JPH07286367A - ユニット式建物 - Google Patents
ユニット式建物Info
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- JPH07286367A JPH07286367A JP7881394A JP7881394A JPH07286367A JP H07286367 A JPH07286367 A JP H07286367A JP 7881394 A JP7881394 A JP 7881394A JP 7881394 A JP7881394 A JP 7881394A JP H07286367 A JPH07286367 A JP H07286367A
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- JP
- Japan
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- building
- unit
- columns
- displaced
- pillar
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の建物ユニットの互いに隣接するコーナ
部がこれらの建物ユニットに跨がる室内空間に位置して
いても、建物ユニットの柱がこの室内空間に突出しない
ようにする。 【構成】 建物ユニット1’A〜1’Dのコーナ部が互
いに寄せ集まったコーナ集合部Aが、室内空間である廊
下65内に位置している場合、建物ユニット1’A〜
1’Dの各4本の柱3のうち、各1本の柱3’を廊下6
5から外れかつ建物ユニット1’A〜1’Dの上梁、下
梁の長手方向途中位置に配置する。
部がこれらの建物ユニットに跨がる室内空間に位置して
いても、建物ユニットの柱がこの室内空間に突出しない
ようにする。 【構成】 建物ユニット1’A〜1’Dのコーナ部が互
いに寄せ集まったコーナ集合部Aが、室内空間である廊
下65内に位置している場合、建物ユニット1’A〜
1’Dの各4本の柱3のうち、各1本の柱3’を廊下6
5から外れかつ建物ユニット1’A〜1’Dの上梁、下
梁の長手方向途中位置に配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット工法で建てら
れる建物にかかり、特に、廊下、居室等の室内空間が複
数個の建物ユニットに跨がって設けられているユニット
式建物に関する。
れる建物にかかり、特に、廊下、居室等の室内空間が複
数個の建物ユニットに跨がって設けられているユニット
式建物に関する。
【0002】
【背景技術】図9は、ユニット式建物の構成要素である
建物ユニット51の骨組み52を示す。骨組み52は、
コーナ部である四隅の4本の柱53と、これらの柱53
の下端同士を接合する長辺、短辺の合計4本の下梁5
4,55と、柱53の上端同士を接合する長辺、短辺の
合計4本の上梁56,57とを含んで箱型に構成されて
いる。工場では、この骨組み52に壁材、床材等が取り
付けられ、建設現場に複数運ばれた建物ユニット51が
前後、左右、上下に組み合わされることによりユニット
式建物が建てられる。
建物ユニット51の骨組み52を示す。骨組み52は、
コーナ部である四隅の4本の柱53と、これらの柱53
の下端同士を接合する長辺、短辺の合計4本の下梁5
4,55と、柱53の上端同士を接合する長辺、短辺の
合計4本の上梁56,57とを含んで箱型に構成されて
いる。工場では、この骨組み52に壁材、床材等が取り
付けられ、建設現場に複数運ばれた建物ユニット51が
前後、左右、上下に組み合わされることによりユニット
式建物が建てられる。
【0003】図10は、図9の骨組み52を有する複数
の建物ユニット51をそのまま使用して間取り設計され
たユニット式建物を示し、図11は、このユニット式建
物における各建物ユニット51の配置を示しており、ユ
ニット式建物は建物ユニット51A〜51Jを含んで建
てられている。図10で示すとおり、このユニット式建
物には、玄関60、階段61、物入れ62、トイレ6
3、台所64が設けられており、これら60〜64は廊
下65でつながれている。この廊下65は、建物ユニッ
