻射熱
は、このスリットを通って容器底部に達し、熱により所
望の部分を結晶化させることができる。遮蔽板には冷却
水又は温水を通すことにより、遮蔽板の表面温度を一定
に保ち、容器底部と接触する部分が、材料のTgを越え
る高温度になるのを防ぐことができる。
【0028】実施例2 実施例1と同様にして図7、8に示すような遮蔽板8b
を使用し、容器の底部を加熱し、底部中心部の周辺部4
および谷線部の底部中心部に近い部分6Aが結晶化され
た容器底部2bを得た(図9に示す)。自立容器の底部
の結晶化された部分を切り取って、密度を測定したとこ
ろ、1.363g/cm3であった。この容器の全高は305m
m、入り味線容量は1.5リットルであり、容器口頸部
の内周径は外周径に対して75%であった。
【0029】実施例3 実施例1と同様にして図10、11に示すような遮蔽板
8cを使用し、容器の底部を加熱し、底部中心部3およ
び谷線部の底部中心部に近い部分6Aが結晶化された容
器底部2cを得た(図12に示す)。自立容器の底部の
結晶化された部分を切り取って、密度を測定したとこ
ろ、1.365g/cm3であった。この容器の全高は305m
m、入り味線容量は1.5リットルであり、容器口頸部
の内周径は外周径に対して76%であった。
【0030】実施例4 実施例1と同様にして図13及び図14に示すような遮
蔽板8dを使用し、容器の底部を加熱し、底部中心部
3、および底部中心部の周辺部4、および谷線部の底部
中心部に近い部分6A、および脚部の底部中心部の周辺
部の縁より接地部にいたる部分7、および谷線部の底部
中心部に近い部分と脚部の底部中心部の周辺部の縁より
接地部にいたる部分の間の部分20が結晶化された容器
底部2dを得た(図15に示す)。自立容器の底部の結
晶化された部分を切り取って、密度を測定したところ、
1.366g/cm3であった。この容器の全高は305mm、入
り味線容量は1.5リットルであり、容器口頸部の内周
径は外周径に対して76%であった。
【0031】実施例5 実施例1と同様にして図16、17に示すような遮蔽板
8eを使用し、自立容器の底部を加熱し、谷線部の底部
中心部に近い部分6Aが結晶化された容器底部2eを得
た(図18に示す)。この時、底部の加熱時間を1.5
倍とした。自立容器の底部の結晶化された部分を切り取
って、密度を測定したところ、1.375g/cm3であった。こ
の容器の全高は305mm、入り味線容量は1.5リッ
トルであり、容器口頸部の内周径は外周径に対して76
%であった。
【0032】比較例1 実施例1において、容器底部の加熱、熱結晶化を行なわ
ない以外は同様に行なった。得られた中空容器は、底部
が全く結晶化していなかった。
【0033】比較例2 実施例1において、プリフォ−ム11の口頸部のネジ部
12の加熱、徐冷処理を行わず、内部残留応力・歪を緩
和しなかった以外は同様に行なった。
【0034】比較例3 実施例1において、プリフォ−ム11のネックサポ−ト
リング13の下約6mmのネックサポ−トリング下部14
を結晶化させなかった以外は同様に行なった。
【0035】評価方法及び結果 (1)自立安定性 底部の中心部が脚部の接地面より下に突出していないも
のを○、突出しているものを×とした。 (2)入り味線降下量 評価前後の、中空容器の口頸部の先端から内容物の液面
までの高さの差を求めた。降下量が20mm以下を良好
とする。 (3)口頸部内周径変形量 評価前後の、キャップをはずした状態での口頸部内周径
を測定し差を求めた。 (4)全高変形量 評価前後の、容器全体の高さを測定し差を求めた。
【0036】実施例1〜5および比較例1〜3で得られ
る容器を、各12本ずつ作成し、5℃において、2.5
ガスボリュームの炭酸水を入味線43mmまで充填して、
キャッピングした後、70℃の温水シャワーを30分間
かけ、その後、20℃の水で10分間シャワ−をかけ冷
却を行い、自立容器の評価を行った。自立安定性(底部
突出)の評価結果及び入り味線降下量の測定結果(12
本の平均値)を表1に示す。さらに、キャップを開栓
し、充填前に対する口頸部内周径の変形量、同じく容器
の全高変形量を測定した結果(12本の平均値)を表1
に示す。
【0037】
【表1】 (注1)自立安定性不良のため測定できず。
【0038】上記の試験結果において、実施例1〜5お
よび比較例1〜3の結果から、本発明の容器は、加熱殺
菌時のクリ−プ変形による底部突出を抑制して入り味線
の降下を防ぎ、自立安定性を保持することに優れている
ことが理解される。なお、本発明における容器底部の構
造は、本実施例の構造に限定されるものではなく、本実
施例と類似の他の構造においても同様に適用できる。実
