JPH0728630U - 袋敷設装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【目的】箱体内部に袋体を敷設する作業が容易に行え、
敷設作業の省力化及び能率アップを図ることのできる袋
敷設装置を提供する。 【構成】繰出し経路上の押広げ位置に供給されるフィル
ム原反に仕切りロールを挿入した後、同位置上部に軸支
した支持ロールの磁力により仕切りロールを水平姿勢に
吸着保持することで、原反繰出し機構により供給される
フィルム原反の密着部分が仕切りロールにより確実に上
下分離される。且つ、仕切りロールを浮上した状態に吸
着保持することで、フィルム原反と仕切りロールとの接
触抵抗が小さくなり、フィルム原反の密着部分を上下分
離する作業が円滑に行える。
敷設作業の省力化及び能率アップを図ることのできる袋
敷設装置を提供する。 【構成】繰出し経路上の押広げ位置に供給されるフィル
ム原反に仕切りロールを挿入した後、同位置上部に軸支
した支持ロールの磁力により仕切りロールを水平姿勢に
吸着保持することで、原反繰出し機構により供給される
フィルム原反の密着部分が仕切りロールにより確実に上
下分離される。且つ、仕切りロールを浮上した状態に吸
着保持することで、フィルム原反と仕切りロールとの接
触抵抗が小さくなり、フィルム原反の密着部分を上下分
離する作業が円滑に行える。
Description
【0001】
この考案は、例えば、段ボール紙や合成樹脂等の適宜材質で形成された箱体内 部に、合成樹脂製又は紙製の袋体を敷設する作業に用いられる袋敷設装置に関す る。
【0002】
従来、上述例のような段ボール箱に包装袋を敷設する袋敷設装置としては、例 えば、図12に示すように、長尺寸法に形成された合成樹脂製のフィルム原反f を垂直方向に繰出し供給すると共に、同位置上段に配設した加熱ヘッド70でフ ィルム原反fを幅方向に溶着し、同位置下段に配設した切断カッタ71でフィル ム原反fを幅方向に切断して一つの包装袋Fを分離形成する。同時に、同位置下 部に配設した左右の各吸着パッド72,72で包装袋Fの開口側周縁部を吸着保 持し、同各吸着パッド72,72を左右方向に離間して包装袋Fの投入口Faを 適宜大きさに開口する。同時に、左右の各吸着パッド72,72で吸着保持した 包装袋Fを段ボール箱Bの上方に水平移動させ、同各吸着パッド72,72によ る吸着保持を解除して段ボール箱B内に包装袋Fを敷設する装置がある。
【0003】
しかし、上述のように合成樹脂製のフィルム原反fにより形成された包装袋F を開口する場合、フィルム成形時に付着する水分や油分及びフィルム自体に生じ る静電気により包装袋F全体が密着しており、包装袋Fの投入口Faを適宜大き さに開口することが非常に困難である。特に、薄肉のフィルム原反fにより形成 された包装袋Fの投入口Faを開口するとき、何れか一方の吸着パッド72側に 包装袋F全体が吸着され、包装袋Fの投入口Faが閉塞した状態のまま段ボール 箱B内に敷設されてしまうので、作業者の手で包装袋Fの投入口Faを開口しな ければならず、包装袋Fの敷設作業に手間及び時間が掛るという問題点を有して いる。
【0004】 この考案は上記問題に鑑み、合成樹脂製のフィルム原反に挿入された仕切り部 材を磁石部材により水平姿勢に吸着保持することで、フィルム原反の密着部分が 仕切り部材により上下分離され、箱体内部に袋体を敷設する作業が容易に行える 袋敷設装置の提供を目的とする。
【0005】
この考案は、上記繰出し経路上の分離位置前段に、該経路上に供給されるフィ ルム原反の上面側と対向して励磁された磁石部材を幅方向に架設し、上記磁石部 材の吸着面と対向するフィルム原反の内部位置に、該磁石部材により吸着保持さ れる金属製の仕切り部材を幅方向に挿入した袋敷設装置であることを特徴とする 。
【0006】
この考案は、繰出し経路上の分離位置前段に架設した磁石部材によりフィルム 原反に挿入された仕切り部材を水平姿勢に吸着保持して、同経路上に供給される フィルム原反の密着部分を仕切り部材により上下分離する。且つ、磁石部材によ り仕切り部材を浮上した状態に吸着保持して、フィルム原反と仕切り部材との接 触抵抗を小さくする。