ト51A〜51Jのうち、4個の建物ユニット51B〜
51Eに跨がるものとなっており、これらの建物ユニッ
ト51B〜51Eの互いに隣接するコーナ部が寄せ集ま
ったコーナ集合部Aは廊下65内に突出している。
の建物ユニット51をそのまま使用して間取り設計され
たユニット式建物を示し、図11は、このユニット式建
物における各建物ユニット51の配置を示しており、ユ
ニット式建物は建物ユニット51A〜51Jを含んで建
てられている。図10で示すとおり、このユニット式建
物には、玄関60、階段61、物入れ62、トイレ6
3、台所64が設けられており、これら60〜64は廊
下65でつながれている。この廊下65は、建物ユニッ
ト51A〜51Jのうち、4個の建物ユニット51B〜
51Eに跨がるものとなっており、これらの建物ユニッ
ト51B〜51Eの互いに隣接するコーナ部が寄せ集ま
ったコーナ集合部Aは廊下65内に突出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このユニット式建物で
は、コーナ集合部Aには各建物ユニット51B〜51E
のコーナ部に設けられた柱53が存在しているため、合
計4本の柱53が廊下65内に突出したことを前提にし
た間取り設計を行わなければならない。これによると、
廊下65の大きな幅寸法を得られず、ユニット式建物の
必ずしも良好な居住性を得られないとともに、自由な間
取り設計を行えず、設計自由が制限されるという問題が
あった。
は、コーナ集合部Aには各建物ユニット51B〜51E
のコーナ部に設けられた柱53が存在しているため、合
計4本の柱53が廊下65内に突出したことを前提にし
た間取り設計を行わなければならない。これによると、
廊下65の大きな幅寸法を得られず、ユニット式建物の
必ずしも良好な居住性を得られないとともに、自由な間
取り設計を行えず、設計自由が制限されるという問題が
あった。
【0005】本発明の目的は、複数の建物ユニットの互
いに隣接するコーナ部がこれらの建物ユニットに跨がる
廊下等の室内空間に位置していても、建物ユニットの柱
がこの室内空間に突出することがなく、良好な居住性を
確保できるとともに、自由な間取り設計を確保できるよ
うになるユニット式建物を提供するところにある。
いに隣接するコーナ部がこれらの建物ユニットに跨がる
廊下等の室内空間に位置していても、建物ユニットの柱
がこの室内空間に突出することがなく、良好な居住性を
確保できるとともに、自由な間取り設計を確保できるよ
うになるユニット式建物を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるユニット
式建物は、4本の柱と、これらの柱の上端同士、下端同
を接合する上梁、下梁とを含んで箱型に形成された建物
ユニットを組み合わせて建てられ、かつ、複数の建物ユ
ニットに跨がる室内空間を有し、この室内空間に複数の
建物ユニットの互いに隣接するコーナ部が位置するユニ
ット式建物であって、複数の建物ユニットの柱を前記コ
ーナ部からずれかつ室内空間から外れている上梁、下梁
の長手方向途中位置に設けたことを特徴とするものであ
る。以上において、室内空間は、廊下等の通路でもよ
く、あるいは居間等の居室でもよく、さらには物入れ等
の収納空間でもよい。
式建物は、4本の柱と、これらの柱の上端同士、下端同
を接合する上梁、下梁とを含んで箱型に形成された建物
ユニットを組み合わせて建てられ、かつ、複数の建物ユ
ニットに跨がる室内空間を有し、この室内空間に複数の
建物ユニットの互いに隣接するコーナ部が位置するユニ
ット式建物であって、複数の建物ユニットの柱を前記コ
ーナ部からずれかつ室内空間から外れている上梁、下梁
の長手方向途中位置に設けたことを特徴とするものであ
る。以上において、室内空間は、廊下等の通路でもよ
く、あるいは居間等の居室でもよく、さらには物入れ等
の収納空間でもよい。
【0007】コーナ部から柱がずれている建物ユニット
の上梁同士、下梁同士は、コーナ部から柱がずれていな
い通常の建物ユニットの端部に設けられた接合部材と同
じ構造の接合部材を介して接合することが望ましい。ま
た、コーナ部からずれている柱を有する建物ユニットで