施例1と形状の異なる自立容器の例として、図21、図
22及び図23に示される容器がある。
【0039】
【発明の効果】以上の通り、本発明の自立容器は、加熱
殺菌時の底部突出を抑制して自立安定性を保持し、耐薬
品性にも優れ、かつ、口頸部の耐熱性及び寸法精度に優
れ、首部のクリ−プ変形を防ぎ、胴部の耐熱、耐圧性に
も優れた、耐熱、及び耐圧性自立容器を提供することが
できる。また、本発明による容器はベースカップを必要
としないため、加熱殺菌処理時の熱水が容器底部に十分
に達し、内容物の加熱殺菌をスムーズに行うことがで
き、さらには、使用済み容器の再利用も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自立容器の正面図である。
【図2】本発明の自立容器の底部の結晶化を行う前の底
面図である。
【図3】本発明の自立容器の底部の断面図である。
【図4】実施例1で使用する遮蔽板の平面図である。
【図5】実施例1で使用する遮蔽板の図4におけるA
A’断面図である。
【図6】実施例1の自立容器の底面図である。
【図7】実施例2で使用する遮蔽板の平面図である。
【図8】実施例2で使用する遮蔽板の図7におけるB
B’断面図である。
【図9】実施例2の自立容器の底面図である。
【図10】実施例3で使用する遮蔽板の平面図である。
【図11】実施例3で使用する遮蔽板の図10における
CC’断面図である。
【図12】実施例3の自立容器の底面図である。
【図13】実施例4で使用する遮蔽板の平面図である。
【図14】実施例4で使用する遮蔽板の図13における
DD’断面図である。
【図15】実施例4の自立容器の底面図である。
【図16】実施例5で使用する遮蔽板の平面図である。
【図17】実施例5で使用する遮蔽板の図16における
EE’断面図である。
【図18】実施例5の自立容器の底面図である。
【図19】本発明の自立容器の製造に用いるプリフォ−
ムの正面図である
【図20】本発明の自立容器の製造に用いるプリフォ−
ムの口頸部の断面図である。
【図21】形状の異なる自立容器の正面図である。
【図22】図21に示す自立容器の底部の結晶化を行う
前の底面図である。
【図23】図21に示す自立容器の底部の断面図であ
る。
【図24】本発明の容器底部の各部分を示す図である。
【図25】図24に示す容器底部の断面図である。
【符号の説明】
1 自立容器 2 底部 2a、2b、2c、2d、2e 部分的に結晶化された
容器底部 3 (A)底部中心部 4 (B)底部中心部の周辺部 5 脚部 6A (C)谷線部の中心部に近い部分 6 谷線部 7 (D)底部中心部の周辺部の縁より接地部にいたる
部分 8a、8b、8c、8d、8e 遮蔽板 9a、9b、9c、9d、9e スリット 10 冷却水又は温水配管 11 プリフォ−ム 12 ネジ部 13 ネックサポ−トリング 14 ネックサポ−トリング下部 15 口頸部内周径 16 口頸部外周径 17 口頸部 18 肩部 19 胴部 20 (E)谷線部の底部中心部に近い部分と脚部の前
記周辺部の縁より接地部にいたる部分の間の部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口頸部、肩部、胴部及び底部からなる二
    軸延伸ブロー成形された飽和ポリエステル樹脂製中空容
    器において、前記底部は、底部中心部の周りに複数の脚
    部を放射状に膨出し、これらの脚部と脚部との間に谷線
    部を形成した自立可能な構造を有し、下記の(A)〜
    (E)から選ばれた少なくとも一つの部分が結晶化され
    ており、かつ、前記口頸部の内周径が外周径に対して6
    0%〜90%であり、前記口頸部はネジ部を有し、少な
    くともこのネジ部が熱処理により残留内部応力・歪を緩
    和されており、前記口頸部と前記肩部とをつなぐ首部の
    未延伸部分が結晶化されていることを特徴とする耐熱及
    び耐圧性自立容器。 (A)底部中心部 (B)底部中心部の周辺部 (C)谷線部の底部中心部に近い部分 (D)脚部の底部中心部の周辺部の縁より接地部にいた
    る部分 (E)前記(C)と前記(D)の間の部分
  2. 【請求項2】 前記胴部が、二軸延伸ブロ−成形時に5
    0℃〜140℃に加熱された金型内に保持されることに
    より、熱固定を施されている請求項1記載の耐熱及び耐
    圧性自立容器。
JP22497194A 1994-02-23 1994-09-20 耐熱及び耐圧性自立容器 Pending JPH07285527A (ja)

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