【0007】
この考案によれば、合成樹脂製のフィルム原反に挿入された仕切り部材を磁石 部材により水平姿勢に吸着保持するので、経路上に供給されるフィルム原反の密 着部分を仕切り部材により連続して上下分離することができ、仕切り部材を浮上 した状態に吸着保持するため、フィルム原反と仕切り部材との接触抵抗が小さく なり、フィルム原反の密着部分を上下分離する作業が円滑に行える。
【0008】 しかも、フィルム原反の密着部分が仕切り部材により一旦分離されているため 、適宜大きさに形成された袋体の投入口を簡単且つ容易に開口することができ、 従来例のように袋体の投入口を作業者の手で開口するような手間及び作業が省け ると共に、箱体内部に袋体を敷設する作業が容易に行え、作業の省力化及び能率 アップを図ることができる。
【0009】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図面は箱体の一例として上面開放形態に組立てられた段ボール箱内に合成樹脂 製の包装袋を敷設する作業に用いられる袋敷設装置を示し、図1及び図2に於い て、この袋敷設装置1は、ロール状に巻回された合成樹脂製のフィルム原反fを 繰出し経路上の各位置に供給する原反繰出し機構2と、同経路上に供給されるフ ィルム原反fを筒状に押広げる原反押広げ機構3と、同経路上の分離位置に供給 されたフィルム原反fを適宜サイズに分離する原反分離機構4と、同経路上の開 口位置にフィルム原反fを供給する原反送り機構5と、同経路上の開口位置に供 給された包装袋Fの投入口Faを適宜大きさに開口する袋開口機構6と、適宜大 きさに開口された包装袋Fの投入口Faを保持して下向き姿勢に反転する袋保持 機構7と、下向き姿勢に反転された包装袋Fを段ボール箱Bに挿入する袋押込み 機構8と、下向き姿勢に反転された包装袋Fが挿入される方向に段ボール箱Bを 垂直上昇する箱昇降機構9と、上面開放形態に組立てられた段ボール箱Bを昇降 位置に搬送する箱送りコンベア10から構成される。
【0010】 上述の原反繰出し機構2は、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等の合成 樹脂フィルムにより形成された筒状のフィルム原反fをガゼット折り又は平折り してロール状に巻回し、同ロール状に巻回されたフィルム原反fを繰出し経路の 始端部に設けたロールホルダ11に装填している。且つ、繰出し経路上の分離位 置直前にフィルム原反fの横幅寸法よりも若干長尺に形成した送りロール12と 押圧ロール13とを送り方向に直交して上下段に軸架し、同各ロール12,13 の周面を軸方向に相対接している。すなわち、同位置前段に軸支した各送りロー ル14a,14b,14c及びダンサーロール14dにフィルム原反fを張架し て、分離位置直前に軸支した送りロール12と押圧ロール13とでフィルム原反 fを押圧保持すると共に、減速機付きモータ(図示省略)の駆動力により各ロー ル12,13を送り方向に同期回転して、繰出し経路上に設定した押広げ位置と 、分離位置と、開口位置とにフィルム原反fを連続供給する。
【0011】 前述の原反押広げ機構3は、図3、図4に示すように、繰出し経路上に設定し た押広げ位置上部に取付け枠15を架設し、同取付け枠15の下面側に各ガイド 軸16a…及び各コイルバネ16b…を介して支持板17を架設し、同支持板1 7の下端部間に予め励磁された金属製の支持ロール18を送り方向に直交して軸 受すると共に、同支持ロール18の下部周面と対向するフィルム原反fの内部位 置に、同フィルム原反fの横幅寸法よりも若干短尺に形成された金属製の仕切り ロール19をテフロン加工して幅方向に挿入し、同位置上部に軸架した支持ロー ル18によりフィルム原反fに挿入された仕切りロール19を水平姿勢に浮上し て吸着保持する。且つ、同位置下部にフィルム原反fの送り方向と平行してガイ ド板20を架設している。
【0012】 或いは、図5、図6に示すように、同位置上部に軸支した支持ロール19の下 部周面と対向するフィルム原反fの内部位置に、同フィルム原反fの横幅寸法よ りも若干短尺に形成した金属製の仕切りプレート21を幅方向に挿入して、同位 置上部に軸支した支持ロール18によりフィルム原反fに挿入された仕切りプレ ート21を水平姿勢に浮上して吸着保持する。