は、コーナ部からずれている柱と上梁、下梁との接合箇
所に補強部材を設けることが望ましい。
の上梁同士、下梁同士は、コーナ部から柱がずれていな
い通常の建物ユニットの端部に設けられた接合部材と同
じ構造の接合部材を介して接合することが望ましい。ま
た、コーナ部からずれている柱を有する建物ユニットで
は、コーナ部からずれている柱と上梁、下梁との接合箇
所に補強部材を設けることが望ましい。
【0008】さらに、コーナ部からずれている柱を有す
る建物ユニットでは、コーナ部からずれている柱の位置
に対してこのコーナ部から直角水平方向に延びている上
梁、下梁間に補強柱を設けることが望ましい。
る建物ユニットでは、コーナ部からずれている柱の位置
に対してこのコーナ部から直角水平方向に延びている上
梁、下梁間に補強柱を設けることが望ましい。
【0009】
【作用】本発明では、複数のユニット式建物に跨がる室
内空間にこれらの建物ユニットの互いに隣接するコーナ
部が位置していても、建物ユニットの柱をコーナ部から
ずらし、室内空間から外れている上梁、下梁の長手方向
途中位置に設けたため、室内空間には建物ユニットの柱
は突出せず、このため、ユニット式建物の良好な居住性
を得られ、また、ユニット式建物の柱を気にせずに自由
な間取り設計を行えるようになる。
内空間にこれらの建物ユニットの互いに隣接するコーナ
部が位置していても、建物ユニットの柱をコーナ部から
ずらし、室内空間から外れている上梁、下梁の長手方向
途中位置に設けたため、室内空間には建物ユニットの柱
は突出せず、このため、ユニット式建物の良好な居住性
を得られ、また、ユニット式建物の柱を気にせずに自由
な間取り設計を行えるようになる。
【0010】コーナ部から柱がずれている建物ユニット
の上梁同士、下梁同士を、コーナ部から柱がずれていな
い柱の端部に設けられた接合部材と同じ構造の接合部材
を介して接合した場合には、コーナ部から柱がずれてい
る建物ユニットとコーナ部から柱がずれていない建物ユ
ニットとをこれらの接合部を介してこれまでの建物ユニ
ット間と同じ構造で上下に接合できるようになる。
の上梁同士、下梁同士を、コーナ部から柱がずれていな
い柱の端部に設けられた接合部材と同じ構造の接合部材
を介して接合した場合には、コーナ部から柱がずれてい
る建物ユニットとコーナ部から柱がずれていない建物ユ
ニットとをこれらの接合部を介してこれまでの建物ユニ
ット間と同じ構造で上下に接合できるようになる。
【0011】また、コーナ部からずれている柱を有する
建物ユニットにおいて、コーナ部からずれている柱と上
梁、下梁との接合箇所に補強部材を設けた場合には、こ
れらの柱と上梁、下梁との接合強度を大きくでき、柱が
コーナ部からずれていても、その建物ユニットの大きな
全体強度を確保できる。
建物ユニットにおいて、コーナ部からずれている柱と上
梁、下梁との接合箇所に補強部材を設けた場合には、こ
れらの柱と上梁、下梁との接合強度を大きくでき、柱が
コーナ部からずれていても、その建物ユニットの大きな
全体強度を確保できる。
【0012】さらに、コーナ部からずれている柱を有す
る建物ユニットにおいて、コーナ部からずれている柱の
位置に対してこのコーナ部から直角水平方向に延びてい
る上梁、下梁間に補強柱を設けた場合には、その建物ユ
ニットの全体強度を一層大きくできる。
る建物ユニットにおいて、コーナ部からずれている柱の
位置に対してこのコーナ部から直角水平方向に延びてい
る上梁、下梁間に補強柱を設けた場合には、その建物ユ
ニットの全体強度を一層大きくできる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本実施例にかかるユニット式建物を建て
るために使用する建物ユニット1’の骨組み2を示す。
この骨組み2は、4本の柱3と、これらの柱3の下端同
士を接合する長辺、短辺の合計4本の下梁4,5と、柱
3の上端同士を接合する長辺、短辺の合計4本の上梁
6,7とを有する箱型に形成され、この骨組み2に工場
で床材や壁材等の造作材、さらには設備材が取付られ
る。4本の柱3のうち、3本の柱3は下梁4,5の接合
箇所、上梁6,7の接合箇所、すなわち、ユニット式建
物1’のコーナ部に配置されているが、1本の柱3はコ