【0013】 前述の原反分離機構4は、繰出し経路上の分離位置下部に架設した取付け枠2 2aにロッドレス型の切断用シリンダ23を固定し、同切断用シリンダ23上に フィルム原反fの下面側と対向して切断カッタ24を左右摺動自在に取付け、同 切断カッタ24の前後位置に後述する加熱ヘッド29と押圧ヘッド32とに対向 して各受けプレート25,26を架設している。
【0014】 且つ、分離位置上部に架設した取付け枠22bに溶着用シリンダ27を固定し 、同溶着用シリンダ27のピストンロッドを支持板28の上面側中央部に固定す ると共に、同支持板28の下面側後端部にフィルム原反fの横幅寸法よりも若干 長尺に形成した加熱ヘッド29を送り方向に直交して固定し、同支持板28の下 面側前端部に各ガイド軸30,30及び各コイルバネ31,31を介して押圧ヘ ッド32を架設している。
【0015】 すなわち、切断用シリンダ23の作動により、各受けプレート25,26と押 圧ヘッド32とで押圧保持したフィルム原反fを幅方向に切断する方向に切断カ ッタ24を左右移動する。溶着用シリンダ27の作動により、繰出し経路上の分 離位置に供給されたフィルム原反fを溶着及び押圧する降下位置と、同フィルム 原反fの繰出し供給が許容される上昇位置とに加熱ヘッド29及び押圧ヘッド3 2を上下動する。
【0016】 前述の原反送り機構5は、繰出し経路上に設定した分離位置と開口位置との中 間位置上下に上部取付け枠33と下部取付け枠34とを送り方向に平行して架設 し、上部取付け枠33の送り側始端部に軸支した各プーリ35,35と、送り側 終端部に軸支した各プーリ36,36との間に各送りベルト37,37を張架し 、下部取付け枠34の送り側始端部に軸支した各プーリ38,38と、送り側終 端部に軸支した各プーリ39,39との間に各送りベルト40,40を張架して 、減速機付きモータ(図示省略)の駆動力により各送りベルト37,37及び各 送りベルト40,40を繰出し方向に同期回転させ、上下の各送りベルト37, 40で押圧保持したフィルム原反fの先端部が開口位置に到達するまで回転駆動 する。
【0017】 且つ、中間位置上部に配設した昇降用シリンダ41のピストンロッドを上部取 付け枠33の上面側中央部に固定して、同昇降用シリンダ41の作動により、繰 出し経路上の分離位置後段に供給されたフィルム原反fを押圧保持する間隔と、 同フィルム原反fの押圧保持が解除される間隔とに上下の各送りベルト37,4 0を相対接離する。
【0018】 前述の袋開口機構6は、繰出し経路上に設定した開口位置上下に各支持板42 a,42aを相対向して架設し、同各支持板42a,42aの両側端部にフィル ム原反fの開口側上下面と対向して各吸着パッド42,42を夫々取付け、同位 置上下に配設した各開口用シリンダ43,43のピスントロッドを各支持板42 a,42aの中央面に固定して、各開口用シリンダ43,43の作動により、繰 出し経路上の開口位置に供給されたフィルム原反fの開口側上下面に密着する間 隔と、同フィルム原反fの投入口Faを適宜大きさに開口する間隔とに上下の各 吸着パッド42,42を相対接離する。
【0019】 且つ、フィルム原反fの開口側上下面に各吸着パッド42,42を密着したと き、各吸着パッド42,42に接続した吸引用ブロワ(図示省略)の負圧でフィ ルム原反fを吸着保持し、後述する袋保持機構7で包装袋Fの投入口Faを保持 したとき、各吸着パッド42,42に接続した吸引用ブロワ(図示省略)の負圧 を遮断又は停止してフィルム原反fの吸着保持を解除する。
【0020】 前述の袋保持機構7は、上述の袋開口機構6により開口される包装袋Fの投入 口Faと対向する高さ位置に、後述する押込み板57の上下動が許容される大き さ及び形状に形成した方形の回転枠44を上下回動自在に軸支し、同位置側部に 配設した旋回用シリンダ45のピストンロッドを、回転枠44の一側軸部に固定 したアーム46に連結して、同旋回用シリンダ45の作動により、上述の袋開口 機構6により開口された包装袋Fの投入口Faを保持する横向き姿勢と、後述す る箱送りコンベア10上の昇降位置に供給された段ボール箱Bに対して包装袋F が挿入される下向き姿勢とに回転枠44全体を90度回転する。
【0021】 且つ、回転枠44の中央部対向面に架設した各ガイドレール47,47上に、 後述する押込み板57の上下動が許容される大きさ及び形状に形成した可動枠4 8の両側端部を摺動自在に取付け、同回転枠44の両側上端部に固定した各移動 用シリンダ49,49のピストンロッドを可動枠48の両側上端部に連結してい る。すなわち、回転枠44全体を横向き姿勢に回動停止したとき、各移動用シリ ンダ49,49を同期作動して、上述の袋開口機構6により開口された包装袋F の投入口Faに対して後述する左右の各折返し爪51,51が挿入される方向に 前後動する。回転枠44全体を下向き姿勢に回動停止したとき、後述する箱昇降 機構9により垂直上昇された段ボール箱Bの各フラップBa…に対して包装袋F の投入口Faが被覆される方向に上下動する。
【0022】 且つ、可動枠48の下面側両端部に軸架した各支軸50,50の左右端部に2 枚の各折返し爪51,51をスライド調節自在に夫々取付け、同各支軸50,5 0の一側端部に傘形の各ギャ52,52を固定し、同側下面に取付けた各開閉用 シリンダ53,53のピストンロッドに各ラック54,54を固定して、各ギャ 52,52と各ラック54,54とを互いに歯合している。すなわち、各開閉用 シリンダ53,53の作動により、各ギャ52,52及び各ラック54,54を 介して、上述の袋開口機構6により開口された包装袋Fの投入口Faに対して挿 入される閉角度と、後述する段ボール箱Bの各フラップBa…に対して被覆され る大きさに包装袋Fの投入口Faを開口する開角度とに左右の各折返し爪51, 51を開閉回動する。
【0023】 前述の袋押込み機構8は、上述の袋保持機構7を構成する可動枠48の旋回位 置上部に取付け枠55を架設し、同取付け枠55に固定した押込み用シリンダ5 6のピストンロッドを、段ボール箱Bの内側底面部と対応する大きさ及び形状に 形成した押込み板57の上面側中央部に固定している。すなわち、可動枠48を 下向き姿勢に回動停止したとき、押込み用シリンダ56を作動して、上述の袋保 持機構7を構成する可動枠48の旋回動作が許容される上昇位置と、後述する箱 昇降機構9により垂直上昇された段ボール箱Bの底面部に包装袋Fが押付けられ る降下位置とに押込み板57を上下動する。且つ、押込み板57の下面側中央部 に、例えば、コンプレッサー又は送気用ブロワ等のエア供給手段(図示省略)と 接続された噴射ノズル58を下向きに垂設している。
【0024】 前述の箱昇降機構9は、箱送りコンベア10上に設定した昇降位置に箱昇降台 63を配設し、同箱昇降台63の下部前端に突設した2本の各フック63a,6 3aを箱送りコンベア10の各送りローラ60…間に挿入し、同位置側部に固定 した箱昇降用シリンダ64のピストンロッドを箱昇降台63の下面側後端部に固 定して、同箱昇降用シリンダ64の作動により、上述の袋保持機構7により反転 保持された包装袋Fが段ボール箱B内に挿入される上昇位置と、同段ボール箱B が箱送りコンベア10に載置される降下位置とに箱昇降台63を上下動する。
【0025】 前述の箱送りコンベア10は、左右に架設した各取付け枠59,59間に多数 本の各送りローラ60…を箱送り方向に対して所定間隔に隔てて軸架し、減速機 付きモータ(図示省略)の駆動力により各送りローラ60…を箱送り方向に同期 回転して、同各送りローラ60…上に載置された段ボール箱Bを箱送り方向に搬 送する。且つ、箱送りコンベア10上に設定した昇降位置にストッパ61を出没 自在に設け、同位置下部に固定した出没用シリンダ62のピストンロッドをスト ッパ61に固定して、同出没用シリンダ62の作動によりストッパ61を搬送面 上に出没し、箱送りコンベア10により搬送される段ボール箱Bをストッパ61 で昇降位置に一旦停止する。