ーナ部からずれ、短辺の下梁5、上梁7の長手方向途中
位置に設けられている。このため、この柱3は偏柱3’
となっている。
する。図1は、本実施例にかかるユニット式建物を建て
るために使用する建物ユニット1’の骨組み2を示す。
この骨組み2は、4本の柱3と、これらの柱3の下端同
士を接合する長辺、短辺の合計4本の下梁4,5と、柱
3の上端同士を接合する長辺、短辺の合計4本の上梁
6,7とを有する箱型に形成され、この骨組み2に工場
で床材や壁材等の造作材、さらには設備材が取付られ
る。4本の柱3のうち、3本の柱3は下梁4,5の接合
箇所、上梁6,7の接合箇所、すなわち、ユニット式建
物1’のコーナ部に配置されているが、1本の柱3はコ
ーナ部からずれ、短辺の下梁5、上梁7の長手方向途中
位置に設けられている。このため、この柱3は偏柱3’
となっている。
【0014】偏柱3’と下梁5、上梁7との接合箇所に
は、偏柱3’と上梁7との接合箇所を示している図4の
通り、補強部材8が設けられている。この補強部材8
は、チャンネル材からなる上梁7の開口側から挿入され
た板状であり、上梁7の上下フランジ7A,7Bおよび
ウエブ7Cの各内面に垂直に溶接接合されているととも
に、下フランジ7Bの下面に結合されている偏柱3’の
上面にも溶接接合されている。
は、偏柱3’と上梁7との接合箇所を示している図4の
通り、補強部材8が設けられている。この補強部材8
は、チャンネル材からなる上梁7の開口側から挿入され
た板状であり、上梁7の上下フランジ7A,7Bおよび
ウエブ7Cの各内面に垂直に溶接接合されているととも
に、下フランジ7Bの下面に結合されている偏柱3’の
上面にも溶接接合されている。
【0015】図1において、柱3が配置されているコー
ナ部では、柱3と下梁4,5、柱3と上梁6,7は接合
部材9,10を介して接合され、一方、柱3が配置され
ていないコーナ部では、下梁4と5、上梁6と7は接合
部材9’,10’を介して接合されている。図4には接
合部材10’が示されている。この接合部材10’の上
面には大小の位置決めピン11,12が立設されている
とともにボルト孔13が形成されている。建物ユニット
1’が2階用または3階用に使用される場合には、接合
部材9’は下面に位置決めピン11,12の先端が挿入
される孔およびボルト孔13と対応する孔を備えてお
り、これを除くと接合部材9’と10’は構造が同じで
ある。また、接合部材9,10は柱の端部が接合されて
いることを除くと接合部材9’,10’と同じであり、
従って、工場では同じ構造の接合部材を使用して建物ユ
ニット1’が製造される。
ナ部では、柱3と下梁4,5、柱3と上梁6,7は接合
部材9,10を介して接合され、一方、柱3が配置され
ていないコーナ部では、下梁4と5、上梁6と7は接合
部材9’,10’を介して接合されている。図4には接
合部材10’が示されている。この接合部材10’の上
面には大小の位置決めピン11,12が立設されている
とともにボルト孔13が形成されている。建物ユニット
1’が2階用または3階用に使用される場合には、接合
部材9’は下面に位置決めピン11,12の先端が挿入
される孔およびボルト孔13と対応する孔を備えてお
り、これを除くと接合部材9’と10’は構造が同じで
ある。また、接合部材9,10は柱の端部が接合されて
いることを除くと接合部材9’,10’と同じであり、
従って、工場では同じ構造の接合部材を使用して建物ユ
ニット1’が製造される。
【0016】図2は建物ユニット1’を使用して建てら
れたユニット式建物の間取りを示し、図3は各建物ユニ
ットの配置図である。このユニット式建物を建てるため
に、偏柱3’の位置が異なる4個の建物ユニット1’A
〜1’Dが使用され、また、4本の柱3が4個のコーナ
部に従来通り配置された建物ユニット1が複数使用され
ている。図2において、ユニット式建物は玄関60、階
段61、物入れ62、トイレ63、台所64と、これら
60〜64をつなぐ廊下65と、居室66,67とを有
する間取りとなっている。
れたユニット式建物の間取りを示し、図3は各建物ユニ
ットの配置図である。このユニット式建物を建てるため
に、偏柱3’の位置が異なる4個の建物ユニット1’A
〜1’Dが使用され、また、4本の柱3が4個のコーナ
部に従来通り配置された建物ユニット1が複数使用され
ている。図2において、ユニット式建物は玄関60、階
段61、物入れ62、トイレ63、台所64と、これら
60〜64をつなぐ廊下65と、居室66,67とを有
する間取りとなっている。
【0017】建物ユニット1’A〜1’Dの互いに隣接
するコーナ部が寄せ集まった集合部Aは、これらの建物
ユニット1’A〜1’Dに跨がって設けられた室内空間
である廊下65の場所に位置しているが、偏柱3’はこ
のコーナ集合部Aの位置に存在せず、廊下65から外れ
ている。具体的には、建物ユニット1’Aと1’Bの偏
柱3’は、物入れ62、トイレ63と廊下65との境界
部において、物入れ62とトイレ63とを仕切る仕切壁
68の内部に配置され、また、建物ユニット1’Cと
1’Dの偏柱3’は、居室66,67と廊下65との境
界部において、居室66と67とを仕切る仕切壁69の
内部に配置されている。
するコーナ部が寄せ集まった集合部Aは、これらの建物
ユニット1’A〜1’Dに跨がって設けられた室内空間
である廊下65の場所に位置しているが、偏柱3’はこ
のコーナ集合部Aの位置に存在せず、廊下65から外れ
ている。具体的には、建物ユニット1’Aと1’Bの偏
柱3’は、物入れ62、トイレ63と廊下65との境界
部において、物入れ62とトイレ63とを仕切る仕切壁
68の内部に配置され、また、建物ユニット1’Cと
1’Dの偏柱3’は、居室66,67と廊下65との境
界部において、居室66と67とを仕切る仕切壁69の
内部に配置されている。
【0018】このため、廊下65には上下に延びる合計
4本の柱は存在せず、充分に大きな幅寸法となった廊下
65をユニット式建物を内部に設けることができるた
め、良好な居住性を得られ、また、柱の位置を気にせず
に自由に間取り設計できるため、この設計自由度を確保
できる。
4本の柱は存在せず、充分に大きな幅寸法となった廊下
65をユニット式建物を内部に設けることができるた
め、良好な居住性を得られ、また、柱の位置を気にせず
に自由に間取り設計できるため、この設計自由度を確保
できる。
【0019】図4は、建物ユニット1’A〜1’Dと、
これらの上に載せられた通常の建物ユニット、すなわ
ち、各コーナ部に柱3が配置された建物ユニット1との
接合構造を示す。各建物ユニット1の柱3と下梁とは図
1で示した接合部材9と同じ構造の接合部材により接合
され、この接合部材9の下面には、前述した位置決めピ
ン11,12の先端が挿入される位置決め孔14,15
と、前述したボルト孔13と対応するボルト孔16とが
設けられている。4個の建物ユニット1’A〜1’Dを
所定位置に配置した後、これらの互いに隣接するコーナ
部の接合部材10’上に板状の連結部材17を配置し、
連結部材17に穿設された孔18,19に各建物ユニッ
ト1’A〜1’Dの位置決めピン11,12を挿入する
とともに、これらの位置決めピン11,12の先端を下
に降ろした各建物ユニット1の位置決め孔14,15に
挿入する。これにより、下階の各建物ユニット1’A〜
1’Dおよび上階の各建物ユニット1は連結部材17を
介して互いに位置決め連結される。また、建物ユニット
1の接合部材9の下面に形成されたボルト孔16、連結
部材17のボルト孔20、建物ユニット1’A〜1’D
の接合部材10’の上面に形成されたボルト孔13にボ
ルト21を挿通し、ボルト21の先端にナットを螺合し
て締めつける。これにより、上下の建物ユニット同士は
ボルト21で互いに結合される。
これらの上に載せられた通常の建物ユニット、すなわ
ち、各コーナ部に柱3が配置された建物ユニット1との
接合構造を示す。各建物ユニット1の柱3と下梁とは図
1で示した接合部材9と同じ構造の接合部材により接合
され、この接合部材9の下面には、前述した位置決めピ
ン11,12の先端が挿入される位置決め孔14,15
と、前述したボルト孔13と対応するボルト孔16とが
設けられている。4個の建物ユニット1’A〜1’Dを
所定位置に配置した後、これらの互いに隣接するコーナ
部の接合部材10’上に板状の連結部材17を配置し、
連結部材17に穿設された孔18,19に各建物ユニッ