【0026】 図示実施例は上記の如く構成するものとして、以下、袋敷設装置1によるフィ ルム原反fの押広げ動作及び包装袋Fの敷設動作を説明する。 先ず、作業開始前に於いて、図3及び図4に示すように、ロールホルダ11に 装填されたフィルム原反fを作業者の手で引出して各送りロール14a,14b ,14c及びダンサーロール14dに張架する。繰出し経路上の押広げ位置に引 出されたフィルム原反fの内部に仕切りロール19を挿入し、同位置上部に軸支 した支持ロール18の磁力により仕切りロール19を水平姿勢に吸着して、同仕 切りロール19をガイド板20上方に浮上した状態に吸着保持すると共に、繰出 し経路上の分離位置直前に軸支した送りロール12と押圧ロール13とでフィル ム原反fの引出し側端部を押圧保持する。
【0027】 且つ、製函工程(図示省略)から供給される段ボール箱Bを箱送りコンベア1 0上の昇降位置に搬送し、出没用シリンダ62を作動して、上面開放形態に組立 てられた段ボール箱Bをストッパ61で昇降位置に一旦停止する。
【0028】 次に、図1に示すように、原反繰出し機構2の各送りロール12,13と、原 反送り機構5の各送りベルト37,40とを繰出し方向に同期回転して、ロール ホルダ11に装填されたフィルム原反fを繰出し経路上に連続供給すると共に、 同経路上の押広げ位置に供給されるフィルム原反fの密着部分を仕切りロール1 9により押広げながら上下分離する。この時、支持ロール18の磁力により仕切 りロール19が浮上した状態に吸着保持されるため、フィルム原反fと仕切りロ ール19との接触抵抗が小さく、フィルム原反fの密着部分を上下分離する作業 が円滑に行える。
【0029】 次に、繰出し経路上の開口位置にフィルム原反fが到達すると同時に、原反繰 出し機構2及び原反送り機構5を駆動停止する。図7に示すように、袋開口機構 6の各開口用シリンダ43,43を作動して、繰出し経路上の開口位置に供給さ れたフィルム原反fの開口側上下面を各吸着パッド42,42で吸着保持するこ とで、仕切りロール19によりフィルム原反fの密着部分が一旦分離されている ため、フィルム原反fの開口側上下面を各吸着パッド42,42により確実に吸 着保持することができる。同時に、原反分離機構4の溶着用シリンダ27を作動 して、繰出し経路上の分離位置に供給されたフィルム原反fの分離側端部を各受 けプレート25,26と押圧ヘッド32とで押圧保持し、同位置に供給されたフ ィルム原反fを加熱ヘッド29で幅方向に熱溶着した後、切断用シリンダ23を 作動して、熱溶着されたフィルム原反fを切断カッタ24で幅方向に切断するこ とで、一つの包装袋Fを分離形成する。
【0030】 次に、図8に示すように、袋保持機構7の旋回用シリンダ45を旋回作動して 、袋開口機構6により保持された包装袋Fの投入口Faと対向する横向き姿勢( 90度)に回転枠44及び可動枠48を回動停止し、原反送り機構5の昇降用シ リンダ41を上昇作動して、各送りベルト37,37と各送りベルト40,40 とを適宜間隔に離間し、原反分離機構4の切断用シリンダ23と溶着用シリンダ 27とを復帰作動して、加熱ヘッド20とフィルム切断刃32とを初期位置に復 帰させた後、袋開口機構6の各開口用シリンダ43,43を復帰作動して、上下 の各吸着パッド42,42で吸着保持した包装袋Fの投入口Faを適宜大きさに 開口する。
【0031】 同時に、袋保持機構7の各移動用シリンダ49,49を前進作動して、袋開口 機構6により開口された包装袋Fの投入口Faに左右の各折返し爪51,51を 同時挿入し、各開閉用シリンダ53,53を開作動して、適宜大きさに開口され た包装袋Fの投入口Faを左右の各折返し爪51,51で一旦保持する。
【0032】 次に、図9に示すように、袋保持機構7の各移動用シリンダ49,49を後退 作動して、左右の各折返し爪51,51で保持した包装袋Fの投入口Faを後退 させ、旋回用シリンダ45を旋回作動して、左右の各折返し爪51,51で保持 した包装袋Fを下向き姿勢に回動停止する。この後、袋押込み機構8の押込み板 57に突設した噴射ノズル58から加圧エアを吐出して、左右の各折返し爪51 ,51で保持した包装袋Fを加圧エアにより拡張する。
【0033】 次に、図10に示すように、押込み用シリンダ56を降下作動して、四方に拡 張された包装袋Fに押込み板57を垂直挿入し、段ボール箱Bの底面形状と対応 する大きさに包装袋Fを押し広げる。同時に、箱昇降機構9の箱昇降用シリンダ 64を上昇作動して、同箱送りコンベア10上の昇降位置に搬送された段ボール 箱Bを箱昇降台63で垂直上昇すると共に、左右の各折返し爪51,51で保持 した包装袋Fの底部側を箱昇降台63上に載置された段ボール箱Bに挿入し、同 箱昇降台63上に載置された段ボール箱Bの底面部に押込み板57を押付けて、 適宜大きさに開口された包装袋Fを段ボール箱B内に装填セットする。
【0034】 この後、図11に示すように、袋保持機構7の各移動用シリンダ49,49を 降下作動して、左右の各折返し爪51,51で保持した包装袋Fの投入口Faを 外側に折返しながら、箱昇降台63上に載置された段ボール箱Bの各フラップB a…に包装袋Fの投入口Faを被覆セットする。一方、原反送り機構5の昇降用 シリンダ41を降下作動して、各送りベルト37,37と各送りベルト40,4 0とを対接した後、原反繰出し機構2及び原反送り機構5を駆動して、ロール状 に巻回されたフィルム原反fの繰出し供給を再開する。
【0035】 次に、袋押込み機構8の押込み用シリンダ56を復帰作動して、押込み板57 を初期位置に復帰させた後、袋保持機構7の各移動用シリンダ49,49及び開 閉用シリンダ53,53を復帰作動して、左右の各折返し爪51,51を初期位 置に復帰させる。同時に、箱送りコンベア10の箱昇降用シリンダ64を降下作 動して、箱昇降台63上に載置された段ボール箱Bを箱送りコンベア10に移載 する。この後、出没用シリンダ62を復帰作動して、ストッパ61を搬送面下に 没入した後、箱送りコンベア10を箱送り方向に回転駆動して、袋敷設済みの段 ボール箱Bを次工程(例えば、袋詰め工程、袋封函工程、箱封函工程)に搬送供 給する。上述と同様に、箱送りコンベア10上の昇降位置に次の段ボール箱Bを 搬送停止した後、袋敷設装置1を構成する各機構2,3,4,5,6,7,8, 9を順次駆動して、適宜大きさに形成された合成樹脂製の包装袋Fを段ボール箱 B内に敷設セットする。
【0036】 以上のように、合成樹脂製のフィルム原反fに挿入された仕切りロール19を 励磁済みの支持ロール18により水平姿勢に吸着保持するので、経路上に供給さ れるフィルム原反fの密着部分を仕切りロール19により連続して上下分離する ことができ、仕切りロール19を浮上した状態に吸着保持するため、フィルム原 反fと仕切りロール19との接触抵抗が小さくなり、フィルム原反fの密着部分 を上下分離する作業が円滑に行える。
【0037】 しかも、フィルム原反fの密着部分が仕切りロール19により一旦分離されて いるため、適宜大きさに形成された包装袋Fの投入口Faを簡単且つ容易に開口 することができ、従来例のように包装袋Fの投入口Faを作業者の手で開口する ような手間及び作業が省けると共に、段ボール箱B内部に包装袋Fを敷設する作 業が容易に行え、作業の省力化及び能率アップを図ることができる。
【0038】 この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の袋体は、実施例の包装袋Fに対応し、 以下同様に、 箱体は、段ボール箱Bに対応し、 磁石部材は、支持ロール18に対応し、 仕切り部材は、仕切りロール19及び仕切りプレート21に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0039】 上述の実施例では、繰出し経路上に供給されるフィルム原反fの密着部分を1 本の仕切りロール19で上下分離するが、例えば、フィルム原反fに複数本の各 仕切りロール19…又は各仕切りプレート21…を幅方向に並列挿入して、同フ ィルム原反fの密着部分を複数本の各仕切りロール19…又は各仕切りプレート 21…で上下分離するもよい。
【0040】 なお、仕切りロール19及び仕切りプレート21の形状寸法は、実施例の構成 のみに限定されるものではない。
【図1】袋敷設装置による包装袋の敷設動作を示す側面
図。
図。
【図2】袋敷設装置による包装袋の敷設動作を示す正面
図。
図。
【図3】原反押広げ機構の仕切りロールによる押広げ動
作を示す正面図。
作を示す正面図。