ト1’A〜1’Dの位置決めピン11,12を挿入する
とともに、これらの位置決めピン11,12の先端を下
に降ろした各建物ユニット1の位置決め孔14,15に
挿入する。これにより、下階の各建物ユニット1’A〜
1’Dおよび上階の各建物ユニット1は連結部材17を
介して互いに位置決め連結される。また、建物ユニット
1の接合部材9の下面に形成されたボルト孔16、連結
部材17のボルト孔20、建物ユニット1’A〜1’D
の接合部材10’の上面に形成されたボルト孔13にボ
ルト21を挿通し、ボルト21の先端にナットを螺合し
て締めつける。これにより、上下の建物ユニット同士は
ボルト21で互いに結合される。
【0020】以上は、偏柱3’を備えた建物ユニット
1’A〜1’Dが下階で、通常の建物ユニット1が上階
の場合であったが、これの上下が逆の場合にもこれと同
様な構造で上下階の建物ユニット同士は結合される。即
ち、上階用となる建物ユニット1’A〜1’Dの前記接
合部材9’の下面には図4で示した位置決め孔14,1
5およびボルト孔16が形成され、一方、下階用となる
建物ユニット1の柱3と上梁とを接合する接合部材は図
1の接合部材10が使用され、この接合部材10の上面
に位置決めピン11,12およびボルト孔13が形成さ
れる。
1’A〜1’Dが下階で、通常の建物ユニット1が上階
の場合であったが、これの上下が逆の場合にもこれと同
様な構造で上下階の建物ユニット同士は結合される。即
ち、上階用となる建物ユニット1’A〜1’Dの前記接
合部材9’の下面には図4で示した位置決め孔14,1
5およびボルト孔16が形成され、一方、下階用となる
建物ユニット1の柱3と上梁とを接合する接合部材は図
1の接合部材10が使用され、この接合部材10の上面
に位置決めピン11,12およびボルト孔13が形成さ
れる。
【0021】以上のように、本実施例では、建物ユニッ
ト1’A〜1’Dに使用されている接合部材9’,1
0’は、コーナ部から柱がずれていない建物ユニット1
に使用されている接合部材9,10と同じ構造になって
いるため、偏柱3’を備える建物ユニット1’A〜1’
Dであっても接合部材は従来の建物ユニットと同じもの
を使用でき、このため、その製作が容易となり、また、
上下階の建物ユニット同士の接合をこれまでと同じに行
える。
ト1’A〜1’Dに使用されている接合部材9’,1
0’は、コーナ部から柱がずれていない建物ユニット1
に使用されている接合部材9,10と同じ構造になって
いるため、偏柱3’を備える建物ユニット1’A〜1’
Dであっても接合部材は従来の建物ユニットと同じもの
を使用でき、このため、その製作が容易となり、また、
上下階の建物ユニット同士の接合をこれまでと同じに行
える。
【0022】また、本実施例では、建物ユニット1’の
偏柱3’と下梁5、上梁7との接合箇所には補強部材8
が設けられているため、この接合箇所の接合強度を大き
くでき、コーナ部に柱3が設けられていなくても建物ユ
ニット1全体の強度を大きくできる。
偏柱3’と下梁5、上梁7との接合箇所には補強部材8
が設けられているため、この接合箇所の接合強度を大き
くでき、コーナ部に柱3が設けられていなくても建物ユ
ニット1全体の強度を大きくできる。
【0023】図5は、本発明の別実施例に係る建物ユニ
ット21’の骨組み22を示す。この実施例における骨
組み22は、前記実施例と同様に、4本の柱23と、長
辺、短辺の合計4本の下梁24,25と、長辺、短辺の
合計4本の上梁26,27を有しているが、1本の柱2
3はコーナ部から短辺の下梁25、上梁27側ではな
く、長辺の下梁24、上梁26側にずれている偏柱2
3’となっている。
ット21’の骨組み22を示す。この実施例における骨
組み22は、前記実施例と同様に、4本の柱23と、長
辺、短辺の合計4本の下梁24,25と、長辺、短辺の
合計4本の上梁26,27を有しているが、1本の柱2
3はコーナ部から短辺の下梁25、上梁27側ではな
く、長辺の下梁24、上梁26側にずれている偏柱2
3’となっている。
【0024】図6は、このような偏柱23’を備えた建
物ユニット21’A、21’Bを使用して建てられたユ
ニット式建物の間取りを示す。建物ユニット21’Aの
偏柱23’は階段61と物入れ62とを仕切る仕切壁7
0内に、建物ユニット21’Bの偏柱23’は廊下65
と居室66とを仕切る仕切壁71内にそれぞれ配置され
ている。
物ユニット21’A、21’Bを使用して建てられたユ
ニット式建物の間取りを示す。建物ユニット21’Aの
偏柱23’は階段61と物入れ62とを仕切る仕切壁7
0内に、建物ユニット21’Bの偏柱23’は廊下65
と居室66とを仕切る仕切壁71内にそれぞれ配置され
ている。
【0025】図7は、本発明の更なる別実施例の建物ユ
ニット31’の骨組み32を示す。骨組み32は、4本
の柱33と、4本の下梁34,35と、4本の上梁3
6,37を有するとともに、1本の補強柱38を有す
る。4本の柱33のうち、1本の柱は、コーナ部から短
辺の下梁35、上梁37側にずれている偏柱33’にな
っているとともに、補強柱38は、この偏柱33’の位
置に対してコーナ部から直角水平方向である長辺の下梁
34、上梁36側にずれており、これらの下梁34、上
梁36間に設けられている。
ニット31’の骨組み32を示す。骨組み32は、4本
の柱33と、4本の下梁34,35と、4本の上梁3
6,37を有するとともに、1本の補強柱38を有す
る。4本の柱33のうち、1本の柱は、コーナ部から短
辺の下梁35、上梁37側にずれている偏柱33’にな
っているとともに、補強柱38は、この偏柱33’の位
置に対してコーナ部から直角水平方向である長辺の下梁
34、上梁36側にずれており、これらの下梁34、上
梁36間に設けられている。
【0026】図8は、このような建物ユニット31’
A,31’Bを使用したユニット式建物の間取りを示
す。補強柱38は仕切壁70,71内に配置されてい
る。この実施例によれば、建物ユニット31’の骨組み
32は補強柱38を備え、各梁34〜37は必ず2本の
柱に接合支持されるため、建物ユニット31’の全体強
度を大きくできる。
A,31’Bを使用したユニット式建物の間取りを示
す。補強柱38は仕切壁70,71内に配置されてい
る。この実施例によれば、建物ユニット31’の骨組み
32は補強柱38を備え、各梁34〜37は必ず2本の
柱に接合支持されるため、建物ユニット31’の全体強
度を大きくできる。
【0027】なお、図5、図7の建物ユニットにおいて
も、偏柱、補強柱と下梁、上梁との接合箇所に図4で示
した補強部材と同様な補強部材を設けてもよい。
も、偏柱、補強柱と下梁、上梁との接合箇所に図4で示
した補強部材と同様な補強部材を設けてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、複数の建物ユニットの
互いに隣接するコーナ部がこれらの建物ユニットに跨が
る廊下や居室等の室内空間に位置していても、建物ユニ
ットの柱がこの室内空間に突出するがことなく、このた
め、良好な居住性を得られ、また、自由な間取り設計を
確保できるようになる。
互いに隣接するコーナ部がこれらの建物ユニットに跨が
る廊下や居室等の室内空間に位置していても、建物ユニ
ットの柱がこの室内空間に突出するがことなく、このた
め、良好な居住性を得られ、また、自由な間取り設計を
確保できるようになる。
【図1】本発明の実施例に係るユニット式建物を構成す
る建物ユニットの骨組みの斜視図である。
る建物ユニットの骨組みの斜視図である。
【図2】図1の建物ユニットを使用して建てたユニット
式建物の間取りを示す平面図である。
式建物の間取りを示す平面図である。
【図3】図2における各建物ユニットの配置を示す図で
ある。
ある。
【図4】上下の建物ユニットの接合構造を示す分解斜視
図である。
図である。
【図5】他の実施例に係る建物ユニットの骨組みを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】図5の建物ユニットを使用して建てられたユニ
ット式建物を示す図2と同様の図である。
ット式建物を示す図2と同様の図である。
【図7】更に他の実施例に係る建物ユニットの骨組みを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図8】図7の建物ユニットを使用して建てられたユニ
ット式建物を示す図2と同様の図である。
ット式建物を示す図2と同様の図である。
【図9】従来の建物ユニットの骨組みを示す斜視図であ
る。
る。
【図10】図9の建物ユニットを使用して建てられたユ
ニット式建物の間取りを示す平面図である。
ニット式建物の間取りを示す平面図である。
【図11】図10における各建物ユニットの配置を示す
図である。
図である。
1,1’,21’,31’ 建物ユニット 3,3’,23,23’,33,33’ 柱 4,5,24,25,34,35 下梁 6,7,26,27,36,37 上梁 8 補強部材 9,9’10,10’ 接合部材 38 補強柱 65 室内空間である廊下 A 複数の建物ユニットのコーナ部が集合したコーナ集
合部
合部
Claims (4)
- 【請求項1】 4本の柱と、これらの柱の上端同士、下
端同士を接合する上梁、下梁とを含んで箱型に形成され
た建物ユニットを組み合わせて建てられているととも
に、複数の前記建物ユニットに跨がる室内空間を有し、
この室内空間に前記複数の建物ユニットの互いに隣接す
るコーナ部が位置するユニット式建物であって、前記複
数の建物ユニットの柱を前記コーナ部からずれかつ前記
室内空間から外れている前記上梁、下梁の長手方向途中
位置に設けたことを特徴とするユニット式建物。 - 【請求項2】 請求項1に記載のユニット式建物におい
て、前記コーナ部から柱がずれている前記建物ユニット
の上梁同士、下梁同士は、コーナ部から柱がずれていな
い建物ユニットの柱の端部に設けられた接合部材と同じ
構造の接合部材を介して接合され、コーナ部から柱がず
れている前記建物ユニットとコーナ部から柱がずれてい
ない前記建物ユニットとがこれらの接合部材を介して上
下に接合されていることを特徴とするユニット式建物。 - 【請求項3】 請求項1また2に記載のユニット式建物
において、前記コーナ部からずれている柱を有する前記
建物ユニットでは、前記コーナ部からずれている柱と前
記上梁、下梁との接合箇所に補強部材が設けられている
ことを特徴とするユニット式建物。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一つに記載のユ
ニット式建物において、前記コーナ部からずれている柱
を有する前記建物ユニットでは、前記コーナ部からずれ
ている柱の位置に対してこのコーナ部から直角水平方向
に延びている上梁、下梁間に補強柱が設けられているこ
とを特徴とするユニット式建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7881394A JPH07286367A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | ユニット式建物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7881394A JPH07286367A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | ユニット式建物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07286367A true JPH07286367A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13672289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7881394A Pending JPH07286367A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | ユニット式建物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07286367A (ja) |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP7881394A patent/JPH07286367A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031104 |