【図4】仕切りロールによる押広げ動作を示す側面図。
【図5】原反押広げ機構の仕切りプレートによる押広げ
動作を示す正面図。
動作を示す正面図。
【図6】仕切りプレートによる押広げ動作を示す側面
図。
図。
【図7】原反分離機構の分離動作を示す側面図。
【図8】袋開口機構の開口動作及び袋保持機構の保持動
作を示す側面図。
作を示す側面図。
【図9】袋保持機構の反転動作を示す側面図。
【図10】袋押込み機構の押込み動作を示す正面図。
【図11】袋保持機構の折返し動作を示す正面図。
【図12】従来装置による包装袋の敷設動作を示す側面
図。
図。
f…フィルム原反 F…包装袋 B…段ボール箱 1…袋敷設装置 2…原反繰出し機構 3…原反押広げ機構 4…原反分離機構 5…原反送り機構 6…袋開口機構 7…袋保持機構 8…袋押込み機構 9…箱昇降機構 10…箱送りコンベア 18…支持ロール 19…仕切りロール 20…ガイド板 21…仕切りプレート
Claims (1)
- 【請求項1】繰出し経路上の分離位置に供給される合成
樹脂製のフィルム原反を適宜大きさに分離して一つの袋
体を形成し、該分離された袋体の投入口を適宜大きさに
開口保持して箱体内部に敷設する袋敷設装置であって、 上記繰出し経路上の分離位置前段に、該経路上に供給さ
れるフィルム原反の上面側と対向して励磁された磁石部
材を幅方向に架設し、 上記磁石部材の吸着面と対向するフィルム原反の内部位
置に、該磁石部材により吸着保持される金属製の仕切り
部材を幅方向に挿入した袋敷設装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993064736U JP2600935Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 袋敷設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993064736U JP2600935Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 袋敷設装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728630U true JPH0728630U (ja) | 1995-05-30 |
| JP2600935Y2 JP2600935Y2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=13266736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993064736U Expired - Fee Related JP2600935Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 袋敷設装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600935Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011183739A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Si Seiko Co Ltd | 袋体装填装置 |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP1993064736U patent/JP2600935Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011183739A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Si Seiko Co Ltd | 袋体装填装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2600935Y2 (ja) | 1999-11-02 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |